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カカシはリンをどう想っていたのか?(〆)

 
「サクラは……
サクラはお前を…助けたかったんだ

ずっと…」(カカシ)

「恋愛ごっこでも楽しめってのか?
オレにはこいつを好く道理
好かれる道理もない」(サスケ)

「理由があるのは
人を嫌いになる時だけでいい!

それにサクラは今
お前を自分のものにしたいんじゃない!

ただお前を助けたいんだ!
お前に殺されかけた事もある
この子が…
今でもお前の事を想い
涙を流すのは…

お前を愛しているからだ!」(カカシ)

「…それが…………
失敗した過去の…縛り
なのかもな…」<ザッ>(サスケ)

「……!!」(カカシ)

「………」(サスケ…)(カカシ)

サクラの胸を<ドッ>と貫いたサスケを懇々と諭すカカシですけど、カカシも相当後ろめたいんじゃないかと僕は心配しました(笑)。…と言うか、寧ろカカシ自身を未だに戒めているんじゃないか?!確かにそれがカカシらしい!!(笑)カグヤ戦の終盤も終盤。改心したオビトと共にサスケとナルトに向かう共殺の灰骨の盾にならんと頑張ったカカシは再びリンちゃんに再会できる運びとなりましたが、僕はその光景を見ながらカカシの本心に気付いたのであります。今回のサスケの「うざい」はサクラを黙らせる為の幻術でしたが、カカシはリンちゃんの胸を伝家の宝刀・千鳥リアルに貫通した過去があり…。しかし、それはマダラの呪印札を排除する為にウンタラカンタラ(ry

奇しくも「風穴」で同じようにオビトの胸もカカシの千鳥が見事に貫通していて、そんなカカシがサスケに懇々と…というのも何とも皮肉な巡り合わせだなとひねくれ者の僕は思うのです(笑)。しかし、いつの世も大人は失敗者として後進に物申す立場にありまして、父君母君が「勉強しなさい!!」と連呼するのは勉強しなかったダメな自分をほんとは戒めているのだと気持ち悪い子供になってほくそ笑んで欲しいと思うのであります。人生とは万事が失敗の繰り返しであり、それに伴う後悔をうず高く積み上げて行く作業みたいなものなのです。だからこそカカシの説教は胸に迫るのでしょう。ここまでヤサグレるサスケにも何をか考えさせる程には沁みているじゃないですか。

それでもサスケは止められず後はナルト任せになってしまいましたがそれはそれとして、カカシの言葉がおっちゃんとおばちゃんは身につまされてしまうものなのだという事はお忘れなきよう(謎ディナ風)。カカシの何が切ないって「理由があるのは人を嫌いになる時だけでいい!」ですから!!カカシは事情はどうあれリンちゃんをその手に掛けてるんですよ。オビトを神無毘橋で失った後、リンちゃんまでも死んでしまったのです。厳密に言うと神無毘橋で死んだのはオビトではなくカカシなんですけどカカシ的には。…だから里抜けしようとしたサスケに「大切な人はみんな殺されてる」なんて馬鹿な事言っちゃったのね。オレ(←サスケ)はカカシの大切な人じゃないんだ!!

…って感じのサスケのポカン顔が眼に焼き付いてますよ僕は(笑)。兎に角カカシだって孤独で薄幸な人生を歩んでいた訳だ。いやいや…カカシだけじゃない生きてればみんなそんなもんだと。サスケだけが不幸なんて思うな!!(不幸に怒られるぞ!!)とカカシは何とかサスケに伝えたいのだと思います。そしてそれがそのままカカシの痛い腹をまさぐるのです。それがオビトとカカシの手を引くリンちゃんの降臨と絶妙に混ざり合って疼(うず)くのです。オビトはあっちの世界(死者)とこっちの世界(生者)を繋ぐのがチャクラだと示しました。あの時、オビトとカカシの間に打ち合わせなんてありませんでしたから、二人が同時同じ想いを抱いたと考えていいでしょう。

あの時、オビトと同じ様にカカシもリンちゃんに助けを乞うた訳です。オビトだけがリンちゃんにイケイケの描写でしたが、カカシだってホントは同じ気持ちだったんじゃないですかね。カカシは父・サクモを早くに亡くししっかりしないといけない意識が強かった為に恋愛にかまけられない意識が高かった筈です。しかもリンちゃん好きオーラの出足がオビトは半端無かった(汗)。そしてオビトもリンちゃんも亡くなってチャクラの真理がなければそこでプツリとカカシとの関係性がそこで切れてしまいます。それはカカシにオビトやリンちゃんを嫌いになる理由を失わせたという事なのであります。先に死ぬのは狡いんですよ。そして、チャクラのチートはリンちゃんの御霊を召還してくれた…。

