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「お前はどこまで見えている」

 
「その写輪眼…
お前はどこまで見えている」
(イタチ)

「どこまで見えてるだと?
今のオレのこの目に見えてるのは…」(サスケ)

「イタチ…アンタの死に様だ」(サスケ)

まるで逢い引きのように…うちはのアジトでサスケを待ち受けるイタチにサスケがジリジリと迫ります…(第42巻/17頁・21-23頁)。折しも、サスケを捜索する木ノ葉小隊を森の中でトビが塞き止め、雨隠れでは自来也に六体勢揃いの自称神様のペインが襲いかかる悪夢の展開と同時進行で、序盤の二人の掛け合いのスローモーさが鮮明であり、それが二人がそれぞれに携える運命の重さのようにも思えました。この時、サスケを前にしたイタチがサスケに「写輪眼…どこまで…」なんて言うもんだから、写輪眼の予知能力とか時間の操作なんてサブカルな期待をしてしまったけど…イタチがサスケに問い掛けた言葉の深い題意が解るのはもっとズーッと後の事でした。


エーッと、ちょっとイタチの女王様座りで追記です(笑)。イタチが玉座に座ってるカットでイタチの脚がクロスしてますよね。これってボディサインとしては「職場(学校)での人間関係にストレスを感じてる」事を示しています。僕もそんな風な悩みを抱えてる時にはベッドで寝る時に脚をクロスさせたり、美容院でシャンプーしてもらう時に脚を組んだりします。イタチが職場の何に悩んでたのかを考えてみたんですが、イタチの職場って”暁”ですよね。しかも、2人一組の相方ッて鬼鮫っちしかいないから、この場合、鬼鮫との人間関係に悩んでた…と考えるべきなのかなーと思います(笑)。

鬼鮫はキラビ戦で結構なワルっぷりを露呈して、もしかしたら甘党の、もしかしたら良い人?みたいな願望が崩れさって、好感度もそれと同時に急降下…ナルジャン的には…しちゃったんですが、やっぱ、鬼鮫はイタチの見張り役だったのかな…と思い当たる訳です。イタチはそれをストレスに感じてて、満を持したサスケとの兄妹対決のめでたい席でホッカリして気持ちが緩んだのか?ついつい人間っぽい機微を出してしまったのではないかと、僕は考えています。鬼鮫のあの容貌であんなにネチッコく寄り添われて、しかもそれが見張りだったりしたら相当なプレッシャーですから、イタチの心労も何だか解る…。

或いはトビのブレッシャーを感じてたんかしらとも考えたんですが、イタチとの過度の接触はトビ側が警戒すると思うんです。トビとしてはできるだけ自分の秘密は秘匿したいでしょうから、イタチに接触する事で自分の情報を少しでも曝すのはトビの不利益の方が大きいと思います。個人的に悪意を持ってイタチに接しようとも、イタチのによって鬼鮫は燻されて浄化された…所謂それが「薫陶」(くんとう)なのですが、キラビ戦の悪さ加減ではそれもなさそう。しっかし、鬼鮫の「立ち回りもやりやすい」って何だったんだろうとイタチはそれも感じてたんだろうかと気になると夜も眠れない(ウソ)。

ま…どっちにしてもイタチは”暁”内でストレスに曝されてた訳で、やはり水面下では木ノ葉隠れの為に諜報活動をしてたりしたんでしょうか。二重スパイ=もぐら…ちゅーやつですが、その上、病魔が身体を蝕んでいる。これでストレス感じない人なんて居ないですよね。そりゃ、脚くらい組むっちゅー話です。イタチも美容院に行ったアカツキにはきっとシャンプー台で横になって脚を組むんだろうな。いろいろと辛かったんだろーな。だから、美容院のシャンプーガールは脚をクロスするお客さんを見逃さないでね。黒犬がそんな素振り見せたら是非とも優しくしてね…って、お前の心配かよ!!ケルベロry)



「うちはには代々伝わる古の石碑がある
今も木ノ葉の地下にある」
(トビ)

「そこにはかつての六道仙人
書きつけた秘密が記してある
瞳力がなければ読む事ができず
写輪眼・万華鏡写輪眼・輪廻眼の順に
解読できる内容が増える」
(トビ)

第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)で、五影(ダンゾウを除く)を前にしたトビがペラペラと大ネタを連発する中に、それはありました。フガクとミコトの骸。サスケの腕を伝う鮮血と大量に分泌されるアドレナリンが覆い隠す痛み。燃え盛る業火。血塗れのうちはの集落。混乱するサスケ。イタチがうちは虐殺の直後伝えたあのミッションうちはの石碑の判読。イタチの万華鏡写輪眼の催眠眼に抗するサスケの写輪眼の第一次覚醒に確かな手応えと、かつて自分が4歳で彷徨った戦場の地獄の体験がフラッシュバックして重なった事でしょう。イタチは凄く辛かったと思います。

「南賀ノ神社本堂…
その右奥から七枚目の畳の下に
一族秘密の集会場がある
そこにこのうちは一族の瞳術が
本来何の為に存在するのか…
その本当の意味が記されている」(イタチ)

イタチがサスケに伝えたかったのはこれだけじゃないけれど(第25巻/149-150頁)、サスケは事後、真っ先にこの謎の真偽を確かめる為に石碑を読みに行きます。まだ幼いサスケにも石碑は理解できる内容だったのでしょう。でも、そこでもの凄く落胆した…と言うか、こんな下らない事の為にうちは虐殺が起こったのかと、サスケが凄く呆れているように、僕には見えました。この提示の時点で瞳術の覚醒ステージによって判読できる内容が変わる事が知れていませんでしたから、サスケが闇に沈みリベンジャーとしての決意を固めて行く姿にイタチの想いに対する整合性のみを感じていました。

「そうか…そういう事か…」(サスケ)

子供だったサスケはある意味純粋であり、純粋であるが故にやり場のない感情がイタチへの憎しみに変換されて行く結果となったんですが(第25巻/157頁)、それもイタチの想定したシナリオをトレースしていたに過ぎなかった…。イタチの冷淡さをサスケは憎んだのです。それをイタチの愛だとも気付かずに…。赤い彗星じゃないけれど、「認めたくないものだな…自分自身の…若さゆえの過ちというものを…」(シャア)と、僕は思った。そして、サスケ自身がそれに気付くのは取り返しのつかない過ちをサスケが犯した後だったのだから、人生とはかくも救い難い悲しみの中にあるようで歯痒かった…。

失明
それが九尾をコントロールする
力を得る為の代償か」(サスケ)

「フッ…
オレの言った通り集会場の石版を
読んだようだな」(イタチ)

禁術兵器の設計図

イタチが何故、「○狐」の絵図の前の玉座に女王様座りしていたのか?(第42巻/114頁)サスケには到底及びもつかなかったのでしょう。サスケはうちは虐殺で写輪眼の第一次覚醒(一つ巴文様)を、波の国任務の対白戦で第二次覚醒(二つ巴文様)を果たしていて、それぞれ石碑を読んでいます。第三次覚醒(三つ巴文様)はナルトと終末の谷で一戦交えた時に成り、そのまま里抜けしてしまったので第三次覚醒→万華鏡写輪眼の開眼に掛けてうちはの石碑を改めて読んだかは不明です。不明と言うのは大蛇丸の木ノ葉潜入ルートトビの時空間移動に拠る潜入があるので、石碑を読んだ可能性が残されるという意味です。

サスケは賢いから写輪眼の覚醒具合で石碑の判読内容が変わるのであれば、石碑の変化に気付いた筈です。もしそうなら、少しばかり危ない橋を渡ろうとも木ノ葉に潜入して石碑を読みに行った事でしょう。大蛇丸はある程度自由に木ノ葉に潜入できるルートを持っていましたし、木ノ葉のセキュリティはそれ程盤石でもない事はほのぼのとした雰囲気やこれまでの凡そ軍隊然としない危機管理体制は周知の通りです(笑)。また万華鏡の儀式の直後、サスケが望めばトビは石碑を読ませたとも思います。トビの時空間移動を使えば極めて容易いサービスだったでしょう。

ただし、これは写輪眼の覚醒具合(第一次~第三次)によって判読できる内容が変わる前提で、イタチがサスケの「失明」の提示でサラッと流した描写から写輪眼と万華鏡写輪眼の判読内容の極めて大きな差異のみが感じられもしました。だからこそ、イタチはサスケに万華鏡を開かせる必要性に駆られたのでしょう。それが自分の身を焦がす業火であろうとも、イタチは喜んで受け入れたのだと思います。だから、サスケがイタチの万華鏡に抗い、自らの写輪眼を覚醒させたあの夜のサスケのポテンシャルにイタチは震えた…。サスケがイタチの期待に応えたのだから、嬉しくない筈ない…。それがイタチの「涙」の引き金だったと、僕は考えています。


「オレも今や上忍で部下を持つ身
だが昔のまま…いつも後悔ばかりだ…」(カカシ)

「この眼があっても
ちっとも先なんて見えやしない…

………」(カカシ)

「お前が生きてたら…
今のオレに何て言うんだろうな…
なあ…オビトよ」(カカシ)

第一部終了…そのエピローグでカカシはオビトの墓前で物思います(第27巻/28-29頁)。カカシは神無毘橋でオビトの写輪眼を贈られました。そして、その瞬間からオビトの眼になってこれから先を生きる決心…十字架を背負うのです。チャクラが見える。術コピーができる。超高速の動態予測による神速のカウンター…写輪眼によって千鳥は実用化したと言っても過言ではないです。めちゃくちゃ便利な眼をカカシは手に入れた…にも関わらず「ちっとも先なんて見えやしない…」と言う。僕にはこれがうちは一族が抱えていた悩みそのものなんだと思えてならないです。そして、これこそが六道仙人の残したトラップだという事も…。

「あの時…泣いてた」(サスケ)

見間違い…だと思った
オレは気付けなかった」(サスケ)

サスケは万華鏡を開くほどの後悔を経験した…(第44巻/20-21頁)。六道仙人の兄系の末裔。仙人の眼を持っている。それでも実際は見えない事だってある…という事をサスケは学んだ…筈なのです。カカシが気付いてるように。しかし、それを教えたイタチの死がサスケには大きすぎたようです。サスケはイタチとの別れを受容できないでいると思います。イタチの生き様を否認する事でしか自分の存在を肯定できないところまで追い込まれているのです。これにはトビの狡猾な誘導があった。万華鏡の儀式で真実に織り交ぜたがサスケに注ぎ込まれたのはその為です。余りにも幼い…サスケはまだ子供なのです。

「どうする
イタチの眼は…移植するのか……?」(トビ)

「いいや…
イタチの見たかったものと
これからオレが見ていくものは
まるで違うものになる」
(サスケ)

サスケは自らイタチの願い…生き様を否定しようとする(第44巻/23頁)。トビはそんなサスケを見張っているようにも見えます。トビのド汚い大人っぷりには虫酸が走ります。オトナならば子供にこんな事はしてはならない。確かに、サスケは写輪眼を持っている。”須佐能呼”まで開眼する稀な写輪眼を。しかもイケメン(※)だし…。誰もが羨む要素をサスケは持っている。ならば、その翼を何故、羽ばたかさせないのだ。それを拒むところにトビの「オレが!!オレが!!」が在るのだと、僕は思う訳。しかし、これも兄系の逆恨み気質もDNAに仕込まれたトラップの一つにせよ、賎(いや)しい…賎しすぎる。オトナならば何故、子供を褒めないのだろう…!?


「本当に…
強くなったな……サスケ…」
(イタチ)

イタチは何度も何度もサスケを褒めたじゃないか(第43巻/41頁)。うちはマダラが真・万華鏡写輪眼を有し、輪廻眼の長門を従えていた”暁”なれば石碑の解読は完璧になった事でしょう。トビは全てを知った上で行動している。そのアドバンテージがトビのシナリオの精度を高めている筈です。勿論、僕は写輪眼がある訳でも、賢い訳でもなく、ましてやイケメン(※)でもない(笑)。だからなのか…肩の荷がやけに軽いです。悲しいかな、僕には何も無いから…極々平凡な人間だから…少年少女に既に託してしまった感すらある(汗)。だから、僕にはアナタ達が眩しく愛しく感じられるんだと思います。

人は限りある命の中に在る。「死」とは自然が人間に与えた平等とも言えます。限りが在るからこそ、人は想いを世の中や次の世代に託せるのです。自来也がそうだったように…ミナトやクシナがそうだったように…。それは人が人を信じる!!という気持ちなんだと、僕は思います。僕らはそんなオトナの生き様をこの目に確(しか)と焼き付けて来ました。そしてイタチもそうだった。イタチはサスケの成長が楽しみでならなかった筈です。だから、サスケが自分の影分身を倒すのが嬉しかった。自分に刃を向ける勇ましさが嬉しかったのです。イタチがサスケを何度も何度も褒めた気持ちは凄く切なく暖かい…。

完全なるイタチの滅私がサスケに注がれた。イタチが演じた冷ややかな殺戮者すらサスケが生きるモティベーションに過ぎなかった…。イタチの全てはサスケの為にあったのです。サスケがそれを感じられないのはうちは一族の「写輪眼」と言う優越感が邪魔してるのだと、僕は思う。自分は他者より優れている…安っぽい思い込みがその素晴らしい眼を塞いでいるのです。それに気付けないから、トビの「オレが!!オレが!!」に利用されるんだと思います。トビはうちはの呪縛を嘲笑うかのように自然の理(ことわり)に逆らっているようです。それもまた六道仙人のトラップと戦う悲しきうちはの残骸なのかもと同情しちゃいますが…。

「お前はどこまで見えている」

サスケを信じたイタチの想いに気付け!!


 
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「お面」

 
「うちは一族全員の抹殺…
………
その時のイタチの心情はどのようなものだったか…
それは想像を絶する

イタチは恐るべき選択を迫られることになった
同胞に手をかけるなど有り得ぬ返答(こたえ)だったはずだ

だがうちはほどの忍が内戦を起こせば
木ノ葉隠れの里も火の国も大きく揺らぐ

それを機に他国は必ず攻め込んでくる
第四次忍界大戦の引き金にもなりかねない事態になる

うちは一族の利己的な思想
忍の世界とは無関係な者達も含め
また多くの人間が死ぬ」(トビ)

「………」(サスケ)

「お前がイタチならどうした?」(トビ)

「………」(サスケ)

「そしてイタチは決めたのだ
己の手で一族の歴史に幕を下ろすことを

うちはを憎しみ
裏切ったのではない…
仕方無かったのだ
里の興りからの差別
そして確執のツケ
それをたった一人で背負い込み
己を犠牲にしたイタチの決断を
責めることは誰にもできまい」(トビ)

「………」(サスケ)

「事実あの頃…
このオレも戦争の機を伺っていた
千手の木ノ葉にも
うちはにも恨みがあったからな

だがイタチはそれすら気付いていた
オレの存在に唯一気付いていたのだ」
(トビ)

第400話「地獄の中で」で、トビはうちは虐殺直前のイタチとの接触しています(第43巻/194-196頁)。皆さんも気付いてると思いますが、トビの風体がかなり今と違う…。髪は長いし、装束や武装なんかは全く別物です。特に武装(腰に忍具入れのポーチと長刀を携行している)は、サスケの前に立つ”暁”のトビと余りにも違い過ぎて、とても同一人物だとは思えません。武装はその忍のバトルスタイルが反映されますから、いい歳ブッこいたオッチャン…って言うかお爺ちゃんの筈のトビが10年前と今でここまで大胆に変貌するとは考え難いからです。あと「お面」…穴ぼこは同じだけど、柄や造りは決定的に違います。

トビ(マダラ?)の年表

時期的にはうちは虐殺の直前…九尾事件を起点に考えれば、その8年後(サスケ8歳)の少しばかり前のお話でしょう。イタチはこの時、13歳程度。初代の弟子だったヒルゼンと同年代のダンゾウの年齢が64歳…それから類推してうちはマダラの御歳は90~100歳程度じゃないかと、僕は考えています。ちなみに砂の相談役のチヨ様が享年73歳ですから、ダンゾウは頑張ってると思います(笑)。うちはマダラは人間の寿命的に「そんなの無理…」なお年になってる筈で、もっと言うと、終末の谷の決闘(柱間VSマダラ)で深手を負い、既に死んだも同じ状態だった筈で、それをしてご本人も「形骸化した存在にすぎない」(ep467 )と宣(のたま)っている。

「イタチはオレに接触を求め
ある条件を出してきた」(トビ)

「うちは一族への復讐の手引きをする代わりに…
里側には手を出すなというのだ
同胞をこの手にかける手伝いをすると…」(トビ)

イタチはトビの存在に気付いていた…件の万華鏡の儀式でトビが興味深い話をサスケにしています(第43巻/197頁)。トビはうちは一族を殺しまくったのはイタチだと言うのだけれど、イタチはうちは虐殺の直前にトビと接見し交渉しています。それによるとイタチはマダラのうちは一族への復讐のお膳立てをしただけで、うちは虐殺の共謀者とされるうちはマダラがホントは一族を殺した主犯格だったんじゃないかとも考えられます。そういえば、あの夜、サスケがうちはの集落に戻った時、イタチは電柱の天辺で周囲を警戒していた?とも思えてきます。だとすれば、うちは虐殺に関して責められるべきはトビになる…。

トビがうちは一族を抹殺した…!?

