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「ま…(ry」(まっカカ…其の十弐)

 
「まここはオレに任せて」(第420話/「戦場、木ノ葉!!」)

「まこれはオレの役目だ」(第483話/「再びの師弟!!」)

久方ぶり(作中で3年、リアルで6年?)の再会を果たしたカカシとサスケですが、サスケの変わり果てた姿にカカシが思いっ切りブルーになって、いよいよ不可避である自分の「役目」を受容するシーンで、サクラに向けられたセリフが、ペイン戦でイルカを退かせる時に出たセリフと似てる事に総毛立った方も多かったと思います。こ、これはカカシの「死亡フラグ」なのでは…!?心配性カカシスキーな人であればそりゃもう心配で心配で…心中、お察し致します…合掌…(笑)。でも、何故だか僕はあまり心配じゃないんですね。この行でパッと見、カカシの「死亡フラグ」は林立してるんですが、どれもダミーかと。そもそも、ペイン戦で埋められたカカシも死にはしませんでしたし(…と口が酸っぱくなるほど(ry)。

「お前の覚悟の重さはオレが受け取るよ」(カカシ)

第483話/「再びの師弟!!」で、カカシはサクラの「覚悟」というものを、眼前のサスケの存在よりも重きを置いている点に注目すれば、五影会談での雷影、水影との対戦→ダンゾウとの激戦で疲弊したサスケのチャクラにあまり危機感を抱いてない事に気付きます。何よりサクラを殺そうとしたサスケの性根に、例えば八尾戦で「万感の天照」を出した「愛」を僕らが感じられないように、堕ちる前のサスケを知るカカシには、大切なものの何たるかを見失ったサスケなど恐るるに足りない…つーか情けなく感じてるのだと、僕は考えています。カカシはサスケの弱さを既に見切っているんじゃーないでしょうか。全てはサスケを死に体にしたカカシの介入のクナイの切先(本誌98頁)が全てを物語っているじゃないですか。

「………お前を殺したくない…」(カカシ)

もしもサクラをサスケの千鳥が貫いていたら、サスケは生きてはいなかった…そのくらい危険なカウンターがサクラには用意があった筈です。カカシはそれを「覚悟」とし、サクラを認めているのです。そして、サスケを愛するサクラにそこまでの「覚悟」を極めさせてしまった自分を戒めるように「そんな重荷をお前が背負う事はないんだよ」と労(ねぎら)っているのです。このカカシの言葉の深さがサスケが既に「二度殺されている」とするナル×ジャンの「カカシ優位説」の根拠であります。サクラなんて綱手の弟子ですから、「力」ではなく「命」に直にアプローチする攻めがあるかも知れない。薬物…毒を使うかも知れない。人間が…「女」が死ぬ気になったら怖い!!怖いのッ!!<クネクネ>


「…今なら
アンタの言ってた事も
少し分かる気がするよ」(アスマ)

「木ノ葉を離れたり…
好き勝手な事ばっかりして
悪かったな…

後悔はしてねーけどな

…今は猿飛一族に生まれたのも
悪くねーと思えるぜ

アンタはちゃんと
里長としての役割を果たした」
(アスマ)

「かっこいい父親だったよ…」(アスマ)

火の国の三代目火影の慰霊碑の前でアスマがオッ立てた死亡フラグ…(第35巻/95-97頁)。その後、他にも数多の「死亡フラグ」をオッ立てまくってアスマは逝きました(汗)。人は自分の死期を前に心残りを処理してから逝く…それが「死亡フラグ」として描かれるんだと思いますが、これは「アスマ→ヒルゼン」の想いを綴ってるから「死亡フラグ」足り得ると僕は考えます。きっとアスマの目にはヒルゼンが「ダメ親」として映ってて、しかし、自分がヒルゼンのステージを理解できるようになった時に後悔が噴出したのだと思います。これは「愛」をミクロで感じるか、マクロで感じるかの違いであって、実は『NARUTO -ナルト-』の主題に肉迫する部分でしょう(だからまだ書かない…笑)。


