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第422話「カカシVSペイン!!」


<パラ><パラ><パラ><パラ>

「うっ…うっ」(木ノ葉の忍A)

<プリ><プリ><プリプリ>

「ハァ」「ゼェ」

探索班の小南…木ノ葉隠れの一角で、「式紙の舞」で数名を捕縛。その一名に取りつき尋問をしてるようです。小南の特性は「紙」だから、火遁で燃やしちゃえば良いんだろうけど、ヒラヒラと舞う紙が至近に無数に広がっているので燃やせずにスルズルと捕まっちゃうんだろうな…と思います。当然、紙にはチャクラが宿っているだろうから強度もありそう。

それがあれよあれよと言う間に身体に纏わり着いて一巻の終わり…。身動きが取れなくなって忍が無力化するのは「印」を結べないからで、手練であればこうなる前に対処する筈。自来也は油特性(恐らく油を吹く蝦蟇を体内に"寄生"、或いは"口寄せ"していた)があり、小南とは相性的には自来也が絶対有利だったんだけど、それ以上に初動の対処が抜群に良かった。

小南と相性が良い(有利)忍って…木ノ葉の忍だと神月イズモの「水遁・水飴拿原(みずあめなばら)」なんか良いかも。紙と言えども不燃紙と言うのもあるし、自来也の「火遁・炎弾」でも多少燃えた程度で延焼しなかった所を見ると、火遁対策を施しているようですから、自由に動き回らせないような状況に追い込む事で小南は封じる事ができると思います。

「うずまきナルトはどこに居る?」(小南)

「ハァ」「ハァ」「ハァ」「ハァ」

「くたばれ…」(木ノ葉の忍A)

拘束した木ノ葉の忍(一般市民は探索の対象外になってる筈です。特に小南たちは元々難民だったし、無益な殺生はしないと思いたいし、情報を持ってるのは忍だけだと想定してる筈です)に尋問するも、けんもほろろ(笑)。それで小南が怒って懐中電灯を取り出して下から照らしているんではなくて、多分、この忍が自爆したんじゃないかと思います。奥歯に起爆札を仕込んでたとか。

小南の右眼が無いのは「式紙」への移行の描写であると、僕は考えます。小南がペラペラの紙に分裂する特性を発揮できるのは、それをコントロールする「核」が存在している筈です。単純に右眼に「核」があって、それを最初に逃がした?と考える事もできます…ま、僕の予想では小南の髪飾り(自来也の乾パンの包み紙で折ったもの)か、口ピ(アス)なんですが…どうでしょう。

それと…老婆心ながら…お腹がペコペコだった自分達に乾パンを分け与えてくれた自来也に、その包み紙で花を折ってプレゼントしようとした…あの優しい小南のドス黒い変わりっぷりと、この行いを「夢ゾウ」のガネーシャが見たらきっと「自分(←関西弁の"君")…ペラッペラやな!!」と呆れるんだろうな…と考えてしまうケルベロスです…(笑)。




さて、場面は別の戦場に…。餓鬼道が「封術吸印」(例の術を吸引する結界)を張って、取り囲んだ木ノ葉の忍達を驚かせているところです。しかし、この特性は自来也戦で既出であり、フカサクから綱手に報告済みの筈だから、対策のシミュレーションくらいは行われていて、何パターンかの対処法は周知されていて然るべきだと思われるんですが、その描写が無い(汗)。一体、どうなってるんだ!!

木ノ葉隠れが忍界でブイブイ言わせてる割には、情報や命令の伝達に問題が多いと感じるのは僕だけでしょうか?(笑)指揮系統も何だか怪しいし、例えばエマージェンシーシーケンス(緊急事態対処)などの定型化された行動も見て取れません。或いは有事には各個の判断に従い行動するのが木ノ葉流なのか…。ま、近代戦的ではないけど、それが「火の意志」なんだろうか…とも思えます。

<ドシゥゥ><ウウウウッ…>(餓鬼道)

「こいつ…術を吸い取りやがる…」(木ノ葉の忍B)

直接攻撃しかないな…」(木ノ葉の忍C)

こんな風に木ノ葉の忍が手探りで戦っているのが解せないところですが…(笑)、「封術吸印」(ふうじゅつきゅういん)とは「体内のチャクラ循環を逆回転させ、自らに向けられた相手の術を吸い込む」と「者の書」(296頁)にありますから、物理攻撃であれば有効と考えて良いでしょう。自来也の「仙法・五右衛門」もチャクラが生み出した「油」だったと考える事にしましょう(汗)。

もっとも、ペインには標準装備の「血刀」があり、接近戦においては脅威がないわけではありません。しかし、一度に同時攻撃を仕掛けられれば、単体で居る限りは倒せない敵ではない…単体のペインはそれほど強いとは思えないです。しかし、周囲を取り囲まれた餓鬼道は不敵で、特に別段、窮したようでもありません。まだ、別の隠し球があるからなのか?それとも「恐怖」を持ち得ない?

餓鬼道は揺動班だったので、こうして木ノ葉の忍の注目を浴び、引き付けるのが仕事だから、現状は任務遂行上は役割を果たしてる事になるんだけど、どう考えても不利な状況でここまで不敵なのは「死」が自分にとって意味を持たないからじゃないでしょうか。ただのラジコンヤローだから、怖がらない…。やはり、この描写からはペインの個々には「命」がないとしか考えられないです。

僕だったら、チャクラに頼らない…例えば「起爆札」をてんこ盛りにして四方八方から一斉に投げるな。チャクラが発生させる現象でなければ吸印できないのであれば有効な筈です。よく考えると、こんな風に忍の里に真正面から攻撃を仕掛けるのって自殺行為に近い筈なんだけど、それをペインが敢えて行ったのには何か「意味」があるんじゃないでしょうか。そうじゃないとオカシイ…。

もしかしたら、九尾捕獲だけが目的じゃない…?



またまた場面が変わって、木ノ葉の何処かの居室内。窓越しに輪廻眼が覗いています。居室内には探索班の地獄道。やはり、木ノ葉の忍を尋問しています。地獄道は自来也に殺された筈の畜生道、人間道、餓鬼道を復活させた能力者ですが、今の所、分かってるのはそれだけ。木ノ葉に送られた畜生道(一人目のポニテ)の胸には石剣の刀傷が皆無だったので、あの「死」には疑念があります。

そもそもチャクラを自前で練り込まず、高周波チャクラ受信・復調で外部から受け取ってるのだとしたら、幻術によるチャクラの撹乱は効かないか、速攻、復帰が可能の筈なんだけど、「魔幻・蝦蟇臨唱」(まげん・がまりんしょう)には呆気なくハマり、自来也にとどめを刺された描写だったんだけど、もしかしたら、返されてた?二大仙人も自来也も逆にハメられてた可能性って…。

ここは微妙で難解。自来也に殺められた三体のマントは六道の「見栄切り」では刀傷の痕がありました。そこに地獄道が来て何やら作業をしてるんです。でも、人間道の自来也の蹴りで潰された両眼は治癒していなかった。しかし、検死された畜生道(ポニテ)の胸は無傷。これから地獄道が何をしたのか?を考えればその能力が見えるんでしょうが…<プスプス…>←脳味噌沸騰中(笑)。

「うずまきナルトは
この里にいるのか居ないのか…
どっちだ?」(地獄道)

「くっ…知らない」(木ノ葉の忍D)

地獄道が見せる輪廻眼の怖い顔って、オデコに「王」の文字もあるし…「閻魔(えんま)大王」じゃないか?確かに「地獄の主」或いは「地獄の神」とも言われていますが、「死者の生前の罪を裁く」のが仕事。よく「ウソを付くと閻魔様に舌を抜かれる」(←こんなのも今は昔か?)…なんて子供の頃は脅されましたが(怖)、今はそんな事も忘れてウソばかり書いてます(笑)。

「我々はペイン…神だ!」(天道)

日本仏教においては「地蔵菩薩」と同一とされ、地獄と浄土を行き来する(閻魔の本地が地蔵菩薩にある説)「菩薩様」…平たく言えば「神様」(みたいなものだ)。それを使役するペイン・地獄道って、何様なんだろう?って思ってしまいます。ホントに輪廻六道に符合したそれぞれを総(す)べる神様を召還できる立場にあるとするなら、天道の言葉は真実(第41巻/10-11頁)。

でも、当の閻魔様と思われるイメージも「輪廻眼」。六道仙人が「乱世において天から遣わされるという…創造神とも破壊神とも…」(者の書/182頁)と言う存在であると受け入れてみると、ペインが昔言った「世界を征服する…」(第36巻/184頁)を否定する事になるし、自分を自分で「神様」と言うならチャッチャと世界を更地(さらち)にすれば良いじゃないか!

神様が何で"尾獣"のチャクラに固執し、それで「禁術兵器」なんて造る必要があるのか?それが繋がらないし、もっと解せないのはマダラ(トビ)と言う正体不明だけど、写輪眼を持つ一人の忍に従っている…神様を手下にするマダラ(トビ)が凄いのか?一介(いっかい)の忍に従う神様=ペインの腰が低いのか?もう何が何だか解らない!!<プスプス…>

しかし、ペインが「痛み」に囚われている描写が数多く存在する事からは、ペインが「その程度の存在」とも考えられます。何故かと言うと、痛むには「肉」が必要だし、それを感じる「心」が存在すると言う事です。これって、まんま「人」な訳で、その観点からペインを見るならば、ペインもまた「人」であり、悩み苦しみもがく矮小な「命」と言えますまいか…。

ペインが使う「神」は「スケープゴート」としか思えない…。



蹂躙される木ノ葉の里。傷付き倒れる忍達。激しい戦火を見下ろす火影の司令塔の屋上に綱手と暗部の一個小隊が居ます。背中に長刀。木ノ葉ベストではないデザインのボディアーマー。大きめの手っ甲(てっこう)。うちは虐殺でイタチが身に着けていた標準的な暗部の装備です。多分、素顔はお面に隠されている筈。全ての「しがらみ」を排し任務に徹する為に…。綱手の護衛に就いてる?

(口寄せの術!!)<バン>(綱手)

<ボフッ>(カツユ)

「これから木ノ葉に居る忍や
一般の者達を含めて全員に付け!
私のチャクラを受け取り
全員の怪我を治療しろ!」(綱手)

綱手は("尾獣"や人外系の強化方法に頼らず、人の身でありながら)チャクラを貯蔵する能力なり方法を持っていて、膨大なチャクラを有しています。それを利用して里全体をカバーするような治療システムをカツユと構築できるようです。多分、それに専念する為に暗部の一個小隊を護衛に就けたんだと思います。怪我を治療する事で守る…これが綱手流なのでしょう。

しかし、三竦みで見せた「陰封印・解」(闘の書/201頁)と言えども有限だろうし、木ノ葉隠れ全体をカバーするともなると、幾ら何でも…なんだけど、そこはカツユのサポートがあって二人の合作的なシステムなんだろうと思います。カツユ自体にも治癒能力があるんだろうし、自然エネルギーの取り込みだって可能かも知れません。恐らく、その為のカツユなんだと思います。

里のピンチみたいですね…」(カツユ)

「いいからさっさとしろ!」(綱手)

「分かりました」(カツユ)

<モコ><モコ><モコ>(カツユ)

<モコ><モコ><モコ>(カツユ)

<バラバラバラバラ>(カツユ)

しかし、木ノ葉隠れ全土なんてどんな風にカバーするんだろうと思ってたんですが、カツユには「蛞蝓大分裂」(かつゆだいぶんれつ)があったか。これは敵の打撃などの物理攻撃に対応する為以外にこんな使い方も可能だったんですね。そして、無数に分裂したカツユが木ノ葉隠れのあちこちに散らばって行きます。でもこんなデカイ蛞蝓(なめくじ)があちこちに居るのも怖い?僕だったら怖くて泣いちゃうと思います。

それに、「舌歯粘酸」(ぜっしねんさん)と言う強力な酸による攻撃もできるので、ペインに対する脅威にもなり得ます。岩を一気に気化させる超高濃度の酸ですから、しかも「初期(予備)動作」がない…不意打ちみたいな攻撃ですから、視野共有のあるペインと言えども、出会い頭では避け切れないでしょうし。ま、マンダはあっさり避けたけど、それは大蛇丸が居たからだから…綱手の手の内を大蛇丸は熟知してたんです。

(何が何でもこの里は守る…火影の名にかけて!)(綱手)

<ズズズズ>(カツユ)

木ノ葉の町中にカツユの大分裂した体長2~3mはあろうかと思える蛞蝓(なめくじ)がウゴウゴと這う姿に、木ノ葉の忍が注目はするものの、怯えて逃げ惑うような描写はないので、カツユは木ノ葉にとって周知であり、味方である事を認識しているように思います。でないと、マジ、怖い(筈)。僕だったら速攻逃げるか、塩を蒔きます。ここでペインも同じ事してたら笑えますよね。

綱手も火影岩に彫られた一人。五代目火影。初代から四代目までは既に戦死しています。カツユのアシストはある(考えられる)とは言え、木ノ葉隠れ全体の怪我人を治療する行いには綱手の「覚悟」を感じます。綱手の顔岩に亀裂が入らないように願います。三代目の「屍鬼封尽」では思いっ切り亀裂が入りましたよね(第14巻/170頁)。これは決定的な火影の「死亡フラグ」なんですよ…。

だから<ピシィ…>はヤバい。




<ドウ>

またまた場面はスイッチして木ノ葉某所。デカイ爆発を発見したチョウザとチョウジを含む二個小隊規模の7マンセル。ポッチャリ系が多いので秋道一族を中核にした小隊だと思われます。ここでふと思いついたんですが、木ノ葉と言う集合体の中の「一族」が有事の行動単位として取り決めがあったんじゃないでしょうか。元々は一族単位が忍の基本構成だったし、意志の疎通も早いから淀むこともない。

「あそこか…」(チョウザ)

「!」(チョウジ)

「行くぞ!」(チョウザ)

小隊の誰もがこの爆発に反応し、何かに急き立てられるように先を急ぐのは、爆発の方向に意味があったと言う事でしょう。つまり、凡(おおよ)その位置を把握している…目的の場所があると言う事です。そして、そこで大きな爆発が起こった。この小隊にとってその爆発に意味があったとになります。それが小隊の任務であるとすれば、要するに「増援」…しかし、誰の…(薄笑)。

勿論…「あのお方」に決まってるじゃないですか!!

<バッ>(もらった!)(カカシ)

<ブン>(カカシ)

<サッ>(修羅道)

(こいつ前を向いたままで…)(カカシ)

恐らく先の爆炎に紛れてカカシが修羅道の背後を取ったのでしょう。右手には既に「雷切」を宿しています。そして、その切先は修羅道の心臓に確実に向かっている…。しかし、それを予測するように修羅道は軽やかに躱します。一見するでもなく、カカシのスピードと隠密性を持ってしても捕らえられなかった修羅道。カカシはそれに驚くんですが、この程度の情報はカカシも持ち得た筈です。多分、カカシは自分で確かめたいんでしょう。

「奴らの目はリンクしとる!
視野が繋がっとって共有しとるんじゃ
ペインを相手にするときは
一対一にもってくのが基本戦術になるけん
覚えとれ
奴らは一個体につき一系統の能力しか使えん…
その能力を見極めるのが肝心じゃ」(フカサク)

ま、ここでフカサクの齎(もたら)したペインの情報を思い出すんですが、カカシにあっても俄(にわか)には信じがたい情報だったのでしょう。だから、確かめてみたかった。カカシは冷静にペインを分析してるんですね。僕らはカカシの登場で一気に心配性になってしまったけど、カカシはペインの「謎」を解き明かすべく粛々と行動してるんです。それを信じ通しましょう!!

<ザッ>(修羅道)

<ザザザッ…>(カカシ)

(こんな奴を六人も相手してたのか
自来也様は…
まともじゃないね…どーも)(カカシ)

カカシの「雷切」を躱した修羅道が天道の全面に移動。カカシも用心深くかなりの間合いを取ります。やっぱり「百聞は一見に如かず」であり、何事も自分の目で見て初めて納得できる。カカシもやっとペインの不可解さが理解できて来たようです。外見が如何にも「人」然としてるので、見紛い易いですが、ペインは今まで出て来た"暁"の中でも一番の人外と言えます。

その人外と人の身で戦う事を逸早く認識しないとエラい事になります。こやつらに「常識」は通用しない。そこを起点に作戦を練る必要があります。自来也はそこに辿り着く為に多くの時間を費やしてしまった。それがペインに対する敗因でもあり、同時に、そこで得られた情報が今、こうしてカカシの考量を短縮しています。それが自来也の「滅私」の賜物である事を忘れてはいけない。

<ガッ>(修羅道)

「!」(カカシ)

<ズズ…><ズズ…>(修羅道)

<ズッ><ズッ><バッ>(修羅道)

ここで、徐(おもむろ)に修羅道がマントを脱ぎ始めます。オイオイ…と思ってたら顔が三つの、腕が六本に変態します。差し詰め「阿修羅・三面六臂(さんめんろっぴ)」(仮称)。やはり、「阿修羅」とは輪廻六道の修羅道の主であり、「八部衆」に属する守護神であり、大乗仏教においては「人」と「畜生」の間に身を置く闘神とされています。修羅道はその「阿修羅」の姿に変態しました…。

阿修羅の「三面」には「笑い」「冷血」「怒り」があるとされ、それを修羅道も模しているようですが、不遜(ふそん)な行いだと思います。地獄道の閻魔様でも思ったけど、それは修羅道の「阿修羅」も同じで自らを「神」であると言うならば、何故、人と戦う必要があるのか…何故、人と同じ地平に立たねばならないのか…その行い自体が「ペイン六道」の全てを否定するかのように感じます。

何処の世界にラジコンで動く神様が居ようか…ましてや、それが「世界征服」などと言う人が持ち得るような「野望」(僕だって小学生の時には一度や二度は考えたもんです…笑)を目標に据える辺りは小さ過ぎる。マジで、ホントの「神様」が『NARUTO -ナルト-』を見たら怒る!!(笑)。それに背中からノコギリみたいな刃物まで出して、それで何をするつもりなんだ!!ホントに怒るぞ!!(笑)

"暁"のマント脱ぎは「死亡フラグ」でーす(笑)。


<スッ>(天道)

「!?」<グン>(カカシ)

<グイ>(体が引きよせ…)(カカシ)

<ギュン>(天道)

(そうか…こいつの能力は…!)(カカシ)

カカシ、修羅道、天道とほぼ一直線に並んでいて、これは火器を使用する近代戦においては考えられない陣形と言えます。味方と同一線上に重なると同士撃ちの危険もあるし、敵の攻撃の効率も上げてしまいます。ライフルなどの火器が存在しない忍の戦いにおいてはその限りではありませんが、密集隊形そのものが見晴らしの良い場所では有利には転ばないです。

天道が右手をカカシの方に翳(かざ)したかと思うと、カカシの身体が吸い寄せられます。これまで吹き飛ばしはあったけど、こんな吸引はなかった…。これじゃまるで超能力(サイコキネシス=念動力)。カカシは為すすべも無く…まるで磁石に吸い寄せられる砂鉄のように、無力に吸い寄せられます。天道とカカシの間には修羅道の「三面六臂」の鋭い刃が待ち受けます。

つまり、天道と修羅道の不可解にも思える密集隊形はフォーメーションだった訳です。天道の能力によって、安全圏とも思える間合いが一気に縮まる…それを見越した修羅道の変態だったのです。しかし、先の「吹き飛ばし」と言い、今度の「吸い寄せ」と言い、賢いカカシの前でそこまで曝したらバレちゃうでしょ(笑)。カカシには天道の能力の本性が解ったようです。


<ガッ><シュッ><グルルッ>

(ペイン…
こいつら相手に一人で戦っても勝機はない
仲間に増援の連絡…
こいつの能力も伝えなきゃ!
この体でできるところまで…)(カカシ)

ああ…やめてェーッ!!変な事、想い出したしたり(走馬灯?)しないでェェェェェッ~!!!!!忍具ポーチからチェーンを取り出して、近くの瓦礫に巻き付けて天道の「吸い寄せ」に対抗するんだけど、抗い切れそうにない…。おまけに修羅道のノコギリ風の刃が確実に迫っています。ああ…やめてェ~ッ!!もう許してェッ!!地球でも何でもあげるからカカシ様だけは許してェッッッ!!およしになってェェェッ!!

でも、カカシの(この体でできるとこまで…)ってのが、何だか引っかかりました。しかも、カカシのマスクは少しも綻んでいませんし…。ちなみに角都戦では切れ目が入ってあと少しでカカシ様のご尊顔が見れそうになったんですが、あの時はまじヤバかった…。間違いなく、カカシのマスクは「死亡フラグ」。それが今回は無い。だから心配はしてないんですが…(滝汗)。

<ガクン><ザザザ…>(カカシ)

<ギン>(天道)

「くっ…」(カカシ)

<バッ>(カカシ)

そんなお約束に全くお構いなしなのが天道と修羅道。大概にしとけやァァァァッ!!!カカシにそんなでっかい刃物刺さったら痛いだろうがァ。容赦ない天道の「吸い付け」がカカシを崖っぷちに…。しかし、これが超能力でないとすれば、何だろう?カカシは解ったみたいだからチャクラを基にした忍術である筈です。もしかしたらチャクラの「陰陽」の性質変化に関係してる?

自来也の回想に拠れば、長門は6種類の性質変化が出来たと言うから、対象のチャクラ性質を判別して、それと同質で同じ極性(陽:陽/陰:陰)のチャクラ性質を発生させる事で、反発させるのが「吹き飛ばし」で、同質で逆の極性(陽:陰/陰:陽)のチャクラを発生させる事で吸引するのが「吸い寄せ」なんじゃないでしょうか。

もしかしたら…もしかして…(汗)。

(しまっ…)(カカシ)

<グサ>(やめてェェェェェェェェェッ…!!!!!……)

<バチ><バチ>(カカシ)

<バチチチ>(カカシ)

「!」(天道)

<バチチチチチチチチチチチ>(カカシ)

(雷遁影分身…)(修羅道)

修羅道って普段からちょっとイッチャッタ系の目付きだから解り辛いんだけど、電撃で麻痺しています。きっと雷遁チャクラがノコギリ状の刃物を伝搬して修羅道を痛めつけてるんですね。天道は離れているから無事だった。吸引中は例の「拒絶」も出来ないのかも知れません。すっごい焦って、もうナル×ジャンも閉めてしまおうとすら思いましたが、これはカカシの「雷遁影分身」のフェイクでした。

良かった…ホントに良かった…。まさかこんなに早くお別れがやって来るなんて…(汗)。もう三日分くらいの汗をかいてしまった。掌も汗でベトベト…。そう言えば、修羅道が阿修羅に変態する前に間合いが切れた時、カカシの左肩口に「血刀」に刺された傷が無かったので変だな…と思ったんです。影分身は発動時の実体を写し取る忍術だから、忍具などの装備品以外にも「傷」も再現される筈なんですよ。

それがない…と言う事は、この雷遁影分身はカカシがペインの「血刀」に刺される前に発動した術であるとも言えそうです。べ、別に木ノ葉ベストが無用な出血を抑える為に傷が自然に塞がるような構造になっていて…と言うのもヨカですが、こんな風にカカシだったら、多少のチャクラは犠牲にしてでも未知の敵に対して用心深く付き合ってる可能性は充分に感じますもの。だから安心してて良いと思うんです。

「!」(天道)

<ズン>

<ザッ>(天道)

<ズン><ズン>


「…これで一匹はやれたなカカシ」(チョウザ)

次の一瞬、何か巨大なこん棒のようなモノがペインの直上から襲います。カカシにこんな術、あったっけ?と不思議に思ってたら、チョウザ&チョウジの「部分(超)倍化の術」に拠る強烈な巨大拳の一撃でした。そして、これによって修羅道はぺちゃんこで戦死?(汗)(←ここで安心できないのがペイン六道だけどね)一方、天道はこの一撃を横っ飛びして回避しています。

あれ?「拒絶」しなかった…。例の万能のチャクラのバリアみたいな吹き飛ばしで防げなかったんでしょうか。この描写はデカイ。恐らくカカシの中にあった「天道の能力」に対する仮説はこの描写によって盤石になったことでしょう。カカシには秋道一族の「倍化の術」の仕組みは凡そ解っているでしょから、ここで天道が「拒絶」しなかったことで、仮説は立証されてる筈です。

多分、次の描写でカカシがチョウザ達に天道の能力を説明してくれると思います。僕はチャクラの陰陽絡みの能力だと踏んでるんですが、あとはカカシにお任せするとして、修羅道なんですけど、あれをもっと…こう…細切れにまで粉砕して行ったら果たして復活できるんでしょうか?或いは口寄せ動物に食べさせるとか、燃やしちゃうとかして身体そのものが無くなったら…<プスプス…>。

それに、自来也戦では仕留めた筈の三体を地獄道が復活させた(ような)描写がありましたが、彼がいないとペインは復活できないんでしょうか?僕の仮説では高周波チャクラを受信して動いてるラジコンヤローなので、「死」というものがペインにはない…と言うか、体中に埋め込まれたピアスがある限り動ける筈なんですが、修羅道はペシャンコになって沈黙している。

だから、ここで動かなくなった修羅道で徹底的に実験して欲しいところです。案外、脇の下とかを<コショコショ>したら、堪らなくなって動き出すとか…(笑)。ペインにとっての「死」とは何なのか?これを知る為にも実験をガツガツと旺盛に行って欲しいです。それにチョウザが修羅道は仕留めた…みたいな認識でいるなら、カカシは真っ先に注意喚起を促すべきだと思います。

取り敢えず、修羅道に起爆札1000枚!!<ペタペタッ>

<スス…>(チョウザ)

<ガラ…>「こっちも準備はしてたんですけどね…
チャクラ温存できて助かりました」(カカシ)

先に、天道の吹き飛ばしで潜った瓦礫の下からカカシが再登場。やはり、あの爆発に乗じて影分身と入れ替わったのでしょうか?ここで左肩口が微妙に隠れてて「血刀」の痕が確認できませんでしたが、もし「血刀」に刺された痕がなければ、それ以前から影分身を出してた可能性も出て来ます。元々、カカシはこの場所に潜んで居た…?!