しかし、サスケはこの件に関して全く突っ込みません。トビもトビで、イタチが一族を殺しまくったと言っておきながら、「一族への復讐の手助け」=「この手にかける手助け」(=主犯はトビ)…なんて辻褄の合わない情報をサスケに提供するんだろうかと疑問でしたが、やはり、イタチの死の悲しみがサスケに正常な思考能力を抑え込んでいたと考えるべきでしょう。トビとしてはサスケをこれ以上ないくらい後悔させ、万華鏡写輪眼を開眼させる必要があったのですから。しかも、その後悔が木ノ葉隠れに対する恨みに昇華するのですから、サスケを幾重にも混乱させる行いには幾許かの整合性を感じます。

トビがサスケに情報をあれこれ提供する事で粛々と万華鏡の儀式は進行して行きますが、いろいろとが鏤められていると思いました。イタチが何故かサスケとの闘いで雄弁だったのも僕には気になっていたんですが、イタチとしてはサスケに殺される予定でしたから、その後、トビがサスケに取り憑くのも想定の範囲内だったんだと思います。なので、イタチの証言とトビの証言の差分で、サスケにその真偽を吟味して貰いたい一心で、普段は寡黙でカッコ良いイタチがあんな風に口数が多い…時にちょっと危ない表情でサスケに刷り込んだのかなー…と思います。九尾事件真相はその最たるものだったんじゃないでしょうか。

「十六年前―――――
九尾が木の葉を襲った事件
もちろんマダラが起したものだ
それも
四代目によって阻止されてしまった
つまり…」(イタチ)

「今のマダラは負け犬だ…
うちはの本当の高みを手にするのは奴じゃない」
(イタチ)

九尾事件の張本人はうちはマダラだった(第42巻/127頁)…と、イタチは証言している。僕はイタチは嘘をつかない人だと信用しているので、トビの九尾事件「自然発生的な…」(第43巻/185頁)がサスケ対策だったと考えております。トビとしてはうちは一族の被害者としての立場を際立たせる必要があったから。九尾事件でうちは一族は完全に没落したんですから、その引き金をうちはマダラ=自分(という事になっている)が引いたのは、この際マズいと考えたのもあると思います。うちはマダラは九尾事件を起こした。そこで四代目と交戦し、九尾を鹵獲されてしまった。イタチはそれをして「負け犬」と言っている。そこが非常に重要なのだと思います。

「お前ほどの男が
なぜこんな回りくどいやり方をする?
お前の力ならどんな計画も
思い通りのはずじゃぜ」
(オオノキ)

「初代火影柱間との戦いの傷が深すぎたのだ…
今のオレに力はない
言わば今のオレは形骸化した存在にすぎない」(トビ)

ここも重要(テスト出るからな~ッ!!)…イタチとの初接触の行で、トビが漏らしたネタ…「このオレも戦争の機を伺っていた」(第43巻/196頁)と、五影会談のトビの提示はめちゃくちゃ矛盾しています。儀式ではサスケに自分(トビ)で戦争をやろうとしていたと言っているのに、五影会談でうちはマダラに関して一番多くを知っているであろう土影・オオノキに自分は「形骸化した存在」であり、「力がない」…と伝えています。写輪眼てんこ盛りのダンゾウに困ったらサスケを呼ぶトビはどっちかと言うと後者(=形骸化)が似つかわしい。

つまり、トビの言う「形骸化」は嘘じゃない…と思えるのです。しかし、九尾事件うちは虐殺では恐らくマダラは実行犯だった…。そして、九尾事件は四代目を圧倒しながらも九尾を屍鬼封尽で鹵獲(ろかく)され何故だか事件も治まってしまう(「九尾事件」終末の谷の決闘…第五撃参照)うちは虐殺は見事完遂するものの、大成功に終わったかと言うと、ダンゾウが大量の写輪眼を収集していた事実は何だか凄く引っ掛かっています。加えて、トビの容貌が大きく変わっている。「お面」が霧隠れ風(第43巻/196頁)から今のうずまき模様に変化してる点を混ぜ合わせて考えるとお話が凄く混沌として来ます。


「…前に九尾を使って
里を襲ったのはペインなのか?」(ナルト)

「イヤ…違う…
そいつじゃない…」(ミナト)

「誰だってばよ!?」(ナルト)

「”暁”の一人
面をしている男だ」
(ミナト)

「!」(ナルト)

第440話「四代目との会話!!」で、四様が登場して「イーブン祭り」が巻き起こったのは記憶に新しいですが、九尾事件文字色「”暁”のお面」とミナトが漏らした時にトビを連想してるのはナルトである点に注目して欲しいです。決してミナトが連想した「お面」ではないというところ。今のトビが九尾事件を起こしたのか?うちは虐殺の直前にイタチと接触したトビが主犯だったのかは余談を許さないと、僕は思うんですよ…ってか、今のトビと古いお面(霧隠れ風なので元水影関連のネタかも…と考えたりしています)のトビが同一の個体だったのかも、ぶっちゃけ疑問です。

疑い出したらそれこそ切りがないんですが、ナルトの「お面」の連想は非常に狡猾なミスリードのトラップに思えます。また、うちは虐殺に古いお面のトビが参加し、主犯格の可能性がある…力があった…つまり形骸化していなかった…という事ですから、九尾事件「負け犬」になったマダラとちょっと違うと思えます。…というのは九尾事件ではミナトを圧倒していた「”暁”のお面」が、何故だか九尾を鹵隠されただけで退いてるでしょ。それオカシイ…。ミナトは鹵獲と同時に戦死してるんですから、そのまま木ノ葉を潰せたんじゃないかと思いませんか。

「あの時…奴は
オレの動きを全て見きった…
ただ者じゃないよ…」(ミナト)

九尾事件で九尾を操った「”暁”のお面」はミナトを凌駕する時空間忍術が使えた可能性が高いです(第48巻/144頁)。ミナトの飛雷神の術を見切ったけれど、ミナトを殺す事はできなかった…。これはうずまき文様の「お面」を着ける今のトビと近いです。しかも、九尾が鹵隠されて一件が終息したって事は、九尾が唯一の攻撃手段だったとも考えられ、今の形骸化発言のトビとも上手く重なります。しかし、うちは虐殺の主犯格とは同一たり得ないとも言える。何故なら、うちは虐殺ではうちは一族の写輪眼持ちの手練を殺しまくったんだから…九尾は勿論、ナルトの中に閉じ込められていますから。

「久しぶりだなダンゾウ…
うちはの事件以来だな」
(トビ)

つまり、九尾事件「”暁”のお面」うちは虐殺に参加したであろう「お面」は別の個体である可能性が高いのです。それに、物理的にマダラが存命して第一線で活躍するには年齢的に厳しいです。終末の谷の決闘の柱間戦で深手を負い、柱間ですら死んだと思ったマダラが何らかの方法で生き長らえた…それが九尾事件うちは虐殺で絡んでいる。九尾事件の失敗…それがイタチの言う「負け犬」で、その犯人をイタチが「うちはマダラ」と呼び、うちは虐殺でイタチと連係(共犯)し、ダンゾウと交錯(ep474)したトビもまた「うちはマダラ」なのかも知れません。

ただ、その在り方が違う可能性がある…。

それが「形骸化した存在」なのではないかと、僕は思うんです。その仮説がビンゴなら、うちは虐殺でダンゾウは反マダラの動きをしていた可能性が強くなる…と、僕は考えています。その結果が件の右腕の多数の写輪眼です。ダンゾウとトビは明らかにうちは虐殺で交錯しています。そして、二人は仲良しでもなさそうです(笑)。その機微からダンゾウがうちは虐殺で写輪眼をトビに先んじて収集した想定が持ち上がります。そこでダンゾウの右腕のプロテクターが妙に重そうで、別に身体が不自由でもないダンゾウ(意外にスバシコイ)が杖をついていたのが凄く引っ掛かりました(「ダンゾウは何故、杖をついていたのか?」参照)

トビの「お面」から目が離せない…。


 
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トビの「今、ココ!!」

 
サソリの死体を確認するゼツのところにトビが登場。ゼツ(白)に「トビはいい子だ…」と褒められて、サソリの形見の「玉」のリングを<スカ>と落とす(第31巻/185頁)

三尾を呆気なく捕獲したトビが調子に乗って「先輩の方こそ口数が多いっすね」とボケた為、起爆粘度(C1)の餌食になる(第35巻/165頁)

「んー…やっぱ似てるわイタチさんと!」とほざきながらサスケの前に初めて姿を現す(第39巻/128頁)

サスケの草薙の剣の斬撃に胴体を真っ二つにされるも、何事もなかったかのように<ムクッ>っと立ち上がりサスケにムッとされる(第39巻/148頁)

半径10キロを吹っ飛ばすC0を放つデイダラが(トビ悪りーな……)(第40巻/55頁)と気を遣ったにも関わらず、ホントは無事でペインと小南を顎で使う黒幕?だった事が判り顰蹙(ひんしゅく)を買う。自らを「うちはマダラ」と名乗り、お面の穴ぼこの右目は三つ巴の写輪眼である事が判明する。(第40巻/96頁)

終末の谷のマダラの石像の頭の上で、”蛇”を引き連れてブイブイ言わせるサスケの蛮行に「いい流れだ」父親オーラを全開に遠い目をする(第41巻/26頁)

サスケを捜索する木ノ葉小隊を足止めするトビがカカシにお面の穴ぼこの奥の写輪眼を曝すも「こいつ…一体何者だ!?」と皆目見当もつかない様子でスルー「トビ=オビト仮説」にももっと気を使えよ!!)してしまう(第43巻/116頁)

「うちはイタチの真実を知る者だよ」と嘯(うそぶ)きながらイタチ戦で疲れ寝込むサスケの前に現れお面を外して写輪眼をサスケに見せた途端、イタチがサスケに仕込んだ転写封印・天照右肩を燃やされブルーになる(第43巻/135頁)

トビはサスケにうちは虐殺の真実を伝え、イタチの死を後悔するが為にサスケは万華鏡写輪眼を開眼する。イタチを殺したのはサスケなのに何故だかサスケは木ノ葉隠れの里に恨みを抱き、「木ノ葉を潰す」と息巻く(第43巻/241頁)

イタチの涙の意味を噛み締めるサスケに「どうするイタチの眼は…移植するのか……?」と何気にサスケの真・万華鏡写輪眼に期待してる雰囲気を醸し出す(第44巻/23頁)

”暁”のアジトで鬼鮫を前にお面を外し正体を明かすトビに「元水影様…いやマダラさん」と周知の間柄だった事に驚き、読者的にはややこしい気持ちになる(第44巻/26頁)

”暁”のアジトの会議で首斬り包丁で鬼鮫に斬り掛かる水月を軽くあしらい「しつけがなってないぞ」とサスケを叱る。この時、鬼鮫が見てたからか、トビは攻撃の透過を使わなかった(第44巻/36頁)

長門の戦死を受け「…また外道魔像にシンクロさせるコマが必要だな…」として、「オレは少し別の用がある」と言ってサスケの元に向かう(第48巻/145頁)

木ノ葉隠れの里を潰す気満々で突き進む"鷹"の前に、突如、空間からお面がトビを先導する形で出現する描写に、トビの時空間移動の能力がお面に関係している事が何となくバレる(第48巻/189頁)

素直なのか何なのかサッパリ判らないサスケをめちゃくちゃアッサリと説き伏せ、”鷹”の矛先をまんまと五影会談のダンゾウに向けたトビは”月の眼計画”の存在を読者に明かす(第48巻/205頁)

鉄の国の「宿八」ゴロゴロ(ナルトがもしもジメッとイカガワシイ行為をしてたらどうするんだと胸が熱くなった)しながらサスケの事を考えるナルトとトビが接見する(第460話/「サスケ包囲網…!」)

ナルトをエサにヤマカカがトビを捕獲したかに見えるも、「楽しかった」とトビは言い遺し、お面の文様が作り出す時空間の歪みに消えて行く(第463話/「サスケVS雷影!!」)

サスケが五影会談に乱入し、雷影を退けるも、我愛羅に邪魔され水影・メイのドロドロに追い込まれ、土影・オオノキ塵遁であわやの場面にトビが現れ、お面の時空間忍術で異空間に跳ばして救出する(第467話/「宣戦」)

うちはの石版→十尾の存在→月の眼計画と五影を前に散々喋りまくり、うちはマダラ唯一の交戦経験のあるオオノキの鋭い突っ込みに自らを「形骸化した存在にすぎない」と、サクッと大ネタを提示してしまう(第467話/「宣戦」)

我愛羅の「うずまきナルトは渡さない」の澄んだ響きが木霊する会談場に「今度は戦場で会おう」の捨台詞を残し、やはりお面の渦に吸い込まれてトビは消え去って、お面が時空間忍術の中核であろうことがナル×ジャン的には鉄板と化す(第468話/「八尾と九尾」)

鬼鮫が呆気なく殺られた頃、五影会談から逸早く逃走したダンゾウとトビが交戦に入る。ダンゾウの護衛のフー(中山一族)とトルネ(油女シクロの子孫)を手玉に取るも、トビはトルネの毒蟲に感染した右腕を躊躇無く放棄する(第475話/「マダラの真骨頂!!」)

トビはフーとトルネを異空間に跳ばし、返す刀でサスケと香燐を呼び戻し、右腕の「封」を解いたダンゾウにぶつける。トビのお面が異空間と現空間の出入り口になっているのは明白(第475話/「マダラの真骨頂!!」)

サスケが突然登場するもダンゾウは慌てず「お前達の写輪眼を戴くとしよう」と凄む。ダンゾウはトビの写輪眼も知っているようだが、決してトビを「うちはマダラ」と呼ばない…って言うか、かなり無視している…と思ったんですが、ダンゾウは「マダラ…奴の能力は未知数だ」(ep475)でフーとトルネに注意喚起してるので、トビ=うちはマダラとして認識してるようです(追記091230)(第475話/「マダラの真骨頂!!」)

ダンゾウの右腕に多数の写輪眼が埋め込まれている事実がサスケを静かに切れさせる。憤怒の形相でいきなり万華鏡発動→”須佐能呼”を出すサスケに「ほう…あれがサスケの(須佐能呼)か」と、トビがご満悦(第476話/「サスケVSダンゾウ…!!」)←今、ココ!!

「お前と会うのは二度目だが
千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる
今もお前の中に初代火影を見る事ができる
死んでもなおあいつは生き続けている

オレの憧れであり…
ライバルであり…
オレの最も憎んだ男

………

千手とうちは
火の意志と憎しみ

ナルトとサスケ…」(トビ)

「お前達二人は運命に選ばれた
次の二人になるだろう」
(トビ)

伏線満載で息苦しさすらあった第462話「サスケの忍道…!!」で、トビはナルトの中に千手柱間が存在すると告白しています。これはヤマトがナルトに対して過干渉であり、ナルトの八本目→あわやの封印崩壊(九本目)でソワソワが無限大になったのを見事に裏打ちしたものと思います。また、長門が輪廻眼・六道仙人の特異点として地上に顕現したのに対して、忍界がその血脈の中にある道理みたいなものをトビは同時に提示していたのだと、僕は受け取っています。ちょっと回りくどい表現でアレですが、この設定に『NARUTO -ナルト-』の全てが凝縮されていて、ナルトとサスケが運命に導かれる先に「終末の谷の決闘」があるところに、トビの提示の極めて高い信憑性が窺われます。

自分を「うちはマダラ」と言い、うずまきナルトに「千手柱間」を感じるにも関わらず、自分ではなく「うちはサスケ」をぶつけると言うトビのコンダクター振りに、僕は「トビ=マダラ」に対しては懐疑的にならざるを得ない…のが本心であります。加えて、かつて対戦経験アリの土影・オオノキの突っ込みに「形骸化した存在にすぎない」なんて大ネタをサクッと明かしてしまうところに、トビの正体が見え隠れしてるとも思います。また、対ダンゾウ戦ではトルネのナノサイズの毒蟲の感染に右腕を破棄したシーンでは、右腕の切り離し方や、切断面から滴る液体が血液ではない(墨ベタではなかった)描写から、トビの肉体がそれ程重要なアイテムではないであろう見立てが出来る現状です。

それで、謎の大本命とも言うべきトビの時空間忍術ですが、描写を観察すれば、トビのお面がその能力の中核を担っているのは明白で、例えば、サスケへの自己紹介でお面を外したタイミング転写封印・天照が発動して右肩に天照が着火したのは、肉体とお面が離れたからだと、僕は考えています。そして、それがトビが図らずも漏らした「形骸化した存在」と重なる部分に「うちはマダラ」は在るのだと思います。形骸化…つまり、トビのお面こそうちはマダラの成れの果ての姿なんだと、僕は考えてる訳です。だから、「トビ=うちはマダラ」ではないと、僕は口を酸っぱくして…(笑)。ぶっちゃけ、うちはマダラの能力がお面に何らかの経緯で封じ込められた…と、僕は考えてるのです。

「長門とてめーを一緒にすんな!!
やり方は違っても
あいつは本心で平和を望んでいた!
けどおめーは違う!!」(ナルト)

「フッ…だな…」(トビ)

第463話「サスケVS雷影!!」で、トビが溜め息を漏らすんですが、トビがその刹那に夥しい悲哀を示したように感じられて、思わず同情してしまいました(笑)。その悲哀のベクトルお面に向いているのだとすれば、それはうちはマダラに対する愛情なのだと、僕は何となく感じた。形骸化した存在であるにも関わらず、野望を残している…とは、僕には思えんので、うちはマダラの遣り残しを何とかして果たそうとする愛情…そんな優しさを持ち得る存在などそんなに居るものではない。その機微にトビ(肉体)の正体があるように思えてなりませんでした。ま…そこをネチネチと考察したのが「トビの溜め息」(第463話「サスケVS雷影!!」補足)でありまして、まだ読んでない方は是非ともお読み下さい。

「十尾復活!
そしてオレは十尾の人柱力となる」
(トビ)

第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)で、トビは”暁”が尾獣を集める真の理由も吐露しています。長門は”暁”の尾獣集めを禁術(尾獣)兵器を造る為だと言ってましたから、何らかの情報操作があったのでしょう。そして、トビは十尾の人柱力になる…と言ってます。ナルト達を見れば判るけれど、それがパネー量と質のチャクラを供給するのは想像に難くないです。ま…そのリスクもパネーでしょうが、それもバッチ来いなトビも又、命懸けなんだと感じました。トビは独りで千手が造り出した世界と闘おうとしてるんじゃないかと思います。トビの悲哀の根底には六道仙人のトラップが忍んでいる…。それがパッと見、逆恨みに見えてしまうのがキモなんだけど、この時点でそこを突っ込むような野暮は、僕にはとても出来(ry


  
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ナルトは何故、過呼吸に陥ったのか?

 
「お前ら木ノ葉のうちはサスケ
オレ達の里を襲った!」(オモイ)

「ウチらの師匠を連れ去りやがった!!」(カルイ)

「ああ!!?ふざけてんのか!?
サスケは”暁”の一員だろーが!!!」(カルイ)


うちはイタチ
奴の生き様は自己犠牲そのものだ
里のため
そして何より弟のために…

そしてサスケは全てを失い一人になった…
木ノ葉の平和の代償がそれだ…
そんなサスケを責められるか…?

