第700+10話「その眼に写るもの」⑥

 
「はあ!?

ンな訳ねーだろ!
サラダちゃんを取り上げたのは
ウチだっての!」(香燐)

「じゃあ
そのへその緒って……」(水月)

「サラダとサクラのだよ!
サクラはサスケを追いかけて
一緒に旅してた時期があって
ウチのアジトでサラダちゃん
生まれたんだから!」(香燐)

「……ほんとかなあ……
あんだけサスケサスケ言ってたのに…」(水月)

「バーカ!
ウチはサスケが幸せになれりゃ
それでいいんだよ

それに…
女にだって友情はあんだから……」(香燐)

「へー…
そんなもんかね…
ならサスケのことは
キッパリ割り切ったって事?」
(香燐)

「………」(香燐)

「分かってねーな……

つながりってのは
色々なカタチがあんだよ…


それより水月てめー…
サラダちゃん
色々あやまって来いよ!

ついでに新しいメガネ
プレゼントして来い
前あげたの
小さくなってるだろーから!」(香燐)

まー…こんな感じに外伝の幕引きと相成りました。香燐のさっぱりとした男前な女心が光りますが、水月がサスケサスケってしつこいのは香燐にほの字だからだと僕は思うんですが、そんな香燐水月「分かってねーな」ってもの随分にアレだなとは思いますけど、いつか水月の想いが香燐に届く時が来ればいいですね。しかし…水月「ならサスケのことはキッパリ」香燐に返した直後の香燐「………」のカットが秀逸ですね。香燐の何とも言えない表情。目。間。もしかしたら香燐水月気持ちに気付いて今か今かと待ちこがれているのかも…と思わせます。分かってないのは僕なのかな(笑)。女の子てやっぱ一歩も二歩…どころか…何百歩も先を歩んでいる生き物なんですね。

ところで香燐が何で自分が取り上げた赤ん坊にメガネを与えたのか?疑問を感じる人がいると思いますので(ここは疑問を感じて欲しいところなので付け加えますね)…。生まれたてでメガネが必要かどうかなんて分からない筈なのに何で香燐サラダメガネを与えたのかと申しますと、香燐は自分の手で取り上げたサラダが可愛かったんだと僕は思います。香燐サラダに敬称の「ちゃん」を付けるのもその一環ですかね。それとその母親サクラとの関係性も相まって香燐サラダが我が子のように可愛いのだと思います。香燐サラダをその手で取り上げたんですよね。香燐サラダとサクラを繋ぐ臍の緒を切り、サラダの背中を叩いてサラダの呼吸を促した筈なんです、

サラダの初めての自発呼吸…おぎゃあ!!という発声と共にサラダはパッと赤くなったと思います。だから「赤ちゃん」って言うんだよね。命の始まりですよ。そんな神々しい場面に香燐臨場した訳です。それが香燐と縁の深いサクラと大好きなサスケの子宝なんだから、その感慨たるや一塩どころか(笑)。まー僕の想像に過ぎませんけど、香燐にとってサラダはメチャクチャ可愛い大切なんだと思います。それで香燐はそんなサラダに何かをしてあげたいと思った…僕にはそれが酷く平易に受け容れられます。もー当たり前です(笑)。香燐サラダに何かをあげたくなったのでしょう。それでメガネサラダに与えたんだけど、それは香燐メガネがもの凄く好きで大切にしていたからなんですよ。

例えば僕の場合は「コップ」が好きなんですよ。今はお酒は止めてしまったけど、ビールが好きでね。ビールが飲み易いデザインでビール(今は炭酸水が…)が温まらない構造と容量で…と極めて厳格な内規がありまして(笑)。コップが好きで好きで気になったのは漏れなくゲットして使っています。僕は何かの節目に大切に想う子には「コップ」をあげてしまいます。それは決して余ってるからではなくてどちらも大好きだからです。どちらも凄く大切に思うからあげたいんですよ。きっとそれが香燐にとっては「メガネ」だったのだと僕は思います。多分、サラダが掛けてるメガネ伊達メガネじゃないですかね。勿論、香燐のお気に入りのデザインや色なんだと思いますよ。それをサラダが使ってくれるだけで香燐嬉しいんですよ。