そして、カカシは常にチャクラ残量を考えながら戦闘を組み立てている事に気付きます。それが一般的な忍の「枷」(かせ)な訳で、逆にペインの戦法にはその「枷」を感じませんし、「死」に対する恐怖心も皆無です。ただ、天道に関しては微妙に感情の起伏や機微みたいなものを感じるので、他の六道とは違っているかも知れません。

カカシが右手に「雷切」をちらつかせるのは「雷遁影分身」で動きが停止した敵を「雷切」で仕留める必勝パターンがカカシにはあった事を臭わせます。やはり、一対一であれば能力の知れたペインであれば倒せそうですね。問題は「死んだ」とされるペインの身体の処理にあるような…。ここで気を抜いてはいけないと思うんです。

きっと……後…悔…する…ことに…(笑)。



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ユウダチは何故、幻術プロテクトを掛けられたのか?


木ノ葉の情報部で雨隠れの下忍を取り調べると言う事だったので、イビキが自来也の仇討ちのようにギリギリと下忍=ユウダチの頭にネジ穴を穿っているのを想像してたんです…実は…。そりゃもうすっごい事に雨隠れの下忍がなってて…爪とか全部無くて、歯の神経に針刺したり…あんな事やこんな事も…「も…もう許して上げてェ~ッ!!堪忍して上げてェ~!!」と、心の中で叫んでました(笑)。

自来也の「蛙変えるの術」で蛙に変えられて木ノ葉に搬送されたのが「ユウダチ」で、その拷問に堪らずゲロッた髭面が「リュウスイ」と言う名前で、「者の書」(188頁)の「登場キャラクター詳細リスト」に提示がありました。他にも、「こんな名前だったんだ…」ってのがあるので、是非読んでみて下さいね。ちょっとした解説もついていて面白いです。

そして、そこにリュウスイは「最後まで意思を貫いた」みたいな事が書いてあったけど、それは自来也が無理矢理に吐かせるような行ないをしなかったからなんだな…。自来也ってその最期まで正々堂々とした人物だったからね。惜しい人を僕たちは失ってしまった。ちなみに、ユウダチもリュウスイも下忍。要するに下っ端(末端)と言う事だと思います。

でも、実際にはユウダチは変な装置に収まってるし、頭に手を当ててるのはいのパパのイノイチさんでした(笑)。多分、変な装置が生命維持装置で、下忍が絶対に死なないように幻術トラップによる自死の阻止をしつつ、いのいちの特殊な秘伝忍術の応用で精神世界に侵入する…ある意味、ソフト?な尋問でした。そして、ユウダチの精神世界の深層に潜ったいのいちが見たものは…。

「ダメだ…
誰かが頭の中にプロテクトをかけてる
これを潜りぬけるのは難しいな」

(これほどの幻術プロテクトを…
どうりで自白剤が効かないわけだな)

ユウダチの頭の中には無限とも思える障壁(障子)が設置されていて(第418話/「仙人ナルト!!」)、いのいちの潜行を阻むかのように立ちはだかっていました。いのいちもその厳重さに驚きを隠せず、弱音すら吐いています。もっとも、この前に自白剤を飲ませてるようですし、イビキが何もしてないんじゃなくて、散々責めた挙げ句に何も吐かなかった…イビキの物理的な責めでは、どうしようもなくていのいちが登場したと…言うところでしょうか(汗)。きっと、無茶したんだろうな…(脂汗)。

ユウダチは知られてはならない「秘密」を持っている!!

知られたくない「秘密」があるから金庫に鍵を掛ける訳で、ユウダチが何ら「秘密」を知り得ないんであれば、そんな面倒な事はしないものです。自来也に吐いた下忍…リュウスイは大した情報は持ってませんでしたから、ユウダチも同じようなもんだろうし、この場合は金庫に鍵を掛けるんならば「何かある?」と疑われても仕方ないですから、それを逆手に取って調べようとする敵を幻術にハメて被害を与えるようなカウンター攻撃の線を疑ったりしました。

「…西の一番高い塔
ペイン様は居らっしゃる
…と言われている」

それでも、自来也の尋問でゲロッた髭面・リュウスイ(第40巻/178頁)のペインの情報だけでも木ノ葉に取っては有意かな?とも思いました…一時は。ペインがいるとされている場所=「西の一番高い塔」に何かある!!と言う事になって、木ノ葉のスペシャルフォースが赴くと言う流れもあるんじゃないかと思った訳です。でも、子の時、リュウスイに幻術プロテクトが掛かってたとすれば、こうも簡単に吐いたネタは明かしても差し支えない程度の情報(←プロテクトが掛かってない)と考えた方が良い。

あの時、自来也は「蛙変えるの術」で脅しただけで、それは幻術系要素は含んでは居ませんでした。何より、自来也は「ワシは幻術がからっきしですがの…」(第41巻/160頁)と、二大仙人に吐露したように幻術のスキルは全くと言って良いほど無かったですから。つまり、リュウスイは蛙に変えられるのが嫌で取り敢えずテキトーに吐いたのであって、幻術プロテクトはその時点で機能していた筈で、リュウスイが吐いたのは肝心の「秘密」ではなかったのだと、僕は思う訳です。

ちょっとシズネからアプローチしてみましょう。

「コレ(←ペインのピアス)
高周波チャクラを受ける復調装置だったんだ」

シズネがペインのピアスの機能を突き止めましたが(第420話/「戦場、木ノ葉!!」)、ここで「高周波チャクラ」と「復調装置」とワザワザ、シズネが言ったのがポイントで、これはペインにチャクラそのものを遠隔地から供給している事実を提示しているんだと、僕は思います。つまり、ペイン各個にはチャクラを練っている訳じゃない…と言う事です。ま、情報信号も同じ理屈で受信してるんでしょうけどね。

この場合の「復調」とは「発電」に似ていて、「高周波」から連想されるのは明らかに「交流」であり、簡単に言うとマイナスとプラスが激しく入れ替わる「波形」です。マイナスとプラスとはチャクラの「陰」と「陽」の性質変化で、それの切り替えを極端に速くしたのが高周波チャクラで、電線(経絡系)から飛び出し自由に飛べるチャクラの「電波」。光は(陰として)見えるけど、電波は見えない。

その高出力の高周波チャクラを通常の忍術チャクラに変調するのが「復調装置」である件の「ピアス」で、陰陽の変化を利用して別の波形を生む…発電する事が理論的には可能だと思います。逆に言うと、ワザワザ高周波チャクラに変換するのは飛ばす為と不可視の状態にする為と言えます。傀儡の術の「チャクラ糸」だと白眼や写輪眼に感知されるけど、高周波チャクラは見えないのでしょう。

これはペイン六道を最初に察知した結界班に白眼が居るにも関わらず高周波チャクラを感じなかった描写(第419話/「襲来!!」)で明らかです。カカシも天道のチャクラ受信を感じてないし(第420話/「戦場、木ノ葉!!」)、端っから写輪眼や白眼の不可視領域にある波長を選択して秘匿している為で、ECM/ECCM(電子戦)を念頭に置いたシステム設計が為されているのだと思います。

ちなみに、ECM(電子対策)/ECCM(対電子対策)と言う表現は古いみたいで、現在は「電子攻撃」(EA, Electronic Attack)、「電子防護」(EP, Electronic Protection))、「電子支援」(ES, Electronic Support)と呼ばれるようです。でも内容的には一緒で、電子戦の対策とその対策に対する対策で、例えれば「クロスカウンター」に対する「ダブルクロス」「トリプルクロス」と言う感じですね(笑)。木ノ葉の「結界班」にはそっち関係のノウハウがワンサカあると良いな…と期待しています。


「完全に死んだ奴を
三人も生き返らせる術やこうあるかいな!!?

シマがその直前に殺した筈の三体(修羅、人間、餓鬼道)の復活に取り乱しています(第41巻/188頁)。シマがここまで言い切るんだから、忍術でも仙術でも不可能なんでしょう。でも、ペインは生き返った…。こう言う場合は「最初から死んでる=生きてない」…「ペイン=死体」と考える事に、僕は徹しています(笑)。過去に考察した「飛段」もそれで片付けちゃおう!!って思ってますんで(笑)。

基本的に精神エネルギーと身体エネルギーを練り込んだものがチャクラ(忍術チャクラ)ですから、忍術を発揮する為にはその二つが必要です。それは精神と肉体が共に在る状態…つまり、生きてる必要があります。ペインは恐らく「死体」を動かすシステムで外部からチャクラの供給が必要で、それを行うのが体中に埋め込まれた「ピアス」だった。それをシズネが見つけたのです。

しかし、そのチャクラをどんな風に作ってるのか?僕はそこを見逃していました。先にも書いたように「チャクラ=精神e+身体e」ですから、絶対に「生身」が必要なんです(サソリですら最小限を「コア」に格納していました)。『NARUTO -ナルト-』の世界観にあるテクノロジーでは、機械的にはチャクラを生み出す事は出来ない事になってる筈です。映画とかは考察の対象として考慮はしていないので…(汗)。もしあっても…知らん(笑)。

しかも、恐らく遠隔地に「高周波チャクラ」を飛ばす必要がある(受信機であるピアスがある)。そして、それを六道それぞれに受信させて高度な忍術を発動させるには間違いなく大量の強いチャクラが必要になります。超能力や魔法でなく忍術でペインが稼働する以上は、そのくらいの制限はないと…。

もしかしたら、このチャクラを生み出す為に「封印像」があり、"尾獣"=チャクラの塊を集める必要があるのか?とも思ったんですが、それは畜生道(初代・弐)がかつての師・自来也に語った「"尾獣"を使って新しい禁術を造るためだ」(第41巻/89頁)で、速攻却下です(笑)。ペイン本人?が言うんだから、自身が「禁術兵器」ではないと言う判断。

だから、別の方法で大量にチャクラを集める必要があった…。

「ああ…アナタは…
使いの天使様…」

髭面の下忍…リュウスイは小南と面識がありました(第41巻/44頁)。恐らく、小南は「神」とされるペインと里の人々との仲介役的な立場にあった。つまり、何らかの事情があって下忍達と小南は接触する必要があったと言う事になります。それが単なる命令の下達の為であれば、伝令を介しても良いし、何かの通信や文書でも足りる筈で、ワザワザ接触するには別の意味があるべきだと思います。

接触すれば面も割れるし、何らかの情報は漏れます。この場合もリュウスイは小南の顔や姿を知っていましたし、この些細な漏洩すら「秘密」をその強さのベースにしているペインにとっては避けて通りたい道の筈だと思えるんですが、リュウスイやユウダチなどの下忍ですら接触を持たねばならない「事情」みたいなものが、少なくとも小南あったのです。そして、その真意を「幻術プロテクト」は覆い隠しているのだと考えられます。

「見つけた」

そして、いのいちが幻術プロテクトをかい潜り「脳」のようなイメージに辿り着いています(第420話/「戦場、木ノ葉!!」)。この時、「紙」の障壁のようなものを<ガサ>っといのいちが捲っているのが小南の術傾向に符合する事から、小南の施した幻術の可能性もありそうですね。小南が介した何らかの接触。それをプロテクトする必要性。それらが少なくとも小南側にはあったと言えます。

また、この時、いのいちが見つけた脳のイメージを「ペイン本体」と取るか、リュウスイの意識(無意識)と取るかは微妙なんですが、まさか、こんな「脳」と下忍があってるか?「そんな『アキラ』みたいなーッ!!」で却下するとして(笑)、ここはリュウスイの意識(無意識?)とする事にします。そして、いのいちはその中を読み解くスキルがあるものと考えると、ペインが隠蔽しようとした情報は得た事でしょう。

「システムペイン」は雨隠れの忍からチャクラを集めて稼働している!!

ワザワザ、下忍のユウダチやリュウスイにまで厳重な幻術プロテクトを施す必要があったのは、そのチャクラ供出に何処か一所に集まるとか、チャクラを流し込む装置の存在までは雨隠れの忍たちには隠せませんから、それを忘れさせる為でしょう。チャクラの発生には生身が必要で、飛ばせるとしても、それは高周波チャクラの状態になってからですから、何らかの物理的な接触が不可欠だった。

だから、リュウスイは小南を知っていたのだし、チャクラを差し出す「体験」を忘れさせる為に厳重極まりない幻術プロテクトを末端とも思われる下忍にまで施す必要があったのではないでしょうか。そして、いのいちはその一部始終の情報を得る事が出来たとすれば、例え末端の下忍の持ち得る情報=「体験」と言えども、そのチャクラの収集場所くらいは掴めるんじゃないかと思います。

ま、「チャクラ供出」があったとしての仮定の仮定だけどねーッ(汗)。

そして、そこに行けば、それに繋がる発信機の所在が見付かる。それを破壊すればペインは最低でも止められる筈。そして、その次はそれをコントロールする「本体」…「本物」…「長門?」の所在も芋づる式に割れるのではないでしょうか?ペインのピアスは高周波チャクラの受信機だった事。それにいのちが得たであろう「情報」が合わされば、自(おの)ずと答えは出ると思うんですが…。

果たして、次週はどうなりますやら…。

でも、木ノ葉から雨隠れに強襲部隊送り込んで、システムペインの中枢を破壊するなんてどんだけ時間掛かるんでしょうか?何でこんな妄想して、何でこんな心配してるかって言うと、カカシが気の毒なんですよ。カカシの事が心配でならないんですよッ!!。そんな誰かが雨隠れまで行って…なんて、悠長なッ!!どう考えたって、何日も掛かるような作戦なんて待ってられる訳ないだろーッ!!

こ、殺す気かよッ!!(笑)


  
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カカシはどんだけヤバい状況なのか?

  
「ま!でも
お前はやっぱスゴイ方だ…
オレでも千鳥…まぁ
つまり雷切は日に四発使えばチャクラを
フルに使い切っちゃうからなぁ…」

第一部の木ノ葉崩しのサスケVS我愛羅戦(第15巻/37頁)。サスケが千鳥の二発目で我愛羅を本気にさせ、三発目の千鳥を意識した時に回想したカカシとの千鳥修行でのカカシとの会話です。サスケの千鳥の発動は二発まで、それが当時のサスケのチャクラ量(力量)の限界だとイタチはサスケに釘を刺した後、サスケの自尊心を満足させるように自分の限界を明かしたのです。ここには多少、思い遣り(優しさフィルター)があって控えめに言ってる…とも、僕は考えています。

「三発目は発動しない…
良く憶えとけ!
無理に発動しようとすれば…
術は上手く発動しない上に
チャクラは0(ゼロ)になり……
ヘタしたら死ぬぞ」

こんな感じにサスケを脅してたんです(笑)(第15巻/37-38頁)。砂遁に対して火遁(豪火球の術)が劣勢で、「千鳥」(雷遁)で対抗するしか無いところまで、我愛羅に押し込まれていて、三発目に対する躊躇の理由がカカシのこの忠告にあった訳でした。サスケは結局、天の呪印でチャクラを無理矢理に引き出して三発目の「千鳥」を撃つのですが、力尽き倒れてしまいます(第15巻/43頁)。

このカカシの忠告(脅し)がかなりの安全率を見込んだ余裕のある設定…つまり、相当、サバ読んだものだと思ってたんですが、どうもそうではなくかなりのカツカツの制限だった事がサスケからは見て取れました。じゃ、カカシのリミットはどうなんだ?ってのは…第二部、"暁"の飛車角がアスマを殺め、その弔い合戦の態の「飛車角VS第十班(旧アスマ班)」のエピソードに描写があります。

ここで、ちょっと横道にそれて、カカシの「力量」について考えてみましょう。「力量」に関しては"ナル×ジャン用語"として使っています。内容は「終末の谷の決闘…第三撃・力量」を参照して下さい。ザックリ言うと、チャクラの「総量」と「強さ」の"積"だと、僕は考えています。何でそんな概念が必要なのかは「終末~」を通してじっくり説明して行こうと思います。


「小隊は四人いればいいですよね」

アスマの敵討ちにシカマル、いの、チョウジがこっそりと出動しようとするのを(第37巻/32頁)、カカシが良い感じで綱手を丸め込み臨時隊長として参加する事で、第十班の作戦が認められました。カカシ的にはナルトの風遁修行が一区切り着いていたし、シカマルたちも心配だった。それにアスマは親友だったから、カカシも仇討ちはやぶさかじゃない。

綱手がシカマル達の強行軍を引き止めようとしたのも、シカマル達が危険を省みず事に及ぶ事を容易に想像できたからで、そして、それはカカシも同じだった。綱手とカカシは同質の怒りを感じていたんですね。だから、火影で絶対的な命令権のある綱手が「四人」いなければ小隊とは認めない→任務には行かせない…と言うような弱気な論調に終始してしまったのです。

そして、同じ気持ちを持つカカシが、自分が"四人目"の隊長を務め、しかも"監視役"ともなれば引き下がらざるを得ないであろう事を察して、良い感じに丸め込んだ訳です。綱手がそれを飲み込んだのはカカシに対する信用が大きいんだけど、やっぱり綱手だってカカシと気持ちは同じだったんです。仇は討ち。綱手はカカシとは気持ちが悪いくらいに同期していたのです。

ま、そんなこんなで隊長と言いつつも、シカマルの作戦指揮に従順に従うカカシが妙に意地らしく思えたものでしたが、それもカカシのシカマルに対する思い遣りでもあり、シカマルにはアスマへの想いが詰まっていて、恨みつらみが渦巻いている。それを晴らさせる為に同伴するんだから、カカシも、それらをまとめて許容した綱手もオトナだったと思います。

で、ここで"暁"の飛車角相手にシカマルの知略がギリギリと二人を締め上げて行き、飛段はシカマルが討ち取り、見事本懐を遂げる訳ですが、角都が一筋縄じゃ行かなかった。しかも、いのとチョウジがなかなか使えなくてカカシが八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍でフォローすることになってしまうんです。この時、カカシが使ったのが、オビトの合作…"伝家の宝刀"とも言うべき「雷切」でした…。

  1. "土"は"雷"に弱い…
    相性が悪かったな
    終わりだ

    「土遁・土矛」(ドム)で安心している角都を後ろから一閃(第37巻/79頁)。これで角都を仕留めたかに見えましたが、角都には心臓が五つもあって、後、四回殺さないと死なない?おかしな事になってしまい(笑)、戦闘は続行。角都の心臓の減り方は別の考察で検証しましょうか(汗)。実に判り難いし、突っ込みたいところが多数…!!(笑)

  2. 「雷遁・偽暗!!」(角都)

    「雷切!!」(カカシ)

    角都の雷遁攻撃を雷切で相殺(そうさい)(第37巻/95-96頁)。シカマルは何だか巻物を出して防御しようとしてるんですが、チョウジが無策(笑)。カカシは両手に雷切を発動して角都渾身の「偽暗」(ギアン)を受け止めます。これは二発分と考えても良いくらいの発動でした。その前にも飛段を襲おうとした雷切の描写がありましたが、使用前に阻止されたので発動にはカウントはしない事にしますね。

  3. 「さすがは意外性の忍者だやってくれる!」

    風遁・螺旋手裏剣が不発に終わったナルトの救護の為に一発(第38巻/14-16頁)。この時は突きではなく、手刀でしたが、明らかに「雷切」でした。カカシの柔軟な適応力が齎した機転の利いた一発でした。この時のカカシの攻撃方向とヤマトの攻撃方向が二人の明確な性格付けになっていて、面白い描写だったと思います。カカシはいつも仲間を守るために「力」を使う。

  4. 「まあね…
    初代火影と闘った事のあるアンタだ…
    …オレ達がガキに見えるだろうが
    オレ達から見たらただのズレた老いぼれだ

    だからアンタは今ここで死にかけ
    はいつくばっている

    次から次へと
    新しい世代が追い抜いていくのさ」

    そして、ナルトの風遁・螺旋手裏剣が決まって這いつくばる角都に止めの一発(第38巻/53頁)。「一撃であの角都の命を二つ削った」(第40巻/93頁)とあり、その前に角都が「オレの心臓を二つも…」(第37巻/146頁)と言ってますからややこしいんですが(笑)(←必ずやキッチリと説明…)、生き絶え絶えの最後の心臓をカカシは見逃さず貫いた…。


で、ナルトやヤマトの救援があって何とかかんとか飛車角を仕留めた訳ですが、カカシはこのエピソードで4~5発(分)の「雷切」を放っています。描写からはあと僅か残してるのようでしたね。つまり、これが短期的な局面に於けるカカシの「力量」と判定する事ができると言う事です。それと、この分析から、「神威」の相対的なチャクラ消費量もおおよそ判ります。角都戦はカカシの「力量」を計る上では実に興味深い描写だったと言えます。

…ま
今回は万華鏡写輪眼を使わずに済んだからな
あの時お前たちが駆けつけてくれなかったら
また確実に使っていた」

サクラに「病院で寝込まないなんて珍しいですね…カカシ先生」(第38巻/74頁)と、軽ーくイヤミを言われ、ナイーブなハートがキリキリ痛んだカカシは、こんな風なオトナな言い訳をしたんですが、ナルト&ヤマトが「颶風水禍(ぐふうすいか)の術」を使って救援に来たところまでで2~3発(分)の「雷切」をカカシは使ってた状態での余した「力量」=「余力」を示唆してるんですね。

カカシの口ぶりだと、「雷切」を2~3発放った後で「神威」(かむい)を発動できるんだと吹聴(ふいちょう)してる事になります。ホントは言っちゃいけない忍の秘密なんだけど、堪らなかったカカシも可愛いですね(笑)。でも、それから推測すると「神威」=「雷切×2」程度の換算ができると思います。単純計算で「雷切」が(ギリギリの)最大限6発撃てるとすれば「神威」が3発撃てると言う事です。

血継限界に無いカカシが「写輪眼」をチャクラを削って発動させ、同時にチャクラを爆発させるように発動する「雷切」。それにどう言う経緯(いきさつ)でかは未だ不明の万華鏡写輪眼の瞳術「神威」…これに至ってはサクラも揶揄(やゆ)したように病院行き確定の荒業(反動が大きくチャクラの消費量も尋常ではない)…が今のところカカシの「戦力」であり、「雷切」換算で6発撃つのがカカシの「力量」(≒チャクラ量←厳密には違うので…)だと思います。

「コピー忍者のはたけカカシ…
会えて光栄だ」(ペイン・天道)

先ず挨拶代わりのカカシの「雷切」(第420話/「戦場、木ノ葉!!」)。ここの勘定が微妙(もしかしたら運命の分かれ目になるかも…)で、天道の「血刀」・輪廻眼浸食でチャクラを乱されて発動は不全でした。その前に発動した「土遁・土流壁」が抉れなかったのでチャクラの解放は無かった筈。これを一発と数えるか数えないかは結構大きな問題だ…(汗)。消耗戦だからね。

カカシはこの直後にもペインの血刀を抜きつつ「雷切」を発動していますが、それもペイン・天道の「拒絶」(仮称…バリアーみたいな感じの術)で吹き飛ばされ発動は完了せず仕舞いでした。一応、これらをカウントしない事にして…(汗)、何せ長い闘いになりそうですから…(滝汗…余談ですが、天道がカカシの通り名や存在を知っていて世辞(せじ)を言ったのは嬉しかった…)。

(これならどうする?)

