スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| BLOG TOP |

「兄貴」(ブラザー)

  
(…出たか…同じだな…あの時と…)(サスケ)

第413話「崩落」で、キラービーが八尾の衣に包まれて行く様子を目の当たりにしながら、サスケは終末の谷のナルトの「一本目」=九尾の衣を思い出していました。チャクラが<ポコポコ>と大きな泡を発するように、人柱力の身体を覆って行く様はクリソツでした。終末の谷で写輪眼の第三次覚醒を迎えたサスケはナルトの瞬身を見切れたものの、九尾の衣の攻撃までは見切れず苦戦しました。

それで、キラービーに対しても同様の配慮をしつつ対戦していましたが、逆に未熟だったナルトの「一本目」の威力をそのままキラービーに当てはめてしまって痛い目にあってしまったようですが…(雷犂熱刀の直撃は痛かったろうな…汗)。その先入観を生んだのは、キラービーとナルトの「衣」の類似だと、キラビVSサスケ戦を観てて、思いっきり引っ掛かった。あの懐かしがり方は「同一視」だな…。

サスケは写輪眼でチャクラの流れを見切れるんだから、僕らが外的に観察して「似てる」と感じる以上にナルトとキラビのチャクラの流れは酷似していた。もしかしたら、尾獣の封印についてキラビとナルトは非常に似通った方式を取ってるんじゃないか?パッと見の「チャクラの衣」の描写はクリソツでしたからね。チャクラの具現化(牛頭)は波の国で「白」が言ってたけど、かなりのレアケースみたいです。

あの時、サスケがナルトの九尾に接触したように、キラビの中の八尾に接見して、八尾のチャクラを沈黙させなかったのは尾獣の管理方法が違うから…と言う説もあるけど、キラビの場合は七本の剣を巧みに使った息も付かせないようなダイナミックな攻撃圧力があったから、サスケにその余裕がなかったと考えれば、キラビも封印式を介した尾獣の封印(ナルトと似たような…)の可能性もある。

「ミナトは九尾の陰(かげ)のチャクラしか
屍鬼封尽しておらん」(自来也)

第370話「胸騒ぎ」で巻物蝦蟇に自来也はそう言い残しています。陰のチャクラは「屍鬼封尽」したから恐らく死神の腹の中(ミナトもそこで九尾の陰のチャクラと永遠に闘い苦しんでいることになる…)。つまり、ナルトには九尾の陽のチャクラが封印されている事になります。そして、その封印には「八卦の封印式」と言う「四象封印」を二重に施した「特殊」な封印式が使われています。詳しい考察は「チャクラの考察」の記述があります。

ナルトに九尾の「陽のチャクラ」のみを封印した理由に関しては「ミナトは何故、ナルトに九尾を封印したのか?」(チャクラの考察)に切々と綴っていて、それが「あの術」(第370話「胸騒ぎ」)を完成させる為の布石であり、「あの術」に関しては「ミナトは何故、「螺旋丸」を開発したのか?」に示しました。ま、そこを読んで貰えば解ると思いますが、ナルトは人柱力としてはかなり「特殊」で、完成された感のあるキラビとはかなり違っていると思います。

しかし、チャクラの流れを見切れる筈の写輪眼を持つサスケがキラビの衣を見て、ナルトを即座に想い出し、重ね合わせるような素振りを見せると言う事は、外見だけでなく、チャクラの仕組み的にも非常に酷似している事は言えると思います。チャクラの色は違ったかも知れませんが、それでもサスケの意識を「一本目」のナルトと強く結びつけるに足る情報だった。

「幻術を解くには己のチャクラを乱して
目を覚ましてくれる相棒が必要だ
オレ様の相棒はオレの中の八尾
尾獣をコントロールした人柱力には
幻術はきかねェ」(キラービー)

ナルトの場合は感情の昂りや命の危険に際して緊急避難的に四象封印が弛み(回転)九尾のチャクラを漏れ出して、ナルトが九尾のチャクラを利用できるだけで、意図的に九尾の力を利用できるような仕組みにはなっていません。しかし、キラビは機を見て「八本目」を任意に引き出し、おまけにサスケの万華鏡瞳術の幻術を内面の八尾にチャクラを乱させ、幻術を解く連係まで見せました。

ここで、キラビが豪語しているように、キラビは完璧に八尾をコントロールしてるようです。「チャクラの考察」を読んで貰うと、僕がどこに皆さんをミスリードしようかと考えてるかが解ると思いますが(笑)、キラビは尾獣を自分の力にしていて、それで強い。対してナルトは別の目的で、体内(胎内でも良いくらい…)に九尾を置いている。この違いは大きい。

「ウィィィィィ!!!」(キラービー)

キラビは「八本目」を出す時に指で「ロングホーン」を作り、咆哮を上げています。これが合図になって、八尾の衣がキラビを取り巻いて行った描写があります。キラビに対する八尾の封印がどのような仕組みになっているかは描写がないので何とも言えませんが、キラビが積極的に八尾を使役できる関係にはあるようです。

「何を言いよんなら!!?
ワシの腹にはナルトの"八卦封印"に結合する
鍵が書き写されとるんじゃぞ!」

ナルトの場合は八卦の封印式で九尾を臍の緒に閉じ込め、四象封印を回す「鍵」が存在し、それを制御しています(第370話「胸騒ぎ」)。四象封印を回すと言うのは、八卦の封印式を二個の四象封印が構成していて、その位相でそれぞれの封印式の隙間をコントロールして、漏れ出す九尾のチャクラをコントロールしているだけで、どんなことがあっても同角で四象封印の制御が残る安全性を最優先した封印です。

つまり、ナルトの場合は九尾を完全に使い切るような意図はなく、積極的に戦闘に利用する為の封印ではないと、僕が考える理由がそこにあって、キラビとその点が全く異なると考える所以です。ナルトに搭載された九尾については今、まとめ中の考察に必ず盛り込むので…っていうか、盛り込まないとまとまらないのでキッチリ説明してみせますんで、チッと待って下さいね。

やはり、キラビのロングホーン(変な指の形ね)はナルトで言うところの「鍵」に相当する代物だったんじゃないかと思います。あれは「印」のようなもので、キラビ内部の八尾の封印式か何かに影響するキラビのチャクラを信号に変換する為のシーケンスでしょう。つまり、「鍵」を持ってる…キラビは八尾のチャクラを引き出す為の「鍵」を持っているわけです。

「年々、四代目の封印も
弱まってきとる!いざという時、
閉め直すために鍵が残されたんじゃ!
その大切な鍵を金庫と一緒に置くなど…!!」

つまり、ナルトに「蔵入り」を命じられた巻物蝦蟇がナルトと共に在れば…、その「ナルトの鍵」をナルトが使いこなせれば…キラビのように…ある程度、自由に九尾のチャクラは利用できるようにはなると思います。しかし、九尾のチャクラは凶悪で、三本目まではナルトは正気のようですが、四本目からはもういけません(汗)。九尾の衣の描写も一変します。

キラビの八本目の「衣」の描写はナルトの三本目程度のように感じました。チャクラ濃度や強度が人柱力と相対関係にあるだろうから、フィジカルやメンタリティの強そうなキラビと未熟なナルトを同列にはできませんが、キラビは八尾に支配されようとするのを堪えてるようではなく、自分の力の一部を使うが如く…でした。

九尾は尾獣にあってやっぱり「特殊」ですからね。ここは練り込んだ「考察」でしっかりと示したいです。核心は既にこの手の内にあるんだけど…。登るべき山が高ければ高い程、登る前には気が重いです。準備もいろいろあるしね。口ごもった部分が多くて申し訳ない。今はこれが精一杯…<ポンッ>と小さな花束を、君に…(笑)。

で、ちょっと回り道しちゃったけど、サスケが見誤るんだから…否、同一とすら感じちゃうくらいなんだから、ナルトとキラビの尾獣の衣は明らかに「同質」だったんじゃないかと思います。それはどう言う事か?!ナルトとキラビの共通点と相違点。ここに気付くと「兄貴」(ブラザー)にも(一応ですよ…一応)近付ける…かも。




キラビも八尾の「陽のチャクラ」が封印されている!!

サスケの写輪眼がナルトとの酷似を感じたくらいですから、恐らくナルトと同じように、キラビには八尾の「陽のチャクラ」が封じ込められているんだと、僕は考えます。つまり、八尾も九尾と同様に「陰陽分離」された。如何なる理由や事情があったかは知れませんが、雷の国には二尾・猫又も居ましたし、それなりのノウハウを持っていたのは確かでしょう。

ミナトの場合はナルトへの汚染を最小限にとどめる配慮があったんだと、僕は考えてまして、陰のチャクラって、陰陽論で言うと「心」だから、九尾の悪しき思念からナルトを守りたいと考えた親心で、ミナトは九尾の陰のチャクラと一緒に死神の腹の中に入り、今も戦っている…。壮絶な親心がそこにはあったと思っています。それに八卦の封印式って…(つづく…笑)。

(ホウ…この八本目をかわしたのは兄貴以来だ)(キラービー)

そして、キラビのこの台詞…。これって、キラビの必殺技・雷犂熱刀を躱した忍がもう一人いて、それを「兄貴」=「ブラザー」とリスペトしてる事実を提示してると思うんです。「兄貴」と言うからには年長者でもあるでしょう。やっぱり、オッチャンと言う事です。そして、その忍はキラビに八尾(の陽のチャクラ?)が封印された後に、こんな風に対戦している筈。

つまり、封印して死神に飲まれるような「屍鬼封尽」みたいな術で封印されてはいないと言う事だし、その時点でキラビと対等に渡り合える能力を持った忍であったと考える事ができると思います。キラビは皆さんも充分に感じてると思いますが、スピードも破壊力も一級品…特級品で、めちゃくちゃ強いですから、それと同等(以上?)と言う事は…。

「兄貴」には八尾の「陰(かげ)のチャクラ」が封印されているッ!!

少し前なら<ズズズズズッ>っと「妄」の呪印全開の状態2の考察ですが(笑)、陰陽分離された尾獣の「陰のチャクラ」を無駄にせずに利用したと考えれば、「もう一人」に八尾の「陰のチャクラ」を封印し、キラビが「兄貴」(ブラザー)とリスペクとするような忍が雲隠れに居てもおかしくないな…と思うんです(僕はこの戦域に「もう一人」がいると思っています)。

「…八本の剣を…持ち…右肩に"鉄"
左の頬に牛の角の…入れズミが…ある」(雷忍)

第408話「フカサクの提案」の万華鏡写輪眼で幻術にハメて聞き出した雷忍の情報がフェイクとも思えず、雷忍の言った「八本の剣」を持った忍が居るんじゃないかと、僕には思えて仕方なかとです(汗)。そして、それが「雲雷峡」の洞窟に潜んでいる…(じゃないかと、キラビが中途半端に壊した入り口が囁くのよ…汗)。もしかしたら、キラビはその入り口を守護しているんじゃないかと、僕は考えてます。

だから、"鷹"("暁")すらも当たり障りなくやり過ごそうとする大らかにも思えるキラビの詰めの甘さには、どんなに危なく怖い敵よりも蓋を開けたくはない「パンドラの箱」のような「兄貴」(ブラザー)を意識しているように感じさせるんです。こんなに強いキラビが…ですよ。畏怖するような存在って…。外見的にはキラビに似てるんじゃないかな。勿論、タトゥーもある。

キラビの「衣」がナルトのに似てる事から「陽のチャクラ」(=魂)と考えるならば、「兄貴」には「陰のチャクラ」(=心)が封印されてる…引き算ですよね。八尾がどんだけ凶悪だったかは知れないんですがね…、めちゃくちゃ善良って訳はなくて、キラビの八尾の完全体(あれは「変化」だと考えてます。だから、服や装備は元に戻る)の悪そうな顔からすると…(滝汗)。こ、怖ッ(脂汗)。

恐らく、悪魔的なワルの「心」が、その「兄貴」には搭載されてる。そして、その「陰のチャクラ」をキラビ同様に自由に使えるとすれば、そのチャクラもまた凶悪な「力」に違いない!!…なんて、考えてます。次は"鷹"のターンの筈で、それにサスケの左の万華鏡が合わさってキラビを一時的にでも退けるにしても、安心は出来ないと…(汗)。

何で、キラビの「兄貴」が必要(って言うか露出して欲しい?)と考えるのかと言うと、尾獣の「陽のチャクラ」と「陰のチャクラ」を説明しとく必要があるからで、それってナルトへの九尾の封印の「種明かし」だと思うんですね。そして、如何にナルトへの九尾の封印が「特殊」であるかを示したいんだと…『妄想心』が騒いどるとです。

……僕は「ドンキホーテ」ですからね…(笑)。

で、これでキラビが一人で、他に誰もいなくて、八本目もマジ、雷犂熱刀で、それを雷忍が「八本の剣」とフェイクなのか、粋がったのかにしても言い放った…でも、ヨ、ヨカですよ…。風車を怪物だと思い込んで飛び込んで行けるとですよ。べ、別にふ、不安なんかナカ…よ。よ、余裕綽々で…ウウッ…何んでだろう…胃に穴が…<ゴフォッ>←吐血(笑)。「ゲロゲロゲロゲロ」(←巻物蝦蟇風)。


スポンサーサイト
| BLOG TOP |

「献身」

  
「サスケの身体と同化して
オレのチャクラと身体を分け与える
オレの呪印と適合できた
サスケの身体ならできるハズだ…」(重吾)

第413話「崩落」で、キラービーの雷犂熱刀をモロに食らったサスケは瀕死の重傷を負います。香燐が咄嗟に胸を開(はだ)けて、例の高速治癒・超回復の処置をしようとしますが、重吾がそれを制します。「今のお前のチャクラじゃ無理だろう」と、香燐の疲弊を重吾が察知していたのです。香燐は自力でキラービーの攻撃を躱す事すら出来ませんでしたからヘトヘトなんでしょう。

重吾はサスケに手を翳し、「チャクラと身体を分け与える」と言いながら、サスケの欠損部分を自分の肉体を供出します。サスケは「天の呪印」の適合者です。「天の呪印」は大蛇丸が重吾のオリジナルの「呪印」から生成した飛翔系の人のDNAの領域を使用する酵素の筈です。人のDNAには太古からの進化の歴史が刻まれていますから、その一部を引き出す「鍵」(=酵素)だったわけです。

だから、サスケの状態2の背中の両翼は翼竜(プテラノドンとか?)のDNAの記憶部分を呼び出し、チャクラによる肉体活性で急速に変化させたフォルムだったと思います。ちなみに君麻呂は「地の呪印」で、あれはトリケラトプスなどの地上で栄華を極めた恐竜の断片かと思います。要するに「呪印」人のDNAの休眠する部分を掘り返して潜在的な能力を引き出す仕組みなのだと、僕は考えます。

それで、重吾の場合はオリジナルと言う事もあり、自分の細胞をある程度自由に変形や分割も可能らしく、サスケに自分の肉体を分け与えるような離れ業が可能なのでしょう。サスケはキラービーの雷犂熱刀で肋骨(ろっこつ)が露になるような甚大な負傷を負ってますから、その欠損部位を繊細なチャクラコントロールで、骨は骨。筋肉は筋肉。皮膚は皮膚…と言う感じに器用にやってるんですね。

問題は「呪印」の影響をサスケが受けるかどうかにかかってて、またサスケが「呪印」に頼った闘いをする展開になるのは嫌ですよね。でも、あれは大蛇丸が精製した「天の呪印」との葛藤だったから、今度は重吾のオリジナルの「呪印」の制御の問題ですから、写輪眼の能力で何とかなるんじゃないかと思います。スマートに行くなら「写輪眼のチャクラ」が「呪印のチャクラ」を抑える…みたいな説明ですね。

でも、それだとイタチのやった「呪印からの解放」と言うのが水の泡になっちゃうので、そこは重吾が気を利かせて「呪印」は注ぎ込まない処理を小器用にやっちゃう方向に期待しています。重吾の香燐や水月の庇(かば)い方を見てても、傍目でもっさりと天然っぽい印象は受けるけど、案外、繊細なところもあるので、サスケを大事に思ってるなら上手くやってくれると思うんですがね…。

「彼(サスケ)は僕の生まれ変わりの様な存在だ」(君麻呂)

重吾が君麻呂を回想するのは、サスケが君麻呂の命をもって生き延びるに値する命だったからです。それで、サスケの治療を自分の身体を削る覚悟で行ってるのだし、人の細胞の数は定量のようなので、サスケに分け与える事で腕がなくなってしまうかも知れないし、君麻呂の骨(人の骨は200個程度)の能力のように定量でないのでも良いし。

でも、大きな術や能力には代償も付きまとうので、重吾にも相当の負担がかかるのは必至。しかも、眼前に迫る八尾。この最大のピンチをどう乗り切るかが見物なんですが、サスケの治療を済ませた重吾が次にどう動くかが「鍵」になって来ると、僕は考えます。水月がダメダメな現状では、重吾が戦力としても一番期待ができるとも思います。

(1)オリジナル「呪印」の完全解放

これまで重吾は「呪印」の部分的な解放に止まっていましたが、それは重吾が基本的に内包する自分の凶悪な「力」に対する恐れであって、ナルトが九尾のチャクラで自分を失って暴走してしまうのと似た状況に陥るのが怖いんだと思います。しかし、事情が事情ですから、サスケの欠損部位を補完できたら、後は香燐に任せて八尾に果敢に挑む…そう言う「献身」もあるなと思いますし…。

重吾って優しいところがあるから、呪印を必死に押さえ込んでいるフシがあります。でも、この局面ですから、リミッター解除の完全解放があるとして、重吾がどんなゴイスゥーの人外に変貌しちゃうのか?はちょっと興味ある。怖いもの見たさ?でも、"鷹"って好きなチームだから、誰も欠けて欲しくないんだよね…。出来れば、サスケの修復に専念させてあげたいな。

(2)水月の首斬り包丁の修復と強化

或いは、重吾のオリジナルの「呪印」の武器化能力を利用して水月の首斬り包丁がキラービーの雷遁によって削られた部位を補修するような行動にでるのもあるかも知れません。重吾の「呪印」の武器化を広義に捉えるなら、「物質化」と考えるのも可能で、キラービーとの対戦でもジェット噴射のバーニアが大活躍していました。

首斬り包丁に重吾の肉体(細胞やチャクラ)が浸透して、サスケの欠損部分を埋めるように…刀身を切り欠いた傷を埋める。そして、それと同時に重吾の武器化の能力を継承し、水月の首斬り包丁にバーニアが装着されて強化・スペックアップするような事になれば面白いです。それは鬼鮫の鮫肌のように「意思」すら持ち得るような展開の可能性もあって、男の子的には期待してしまいます。

首斬り包丁+呪印=Spec2

首斬り包丁・呪印Ver.