香燐の示した行為と好意。これを少年少女は忘れないで欲しいです。何気なく皆さんの周囲に満ちあふれる物があると思います。その「物」の後ろに必ず「心」が潜んでいることを忘れないで。きっと誰かがアナタ達に…って用意された物なんですよ。少年少女には是非とも考えて貰いたいのであります。その「物」に携えられた「心」を…。アナタ達を大切に想う大人の「心」を。僕らは『NARUTO -ナルト-』を通して想像する事の素晴らしさを学んだ筈です。描かれない事実。語られる事のない想い。伝えきれない雰囲気。物語の真の旨味とは「行間」にこそ在ります。その見えざる何かを読み解く力こそ人の持つ「想像力」なのであります。そして、それは少年少女の「人生」に通じるでしょう。

忘れないで。『NARUTO -ナルト-』の世界を一緒に彷徨った日々を。その中で僕らは考えに考え抜いた筈です。想像した筈です。一緒に泣いたし、それと同じくらい笑ったし。怒ったり謝ったり悔しがったり喜んだり…。僕は忘れないよ。もの凄く大切な想い出だから。僕はね。もうこの想いだけでやっていけるくらい頭の天辺から足の先まで一杯です。皆さんのお陰なんだと思っています。『NARUTO -ナルト-』とそれを描きなさった岸本斉史大先生のお陰だと思っています。ありがとう!!ありがとう!!胸の前で合わさった掌がくっ付いて離れないよ。幸せだよ。みんな元気でねー。優しい子になってねー。僕が「コップ」を進呈したくなるような(笑)。想像力を磨くんだよー。

…と、まあ…感想と言っても成仏してしまった僕にこんな様な事しか既に書けなくなってしまいました(汗)。外伝全10話を拝見しましたけど、それはキッ神も同じなのではないかと僕は感じています。キッ神は全身全霊で『NARUTO -ナルト-』を描かれた筈です。その上でこの物語は700話で閉じたんです。だから外伝には「+」が刻まれているのではないでしょうか。キッ神が示されたメッセージを僕は大切にするべきではないかと考えます。僕はホントに楽しかったです。今日までありがとうございました。岸本先生もお疲れさまでした。月並みですが、次回作に期待しております。週刊じゃないもっとのんびりと描けるメディアでいいので。皆さん、ありがとー!!元気でねー。さようならー!!!!!

第700+10話「その眼に写るもの」
ナル×ジャン ケルベロス




BGM:愛をこめて花束を by Superfly


第700+10話「その眼に写るもの」⑤

 
「サンキューな……」<スッ…>(ボルト)

「!」(サラダ)

「何が?」(サラダ)

「弁当…
本当に届けてくれただろ」(ボルト)

「………」(サラダ)

「こっちこそ…

アレがあって私の目標が決められた
だからサンキューはこっちだよ」(サラダ)

「?

何が?」(ボルト)

「里の人みんなに
お弁当を届ける訳にはいかないから…
代わりに

火影になるって決めたの」(サラダ)

「………」(ボルト)

「フン……
くだらねーぜ……

火影なんてよ……」(ボルト)

一件落着の後、アカデミーは平静を取り戻し…ボルトサラダが再会するんですが、サラダ背が伸びたような感じがします(笑)。何たって大人の階段サラダは一段も二段も上がっちゃいましたから。ついでに写輪眼まで開眼しちゃってボルトの置いてかれた感がハンパないっス。子供の成長って早いなー。あっという間に顔つきが変わるんですよ。ところで、サラダボルトがやけに「お弁当」に拘っているように感じるのは気のせいでしょうか。ここは何かサラダボルトだけに解る…二人に共通するエピソードみたいのがあるんじゃないでしょうか?僕が見逃してたらアレですけど、続きは映画館でみたいな流れなのかな。まー…映画は太陽が西から昇らない限り観に行きませんけどね(笑)。

それでサラダ火影になると言いますけど、そこまで「お弁当」に拘るなら弁当屋さん開業してもいいのになー(笑)と思いました。手広くチェーン展開すれば木の葉隠れの里全部に届けられると思いますけど。しかしサラダ写輪眼開眼してしまったけど、この先、万華鏡写輪眼開眼したらどうするんでしょうか?一人っ子みたいだし眼の交換できる相手ってサスケしかいないじゃない。こりゃもうサクラもう一戦交えて…と思ったんですが、柱間細胞でサクッとクリアしちゃうのかな?それか施設に預けられたシン君の眼を…ってのもアレだし。そうだ!!オビトの写輪眼コレクションを使う手があるか!?そこにはサスケの(移植前の)眼だってあるからサラダ適合しますよね。

