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「カカシさん アナタ まさか…」の深層に迫る!


イタチと鬼鮫の木の葉襲撃事件の時に、既にカカシは「万華鏡写輪眼」を知り得た。また、それはサスケからの情報提供でなく、別のネタ元があった。それを、踏まえた上で、もう一度、あの言葉を考えてみましょう。そう、あの名文句を…。今度はイタチの方向から…。

「カカシさん… アナタ まさか…」

これはもう、ナルトの名台詞ランキング、ダントツのナンバーワン!の超名作だと思います(笑)。第2部の風影(我愛羅)奪還編でのカカシとイタチとの交戦時、カカシのイタチに対する「視力低下」の指摘によって引き出された言葉です。多分、万華鏡開眼による「視力の低下」に関しては、開眼者のみしか知り得ない情報であるのでしょう。しかも開眼者自体、うちはの歴史においても「数人」しか存在しないのですから。この秘密を何故、カカシが知り得たのか?イタチは驚いてました。感情の起伏の少ないイタチにあって、この気持ちの揺れは相当の驚きだったのではないでしょうか。

ここで気になるのが、「アナタまさか…」の「…」の部分(笑)。この部分は相当、意味深です。その「深層」を、もう一度、整理して考えてみましょう。

場面はちょっと戻って、第1部のイタチの「木の葉襲撃事件」。アスマと紅に合流したカカシが、イタチと交戦状態に入ります。写輪眼と写輪眼のガチンコ勝負です。

「確かに写輪眼を持っていればこの”万華鏡写輪眼”に多少の抵抗は出来る」

イタチはカカシの写輪眼の発動は正直に「流石」と認めていますが、「写輪眼を持っていれば…」は、カカシの「万華鏡はない!」と決め込んでいるようでもあります。描写を何度調べてみても、イタチは、この闘いにおいて、カカシの「万華鏡瞳術」の発動を一切警戒していません。つまり、イタチは、この時点でのカカシの万華鏡写輪眼の開眼を完全に否定した…と言っても良いでしょう。

もう少し戻って「うちは虐殺」のイタチとサスケのやり取りの中。カカシの万華鏡写輪眼の開眼の可能性にカスるやりとりがあります。

「お前が開眼すれば オレを含め万華鏡写輪眼を扱う者は三人になる」

「三人になる」です。サスケが開眼すれば…ですから、この時点で2人は既に開眼していると考えて良いと思います(この会話は他にも多くの含みを持っていますが、ややこしいので今回はこの側面のみを取り上げます)。つまり、この時点でカカシは開眼していないんだから、この「三人」にカカシ(=オビト)は含まれていない。カカシの開眼は早くともイタチと鬼鮫の「木の葉襲撃事件」以降。恐らく。第2部までの空白の2年半でしょうし。そして、イタチはその開眼者の居場所を知り得る…か、行動を共にしている。もしくは、イタチと同じ側にいる…もしかしたら、「暁」に(ブツブツ)……事を暗示しているんだと思います。

しかし、「三人になる」と言っているだけで、「三人以外ない」とは言っているわけではありません。つまり、この段階でも、それ以外の開眼の可能性を否定はしてるわけでもないのです。つまり、オビト=カカシの万華鏡は…残っています。しかし、イタチの台詞が引っ掛かるんです。

「お前もオレと同じ万華鏡写輪眼を開眼しうる者だ」

と言う言葉。この台詞によって、万華鏡には何らかの開眼者の条件がある事が暗示されています。サスケもその一人で、イタチは既に開眼しています。これが、うちは一族の血継限界の中の、更なる特別な系譜が存在すると言う事を暗示している…とすれば、当然、イタチならこの時点で解ると思うんです。オビトがこの系譜に含まれるか否かを…。つまり、カカシの開眼の可能性を。

イタチはオビトの万華鏡開眼の可能性、つまり、カカシの開眼の可能性の有無を、「うちは虐殺」の際には知っていた。そして、その後の「木の葉襲撃」において、カカシの万華鏡写輪眼を警戒していなかった…と言う事から判断すると、イタチはカカシが万華鏡を開眼し得る可能性(資格)を持ち得ないと考えていた…と僕は考えます。つまり、うちはの血継限界の中の更に「特別」な系譜にオビトは含まれてなかったんです。きっと…。

つまり、あの「アナタまさか…」は、「まさか…は開眼(可能)者ではないのに、何故、その情報(視力低下)を知っているんですか?」であると、僕は思うわけです。

あの時点で、サスケは大蛇丸の下に居る。自分も、もう一人の開眼者も「視力低下」の情報を漏らしてはいない。つまり、カカシが独自に「視力低下」を突き止めた事を、イタチなら即座に判定できた筈です。ましてや、「写輪眼の本当の意味」もイタチは知っている。もしかしたら、「まさか、あなたも(何らかの方法で)万華鏡を取得したんですか?」と言う驚きも同時に含んでいたかも知れません。それすら、イタチの想定の範囲内であった可能性は充分にある…とも思うのです。もしかしたら、ドーピング(改造)と言った可能性も、イタチの中の想定内なのかも知れません。或いは、術コピーによる写輪眼の中の「万華鏡領域」の部分使用の可能性…。

以上の流れがカカシの「似非(えせ)万華鏡説」の根っこであり、「カカシさん。あなた…」の、僕が考えるところの「深層」です。イタチの考察からはちょっと外れてしまったけど、どうしても、この「カカシさん。あなた…」を消化しないと、肝心の「うちは虐殺」に入って行けなかった(汗)。これで、ようやく、外堀の一部が埋まりました。いよいよ、考察は本丸の「うちは虐殺」に突入して行きます。

で、ちょっと余談です(笑)。カカシの万華鏡が似非(えせ)だとして、その開眼方法が薬物とか改造で可能であるなら、写輪眼は独立した生命かプログラムみたいなものだろう…って言うのが、写輪眼プログラム説の基本的な考え方です。写輪眼が血族以外の身体で動いている事も、理由の一つです。きっと、「写輪眼の本当の意味」と言う碑文の中にそんな内容の文言があるんではないかと、僕は考えているんです。ただ、写輪眼は大きなテーマで、重大であるにも関わらず、核心部分に迫る描写が圧倒的に少ない。って、言うか秘匿されてる。で、仕方なく、周辺の材料で突き崩しているのが実情です。

カカシはその意味で、写輪眼を考える為の重要な「材料」なんです。そして、もう一人が「トビ」です。もう、僕の中では、完璧、オビトですから…(笑)、彼の仮面を剥ぐのが、僕の夢です。希望です。今、トビがデイダラと組んで、サスケと闘っています。どちらかと言うと、デイダラVSサスケで、トビは外れた感じですが、それが逆に不気味でもあります。あの、右目だけの仮面の奥の「眼」が、何かをしてくれるんじゃないか?!と、期待しまくり!です。例えば、デイダラの大爆発を瞳術で喰ってしまう…とか。かつて、カカシがやったように…。もし、そうなれば、写輪眼の外堀を埋める材料が確実に増えます。真相は、全然、違うかも知れないけど、僕は期待してます。

イタチの中で万華鏡開眼リストに乗っていなかったカカシ=オビトが開眼した。血統や系譜以外の可能性…改造、ドーピング、或いは部分的覚醒…。こう言う「異端」がいつの世も、物事の「本質」を見極める突破口になるんじゃないかと思っています。そう言う、期待めいた気持ちで、僕はカカシの写輪眼と、オビトの仮面の穴の奥を見つめているのです(笑)。

と、言う事で、果てし無く、つづく(汗)。

イタチさんはやってない!



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カカシの「失言」をもう一度、考えてみる…


僕はカカシの「13歳~」と言う発言を「焦り」を表現する為の「言い間違い」として描写中の時間経過の不整合さを解決しようとしました。それで、解決したかにも見えました。でも、どうもしっくり来ない。気持ち悪い。で、探したら時間経過の見逃しがあって、結局、カカシは失言していない…事に気付くに至るのでした(汗)。

ストーリー中の描写に間違いはない…。これは「考察」をする上での大前提であると、この一件のドタバタを通して、僕は学びました。「間違い」を容認してしまうと、考察は考察たり得なくなってしまう。楽しくなくなってしまう。これは、コメントのやり取りで気付かせてもらったんですが、非常に尊い発見であったと思います。

で、少しだけ「言い訳」させて貰います(笑)。その、「言い訳」の前に言い訳があるんですが、僕は「男」で、やや「熱め」の系統です。見方によっては「酸っぱみ」もあります(汗)。人によっては「塩辛い」と感じる場合もある。そんな男ですから「言い訳はいけない!」…僕は言い訳は嫌いなんです。言い訳するくらいなら、別のもっと高次元の行いを示し、そこで自分が感じるマイナスを跳び越せるような、そんな「男」であるべきだと、考えています。だから、「言い訳はしたくない!」と本心で思っています。

でも、あの時、カカシが言い間違えるかも知れない…と考えるに足る大きな事情、状況が確かにあったのです。「11歳」を「13歳」と言ってしまっても仕方ないくらい。「5歳」でアカデミーを卒業。「6歳」で中忍に昇格。「14歳」で上忍に昇格した、優秀で沈着冷静な筈のカカシが、焦って言い間違っても仕方ない状況に置かれてた。そう言う、事情があった事を説明させて下さい。あぁ…、やっぱり「言い訳」だぁ~ッ(汗)。

で、どんな事情があったかと言うと…(ハァハァッ…)。

木の葉崩しが失敗に終わり、三代目を無くした悲しみを乗り越えて行こうとする矢先の木の葉の里に、「暁」の2マンセルが襲来します。うちはイタチと干柿鬼鮫です。思えば、うちは虐殺以後、イタチにとっての「初めての帰郷」だったのかも知れません。

「…フン」「間違い無い……」
「うちはイタチ」

アスマはイタチと面識があったのでしょうか?それともビンゴブック(手配書)の資料?イタチの優秀さは里でも有名だったでしょうから、どこかで聞き及んでいたかも知れません。

「…イタチさんのお知り合いですか?」

鬼鮫もそれを感じ取ったのでしょうか?イタチの中の仏心を探るつもりなのか?それとも、単なる冷やかしなのか…。自分も霧の抜忍ですから、自分の里に帰る特別さを知っているんじゃないかな?イタチの気持ちを感じ取って、紛らせてあげようとしてるのかな?って、ふと、思いました。

「以後なんてのはねーよ」
「お前らは今からオレがとっちめる!」

アスマの台詞の中で、僕はこれが一番好きです。実際には、この後こてんぱんにやられてカッコ良くはないんですが、僕の中で、この言葉はナルト史上に残る名台詞の一つです。

「アナタ達を殺すつもりはない」

イタチは相手に強さを台詞で明確に示します。この場合、端から相手ではない。問題外なんで、スッ込んでいて下さい(笑)と言う意味です。

「同胞殺しのお前が言うセリフじゃねーな」

これは問題です!イタチは「うちは虐殺」の主犯とされている事実を示しています。重要参考人どころではなく、主犯…犯人です。物的証拠はあったのでしょうか?客観的な証拠でも良いんですが、確たる根拠があるのか?そこが知りたいです。と、言うのは、証人がいるとして、サスケ一人だろうし、齢8歳程度の少年の、いくら大人びてるとは言え、証拠能力があるんでしょうか?「うちは虐殺」に関しては描写自体が少なく、事件の立件がされてるかどうかも明言されてないと思います。僕らは、サスケの伝聞(イメージ)で知っているけど、詳しくは流れのなかで、「そうなんじゃないの」的な扱いになってる(汗)。ここは、うちは虐殺の中で、実は一番大きな「痼り」でもあります。第一、里が事件解決を目指して躍起になてる雰囲気がまるで無い(汗)。これって、普通に考えて「変」じゃないでしょうか?

「この方 けっこーウルサイですね」「殺しますか?」

実は、この鬼鮫の台詞も大好き!これも、ナルト史上、屈指の名台詞です…。何故だか、鬼鮫が切れて交戦に突入します。鬼鮫にはアスマ。イタチには紅。阿吽で闘いを挑みますが、どう見ても形成は不利。どっちも瞬殺一歩手前です(笑)。そこにカカシが合流。写輪眼全開で二人のピンチを救います。カカシの写輪眼。イタチの写輪眼。写輪眼の対峙。

「…あの眼は 昔のまま…」

カカシは登場と同時にイタチの「眼」を確認します。何故、カカシがイタチの「眼」を確認する必要があったのでしょうか?この時点で<ムクムク…>です(笑)。また、「昔のまま」…とは、昔のイタチをカカシは知っているにでしょうか?カカシは17歳で暗部に所属しています。これはイタチ暗部入隊の3年ほど前。二人が面識あった可能性を感じる一コマです。

「…とはいえ 真の写輪眼継承者…」
「最悪の事態も想定しておかなきゃならないな…」

ここで、カカシは「臭い」を、臭わせてます(笑)。この「臭い」がカカシの「焦り」の根拠であると、僕は考えてました。カカシが言い間違えると、僕に思わせた「臭い」がここに漂っているのです。

「さすがカカシさん 洞察眼はかなりのもの… …ですね」

凄まじい騙し合いの応酬でした。それに、コロっと騙される紅をカカシは身を挺して救います。

「伏せろ 紅!! こっちが影分身だ…」


イタチは自らの分身を大爆発させたのです。カカシは背中に爆風をモロに受けてしまいます。背中、ジンジン…です。それで、あの迷言が…登場するのです(笑)。

「気を抜くな… あいつは13歳で暗部の分隊長になった男だ」

13歳は受け入れました(笑)。描写には間違いは存在しません(笑)。カカシは言い間違えたりしません!(笑)←笑って誤摩化してます。

「いや あいつの力はまだまだこんなもんじゃない」

その通り! イタチの真骨頂はここからです。もう、独壇場です。

「うちはの血族でないアナタが写輪眼をそこまで使いこなすとは…」

恐らく、カカシVSイタチはお初。諸国にその勇名を馳せる「写輪眼のカカシ」の面目躍如と言ったところでしょう。

「だが…… アナタの体はその眼に合う血族の体ではない」

きっと、写輪眼の一部しかカカシは引き出せていないのでしょう。オビトが写輪眼の移植の可能性を知っていたように、イタチもそれに付帯する写輪眼の移植知識もあったでしょうし、覚醒率や能力の発動限界なども知り得た事でしょう。

「その通り…すぐバテちゃうからな…」

カカシもイタチの言う事は重々承知していました。その上で、最大限に移植された写輪眼を使いこなす術を研究したのでしょう。これは天才忍者、カカシであればこそ実現した偉業かも知れません。

「うちは一族がなぜ最強と謳われ恐れられたか…」
「写輪眼の…血族の本当の力を見せてあげましょう!」

例の<スッ…>と一呼吸おいてイタチの瞳が解放されます。本家本元の万華鏡写輪眼の発動です。

「ま…まさか!!」

そう、「まさか」なのです。この時のカカシの狼狽振りは尋常ではありません。つまり、カカシはこの時点(第一部後半)で、既に「万華鏡写輪眼」の存在を知っていたのです。そして、カカシ自身の、この時点での万華鏡開眼は無い。開眼してたなら万華鏡で応戦してた筈。また、対峙当初からカカシがイタチの万華鏡の有無を探っていた事から、サスケからの「うちは虐殺」に絡むイタチの万華鏡写輪眼の情報もリークはなかった事を一連の流れが物語っています。

この時、相当の危機感を感じ、カカシは焦りまくっていた! だから、失言しちゃった…と(嗤)。これが、カカシが「言い間違え」をすると考えた、僕の疑念の根拠です。ネタ元は何処なんでしょうか?サスケはないから…自来也?暗部?それとも…大蛇丸……? どうなんでしょう。

「まずい!!」
「二人とも奴の目を見るな!!」

多分、「幻術・月読」の存在もカカシは知っていたのでしょう。この時点で、カカシが写輪眼の研究をかなり進めていた可能性を示唆しているとも感じ取れるシーンです。

「アレとやり合えるのは おそらく写輪眼を持つ者だけだ」

これも、万華鏡を知り得る者の発言と言えます。もしかしたら、集会所の地下の例の碑文をカカシも読んでいるかも知れません。サスケの尾行で発見してたりして…。

「確かに写輪眼を持っていれば
この”万華鏡写輪眼”に多少の抵抗は出来る」

イタチもそれを肯定します。同時に、この発言は通常の写輪眼と万華鏡の差異が決定的でなく、延長線上にある…と言う示唆であると僕は考えています。そして、これを元にして「覚醒率」と言う考えに発展させています。余談ですが、紅の幻術を返した「魔幻・鏡天地転」もウィキなどでは万華鏡写輪眼発動のオプションとしているような記述があるけど、何処に根拠を見いだしているのか、はっきり言って疑問です。描写から類推するなら、写輪眼第二次覚醒の後期…が妥当であると、僕は考えます。

「しかし この特別な写輪眼の瞳術」
「幻術”月読”は破れない……」
「オレを倒せるのは同じ”血”を持つ写輪眼使いだけだ」


これは、写輪眼が最強である事実を提示すると共に、自分を打ち破る存在がある事を仄めかしているのです。これはイタチの「大いなる目的」にもつながる糸口ではないか?と、僕は考えているんです。

「…サスケ………」


その漠然とした言葉にカカシは直ぐさま反応しています。その後、カカシは月読で72時間の拷問の果て沈みます(ホントに水の中に…)。しかし、ガイの救援はあったものの、致命的な攻撃は受けてはいない。何故でしょうか?