「…どんなに落ちても
大蛇丸がかわいいと思えてたんだな」(カカシ)

「三代目火影様がどんな気持ちだったか…
今になって分かるとはね…」<クイ>(カカシ)

「それなら…
アンタは三代目の二の舞を演じる事になる」(サスケ)

第483話「再びの師弟!!」で見せたカカシの「似非死亡フラグ」はアスマ→三代目(ヒルゼン)の歪んだ親子関係の邂逅とは、ぶっちゃけ違うと、僕は考えています。あの時、木ノ葉に忍び寄る”暁”の魔手から「玉」を守る為に、アスマは「覚悟」していた訳で、ヒルゼンの「玉」と自分の「玉」は違う。けれど、何でヒルゼンがダメ親だったかがやっと分かったと言っている訳で、対してカカシはヒルゼンが大蛇丸をどんな風に感じてたかを言っています。ま…そこで屍鬼封尽なんか使っちゃたからヒルゼンは死んでしまったんだけど、ヒルゼンは木ノ葉の「玉」を守る為に大蛇丸と戦ったんであって、カカシはそれとはちょっと違うと思うんです。アスマとカカシは似た事を言ってるけど、中身は全然違うのよ。

カカシの「玉」が何なのか?

普通に考えれば「第七班」の可愛い弟子達であると思います。…が、ややこしいのはカカシが火影に事実上、選任されてしまった事です。カカシはオトナですから、自分の立場役割を認識して行動するでしょうから、それがサスケに対する認識を別けるポイントになるでしょう。しかし、カカシが大事なナルトを不覚にも居眠りブッこくようなヤマトに委ねてサクラを追ったのは、七面倒くさい火影うんぬんを棚上げにし、その前にサスケに相対したかったからではないかと思えるんです。つまり、カカシは火影就任を未だ受諾しない…単なる「先生」としてサスケに会いたかったのだと、僕は考えるのです。「大蛇丸がかわいいと…」というのは、「サスケがかわいい…」とカカシが考えてるって事じゃないでしょうか。

そうなれば、カカシの「玉」とはサスケなのだと言えるでしょう。ちなみに、飛段戦でのアスマの「玉」とはシカマルであり、その意味でアスマとカカシの目的がそもそも違う訳です。カカシはサスケを助けたいと考えてるんじゃないでしょうか。だから、サクラを殺ろうとしたサスケを間合いに入れた顔面にクナイを突き立てなかったのです。あれは「覚悟」を極めてサスケに接触したサクラからサスケを救ったにも等しくも思え、カカシがサスケを「堕ちた」と感じながらも、一縷の希望を残しているように僕には見えるのです。ま…それに毒づくサスケが「どんだけー!?」な訳ですが、それも久方ぶりに再会したカカシへの照れ隠しだったなら、それはそれでサスケっぽくて可愛いじゃない。

「どうしてだ…
なぜ…ついていけない……」(再不斬)

「今のお前では
オレには勝てないよ」(カカシ)

「お前は気付いていない……」(カカシ)

僕は寧ろサスケが再不斬に見える…と感想で書きました(第4巻/81-82頁)。詳しくは「カカシが怒った日」(はたけカカシの考察)をご参照下さい。カカシは再不斬に自分の過ちを重ね合わせ戦ったのだと思います。それが唯一、カカシを怒りに駆り立てた戦いを組成したのです。カカシが唯一、自分の為に戦った…それが再不斬だったのです。サスケはサクラを殺めようとしました。その本気の殺意をカカシは咎めているのです。かつて自分がリンを見捨てようとした事をオビトが咎めてくれた。そこに「愛」があった事にカカシは気付いているから、カカシは誰かに「愛」を注げるのです。そして、それが今、サスケに向かっている…。カカシの「愛」は確かにサスケへと向かっているのです。