ついでに「直巴」って何なのか?提示があったらいいのにね。それに加えて「並巴」とか「逆巴」とか…出て来たら面白いのになーと僕は考えてるんだけど流されちゃうんだろうなー(笑)。…てか、そんなの最初から何も出てないしー(捏造限界かよっ)…なんだけど、「気は心」って言うじゃない(笑)。

いろいろと何でもアリなのでサラダの方は大丈夫…として、ボルトすね具合が若き日の猿飛アスマ彷彿とさせますな(笑)。木の葉隠れの里全体の父親として火影・ナルトは在るので、ナルト独占できないボルトとしては「火影」が憎いんだと思います。思いっきりアスマってるってやつです(笑)。このままだとヤサグレまくって木の葉隠れの里を飛び出してどっかの忍寺に入門(出家?)しちゃうんじゃない?それはそれでカッコ良いとは思いますけど。アスマみたいな感じにアウトローっぽく…渋い大人になるのも僕的にはアリですね。ボルト人生なんだからボルトの思う通りに歩めばいいんです。問題はボルト何と出会うか?にあると思うんです。サラダがそうだったように…。

多分、それが8月7日から公開される映画一つの軸になるんじゃーないでしょうか…って、きっとこれ、そういう伏線ッスよね(笑)。ところでボルトのほっぺのヒゲ痣って2本なんですね。これは父親であるナルト人柱力だからなのでしょう。ナルトの場合は母親であるクシナが人柱力でしたから。若干、九尾のチャクラの影響が少ないか、違う傾向を示すのかな。しかし、ヒゲ痣ボルトにある以上、九尾のチャクラ伝承は間違いないでしょう。上手くすればナルト血継網羅のチャクラをそのまま継承しているかも知れないのでいろいろと楽しみですね。それと母親日向ヒナタ白眼に由来する瞳力がボルトに何らかの形で伝承している可能性もあるのでナルト並みチートかも知れません。

ところで「ボルト」という名前は「日向ネジ」に対するリスペクトだけでなく、電圧”V”(ボルト)も掛かってるんじゃないでしょうか?僕はボルトのおじいちゃんに当たる波風ミナト雷遁属性だった考察してますけど、それが所謂「隔世遺伝」ナルトを飛び越してボルト遺伝していたらいいなと考えています。それでボルトが何とかして飛雷神の術会得のタイミングが映画での見せ場になったら萌えるだろうなー…と考えています。外伝の一話目だったかな…ボルトナルト瞬身の術を妙に意識している描写がありましたもんねッ!!ボルト体術はそこそこ使えましたよね。ナルト影分身相手に善戦してました。外伝ボルトもう少し描いてくれたら良かったのになー。

あと…アレな。ボルト師匠にはサスケが選抜されるみたいね。師匠と言えばも同じ……それ以上に影響力のある存在。輪廻眼サスケとの出会いボルトにどんな影響を与えるんでしょうか?しかも、サスケ雷遁使いですから「オレと似たチャクラの…」(だっけか?あの頃はまだチャクラの五大性質なんて概念がなかったのよねー)みたいなカカシを偲(しの)ばせる(死んでませんが…)セリフが飛び出すかも知れません。こういうのはベタベタ展開が面白いと思うんですよ。心の中で(映画上映中はお静かに!!)

「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

って叫んじゃうのね。お話が一周回った後ですからね。それをどう見せるかは脚本とか演出腕の魅せどころなんじゃーないかな。サスケも今や瞬身使い(しかも時空間忍術系!!!)だし、是非ともベタベタボルトを導いてやって下さいな。しかし…サスケ師匠を任されるようになったのね。感慨が深いなー(遠い目)。

…って、映画楽しみになって来たってばよ(笑)。

あと少し…続きまーす!!


業務連絡(150713):実は7月14日(火)に日帰りの登山に行く予定でここ数日その準備に追われていました。先ずは入門程度の低山ですが今後はドンドン厳しい山にアタックしたいなーと思っています。道具好きで山にも登らないのに沢山道具を揃えてましたからタンスの肥やしで勿体なかったのもあり、今後は本格的な趣味になる予定です。既にバーナーなんて10個くらい持ってますもんね(笑)。そんな訳で無事に帰って来たら感想を上げますんで。写真を大量に撮るので事後もデータ整理円盤焼きで忙しいので16日(木)くらいのアップかな。疲れ果ててたらもっと遅れるかも知れません。歳なので回復力が弱くって。ま…遅い時は身の振り方を迷ってると思って下さい。こう見えても女々しいおっちゃんなのよ(笑)。お天気大丈夫かなー(汗)。

では下山後また!!