「しかし……何故 殺さない…」
「その気になれば簡単に…」

イタチはカカシを確かに殺さなかった。意識的に…とも取れる行動だと思いました。中忍試験中のサスケの呪印の封印をしている時に、これと似た事が大蛇丸との間でもありました。カカシを殺してはいけない何かしらの理由があるんじゃないか?そう言う、勘繰りを僕に起こさせたシーンとして、今も痼りとして残っています。ちょっと逸れましたが、痼ってます(笑)。ペンディングです(汗)。戻します(笑)。

つまり、第一部のこの時点で、カカシは何らかの情報ソースによって「万華鏡写輪眼」を知っていたんです。そして、それを僕も勘付いていた。だから、カカシが焦ってると思ったんです。「11歳」を「13歳」と言い間違えた…と思えるほどに(笑)。別に言い訳じゃないですよ。言い訳じゃ…(笑)。やっぱ、そりゃ、焦るわな~ァ…。長くなったので、一度、切ります(汗)。長い長い言い訳でした(笑)。

と、言う事とで、懲りなく、つづく…(汗)。


イタチさんはやってない!



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第359話「その眼…!!」


刹那の攻防。サスケは潜影蛇手を繰り出して、横方向に逃げます。潜影蛇手がもろ肌で、こんな風に発動するんだ~ッて感心しました。きっと、皮下に口寄せ動物の召還用の忍具を埋込んでいるんでしょう。口寄せに必要な「血」は常に供給されているでしょうから、印を結べば術が発動するんでしょう。何だか、納得。一方、デイダラも風魔手裏剣(?)を脚で何とか外しました。サスケもデイダラも必死です(汗)。

そう、必死なんです。サスケは別に圧倒的でもなく、どちらかと言うと、泥にまみれるような、人間臭い闘い方をしています。あの200人を倒し、なおかつ、一滴の返り血も浴びないような、圧倒的な闘いではない。写輪眼も特殊な瞳術を発動した描写もない。やや、痼りが発生中です(笑)。

<ズズズズ……>(←僕のじゃないです…笑)

サスケは呪印状態を一旦、解除します。デイダラに折られた左翼の付け根が痛々しいです。この折れた翼は元に戻るんでしょうか?ワザワザ、千切られた翼を回収してきたようでもないし。例えば、手が切られたら再生なんてしない。これが、しばらくして復活しているなら、例えば、皮膚の一部分の細胞を急激に変質&増殖させるようなロジック(方法論)で呪印が人の細胞に関与しているとする仮説に対する答えになるのではないかと、注目している描写です。

「やっぱ最後は爆死じゃないっスかぁー!」
「デイダラ先輩のバカヤロー!!」

でも、しっかり生還するデイダラ。咄嗟に粘土細工の鳥を出現させて、あの猛烈な爆発を回避したようです。

【補足…トビの物言いは誰かに似てるな…って思ってたんですが、元タケ○軍団の、現宮○県知事の東○原さん…かなって、個人的に思います。相手のパーソナルスペースのギリギリに侵入して障壁を浸食して行くような…「人誑し(ひとたらし)」…と言わしめるような、独特の間合いを持っている。腹が立つけど憎めない。気がついたら友達になってる。トビはそんな空気感を常に漂わせています。仮面の奥の顔は、果たして笑っているんでしょうか…気になりますね】

「しぶとい…」

デイダラを強く見据えるサスケの写輪眼。力強いです。それに対して、デイダラは…。何かを思い出しているようです。

「あの眼…」
「あの眼だ…」
「ちくしょう…」

と、何やら反応が…。そして、黒塗りバックの回想シーンに突入します。

ヒルコの姿のサソリとイタチと鬼鮫がデイダラを勧誘してます。「暁」もこうして仲間を集めてたんですね。このシーンはサスケが「蛇」のメンバーを集めて回ってたのとダブりました。個人的に(笑)。サスケはイタチと違うように見えて、実は同じ事をしている。僕は何故かそんな風に今、考えるようになています。余談です(笑)。

【急いで書いたので補足…。サスケは集会場の地下の「写輪眼の本当の意味」を記しているとされる碑文を読んでいます。つまり、イタチの真意を知っている…と考えれます。「蛇」を編成する時、単に「イタチへの復讐」の為とするには大袈裟過ぎる…との考えもありました。ここは推測する材料が不足していますのでペンディング(先送り)で良いと思いますが、もしかしたら「その先」もサスケが見越してる可能性もあるよ…と、覚えておいて欲しいです。やや痼り…です。僕的にも(笑)】

「芸術は爆発なのだァァ!!」

芸術に対する持論を展開するデイダラを「暁」の一行は完全に無視(笑)。これから2マンセルを組む予定のサソリなんか…

「…ウザいな…」

ですよ。全く興味なしって感じです。鬼鮫なんか理解する気配すらなく。最早、デイダラの勧誘自体を諦めてます(笑)。結局、イタチが閉めにかかります(笑)。

<スッ…>

写輪眼の三つ巴文様がデイダラを見据えます。厳しく凛然とした力強い眼差しで…。丁度、今、一戦交えているサスケのように。

「何だあの眼は?」

デイダラはこの時、初めて写輪眼を目の当たりにしたのでしょう。当然、その意味も恐ろしさも知らなかった。デイダラはタッパも低いし、何だかあどけない。時期的には第一部の前でしょうが【補足訂正:この描写は恐らく、大蛇丸の「暁」抜けの後。つまり7年前よりこっちでイタチが12~13歳程度。サスケの年齢に換算して7~8歳程度でしょう。うちは虐殺の前なのかな…後なのかな…材料不足です】、かなり若い設定ですね。前髪が柔らかな感じで、凄く可愛いです。

「オレの忍術は何より崇高な芸術だ! うん!!」

デイダラは起爆粘土でイタチに先制攻撃をしかけます。多分、C1でしょう。蜘蛛型で揺動→ムカデ型で拘束~爆破の複合芸術…の筈が、イタチの幻術にハマっていて、思いっきり自分を捕獲してしまい、速攻、ゲーム終了(汗)。

自分が壊した壁の大穴に静かに立つイタチ。背後から差す日輪が後光のようです。左右に闘神を従えるようにして…。

「これは……芸術だ!」

デイダラは敗北を受け入れたようです。イタチの美しさに見入ってしまった。認めたくないほどの惨敗を、デイダラはこの時、感じていたのでしょう。そして、イタチがデイダラに引導を渡します。

「お前の負けだ」

ところで、イタチが左右に従えていた仏像の光背(後光)が三つ巴文様の写輪眼風のデザインになっています。皆、気付いたと思いますが、これはうちはの仏師が彫った仏像なのか?はたまた、「三つ巴」がこの仏像を祭る宗教の宇宙観に起因する文様なのか?いろんなパターンが考えられます。この仏像がどのくらい前に彫られたのかは不明ですが、写輪眼には先人の残した叡智みたいなモノを感じてならないのです。プログラム説の根もそこにあるんですが、例えば、「神」とか「宇宙的な意思」とかが、写輪眼に関係していまいか?と、個人的に期待しています。そして、この描写がその伏線であったら良いな…と思っています。

【補足です…仏像のモチーフに写輪眼が使われていた…と取るか? 自然界の根源的な意匠であった…のか?はどちらとも言えず、ここで確かに言える事は、どっちにしても、写輪眼の文様はナルト世界の「宇宙観」に則した、自然の理に適った「文様」である事を物語る…事実であると言う事です。この写輪眼の三つ巴の文様が意味するものは何なのか?それは、物語が進むにつれて解き明かされる事でしょう。注目していて下さい】

「オイラの方が上だ… 負けるハズがねェ!」

デイダラはきっと、イタチに負けて、その弟のサスケにまで負けるわけには行かない!…と言う意地みたいなものがあるのかも知れません。とうとう、奥の手を出すつもりのようです。十八番の中の十八番。何で、トビがこんな奥の手の名前を知っていたのか?デイダラは常にトビを心配もしていますから、相当、昵懇だったのかも知れませんね(笑)。

「C4 カルラだ!!」

カルラ…。多分、『カルロ・カルラ』の事だと思います。カルラは未来派のなかでは、ダイナミズムな運動に魅せられた画家です。「赤い騎士」が代表作で、スピード感よりもダイナミズムを伝えようとした傾向があります。ダイナミックな迫力を表現するためには、「量感」が必要となると考え、キュビズム的な解釈や技法も取り入れてました。そして「量感と運動の同時成立」を目指した…んだそうです。……聞きかじりなんで、怪しいです(笑)。カルラの画風がデイダラの最高のお気に入りなんでしょう。キュビズムの流れ…何だか解るなぁ。

これから、僕なりに想像すると、真っ赤な馬に自分が騎乗して、騎士風になる造形…真っ赤なのは、デイダラの「血」を練り込んでいるから。命を燃やすような闘いをするのではないでしょうか?恐らく、デイダラの起爆粘土の中で、量的にも質(力)的にも最大級。きっと、凄い大大爆発です(怖ッ)。サスケはこれをどう凌ぐのでしょうか?

【補足…デイダラが顔の口を使ったのがC4だからなんだと思いますが、両腕は風魔手裏剣で傷ついてて使えなかったのかも知れません。C3でも良かったんだけど、もうC4しか大技が残されてなかった…って感じなのかな。シーさんも心配してたけど、死んで欲しくないです。デイダラは苦労人で努力家で芸術家です。友達なったら、きっと楽しいだろうな~って思います。夏なんか、でっかい花火(C3)を上げてくれたり…きっと、楽しいでしょうね(笑)】

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イタチと「うちは虐殺」の時系列の補正


サスケが上期の成績表を貰った次の日。うちはの大切な会合がありました。そこに参加しなかった二人がイタチとシスイです。きっと、シスイの殺害はその時。つまり、サスケがアカデミーに入学して「上期」の成績表を貰う期間=半年後の出来事であると、僕は考えています。つまり、サスケ6.5歳。イタチが11.5歳。

そして、この後、イタチが会合に来なかった理由を問い詰めに、うちはの上役(イタチより年上)が押し掛けてきます。シスイが自害(殺害)した翌日の事です。イタチはここで切れて、その上役3人を地面に這いつくばらせてしまいます。多分、イタチがここまで「熱く」なったのは、最初で最後ではなかったでしょうか?写輪眼を大きく見開いて、非常に雄弁にしゃべりました。

「組織に執着し 一族に執着し 名に執着する…
それは己を制約し己の”器”を決めつける忌むべき事…
そして未だ見ぬ…知らぬモノを恐れ憎しむ…愚かしき事!!」

ここで「器」と言う言葉が登場しています。イタチは非常に苛立ったように、何かに急き立てられるようにしゃべり続けます。普段は寡黙なイタチがです。これは異質。痼り以外の何ものでもありません。

「一族などと…ちっぽけなモノに執着するから
本当に大切なモノを見失う…」

「本当の変化とは規制や制約…
予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない」

何故、こんな簡単な事がお前たちには解らないんだ…と言わんばかりに、まくしたててます。きっと、この時、既にイタチには「良き理解者」が存在したんじゃないか?もっと、イタチの言葉に鋭く共感してくれる存在があったと、僕には思える台詞なのです。イタチの理解者…尊敬できる存在…優れた忍…もしかしたら、「暁」の誰か…。……マダラ…??

と、まあ、この描写から「うちは虐殺」までの経過を、この直後…と当初考えていたわけですが、その次の回のサスケの回想風景からの汲み取りがやや甘かった(汗)。この辺りの時間経過はイタチの表立った動きもなく、当然、ストーリー中の描写もないわけですから、サスケの描写のみで考察するよりありません。で、サスケの外面、内面の成長の描写を見誤った…ので、時間の経過に対する判断を誤っていました(汗)。今回は、ここを、キチっと修正して行きます。

先ず、イタチが上役をぶっ飛ばして、毒づいた一件で、サスケはイタチの写輪眼の巴模様に違和感を覚えます。僕の記憶だと、連載の画と単行本では描写(絵柄)が違ったような気がしています。単行本で修正されたんではないでしょうか?イタチの三つ巴の写輪眼が万華鏡に変化して行くカットが並ぶ下のサスケ(25巻/108頁)。右が6.5歳当時。左が回想当時です。

見逃していたんですが、かなり変わっています。回想当時のサスケの顔はかなり大人びています。顔に体する瞳の面積と位置が変化している。そして、その下のカット。ベットに大の字に寝そべって天井をボーッと眺めるシーン。

「何だったんだ…兄さんの目…」

と、考えてるサスケの四肢がスラッと延びてます。体型が変化してる。明らかに!成長してるんです。もしかしたら、一年くらい経過してるかも知れません。

「それに…あれからずい分経つけど…」
「父さんと兄さんは何かギクシャクしてる…」

外見もそうですが、心も成長しているんです。それが、この人の心の「機微」に思いを馳せるサスケの描写です。元々、賢いサスケですが、こんな描写は過去にはなかったんじゃないでしょうか。サスケの心の成長を時間経過の表現に使った…具体的な数字の提示はないものの、これはかなりの時間経過を示唆する描写であると、僕は考えています。

また、サスケの家の長い廊下で、サスケとイタチ。イタチはサスケを完璧、無視です(笑)。それから、フガクとイタチがすれ違うシーンがあります。ここで、両者は言葉も交わさなければ、視線も違えたままです。これでは、全く反りの合わない上司と部下です(笑)。その直後のサスケとフガク。フガクはサスケには自ら声をかけてます。フガクのイタチからサスケへの関心の移動を示しています。これは、「代り」を見つけた…と、大人なら解る。大人なら…。そんな描写でした。そして、それが、サスケの火遁・業火球の術の伝授につながります。

「お前にはまだ早過ぎたんだ」
「一週間やそこらでまた教えても同じことだ」

が示す時間経過の後、サスケは見事、業火球の術を会得し、フガクを驚かせます。(前回の考察では、時間の経過ばかりに気を取られて、この一週間を見つけて喜んでた。浅はかでした…汗)

「…さすが、オレの子だ」

と言う、これまでサスケが待ち焦がれた「父」の言葉を引き出すのです。そして、フガクは続けます。

「もう兄さんの後は追うな…」

あの廊下でのすれ違い。イタチ→サスケへのフガクの関心の移転。これらを決定付ける台詞です。大人の猾さを示す言葉です。そして、これが大きな伏線になっているシーンへと続きます。

食卓で座るサスケ。台所にいる母。サスケは更にオトナびた外見です。伏見がちなせいでしょうか、何だか表情も非常に大人びて見えます。顔もほっそりとして、大人っぽさを臭わせています。

「父さんは兄さんやオレのこと…」
「本当はどう思ってんのかな…」

サスケは「父」の言葉を本心から嬉しいと感じる一方で、自分がそれでも「兄」の代わりでしかないことを悟っているのです。もしくは、疑っています。これは、自分を客観視できている証拠です。自分の状況を的確に客観視している。嬉しい出来事を、ただ「嬉しい」と感じる子供から、そうなるに足る、自分を取り巻く状況や相手の心情を推し量る冷静さを、サスケは備えていた描写にあたると、僕は考えます。つまり、心が成長している。そして、この成長には相当の時間を要した…とも。

それに、サスケはイタチに対して、幼かった自分(=手裏剣修行の頃)を意図的に演じてみせて、イタチの「おでこツン」を引き出しているシーンもあります。イタチもそれを解っていて受けたんでしょうが…。

「良かった…」
「やっぱり兄さんは昔のままだ…」

「昔」…ホントは具体的な数字が欲しかったんですが、この言葉と、このシーンはサスケの成長を物語る描写であると思います。そして、ここまで「心」の駆け引きができるようになったサスケの成長を考え合わせれば、1年~2年の時間の経過はおかしくない…と、僕は考えます。そして、

「兄さんは七歳で忍者学校を主席で卒業…」
「八歳には写輪眼が使えるようになった…」
「それに十歳で中忍に昇格…」

…と言う兄の経歴。これを反芻しながら惨劇の現場に向かうサスケ。この台詞は、サスケがこの文言のイタチと同時期に達した…と言う示唆だったんではないでしょうか?自分も兄と同列に考えなければならない立場(年齢)に達したと言う意味。それで、

「…でも オレにも兄さんと同じうちは一族の血が流れているんだ」
「兄さんには負けない!!」

と言う台詞につながるんではないでしょうか?サスケの年齢が自然に気持ちを変化させていった…。僕にはそう言う風に感じられます。そして、カカシの例の台詞…につながります。

「気を抜くな… あいつは13歳で暗部の分隊長になった男だ」

多分、これは事実であったのでしょう。イタチは13歳で暗部の分隊長になっていたんです。それから逆算すると、うちは虐殺はそれ以降。つまり、その惨劇の現場に向かうサスケは8歳(13-5)以上が妥当。これは入学から2年程度の時間経過に相当します。つまり、シスイの殺害から1年半程度経過している。これまで検証したサスケの心身両面の成長具合とその描写から、この時間の経過はエピソードの内容からして許容できる範囲ではないかと思います。むしろ、しっかりとサスケの成長を描いていて、しっくり来る容量であると思います。

逆に、イタチも、例えば13歳の誕生日を機に分隊長に昇格した可能性もあるでしょうし、分隊長昇格とうちは虐殺が非常に近接している可能性も充分に考えられます。と、言うか、それが妥当な線ではないかと思います。カカシの「13歳で…」と言う台詞が、逆に「うちは虐殺」の期日を暗示しているかのようでもあります。つまり、うちは虐殺は暗部分隊長昇格の直後と言う考えです。ここまで(サスケが8歳辺り)引っ張って、サスケを谷底に突き落とすことで、優秀なサスケの問題児=ナルトとのアカデミーの同期卒業への流れもスムースになるし、格描写との整合性も充分得られるんではないでしょうか?