実は別の考察で練り込み中で、まだ提示したくなかったんですが、霧の忍刀たちは闘いの中で進化・発展して行く特殊な「武器」なんじゃないのか?と、僕は疑ってまして、『NARUTO -ナルト-』の物語全編を支えるようなアイテムだったら良いな…と考えてるんですよ。だから、水月の首斬り包丁が傷付いた時、もしかしたら何かが起こるかも!!と、髪の毛が逆立ったものでした(笑)。

そもそも、その由来からして特殊な大刀ですから、自己治癒能力があって剣自らが再生しちゃうとか、「忍刀」を管理・監督する地下(巨大)組織みたいのが存在して、きっちりメンテナンスしてるとか…「予言」に比肩するような勢力が存在してこの「忍刀」を育んでる妄想が、男の子の僕としてはムクムクと湧き起こるわけです。再不斬→水月では首斬り包丁は多少変化してましたからね(忍具の考察参照)。

ま、ここでは別の可能性として、大刀がいろんな要素を取り込んで成長して行く「武器」として考えてみて、八尾がその本性を現し、"鷹"が大ピンチのタイミングで、重吾が「幸せの王子様」みたいな働きをして、首斬り包丁を修復・強化していったら面白いな…と思っています。重吾がどうなっちゃうのか?はちょっと置いといて…(死なないで欲しい…けど)。

イラストはちょっとやっつけでアレだけど(汗)、重吾が八尾戦で活用したチャクラバーニアと、サスケと北のアジト(人体実験場)で交戦した時に出したインパクトハンマーが装備されています。首斬り包丁の水平の斬撃と、突きのそれぞれにバーニアがアシストして威力を増す構想です。インパクトハンマーも一度受け止められた刃を再加速させ押し切る効果を期待しています。

一応、有機金属?なんで、瞬間的な配列変化やチャクラ活性による増殖を利用した機能の拡張が可能ですから、普段は小振りなパッケージになってて、必要な局面で瞬時に展開して(重吾がキラビ戦でやってたみたいに…)最大戦力を発揮する構想なんで、普段はこんなビラビラしてないんで、少年少女は安心してね(笑)。全く実現しない確率の方がモロ高いから…そもそも…(滝汗)。根も葉もない妄想だからね…(笑)。

もうちょっと追加で…重吾の「呪印」に物質化のオプションがあるとするなら、水月の防御面の脆(もろ)さを補うような甲冑(かっちゅう)=鎧(よろい)やプロテクターみたいな防具を重吾の身体を分け与える形式で水月に与えられるんじゃないかとも期待。水月と重吾がDBのフュージョンみたく「合体」(水吾)しちゃうのかな…とも考えたんですが、「呪印適性」の存在で却下とあいなりました(笑)。

「サスケ…生きろ!!」

そう言いながら、「呪印」を完全解放したフルスペックの重吾が八尾に突撃していくようなシーンははっきり言ってみたくない。めちゃくちゃとぼけてて、ロハスでオーガニックな重吾って"鷹"には既になくてはならない存在だし、水月やサスケの高速移動を補助したり、呪印バーニアの打撃も強力で、戦力としても重要な存在です。それに、意外に優しい子なのね。

重吾の穏やかな雰囲気とか優しさって、もっさりした外観とめちゃくちゃマッチしてて、殺人衝動の虜になることもなく、サスケや"鷹"の面々につくすその姿は胸にグッと来ます。その最中、君麻呂の回想なんかしちゃうもんだから、「死亡フラグ?」って疑うじゃないですか。だから、すっごく胸騒ぎがするんだけど、もう少し、気長にのんびりと(重吾らしく…)サスケに「献身」してやって欲しい気持ちです。

「サスケ…痛むか?」(重吾)

(この傷で痛くないわけねーだろッ!!)(香燐)

と、まあ、こんな感じでとぼけた事言って、香燐にチクチクやられる重吾がこれからもみたいです。だから、重吾の「特攻」は無しの方向で…(汗)。八尾が迫り来る状況でどんだけ"鷹"が持ちこたえられるかが問題。昔だったら、誰かの助太刀を期待したもんだけど、もうみんなオトナなんだから。自分の力で、仲間を、大切な人を守るべき立場にある筈です。

サスケはデイダラの時も、イタチの時も感じたけど、ギリギリのところで闘うタイプみたいだから、重吾の尽力で復活できた暁にはきっと、左眼の万華鏡で八尾を押し戻すくらいの働きができるんじゃないかと思っています。しかし、その八尾も未だ何かを隠してる雰囲気があって、特に尾獣のコントロールについてはちょっとした「伏線」が出てて、この次の大波もありそうな予感です。

それに「兄貴」の存在。キラービーがあのタイミングで漏らした「もう一人」。もしかしたら、それが尾獣の管理とリンクしてるんじゃないのか?ってのが僕の予想で、それを次の「疑問」で練り上げてみたいと思います。キラービーの「兄貴」に関してはネット上でも諸説紛々の侃々諤々(かんかんがくがく)ですが、今後もキラービーがストーリに絡んで来そうな予感がして嬉しくなっちゃう…。

そんなキラービーを次の「疑問」で"チェケラッチョ"(笑)。


  
| BLOG TOP |

第413話「崩落」

  
「ウィィィィィ!!!」(キラービー)

僕はプロレスの知識がなくて気付かなかったんですが、このポーズ。往年の名プロレスラーのスタンハンセンの「テキサス・ロングホーン」と言う極めポーズで、変な指の形は「牛の角」(スタンハンセンは右手)を模したもののようです。他にもスタンハンセンについて調べましたが、極度の近視で場外では常に分厚い(瓶底風)眼鏡をかけていたり、結構、キッチリした性格だったり(不意の事故で怪我させたファンに手厚く対応した)、サービス精神が旺盛だったり…キラービーの深層の人となりと、思いっきりダブります。

<ポコン>

<ポココン>

<ボコココ>

<ボゴゴコ>

<ボゴゴゴゴゴ>

<ゴッ>

「雷犂熱刀!!!!」(ラリアット)

そのままかよっ!!(笑)

説明せねばなるまいッ!!(Wiki/スタンハンセン引用)

ハンセンの代名詞とも言うべき技。前傾姿勢で突進し、利き腕の左腕を振りぬいて相手の首を刈り倒す。フットボールの古典的テクニックであるハイタックル(現在のフットボールでは反則行為)からヒントを得て編み出した。以降クローズ・ラインの名で多くのレスラーが使うようになり、代表的なプロレス技のひとつに数えられている。なお三沢光晴の弁によればハンセンが放つウエスタン・ラリアットは「冗談抜きに目の前に星が飛ぶ」ほどの威力だという。

また他選手のラリアット乱発が目立つ中、ハンセンのウエスタン・ラリアットは一撃必殺のフィニッシュ・ホールドとして定着しており、相手パートナーのカットやロープブレーク、リング外落下等無ければ、この技一発でピンフォールが奪える。試合開始数分で繰り出し終わらせてしまうこともしばしばあった。受けた相手は空中で(受け方にもよるが)一回転してしまうほどで、川田利明などは失神してしまいセコンドの肩を借りなければ控え室に戻れなくなるなど、その破壊力のエピソードには枚挙に暇(いとま)が無い。

(…出たか…同じだな…あの時と…)(サスケ)

丁度、第一部の終盤。ナルトが終末の谷で出した九尾の「一本目」のチャクラ描写(九尾の衣)に近いです。アレは九尾独自のチャクラ発現かと考えてたんですが、八尾も出来るって事は尾獣全般に言える事とも考えられるし、或いは、九尾と八尾の共通点があるとも考えられます。外見上は左腕に牛の角(ロングホーン)風にチャクラが具現化していて、尻尾と思(おぼ)しきチャクラが確認できる範囲で四本は出ています。

サスケは確かに終末の谷のナルトの「一本目」を思い返していました。サスケの写輪眼の三つ巴(第三次覚醒)はあの時、覚醒した筈。あの死闘の経験値はサスケの中に在る。サスケは<ダッ>っと出るキラービーを<スウッ>っと写輪眼を解放して見切ります。そしてキラービー渾身の左腕「雷犂熱刀!!!!」(ラリアット)が<スカ>っと空を切ります。サスケはキラービーの背中で踏み切って間合いを切ります。

(ホウ…この八本目をかわしたのは兄貴以来だ)(キラービー)

キラービーの必殺技。それも渾身の一振りをあっさりと躱したサスケに、キラービーは「兄貴」を思い出しています。キラービーの落ち着きの中に、何故だか「もう一人」の存在を強く感じていたんですが…。それに「八本目」。つまり、この「雷犂熱刀」が八本目の剣って事になるようですが、だとしたらサスケが尋問した雷忍(夜月一族)が「八本の剣」と言ったのがどうもしっくり来ません。この腕を「剣」なんて粋な表現をするものか…?それが…疑問なのだ。

雷忍が「夜月一族は決して仲間を…裏切ったりはしない」(第408話/「フカサクの提案」)とも言ってて、「仲間」と言うからには直接見たか、かなり近しい認識があると思ったんですが、「雷犂熱刀」を「剣」と第三者が言うのか?が疑問に思えます。やはり、今在るキラービーに少なからず違和感を感じます。そして、ここで出た「兄貴」(ブラザー)。これが何を意味するのか?キラービーを考察すれば、尾獣の管理メカニズムも解明されるんじゃないかしら。

<ニヤ…>(キラービー)

(くそ!そっちに!)(サスケ)

サスケに躱されたキラービーはそのまま"鷹"の三人にその矛先を変更します。キラービーは香燐の超回復も、重吾の呪印の能力も既に察知していますから、潰しておいて損はないからです。"鷹"の三人も相当疲弊しているようで、敵と一直線上に配備しないのは組織戦の鉄則なんですが、もうそれどころじゃなくなってるようです。この辺は青い?キラービーが強すぎるのか?"鷹"が弱すぎるのか?段々、解らなくなって来ました(笑)。

「キァ!」(香燐)

<バシィ><ズッ>(重吾)

ここで重吾が機敏に呪印のバーニアを出して、香燐と水月を抱きかかえて咄嗟にキラービーの攻撃を回避します。しかし、香燐の疲弊(サスケの超回復でチャクラを消費)は解るんですが、水月のダメっぷりが解らん!(汗)液状化すれば物理攻撃による被害は回避できる筈なんです。水月が直接ブッ飛ばされたりはなかったから、雷遁系のキラービーの攻撃が効いてるんでしょうか?それか剣士としての力量の圧倒的な差…?

「お先にお前らバラバラ♪」(キラービー)

<ゴド>(キラービー)

「くっ…」(サスケ)

「ぐっ!」(重吾)

「うっ…」(香燐)

「くっ…」(水月)

"鷹"…やられ過ぎ…(笑)。


ちなみに「雷犂熱刀」の「犂」(リ)って…

すき【鋤・

・幅の広い刃に柄をつけた櫂(かい)状の農具。
 手と足で土を掘り起こすのに用いる。《鋤》
・牛馬に引かせて土を掘り起こす農具。からすき。《犂》

農耕で牛に引かせる犂(鋤)で、それに八尾のチャクラ(僕の考察だと「火+風=焰遁」だったけど違った…汗)を纏った物理攻撃で、地面がごっそりと持っていかれるように大穴が開く程の攻撃力でした。重吾の呪印攻撃のお返しみたいで、キラービーの余裕すら感じます。威力は重吾の数倍?数十倍で尖った山肌が吹き飛び、「雷雲峡」の入り口もグッシャリ。でも、この入り口の残り方が…気になって気になって……(黒笑)。

(確かにスピードも威力もある…だが動きは直線的…
この眼なら見切れないことはない)(サスケ)

「無事か!?」(サスケ)

「ああ…」(香燐)

香燐は重吾のアシストもあって無事でしたが、ヘトヘトでしょう。重吾だってかなりの力(チャクラ)を使っている。サスケのキラービーに対する見切りだって、終末の谷のVSナルトの、しかも「一本目」の経験が基になっているから怪しいです(汗)。あの時はナルトも未熟で、九尾の力の一部分しか引き出せてはいなかったし、それを基準にキラービーを計るのは危険です。

しかし、サスケは何故、キラービーの中にある筈の八尾に接見しないんでしょうか?天地橋ではナルトの内側に入り込んで九尾を沈黙させている描写がありましたが、今回はそれをしていません。キラービーの圧力がそれをさせないのか?サスケがキラービーに入れないような防壁があるのか?キラービーの「八本目」のナルトの九尾化との類似性と、サスケの対応の違いを観察すると何か解るかも知れませんね。

「香燐!奴のチャクラを感じ取って行動を先読みしろ
奴の居場所は常に把握して俺達に伝えるんだ」(サスケ)

「それで間に合うならな!!」(キラービー)

誰が聞いても「ズレてる!」と思えるサスケの指示に、空かさずキラービーが突っ込みを入れます。これまでも香燐の意志と"鷹"のメンバーが連係した描写はないし、例えば輪廻眼の視野共有みたいな能力があれば話は別だけど、香燐のチャクラ感知を口頭で伝達してキラービーのスピードに太刀打ちできる筈がない。サスケ、ちょっとオカシイです。焦ってる?!キラービーがサスケに襲いかかります。速いッ!!

「サスケ!!」(香燐)

<ドクン>「その眼…写輪眼…幻術か」(キラービー)

(体が動かない…)(キラービー)

キラービーが飛びかかろうとした瞬間。サスケの万華鏡写輪眼の右眼が見開きます。見つめ合う眼と眼。キラービーが一瞬、揺さぶられます。次の瞬間、キラービーを暗闇が覆いつくし、無数の長い針がキラービーを串刺しにして動きを止めます。イタチの万華鏡写輪眼瞳術"月読"に類するサスケの万華鏡・幻術でしょう。キラービーは眼が見える。幻術にもかかる。動きを封じられたキラービーは勢い余って激しく転んでしまいます。

<ハァ><ハァ>(サスケ)

右眼を抑えながら息を荒げるサスケ。万華鏡写輪眼の反動があるのか?この闘いで未だ両眼とも蓮華覚醒する描写がないと思うんですが、サスケは片方ずつ万華鏡写輪眼を使える「部分解放」が可能なのかも知れません。呪印も状態2の部分変化を器用に使いこなしていましたから、使えば使うほど「封印」されて行く万華鏡写輪眼の特性を知っていますから、出来るだけ温存する為に配慮があるんじゃないかと思います。

「"一対一なら必ず逃げろ"
"二対一なら後ろを取れ"じゃ」


チヨばあが我愛羅奪還編(第29巻/72頁)で言ってたように写輪眼対策のセオリーがあって、写輪眼を知っていたキラービーですから、その知識もある事をサスケは認識するべきです。ここはナルトの「一本目」に勝てた終末の谷での記憶が悪い方向に作用している可能性を感じます。サスケも万華鏡写輪眼の反動を受けているとは言え、余りにも不用意にキラービーに背中を見せてしまっています。イタチなら静かに「残心」(ざんしん)したものです。これは、非常にヤバいで……。

<ドゴ>(キラービー)

「!!」「!!」「!!」(香燐・重吾・水月)

ヤバいです……と言い切る前に、キラービーの渾身の「雷犂熱刀」が炸裂(笑)。ガッツリとサスケの首を薙ぐようにキラービーの左の太腕がロングホーンの闘気(八尾のチャクラ)が纏って襲います。サスケは血飛沫を大量にまき散らしながら、空中に投げ出されます。キラービーは勝利を確信したのか?「ウィィィィィィ!!」と勝鬨(かちどき)を上げているようです。しかし、何故だか追撃をしないキラービー。このまま一気に押し込めば"鷹"は殲滅できるのに……(黒汗)。

「ぐっ…」(サスケ)

「!」(香燐)

「体の首と胸の部分がふっとんでいる」(重吾)

吹き飛ばされたサスケを重吾が受け止めます。こんな場合、重吾は殺人衝動に支配されて暴走しちゃうんだけど、一度、キラービーにやり込められているせいか大人しいもんです(笑)。今は"鷹"の中で一番冷静に状況判断が出来ている。香燐は非戦闘員と考えて、この場合、水月がキラービーの阻止に出るべきなんだけど、如何に雷遁が苦手としても使えな過ぎ…。しかも、サスケが瀕死(即死でもおかしくない状況)のこの期に及んで…。

多分、水月の「液状化」による物理攻撃の回避って予(あらかじ)め相手の攻撃が読めた状況で準備して待ち構えないと、機能しないんじゃないでしょうか。剣を持ったり、実体で行動する必要があるし、絶えず水分を補給する描写からは水月のスタミナの少なさを感じさせますし、「液状化」はそれらの消費が大きく常に待機状態に出来ない。だから、咄嗟の攻撃やキラービーのようなスピードのある攻撃には劣勢を強いられるんだと思います。

「ハァ」「ハァ」(サスケ)

「……」(重吾)

死に瀕するようなサスケを前に重吾が君麻呂を思い出します。サスケを大蛇丸の下に届ける任務に君麻呂が出る時の言葉を重吾は思い出すのです。重吾の暴走を痛みを感じさせる事なく、傷を付ける事もなく優しく止める事ができた君麻呂。それはサスケの写輪眼も一緒だった。民宿「お越」で切れた時もサスケがギリギリのチャクラを絞り出して止めました。いつしか重吾はサスケと君麻呂を重ね合わせて行ったんじゃないでしょうか。

「彼(サスケ)は僕の生まれ変わりの様な存在だ」(君麻呂)

重吾はサスケと行動を共にする中で、サスケの優しさや賢さ。それに強さを感じて来ました。「お前がどれほどの忍か見届けてやる」(第39巻/59頁)と、"蛇"への加入を認めた重吾が、君麻呂の遺言とも言える言葉を思い出すところを見ると、サスケの事は充分に認めているのでしょう。大蛇丸が「地の呪印」を与え、その素質に心酔した君麻呂。そして、それ以上の期待を抱いたサスケ。重吾にもその意味が沁みていたと、僕は考えます。

<ズズズ>(重吾)

<バッ>(香燐)

「香燐いい…オレがやる
今のお前のチャクラじゃ無理だろう」(重吾)

何か思うところがあるように、重吾はサスケの傷口に右掌を翳(かざ)し、<ズズズ>と部分変化?して行きます。香燐もマントの胸を開(はだ)け、歯形?を曝します。香燐の歯形?は腕だけじゃなくて体中にあるようです。今度は腕ではなく胸を開けたのはサスケの損傷が甚(はなは)だしかったからでしょう。経絡系は心臓と共にあるようですから(角都情報)、心臓に近い首筋や胸の方が治癒・回復効果が高いのでしょう。

「何をする気だ?」(香燐)

「サスケの身体と同化して
オレのチャクラと身体を分け与える
オレの呪印と適合できた
サスケの身体ならできるハズだ…」(重吾)

重吾はサスケの命を救う為に自分の身体とチャクラを分け与えるのだと言います。先の君麻呂の回想から強烈な「死亡フラグ」とも受け取れる行動です。それは重吾の殺人衝動に支配されない穏やかさと相まって嫌な感じに積もります(汗)。しかし、サスケの身体に重吾の身体とチャクラを与えるって、また呪印が復活しちゃうんでしょうか?イタチが命懸けでサスケを呪印から解放したばかりなのに…。

重吾の細胞(身体)とチャクラが上手くサスケと適合できたとして、その時はまた呪印でサスケが状態2になって飛んだりするんでしょうか?それか、重吾の能力のバーニアが出て来たりするのか?また体中を呪印が覆うサスケは見たくない。重吾も呪印の虚しさや辛さを知っているんだから、それがサスケに混入する事は何とか避けてくれるとは思うけど。何よりイタチの想いが無に帰してしまうのだけは嫌だ…。

「幻術を解くには己のチャクラを乱して
目を覚ましてくれる相棒が必要だ
オレ様の相棒はオレの中の八尾
尾獣をコントロールした人柱力には
幻術はきかねェ」(キラービー)

これって、自来也やチヨばあが話してたまんまなんだよな。つまり、キラービーは彼らと同等の幻術に対する知識があって、サスケの写輪眼に気付いた後(幻術を食らった瞬間)、キラービーの内にある八尾の力(キラービーは人柱力なんだろうけど、まだ…もう一人いるんじゃないかと疑念が消えない)がキラービーのチャクラを乱す連係をとった筈です。そして、まんまと"月読"?にハマったフリをしてサスケの背後を取った。

"二対一なら後ろを取れ"を忠実に実践したんですね。サスケは未熟だったナルトの「一本目」を参考にしてるからこう言う見誤り方をしちゃうんだろうな…と思います。しかし、キラービーは完全に八尾をコントロールできてるって事になりますね。二位ユギトもかなり同調してたみたいだし、雷の国は尾獣の制御技術やノウハウがかなり整備されていたようです。単にユギトが負けたのは飛段の能力が特殊だったから?

それに、水月がこんなにも使えないのは、雷遁特性のキラービーに対して劣勢に置かれてるからで、「相性」ってのは忍の闘いではウェイトが大きいです。それに"暁"って人外の集まりで、粘土だったり、不死だったり、心臓一杯あったり…人の想像を超えてしまうようなヤローばかりだったから、優位に闘いを運べたのもある。サスケはあまりにも「人」過ぎる(笑)。現状でサスケの温存してる力は左眼の万華鏡写輪眼(攻撃系?)。

「"月読"と"天照"……二つの能力を開眼した時に
この眼に宿ったもう一つの術だ」(第392話「須佐能乎…!!」)

イタチの言う事を信じるならもう一つ…"須佐能呼"?!


「!」(香燐)

「お前らには幻
そしてお前ら壊

人柱力であるオレ様の本当の姿ァ

それは怪
それは見

人柱力イエー♪

八尾でちび
チビ共♪」(キラービー)

キラービーのお気楽な感じのラップで、"鷹"の面々は恐怖のズンドコに…(違ァ~うッ!!←古ッッ…笑)ドン底に突き落とします。キラービーの皮膚が<ペリペリ>と剥がれたかと思うと、大蛸ちゃんが<ズズズズ>っと出て来て更に変化。顔は何だか牛なのか山羊なのか解らない化け物で、触手(尻尾?)は蛸の八尾の完全体のようです。左の角が折れてるのはきっとロングホーンの「雷犂熱刀」をし易くする為でしょう。でも、この巨体の「雷犂熱刀」ってどんな威力なの?(地球、割れる?)

恐怖すら潰す巨牛…サスケの運命は―!!!

って"アオリ"で八尾が巨牛と判明(笑)。でも、キラービーがどんなカラクリで八尾を手懐けてるのかは已然不明で、それが解らないと、この巨牛の化け物ですら八尾の完全体とは断定したくないな。どうしても「兄貴」(ブラザー)ってのが気になるし、尾獣のチャクラはチヨばあも制御不能と言ってましたから、何らかの方法論が提示されるべきだと思うんです。これはきっと、ナルトの九尾の封印の仕組みとも関係してるんじゃないかと、僕の妄想心が騒いでるんです。

<ズゴゴゴゴ>(キラービー)

「……」(香燐)

絶望的な"鷹"のピンチ。容赦なく巨体を曝す八尾…。でも、何でキラービーはあのまま"鷹"を殲滅しなかったのか?充分、重吾や水月ならうっちゃれた筈ですから…。ワザワザ、八尾の完全体?を曝す必要があたのか?これが八尾の暴走で、キラービーが冷静に戦う事が出来なくなってるのなら嬉しいんですが、完全に尾獣をコントロールできてると言いますし、難しいか…。ここはやっぱり助太刀?ならば…鬼鮫ッチ?