それで生身(分身でない)のカカシが吹き飛ばされて間合いが切れた後に(第421話「ナルトを呼び戻せ!!」)、カカシが繰り出した中距離攻撃忍術…「千鳥獣撃」(仮称)。「千鳥」(「雷切」は「千鳥」の部分集合とするのがナル×ジャン流です。カカシの発言もそんな温度を孕んでいます)の形態変化で雷遁チャクラを操り、離れた標的を攻撃する飛び道具であると、僕は分析しています。

それも天道の「拒絶」には呆気なく無効化されてしまうんですが、チャクラ消費の観点では、「雷切」を二度までも阻止されたカカシが放つ次の手ですから、同等程度の「力量」の消費はあるんじゃないかと思います。つまり、「雷切」一発(分)はこの時点で確実に消費されていると考えられます。「獣撃」が彪だか狼だかだったのが「虎の子の一発」みたいで皮肉ですね…(汗)。

他の細かい忍術(土流壁とか)を使えば相応に消耗はあるけど、それは「雷切」「神威」の誤差程度じゃないかと、僕は考えます。逆に言うと、それ程、「雷切」「神威」がチャクラや体力を消費・消耗する忍術であるとも言えると言う事です。絶対的な威力がある忍術の「諸刃」と言うべき…ある意味、正々堂々とした制限と言え、無尽蔵のチャクラ受信?のペインとは大違いだ!!畜生ッ!!(アッ、天道だ…笑)

「雷切」換算で5発程度。
「神威」換算で2発程度。


その程度の余力がカカシにはある…と、ま、ザックリとですが、そんな風に分析できると思います。そして、一番、この場に来て欲しくなかったスヌー…否…修羅道まで<ズン>とカカシの背後に参戦(カカシの背後を取ったのが「写輪眼対策?」と心配するタレコミもありました…)して、いよいよカカシの大ピンチが叫ばれそうなんですが、冷静に考えるとカカシも余力があるのです。

「そこの負傷者を連れて退いて下さい
ま、ここはオレに任せて」

それに、カカシがペインの一体と交戦にあるだろう事はイルカさんが知っていて(第420話「戦場、木ノ葉!!」)、その後、木ノ葉隠れ某所に向かう描写がありましたから、カカシの情報も少なくとも指揮系統には伝達済みです。それに、イルカさんが組み込まれた小隊(4マンセル)の行方がカカシの戦場だとする可能性は極めて高いです。しかも場所は木ノ葉隠れ。地の利はどう考えてもカカシさんにあります…完全なホームですから。

不覚にもペインの「血刀」を肩口に浴びてはいますが、幸運にも軽症でした(汗)。カカシの「雷切」の使用可能回数の分析から推察されるカカシの「力量」もまだまだ余力を多分に残しています。いきなりの天道との対戦に驚いてしまい、少々こちらも慌て気味ですが、まだまだ序盤。それに全く情報がない状態で会敵した訳でもないです。だから、カカシも用心深く接してるんですけど、このカカシの落ち着きは丁度良い感じの時間稼ぎにもなるでしょう。

こっちが先走って、心配してガクガクブルブルなってるだけで、カカシは至極冷静なんですよね。それに特別な「死亡フラグ」だって立ってないしーッ!!(笑)カカシのマスクだってまだ解(ほつ)れもしてませんよね(汗)。その内、賢いカカシがペインの「秘密」の糸口を見つけ出すかも知れないし、シズネといのいちが謎解きしちゃうかも知れないです。その時は、もうコテンパンに六道を叩きのめして、木ノ葉の「怒り」を知らしめてくれますよ。

それに時間が稼げれば増援だって来るだろうし、ここは木ノ葉なんですから、たまたまガイが逆立ちして散歩しながら現れるかも知れません。ヤマトは立場的(「根」のしがらみ?)に微妙なんですが、たまたまコンビニにシェイビングフォームを買いに通り掛るかも知れません。確かにペインは難敵ではあるけど、「秘密」のズッコさえ見つければお茶の子さいさいですから、この場はカカシに任せて見守っていましょう。カカシは僕らが心配する程、ヤバくはないと思いますよ。

「オレはもうアイツ(ナルト)にとっちゃ用済みだ」

…なんて、悲しい事も漏らして入るけど(第37巻/35頁)、これも「死亡フラグ」じゃなく、シカマルの遠慮に対する"気遣い"にウェイトが乗った優しさでした。カカシはまだまだみんなに伝えないと行けない事が山のように残っているんです。それに先に分析したようにかなりの「余力」を残しています。カカシの「力量」を甘く見ちゃ行けませんゼ…旦那ァ…(←って…誰?!)。

カカシは大切な人だ…。

僕はカカシを信じます!!

カカシは殺すな同盟


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第421話「ナルトを呼び戻せ!!」


<ドウ>「キャー」「コラ おすな!」「逃げろーォ」「早く!」「キャ!」(←たみちゃん)「逃げろ!!」「!」「たみちゃん!(←たみババ)と、ザックリと進めちゃうけどペインの強襲に為すすべも無く戦火に包まれる木ノ葉隠れの里。で、逃げ惑うのは一般市民だけじゃなくて木ノ葉ベスト着てる忍の人も混ざっている…(汗)。おまけに小さな女の子が転んでるのに誰も助けない……(滝汗)。

<ヒュ>

「しゃーんなろー!」(サクラ)

って…サクラ…アータ…一撃かい!!(笑)"桜花衝"恐るべし…(汗)。(サ…サクラちゃんの前でバカにするのはもうやめよ…殺される…!)(第28巻/40頁)と、ナルトを震撼せしめたサクラの豪腕…(笑)。厳密にはサクラの"桜花衝"は「怪力」ではなく究極のチャクラコントロールの極地と言う訳。体内で練り上げたチャクラを瞬時に集め、対象に叩き込む忍術なのです。

打撃と共にチャクラが対象に送り込まれ、対象の内部を駆け巡り衝撃を与える。外的な破壊="剛拳"ではなく、内部的な破壊="柔拳"と似通った破壊方法だと思います。チャクラを「気」に置き換えると「気功」の"内気功"のようなものか?"外気功"に対するような…。ま、どっちにしても一撃でこの威力だ…。サクラは怒らせない方が良い。ナルトが真っ白になるのも凄く解ります(笑)。

「大丈夫!?」<ザッ>(サクラ)

「う…うん…」(たみちゃん)

「ありがとうございます!」(たみババ)

サラッと流すべきなんだけど、たみちゃんとたみババ(たみちゃんのバーちゃん)の頭はヘアスタイルで、別にタンコブが出来た訳じゃない(笑)。こう言う小さな子供を庇いつつ優先してシェルタに逃がすのが木ノ葉流の筈なんだけど、群衆に木ノ葉ベスト着た忍らしいのが混ざっててこの有り様…ってのが解せない。みんな、「何か」を忘れてるんじゃないのか?平和ボケか?倫理観としてはこれも「悪」だろう。

ちなみにサクラが倒した大ムカデは「輪廻眼」。一番大切と思える頭部を異常にデカいピアスが貫いています。普通、攻撃を浴びてヤバくなった場合や死んだ場合は<ボン>と煙に紛れて消える筈なんだけど…口寄せちゃんって。畜生道の口寄せが特異なのか?…否…そんな事はなかった。ムカデちゃんが特殊なのか?それともサクラの"桜花衝"の一撃が口寄せの解除すら抑えているのか?判らん…(汗)。


「うっ!」<ズキ>(たみちゃん)

ムカデが倒れてる…
あの子がやってくれたようだ」(木ノ葉の忍)

「!」(イルカ)

遅ればせながら木ノ葉の忍が各所に配備されつつあるようです。この場にも大ムカデを退治に来たんでしょうが、サクラに先を越されてちょっと悔しそうです。そして、その中にイルカさんもいる。…って事はカカシがヤバい状況にある事も報告済みなんですよね。って言うか、イルカさんは怪我人を運んだらカカシさんの加勢に向かうべきでしょ。ってか、向かってるのかな?ここは増援部隊として急行してて欲しいところです。

「よかった!
そんなに傷は深くない」(サクラ)

「ありがとう…」(たみちゃん)

掌仙術(しょうせんじゅつ)…傷口・患部に手からチャクラを送り込み、その部位の治癒力を飛躍的に高め回復させる驚愕の医術。疾病の度合いに合わせてチャクラをコントロールする必要があり、忍術の中でも使えるものはわずか。また、相手に過剰なチャクラを与え体内の正常な循環を狂わせ、昏睡状態に陥らせることも可能(臨の書/198頁)…結局、先の"桜花衝"って、この理屈の過ぎたる使い方に過ぎない。「再生と破壊」って「紙一重」って事だ…。

「サクラ!」(イルカ)

「大丈夫か?」(イルカ)

「イルカ先生…」(サクラ)

「いったいが起こってるんです?」(サクラ)

「"暁"だ!
ナルトを狙って木ノ葉に
直接攻めてきた!」(イルカ)

「"暁"が!?」(サクラ)

「綱手様にはすでに連絡した
すぐに警報が発令されるだろう」(イルカ)

「…まさか
直接攻め込んでくるなんて…」(サクラ)

僕らは物語を俯瞰(ふかん)するように全体を楽しんでいるから、サクラが状況を把握できてないのが不満に思えたりもするんですが、ペインの襲撃からもそんなに時間は経過していないだろうし、その中で一人が得られる情報なんて少ない筈で、畜生道の口寄せも知らないんだから、サクラの反応は自然とも言えます。それに何ぼ何でも「直接?」ってのは木ノ葉のみんなが考えてた事とも思います。

しかし、ここまで木ノ葉が混乱する「力」を"暁"=ペインは持っているって事で、じゃ何でその「力」で世界征服をしないんだろう?普通にそう思いますよね。わざわざ、悪の秘密結社を作って凶悪犯罪者を集めてハデなマントを着けて尾獣集めに勤しんでいる。"尾獣"なんかなくても人柱力より強い連中が…先ず、その事実を受け止めて、そこを起点に考えてみる必要がありそうですね。

<ドゴン>

「!」(イルカ)

「!」(たみババ)

「キャ!」(たみちゃん)

「行くぞイルカ!」(木ノ葉の忍)

遠くで爆発が起こって、それにイルカの所属する小隊が反応しています。そしてイルカを促していて、これから移動するようです。一概に爆発の地点に向かうのかは疑問で、綱手にペイン・天道と接触し、ナルト(九尾)を探している情報は伝えた筈で、これからカカシの増援に向かうと個人的には思いたいところです。それだとイルカが、カカシの"暁"との交戦の可能性をサクラに告げないのも解せます。


「サクラは急いで病院へ行って怪我人を診てくれ
病院にはたくさんの怪我人がいる」(イルカ)

「ハイ!」(サクラ)

この大ムカデを一撃で倒すサクラに「病院」ですか?イルカさん!!(笑)とツッコミを一つ…と思ったところです。非常に言い難いんですが、今のサクラだったらイルカさんの何倍も強い…筈(滝汗)。チヨさんの補助があったとは言え、"暁"のサソリを打倒してるんですよね。それに「病院」とか「怪我人」って言い過ぎ!!誰が考えたって、サクラを小隊に組み込む方が"効率"は良いのに…。

イルカはサクラを戦場から遠ざけようとしてる!?

まさか…イルカさん!!アナタ…死ぬ気?!!

…と、そんなヤバい妄想を抱きつつ、イルカの「愛」も感じてちょっとキュンとしちゃうじゃないですか?それにいつもならアカデミーの子供達をシェルターに誘導してるのに、今回は最前線に赴くイルカさんには、どうしてもカカシへのベクトルを感じます。まさか…そんな…考えたくないけど…もしかしたら…イルカさん…(サクラ!!<バスッ>っと、イルカに当て身食らわせて眠らせるんだ!)。



場面は火影の執務室。親指立てーのOKサインの連絡蛙。キリリとした顔立ちの小柄の角蛙系。首にゴーグルを掛けています。もしかしたら水が目に沁みるので水の中じゃ目を瞑ってしまう蛙なんじゃ…(笑)、綱手の執務机に乗っかってた奴だから、背中には「金」の文字がある子で、多分、名前は「金さん」(笑)。ナルトの帰還命令を携えてこれから妙木山に赴くところなのでしょう。

「分かった!
ほんではナルトを呼びに帰る!」(連絡蛙)

「頼んだぞ!」(綱手)

ダメじゃ
ナルトは妙木山に置いておけ」(コハル)

そこに相談役のコハルとホムラが登場。執務室にひかえていた暗部(仮面)と木ノ葉ベストが一瞬、<スッ><スッ>っと立ち上がり道を空ける辺り木ノ葉での相談役の存在感があるのだと言えます。ちなみに、木ノ葉ベストの忍は肩章からすると結界班のようです。多分、ペインの侵入の経緯や里の被害状況を報告に来てるんだと思います。暗部も現状の報告と対応の指示を待っているのでしょう。

「!」(綱手)

「何だ!?」(綱手)

で、連絡蛙も物々しい二人の雰囲気に振り向いています(笑)。そのまま知らない振りして跳んじゃえば良いのに…。きっと、暗部と結界班の忍の対応が仰々しくて思い止まってしまったんでしょう。でも一瞬の判断の誤りは運命を大きく変えてしまう。この連絡蛙の判断はその良い例と言え、物語の流れに大きく関わってきます。プロだったら有無を言わせず跳ぶべきでした。指令は下ってるんですから。

ダンゾウからの情報
今、里に攻め入っているのは
"暁"のリーダーだと聞いた
しかも人柱力のナルトを狙っているとな」(ホムラ)

「それがどうした?」(綱手)

ホムラが偉そうな物言いなんですが、"暁"が人柱力であるナルトを狙ってるのはペインと接触したイルカさんも居る事だし、情報として存在するのは判るんだけど、何でそのペインが"暁のリーダー"だって判るんでしょうか?だから、綱手の返しがしっくり来ない訳です。この場に同席する暗部が齎した情報と同質のものだったとしても、"リーダー"であるとする判定は何処から下ったのか?

この場合は、綱手が理不尽な相談役に対して頭に血が上り、事の詳細などは耳に入らず、咄嗟に反応した…切れた…と考えるとしっくり来ます。しかし、ここは冷静に暗部や結界班が齎した情報との差異を分析して、その"リーダー"と言う部分の違いに突っ込んで欲しかった。十中八九、今居る暗部はそんな事言ってない筈です。根拠がない。ペインが自ら"リーダー"なんて言わないからね。

「"暁"のリーダーの居場所をつかんだぞ」(自来也)

第366話「兄弟」で自来也は綱手にそう告白しています。自来也はこの後、雨隠れに潜入してペインと交戦に突入→戦死…となるんですが、この情報を綱手が他者に漏らしたとは思えんのです。しかし、ホムラはダンゾウ経由の情報として、その秘密をトレースしている。綱手がこれを相談役に報告したなら、ワザワザ、ペイン=リーダーなんて言ったりしないとも思うし、ホムラの言い方だと新規の情報と言うニュアンスを感じます。

綱手の「それがどうした」って言うのは「そんな事知ってる」と言う意味に僕には思えて、ここに綱手が突っ込まないところに違和感を覚えてしまうんです。綱手はバカじゃない。むしろ、賢いのに…それが出来ないってのは、セットしてた「怒り」をドバッと放出する好機と想いが勝ってしまったからなのかも知れません。綱手は木ノ葉の中に漂う「閉塞感」みたいな巨大な組織故の「使えなさ」に苛ついていたように、僕には思えてならないです。

恐らく、相談役が振り回す情報にはダンゾウの持つ特別な情報…"暁"との内通や関係すら臭わせる不穏さが潜んでいます。綱手が冷静であれば、この時点でダンゾウの暗躍に釘を刺せたかも知れません。それを綱手は見逃している。この激情は綱手の人間味であり、魅力の根源なんだけど、ここで冷静さを維持するのも、重責ある「火影」としてここに居る「プロ意識」であると言えます。

「前回は多めに見たが今回ばかりは話が別じゃ
ナルトはまだ子供!
侵入者は自来也を倒したというではないか!」(コハル)

「ナルトがやられ
九尾が奴らの手に渡ればそれこそ」(コハル)

<コッコッコッ>(綱手)

<ガッ>

「なっ!…何をする!?」(コハル)

ツラツラと喋るコハルに一気に迫ってそのまま襟首を締め上げる綱手。コハルの横で黙って立っているだけのホムラまで一緒に締め上げています(笑)。多分、マジで聞く耳を持ってない。この怒り方って前もって準備してたものだと思うんです。何ぼ何でもここまで事も無げに怒ったりできませんから。今度、何かツベコベ言ってきたら絶対ぶっ飛ばす…くらいに腹をくくってたんじゃないかと思います。

ま、綱手をそんな激情に流させるのも、これまでの経緯(いきさつ)と言うものがありまして、それは痛い程…判る…。綱手だって人間だし、何よりも先に一人の女性です。綱手がこれまで歩んで来た人生もまた後悔に満ちあふれていました。誰もがそうであるように、綱手もまた「後悔」に塗れた…ただのオトナだったと言う事です。そんな綱手のこれまでの積層する「想い」が堰を切ったように回想されます。

「オレは火影になるまで
ぜってェ死なねーからよ!!」(ナルト)

三竦みで螺旋丸出した時のナルト…。

初代の首飾り。やっぱり三竦みの辺り。

「エロ仙人の仇はオレがうつ!」(ナルト)

自来也の訃報受け入れたナルト。

「じっとなんてしてらんねーんだよ!」(ナルト)

妙木山に向かう前…?

「ワシらの役目は
次の世代のために手本となり手助けをすること
そのためなら笑って命を懸ける」(自来也)

酒酒屋の暇乞いの自来也…。

「あの子が自来也ちゃんを真っ直ぐに
慕っとったのが良く分かった
"予言の子"はあの子であって欲しいと…
そう願わずにはおれんの」(フカサク)

綱手の気持ちを汲むフカサク。
この後、綱手は独りになって泣いています。

「自来也ちゃんは全てを
あの子に託したんじゃからな」(フカサク)

ナルトの笑顔…。


「コ…コレ!
離さぬか綱手…!」(コハル)

「お前
ワシら相談役に向かって…
何様のつもりじゃ!」(ホムラ)

「アンタらこそ何様だ!
いつまでもあいつを
子供扱いしやがって!!」(綱手)

「なっ…!?」(コハル)

多分、コハルは「そっちかよ!!」となったんだと思います。そして、綱手がナルトの事を言ってるようで実は自分に対するコハルやホムラの気持ちをも拒否って点に注目して下さい。もし、コハルやホムラが綱手を認めているなら、この一大事にワザワザ、横槍を入れるような指示を出さないですから…。二人に信用されていない自分が、綱手は悔しかったんじゃないでしょうか?

「木ノ葉の火の意志は受けつがれ!
そして、育っている!ナルトは今
自来也を超えようとしている!!」(綱手)

「あいつは木ノ葉が隠し持つ
戦争抑止の道具じゃない!
木ノ葉を守る一人の忍
うずまきナルトだ!」(綱手)

「Tails」の分析でちょっと気付いたんですが、"人柱力"って核兵器みたくミリタリーバランスを取る為の道具だったのかな…って、綱手が言う「人柱力の意味」ってのにはやや懐疑的になっています。その昔、いくつかの尾獣を管理下に置き、同盟諸国に配ったとされる千手柱間の行い…それを評する綱手の考えにも、僕は異を唱えたい!!でも、ここはサラッと流しますけどね…(笑)。

そして、相談役の二人が煙たがり遠ざけようとするナルトを決して「道具」などではなく一人の「人格」として認めます。これを最初にしてくれたのがイルカ先生だったんですけどね。例の「ミズキ事件」のイルカさん…詳しくは「イルカの『涙』の成分」に示していますので、まだ読んでない方は是非ともご一読下さい。今年の最初に書いた考察です。そして、これが『NARUTO -ナルト-』の一等最初のエピソード…でもあった…。

で、綱手がこう言うのは自分も認めて欲しい!!(口出しするな)って言う苦情のような成分を多量に含んでいるのも確かです。しかし、綱手も良い歳ですから、それを今更…と言うのもあって、せめてこれからの「若い芽」くらいは認めろ!!と、溜まりに溜まった胸の内を、綱手はここぞとばかりに吐き出した訳です。これは準備してないとなかなかできない事だと思うんです。

想いの丈を出し尽くした綱手はギリギリと締め上げた二人を<バッ>と解放します。綱手の剣幕に腰を抜かしたようにその場に尻餅を着く二人。二人共相当なお年ではあるけど、痩せても枯れても忍ですから、足腰が弱ってる訳じゃなくて、マジにビビってる臭いです。それ程、綱手は怒っていたんだと…。このまま自来也を何百メートルも吹っ飛ばしたみたいに…って殺気が宿ってたんでしょうね(笑)。

「なっ!」(コハル)

「くっ…」(ホムラ)


綱手の攻勢が続きます…。

「…自来也
そして猿飛先生
砂のチヨ様にあって
アンタ達に無いもの…
それが何だか分かるか!?」(綱手)

「……」(コハル)

「……」(ホムラ)

「信じる力だ!!」(綱手)

綱手が相談役の二人を追い込んだ状況を静かに見守るような暗部と結界班。普通なら綱手であろうと制止する立場にいるであろう二人。それがこの諍(いさか)いを黙殺するのには意味があって、やはり、彼らも「一人の忍」として木ノ葉隠れを守る決意をその身に宿しているからに他なりません。だから役職抜きで綱手の「怒り」に共感している。二人もまた自分の意志で行動しているオトナなのです。

そして綱手が言う「信じる力」とは、何を隠そうナルトが綱手に想い出させた気持ちでもありました。愛する弟・縄樹と、恋人であるダンを失った綱手は「血のPTSD」になって諸国を訪ロし、博打に興じ隠遁しようとしていた綱手の閉ざされた心を呼び戻したのはナルトなのです。だから「初代の首飾り」をナルトに託した…。綱手の三度目の正直。綱手はあの時、ナルトを信じたのです。

ちなみに、一瞬、妙木山のナルトにスイッチしています。このビジョンはナルトの一人修行の「アレ」でしょう。ナルトの前にあるのは大きなタケノコのような植物で、相当に大きな植物なんだけどそれを見事に切り裂いています。恐らく、螺旋手裏剣を投げる事に成功しているものと思われます。誰にも見られないようにしてたのは「禁術指定」されてたからですね。凄く可愛い考え方…それもナルトらしいや。

仙人モードで可能になった描写がありましたし、影分身が掻き消えた形跡がなく、風遁のチャクラ性質特有の「超高音」の描写がないので「風遁・螺旋手裏剣」ではない可能性もあります。螺旋丸に風の性質変化を与える代わりに仙術チャクラを与えるアイデアもあります。或いは仙人モードを獲得した集中力(明鏡止水)が、単身で風遁チャクラで螺旋丸を生み出せるスキルになったと言うのもアリです。

ヤマトをして、50%の完成度と言わしめた「風遁・螺旋手裏剣」が「力」(チャクラ)の集約が不完全な為に高音を発したり、大地を大きく抉(えぐ)るような大爆発を生み出していたとして、真の完成=100%をもって、全てを切り裂く「風の刃」を作り出したのだとすれば、アスマがナルトに伝えた「風遁の極意」(二つに分割して擦り合せる)がナルトの中で昇華したのかな…とも思え、嬉しくなります。


「……」(綱手)

「私の祖父
初代火影がアンタ達を信じ
木ノ葉を託したように!

今度はアンタ達が
子供達を信じ託す番だ!!」(綱手)

「……」(コハル)

「……」(ホムラ)

「…好きにせい…」(コハル)

相談役の二人は長く生き過ぎたから忘れてる…自分が託された事を。その重さを…。そして誰にも託せなかったから生きながらえて来たのだとも言える。ヒルゼンなんかはとっくにお隠れになっていますもの。それは二人がしがみついて来たと言う事でしょう。「権力」…そして、「生」に…。生き長らえるのが悪い事じゃ決して無いんだけど、いつまでも「オレが、オレが…!!」と言う身汚さを綱手は諭してるのだと思います。そしてこの「托さなさ」こそ『NARUTO -ナルト-』の"負のテーマ"とも言えるんですが…それは近い内に必ずや!!デカイ考察を着々と練り込んでおりますので。

「綱手様!」(シズネ)

「!」(シズネ)

「シズネか!
何か分かったのか?」(綱手)

シズネが無事に綱手の下に来れて良かった…(汗)。木ノ葉は内部的にも不穏が潜んでいますから…。そしてこれでペインのピアスの秘密は少なくとも綱手に伝わる。それにこの場にいる結界班が高周波チャクラの防御結界を思いつくかも知れないですから、非常に良い材料と言えます。ペインの支えるのは「システム」であり、それは「秘密」に他ならない。それを「強さ」とは言いたくないものです。

ちなみに、入れ違いで相談役の二人が執務室を出るんですが、その時、シズネは二人の顔を見て「!」となっています。この時、何を見たかで、コハルの捨て台詞…「…好きにせい…」が判定できる。僕はシズネが二人の「涙」を見た事を願わずには居られない。そして、ここで思い知った二人が本心で悔い、本心で何かを託せる機会があれば良いな…と思います。できれば、死んで欲しくない…あの方の身代わりにでもなってくれれば…なんて…不謹慎ですかね(笑)。そう何度も何度もライドウにも振れません故…(汗)。




一方、場面が変わって木ノ葉の一角。瓦礫の下から出て来たのはカカシ…でした。先週号でペイン・天道に吹き飛ばされて、その前に"血刀"で異常に簡単に刺された描写から「カカシ影分身説」を唱えたいたんですが、思いっ切り実体だったみたいです。って事で、カカシがあっさり刺されてしまう(写輪眼だったのに)程に天道は手練だったと言う事だ…(滝汗)。単体でも強い…ヤバい!!(脂汗)

<ガラ…>

(何だ…あの術は?)(カカシ)

衝撃波の感覚とは違う…何だこれは!?
奴を中心に辺りが全て吹き飛ばされている)(カカシ)

先週、カカシを天道はまるで超能力を振るうように吹き飛ばしました。ま、チャクラを使う忍術自体、一般ピーポの僕らにとっては超能力なんですが、逆に、ペイン・天道の不可思議な「力」も、そのチャクラを基にした「忍術」として考えるべきだと、カカシは主張し、考えているのです。念動力と言う忍術があるとしてもそれはチャクラの発露として説明されるべきだと言う考えです。

カカシはシカマル並みの頭脳で天道の能力を分析に入っています。先ずは状況の把握…天道の周囲が360度全周に渡って吹き飛んでいる事に着目しています。そしてこれまでの経験から「衝撃波」…超音速の空気の振動(伝搬)ではないと感じています。カカシの経験にもない驚き…それらを踏まえてカカシの検証がこれから始まります。カカシは右手に雷遁チャクラを集めます。

(これならどうする?)<バチチチ>(カカシ)

<バチチチチチチ>

<バチ>

カカシが初めて見せる術。音からすると「雷切」なんだけど、これは「突き」ではなく雷切のバリエーションと思われます。中距離レンジの雷遁攻撃…「千鳥獣撃」(仮称)と言ったところでしょうか。「雷切」は肉体活性による瞬身による突入と写輪眼の見切りが組合わさった上で実現する「突き」で、「千鳥」を一点集中の突きとして特化させたものであり、ある意味…「亜種」。術の本体は「千鳥」にある。

サスケに伝授した術を称する時に、カカシも「千鳥」と言っていましたし、元々、汎用性のある忍術であった「千鳥」をサスケは類い稀な才能をもって進化発展させたのには、カカシの形態変化のバリエーションに対する示唆もあったんじゃないかと思います。だからこそサスケはカカシが託した「千鳥」を大切にするのだし、デイダラが「雷切」と言ったのを「千鳥」と、ワザワザ訂正した訳です(笑)。