カカシが焦って台詞を間違えた…とする前回の考察は、考察の前提にそもそも反していたのかも知れません。ナルトのストーリー中で語られる台詞や描写は、そのまま、ナルト世界の真実であり、それらを事実と認定した上で、初めて考察は考察たり得るんだと、改めて感じています。意図的な「間違い」もあるでしょうが、それには相応の描写と言うモノがある筈です。僕はそれをカカシの「焦り」として解釈を試みましたが、どうも、しっくり来ませんでした(汗)。

そして、もう一度、25巻を見返してみると「サスケの成長」を読み取れる描写があった…。それも、かなり綿密に描いてある。サスケの心の成長でした。兄弟や家族間の不協和音。それを自分の中で昇華し、他者の気持ちを推し量ろうとする努力。サスケは子供から大人に向かって着実に歩んでいたのです。このサスケの内的な変化の過程を時間の経過として捉えれば、イタチの「13歳暗部の分隊長就任」とその後の「うちは虐殺」はリニアにつながると思います。よって、イタチのうちは虐殺の時系列は…、

「中忍昇格(10.5)→暗部入り(11)→暁入り→大蛇丸の腕切断→大蛇丸暁脱退→シスイ殺害(11.5)→暗部分隊長就任(13)→うちは虐殺→里抜け」〔注:()内はイタチの年齢〕

となり、カカシの不名誉な失言も無くなります(笑)。描写的にもしっくり来る…と思うんですが、どうでしょうか?これで、いよいよ疑問の本丸!イタチの闇に駒を進めることができそうです(笑)。

で、果てしなく…つづく(笑)。

イタチさんはやってない!



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うちはイタチと「うちは虐殺」の時系列考察


「兄さんは七歳で忍者学校を主席で卒業…」
「八歳には写輪眼が使えるようになった…」
「それに十歳で中忍に昇格…」

サスケは「お経」のようの兄の経歴を唱えています。サスケにとってイタチは「仏様」のような存在だったのかも知れません。正に偶像です。それは時に眩しく、近寄り難くもあり、また、時には優しく暖かき救いの手を差し伸べてくれる「神」にも等しい存在であった事でしょう。手裏剣投げの修行で、脚を挫き、優しき兄にオンブされた想い出。その広き背中で感じた兄の拍動と暖かさは、今もサスケの躯に残っています。

「うちは虐殺」の期日はサスケが手裏剣投げの修行で遅くなった日である事は確かです。この日がいつなのか?をこれから、特定します。実は大変な作業でした(汗)。

その前に、サスケのアカデミー入学期日を見つけ出しましょう。サスケのアカデミー入学がイタチの暗部入隊の内定を決する特別任務の日と同日。これは10歳で中忍に昇格してから半年目に当たります。人の年齢は1年の幅を持っているので、何歳で~と言う括りで考証すると、かなりの誤差が生じます。ただ、イタチ(6月9日)とサスケ(7月23日)の生まれ月はとでかなり近接しており、二人は5歳違い。イタチが10歳ならサスケは5歳と考えて良いと思います。

「中忍に昇格してから、たった半年でここまで来た」

暗部入隊の内定を貰えそうなところにさしかかって、フガクがイタチに対して言った言葉です。イタチが中忍に昇格したのは、10歳のどの時点でしょうか? 10歳になって直ぐなのか? それとも少し立ってからなのか? ここが重要なんですが、意外と類推する材料がありません(汗)。

描写的には、サスケはアカデミーにチョウジやシカマルと同期として入学しています。シカマルやチョウジが6歳で入学している事から推察すると、サスケも6歳か、その近辺。つまり、5歳でも後半であったと考えるのが妥当ではないかと思います。ちょっと強引に、サスケの入学を概ね6歳として考察を進めます。

イタチが中忍に昇格してから、半年…と言う時間経過をサスケの入学年齢の6歳に当てはめると、サスケの6歳はイタチの11歳ですから、イタチの中忍昇格は10歳の中盤辺り(マイナス半年)に特定されます。10.5歳辺り(笑)。それから「半年」ですから、11歳付近、或いは11歳の前半で暗部入り内定をイタチは取りつけた…と言う事になります。スケジュール的に厳しいので(笑)、内定、即入隊であったと思われます。やはり、相当の実力が、この時点でイタチにはあったのでしょう。

ところで、余談ですが、写輪眼の開眼が8歳。そこから1年半おいて、10.5歳の中忍昇格と、そこから半年の11歳で暗部内定…の傾きは明らかに後者の傾きが立っている。強烈な加速度を示しています。この異常とも言える「急勾配」は、僕の中では「痼り」です。これは、覚えておいて下さい(笑)。

「…シスイは…最近のお前を監視していた…」

イタチが暗部入りしたのが、11歳として、それから「半年」の時間経過を示す材料になる台詞です。最短でもイタチのシスイ殺害は、イタチが11.5歳辺りになる事を示している事になります。これは、サスケの「上期」の通知表を貰った描写と良い感じに符合します。「上期」をどう受け取るか…ですが、大学の「前期」「後期」と同義と、僕は想定しています。3学期制は世界でも異例でありますし、他の描写も半年刻みが多いですし(笑)。

ところで、大蛇丸の「暁」脱退はは第一部終了時点から7年前…。これはイタチの年齢が第一部終了が18歳。第二部で20歳。空白が2年半とすれば、イタチが18歳前半と考えられ、そこから、イタチの年齢に照合すると、大蛇丸の「暁」脱退は。イタチが11歳前半に、ほぼ特定できると思います。つまり、暗部入隊の内定か、正式入隊の頃。そして、シスイ殺害=万華鏡開眼の半年ほど前である…と、僕は考えています。

同時に、イタチと大蛇丸の絡みの38巻の回想シーンの「腕カット事件」は、更にその少し前。大蛇丸はきっと、この衝突でイタチに敵わないと判断し、「暁」を抜けるのでしょうが、最低でもこの時点で二人は「暁」に所属していた事の証拠であり、イタチに至っては、木の葉の忍として、ましてや暗部に所属しながら、「暁」に所属していた事実がある事を示しています。これは、無表情なイタチだから可能だった…離れ業かも知れません。

第38巻の大蛇丸VSイタチの描写をつぶさに観察して、イタチが万華鏡写輪眼を使用した決定的な描写はありません。回想中の描写は全て「写輪眼」(三つ巴)でした。あの太い楔を相手の躯に打ち込んで縛る…金縛りの術は、大蛇丸転生空間でサスケも使用していることから、写輪眼の2次覚醒領域で発動可能な瞳術と考えるのが、現時点では妥当でしょう。あれを万華鏡の瞳術とするならば、サスケの万華鏡写輪眼も開眼している事になってしまう。でも、サスケの万華鏡開眼を示すエピソードが見当たらない。楔を相手の躯に打ち込んで金縛りにかける瞳術は描写からすれば「違う」(万華鏡瞳術ではない)と言っても良いと思います。これだと、イタチのシスイ殺害の時期とも上手く符号します。単なる写輪眼に「敗北」した大蛇丸も何だか可愛そう…と言えば可愛そうですね(笑)。逆に、38巻の回想で「万華鏡」を使ってない(万華鏡使用の描写がない)のは、この闘いが「シスイ殺害前」を暗示する描写であると、僕には思えてならないのです。

この時のイタチの額当てには横一文字の傷があります。これは「抜け忍」の証とされ、反逆のサインであります。ところが、うちは虐殺の際にイタチがしていた額当てには、この傷がない。これは、多分、「暗部」の活動をしていた形跡を示していると思っています。同時に、イタチが木の葉と「暁」の双方での活動において、額当てを使い分けていた可能性を強く感じます。暗部(木の葉)と「暁」の双方に同時に所属していたとすれば、TPOに合わせて、忍者の魂とも言える「額当て」すら使い分ける冷徹さも、うちは虐殺を目の当たりにすれば、何だか理解できます。以上の考察から判断すると、イタチのうちは虐殺に関する流れは…、

「中忍昇格(10.5)→暗部入り(11)→暁入り→大蛇丸の腕切断→大蛇丸暁脱退→シスイ殺害(11.5)→うちは虐殺→里抜け」〔注:()内はイタチの年齢〕

となるのではないか?と、僕は考えます。「暁」入りは大蛇丸の腕切断の一件より前であれば、中忍昇格前でもおかしくない…と思います。これは、先に僕が示した「痼り」…、つまり、イタチの急激な伸びに「暁」が関与している含みを、同時に、強く感じてしまう流れでもある。それに関する描写はかなりあって…、

「暗部に入って半年…最近のお前の言動のおかしさは目に余る
お前は一体 何を考えて…」

イタチをそそのかす、感化するような存在。つまり、「暁」との関係の示唆…と考えると、この言葉には力を感じます。シスイはイタチの監視をしていた事からも、誰もがイタチに対しては、ある種の「違和感」を感じていたのは事実でしょう。中忍昇格から半年後の暗部内定…この急激なイタチの進歩…痼りとも言える異質。イタチの強さが、暗闇の深さがもたらしたものであったのだとしたら…。何だか納得してしまいます。

圧倒的なイタチの能力の高さには、それを覆い隠すような魅力があったんではないでしょうか。イタチ自身も相当、魅力的な人格であった筈ですから、辺りもそれを信じたくない気持ちだったのかも知れません。まるで、大蛇丸を見る猿飛先生の気持ちですね(笑)。

件のうちはの、かなり重要とされる会合に来なかったのはイタチとシスイのみ。シスイの死に関して、イタチは滅茶苦茶グレーです。って言うか、真っ黒です(笑)。そして、案の定、うちは虐殺時にイタチはサスケに吐露しています。

「兄さんがシスイさんを殺したのかよォ!?」

サスケも内心、イタチを疑っていたのでしょう。そして、サスケは聞きたくない答えを聞かされる…事になります。

「そのお陰でこの”眼”を手に入れた」

呆気ないほど、あっさりとイタチはシスイ殺害を自白してしまいます。「当然の事をした」と言わんばかりに。これは、「うちは虐殺」の凶行をイタチの内部的に肯定させる考え方を根拠にしているものと思われます。つまり、「写輪眼の本当の意味」を知り得る者の考えに拠ると、僕は考えていると言う事です。あの集会場の地下の碑文の文言…。未だ明かされぬ、物語の核心部分。

で、混乱の中核に歩みを進めます(笑)。この言葉があった為に、これまで散々、堂々巡りをする羽目になってしまった…(汗)。

「気を抜くな… あいつは13歳で暗部の分隊長になった男だ」

これは、イタチと鬼鮫の2マンセルが木の葉に襲来した時に、カカシが吐いた言葉で、イタチの13歳暗部分隊長就任の根拠になっています。でも、うちは虐殺が11.5歳以降とするなら、その後は(どう考えても)里抜けしか道は残されておらず、しかも、イタチは虐殺の張本人とされてる訳ですから、「13歳で暗部はあり得ない!」…ここをどう言う風にクリアするか…と考えると自然に(ズズズズズズズズッ…)呪印状態になる訳です(笑)。






カカシは焦って単純に言い間違えた!

その前にイタチの分身大爆発から紅を庇って背中に大爆風を受けてるし、イタチのプレッシャーもあった。イタチはうちは虐殺前に暗部の分隊長くらいは余裕でクリアしていて、11歳半ばで分隊長になってたんじゃないでしょうか?それをカカシも知っていたけど、11歳を13歳と間違えて言ってしまった。うっかり、カカシは間違ったんです(汗)。優秀なカカシも慌てることもあるんですね。きっと、背中がジンジンしたせいです(笑)。これは、演出です(汗)。優秀で、沈着冷静なカカシが焦って間違いを犯した…そのくらい切迫していた。そう言う「焦燥」を表現するブラックな「演出」です(笑)。

少し前にコメのやり取りでこの伏線を張るつもりで、「描写中に『間違い』はない!」と言うようなコメを残してみたんですが、これが逆風になって、上手く繋がらなくなって青くなりました(汗)。ま、キッシーの意図的な間違い=「演出」と言うニュアンスで、不用意な間違い=「ミス」と差異を持たせようとしたんですが、あまり面白くなかった(笑)。失礼いたしました(笑)。僕も「ナル×ジャン」をプロデュースする立場ですので、総合的なコンテンツの構成を考えるあまり、逆にアザトさを露呈してしまった。これが、オトナの「嘘」なんだと、ちょっぴり酸っぱい「嘘」なんだと、水に流してやって下さい(笑)。

以上が、うちは虐殺事件に至る、うちはイタチの時系列の考察です。「うちは虐殺」を考察する前段階で、どうしてもこの辺りの時間の流れを整理する必要がありました。僕はイタチがこの虐殺の現場に居合わせた描写を確認はしましたが、自ら手を下し、一族を滅ぼした描写にはお目にかかっていません。果たして、「うちは虐殺」とは何だったのか?それを、躍起になって探っています。

↑と、当初は考察していたんですが、イタチの暗部昇格以降の時系列の描写の見落としに気付いています。それを加味して、修正版の考察をまとめました(汗)。カカシの「13歳」…何とかクリアしてみました。結局、うちは虐殺はイタチが13歳以降。詳しくは考察の本編でご確認下さい。

…と言う事で、つづく(汗)。


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第358話「追いつめるC2!!」


サスケのスピードの非凡さを察知したデイダラはC2ドラゴン…を登場させます。サスケのスピードに抗するのが目的なのに、こんなに大きくて大丈夫なのかな?と思ってましたが、その種明かし……は、と言うと…。

「あのデカいのも爆発物になりえるのか? しかもあの形状からして空からか…」
「厄介だ」

サスケは冷静にデイダラの行動や術を分析して対応します。そして、サスケはデイダラの戦術を一瞬にして悟ってしまいます。賢い!きっと、サスケはシカマルみたいな闘い方もできるんでしょうね。

C2ドラゴンはシッポが「ズズッ」と縮んだかと思うと、口が「モゴッ」となっている。どうやら、自らのシッポを材料にして、自分の体内で起爆粘土のキャラを精製できる仕組みのようです。シッポの粘土を口の中で練っているんでしょう。破壊力と大きさも比例してるようでした。ドラゴンのシッポの長さだけ起爆粘土が作れる。無尽蔵じゃないようです。そして、それを口から吐き出して誘導爆弾として遠距離攻撃する。

ここがポイントで、デイダラはスピードでサスケを凌駕しようとはしていないのです。つまり、デイダラはサスケのスピードには対応不能…もっと言うと、スピードに関しては負けを認めた…と言う事を意味していると感じました。それが、次のトビとのやり取りに如実に表れてます。

「来たァ!」
「先輩のポップアートの力 見せつけてやりましょう!」

トビはデイダラの苦悩(笑)を全く解していないようです。空気、嫁です(笑)。

「ポップは死んだ!」

「ポップアート」とは、デイダラのC1起爆粘土…を表すのか?それとも、彼の「スピード」、「強さ」…?それらに代表される「自信」を意味するのでしょうか?どっちしても、デイダラは、この時点である意味、サスケを認めています。決してサスケは「血統だけに恵まれた…」ではなくなっている。その気持ちを表すのが、次の台詞です。

「カカシのだろうアレ! 伸ばしたり投げたりと形態変化は認めてやるが」

チャクラの形態変化の修行の難しさや素養の必要性をデイダラは充分に知っているのでしょう。サスケの形態変化のバリエーションから、サスケがちゃんと修行をしている姿を感じているのです。こう言う思考態度から、デイダラ自身が努力を重ね、今の「強さ」を獲得した経緯がある事を感じてしまいます。

「オイラのはスーパーフラットだ うん!」

スーパーフラットとは…?僕も「お初」の用語だったので調べてみました。何でも…

現代美術家の村上隆が積極的に提言している、平板で余白が多く、奥行きに欠け遠近法的な知覚を拒むなど、伝統的な日本画とアニメーションのセル画とに共通して見られる造形上の特徴を抽出した概念。