イタチの命を犠牲にして
平和を満喫している木ノ葉が許せないと

サスケは言った…
全てが復讐の対象だと…

本物だ…本物の復讐者だよ
憎しみ
それがサスケの忍道だ!!」(トビ)

「サスケを木ノ葉の手で処理する
君の同期メンバー全員がそのつもりで動く

サクラはバカじゃないし
それぞれの立場や状況が分からないほど
子供じゃないさ」(サイ)

「一人でサスケを殺すつもりだな」(カカシ)

「影の名を背負う覚悟を決めたなら
サスケの友としてお前が本当にやるべき事をやれ」(我愛羅)

第476話「サスケVSダンゾウ…!!」②(ナルト過呼吸編)で、サスケがダンゾウと見るからに悪ーい目付きで黒ーく闘ってる最中…何故だかナルトは鬱々としています。鉄の国くんだりまで出て来て、不敬にも雷影にアポ無しの懇願で土下座ったナルトですが、その周辺で出て来るサスケの悪口雑言(あっこうぞうごん)の数々…それとうちはイタチの真実=木ノ葉上層部のうちは虐殺への関与…等々。そして、それを受けたナルトの同期が下したサスケ抹殺の決断…それらがサクラの嘘告に収束して、ナルトは軽ーくパニックに陥ります。所謂、過呼吸…正確には「過喚起症候群」ですかね。勿論、こんな反応は今までなかった…ですよね。僕はこれをして八卦の封印式の庇護が薄くなった為と分析しています。ま…こんだけのストレスに曝されれば普通はこうなる…真っ当な16歳のメンタリティだと思います。

過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)とは、精神的な不安によって過呼吸になり、その結果、手足や唇の痺れや動悸、目眩等の症状が引き起こされる心身症の一つである。過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)、また呼吸により血液がアルカリ性に傾くことから呼吸性アルカローシスとも呼ばれる。一般に過呼吸と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることであり、過呼吸は呼吸を多く必要とする運動の後に起こるという点が異なるが、発症後の症状はほぼ同じである。

何らかの原因で呼吸を必要以上に行うことがきっかけとなり発症する。パニック障害などの患者に多くみられるが、運動直後や過度の不安や緊張などから引き起こされる場合もある。呼吸を必要以上に行うと、呼気からの二酸化炭素の排出が必要量を超え動脈血の二酸化炭素濃度が減少して血液がアルカリ性に傾く。この状態は息苦しさを覚えることがあり、神経系や意識が酸欠状態として誤認した結果、さらに激しい呼吸を行ってしまい、より症状が強くなるという悪循環から引き起こされる。(提供:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)



新聞のコラムで見たんですけど、僕が説教めいて「頑張るな!!」とか「いい加減(…と良い加減)」とか言ってまして、ま、それとめちゃくちゃ似通った意見を既に書かれてる方がいらっしゃった…ナルジャンパクリ疑惑に愕然としました(笑)。僕なんか何処の馬の骨なんでアレですが、鎌田實先生(←お医者様で作家様であらされます)が『いいかげんがいい』(集英社)(…ちなみに、アマゾンで調べたら『がんばらない』なんてのもありました…汗)を書かれています。べ、別にそれをパクった訳ではなくて、たまたま同じ様な事を言っていたんだと思います。ただ僕は感性のみに頼って説教垂れてたんですが、鎌田先生は学術的に示されてる…そこが途方もなく大きな違いで、僕も拝読させて戴くつもりで居りまする。ぶっちゃけ、当たり前の考え方ちゃー当たり前なんですけどねー…(汗)。…で、その新聞のコラムの一節を引用致しますと…(以下、読売新聞「見放さない」⑰より引用)

僕はつい最近、『いいかげんがいい』(集英社)という本を出した。すべて「加減」が大事。欲望の加減を見失ったために、世界の経済も崩壊し始めている。健康だって、加減を失うから病気になりやすくなるのだ。いま僕たちが生きている社会は、交感神経が優位になっていることが多い。ストレス社会である。交感神経が緊張すれば、血管が収縮し、血圧が上がり、循環が悪くなり脳梗塞や心筋梗塞をおこしやすくなる。リンパ球が減って、免疫だって下がる。だからこそ、副交感神経を刺激することが大切。いい景色を見たときに、「きれいだなあ」と感動しよう。ちょっとおいしいものを食べたときには、「おいしい、生きててよかった」と声に出してみよう。おふろに入って足を伸ばして、「ああ、いい気持ち」というのも同じ。血管が拡張し、循環がよくなり、血圧が下がり、リンパ球が増えて、免疫が上がる。かぜもひきにくくなるし、積もり積もって、がんにもなりにくくなる。狭心症も心筋梗塞も脳卒中も、最後の引き金は、ストレスが重なっておきていることが多い。交感神経という”がんばる神経”は生き抜くための力になる。これを上手に刺激しながら、”がんばらない神経”副交感神経の時間を作ることが大切なのだ。やっぱり、バランス、加減である。先行き不透明な経済の不安は、僕らの暮らしに重くのしかかる。大変な時代がやってきた。こんな時代だからこそ、副交感神経の優位な時間を過ごしたい。”いい加減”がいいのだ。

…と、まあ、お医者様がいう事だからホントだと思います。僕はこれを感覚的にお説教してたのだと思って下さい。「頑張るな!!」とか「いい加減(…と良い加減)」とか、僕が何となく感じてた事どもです。それを鎌田先生はちゃんと医学的にアプローチなさっている。裏打ちのあるしっかりとした考えだと言えます。僕も、僕が感じる「何となく」が説明されて、このコラムを読んだ時は震えました。そういう事なんだと…。だから、僕が「頑張るな!!」というのは「良い加減」を大切にしてくれという意味になる。そう考えて下さい。決して「いいかげん」(=チャランポラン)ではなくて「良い加減」です。ややこしくてスミマセン(笑)。

…で、ナルトの異常者というのは、先生が説明する交感神経副交感神経の切り替えに八卦の封印式が関与してた…とする考えになります。それで、ナルトがどんなピンチにもリラックスしていて、「オレが諦めるのを諦めろ!!」なんて、大見得をキッチリと切れちゃうんだと…こんな若僧が何でこんなにカッコ良いのよ…というのが納得できちゃうじゃない。ジャンクフードと腐った牛乳の独りぼっちの食卓で、何でこんな立派な青年が育つんだよという疑問がきれいさっぱり解消されちゃうじゃない(笑)。ナルトは八卦の封印式というにに四六時中、守られてたんですよ。僕はそれを狡いと言っていた訳です。

羊のアニメ(左)

しかし、その庇護が薄れた…。それはナルトの封印崩壊の大ピンチにプリセットされていたミナトの出現によって成った。例の封印式の組み直しです。ミナトの残留思念が最後のチャクラを振り絞ってナルトに託した最後の愛情なんだとも言える…アレです。八卦の封印式「愛のフィルター」なんだと、僕は考えています。ぶっちゃけ、ナル×ジャン的には「羊さんのアニメ」が通り過ぎる周辺でお母さんが子供の両目を、その暖かい掌目隠しするのに似てる。だから、八卦の封印式はナル×ジャンではクシナと同義に近い訳。八卦の封印式とはクシナの「諦めないド根性」そのものだと、僕は考えてるのよ。

羊のアニメ(右)

それが八卦の封印式がクシナの子宮が術式化されたものだと言い張る根拠です。ま…そんな描写なんてどこにもないんだけど、そうでもしないとナルトがホントに単なる異常者になるから(笑)。そして、八卦の封印式の組み直しで、ナルトの九尾モードが進化し、九尾のチャクラの租借効率が飛躍的にアップした。それと真逆の方向にナルトのストレス耐性が減退している。いろんな心労が重なり、心因性の過喚起症候群を発症した…件の過呼吸事件なのだと、僕は考えている訳です。だから、ちょっとヘタレに見えるけど、ナルトも階段を一つ昇ろうとしてるんです。クシナやミナトの手を離れようとしてる…。

だから、ナルトは頑張っちゃったのです。頑張っちゃいけないのに…。<ハァ><ハァ>するナルトに「頑張るな!!」と、僕は呟いてましたもの。ナルト的にもこれまでは八卦の封印式がオートマチックに制御してたのが無くなったのに気付いてないでしょうけど、これが普通の16歳よ。僕も懐かしかったです。昔はこんなに汚れてなかったんで…(笑)。でも、汚れないと「頑張るな!!」とか「良い加減」なんて言えない。その痛し痒しのバランスの中に、僕ら…人間っているんだなー…と、僕は良い加減に気持ちが良いのです。成長って素敵な事なんだなー…。親は子にそれを感じてるんだろうなー…。だから…

少年少女よ…頑張るな!!


 
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人は何故、酒を飲むのか?

 
そんなの…美味しいからに決まってるでしょ!!

ゴメンなさい!!タダの酔っぱらいです。
明日から何か書きまーす!!<ゴフォッ>(←吐血)
メリークリスマス。
楽しいお酒でした。

おやすみなさい…
みんな大好き!!

ケルベロス


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ダンゾウは何故、杖をついていたのか?

 
「卯」<スッ>「亥」<スッ>「未」<スッ>(ダンゾウ)

<ザッ>(ダンゾウ)

<ドッ>(ダンゾウ)

第476話「サスケVSダンゾウ…!!」①(サスケ盲目編)で、左腕の「封」を解いたダンゾウがサスケにダッシュ&ボディの攻撃をぶちかまします。ま…それをサスケの”須佐能呼”がカウンターで極まるんですが、ダンゾウってかなり機敏です。めちゃくちゃ低い態勢で突進してるのは足腰が強くないと無理です。低く相手に当たるのはぶちかましの基本で、相手をかち上げたり、拳に効率良く力を伝達する上で根拠のある描写だと思います。でも…ここで気になる事が一つ。ダンゾウって杖ついてたよな…(笑)。見るからに不自由そうだったから、マジに身体が悪いところがあるんだと思ってましたが…ちょっと変だぞ…と思いませんか?

ダンゾウのキャラ的にはこれまで表に出ずに暗躍する事こそが美徳みたいな…「忍の闇」(←結構有名だったのはどういう事なのよ…とチクッと思いはしましたが…)の面目躍如があったと思います。身体が不自由な演出をする為に杖を持つ合理性は確かにある。僕なんかズーッとダンゾウの右半身は弥彦のケルベロス(元チビ?)に喰い千切られてしまったと思ってましたが、五影会談周辺でちゃんとある事が確認され、今回はそれがとてももうすぐ後期高齢者とは思えない足腰を披露し、体術系のバトルスタイル?もチョロっと臭わせるほどに達者なご様子。ダンゾウに杖なんか必要ないじゃん…と、普通は思いますよね。

しかも、ダンゾウは火影を手中にする為に五影会談で勝負を懸けた…。これからは「裏の世界」だけでなく「表の世界」も掌握する陽炎がメラメラと立ち昇っていました。そして、その世界には「世界の統一」なんて野望もあった。ま…野望と申しますか、”暁”の脅威に対する政治的な配慮と言った方が正確かも知れない(…と最近、思ってる)。パッと見に理解され難い…誤解され易そうな…ダンゾウのよく見ると結構ピュアかも知れない願いみたいなもんがあった…と、僕は感じています。ちょっと横道に逸れたけど、ダンゾウが表に出ると決意した時点で杖なんか本当は必要なかった筈…ワザワザ、フェイクを必要とする…そこまでのド小物なのかな…と。


<バッ>(般若衆)

<バッ><バッ><バッ><バッ>(ダンゾウ)

<スゥー><フー>(ダンゾウ)


「!?」(般若衆)

「!!?」(般若衆)

<ズババババ>「!!!」(般若衆)

第456話「ナルト出発…!!」で、般若衆が大挙してダンゾウに襲いかかった時、ダンゾウが般若衆をフルボッコにしちゃったんですが、ダンゾウはこの時、杖を地面に突き刺して、両手をフリーで印を結んで風遁忍術を使ってました。でもサスケ戦の時みたくダッシュなんかなくて、不動の構えで比較的チョロい…ていうか、ぶっちゃけ、めちゃくちゃ弱い般若衆を軽く捻ってしまいました。この時はやはりダンゾウは右脚が不自由なんだと、僕は思っていたんですが、般若戦とサスケ戦のダンゾウの変容…その差分はとても深い示唆を含んでいるように、僕には思えるとです。


「!」(トビ)

「フー トルネ援護しろ」(ダンゾウ)

「右腕の封を解く」<カチャ>(ダンゾウ)

第474話「火影としての覚悟…!!」で、ダンゾウは「右腕の封を解く」と宣言しています。ダンゾウの右腕を包む様にめちゃくちゃしっかりしたギミックで覆われていました。ギミックは三分割になっていて、大きさから推察するに二の腕に二対。上腕部に一対。それがしっかりしたピンでロックされていて、ピンを抜くと覆いの中央にある丸いピストン<ガチャン>と上がります(ep475)。ダンゾウはサイの舌の根に呪印を施すほど用心深い性格ですから、多分、ダンゾウにしか抜けないように細工された構造になっていたと思います。ピンが抜けて覆いのカラクリが動いたのも二重のロックになってたと思います。

そして、エラく厳重な覆いの厳重な封を解いたダンゾウの動きがエラく機敏だった…。もしかしたら、ダンゾウの右腕を覆っていたギミックはめちゃくちゃ重かったんじゃーないでしょうか。ま…リー君なんかはパワーアンクル(足首の重り)を付けて青春してましたが、ダンゾウのとは意味が違うでしょう。何より厳重な「封」がなされている。今さらダンゾウが鍛錬の為に重りを持つのも変ですし、寧ろ構造上、仕方無く重くなってしまったんじゃないかと、僕は考えています。また、写輪眼のチャクラの垂れ流しを防ぐだけなら包帯でグルグル巻きにすれば済むのに、こんなに厳重に覆い隠すのは何か意味がある筈です。しっかりと「封」までして…。

ダンゾウは杖で重い右腕のバランスを取っていた?

もしかしたら、ダンゾウの右腕のカラクリ写輪眼を仕舞っておく金庫みたいなものだったんじゃないでしょうか。明らかにダンゾウはうちは虐殺に臨場し、写輪眼を収集したでしょう。それが、ダンゾウの「オレが!オレが!」だけの為でなかったとしたら、ダンゾウはうちは虐殺で「宿主」を無くした写輪眼をムダにしない為に、自らの身体に仕舞い保管していたと考えられはしないでしょうか。要するに、ダンゾウは写輪眼を保護した。ま…シスイの写輪眼で悪さをしてるからアレですが、ダンゾウが杖をついてバランスを取らねばならないほど重い金庫を右腕にハメてたとすれば、「ダンゾウ良い人説」もアリかと思います。


(な…何?あの右腕?
写輪眼がいくつも…キモイ…!)
(香燐)

「………
その右腕の眼はどうした?」
(サスケ)

「色々あってな…
話すと長い」
(ダンゾウ)

第476話「サスケVSダンゾウ…!!」①(サスケ盲目編)で、サスケがダンゾウの右腕の写輪眼を問いますが、ダンゾウが意味ありげに躱しています。ホントはサスケにぶちまけたいような…喉元まで<グッ>っと込み上げる想いがありそうなんだけど、きっとサスケには言えないうちは虐殺秘話が、ダンゾウにもあるんじゃないかと、ふと脳裏を過りましたっけ。そう言えば、トビは五影会談でサスケをして写輪眼のストックと断言してましたし、ぶっちゃけ、トビがダンゾウにアクセスするのは写輪眼を奪いに来た!!と、僕は鉄板で考えてましたから。勿論、トビにしてみれば第四次忍界大戦の準備です。

写輪眼は尾獣兵器のコアである!!

これはナル×ジャンの鉄板ですので…(汗)。うちは虐殺でトビとダンゾウが交錯していた事実。そして、写輪眼をトビではなくダンゾウが隠し持っていた事実。ダンゾウがエラく厳重に写輪眼の「封」をしていた事実。それらを考え合わせると、ダンゾウがうちは虐殺で写輪眼の”暁”(=トビ)への流出阻止した可能性はあると思うんです。ダンゾウがトビを前に「封」を解いたのは機動力を重視したのだと思います。チャクラ量から考えれば、瞳術は頭部のシスイと上腕部の顔の経絡系を仕込んだ写輪眼くらいで、右腕はプチ尾獣兵器みたいに写輪眼一個=一発の大爆発を起こす様な使い方をするのではと考えています。

ダンゾウが写輪眼の保存を第一義に考えるなら、恥も外聞も無く逃走する可能性もあるでしょう。忍を「自己犠牲」とするダンゾウなれば、ダンゾウ自身も木ノ葉隠れや忍界の為に「自己犠牲」を背負っている可能性はあるでしょう。今まで、”どカス”とか、”ド小物”とか散々、罵ってしまったけど、そう考えれば、もしかしたら「ダンゾウ良い人説」の目もある…(汗)。イタチを信頼し、サスケの子供っぽい自分本位の怒りを、「イタチの意志をはき違えた」(ep476)と一蹴するダンゾウは、僕にはカッコ良く思えましたもの。ダンゾウもまた大切な何かの為に闘う「偉大な嘘つき」なのかも知れない…と、僕の考え過ぎチャクラ暴走しとるとです。


業務連絡(091223):今週は忘年会ラッシュでヤバいです。22日と明日と明後日…冬でもビールのケルベロスです(笑)。今週からゲシゲシ書きたかったんだけど、肝臓疲労が激しくて顔が土気色になって…(笑)。何とか合間を縫って活動しますんで、皆様も身体にはくれぐれも気をつけて…って、ケルベロス…お前もな…と返され(笑)。年末年始のないジャンはナル×ジャンが何としてもと思っておりますが、どうなりますやら…<コフォッ>(←吐血)。兎にも角にも今年もあと一週間。皆様方にはお世話になりまして、感謝しております。来年も『NARUTO -ナルト-』あーでもないこーでもないにお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。良いお年を!!ナル×ジャン ケルベロス

  

 
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第476話「サスケVSダンゾウ…!!」②(ナルト過呼吸編)

 
<スッ>「で…これからどうしますか?
とにかく一旦木ノ葉に帰って会談の事を
里に伝えなきゃならないと思いますし…

サクラの事も……」(ヤマト)

「サクラはボクが付いてます
サスケには近づけさせないようにします
とりあえずは安心して下さい」(サイ)

「とは言っても
直接行って説得して連れ戻した方がいいでしょ」(カカシ)

「………」(カカシ)

「よし…!ヤマト…お前は
ナルトを連れて里へ向かってくれ
オレはサクラを連れ戻す…

サクラじゃサスケには敵わない
死にに行くようなもんだ」(カカシ)

カカシがサクラをサスケが殺すかも…と考えてるって事は、既にサスケを諦めてるのかな…と思います。結局、サスケの里抜け以降、カカシとサスケは生で逢ってないと思うんですけど、雲隠れで大暴れしたが為に五影会談まで開催されて、剰えその場で大立ち回りまでしちゃって、サスケの国際指名手配が動かない現状を踏まえれば、サスケが「ワーイ!!」と両手を挙げて木ノ葉に帰還できる可能性は無いと、カカシはかんがえてるのかな…と思います。木ノ葉の忍でサスケを一番理解してるのはカカシだと、僕は考えてるんだけど、カカシの雰囲気からすればサスケの任務説(「サスケの瞳孔」参照)は99.999%却下だな…。

「サスケの瞳孔」(序)

「サスケの瞳孔」(壱)

「サスケの瞳孔」(弐)

「サスケの瞳孔」(参)

「サスケの瞳孔」(終)

カカシも相当悩みましたが、カカシの火影就任バーターでサクラの救出の暇を得たのだと考えれば、そこまで計算した上での「……ま、そうなるか、どーも…」(第474話/「火影としての覚悟…!!」)であり、カカシがナルトと同じくらいサクラを重く見てるのが分かります。これを黒い目で見ると…やはり千手の血に重きを置く「多くを知り得る者」としてのカカシの立ち位置が鮮明に浮き上がる…となるんですが、カカシは第七班の可愛い部下をなべて愛してる訳で、その意味でサスケを切らねばならなかったカカシの断腸の思いが際立ちます。やっぱナルトとサクラの守られ具合は異常…に感じますよね。


「会談の件は忍犬達をすぐに走らせる
急ぎだからな」(カカシ)

「分かりました」(ヤマト)

「サイ…サクラの所へ案内をたのむ」(カカシ)

「ハイ」(サイ)

「………」(ナルト)

「お前ら木ノ葉のうちはサスケ
オレ達の里を襲った!」(オモイ)

「ウチらの師匠を連れ去りやがった!!」(カルイ)

「ああ!!?ふざけてんのか!?
サスケは”暁”の一員だろーが!!!」(カルイ)

「うちはイタチ…
奴の生き様は自己犠牲そのものだ
里のため
そして何より弟のために…

そしてサスケは全てを失い一人になった…
木ノ葉の平和の代償がそれだ…
そんなサスケを責められるか…?