オビトとカカシはナルトとサスケを守る為に同時にリンちゃんに縋ったのだと思います。その願いがそれぞれのチャクラに宿りあっちの世界からリンちゃんの御霊を呼び寄せ二人の手を引いた訳です。オビトは自分の手だけでなくカカシの手を引くリンちゃんを感じていたと思います。カカシだって同じ。それでオビトはカカシを残そうと神威を使ったのでしょう。オビトもカカシがホントはリンちゃんをどう思ってるのか?にこの時気付いてしまったのです。僕と同じ様に(笑)。カカシもオビトと同じ様にこんな風にリンちゃんに手を引いて貰いたいとズーッと願っていたんでしょうね。きっとめちゃくちゃ甘えたかったし抱きしめたかった筈。カカシもオビトと同じ様にリンちゃんを想っていたのです。

カカシもリンちゃんが大好きだった!!!!

第693話「ここでまた」余話
カカシはリンをどう想っていたのか?(疑問の考察)

ナル×ジャン ケルベロス




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カカシはリンをどう想っていたのか?(その3)

 
「リン…
もう少しだけ待ってくれないか?」(オビト)

「オビト…?」(リン)

「あの世に行く間…ほんの少しでいい…
もう少し遠回りして行きたいんだ」(オビト)

「……
今度は誰を助けたいの?」(リン)

「カカシだ」<スッ…>(オビト)

「!」(リン)

「やっとリンと二人きりになれたんだ
すぐにあいつにこっちに来られたんじゃ台無しだ
それに……
あいつが何もできないで
畑に突っ立ってる
文字通りのカカシみたいになってるのは…

なんかシャクなんだ!」(オビト)

「いろいろあったけど…
やっぱり仲がいいんだね」(リン)

「そ…そんなことねーよ!
あいつとオレは水と油だ!」(オビト)

「………」(リン)

「すぐに行けるの?」(リン)


「ああ…
チャクラってのは2つの世界を繋げる力だ」(オビト)

<スッ>「カカシに会ってくるよ」(オビト)

先週から「カカシはリンをどう想っていたのか?」(その1)(その2)と書き進めていましたが、今週号の内容があまりにもそれと関連していたので焦りました。あの時…超重力に動きを封じられたナルトとサスケの大ピンチでカグヤの共殺の灰骨に立ちはだかったオビトとカカシでしたが、その急場にオビトとカカシの手を引いたのがリンちゃんでありました。僕は突然に現れたリンちゃんの正体を何となく察し、その手に縋る様に引かれたカカシの胸の内に興味を持ちました。僕はリンちゃんが何者で、それを起点にカカシがリンちゃんの事をホントはどう想っていたのか?を論じていた次第であります。そして、ここで何か吹っ切れた感の在るオビトの一言に背中を押されるのです。

チャクラってのは2つの世界を繋げる力だ

オビトが提示した「2つの世界」とは”現世””あの世”であろうと僕は考えております。オビトはカグヤの共殺の灰骨を喰らい死んでしまいました。そして今まさに”あの世”に行こうとしているのであります。その前にカカシに用事があると言っております。オビトに対するリンちゃんの反応を見る限りリンちゃんは”あの世”の住人…つまり「御霊」なのだと思います。これまでもクシナやミナトがナルトに関わった描写がありましたが、リンちゃんが登場した時、それとは違うな…と僕は感じたのです。ナルトの前に現れ絶大な関与したのはチャクラであると思います。それは八卦の封印式という特殊な術式にありったけのチャクラを込めた提示によって説明がなされています。

しかし、リンちゃんはチャクラを何かに込めたり術式に託す…といった描写がありませんでしたから、あの時…オビトとカカシを立たせた温かい手とはリンちゃんの魂そのものなのだろうと、僕は察したのであります。しかし、いくら一世一代のイベントであろうとそんな都合良く魂だか御霊だかが現れるかね…と正直思えますし、考察としてはそこを合理的に説明しないと締まらないので微妙に難儀しておりました…が、そこをオビトの「チャクラってのは2つの世界を繋げる力だ」が一発で均してくれた訳です。具体的にはオビトとカカシが同時にリンちゃんを求めたのだろうと思うんです。二人の祈りにオビトとカカシのチャクラが呼応してリンちゃんの御霊を呼んだんじゃないでしょうか。

もしこのオビトの一言がなければもっともっといろんな材料を引っ張り出して捏ねくり回して膨らませて僕はジタバタしなければならなかったでしょう(笑)。しかし…これでホントにいいんだろうか?…とも僕は考えてしまうのであります。もしもオビトの言う様に「2つの世界」”現世””あの世”で、その2つをチャクラが繋ぐというのなら、確かに穢土転生や輪廻天生も上手く説明できます。時空間忍術・神威やカグヤの始球空間とそれに繋がる五つの空間も世界を繋げる力として説明できます。ぶっちゃけこれが「チャクラの真理」というヤツではと思える提示がサラッと飛び出して、さぞかし大蛇丸草葉の陰で悔しがっているんだろうな…(笑)←まだ死んでませんけどッ!!