だ、そうです。アニメのイラストって言うんだから、ポップアートの親戚みたいな感じなんだけど、自らを「スーパーフラット」と言い、ポップは「死んだ」とも言う。これは、もう照れ隠しにも似ていて、有り体に「負けた…」って言えないだけなんだ…と、僕には思えて来ます。デイダラ、可愛いです(笑)。悔しいと思いつつも、デイダラはサスケの存在を認めています。でも、逆にそれを自覚できるデイダラも偉い!これは、相当の「苦労人」…と見ました。デイダラは案外、良いヤツかも知れませんね。彼の人気の高さが何だか納得できたような気がしました。

別の出会い方で、サスケとデイダラが出会っていて、仲間になっていたら、きっと、凄く中の良い友だちになっていたかも知れません。余談です…。戻します(汗)。闘いは再び、探り合いの様相です。ここで、サスケのチャクラ刀は不用意にも伸ばし切ってしまいます。

「伸ばせる限度は5メートル程度か」

素早くサスケの攻撃可能距離を見切ったデイダラ。

「遠距離タイプか… 間合いを見切られたな…」

「間合い」は近接格闘戦の生命線と言える。それを、見切られたのは致命的なミスだと言えるでしょう。サスケもちょっぴり悔いているようです。

「いくらガードが堅かろーが吹き飛ぶぜ うん!!」

しかも、C2の爆発力は相当な威力で、C1の比ではありません。戦局はサスケ不利に大きく傾くかに見えますが…。

「上からは誘導弾 下からは地雷か…」

尚も冷静に分析するサスケ。圧倒的にも見える形勢不利の中でも、心は折れていません。ここに、サスケの精神的な成長を感じました。大人になりましたねェ。

「C2は地雷の足止めと空中からのピンポイント爆撃」
「この連係攻撃がミソだ」

デイダラは自分からC2起爆粘土の「戦術」の種明かしをしています。プライドを捨てて勝ちを取りに行ったデイダラですが、浅はかにも「勝ち」を確信している。しかし、この「慢心」をサスケは見のがしません。すかさず次の一手を放ちます。木の葉の下忍だった頃、好んで使った大型の手裏剣です。

「そんなもんが当たるか! オイラをなめんなよ!!」

デイダラは余裕で躱しますが、サスケの詰め将棋は続きます。サスケは次に、先の爆発で投げ出されたかに見えた草薙の太刀に詰め寄り、負傷してない方の脚を柄の部分に掛けて踏み切ります。

「足場…!?」
「こいつ… 刀をわざと地面に!?」
「地雷の有無を確かめ足場を作るためにか!?」

気付いた時は…もう遅い(笑)。デイダラは、既にサスケの掌の上です。

「足場にした刀の長さ分…それに片翼を使ったジャンプ…」
「この位置!」
「刀の真上!?」
「そうか! あの攻撃で刀の真上にオイラを誘い込み…チャクラ刀の届く最短距離を…!」

デイダラの説明通りです(笑)。サスケは間合いギリギリに接近しているデイダラとの距離を上手く誤魔化して、自分の間合いとしたのです。そして、自分がやられたように、C2ドラゴンの片方の翼をチャクラ刀が切り落とします。

「この…くそガキがァ!」

追い討ちに、さっき投げた手裏剣が返す刀でデイダラを襲います。立体的な位置関係のトリックを巧みに使う、サスケの頭脳プレイが見事的中します。上手すぎるくらいです(笑)。

「ぐあっ!」「くそ動けねェ!!」「さっき投げた手裏剣を…!!?」

良い感じに(笑)、大型手裏剣がデイダラの両腕を拘束します。

「ヤバい!下には地雷が…!!」

詰め将棋の最期は激しい大爆発…。C2が一気に全部爆発しちゃったんだろうけど、サスケは大丈夫なのか?サスケも飛べない筈。でも、口寄せの大蛇でガードできるのかな?凄い爆発ですから、ちょっと心配(汗)。

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キッシーの表現手法の戦術的考察


波の国任務の終盤。ナルトは九尾のチャクラの一部を解放して「白」を圧倒します。「白」が「死」を覚悟した直後、再不斬の「楯」となり、カカシの千鳥に貫かれます。壮絶な死に様でした。

「…オレ様の未来が死だと…」
「クク…またはずれたなカカシ…」

「白」にピンチを救われた再不斬は、なおも不敵です(第4巻/64頁)。僕が注目してるのは、その一コ前のコマ。「白」が死してなおカカシを気押すコマの次。再不斬の横顔です。

場面は変わって、今度はサスケとイタチの絡みです。回想シーン。黒ベタのバック(笑)。

「器を量る……?」「それだけ…」
「………それだけのために…皆を殺したって…いうのか…?」
「………」「なんだァ…それ…」
「ふざけんなァ!!!」

果敢にイタチに挑みかかるサスケですが(第17巻/35頁)、この時の「なんだァ…それ…」のコマのイタチ。

その後も、これでもかっ!とサスケを責めるイタチ。どうしても埋まらない「差」をヒシヒシと感じるサスケ。そこに、「スッ…」て一呼吸おいてイタチの万華鏡写輪眼の瞳術、「月読」が追い打ちます(酷)。

「!?」
「…お前は弱い…」
「…………」
「今から24時間…あの日を彷徨え」

イタチが刀を振りかぶり、首をうなだれて座る両親に斬り掛かるシーン(第17巻/61頁)。イタチとサスケを取り囲む描写には、常に今、感じている「痼り」が付きまとっている。重い重い空気です。

そして、トドメ(笑)。うちは虐殺でイタチに教えられた集会場の地下の秘密部屋。別に18禁の蔵書が保管してある場所じゃなくて(笑)、「写輪眼の本当の秘密」、つまり「うちは一族の瞳術が本来 何の為に存在するのか…」を記した碑文を、サスケが読むシーン。

「そうか…そういう事か…」

雨に打たれて、冷えきった肩を落とし、……立ち尽くすサスケ(第25巻/157頁)。「そういう事か…」と、サスケが呟くコマに注目。

一番、最初に「エッ!?」と感じたのは、うちは虐殺で、サスケがイタチに突進して行くシーンのイタチの描写でした(第17巻/35頁)。この時、「こう言う描き方って…」と、明らかな「痼り」を感じたのです。でも、未だ、それは「確信」には程遠い…単なる「痼り」でした。極、普通にある…。

それが、「白」の記述をまとめようと、波の国任務の辺りを再読しつつ、面白くて、懐かしくて(笑)、のめり込んでしまって、あの「白」の壮絶な「死に様」に触れて、「グッ」と来てる時に、再不斬の横顔(第4巻/64頁)が、僕の中の小さな「痼り」…を。「疑信」を「確信」に変えたのです。

そう言う「目」で見ると、「そういう事か…」のサスケ(第25巻/157頁)は呆気無く見つかる。イタチがサスケに見せた「両親殺害」のイメージ(第17巻/61頁)は「月読」のネガポジ(白黒)反転で、気にしないと気付かなかったでしょうが(笑)。他にもチラホラとはあるんだけど、僕が注目したのは以上。取り敢えず…。

何が気になったのか?…と言うと、「目」…「瞳」。描いていない「瞳」です。どれも、黒(ベタ)く潰れてるでしょ。この瞬間の描写は、そのキャラの心の内を完璧に秘匿している。

「瞳」って、写輪眼じゃなくても、ブッチャケ、感情のインターフェイスだと思うんです。「目は口ほどにモノを言い…」と言うように、「目」は言葉と同じくらいメッセージ性が高いんです。例えば、「好き!」って言う言葉に匹敵する「目」って言うものが存在するんです(フフフッ)。僕は常に可愛い悪魔にこれを送ってる…ただ、届かないだけだけど(笑)。それましたが(汗)、「目」は言葉と同等の重要な表現部位なんです。それを「描かない」っていうのは…(汗)。

これは、「嫌らしい!!」(笑)……、心証の「真偽」を留保しているからです。つまり、その場で、「どっち」と言うのを明言してない。スルーしちゃってる。ここは乗り突っ込みでは、こう、2~3歩前にツンのめって、充分に体重移動してから、「…って、どっちだよッ!!」って一発、カマすところです(笑)。

作品とは、簡単に言うと、作者の「メッセージ」みたいなモノで、それが小説だったり、映画だったり…いろんな形態がある。たまたま、僕は「NARUTO-ナルト-」と言う愛すべき「漫画」にハマっているだけで。つまり、「NARUTO-ナルト-」と言うキッシーのメッセージを毎週、楽しみにしている…、巣の中で大きな口を開けて「ピーピー」鳴いて親鳥の餌運び(食事とは親の愛…メッセージです)を待ちわびるヒナドリ(この状態は日曜の夜にピークを迎えます…汗)みたいなものです。良い言い方をすれば…(笑)。

メッセージって言うんだから、何かを伝える。漫画だったら、それが「絵」や「ネーム」なんですが、そこで、「描かない…」、「表現しない」と言うのは「狡い!」と、言う意味で「嫌らしい」となる訳です(ハァハァ…)。何せ、描かないんですから…。狡い!(笑)嫌らしい…(笑)よ。キッシーは…(笑)。

でも、冷静に考えると、「表現」する事と「伝える」或いは「伝わる」と言うのは別物?!と言う考えも湧き上がって来ます。表現しないが故に、描かない故に、何かが強烈に伝わる…伝わって来る…キッシー流の嫌らしい(笑)表現手法とでも言えるのかも。「何かある!?」って伝わってる訳だし。読み手としては、自由に想像して言い訳ですから、先読みのバリエーションも豊富ですし(笑)。

これは、武術の「後の先」とか「先の先」と言う戦術的境地にすら似ている…と僕は考えています。ちょっと、耳なれない言葉ですね。僕が好きな考え方なんですが…。そもそも、作品が高度になって来ると、そこには伏線の貼り合いであり、その拾い合いになると思うんです。これは、武術の「対峙」に似ている…。厳密に言うと、漫画の場合は一方通行ですから、「合い」はない(汗)。語呂です(笑)。誤報です(笑)。

相手の先手(相手にとっての「先」)をワザと受けるけど(厳密には「出させる」)、その次に、こちらの「先」を浴びせるのが「後の先」。こっちに、一度は「ヨシッ!?」と思わせといて、「実は…」って、その後に「サッ」と「驚き」を提示する手法。これは、短期的で、切れ味の鋭さが必要ですね。普通に良くある伏線は大体、コレです。多分…。僕がよく引っ掛かってる…(汗)。

逆に、僕らの予想、つまり、こちらの「先」に、更に被せるように、その「先」を提示する「先の先」。こちらの「切先」(きっさき)を幾重にも予想して、ものの見事に放たれる相手の「先」。これは長期的で、より高度な伏線にあたると思います。往々にして、イタチの行動描写は「先の先」で、それ故、難解に思えるのです。こっちとしては唐突にすら感じられる…でしょ。

しかも、台詞のほとんどは「………」ですし。ま、これは、「暁」の激務のせいで、その内の半分は、居眠りをブッこいていた怪情報もあって余談を許しませんが(笑)、描かない表現が、より高密度にイタチの神秘性を、更に醸し出してくれ、その一端だと思います。お酒で言うと、テネシーかな…。僕が若い頃、感じた…、ジャックダニエルのほろ苦い甘さ……。大人の香り…。尾獣の囁き…(笑)。

大分、脱線しちゃったけど、もっと、もっと高度な境地があって、「後の先の先」とか、「先の先の先」とか、もう切りがない(笑)。だから、高度な対峙ほど動かない。って言うか、動けないのです。そして、一瞬で極まる。

僕も、「優しい悪魔」との鬩ぎあいは相当の場数を踏んでいまして、「先の先」の水面下の攻防なんて普通にやり合ってました(笑)。具体的には…グウォフォッグウォッフォ…それはいつか女子禁制の「男の子の秘密部屋」で密かに話し合いましょう(笑)。男子限定で、いろんな武勇伝&テクニックを伝授してあげたいです(笑)。修学旅行の就寝後の世界みたいに…(笑)。

ま、どんな境地も違うように見えて同じで、世界は繋がっているという事です。だから、何かを「極める」という事は大切です。ほとんどに応用が利くからです。だから、どんなつまらない事(←ココが大事です)であっても、自分が納得するまで取り組んで欲しいんです。漠然として申し訳ないけど、「極める」「高い境地に到達する」…と言う心構えが、何にもまして大切と言う事を、僕は伝えたいのです。

思いきり、脱線です。もう大事故です(笑)。戻します(汗)。

僕が今、考察を進めてる「うちは虐殺」(←進めてるんです…笑)。その中でのイタチの描かれない「目」です(第17巻/35頁)。あの時のイタチの本心を推し量っています。詳しくは考察の本編に譲りますが、あの時、イタチは何を考えていたんでしょうか?気になりませんか?

そもそも、うちは虐殺はイタチが犯人とされてます。イタチは大勢の意識の中で「悪」にもなっているとも思います。「流れ」で読み進めると、そう感じると思います。だって、そう言う風に描いてるから。これは「誘引」です。悪質なキャッチーセールスと似てる(笑)。先の戦術的境地に当て嵌めると「後の先の先」にあたるかな。つまり、超高等な境地を僕らは見せられてるんです。もう、「月読」の世界です。キッシーの万華鏡です(笑)。

一般的な善悪の概念。押し着せ。固定概念。横並びの発想。円陣の視線。僕はこう言う「考え」自体を払拭しようと日々、闘っている。見る人の立ち位置からは、それが、「悪」と映る事もあるでしょう。「嫌い」に思う時だってある。に違いない(汗)。

「世界中の全員に嫌われようと、誤解されようとも…僕は『自分自信』だけには嫌われたくない!」

言い訳じゃなくて、僕はそう考えています。これこそが、僕の生き方の根っ子なの。こう言う、酸っぱくて、塩辛い「言葉」にも馴れて下さいね(笑)。これが、僕の「表現」なのだから…。これが、僕の「宇宙」なのだから。

ね、塩っぱいでしょ(笑)。フフフッ。

で、そろそろ(ズズズズズズズズズ…)と思ったけど、長過ぎ(汗)。水田の泥が片寄ってしまう面積。畦の強度。いろんな意味で限界(笑)。続きはまた、別の考察で…。ちなみに、今の僕の目は…勿論、黒ベタ…ですよ(笑)。真っ黒です(笑)。

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「オビトの死」から妄察する「トビの正体」


「暁」のデイダラとトビ。これに単身挑む、サスケ。両者の衝突は始まったばかりですが、これまで、ほとんど描写のなかった「トビ」の情報が少しづつ得られて来ています。

第357話のトビ…写輪眼を持つサスケの瞬身の術による突入と、神速の斬撃を極限まで引きつけて躱した…と仮定して考えると、トビは非常に良い「目」を持っている事になる。描写からして、草薙の太刀がトビの躯を通過したように描かれています。これは、太刀が躯を通過するときだけ、瞬間的に躱していた事を意味すると思います。躱して、また元に戻る、超高速の「捌き」を描写している…と、僕は考えています。サスケの草薙がトビを通過(?)する時、トビの躯が小刻みに振動してますよね。

これを、物理的な「捌き」=体術とするなら、トビは「目」と同時に、「スピード」もかなりハイレベルと言う事になる。幻術の線は、サスケの写輪眼で見切れると考えています。トビが倒れた後、「ムクッ」と立ち上がった時の、サスケの「!」は「実体に対して太刀を浴びせたのに…」と言う気持ちだったと、僕は汲んでいます。また、トビの発言も「スピード」を意識した言葉が多く、逆に「自信」の表れにも感じられてしまう。全く、「オトナ」とは嫌らしいものです(笑)。

確かに、「まず一匹」と言う台詞で、サスケはトビを薙いだ=倒した…と言う感触はあったのでしょうが、浅くて良いとも思ってもいたのでしょう。「殺さず」のサスケには、相手がたとえ「暁」であっても、殺してしまう意思は端から持ち得ていないのでしょう。「こいつ…」と言う台詞は、自分の斬撃を容易くを躱したトビの持つパフォーマンス(性能)を実感して、自分の中のトビに対する認識を修正した…。「(こいつ…)くわせモンだぜ…」って言う、サスケの中での変化なんでしょう。

この刹那の交錯はかなり示唆を含んでいると思います。未だ、仮定ですが、写輪眼を持ちうる者同士の闘い…これが、それであるとしたら面白いと思いませんか?同じ写輪眼を持つ者同士が闘ったら…今回みたいに互いに「手応えを感じない」ような、不思議な闘いになるんじゃないか?…と、僕は、そう言いたい訳です(笑)。

第一部のオビトの方の記述で、ティオさんの鋭い(汗)質問コメで、調べたんですが、「眼軸」って言うモノ(言葉)は医学的には見当たらなくて、「眼軸長」と言うのが見つかりました。具体的には「角膜から網膜までの眼球の長さのこと」なんですが、台詞の流れから見て、「眼球に繋がる神経の束」ではないかと、僕は考えてました。この質問があるまでは、そう信じて疑わなかった自分が恥ずかしい(笑)。ホントはキッシーにうかがうべきなんでしょうが、ちょっと流してもらって(笑)、眼球だけだとマズいのよ…(笑)ってのをベースに考えてて下さい。僕は、そもそも、そういう風に考えてた訳ですから。

ちょっと、それます。

こう言ったティオさんのモノの見方は凄く大切だと思います。「フゥ~ン」って、流しちゃう…これって「考察」の大敵なんです。僕もその「気持ち」や「目」をもっと養い育てて行こうと思います。

それと、同じようにルーさんが、コメの中で、細胞の一部にオーガナイザーを発生させ「目的」を帯びさせるような方法論で、神経系の接続などの、非常に微細な手術の可能性を見い出そうとする意見があって、ちょうど、ネジ(って日向…ね)の鬼童丸との対戦で負傷による欠損部分を補完再生した方陣を使用した医療忍術みたいな、融合再生系のイメージの提示です。医療忍術と言うと、直ぐ「チャクラメス」を連想しちゃうけど、そっち系のアプローチの方が整合性が得られるような気がしています。これは、「大発見」だとも思えます。単なる空想に過ぎないけど、「ざらつき」をかなり滑らかにする考え方だと思うんです。

で、戻ります(汗)。

僕は、もう、「トビ=オビト」として考えちゃてますから(笑)、オビトの「仮面」の右目に相当する部分に穴がある。左目は無い。つまり、これは右目しかない…と言う意思表示と捉えています。僕的にですが(汗)。じゃ、何故、左目に穴が無いのか…と言う疑問が湧き出て来ますよね。

そこで「眼軸」が出てくるのです。カカシへ写輪眼を提供する時に、オビトはわざわざ、「眼軸ごと」と言及しています。つまり、オビトの死体(?)には右目の眼軸はもう無い訳です。つまり、写輪眼のシステムはそこにはない。だから、左目は備えない。備えないから「穴」は要りません。と言う、これも、「僕は『眼軸ごと』カカシに左目をあげた『オビト』だよ!」と言う明確な意思表示であると、僕には感じられてなりません(ハァハァ…)。

「眼軸」が写輪眼にとって「大切」であると言う事は確かです。何故なら、ワザワザ、その移植を指定したのだから…。それで、オビトの死に方をもう一度、考えてみると、確かに、大岩によって右半身は押しつぶされています。顔もグッシャリみたいです。右目ももう駄目になっているかも知れない。きっと使えない…。

で、ここで妄想なんですが。(ズズズズズズッ…)状態1未満の軽めの妄想です(笑)。



写輪眼の本体は「眼軸」にあるのではないか?!