イタチの命を犠牲にして
平和を満喫している木ノ葉が許せないと
サスケは言った…
全てが復讐の対象だと…

本物だ…本物の復讐者だよ
憎しみ
それがサスケの忍道だ!!」(トビ)

「サスケを木ノ葉の手で処理する
君の同期メンバー全員がそのつもりで動く

サクラはバカじゃないし
それぞれの立場や状況が分からないほど
子供じゃないさ」(サイ)

「一人でサスケを殺すつもりだな」(カカシ)

「影の名を背負う覚悟を決めたなら
サスケの友としてお前が本当にやるべき事をやれ」
(我愛羅)

ナルトには木ノ葉の同期サスケを処分すると決めたのがショックだったんだろうと思います。これにはサスケを唯一擁護する政治的勢力である綱手がペインの木ノ葉襲撃で昏睡に陥った件が大いに影響していまして、今にして思えば綱手のサスケ擁護とも取れる火影の判断がうちは虐殺に木ノ葉上層部が関与し、うちはイタチが任務で”暁”に潜入していた事情を踏まえた配慮だったのではないかと思えて来ます。加えて、イタチ同様サスケも火影の勅命で”暁”に潜入してる…と考えさせる兆候だったんですが、綱手が昏睡に入って機動停止中。だからこの件に関してナルトはモロに強風に曝されている…事になると思います。

それがナルトの浮かない顔の元凶だと思います。でも、ま…それだけでもなくて、ここまで女々しいナルトの変調には八卦の封印式の組み直しも関係してると考えてます。ナルトの八本目でミナトが登場した行で、最後のチャクラを使ってミナトが組み直した…アレです。ナル×ジャン的にはあの組み直しで、ナルトの八卦の封印式フェイズ2に移行したと見ています。具体的には九尾のチャクラが経絡系の治癒系統にのみ接続された形式から九尾のチャクラをナルトの経絡系により本格的に供給できるように繋ぎ直したと考えます。長門戦の終盤で見せた仙人モードに九尾モードが融合した描写はその一環であると思います。

ナルトも16歳。ミナトが「信じる」と胸を張って送り出せるまでに成長しています。妙木山の修行では仙人モードもものにしている。身体も立派に育った。九尾のチャクラ汚染に充分に耐えられるほどに。それにいろんな経験を積む事でメンタル面も相当強化されました。いつまでもクシナの庇護に浴する訳にもいかない。ナルトは大人になった…と、八卦の封印式判断(プリセットされたシーケンス)したのではないかと、僕は考えるとですよ。言わば、母子分離。ナルトの乳離れが既にあって、これまで水面下でナルトを安定させて来た八卦の封印式の内助がなくなり、結果、ナルトは今までに無く女々しくなっている…。

…と、クシナがナルトのお腹にしがみつく諦めないド根性をして八卦の封印式を考えるナル×ジャンでは、そのように考えてしまう訳でございます(汗)。確かにナルトを苛み、不安を煽る状況が矢継ぎ早に提示されては来ましたが、今までのナルトならばここまで不安定にはならんかったと思うんですよ。妙に陰気だし…それが僕の言う「女々しい」なんだけど、普通の16歳ならとうにペシャンコに潰れてしまったところを、ナルトはチート設定(=八卦の封印式)で切り抜けて来たと言える訳。それがフェイズ2大人Ver.にいきなり切り替わって肉体は大丈夫でも精神がそれに対応できんかったと、僕は考える人なの(笑)。


「…ハァ」「ハァ…」(ナルト)

「ハァ…」「ハァ!」「ハァ!」「ハァ!」<ギュ>(ナルト)

「!」(ヤマト/カカシ/サイ)

「ハァ」「ハァ!!」「ハァ」<ドッ>(ナルト)

「ハァ!」「ハァ!」「ハァ!」「ハァ!」<ドサッ>(ナルト)

「ハァ!」「ハァ!」「ハァ!」(ナルト)

「落ちつけナルト!」(カカシ)

「過呼吸だ!息をゆっくりしろ!
ナルト!」
(カカシ)

今までこんな事なかったもの……。余談ですが、過呼吸に陥ってしまった場合、ビニール袋を口にあてがって炭酸ガスを多く含む呼気を循環させる事で呼吸効率を低下させ肺の内部の酸素量を低減させる必要があります。ナルトはこれまで八卦の封印式の干渉によって生理面、精神面異常な安定を維持してまして、それをして「異常者」と、僕は蔑んで来たのです(笑)。ジャンクフードと腐った牛乳による荒んだ食卓でも低栄養状態に陥る事もなく、女の子と言えばサクラのみに何故かロックオンされためちゃめちゃ都合の良い”虫コナーズ”みたいな歪んだ性欲に支配された異常な性徴を…でなければ何と説明しましょうか(笑)。

「…ナルト」(ヤマト)

<スッ>「自分で答をだすしかないよ」(カカシ)

これが普通の16歳のメンタルとも思えます。やっぱ、八卦の封印式が前と違うのです。それを無意識に感じてるのがカカシだと思うんですよ。第475話「マダラの真骨頂!!」で、我愛羅の恋告にも似た干渉に揺らぐナルトに、ジッとしてらんなくて役割が入れ替わってしまいそうになったヤマトを静かに制し「自分で答をだすしかないよ」と宣ったカカシもまた、母親役としてお役御免=乳離れを感じる機微を示しておりました。ナルトもまたそういう立場役割を受け持つ時期にあるとです。ナルトならやれる!!…それがクシナとミナトの意見なのだと思います。これからがナルトのド根性のホントの見せ場なのよ。

今週号が合併号だったから次回は年明け?!
どうするよ!?…ケルベロス<ゴフォッ>(←吐血)

今週は忘年会ラッシュで忙しいそうです(笑)。

良いお年を!!(091221)




 
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第476話「サスケVSダンゾウ…!!」①(サスケ盲目編)

 
<ヒュー…>

<ギョロ><ギョロ>(ダンゾウ)

(な…何?あの右腕?
写輪眼がいくつも…キモイ…!)
(香燐)

「………
その右腕の眼はどうした?」(サスケ)

「色々あってな…
話すと長い」
(ダンゾウ)

理由を聞いたところで
さらに怒りが増すだけだ
もういい…お前は殺すと決めている
…その前に聞いておきたい事
一つある」(サスケ)

「……」(ダンゾウ)

「お前を含む木ノ葉上層部の命令で
うちはイタチにオレの一族を抹殺させたのは
本当か?」
(サスケ)

ダンゾウの右手に埋め込まれた数多の写輪眼…。それが<ギョロ><ギョロ>と蠢いている。香燐じゃないけどキモイです(笑)。ダンゾウの右上腕部には顔と同等の経絡系があって、それには二つの眼球と思えるチャクラも青の白眼によって既に確認されています。しかし、多すぎる(笑)。写輪眼の移植は「眼軸ごと」が基本ではあると思うんですが、こんだけの数の視覚情報は必要ないだろうし、あったら混乱するだろうから、眼としてではなくて忍具として装備してるんじゃーないかと、僕は考えています。だから、顔の経絡系の備わっていた上腕部の写輪眼とそれ以外の写輪眼はちょっと違うと考えています。

掌や手の甲、それに腕のあちこちに10個はあるでしょうか。ダンゾウがうちは虐殺で写輪眼を収集したのはまず間違いないでしょう。木ノ葉隠れ上層部の判断でうちは一族は抹殺された事になっているので、現時点ではダンゾウがそれに便乗して写輪眼をリサイクルした…と考えるべきだと思います。しっかし…カカシなんて左目の写輪眼だけどヒーヒー言ってるんですけど、何か(笑)。ダンゾウのチャクラが足りるのかしら?と心配してしまいますが…。雷影や鬼鮫のように人でありながら尾獣並のチャクラ量を有する忍も存在しますので、ダンゾウもめちゃくちゃチャクラ量が多いのか?

しかし、それはダンゾウが正々堂々と火影になる道を選ばなかった現実とちょっと乖離してると思うので、もっと他にチートな設定でチャクラを得てるんじゃないかと思います。また、ダンゾウが大蛇丸の人体実験データを欲していましたが、ダンゾウの写輪眼だらけの身体と関係があって、例えばダンゾウへの写輪眼の移植を大蛇丸が担当した可能性もあると思います…が、大蛇丸の里抜け→木ノ葉崩し以降、大蛇丸とは疎遠であり、今になってダンゾウが大蛇丸を求めるのが万華鏡写輪眼の人体実験データにあるのだとすれば、その被験者はカカシをおいて他にないでしょう。ダンゾウの万華鏡開眼は未確認なものですから…。

僕はカカシの万華鏡写輪眼に大蛇丸が関係してるんじゃーないかと疑っていました。めっ…め…「目薬」で開眼した「カカシ万華鏡写輪眼の開眼に関する妄想」(写輪眼)なんてお話もナル×ジャン草創期に書いてました…(汗)。アップしてしまってから、あまりの寒さに凍え死にそうになったんですが、昨今の流れからは強ち外れてない様な気持ちにもなります。ま…追記にもその辺を”君子豹変す”的にいけしゃあしゃあと書いていますが、これと同じ考え方でダンゾウのチャクラについては九尾事件…四代目が屍鬼封尽した「九尾の陰のチャクラ」を何らかの方法でダンゾウが入手した可能性もあるかもなーと(極微細に…)。

ま…しかし、サスケはイタチにうちは虐殺を命じた上層部を憎んでいる。ついでに木ノ葉も同罪だ!!と、どうも本気で思ってるようです。あれは任務だったんだから、サスケがそれに憤るのは虐殺されたうちは一族の立場に立っているでしょう。イタチはうちは一族を滅ぼす事で木ノ葉隠れと忍界の安定を願った…事実、木ノ葉隠れは大蛇丸の木ノ葉崩しまで平和だった。今回の五影会談は”暁”の動きが無視できなくなったからで、サスケが雲隠れで暴れたのが事の始まりで、サスケはイタチの願いとほぼ真逆に突っ走ってる訳で、今さらダンゾウにこんなつまんない質問をする意味が、僕には分かりませーん(笑)。

サスケは鉄の国の五影会談に乱入して、警備の侍を次々に殺した。侍にも家族も居るだろうし悲しかっただろう。サスケはそれを考えた事があるんだろうか?スケは侍を殺す時に、イタチがどんな想いでうちは虐殺に関わったのかを考えなかったんだろうか。これまで、水月や重吾に度々、殺すな…と言って来たのは無意味じゃなかったと思いたいです。鉄の国でサスケの変質を一番切実に感じたのは香燐でしょう。その余りにも黒く冷たいチャクラに香燐は戦慄を憶えました。それは香燐が惚れたサスケではなかった筈です。サスケは現実を見てないんじゃないのか。よく考えてみろよ…イタチを殺したのはサスケ…君なのだよ。


「卯」<スッ>「亥」<スッ>「未」<スッ>(ダンゾウ)

<ザッ>(ダンゾウ)

<ドッ>(ダンゾウ)


「!?」(これは……)(ダンゾウ)

「!」(ダンゾウ)

<ガッ>(サスケ)

「ほう…あれがサスケのか」(トビ)

「これが”須佐能呼”というやつか…」(ダンゾウ)

サスケVSダンゾウをVIP席で観戦するトビですが、刀剣をモチーフにした鳥居?に「侍」とありますので、鉄の国の施設なのだと思います。警備がいないので国境ではないでしょう。地上を移動する制約がある以上、橋梁はセキュリティの要所と言えますが、それでも何の警備もないのは変です。ま…鉄の国が予想以上に広大で、その割りに人口が少ないとか、いろんな事情があるのでしょう。侍の仮想敵が忍だとすれば闇雲に見張っても見つけられないし、いちいち反応していると被害が逆にデカくなるというのもあるかも知れません。だからか、サスケ達がここでそこそこ騒いでも大丈夫なのだと思います。

それよりも、僕はトビが座る鳥居が…考え過ぎチャクラが暴走しちゃうんだけど(笑)、何れにせよ、トビがサスケを動かすのはサスケを社会的にバッドな方向に引っ張る目的と、サスケを鍛える目的の一石二鳥なんだと思います。そこで、サスケの”須佐能呼”に霊器を会わせる演出があったって良いじゃない…と、僕は考えているのです。恐らく、”暁”が2人一組で世界各国を徘徊していたのは霊器収集も含まれているんじゃないかと思います。だから、トビが鎮座するVIPシートには一方ならない期待があるとです。でもちょっと考え過ぎかな考え過ぎなんじゃないのかな…と弱気になったりしています(コフォッ…軽く吐血)。

ま…冗談はさておき(←冗談やったんかい!!)、ダンゾウが右腕の封印を解いた途端、やけに機敏なのね(笑)。今まで杖ついてたのは何だったんだと(笑)。身体が不自由なフリをしてたんだろうな…その方が何かと都合が良かったからだと思います。それがダンゾウのボディーブローの第一撃に色濃く滲んでいます。しかし、サスケも右手に懐中電灯持って下からセルフライティングで”須佐能呼”出しちゃう訳だ。ダンゾウも”須佐能呼”を見るのは初めてのようだけど、その存在は知っていたようです。ダンゾウを鷲掴みにするサスケの”須佐能呼”…六本指です。トビの陽炎。シナリオ通りに進行中なのかな…。あっ…また考え過ぎチャクラが…。


<ギッ>(サスケ)

「本当かと聞いてるんだ!!」<ボギギギギ>(サスケ)

「!!!」(ダンゾウ)

「うぐっ!!」<コフッ>(ダンゾウ)

「くっ…」<ミシシシシ…>(ダンゾウ)

「さっさと答えろ!」(サスケ)

「………」(香燐)

「…あいつは…
そんな男ではないと思っていたが…」
(ダンゾウ)

「!?」(サスケ)

サスケは尚もうちは虐殺の上層部の関与に拘っています。あっけなく捕まえたダンゾウを”須佐能呼”が容赦なく締め上げますが、ダンゾウもサスケの様子からイタチ→サスケで情報の授受があった事を疑っています。ここでダンゾウがトビを疑っていない点に僕は注目していまして、ダンゾウはトビ→サスケを全く意識していません。つまり、うちは虐殺に関してはイタチに丸投げだったのかな…と考えられる訳です。そして、ダンゾウはイタチを信頼していた。ダンゾウの「あいつ(イタチ)はそんな男ではない」がサスケに届く言葉なのか?届かないんだろうなー…と悲しくなりました。


「イタチめ…
死に際に…全てを喋りおったか…
やはり…お前だけは…
特別だった…ようだな」(ダンゾウ)

「………!」(サスケ)


「うちはは
木ノ葉隠れの里の誇り高き一族だと…
お前にはそう信じさせておきたかった

お前に本当の事を決して知られぬよう…
火影に願い里を抜けた時より
お前と戦い死ぬ事を心に決めていたのだ

名誉の代償に汚名を…
愛の代償に憎しみを受け取り
それでもなおイタチは笑って死んでいった

弟のお前にうちはの名を託し
お前をずっと騙し続けたまま」(トビ)

「本当…だったって事か」(サスケ)

僕にはサスケの拘りがしっくりと来んとです。イタチは忍として任務を果たしただけ。サスケだってアカデミーで修行して下忍になった…の筈です。これまで少ないけれど実際に任務だってこなしました。そのサスケが木ノ葉の上層部のやり方を一方的に非難するのは、余りにも子供じみてる。大好きな父母を殺され、一族を、全てをサスケは失った…その怒りのやり場がないのはよしとしても、何で”暁”に加担して、雲隠れで暴れたり、鉄の国で殺戮が許されるんだろう。サスケは何で自分を責めないんだろう…と、ちょっと腹が立って来る。うちは虐殺に木ノ葉上層部が関与してた。その理由を何故、サスケは問わないのか?


<ズズズ>(サスケ)

「………」(トビ)

「ヒイイー!」(香燐)


自己犠牲…それが
日の目を見る事もなく…
影の功労者…それが昔からある…
忍本来の姿

イタチだけではない
多くの忍がそうやって死んでいった
世の中は……キレイ事だけでは…回らん

そういう者達の……おかげ
…平和は維持されてきたのだ」(ダンゾウ)

「イタチの意志を……はき違えたお前には
分からぬだろうが……」(ダンゾウ)

「…だがお前に秘密を明かしたイタチは……
木ノ葉に対する裏切―」
(ダンゾウ)

僕はダンゾウの言い分の方が筋が通ってるように思えてならんとです。実際に仕事すれば誰だってそう思う筈です。ホントに世の中はキレイ事だけでは回らないです。そもそも忍って何なのよ。アカデミーで何の練習をサスケはしていたのよ…と、僕は問いたい。イタチは忍として任務を受け入れ、自らの生き様としてサスケに示し、散ったのだと僕は思っています。そして、それがサスケを含む世界の為だったと感じている。それをサスケははき違えている…ダンゾウの指摘は間違っていないと思います。それにダンゾウが右腕に多数の写輪眼を埋め込んでいるのだって、何か理由があるんじゃないかと同情すらしちゃいます。


<グシャ><ボタタタタ>(サスケ)

「それ以上イタチを語るな」(サスケ)

<スッ>「そうだな
次は眼で語る戦いにしよう」(ダンゾウ)

「!!」(サスケ)

「え!?」(香燐)

<ザッ>(サスケ)

サスケが”須佐能呼”でダンゾウを握り潰したのはイタチを辱めたくなかったからだと思います。事実、うちは虐殺の内幕をサスケに明かしたのはトビで、イタチはサスケを騙したまま逝ってしまいましたから。イタチは最期まで忍として自らの忍道を全うし、サスケに生き様だけを示したんだから!!サスケはそのカッコ良さを認められないだけなんじゃないかと、僕には思えてならんとです。だからダンゾウもカッコ良いじゃない。サスケの眼を欺いて殺られたと見せかけて後ろを取る。サスケが頭に血を昇らせる気持ちは解らんでもない。しかし、その想いがイタチの生き様を直視していないのが受け入れられない。

「オレはとっくに目を閉じた…
オレの目的は闇の中にしかない」

どんながあっても、どんな素晴らしい能力があっても、どんなに強いチャクラがあっても、それを扱う人間にが備わっていなければ何にもならないと、僕は思う。第一、そんなのカッコ良くないですよ。人の本当の強さって何だろう?それを『NARUTO -ナルト-』に登場する全ての忍が問うている。誰に?!勿論、自分自身に…です。みんな自分と闘こうとるとですよ。自分と闘う…自分と向き合うからこそ、他者の痛みが解るとですよ。それは他者を認められるという事です。闘いとはかくあるべきなのです。自ら目を閉じたサスケには到底叶わん事であります。

敢えて言おう!!ダンゾウ頑張れ!!…っと(笑)。

第476話②(ナルト過呼吸編)は後ほどアップでーす!!