物理攻撃…忍術までもはじき返すのか…
何て奴だ…さてどうやって…)(カカシ)

で、その「千鳥獣撃」(仮称)が天道を襲うんですが、天道は眉一つ動かさず、それを拒絶するかのように無効化します。マントから手が出ていませんから何とも言えませんが、前回の「吹き飛ばし」では左手がブラブラで「印」を結んでいないようです。片手で結ぶ「印」も極稀にあるんですが、描写的にはそのような動きはありません。「印」を結ばない術って…もしかしたら…もしかして…(汗)。

ナルトの螺旋丸などもそうですが、単にチャクラを形態変化させるだけの術では「印」を必要としませんから、ペイン・天道の「吹き飛ばし」ももしかしたら、そっち系の忍術かも知れません。ナルトも「九尾の衣」を使ってカブトを吹き飛ばした事もありましたし、無色透明のチャクラの衣みたいなものに天道は守られているとも考えられます。でも、雷遁チャクラの無効化はそれでも説明できない。

まさか「八咫鏡」(やたのかがみ)みたいに、敵の攻撃のチャクラ特性に反応して打ち消すみたいな能力なのか?でも、「霊器」を使ってるような描写もないし、協力な防御結界みたいなものを絶えず張り巡らせてると考えた方が良いんだろうか?しかし、それだとカカシの「雷切」を「血刀」の浸食と体捌きで躱したのが繋がらない…。いよいよもって不可解になって来ました。もう頭から湯気が…(笑)。

通常忍術だと同じ結果になりそうだから、残された選択肢は「神威」くらいか?でも、あれは反動が大き過ぎるし、複数いる敵に対して単独で使う術でもないです。前回、カカシが影分身だと考えたのは、既に遠距離で天道を補足していて、万華鏡写輪眼を展開して「神威」のチャクラを練り込んでいるんじゃないかと期待したからです。カカシの影分身が<ボン>となった瞬間。天道が千切れる予定でした(笑)。

もう一つの選択肢としては、大袈裟な術で揺動をかけてコッソリ逃げる…ってのが考えられるんですが、カカシがここで逃げたら木ノ葉の他の忍が危険に陥る事をカカシが良しとしないだろうから、速攻却下となります。もっとも、"暁"相手に敗走しても逃げ切れるもんじゃないって事はカカシも判ってるか…。イルカさんの小隊がこの場所を目指してる事を心の底から願わずにはいられません…(滝汗)。

<スッ><ズン>

「もう一人か…」(カカシ)

…と、そんな「迷宮」を彷徨っていたら、カカシの背後にスヌーピィ…否…修羅道ちゃんの登場。こやつは全身が武器だから厄介です。体の中で武器を作るタイプの改造を施しているようですから、高周波チャクラの受信によってチャクラ切れが無いのであれば、体の武器化(体内での武器の製造)や頭部の超振動兵器みたいのは無尽蔵と考えられます。天道と修羅道の挟み撃ち…これはヤバい…。

しかし、フカサクが「話せる事は全部話した」とか言ってたから、六道の視野共有とか情報や意志の連係・疎通と言ったペインのシステマチックさはカカシにも伝わってると考えたいところ。だから、これから天道と修羅道で連係した有機的な攻撃が起こり得る状況だと認識していて欲しいです。こうなったら…ホムラとコハル!!出て来いやァ~ッ!!カカシに託せやァ~ッ!!(高田総帥風)

カカシは殺すな同盟



そんなヤバヤバなカカシVSペインから、もう一度、火影の執務室にスイッチです。シズネがペインのピアスの一つを手にしています。ペイン六道の身体のあちこちにブッ刺さってるヤツです。素手でそれを持ってるんですが、顕微鏡とかで散々調べてましたから、危険性が無いものとの判断があるようです。

「コレです!」(シズネ)

「チャクラの信号を受け取る受信機のようなものが
ペインの検死体のあちこちに刺さっていました」(シズネ)

「フカサク様のお話からすると
ペイン六人全員の体や顔にこれと同じものが
刺さっていた事になります」(シズネ) 

「つまり六人とも何かしらの
チャクラ信号を全身で受け取り
行動しているということか?」(綱手)

「…受信機か…それとも互いにチャクラを
送信し合う無線のようなものか…」(綱手)

綱手はチャクラの性質特性や陰と陽の性質変化なども全てに精通しているだろうから、シズネが「高周波チャクラ」とか「復調」と言う言葉を使わなくても大凡の理解がなっているのだと思います。しかも、このピアスが単なる受信機だけでなく発信機である可能性にも言及しています。これはフカサクがペインの連係や視野共有の仕組みを用いて闘う情報を基にした考えじゃないかと思います。

「そしてこれが
今まさに反応していて…」(シズネ)

ペインのこの葉隠れへの侵入を機にピアスの反応が始まり、それをシズネは見逃さなかった。この辺のキレの良さに僕は胸キュンだったんだけど、研究や考察には「勘」って大事なんですよ。「閃き」って言っても良いんだけど、始めに答えがあってそこからそれに近付く道を探して行く事が効率良い場合が多いものです。この勘の良さってカカシにもあるから、それに期待してるんだけどね…。

「これがペインの強さの秘密につながっているハズです
尋問班からの情報と合わせて解明します!」(シズネ)

「情報部からの連絡によると
敵はナルトを探している…
この里に侵入してきた敵は
まず間違いなくペインだ」(綱手)

「全てをフカサク様にも
連絡しておいた方がいいな
連絡蛙よ
ナルトを呼ぶついでに
このことも伝えてくれ!」(綱手)

「分かった!」(連絡蛙)

エーッ!!連絡蛙…まだ出発してなかったんかーいッ!!(笑)このエピソードの冒頭で綱手からの命令は下ってるんだから、サッサと跳ぶべきでしょ。一刻を争う状況なのに。カカシなんて相当ヤバいんだからね。この目的意識の欠如と言うか、プロとしての意識の低さが木ノ葉をピンチに導くとしたら、それは非常に大きな罪だとも言える。ここは冒頭から凄く引っかかってたところです。

綱手にしたって、感情に押し流されて大切なところでブチ切れて、「ペイン=リーダー」←何で知っとんのやーッ!!と言うツッコミをしていないし、それが成っていればもう少し、自分達の方向性に有利な材料になったのに!!なんて…「タラレバ」(~してタラ/~してレバ)は辞めて前を向きましょう。今は後ろ向いてる状況ではないから…。木ノ葉にあっては未曾有(みぞう)の大ピンチだッ!!

「シズネは検死の情報を持って
尋問班と接触しペインが何者か解明しろ!」(綱手)

「ハイ!」(シズネ)

「暗部"火了"(ろ)班はシズネの護衛!
そのついでに尋問部隊のガードにまわれ!
奴らを近づけるな!」(綱手)

「ハッ!」(暗部)

「私は屋上で情報を待ちつつ
カツユを通して全怪我人の治療を行う!」(綱手)

「里を全力で守る!」(綱手)

「行くぞ!!」(綱手)

<ザッ><バタン>っと、テキパキと指示を出しつつ執務室を出る綱手ご一行。暗部の「火了」(ろ)って、漢字が出なくて困りました(汗)。だから、意味も潜れなかった。ま、この場にいるくらいだから相当な手練の小隊なんだと思うんで、間違ってもシズネの身に何か起こるような事はないですよね…信じてヨカですよね。結界班(情報部?)には何も指示が無かったけど、シズネに随伴する?

だとしたら、高周波チャクラに関係する結界のアイデアなんかを提示して欲しいところです。そのスジのエキスパートなんでしょうから、キッチリ仕事をしてもらわないと困る。ペインの場合、高周波チャクラの供給が断たれれば活動限界がある筈で、結界の張り方で本物(本体)の居場所も判明することになるとも思います。例えば里全体を包んでもペインが弱らないなら、本物は木ノ葉にいる…とか。

綱手がカツユを使って怪我人の治療をするってのもちょっと「心配フラク」でもあるんですが、相談役の二人にあそこまで威勢の良い啖呵(たんか)を切ったんだから、退くに退けない一本道でもある。これで自来也に続いて綱手までも…ってな事にはなって貰いたくないから、綱手の啖呵に改心したホムラかコハルが代わりに…なんて考えるのはい、いけない事ですか!?(笑)これって甘えん坊の考えですか?!

「よし!オレもさっそく
フカサク様のとこに行かなきゃ!」(連絡蛙)

<ガッ>

「これで九尾は閉じこめておける」(ダンゾウ)

連絡蛙が妙木山に跳ぼうとするところをダンゾウが一閃しちゃいました。だから、チャッチャと跳べと言ってたんだ!!それで、すっごいワル顔のダンゾウなんですけど、ここで先に示した"尾獣"と"人柱力"に関する考察が関係して来ます。初代火影・柱間が「戦争抑止の道具」としか考えてなかったかに対する疑問なんですが、それを優先するとダンゾウの判断も強ち間違いとも言えなくなるんです。

確かに連絡蛙を殺したダンゾウは悪く見える。下から光当たってるし…(笑)。でも、それだけでダンゾウを完璧な「悪」と考えるのも性急とも言える。これはマダラ(トビ)を一方的に「悪」と決めつけられないと言う、僕の中の迷いに近い傾きでもあります。未だ世界の趨勢の全てが見えた訳じゃないし、何と何が闘ってるのかすらも見えない霧の中に居るようなものだから…。


今回のエピソードでは「裏テーマ」が潜んでいまして、木ノ葉隠れを逃げ惑う烏合の衆(子供を守らず我先に逃げようとパニクった)や連絡蛙(サッサと跳ばなかった)や綱手(激情に流されて突っ込みが甘かった)らの役割に徹しきれなかった面々と、それと真逆のイルカ(もしかしたら覚悟?サクラを病院に向かわせた)やカカシ(超冷や汗の大ピンチだけど冷静に分析中)それともう一人…。

ダンゾウです。容赦なく連絡蛙の首を刎(は)ねています。それは九尾(ナルト)を木ノ葉から遠ざけ(守る?)る為で、目的に徹し切った結果と言えます。それが下からライトが当たってて「悪」に見える訳ですが(笑)、行いの一面…徹し切れてるか否かにおいては、間違いなく徹し切れている訳です。イタチが言っていた「役割を果たす」…それが何だかここで響きます。

ま、その対比をキッシーは織り込んでいるんだと思います。そして、この観点で綱手にやり込められた相談役の二人が、次にどう徹し切れるか?その動向が大きな不確定要素として浮上して来ます。そこを考えると、唯一人、二人の表情を見たであろうシズネの「!」が無性に気になります。細かいところですが、これも深読みの醍醐味。何だかんだで消化不良のままアップしちゃったので追記。書き足りないところは「疑問」でチェケラッチョ。


   
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Tails

    
「Tails」

第420話「戦場、木ノ葉!!」のポスター型の扉絵。そこに描かれていたのが「Tails」で、一尾・守鶴から九尾・ナルトまでの総勢9名の人柱力。一同に人柱力が会して景気が良い話なんだけど、現在、"人柱力"として存命してるのはキラビ(八尾)とナルト(九尾)のみ…。それを飲み込むと、その他の人柱力の…特に笑顔なんて…何だか物悲しい。

「"尾獣"を抜かれた"人柱力"は…死ぬ」(チヨ)(第29巻/154頁)

砂の相談役のチヨが我愛羅の一件で悔恨を見せたように、忍びの「力」への渇望は忍びの運命すら翻弄する軌跡を成しているように感じます。チヨだって我愛羅に「力」を与えたかった…本心でそう思った…「愛」があったのだと思います。それが我愛羅に「命」を与えたチヨの行いには色濃く滲んでいます。きっと必死で尾獣の「力」を御す研究もしてた筈。

それでも、人には御し切れない「力」と諦めの結論を出したのですが、そこを大外一気にマクッたのがキラビです。彼は八尾・牛鬼と心を交わし、フランクに話し合う「相棒」になっています。これに関しては「キラビは何故、八尾と仲良しなのか?」で考察しているので読んでみて下さい。二人の相性が良かったのか?尾獣管理のノウハウなのか?微妙…(汗)。

ナルトにしても、実父である波風ミナトが一命を賭してワザワザ、ナルトに「陽のチャクラ」のみを封印しています。それを自来也も痼りに思っていて、ミナトは「無駄なことはせん」とも言い、ナルトへの九尾の封印にある「何か重大な事実」を指摘しています。そして、その「滅私」には「愛」を感じる…。確かにナルトは愛され…それ故に託された…。

それと同質のある種…「想い」のような暖かさや柔らかさを、この「Tails」のメンツには例え歪んでいた(かも知れない)とは言え、間違って(いたかも知れない)とは言え、「何か」を託された事を、一癖も二癖もありそうで、海千山千だけど…魅力的な「Tails」の表情には感じてしまう。何より、「Tails」を一見して楽しい気分になった?!正直、嬉しかった。

何か良いな…って思いましたよね。

何故だか…ワクワクしましたよね?

それぞれの人柱力にエピソードを感じるから…?ユギトはただならぬ努力の果てに尾獣化(尾獣のコントロール)を会得したと言うし、老紫も里を離れ独り修行に勤しんだ結果、「熔遁忍術」を会得するに至った(「者の書」より)。ナルトも九尾にある時は助けられ、ある時は弄ばれながらも、何とか今までやって来れました。だから、他の子もきっと…。

その上で、素の我愛羅、キラビとナルトを除く他の人柱力にはもう逢えない…のだと思うと、悲しい。この子たちには罪はないだろうに…。忍びの世に生まれ、運命が彼らを導いただけなのに…ね。でも、その中で生き抜くのもまた人生。人生とは闘いだから、自分を立たせるのは自分しかいない。簡単に、そう言い切ってしまうのはとても酷ではあるけど…。


「Tails」…ナル×ジャン的分析
  1. 一尾・守鶴/我愛羅:巨大な化け狸で木ノ葉崩し編の終盤でナルトと交戦した。茶釜に封印された砂隠れの老僧の生霊とされていて、他の尾獣に対しては異質な存在。砂隠れの里に昔から存在したので、初代火影・千手柱間の管理下に置かれなかった唯一の尾獣とも考えられる(九尾と闘った経験がある)。

    依憑(よりわら→封印の容れ物。この場合は我愛羅)に対する侵食が激しく、おちおち眠れないので眼の周りが隈だらけになる。故・デイダラによって捕獲され現在は封印像に格納されている。我愛羅は尾獣を剥がされ死亡するもチヨの転生忍術で新しい命を与えられる。キッシーのリークに拠れば隈も砂を操る能力も存続する模様。我愛羅は五代目風影(現職)。

  2. 二尾・猫又/二位ユギト:全身を炎(チャクラ)に覆われた巨大な化け猫。ユギトが2歳の時に封印→人柱力となる。以来、修行を重ね尾獣化を意図的に行えるようになる。雲隠れの忍びで八尾(キラビ)の存在からも雲隠れには尾獣コントロールのノウハウが存在するものと思われる。"暁"の飛車角コンビによって捕獲・封印される。尾獣を引き剥がされた事に拠って死亡。

  3. 三尾・磯撫/名前不明:故・デイダラとマダラ(トビ)のコンビによって尾獣の姿で捕獲・封印されている。「Tails」では霧隠れの額当てを腹に付けた少年?が登場している。指で「三」を形作っているので、この少年が三尾の人柱力とナル×ジャンでは認定(笑)。瞳が紫色で左頬に縫い傷がある。背中にフックのようなデザインの棒に緑色の花を付けた道具(武器?)を所有。花のモチーフから少女?とも勘ぐった(笑)。この子と尾獣の関係については後述。この武器?と共に「謎」に迫ります(…多分)。

  4. 四尾・鼠蛟/老紫:岩隠れの額当てをしている。「者の書」によれば修行の末に「熔遁忍術」を会得した…とあるが、「土+火」の新規のチャクラ性質変化の獲得は血継限界に相当するので、血継限界にない者の獲得は不可能と思われ、尾獣(四尾)のチャクラ性質を租借(そしゃく)していたものとナル×ジャンでは判断。溶岩(土+火)を操る能力であったが、水遁使いの鬼鮫に敗戦→捕獲→封印されている。尾獣の引き剥がしに拠って死亡。

  5. 五尾/名前不明:岩隠れの額当て。大きな体躯(2m以上?)で甲冑のようなアーマーにその身を覆う。肌の露出が極めて少ない。背中にキノコのような煙突?が生えていて、湯気?か煙を立ち昇らせている。"暁"との接触は我愛羅の前でそれ以前に拿捕(だほ)された二体の尾獣の内の一体と思われる。尾獣封印が確定しているので死亡したと思われる。

  6. 六尾/名前不明:ちょっとうらぶれた感じの青年。シャボン玉を膨らませている。着くずした着物の帯の微妙な位置にあり得ない大きさの水筒?(シャボン玉用か、お酒?)を刺しているので、邪魔にならないか気が気じゃないと…ナル×ジャン的には大騒ぎしている。「Tails」で唯一額当てがなく所属や出身は不明。チャクラ性質的には雰囲気から「水」が連想されるので、水系の里か…。六尾は五尾と同様に早い段階で封印像に封印済みなので死亡確定。もし本編に登場していればブレイク間違い無しの逸材と、不満の声があちこちから…(汗)。

  7. 七尾/名前不明:右腕に滝隠れの額当てをしている。橙色のつぶらな瞳が印象的で快活そうな笑顔の少女。可愛い!!黄緑色の髪の毛。褐色の肌で露出が多い(ヘソ出し)。ローライズで強調される腹筋がキレー。ピン留めも女の子っぽい。歳の頃はナルトと同じくらい。現時点で八尾と九尾以外は封印済みとされているので、生存は絶望的(汗)。他の未出の人柱力と比較してもこの娘の場合、悔しさが大きいと言うか、"暁"に対する恨みツラミを強く感じ、ドス黒くなってしまう。合掌。

  8. 八尾・牛鬼/キラービー:ご存知、雲隠れの雷影の弟もして、八尾の人柱力。おぞましい牛の化け物と蛸足の巨大な合成獣(キメラ)的な外見。凄絶なチャクラ砲を放つ(水月が焼かれたが辛うじて存命)。キラビ(ナル×ジャンで"キラービー"を"キラビ"と称するのは"八尾"との「韻」を重視しているから)が「尾獣を完全にコントロールした人柱力」と豪語するようにキラビとはツーカーの間柄で、八尾の能力を完全に我がものとしている。

    サスケとの交戦で敗れたかに見えたが、蛸足の変わり身で欺き存命。ブラコンの雷影が血眼で"暁"討伐に奔走する中、「息抜き」と称して雲隠れを抜け出し、(一応、名目上は)演歌忍者の頭領のサブちゃん先生に逢いに行くとのこと。痛寒いラップや加齢臭がムンムンするオッチャンだけど、ナル×ジャン的にはお気に入りのキャラになってしまった。今後の活躍…特にナルトへの関与が多いに期待される。

  9. 九尾・妖狐/うずまきナルト:巨大な化け狐。九本のフッサフサの長い尾を持つ。封印像には最後に封印しなければならない制限が存在する。人柱力であるナルトは頬にヒゲのような痣?がある(クシナには九尾のヒゲ痣はなかったのでクシナの人柱力説はナル×ジャン的には却下です…笑)。九尾のチャクラの影響下においては爪が獣化や、瞳が狐目になる。大玉螺旋丸などの九尾のチャクラの租借時(と思われる状況)にも獣化傾向あり。

    九尾の衣(チャクラの租借)では三本目までは精神の侵食や肉体への攻撃の兆候はあるものの正気を保てるが、四本目以降の九尾化はナルトの精神は完全に押し込められる状況にある。「九尾事件」で四代目火影・波風ミナトが生まれたばかりのナルトのへその緒に封印。屍鬼封尽の応用により、九尾の「陽のチャクラ」のみをナルトに封印する事に成功している。

    ミナトは屍鬼封尽の契約により死亡。しかし、母であるうずまきクシナの九尾事件での顛末やその後の消息は語られていない(←ナル×ジャン的には多いに注目してるところ)。現在、妙木山においてフカサクに師事し仙術修行を行っており、仙人モードや蛙組手、仙法などをほぼ修得している。ペインの木ノ葉襲撃によって、木ノ葉への帰還命令が下されたところ。連絡蛙が妙木山に向かう!!



全ての"尾獣"は"人柱力"として管理されていた!!!

さて、ナル×ジャン的には「Tails」で提示があった以上、尾獣は全て人柱力として、それぞれの隠れ里の管理下(額当て…六尾のシャボン玉君が異例)で運用されていた事になると考えます。つまり、三尾・磯撫の捕獲はこの「Tails」の提示に反する…と言う事です。三尾・磯撫はトビとデイダラのコンビに尾獣の姿のままで捕獲・封印されています。

「アナタが黒幕なら私も立ち回りもやりやすい
水影様…いや、マダラさん」(鬼鮫)

第404話「"鷹"と"暁"」で鬼鮫がマダラ(トビ)の仮面の下を見せられたシーンで、マダラ(トビ)=水影の提示がありましたが、三尾の人柱力の少年(?)が霧隠れ出身なのでピント来ますよね。当時、デイダラの後輩の立場を演じてたトビ(マダラ?)でしたが、裏で三尾の少年に接触した形跡を感じます。そして、人柱力から尾獣を剥がした…んじゃないか。

「デイダラさん!見ました オレの術ぅ!?
こいつイチコロでしたよ」(トビ)

三尾・磯撫を仕留めたのはトビでした(第35巻/164頁)。しかし、その前に三尾が水中を移動する際にデイダラの起爆粘土が襲っていました。その時は二人の協力で三尾を落としたと考えていたんですが、今にして思えば呆気なさ過ぎ…三尾弱過ぎ…(笑)。もしかしたら、この三尾の捕獲自体、トビが仕組んだヤラセだった?とも思えて来ます。

大体、あの広い海原で高速で水中を泳ぎ回る三尾・磯撫の居場所を特定するなんて、どんな方法でなし得たんでしょうか(もろ、三尾をそこに居させたんだ!!)。その情報をちらつかせてデイダラを懐柔するかの如く、たらし込んで行く事がトビの目的でもあったかも知れません。事実、この後でデイダラはサスケの能力を測る為の捨て駒的に扱われ、華々しく散っています(合掌)。

「"三尾"は人柱力じゃなかったぶん弱かっただけだ
力をコントロールする頭が無かったからな」(デイダラ)

この時はデイダラの意見に上手く丸め込まれてしまったけど(第35巻171頁)、三尾って妙に無口で知性が感じられなかった…と思いませんか?あれがトビの仕込みで、幻術か何かで既に無力化されてて、デイダラの前でトビがあっさり仕留めるように細工されてただけなんじゃなかったのか?と考えると、あの三尾・磯撫の捕獲作戦がしっくり来ます。

トビはデイダラに自分を疑わせる事無く、尾獣捕獲のノルマをサッサと済ませる必要があったんじゃないでしょうか?恐らく、"暁"の黒幕としての仕事が山のようにあったから…。だから、自分のノルマをチャッチャと終わらせたかった。それにデイダラと一緒だと尾獣の搬送も手伝ってくれるので楽だったからか?トビってもの凄く狡猾(こうかつ)だからね…。

三尾の運搬はデイダラにちゃっかり任せっきりで、自分は磯撫のお腹で寝そべって<スー…><スー…><スー…>と寝てましたよね(第35巻/172頁)。それにデイダラが気付いて起爆粘土で叩き起こしたけど、それでデイダラの信用を得たり、上手い具合に"暁"の一員に紛れ込む事も出来た。三尾・磯撫の何とも呆気ない"弱過ぎさ"は当時から疑問でしたよ…ね。

でも、何でワザワザ人柱力から尾獣を抜いてから、尾獣の姿で捕獲する必要があったのか?黒幕としての仕事が忙しいなら、いきなり人柱力を倒して済ませるんじゃないか?と考えます。そこに、三尾の人柱力の少年が所持する背中の大きなフック上の杖のような武器?の存在は意味深に浮上してきます。何故だか、グリーンの大きなお花が咲いてる…アレです。

「霧の忍刀七人衆」…三尾の少年もその一員だった…?

つまり、フック状の武器は「霧の忍刀」が一振りだった?

ナル×ジャン的には予てから「霧の忍刀」は忍界の趨勢に影響を及ぼす重要なアイテムなんではないか?と考えてまして、そもそも何で霧隠れが所有しているのか?が謎だったんですが、それも先の「マダラ(トビ)=水影」の提示でリニアに繋がったんですが、マダラ(トビ)の野望には「霧の忍刀」も組み込まれているんじゃないでしょうか?(…詳しくはココでは言えない!!ゴメン!!)