カカシは自分の左の眼球を傷つけられ失明に至るような深手を負ってしまった。多分、左目は、あの時点で使い物にならなかったのでしょう。でも、眼球だけでなく眼軸を移植しないと写輪眼は機能しない。写輪眼の本体プログラムが眼軸に収められてるから、「オレの写輪眼を…眼軸ごと…」って言う流れになったんじゃないかな?って思ったのです。

躯全体の損傷に関しては、ストーリー中の医療忍術のレベルを用いれば、もうそれこそ何でもありでしょうから、あまり追求していません…が、人体改造とかって、大蛇丸は好んで実験していました…よね。神無毘橋の戦い以降、忍界大戦は急速に収束し、終戦を迎える時系列の中で、大蛇丸の里抜けはその少し後。この時期に、大蛇丸が、たまたまオビトの死体を何かの事情で入手した。欲しくてたまらない写輪眼。実験対象。その為の蘇生…。と言う「流れ」が存在するなら、どうでしょうか?これは考察ではなくて、妄想です(笑)。何の根拠も描写もない(笑)。

しかし、この線が出て来ると、カカシの似非(エセ)万華鏡開眼説にダイナミックに繋がると思うんです。万華鏡の「3人」にどうしても「オビト」が該当するとは思えず、なら、「カカシの万華鏡は何なの?」と言う話になる。ここに写輪眼の秘密の一端があるとして、それを医療的に解き明かした者が存在するなら、繋がるんじゃないかと…期待してるんです。そこまでの能力となると、大蛇丸か綱手くらいしか居ない…(汗)。

確かに、風影奪還作戦のカカシの万華鏡発動はあまりにも唐突でした。しかも、イタチのうちは虐殺の時点で、サスケに吐いた万華鏡の「3人」は鉄板だと思うんです。それに、イタチが、カカシがオビトの「目」を貰い受けたことは知っている筈で、その時点で開眼者リストは確定している筈。もし、イタチがカカシの万華鏡を見ていたら、何と言った事でしょう?それが、あの「言葉」なのか?違うのか?ここが、メチャクチャ「揺れる」部分です。もう、グラグラです(笑)。そう、今も、コメントのタイトル欄を彩る名文句…(笑)、

「カカシさん。あなた…」

「視力が落ちる可能性」…万華鏡のリスクを、何故、あなたが「知っているのですか?」なのか、それとも「あなたも既に万華鏡が開眼したんですか?」のどちらか?僕にはどちらにも取れるんで、気持ち悪いんです。

呪印の力を借りて(ズズズズズっ…)、話を強引に展開します(笑)。

何らかの手段を用いて、オビトはトビとして復活した(汗)。カカシに譲った左目は「眼軸」がないから駄目だけど、右目は眼球がつぶれただけ。「眼軸」は損傷を受けずに残っていた。そこに、そこら辺にあった普通の「眼球」を移植した。と、します。写輪眼の本体は眼軸にあると言う仮定で、そこに移植した(普通の)「目」が写輪眼を覚醒する事が可能になるんでは無いかと、僕は思っているのです。それか、潰れたけど、眼球を修復できた…と言うのも残される。

もう一つの可能性としては、オビトの残された右目の写輪眼のシステム(眼球と眼軸)を別の個人に移植した線。でも、これだとトビのキャラに繋がる線が弱い。浅い(笑)。

トビは全身を黒い衣服で隠しています。首もハイネックみたいだし、手袋までしてる。もう、髪の毛だけ?(笑)で、それが何故かオビトのヘアスタイルと似てる(笑)。おちゃらけたキャラを強調して、隻眼の「仮面」をつけ、躯全身を「黒」で覆って、あからさまに何かを秘匿している…見られたらマズい何かが、そこにはきっとある筈なんです。傷だらけの躯とか…。

確かに、オビトとトビの雰囲気とは少し違ってる…かも知れないけど、人は変わるものだし、強くなった自信は大きく影響する筈。それに、全く方向性が違うキャラでは決してなくて、向きとしてはトビとオビトは似てる(笑)。(丁度、僕のインチキな記述のように…滝汗)おしゃべりな事自体、後ろめたさの証拠…と、僕は思っています。

まだまだ、謎だらけのトビ。果たしてどんな術を使うのでしょうか?全身カバードだから、チャクラ放出系じゃないか…。唯一の露出(?)は仮面の穴…つまり「目」。写輪眼瞳術?か、裏をかいて神速の「体術」とか(笑)。散々、吐き出して、次の本誌であっさり沈没…てのも粋じゃないですか!(汗)

以上が、オビトの「死」における「写輪眼」の描写から、謎だらけの「トビ」の正体を妄察する、僕の考えの流れです。写輪眼の「眼軸」の有る無しを起点として、逆説的にトビの「仮面」の根拠が明確に立証できる可能性を模索してみました。「トビ=オビト」を前提にしているので考察の強度に不安がありますね(汗)。

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オビトの「死」における「写輪眼」の描写

 
壮絶を極めた神無毘橋の戦い。その最前線。四代目と別動で作戦行動中のカカシ・オビト・リンの三人組。奇襲を受けた小隊はリンを拉致られてしまいます。リンを捨て置いて任務を取るカカシ。任務を捨ててリンを救出に向かうオビト。「水と油」のような二人。カカシの忌まわしい過去の傷を、カカシ自身は勿論、オビトもそれを認識してはいるけど、素直になれない。二人とも、幼さを残しているのでしょう。上忍とは言え、この時、カカシもまだ12歳。オビトも13歳(訂正。カカシは12才でで上忍になったんですね)。

単身、リンを救出に出張ったオビトにカカシが合流。オビトの大ピンチを、「白い牙」のチャクラ刀が一閃。オビトを救うも、カカシは左目を負傷(失明)してしまいます。そして、そのカカシを護る為に、オビトは写輪眼を覚醒させ、憎っくき(笑)の岩忍を見事、粉砕します。

「ああ…
これが”写輪眼”みてーだ…」

岩忍の光学系の迷彩を見破っています。チャクラの流れが見えるとも言ってました。サスケの場合は相手の動きの先読みだったりするので、そこから考えると、どうやら、写輪眼にはいくつかのモードが存在すると考えるのが良さそうです。それとも覚醒率によるのか?

「…どうやら
ただのガキ共じゃないようだな…」

岩忍も警戒してるようですが、オビトの「見切り」によって、両腕を抑え込まれ、カカシのチャクラ刀の餌食になります。オビトは敵の動きが見えてました。でも、見えてただけでなく、その対処ができた。的確に身体が動いてます。ここに、僕は写輪眼の「脳内活性」もあるかな…と感じています。人の脳や身体は潜在的なマージン(使っていない部分)が非常に多いので、それを写輪眼が引き出してる…可能性。僕はあり!と思ってます。

「しょせん ガキだな」

カカシもオビトも気持ちがリンの方に行ってるから、岩忍にトドメを刺してなかった。はっきり言って、青い(これじゃ「青い牙」じゃないかーっ!カカシッ!)(汗)。これが岩忍の「土遁・岩宿崩し」に繋がります。洞くつの中の戦いは文字通り、敵の腹の中。三人は脱出を試みますが、カカシの負傷した左目の死角から落石に反応できず転倒してしまいます。それに反応してしまうオビト。写輪眼の反応速度。恐らく、これも写輪眼の持つ「活性」の結果なのでしょうか。そして、それが「アダ」になってしまうとは…。

「オレは…
もうダメみたいだ…」

オビトは、半身を大岩に潰されてしまいます。顔も半分、ぐっしゃりです(汗)。右目も岩に押しつぶされているようです。血が噴き出してる描写はない。ここは非常にグレーな描写になっています(薄笑)。そして、オビトは自分の死期を悟ってしまいます。

「オレ…だけ…
お前に…上忍祝いのプレゼント…
やってなかったな…カカシ…」

「生きる」と言う「本能」が必要なくなった時、人は優しき心のみに支配されると言う事なのかも知れません。これまであったカカシとオビトの、つまらない衝突の数々…。こう言う形で解り合えるなんて、これが「運命」というなら、悲しい限りです。カカシがオビトの墓前で毎度、この時の後悔を噛み締めてるとしたら…と考えると、胸が詰まってしまいます。そして、オビトは、あの言葉を口にするのです……。

「この…オレの写輪眼を…
やるからよ」

さて、そろそろ行きます。(ズズズズズッ…)今日は部分変化で…軽めに…(笑)。ホント、軽めなんで、心配ないですよ(笑)。





写輪眼は移植できる。これは、「うちは」にとっての常識だった。

って言うか「緊急対処法」みたいな、エマージェンシーマニュアルが「うちは」に存在した…と考えるんが妥当だと、僕は考えています。

サラっと、流してしまってたけど、普通は思いつかないでしょ。他人に「目」を移植しちゃうなんて。しかも、交戦中に…ですよ(汗)。それをオビト自身が、自らが瀕死の状態で提案できた。この状況は明らかに「手順」=「最初から決めていた約束事」…が存在した事を暗示する、確かな「描写」であると、僕は考えます。そして、オビトの長台詞(笑)は尚も続きます。

「リン…
お前の医療忍術で…」

と、リンを指名します。それに対してリンはオビトの「死」に対しては動揺するものの、この「移植」に関しては微塵も疑いはしません。そして、不可能性も全く感じてない。これも、医療忍術においても「常識」だった事を暗示しています。コメでも誰か指摘してましたよね。

「…カカシ
こっちに来て…!
すぐ始めるから!」

こう言う時、女性の方が強そうですね。僕だったら、ただオロオロして、ブラインドを「カシャッ」と捲って夕陽を遠く見ちゃう…(笑)。全てを理解した後は、カカシをリードするようにオペに突入します。思いっきり、急かしていますね。そして、「手順」の存在を示す決定的な証拠が飛び出します。

「オレの写輪眼を…眼軸ごと…
カカシの左目に……移植してくれ……」

オビトが何故、この時、こんな風に言ったのか?初めて読んだ時はあっさりと流してました(汗)。でも、写輪眼の考察を進める上で、この言葉は大きな意味を帯びている事に気付きます。問題にしているのは、

「オレの写輪眼を…眼軸ごと…」 

「眼軸ごと」と言う部分に注目しています。普通だったら、「目」か「眼球」で済ますでしょ(笑)。それを、ここで、この場で、何故、この「文言」を示したのか?示せたのか?もっと言うと、(キッシーは)描写しなければならなかったのか?(フフフッ…)オビトは瀕死で、今にも消えようとしているにも関わらず…。つまり、これが「手順」の存在を裏付ける大きな根拠であると同時に、写輪眼の秘密を解き明かす伏線だと、僕は考えています。つまり、写輪眼は「眼球」だけでは機能しない。「眼球と眼軸」がセットで必要だと言う事。もう一つの可能性…。

或いは……(薄笑)。←ココ、重要です。もし、来週、テストだったら絶対でます(笑)。科目は…「生物」(?)。

これは「うちは」の写輪眼保有者の共通した「常識」であったのではないでしょうか。きっと、一族では「通達」なり「伝承」なりが存在していたんでしょう。しかも、闘いの最中に開眼したオビトが履行できた事から考えると、「うちは」の中では、かなり広くにしっかりと根付いていた考えで在る事がうかがい知れます。写輪眼の「器」としての「うちは」の責任と、言えば良いでしょうか。

そして、何故、今、この話を僕が蒸し返して来たかと言う点。これは、第二弾の考察の大きな「伏線」であると思って下さい。その真相は、そこで…(笑)。

「…オレは もう…死ぬ
…けど…お前の目になって…」

カカシの「千鳥」はこのオビトの写輪眼の移植、つまり、オビトの「死」によって完成する事になった。カカシは、この「千鳥」を放つ時、いつもオビトを思い起こしているのでしょう。敵の心臓を貫く右腕に感じる「血」の暖かさと生々しさ…。カカシはオビトの「死」をいつまでも忘れぬように、「千鳥」を唯一のオリジナル技としているのかも知れません。

「これから先を見てやるからよ…」

これが、他国に勇名を馳せる「コピー忍者のカカシ」の誕生のエピソード。そして、オビトの「死」を通した写輪眼の描写です。

カカシは、その左目で、今、何を見通しているんでしょうか?


 
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第357話「デイダラVSサスケ!!」


カブトは大蛇丸を食べてなかった!(汗)僕のは、キモい予想をした割には(大)外れでしたね(滝汗)。実際には、大蛇丸の乾涸びた左腕、多分、イタチに切り落とされたであろう大蛇丸のオリジナルの腕を移植、或いは細胞を取り込んだ…と言う事です。

僕は完璧、カブトが大蛇丸に恋してるくらいに思っていました。しかし、大蛇丸の腕にカブトの気持ちがあったことから考えると、大蛇丸の「力」に対する憧れみたいな衝動が、カブトを突き動かしたと言う事になる。「愛」じゃなかったのか?それか、やはり、強くなる為にオリジナルの「力」が必要だったか?こっちだと、大蛇丸への気持ちの「線」も僅かに残るか…。

「でも 君は後だ」

と言うカブトの台詞。サスケに行くんだけど、これは、大蛇丸を倒したサスケをやっつける事で大蛇丸を超える事を目指すのか?それとも、サスケの中の大蛇丸を取り戻そうと言うのか?しかし、現状で三割を乗っ取られているのに、大蛇丸を更に欲する線は薄いか…。大蛇丸の力をコントロールする鍵がサスケの中の大蛇丸にあるとか?

「馬鹿な事を…」

カブトの所行を理解したヤマトの台詞。ヤマトの言葉は「父親」の言葉ですね。僕には、激しく彼の言葉が響きます。カブトが、死んでしまった大蛇丸を自分に取り込んで、大蛇丸を感じたい。そして、それを超えたい…と言う手法自体が間違っている事を指摘している。「アイデンティティ獲得」の方法として間違っていると。激しくヤマトに共鳴します。何だか僕はヤマトに感情移入していると言うか、ヤマト目線で「NARUTO -ナルト-」全体を見ている気がする。

ヤマトも初代の実験体でした。彼も内なる初代との葛藤があったのかも知れません。現在のヤマトの立ち振る舞いには確固たる「自己」を感じるので、同じような状況に自らを追い込んでしまったカブトを諌めたい気持ちと、哀れみの気持ちが湧き出たのだと、感じました。ある意味、ヤマトは重ねてた気がする。自分自身に。

一方、サスケと暁も交戦に入ります。サスケは尚も落ち着きを保ちながら二人を相手に静かに闘います。うちはの写輪眼で威圧しながら…。凄く凛としてますね。

「血統に恵まれただけの 勘違いヤローが」

これは、デイダラの持つ、激しいコンプレックスの象徴ではないでしょうか?生まれながらにして持つ数少ない「特別」…。それは「血」です。スタートラインが違うんですから、人生とは不公平です。しかし、それも現実なのです。そして、これは実際の世の中にも、極々、普通にある事です。

多分、デイダラは、その不条理を自分の力で乗り越えた一人なのでしょう。逆に、このデイダラの台詞から判断すると、起爆粘土を用いた特殊な術の体系は「血継限界」ではない気がします。カブトのような、自分の中に「何かを入れる」系の強化を後天的に、図ったのでしょうか?掌の「口」とかも。

「速い!」

サスケの先制攻撃。トビは草薙の太刀で両断されたかに見えましたが、無事でした(笑)。しかも、暁のマントが切れてない。つまり、太刀による斬撃…、物理的な直接攻撃を回避した事になる。…高速で躱したのか?