で…カカシはリンをどう想っていたのか?…なんだけど。

続きます。


カカシはリンをどう想っていたのか?(その2)

 
あの神無毘橋でカカシは千鳥を披露しました。確かあの頃、雷遁チャクラとか肉体活性(雷遁チャクラによる瞬身)とか説明がなかったかと思いますが、カカシの移動速度がハンパ無くて敵のカウンターを見切る能力がないカカシには使い切れない忍術だとミナトは酷評しましたね。実はカカシのあの時の千鳥とは敵ではなくミナトに示す為に発動されたのだと僕は考えています。カカシを救おうとしたミナトの飛雷神の餌食になった敵さんには誠に恐縮でありますが、カカシが発した力というものは眼前の敵ではなくミナトに向かっていたと僕は考えています。カカシは何よりもミナトを強く意識していたと僕は思うのです。ミナトとはカカシにしてみれば父・サクモの身代わりのようなもの。

カカシとしては一刻も早く父・サクモを超え、ぶっちゃけ火影になって一旗揚げなきゃ自分の悲運の人生を誰かに説明できない…美化・説得できないと潜在的に考えていたのだと思います。カカシの無意識が神無毘橋の焦り…というか、カカシの独走を後押ししていたのだと僕は考えています。そして、カカシの示す斯様な指向性がリンちゃんのカカシへの想いを無碍にさせていたのだとも思います。恐らく、神無毘橋の頃のカカシの精神状況においてリンちゃんがオビトと共にカカシの手を取って引くというようなシチュエーションは実現し得なかったと思います。しかし、それが今回成った…。その意味において此度、この期に及ぶカカシの変節とは斯くも大きい出来事なのであります。

カカシとオビト…オビトとカカシの前に現れたリンちゃん。彼女は何だったのでしょうか。如何様な存在だったのでしょうか?カカシとオビト。オビトとカカシは少年の頃の姿に回帰し同じ様に少女のリンちゃんに手を引かれ疾走しました。カグヤの超重力の中で見事にナルトとサスケを庇う動きを見せました。その頑張り。ド性骨(どしょうぼね)。それを為し得たのは彼らのチャクラではなかったように思います。はたまた、突如として登場したリンちゃんのそれでもなかった筈です。恐らくあれは八門に類する肉体の力…或いはそれに宿る精神の力。所謂、火事場の馬鹿力というものだったのではなかろうかと僕は思うのであります。チャクラなんかじゃなく人が持つ本来の力…。あれは!!あれは…きっと…。

続きます。


カカシはリンをどう想っていたのか?(その1)

 
ちょっといろいろとありまして渋ってますが…リンちゃんの前にナルトは何でサクラを好きになったかと申しますと、それはもうナルトに内在したクシナのチャクラが大きく関係知っていたように思います。そこには親心と言うかナルトにクシナを悟られない様な接し方が先ずあってクシナの関与とは概ね抽象的だったのではないかと僕は想像しています。それは一定の方向性みたいな感じでナルトを漠然と動かす程度だけれでも強力な誘導で、いろいろとご指摘はあるがクシナの「恣意」というものが結果的にはナルトを動かしていたのだと僕は頑に考えております。そして、それらの土壌が母親への慕情を募らせるナルトの潜在的なクシナ像を求めさせたと僕は思うのです。

そういう意味でこれまで描かれたクシナとサクラはクリソツではないけれど似ているのではないでしょうか?基本的にナルトには九尾(陽)が搭載されていて、それを八卦の封印式が制御していて、その術式の中にはクシナとミナトのチャクラが詰め込まれていてナルトに関与し続ける…思いっきり仕組まれた子でして、恐らく世界中の誰よりも親の思い通りに成長した子だと思うんですよ。だからその嗜好も生真面目(でイケメン)なミナトは兎も角(厚顔無恥な?)クシナは奥面もなく関わった筈です。ナルトは何処かしらクシナに似通ったサクラに自然と魅かれてしまう…その導線の構築にはクシナのチャクラが少なからず…いやいや…多大に関与していた筈なのです。