「イタチさんの"想い"を無駄にはできませんからね…」

…なんて言いながら、ギザギザの歯で笑って欲しい。でも、これまでの展開だと「助太刀」って少ないんですよね。特に第二部に入ってからは…。それか鬼鮫じゃなくて、マダラ(トビ)が乱入して八尾を撹乱(かくらん)してる間に"鷹"が引けるとかだったら気が楽です(汗)。マダラ(トビ)は一応、サスケに対してはまだ隠し持った想いもありそうですし。イタチの眼もまだ移植してないし…。もしかしたら、この任務って、サスケをその切羽詰まった状況に追い込む為の試練かも知れないし(天狗の鼻折り?)。

何にしても"鷹"…最大のピーンチッ!!

でも、ここでサスケが息を吹き返して、万華鏡写輪眼の左眼の瞳術で大逆転と行きたいところ…ホントはね。でないと、それこそイタチの想いが無駄になってしまう。だから、「ハァハァ」言ってないで頑張れサスケ!!イタチだったらもっとサクッと任務を果たした筈だぞ。誰かに助けてもらおうと思ってる内は「おチビ共」…なのだと、キラービーが言ってるようで…(滝汗)。あと、重吾が心配なんだけど、それは「疑問」でチェケラッチョ!!

サスケ…「生」にしがみつけッ!!(←イタチ風…)


| BLOG TOP |

劇場版『NARUTO -ナルト-』疾風伝 "絆"

  
一応、映画の感想なんですが、ゲロゲロにネタバレしてるんで、まだ映画を鑑賞していない人は観ないで下さい。DVDで鑑賞する人もDVDが発売・レンタルになるまで観ない方が良いと思います。先ずは自分の目で作品を味わって頂きたい。今回の映画は前作にもまして面白く、クオリティもアップしていたと思います。中でもアクションシーンは特に良かったですよ。きっと子供たちも大満足だったんじゃないかしら。

突っ込みどころもある。そりゃないだろ!!ってのも確かにある。でも、きっと観に行った人たちがおしなべて感じた「良い感じ」が沢山ある映画です。萌えポイントは人それぞれでしょうけど、その人なり、年齢なり、性別なりに楽しめる非常に質の高い作品でした。大人1800円の入館料は正直言って高い…けど、僕は観に行って良かったと思ってます。しかも、もう一回観たいとも思っているくらい(何でレイトショーやらないの…)。

それでは…劇場版『NARUTO -ナルト-』疾風伝"絆"の「感想」の始まり、始まり…。



木ノ葉隠れの里が、突然、空から襲撃された!!
蘇る忍界大戦の悪夢……
里の危機を知り動き出すナルトたち木ノ葉の忍!!
そんなナルトたちの前に、兄・イタチへの復讐を果たすために
木ノ葉隠れの里を抜けたサスケが姿を現す……
ナルトたちのかつての仲間・サスケは、敵か味方か!?

己の忍道を懸けた忍たちの「絆」の物語がいま、はじまる……

その絆は、二人を再び、闘いへと誘(いざな)う―(映画パンフ抜粋)

「非常事態警報第3段階!!」(綱手)

お話はいきなり木ノ葉隠れが空忍の奇襲を受けるところから始まっちゃいます(汗)。木ノ葉の近くの海岸線に空母?を停泊させての空爆でした。しかし、この木ノ葉隠れのやられっプリから考えると、事前の察知(哨戒)もなければ、対空監視などもないようです。要するに端っから想定していない戦法だったんだと思います。暗部が木ノ葉を防衛してるような気配もなかった…。

綱手も軽く説明を入れていましたが、忍界大戦において空忍を擁する空の国は木ノ葉隠れに潰されています。そして」今回はその残党が木ノ葉を襲ったと言う分析でした。実際、木ノ葉隠れの里は手裏剣マシンガン(手裏剣を連射するアサルトライフル)と砲丸風の爆弾の投下。それに雷遁の放射系の忍術の攻撃で大惨事でしたが、殲滅されるまでは到ってはいませんでした。

マシンガンは「禁忌」だった…?(追記)

キッシーの気持ちを考えると、空忍の使ったマシンガン(一応手裏剣を飛ばしてるんだけど…)は、多大な痛手だったろうと、勝手に想像しています。『NARUTO -ナルト-』では拳銃やライフルと言った飛び道具は登場していない筈です。ギリギリ、弓矢くらい止まり?

と言うのは、忍術・忍法と言う世界観を守るためだと考えてまして、映画とは言え、何故、こんな兵器を使用したのかは腑に落ちないです。そう言う近代的な武器が忍の世界では通用しないと言う事を示したかったのか?でも、それなら誰も使わないでも良いと思いましたし。

キッシーの感想がパンフにも掲載されていて、どうも「ノータッチ」を宣言しているんですけど、やっぱりそれって、あのマシンガンとか空忍の世界観に対しての「ダメ出し」だったのかな…と考えたり。それにキッシーって実はガンマニアじゃないかと思うんです。

『NARUTO -ナルト-』でハンドガン(拳銃)やライフルが出て来ないのは、次回作(『NARUTO -ナルト-』の次の作品)で描きたいからじゃないか?って、個人的に期待していたんです。真実はキッシーのみぞ知るですがね。どうなんでしょうね…キッシー…<ZZZZZ>←キッシーのイビキ(笑)。

「私だけを射抜けばいいものを…」(綱手)

綱手が歯痒く思ったのは一般市民(非戦闘員)に手を出された事だったのでしょう。しかも空中からの攻撃精度が非常に低かった。火影の執務室の窓に身を曝す綱手に命中させる事すらできない空忍の錬度の低さに閉口していたんだと思います。ちゃんと修行し訓練を積んだ忍であれば空中の不安定な体勢でもちゃんと命中できた…その技量の低い敵に(今は…)打つ手がない状況が悔しかった…。

しかし、そう考えるなら、空忍は無敵なんですが、チャクラを利用して飛行するシステムの都合上、攻撃時間が制限されますし、重量の制限による武装の搭載量(ペイロード)も制約がありそうです。だから、為すすべもなく逃げ惑うように見えた木ノ葉の勢力も致命傷までは受ける事なく、一掃されるような危機的な状態に陥らなかったのです。空忍ももう少し考えて、一気に全勢力を出し切るのではなく小規模の波状攻撃にするとかあるだろうに、ちょっと緩いな…ここら辺りは。

「やつらが引き上げはじめた…
何かわかるか、ネジ」(シカマル)

「フン、単純なことだ
チャクラ切れさ」(ネジ)

結局、そのカラクリが分析されれば対抗策があるわけです。空忍の編隊が補給の為に空母に帰還する様子を観察しながら、シカマルは既に報復(カウンター)の作戦がその脳内で何通り(何百通り?)もシミュレーションされているようでした。空忍の攻撃は、敵に一撃を与える事は可能ですが、それに対する報復を必ず受けてしまう想定が直ぐに出来てしまうように、一回の物量(攻撃力)や攻撃持続時間に致命的な欠陥があるわけです。

「こんなところに空母艦隊を控えさせているとは……
お前の推理はドンピシャだ」(カカシ)

「ハチの巣の在り処を探しあてるのと同じっすよ
ネジの白眼で観察したチャクラから
飛行可能距離をわり出しただけで」(シカマル)

結局、あっさり補給基地である空母の居場所を突き止められてしまいます。こうなればいくらでも打つ手はあって、木ノ葉はこの大艦隊(空母が三隻ですから)に対して、シカマル・サイ・カカシ・シノの四人一組(4マンセル)のみで報復行動に出ます。ホントは木ノ葉の全勢力をもって「恐れ」を叩き込みたい気分ですが、そこはオトナになって忍の隠れ里相手に空忍の攻撃が無意味で、如何に割りに合わないものであるかと言う事をキッチリ教えあげる為に…。

「超獣偽画!!」(サイ)

「サイ、おめえは空忍と互角にやり合える貴重な戦力だ
だが、敵と全力でやる必要はない
オレたちの行動から目をそらしてくれればいいんだ」(シカマル)

「まったく簡単に言ってくれるよ…
ボクは細かい演技は苦手なんだけどな」(サイ)

そう言えば、サイの「超獣偽画」は飛行可能でしたね。空忍の奇襲に遭った時に出なかったのは、綱手が手裏剣ライフルを避けなかった(完璧な見切りで避ける必要がなかった)のと同じで、空忍の攻撃には忍的には脅威を感じなかったからでしょう。僕の観た限りでは野戦病院に運ばれたのは一般市民(非戦闘員)ばかりの様でしたし、木ノ葉の忍たちは自分らの能力を秘匿・温存して一気に反撃する為に堪えた?暗部も静観してたようですし…。

しかも、空母艦隊への空襲にしても、サイの役目は明らかに揺動。簡単に言うと時間稼ぎに過ぎません。シカマルとカカシは岩陰にスッコンで傍観していますから、残りの一人(この時はまだシノが参画してる事は明かされていなかった)が動いてる…。シカマルは作戦を指揮してるようですが、カカシなんて雷切すら出さずに思いっ切り"保護者モード"で、ほとんど何もしてない(笑)。下手したらお茶でも啜(すす)りそうな勢いです。まさか…正座とかしてませんでしたよね。

「太陽を背に視界を奪う作戦か
よく訓練されてやがる
だが、それがおまえにとっちゃ命とりだな
忍法影縛りの術!!」(シカマル)

サイの時間稼ぎも限界の場面で、余裕綽々のシカマルが太陽を背に迫る空忍に秘伝忍術の「影縛りの術」で完封します。目標の影に自分の影が繋がるなら発動可能。しかも完全に動きを封じる強度。これじゃ三人一組(3マンセル)で良かったじゃん…と、思ったその瞬間。水中からあの人の登場。ちょっと面倒くさい喋りの…ちょっと厚着で、水の中じゃ動き難かろう…と思わせてしまうあの人…。

そう!蟲使いの油女シノの登場でした!!

「何故なら……オレが失敗することは考えられないからだ」(シノ)

シノの寄壊蟲たちが空忍の空母を喰い散らかしちゃったみたいなんですが、どう考えても金属に見えてしまうあの空母を時間稼ぎをしたとは言え、三隻も喰い散らかす量の蟲を用意できちゃったんですね。シノは口寄せでなく身体に住まわせた蟲を使うようですから、例えば時間稼ぎが蟲に卵がふ化して増殖する為の時間だったのか?或いは、素直に口寄せで増員したのか?ここんところはちょっと説明が欲しいせす(笑)。サラッと流し過ぎ…(笑)。

そもそも、寄壊蟲に金属を食べる能力があったのか?も疑問として残ります。ま、シノも一言もあの蟲を寄壊蟲とも言ってませんし、金属を好んで食べるか腐食させてしまう能力を持った特殊な蟲だったのかも知れませんしね。それに、蟲でなくとも空母の居場所さえ判るなら、綱手のカツユの「舌歯粘酸」で溶かせただろうし、自来也のガマぶん太に踏みつぶさせても良かったんです。

でも、海水だし、塩分が苦手な蛞蝓や(苦手そうな)蝦蟇を使わなかった?で、そこにお腹を空かせた寄壊蟲?が沢山いたのかな?兎に角、何にしても空忍はチョチョイノチョイでひとひねりでやっつけられるような相手だった訳です。そもそも、大型兵器が『NARUTO -ナルト-』の世界観として存在しないのは何ぼでも対抗できる忍術が存在するからなんです(ちなみに"暁"が製造を目論む「禁術兵器」は懐から出せるくらいの超小型の筈です)。

そんな空忍に木ノ葉を攻撃させた「黒幕」もきっとそんな事は判ってた筈で、明らかに木ノ葉の打倒とか殲滅が目的じゃなかった。恐らく、空忍やあの空母すらも噛ませ犬だったのです。この騒動を画策した黒幕が存在して、木ノ葉隠れに動揺をもたらした。そしてその機に乗じて次の手を打つ…筈。そこには注意を払うべきでしょう。きっと、描かれてはいなかったけど暗部はそう言う状況を想定した配備をとっていたんじゃないでしょうか。

物語の序盤、戦火の中で神農(医師)とナルトは出会います。ナルトも一生懸命に里のケガ人を助ける神農には最初は戸惑っていましたが、巧みな医療技術(忍術?)をもってナルトの信用を得て行きます。その後は神農のペースに乗ってしまって、ナルトは見知らぬオッサンの完璧なパシリと化してしまいました(笑)。でも、何故か神農はナルトの名前を知っていました…(な、何故?!)。そこで直ぐさまオカシイと気付けよ…ナルト…(笑)

「神農さまだ!
全部神農先生の処置だ!」(アマル)

「どこだ!いま先生はどこに!?
村が、オレの村が大変なんだ!!
早く、先生を……」(アマル)

で、野戦病院に運ばれる処置済みの負傷者に違和感を覚えるサクラに何処からやって来たのか判らないけど、アマルが食い付きます。何やら自分の村がピンチで神農の医術が必要で、彼を捜す最中のようでした。木ノ葉も先に説明したように空忍をそう脅威には感じていなかったので、アマルと神農にサクラ・ヒナタ・ナルトの三人一組(3マンセル)を護衛に付けて、アマルの村の救援に向かう事に…。

「今朝、木ノ葉を襲ったのと同じものです」(ヒナタ)

質問でもあったんですが、ヒナタは何の為に参加する事になったのか?僕も良く分からなかった(笑)。唯一、毒魚の川をカヌーで移動する時に空忍の哨戒行動にいち早く気付き小隊を隠遁できましたから、早期警戒任務と考えるのが妥当かと思います。このシーンでは白眼を利した毅然とした行動が光ってました。

ヒナタは内気な娘だから、任務じゃなけりゃナルトに話しかけたりできないから、シカマルが気を回してカップリングしてくれたのかも知れませんね。シカマルは綱手が信頼する知略家ですから、木ノ葉の中枢に絡むような決定権か発言権すら持っていそうですから。それだと、添え物のようなカカシの扱いも少しは理解できる?

「神農さま!オレを忍者に…
強くなれば、親のいないオレをバカにした
村のみんなを見返してやれる」(アマル)

「…アマル
オレはもう戦いの道は捨てたんだ
戦う力は必要だったが
命を救う力はもっと大切だ…
人をあやめる刃もあれば
人を救う刃もあるってことだ……」(神農)


「村の除け者(のこもの)だった赤子が…
人を救う刃でみんなに認められ
傷だらけになりながら村の危機を報せに走り…
そして仲間になった忍を救おうとしている…
成長したのお……」(神農)

「弟子と師匠か…
いいもんだな…」(ナルト)

ま、神農ってゲロゲロのワルなんだけど、アマルには慕われてて(勿論、世間一般的には名医で尊敬されてる)、神農がアマルに与えたメスと忍道(医道)が今もアマルの支えになっているんです。ナルトがアマルを助けようとして毒魚に噛まれた傷をアマルが治療するんですが、、この技術や知識を与えたのは明らかに神農でありました。

で、この行いにナルトは感動してるんですが、これも神農の思惑が潜んでいます。これって良く考えると、空母艦隊まで仕立てて、空忍を木ノ葉にぶつけた戦略に似ている。神農は自分の手駒としてアマルを育てたんですね。例えば「自来也→ナルト」とは全く違っていて、どちらかと言うと、「白」を道具としてりようした再不斬に似てるかな…。

ナルトとアマルを接触させる…のは明らかに神農の目的に関係しています。それがこの後のアマルの村の騒動に繋がって一波乱、二波乱…。もっとも、この辺の描写は時間の関係があったのかやや荒く強引です。だから、一見ではピンと来ないし、これを「師弟関係」で括る強引さがその違和感に一層拍車をかけて判り難くしている…。

今回のテーマが「絆」(きずな)で、それって、深読みスト(作者が意図していなような深層まで勝手に深読みしちゃう人)にとっては薄らと気付いている『NARUTO -ナルト-』の根幹であって、きっと監督さんや演出家さんが、『NARUTO -ナルト-』のワンフー(ファンの事です…笑)で、その深読みっぷりをひけらかしたんじゃないかと思います。

劇中ではナルトが自来也の「護符」に引き戻されたり、アマルが神農のメスに執着したり、その師弟の「絆」が随所に織り込まれてました。忘れちゃいけないのはサスケの活躍で、その中でキーになってたのが千鳥(雷切)の様々な形態変化で、それってカカシ→サスケの師弟間の「絆」だったんですよね。大蛇丸が教えた術も沢山あったろうに、サスケはカカシが伝授した「千鳥」を大切にしていましたね。

で、何で「絆」なのか?

ってえのは、もう暫く、あいや暫くぅ~伏せさせて頂くとして、人が人に何かを伝える。遺す。そして、そこで受け取ったものは大切に育み、運んで行く。そして、それをまた次に伝えていく。それが大切な行いである事だけは確かでしょう。「絆」が生み出す「繋がり」…その連鎖こそが連綿と続く『NARUTO -ナルト-』の物語の中核なのです。

ナルトには「ある事情」(←これもいつか説明しますね)があって異常なまでの「女の子耐性」があって、ヒナタのラブラブな視線も遮蔽されちゃうんだけど、今回はアマルまでが実は「女の子」の、いわゆる「ウハウハ」な状況なんです。でも、ナルトが毒魚の解毒にアマルに「吸引」されちゃう時に赤面&ウットリしてたのは子供たちへのサービスかな…と思いました。ホントはもっと「異常」でなければならないんだけど…ね(笑)。

その前のアマルがナルトを<バチン>とやったアレと同じで、子供にはああ言う解り易いのが受けますからね。あの<バチン>で屈託なく笑い声を上げられる子供たちを感じて、僕は何だか安心したし、僕も子供の頃はあんな風に笑った。昔はアニメの映画なんかオープニングで主題歌熱唱しましたからね。楽しかったな…。今はテーマソングがオシャレになっちゃってそんなのもなくなってしまった…(閑話休題)。

「サスケ君…
アナタに連れてきて欲しい男がいるのよ…」(大蛇丸)

「その医者は私に再生の禁術を与えてくれたの……
彼なら私と違う、再生の禁術を完成させている筈よ」(大蛇丸)

「ああ…あの男か」(サスケ?)

そして、アマルの村に向かうナルトたちに同調するように、大蛇丸が別動しています。大蛇丸は「不死転生」で器を乗り換えても「屍鬼封尽」の呪いが癒えず、両腕が不自由な様子で神農のスキルに期待しているようです。それにサスケを単身、神農の身柄をサスケに委ねるところをみると、既に充分な信頼関係があるように感じました。サスケが大蛇丸をやっつける少し前だろうな…と思います。

で、パンフレットを観てて気になったのが、神農をサスケ?が知ってそうなところ。多分(よく覚えてないので…)、サスケが「あの男か」と言っている点です。知っているとして、そこにどんな意味があるのか?そこが判らなくても一度観たいと、僕は泣きわめいていた訳です(笑)。この部分は読み込み不良なんですよね…(汗)。サスケが神農と関係ある事が何かに影響するのか?誰か解った人は教せーて!!(笑)

「何だ……この異様なチャクラは……」(サスケ)

この任務がサスケとナルトを接触へと導きます…。時系列的には第二部(疾風伝だからね)のナルトの風遁修行のさわりのとこら辺かと思います。つまり、天地峡任務の後暫くしてから。ナルトはサスケと再会した時にサスケの成長した姿に驚いていませんから。それにアスマも居なかったですよね。多分…。ま、二人の再会はもう少し後なんですけどね。この時、サスケが感じだ「異様なチャクラ」こそ、黒幕の後ろ盾…「零尾」(れいび)でした。

「我こそは零尾!世に戦乱があふれ
人の心に闇がはびこりしとき、我は復活する!
我は心の闇を喰らい、生まれ、そして無限に成長する
この世を闇で支配するために」(零尾)

「しゃあああんなろ~!」(サクラ)

アマルの村に到着したものの村はもぬけの殻。おまけにそこに仕掛けられたブービートラップ(罠)でアマルが殺られそうになったのを神農が身を挺して守り死亡。実はこれが演技でアマルの闇を「零尾」に喰わせてナルトたちを攻撃させる意図があったんですね。アマルに師匠と慕われるように仕込み、アマルの前で死ぬ。その時、生まれるアマルの失望と言う心の闇が神農は欲しかったわけです。

アマルが神農を見取る時に、神農は自分の頭巾をアマルに形見として遺すんですが、結果的にその布切れに「零尾」のチャクラか細胞を宿していたんじゃなかと、僕は考えています。恐らく、人のマイナスの精神エネルギーが「零尾」の細胞で練り込まれてドス黒い「零尾」のチャクラが練り上げられるんだと思います。「零尾」は触手系のバケモノで、お面をしてて、結構饒舌なのでそれなりの知性や思考能力がありそうです。

零尾とは…この世を闇で支配するために、人の心の闇を喰らい、生まれ、無限に成長するもの。今回、木ノ葉が襲撃された時から遡ること14年前。空の国の王を名乗る神農は、この零尾を復活させ、その力を自分のものにするために忍五大国中に姿を偽って侵入し、零尾復活の為の術式が書かれた巻物を探し歩いた。13年目に、神農はようやくその巻物を木ノ葉の里で見つけた。

そこから1年、準備に準備を重ね、神農はついに、闇の心を持つ者に零尾を憑依させ、そのチャクラを実体化させる事に成功した。実体化した闇のチャクラの力は、零尾を復活させる為だけではなく、肉体活性の術を使って人を究極の肉体を持つ化け物に変化させる事もできる。そうして生まれ変わった人間は破壊と再生を繰り返し強化されていくのだ(映画パンフ抜粋)

零尾は生体兵器だった?(追記)

ちょっと追記したいんですが、零尾って尾獣を模して創られた生体兵器だったんじゃないでしょうか。かつて忍界大戦では柱間が尾獣を同盟各国に配布しミリタリーバランスを取って来たように、チャクラ兵器としての尾獣を人が創造する試みが活発にあったんじゃないでしょうか?