「目を背けるな
必死に生きた男の最期だ」
(カカシ)

皆さんの心配なお気持ち…解ります。これからカカシとサスケがどうなるのか?でも、カカシはこうも言ってましたよね(4巻/103頁)。僕らは『NARUTO -ナルト-』の中の「一生懸命」から目を逸らしてはならないと思うんです。僕も波の国の「白」再不斬に限りなく萌えてしまったから、再不斬の最期は辛かったです。でも、そこに「愛」がある事を僕らは既に知ってしまった。一度掴んでしまったら離せなくなってしまう…絆を感じてしまった。だから、こんな「カブリツキ」で『NARUTO -ナルト-』を楽しんでるんですよね。怖いけれど、辛いけれど、カカシ(…とサスケ)を見守って行きましょう。勿論、ナル×ジャンと一緒に!!こんな風に心配かけるなんて、まったくカカシってヤツは…(笑)。

「まここはナル×ジャンに任せて」

寧ろ、これがナル×ジャンの「死亡フラグ」にならぬように…
またまた「まっカカ」期間限定で動き出すような(ry

でも…カカシは大丈夫…だと思いますけど…。


 
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第483話「再びの師弟!!」


<ザッ>(カカシ)

「あ~あ…」(カカシ)

「オーイ!」<パシ><パシ>(カカシ)

「……うっ…うん…」(キバ)

「サクラはどこだ?」(カカシ)

「え?…あっ……」(キバ)

サスケを追ってたんだろう?
サクラはどっちに行ったの?」(カカシ)

「……北に…向かって…
2時の方向…1キロ…」
(キバ)

<スー><スー><カク>(キバ)

サクラの煙玉でオヤスミ中の木ノ葉の男子3人と赤丸ちゃんのところにカカシが到着します。宿八からそう遠くないようです。カカシならサイの分身から得た情報と、サクラ達の行動範囲の見立て等を元に居場所を特定するのは雑作もない事でしょう。そして、何とか意識があったキバが教えるサスケの居場所…北を0時として2時ですから東北東の方向で距離が1キロ…実に的確です。こういう伝達方法はアカデミーで習うんでしょう。サクラの煙玉には不甲斐ない木ノ葉の男子達だったけれど、最後に良い仕事をしてくれました…合掌……って死んでないしーッ!!(笑)僕はサクラが薬物を使って来ると考えてました。サクラの師匠は綱手ですから。今回は睡眠薬だったけど、もっと凄いのもあると思います。


「サクラの奴…
綱手様から相当強い眠り薬の
調合を教わってたな…

これじゃ当分起きないか…」(カカシ)

「よいしょ…」(カカシ)

「悪いが時間がないんで
先に行くよ」
<スッ>(カカシ)

多分、周囲に危ない気配もなく、サクラの決意を…その危険性を強く感じるカカシにとって、サクラの確保が最優先なので、男子はここに置き去りです(笑)。しっかし、女の子一人にこうも簡単に眠らされるのって、やっぱ男の子は純真なんだわー…。逆に女の子ってしたたか…よねー(笑)。凄く強力にしても睡眠薬だったからいいけど、これが致死性の猛毒とかだったら全員死亡だから、サクラが本気で容赦なく行けばサスケだってヤバいと、僕は思ってました。それがサクラの「嘘」の終着駅なんだけれど、サクラが何もかんもかなぐり捨てて…自分の命すら捨てる覚悟で突っ込んで来て、しかも解毒不能の猛毒を隠し持っていたら…と考えて、僕は独りゾッとしてた次第です(汗)。