 

第700+10話「その眼に写るもの」④

 
「とりあえず
名前を一人ずつ付けていかないと
不便だけど…

んー

多すぎるから
……その前に……

君たちは
今日からここで暮らします
つまり今日から

僕が君たちの父親になります

僕の名前カブト

遠慮はいらないよ」(カブト)

シン君のクローン軍団は木の葉隠れの里支援する施設に保護される事になったんだけど、そこの園長が元カブチ丸こと薬師カブトでした。カブトマザー・ノノウ「歩きの巫女」(だっけ?)…少年少女誌的にはアレですけど”女”を使った忍術の手練だったかと思います。そのノノウカブト「カブト」という名を与えられたんですよね。カブトノノウ”人”として認められた訳だ。きっと嬉しかったんだろうなー。カブトはその嬉しさを先ずシン君らに味わって貰いたくて一人一人の名付け親になりたかったのだと思います。こんな感じに巡り巡ったお話が自分に巡って来て気付いたら自分も同じ事をしてるって、何かいいなーって思います。歳だからかなΣ(*゚Д`;)ア…ア…アッハァァァァァァァァ?!!

カブトもこれまで紆余曲折がありました。何度も道を踏み外して来たけれど、よくぞここまで立ち直ってくれたもんです。おっちゃんは心底嬉しいです!!人生、誰だって間違いもすれば転びもします。でも、転んだからそこで終わりじゃありません。また立ち上がればいいんです。そうやって前に進むのが人生なのであります。僕はこれまで何度も転んだね。ええ転びましたとも。そりゃもうゴロンゴロンと(汗)。その度に何度だって立ち上がって参りました。ある時は自力で、またある時は誰かが助けてくれたり。その嬉しさといったら、その手の温かさと言ったら!!マジで転んで良かったと思っちゃう程に嬉しかったなー。忘れらんないよ。だから僕は転んだ人が居たら差し伸べる!!

手を差し伸べられる人で在りたい!!

きっとカブトも同じ気持ちなんだろうと思います。ノノウが自分を救ってくれたようにカブトもシン君らを何とかしてあげたい!!何とかせにゃなんない!!と思っているんですよ。しっかし端折られたけど、こんだけの数の子供に名前を考えるのは大変でしょうね(笑)。多分、最後の方はキラキラネームになっちゃうかな(笑…施設に入り切らずに座ってる子は”デカイ”でいいか)。それでもカブトはせっせとこの子らの名を考えると思います。カブトの後ろに立ってるのはウルシ君でしょうか?はたまた戦場でウルシ君が看病したイタイ君か…(既に”遺体”になってたりして)。何とかして立ち上がり、人生を歩んで来た者同士がこうしてまた誰かを支えている姿に何とも言えない幸福感がありますね。

そして、この施設支援している木の葉隠れの里…つまり、火影であるナルト慮りを忘れてはいけません。ナルトも何度も転んだ人だから、こういう事ができるんですな。転んで傷付いてもいいじゃないですか。だからこそ気付ける何かがあるんだから。”痛み”を知っているってことは人の大切な要件なのであります。”暁”の長門が何で「ペイン」と名乗ったのか!?今ならよーく分かりますよね。僕らも『NARUTO -ナルト-』の中で何度も何度も転んだんですよ。同じくらい笑って泣いたけどね。その想いが少年少女の胸の中にいつまでも、いつまでも在りますように。少年少女が忘れませように。僕は祈っています。

優しい子になって下さいね。

そしていつか誰かを幸せにできる人になって下さい。

今は世知辛くて自分の事ばかり大事にしてしまうけど、それだけだと人生は哀しいから。誰かとしっかりと繋がってお互いに支え合えてこそ”人”なんだと僕は思います。こうしてカブトが大勢の子供らを支えようとしている姿を忘れちゃいけません。カブトだってウルシ君ナルトに支えられている事も覚えておいて下さい。世の中はそうやって回っているんです。少年少女を助ける”力”が今は見えないかも知れない。逆にその眼には煩わしく写るのかも知れない。でも違うからね。温かいからね。きっといつか分かる日が来るから。諦めないで。挫けないで。大人は皆さんにいつでも何度でも手を差し伸べますからね。愛してるから。忘れないでー。みんな、みんな、大好きだからね。

僕は幸せだったよー。

続きまーす!!