 
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「皆の書」雑感④


皆の書/73~81頁の二影対談。勿論、岸本斉史さんとH×Hの富樫義博大先生の対談であります。僕はこの対談を実はギスギスしてて、チクチクとしたやり取りがあったのを凄腕編集者がキレイな美談?に纏め上げたものだとは思っていません(笑)。僕はこう見えても好きな人には少年のように澄んだ心で接する事ができる人で、この対談で、キッシーの目が少年のように光り輝き、時にウルウルとしていたものと想像しています。対談の内容からしてキッシーは富樫さんの(作品の)ファンで、漫画家として尊敬してて…と、曇りなく思います。ま…そのリスペクトに富樫さんも気付いてる。ちゃんと返してる。

富樫:カカシが本を読みつつ戦うシーンは「うまい!」と思った。実力の差を見せるため、ああいう手段を使ったのは「工夫してるな」と唸らされました。あと岸本さんは絵がすごくうまいよね。人の画力を見る時は「人間の手をどれだけ描写できているか」を見ればいいと聞いたんだけど、物を持つ自然な感じとかがスゴいと思います。(皆の書/76頁)

…と、ホントの事なんだけど、キッシーの絵のうまさをさり気なく絶賛してますよね(笑)。僕はキッシーのファンでキッシーの作品や各所から漏れ伝わる雰囲気から、やはり「絵のうまさ」キッシーのツボなんだと感じています。多分、富樫さんもそれを絶妙に感じとっている。率直に絵がうまい…のは勿論ありますよ。でも、ちゃんと見る目のあるプロに、そのツボを刺激されるのは意味が違う。でも、『NARUTO -ナルト-』極々微細な機微に関して富樫さんが触れなかったのは、富樫さんのジェラシーがその奥底で蠢くのを、僕は感じました。あの細かな心理描写は富樫作品には見られないですから。

ジャンルが違う…つーのもあると思います。富樫さんはオトナだから自分の土俵でキッシーと向き合ってるんだとすれば、筋があると思います(ちょっとイヤーな言い方をすれば富樫さんは自分の絵に自信がある…ちゅー事です)。やはり、富樫さんは一時代を確実に築いた人だからちゃんとした哲学があるんでしょう。それと、キッシーの純粋さ。真っすぐさ。それが本物である事を感じていたんだと思います。漫画少年が大漫画家に接する様な、爛々と輝く目でキッシーは富樫さんを見ていたのだと思います。その無垢さには応えずには居られない。そして、キッシーが富樫さんと肩を並べてる…その一点にこの対談の意義はある。

岸本:最近では、最初に決めた設定のせいで物語作りに制約を感じることも多くなってきていて。いろいろ変えていきたい気持ちはあるんですが、難しいですね。(皆の書/76頁)

それで、ちっと横道に逸れますが、キッシーがこんな事を富樫さんに話してる。これは『NARUTO -ナルト-』が十年も続いたから、伏線の回収がややこしくなってるというのと、やれ時系列だ、考証だ…と、研究まがいに活動する人が多いのがちょっとウザッたくなってるんじゃないかと心配してしまいます。具体的には白眼から写輪眼が枝分かれした(byカカシ)とか、タイムマシンのしようがないのとか、ナル×ジャン的にはうちは虐殺直後、サスケを前にしたイタチの黒目とか(←解る人には解るネタです)…さてどうしたもんかのキッシーだと思います。きっと同じ悩みは富樫さんにもある。いや確かに感じる……。

富樫:自分の中で崩せないと思うルールを崩さなければ、どんな変化を加えても大丈夫。いろいろ挑戦してみてください。(皆の書/76頁)

そう考えるキッシーが半ば同意を求めたのだと、僕は感じたんだけど、キッシーの気持ちを軽くいなすように富樫さんは答えたもんだと(笑)。ここは富樫さんとキッシーのお話の作り方の違いが鮮明で、富樫さんの設定過多で、恐らくどんなに突いても破綻しないガチガチの作り方と、不可解極まりない人の心を大量に扱うキッシーの作風とでは比べようもなく…。かと言って、富樫さんが途切れず走り続けているかと言われれば…否(汗)。しっかり廃人化してますよね(笑)。一番ヤバかったのはグジャグジャの線描のみのネームのラフより簡易の体裁で本誌に乗っかってしまった回かな(読めるし面白かったけど)。

富樫:今の作品もすごく楽しく読ませていただいてるんですが、この次にどんな作品を描くのかが、とても楽しみです。『NARUTO -ナルト-』のこれからと、岸本さんの今後にとても期待しています。

岸本:担当編集が同じ人だったこともあり、プロになってからは憧れのほかに勝手な親近感も抱いてきたんですが、今日は久しぶりにお会いできてすごくうれしかったです。『H×H』キメラ=アント編結末がどうなるのか一読者として、すごく楽しみにしています。これからも、富樫先生に少しでも追いつけるようがんばりますので、ぜひぼくらの高い壁であり続けてください!!(皆の書/81頁)

『NARUTO -ナルト-』ってエッチングみたいな手法で辛抱強く作り込んでる作品だと、僕は感じてるんだけど、キッシーってそういう表現が得意なんだと思います。結局、この対談でキッシーが言いたかった事って、富樫さんにまた描いて欲しい…って事じゃーないかと思うんですよ。キッシーは富樫さんのファンだから、尊敬してるから。また描き始めて欲しい!!キッシーは命を削るように、羽を毟るように描いてるんだから、それを言う権利があると、僕は思う。そして、それを機敏に感じ取ったのか、富樫さんも「次の作品」とキッシーを牽制してますね。これは…僕の気持ちが君になら解るだろ…という想いを込めたジャブだったと思う。

僕のレベルでキッシーと富樫さんという大巨頭を論じるのは極めて不遜な事だと思っています。それでも、キッシーが携える誠意はもの凄く澄んでるから、僕はその想いに素直に震えたいと思ったのだ。キッシーは「皆の書」で大巨頭の仲間入りを果たしたんだと思うんですよ。実力だけでなく大きな名誉や名声を形にしたのだと思うんです。だって、キッシーに寄せられた「CONGRATULATION MESSAGE & GALLERY」って、キッシーが富樫さんを見る目と一緒でしょ(一部、先輩諸氏は除外)。キッシーが如何に凄い事を成し遂げようとしてるのか?をみんな、充分に認めとるとですよ。

そういう地位に立ったキッシーだからこそ、大好きな富樫さんに黙ってられない想いが吐き出せた…。それがキッシーの正義なんだと…筋があることだと、僕は思う訳です。キッシーと富樫さんはある種の共鳴があったと思います。類い稀なる才能が共振しているようにも感じました。これは素晴らしい事であると同時にキッシーの描く『NARUTO -ナルト-』のファンとしては怖い事でもあり、キッシーも恐れを感じているようでした。もしかしたら富樫さんに伝える一言一句はキッシー自身に向けられた言葉だったのかも知れないし…。こんな目出たい場所でこんな黒い考えもアレですが、走り続ける事はとても苦しい事だから…。

だから、僕はキッシーを見張ってる(笑)。尊敬してるし、大好きだし…『NARUTO -ナルト-』を愛してるから。キッシーが富樫さんに描き始めて欲しいと言った気持ちが、少なからずキッシー自身に向いていた…。それが僕の考え過ぎチャクラの為せるワザなら良い。富樫さんが「次の作品」と見透かしたのが苦し紛れの的外れだったなら、それでも良い。唯唯…大御所を確固たるモノとしたキッシーがこれからどう歩むのかを、僕は見守って行きたい…と思います。こんなにも目出たい「皆の書」ではありますが、何だか黒くて怪しい考えが湧いて来ましたもので、老婆心ながら筆を執らせて戴きました。考え過ぎ杉てスミマセン(お杉と呼んで…笑)。

キッシーの「皆の書」(金字塔)に乾杯!!
凄く素敵な本だから是非とも買って下さい。



 
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第475話「マダラの真骨頂!!」(ナルト女々しいぞ編)

 
<クイ><パシ…>(ナルト)

「………」(我愛羅)

「伝える事は全て伝えた
帰るぞ我愛羅」
(テマリ)

「……」<スッ>(我愛羅)

ココ…解り難いですが、第474話「火影としての覚悟…!!」で我愛羅が「影の名を背負う覚悟を…」と言いながらナルトの右肩に手を掛けた続きです。手を掛けた…というか、掌の力や温かみを、我愛羅は伝えたかったんじゃないだろうか。ちょっと厳しい事を伝えてるんだけれど、本心はナルトの為を思えば…なのだと伝えたかったからではないだろうか…と、僕は思います。で、その腕をナルトが軽く拒絶した…。ちょっと重たかったのか、サスケに対して割り切れない気持ちが残っているナルトに我愛羅の示した距離感は近すぎたのかも知れません。ナルトの示した拒絶が我愛羅の「………」を引き出したのだと思います。

ナルトの浮かない表情(本誌54頁/右下)は、我愛羅の想いは解るもののどうにもならない自分もまた在る。それはサクラの告白ですら微動だとしなかったサスケへと向かう執着心でありましょう。ナルトが抱く…この拠ん所ない想いに関しましては「愛について」の中核を成すお話でありまして、そこでしかと綴らせて頂きますれば、消化不良な感想をご容赦願います。ま…いつ書くんだよ!?ちゅー話になりますが、何かが降りて来た時に…としか言いようが無い(ごめん…汗)。…で、我愛羅はナルトがウロウロする気持ちの核心には何となく気付いていて微妙なんです。そして、その遣る瀬なさが絶妙。キッシーめちゃめちゃ上手いです。


「ではこれで私らは里へ帰る」(テマリ)

「はたけカカシ…アナタが火影になるものとして砂は動く
同盟国として情報の混乱が無いよう願う」(テマリ)

「了解した…」(カカシ)

そんな我愛羅に一番敏感なのが長女のテマリです。極めて事務的に、キリキリとお話を進めるのは誰よりも我愛羅が心配だからだと思います。そして、テマリの言葉に、実は気も漫ろに応えてるんですが、カカシも似た様な傾向をナルトに向かわせている。この点でテマリとカカシはそれぞれのお母さんオーラを激しく立ち昇らせているように、僕には見えるとです。きっと、我愛羅はめちゃくちゃ忙しい立場に居る…風影だし、第四次忍界大戦がこれから始まろうとしてるんだから!!…それなのにテマリが我愛羅に時間を与えるのは我愛羅の気持ちが真っすぐにナルトに向かっているからでしょう。カカシもそれに同調してる。

カカシなんか、この際、火影なんかバッチ来い!!…の境地でしょう。そんな面倒(カカシにとっては火影は面倒事に近いと思います)より何よりナルトの事が心配なのです。イタチが木ノ葉隠れよりも、うちは一族よりも、世界よりもサスケが重かったように、人には大切な繋がりがある。ナルトにしてみても、サスケとの繋がりは何よりも重いのです。それをサクラのようにスパッと断ち切れる程(←ちょっと語弊ありだけど)、ナルトはドライじゃない。寧ろ女々しい。そもそも女々しい女なんていなくて、女々しいは男の子の独壇場なんだけど、それが誰よりも解るカカシの気も漫ろな雰囲気が堪んない。二人はそれぞれ「愛について」考えてるのよ。


「オレはお前を友だと思っている」(我愛羅)

「!」(ナルト)

「かつてオレにとって”友”とはただの言葉…
それ以上でもそれ以下でもなかった
だがお前と会って気付かされた
大切なのはその言葉の持つ意味だと」(我愛羅)

「………」(ナルト)

「その意味する事が何なのか
お前はサスケのために何をしてやれるのか
よく考えろ」
(我愛羅)

「……!」(ナルト)

それで、我愛羅も女々しい(笑)。ここで「我愛羅→ナルト」「ナルト→サスケ」の想いが非情に近似してる点に、僕は注目しています。我愛羅がナルトに伝える言葉の「サスケ」「我愛羅」に入れ替えると、我愛羅にとっては非常に心地良いんだと思います。我愛羅はナルトに一体化したいくらい好意を抱いている筈です。だから、サスケの事で煮え切らない態度をとるナルトには黙っていられない訳です。五影会談の「我愛羅VSサスケ」の冒頭で我愛羅の片目だけが涙を流した。それはサスケの闇に対する理解かと思ったんですが、ナルトに対する同情だったんだろうか?ちょっと解らなくなって来た…。

我愛羅が女々しいというのは、ナルトのそれと似てて、ある種のジェラシーをサスケに感じてるのもある…と、僕は思う。ナルトを「友」という我愛羅。ナルトの「友」がサスケならば、我愛羅にしてみれば、オレも友達だろ!?となる気持ちも解る。そんなにサスケを想えるんなら、同じようにナルトを思う我愛羅の気持ちに気付けよ…と、非常に遠回しにナルトに訴えてるように、僕には見えちゃう訳だ。ま…そんなに我愛羅はあざとくないだろうけど、ナルトに腹を括らせようとはしてる。少しでもナルトにかかる衝撃が少なくなるように我愛羅への攻撃を砂が緩衝するように…我愛羅もまた「愛について」を考えている。

この辺のお話が妙にしっくり染みない。伝わらない…って人は多いと思います。僕ももっとストレートに書きたい!!と思いますよ。でも書けないんだから仕方無いじゃん(笑)。ま、時期が悪い。師走だし。いろいろと忙しいし。落ち着かないし。でも、ナルトとサスケがどうなるか?!ってのは『NARUTO -ナルト-』核心みたいなもんだし、そう簡単にキッシーだって描けないでしょうよ。だから、ここに居る人達、みんな静かじゃない(笑)。ここはもう…我愛羅がナルトと戦って傷付き気付いたように、ナルトはサスケと必ずや戦い傷付き気付くしかないのよ。トビ曰く、それが「運命」だから…。


「行くぞ」<ザッ><ザッ><ザッ>(我愛羅)

「…ナルト」(ヤマト)

「自分で答を出すしかないよ」(カカシ)

「………」(ナルト)

それで、あんまし空気が重いもんだから、ヤマトとカカシが入れ替わっちゃった?!(笑)ホントだったら「自分で答を…」っていうのはお父さんであるヤマトのセリフなんだけど、ヤマトが堪らなくなってナルトのところにしゃしゃり出ようとするもんだから、台本読み間違えてセリフが入れ子になったように、僕には見えました。ホントは真っ先にナルトに駆け寄って心配したいのはカカシなんだろうけど…。カカシはカカシでナルトとサスケの両方を知ってるし、勿論、二人を同じくらい愛してるから、ヤマトよりも心配のステージが深いのもあるでしょう。これはヤマトが浅い奴だってのとは違って。カカシも必死に考えてるんです…「愛について」……を。

ナルト冷たいようだけど……
自分で答を出すしかないよ


 
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第475話「マダラの真骨頂!!」(トビVSフー&トルネ編)


<カチャ><ガチャン>(ダンゾウ)

「やる気だな…ダンゾウ」(トビ)

「マダラ…奴の能力は未知だ
用心しろ」
(ダンゾウ)

「ハッ!」(フー)

<スッ>「トルネ
常に互いを援護しつつ攻める」
(フー)

「分かっている」(トルネ)

<ザッ>(フー/トルネ)

僕は元々、ダンゾウの右腕ってないと思ってたんだけど、五影会談に陽炎を上げるダンゾウが<キコキコ>と動かしてるのを見てちゃんとあるんだ…と気付きました。何だかカラクリになってるな…とは思ってましたが、カラクリというよりは拘束具、或いはセーフティロックみたいな構造の様です。金庫とも言える。ダンゾウはその「封」を解いている訳で、注目したいのはトビが「やる気」とダンゾウの行動を把握してる描写です。ダンゾウとトビはうちは虐殺で、恐らく共闘しています。そして、トビはダンゾウの秘密を知っていてダンゾウはトビをあまり知らない…。その差分がうちは虐殺の闇を説明すると思います。

いきなり補足:エーッと、トビの呼称に関してですが、もう「マダラ」と呼んであげても良いじゃない!!…と思う方も居るでしょ(笑)。タイトルも「マダラの真骨頂!!」ですし。でも、ま…ナル×ジャンはひん曲がっててドス黒いので、「マダラ」を人の名前だとは確定できずに居ます。回りくどい言い方でアレですが、人格としての「トビ」と、能力としての「マダラ」と言いますか、終末の谷で命を落としたとされる…うちはマダラがこうして存命?している不可解を真正面から考えるなら、マダラとトビを一つにした存在があると思うんです。そもそもトビ(肉体)だけでみても複合体、或いは複数説を肯定する要素を持ちます。決めつけるといろいろと不自由になるので、ここはとり代を残す意味合いも兼ねて意固痔(ウッ!!♡♡)「トビ」と呼ばせて下さい。これでも解り難いと考える人は「トビの溜め息(第463話「サスケVS雷影!!」補足)」でも読んで頂ければ何となく感じて貰えるんじゃーねーかと思います。実は僕も書いた事すら忘れてたんですが、拍手からのフィードバックで再び読んでみて何気に面白かったです。トビでも溜め息をつくんだな…いろいろとあるんだなー…と、何となく感じて貰えるかも知れません(笑)。

<シュバババババ>(トルネ)

<ザッ><ガガガガ>(ダンゾウ)

<スッ>(フー)

「!」(トビ)

(心転身の―)(フー)

<スウー…>(トビ)

<ザッ>「柱の中へ消えた
やはり物体をすり抜ける能力はあるようだ」
(フー)

<ザッ>「どうだ?
今の奴のチャクラは感知できてるか?」
(トルネ)

「いや完全に消えている」<タン>(フー)

フーとトルネが喋り過ぎなのは普段から仲良しだから…でしょう。心転身で落ちたフーをトルネは愚痴の一つも零さずにおんぶして歩いてましたし、温度は低いにせよカカシとガイの関係に似ているのかも知れません。少なくともお互いを尊重し合ってる。”根”という特殊な組織に居ながら「友情」みたいなものを二人は感じてるんじゃないかと、僕は思います。きっと、トビもそれを感じてるんじゃないか?何故だか僕にはそうも思えるんです。それはトビの戦い方に根拠があって、明らかにトビは二人の相手をしている。胸を貸してる…みたいな。そしてやはり、その根底には同じ木ノ葉隠れ出身の忍としてのよしみがあるんじゃないかと、僕は思います。