「瞬身の術が速すぎて ボクらじゃムリっスよ~」

と、おどけるようなトビ。これは「白」の「ボクは子供」と同じで、大人語の翻訳機にかけたら、「自分はもっと速い!」と言う自信を、チラ見せさせてる事になると感じました。だから、トビは危ない!と思います。

でも、サスケの斬撃は物理的(?)に躱せた筈なのに、それよりもっと低速の蜘蛛が弾かれて足下に落ちたのは何故、回避できなかったのでしょうか?デイダラを邪魔した可能性はないかな?でも、何の為に…(薄笑)。疑問の「痼り」が、またひとつ…(笑)。

「アレですね…!」

って、気軽に言ってますが、三尾を捕獲した時に使った術が飛び出す可能性がありますね。楽しみ!だけど、怖い(滝汗)←サスケ目線(笑)。

また、デイダラの起爆粘土はC1~C3まで登場したけど、チャクラの練り込み方で爆発の強さとか、速さとかのランクがあるようです。それに、掌の「口」は両手にあるようで、今回はダブルハンドでした。ポーチも左右に配置してました。

凄く気になったのが、サスケが掌に雷(?)のチャクラを集めて、デイダラの蜘蛛粘土を迎撃したところ。その前のコマで、腰のポーチにサスケは手を突っ込んでいる(ように見える)。蜘蛛はサスケの攻撃で弾け跳んだけど、地面に転がった蜘蛛には「千本」みたいのが刺さったままでした。あれは雷の形体変化を応用した術なのか?はたまた、「千本」にチャクラ性質を流し込んだものなのか?

もしサスケが「千本」を使ったのなら嬉しい。と思うんです。だって、「千本」って「白」の好んで使ってた武器…。「殺さず」の武器だから。サスケが波の国任務で嗅ぎ取ったかも知れない、死闘の果ての、ほのかな「優しさ」の残り香。その闘いでの「白」が、サスケに何らかの影響を及ぼしていたのなら、「白」の死がサスケの「心」にも残っている事になる。だとしたら、嬉しいじゃないですか!「白」はサスケの中にも在るのだから。

ところで、「白」とサスケ。何だか、似てる気がしています。「賢さ」は勿論だけど、「空気感」と言うか…。「透明感」と言うか…。真似できないような「美しさ」が…。

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「白」に関する考察(その3)


で、結局、「白」って、「どっちなの?」って話です(笑)。

「白」には物凄く濃厚な「母性」があると、何度も何度も(しつこいくらい)書きました。しかし、それが、性的に、肉体的に女性である「根拠」とは必ずしも結びつきません。男性にも「母性」は存在するし、女性にも「父性」はある。肉体的な性別と魂の在り方は必ずしもリニアではないと、僕は考えています。これは、過去にチラ見せした、アニマ、アニムスに通じる部分(←これは、僕にとってもチラ見で、そんなに理解してないですから、突っ込まないように…笑)ですが、人の心は一面的では断じてない。

結論から言うと、「白」は男でも女でもどっちでも良くて、大切なのは「魂」の在り方だと考えています。「魂の姿」と言うなら、「白」は明らかに女性ですよ。これは鉄板。ガチガチの鉄板です。「白」の魂は、物凄く心地いい揺りかごを静かに揺らす。朝になれば、優しく子供を起こしてくれる。また、ある時は、勇敢にわが子を護り、凶刃の楯になる。死して尚、敵を鋭く見据える。強く優しい「母」。子供にとっての最初の「女性」そのものであると思います。

余談になりますが、この「白」の壮絶な死に様が、再不斬の「母」としての「白」のアイデンティティに思えてならないのです。ま、男の子の考えることですから…。しかも、かなり片寄った…(笑)。

では、肉体的にはどうだったか?と言うと、これがかなりファジーで、キッシー流「後の先」、或いは「先の先」によって、非常に巧妙にはぐらかされています(笑)。キッシーはノストラダムスと似てますね(笑)。マジで。

先ず、最初にナルトと出会った時、別れ際に、

「あ…………
それと…
ぼくは男ですよ」

と言われるまで、ナルトは完璧に「女性」と言う認識を疑いませんでした(僕も…ナルトの「この世は不思議だなぁ/?」に共感!)。これは、ナルトの直感力。無垢故の洞察力と言うものを信じたい気持ちです。だから、「白」は女性だった。男として闘う必要を感じているから「男」と名乗ったのだ…と思いたい心境です。

逆に外見の、余りにも女性らしさに「男」を肯定してしまう考えも湧き出して来ます。女性が「男」と言い張るなら、もっと「男っぽい」外見にこだわったかも知れません。肉体的には男だけど、女としての仕草や作法を染み付けている。再不斬の為に。これも一理あると思う。第一、自ら「男」と宣言している。その言葉はしっかりと受け止めねばならない。

さて、そろそろ、呪印全開で行きます。「もう、どんだけ〜ッ!?」って、思う人は見ない方が良いかも知れません(笑)。







「白」と再不斬はセックスしてましたッ!!!

ブッチャケ、「白」と再不斬は毎晩のように、激しく愛しあっていた!と、僕は考えています(とうとう言っちゃったよォ〜ッ!!)。直接的な描写はないのに、断定してスミマセン(汗)。でも、どうしても僕にはそうとしか考えられない!!これは、呪印のせいではなくて…(汗)。

「白」と再不斬のエピソードの存在は、それ以降の『NARUTO -ナルト-』を取り巻く環境で、『NARUTO -ナルト-』「腐」と言うジャンルを生み出す要因である事は想像に難くない。二人の描写は、これまでで一番、強烈な性的な描写であると、僕は考えています。

で、二人が愛しあった事を推し量る根拠は腐る程あって、再不斬がカカシとの初対決で窮地に立ったのを「白」が救った時、千本で首の秘孔を貫いたのを、

「ザブザさんの
キレーな体にはキズを付けたくなかったから…」


と、頬を紅潮させながら、虚ろな目で喋っていました。恍惚とも、高揚感ともとれる。「感じてる…」と、僕には見えてた(これ以上の表現はできません…汗)。これは、そのものズバリ!を思い出しているに違いない。と、想像してました。

「キレーな体」

「白」は見てたんですよ。あの、つぶらな瞳で…。再不斬の体を…。

「フフ…ボクはまだ
子供ですから」


ニッコリ微笑んでますが、ホントに子供であるんなら、間違っても自分の口で、この言葉は吐けない。もう、大人なんですね。心は。NASA「大人語の翻訳機」にかけると、「全てを知っている…全てを経験してる…」と言う意味になります(笑)。

これは、相当な「可愛い悪魔」と見ました(笑)。多分、尾獣クラスの。そう言う風に、僕の経験値が訴えてる。スカウターがレッドゾーン、振り切ってますから(汗)。危険。「白」は非常に危険な存在です(笑)。

結果から言うと、「白」が肉体的に男であろうと、女であろうと、そんなものは別段の障害でもなくて、具体的には…(突然ですが、アメリカンバッファローの大軍…横浜の南の草原に今も生息しています…が「ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!」と移動中。凄い轟音です!何も聞こえません。何も見えません!スミマセ〜ン!!)ックさえ磨けば余裕でクリアできる問題なのです(笑)。

フゥ…(汗)。

こう言う類いの問題(実は問題ですらないとも思ってる…汗)は、二人の気持ちの次第ですから、「白」が良しとして、再不斬も良し!であるなら、議論の対象にすら成り得ません(笑)。二人が愛し合ってたんなら、愛し合ってたんです。それが全てなんです。

「こんな時季に雪が…?」

突然の雪が静かに舞い落ちます。

「白よ…
泣いてるのか…」

この時、「白」はもう息絶えています。静かに、眠るように…。

「ずっと側にいたんだ…
せめて最後もお前の側で…」


カカシの手で「白」の横に運ばれた再不斬の眼差し。卵の薄い殻を割らないように、そっと受け止めるような…。この時の「白」を見つめる再不斬の眼差しが、再不斬の本心であると、僕は考えています。それまで、「物」だの「道具」だの「拾いもの」だの、散々と悪態を付いて来た再不斬でしたが、最後は完全に折れてましたね。バレバレでした。

「ずっと側にいたんだ…」

こんな風に、「白」が眠る横顔を再不斬は、静かな気持ちで見ていたんですよ。毎日…。きっと。二人は一緒に眠っていた。当然、躯を重ねていた。愛って、それだけじゃないし、それなしでもない。そこから始まるものもある。人、それぞれだし。もう、自分で見つけてもらうしかない!!(滝汗)

「今日から
お前の血はオレのものだ
ついて来い!」

「白」は再不斬に感謝すると共に、その頼りがいのある体躯に、自分の「父親」を重ね合わせていたんだと思います。

「嬉しかった!!」

涙を抑え切れない「白」の回想。再不斬との出合いは「白」にとって、霧の国の、雪深い小さな村で起った血の惨劇の果て、失ってしまった「大切な人」との再会にも似ていた…のでしょう。

「白」の外見はどう見ても女の子に見えてしまう。キレーだし、可愛いし…(脂汗)。自分を「男」と言い、「ボク」と人称するにも関わらず…です。それは、再不斬の「好み」だったから。つまり、再不斬は女性が好きだったんだと、僕は思います。そして、「白」は自分の持てる全力で、それに応えようとしていた。涙ぐましいじゃないですか。意地らしいじゃないですか?キュンと来ませんか?胸の奥の柔らかい部分が…。

「安心して下さい…
ボクは再不斬さんの武器です…
言いつけを守る
ただの道具としてお側において下さい」


こんな笑顔で、こんな事、言われたら、誰だって好きになっちゃうと思う。愛しくて堪らなくなっちゃうと思う。きっと、再不斬も僕と同じ気持ちです。きっと、心の奥底では「白」を愛し尽くしてた…と思います。

「もう…
さよならだよ白…
今までありがとう…
わるかったな…」

再不斬も「白」を思い遣っていた。気遣っていた。感謝していた。大切に思ってた…。間違いなく、愛してた。

そして、「白」にとっても再不斬との出合いは、運命の出合いだった。「白」の人生を決定付けた…と言う意味でも。結果的に、再不斬の為に命を落としたけど、カカシが目蓋を降ろしてあげた死に顔は、満足そうな微笑に見えました。「白」は幸せだと感じていたんでしょう。再不斬と共に在る事が。

僕は「白」は女性であったと思っています。再不斬を心の底から愛した…。そして、再不斬も「白」を愛した。「白」は、再不斬にとっての最愛の「女」であったと、僕は信じて疑いません。

「大切な人を護りたい…
その人の夢を叶えたい…
それが
ボクの夢」

「白」と再不斬の冥福を心より祈ります。

…………合掌


 
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「白」に関する考察(その2)

 
ナルトがサクラを何故、好きになったのか?と言う話題になった時、これまで、数々の浮き名を流して来た僕としては、決して沈黙を守れる心境ではありませんでした(笑)。その時、偉そうにぶちまけた持論は今も不変で、人が人を好きになる事に、「理由」は必要ないと考えています。

往々にして、「〜だから、好き」って言うのは後付けで、気付いたら「好き」になっていた。少なくとも、僕の場合はそうでした(笑)。ただ、そこに確かにあるもの。言葉にするとしたら、「運命」…。二人が出会ってしまう…「運命」だとしか、思えない。

アカデミーで二人が同じ教室。同じように勉強していた。ナルトが、サクラと同じ空気を吸っている。声が聞こえる。笑顔が見える。サクラの香りがする。風で髪が靡く…。これだけで、充分、恋がはじまるんです。

" Boy meets girl !! "

ただ、それだけで恋は始まる。始まっちゃう!(笑)。これは極々、自然な風景であると、僕は思います。これまで、数々の可愛い悪魔との遭遇をくり返した、僕の言う事ですから(笑)。それに、本編を読み返しても、ナルトがサクラを好きになった描写ってない!と思いませんか?キッシーもきっと、僕と同じ事、考えてるんじゃないでしょうか?と、僕はおもうんですけどね…(苦笑)。キッシーのホントのところは、どうなんでしょうか?(笑)

ナルトはサクラに出会ってしまった…。だから、好きになった。この場合、出会った…と言うのが大事で、出会わなければ始まらない…。でも、出会わない「運命」と言うのもあるんですね。先にも書きましたが、サスケは「白」と出会っていない。仮面の回想はそれを決定付けている。むしろ、強調している。それは何故なんでしょうか…。ちょっと、考えてみましょう。

「白」がナルトと薬草を一緒に採った初対面にサスケもカスっています。立ち去ろうとする「白」と、入れ替わるようにサスケが登場しています。その時、サスケがシャイなのか、「白」とサスケは視線を合わせていません。普通、誰かがすれ違ったら、気にして見るし、沢山、人が要る訳でもないし、こんな所に女の子がいたら、誰だって気になる。

サスケはどうして「白」を見なかったんでしょうか?

もしかしたら、サスケは「白」に出会ってしまうのを、本能的に回避してしまったんじゃないだろうか?これから果たさなければならない「復讐」の障害になる可能性を、サスケの本能が恐れた。でも、これだと、もう少し描写が欲しかった。…薄い(笑)。

もう、これは純粋に、出会わない「運命」であった…と受け入れる方がしっくり来ます。僕的に(笑)。好きになるのは理由は必要ない。好きになる同士が…出会えば始まってしまう。それが「恋」ですから。サスケが「白」に出会わなかった。それが、サスケの「運命」だったのだと思います。

うちは虐殺で、何不自由ない幸せな家庭を一瞬で失い、失意のどん底に落とされたサスケ。一方、初めから「ゼロ」で、孤独と悲しみの中で生きて来たナルト。奇しくも、この時点で二人は同じスタートラインに立ったと言えます。二人のサスケ。二人のナルト。無意識に二人はシンクロして行くのも頷けます。

「白」に出会えたナルトと、出会わなかったサスケ。確実に「白」は二人の運命の選択者であったと思います。非常に重要な存在です。大きな存在です。

もし、サスケが「白」に出会っていたとしたら…。お待たせしました。妄想、スタ〜トッ…(笑)できるだけ、ライトに徹して、十八禁しない表現にするつもりだけど…、少しでも、そっち系がダメっぽい人はスルーして下さい。






「白」はサスケの「ど真ん中」だったのではないでしょうか?

あの森でスヤスヤと眠っていたのがサスケだとしたら、そして、それを優しく「白」が目覚めさせていたら、二人は一瞬にして恋に落ちてしまったんではないかと、僕は考えています。勿論、「白」には再不斬と言う「想い人」が既に居る訳ですから、また別の葛藤と、悲しいストーリーが展開されてしまうでしょう。サスケも「復讐」と言う大義を抱えていますから……。もう、妄想してるだけで泣いちゃう。ま、その辺は、できれば絵の上手な同人を描いてる方の手に委ねるとして…(笑)。

人の一生には大切な出合いと言うものが存在します。問題はそれを感じ取れるか?本人が大切な出合いと認識できるか?にかかっています。ナルトは無意識ながらも、それに気付いた。悲しいかな、サスケはその出会い「そのもの」を逸した。それが「運命」と言うものなのでしょうか?とても、悲しい…。

サスケが、何故、サクラやイノに萌えないのか?「白」の事を考えると解る気がして来ます(笑)。

一般的に「母親」は男の子にとって特別な存在であると思います。何せ、生まれて初めて感じる異性ですから(笑)。男は多かれ好くなかれ、皆、「マザコン」なんですよ。僕も男の子ですから、痛いほど解ります。ま、それと、現在の嗜好が一致するかどうかは、それ以降の「可愛い悪魔」との出会い方。つまり「運命」に左右されると思いますが(笑)。逆に考えれば、その「マザコン」を払拭しちゃえるような、「母親」よりもっと強い「情」を持ち得る「好きになれる人」(←異性とは言いません。念の為に)に出会えるかが重要になると思います。もう「運命」で片付けられない(汗)。頑張るしかない!