零尾の外見は動物風でもなく、お面?とも思える人工物を付けています。触手系の不定形な細胞をそのお面で制御している風な構造と考えれば何となく零尾の外見的な特徴は飲み込める…<ゲフォッ>。しかし、人の心の闇…ね。それが淀んだ時に九尾が災いを起こしたってのが「九尾事件」だったからね…。

もしかしたら、「九尾事件」に零尾が絡んでいたなんて事はないよな…。しかも、木ノ葉で「復活の巻物」を神農が見つけ出した…とあるし、零尾と木ノ葉は全く無関係だった分けでも無さそう…。零尾にしたって九尾に興味や既知感すら感じさせる態度だったし…。何かあったのかしら?開発したのが木ノ葉…、まさか!!「根」?!…(滝汗)。さてさて、この零尾が本編に絡んりするのかな…。

<ZZZZ……>←キッシーのイビキです(笑)。


「お前…おもしろいものを飼っているな…
なぜその力を出さぬ…
お前の秘めたるその力が……欲しい!」(零尾)

「みんなを傷つけたこの力には
頼っちゃいけね~んだ!」(ナルト)

「邪悪な力を我の前に晒せ
お前の持つ心の闇を……」(零尾)

「そうだ、怒れ。もっと怒れ!
お前には何も出来ない」(零尾)

結局、アマルに取り付いた零尾の煽りで、ナルトは九尾の「四本目」までをあっさりと出してしまいます。自来也に止められた禁忌の力をです。そのくらいナルトはアマルを救いたかったわけで、ナルトの冷静さを欠くような愛(う)い女の子としてのアマルを神農が利用していた…神農はナルトの九尾にも食指が動いていて、それがナルトの名前を知っていた描写に符合します。

しかし、我を忘れ、禁忌の四本目に流されかけたナルトの前に自来也がナルトに施した「押さえの護符」がヒラヒラと落ちて行きます。札なんだからオデコか何処かに張らないと効果がない筈なんだけど、ナルトはその「護符」を見て自来也を思い出し、四本目の力を思い止めます。自来也とナルトの「絆」は九尾の四本目より強固だった訳ですね。

そして、その姿に零尾の闇のチャクラも収まってアマルも正気を取り戻します。ここが何だか集中できてなくて(実は後ろの席のオッサンとオバサンがペチャクチャとクッ喋って五月蝿かった…)理解できてないんですが、何故だか、アマルも元に戻るんです。で、結構呆気なくアマルの村での零尾との交戦は終息しちゃいます。ああ…も一度、観に行きたい…(←この時点では観に行けてないのね)

で、アマルの村の地下に巨大な要塞が埋め込まれててその中にナルトとアマルが閉じ込められます。そして、その要塞ごと空へ…。ここで、ゲロゲロの悪玉…神農がその正体を露(あらわ)にするんですが、零尾の闇のチャクラで既に強化済み。めっちゃ良いガタイに変化してムキムキのギンギン!!(滝汗)その力で、ナルトをボッコボコに袋叩きにしてしまいます。それでも、ナルトの怒りが理不尽な神農の力を凌駕(りょうが)したかに見えたその時…。

「……てめーは……ぜったい……ゆるさねぇ……螺旋丸!!」(ナルト)

「…サ…サスケ!?」(ナルト)

「…大蛇丸が…あんたの力を
いまさら借りたいんだそうだ…」(サスケ)

「…お前のチャクラの流れはすでにこの目で見切った
お前は殺さない…大蛇丸のところへ連れて行く…」(サスケ)

とうとう、サスケとナルトが合流します。この時、ナルトは劣勢を跳ね返し攻勢に転じたように見えたんですが、その裏にはサスケの「千鳥千本」があって、サスケが神農の経絡系を見切り、点穴を「千鳥千本」が潰していたのです。サスケは落ち着いてて、すっごくカッコ良かったです。ちょっとスカした感じの台詞も二枚目だから痛くも寒くもない。アレが自分の台詞だったら100%風邪引いちゃう…(汗)。

「アンコールバンティアが
ただの空飛ぶ要塞だと思っているのか……
そのためだけに尾獣などという
危険なものにまで手を出すと思うか!!
この要塞は忍五大国をも一瞬にして
破壊しうる究極の兵器を積んでいるのさ
忍五大国を破壊しつくしたあと
巨大なる空の帝国が君臨することになるぜ」(神農)

「自分の器さえ測れぬ者が空の帝王とはな……
あわれを通りこしてこっけいだな」(サスケ)

サスケとナルトのタッグの前に劣勢に立つ神農。サスケは「状態2」で機動性を上げ、草薙の剣と千鳥(形態変化)で攻めまくり、ナルトも影分身と螺旋丸で攻撃します。押し込まれた神農はアンコールバンティアの動力部に敗走。そして動力部の零尾と融合して巻き返しを図ります。しかし、自分の身体を零尾と融合させるような「背水の陣」とも思え、既に断末魔にも近かったんじゃないでしょうか。

しかし、この空中要塞はかなりヤバい存在でした。"暁"の「禁術兵器」とは違うけど、この破壊力はある意味、脅威です。この力があればこそ、空母艦隊を捨て駒に出来たのでしょう。一撃で一国を潰せるような力ですから、この兵器と空忍の空中戦が組み合わされば厄介な相手になってしまいます。でも、やはり個々が強くないと忍の世界では生き残れない。サスケはそれを指摘しているよように感じます。

「竜巻螺旋丸―!!」(ナルト)

それでナルトのこの術がいきなり来るんです。きっと風遁修行の副産物的な、風遁螺旋丸への過渡期の術とは思うんですが、通常の螺旋丸が「青(水)色」なのに対して「赤色」。ナルトが積極的に九尾のチャクラを積極的に使うとは思えないので、ナルトのチャクラを利用していると考えて、今までとは違うチャクラ性質の影響がる事になるのかなと思います。

ま、この後の修行で"風遁螺旋丸"→"風遁螺旋手裏剣"と進化して行く筈なんですよ。角都をやっつけた時点で50%程度の完成度。それでも大地を大きく抉る壮絶な破壊力を誇る…ペインですら認めた…大技。今は副作用が甚大な為、禁術指定されてますが、竜巻螺旋丸みたいな(恐らく風遁要素の)螺旋丸の強化版のバリエーションが増えたら良いなと思います。

一方、サスケは写輪眼の能力を活かし、頑張ってるナルトを差し置いて(ナルトの立場は…?!)零尾に取り込まれた神農に(どちらかと言うと…)止めを刺してしまいます。その前に「秘伝の巻物」(肉体活性)は入手済みで、神農には利用価値がなくなったとの判断の様で、エピローグでは大蛇丸にチクチクやられながらも、もう一人のヒーローとしての役割はキッチリと果たしてくれました。

神農は断末魔に零尾を解放して、アンコールバンティアを零尾に委ねてしまいます。結果、暴走することになり、ナルトは独りその後始末に「ど根性」を見せてくれます。この辺りはドタバタしてて良いところなんで、僕のチンケな解説じゃなくて実際に作品を楽しんで欲しいところです。この時、ナルトとサスケの「絆」もチラ見えして、こっちも胸がチクッとしてしまいました。同時に突っ込みどころでもあるんですが、良いシーンだった…な。

それに…あの「お方」はいつ登場するのかしらん…と、今か今かと待ってて、特に零尾の闇のチャクラの肉体活性でムキムキのマッチョになった神農がナルトをボコったあの痛ーいシーンで「もう…それくらいにしておいてくれんかのォ」なんて言いながら、神農の振り上げた拳を<ガシッ>っと阻止してくれたら良いなと甘えん坊な事を想ってたんですが、別の方法でホッカリとさせてくれました…。良かった!!良かったの大団円…。

「何か…良い事でもあったのかしら?」(大蛇丸)

…みたいな感じでエピローグに大蛇丸のチェックが入って何故だか、ほのぼのとしちゃったな。大蛇丸って凄く鋭いから、サスケのちょっとした変化も見逃さなかったようです。その割にはサスケにコロッと殺られちゃうんだから、一時は「狂言」とも思ったのも解る気がする?(しない、しない…笑)で、それがサスケを刺激したのか、例の滝壺でサスケが『草薙+千鳥』の必殺技?を披露して緞帳(どんちょう)が降ります。あれってサスケのナルトに対する「誇示」だったんじゃないかな…。

ナルトの「ど根性!」に対する…。

オレならもっと上手くやったぜッ!!…ウスラトンカチ!!(薄笑)




| BLOG TOP |

ナル×ジャン業務連絡(0818)映画観て来たよ編

 
映画のノベルティ~その1

映画のノベルティ~その2

皆さん、こんにちは!ナル×ジャンのケルベロスです!

夏休み、お疲れさまでした!僕は超ハードだったけど有意義でした…。
映画も昨日、滑り込みで鑑賞して参りました。すっごく面白かったですよ。
サスケが久々の登場で、かつ、めっちゃカッコ良いんですよ!!
勿論、ナルトも頑張ってましたよ(汗)。でも…カカシが…(滝汗)。

それで、早速、感想をアップと行きたかったんですが、もう一回観たいです。
パンフも買って反芻(はんすう)してみたけど、ちょっと消化不良なんです。
…それだけ内容があった…って事だ。突っ込みどころも超満載…(滝汗)。
今度の映画はなかなか良い出来でした(個人的に良い作品だと思います)。
何とか今週中に二度目の鑑賞を経て感想のアップに漕ぎ着けたいです。

それとノベルティのペンダント。横浜は…まだごっそりあるみたいですよ。
サスケ派の僕は先ずサスケVer.をゲットしたんですが、ナルトVer.も欲しい!
ちょっと安っぽいけど(汗)、悪くない。なかなかオシャレだと思います。
まだ観てないと言う方は、もったいないから観に行った方が良いと思います。
この映画は…DVDで家の画面で観るよりも、劇場でガッツイて観るべき。
あの迫力は映画館じゃないと、伝わらないからね…感想を待つべし!!

  
| BLOG TOP |

NARUTO-ナルト-第43巻に寄せて…


「NARUTO -ナルト-」43巻に寄せて

(黒炎ハ捉エタモノヲ
燃ヤシ尽クスマデ消エナイ…
ソノ対象ガ炎デアテモダ)

史上最大の兄弟喧嘩…イタチはとうとう"天照"まで出してしまいます(第43巻/9頁)。丁度、"暁"のゼツがリポーター風に観戦してくれたお陰で術の事やらが詳しく判って良かった…。イタチがめちゃくちゃ雄弁に術の構成や威力を吹聴するのは想像したくないし、できないです(笑)。ゼツがいなければ、ほとんどの説明がイタチの「………」だったろうから、何が何だか?!だった事でしょう(笑)。

しかし、万華鏡写輪眼の火遁秘術である"天照"でしたが、絶対的な力であるとは思えないものでした。そりゃサスケの豪火球の炎を食い尽くしたり、遠距離で連続攻撃できるのは凄いとは思うけど、血の涙を流してリスクを背負うのと相応の効果があるのかは、サスケとの対戦を観察する限りはなかった…と思います。

「写輪眼はチャクラを見る眼だ」

イタチはサスケのチャクラ残量を見ながらそう言うんですが(第43巻/22頁)、デイダラ戦でもサスケは「この眼はチャクラを色で見分ける…」(第40巻/41頁)と、すっごいワル顔でデイダラに写輪眼の自慢をしていました。サスケが"天照"を持つイタチを前に落ち着いて話せているのもイタチのチャクラ残量が幾ばくもないのに気付いてるからでしょう。

「一瞬だ。この術(麒麟)は"天照"と同じだ…
絶対にかわすことは出来ない」

で、気になるのがココ(第43巻/23頁)。これからサスケが使おうとする"麒麟"は雷遁忍術で、落雷を対象に誘導するもので、術速度は光速で理論上は最速。それが"天照"と同等と言うのは"天照"の発火能力が視覚…つまり光速の術速度を持つ事を意味してる。サスケは瞬身を用いて"天照"の着火を躱していたようですが、角速度(二人の間合いが相当あった)からも不合理です。

つまり躱せない筈の"天照"をサスケは凌いだのです。しかも、チャクラを色で見分ける写輪眼同士の闘いだった。ゼツの"天照"の説明でもありましたが、目視で捉えたものならば、たとえそれが炎であっても燃やし尽くすですから、チャクラを見分ける事が出来るなら、イタチはサスケのチャクラを燃やせばゲームセットだった。

ここでイタチは状態2のサスケの残った右翼を燃やしています。状態2の部分変化。つまり、イタチは呪印のチャクラを狙い撃ったのです。イタチは最初からサスケを殺そうとは思ってなかったんです。サスケは必死だったからイタチのこの想いには気付けなかったのだし、イタチはそれをサスケに気付かれぬようにただしイケメンに限る(※)の演技力で秘匿し続けたんです。


「これが…お前の再現したかった……死に様か?」

そんな水面下のイタチの努力をサスケは露程も感じずに(第43巻/37頁)、とうとう"麒麟"の顎(あぎと)をイタチに浴びせます。"麒麟"は自然界のエネルギーを利用した強力な忍術で、そこには自来也の得体の知れない強さの正体を「自然エネルギー」と考えたかも知れない大蛇丸の影がちらつきます(大蛇丸は「仙術」には辿り着けなかった)。しかし、その攻撃すら受けきり凌いだイタチがサスケを追い込んで行きます。

「これがなければやられていたな…」

"須佐能呼"(第43巻/40頁)。骨格っぽいイメージに筋肉や皮膚が宿り半透明の巨像を生み出し、十挙剣(とつかのつるぎ)と八咫鏡(やたのかがみ)を振るう最強の攻撃と防御能力でした。恐らく八咫鏡…それでサスケの"麒麟"を凌いだ。"須佐能呼"の構成や理論は過去の感想にまとめた筈です。それを読んで貰うとして、ここには"真・万華鏡写輪眼"の匂いを感じてしまいます。

「"月読"と"天照"…
…二つの能力を開眼した時に
この眼に宿ったもう一つの術だ」

イタチはこう言うんですが(第43巻/44頁)、ここを眉唾(まゆつば)だと、僕は考えています。この部分はイタチの万華鏡写輪眼の説明と矛盾し、むしろ"真・万華鏡写輪眼"の第三の能力に近い…イタチの"須佐能呼"って"真・万華鏡写輪眼"の能力じゃないか?って、僕は考えてるわけです。この部分は近々にも判り易くまとめますかね。

ちょっと補足すると、イタチの体調不良=「病魔」って、これまでうちは一族内で検証され来た写輪眼移植の失敗例で、血縁のない同族での移植だったんじゃないかと考えてるんです。イタチは四歳で戦場を彷徨った孤児で、それを何も言わず受け入れ「さすがオレの子だ…」(第25巻/61頁)と、フガクがイタチを愛した…イタチとサスケの扱いを違えるフガクの態度もしっくり来ると思います。

それを受け入れると、サスケに"真・万華鏡写輪眼"を与える為には、イタチはサスケの血縁(実父)であるフガクの写輪眼を運ぶ必要があったのだし、サスケには独自に万華鏡写輪眼を開眼させ、万華鏡の眼軸を準備する必要があったと考えられます。フガクの写輪眼はイタチの万華鏡写輪眼の眼軸と合わさり副作用を伴いながらも第三の瞳術を覚醒するに至った…。イタチはその痛みや死の恐怖に耐えてたんです。きっと。

以上が"須佐能呼"だと、僕は考えてる…と言う状況です。

「本当に…強くなったな……サスケ…」

そして、サスケの成長っぷりについつい漏らしてしまった本心(第43巻/41頁)。この響きは自来也がナルトを「四代目に似てる」と漏らしてしまったのと似ています。僕はこの想いこそが"須佐能呼"なんだと考えています。それはこの後の描写に色濃く滲(にじ)んでいて、僕のオトナ心をキュンキュンと締め付けます。

「…出るものが出たな…」

イタチは"須佐能呼"をもってサスケの"抑えのチャクラ"から解き放たれ表層に出た大蛇丸を一蹴し、十挙剣(封印剣)で大蛇丸の全てを封印してしまうのです(第43巻/55頁)。これはマダラ(トビ)の「万華鏡の儀式」でも出て来ますが、これがイタチが果たさなければならないと考えた「役割」の本体でしょう。

それは「親の所行」………。「虐殺前夜」~「イタチの生き様」で切々と練り上げて来た内容なんで、詳しくはそっちを熟読してもらいたいんですが、イタチは「うちは虐殺」でフガクとミコトを失ったサスケ(間違ってもイタチが殺めた…なんて書いてないし、思ってもいませんから…念のために)の心の欠落を補完しようとしてたんだと、僕は考えてるわけです。

一度は大蛇丸に託し、教育や鍛錬を積ませたわけですが、それをキッチリ取り返すのが「親の役割」。と言うか、独り立ちさせる。「親離れ」までが親の責任だと思います。残念ながらその二人が既にいませんから、イタチがそれを補った。イタチはフガクを尊敬し、感謝していましたから、その恩返しをしたかったんじゃないかと思います。そして、イタチの"眼"にはそれが違和感として残っているわけです。

(カワセルハズノ攻撃ヲカワセズ
戦闘中ニ何度モ吐血…)

ゼツの違和感(第43巻/84頁)。これは何を意味しているかと言うと、恐らく僕と同質だと思います。イタチは「うちは虐殺」でフガクの両眼を移植しているんだと思います。しかし、二人に血縁がない。写輪眼移植の拒否反応がイタチを病ませたんじゃないかと、僕は考えています。イタチの万華鏡は正統継承者にしては反動が大き過ぎたのも根拠の一つです。

じゃカカシの写輪眼はどうかと言うと、あれは「眼軸ごと」移植してますからね。イタチの場合は万華鏡写輪眼の開眼者(シスイの死で開眼した)ですから、眼軸は自分のそれで、眼球のみをフガクから移植してます(筈…汗)。多分、"真・万華鏡写輪眼"のセオリーで、眼軸と眼球のコラボが新たな瞳術を生み出し、同時に失明(封印)の危機を払拭してしまうのだと思います。

イタチの万華鏡は「うちは虐殺」前後で変化していて、虐殺前はクモヒトデ(第25巻/108頁)のような細い触手状の文様で、サスケ戦や虐殺直後のサスケとの対峙で見せた手裏剣文様(第42巻/115頁)とは違います。そして、"須佐能呼"の発現です。あの能力はどう見ても「親の力」そのものです。あらゆる攻撃を受け止め、無双の剣を振るう。そいでもって、愛しき子供に取り付いた「魔」(←ごめんなさい!大蛇丸です)を祓(はら)う。

「貴様らの相手はまた今度だ」

イタサスの闘いの後はマダラ(トビ)でした(第43巻/113頁)。森の中の木ノ葉小隊との接触で、マダラ(トビ)もちょろっとイタチをオマージュするような台詞を吐いてるんです。マダラ(トビ)を僕は「純悪」とは思えず、それは大蛇丸にも言える事なんですが、何らかの使命を帯びた行いの一環に居るんじゃないかと思えてならんのです。有り体に言えば、マダラ(トビ)にも親心を感じる。

特に終末の谷で見せた「"蛇"~"鷹"」への変態(脱皮)への期待感。あれも正に「親の所行」であり、その想いが『NARUTO -ナルト-』と言う巨大なサーガの全編を支える「柱」になってるんじゃないかと考えてます。この物語は親から子へ「何か」を伝える絶対的な命題が横たわっていて、マダラ(トビ)はその片方を支えている。で、もう片方もあって、それがこのエピソードで浮き上がって来るんです。

ここはメインディッシュに近いので温存させて下さい(汗)。


「うちはイタチの真実を知る者だよ」

マダラ(トビ)が「万華鏡の儀式」が(第43巻/131頁)、この言葉で口火を切ります。ここから何週かに渡ってマダラ(トビ)の独り喋りが続くんですが、蛇のようにしつこい淡々とした喋りがサスケを徐々に追い込んで行きます。これでもか!これでもか!と浴びせかけられる言葉にサスケは自分の仕出かした事の大きさ。そして、自分の過ちに気付いて行きます。

「お前を守るためだよ」(第43巻/145-146頁)

「忍の世の為。木ノ葉の為
そして何よりお前の為に全てを懸けた―
兄、うちはイタチの生き様を!!」(第43巻/149頁)

「呪印からの解放…
そして最も親しい者の死…
お前に万華鏡を
開眼させる戦いでもあった
あれは全てお前の為に
イタチが仕組んだ戦いだった
お前の眼を奪うという芝居を
最後まで演じきってな」(第43巻/209頁)

「どうしても
お前は殺せなかった
その意味がお前に分かるか?
あいつにとってお前の命は
里よりも重かったのだ」(第43巻/217-218頁)

この辺も「虐殺前夜」から「イタチの生き様」を読み返してもらえば、僕が何に気付き、焦っていたのか?判ってもらえると思います。当時は(非常に不遜ではありますが…)イタチの想いに対してシンクロしていまして、せめてサスケが万華鏡を開眼してしまう前に遺しておきたかったんです。

この「万華鏡の儀式」でマダラ(トビ)はイタチの想いを歪曲して利用していました。それは「終末の谷の闘い」を発端にした『NARUTO -ナルト-』の根幹に関わる部分で、この場でお伝えしたい気持ちは山々なんですが、もったいないので「終末の谷の闘い」で考察したいと思います。今のところ「第三撃」でストップしてるけど、必ずまとめるので楽しみにしてて下さいね。

で、マダラ(トビ)はしつこくイタチの行いの断片を取り上げ、それをサスケに示す事で追い込み、自分の目的に都合の良い誘因を果たしました。その結果、サスケは万華鏡写輪眼を開眼させ、マダラ(トビ)に対しては協力姿勢を示しつつ"暁"に取り込まれるような体制に移行します。それがあの波打ち際の宣言に繋がります。

「木ノ葉を潰す」

サスケのちょっと行っちゃった目つき(第43巻/241頁)。このヤバさに汗した人も多いんじゃないでしょうか。この後、物語は進んでVSキラービー戦で"暁"への合流がフェイクであると言うんですが、それもちょっと声が大き過ぎ(笑)。サスケはイタチの判り難いところも継承しちゃったようですね。でも、そんなサスケの態度が僕を安心させてくれるんです。

イタチの最後の言葉(第43巻/236頁)をサスケは決して忘れてないと思うから。そう思いたいから…。サスケの「親離れ」はイタチによってなりました。それが今あるサスケの毅然とした優しさや、凛とした強さを形作っていると、僕は考えます。そして、それを目指したのがイタチであり、サスケの今の貌(かたち)が「うちは虐殺」に始まるイタチの想いの集大成なのです。

イタチのその深慮遠謀たるやスパーコンピュータ並みで、サスケのやや危なめのイキっぷりに冷や汗を流したものの、イタチにはこうして一旦、マダラ(トビ)に傾くサスケの未来も見えていたんじゃないかと、僕には思えるんです。そしてここからサスケが持ち直せる自信や期待がイタチにはあった筈です。だから、こんな風に満足げで暖かな笑顔を遺せた…。イタチはやっと安心できたんです。

サスケに…「想い」の全てを託せた…。
イタチの本懐を、僕は信じたいです。

「許せサスケ……これで最後だ」

イタチさんは無実だ!


  
| BLOG TOP |

香燐はどんな想いでサスケに腕を噛ませたのか?