トビが<スウー…>と隠れたり現れたりする描写に注目して下さい。これまでトビは突如空間を斬り裂くように出現したり消えたりしていました。しかし、今度は地形にとけ込むように紛れる。これはトビがフーとトルネの意識を地形(柱)に誘引する意図があるのだと思います。トビは空間を支配している。柱にとけ込んだトビのチャクラは消滅している。つまり、そこには居ない訳で、柱にとけ込む演出だけで何処かに跳んでるのです。理屈じゃ解っていてもピンと来ないようにトビが誤摩化している訳。きっと、そうしておけば二人を構い易い。手玉に取り易い。それはトビとしては二人を邪険にはしたくないからで、ナル×ジャン的にはそれはトビの示す愛想なのではないかと考えたい機微なのであります。


<スウー>(トビ)

「!」(フー)

<シュカッ!><ザッ><スカ>(フー)

<ガッ><グイ>(トビ)

<ガクッ>「!?」(フー)

<サッ><フッ>(トビ)

<スウー><スウー>(トビ)

富樫さんじゃないけど、ココ…上手いなー…と唸りました。トビの出現を感知(トビのチャクラが出現した)したフーが振り向き様に斬り付け、トビがそれを透過。反転攻勢に出たところを空かさずトルネのクナイが襲う。それを透過するトビの肉体が実体を失う様を、フーに浴びせられたトビの拳(右腕)が実体を失ってフーの頭部(テンプル/急所)を透過している真ん中のカットが絶妙に描写しています。そして、その左のカットでトルネがしっかりと観察している。結局、この攻防がフーの捨て身のエリント(情報戦の駆け引き的手法)だった訳ですが、それを大きく包み込むトビの戦略が同時にあった…。どうも、それにはフーもトルネも気付いていない。その雰囲気をして僕は、トビが二人を邪険にしてはいない…と感じている訳です。回りくどい上にややこしくてスミマセン。


<スカ><スカ>「!」(フー)

<ザッ><ズザザ>(フー)

「感知と心転身の印…
山中一族の者か…」
(トビ)

<サッ>(フー)

<タッタッタッ>(トルネ)

「身を守るために相手の攻撃をすり抜けさせる時は
奴の体全てが実体を無くすようだな」
<ザッ>(トルネ)

「攻撃のために物理接触をもつ時は実体化する…
つまりカウンターを狙えばいい」
(フー)

「よく理解した…いい分析だ」(トビ)

ま…普通は戦いの最中にこんな事は言わないと思うんですけど、そこはそれ愛想が何事にも必要で、フーとトルネがヒソヒソ話をしてる割りにはトビに全てが筒抜けなのは置いといて、一生懸命に自らの忍道を全うしようとするフーやトルネをトビは尊重してるんだと、どうしても僕には思える。これは「鬼鮫VSキラビ」にはなかった傾向で、ちゃんと相手を見ている…これがないと、戦いなんてただ相手を傷付けるだけ、奪うだけになって悲しい…と、僕は思うんですよ。そう考えてしまう人なのよ。だから、一生懸命に戦うフーやトルネが好きだし、それを邪険にしないトビも好きな訳。何て言うか、真面目じゃない!!僕はこういうのをカッコ良いと思うのよ。


<スッ…>「カウンターのタイミングを意図的につくる
オレ達の攻撃を連続でしかけ二段階で行う
一段目は囮役だ」<ボソボソ>(トルネ)

囮役はオレがやる……
…心転身の術は読まれているしな
お前の術メインでいく」(フー)

「分かった」(トルネ)

<グイ>(トルネ)

<バッ>(トルネ)


<ザッ>(フー/トルネ)

<スカ><バッ>(トビ)

(ここだ!!)<グッ>(トルネ)

<スカ>「!!?」(トルネ)

<ガッ><ドッ>「くっ!」(フー)

<ザザッ>(トルネ)

<ズズ…>「ぐっ!」(フー)

「くっ………」(フー)

(こいつ…攻撃をするフリをしてわざと…
くそ!ひっかけられた…!)
(トルネ)


「………」(トビ)

<ズズズ…>(フー)

「ほう…
チャクラを流し込んで細胞を破壊する術か……
厄介だな…」(トビ)

「すまないフー……
すぐに取りのぞく」
(トルネ)

「!」(トビ)

「くっ…」(フー)

<ズズズズ>(トルネ)

「チャクラじゃないな
これはナノサイズの独蟲……
細菌に近いな…」
(トビ)

「お前…
油女一族の中でも秘伝忍術を持つ忍だな……
その蟲の抗体を持つ油女シクロのガキか…
”根”に居たとはな…」(トビ)

トビにはフーとトルネの分析がしっかりと伝わっていたんだから、それをトビは利用しただけなんだけど、トルネって可愛い♡…。トビとしてはトルネの能力を確認しておく必要があったのかも知れません。フーを攻撃するように見せかけてトルネを誘い、フーの身体で確認させた。きっと、トルネがマスクで顔を隠してて木ノ葉の保有する能力者の種別や系譜が特定できなかったのでしょう。トビの口ぶりからすれば知ってるよオーラがムンムンで木ノ葉の戦力に関してかなり詳しいです。トルネがフーを心配してトビの目の前で解毒(蟲を回収)するもんだから、油女一族の誰それの子とまで特定されてしまいました(汗)。

トルネはトビとの戦闘なんかよりフーが大事だった訳で、”根”というか、ダンゾウが示した血も涙もない戦法(般若をボコッた…)からは掛け離れた友愛路線でもあります。トビとしてはそんなところも捨て置けないからこそ、こうして二人の相手をしてるのだと、僕には思える訳です。しかし、中山一族(フー)と油女一族(トルネ)が”根”に参画してる可能性も疑う必要があるようにも感じます。”根”って身寄りのない子達を集めて洗脳教育した組織だったように思うんだけど、この分だと木ノ葉の内部構造の複雑さは一筋縄で行かない…つまり、”根”を支える勢力が木ノ葉内部に存在する提示なんだと、僕は思います。


「ダンゾウ…
いい部下を揃えたな」
<スススッ…>(トビ)

「………」<カチャ>(ダンゾウ)

「トルネすまない」(フー)

<グイ>「フー気を抜くな!
すぐに奴の居所を感知しろ!
次でケリをつける!」(トルネ)

<バッ><グイ><ズズズズ…>(トルネ)

「……」<ズズズズ>(トルネ)



<ズッ>(トビ)

「!?」<ズズズズズズズズズズズズ>(トルネ)

<ガッ>(トビ)


「くそ!」(トルネごと吸い込んだだと!?)(フー)

<ズッ>「右腕が独蟲に感染してしまったな…」(トビ)

<ゴキャ>(トビ)

トルネがいよいよ奥の手を出したところでトビがお面の能力を使って異空間に跳ばします。サスケと香燐を吸い込んだアレで、その時、不意にトルネに触れてしまい、毒蟲に右腕が感染。トビは躊躇無く右腕を放棄します。しかし、切るでもなく、関節を外しただけで、腕って身体から外れるものかしら…と、かなり引っ掛かりました。以前、「トビオビト仮説」ちゅーのがあって、トビがオビトの身体を使ってて、神無毘橋で大岩の下敷きになった右半身を傀儡系の技術で補完してる…なんて展開してましたが、その辺りにちょっとカスる描写じゃないかと思っています。

トビが感染した右腕を放棄して、それを蹴飛ばしてフーを牽制しますが、一応、毒蟲が影響しない部分を写輪眼で判別して蹴飛ばしてますんで、脚に感染しないのは合理性があります。しかし、余りにも躊躇無く困った風もなく右腕とバイバイできるトビにはいくらでも替えが利く余裕が感じられます。それに腕の切り離し方。先にも書いたけれど、筋肉は繊維だし、パーツを外すみたいにはいかない。雷影は雷遁チャクラを纏った手刀でカットしてましたよね。それと、雷影が躊躇なく腕を切り捨てたのは男の意地がありきで、トビの躊躇無さとはちょっと違う…と、僕は思う。


「!」(フー)

<ボテ>(トビ)

「!?」(フー)

<ガッ>(トビ)

<サッ>(フー)

「!?」(フー)

「次はお前だ」<スウー…>(トビ)

<ズズズズズズズズズズズズ><トビ>

結局、フーまでトビのお面に吸い取られて、何処か別空間に跳ばされてしまいます。僕にはこの戦闘自体が何だかフーとトルネの”暁”の入団試験みたいに見えて仕方無いです。”暁”も鬼鮫が殺られて(ホントに殺られたか?は個人的に微妙ですが)、残りはゼツとトビの二人だから、フーとトルネなんか絶好の2人一組でハマりそうじゃない(笑)。だから、二人は何処かに跳ばされただけで、次に登場する時には”暁”のマントを羽織ってる可能性もあるかも。でも、それを実現する為にはダンゾウの協力が必要ですから、狡猾な策謀家であるトビはその辺りも含みおきながら行動するんではないかと、僕は考えております(黒過ぎ…)。


<ザッ>(トビ)

「!」(サスケ/香燐)

<スッ…>(香燐)

「ここから出せ」(サスケ)

「そう慌てるな
今ここから出してやる
外にはお前への土産もある」(トビ)

「!」(ダンゾウ)

<ズッ>(サスケ/香燐)

…で、トビの用意した異空間で香燐に回復させたおかげで、サスケがキレーになってる。そんなに時間は経過してないだろうけど、チャクラも充分してるでしょう。五影との交戦の傷をしっかりと癒したサスケを今度はダンゾウに当てる腹積もりがトビには予めあったようです。実に段取りが良いです。そもそも、サスケが五影会談に乱入した理由もダンゾウの頸を取る為でしたから、サスケにも異存はないでしょう。この雰囲気だと、トビとダンゾウがツーカーでつるんでる風でもないので、五影にぶつけてサスケの瞳力を鍛錬しようとしたように、ダンゾウをサスケの踏み台にする意図がめちゃくちゃ濃厚に感じられます。

ただ、トビはサスケの件でも取沙汰していましたが、写輪眼を収集する必要性を抱えていて、ナル×ジャン的にはそれを尾獣兵器のコアだと推測しているんですが、この後、知れるダンゾウの写輪眼にも一方ならない興味がトビにはありそうで、トビがこうして過密スケジュールの中、ダンゾウにアクセスするのはやはりそれなりに重い意味がある筈だと思えてならない訳です。また、この橋梁でサスケが”須佐能呼”を出す展開がトビにとって別の意味があるのかな?と、橋梁の鳥居?刀剣をモチーフにしたところに考え過ぎチャクラが集中して手を焼いています(笑)。ぶっちゃけ…これって霊器じゃないかと、僕は考えてるとです。

サスケの”須佐能呼”が既に大刀を装備していましたが、あれは大蛇丸がサスケに与えた草薙の剣”須佐能呼”で発現した霊器だったと、僕は考えています。”須佐能呼”は霊器を扱う能力が基礎的にあり、霊器側がその能力に呼応する事で、”須佐能呼”に備わったものであり、大蛇丸がいずれは我がモノとしようと準備していたか?…サスケに与えた草薙の剣に霊器がプリセットされていた事まで知っていたかは微妙ですが、かなりの業物をサスケに与えた事だけは確かで、めちゃくちゃ出来た母のような大蛇丸ですらその草薙で容赦なく切り刻んだサスケの病み方の方がヤバイかも…と、余計な心配をしています(笑)。

で、まあ…こんな感じに地霊を封じるとか、何らかの結界を張る目的で霊器が地形の要所ともいえる橋梁に祀られる可能性はあると思われ、霊器の依憑(よりわら)としての”須佐能呼”がその近くで暴れ回る状況が何を意味するか?そして、それをトビが期待してるんじゃないかと、僕の考え過ぎチャクラが暴走したりする訳です(笑)。そうでも理由付けしないと、余りにもこの橋梁のデザインがシンボリック過ぎてスルーできないのよ!!ご丁寧にトビの観戦シートがその刀剣をモチーフにした鳥居ちゃんだし(笑)。サスケのピンチ=霊器の発動なんて展開は、サブカル好き妄想傾向の強い男の子としては望むところです。


<スッ…>(サスケ)

「うちは……サスケか…」(ダンゾウ)

「お前は下がっていろ……
巻き込まれれば死ぬぞ」(トビ)

「……!」(香燐)

<サッ>(香燐)


<ザッ><ザッ>(トビ)

<シュルルル>「ちょうどいい……」(ダンゾウ)

「お前達の写輪眼も戴くとしよう」<スウ>(ダンゾウ)

ダンゾウが「お前達」というのはサスケとトビの事で、ダンゾウはトビが写輪眼保有者である事を知っているという提示です。それをマダラと認識(つーか承認)しているのか否かは微妙だと、先にも書きました理由で意固痔な僕としては明言を避けたいです(笑)。しかし、予想されてた事だけど、ダンゾウの右腕のあちこちに写輪眼が…(滝汗)。お前、どんだけ写輪眼が好きなんだよーな右腕(惚れてまうやろー笑)。恐らく、写輪眼にチャクラを流し込んで何らかの写輪眼の瞳術を発動するのだろうけど、冒頭で外した拘束具で後生大事に今まで隠し持って来た訳だ。うちは虐殺もダンゾウ的には写輪眼の収集が狙いだったのかも知れませんね。

オビトの時もそうだったけど、死体から眼球を摘出して移植するんではなくて生体移植が絶対条件ならば、トビが提示するダンゾウのうちは虐殺への臨場もしっくりと来ます。そして、ダンゾウもそれとバーターでうちは虐殺を黙認し、寧ろ協力してうちは一族の抹殺に手を貸したのでしょう。ダンゾウが瀕死のうちは一族の目を抉り出して、次々とその目を自分の右腕に移植していった光景はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図です。それをイタチは知ってたんでしょうか?今さらながら、何でうちはがそこまで悲運で非業な末路を辿らねばならんかったのか…が、トビの提示する六道仙人の二人の息子の話だけではちょっと物足りないです。

しかし、カカシなんか左目の写輪眼一つでチャクラ消費がパネーが故に毎度毎度病院送りなのに、かなりのご高齢のダンゾウにこれだけの写輪眼を扱う力量があるのか疑問です。常識的に考えてダンゾウの力量が異常に高くて、誰もがそれを認めるならば、何もこんな悪事とか働く必要なんかなくてサクッと火影になって、勢い世界を一つに!!なんて希望も叶う訳で、忍の闇として暗躍するにはそれなりに事情があるのだと考えるべきでしょう。ぶっちゃけ、ダンゾウの右腕にも相当のリスクがある筈です。勿論、トビがダンゾウのやる気を警戒してる割にトビが相手する気などはサラサラなく、相応に強力なのでしょう。

先週から「トビVSダンゾウ」をドキドキワクワクして待っていましたが、案の定、サスケに任せる肩すかしは如何にもトビらしいです。これも「形骸化した存在」の為せるワザなのかも知れません。トビとしてはサスケの更なる成長霊器の獲得?とダンゾウの保有する写輪眼”根”という組織そのものに色気があるでしょうし、先に捕獲したフーやトルネを”暁”のメンバーにしたい意向がある可能性もあるでしょう。その為にダンゾウを殺しはしないと、僕は思う。サスケがダンゾウに勝利する前提が既にあってアレですが、トビが絶体絶命のダンゾウを最後は守るんじゃないのかな…五影会談でサスケを救出したみたいに…。

「ナルトと我愛羅シッポリ編」分割アップでーす!!



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「皆の書」雑感③

 
照美メイ(五代目水影)

凄惨な過去を経て新政権へ―!!
山間部に位置する領土を常に深い霧が覆い隠し、諸外国から完全に隔絶された里。四代目水影・やぐらによる恐怖政治が続いていたが、近年五代目水影に照美メイが就任。劇的な交代劇により、里の政策は一変し、「開かれた里」としての再生を目指す。(皆の書/119頁)

”暁”発祥の地は霧隠れ!?
”血霧の里”時代、霧隠れは外交を拒否し、四代目水影やぐらの恐怖政治が敷かれていた…!!だが、やぐらが”暁”に操られていた疑惑が浮上。周囲を海に囲まれ、外界から遮断しやすい立地を利用された可能性も…!!(皆の書/126頁)

波の国でカカシが再不斬のクーデターを何で持ち出したのか?の答えが”暁”のルーツを語る為の伏線だったのだと、僕は考えています。また、四方を海洋に囲まれた得意な立地が内情を隠すには好都合。事実、再不斬の卒業試験に代表される”血霧の里”のイメージは水影ちゃん=照美メイの出現で大転換…えっ!?っと思いましたよね。何者かが霧隠れを孤立させ利用する必要があった…恐らく、それが”暁”……”暁”というか”黒幕”?。再不斬のクーデターが白の年齢から波の国任務より10年程度前の事件だと推察されますが、再不斬が霧隠れを蹂躙した”暁”から霧隠れを奪還する為にクーデターを起こしたと考える事も出来そうです。


メイちゃんの時系列再考


長十郎や青が再不斬や「白」を悪く言わないのとか、再不斬や「白」をサスケの基準の対象にする描写などが、それが鬼鮫に対する気持ちよりは明らかに正向きであり、二人が反”暁”の勢力としての霧の同志だったんじゃないかと想像しています。問題なのはやぐらの年齢です。Tailsの人柱力そろい踏みで、登場したやぐらは少年のようでしたから…。もしかしたらナルトと同い年(同世代?)くらいかと。も一つ問題があって、それがお面を外したトビを鬼鮫が「元水影様」と呼んでるところ。つまり、それってトビ=やぐら…って事で、少なくともやぐらの左目は写輪眼の筈なんだけど、Tailsのやぐらは普通の瞳なんですよ……。

「結局、最後になってしまったが…
一番身近なお前を騙していて済まなかった」(トビ)

「…そういうことでしたか
トビがまさかアナタだとは思いもしませんでしたよ
これで安心しました…
アナタが黒幕なら私も立ち回りもやりやすい
(元)水影様…いや、マダラさん」(鬼鮫)

(第473話「ブラザー」)「さすがに速すぎますね…」(鬼鮫)

だから、鬼鮫はまだ死んではいけないタマだと思う訳です。ここまでの大ネタを抱えてお墓に向かうなんて狡すぎる。そもそも、霧隠れの忍刀ってなんだったんだ!?とか、「立ち回りやすい」って何だよ!!と、僕らは大声出してデモしたいくらいです。鬼鮫の辞世の「速すぎる」が、まだまだ死ねない!!という意思表示だとも取れるんじゃねーかと、鬼鮫が大好きな僕としては鬼鮫が読者を欺き、雲隠れブロスを欺き、生き延びてて欲しい訳です。それにイタチと過ごした年月の回想なんて何も無かったじゃない。あれじゃーイタチも浮かばれませんよ。サスケにイタチの言葉を伝える役目も鬼鮫は持ってると思うんだよなー…な訳(ホントは良い人説)。