で、サスケは僕の見る限りでは彼女居ない歴15年? (笑)清い躯かどうかは置いといて、未だ、母親とのファーストコンタクトで与えられた「檻」からは飛び出していないんではないか…と、僕は考えています。

気になるのは大蛇丸の存在。サスケは大蛇丸の「力」を求めたんだけど、大蛇丸にも、僕は「母性」を感じている。肉体的な性別と魂は同じとは限らないし。きっぱり、男女を分別する事自体、ナンセンスだとも、僕は考えています。サスケが、大蛇丸に近付いた理由の一部分でも、その「母性」が影響してるとしたら…。

あの、2年半に何かがあった…(ズズズズズズズズズッ…「うッ」←呪印が疼いた…笑)かもしれない(脂汗)。サスケと大蛇丸。二人の性的な関係を…臭いを…僕は激しく感じています。現在のサスケの雰囲気や女性(香燐)に対する態度など、かなり「達観」している。これまで、数多く可愛い悪魔にお相手をしてもらった、僕をも凌ぐ…既に(汗)

大蛇丸も再不斬と同じようにサスケを利用しようとしていた。決定的な違いは「道具」である筈の「白」が再不斬を愛していたところです。サスケは大蛇丸を愛してはいなかった。だから、大蛇丸に勝てた。大蛇丸を乗り越えられたんだと思います。それも、かなり呆気無く。

性的なつながりは別に「愛」が介在しなくてもできます。「肉」の持つ欲望と言えば良いでしょうか?何度も出ていると思いますが、「肉体」と「魂」は別の存在です。それぞれ独自に意志なり、要求を持っています。それが、完璧に独立していなくて、お互いが補完、或いは影響し合うような関係にあるから、ちと、ややこしいですが、「肉体」だけが望む交わりも確かに存在します。

少年少女たちよ!

大人になって自分で自分の人生に対して責任を持つようになったら、それこそいろんな状況があなた方を取り囲むでしょう。これも以前、誰かさんに言った事だけど、「他者を思いやる」「自分は自分で守る」と言うネットの大前提と同じ心構えが、最低でも必要でしょう。

ココを少し拡張して考えると、ハンドルで顔を隠したウェブ上の世界。実は、それはそのまま世の中と同じものなの。違うものだと思ってるかも知れないけど、実は繋がっている。と言うか、一部分。社会と言う入れ物の一断面。ま、そこを泳いでいる…と言う事なのです。それに、気付くと思います。

「肉体」だけが満足する関係があると言いました。そう言う性的な関係は事実、数限り無く存在します。でも、間違わないで欲しいのは、それだけじゃない!と言う事です。「魂」を置き去りにした「肉体」だけの関係は、はっきり言って空しい。それを、キモに命じて欲しい。でも、全否定でもない…。こればっかりは、何ぼ何でも、説明し切れん!(笑)

若い時は「心」も「身体」も治りが早いから、傷だらけになったら、治せば良い。もがかない人は怪我もしないだろうけど、強くなれないのです。運動と同じです。「心」も「身体」と同じように、運動が必要なんです。練習も必要です。適度な…ね(笑)。

で、横道それちゃったけど、もう少し(笑)。

「白」はナルトにとっての「母親(格)」であった…と、先に書きました。これは、別に「生んだ」と言う意味ではなく、その「傾向」を意味します。当たり前ですが…(笑)。確かに、ナルトは「白」に好意を、あからさまな好意を抱いていたけど、でも、恋人に対するそれじゃなかったと思います。むしろ、慕情に近い執着心。

波の国任務の終盤…ナルトが再不斬に噛み付きます。

「あいつは…あいつは、お前の事がホントに好きだったんだぞ!!」

それは、母を慕う子のやっかみに似ているように僕には思えました。「子」が見る「母」を「女」として見る「男」への嫉妬心。

【追記】ここはちょっと違うな…と思いました。再不斬は「白」を「女」として見ないように意識的に「道具」として扱って来た…でも、本心は愛しているから、「母を女として…」と言うのはナルトの眼を介した感じ方です。結果的には正解なんですが、本心をナルトが抉じ開ける、その少し前…。再不斬すら、この時点では気付いていない深層です。だから、運命は二人を死に導くのですから…。(2007.07.06)

「あいつは、お前の為に命を捨てたんだぞ!!」

ナルトがたたみ掛けます(一気呵成に!!)。

「道具として死ぬなんて………
そんなの…つらすぎるってばよォ………」

と、ココまで捲し立てて、とうとう「鬼人・再不斬」の涙を引き出したのです。正に「鬼の目に涙」でした。「お母さんを殺された!」と猛り狂う、ナルトの恨み節炸裂と言うところでしょうか。

ナルトは「白」に出会う前にサクラと出会っています。つまり、サクラが最初に意識した「異性」なわけです。ナルトに「母親」と言う概念がなかったのか?サクラの「母性」が希薄過ぎたのか?ナルトはサクラに兄弟の臭いを感じたんではないでしょうか?「お姉さん」みたいな。

そう考えると、ナルトがヒナタのラブラブな視線に一向に反応しないのが、何だかしっくり来てしまう(笑)。ヒナタは完璧な「妹」ですから。萌える人は萌えるんでしょうが、萌えない人は全く萌えない(笑)。

ところで、今、ヒナタがナルトと行動を共にしていますが、どこまでヒナタが大人びたか?が気になって来ました(笑)。もし、2年半で大人の女性の、ナルトを包み込むような柔らかさをヒナタが備えていたとしたら、ナルトとヒナタが急接近なんて線が急浮上して来るかも知れませんね。女の子は結構、したたか…と言うか、可愛い悪魔ですから(笑)。

長くなりました。(ズズズズズズズズズッ…)携帯で、この文章が読めるのかしら、不安(笑)。

兎に角、サスケは「白」に出会わなかった。それは悲しいけど、現実です。「運命」なのです。その「運命」を受け入れて、サスケは自分のこれからを構築している。「白」に出会ってしまったナルトも同じ。二人は自分の力で、自分の人生を切り開いて行くのです。これから、あるだろう、幾多の出合いと別れを繰り返しながら…。

「……君には大切な人がいますか?」

一瞬でも人生を変えてしまうような出合いがある。

それを忘れてはいけない!

「一期一会」



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「白」に関する考察(その1)

 
ナルト、サスケ、サクラがカカシ班に配属されて初の大舞台である「波の国任務」。

下忍になりカカシ班(第七班)の厳しい採用試験(?)を乗り越え、ようやく一丁前の忍者を目指して歩み出したところです。単行本で言うと第2巻から第4巻まで…『NARUTO -ナルト-』も第七班の三人のように初々しかった頃です(遠い目…)。そして、ヒヨッコ3人はその余りにも厳しい任務を知る由もなく…(汗)。

しかし、ナルトはここで運命的な出合いを果たす事になるのです。
そう「運命的」な…。人生を大きく決定してしまう程の…。




「こんなところで寝てると風邪ひきますよ」(白)

木登りの修行で疲れ果てて、森の中で大の字に眠りこけるナルト。
「白」はナルトを優しく揺り起こします(第3巻/72頁)。

ナルトは「白」に会って直ぐに「姉ちゃん」と呼んでいます。きっと、甘えるようなトーンで。まるで、身内のような、近しい女性の感触がナルトにはあったんだと思います。また、「白」はナルトを敵として認識はしてはいますが、本心では交戦したくない…殺したくない…と思っていたのでしょう。

「……君には大切な人がいますか?」(白)

ナルトが何故、強くなりたいのか?何の為に強くならねばならないのか?を、すっ飛ばして考えている事に気付いた時に問いを投げかけたのです(第3巻/75頁)。(クス)っと、可愛く笑っていましたね。まるで乳房を探す子供の手を優しく導く様な柔らかさが「白」にはありましたね。「白」の笑顔には懐かしくて…甘い香りがします。「白」は静かに続けて…

「人は…
大切な何かを守りたいと思った時に
本当に強くなれるものなんです」(白)

…と言うナルトのアイデンティティを決定付ける…ナルト史上に残る…名台詞を生み出す事になるのです(第3巻/78頁)。この時、「白」はナルトと同時に自分に向けても、この言葉を発している。「自分の大切な人を守る為にあなたとも闘う!」…ある意味、この言葉は、ナルトに対する静かな宣戦布告でもあったのです。

純真で無垢(笑)なナルトの事ですから、この時、直ちに、この深い「メッセージ」の意味を理解できる筈もなく。しかし、それは大切に、忘れる事なく、確かに、ナルトの中で息づく「性根」(しょうね)となります。そして、その真価は「木の葉崩し」の対我愛羅戦で発揮されることになる。ナルトの想像を絶する活躍がサスケの心に深い「劣等感」を植え付けることになろうとは…果たして、この時点で誰が予想できたでしょうか?

「君は強くなる…
またどこかで会いましょう」(白)

決意にも似た険しい眼差しで、その場を辞する「白」(第3巻/78頁)。この後の激戦を暗示するかのように。そして、運命は両者は交戦へと導きます。

熾烈な闘いでした。建設中の橋梁の上で、写輪眼を覚醒させ、攻勢に出るも、ナルトを庇おうとしたサスケは「白」の千本の餌食になってしまいます。それが、ナルトの九尾の覚醒の引き金になり、九尾の圧倒的な「力」で、ナルトは「白」を撃ち破ります。砕け散る「白」の仮面。本心の露呈。そこには「人」としての「白」が立ち尽くしていました。

(…ボクは……
この子には敵いません……
再不斬さん……)(白)

再不斬の「道具・武器」として生きる「白」にとって「敗北」は生きる事の否定に等しい(第4巻/24-25頁)。

「ナルト君…
ボクを…殺して下さい」(白)

「白」は自らナルトに殺される事を懇願します。再不斬に必要とされない自分が許せなかった(第4巻/40頁)。初めから決めていた事なのでしょう。


一方、サスケは…

「あいつ…初めから…」(サスケ)

仮死状態から気を取り戻したサスケは自分を貫いた千本で「殺意の有無」を悟ります(第4巻/107頁)。そして、この時、サスケは仮面で顔を覆い隠した「敵」(忍、道具)である「白」を思い起こしています。つまり、接近遭遇はあったにせよ、サスケは「人」としての「白」には出会っていないのです。あの時、ナルトとひとしきり話した後、立ち去る「白」の後ろ姿をいぶかしそうに振り返っていましたね。

「人は…
大切な何かを守りたいと思った時に
本当に強くなれるものなんです」(白)

そう語る「白」の微笑みの暖かな光の中に、ナルトは未だ見ぬ「母」の姿を垣間見ていたんではないでしょうか?

「君は強くなる…」

母親が子供の背中を優しく押すような掌の暖かさ…。
子供を弾かない”柔らかさ”を感じませんか?

「大切な何か」

悲しいかな、自分は「道具」として生きる道を選んでしまったけれど、あなたには…「道具」として生きるのではなく、「人」として生きて欲しい!…大切な何かを守れる、強い「人」になって欲しい!…と。現実を生きた大人が普通に持ち得る、自らの人生に対する悔恨と共に、溢れんばかりの「母性」をもって、ナルトの生き方の根幹を、しっかりとした『具体的な指針』と共に提示する「白」。この時、大いなる「母親」の役割を、「白」はしっかりと果たしたのです。

「人」としての「白」に出会えたナルト。出会えなかったサスケ。「白」との出合いは二人の行き先を大きく違えた。間違いなく、この出合いが、ナルトの人生を決定付けた「運命的」な出会いであったと言えるのではないでしょうか?「白」はナルトの中にしっかりと根付く、本当の「強さ」を遺したのです。

同じように「白」と出会っていた筈の再不斬。やはり悪しき風習によってねじ曲げられた性根は「人」としての「白」の存在を無意識に拒んだのでしょう。その心の蓋をナルトによって抉じ開けられた。これも再不斬にとっては運命の出合いだったと言えるでしょう。ナルトの淀みない言葉が再不斬の目を「白」の骸に向けさせます。

「……それ以上は…
何も言うな……」(再不斬)


それは、悲鳴にも似ていました(第4巻/94頁)。再不斬もまた、無意識の内に「白」に「母親」を感じていたのだと思います。同時に「白」は再不斬とナルトを重ねていた。ナルトと対面した時、再不斬との出合いを重ねていましたもの。再不斬によって居場所を与えられた「白」。最期に溢れ出した鬼人・再不斬の涙。二人の壮絶な死に様。「悔恨」に心が震えました。 躯の中心が揺さぶられるような「後悔」を、僕は感じたのです。

「…できるるなら……
お前と…同じ所に…
行きてェなぁ……
オレも…」(再不斬)

「白」は「母性」そのものでした(第4巻/115頁)。しかし、再不斬に対する愛が「道具」としての生き方を強要(?)したのです。惜しむらくは、もしも、もしも…「白」がナルトに注いだ「情」を、「母性」を、同じように再不斬に注げていたなら…再不斬の「母」になれていたなら…。「白」は、再不斬の人生すら変えてしまったんではないか?…と(第4巻/116頁)。

「白」の死が静かに降り積もる…。
悲しい…悲しい「雪」のように…。

「…雪のように真っ白な
少年だったな……」(カカシ)



  
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カブトは大蛇丸を…

 
「アイデンティティ」とは心理学で言う「自己同一性」の事です。大好きなミスチルの歌で「自分らしさの檻のなかで~」と言う歌詞がありますが、その「自分らしさ」だと思ってる…でしょ。でしょッ・・・・・・・それが罠なんです(笑)。実は…。

これから、「アイデンティティ」を探し求める少年少女たち。心して聞いてくれッ!

そもそも、「自分らしさ」なんて意識してる時点で、自分を見失ってる事に気付いて欲しい。ドイツ製…否、違う(汗)、『同一性』…つまり、自己ってホントは意識しないものなんです。だから、「自分らしさ」と言う言葉を吐いた時点で、既に見失ってる!と言っても良い。かく言う僕も、その昔は、この「自分らしさ」を探し彷徨ってたクチですが(笑)。

親が「勉強しなさい!」って言うのと同じで、今は、その真意は解らないと思う。だから、この言葉、僕の気持ちを、いつの日か「そう言う事だったんだ!」と見つける日が来るまで、覚えておいて欲しい。漠然とでも良いから。

そして、その「結果」は自分のその目で見て、耳で聞き、心で感じて欲しいんだけど、自分を受け入れるとは、実は悲しい事なんです(これは別の機会に更に掘りさげますね)。結果的に…。でも、そんな結末は、その時点で自分で受け入れれば良い事だから、忘れて良いと思う。今は自分(内なる自己)を見つめて下さい。そして、逃げないで闘って下さい。そう、ナルトやサスケのように!

で、そんな目で、自信たっぷりの左目が大蛇丸になっちゃったカブトを見つめると、可愛そうになっちゃう。凄く薄っぺらな氷の上に立つような不安を覚えながら。彼もまた「自分らしさの檻」でもがいてる…ように見えてならなかった。僕には…ね。

で、妄想タイム(笑)。ちょっと、キモイんで、スプラッターホラーが駄目な人はスルーして下さいね(笑)。




カブトは大蛇丸を…

カブトは大蛇丸を食べたんだと思う。

サスケがカブトに見せたイメージは情報生命体としての大蛇丸がサスケに取り込まれたもの。カブトが食べたのは大蛇丸の抜け殻の躯。貪るように、愛し合うように、カブトは大蛇丸を食べたんだと思う。これは白の描写に次ぐ、性的な臭いを強く帯びた描写であると、僕は考えています。

カブトは貪った。大蛇丸の肉を。血を。骨を。皮膚を。髪を。歯を。爪を…。

何日もかけて味わったんだと思う。大蛇丸の血にまみれて眠ったんだと思う。蛇の皮を被って大蛇丸を感じいていたんだと思う。

「大蛇丸さま…あなたは、もう…僕だけのものだ…」

かつて、サスケを器にして転生しようとする大蛇丸を止めたければ、サスケを殺すしかない…と窘められた事があった。あれは、サスケに大蛇丸をとられたくなければサスケを殺すしかない…と言う意味だったのでしょう。

性愛(の極一部分)にも「食べる」と言う行為は存在するのだと思います。これは僕も未経験(笑)なので、何とも言えない。カニバリズムに関しても性的な側面もある。簡単に言うと、カブトは大蛇丸を「食べちゃいたい」くらい好きだったんだと思います。愛って、もの凄く不条理ですから、解らない人は解らない。もしかして、この先、食べちゃいたいくらい好きな人が現れたら、解るようになるかもね(笑)。僕ですか?・・・・・「フフフッ…」

あの左目は、サスケに切り刻まれた白蛇から移植した。自分の手で。瞳はその個人の存在を意味する部分であると、かつてあった食人事件の評論で読んだ事がありました。犯人は最後まで瞳を冷蔵庫にしまっていたと。それを、四六時中、眺めていたんでしょうか?