第700+10話「その眼に写るもの」③

 
「サラダやんじゃん!!
うちは一族ってやっぱすげーじゃん!

すんげー怪力だしさ」(チョウチョウ)

「………」(サラダ)

「え!?サラダ
眼がパパと同じになってんよ!?」(チョウチョウ)

「…うん……」(サラダ)

<スッ>(サラダ)


「サラダ大丈夫!?」<ダッ>(サクラ)

「…まったく心配させるんだから
この子は!!」<ザッ>(サクラ)

「ごめん…」(サラダ)

<ガッ>「…無事でよかった…」(サクラ)

それでサラダ親探しの旅顛末ですけど、ここに来て開眼した写輪眼と、これまた突然開花した怪力が、当のサラダ本人にサスケサクラを強く感じさせたようです。ああ…私はサスケサクラの子なんだとサラダは自分の手に集まったチャクラ写輪眼で見たんじゃないかと思います。きっとその色がサラダと同じだったんじゃないでしょうか?奇しくも今回、シンが提唱した強い遺伝子を組み合わせて進化する的な…DQM(ドラゴンクエストモンスターズ)で言うところの「配合」を絵に描いたサラダが見事に実現してて、そのがシンの本体である目玉オヤジを叩き潰す…非常に皮肉な結果に終わりましたけど、自身の死を持って持論の正当性証明できたんだからシンも満足かなー(笑)。

しかし、サクラ怪力って何だっけ?木登りの修行でもサクラは優等生で、そもそもがチャクラのコントロールが得意だったんですよね。それが医療忍術と出会って繊細にして微細なチャクラコントロール大輪の花を咲かせるに至るのだけど、確かそれがサクラ怪力にも関係してるような説明があったなー(ウロ)。チャクラを一点集中して…みたいな理屈でサクラは地面を叩き割ってるんですよね。ナルトの仙人モードも怪力だけどそれとは別の理論だし、開門では人体のリミッターを外して力を引き出したりと、怪力と言ってもいろいろとあります。きっとサラダサクラを守ろうとして無意識に振るったサクラがローンが残った我が家をぺしゃんこにしたそれと同じだったのでしょう。

或いは咄嗟にサクラ桜花衝を真似てみたのかも知れませんが、兎に角、サラダにはサクラが何気なく発揮する怪力と同じものが写ったのではないでしょうか?そしてそれは「サクラの子はサラダ」を容易にサラダに納得させるに足る証拠だったのだと思います。僕らも水月の検査ではサラダ香燐遺伝子がマッチしちゃった事になったけど、どう見てもサクラサラダのカーちゃんだよな的な感じがする描かれ方だと思いましたよね(笑)。しかし、そんな事よりももっと大事なものがあるんだよとナルトがサラダを導いたんですよね。サラダは自分の心の中にある「本物」に気付いて行動しただけなんだけど、結果的にそれがサラダのポテンシャルを引き出して親譲りの才能が開花した訳だ。

ま、「卵が先か鶏が先か」みたいなお話でアレですけど、サクラにしてみれば説明の余地がないくらい当たり前サラダは自分が生んだ子だったのです。サクラはズッとズーッと「本物」の気持ちをサラダに向けてたんですよ。それがやっとサラダにも分かったんだろうな。もう何の説明も要らないです。だってサラダは自分で気付けたから。迷いながら傷付きながらサラダは気付けたのです。僕はこれこそ人の「成長のプロセス」なんだと考えています。人生とは「傷付き気付き築く」繰り返しなのであります。傷付かないでいると気付けない。気付けないから築けない。僕はそう思うんですよ。だから教えられないんだけど、それこそ「親心」ってのも今のサラダには分かって貰えるんだろうなー。

続きまーす!!

 

第700+10話「その眼に写るもの」②

 
「落ち着けよ………」(ナルト)

「……」(シン君)

「………」(シン君)

「!!!」(シン君)



「九喇嘛…」(ナルト)

<ゾッ><ガク><ガク>(シン君)

ナルトはシン君「落ち着けよ…」と言ったんじゃーなくてガチでご立腹の九喇嘛に冷静になるように促してたのね。きっと放っておいたらシン君を殺しかねない勢いだったんでしょう。サスケはそんなナルトを「(相変わらず)甘い」と言うけれど、サスケも一気にシン君クローン軍団"天照"で燃やさずにいたし、刃物を持ち出さずにグーパン(須佐能呼のも含む)のみであしらってたじゃないのォー〜(ダメよダメダメ風)。でもそれよりもサラダに地面を勝ち割られ、ナルトの中で荒ぶる九喇嘛のチャクラの一睨みで後ずさりして白旗あげちゃうくらいの覚悟で”暁”を名乗ろうなんざ、そっちの方が甘い罠(笑)。これは多分、シン君が余りにも世間知らずだったからだと僕は考えます。