 
「一つ聞いていいかな?」(水月)

「何だ?」(サスケ)

「どうして仲間を集めるの?」(水月)

「オレには目的がある…
その目的に近付くには
小隊の方が効率がいい」(サスケ)

「でも…何で僕が?」(水月)

「大蛇丸に近付いた時から
こうなった時を考え力のある忍を
前もって選抜しておいた」(サスケ)

「ヘッ…」(水月)

「…けど…だったら
香燐を選ぶ事は無いと思うけどね
あいつはボクと違って大蛇丸の部下だよ」(水月)

「あいつにはボクも何度か体をいじくられたし…
第一、あの性格が好きになれない」(水月)

「………」(サスケ)

「確かに扱い易そうな強い忍は他にいくらでもいた
しかし奴は他に無い特別な能力を持ってる」(サスケ)

「まあ…それは認めるけどね」(水月)

香燐を"蛇"に勧誘する目的でサスケと水月は南のアジトに向かいました(第38巻/156-157頁)。その道すがら二人は話し合うんですが、水月が香燐の性格の悪さ?を指摘したところで、サスケはやや詰まるように反応(「………」)します。二人とも香燐の事は良く知っていて、しかもあまり良い印象を持っていないようでした。

そして、サスケは更にその上の既知があるようで、水月の思い込みにやや詰まったんだと思います。この時はまだ香燐の異能に関しては提示がなく、チャクラ感知能力のミスリードっぽい示唆があるだけでした。ただ、サスケが性格に問題のある香燐を"蛇"に勧誘する意図がある以上は何かある!と、皆一様に考えたものでした。

そして、第412話「かつてない戦慄」でサスケの受けた手傷を超回復する香燐の異能が描かれ、喉の奥の方に刺さった魚の骨が抜けたみたいに「しかし奴は他に無い特別な能力を持ってる」と言ったサスケの考えが解き明かされ、同時に水月が揶揄(やゆ)した香燐の性格悪さに対するサスケの反応が何だか沁みました…。

「ホラ!サスケ
さっさとウチに噛みつけ!
ホラはやく!」

香燐は袖をたくし上げ歯形?だらけの右腕を露(あらわ)にし、サスケに<ガプ>っと噛ませます。この時、香燐が「あああーん…」となったのが世の女子をドス黒い気持ちにさせちゃったみたいだけど、それは香燐が感じてる?と勘ぐった為で、あの超回復がサスケの深手を一瞬で治癒させた反動を香燐が負(お)ってるとすれば、それも揺らぐ?

超回復の能力があるにも関わらず右腕全体に残る夥しい数の歯形?も、チャクラを吸わせる方式の反動…火傷(やけど)みたいな痛みがあるのかも知れないし、高速治癒にしたって自分に対する恩恵はなさそうです。香燐が袖をたくし上げる時に見せた恥じらいとも躊躇いとも取れるスローモーさはこの能力に対する香燐の「恐れ」であると、僕は思います。

「助かったぞ香燐」(サスケ)

「ああ…」(香燐)

第412話「かつてない戦慄」の超回復の後、サスケは香燐に一礼しています。この時、香燐はヘタヘタと事が終わった時のようにグッタリとした感じで、これを恍惚と捉えるならドス黒くもなるってもんですが、それなら香燐の性格の悪さからするならワザとサスケを傷付けても噛みつかせるか、ただ噛んでくれるように哀願するんじゃないでしょうか。

しかし、香燐はこの能力を躊躇するよに恐れすら感じさせるのは、身体の中核から生命力(チャクラ)を抜き取られるような…快感にはほど遠い痛みとか辛さがあって、おまけに歯形?がうら若い身体に刻まれるリスクだらけの能力だからじゃないかと思うんです。もしかしたらこの能力は香燐の寿命すら削る可能性もあった?

「香燐。ついて来い
お前が必要だ」(サスケ)

「はぁ!!?何でお前なんかに?
ウチはここを任されてるんだよ!!」(香燐)

サスケはストレートに香燐を"蛇"に勧誘しています(第38巻/161-162頁)。そして、それを無下に香燐は一蹴しているんですが、それは水月が近くに居たからで、その前から香燐は水月を徹底的に無視していて、その余りの酷さにさすがの水月ですら「ひどいな…ボクもいるってるのに」とこぼしてしまう程でした(笑)。

あからさまに水月はお呼びじゃなかったわけで、これはこの後、牢獄に幽閉された忍を解放に向かう為に水月がこの場を辞したタイミングで香燐がデレデレモードにチェンジした描写に表れてて、サスケに対する香燐の一方的な思い入れを感じさせました。確実に香燐はサスケを以前から好きで、何かしらの関係があった…。

「ホントは知ってんだよ…
昔、君はサスケに…」

水月の言葉に香燐は空かさず反応して水月をぶっ飛ばし口を塞いでいます(笑)(第39巻/57頁)。サスケは香燐に対してほぼニュートラルで、そこから判断すると、サスケとしては直接的に香燐との経緯(いきさつ)は認識していない…伝聞?…大蛇丸経由の情報で香燐を認識していたと思えます。

一方、香燐は直にサスケを感じてて、二人きりの擦り寄りで示すようにデレデレのベッタベタにサスケが好きなんだと思います。つまり、香燐はサスケとの接触か経緯をしっかり覚えているわけです。そして、その思い入れに従って香燐は"蛇"への入隊を受け入れ、以降、サスケに付き従う道を突き進むのです。

「大蛇丸が死んだからって
勝手されちゃ困るんだよォ!」(香燐)

しかしサスケの勧誘を断る時に、大蛇丸に南のアジトを任されてると言う香燐は、その前のエピソードで既に大蛇丸の「死」を知っているんです(第38巻/153頁)。だからここで大蛇丸の命令を引き合いに出して断るのは表面的なポーズだったと考えるべきで、これには香燐の自発があり、その態度は"蛇"への加入と相似してるように思えます。

多分、大蛇丸亡き後も香燐は大蛇丸の意志や命令を忠実に履行しようとしてたんじゃないかと思います。もっともそれはサスケの登場と共に崩壊するんですが(笑)、少なくともそれまではある程度真面目に自分の役割を果たそうと考えてた筈です。でなければ、南のアジトなんてさっさと抜け出して、何処かでのんびり暮らすか何か別の人生もあったと思います。

香燐の右腕の無数の歯形?…

逆に考えると、香燐は与えられた南のアジトしか居場所がなかったとも思えます。ここには大蛇丸の存在感があって、その優しさや理解力や知性で、香燐を包容していた…大蛇丸は香燐に居場所や生きる意味を与える存在だったんじゃないかと思うわけです。そこから香燐の右腕の無数に残る歯形?を考えると、香燐の陰惨な過去を想像せずには居られない気持ちになってしまいます。

恐らく、香燐の高速治癒・超回復の能力は特異体質の決血継限界か香燐独自の一代限りの特殊能力でしょう。そして、あの歯形?の数から考えると、その能力を利用されて来た過去を感じます。サスケが香燐の性格の悪さを揶揄した水月に詰まったような反応を示したのは、その可哀想な香燐の過去に対する哀れみがあったんじゃないかと思うんです。

サスケも血継限界の写輪眼が齎(もたら)した「うちは虐殺」の経験者ですし、特異体質や異能を利用しようとする忍の世にあって土を嘗めるよな悔しさの中で生きて来た一人だから香燐の歪みっぷりが良く分かるんだと思います。それは水月だって同じなんだろうけど、水月の性格なのか、香燐の情報が不足してるのか香燐の理解に対しては開きがありますね。

しかし、その対比が香燐の二人に示す態度の違いにも反映していると思います。同じように大蛇丸に対しても香燐は経緯を示しているようで、それは大蛇丸は香燐を「道具」としてではなく、一人の忍として「アジトの管理」と言うかなり重要とも思える役割を与え、認めたんじゃないかと思うんです。それは例えば再不斬が「白」を生かしたような優しさを感じます。

その気持ちに香燐は応えようと、大蛇丸の死後も南のアジトから離れる事なく、大蛇丸の与えた任務を粛々とこなしていたんではないでしょうか。そして、そこにサスケが現れ、香燐を「必要」だと言った。もし、水月があの場に居なければ香燐はサスケに飛びつくように従ったんじゃないかと思います。それは大蛇丸に代わる新しい居場所になった事でしょう。

サスケは香燐を認めた数少ない忍だった…?

誰もが香燐の能力をただ利用するように「道具」として見たきた中で、サスケは違った。香燐を理解し認めたんじゃないでしょうか。きっと大蛇丸と同じように…。大蛇丸の凄いところって、部下の欠落部分を埋めてしまうところにあって、それと同じ「優しさ」がサスケにもある。この「優しさ」には…リーダーの資質と言っても良いくらい…同質のカリスマ。

それが第411話「八尾VSサスケ!!」で重吾の回復に時間を作ったり、水月の首斬り包丁を傷付けずに奪還した描写に表れていましたね。重吾も水月もその分厚さを感じ、言葉には示さなくても感じ入ったからこそ第412話「かつてない戦慄」で絶妙の連係を生み出し、キラービーに「八本目」を呼び出させるまでに追い込んだのです。

サスケは過去に香燐の腕を噛んでいる?

サスケの香燐に対する既知にはかつてサスケが香燐の能力に触れた経緯を強く感じます。そこで香燐はそれまでの自分の歴史の中で聞いた事もないような言葉をサスケに聞かされた筈です。「道具」として見られ続け、リスクがバリバリにある超回復を自分の意志に関係なく搾取されて来た香燐が感じられなかった満足感をサスケは与えたんじゃないか。

その時、サスケは夢うつつだったか、意識が混濁してて香燐をライブでは感じられなかったのでは?と思います。一方、香燐はバリバリに覚えてる筈で、この二人の温度差が香燐の「ツンデレ」の源泉であり、香燐にとっての大切な想い出になってるんだと思います。きっとサスケは香燐の強烈な痛みや苦しみを伴うような「超回復」で救われた過去がある…。

それは香燐にとっては誰にも気付かれたくない大切な想い出でもあることでしょう。だから、それを知っているかも知れない水月が香燐は許せないのだし、大嫌いなわけです(笑)。その想い出が香燐の「居場所」であり、強烈なリスクを省みる事なくサスケの回復に献身させるのです。香燐は…ただ歪んだだけのブタヤロー(笑)ではないと思います。

その時…サスケは混濁する意識の中で香燐に感謝した…。

「ありがとう…」

香燐の「胸キュン」はその瞬間始まった…。
香燐もサスケの「優しさ」に感謝している。

 
| BLOG TOP |

第412話「かつてない戦慄」


<ガガ>っと跳ね飛ばされるサスケ。絶体絶命のピンチなんだけど、サスケはキラービーの剣の刺突にあったわけで、攻防の流れで高速で後退していたわけでもありません。何が言いたいかと言うと、サスケは鋭利な刃物で刺されたんだから、こんな風に弾かれるのはおかしいのです。つまりこのぶっ飛びは、自発的に跳んだ…と考えるべきで、サスケにも多少の余裕はあるように思うんです。

「サスケェ!!」(香燐)

「そしてこれで止め刺す♪」(キラービー)

「!」(サスケ)

何とか安心したかったんだけど、やっぱりヤバそうなサスケにキラービーの追撃が迫ります。キラービーは「回転」を利用することで攻防一体。重吾も流石にヤバいと感じたのか、サスケに向かって駆け出しています。僕は男の子だから、こう言うときは本気になって欲しいと思ってしまうから、重吾の判断は凄く嬉しい。でも、香燐はすっごく後ろで見てるだけか…(汗)。あれッ?!水月の姿が見えない…。

「!」(サスケ)

<ギン>(水月)

「……」<バチチチ>(キラービー)

サスケの絶体絶命のピンチを水月の首斬り包丁が救います。重吾が駆け出すよりズッと前に水月は動いていたんでしょう。キラービーは既にサスケに六本の剣を突き立て手元に残っているのは一本のみ。それでサスケに斬りかかったんですが、恐らく本気の首斬り包丁と対等以上の剣圧を発揮しているようです。しかも、両手持ちの水月に対してキラービーは片手。力持ちだ…(汗)。

「こいつもボクの苦手な雷遁を…!」(水月)

<ガガガガガ>(キラービー)

しかも、水月が感じるキラービーのチャクラ性質は雷遁。サスケと同質です。剣の形状や使い方を観察すると、キラービーの剣は使い捨てのような感じで、サスケの草薙のようなレアで業物と言うわけではなさそうです。と言う事は、サスケの千鳥流しを纏った草薙の一撃を受けきり、返り討ちにしたキラービーのチャクラはサスケ以上に強力なようです(サスケのセーブの可能性もあり)。

そして、その雷遁チャクラを流し込んだキラービーの剣が首斬り包丁を切断して行きます。首斬り包丁の描写はチャクラを纏ったようでもなく、水月が流しているにしても劣勢のチャクラ性質なのか、チャクラ性質によって流せないのがあるとか。キラービーは雷遁ですから、劣勢は土遁。水月はどう見ても水遁?なんですが、「土・水・火・風・雷」のほぼ対角に位置する水遁も劣勢なのか。

或いは、性質的に雷遁=電気で、導体としての水遁系の性質の相性が悪いと考える事もできます。サスケの機転を利かせて咄嗟に千鳥を練り上げ、首斬り包丁に流すと、そのチャクラの拮抗がキラービーの刃の進行を食い止めます。つまり、首斬り包丁もチャクラ刀としての能力もあるわけで、水月がヘタレなのか、首斬り包丁との相性の問題なのか?これはちょっと、考える時間を………(汗)。

<ドッ>(重吾)

と、悩んでると(笑)、重吾の状態2の右拳が背後からキラービーの顎を捉えます。どんだけ重いんだよ!!と突っ込みを入れたくなるような豪快で重厚な右フックです。人の急所である顎に衝撃を与えると、テコの原理で脳味噌が揺さぶられます。脳って鍛えようがないので、この衝撃は御し難いショックの筈で、さすがのキラービーにも一瞬、スキができたようです。

「サスケ!」(香燐)

香燐がその間隙を縫ってサスケのマントを掴んで引き摺ります。香燐も勇気を出してサスケを助けに来てたのね。この辺の描写で気付くんですが、"鷹"のメンバーはそれぞれの能力をかなり知り合っているようです。バラバラに闘っているように見えて実は連係が取れているようです。少なくとも仲間同士の相打ちになるような無様はないですね。

重吾のフックで活動停止?のキラービーの刃を水月は<パキン>と折ります。水月が首斬り包丁で抉(こ)じた刀折り。これでキラービーの剣は七本全てキラービーの手元を離れた事になります。水月は剣士としてのキラービーの力量を危険視していますから、キラービーのエモノ(剣)を削ぎ落とす攻撃は理に適っています。水月の闘い方って剣士らしいところがあるんだな。

そして、それはキラービーとの接点を断つ意味もあった…。それは水月は重吾の次の一手が見えていたからです。先にも示したように、"鷹"はお互いに手の内を(ある程度)明かし合っていて、攻撃の連係が取れるようになっているフシがあって、水月がキラービーと近接した状態だと重吾の攻撃の邪魔になってしまう事が水月には判っていたんだと思います。

水月の刀折りのタイミングを見計らったように、重吾の状態2の右腕が<ズズズズ>っと、かつての僕のように(笑)形状が変化します。複数の穴ボコが開いたロケットのバーニア(ノズル)のようで、案の定、そこから<ドウ>っと噴射があり、それがキラービーの顎を捉えたままだった右拳を一気に加速させます。その拳圧は凄まじく半径10メートル程度を抉るような爆発と化します。

「ヤバイ…!」(香燐)

一方、サスケを主戦場から移動させ、キラービーに刺された剣を抜きながらサスケの容態を診る香燐。現状では非戦闘員的な扱いで、チャクラ感知タイプの索敵専門ですが、それだけだとサスケが期待した描写とは符合しません。それを先週号の疑問で展開しましたが、4マンセルで作戦行動をとる前提であれば、医療系の能力者である可能性を強く感じていました。

「ホラ!サスケさっさとウチに噛みつけ!
ホラはやく!」(香燐)

<カプ>(サスケ)

「あああーん…」(香燐)

羊のアニメ(左)

香燐のちょっと嫌らしくもはしたない?反応は置いといて…(笑)。香燐はマントをたくし上げて出した香燐の右腕をサスケに噛むように促します。香燐がちょっと躊躇うように右腕を出したのはきっと円形の痣(あざ)が無数にあったからでしょう。パッと見は「呪印?」とも思ったんですが、どうやら歯形のようです。羊を出したのにエロくなくてスミマセン(笑)。それともちょっと期待しちゃった?(黒笑)

「ホントは知ってんだよ…
昔、君はサスケに…」

"蛇"の結成のエピソード(第39巻/56頁)で、昔、香燐に身体を弄られた事のある水月が、サスケの前で何やら意味深な台詞を話してますけど、もしかしたら香燐は過去にもサスケにこうして腕を噛ませているのかも知れませんね。サスケは何かの任務か訓練で負傷して意識がなかった…。香燐はその時、サスケを見初(みそ)めて、ズーッと胸キュンだった?!