もし、三尾の少年が所有する武器?が「霧の忍刀」であれば、それを三尾捕獲の交戦で破損させたり、喪失の可能性もあるし、デイダラにその「忍刀」の存在を知られて"暁"内で喋られるのもよろしくなかったんじゃないか…と思うんです。「霧の忍刀(七人衆)」には鬼鮫がかなりナーバスで、カカシが再不斬と殺り合ったのにも、鬼鮫はかなり過敏に反応しましたよね。

それが、人柱力の少年でなく尾獣の姿で捕獲されたのであれば鬼鮫だって納得する言うか、諦めも付くと言うものです。三尾の封印には鬼鮫も参加してましたが、特に目立った異論や違和感を唱えた形跡は残っていません。「霧の忍刀」繋がりで関係があったにしてもその前に尾獣を剥がされる状況があったと、鬼鮫は受け入れざるを得なかったのではないか。

デイダラはかなりおしゃべりだったから、三尾の少年との交戦を他の"暁"のメンバーに鉄板で話すのが誰だって判るから、マダラ(トビ)もそれを避けたかった。それで、先回りして少年から尾獣を剥がして、細工をした後にデイダラ同伴の下、尾獣の捕獲に成功してみせた。そこには地下で暗躍する黒幕としての「思惑」が満ち溢れていたんじゃないでしょうか。

マダラ(トビ)と「霧の忍刀」がどんな関係にあるのかは別の考察に任せるとして、「霧の忍刀」って、「尾獣」と比肩するくらい『NARUTO -ナルト-』の物語の中では大きなファクターなんじゃないかと、僕は考えているのです。それをどんな風にへ理屈…否…考察するかを一応楽しみにしてて下さい。書こう書こうとしてるのがあるので…(←一体、いつになったら書くんだ!!まったく…滝汗)。

「Tails」はマダラ(トビ)の野望の「一面」を臭わせる…。

取り合えず、今はそうとだけ言わせて下さい。その臭いを醸し出す為に「Tails」を、キッシーはこのタイミングで露出したんじゃないかと、僕は考えているんで…。そして、鬼鮫がマダラ(トビ)に言った「アナタが黒幕なら私も立ち回りもやりやすい」(第404話「"鷹"と"暁"」)と鬼鮫が漏らした言葉の意味も俄然…「力」を帯びて来ます。

霧隠れ七刀のうちの一振り
うちはイタチと組んでる干柿鬼鮫の大刀の"鮫肌"
この手にするまではね」(水月)

鬼鮫には鬼鮫の使命があって、勿論、"暁"で活動する以外にです…。そして、水月が"蛇"に参画する理由になったのも「霧の忍刀」である「鮫肌」の存在でした。自ら真っ先に再不斬が遺した「首斬り包丁」を確保したのも水月の隠し持つ使命をも感じる行動でした。同時に水月も腹に一物を隠す存在だと言う事だと思います。

「何でボクの首斬り包丁を置いてきたんだよ!」(水月)

第417話「雷影、動く!!」で、メタメタの状態で雲隠れの雲雷峡を脱出した"鷹"ですから、水月のあの重い「首斬り包丁」までは持って来れなかった…。これは自然だと思います。水月の言い方だと草薙みたいに自動帰還能力は無いみたいですから。これの回収に「誰」が動くかが、この考察を一番早く判定する描写になるんじゃないかと思います。

もしかしたら、マダラ(トビ)が回収してる…としたら…(黒汗)。

そして、「Tails」…人柱力のキラビとナルト。キラビの存命が「運命」であり、それが大自然(地球)の意志であったなら、その「運命」は必ずやナルトとキラビを出逢わせる筈です。そして、この二人が"暁"の目的の阻止に向かう大きな力になる事を心から願います。想い半ばで命を絶たれた他の「Tails」の願いや苦悩までも二人は託されているのだから…。それを真摯に受け止めて欲しい。

「写輪眼」「尾獣」「七本の忍刀」……。

全ては…あの「決戦」から始まっている…。

  
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第420話「戦場、木ノ葉!!」(其の参)


さて、ホンワカした妙木山から場面は木ノ葉へ…。その前に今回の感想は「其の壱・カカシVSペイン天道編」「其の弐・妙木山ハイタッチ編」がありますんで、未だの方はそちらから順に読み込んで下さい。土曜日発売で野暮用でまとめて時間も取れなくて、それでもチャッチャと片付けるのもアレな濃ゆい内容だったので、変則の三部構成にしてみたんですが、じっくりと書けて僕的には良かったな…と思います。それでは「其の参・木ノ葉蹂躙編」の始まり~始まりィ!!


木ノ葉隠れの検死室…担当はシズネ・オヨネ・クマドリの三名。シズネが後ろで髪を括ってて始めはそれがシズネとは思えず、オヨネか?!なんて思ったほどで、それがシズネの気合いで、自来也を失った綱手の傷心に同調した女心と感じ入り、意気込みが人の顔つきまで変えてしまうんだと、自分の浅はかさを思い知ったもんです。木ノ葉は怒っている!!それが木ノ葉隠れの深層に流れています。

「急にチャクラの計機が反応して
黒い棒が加熱したからおかしいと思ったんだ
コレ高周波チャクラを受ける
復調装置だったんだ」(シズネ)

「フクチョウ装置…?
つまり何です?」(クマドリ?)

「復調」…電気技術用語で、変調信号を受信した時に、それを元の信号波に復元する事を言います。「検波」とも言われますが、検波は無変調(変調されていない)の信号にも使われるのに対して、「復調」は変更波に対してのみ使われる点で、特殊と言えます。一般的に検波よりも復調の方が仕組みも複雑で、規模も大きいです。ここでは「高周波チャクラ」を「復調」してるところがミソな訳です。

「高周波チャクラ」…ってのはお初で、これまでその兆候すらなかった新用語ですが(笑)、「復調」と言う電気技術用語から察すると、チャクラって「交流」でプラスとマイナスで入れ替わる形式のエネルギーじゃないかと考えられます。普段は身体の中(経絡系)で練られるチャクラですが、それを「高周波」に変調する事で、身体と言う"電線"を飛び出して「発信」が可能になると言う事でしょう。

そう言えば…チャクラの「陰」と「陽」ってのがあった…。

身近なところでは携帯電話とか、普段お世話になってる電子レンジなんかも同じ仕組みと考えて良いと思います。交流のプラスとマイナスの切り替え速度をドンドン上げて行くと、電気が磁気を生み出し、それが逆に磁気が電気を生む相互の協力?みたいな作用が起こり、ま、それを「電波」と言うんですが、それと似た仕組みでチャクラも飛ばせる技術大系があると考えて良いと思います。

多分、ペインのピアスが「復調器」であり、それが存在すると言う事は「高周波チャクラ」のままでは使用に適さないのでしょう。つまり「高周波チャクラ」はチャクラを遠隔地に送信する為の便宜であり、それを受け取る為にペインのピアスは存在する。そして、受信したチャクラを「復調」して使用可能な周波数に変換(恐らく低周波)して、個々に使用している…それが「六道」の仕組みでしょう。

シズネがペインのピアスとを右手に持っていて、左手の携帯電話みたいのがチャクラ計じゃないかと思います。チャクラにもいろんな周波数があって、それを数値化して観測できる計測器で、香燐がチャクラを感知する仕組みはこれと同種の能力なのだと思います。だから、香燐がペインの近くにいたら直ぐに勘付いたんじゃないかな。だから、香燐はペインに接触してないですよね。

また、ペインのピアスはペイン六道の共通の武器である「血刀」(仮称)と同じ組成であり、シズネが手にしていても自分のチャクラを乱されたり、輪廻眼の脅威(イメージ)に浸食される事がない描写から、身体に刺さるなど、経絡系(心臓を中核にした器官)か、血液との直接の接触が必要なのだと考えられます。ペインがピアスの形式で身体に刺している理由はそれに拠るのだと思います。

「つまりコレは
チャクラの受信機ってこと!
今まさに受信してる!」(シズネ)

「…受信機?
どういう事です?」(クマドリ?)

多分、この飲み込みの悪いスットコドッコイはクマドリだと思うんです。目の周りが黒いだけなんですがね(笑)。それに、オヨネは女の子のイメージがあるから。オヨネは別のところで作業してるんじゃないかと思います。で、そのクマドリがもっと飲み込みが良ければ、ここでサラッと種明かしがなったんだけど、妙に理解力が低いので次週に持ち越しになっちまった…畜生!!(笑)

「つまりコレが受信機って事は…
…そんな説明してるより
すぐに綱手様に連絡しなきゃ」(シズネ)

<ザッ>(シズネ)

シズネには「システム・ペイン」がある程度理解出来てるようですね。一刻も早く綱手に事の真相を伝えて欲しいもんですが、こんな場合はえてして邪魔が入るものなんで、こっちもオシリの座りが悪い…。妙に飲み込みの悪いクマドリなんか置いといてサッサと綱手の執務室に急行するように!!しかし、ペインのピアスの謎の解明は大きい!!難攻不落っぽいペイン六道の攻略法が見えて来ましたね。

「オレにはオレのやり方がある」(天道)

第419話「襲来!!」で天道が唯一「オレ」と漏らしています。その前の役割分担でも自分を「天道」と称していたのと違和感を拭えませんでした。そして、「オレ」と言う言葉が小南との会話の中で出て来た点に感情みたいな「揺れ」を感じたんですが、ペインのピアスがチャクラの受信機だった事実と考え合わせると、問題はその高周波チャクラがどこから飛んで来てるかに集約されます。

つまり、天道が漏らした「オレ」が天道を指すならば、高周波チャクラの発信元は天道であり、天道を通して「本物」が喋らせた「オレ」であるのなら、「本物」は別の場所に居る事になる。小南に向けた言葉だから、本物は小南ではないとも言えます。シズネがチャクラを感知する計器を持ってるんですから、それで発信源を特定すれば「システム・ペイン」は叩ける!!木ノ葉に香燐が居ればもっと話は早いんだけどね。




で、場面は「暗号部」にスイッチ。ここではシカマルとサクラ、それにシホがああでもないこうでもないと話し合っているようです。そこにペインの揺動部隊の攻撃による<ズズズ>っと言う振動が伝わって来ます。ペインの強襲に対する木ノ葉の対応が余りにも遅く感じたのは木ノ葉隠れの里が非常に大きい事にあるようです。広大な里の一部で騒動を起こしてる…それが上手く揺動になってるんですね。

<ズズズ…ン…>

「!」(シホ・サクラ)

「何だ!?」(シカマル)

物騒な物音に驚く三人。しかし、この雰囲気だとこっちは謎に迫るどころではないようですね(笑)。「本物はいない」が何だったのか?シカマルがシズネの情報からどんな風に「システム・ペイン」の謎を解明して行くかが楽しみでならないんですが、ペインの無差別攻撃に翻弄されずにシズネと合流して欲しいです。シカマルがこの後、どういう風に動くかが一つのポイントになりそうですね。

「これって…?」(サクラ)

「行くぞ!」(シカマル)

察しの良い二人ですから、木ノ葉隠れの里に現に起こっている事の重大さには気付いていると思います。それが"暁"の攻撃…もしかしたら、ペイン六道が木ノ葉に攻撃を仕掛けて来てるところまでシカマルにはイメージ出来てるかも知れません。で、あれば、シカマルが「行くぞ!」と言うのは綱手の元に急ぐと言う意味になると思います。でなければ、爆炎の立ち上る場所に直行なんですが…。

そうなると、「揺動」に乗っちゃう事になるし、シカマルがピンチに追い込まれるのは嫌なので、綱手の執務室に直行して現状の情報を把握する落ち着いた選択を期待したいです。ここは危機管理のマニュアルがあるならば、指揮系統の上位部署なり上司に接触、それで指示を受けるのが定石です。折しもシズネも綱手に向かっていますから、シカマルの賢明さに期待するばかりです。



一方、木ノ葉情報部。いのいちが雨隠れの下忍の意識に潜っています。下忍の頭からは湯気が立ち上っていて、精神世界での激しい攻防を感じさせます。秘密保全を前提にした幻術障壁が自白を防御しているんだから、当然、その対処の一つとして「自死」に導くプログラムもあるんだろうけど、どっこいそれは情報部の三人が個別の術式を介して阻止している。その拮抗がこの湯気なのかな…と思います。

<ガサ>「!」(いのいち)

「見つけた」(いのいち)

幾重にも張り巡らされた幻術の障壁をクリアしたいのいちが遂に下忍の意識の本体に辿り着きます。まんま「脳」のイメージなんですが、そこから無数の枝が四方八方に伸びていて、それを無数の障壁が覆い隠していました。いのいちが「見つけた」と言うんですから、ここから下忍が自白しなかったネタが掘り出せるんでしょうが、果たしてこの下忍が自来也が聞き出した以上の情報を持ってるんでしょうか?

「…西の一番高い塔
ペイン様は居らっしゃる
…と言われている」

自来也の尋問で(第40巻/178頁)、一応呆気なくゲロった情報はありますが、これは自来也が聞いただけで、それを何かに認(したた)めて木ノ葉に伝えた描写はなかったし、フカサクもまだ召還される前。ゲロ寅(巻物蝦蟇)も蔵出しの前で聞き及んだ風ではありませんでしたから、きっとこの情報で、もし里の外、それも雨隠れから高周波チャクラが送信されてるなら、ペインの「本物」の居場所を特定する手がかりにはなるでしょうね。

<ピシピシ><ピシ>(修羅道)

<ガパッ><キューン>(修羅道)

もう、修羅道だけは何でもアリかい!!(笑)ボウズ頭がパックリ割れて変なアンテナみたいになって大規模な爆発?衝撃波のような攻撃を仕掛けます。超振動兵器とか?こんなの出来るんなら別に「禁術兵器」なんて必要ないじゃん!!とも思えるんですが、「禁術兵器」はこれの比じゃないくらい壮絶な兵器と言う事になりますね。しかし、これを忍術と呼んで良いものかどうか?(滝汗)

<ドワッ><ゴゴゴ>

「!」(シノ・キバ)

「!?」(ヒナタ)

「!」(チョウジ)

「何なの?」(いの)

流石にのんびりしてる木ノ葉の忍たちもこの大規模な修羅道の攻撃には気付いたようですね(笑)。さて、この子たちがどんな機転を利かせて仕事をするか?この一大事をどう受け止め、その中でどんな判断を下し、実際にどんな行動をとるかが重要。人の真価とはこう言う一大事に発揮されるべきで、日頃の精進とか、その人の本質が如実に表れます。みんな、頑張れッ!!

<ザッ>「お父さん!里が…!」(いの)

「!?」(いのいち・イビキ)

いのは速攻、いのいちに連絡。いのいちとイビキの驚き方からすると、ペインの揺動隊の攻撃の及ばない場所に情報部はあり、やはり木ノ葉隠れの里自体が広大な面積を有し、その一部分でペインの揺動隊が騒ぎを起こしてる。いのがいのいちにいの一番に(プッ…)報告に行ったのは父親であると同時に、直上の上司だったからではないかと思います。いのも能力からしても情報部向きですし。

しかし、下忍の意識の奥底に潜ってるいのいちにこんな無造作に声掛けて良いのかね?と思ったんですが、咄嗟にいのいちがいのの報告に反応した描写から察するに、必要な情報を得て浮上した直後だったとも考えられます。つまり、後は綱手に報告するのみ。いよいよペインの謎に迫る材料が出尽くした感がありますね。でも、ペインの魔手も直ぐそこに迫ってるし、切迫した状況には変わりはないです。

(ついに来たか…)(綱手)

綱手は執務室から木ノ葉に立ち上る爆炎を観ています。しかし…執務机の前に片膝に控える木ノ葉ベストとパーカーか頭巾付きのマント(暗部の装束?)の二人は誰なんだろう?パーカーはシノじゃないのは、シノの場合は背中にポーチが付いてるからね。どうも暗部臭い。それと、執務机の上に乗っかってる…背中に「金」の文字を刻んだ蛙ちゃんが恐らくフカサクが遺した「連絡蛙」の筈。

"予言の子"はあの子であって欲しいと…
そう願わずにはおれんの
自来也ちゃんは全てをあの子
託したんじゃからな)(フカサク)

綱手は爆炎を上げる原因がペインである事を悟っているかのように(執務室になおる二人が報告しに来たのかな)、フカサクの言葉を想い出しています。そして、その言葉は在りし日の自来也を想い起こさせる…。ちょっと上目遣いの優しい表情。今生の別になった酒酒屋の暇乞いの自来也?そして、縄樹とダンが続き、ナルトが…それぞれの首には初代の首飾りがぶら下がっています。

それぞれに綱手が託し、その死をもって自分に帰って来た首飾り。それがフカサクの「"予言の子"であって欲しい」の「欲しい」に共鳴しているかのようです。綱手にとっても「三度目の正直」と言ったところになるんでしょうか?賭博師(ギャンブラー)っぽい…綱手の意気込みを感じる「賭け」だな。綱手だって願っているんです…フカサクと同じように…。

「非常事態警報を出せ
それから―」(綱手)

「ナルトを呼び戻せ」(綱手)

シズネの情報といのいちの情報が合わされば突破口も見付かる。ナルトは仙人モードがあるし、フカサクだって黙っちゃいない筈です。問題は、ペインのスピード。そして、一番心配なのがカカシだ…。現在、天道と接触中だからね。天道もカカシを知ってたから、情報を聞き出せる相手としてしつこく迫ってきそうな流れですから…。イルカさんが気を利かせて増援を手配してくれてるとは思うけど…。

それに雲隠れからはサムイ小隊が木ノ葉に伝令として向かってるから、それがこの騒動に絡んで来る可能性もあるし、サスケだって木ノ葉を狙ってる。体勢さえ整えば直ぐにでも「木ノ葉潰し」をする勢いだった。いろんな要因が木ノ葉に集結して来そうです。もしかしたら、キラビだって木ノ葉の騒ぎに乱入して来るのだってあるかも知れないし…目が離せないっス…。そして、息苦しい。とんでもない事が起こりませんように…。てか、既に始まってるか…(滝汗)。

以下、九尾の名言(第34巻/175-176頁)より…(多少アレンジ)。

『最後になるかも知れんが…
一つ…言って…おく…
カ…カシ…は…殺す…な
…後…悔…する…ことに…』


  
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第420話「戦場、木ノ葉!!」(其の弐)


今回は変則の感想三分割なんで、「カカシVSペイン・天道編」(其の壱)をお読みじゃない方は先ずはそちらから…。で、ここからは「妙木山編」。場面はナルトとフカサクが修行を終えて住居に帰って来たところから。居間でナルトがお茶などを啜っています。取り敢えずビールじゃないところが未成年のナルトっぽくて良いです。しかし、居室はフカサクらのサイズに合わせてるらしくてナルトにはやや窮屈そう。

<ズズ>(ナルト)

「ほんなら新鮮な食材
調達してくるけんな」(シマ)

(またグロい系かなぁ…
…やだなぁ…)(ナルト)

「母ちゃん
精のつくやつ頼んだで!」(フカサク)

おいおい、フカサクさん。何を期待してるんかーいッ!!(カチーン♪←髭男爵風)と、冗談はさておき、数件のタレコミが妙木山の食事に寄せられております…。ちょっとトラウマになりそうなお食事なんですが、もしかしたらあのグロい系の食材がナルトの仙術との親和に一役かっているんじゃないかと…。それに蝦蟇の油を混ぜ込んで食べさせている…等々…タレコミ、ありがとうございました。

ナルトはグロい系と言いながらもしっかりと食べてるからね。フカサクの「精がつく」と言うのも満更無関係でないとも思うんです。と言うのは、どう考えてもナルトの進歩は速過ぎる。ま、これまでも螺旋丸を一週間。風遁のチャクラ性質も驚くべきスピードで修得したから、それが仙術修行にも適用されるんだろうけど、それぞれに理屈があったから、今回はこの食事が関係してるのもアリです。

しかし、一つ疑問があって、それはシマが全く修行に顔を出さない点です。自来也の仙人モードに召還された時はあんだけ口煩(くちうるさ)かったのに、ナルトの修行には顔を出しません。それは何故なんだろう?と考えてたんです。竹林の鬱蒼とした小さなお堂。笑顔をたたえるお地蔵様。食材を調達に行ったシマがお堂の前で手を合わせているカットで何だか判った気がしました。

角(つの)蛙風の地蔵様?それにシマは手を合わせています。これって、もしかしたら『自来也のお墓』じゃないでしょうか。自来也の骸を回収したか否かは不明ですが、シマが静かに手を合わせる姿は何だか切なく感じられます。外に出たときは必ずここに立ち寄り、こうして手を合わせてるんじゃないかな。シマには自来也の死は受け入れ難いくらいショックだったんじゃないかと、僕には思えます。

そして、フカサクだけがナルトの修行をつけるのは、ナルトの飛んだり跳ねたりする姿が、妙木山に迷い込んだ少年…自来也にダブってしまう。それがシマには堪えられないんじゃないかと思うんです。時々ナルトが見せる笑顔なんて…シマには毒みたいなもので、そんなものに触れたら泣きわめいてしまう…。それほど、シマは傷心なんだと思えるんです。だから、ナルトの仙術修行には来ない。

その代わりに、部屋の掃除をしたり、腕に選りをかけた料理を作る…内助の功に徹してるんだと思うんです。だから、シマのテンションが低かったり、口数は思いの外少ないでしょ。それがこの竹林のお堂のお参りに符合して、何だか心に沁みて来ます。そして、そんなシマに当たらず障らずナルトの修行を付けているフカサクにも…。フカサクだってシマと同じくらい辛い筈だから…ね。……二人共、オトナだぜ…。

仙術チャクラも練れるようになったし
蛙組手仙法もある程度マスターした
ここで最後に一言言うとく事がある」(フカサク)

「な…なに?
かしこまっちゃってさ」(ナルト)

シマが居なくなったのを見計らってフカサクが切り出しました。このタイミングには意味があると思います。これはフカサクとナルトの会話の後半で合流する伏線じゃないかと思います。忘れないように記憶のキャッシュメモリに置いておいて下さいね。ナルトの仙人モードの予想図と言うか、完成系のイメージもそこにはあるので、あれこれ考えてみて下さいね。

話を戻すと、ナルトは"蛙組手"以外にも"仙法"もある程度修得したとあります。って事は、自来也の使用した「仙法・五右衛門」とか「仙法・毛針千本」とかも使えるようになったかも知れませんね。ナルトは忍術のバリエーションが少なくて闘い方が単調になる傾向があるから、術のバリエが増えるのは大歓迎!!それに「超大玉螺旋丸」も使用可能かもね。でも「油」とか吹いちゃうんですかね。

「それはな…仙人モードのリスクについてじゃ」(フカサク)

「リスク…」(ナルト)

ここでナルトが「リスク」と言われてピンと来ないのは、仙術修行で蛙化を経験してるからだと思います。例の<プクーッ>って顔がまん丸になって、最後は蝦蟇岩になってしまう…アレです。ナルトは「リスク」をそれだと思ってるから、何で今更って思うんじゃないでしょうか。しかし、フカサクの「リスク」てのはそれとは違って、寧ろ「制限」に近い。それがこれから判ります。

「そうじゃ…
そのリスクをちゃんと把握できてこそ
仙人モードが最大限活かされる!」(フカサク)

「リスクって?」(ナルト)

「まずはナルトちゃんも
分かっとるとは思うが
仙人モードはそう長くは持続せん
もって5分じゃ」(フカサク)

仙人モードなんて狡いって散々言ってましたから、この程度の枷(かせ)は欲しいところです(笑)。それでも仙術修行がインスタントに終了したり、そいでもって自来也以上の成果を得られたり…と不満が残ってますから。しかし、「5分」…これも解せない…と言うのは自来也はペイン戦では5分どころじゃなかった。ただ能力の減衰は感じられましたが、その説明がこの後続きます。

「それから仙人モードになるための
自然エネルギーを集めるには
"動くな"が基本じゃ

それゆえ戦闘に入ってからではまず使えん
動かんかったら敵の格好の的じゃけんの」(フカサク)

「仙人モードになれるのは
仲間がたくさんおって
己がフリーになる時だけじゃ
どうしても一人の時に仙人モードに
ならなにゃいけん時は
いったん戦闘から離脱して
自然エネルギーを集めるしかない」(フカサク)

フカサクさんが今更、申し訳なさそうに言うのは、ナルトの仙術修行に対するモティベーションを下げたくなかったからでしょう。僕も"動くな"が戦闘の中で生きるとしたら精神的な落ち着き…「明鏡止水」(めいきょうしすい)の境地だろうと思ってましたが、フカサクの説明からすると、仙人モードの持続時間の「5分」とは自然エネルギーの取り込み量の限界による活動限界でしょう。

確かに、いちいち自然と一体化して自然エネルギーを集めて取り込むシーケンスを戦闘中に行うのは無理がある。第一、まどろっこしい!!(笑)しかし、それでもナルトに仙術を仕込んだのは自来也がナルトに全てを託したようにフカサクも託したかったからじゃないかと思うんです。与えられるものは何だって与える…これが「親心」であり「愛」なのですから。

「ああっ!!使えねーじゃん!
じゃあ今まで何のために…!」(ナルト)

「そうガッカリすな
そこでそのリスクを補うために
ワシがおるんじゃ」(フカサク)

「どういう事?」(ナルト)

フカサクが何だか勿体振ったように感じるのは気のせいでしょうか?(笑)自分に当て嵌めて考えると、こんな時ってちょっと迷ってるのかな…と思います。何でフカサクがナルトに対して迷う必要があるんだろうか?と、このカットの時点で悩んだんですが、それが次のコマで理解出来ました。フカサクには蛙としての悩みがあるんでしょうね。自来也の時も同じように小出しに確かめたんだろうな…。

「ワシとナルトちゃんが身体を融合させれば
それでOKじゃ!」(フカサク)

「……」(ナルト)

「ゲロゲロゲロゲロゲロ」(ナルト)

「ギャアァアア!!!!」(ナルト)

ナルトには九尾が自分を浸食するイメージが強くあるから「融合」と言われると、どうしても蛙のバケモノ風の妄想が襲うのだと思います。自来也も鼻がブツブツのデカ鼻になって「しかし小僧…おぬしゃ女子にもてんよーになるゆーて」(第41巻/111頁)と、仙人モードを拒んだ形跡があります。これはシマが自来也をチクリとやった言葉だと思うんですが、フカサクにもチクリと来たのかな…と思います。

フカサクは自来也を自分の子のように思ってたんじゃないかな。それはシマも同じで、だから自来也からの拒絶は身を斬られるように痛かった…。それがナルトに説明する仙人モードのまどろっこしさに混入していたんじゃないかと、僕には思えるのです。フカサクはナルトの反応が怖かったのです。だから、じっくりとナルトの気持ちを確かめながら話を進めた…しかも、シマが外している間に…。

「融合言ーても背中に軽くくっつく程度の融合じゃあけんの」(フカサク)

「な…なんだ」(ナルト)

「でもなんで融合すれば
OKなんだってばよ?」(ナルト)

フカサクはホッとした事でしょう。ナルトはフカサクを拒まなかった。心が通じ合ってるとは言え、人と蛙。フカサクが用心深くナルトに接近して行ったような描写の意味がここに集約しているようです。ナルトの心の土俵はフカサクが案じていたより広かったんですね。それをこれまでの物語の中で僕らは観て来たから判るけど、フカサクはまだ日が浅いから…不安だったんですね。

ここで、フカサクが言う「背中」って言うのがポイントで、ナルトもフカサクのみとの融合をイメージしてるんですが、シマはナルトの仙人モードには参加しないんじゃないかと思う訳です。それはシマの意志と言うよりはフカサクの配慮なんじゃないかと、深読みストで考え杉良太郎の僕としては思ってしまう訳です(笑)。

シマは自来也の死に酷く憔悴(しょうすい)しています。受け入れる事すらなっていないかも知れない。しかも、ナルトは自来也を想い出してしまうくらい良い子だし、雰囲気も似ています。笑顔なんて…!!そんなナルトにシマを降ろさせるなんて、フカサクにはそんな酷な事できない。フカサクはシマの事を心から案じるから、ナルトの仙人モードは自分だけが受け持つ覚悟なんだと思うんです。

ナルトの仙人モードはフカサクが背中に融合する!!