しかし、ある種一方的なナルトの恋愛観、或いは性衝動への関与に変化の兆しが見えたのがペインの木ノ葉襲撃事件におけるナルトの六本目解放だったのかな?と僕は考えています。詳しくは「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」(疑問の考察)を読んで頂きたいんですが、ナルトの大ピンチに自分の命なんか些かも省みずその拳だけで難敵ペイン天道の前にしゃしゃり出たヒナタちゃんにクシナが応えたのだと僕は考えていて、それを境にクシナのナルトに対する関与が変質していった様に思っております。そこはクシナがそれこそ想い丈をナルトに伝え切って潰えたからでもありましょうが、そういう状況が整ったからクシナが退いたと考える事もできるのであります。

チャクラがいけません。『NARUTO -ナルト-』の世界観…大筒木カグヤが神樹のチャクラの実を食べた末に得たチャクラがこの世界に悪さをしている…と思うのです。それは人の死を超えて人の想いが後生に関与できるという事であります。それは主体性の在り処でもある。どんな愛があろうと操ってはいけない。確かに文学や芸術は人に作用する。感化します。しかし、それは受け手の感受性や知性、応用力が主なエンジンになります。思想とはそういうものであります。それは受け手に主体があるという事です。判断する余地。判断した結果が未来を創るという事であります。この世界の混乱とは正にその一点に起因していると僕は思うのであります。しかし、リンちゃんはどうでしょうか!?

さあお立ち会い!!オビトとカカシの手を引いてこの世界の未来とも言えるナルトとサスケを庇う事ができたあの奇跡を巻き起こしたリンちゃんは違うのであります。あの時、オビトとカカシは何であんなに頑張れたのか?あの超重力の環境の中、二人は間に合ったのです。それはリンちゃんが二人の手を確かに引いたからだったと思うんです。オビトとカカシはあの頃の少年の姿を思い出して駈けていました。えっ!?リンちゃんってこんな事する子だったっけ?!それにオビトはいいとしてもカカシがそれをこんな風に受け容れるんだろうか?否…カカシは独りで突っ走ったよな…だからこうなったのに…。そんな疑問が僕の頭の中で弾けたんです。ここからが本題なんだけど………。

続きます(汗)。
 

異議⑥(第662話「本当の終わり」⑤)

 
「うずまき…ナルト
うずまき一族だから粘りはする
だろうけど…」<ズズズ…>(白ゼツ)

「!」(黒ゼツ)

「もうその子に何をしても無理だよ
人柱力が尾獣を抜かれたら死ぬ…」(白ゼツ)

「それは絶対のルールだからね」(白ゼツ/黒ゼツ)

<ボフッ>(外道魔像)

<ゴゴゴ>



「ぐっ…!」<ドサッ>(サスケ)

「その眼を持っているという事は
今まで多くを失いながらも
何かを求めてきた証拠だ」
<タッ>(マダラ)

「うっ……」(サスケ)


「…だがそれもここで終わる

己自身を失う…

本当の終わりというやつだ」(マダラ)

「ぐっ…」(サスケ)

<ムクッ><ゼェ><ハァ><ググッ>(サスケ)

「お前が父と母を…
うちはを変えることが
できたかもしれないと…」
(イタチ)



「死ね…るか…
オレは…死ね…ない…」
(サスケ)

「ウオオオオ!!」<ググッ>(サスケ)

<ドサッ>「くっ!」(サスケ)


「………」(マダラ)

<ザク>(マダラ)

<スッ>(マダラ)


「イタチの…生きた…意味を…」(サスケ)

「里がどんなに
闇や矛盾を抱えていようと
オレは木ノ葉のうちはイタチだ」
(イタチ)

「こんな…ところで」(サスケ)

<ググッ><ガリ><ガリ>(サスケ)

(本当の里を…創る…

本当の影を示すまで…)
(サスケ)


「オレは…」(サスケ)

(死んでたまるか!!)(ナルト/サスケ)

「しっかりして!!
負けないで!!
アンタは強い!!
必ず…助かる!!」(サクラ)

<ジュウウ>(サクラ)

<トクン>(ナルト)

<ウウ…><グッ>(サクラ)

<トクン>(ナルト)



(私のチャクラがもう…)「ぐっ…」(サクラ)

「?」(水月)

「サ…サスケが…
サスケが本当に…」
(香燐)

「本当に………」(香燐)

<トクン…>(サスケ)


「このままじゃ……
このままじゃナルトが…」
(サクラ)

<トクン…>(ナルト)

「死――――…」(サクラ/香燐)

<トク—…>(ナルト/サスケ)