サスケも香燐の超回復のチャクラに関する情報があって、それをして"鷹"(旧"蛇")に招集したんだし、サスケが音隠れのいろんな機密に精通していたのは想像できます。ただ、"蛇"への勧誘で香燐がツンデレ過ぎて、その態度が正式な二人の面識を否定的にさせるんです。ベクトルとしては香燐からサスケの一方通行的な関係がしっくり来るのかな…と。

香燐の腕を<カプ>っと齧(かじ)ったサスケの傷が<ジュゥゥ…>と治ります。まるでナルトの九尾化の超回復や、綱手の「陰封印・解」の創造再生のように。恐らく、香燐もチャクラを利用した超回復の特殊能力者で、秘伝か血継限界に類するような特異体質なのでしょう。無数の歯形?の痣(あざ)から推察すると、香燐はこの能力を買われいろんな任務に登用されて来た過去がありそうです。

「助かったぞ香燐」(サスケ)

「ああ…」<ハァハァ>(香燐)

香燐の疲れっぷりから推察するなら、この術か能力のリスクは香燐に跳ね返されるようで、そう何度も使えないように思えます。逆に考えると、ここまでの"鷹"の連係をサスケは読み切ってキラービーの刃を浴びたんじゃないかと考えられます。サスケはキラービーの吟味の為にこのカードを切ったのだと。それは"鷹"の安全を意識した…身体を張ったサスケの注意喚起。そして、その思いは水月にも充分に伝わっているようでした。

「三人でやるよサスケ」(水月)

「はっきりいってこの人、むちゃくちゃ強いよね
殺さずってのは考えず殺すつもりでいこう!
それで死なない程度に倒せるはずだよ」(水月)

いつになく真剣な面持ちの水月。それはキラービーに「かつてない戦慄」を感じじてる緊張感。そして、ややもするとバラバラにも思えた"鷹"の攻撃力を一本化しようとする流れを生み出そうとしています。サスケの治療の暇(いとま)は重吾の威嚇が生み出しています。水月もサスケを護るように傷付いた首斬り包丁を翳(かざ)し待機しています。香燐もやっと仕事ができましたし…。

オーガニックでロハスなおとぼけ重吾。虎視眈々の野心すら感じられる水月。気性は荒く粗野な割には役に立たない香燐。そのバラバラがここに来て一気にまとまりつつあります。サスケが刺された以降の連係は鬼気迫る一体感すらありましたし、どんだけ口で諭(さと)しても通じるタマでもない海千山千がこうして有機的に機能する戦闘力を見事に発揮しています。これはサスケの掌(てのひら)の上。

きっと、サスケはこの「やる気」を引き出したかったんじゃないか?そう考えると、サスケの行動が無意に殺られっぱなしになったわけでもなく、今後を見据えた戦略性すら臭わせる慮(おもんばか)りにも思え、わざわざ写輪眼を出していたのも、キラービーの凶刃を見切り、ホントに殺られてしまわないようした対処だったと考えられます。そして、それがキラービーのぼやきに繋がって行きます(笑)。

(雷遁を身体に流して
攻撃の軌道をズラしたか
致命傷は避けたようだな
で…あの女がチャクラを吸わせて
回復させる能力かチェケラッチョ)(キラービー)

重吾の攻撃で崩壊した地面の隆起した大岩の上に立つキラービーですが、先の重吾の右フックのダメージは些かもないようです。これは尋常じゃないタフさと言え、有り得ない打たれ強さです。重吾のバーニアアシストの拳を受けたにも関わらず、ほぼ無傷のダメージレス。キラービーに対する物理攻撃はもしかしたら無意味かも知れません。その意味で重吾との相性は最悪?

それにちょっとおとぼけで不真面目な感じのヤサグレ・オヤジ風のキラービーですが、キッチリとした分析力で、サスケや香燐を評価していますね。雷遁使いとしてはサスケの攻撃回避にも思うところがあるようで、先にサスケがキラービーの刺突に弾き跳ばされた描写や、サスケが千鳥流しで首斬り包丁の切断を食い止めた描写を一気に説明してしまう提示をしています。

水月がキラービーを認める発言をするように、キラービーはやはり強い。そして、その強さは緻密な思考や、それを導き出す経験に基づくものである事も見逃せません。それがキラービーの不敵さや落ち着きを醸し出す源泉になっている。キラービーは痛くて寒いラップを無理して捻り出すだけの勘違いなオヤジじゃないんです…きっと(ユーモアのセンスはめっちゃズレてるけどねーッ!!)。

ちなみに「チェケラッチョ」とは…

これは"Check It Out.Yo."かと思います。"Check It Out."(チェケラッ)には「注意しろ!」と言う意味がありまして、"Yo"はあまり意味のない語呂を重んじたもので、調子を出す為の「間の手」で、ラッパーらしい…キラービーのご愛嬌です。"Check it out, you all."と言う分析もありますが、似たようなもんです(笑)。キラービーって、お茶目さん(笑)。


一方、妙木山のナルトの戦術修行…。フカサクが「蝦蟇の油」を両手一杯に集めて、前回の<ヌリヌリ>どころではない量をナルトに<バチャ>っとかけます。神妙な面持ちで座禅を組み精神統一しているようですが、速攻、顔が蛙顔に変化してしまいます。それを認めたフカサクが例のハタキ棒で<バチ>っと行きます(笑)。注意を促すようなソフトさはなくリアルに痛そうな叩(はた)きです。

「イデー!!」(ナルト)

「あー!明日は体中超内出血だってばよ!」(ナルト)

「なんじゃもうギブアップかいな
自来也ちゃんの時は泣き言を言わんかったぞ」(フカサク)

「くっ…」(ナルト)

自来也との修行の想い出を引き合いに出すフカサクの語気には懐かしさを感じます。フカサクは自来也は「泣き言」は言わなかったとしていますが、きっと今のナルトのようにダメダメな弱腰っぷりが溢れてたんじゃないでしょうか(笑)。かつてあった三代目との演習場での回想でも丸太に縛り付けられたり散々な描写がてんこ盛りでしたから…。

フカサクの醸し出す懐かしさは自来也がナルトと極めて似ていると感じている事を示しているんじゃないかと思います。それはナルトを前に「四代目に面白いくらいに似てる………」(第16巻/174頁)と漏らしてしまった自来也の心模様とも似ています。自来也は不完全な部分を残しながらも仙術を会得していましたし、その意味ではナルトにも希望の匂いを感じてしまいます。

「あのさ!もっと要領のいい修行法があんだってばよ!」(ナルト)

「何じゃそりゃ?」(フカサク)

「影分身を使った修行法だ
それすりゃ経験値が何倍にもなんだから!」(ナルト)

「影分身の感覚はオリジナルに還元されてしまうけんの
影分身が完全に蛙になってしもーたら終わりじゃぞ!」(フカサク)

「んなことは分かってんよ」(ナルト)

「四人までじゃ!
それ以上はワシのハタキ棒が間にあわん!」(フカサク)

「…!」(ガマ吉)

「イテ!」「ぐあ!」「イデ!」「アガ!!」(ナルト)

「もぐらたたきゲームやっとんじゃねーぞ!修行じゃ!
これじゃワシがもたん!」<ハァハァ>(フカサク)

「くっそー…」(ナルト)

結局、ナルトの提案で例の影分身の修行を導入するんですが、どれも思いっ切り速攻に蛙化してしまって、それを必死になってフカサクが抑え込んで行く始末。風遁・螺旋丸の修行の時はカカシとヤマトが付きっきりで見張ってましたし、フカサクもかなりの高齢らしくてフィジカル面には衰えもあるのでしょう。しかし、この方式で修行すれば四倍の速度で修得できますね。ちょっと狡いけど、火急の案件につき、なにとぞ…ご容赦を(笑)。

「!」(フカサク)

「イデー!
こりゃたたかれてこんな顔になったんだってばよ!
蛙になってんじゃねェーってば!」(ナルト)

「……」(ガマ吉)

あまりにもハタキ棒で叩かれすぎたナルトの顔(か、顔まで殴ってるのか?)が腫れ上がってしまって、デフォルトで蛙顔になってたんですね。それをフカサクはすかさず叩(はた)いてしまった(笑)。振られて突っ込まないのは男の恥(笑)。ま、修行と言う過酷な試練の中にあってある種の「癒し」です。でも、ガマ吉の視線が徐々に痛さを増してると感じるのは僕だけ?(笑)

「うっ…イテテテ…
自然エネルギーを感じるだけの修行が
こんなに難しいとは思わなかった…」(ナルト)

「辛い修行に耐えてこそ
本当の力が手に入るのじゃ」(フカサク)

「そりゃ分かってるよ!
エロ仙人みてーに強くなれるなら
誰だって我慢するってもんだ」(ナルト)

「イヤ…それは無理じゃ」(フカサク)

「この修行は誰もができるという訳ではない…
ナルトちゃんと自来也ちゃんだからこそのものと言ってもええ
…じゃなきゃ、ここへは連れてこん」(フカサク)

「どういうことだってばよ?」(ナルト)

「己の内に膨大なチャクラを持つ者…
でなけりゃたちまち自然エネルギーに取り込まれてしまうけんのう
それだけ自然エネルギーはすごいのじゃ」(フカサク)

仙術が一般的でないのはチャクラ量の制限が存在すると言う提示です。ナルトのチャクラ量が尋常じゃなく多いのは何度も提示があって、同時に九尾のチャクラにも耐える「強さ」も併せ持つ…ナルトは「特別」なのです。すると、自来也も普通の人でありながら、ハンパないチャクラ量を持ってた事になりますね。自来也もまた「特別」だった…。

それが自来也の強さの源だったんだろうけど、それにはきっと大蛇丸も気付いてた事でしょう。でも、自来也には教えなかった。そして幼い頃は自来也の前でワザと差を見せつけ、自来也にコンプレックスを植え付けるような行いがあったのでしょう。自来也を綱手の前でバカにするような事もしたんでしょう。それもこれもやはり大蛇丸の「嫉妬心」だったと考える事ができます。

人生って、公平じゃないですから。大蛇丸が自来也の天賦の才に嫉妬したのは判る。誰もがナルトや自来也みたいにヒーローにはなれないからね。それで、大蛇丸はその想いを受け入れる事が出来なくて堕ちていったんだな。このお話は「ナル×ジャン」の最終回にとっておきたいので割愛しますが、そこにはちょっとした物悲しさがあります。オトナはそれをジワッと感じさせる生き物なのよ。

「………」(フカサク)

フカサクはここで少し「間」を作ってナルトの様子を窺っています。厳密にはナルトを確かめているよりは、自分の中を省みてると言った方が正確かと思います。ぶっちゃけ、フカサクは何処までナルトに明かすかを考えてるのだと思います。恐らく、フカサクには大量の秘密が渦巻いています。その中からどれを伝えるべきか?時々、こうして考えるのです。

「その上、諦めんド根性のある者
それが仙人になれる人間じゃ」(フカサク)

自来也がペインとの闘いの中で折れそうになった「心」を立て直した忍道。それをフカサクも示しています。ナルトの忍道はナルトの内から自然に湧いて出たような印象がありましたが、もしかしたら、物心つかないような幼い時に三代目から聞かされてた言葉だったんじゃないでしょうか。実は父であるミナトから伝えられるべき言葉だったけど…。

もしかして、自来也と似てると感じるナルトの間にはミナトの存在があって、それを告げるべきか否かを、先の「………」で、フカサクが考えてたんだとしたら、ちょっとグッと来てしまいます。だから、ナル×ジャン的にはあのフカサクの「………」のカットは限りなく重くて大きい。あのフカサクの考量でご飯何杯も食べられる…何て事なく見えるけど濃いカットなんです。

「よっしゃー!やったるでェー!」(ナルト)

「アホー!!死ぬ気か!!」(フカサク)

<ニカ>っと微笑み、<ドボン>と(蝦蟇の油の滝に)飛び込むナルト。これで一瞬で蛙になって終了…にはなりませんように(笑)。ま、こう言うお約束があればこそ、お話の底流に潜む重苦しい話題が飲み込めるわけで、ナルトが徐々に与えられて行く過去の経緯やそれを取り巻くエピソードに関してはオトナにとっては辛いものがありますから。昔はこれを「オブラートに包む」と言ったものですが、もう死語の世界ですよねーッ!!(笑)。


一方、雲雷峡の闘い。重吾と水月がキラービーに挑みかかり、サスケが少し距離をとってスキを窺っています。キラービーの武器は水月に折られた剣のみ。キラービーは高速回転で攻撃したり、敵の攻撃を弾いたり攻防一体で、体術にも充分な威力がありそうです。それに合わせて敵の物理攻撃を無効化するような頑強さがあるので、近接格闘戦闘は得意なのでしょう。

「サスケ今だよ
ボクごとやれ!!」(水月)

「!」(キラービー)

水月の液化体質が繰り出されるキラービーのパンチを受け止めます。これに雷遁を流せば良いんだけど、キラービーは何故かやらない。これは気付いてないからではない…と、僕は考えます。一撃必殺の術や技を持ってるだろうに殺らない…このまどろっこしい闘い方って、キラービーの特徴とも言えて、かなりの違和感に成長しています。

(千鳥!)(サスケ)

「ぐっ」(キラービー)

「うああああ!!」(水月)

「ぐあっ!」(キラービー)

「ぐっ…ぐっ…」<バチチチチ…>(キラービー)

水月がキラービーを拘束しつつ、そこにサスケの必殺の千鳥。普通はこれでノックアウトの筈なんですが、やはり相手もさるもの引っ掻くもの(笑)…サスケの千鳥の突きにキラービーが雷遁のチャクラ流しをカウンターで当てて相殺してるようです。だから<バチチチチ…>とキラービーが苦しんでるけど、あれは自分で流した電撃(雷遁チャクラ)だと、僕は考えています。

そのチャクラ流しが同時に水月の拘束も解いているのです。水月は雷遁チャクラを嫌ってましたから、このチャクラ流しは堪えた事でしょう。この後に重吾の攻撃があるからサスケは動きが鈍くなった水月を抱えるように離脱しています。ま、キラービーが苦しんでいるのは普段はこんなチャクラの使い方をしないからで、サスケの受けを参考にした閃きだったんだじゃないか?…と思います。

<ドッ><ゴゴゴゴ>「!」(重吾)

「いない……」(重吾)

"鷹"の連続攻撃。締めは重吾の両腕の状態2のぶっ叩きで、手の甲に大型のバーニアが装備されてて、それが瞬間的に拳圧を上昇させる攻撃でしょう。サスケの状態2の翼もチャクラを放出する事で飛翔を可能にしてましたから、肉体の形状を都合よく換えられる重吾であれば、体内で練り上げたチャクラを推進力にかえるような機構を作り出す事が可能でしょう。

ここまで来て重吾と水月が連係して闘うパターンはあったけど、協力して一つの攻撃をするのはなくて、やはりそれは水月がサスケに告げた重吾の有用性と符合しません。僕的には「水月+重吾=水吾」のフュージョン(合体)構想があって、ここはまだ温存してるのかな…と思います。それに水月自身も、香燐を迎えに行った時に見せた「太腕」を未だ出していません。

(弱いくせにめんどくせ♪
遊びは終わり帰って水割りイエー♪)(キラービー)

一方、ここまで圧し込まれてるように見えるキラービーですが、まだまだ余裕のよっちゃんで雲雷峡を遠くに望む岩陰に潜んで"鷹"の動向を窺っています。このまま逃げる事も出来たんでしょうが、何故だかそれもしない。この態度はキラービーの闘い方には同調してるので、何らかの意図があるものと思われます。

しかし、この見方…エッ!?…キラービーって見えるの?!(笑)明らかに"鷹"の様子を見てる。どうやら、視覚情報もありそうです。なんとも人を食ったお人だ(笑)。そう言うとぼけたところが魅力ではあるんだけど…。でも、"鷹"の男の子が三人も束でかかってもやっつけられないって、どんだけ強いんでしょうか。

「香燐!」(サスケ)

「分かってる………」(香燐)

「あそこだ!」(香燐)

サスケは香燐のチャクラを吸ったお陰で復活できたんだけど、そのリスクを一身に受ける香燐をやや気遣っています。だからあまり負担をかけたくないんだけど、サスケの感覚の及ぶところにキラービーが居ないので、香燐に頼らざるを得ないわけです。それで、ちくと心を鬼にして香燐を促してて、そんなサスケの気持ちが語気に乗っかってるので香燐にも解るわけです。

それで、香燐はサスケに促される前に索敵を開始してたんですね。だから、サスケへの返答が「分かってる」になるのです。"鷹"の面々はサスケのサブリミナルで静かな「優しさ」を常に感じてて、それでマンセーになってるんだけど(笑)、この阿吽(あうん)はそんな心地よさを阻害したくない故の相互理解を基にしているのです。その底辺にあるのは「知性」。これがサスケが選び抜いた仲間なのです。

(感知タイプでもあるのか…あの女)(キラービー)

<ドッ><ギュン>(サスケ)

思いっ切りキラービーが見てる?!(笑)否、これは耳で物音を探ってるのか?しかし、香燐が印を組み索敵してる様子は音じゃ判別できないだろうし、香燐を感知タイプと言い当ててるからには視覚情報はあるんじゃないかと思います。そして、キラービーの居場所を発見した"鷹"は重吾の状態2のカタパルトにサスケを乗せて勢い良く射出します。

しかし、キラービーはここまでどんな風に移動したんでしょうか?サスケですら重吾の推進力(カタパルト射出)があったればこそ目指せるくらいの距離のようだし、キラービーは重吾のぶっ叩きを回避した一瞬でここまで跳んでる筈だし、直後なのに息も切らしていないです。水割りを楽しみにする余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)ですからね。

無類とも思われる打たれ強さ。超高速回転を多用しても余あるようなスタミナ。それに加えて時空間移動すら視野に入れたくなるような神速を思わせる移動距離とスピード。どれをとっても"鷹"の誰よりも強そう。"鷹"だって未だ全力を出し切ってはいないようですが、それにしてもキラービーは相当強いな。サスケの万華鏡写輪眼でどんな風に状況が変わるのかが楽しみなところです。

「しかたない八本目だ」(キラービー)

「ウィィィィィィィィィィィ!!!!!」(キラービー)

で、とうとうキラービーの八本目のお出ましみたいです。これが剣でその中に八尾が封印されてるのかな…と、僕は考えてまして、それがキラービーを人柱力と断定しなかった所以(ゆえん)であります。蛸って蛸壺漁ってのがあるくらいで、何かに収まるのが好きな習性があるし、別に八尾を「蛸」って決めつけも出来ないけど(笑)、洞窟の修行ではそんな印象を受けてしまったので(汗)。

もっとも、洞窟で蛸の触手?みたいのが収まっていったのがキラービーであるとも断定できないんですよ。あの時の人影には背中に鞘(さや)がなかったし。でも、今、岩陰に潜むキラービーの背中にも鞘はないんですよね。剣を放棄したから鞘も必要なくなったのね。つまり、七本目まではキラービーにとっては使い捨ての武器と言う事です。

そして、ここで「ウィィィィィィィィィィィ!!!!!」と、変な指の形(野球の外野のツーアウトのサインみたい)で呼んでる?八本目。八本目と言うからには『剣』だとは思うんですけど、その威力や姿が如何なるものかが非常に興味津々です。現状の勢力で同等かキラービーがやや上手ですから、そこから底上げされるとなると、サスケもちょっとヤバいかも(負けたりしないけどねーッ!!)。

まっ、その答えは来週号で確かめるとして、僕としてはキラービーの凶刃に傷付いた首斬り包丁が気掛かりなわけです。サスケが千鳥を放った直後の描写では傷が刀身深くに及んでましたし、刀剣としては致命的な損傷の筈です。この障害を首斬り包丁がどんな風に乗り越えるのか?或いは、水月が首斬り包丁の修復にどんな手を打つとか…実は僕にとってはそれが大問題なのです(汗)。

そこんところを「今週号の疑問」でじっくり考えてみたいと思います。先週からいろいろと忙しくて「感想」も練り込み不足になって申し訳ないですが、そこは「疑問」できっちり補いつつ、夏休みには宿題を片付けられるように焼肉でも頬張りィーの、時にはシャミ(三味線)を弾きィーの(汗)、粛々と任務を遂行して行こうと思います。キラービーみたいに…。

と言う訳で、続きは「疑問」でチェケラッチョ(笑)。

| BLOG TOP |

サスケは何故、"暁"の「お使い」をするのか?