…と、まあ…鬼鮫が「”鷹”と”暁”」と言っとうとです(第44巻/25-26頁)。これが写輪眼の幻術=シスイの瞳術などの強力な疑似体験の可能性もあるんだけど、そんなに簡単にコロッと騙されちゃう鬼鮫も情けな過ぎ(笑)。やっぱり鬼鮫は一騎当千の猛者だから容易く騙されたりはしない…と思いたいとです。だから、お面を外したトビを「元水影様」と鬼鮫が認めるという事は、やぐらの瞳は通常の眼球と写輪眼がスイッチできる…つまり、「移植でない写輪眼保有者=正統な写輪眼継承者=うちは一族」だったとは考えられないでしょうか。実は、この件に関してましては現水影のメイちゃんからも提示がありまして…。


<クイッ>「四代目水影を
玩具にし霧隠れを蹂躙した”暁”……
…よく見ると…やっぱりいい男ね
うちはの一族って…」
(水影)

(出た……
水影様の血継限界
溶遁の術……!!)(長十郎)

「邪魔をするな」(サスケ)

「ハァ…いい男なのに…
もったいないわ」
(水影)

「気になる年齢は三十路です!」
女性キャラなので、ある程度セクシーにしなきゃと思いました。そうなるとあまり若すぎても駄目なので年齢は三十路です!結婚を焦っているのもそのためです(笑)。ただ年齢の描き分けがとても難しかった…。ポップな髪型とか、大人の女性的な雰囲気を出すのに苦労しました。細身で背を高くし、ロングヘアにして両肩を露出させたりなど、いろいろと試行錯誤しましたね。(皆の書/196頁)

第465話「会談場襲撃!」で、サスケを前にしたメイちゃんが妙に色っぽくなかったですか?婚期を逃し焦りまくり、ナーバスになっているメイちゃんですが、それもこれも全てが霧隠れの浄化の為であって、恋愛にかまけてる時間なんてなかった事情があった訳で、そのメイちゃんがドロドロになってしまう相手って何だろう?と、僕は考えてしまう人で、かつて「婚約、いろいろありまして結局…破棄!!?」(第456話/「ナルト出発…!!」)でも示されるめちゃくちゃ良いところまで行った恋人?或いは許嫁(いいなづけ)…限りなくほの字だった異性=うちは一族…に対する情念のドロドロの女心だったんじゃーないかと思う訳です。

「四代目水影を玩具にし
霧隠れを蹂躙した”暁”……
…よく見ると…やっぱりいい男ね
うちはの一族って…」
(水影)

しかも、水影にとっては”暁”とうちは一族が極めて近接しています。この想いが「うちは一族=やぐら」となればどうでしょう。いい男=メイちゃんがほの字だった男性=婚約がいろいろとありまして破棄になっちゃった相手…とすれば、メイちゃんのドロドロの情念が槍のようにサスケに向かう様が女の意地のように感じられてしまいます。メイちゃんの現状の年齢が30歳(三十路)とすればクーデター当時、15~16歳。やぐらの外見年齢と一致します。奇しくもナルト達と同じお年頃。異常者のナルトを除いてみな恋愛適齢期であります。メイちゃんはやぐらと恋仲だった?!

しかし、「白」が苦しんだようにメイちゃんにも血継限界の弾圧があった。それが恋仲でほの字だった…もしかしたら添い遂げる約束までしてた相手の仕打ちだったなら、どんなに人間の出来た人でも怒り心頭の筈。それがメイちゃんのドロドロが強ち血継限界の所為だけじゃない…というナル×ジャン流の解釈であります。詳しくは「水影ちゃんは何故、ドロドロなのか?」に綴っておりますれば是非ともご一読下さい。メイちゃんと再不斬との縁も何気に感じますし、「白」がナルトに敗れて直ぐに死を望んだ影にその関係性がある?…おっと、いけねー…勿体ないから別の考察で…。

ま…やぐらが(はぐれ)うちはであって、それを影で操ったのが”暁”で…メイちゃんが婚期を逃しても霧隠れの勃興に取り組むのは自らの恋愛を蹂躙された恨みが核心にあるんじゃないかと、メイちゃんのドロドロを見るにつけ思う訳です。五影会談で登場する事になった霧隠れの布陣は霧隠れを発祥の地とする”暁”と、”暁”のボスであるトビ=元水影やぐらを説明する為であると、僕は思います。そして、それがメイちゃんの恋愛エピソードに関連してて、そりゃもうドロドロだとも…(汗)。同時に、そこに”暁”の読み違いがあり、女を怒らせるのがどんだけ怖い事か…(汗)。

ナル×ジャンには「可愛い悪魔論」というのがあっ(ry…(続く)。



 
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「皆の書」雑感②


「皆の書」のおまけ

<ズズズズズズズズ>(トビ)

「”暁”の計画など…
どうせろくなもんではない!
理解はできん!」
(雷影)

「!!」(サスケが…!!)(香燐)

<ズズッ>(トビ)

超濃厚のトビの宣戦で、雷影の攻撃を透過し、ついでにサスケを異空間に跳ばした描写で(第467話/「宣戦」)、何だかマダラの能力の核心が見えちゃったような…気がしています。あの時、トビのお面が拡張して大きな渦になってサスケを吸い込みました。「五影会談前夜…!!」(ep453)の冒頭でもお面が先導するようにトビが突然出現しました。一番、鮮明なのはサスケの儀式の導入の自己紹介で、トビを(まさか!?)(第43巻/135頁)と焦らせた、イタチの転写封印・天照のタイミングがトビのお面外しの瞬間だったところで、こりゃもうマダラの本体はトビのお面でしょ…と、僕の意識は貫通しちゃったのだ。

(さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった…
でなければ死んでいた)
(トビ)

サスケを安心させる為にトビはお面を外し、自らの写輪眼を見せて近づいたと思うんですが、天照の黒炎が明らかにトビの左肩を焼いています。それにもがき苦しみ一時撤退し、少し間を置いて復帰しました(第43巻/142頁)。転写封印の発動条件は三つ巴の写輪眼であり、カカシがサスケの回収の為に突入した行で、事前に万華鏡にスイッチした描写(第43巻/125頁)がカカシとイタチの接触を臭わせると個人的に騒いでいましたっけ(笑)。あの時、トビの体が焼かれたのはお面を外していたからだ…と、僕は考えています。イタチはトビのお面がマダラの本体だと知っていたんだと思います。トビが燃やされたのは事実。

トビがここで「全てを…」と含みを持たせたのは、お面に付随する肉体の方で、これはスペアが何体もあって、天照に焼かれたトビが一時退き、闇の中から再登場した後、サスケに一度曝した顔を一切公開しなかったのは、全く別の容貌になっていたからではないかと、僕は考えています。一応、「トビ複数説」もそんなところから湧いているんですが、それもこれもマダラの本体がお面に在るという考えに根差しています。トビの肉体の一つが神無毘橋で戦死したオビトを使用している想定も残します。トビが敵の攻撃を回避する直前に「!」と反応するのも、肉体側からの何らかの連係が必要だからだと考えています。

「あやつはとっくに死んどるハズじゃぜ…!?」

うちはマダラは木ノ葉創設期の人物であり、”終末の谷”での戦いで初代火影に敗北し、命を落としたとされていた。実際に戦った初代火影ですら、マダラの死を確認していた。

如何なる手段で、マダラは生き長らえたのか…!?

さらに、現在のマダラはあらゆる攻撃を透過する体を持つ。彼自身、自らを「形骸化した存在」と言うが、その言葉の真意とは!?

「……両天秤のオオノキ
うちはマダラと唯一戦った戦歴を持つ
アンタの情報が必要だ」
(雷影)

そこで、オオノキの存在が必要になって来る訳(皆の書/125頁)。オオノキはマダラと交戦経験を持つ存命する唯一の忍だったから(第469話/「サクラの告白!!」)。多分、オオノキの口からマダラの能力に関しては語られるんだと思います。ナル×ジャン的には「閃遁」(=風+雷)なんですけど…。飛雷神の術もこのチャクラの血継限界で、尾獣の区分としては九尾が該当。ミナトがナルトに九尾の陽のチャクラを残し、自来也が漏らした完成を目指す「あの術」(第41巻/17頁)と関係しているんだと思います。それがトビのお面の能力。つまり、「形骸化した存在」であり、マダラの能力をお面に閉じ込めて残したのだと、僕は考えます。

「初代火影柱間との戦いの傷が深すぎたのだ…
今のオレに力はない
言わば今のオレはただ形骸化した存在に過ぎない」
(トビ)

「宣戦」(ep467)でトビが吐露しちゃったのをオオノキはちゃんと聞いてますし「形骸化した存在」とはうちはマダラが能力だけの存在であり、それがトビのお面に結び付く事を期待します。仕組み的にお面だけが行動するなんてできないから、肉体をあてがった…それがトビなんだと、僕は思います。勿論、お面にはマダラの意志があるとは思いますが、お面と肉体をくっ付けたのは別の存在でしょう。ぶっちゃけゼツ(黒)辺りが怪しいです。トビが黒幕じゃない…というのはその辺に根差してまして、ゼツの向こうにもまだ誰か居るかも知れません。案外、既出で僕らがよーく知っている誰か…とか(火サス脳のマドララ体質…)。

この期に及んで、霧、雲、岩…と影が姿を現したのは、うちはマダラを説明する為なんじゃないかと、僕は考えています。うちはマダラと戦った経験のあるオオノキの知識と、黄色い閃光の能力=閃遁?に関係してそうな雲隠れの情報が合わされば、マダラの能力に対抗する手段が見つかるんじゃないかと思います。ナル×ジャン的にはそれがナルトの完成させるべき「あの術」とも関係してると思います。キラビの八尾の衣とナルトの九尾の衣が極めて似てる事も、雲隠れとミナトを結ぶ因果も感じます。そして、それがキラビか雷影兄ちゃんが手塩にかける「ナルトの人柱力修行編」に繋がる希望にもなっています。そして、霧隠れには別の役割がある…と、僕は考えています(続く)。

スピードくじでステッカー貰った!!



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「皆の書」雑感①

 
「皆の書」

ミフネ→長い口髭とあご髭。
頭にはターバンのようなものを巻いている。
「純和風です!」とにかく侍のイメージというのは固まってました。
なので”和”を強く意識して描きましたね。

ウラカク→ちょんまげ&超極太のマユゲ!!
口元は常に隠れていて見えない。
「真面目で実直!」典型的な堅物キャラにしたかったんですよ。
第一印象で実直な雰囲気を出せればと思いました。

オキスケ→スキンヘッドに加えて、額と顔の大きな傷が特徴。
かなり強面だ。
「第二の付き人」ミフネの忠実な部下という感じで描きました。
ウラカクと共に黙々と指令をこなすイメージで。

皆の書/201頁のキャラ設定でミフネの部下のウラカクとオキスケの分別が判明しました。ま…どっちでも良かったんですが、太眉がウラカクで、刀傷のスキンヘッドがオキスケだったのね。忍連合軍には鉄の国も参画するから、ミフネの腹心で手練そうな雰囲気の二人が出向する可能性はあると思うんです。特にオキスケは強面で好きなタイプなので今後も物語に絡んで欲しいです…が、今、”鷹”の水月&重吾と交戦必至の状況なんですよね。傍若無人な”鷹”に半ギレで、やる気満々のオキスケなんですが…間違って戦死なんて事にならんようにお祈り致します(笑)。死なない程度に頑張れよーッ!!(笑)

”侍”の護る中立国”鉄の国”!!
忍界各国とは隔絶された北の地、
”三狼”と呼ばれる山間部に位置する独立国家。
隠れ里とは異なる”侍”という独自の軍事力を有し、
中立国としての地位を確立している…。
侍大将のミフネが全権を掌握し、国政を敷いている。
侍は刀にチャクラを流し込み、白兵戦を得意としている。
(皆の書/121頁)

→鋭い角が生えているのは侍達のリーダーの証なのだろうか…?
→表情が全く見えない。全身に身に付けた鎧や兜が、威圧感を放つ!
「重厚な装甲服!」ロボットっぽいと言われましたね。
実際は機械的なスーツみたいなものを意識しています。

ミフネ達と一緒に侍も紹介されてました。思いっ切りスタウォの雑魚兵士なんですが、チャクラを刀に流し込んで忍ともそこそこ殺り合える力量はありそうです。数にものを言わせた白兵戦で押しまくる戦法なのかしら。超手練の剣豪なんか居たら面白いですよね。何とか流の独特な剣技を使うとか、或いは工業力を活かした強力な武器を生産する能力が高い…とか。草薙の剣の刀鍛冶が鉄の国出身だったりするとカッコ良いです。チャクラ刀の素材がレアメタルで鉄の国が流通を牛耳ってる可能性なんかも、僕はあるんじゃないかと感じてる。戦力だけで忍界から一目置かれるほど侍は強くなかったから…(汗)。

連載10周年ということで、お祭り騒ぎ的な企画を沢山用意しました。
皆さんもその気分に浸って下さったら幸いです。
11年目からも、応援よろしくね!!2009.12.4 岸本斉史


で、「皆の書」をザックリと読んでみて、『NARUTO -ナルト-』十周年のお祝い的な刊行だったように感じました。キッシーも「お祭り」とおっしゃってますし、これまでの忍術の解説的なデータブックというよりはキッシーのご褒美だったのかなー…と思います。ファンである僕も読んでて嬉しかった。でも、お祭り気分な企画ばかりではなくて、僕が注目したのは五影会談に参加したキャラの設定。キッシーの本気がビンビン伝わって来ました。多分、この設定が終盤の鍵になると思います。霧隠れで”暁”が誕生して、元水影がトビで…を置き去りになんて出来ないっしょ!!(汗)

その為に霧隠れの設定が入り組んでいます。アンド…雲隠れと岩隠れがそれに肉迫してる…。非情に面白いと思います。「キラビVS鬼鮫」はちょっとアレな展開でしたし、それに元水影との関係を闇に葬ってしまった罪は大きい。しかし、鬼鮫の「さすがに速すぎますね…」も含みを持たせた可能性もあると思うんですよ。鬼鮫が死んでなくて…って考え方ね。イタチとあれだけ一緒に居た鬼鮫が何も語らずに逝ってしまうのは承服し難い。鬼鮫周辺の描写もサブちゃん絡みではやや不鮮明なところもありますし、もう少し静観しても良いと思います。霧、雲、岩…ココ!!かなり面白いです。

続きは明日(ゴメン)。ちょっと野暮用でーす!!



  
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第474話「火影としての覚悟…!!」


「何かあるとは思ってたが」(カカシ)

「どういう事だサイ?」(ヤマト)

「………」(ナルト)

「サクラは告白しに来た訳じゃない…
木ノ葉の同期のメンバーで決めたある事を
言いに来た…」(サイ)

「……おかしいとは思ってたんだけど…
やっぱり何か隠してたんだな」
(ナルト)

「君に言えなかったサクラの気持ちも…
今のボクなら分かるよ」(サイ)

「サイ…教えてくれ」(ナルト)

「サスケを木ノ葉の手で処理する
君の同期メンバー全員がそのつもりで動く」
(サイ)


<ズイッ>「…サクラちゃんが本当にサクラちゃんが
そんな事納得したのか!?」<ガッ>(ナルト)

「サクラちゃんはサスケの事が
大好きなんだぞ!!なのにそんな事―」
(ナルト)

「サスケは
この世界を闇へ向かわせる手助けをしてる
このままサスケを生かしておけば
国同士の戦争の火種を生むだけだ

今は犯罪者の一員だ
今回木ノ葉を襲った”暁”の一件で
木ノ葉の忍達は”暁”に協力している
サスケを容認できなくなった

サクラはバカじゃないし
それぞれの立場や状況が分からないほど
子供じゃないさ


だから君にどうにかその事を伝えようと
ここまで会いに来たんだ」(サイ)

サイが分身を残してナルトに何を言うのか?が凄く興味あったんだけど、極めてオーソドックスにサスケの処理に関してナルトに伝達します。綱手の昏睡で、サスケを擁護する唯一の政治的な防波堤が欠壊してしまった上に、雲隠れから圧力が加わって木ノ葉の抜け忍であるサスケが一般的に”暁”とリンクしているように見えるから、ここまで追いつめられたのをそう言えばナルトは知り得ませんでしたよね。僕らは物語を俯瞰してるからアレ?っと思うけれど、ナルトの反応は妥当でしょう。逆に、今にして思えば綱手のサスケに対する異常な擁護はうちは虐殺の真実を知っていた上での行動だったのかな…と思える部分でもあります。或いは存命中のヒルゼン(三代目)からのメッセージが綱手に届いていた可能性もあります。綱手が忸怩(じくじ)たる思いで、イタチやサスケを感じていたのだとすれば切ないです。そして、少なくとも自来也はサスケには無関心でしたから、綱手にだけうちは虐殺の真実を伝えていたのなら、幾重にも敷かれた思い遣りがあった(自来也は予言で忙しいから)とも考えられるから、この辺は考えれば考えるほど深い話だな…と思います。

ま…抜け忍になった時点で本来なら抹殺されて然るべき立場でもあり、人手不足の木ノ葉が何個小隊も人員を割いて探しまわっているのには違和感がありましたが、そう考えれば一定の妥当性も生まれます。しかし、雲隠れで”暁”のマントを羽織って(事後、サスケは「”暁”は抜けた」と言っているので”暁”入りしてた認識は本人もお有りのようですが…)暴れたのはマズかった(笑)。加えて、五影会談への乱入…これでサスケの国際指名手配は動かぬ状況に陥ったのですが、トビの真の狙いがそこにあったとすれば、やはりサスケが完全に世の中から見限られ、サスケも世の中を絶望するような状況を生み出す為の謀略だったんじゃーないかと思われます。ぶっちゃけ、輪廻眼の長門が堕天した半蔵事件と非常に似ています。半蔵事件には半蔵&ダンゾウのどカスコンビの関与が確定していますが、手法的にトビが影響してる可能性は高い…と、僕は考えています。しかし、どう考えてもサスケの五影会談襲撃はマズい。あれだとサスケ=”暁”が全国的に確定しちゃうし、余りにもシンボリックで連合軍の標的に持ってこいじゃない(笑)。ハメられた感が強すぎます。


「………」(カカシ)

「……くっ
だったら何でオレに本当の事を
言ってくれなかったんだ!?」(ナルト)

「……簡単には言えないだろうよ
お前を苦しめる事になるのは分かってる」(カカシ)

「だからって…」(ナルト)

「サクラはサスケを諦め
君を好きだと告白する事で
君との約束の重荷を解いた
それでも君は
サスケを助けたいと言った

だから本当の事を
言えなかったんだと思う


君の気持ちを考えたからだよ
それに…君がそういう事も
おそらく分かっていたんだ

君に本当の事を言うのは
実はサクラに口止めされてたんだ
自分がどうにか伝えるって言ってね…
それが自分の役目だと言ってた」(サイ)

「しかし
ナルトのリアクションが分かってたなら…
はなから本当の事を言うつもりは
なかったって事だろ?