サスケ「本当の里を創る」とか「本当の影を示す」と噛み締めています。言葉にしないところにサスケ品格を感じました(笑)。そんなの凶状持ちサスケがどんなに吠えたところで、誰が耳を貸しましょうか!!サスケはそれが解っているんですね。だから言葉にしない…出来なかった訳です。大勢を変えたいと本気で思うなら、先ず正統な形現体制のトップに立つ。この場合、木ノ葉隠れの里に所属するならば火影で良いと思われます。そして、自分が火影になった後に自分が信じる方向性に皆を導くのがスジでしょう。もっと厳密に論じるなら、その方向性を木ノ葉隠れの里の皆に示した上で親任を得て皆が認める火影となりその上で里を導くべきだと、僕は思います。

確かに『NARUTO -ナルト-』世界観はいろいろと納得できない部分が多いです。間違っていると思う部分だらけです(笑)。しかし、この世界に生きる以上、それを正そうと思っても、自分一人の意向で転換できる程、世界は軽くありません。先ずは物事の道理スジを尊重して、その中で積み重ねて世界に物申せる立場に成らねば、どんなに美辞麗句を連ねても負け犬の遠吠えなのであります。サスケが戦線に合流した時、「火影になる」なんて言って、「はぁ!?お前何言ってんの!?」でしたけど、サスケに残された道はマダラと同じように「力」で世界を沈黙させるしかないと、僕は思います。今後もサスケ「里」「影」に拘るのならマダラになるしかないのです。

サスケはそれが解っているから、それを言葉にできないでいるのだと、僕は考えます。たった一人で世界を蹂躙できるのが忍術とチャクラ真理でありまして、マダラサスケはその可能性に従い世界を変革しようとしている訳です。サスケにしても永遠の万華鏡写輪眼を開眼し、重吾の細胞の供与も受けていますから、時が満ちれば輪廻眼の開眼が待ち受けているでしょう。重吾の細胞で足りないのであれば、今も残る柱間細胞を盛れば済む事。大蛇丸が隠し持つ秘策の一つにはそれがあるように思います。しかし、どれ程大きな「力」を手にしようと、サスケ言葉「力」は備わらないでしょう。マダラ無限月読で世界を眠らせようとするのは、それと同じ理由だと、僕は思います。

その点、ナルトの成長…「轍」(わだち)…とは、まさに王道とも言えるもので、「うちはの石碑」の教唆に従う六道仙人を再現する役回りの兄系に対して、「予言」というある種…勧善懲悪の「善」をもって、衆生が望むような英雄輩出する弟系の群れの…えも言われぬコントラスト…かな。僕はその部分に六道仙人阿漕(あこぎ)さを感じてならん訳です。この親の恣意。偏った愛し方に「異議」を申し立てたい!!本心でそう思うのです。六道仙人兄・弟の悟りに関して、「力」を悟った兄では無く「愛」を得た弟を親任しております。そこで答えが出ているにも関わらず、「うちはの石碑」「予言」を労して、こうして兄・弟を子々孫々に渡って争わせているのです。

そこには「傷付き、気付き、築く」というプロセスの尊重教えられない親心…いやさ、気付いて欲しい親心があるでしょう。しかし、忍術とチャクラという途方もない「力」を与えられた忍が如何に「心」を得るかの方法論であるなら、ここまで人が死なないで済むやり方があった筈です。僕はシスイ自来也が、これらの不条理に気付き「異議」を唱えたのではないかと考えています。そして死んだ事にして身を隠し、忍界の趨勢をコントロールしているのではないかと考えています。カブトが穢土転生軍団の行で二人の名前を出した時、トビ(オビト)が憤慨したのを見ると、何らかの接点があったんじゃないかと思うんです。そして、カブトや大蛇丸もそれに気付いるのでしょう。

その予感が、第四次忍界大戦の終盤における大蛇丸存在感でもあります。そしてお話のいいところでシスイ自来也が再度関わってくるのではないかと、僕は期待しています。例えば、サスケ「シスイおじさん!?」と呟くとか、ナルトが「エロ仙人??!!」(決して「自来也先生」と呼ばず)と九喇嘛ではなく本物の狐につままれた顔をするとか(笑)。微妙にマダラの弟・イズナも「異議」提唱者である可能性も残しつつ、その主導権親の恣意を子らの主体性に譲り渡す展開を待望して止みません。…願わくば、ここまでの物語が六道仙人が世界に齎した安寧秩序第一回目の無限月読だったなんてダメ親の悪夢ではない事を祈りながらキッ神風呂敷の畳み方を見守って逝きましょう。

「異議」(疑問の考察・ep662異聞)
ナル×ジャン ケルベロス

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