  
「"尾獣"をやる」

サスケを手懐けたと豪語するマダラ(トビ)が"鷹"を"暁"に協力させる為に提示した条件ですが(第404話/「"鷹"と"暁"」)、これはマダラ(トビ)がペインを急かす台詞とはやや温度差があり、ペインが目指す「禁術兵器」とマダラ(トビ)の目論みは同じものではないかも知れません。鬼鮫が同席する条件で、マダラ(トビ)がこう言うからにはハブにされてるのはどうやらペイン…らしいです(笑)。

「尾獣を使って新しい禁術を造るためだ
その術一つ使用しただけで、一瞬にして大国さえも潰せる…。
最大最強の禁術兵器をな」

ぶっちゃけ…ぶっちゃけ…ですよ(笑)。

ペインが漏らした「禁術兵器」(第41巻/89頁)って、写輪眼が関係してると考えてます。"暁"が尾獣を一体の像に封印しているのは、尾獣のチャクラを利用する為で、そのチャクラの特性に関する考察は「チャクラ性質の同時使用の意味を考える」(チャクラの考察)にまとめてあって、その最強チャクラを万華鏡写輪眼に注ぎ込んで「天地開闢」を発動すると展開したのが、『写輪眼の本当の秘密』(写輪眼)です。


「あの尾獣の口約束がホントか嘘か…
さっさと確認しておきたいしな」

第411話「八尾VSサスケ!!」で、マダラ(トビ)が示した条件に少なからず期待しています。「写輪眼と九尾の「接点」を考える!」(写輪眼)でも掘り起こしていますが、サスケは尾獣(九尾)と写輪眼の関係に気付いています。そして、それは口寄せで九尾(尾獣)を使役する行為には限定されず、「禁術兵器」(天地開闢…てんちかいびゃく)に繋がる(であろう←私見ですから)秘密にもきっと触れている…。

「そうか…そういう事か…」

南賀ノ神社本堂…その右奥から七枚目の畳の下に一族秘密の集会場がある(25巻/157頁)。サスケは確かにそこに書かれた文言を読み意味理解していました。イタチによると「写輪眼も本当の意味」が記されている筈ですから、そこに記されている九尾は写輪眼の本当の意味に関係している事になります。

南賀ノ神社本堂の秘密の集会場の碑文は子供のサスケにも理解できる簡単な文言でまとめられた「お伽噺」(おとぎばなし)のような下らない内容だったんだ…。そして、イタチとの交戦を経てその存在を確信した。つまり、サスケは「禁術兵器」を手にしたいと考えてて、それには自分の万華鏡写輪眼を利用すれば良い。これはサスケが蓮華覚醒した時点で想い描いていたシナリオだったと思います。

「木ノ葉を潰す」

サスケはイタチの「最後の言葉」(第43巻/241頁))を思い出し、「木ノ葉潰し宣言」をしています。しかし、これは木ノ葉の上層部に限定した話で、それを実現する為には武力のみでは理論的には実現不能であると、既に気付いている。サスケは賢く冷静ですから、木ノ葉上層部との「交渉」が必須と踏んでいるのです。

「交渉」のテーブルにつく為に「禁術兵器」が必要になる…。

これは現在のミリタリーバランスが示す「世界の均衡」とも符合し、例え小国や小規模な勢力であれ、強力な軍事的な兵器の保有は外交交渉においては強力な「カード」になります。サスケの狙うのは木ノ葉の上層部ですから、その達成には単純な武力衝突では木ノ葉の忍が盾になる予想はつきますから、サスケはそれに対処する方策を考える筈。「禁術兵器」はその一つの有力な答えでしょう。

ここでちょっと気になるのは、ペインが想定する「禁術兵器」とサスケやマダラ(トビ)が想定する「禁術兵器」の違いで、ペインの場合は全ての尾獣のチャクラを混ぜ合わせた…全てのチャクラ性質(複合性質も含む)を混ぜ合わせた『最強チャクラ』(G5?)の生成が必須で、それを使用した禁術が「天地開闢」になると、僕は考えます。

一方、サスケやマダラ(トビ)は尾獣単体のチャクラを使用したある程度、限定した効果の…言わば「戦域核」や「戦術核」のような規模で、ペインの考えるフルスペックが「大国を消滅」に対して、「隠れ里を消滅」程度にダウンサイジングさせた想定なんじゃないかと思うんです。それは攻撃対象を「上層部」と限定する考えにマッチしているとも思います。


「どうする
イタチの眼は…
移植するのか……?」(マダラ)

いいや…(サスケ)

「………」(マダラ)

「イタチの見たかったものと
これからオレが見ていくものは
まるで違うものになる

イタチが望んだ通りには出来ない……
オレはオレのやり方で
うちはを再興する」(サスケ)

イタチの「涙」(第403話/「涙」)を思い出すサスケ。マダラ(トビ)はサスケを試すようにイタチの眼球の移植を打診しますが、サスケはそれを固辞します。恐らく、イタチの遺体(多分、死んでない…で、も一度サスケに会うシーンがきっと来る!!)が安置されてて、サスケの眼のスペアとして控えているんでしょう。サスケは「禁術兵器」の為に自分の眼を抉り出しても、真・万華鏡写輪眼開眼のオプションがあるわけです。

それはちょっと嫌な考え方だけど、サスケには一匹であろうとも、「尾獣」を手に出来れば、フルスペック(全ての尾獣のチャクラを集めた最強チャクラ)の「禁術兵器」とまでは行きませんが、でもそこそこの破壊力を秘めた「プチ禁術兵器」が出来ると言う考えがあるのです。その胸算用がサスケを"暁"の「お使い」に走らせてるんじゃないかと思うんです。たとえ、今は土を嘗めような思いをしようとも、サスケが「木ノ葉潰し」を実現する為に「交渉のカード」が必要なのです。

この考えを受け入れるなら、サスケのシナリオとしては「禁術兵器」の獲得と共に「真・万華鏡写輪眼」へのスペックアップも同居していて、そのセットが「木ノ葉潰し」を成し遂げる原動力なのだと、凄腕軍師並みのシミュレーションが既に存在している筈です。こんな風にサスケの行動は淀みなく、限りなくそつがないです。サスケは口数が多くない分、考えが充分に及ぶのでしょう。

そして…それが、「雲雷峡の闘い」に嫌らしく合流して行くのです。

「マイ…蝶のように舞いー♪
八尾!蜂のように刺す♪」(キラービー)

第411話「八尾VSサスケ!!」で、無惨にキラービーの剣に蜂の巣にされるサスケですが、これも呆気なさ過ぎで、実はサスケのフェイクなんじゃないか?と…僕は考えています。そして、これがこれまで散々示して来た…サスケの賢さであり、如才なさかと思います。サスケは無駄な行いを極力しない合理性を常に漂わせています。サスケの行動は全てに一貫していて、それが有機的に目的に向いて機能しているのです。

サスケは第411話「八尾VSサスケ!!」で、重吾に時間を与え、水月には首斬り包丁を取り戻していました。香燐が不用意に声をかけ、プライドや繊細な心を無意に傷付ける描写に対して、傷口には決して触れないサスケの配慮に満ちた「冷たさ」を僕らは嫌と言う程見せられました。勿論、当事者の重吾と水月にもサスケのサブリミナルな「優しさ」は充分に感じたと思います。それが「これ見よがし」じゃないのが、サスケのイカしたとこなんだな。

そこにサスケがキラービーに、こんな殺られ方をして、一番堪えるのは重吾と水月ですから。もしかしたらそれはサスケの想定の範囲内なんじゃないかと…。つまり、サスケは重吾と水月を奮起させる為にワザと殺られて見せたんじゃないかと…思えてしまうんですよ(黒汗)。それは「禁術兵器」をサスケが欲するのと同義で、ここでは"鷹"の戦力の見極めや底上げもサスケの視野に収まっていると言う…壮大な「深慮遠謀」(しんりょえんぼう)…がある?

サスケが想い描くシナリオには"鷹"もあるわけです。サスケの静かだけど分厚い「優しさ」を僕らはしっかりと見せられ感動した。恐らくそれは二人も同じでしょうから、僕らが期待する以上に二人には燃え盛るような「熱力」が充満してるんじゃないでしょうか。否、きっとパンパンに膨れ上がっている!!爆発寸前!!??ここで萌えなきゃ…否…燃えなきゃ「漢」(オトコ)じゃない!!

そして、あの「殺られ」が幻術なんかじゃなくて、ホントにサスケが身体をはった演技だったとして、それを超回復する能力者が香燐かも知れない…とも考えます。香燐はチャクラ感知タイプの早期警戒任務専門に思われがちですが、それだけでサスケが「しかし、奴には他には無い特別な能力を持っている」(第38巻/157頁)と、香燐に固執したとも思えないので、僕的には…もう一押し欲しい(笑)。

サスケが重吾や水月だけでもなく香燐にも期待してるとしたら、それがサスケのそつのなさに符合します。そして、その想いが(ま、まさか!!)キラービーにまで及んでいるとしたら、もう「大統領」です(笑)。もしかしたら、サスケは八尾に関係ある(人柱力?)キラービーすらも仲間にしちゃうつもりなのかも知れませんぜッ!!何故なら、僕が八尾なら間違いなくサスケに絆(ほだ)される。落とされる(笑)。

もうこの辺まで来たら期待の期待(の期待?…笑)になっちゃうけど、サスケはその期待に足るくらい「素敵」ですから。サスケの行いや考えの全てが、それを充分に期待させてくれます。もっとも、サスケが「禁術兵器」なんかに拘(こだわ)らず、通常戦力で目的を達成できると踏んでて、尾獣をマンダの代わりに口寄せするも良し。兎に角、キラービーとの熱戦が、サスケと"鷹"の面々にとって、実り多き闘いである事を望むばかりです。

重吾と水月はサスケを守り通してみせろッ!!(香燐もなーッ…笑)

  
| BLOG TOP |

第411話「八尾VSサスケ!!」


対峙するキラービーとサスケ。キラービーは水月から奪い、重吾をのした首斬り包丁を地面に差したまま動かずの構え。サスケはそれにゆっくりと歩み寄ります。必死に左腕の復帰をする重吾。少し心配したけど、致命傷に至るようなダメージは受けていないようです。サスケも未だ黒目のまま。結うくりとですが、キラービーとの間合いは確実に詰まって行きます。サスケの圧力は充分にキラービーに伝わってる筈だけど、キラービーも動じません。

「かんだじゃねーか
ばかうろう!」(キラービー)

ここで、サスケがゆっくりキラービーとの間合いを詰めるのは重吾の立て直しの時間を稼ぐ為で、普段は突き放した風でぶっきらぼうな言葉遣いのサスケですが、仲間に対する配慮はこんな感じにかなりぶ厚かったりします。重吾はオーガニックなおとぼけ野郎に見えるけど、繊細なところがあって、キラービーにあそこまでコテンパンに完封された事は大きなショックだった筈です。外的な傷だけでなく、心の痛手を強く感じているから、サスケは重吾を直接、見ないのです。

徐々にキラービーとの間合いを詰めて重吾の前に出るサスケ。

「大丈夫か、重吾?」(香燐)

「……」(重吾)

サスケはこうして重吾に、しっかりと時間を与え、立て直すタイミングを生み出しているのです。香燐が重吾を心配して声をかける気持ちも解るんだけど、気遣われるが故の痛みもあります。サスケが重吾に声をかけたり、見つめたりしない理由を香燐は判ってないだけ。それは別に香燐が悪いと言う意味ではなくて、有り体に言ってしまえば、優しさにも量や質があると言う事です。サスケの「優しさ」は大きな川の流れのようにゆったりと豊かで静かなのです。そして、何故だか…暖かい。

「お前ら何者だ?
ばかやろうこのやろう♪」(キラービー)

「ふざけやがって。ホントこいつ…」(水月)

「お前ら何
なぜオレつかまえる?アー!?」(キラービー)

「お前に言う必要はない」(サスケ)

「ふざけやがって。ホントこいつ…」と水月が呆れているのがポイントで、水月にしてみれば何で判らないのか不思議と言ったところです。何せ、"暁"のマントを着てるんだし、狙いは尾獣(八尾)と伝えてあります。雷の国の二尾の因縁もあるんだから、知らない方が変でしょ。キラービーのラップ調のしゃべりに新たな違和感が…。その違和感を引き摺りつつ、サスケは攻撃の準備を整えて行きます。

「こんな変に韻を踏んでしゃべるような奴なんかと…
とんだお使いだよ」(水月)

「一刻も早く力を手に入れるためだ
イヤなら去れ」(サスケ)

(そりゃ君の都合でしょ)(水月)

「あの尾獣の口約束がホントか嘘か…
さっさと確認しておきたいしな」(サスケ)

サスケがマダラ(トビ)に協力する理由が「尾獣」にあるようです。"暁"のマントを羽織り、水月が揶揄(やゆ)するような「お使い」のような任務に身を置いても尚「尾獣」を手にする事のメリットがサスケにはあることになります。と言う事は、サスケには「尾獣」を手にした後のイメージがある筈です。サスケはどんな風に「尾獣」を利用しようというのか?続きは「今週号の疑問」で考えてみましょう(黒汗)。

「どちらにしろあいつら"暁"を利用するのはオレ達だ
そのことは頭に入れておけ」(サスケ)


(…"暁"…)(キラービー)

「ヘッ」(水月)

(か…かっけーサスケ!やっぱりサスケは
コマになる様な柄じゃねーもんな)(香燐)

「当然だ」(重吾)

サスケ…カッコ良いですね。"暁"のマントの下で草薙の準備をしていました。黒い刀身。見るからに切れそうな白い刃(やいば)。マントって、こんな風に見えないように忍具の準備ができるのが便利で良いですね。別に準備したエモノを見せないで不意打ちにもできるし、しかし、それをしないのはサスケの正々堂々としたところがで、このサスケの凛とした立ち姿も心地良いです。

それに、"鷹"だって"暁"に完全に飲み込まれたわけじゃなかった。サスケは"暁"を利用してると宣言しています。それには<ホッ>と胸を撫で下ろしました(汗)。サスケの言葉に対する"鷹"の三人の反応は三者三様ですが、自然だと思います。水月は虎視眈々のライバル。香燐はサスケのマンセ。重吾は君麻呂が遺した忍…サスケの見届け人。そして同じように三人とも、ほんのりと安心している。

キラービーは盲目の剣士?!

僕が違和感を強く感じるのはキラービーの反応で、今更、(…"暁"…)と勘付いてますよね。すっごくとぼけたオヤジではあるけど、まさか"暁"のマントを見て、今まで"暁"と気付かない筈もないだろうし、もしかしてキラービーって盲目?でも、「目がいてーよ…光」(第408話「フカサクの提案」)で提示されてるから、明暗は判る程度の超弱視とか。今となっては黒い鼻掛けのグラサンも胡散臭い(笑)。

そうすれば、意味不明にも思えるラップもワザと相手に反応させて、相手の位置情報を得る手段とすれば解せます。或いは自分の声を利用したソナーのような方式で敵を把握してるのもあるかも。聴覚に頼った認識だから"暁"と言われるまでサスケ達を"暁"と認識できなかった。遠目にも判別できる程ハデで、"暁"を知らしめる為のマントでも、キラービーが見えていないのだとすれば合点が行くところです。

「さっさとこの耳ざわりなダジャレヤロー
黙らせてしまおうよ」(水月)

「そのつもりだ」(サスケ)

「ダジャレじゃねェ!
オシャレなライムじゃこのやろう!
アッ!イエー!」(キラービー)

「…なんか…まじムカツクな!
こいつラップの才能ねーじゃん!」(香燐)

<ピクン>(キラービー)

自分のラップを「ダジャレ」と罵られ、キラービーは「ライム」なんだと反応しています。「ライム」(rhyme)とはラップの用語で韻を踏む行為を指します。メロディへの歌詞の乗せ方(節回しや上げ↑下げ↓)を意味し、「フロウ」(flow)と同義ともされています。つまり、キラービーはあくまでもラップと言う音楽表現を(自分は)やってるんだ!と言い張ってるわけですね(笑)。

そして、香燐の「才能ねーじゃん!」と言う汚い言葉にかなり深刻に傷付いています(笑)。そこにスキが生じたようで、サスケはその刹那に一気に間合いを詰めています(笑)。右手で草薙を大きく振りかぶって斬り降ろします。が、それが刀身の棟(むね)の側…いわゆる「峰打ち」で斬りかかっているんです。それをキラービーは地面に刺した首斬り包丁を使って受けます。

この時、首斬り包丁は刃(やいば)の部分でサスケの草薙の剣の棟(峰)で受けています。もしこれが刃(やいば)同士の衝突ならば刃こぼれしたかも知れません。ここにはサスケの意図があって、明確な意味のある闘い方になっています。そして、サスケはキラービーが振り回す首斬り包丁の圧力に自分の身体をあずける事で逃がしています。反動を利して身体を反転させる捌(さば)きです。

「返す刀」とは良く言ったもので、キラービーも弾かれた首斬り包丁の反動を第二撃に活かしています。これは質量や超大刀としての首斬り包丁の特性を上手く利用した闘い方で理に適っているんですが、ここではサスケのしなやかさを賞賛するべきで、チャクラを通わすちょっと反則な草薙の特殊性があればこそで(笑)、普通なら首斬り包丁を受けるような局面にならないように闘う筈です。

サスケは地面に草薙を突き立てキラービーの薙ぎ払う刃を受け止め(草薙はチャクラ刀ですから、木に登るように吸着も可能なわけで、サスケは絶妙のチャクラコントロールで草薙を地面に固定しています)、弾いたと同時に首斬り包丁の切先(きっさき)付近にある飾り穴?に草薙を通し、草薙を地面に突き立てます。支点から離れた作用点で負荷を効率的に作り出す「テコの原理」みたいな…サスケの賢さです。

「!?」(キラービー)

この動きにキラービーはやや大きな反応を表していて、しかも、お得意のラップではありません(笑)。きっと、これが「素」なんだと思います。恐らくキラービーには首斬り包丁の形状が把握できていないんじゃないかと思われます。やはり、目が見えないんじゃないでしょうか。しかし、それを悟られたくはないので首斬り包丁を触診しなかった。だから、切先の飾り穴に気付けなかったのです。

サスケはやはり用心深く草薙の棟の部分で首斬り包丁の動きを規制しています。これは草薙の刃を庇う為です。刃こぼれはやがて亀裂になりどんなに強靭に打ち鍛えられた刀身と言えども折れる。サスケは刃を扱う作法を心得ています。きっとこの知識はイタチではなく大蛇丸が教えたんじゃないかと思います。草薙を何本も所有し、十挙剣(とつかのつるぎ)を探し求めた大蛇丸は恐らく「刀剣コレクター」だった筈です。

サスケにはそのコレクションの中から「超レア」とも言える草薙の剣の一振りを与え、懇切丁寧に刀の知識や作法を注ぎ込んだであろう大蛇丸。これも一つの愛だと思えます。もっとも大蛇丸の場合はいつかはサスケを「不死転生」の依憑(よりわら)にするつもりだったから自己愛とも言えるんだけど、やはりサスケの愛すべき心根や才能…所謂、魅力がなければそこまで入れ込まなかった筈です。

大蛇丸は歪んでたかも知れないし、悪にも染まり過ぎてたけど、暖かみとか優しさは充分に持っていたんです。ただ、方向が間違っていただけで、って言うか、一般的ではなかっただけで…。それでも、何もなければここまでサスケに手取り足取りは教えられない。サスケと大蛇丸は相性も良かったんだろうなと思います。そして、サスケは確かに愛されてた…。それを忘れちゃいけないと思います。

マダラ(トビ)が失った"暁"のメンバーを悼んでた…ように。

サスケは首斬り包丁を拘束し、地面に突き立てた草薙を視点に身体を回転させ、力強く加速された右足がキラービーの喉元を強烈な蹴りが襲います。一番体重の乗る踵(かかと)がガッツリとキラービーの急所(喉仏)辺りにヒットしています。これだと呼吸困難で、場合によっては致命傷にもなるかも。<ドッ>と鈍い音が響きます。普通ならこれで「極まり」なんですが…。

「………」(キラービー)

一瞬動きが止まるキラービー。首斬り包丁もその手を離れます。

「ブツブツ」(キラービー)

「?」(サスケ)

しかし、何やら様子が怪しくて、急に小さな手帳を取り出し<カキカキ>と何かを書き留めるキラービー。サスケの蹴りがダメージになったようではありません。この「ブツブツ」が特殊な術か法の「詠唱」(えいしょう)の可能性もあり、状況が把握できないサスケは用心深く右足を引きます。その流れでキラービーが放棄した首斬り包丁を後方に控える水月の方向に投げ飛ばします。首斬り包丁ってこんな軽いの?(うんにゃ、チャクラの為せる「剛力」じゃて…←って、誰?!)