フカサクが背中に降りてナルトに指示したり、後方の警戒をする。Xウィングに搭載されるR2D2みたいな感じかな?(ウロです)今のシマの雰囲気を観察すると、どうしても戦闘に参加できるとは、僕には思えん訳で、それを強いないところにフカサクの愛があり、温かな人となり(正確には…蛙となり)が滲み出てるようでしっくり来ます。それかあり得ないけど「懐妊」(かいにん)の線も微妙に臭う…(エッ~ッ!!)←それで「精がつくもん」なんかーいッ(笑)。

シマのご懐妊?!(テヘヘ…←フカサク)

問題は仙人モード召還用の隈取りのデザインだ…。自来也は左右にL字を描いたけど、あれは双肩に二大仙人を口寄せする為の図式だった筈だから、背中にフカサクだけを降ろすとしたら、例えば眉間からオデコに真っ直ぐ立ち上がるような一本線みたいになるのかな…なんて予想しています。何れにしても自来也の仙人モードとはデザインが違うんじゃないかと考えています。

「カンタンに言えば
"静"と"動"の役割分担をするためじゃ
片方が動いている時は片方が止まって
自然エネルギーを取り込む」(フカサク)

「自来也ちゃんも
ワシら夫婦を両肩に乗っけた状態
仙人モードの最終形態じゃった」(フカサク)

何で「融合」したら仙人モードが戦闘で使用できるようになるんでしょうか?これは僕も同じように説明が欲しいと考えてました。仙人モードが提示されたペイン戦では二大仙人が「触媒」のような働きをして自来也に「力」を与えてるのかな…と考えてて、それが「蝦蟇の油」で現実味を帯び、ナルトがその油無しで仙人モードが可能になった上での「融合」の意味が分からなかったのです。

フカサクの言うように、融合がもたらす「役割分担」があるならば、仙人モードの持続時間の延長だって説明がつくし、自然エネルギーを収集する為に時間を必要ともしなくなります。自来也のように単身で行動する場合も口寄せする暇(いとま)さえあれば仙人モードは使用可能です。確かに、これなら実用性は一気に高まりますね。それに、術の補助や探知も期待出来るし、精神的な安心感もある。

「なるほど…そういう事か」(ナルト)

「まあ心配するな
ナルトちゃんよ!」<スッ>(フカサク)

「OK~!!」<パン>(ナルト)

「心配」とか「リスク」って言葉を使ったのはフカサク自身がそれを抱えてたからなんだと考えると、意地らしい…じゃないですか?これはきっと世のお父さんの心配事なんだろうな…とも思えます。生まれた時はあんなに可愛く微笑んでくれたのに…。いつだってこの胸に飛び込んでくれたのに…って想い出してる…これは「父親」の悲哀でしょう…少なくともフカサクはそんな目でナルトを見てる…と。

で、微笑ましい…フカサクとナルトのハイタッチ!!今、木ノ葉がどんだけ大変な事になってるかなんて二人は勿論知らない…筈。連絡蛙が訪れるまでは…。でも、これで一応、ナルトの仙人モードも実戦投入可能なレベルには達した事になります。それに未だ出てないけどゲロ寅(巻物蝦蟇)の蔵入りだってあるし、そうなればナルトの九尾のチャクラの完全解放モードだってある。

そして、その状況を想定した上での仙術修行であったとしたら…だって、九尾のチャクラって自然エネルギーの一種とも考えられるから、仙術チャクラのノウハウがそのコントロールに活かせる可能性もあると考えられますからね。ナルトに内蔵された九尾が仙術修行の礎(いしずえ)になり、仙術の修得が九尾のコントロールを引き寄せたとするなら、余りにも合理的過ぎて怖いくらいです(笑)。

でも、ナルトは主人公なんだし、とんでもない人外を相手にするんだから……狡くなんかない!!(滝汗)続きは「木ノ葉蹂躙編」(其の参)でーす!!


   
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第420話「戦場、木ノ葉!!」(其の壱)

   
<ガ><ガ><ガ><ガ><ガ><バッ>

妙木山の修行。フカサクとナルトが宙を舞っています。これがフカサクの言う"蛙組手"でしょうか。ナルトたちの眼下にはタケノコ風の住居?が見えています。その大きさから推測するとかなりの高度まで登っているようです。"空中浮遊"などの「超能力」がない世界観で説明するなら、これは仙術チャクラ…自然エネルギーの齎す肉体活性の賜物…地面を蹴った跳躍のみでこの高度に達したのです。

「たいしたジャンプ力じゃ!
蛙組手もなかなかのもんじゃのう」(フカサク)

「へっ!」(影分身の術!!!)<ボン>(ナルト)

<グッ><バッ>(ナルト)

「まだまだこれからだってばよ!!」(ナルト)

フカサクとナルトの間合いが切れました。通常の組手…徒手格闘においては足裏を地面から離さないのがセオリーで、少なくとも(技の流れで浮く事はあっても)身体が空中に浮く状態を積極的には作らないものです。空中に身体が浮いた時点で「死に体」となり、格好の標的ですから…。フカサクもナルトのジャンプ力を褒めてますよね。つまり、この修行はナルトの跳躍力の「評価」にあると言う事です。

そこを起点に考えると、"蛙組手"とは下半身の運動能力を重視した高速移動を中核にした体術ではないかと思えます。重力に反して上方に跳んだ場合でもこの高さに達するのですから、これが水平移動であればもっと速度も距離も出る筈です。自来也も仙人モードで高下駄を脱ぎ捨て超高速体術を披露していましたね。その意外な切れの良さに驚いたものですが、あれは"蛙組手"だったんだ…。

身体を浮かさないのがセオリーと言うのは、跳躍の頂点で運動エネルギーが「0」になってしまうからです。重吾のようにバーニアがあるなら別ですが…(笑)。丁度、フカサクはその状態でこれから落下するしかない訳です。それはナルトも同じなんですが、そこにナルトは影分身を出して踏み台にしてフカサクに襲いかかります。ナルトは既に"蛙組手"をアレンジしてるんですね。ナルトの影分身ってホントはコンプレックスだったのにね。

オトナって脳が硬くなってるから、ナルトみたいに自由な発想が出来る柔らかさに憧れちゃうんだけど、そもそもその「硬さ」ってのは経験が蓄積されてるからで、ナルトの作戦が正解とも言い切れない部分があります。この後、フカサクのカウンターが奇麗にナルトに極まるってのもある訳で、その試行錯誤の中にナルトは居るのです。それはフカサクも通って来た「道程」。それがほろ苦いのです。


扉絵の「Tails」は「今週号の疑問」でチェケラッチョ!!(笑)


一方、木ノ葉隠れの里。ペインの揺動隊の無差別攻撃が継続中。しかし、いくら不意打ちとは言え、ここまで一方的に蹂躙(じゅうりん)されるものなんでしょうか?木ノ葉隠れって忍の隠れ里なんだから、有事の即応体勢ってどうなってるのか?暗部や警務部隊(警察)だけでなく、普通に修行を積んだ忍がいるんだから、臨機応変に対応する事ができそうなんだけど…解せない…。

「う…」(木ノ葉の忍)

「大丈夫ですか!?」(イルカ)

<スッ>「!」(イルカ)

瓦礫の山と化した木ノ葉の一角。倒れる忍に駆け寄るのはイルカさん?そして、その背後に忍び寄る影…。イルカだけでなく、僕も凍り付きました。冷たい汗が流れました。ペイン・天道がイルカの後ろに立ってました。めっちゃ冷たい目で見下ろしています。いくら救護中とは言え、これに気付かないイルカも悪いんだけど…背後取られてるし、死に体だし…。いきなり絶体絶命だし…(滝汗)。

「九尾の人柱力の居場所を吐け
でなければ殺す」<スー…>(天道)

(…そうかこいつが…"暁"…)(イルカ)

天道は探索班ですから、こうやって「九尾の人柱力」(=ナルト)の居場所を探すのが役目なんですが、人間道(ロンゲ)のような幻術系の尋問はできないようですね。六道のそれぞれが単能のスペシャリストのようでうから、そう言えば、天道の能力ってまだ出ていないですね。そして、今、マントの下から<スー…>っと出してるのが唯一の共通能力。これで自来也を仕留めたんだよな…。

ナル×ジャン的にこの武器を仮に「血刀」と呼んでいます。それは、この<スー…>っと伸びてるのが単なる「リボン」で、それにペインの血液を染み込ませ硬化させた武器だと考えるからです。地獄道が自来也に殺られた畜生・人間・餓鬼道を蘇生させた時、胸の修復をしたのに、人間道(ロンゲ)が自来也のハイキックで潰された両眼は治さなかった。

それでも人間道は行動出来て、結局最後は自来也をやっつけちゃうんだけど、「輪廻眼」って瞳力じゃない?!って、そこを起点に考える材料になった描写でありました。「血」と考えたのはペインが血を流すからで、輪廻眼が六道全てに備わり、尚かつ口寄せした動物にまで備わっている事から写輪眼のように眼球の特殊じゃなくて状態と考えたからで、その共通項が「血」ではなかと仮説った訳。

「さあ言え」(天道)

「お前のような奴に
何も話すつもりはない」(イルカ)

「そうか…」<ヒュン>(天道)

天道の尋問が余りにもあっさりとしています。イルカはナルトの情報をかなりの濃度で持っているのですが、いきなりイルカの顔に「血刀」を向けます。例えば、「血刀」の特性である"輪廻眼の浸食"(チャクラを乱す)で操り、情報を聞き出すつもりなら急所は外す筈で、顔なんかに刃を向けたりはしないです。つまり、天道は尋問には興味がないのです。

これは六道がそれぞれに特化された存在で、単能のスペシャリスト故の行動の分化であると、僕は考えます。天道は一人ずつ殺す事で人柱力を炙り出す作戦に出ている…「オレにはオレのやり方がある」(第419話「襲来!!」)にもそれは符合します。でも、イルカさん…このまま殺られちゃうの?こんなに呆気なく…?と、もう『NARUTO -ナルト-』読むの辞めちゃおうかしら…って思ってたら…。

<ガッ>

「ハデに暴れて注意を引いて
片や陰で捜索か…」(カカシ)

「カカシさん!」(イルカ)

カカシ…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

天道の「血刀」をカカシが阻止。カカシは既に写輪眼の左眼を出し臨戦態勢。右眼は瞑っていますから、写輪眼に集中している筈です。半身で天道に対しているのは右手で既に次の手を準備しているからです。それを天道は感じているので動かない。見つめる輪廻眼。それを冷たく威圧するカカシの写輪眼。ところで、カカシはペインの「血刀」を握っているんだけど、違和感を感じてないようです。

これは輪廻眼、或いはペインの能力が「血」と関係すると推測する一つの材料だと思います。カカシの「血刀」阻止の描写には、肌越しではなく、身体に「血刀」が刺さらないと敵のチャクラに干渉できない可能性を感じます。カカシがペインの能力をどう分析するのかは非常に興味深いです。出来れば無事であって欲しい。そう願わずには居られません。もし、カカシさんの身に何かあったら…(脂汗)。考えたくない…。

「そこの負傷者を連れて退いて下さい
 ここはオレに任せて」(カカシ)

<ガッ>「分かりました!」(イルカ)

「お願いします
カカシさん」<ザッ>(イルカ)

イルカが余りにもサックリと退くのは余り突っ込まないように…(汗)。イルカはカカシの闘いの邪魔になっちゃいけないと思ったから退くのであって、ケガ人もいて身動きもままならないし…。でね、カカシの「ま」なんですけど、僕も考察で詰まった時とか、強引に話を進めないと行けない時に良く使わせて貰ってるんですけどね。これってカカシのパク…否…オマージュなんですよ(笑)。絶大なリスペクトがそこにはあるのだ…。

普段からそれを良く(頻繁に?)使用する僕には解るんですが、これは相当、困った状況に既に在ると言う認識がカカシにある事を物語っているのだと思います。カカシには天道が自来也を殺めたであろうペインである事が判ってるんじゃないでしょうか。フカサクは「六道の眼」である「輪廻眼」の情報は木ノ葉に伝えてるでしょうし、カカシもその文様は確認してますからね。

つまり、これから自来也をも封殺した強者と相対せねばならない…そう言う決意がカカシには在る訳です。だから、イルカを退かせた。それは如何にカカシでも庇いおおせないと判断があったからです。そして、それに従順に応えたイルカ。これは思い遣りでもある訳で、だから、あまり突っ込まない事にした訳です(笑)。僕もオトナを磨く(途上中の)身故…イルカさんの達観は弁護したいところなのです。

<バッ>(天道)

<サッ>(カカシ)

<ダン>(土遁・土流壁!!)(カカシ)

<ズズズズン>

カカシに把持された「血刀を引き抜きながら、その流れで後ろ回し蹴りする天道。そして、それを躱しつつ印を結ぶカカシ。敵の攻めに対する回避行動がそのまま次の手…自分の攻め手になっている二人。実にそつがない。カカシは地面に手を着くと同時に(土遁・土流壁)を詠唱破棄で発動。天道の背後に分厚い壁を作り一気に追い込んだ状況を作り出します。ブルちゃんのモチーフはご愛嬌(笑)。

カカシの使えるチャクラ特性って雷遁(雷切)、土遁(土心中斬首の術など)、水遁(水陣壁など多数)、火遁(豪火球の術など)で、少なくとも四系統。これが多彩なカカシの戦闘形態の礎を成してるんだけど、土遁をこんな感じに使えるなんてカッコ良い!!一気に天道を追い込みアイデアをサラッとこの状況で出せるのが凄い。きっと、これがカカシの暗部時代の暗殺シーケンスだったのかな…。

<ヒュ>(天道)

「ぐっ!」<ドッ>(カカシ)

しかし、敵もさるもの引っ掻くもののペインですから、ちゃんと抑えるところは抑える。カカシの身体を沈ませた後ろ回し蹴りは次の手で「血刀」を見舞う為の布石だった訳で、これも「先の先」と言えます。そして、ペインの「血刀」は確実にカカシの左肩を捕らえています。しかし、ペインの「血刀」がもし毒刀だったらどうしたんだろう…。ここまで如才ないカカシがこんな「受け」するかな…?

<バチチチチ>(カカシ)

(雷切!!)<ドッ>

<ゾクッ>「!」(カカシ)

カカシがペインの「血刀」を受けたのが「肉を斬らせて骨を断つ」の流れの中にあったのであれば、それはそれで良いんですが、敵の能力や特性が判らない状況でカカシがこんな受けをするのはどうも解せない。だから、この後出すカカシの雷切も何だか胡散臭く感じてしまう訳です。そして、カカシの雷切にペインは"輪廻眼の浸食"を出して対抗します。自来也を怯えさせたアレです。

(何だ…今のは!?)(カカシ)

普通なら土流壁に大穴を開ける威力のカカシの雷切が不発。明らかにチャクラを乱されています。一瞬の膠着。天道は首を大きく傾げるようにカカシの一撃を回避しています。しかし、左手は自由な筈なんだけど、追撃はなし。「血刀」が左手にしか装備されてないのか?自来也戦(第41巻/155頁)でも左手で扱っていましたね。天道のスペシャリストとしての能力は未だ不明のまま…。

「コピー忍者のはたけカカシ…
会えて光栄だ」
(天道)

「九尾はどこだ?」(天道)

「愚問だな」<ズボッ>(カカシ)

カカシは天道の「血刀」のヤバさを感じ、<ズボッ>と抜き後退します。天道が一撃でカカシを圧倒しなかったのは九尾の人柱力の情報を聞き出すのが第一義にあったからか、或いはカカシに対する「敬意」なのか?全く読めないヤツです(笑)。しかし、ペインが名前を知るほどの忍であるカカシが、こうもアッサリとペインの得体も知れない「血刀」に傷付けられるところはどうしても解せない…。

<バチチチ><チチチ>(カカシ)

<ドッ>(天道)

「ぐあ!」(カカシ)

そして、「血刀」の影響下にないカカシの雷切が臨界に…。そして、それを見た天道の能力が炸裂します。これは何だろう?天道の周囲の空間が爆発するような…まるでナルトの九尾のチャクラが周囲を圧し、チャクラの力だけで全てを吹き飛ばすみたいです。天道は微動だにしていません。代わりにカカシだけが空間の膨張に吹き飛ばされています。取りつく島もないように…無力に…。

天道の能力は「拒絶」…?!

カカシはいとも簡単に吹き飛ばされるんですが、ここまでのカカシの闘い方にはやはり違和感がモリモリのてんこ盛りにあります。これが天道との圧倒的な「力の差」なんだろうか…?カカシは自来也や綱手が認める「力量」の持ち主なんだし、足手まといのいない状態でこうもあっさりと押し込めるなんてのは考えにくいはと、僕は思います。つまり、これはカカシの「エリント」ではないか…と。

エリント(ELINT):電子戦。相手の間合いにワザと入って警戒範囲の境界線を掴んだり、相手のリアクションを誘い、それを分析する駆け引き。異物の侵入に対して、何処までが許せて何処までが許せないのかの腹の探り合いで、これは広く恋愛や人間関係にも適用される行いで、知らず知らずオトナはそれを駆使しています。件の「KY」ってその境目に疎(うと)い人の事を言うのね…(笑)

しかも、この呆気なくも吹き飛ばされてしまったカカシは実体ではない…と、僕は考えています。何ぼ何でも、相手がペイン・天道であっても、こんなに簡単にカカシが刃にかかったりしますかいな…(汗)。カカシは天道をペインの一体と認識もあるだろうから、その能力を探ってる筈です。だから、ワザと刺されてみせた。そして、追撃で天道の能力を出させた…。

カカシの影分身…?!

カカシはそれを少し離れたところから窺ってるんじゃないか…。つまり、これはカカシの影分身。吹き飛ばされたカカシが<ボン>と消えたらビンゴです。まさか、これが実体で、「イテーッ!!」となるのもご愛嬌だけど、カカシならそのくらいの事やってくれると、僕は信じてますから。だから、(僕も含めて)みんなも不安にならないでね。

カカシはそう簡単に死んだりしませんよ。
みんなでカカシの無事を祈りましょう!!

で、今回は「感想」の「其の壱」と言う事で、ここで一度置きます(汗)。先ずは「カカシVSペイン・天道編」まで。続きは「妙木山編」(其の弐)、「木ノ葉蹂躙編」(其の参)と三部作でーす。



   
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キラビは何故、八尾と仲良しなのか?

  
(土壇場で思いついた割には
いい案だったぜ)(キラビ)

(何がイイ案だ!
オレの足を何本も犠牲にしやがって)(八尾)

(まあそう怒るな
八っつあんよ♪
あんよはまたまた
生えてくんだから
いい案よ♪)(キラビ)

(オレの前では
そのうぜーラップを止めろ!
このヘタッピが!!)(八尾)

(そんなことはな…
お前を飼ってるオレが一番
分かってる
イエー♪)(キラビ)

(だから今度は…)(キラビ)

(何だ?また変なことを言い出すなよ?)(八尾)

「演歌だあああー
ああぁあん!!」(キラビ)

(しかし、これでやっと
ブラザーの干渉から逃れて
里の外へ出られるぜ
自由だ
今のオレは"暁"につかまってる事に
なってるからな)(キラビ)

(今ごろ雷影が大騒ぎしているぞ…いいのか?)(八尾)

(…まあ、オレも人柱力だったせいで
この里に武力として縛られたきたからな…
たまには息抜きも必要だろ)(キラビ)

で…どうする気だ?)(八尾)

(演歌と言えばサブちゃん先生だ!)(キラビ)

(誰だソレ?)(八尾)

(知っとけよ
ばかやろうこのやろう
演歌忍者の頭領だぜ)(キラビ)

のん気なこったな…
"暁"が黙ってないぜ
それにオレを呼び出して
体力もほとんど残ってないだろ
つーか優勢だったのに
オレを呼び出す必要あったのか?
)(八尾)

(今までやった奴らの中でも
あの写輪眼は一・二を争うぐらい
強かったからな…)(キラビ)

(調子にのっちゃった)(キラビ)

(…そろそろ時代が動くかもな…)(八尾)

(え?オレの演歌で?)(キラビ)

第419話「襲来!!」でキラビの生存を確認。勿論、八尾も何本か足を失いながらも(また生えて来るんだって…)元気でした。あんまり呆気なくヤレレてしまったのでここまでのキャラだったの?なんて寂しくなったんですが、一枚も二枚も上手に余裕綽々の生還にキラビ&八尾のポテンシャルの高さを感じました。ビックリしたのはキラビと八尾ってツーカーの仲だった事。その掛け合いは軽妙でした。

二人の会話を分析すると話の全体を通して八尾がキラビの話を聞いてそれに反応してる事に気付くと思います。二人の会話は八尾の鼻っ先にキラビが脚を組んで腰掛けるイメージとして描かれていて、二人が仲の良い友だち…親友だと感じました。そこには契約めいたかた苦しさはなく、非常に長く苦楽を共にした戦友と言いますか、深い縁…ううん…違うな…腐れ縁だ!!腐れ縁…。それを感じます。

キラビは人柱力歴も長いようで、「息抜き」を口にしています。ま、これは頑張った自分へのご褒美みたいなモノだとは思いますが、かなり前から尾獣をその身に宿していると考えて良いでしょう。オモイやカルイの「師」であった事も判っていますから、師事した期間を3年として、その前には安定してたんだろうし、他の忍の敬い方も即席でない筋金入りを感じます。

先ず八尾の言葉には感情もあれば、知性もある。そしてそれを根にした優しさや思いやりも感じます。例えば、"暁"に拉致された事になるなら雷影が「大騒ぎ」するのも想像してるし、キラビが必要もないのに「人柱変化」を使って八尾を呼び出した事に突っ込んだりしていますね。そして、ユーモアも充分にある…。このままレッドカーペットにだって出ても良いくらい?(笑)

そして、キラビの言葉に対して「受け」になってる姿勢には八尾がキラビに教えられていた過去すら感じてしまいます。ここからは想像…妄想てんこ盛り盛りなんですが、キラビは八尾を教え導いたんじゃないか?!って、僕は思うんですよ。自分の中に封じ込められた尾獣を、時間をかけて解きほぐし、何かを伝えたんじゃないでしょうか。その表現の一環としてラップもあった。

だから、八尾は「うぜー」とか「ヘタッピ」なんて言うんだし、キラビだって「お前を飼ってるオレが一番分かってる」と返すのだと思います。二人の関係は長く、キラビのラップには八尾も相当辟易?食傷気味だった…と言う事でしょう。だから、それを察したキラビが演歌への転向を提案して、それが八尾もやぶさかじゃなかった訳です。「演歌」ってのはキラビの思いやりだったんじゃないかと思います。

そして、それが八尾にも沁みるので異を唱えたりしない訳で、そこに二人のツーカーの組成を感じ、それが成す「信頼関係」が如何に盤石かを思い知らされます。だから、八尾は自分の鼻っ先にキラビを座らせ寛(くつろ)がさせる。そうさせるのはそれが嫌じゃないからです。最強のチャクラを持つ妖魔である筈の八尾がです。ただの人で、痛くて寒いオッチャンのキラビを…です。

(…出たか…同じだな…あの時と…)(サスケ)

第413話「崩落」で、キラビが「八尾の衣」を出した時、サスケは終末の谷の一本目を出したナルトを回想していました。チャクラの衣も同質に見えるし、当のサスケがナルトを思い返すんだから、相当似ていたんだと思います。キラビの臍の緒に「八卦の封印式」でもあればビンゴなんでしょうが、ここは憶測に頼りつつも人柱力としてのナルトとキラビの在り方が似ている気がしてならないのです。