「大蛇丸さま…これで、いつまでも一緒に居ことができる…」

自分の目を、自らの手で抉り出し、大蛇丸の眼球を移植する光景は凄惨を極めたと思う。放送するなら深夜(多分、できない…笑)。その場面はなぜかアニメの羊の群れが通り過ぎてる(笑)。「メェェェェ~ッ」って(笑)。

カブトが大蛇丸を取り込んだ…と言ってるのは、その程度の内容だと思います。転生にはほど遠い薄弱さ。辛うじて、その行為によって「自信」めいたモノが得られた。でも、それは思い込みに近い。例えば、恋愛が上手く行ってるときは上機嫌で自信満々だけど、分かれちゃうと途端に何も無くなってしまうような気持ちになるのと同じ(汗)。←ドキッとしてる人、どっかにいるでしょ(笑)。結局、自分以外の何かに依存してる。すがってるだけ。ナルトを前にしたカブトの、あの不敵な笑みは、そんな不協和な感じがした。薄ら寒いような…。部分的な大蛇丸の存在感。

もし、これが正解だとしたら、やっぱり、キッシーは絵が上手い事になる!あのワンカットに、それを織り込んだんだとしたら、「キッシー。あなた…」ですよ。それを証明する為に、是非とも正解に!(笑)

結局、カブトは前と何ら変わってはいないと思う。ただ、すがりつく相手が変わっただけ…だから。それは、あの最終ページのナルトにすがりつくような「宣戦布告」が全てを物語っている。大蛇丸を取り込んで、何故、今更、ナルトに擦り寄らねばならなかったのか?それは、カブトの心が未だ空虚だからに他ならない。それに、本人の自覚がない…と言うのが、僕が可愛そう…と感じた源泉なの。これは失敗例なんです。自己同一性の。そう言う目でカブトを見ると、余計に可愛そうに思えて来る。ま、極端な私感に過ぎませんが…。

そして、これはエンディングに向けた大きな伏線になっていると思う。それは、又、別の機会に(薄笑)。

注釈:興醒めなんで、挿入したくなかったので。大蛇丸の血液のしびれ毒に関しては解毒の方策を施していた筈。カブトならそのくらいは楽勝でしょう(笑)。愛ですよ。愛(笑)。

↑キモい妄想でしたが、大はずれ!でした(滝汗)。折角なんで、同人のホラー好きの方、短編で仕上げて再利用して下さい(笑)。
  
  
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トビ=オビトに関する妄察

 
大蛇丸は確かに「悪」に染まっていた…。これは確かに言えてると思いますが、この「悪」とは絶対的でなく相対的な概念ですよね。僕らは一般的に主観的に物事を把握しよとする。傾向にある。

物語の中で木の葉は「善」として描かれている。闘いもそれをベースに展開しているのは言うまでもなく、僕らも当然、木の葉側からナルトの世界に接している筈です。多くの読者は…ですが。

「まったく、言う事、する事…
全部、ズレてるわねェ…」

大蛇丸は大変、魅力的なキャラだと、僕は思っています。それは何故なんどろうと考えると、やっぱり「純粋」だからなんじゃないかと。善悪だけで物事を考えると見えなくなるし、自分の立ち位置から世界の全ても見えては来ないと思うんです。

大蛇丸は自分の内に在る「恐怖」と闘っていた。必死に。歯を食いしばって。その姿こそが、彼の「純粋さ」であり、「透明感」。そして、それから湧き出す「儚さ」なのだと、僕は思います。彼の部下が決して「恐怖」だけで服従していた筈もなく、或いは彼の為に死んだ現実を考え合わせても、大蛇丸は愛すべき人格であったと僕は考えてる。

それを前提に…。

僕の「トビ」に関する妄察では、トビは隻眼(右目だけ)と言う事。あの仮面がその根拠です。左目はカカシに…(ズズズズズ…)おっといけねーッ!呪印が(笑)。そもそも、オビトは岩の下敷きになって半身を潰されたけど、右目が潰された確たる描写があったでしょうか?何度、見返しても見つけられない。つまり、右目は残っていても良い(笑)。

時系列的には神無毘橋の戦いの後、忍界大戦が集結。四代目が火影に就任するのを機に大蛇丸は里抜けをしている。彼の地下活動はそれ以前からあったろうし、神無毘橋には別の任務で行っていたかも知れない。既に彼に加担する協力者も居たかも知れません。写輪眼の検体としてのオビトは利用価値は相当あったものとも思われます。何にせよ。オビトが何者かに救出、蘇生されたとすれば、「トビ=オビト」は出て来る…と、僕は賛成の立場で考えてます。

「いいわねェ…写輪眼
前は持っていなかったのにねぇ…」

中忍試験でサスケの呪印を封印していたカカシの背後に現れた大蛇丸は、あの時点でカカシの写輪眼の出所を知っていた気がします。

「あたしも…欲しいのよ
写輪眼…」

大蛇丸がカカシの写輪眼をあっさり流すように受け入れてましたよね。普通は驚くでしょ(笑)。

また、大蛇丸がカカシを殺さないのは何かしらの必要性を感じているのではないかとも思います。これはイタチがカカシを殺さなかったのに似ている。とも思う。

トビは暁に忍び込んだ大蛇丸のスパイだとしたら…どうでしょう?暁を内側から壊すような目的の。

「イタチさんに
あとで謝らなきゃ」
(トビ)

と言う、トビの台詞の真意。「これからイタチを殺しに行こうとしてるサスケを殺させなくてスミマセン…」と言う意味だとしたら。デイダラがサスケをやっつけようとしてるのを邪魔するような事をしたとしたら、と捉えたら、どうでしょうか?

僕はあのトビの台詞に引っかかったのは、実はこの一点です。注:大蛇丸の台詞は記憶から抜粋(笑)なので、やや怪しい(汗)

 
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カカシ万華鏡写輪眼の開眼に関する妄想

 
風影奪還編のデイダラVSカカシ戦にて、カカシは万華鏡写輪眼を発動させています。物凄く唐突で吃驚した人って、結構居るんじゃないですか?

先ずは遠距離支援として、飛行中のデイダラの右手を万華鏡瞳術にて空間ごともぎ取ってどこかの空間に跳ばした。もう一つは、窮地に陥ったデイダラの自爆分身の爆発をどこかの空間に転送しています。どちらも、任意の「空間」を何処か別の場所(空間)に問答無用で転送してしまう術のようです。

カカシはナルトに「新しい写輪眼だ」と言う風に言ったと思います。術の名称も特に呼称されませんでした。術の有り様は実際に空間が水面の波紋のように乱れる描写があったので、物理的に任意の空間に干渉して、空間自体を、ちぎり取ったと考えて良いでしょう。つまり、物理的な術です(幻術じゃない)。

万華鏡写輪眼の開眼条件は「大切な友だちを殺す」です。これは、私的考察にも示しましたが、動かないと思います。じゃ、カカシは大切な友だちを殺したのでしょうか?どうも、殺してない(ガイとか、ナルト、サクラ…)。オビトの死(助けられなかった=殺した)で開眼したなら、もっと前のピンチ(中忍試験の大蛇丸との対峙とか)で使っていたと思います。カカシの条件不備で後々になって開眼した…は面白くない(笑)。

で、妄想(笑)です。墨ベタバックの回想(笑)。

ナルトが自来也と修行に出た2年半の間。
カカシも独自に修行をしていた。木の葉の演習場。

その時、カカシの背後に近付く気配…。
ハッとして振り向くカカシ。

「久し振りねェ…カカシ
少しは強くなったのかしらァ」

その影は大蛇丸だった。
カカシの頬を冷たい汗が伝う。


「大蛇丸…
どうしてここに、お前が…」

カカシは動こうにも動けない。
静かで重々しい殺気。


「なぁにね…
あなたの写輪眼で実験させて欲しいのよ
いきなりサスケ君じゃ…
いくらなんでも…
心配でねェ」

不敵に薄笑いを浮かべる大蛇丸は尚も続ける。

「万華鏡写輪眼…
あなたも欲しい筈よねェ…」

「えッ!?」

カカシは耳を疑った。
同時にイタチに食らった術が脳裏を過る。

「……」

カカシの短くはない沈黙…。


「この目薬を
君の写輪眼に垂らしてみて欲しいのよ…」

…と言いながら、大蛇丸は点眼薬をすっと差し出す。

「これを…あなたの
その写輪眼に…
別に死んだりしないから…
…………大丈夫よ…」

大蛇丸の薄ら笑い。
静かな威圧感。

「一か八か…
試してみれば…」

瞬身の術…
かき消さえる大蛇丸…。


「フフフ…」

大蛇丸の冷たい笑顔を思い出すカカシ。

「一か八か……」

点眼薬をじっと見つめるカカシ。

「……」

得体の知れない液体…。
考え込むカカシ。
演習場を夕闇が包む…。


と、まあ、こんなやり取りがあって、カカシは大蛇丸から万華鏡開眼の点眼薬を貰った(或いは飲み薬でも良いんです)。んではないか?だったら面白いなぁ。

勿論、点眼薬に関しては木の葉の医局で徹底的に調べるでしょう。理屈は写輪眼の有機プログラムの改造。塩基配列の変更。カカシも暁との闘いの為に「力」は必要だった。写輪眼の実験体は非常に少ないので、大蛇丸もリスクを冒して木の葉に潜入する必要性もあるだろうし、木の葉が暁を削るメリットと、サスケの万華鏡開眼の為の実験ができる。つまり、双方にメリットがあると思われる。

実際、カカシの万華鏡の紋様はイタチのそれとは明らかに違い、術のパターンも違った(万華鏡瞳術に関する考察は別にあり)。術の安定度や反動が不自然でもあった。これは写輪眼にあった一族の躯でない事も理由になっていると思われるものの、カカシ万華鏡の不完全さをうかがわせるに足る描写だと考えています。

カカシの唐突とも言える万華鏡開眼。その裏に大蛇丸の存在があったら面白いと思いませんか?僕はこう言う妄想が大好きなの。妄想と考察が入り乱れ妄察(笑)。(2007/6/5記述)(2009/7/18ちょこっと整形)





追記(090718):ケルベロスがナルトの考察を初めて三つ目(url)の枝番が「3」です。『NARUTO -ナルト-』で閃いた事や、発見した事を書きたい!!話したい!!と、ほぼ発作的に始めたブログだったんで、ほとんど準備もなし…。それで始めたのは良いが、何を書くべきかが解らず、自分の表現スタイルも定かではなかった頃の考察(妄想)でした。大蛇丸がカカシを可愛いと思ってて(綱手も「天才だと思ってた」と認めてます)、大蛇丸はカカシには興味があったと思います。時系列では第一部と第二部の狭間の二年半の空白期間。自来也がナルトの四本目に吹き飛ばされてた頃?、カカシも大蛇丸とすっごい事になったたんじゃなかと、当時の僕は考えたんだと思います。

カカシの写輪眼を大蛇丸が奪わなかったのは、当時、サスケと言う純血のうちは…しかも、マダラの直系?のサスケが手の内にあり、サスケの身体であんな事やこんな事を試してた頃だったから、写輪眼はほぼ手中にあり、サスケの身体毎頂く予定だった大蛇丸にはカカシの非うちはの身体と、写輪眼などあまり興味がなかったのだと思います。でも、試したい事があった。それが写輪眼プログラムの書き換えだった。大蛇丸はうちはの検体である程度写輪眼の理論や構造を知っていて、「人体実験データ」を持っていたのだと、僕は考えています。カカシの万華鏡開眼データも大蛇丸が持ってる事になる訳です。

しかし、それをサスケで試すなんて出来ない。「うちは虐殺」でうちはの写輪眼持ちもレアになってしまった…それで、カカシで試す事にしたんだと思います。大蛇丸は純粋にプログラムを書き換えて万華鏡写輪眼が開くのか?それだけに興味があったのだと思います。大蛇丸は知的欲求の塊だから、カカシに戦力を与える事で自分が不利になるとか、興味ないし、自分は鉄板でサスケを不死転生で乗っ取るつもりがあるから余裕があった筈です。そして、カカシに「目薬」を与えて、カカシはそれに拠って万華鏡写輪眼を開眼した…と、当時の僕は考えてたんですね。何と斬新で勇気のある人なんだ!!(笑)

そして今、ダンゾウが火影になって、狙っているのがカブトが持つであろう「大蛇丸の人体実験データ」です。カカシが通常の万華鏡の「儀式」で開眼したのならダンゾウだってやってる筈だし、それをせずに大蛇丸の「人体実験データ」を狙うのは、もっと力業による改造(プログラム書き換え)があったと考えられ、この痛いお話がちょっと息を吹き返したのかな…と思っている所です。別に「目薬」じゃなくても改造ノウハウでも良いし、ダンゾウが「オレが!!オレが!!」の人だから、やっぱ万華鏡写輪眼と言う力が欲しいんじゃないかと思える今日この頃なのです。何でも書いとくもんだな…と(笑)。

そして、もう一つ…。

これから写輪眼持ちが更に出て来る予想(期待)が…。

  
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「考察」と「妄想」について

僕は「妄想家」である!と自称しています(笑)。「妄想」。言葉的には、ありもしない空想をする…と言うような事で良いと思います。例えば、「自来也ってラスボズ?」とか、「暁のトビはオビト」とか、「リン=香燐」とか…。ウェブにはいろんな「妄想」が転がってますね(笑)。

日本国憲法で保証される「表現の自由」に基づけば、「妄想」することも自由でしょう。「こうなったら、良いなぁ」って、ナルトを読みながら思う。妄想する。『NARUTO -ナルト-』はその妄想心を激しく刺激する漫画なんです。

キッシーは非常に伏線好きらしく、伏線だったら、そりゃ、「もう、ドンだけぇ~ッ」って鏤められてます。それと、機微(きび)。キッシーはとても絵が上手い!特に「瞳」の描写はもう、悶えちゃうくらい(笑)。視線も同じ。何度も何度も、作品を読み返していると、段々、気になる。引っかかる。「痼り」ができて来る事に気付きます(その時点で、もう、あなたも「ナルト×ジャンキー」ですよ…笑)。

物語中の描写の仔細を元に妄想を展開する事を、単なる「妄想」と分けて、「考察」と呼ぶ事に、僕はしています。個人的解釈です。

先にも言ったように、「妄想」は自由です。ドンドンやって下さい。僕もドンドンやってますんで(笑)。でも、ソレだけじゃ、もう、我慢できなくなった。苦しいから。心に「痼り」ができたから。この「痼り」を解きほぐす作業。知的な妄想。つまり、「考察」。

「考察」の材料はキッシーの生み出す週刊少年ジャンプに連載されている『NARUTO -ナルト-』の描写のみ。描写の中の些細な伏線や機微を逃さずキャッチして展開の予想や謎解きを楽しむ。そう言う、知的な遊びを「考察」として、僕は楽しんでいる。

「妄想」と「考察」の違い。それは根拠を示せるか?示さないか?根拠が付随する想像を「考察」。理由は解らないけど、もしかしたら~だったら…でも、こんなん出ましたけど(笑)って言うのが「妄想」。僕はどっちも好きです。大福とお酒が好きなように(笑)。

「ナルト×ジャンキー」では「妄想」と「考察」どっちもOKです。どっちも楽しいから。記述にはできるだけ解り易く両者の違いを示そうと思います。

余談ですが、僕は大蛇丸から「妄」の呪印をいただいています。現時点で状態2まで経験しています(笑)。たまに暴走する事がある。どうか、そのときは許してやって下さい(笑)。

 
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写輪眼の私的考察


○写輪眼の第一次覚醒(巴文様二つ)の鍵は「大切な友を守る」
対白戦でのサスケの覚醒や神無毘橋の戦いにおけるオビトの覚醒例が揚げられます。

○第二次覚醒(巴文様三つ)の鍵は「自らの命の危機を回避する」(暫定説。やや苦しい)。
終末の谷での対ナルト戦でのサスケの覚醒例。写輪眼の完全形態と言える。カカシもオビトから移植した直後は二つ巴であった。

○第三次覚醒
(万華鏡写輪眼)が「大切な友を殺す」と言われている。
伝聞に過ぎないが、イタチはシスイを殺す事で万華鏡写輪眼を開眼している。万華鏡写輪眼に関しては開眼条件にうちはの内部でも更に特異な血統が求められる含みが示されている。

以下、私的考察

写輪眼の覚醒(開眼)は通常の忍術の修得条件や修行などからはかけ離れた理不尽な条項にも思える。これは物理的な反応とか、科学的な反応ではなくて、意識や考えの反応であるから。まるで誰かに試されているような条件付けと言える。

例えば、写輪眼塩基(有機コンピュータ)を利用したプログラムと考えれば、この「通過儀礼」にも似た覚醒条件を理解できないだろうか?或いは「生命体」(プログラムも生命体も、DNAなどの高分子レベルにあっては、ある意味同義であろう)。意識を持っている有機体。独立して機能する存在。それが、チャクラを動力源にして作動している。

とすれば、眼球(眼軸を含む)の移植で躯とつながれば作動可能で、カカシの写輪眼使用条件が整うと考えられる。具体的な解答としては『写輪眼は独立したプログラム(有機コンピュータ、生命体を含む)で、チャクラさえ供給されれば動く』と、僕の場合はそのように答える事になります。

写輪眼とは"人の存在価値を問うプログラム"ではないだろうか?

果たして人類が、この星で生きる価値のある生き物か?をこの天体(創造主=神=地球or天体としても良い)が問う為に生み出したプログラムではないだろうか?

その最終段階。万華鏡写輪眼の第四次覚醒。その動力であるチャクラは、膨大なチャクラの塊である尾獣たち。九体の尾獣が”暁”の手に落ち、そのチャクラ万華鏡写輪眼に供給される時。真の万華鏡写輪眼が覚醒する。万華鏡写輪眼・最終奥義「天地開闢」(←日本神話の天地創造)。ビックバンが起こり、地球はリセットされ、新しい歩みを始める事になる。

人がこの星に不要であるとプログラムが判断した結果として。そして、それは写輪眼が選択するプログラムの一つのルーチンに過ぎない。以上(妄)。




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