「……」(水月)

サスケが飛ばした首斬り包丁を手にする水月。

「……」(サスケ)

残心(ざんしん)するサスケ。未だ黒目のまま。

「今は気分がいいぜ
最高のライムが書けた。センキュー
だから遊んでやるぜ♪
ばかよろうベイビー♪」(キラービー)

キラービーは上機嫌に喉元に入ったサスケの蹴りを一蹴するかのような素振(そぶ)りです。何か良い感じのライム(韻)が思いついたようで、それを書き留めておいたみたい。言葉(フレーズ)が降りて来たのかな?閃きって稲光に似てて凄い衝撃なんだけど、過ぎ去ってしまうと何も無かったように潰(つい)えてしまいますから、どんな時でも書き留めているのでしょう。ちょっと解る気がします。

しかし、あそこまで体重を乗せ渾身の一撃を急所に叩き込まれたにも関わらず、キラービーは損傷もなければ、痛みすら感じてない様子です。やはり、メチャクチャ頑丈で強固な肉体の持ち主?或いは、鉄壁の防御力を発揮するような忍術を常に展開していると考えた方が良いでしょう。忍者の闘いは相手の能力や特性を如何に早期に見切るかにかかっていると言っても過言ではありませんがら、この探り合い?は重要です。

<カチャ><ババババ>(キラービー)

キラービーのターンと言う事でしょうか。背中の刀を空中に投げ上げます。両刃の鍔(つば)無しで直刀です。形状からは"刺突"か"投てき"による殺傷能力が考えられそうです。しかし、七本の同時使用…どんなに頑張っても二刀が人の限界だし、残りの五本は予備か、投げて使うのかと思っていましたが、どうやら違うようです。しかし…常人のセオリーで、このオッチャンは理解できない(笑)。

「気をつけてサスケ!
こいつ刀を使い慣れてる
…ただの忍じゃないよ!」(水月)

「!?」(香燐)

水月は既にキラービーと手合わせしていて、首斬り包丁を充分に使いこなせる剣士の技量をキラービーに感じています。それで重吾をも圧倒している闘いっぷりから、自分をも凌ぐ実力を充分に感じているのです。それをサスケに必死になって伝えようとしている。水月もまたサスケを思い遣っているようでちょっと嬉しいです。ですが、水月の尖った歯。ここで噛んだら、口の中、血だらけ?(笑)

<パシィ><パシィ><パシィ><ガッ>

左肘裏・左脇・口・右鎖骨(首)・右肘裏・右腿上・右膝裏の七カ所で七本を一挙に保持。自由なのは両掌と左脚のみ。これで一体どう闘うのか?凄く疑問なんですが(笑)、やっぱ、このオッチャン。一筋縄ではいかない逸材。こんだけ前振りして間違って自分の刀で自分を刺して終わっちゃうような事が万が一にもないように、ただただ祈るばかりです(笑)。ア痛タタタッって?!(笑)

「オレ様のフック
感じさせてやるぜ」(キラービー)


<スッ・・・>(キラービー)

またまたラップ用語なんですが、「フック」(hook)とは、 曲のメインフレーズやサビ…つまり、もっとも良いところ。既出のキラービーのラップで「八尾がサビのキラービーだぜ♪」(第410話「雲雷峡の闘い!!」)と言うのがありましたが、それを重く見るならこれから見せる「フック」が「八尾の能力」と言う事になるんですが、どうでしょう。まだ、七本目だしね…(黒汗)。

「何だあの構えは?」(水月)

<グルルン>(キラービー)

剣士としての修行を積んで来た水月には理解不能の筈です(笑)。キラービーは剣技の常識からも逸脱してるから…(汗)。キラービーは僅かに残った自由な部位…左脚一本で力強く踏切り、激しく前方回転しながらサスケに襲いかかります。まるで、チョウジの肉弾(針)戦車の(飛翔版)ように。この描写を見ると、やはり先のサスケの蹴りを凌いだキラービーの能力としては、肉体の硬質化=「鉄壁の物理攻撃耐性」があるだろうと考えられます。

角都は土遁特性があって敵の物理攻撃をものともしない能力者でしたし、忍術としての物理攻撃の無効化は幾重にも考えられます。チョウジは恐らく秘伝忍術か特異体質のもたらす分厚い皮下脂肪?が鎧の役割をしてた?盲滅法に敵の懐に飛び込んでいくような闘い方をするにはそれなりの攻撃耐性が必要で、その兆候は強靭(そう)なキラービーのフィジカルからも想像できるし、それが右肩の「鉄」のタトゥーとも嫌らしく符合します。

また、雷忍もしてたけど、両太もものベルトは脚絆(きゃはん)のような役割…つまり、ガチガチのテーピングや北京オリンピックで話題になったレーザーレーサーのような筋肉のサポート機能が運動効率を上げる働きがあるように、脚力の増強をもたらす働きがあるように感じます。そして、この体術特性は雷忍が漏らした「夜月一族」が好んで使う戦法なのかも。一撃離脱のアウトボクサ?

駒のように激しく回転速度を増しつつ矢継ぎ早にサスケに攻撃を仕掛けるキラービー。身体中に七本の剣が突き立っていますから、それが高速回転しながら近付いてくる。キラービーのガタイからして、相当の質量があるものが突進してくるのだし、それを受け止めようにもいなされ、同時に背後からの刃の追撃に曝されてしまう。これが連続して押し寄せるとなると、回避も防御も困難な攻撃法です。

おまけに、この超高速で回転する攻撃法は、もしキラービーが盲目であるなら、もってこいとも言える戦法で、相手が慌てて回避すればその雰囲気や音で方向も掴めるし、視覚が得られない高速回転もキラービーには関係ないわけです。目も回らないのかな?(笑)ちょっと狡いけど鉄壁の攻撃耐性と無尽蔵のスタミナがあるならば、近接戦闘では非常に高い攻撃性を持っていると考えられます。

サスケは持ち前のスピードでキラービーの攻撃を躱すんだけど、キラービーの突進力はそれでは振り切れないようです。ここで、キラービーが一瞬、変化し、右太もも上と右脇に保持していた剣を投げ出します。それをフリーに遺していた両掌に持ち替えて鋭い突きがサスケを襲います。口に銜えた一刀も突きに参加していてかなり広範囲を一気に狙ってくる攻撃です。

サスケは写輪眼を出してその切先を見切ろうとします。次の頁で草薙の剣と共にサスケが吹き飛ばされているところを見ると、どうやら草薙の鎬(しのぎ)=刀身の側面で受け、弾き飛ばされたのでしょう。刺突の怖さはサスケも充分に知ってます。その躱し方も研究してるんでしょう。敵の間合いにある突きは薙いだりいなしたりでは躱せない。サスケは無様に跳ね飛ばされたようですが、水面下の攻防を考えると実はカッコ良い受けなのです。

「サスケ、大丈夫か?」(香燐)

「なんだよ…あの動き
剣筋がまるで読めない」(水月)

香燐には全く解ってないんですが、水月にはこの攻防の高度さが解る。その違いが二人の心配の方向を違(たが)えています。サスケもひるむ事なく写輪眼を展開し、次の手を怠らない。押し込まれたままでは終われない。伝家の宝刀…雷遁忍術…カカシが託した「力」…千鳥。素早く印を結ぶと左手に迸るような雷遁チャクラを集め、一転…攻勢に出ます。サスケは地面に転がる草薙を素早く手に戻し、キラービーに向かって一直線に突っ込んで行きます。

(千鳥…ガード不可の千鳥刀か)(水月)

もしかしたら、序盤の攻防でサスケはこの戦法を使えたかも知れなかったんだけど、それだと首斬り包丁を傷付けてしまうか可能性があるので使えなかったんじゃないでしょうか。剣士にとって「剣」は命にも等しく、それを波の国の再不斬の墓から抜き、継承した経緯を知るサスケとしては無下にもできないわけです。ひけらかしたりしないけど、これもサスケの「優しさ」なのだと、僕は思います。

きっと、あの攻防は水月に首斬り包丁を戻すのが第一義にあり、重吾の回復の暇(いとま)を拵えるのと同様に、サスケが水月に示した「心意気」だったんじゃないでしょうか。だから、サスケは草薙の棟(むね)で対処していた…。サスケって言葉や表情が冷たい分、行動が暖かいから、それに気付いた時に胸キュンが押し寄せて来ます。意外性…?。でも、判る…思いっ切り女子にモテるタイプだ(苦笑)。

<バチィ>

「!?」(サスケ)

「何!?」(水月)

(あいつもチャクラ流しを使えるのか!?)(香燐)

「!」(重吾)

"鷹"の誰もが…サスケすらも確信した勝利が一瞬で水泡に帰します。キラービーの剣もチャクラを纏っていたのです。サスケの「草薙+千鳥」を受け止めるのだから、キラービーが雷のチャクラであるとするならば、草薙の剣以上の業物であるか、サスケよりも強いチャクラを持っている事になるし、こうもあっさりと受け切るにはサスケの強いチャクラ特性を考えると、キラービーが風のチャクラ性質を持っていると考えるのがしっくり来ます。

風は雷のチャクラ特性に優越するので、キラービーが風のチャクラ特性を持ってるとすれば、これ以上のガチガチの剣術勝負はサスケにとっては圧倒的に不利と言えます。サスケも剣技には自信がありそうですが、ここは剣技以外の忍術か瞳術に切り替えて巻き返しが必要なんじゃないでしょうか。でも、プライドの高いサスケが退く事ができるか?サスケのオトナっぷりが試される局面ではありますね。

マイ…蝶のように舞いー♪
尾!のように刺す♪」(キラービー)

ラップもノリノリの絶好調のキラービーの攻撃がサスケに叩き込まれます。今度は七本中六本がサスケの身体にガッツリと刺さってます。辛うじて(キレーな)顔(←か、顔だけは止めて!!私、女優よ!!…笑)は無事みたいですが…。これがサスケの幻術である事を祈りたいんですが、キラービーには盲目疑惑がありますから、瞳術(写輪眼)による幻術が効かない想定もあります。サスケの計算違い(←「!?」)もそれだったりして。

そして、サスケが写輪眼までしか使っていないので、ペインが使う「象転の術」で、それが入れ代わって闘っていて、サスケがちょっと離れたところで印を結んで座っている…と言う希望的観測も、序盤の「"暁"踏み台宣言」や、サスケの性格的な問題で「生け贄」が必要な非人道的な術を受け入れそうにないので、僕的には薄いです。つまり、相当にヤバい。サスケ…マジで、絶体絶命?!

ここはアレでしょ。水月&重吾のタッグが本気出して、キラービーだけでも(まだ次がある?!)退けるべきでしょ。君ら、まだ本気だしてないよね。水月が首斬り包丁を手にする時に言った「それに重吾を仲間に加えるなら、この刀は役に立つ」(第38巻/152頁)は、水月が重吾と闘う為だとは僕には思えないんです。きっと二人のタッグの、すっごい闘い方があるんだと思いたいんですよ。

それに、案外、香燐が強かったりして。キレーなサスケの身体に傷付けやがって…って、キラービーの奥歯ガタガタ言わしたり…(笑)。それに、"鷹"のメンバーはサスケの静かな優しさを感じ取って、やる気出してみろや!!ホントの優しさって、その子がどうしようもなく困ってる時に発揮されるべき「力」だから。いつもサスケがそうしてるように…。

「優しさ」って判り難いくらいのが素敵なのよ。

 
| BLOG TOP |

フカサクは何故、ナルトに「仙術」を教えるのか?

  
「"動くな"」

「自然エネルギーを己に取り込むというのは
それを感じ取り己に吸い寄せることが
できるようになるということじゃ

さらに自然と一体になることで
自然エネルギーの身体への出入りを
自由にコントロールできるようにもなる」

フカサクの自然エネルギーの取り込みの説明を聞くと、既に極意・境地の世界で、その修得が如何に至難であるかは、武道の達人でも何でもない一般ピーポの僕にだって充分に判ります。これってアレでしょ。岩の上に座禅して木化けや石化けするよな静かな心で自然と一体化するみたいな修行でしょ。どんだけ時間かかるのか不安になりますよね。

「あんまり時間かけらんねーのは知ってんだろう!
なんかいい方法はねーのか?」(ナルト)

僕らが次回の衝突までの猶予を一週間程度と考えてるのはペインの検死の結果待ちの都合が主で、直ぐにでも反撃に行きたいのがホントのところ。木ノ葉的には里自体が"暁"の攻撃に曝されるような事はないと安心しているかの様にも見えますが、「火の寺」は角都と飛段に墜とされてますし、脅威はある筈なんです。まっ、それも含めたナルトの焦りだと思います。

木ノ葉隠れだってペイン六道の攻撃があるかも知れない。それに自来也の仇は一刻も早く討ちたい。木ノ葉隠れや妙木山のみんなが怒ってるから…かなり火急の情勢なんです。しかし、それにしてはヤケに時間のかかる修行をフカサクはナルトにさせようとしているんですが、修得至難の「仙術」にフカサクがこだわる理由なんてあるんでしょうか?

「自来也をやったことで
木ノ葉もお前に目をつけている
時間がたてばたつほど
向こうも何かしらの手を考えてくる…
やりにくくなる前に動け」(マダラ)

第407話「ナルトに宛てて」で、マダラ(トビ)がこんな感じにペインを促し、木ノ葉強襲…九尾(ナルト)確保に動きがありました。かつて"暁"の不死者・飛段が格下で非力とも思われたシカマルに完膚なきまでに墜とされた経験を、マダラ(トビ)は重く見ているのでしょう。ペイン自身も自来也に勝てはしたものの「「我らにこの秘密が無ければ勝てはしなかっただろうな…」(第383話「最終章、そして…!!」)っと、思いっ切り辛口でしたね。

得体の知れないペインの強さ…それが「秘密」によって成立しているのだから、そのペインの秘密を暴く鍵が自来也が残した暗号やペイン(弐)の死体であるならば、木ノ葉の準備を恐れ、時間を与えないようにする動きは納得できます。しかし、この場合、マダラ(トビ)やペイン(長門?)が「何」に対して危惧を抱いているか?が重要になって来ると思います。

具体的には、ペイン(弐)の死体が何か重要な糸口を持っているのか?ただ単に時間を与える事が心配なのか?です。もし、ペイン(弐)の検死に脅威を感じるなら一直線にペイン六道がそれに特攻をかけて来る危険性もあります。木ノ葉の内部的な地勢や建築物の情報はある程度、"暁"にも知れてるだろうし、情報部や検死室の場所だって描写からはバレバレですから…。

ペイン六道が木ノ葉で暴れるとすれば…かなりの被害が予想されます…。木ノ葉もバカじゃないし、忍の隠れ里の面目もありますから、迎撃態勢や里のセキュリティを含むトラップ(罠…落とし穴とか仕込み等々)は急ピッチで増設中(或いは完備)でしょうが、ペイン六道と木ノ葉隠れとの正面衝突があるならば、甚大な被害と、見知った顔が見れなくなるような現実と対面する覚悟は必要かも知れません。

逆に、死体を調べたところで何も判らないと、ペインらが高を括っている可能性もあり、その場合は単に迎撃の暇(いとま)を与える事で、不利になる想定を恐れてる事になります。この局面ではワザワザ、正門まで見送られ妙木山に跳んだフカサクとナルトの描写が活きて来て、ペイン六道も木ノ葉をスルーして妙木山のナルト(九尾)を奪取に向かい、「禁術兵器」の完成を最優先に目論むのでしょう。

つまり、あの見え見えのフカサクとナルトの出立が誘いで、ペイン六道を妙木山に導いて討つ作戦と言う見方。勿論、監視役のゼツが鼻提灯でお昼寝してたらアウトですけどね(笑)。フカサクは非常に慎重なタイプで、あまり多くを語りません。例の暗号を解読した文言を見た時も明言を避けるような…シカマルに対して口ごもったような雰囲気のフカサクが印象的でした。

「分からん…
これだけじゃまだ漠然としすぎじゃ」(フカサク)

「じゃあ、何か思うところはあるんスね」(シカマル)

「ペインのことで分かっとることはもう話したのぅ…
死んでも生きかえるような奴じゃ…
憶測だけでは何とも言えんし
この状態でペインを相手にするのは危険じゃ
ちゃんと謎を解かにゃいけん」(フカサク)

第408話「フカサクの提案」で、シカマルがそれに突っ込んでいます。フカサクには断定はできないが、「何か思うところ」があるようです。自来也の次にペインを間近で見たフカサクですから、そりゃいろんな事を感じている筈です。これまでの長い仙人経験からもペインをある程度判別しているだろうと、僕は想像しています。でも、それをダイレクトに表に出さない用心深さをフカサクは持っているのです。

「多少とり込みすぎたぐらいなら元にもどすこともできるがの
自然エネルギーを大幅にとり込みすぎたら
蛙になったまま二度とは元にはもどれんようになる

蛙になったものはさらに自然の一部になってしまうのじゃ…
かつての失敗した修行者のなれの果てが目の前の石像じゃ」(フカサク)

第410話「雲雷峡の闘い!!」で、仙術修行で自然エネルギーをとり込む補助をする"蝦蟇の油"をナルトに塗るんですが、副作用があって蝦蟇になってしまう。そして最後は石化してしまう。その成れの果てが修行上の蝦蟇の大岩だと言う事です。自然エネルギーの取り込みは危険を伴う。それを無条件に与える"蝦蟇の油"は言うなれば"劇薬"なのです。

タレコミでも何件かこの"劇薬"="蝦蟇の油"をペインにかければ大蝦蟇岩の出来上がりでペイン六道は一網打尽…と提案がありました。僕もそう思ってしまいました…。もしかしたら、フカサクはこれを狙っているんじゃないのか?もしかしたら、ナルトに「仙術」を教えるのはただの口実で、ホントはペイン六道を妙木山におびき寄せて"蝦蟇の油"をかけて石化する腹積もりなんじゃ…って。

だから、五代目火影である綱手を、この臨戦態勢の有事にワザワザ正門まで見送らせ、自分も蝦蟇一族との契約書を曝し、随伴するのがナルトであると証明してみせた…ゼツに(脂汗)。自分たちが妙木山に向かう事を教えるようにあの場所で歓談した。だとするなら、痺れませんか?武道の達人が見せる「後の先」。この間合いの取り方に。そして、フカサクの秘めたる握り拳に…。

つまり、ナルトを餌にしてペイン六道を妙木山と言うフカサクのホームグラウンドにおびき寄せて、そこでギタギタのバッコンバッコンにしちゃおうと考えてるんじゃないかと。でも、それだったらナルトにこんなに入れ込んで難しい「仙術」を教える必要はないわけで、ペイン六道を迎え撃つ準備とか、蟲でも食べて腹ごしらえしてれば良い筈なんです。でも、フカサクは喜々としてナルトを指導していますよね。

この姿には別の想像が湧いて来る…。

あの形状、あの波紋模様…!信じられん…!!
あの眼…三大瞳術の中でも最も崇高とされる眼…

輪廻眼!!

忍の始祖とされる六道仙人…
現在の全ての忍術はその輪廻眼を持つ仙人により生み出されたという…
それは世が乱れた時に天より使わされる創造神とも
全てをゼロに戻す破壊神ともいわれる…
神話の如き話だと思っていたが…
本当に輪廻眼を持つ者が存在するとは…

第373話「師弟時代…!!」で自来也が長門の眼…忍の始祖である六道仙人の眼…『輪廻眼』に気付き驚いたシーンがありました。二大仙人も「六道の眼」を知っていましたし、輪廻眼を「六道の眼」と言うくらいですから、六道仙人の事も知っていたでしょう。フカサクと自来也の知識の共有から、六道仙人がいて忍術を創始したという自来也の触れ込みも正確だと感じます。

先にペイン六道の正体にフカサクも「思い当たるところがある」と、シカマルが踏み込んだシーンを引用しました。ペインの力が六道仙人の能力にあると仮定すれば、用心深いフカサクの事ですから公言はしませんが、いくつかの憶測があったんじゃないか。もしかしたら、フカサクは輪廻眼の能力の深層に気付いている?

輪廻眼も「仙術」の一種?!

輪廻眼も「仙術」の一種で、蝦蟇以外の系譜の伝承だったとか。何せ、六道仙人ですからね(笑)。何かしらの仙術の流派があって、それをディチューン?ダウンサイズ?ローカライズ?して、普及させたのが「忍術」だったんじゃないでしょうか。「仙術」は修得が至難ですから、「仙術」の普及版として「忍術」を編み出したのが六道仙人だった?もしそうだったなら…"蝦蟇の油"はペインには効かない。

ここでチクと脱線させていただいて…(笑)。

蝦蟇・蛇・蛞蝓(なめくじ)…鷹?

予言の執行には、人間(忍)を守護する「一族」が関与していて、フカサクの「蝦蟇一族」を筆頭に綱手の「蛞蝓一族」とか、大蛇丸の「蛇一族」などが居るんじゃないかと考えています。特に大蛇丸は写輪眼に見入られたところがあり、そのストーキングが絶妙に予言の一部に絡んでいます。これが偶然じゃなかったとしたら…。

大蛇丸の寝室に写輪眼の巴文様(天の呪印)の飾りがあったり、大蛇丸の家紋はどうやら巴紋らしい描写も残っています。大蛇丸も自分の意志とは別に何かしらの密命があり、予言に関与するような存在だった可能性もジワッと感じたりします。余りにも執拗にサスケに取り付いた大蛇丸とそれを容認したイタチの態度にも少なからず違和感がありました。

イタチも個人の思い入れとしては異例な程にサスケの人生に大きく関与しています。これを平和を愛する者の行い?サスケを思う一心とする美談もあるんですが、黒い脳味噌は「蛞蝓や蛇」と同列に「鷹一族」の存在を強くイメージしてしまいます(笑)。サスケも大蛇丸と殺り合う時に「鷹」と漏らしていたのが印象的だったな…。

写輪眼を「鷹一族」が管轄するとして、輪廻眼には他に居るんじゃないかと考えたり。そもそも「予言」自体が胡散臭くて、世界を乱してるのが「予言」なんじゃないかと、どうしても思えるんです。「予言」がなければすっごく平和じゃないか?って思いませんか(笑)。もしかして、壮大なヤラセなんじゃないかと疑ってしまいます。

で、ここでフカサクが薄らとでも「輪廻眼」の能力。つまり、ペイン六道の正体に気付いてるとして、その上でナルトに「仙術」を本気で修得させよとしてるなら、「仙術」でないと勝てない相手と、ペイン六道を認定してると考えられると思うんです。そこを起点に、フカサクがナルトを妙木山に招き、修行を付けている現状に整合性が生まれます。

そして、フカサクはナルトを自来也に重ね、心意気に胸を高鳴らせ、更には自来也をも超える期待をも感じています。自来也の「仙術」は不完全な部分が多く、仙術チャクラの練り込みには多分に問題がありました。きっと、ミナトはそこが完璧にできていたんだと思います。だから、それを恐れた何者かが「九尾事件」を起こした…。

「オレの忍道はエロ仙人と同じだ!」(ナルト)

「よし!またしてもよお言うた!」(フカサク)

ペイン六道を打倒する為に「仙術」の修得が不可避なのだとすれば、何としてもナルトはこの至難のノルマをクリアしないといけない。でも、何だか不思議なんだけど、出来ちゃいそうな気がしてしまうんです。そんな気がしませんか?フカサクとナルトのやり取りがもの凄く小気味良くないですか?何か楽観的になっちゃう。それがナルトの魅力なんだろうな…。

 
| BLOG TOP |

| BLOG TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。