「ミナトは九尾の陰(かげ)のチャクラしか屍鬼封尽しておらん」

「ミナトがわざわざ九尾の力を陰と陽に二分し陽の側
ナルトに封印したのは九尾のチャクラをナルトに遺すためだ」

第370話/「胸騒ぎ」で、ゲロ寅(巻物蝦蟇)に漏らした通り、ナルトに封印されたのは九尾の妖狐の「陽のチャクラ」のみです。自来也の語気からすると、肉体と精神を分離する通常の屍鬼封尽で九尾を陰陽分離しただけではナルトに九尾のチャクラを残せないと言う事なのだと考えられます。命懸けの封印の最中の複雑な処理を施す配慮のには、九尾の「力」は猛烈な「毒」だとも訴えるかのようです。

「………この子を守るためだな…………四代目よ…」

自来也がナルトの「八卦の封印式」を見た時に(第11巻/17頁)と思わず漏らしたんですが、それはこの陰陽分離(=屍鬼封尽)の前行程での陰陽分離(=九尾の「陰」の陰陽分離)にどれ程の犠牲を伴ったかを自来也は思い返したんじゃないかと、僕は考えてます。自来也は後悔の塊でした。そして、それが余りに悔し過ぎてこれ以上は…一言も漏らせなかった…あの方の「行方」も…。

「陰陽論」の観点からは屍鬼封尽が陰陽分離する九尾の「陰」とは精神であり、それを肉体(陽)と切り離すことで殺める術であると言えます。そして更にその「陰」を陰陽分離し「陰中の陽」と「陰中の陰」を分別し、「陰(かげ)のチャクラ」のみを引き連れて死神の腹の中にミナトは行った事になります。それは「陽のチャクラ」のみをナルトに封印する事がナルトを守る事に繋がるからでした。

それを自来也は指摘している訳です。「陰陽論」で分析すれば「陰中の陰」、つまり「陰(かげ)のチャクラ」は九尾の「心」であり、ナルトに封じ込められた「陰中の陽」=「陽のチャクラ」は「魂」を意味します。僕はここからミナトがナルトに邪悪な九尾の「心」を残す事を恐れたのだと考えました。「心」とは脳の機能であり「後天」と言えます。逆に「魂」は本能であり「先天」。

僕が良く言う「汚れる」ってヤツは「心」の方なんです。生まれたては僕も清くて澄んでいたから…。いろんな事を経験して人は汚れて行くんです。汚れる…のは別に悪い事ではなくて、学習を重ねるのと似てて、それは生きて行く為に重要な行いであり、そして人は色合いを帯びたり、風味を増して行くのです。それを「成長」と言うのもアリだし、それを人の「厚み」と言い換えても良いでしょう。

「お前は弱いな…小僧ゥ……感謝…するんだな…このわしに…
そして、このわしを貴様ごときに封じ込めた四代目・火影とやらにな…

サスケとの闘いで九尾のチャクラがナルトを救った時(26巻/82頁)、九尾は思わずナルトに吐露しているんですが、九尾はミナト(四代目・火影)の事を知らないんです。「とやらにな…」ですから。自分の自由を奪い封印した相手を覚えていないなんて変ですよね。僕はこれを「陰中の陰=心」を連れて行かれた結果だと考えています。つまり、「心」がない状態。無垢な「魂」のみがナルトに残された…のだと。

これがミナトの意図であった筈です。ミナトはナルトの父親だから、ナルトを汚したくはなかったのです。九尾はその凶悪な「力」故、傍若無人に経験した筈ですから、当然、尋常じゃないくらい汚れれてたと思うんです。結果的に「邪悪」に染まってた…。その「心」がナルトに留まる事を良しとはしなかったのは判る…「親心」ですから。例えその為にどんな犠牲を払おうとも…厭(いと)わない。

「ミナトは何か重大な事実を知っていて
その事実のために九尾の力を
我が子に託したのだとしたら…」

第370話/「胸騒ぎ」で自来也が思いつめたように言った言葉ですが、自来也がどんな想いで九尾をナルトに託したのか?キラビと八尾のツーカーの会話を見ていて閃いたんですが、キラビもナルトと同じく八尾の「陽のチャクラ」のみを封印されていたのだとしたら、逆にそれが「疑問」に思えてしまいます。八尾はキラビときめ細かな機微を感じさせる会話を成立させている…。

それは…八尾には「心」があると言う事だ…。

もしかしたら、キラビは八尾に「心」を与えたんじゃないかと思うんです。人間の子供だって始めは「心」なんてないですから…。生まれたての「魂」。それに親や周囲に居るオトナが寄って集って優しさや暖かみを与え、次第に「心」が体(てい)を成して行くものです。人は生まれながらにして人ではなく、人に成って行くのです。「魂」は無垢だから「心」を獲得して行く必要があるのです。

きっと、その為にミナトは九尾の屍鬼封尽を二重に施し、「陰中の陰」である「心」を連れ去ったのです。「魂」だけになった九尾に「心」を学ばせる為に…。そして、それに成功したのがキラビだったんだと思います。キラビは八尾にいろんな気持ちを与えたんじゃないでしょうか?少年少女は胸に手を当てて想い出して欲しい。自分が大切にされた記憶を…。それと同じ事をキラビはしてたんじゃないか?

つまり、ミナトは「陰中の陽」=「魂」だけを残す事で、九尾を教育出来る可能性を知っていたんじゃないかと言いたい訳です。九尾に「心」を与える事が出来ると…。その成功例がキラビと八尾なんだとすれば、二人のチャクラの「衣」の酷似は封印形式や意図の符合にもとれるのです。サスケの直観は捨て置けません。あの時、しっかりとキラビの「八尾の衣」ににナルトを思い起していました…。

「ミナトの師だったから分かる…
あやつは無意味な事はしない奴での…」

第370話/「胸騒ぎ」で、自来也はこんな風にも言っています。ミナトは「意味」のある事をした筈です。多大な損失を出し、自分の一命すら賭して遺した「九尾の陽のチャクラ」。その意味は、尾獣を完全にコントロールしたキラビと八尾に示されているんじゃないでしょうか。そして、キラビと八尾は生き延びた…。願わくばこの「運命」がナルトとキラビを出会わせるものであって欲しい。

ナルトはこれまでもいろんな人に影響し、それぞれに変革を齎して来ました。今度はそれが九尾になるだけの事。その方法論をキラビがナルトに教える事になれば…ナルトが九尾の「心」を与え、尾獣のチャクラを完全にコントロールできるようになるかも知れません。いつかはナルトから九尾は抜かれるべきだとは思うんですが、九尾は危険な"暁"の封印像の「最後の鍵」でもある…。

それが「重大な事実」なんじゃないかと…思う訳です。そして、"暁"の尾獣集め(禁術兵器)を阻止する為の「金庫」…それがミナトがナルトに託した「役目」なんじゃないかとも…。それにナルトと九尾がキラビと八尾みたいに、ちょっとお茶目に語り合うなんて…何か良いじゃないっすか。それと、八尾の「意味深」の階層は違うとも思うけど、それはまた…別の機会に。

(…そろそろ時代が動くかもな…)



  
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第419話「襲来!!」

   
「ここでは揺動と探索の二手に別れる
確認をしておく」(ペイン・弥彦 )

揺動は修羅道」

「畜生道」

「餓鬼道」

いよいよペインの強襲作戦が始まります。先週はもう塀の内側に侵入した?なんて思ってましたが、木ノ葉だってそんなにアマちゃんじゃないようで、これから忍の隠れ里のセキュリティをペイン六道が抉じ開ける作業をするようです。そして、キリキリと指揮するのが弥彦。淀みなく作戦の確認をしています。ホントは声を出さなくても通じるんだけど、そこはアレだし、ペインの名前も判ったし(笑)。

「修羅道」…これは自来也の左腕を奪った憎き"ボウズ"で、スヌーピーみたいに見えるのは首の筋肉?(笑)「畜生道」…この娘は木ノ葉に届けられた「弐」のスペア。「弐」は口寄せばかりして自来也を苛つかせた嫌な奴だったっけ。そして、「餓鬼道」…これは太っちょの「六」。自来也の"超大玉螺旋丸"や"仙法・五右衛門"を吸収した理屈は判らないけど食いしん坊さんです(笑)。

探索は天道」

「人間道」

「地獄道でいく」(弥彦ペイン=天道)

で、弥彦は「天道」なのね。そして「人間道」…これは髪の毛が長いので仮に「ロンゲ」と呼んでた奴。自来也の蹴りで両眼を塞がれたんだけど、それでも行動に支障なかったな。今はその傷も完治している。自来也の石剣に心臓を貫かれたのも跡形もなく治ってるんだろうな。最後が「地獄道」…これは外見から「オッサン」と呼んでた奴。自来也のやっつけた三体のペインを蘇生した能力者。

ペイン六道のそれぞれの名前(名称)が「(輪廻)六道」に準えてあって…「六道」(りくどう、ろくどう)とは、仏教において迷いあるものが「 天道」(てんどう)→「 人間道」(にんげんどう)→「 修羅道」(しゅらどう)→「畜生道」(ちくしょうどう)→ 「餓鬼道」(がきどう)→「地獄道」(じごくどう)と巡るのが「輪廻」と呼ばれるようです。「天道」ですら煩悩があるのがミソ(笑)。


「小南、お前は探索側だ」(天道)

「分かってる」(小南)

小南とペイン(天道=弥彦)の関係はタレコミがあって分析中なんですが、天道の言う通り、"式紙の舞"が使える小南は探索向きでしょう。それをして「わ」と返したのか、天道が危険な任務を小南に与えないような気遣いがあるのを多少ウザったく感じた上での「わ」なのかは謎だぁ~(笑)。ま、単に小南の言葉遣いが粗野なだけってもの残るけど…。

ちなみに「探索」とはナルト=九尾の居場所を探る任務で、「揺動」は目くらまし的な支援になります。後の描写を見ると天童の指示が如何に適材適所かが判ると思います。特化された能力が最適な方向に向いた時の破壊力と、それぞれの単体がツーカーに繋がってる怖さを思い知る事になるんですが、ナルトの「仙術」も猾いけど、ペインも猾いっちゃ猾いですよねーッ(笑)。

<ギロリ>

天道が輪廻眼で木ノ葉隠れの里を観察します。すると、輪廻眼の瞳力で…反転した視覚に術式が浮かび上がります。しかし、輪廻眼の瞳術っぽい能力ってお初ですよね。これまでも視野共有で狩りをするような戦い方はしたけど、それは人間道の両眼が潰されても有効だった事から"眼球"="輪廻眼"じゃないんではないか?と真っ黒ケのケルベロスは疑っていたので…(笑)。

「木ノ葉は里の地中と上空を含め
球状の結界を張っている」(天道)

無断で侵入した人間は
すぐに感知される仕組みということね」(小南)

輪廻眼に捕捉された術式は地中と空中に張り巡らされた球形の結界だったようです。自来也がペイン戦で使用した"結界・天蓋法陣"と同種の探知結界で、物理的な侵入を排除する防御結界ではないようです。地中をも覆う結界を張るのは土遁系の術者を想定していて何とも抜け目ない。一応、忍の隠れ里のセキュリティがあるから、ペインと言えども塀の外で体勢を整える必要があった訳だ。

「作戦通り
畜生道を木ノ葉上空へ投げこむぞ」(天道)

「敵にこっちの人数を誤認させ撹乱する
畜生道からの口寄せを待て」(天道)

自来也戦の序盤、畜生道(旧「弐」)が口寄せで人間道(旧ロンゲ)と餓鬼道(旧「六」)を呼び出したように畜生道が潜入して他のペインや小南を口寄せする作戦なのでしょう。人数を誤認させるのは畜生道一体だけを探知結界に引っ掛けさせ、口寄せで人数を増やすからなんでしょうが、それを木ノ葉が想定してないとペインが考えるのは安易なんだけど、木ノ葉ものんびりしてるからね…(笑)。

イタチと鬼鮫は簡単に入り込んだらしいが…」(小南)

「イタチは木ノ葉の暗部だった男だ
結界を通り抜ける暗号の術式を知っていた」(天道)

エーッと、言い訳する訳じゃないんですが(滝汗)、先週、塀の内側(=侵入済み)と考えたのはイタチ&鬼鮫の2マンセルの「木ノ葉強襲事件」が木ノ葉の哨戒に引っかからずに、易々と町中に侵入を許した描写があって、木ノ葉が全く未対応だった事から、早期警戒をあまり重視しない警備体制なのかな?と思ったからなんです。しかし、イタチの木ノ葉侵入の成功には理由があった…。

しかし、イタチが里抜けした時点で、暗号の術式なんて書き換えられるべきだと思うんですが、それが変わってなかった…。イタチが「木ノ葉強襲事件」を起こしたのは三代目の戦死の直後。ダンゾウや相談役は存命していたから、三代目が断固として術式の変更に反対してたんだろうと思います。ここから、イタチの"暁"への任務としての潜入すら浮かびます。

イタチがあのタイミングで「木ノ葉強襲」を起こしたのも、三代目の影響力が失せればダンゾウや相談役が「暗号の術式」を書き換えてしまうから、イタチはその機を逃さず自分の存在を示したんじゃなかと思います。あの時は三代目の戦死ばかりが悲しくてここまで考えられなかったけど、実に上手く繋がる…。あの時、イタチが遺した言葉は再分析が必要だ…。

これならば話は別で、この事実が明かされない状況での判断であった。もっともここまで考量した上で「塀の外」と推測したのなら大統領だったんですが、僕もまだまだで、誤認してしまった…と言う訳です(充分な言い訳←いいわけになっている点に妙がある?)。あと、森だか木々が鬱蒼とした景色が中忍試験の会場にちょっと似てたのね。で、中なんじゃない↑と思ったのもありました(アハハ)。

「オレにはオレのやり方がある」(天道)

さて、ココなんです。ナル×ジャン的には天道が何故、イタチの名を口に出した小南にこんな風に返すのか?が気になるところです。非常に仄かなんですが、ここには天道の人間性を感じるんです。例えば、イタチの使った「暗号の術式」とやらを聞き出しておけば良かったんじゃない?と普通に思いませんか(笑)。侵入を秘匿出来るなら揺動に人員を割く必要がなく全員で探索できるのにね。

小南はきっと「暗号の術式」を何故使わないんだ?と言いたかったのだと思うんです。でも、天道に気を遣ってちょっと遠回しな言い方になった。それが天道を微妙に逆撫でしたと考えれば「オレの…」と言うやや強引な説明は人間っぽいな…と思うんです。この場の小南と天道とのやり取りは、他の六道にはない機微が非常に仄かですが存在します。それが二人の関係性を探る材料になるんじゃないかと…。

<ピクン>「!」(哨戒員?)

「侵入者だ!」(哨戒員?)

修羅道が畜生道の小柄な身体を腕力だけで投げ飛ばして余裕で木ノ葉の塀をクリアしてます(笑)。重吾がサスケをキラビに向けて射出した時は"呪印バーニア"を使ったからアレなんですけど、修羅道はモロ、腕力のみ。ま、その腕力が自来也の仙人モードの左腕をもぎ取った訳で、相当の力持ちなんでしょう。畜生道は投げ飛ばされながら印を結んでいます。口寄せの準備なのでしょう。

で、逆さ三角と「○」の組合わさったマークの頭巾を冠り、顔に梵字のような文様を入れたオッチャンが侵入者を察知します。外部から水路を引き込んだのかプールがあり、その上に探知結界のモニターにあたる球体が浮かんでいます。何人か同じような装束のオッチャンがその球体を見守っていて宛らレーダーの監視員と言ったところでしょうか。背後のつい立てにも三角に「○」のモチーフあり。

結界班のエンブレム

「!」

「目標は一人
西口イのB地点だ」

<プワン…>と球体に侵入者の突入箇所が映し出されます。人数と場所の捕捉が同時に行える立体的なシステムのようです。しかし、ペインの作戦はこのシステムの裏を衝くもので、この内側や地表面に同様の索敵システムがない事を予め知り得たフシがあり、まさか!?内通者がいるのか?!と勘ぐりたくなる場面でもあります。端っから一重の監視システムと高を括っているところが芳しくない(笑)。

で、その感知役のオッチャンが同じ部屋に待機する木ノ葉ベストの忍に連絡します。5名。カードゲームをしてたようですからここに詰めて侵入者に備える要員でしょう。つまり「アラート待機」…スクランブル発進を前提に待機している木ノ葉の保安要員で、木ノ葉の早期警戒任務に当たる部署であると判断出来そうです。三角○のマークもそれの印で、警務部隊のマークと違うのがミソと言う事でしょう(笑)。

<スッ><ザッ><ボボボン>

「散!!」(天道)

畜生道が着地するや否や口寄せで他の六道と小南を召還。間髪入れずに四方八方に散ります。予定した行動とは言え手際が良いです。こう言うシステマチックで流れるような集団の連係はペイン六道の独壇場ですから。しかし、初代畜生道のロンゲの男子にすげ代わった女の子の畜生道も口寄せオンリーのようですが…口寄せが得意な子が畜生道になるのか?畜生道が口寄せ専門なのか?疑問だ…。

<ザザッ><ズリュ><ドシャーッ>(修羅道>

「何だ?」<ドコ>「ぐあ!」<ゴゴゴゴッ>

さて、揺動班の修羅道。こやつは自来也が倒れた浮き島を"怪腕ノ火矢"(ロケットパンチ)で吹き飛ばし、自来也を水底深くに鎮めた憎き糞ヤローであります(笑)。今回は右手首を引き出したかと思うと、ロケットみたいな砲弾があちこちに飛散して爆発を起こします。ロケットパンチも身体の改造と「者の書」にありましたから、修羅道の特性は「武器化」かと思います。君麻呂の「骨」とも似てますね。

<ボン>「うわああ!!」「なっ!」

一方、口寄せで大ムカデを呼び出す畜生道。やはり、畜生道の特性は口寄せのみと考えて良いようです。しかし、口寄せしか使わない…使えないんだったら何とでも突き崩しようはある筈。つまり、そんなに強くないんだろうけど、あの自来也ですら負けた。しかし、それはやはり連係していたからだと思います。つまり、こうして単体で戦闘行動する時こそチャンスなんだけど…。

この場合は「奇襲」が前提としてあって、木ノ葉が対応が遅れている条件下において限定的に成立してると考えるべきでしょう。逆に木ノ葉はペインの単一な特性に着目して六道をバラバラにして単体を個別に潰して行くような作戦を考えれば良いんじゃないかと思います。その時に、この畜生道を如何に抑え込むかが鍵になると思います。コイツを自由にすると他の奴を呼び寄せてしまうからね。

「こうあちこちで!どうなってる!?
侵入者は一人じゃなかったのか?」(結界班A)

「すぐに白眼で確認します!!」(結界班B)

ええい!結界班だけでは間にあわん!
他の部隊に連絡して救援を要請しろ!
それから火影様にも連絡だ!急げ!!」(結界班A)

よーく見ると白眼の忍の右肩の憲章がさっきの探知結界の司令室の三角○のマークになっています。片方の忍が「結界班」と言っていますから、アラート警戒する部署の名称と考えて良いでしょう。これがホントの「警務部隊」だったんじゃないでしょうか?恐らく、うちは在りし頃からも存在した…。皮肉にもそこに「白眼」が配備されている。木ノ葉も嫌らしい事しますね。

しかし、その白眼があまり使えないみたいで、結界班Aがやや苛ついたような口調に感じるのは、里のあちこちで爆煙が濛々(もうもう)と上がっているのに印も結ばず、チャクラの練っていない日向の忍の使えなさにあると思います。きっと初期の「侵入者1名」と言う情報の刷り込みに対応が遅れていたからだと思います。イタチがかつて「うちは」に苛立ったのに似てるな…と想い出したり…。

「九尾の情報はもってなしか…」(人間道)

<ズッ><ドサッ>

木ノ葉隠れの里の一角…の路地裏。人間道が木ノ葉ベスト(中忍以上)を拘束。頭を後ろから鷲掴みにして脳内を探索してるようです。調べられる忍はヨダレを流して目は生気が既にない…。人間道は強力な幻術系の特性かと思います。いのいちが雨隠れの下忍の意識を探索してたのと似たような大系の幻術を人間道も使えるのだと思います。

そして、情報がないと知れるや、掴んだ頭から魂?を引き抜いてしまいます。幻術には肉体と精神を別ける働きを持った術が存在します。精神と肉体が対で人の「生」は存在して、その逆、精神と肉体の分離が「死」を意味しますから、この木ノ葉の忍も恐らくは死んでしまったものと思います。木ノ葉の忍の無意識に幻術トラップが仕掛けられていなかったのは救いではありますが…。



場面は木ノ葉隠れの里から雲隠れへ…。あの妙に濃ゆい雷影の執務室。ソファに座る雷影の前にはサムイの小隊。背中に長刀を付けたオモイとカルイは片膝で頭を垂れて畏(かしこ)まっています。方やサムイは「公文書・火影殿へ 雷影」を雷影に手渡されるんですが立ったまま。多分なんですが、片膝付くとミニスカからパンツが見えちゃうからなんじゃないかと考えたりしています(笑)。

「では確かに」(サムイ)

「頼んだぞ!」(雷影)

雷影も内心は「な、何で座らんのじゃ!!」と悶々としてるんでしょうが、そんな下心を悟られるのも立場上困るし、何より秘書が見張っています。秘書ちゃんはサムイたちよりも雷影を向いてるでしょ。あれって「目」で威嚇してるんです。きっと…。雷影はサムイの太ももが気になって気になってしかたないんだけど、秘書の熱視線がそれを阻む…。に、憎らしや…秘書…個人的観測…(笑)。

「やっぱり……
イヤな予感がしたんだ
…くそっ!」(オモイ)

「大丈夫だよ!
あのキラービー様がヘマこく訳ないだろ
どうせ何かの悪い冗談だって」(カルイ)

「何でそんなに楽観的なんだ!
今も苦しんでらっしゃるかもしれない…!!
もしかするともう…」(オモイ)

「るっせー!!
そんな悲観的なてめーの考えは
聞きたかねーんだよ!

私らの師だぞ!
あのキラービー様だぞ!
やられるわけねーんだよ!!」(カルイ)

「カルイはビー様が心配じゃないのか!?」(オモイ)

「心配だからって
勝手な妄想すんじゃねェ!」(カルイ)

「よせ、お前たち…!」(雷影)

「!」(オモイ・サムイ)

「ビーはどんな手を使っても助ける!!
助けるぞ!!」<ダァー…>(雷影)

「雷影様…!!」<ダァー…>(オモイ・カルイ)

装備品を見ても判るんですが、オモイとカルイは似ている。言ってる事は全く逆なんですけど、それは心の向き…考え方の起点が両極端だからで、内容を観察すればキラビを心底心配している点で同質と言えます。キラビはこの子らの「師」であり、もの凄く慕われていたんですね。カカシ先生を思うナルトとサクラと言ったところでしょうか。だから、雷影は怒らないのだと思います。

キラビの"暁"拘束を知った時は机だか何だかを叩き割った事から察すると、相当に気性の荒いオッチャンの筈なんだけど、静かに窘める程度。きっと御前とも言える場所で我を忘れてキラビの事を心配して言い争う二人が愛おしく思えたからなんだと思います。そして、その気持ちが二人を窘めた時に溢れてしまった…。それをオモイとカルイは直ぐに察していました。

雷影は既にその時点で<ダァー…>っと、涙を流していたのです。気性は荒いけど涙もろいオッチャンなんです。何度も何度もキラビの事を「助ける」とか「"暁"は許さん!!」と言ってたところを見ると、粘着質。それと同質の「愛」がキラビに向かっているのを感じます。濃ゆい…ここまで濃ゆいオッチャンは『NARUTO -ナルト-』では初登場?(笑)…否…ガイが居りました…(滝汗)。

そして、その濃ゆさをものともしないのがオモイとカルイでした。雷影がオモイとカルイのキラビへの想いに感じ入ったように、オモイとカルイも雷影の濃ゆさに打たれています。オモイとカルイは似てるな…と思ったけど、雷影も二人と似てる!!(笑)黒い子たちはみんなこんな感じなのかな。そして、その求心力がキラビの存在であるのは明らかで、やっぱキラビって良い奴だったんですね(合掌)



そんな雷影とオモイとカルイの滝のような涙にホッカリしてたら"暁"の封印像だ…。マダラも"封印術・幻流九封尽"か同等の人柱力から尾獣を引き剥がす強度を持った術を使えるようです。しかし、ペインと小南は木ノ葉強襲中で不在ですから尾獣の引き剥がし要員はマダラとゼツと鬼鮫のみ。尾獣の封印像への封印は最優先で飛車角なんて良いところで呼び戻されたくらいで人手が必要の筈。

<ズズズ…><ズズズ…>

「こう人数が少ない
時間がかかるね」(ゼツ・白)

「ウルサイ
黙ッテ集中シロ」(ゼツ・黒)

案の定、キラビは我愛羅のように八尾の引き剥がし作業のまっただ中に…ゼツ・白がぼやくように時間がかかるようだけど、キラビの命も風前の灯火…。きっと今、キラビの中ではこれまでの想い出が走馬灯。でも我愛羅みたいに一人じゃなくて、可愛い弟子が居て、濃ゆい兄ちゃんが居て、めっちゃミニスカのピチピチ太もものサムイが…(笑)。ああ…短かったけど楽しい人生だったぜ♪

<ボン>

「!?」(鬼鮫)

<ヒュー…>

八尾を封印像に転送中のキラビが突然、爆発?!鬼鮫が先ず気付きます。キラビは八尾のタコの足に変わっていたのです。変わったと言うか、タコの足だった?デイダラの粘土分身みたいな…八尾のタコの足を供出した変わり身だったのでしょう。実体がある上、チャクラを詰め込んでいたのでバレ難かったのです。タコの足って多分、再生可能だからこんな事ができたんですね。

「サスケくん
どうやらヘマしたようですねェ…」(鬼鮫)

<ボテ>

「………」(マダラ)

マダラ(トビ)はサスケを「保証する」と折り紙付きでしたから、この大失態は冷や汗どこじゃないでしょう。変わり身が解けたタコ足はまだ<ピチ><ピチ>と動いていて新鮮そうです。サスケが雲雷峡で断ち切った八尾の足も何気に美味しそうだったので、ゼツが<ガツガツ>と食べちゃうのかな(笑)。と言う事で、キラビはサスケに拘束されなかった…つまり、存命してる。しかし、何処に居る?