シン君にとって唯一の情報源シン(パパ)だった筈で、戦いの中で遺伝子は進化し続ける…みたいな偏った価値観を植え付けられて育ったのだと思うんですよ。その上、サラダ目玉オヤジグーパンで潰されて死んじゃうシン(パパ)が上限なんだから、九喇嘛が本気で牙むいてるの見たらお漏らししてもおかしくありません。この子らはちゃんと物事を学んでいませんから基本的な感情が、彼らの発する片言の言語より不足しています。その中で九喇嘛のチャクラに恐怖できたのは写輪眼の持つチャクラの感受性と、唯一開発されていた恐怖心が無用な争いを回避させたものと思います。つまり、シン(パパ)シン君らに「恐怖」だけは教えてた?…つーか恐怖シン君支配してたのかな?

しかし、シン君らの知識圧倒的に不足してたんなら外伝の初めの方でサスケと交戦して「ものすごく強い」サスケを評価したのが解せないのです。あの時、サスケは瞳力が弱ってたのかな?輪廻眼が閉じた状態だったにしてもサスケのチャクラをシン君写輪眼は感じられた筈でけど、少なくともシン君の足はすくんでいませんでした。シン君があんまりメンコイ男の子の姿をしてるからサスケが手を抜いてたのもあるでしょうが、シン君は冷静にサスケの力量を推し量っていました。これは九喇嘛のチャクラ<ゴクリ>と生唾を嚥下しながら後ずさりするシン君とは明らかに違うと僕は思うんですね。それで、もしかしたらサスケを交えたあの一体のシン君だけは他と違うんじゃないかな…って、

僕は考えているんです。御霊の有無…っていうのかな。話せば長いんだけど、シン(パパ)シン君らの遺伝子的な繋がりサラダ並みの懐疑心で僕は疑ってて、僕がシン君だったら間違いなく「父親探しの旅」に出る勢いです(クローンだけど)。肝心のシン(パパ)能力の説明が端折られてややこしいですが、うちは一族でないのに写輪眼を複製できる部分がどうも受け入れられなくてシン君オリジナルが別に居てシン(パパ)がそれを利用している可能性を示唆してるんじゃないかと僕は疑っているのです。つまり、シン君オリジナルからシン君らをクローン技術で複製して写輪眼やらその他の臓器シン(パパ)がかすめ取って使っていたという悪辣な構造が浮き上がってきて吐き気がします(笑)。

それと、肉体とは別に御霊(魂)が確かにこの世界では存在し穢土浄土を行き来してて、それに関わるのがチャクラであると既に定義(チャクラの真理)されてましたね。恐らくシン君オリジナルは既に死亡してて肉塊になってるか培養液に浮かぶ的な姿に成り果ててるんじゃないでしょうか。それで一度浄土に向かったシン君御霊穢土にて複製されたシン君の一体にまた降り立ったのがサスケと交戦したシン君だったんじゃないかな?と僕は考えるに至った訳です(長ッ!!)。肉体だけが命を構成するのではなく御霊が揃ってはじめて命たり得るのではないかと、改めてシン君クローン軍団を見てて僕にはそう思えたんです。それでシン君らに足りないのは教育だけじゃないなと僕は感じたのです。

シン君クローン軍団はこの後、木の葉隠れの里が提携するある施設に引き取られますが、このままだとその他大勢のシン君らの行く末が心配です。如何に忍術の万能を持ってしても、御霊までは増やせまいて(できるんなら大蛇丸が既にやってますって)。クローン技術量産されたシン君らには御霊が足りない筈なんです。だからいろいろと乏しいのではないでしょうか。誰かがそれに気付いてシン君らに御霊を降ろせたらいいのにな…と老婆心な僕はふと思ったりするのです。もう描かれないかも知れない部分だけど、それがチャクラの真理とやらの恩恵で先の大戦で失われた大勢の人々の御霊が還れる受け皿になれれば、無念の想いを噛み潰しながら逝ったネジ兄さんも浮かばれるのではないかと思ったりするのですが…誰か絵の上手い同人の方に描いて頂きたいなー。

続きまーす!!

 

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