サクラはどうするつもりだ?」(ヤマト)

「ここからはボクの想像ですが…
おそらくサクラは―」(サイ)

「?」(ナルト)

「一人でサスケを殺すつもりだな」(カカシ)

どっちにしても、サスケの恩赦なんてのは世界が一度崩壊するくらいの事態にならない限りはないだろうから、”暁”と五大国忍連合軍との戦争は都合が良いっちゃぁ~良い(笑)。ここで、サイの分身が伝えるのが、木ノ葉の若手達=ナルトの同期もサスケを処分するコンセンサスを見出し、サクラがそれをナルトに伝えに来た…という流れなんだけど、何故か嘘告になってしまった(汗)。それを「女心と秋の空」で片付けてしまって良いものか…と悩んでしまいます…って言うかしっくり来ません。だって、誰が見たってバレて当然の大根だったし、明らかに唐突で繋がりのない告白だったから、当然ナルトにもバレバレだったし、ホントだったらこっそり…ナルトに内緒の方が良いんじゃね?と思えるところをワザワザとナルトにアクセスするのは、何とも恣意的に感じるのは、僕が汚れたオトナだからかと何度も考えたんだけど、サイの証言を聞いてみても、やっぱサクラの練炭女疑惑が僕には拭い切れんとです(笑)。カカシもナルトを慰めるような助言をするんだけど、バレると分かっててナルトを刺激するサクラが妙に嫌らしく感じられてしまいます。

ヤマトも僕と同じよな疑問を持っていて一応は突っ込むんですが、サクラの嘘を見破ったナルトがサクラをそのまま行かせた…普通はこんな怪しい嘘をつく女子をそのまま行かせやしませんて…のを、保護者であるカカシやヤマトがピクリともせずスルーしたのは、ナルトの行動を重視したからだと思うんです。あのシチュエーションでナルトがサクラを引き止めて抱き締めなかったのだから、これはノン気だな…と、海千山千のオトナなら思いますもの。カカシやヤマトが仕事バカなのか、或いは男色傾向があって男女の機微に疎かったらアレですが、カカシがサクラの本意を「サスケの暗殺」と迷いなく到達してるところを見ると、どっちかって言うとサクラの意向を重視した思い遣りだったんじゃーねーかと思います。つまり、カカシはサクラをサスケに向かわせたと深読みできるという事で、その場合、ナルトとサクラが懇ろになる想定がない事になる。これは八卦の封印式がヒナタちゃんに見せた受容と相反するベクトルで、カカシもナルサクのカップリングには否定的だったのかな…と、ナルヒナ推奨のナル×ジャンとしては有り難い反応に思えてちょっと助かります(笑)。

追記(091207):カップリングネタに敏感な人がいるようです(笑)。もしかしたら自分のアイデンティティをかけてのめり込んでるのかなー…(汗)。別に誰と誰が引っ付こうがいいじゃないと思いますが、いろんな考えがあるのでしょう。ナル×ジャン的にできる限り「僕は…思います」と表現してる筈です。コミュニケーションでこれを「アサーティブ」(←分からない人は”くぐれ!!”ということで…)と申しまして、攻撃性はありません。他者の考えを否定する積もりなんて滅相もないので、どうかご自分の意見を信じて下さい。僕の一言で血相変えて意見を言われましても…(滝汗)。自分は自分。他人は他人。それでいいじゃない。こうなればいいなー…という可能性の考察なんだから気楽に行きましょうや!!



「!!?」<ビクッ>(ナルト)

「そうなのか?サイ!」(ヤマト)

「…おそらく」(サイ)

「…一人で色々抱え込まないで下さい
ボクも同じ第七班です
それに皆も…」(サイ)

「あっ…うん…」(サクラ)

「ありがとうサイ
……私もそのつもりだから…」
(サクラ)

「サクラは笑って皆と協力すると言ってましたが
それが作り笑いだと今度は見抜けましたから…」
(サイ)

サクラが嘘をついているのが解った上でナルトはサクラを止めなかったんだから、既に気はないと僕は考える人なんだけれど、それなのにサイがワザワザ、ナルトに事の真実を伝えに来るところに、サイの空気読めないキャラが出てるんじゃねーかと思います。或いは、もっと深読みすれば、それも読み切った上でサクラがサイに接してたとしたら、増々サクラが嫌いになってしまう(笑)。あまり穿った目で見ると全てが嘘に見えて味気ないんだけど、嘘がバレる前提があるにも拘らず、それでもサクラがナルトにアクセスした意味は大きいと、僕は思う訳。それに、感情が芽生え始めたばかりのサイを手玉に取るなんて、優しい悪魔ちゃんにしてみれば雑作もないことですよ(笑)。ここでサクラの弁護をするならば、意識ではなく無意識がサクラの行動をコントロールしてた可能性はあると思います。生命は究極的には利己的であり、特に女は恋愛に非情です。それは種の保存を第一義に考えるDNAの為せるワザであり、無意識…本能的な行動がサイを誑(たぶら)かし、女心をスルーしたおこちゃまのナルトの興味を今一度サクラに向かわせる可能性を残したのなら、やっぱ女には勝てませんて(汗)。


「うそだ…
サクラちゃんがそんな事…

サクラちゃんは
サスケの事があんなに―」(ナルト)

「大好きだからこそ―

このまま悪へ突き進む
サスケを放ってはおけないんだと思う

大好きだからこそ
そのサスケを悪の道から救いたいと思ってる…

その方法が大好きな人を自分の手で
殺めなければならない事になるとしても
それがサスケを好きになった彼女なりの―」(サイ)

「覚悟なんだと思う」(サイ)

しかし、ここまで言われないと分からないほどナルトが鈍いのがピンと来ないです。サクラの嘘を一瞬で見切ったナルトならば、サクラの嘘の奥底に潜む気持ちも分かるだろッ!!何でサクラをそのまま行かせたんだよッ!!と思っちゃうじゃない。そして、それがサクラの無意識に似てると、ナル×ジャンではこれまで散々騒いでた訳です。ま…それが八卦の封印式の存在なんだけれど、ぶっちゃけ母親の極めて利己的取捨選択がナルトの生理面と精神面に関与してる可能性は極めて高い…と、考えざるを得ません。その意味では凄く厳しい言い方をするならサクラはクシナに切られた事になります。しかし、敵も猿もの引っ掻く者で、サイなんて面倒くさいのを仕込んでた…傍目にはちょっと怖い打々発止のやり取りが女性的に見えちゃうのは僕だけなんでしょうか?そう考えながらサイがナルトにサクラが隠し持った想いを切々と教えられハッとする様を見るにつけ、ここまで鈍い子が何でサクラの嘘をズバッと見抜けるんですかと、また取っ掛かりに戻ってしまう(笑)。やっぱ、ナルトの意思決定に関しては何らかの恣意的な介入がないと、上手く説明できない…というのが僕の見解だなー…。


「そして…その事で
ナルト……君に恨まれる覚悟もしている」(サイ)

「!?」(ナルト)

「それが君に一生の重荷を背負わせようとした
償いでもあると思っているんだよ


サクラは今まで君に頼りすぎた
…だから今度は自分一人で全てをやろうとしている」(サイ)

「サイ…
お前…何でオレにそれを話したんだ?」(ナルト)

「………」(サイ)

「ナルトを苦しめてるのはサスケだけど
君もなんじゃないのか?」
(サイ)

「ボクの意ではなかったとは言え
そうサクラを仕向けてしまったのは
ボクのせいでもあるから

だから君に言ってしまった…

サクラは放ってはおけないと思ったし…
ボクは第七班の一人だから」(サイ)

「そうか…」(ナルト)

(この事を知ったナルトの胸中は
ごちゃごちゃだな…
さて…どうしたものか…)
(カカシ)

サイはダンゾウによって舌の根に呪印を施されています。その制限とサクラがナルトに課した約束は同質であるとサクラを糾弾した訳で、サクラ→ナルトの関係性に自分も関与した認識がサイをこんな行動に駆り立てている。サイも繋がりを感じてるのです。他者と触れ合うということは痛みを伴うものであり、痛みで傷付くからこそ気付けるのであって、今はそのプロセスを排して、いきなり親しくなろうとするから表層の関係しか築けない…僕らを包み込むリアルな世の中が悲しい時代なだけで、サイの葛藤は僕には凄く分かる。でも、僕は凄く黒く歪んでいるので、その底流に無意識が関与してると展開している。しかも、ある程度、サクラの意図を明察していたであろうカカシが、この期に及んでもナルトしか心配しないのって、優先順位というか、取捨選択してるなー…と感じちゃう。凄く嫌らしい考え方でアレなんだけど、生き物はDNAを運ぶ器にしか過ぎなくて、ぶっちゃけ命はどんな事をしてもDNAを絶やさないように働くプログラムに過ぎないとも言えるくらい利己的な構造になってるから、誰も責められない。冷めた言い方をするならば生きる事は戦いなんだと思います。


<ピキキ…><パリン>(ナルト)

「うっ…」(ナルト)

「!」(カカシ)

<ザッ>(我愛羅)

「……!」(ナルト)

「お前達に
すぐに聞いてもらわなければならない事がある
五影会談で何があったか全て話す」(テマリ)

サイが「第七班」なんて言うもんだから、ナルトの中に在りし日の第七班が浮かんで、それが音を立てて崩れてしまった…。いよいよ、ナルトの取捨選択が迫られてる訳です。ま…その答えこそが『NARUTO -ナルト-』という巨大なサーガの落としどころなんですが、オイオイ、それをここで打ち明けちゃうのかよ!!と心配してたら、都合良く我愛羅達が登場して遮ってくれました。テマリがキリキリと事の次第を説明するのですが、事務的で良いです。恐らく、ナルトが雷影に土下座した直後から五影会談で忍連合軍の結成までの経緯を極めて明解に私情を挟まずにテマリならば説明出来ると思います。間違っても、イケメン(※)のサスケと久々に再会して胸がキュンとした…なんてのはなくて(笑)、ダンゾウがどんな悪さをして、サスケが暴れ回って大変だったかを言って聞かせ、トビが世界を向こうにまわし宣戦を布告したまでを…しかし、それをまたここで詳しく説明されてもまとめるの困るしー…と気を揉んでいましたら、クナイが<カッ>っとなって、場面がスイッチしてくれたのでホッとしたなんて、口が裂けてもこのケルベロス…言うもんかと(笑)。


<カッ>

「久しぶりだなダンゾウ…
うちはの事件以来だな」
(トビ)

<ザッ>(トルネ/フー)

ダンゾウがここまで気を遣ってくれるなんて、やっぱアンタ良い人なのね…なんて思ってるとトビが「久しぶりだな」うちは虐殺でダンゾウが関与してた風な事を言うもんだからややこしいです。しかし、トビやダンゾウがうちは虐殺に絡んでたとなると、半蔵事件やサスケの五影会談襲撃と似た様な意味合いを帯びて来るでしょう。ダンゾウの包帯で隠された右半身、少なくとも右腕の上腕部には目を含む顔の経絡系が埋め込まれている提示が青の白眼によって提示(ep459)されてまして、おまけにダンゾウの右目はうちはシスイの写輪眼が収まってるのだから、ダンゾウにとってのうちは虐殺とは写輪眼を得る謀略的な意味合いが強かったんじゃーないかと、僕は考えてまして、それがうちは虐殺の協力者であるマダラ?=トビとリンクしてるんだから、トビとダンゾウって仲良しなんじゃないかと、僕には思えます。だから、何でトビとダンゾウが戦っているのかが分かりません。まさか、テマリの説明を端折る為に気を利かせたなんて、そんな都合が良い(笑)。ま…この刹那にあの入り組んだ五影会談の一部始終が説明しきれる訳ない…と思ってたんですが、事実は小説より奇なり…という事で…(汗)。




「そうかそこまで荒れた会談になったとはね…
…やはりダンゾウでは…」(ヤマト)

「……オレは火影ってのは
あまり乗り気じゃないんだけどさ
…状況がこれじゃあ仕方無いとしても…
木ノ葉に帰って皆の意見を聞かない事には
話にならないよ」(カカシ)

「マダラが戦争を仕掛けてくるって宣言してんだぞ
悠長な事言ってられないだろ」(テマリ)

「おそらく皆の同意はすぐに得られると思います…
カカシ先輩が火影って事で話を進めといてもらいましょう


対応が遅くなって”暁”やマダラに先手を打たれ
後手に回ってしまう方がヤバいですから」(ヤマト)

「………」(カカシ)

「……ま
そうなるか
どーも…」
(カカシ)

ま…良い感じにトビの宣戦に対して五大国が忍連合を結成して立ち向かう…までの説明が終わってて、ダンゾウじゃ信用できないからカカっさんに火影をお願い致します…と言う流れが示されたんだと思います。それに大乗り気なのがヤマトで、サクサクと仕切ってお話を進めてるのが、何とも渡りに船な感じがして可笑しーです。暗部出身で「忍の闇」であるダンゾウを良く思ってる訳もなく、ヤマトの見切りからは根との関係も感じられないので、ヤマトに対する疑惑は完全に晴れたので嬉しいです。また、カカシも諸事情を鑑みて火影就任を止む無しとする態度を見せてましてカカシの六代目火影就任がいよいよ現実味を帯びて来ました。しかし、ダンゾウが五影相手に姑息な操りを労して騙し切れると思ってたんかしらと疑問が残ります。確かに青が白眼を仕込んでたなんて不確定要素はあったけれど、それにしても稚拙過ぎて、一世一代にしては足りない。僅かに心転身を使うフーの左目を引き替えにしてでも青の白眼を抉り取ろうとしたダンゾウの拘りには整合性を残すけれど、あっさりと逃走したダンゾウに火影に対する執着心がない。ダンゾウの大博打の意味が未だに分からない(汗)。


「…それとサスケですね…フー…
会談まで襲撃するようになるとは…」(ヤマト)

「ナルト…言っておくが
これは八尾と九尾…つまり
お前を守る戦争でもある
そして忍の世界の為…
風影として
オレは命がけでお前を守る」(我愛羅)

「”暁”の配下としてうちはサスケが
オレ達忍連合の前に立ちはだかるなら…
容赦はしない」(我愛羅)

「サスケお前はオレと似ている…
この世の闇を歩いてきた者…
だからこそ小さな光明ですら目には届くはずだ
昔も…そして今も…」(我愛羅)

「オレはとっくに目を閉じた…
オレの目的は闇の中にしかない」
(サスケ)

カカシの火影止む無しの決断には、火影云々をしてもそれどころじゃないと思わせる心配事があったからで、ちょっと舞い上がった感のあるヤマトが、火影なんぞに気もそぞろなカカシの視線に気付いて気持ちを鎮めんとする様にオトナを感じます。って言うか、ヤマト…可愛いです。ま…これはカカシとヤマトの愛情属性の違いに端を発する機微であって、ナルトを包み込んで見守るお母さんであるカカシと、ナルトに背を向けて背中で語るお父さんのヤマトの役割の違いです。魂の器である肉体には性別はありますが、中身を満たす魂はユニセックスであり、これを「ジェンダーの社会学」と呼んでしまうのも味気ないですが、魂に性別はなくとも役割は違うと僕は考える訳で、それが男なのに母親であるカカシに適用されている点に注目して貰いたいです。イルカさんだってミズキの風魔手裏剣を背中で受けてナルトを守ったじゃない。あれは魂の役割を示してるんだと、僕は考えてるって事なんですよ…。詳しくは「愛について」で書くべき内容なので、これ以上は控えたいと思います。ま、書く書くと言って書けないのは僕の悪いところですが、諸事情がありまして…(汗)。


「サスケはお前を見ようとはしていない
自ら闇を求めている」
(我愛羅)

「……!」(ナルト)

「ナルト…お前はオレに
”自分は火影になる男”だと言ったな
……オレは風影になった」(我愛羅)

「………」(ナルト)

「影の名を背負う覚悟を決めたなら
サスケの友としてお前が本当にやるべき事をやれ」
(我愛羅)

「………」(ナルト)

そう言えば、五影会談を襲撃したサスケと再会した我愛羅は涙を流したな…と思い出しました。あの時、我愛羅は頭に血が昇って見境なくサスケを攻めまくり、自分の体を削る雷影すら救う冷静さがあったし、今回もナルトに生き方すら教えようとしている。これも我愛羅の魂の役割が機能してるんだと、僕は考える人なので我愛羅の行動様式は至極すんなり入って来ます。我愛羅は木ノ葉隠れでナルトに抱き締められた…と、僕は考えてるんだけど、我愛羅はそのお礼をしてるんだと思います。ここで気になるのはナルトの魂の役割なんだけど、それを話し出すとややこしくなっちゃうので別の機会にしましょう。実は僕も書きたくて仕方無いんだけど、タイミング的に書けないお話につきどうかご容赦願いたいです。自来也様が言ってましたけれど、僕も「文章とは”結び”で決まる」と考える派なので、タイミング云々で書けないという事は『NARUTO -ナルト-』の落としどころに関わるからで、想いを吐き出す我慢をしてるキッシーのご心中を考えれば、そう軽々には動けんとです。




<ドッ>

<タッ>(トビ)

<ザッ>(フー/トルネ)

<カラン>(ダンゾウ)

「!」(トビ)

「フー トルネ援護しろ」(ダンゾウ)

「右腕の封を解く」<カチャ>(ダンゾウ)

…と、そんな訳わかんないお話をしてましたら、ダンゾウが気を利かせてくれたのか、いよいよ奥の手を出すぞとばかりの展開。第四次忍界大戦を高らかに宣戦布告した忙しいトビがダンゾウの相手をするんだから、意味がない訳ないでしょ。それに、僕はダンゾウの体には他にも写輪眼が仕込まれていると予想しています。そして、トビは尾獣(禁術)兵器を作る必要がある。尾獣兵器の組成を以前、考えた時があったけど、写輪眼がチャクラで動く忍具(に近いデバイス)である想定から、ペインが各国に配ろうとした情報と合わせれば写輪眼をコアにしたパッケージが想像され、トビがダンゾウにアクセスするのは、うちは虐殺でレアになった写輪眼を収集に来たんじゃないかと思えてならんとです。ま…しかし、やる気満々で右腕を曝すダンゾウですが、その矛先が果たしてトビに向かうのかは鉄板ではなく、寧ろトビとダンゾウがめちゃめちゃ仲良しだった…なんて展開の方が五影会談でダンゾウが見せた不可解な動きの説明もし易く、汚れたオトナ代表のケルベロスとしてはフーとトルネの身の上を心配したい気持ちで一杯であります。それと凄く余談だけど、そろそろカブト(大蛇丸)も出してやらないとイジケると思うんじゃない…?(笑)

地元の書店の「皆の書」が売り切れですた…(汗)。
会社の帰りに買って帰る予定でーす!!楽しみーッ!!

「皆の書」ゲット!!雑感明日書く(091207)




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