「あははは!タコ足だァ!」(ゼツ・白)

「笑ウナ!」(ゼツ・黒)

ゼツは既に食う気満々でしょう(笑)。しかし、サスケだけでなく、マダラ(トビ)やゼツまでがキラビの変わり身を見抜けなかった。これはキラビの狡猾さであるし、胆力や技量が非常に高い事を物語っているとも言えます。もしかしたら自来也並みに強いんじゃないか?なんて考えたり。僕はキラビが好きだから先ず死んでなかった…てのが嬉しい。また逢いたいな…と思ったましたから…。



と、ホッカリしてると場面は雲雷峡。八尾VS"鷹"の激戦で地形が変わってますが…。と、水底に沈んでいるのはサスケが香燐を救う為に"千鳥鋭槍"で分断した八尾のタコ足。これが沈んで行く時には何気に美味しそうに思いましたっけ。余談ですがお好み焼きにタコの足をスライスして入れると美味しい。好み焼き(笑)。先に鉄板で炒めてよーくダシを出してから生地に挟み込むのがコツ。

<ピク>

<ズッ>

<ズッ>

<スウ~…>

<チャプ>

<キョロ><キョロ>

キラビッ…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

生きてました!!元気でした!!何気にオチャメさんでした!!(笑)サスケの"千鳥鋭槍"でぶった斬られた時は尾獣化して弱くなった…と思ったものでしたが、あれはワザと断ち斬られたと考えた方が良さそうですね(汗)。ナル×ジャン的には八尾の力に酔ってヘベレケの酩酊状態でないと"鷹"が可愛過ぎて殺められない!!と考えたんですが、キラビはその上を行ってた…!!流石です!!

(よし…誰もいないな)<トプン>(キラビ)

(土壇場で思いついた割には
いいだったぜ<スー>(キラビ)

(何がイイだ!
オレの足を何本も犠牲にしやがって)(八尾)

(まあそう怒るな
八っつあんよ♪
あんよはまたまた
生えてくんだから
いい案よ♪)(キラビ)

キラビの場合はラップと言うよりはダジャレに近いんですが、こうして元気に生きてた事に免じてどうか…ここは…一つ(汗)。でも、ダジャレの方がオヤジ臭がしてキラビっぽくて良いな…と、僕は思うんですね。このくらい痛くて寒くないと凍り付けないでしょう(笑)。男のカッコ良さって信じるところにあるんですよ。実は…。キラビはカッコ良いと信じてるんです。キラビは自分を信じてる!!そこがカッコ良いの…サ。

(オレの前では
そのうぜーラップを止めろ!
このヘタッピが!!)(八尾)

(そんなことはな…
お前を飼ってるオレが一番
分かってるイエー♪)(キラビ)

キラビが八尾の鼻っ先に脚組んで座ってるのは関係性の提示ですよね。僕はちよバア様の「悔恨」を重視して尾獣の力を人が管理するのは不可能…と考えたんですが、キラビと八尾はよろしくやってるようですね。雷の国・雲隠れに尾獣コントロールのノウハウがあるからなのか?単にキラビがすっごい傑物だからか…完璧に尾獣を懐柔する事に成功している事だけは確かなようです。

そして、この尾獣管理が尾獣の「陽のチャクラ」を封印する方法論にあるとするなら、キラビはナルトの完成形とも考えられます。ナル×ジャン的には九尾はサッサと抜いてナルトを独り立ちさせるのが好みなんですが、それは全てが収束してからでも遅くはありません。八尾の衣でサスケがナルトの九尾の衣(一本目)を想い出したのが、僕にはどうも引っかかってならんのです(ミスリされてる?)。

で、このラインで進行するならナルトとキラビの接触の可能性もある!!って言うか、あって欲しい!!だって、キラビって「黒い自来也」みたいなもんじゃないですか!!これでめちゃくちゃエッチ(って事はムッツリ?)だったら真性です!!それでキラビが自来也もなし得なかった九尾の管理方法を教える…なんてのも期待しちゃいます。でも、「仙人モード」と別ベクトルだから…ないかな…。

しかし、「仙人モード+尾獣のチャクラ」ってのもアリかもね。それがなければミナトが完成させようとしていた「あの術」がならないのだとすれば、ナルトの周辺の頑張りっぷりは理解できるところ。この闘いのベースには「予言」が存在して、その付託に応えるべく、その意味を知る者たちが粛々と進行してるものだから、そのくらい先を見越した動きがあるのもそれ程ズレた話じゃない訳です。

別の考えで、キラビと八尾の相性が単に良かっただけ…と考える方向性もあって、僕がメロメロになったキラビの"人となり"に八尾もメロメロになってて、友情みたいな繋がりでキラビを支えてるのだとしたら、それはそれで美しいとも思います。単なる上下関係でないから、八尾だって何本(少なくとも二本)も自分の足を供出したんでしょうから、そこはリニアに繋がりますよね。

ま、何らかの方法をもってキラビと八尾は良い関係にある。それを友情とするなら、九尾のあの"ドス黒さ"からするとナルトはその関係になる事はないだろうし、逆に八尾のユーモアや知性に拍手を送りたい。だって、八尾はキラビの一番の理解者なんだろうし、協力者だからね。"鷹"との交戦でも最後は八尾の名演技で幕を降ろせたようなもんですからね。みんな騙されたじゃないっすか!!(滝汗)

(だから今度は…)(キラビ)

(何だ?
また変なことを言い出すなよ?)(八尾)

「演歌だあああー
ああぁあん!!」(キラビ)

もう八尾が(………)ってなってるのにはホッカリなりますね(笑)。八尾は何だかんだ言いながらもキラビに期待めいたものを抱いているのを感じます(感じませんか?)。八尾はキラビと居るのが楽しいんじゃないでしょうか?キラビと一緒に居ると面白い事が起こる!!八尾の(変なこと)(楽しいこと)に置き換えると文脈が別の力を帯びる…。そして、それが二人の本心じゃないかと…。

八尾が(変なこと)と言うのは、結局、自分も強力してしまう…って言う諦めがベースにあるからで、それは取りも直さずキラビに対する友情なんだとも思えます。"鷹"との交戦で見せたように八尾は凶悪な暴れ牛のチャクラの塊の筈です。それがこうも穏やかに一人のオッサンの与太話に付き合っている。何かの縛りによって無理矢理そうでもない。自発的に八尾はキラビに寄り添っている…。

で、何を言い出すかと思うと今度は「演歌」ですよ。コブシまで回してるじゃねーですか(笑)。「ああぁあん!!」って!!(笑)ラップはさすがに寒すぎるのか(氷遁に近い?)、嗜好の変化なのか…歳とるとね(ホントは重ねると…なんだけどね)「演歌」もやぶさかじゃなくなってくるもんなんですよ。実は…。それかキラビはジェロを目指してる…とか(笑)。あんなのも良いな…って。まさか…モテたいのか?キラビ(笑)。

(しかし、これでやっと
ブラザーの干渉から逃れて
里の外へ出られるぜ

自由だ

今のオレは"暁"につかまってる事に
なってるからな)(キラビ)

(今ごろ雷影が大騒ぎしているぞ…
いいのか?)(八尾)

八尾は雷影の反応を察してキラビに忠告してる事から、八尾が雷影にも一目置いてることが判ります。それは雷影の「力」に対する畏怖にもとれるし、キラビを(粘着してではあるけれど…)あんなにも愛して病まない兄貴・雷影の気持ちを大切にしてるようにもとれて、増々、八尾の知性を感じてなりません。やっぱ、八尾はキラビの人柄に従っているんだろうな…。ホントに友だちだと思ってるんだろうな…。キラビって良い奴なんだろうな…。

(…まあ、オレも人柱力だったせいで
この里に武力として縛られたきたからな…
たまには息抜きも必要だろ)(キラビ)

(で…どうする気だ?)(八尾)

(演歌と言えばサブちゃん先生だ!)(キラビ)

そっちかよ!!(笑)キラビはホントに息抜きをしようと考えてるんでしょうか?しかも、演歌への転向も真剣に考えてるみたいだし…(笑)。サブちゃんもホントに登場しそうな勢いだしーッ!!(笑)ま、今までMIAになるようなピンチもなかった事だろうし(めちゃくちゃ強かったから)、あの粘着質の濃ゆい兄貴から逃れるタイミングもなかった…筈。千載一遇?!

(誰だソレ?)(八尾)

(知っとけよ
ばかやろうこのやろう
演歌忍者の頭領だぜ)(キラビ)

のん気なこったな…
"暁"が黙ってないぜ

それにオレを呼び出して
体力もほとんど残ってないだろ
つーか優勢だったのに
オレを呼び出す必要あったのか?)(八尾)

と言う事で、次週からキラビの「演歌修行編」の始まり始まり~ィッ!!(ウソ)雲隠れの里を飛び出したキラビと八尾の珍道中が始まるんでしょう(ワクワク)。この分だとストーリーにも大きく絡んで来るでしょうね。一つの軸と考えても良いくらいで、キラビが大好きな僕としては嬉しいです。そして、サスケとの再戦があるのか?ナルトとの絡みがあるのか?はたまた別の…(wktk)。

それで、八尾が指摘するキラビの"人柱変化"(八尾を呼び出した)にしっかり突っ込んでますね(笑)。あれはすっごくソフトでオトナな「苦情」みたいなもので、八尾も"鷹"を始末するのは何だか後味が悪いやな役回りと思ってたんじゃないかと、ナル×ジャン的には考えてしまうところです。この二人(キラビと八尾…もう二人と言わせて貰います!!)、やっぱ似てるわ…僕は好きだわ…(笑)。

(今までやった奴らの中でも
あの写輪眼は一・二を争うぐらい
強かったからな…)(キラビ)

(調子にのっちゃった)(キラビ)

この想いをキラビは八尾には告げていない…と、僕は考えてます。描写的にも雲雷峡を<スタ><スタ>とキラビが歩いてて、八尾の鼻っ先に脚組んで座ってるカットじゃないし、個人的な茶目っ気で親友=八尾の足を二本も供出してもらったなんて言えませんがな…。これを伝えないで心の中に仕舞えるのがオトナってもんですよ。騙すんじゃなくて言わない方が良い事ってあるものです。

これを「胸に畳む」と表現する実に美しい言葉(言い回し)が日本語にはあります。英語で表現したらどうなるんだろう?と考えてみたんですが、この「畳む」って風情までは表現できないだろうな…って思いました。試しにお母さんが洗濯物を畳む姿を想い出してみて下さい。その時、心の何処かが暖かくなったら、それが「畳む」の本意だと思います。それを感じ取れる「心」を磨いて下さいね。

だから、この後の会話が妙にズレてる…。ここの妙をどう受け取るかはその人に拠るところだけど、僕だったら八尾にはこれは伝えないな…って思うんです。また、そう言う優しいところがキラビにはあって、だからこそ、この暴れ牛の八尾が一緒に居るのだし、何だかんだ言いながら協力し、運命を共にしてしまうんじゃないかと思う訳です。これが真の尾獣のコントロールなら「素敵」だとも思います…。

(…そろそろ時代が動くかもな…)(八尾)

(え?オレの演歌で?)(キラビ)

それ、違うから…(笑)聞き間違え過ぎだから…(合掌…笑)


    
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サスケは何故、あそこまで"ドス黒く"なってしまたのか?

  
「…うちはを差別し!
両親を兄弟に殺めさせ!
そのイタチを追い込み殺した上層部も!
そして千手を慕う木ノ葉の連中も!
全てがクソのはきだめだ!
全てが復讐の対象だ!!」(サスケ)


猛烈な"ドス黒さ"を見せるサスケですが(第416話「ド根性忍伝」)、この発言はマダラ(トビ)の回想によるもので、マダラ(トビ)のアジトでサシの会談をした時ですから、(万華鏡の)「儀式」の少し後の筈です。サスケがイタチとの闘いの意味を咀嚼し、過去との邂逅(かいこう)とも言える…イタチの「涙」を想い出した直後だったんじゃないかと思います。

「だいぶ体にきているようだな
大蛇丸の呪印もなくなったあげく
イタチ戦での傷も癒えてなかったからな」(重吾)

重吾の証言を元にするとサスケはこの会談の後、そう時間を置かずに八尾を拘束に向かっています(第 415話/「新しき力!!」)。そして、"鷹"は熾烈を極めた八尾戦で僕らの胸を熱くするような友愛に満ちた闘いを示し、その集大成として放たれた"天照"。その時、見せたサスケの「万感」。あの時のサスケには胸の奥をギュッと鷲掴みにされた想いで目頭を押さえたものでした。

だから、第416話「ド根性忍伝」のマダラ(トビ)との会談で見せたサスケの"ドス黒さ"は何だった?!あの「万感」で第一部の第七班…カカシ班を想い出したのは何だったんだ…となって書いたのが、「サスケの"本心"」であり、「サスケは何故、"第一部の第七班"を想い出したのか?」だったんです。どっちもサスケを信じたい!!って言うベクトルのお話です。

ここで、も一度、サスケの"ドス黒さ"の時系列を整理すると…

①イタチと史上最大の兄弟喧嘩決着
②万華鏡の「儀式」
③「邂逅」(第403話「涙」)
④マダラ(トビ)との会談で"ドス黒さ"全開
⑤八尾戦の万感の"天照"(第414話「暴れ牛」)
⑥「水魚の交わり」の中…"ドス黒さ"が満開(第417話「雷影、動く!!」)
⑦瓦礫のアジトの放置されたジェイの死体?(第418話「仙人ナルト!!」)

…となります。で、何が一番ショックだったって…

「お互いを庇い合ってそうなった…
オレ達は水魚の交わりというべき仲間だ
そういがみ合うな」(重吾)

瓦礫のアジト(第417話「雷影、動く!!」)で和気藹々(わきあいあい)の"鷹"の談笑の中で、子供体型の重吾が配管にチョコンと可愛く座りながら、その外見と裏腹に難しい故事…「水魚の交わり」を引用して、辞書引いて心底唸り、その言葉の暖かみがホントの意味で"蛇"から"鷹"に羽化(かわ)ったと感じたイイところで、サスケが一杯やりながら"ドス黒さ"がてんこ盛りだったところでした(笑)。

「だがこれで…」(第 415話/「新しき力!!」)

(オレは新しい力を手に入れた…
木ノ葉を潰せる充分な力を…)
(第417話「雷影、動く!!」)

八尾に放った"天照"を消す事で自分の万華鏡に宿った瞳力を認識できたところを起点に、さサスケはズブズブとドク黒くなって行くのです。"天照"の万感で見せた「第一部の第七班」の記憶が"暁"の衣に袖を通しつつも、心は木ノ葉にあるのだと思えてホッカリしてて、その上で「水魚の交わり」と来てすっごく良い気持ちになってたのに…そこでサスケは猛烈にドス黒くなってた…。凄くショックでした…。

「だがそんな力(尾獣)に
頼る必要はなくなったようだ」
(第417話「雷影、動く!!」)

サスケが不敵に水月に自慢ともとれるような台詞を吐くほどに、自分の万華鏡の瞳力に心酔しているかのようで、この期に及んではサスケの「木ノ葉潰し」の決意は本物だったと考えざるを得ないように感じました。それが無性に悔しいと言うか、悲しかったです。サスケはどうしてこんなに"ドス黒く"なってしまったんでしょうか?

その理由が暫く…僕には解せないでいました…。





ちょっと遡ります。フガクが在りし日の…あの桟橋…。

「…さすが、オレの子だ」(フガク)(第25巻/120頁)

フガクに振り向いて貰いたくて…イタチのように認められたくて…必死で修行した「火遁・豪火球の術」。そして、その会得に堪らず「本心」を明かしてしまったフガク。フガクはサスケを甘やかす事がないようにワザとサスケへの無関心を装っていただけなんです。それはイタチに対する手厚い賞賛とのコントラストによって明白で、それがイタチとサスケの血縁関係の有無を疑わせています。

詳しくは「虐殺前夜」の第四夜「DEKOTON」を読んで貰えれば、内容に関しては解ると思います。それを受け入れるか、受け入れないかは別で…(笑)。ただ、どうしてフガクがサスケを積極的に褒めなかったのかは、サスケを如何に大切に思っていたか?フガクがどれほど"深く"サスケの事を考えていたかを赤裸々に表す描写であると、僕は考えています。

不器用で仏頂面のフガクがイタチをあからさまに褒めるのも変だし、どう見ても優秀で良くできたサスケを取りつく島もないほどに阻害するのも違和感バリバリで、その解り易さこそフガクの人となりそのもので、それを理解出来ないで苦しみもがくサスケと、フガクに対する感謝で一杯だったイタチの慮りがめっちゃ好対照で、胸がズキズキしちゃう…味わい深さでありました。

「でも、ここだけの話…私と話すときは
アナタの事ばかり話してるのよ…父さん」(ミコト)(第25巻/131)

そして、その"深さ"が解らないサスケをミコトが優しくフォローします。この柔らかさや暖かさが「母親」であり、頭を撫でる掌がゴツゴツしてて重たかったり、頬ずりされると顎のヒゲがチクチクした痛みを与える「父親」とは違った距離感があります。だから、サスケはミコトにはいろんな事を話せるのだし、フガクには顔も真っ直ぐに見れないくらい緊張してしまうんだと、僕は思います。

ミコトがイタチに対して抱く「異物感」みたいなものを、僕は感じてならないんですが、サスケにはそれは皆無で、ゼロ距離でサスケに接する様が正に「母親」を感じさせます。サスケもミコトに対しては常に自分を曝け出せている。それはミコトがサスケの欠落感を上手にキメ細かく補っているからに他なりません。その意味ではミコトはフガクの行き届かなさすら補完していたと言えるでしょう。

「許せ、サスケ……これで最後だ」(イタチ)(第43巻/236頁)

最後の最後にそう言って倒れたイタチですが、今にして思えばイタチのサスケに対するフォローってミコトに似てたんじゃないでしょうか。イタチは心底、本心でフガクを尊敬し感謝していましたから、フガクに取って代わるような行いを不遜だと考えてたんじゃないかと、僕は思うんです。これは穿り過ぎかも知れませんが、イタチであればそこまで慮ることができそうな期待が、僕にはあるのです。

悲しいかなイタチは「うちは虐殺」に関与していました。今でもイタチ自らの手で「うちは」を根絶やしにするような事をしたとは考えられないんですが、少なくともあの大惨事を回避する事は敵わなかった。それはイタチ自身にも悔やんでも悔やみ切れない汚点であったとも言えるでしょう。しかし、イタチはその後悔に押しつぶされる事なく歩みを滞らせはしませんでした。

イタチはサスケを見守り続けました。時に、サスケを崖っぷちに追い込み、激しく焦らせた…。時に、断腸の想いで大蛇丸や呪印に身を委ねさせ「力」を学ばせ、充分に育った事を確認したと見るや、それらを取り除いた。それがあのうちはのアジトで繰り広げられた史上最大の兄弟喧嘩の真相でしょう。そして、イタチはサスケの奪還…大蛇丸と呪印からの解放に、自らの命すら食らう"須佐能呼"を使った。

イタチは「転写封印・天照」をサスケに施し、最後の言葉をサスケに遺し倒れました。力尽きるまでサスケの行く末に想いを馳せていたのです。何度も吐血しながら、火傷を負いながら、刃に傷付きながら、サスケの事だけを思い遣っていたのです。完全なる滅私の果てにイタチの「生き様」は存在します。そして、疲れ果て倒れた今もその「生き様」は極めて濃密にサスケの中に充満しているのです。

そして、イタチが遺した最後の笑顔(第43巻/236頁)は辛抱(我慢)が足りなかったのが半分、自分で自分を褒めたのが半分の…フガクがサスケに漏らした「…さすが、オレの子だ」(第25巻/120頁)と同じ味がしました。完全無欠なイタチも人の子なんだから、このタイミングのこの程度の綻び?は仕方ない…って言うか、許す(笑)。でも、その前に誰も責めたりしないか…(笑)。

「あいつにとってお前の命は
里よりも重かったのだ」(マダラ)

サスケはイタチが自分のせいで死んでしまった…と思い込まされています。その元凶は間違いなくあの「儀式」でした。勿論、それはマダラ(トビ)が執り行うたものであります。サスケに万華鏡写輪眼を与えるのがイタチの意図だったのは確かで、「儀式」の執行も織り込み済みだったんですが、そこでマダラ(トビ)がサスケを歪曲してしまう不可抗力までは阻止し得なかったのでしょう。

それは万華鏡写輪眼の開眼が次のステップでの第一義であり、それ以降に自分が関与できない…否…しちゃいけない!!と言うのがイタチのスタンスだった筈で、それがマダラ(トビ)の不可抗力を容認したのだと思います。何だかぼやけた言い回しで申し訳ないんですが、「核心」は別の考察で書くとして(汗)、イタチは大蛇丸に委ねたようにマダラ(トビ)にサスケを委ねてるだけなんだと思います。

イタチがサスケにこれ以上関与してはいけないと考えたのは、サスケ自身の成長の為でしょう。イタチは「うちは虐殺」に関与し(阻止できなかった)、フガクやミコトを奪ってしまった…その事実は激しい後悔と共にイタチを嘖んで来たに違いないのです。だから、イタチはフガクやミコトの代わりにサスケを育て立たせる責任があった…。それがイタチに感じる「親心」なのです。

『親は子供の為なら死ねる…』

そのくらい愛しているのです。僕は偉そうな事を言ってますが、「親」になった事がないから「親」としての経験や実感はありません。でも、愛された記憶だけはあります。もの凄く大切にされた暖かみや力強さが、生々しく僕の身体には残っています。そして、その記憶が、今の"僕"を形作っているのです。僕は育(はぐく)まれた…非常に濃厚に愛された…。だから、その「愛」に心の底から感謝しています。

自分が愛されていた事を忘れてはいけない…。
どんなに歳を重ねようとも忘れてはならない…。

そして、いつしか「愛」を注げる人になって行く…。

僕は、それがホントにオトナになる事だと考えます。それこそ、ホントの人の成長なんだと思います。歳が二十歳になったからとか、就職して自活しただとかは関係ないですよ。「愛」を与えられるのをただ享受するのは子供だけに許された特権なのです。「愛」を与えられる。「愛」を注げる。与えられる側から与える側へのシフト…それがホントのオトナの姿だと。

それをアスマや自来也が、僕らに示してくれたじゃないか…。

「愛」とは無償なのだと…。
「与える」ものなんだと…。


イタチもそうでした。イタチはサスケに与え続けました。サスケはフガクやミコト。そしてイタチに愛されていました。きっと、それが「愛」だと思っているのでしょう。それも間違いじゃない。でも、与えられる「愛」に馴れすぎてて、与える「愛」に気付けないでいる…サスケは与える「愛」をまだ知らないのです。そりゃ、大層な「力」を持ったし、態度も身体も一丁前になったけど、肝心が「心」は子供ままなのです。

サスケは「うちは虐殺」で唯一残ったイタチを失ってしまった…。そして、ホントの「無」になったのです。それは「愛」を与えてくれる人が居なくなったと言う事です。サスケはそれが腹立たしくて仕方ないのです。そしてマダラ(トビ)に吹き込まれた「イタチの真実」を鵜呑みにする事でそれを誤摩化かのように、木ノ葉に八つ当たりする事で「痛み」を忘れようとしているのです。

きっとその「横暴さ」がサスケに感じる"ドス黒さ"の正体。サスケは欲しがるだけの子供だから、今でもナルトやサクラ、そしてカカシに想いが残っているのかも知れません。ま、その想いを感じれるだけ、未だサスケにも救いが残っているのだけども、それが大きな「力」を持っている…更に手にしようとしている…「心」が子供のまま「力」を手にしてしまったペインと極めて似ているから厄介なのです。

「出て来い…うずまきナルト」(イタチ)

だから、それを危惧したイタチはナルトに接見したんでしょう(第40巻/117頁)。そして「力」を分け与えた。それがマダラ(トビ)に「儀式」を委ねた不可抗力に対するイタチの対処だったんだと思います。イタチがナルトの気持ちを確かめ口元を緩めた…微笑んだ…何かを託せた。自来也の訃報でズブズブのグダグダのナルトがそれを想い出してましたね。

イタチの人を見る目は確かだと思うんです。
だって、先ず…ナルトを選んだんだから…。

「うれしい時には
泣いてもいーんだぜえ!」


懐かしいッ!!(第3巻/124頁)波の国任務なんてどんだけ前なんですかッ!!(笑)ナルトは既にこの時期に「与える愛」を知っていたのです。まさか!?最初から持ち得た?!ここがナルトのすっごいところで、異常なまでの素直さであり、何事も受け入れる大きさであり、不幸な生い立ちもどこ吹く風の、底抜けの明るさであります。それらを混ぜこぜにして極めて異常な「曲がらなさ・折れなさ」と、僕は呼んでいます。

ナルトは「達観者」なのです!!

それをイタチは見抜いていたのです。サスケを闇から連れ戻せるのは…サスケのあの"ドス黒さ"を払拭出来るのはナルトなんだと…信じていたのです(…多分)。だから、サスケと殺り合う前にナルトに逢いに行った…。そして、この「信頼感」がキッシーにもあるからこそ…主人公である筈のナルトをあまり描かないじゃないかと…深読みしてしまうケルベロスなのです。

  
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