ま…木ノ葉の男の子達の弁護をするなら、サクラに気を許してた…ややもすると「ほの字」で…且つ、サクラに殺意や悪意がなかった事を鑑みれば、不可避の事態だったと思います。サイはある程度サクラを警戒していたけれど、それでもキバやリーごと眠らせるとまでは思わなかった…それが甘いっちゃー甘いけど、基本、この子達は純真な子ばっかだから。デフォルトで他者を疑ってかかる子よりは、僕は好きよ。それが忍としてどうなの?っていうのはあるけど、逆に忍そのものの存在を問う流れの中に在って、彼らのほのぼのとした雰囲気は救いでもあると思うんですね。あっ…そろそろ「書くに書けない領域」に踏み込んで来たんでアレなんで、木ノ葉の男子達には是非とも良い夢を見(ry


<ザッ>(サクラ)

「お前がオレについて来て何の得がある…
何を企んでる?」
(サスケ)

「何も企んでなんかない…!
サスケくんが木ノ葉から居なくなって……
私はあの時一緒に行かなかった事を
ずっと後悔してた!」
(サクラ)

(こいつ…
……昔の…仲間か…
こいつもサスケを…
……だけど…)(香燐)

「サスケくんの望み通りに動く
もう後悔したくない……」
(サクラ)

「オレの望みを…知っているのか?」(サスケ)

「そんなの何だっていい!」(サクラ)

「私はサスケくんの言う通りに―」(サクラ)

「木ノ葉を潰す…!
それがオレの望みだ…」
(サスケ)

場面は変わってサクラとサスケと倒れた香燐の居る鉄の国の辺境の大きな橋梁。ダンゾウの封印術が削り取った凹みの向こうからサスケ側にサクラが接近します。先週のサクラの「私もサスケくんについていく!木ノ葉を抜ける!!」(第482話「もう一度…」)もサスケは懐疑的…つーか全く信じてなくて、剰(あまつさ)え「(損)得」で片付けようとするサスケが、僕には凄くショックでした。サクラがそれを意に介さず言葉を続けるのと、倒れて息も絶え絶えの香燐がサクラを感じ、思い遣り、(……だけど…)と悲しむ反応の差異に二人の気持ちのベクトルの違いを感じました。香燐はサスケに今も恋をしてるから、サクラが可哀想に感じるんだと思います。だから凄く切ないのよ。

でも、こんな風に人を好きになれるって素敵だな…と思うんです。騙されようと裏切られようと変わらない想い。好き。愛してる。それって信じる気持ちだから美しい…と、僕は思います。ま…それは僕が「可愛い悪魔論」を唱えるからだけではなくて、真っすぐに誰かを想う気持ちって純粋に素敵だな…と思うんです。しかし、それはサクラがサスケを愛してないという意味ではなくて、あくまでもベクトルが違うのね。サクラはサスケに嘘をついて近付き殺そうとしている…と、僕は考えているので、純愛一直線の香燐が感じるようにサクラはサスケを感じていないと思っています。そして、そこにはサクラの揺るぎない覚悟がある…と思ってたんですが、それがどうも…サスケの黒さに揺さぶられるのです。


「…お前は本当にオレの為
木ノ葉を裏切れるのか?」(サスケ)

「…うん…
サスケくんが…
そうしろと言うなら…」
(サクラ)

「なら…それを証明してもらう…

こいつに止めを刺せ…
そうしたらお前を認めてやる…」(サスケ)

「!!」(サクラ)

<スッ…>(サクラ)

「その人は…?」(サクラ)

「オレの組織した”鷹”のメンバー
今は見ての通り使いものにならない…」(サスケ)

「サクラ…お前は医療忍者だったな…
こいつの代わりになる…丁度いい…」(サスケ)

(こんな事…
やっぱり昔のサスケくんじゃない…
…変わってしまった……)
(サクラ)

サスケは端っからサクラを信用してない様子で、サクラも基本、大根なんで揺らぎを隠せない。ほぼバレバレの状態でサスケがサクラに取引を持ち掛けます。最早、息も絶え絶えの香燐に…止めを刺せ!!…なんて、サスケの黒さ加減がいよいよモノホンっぽくなって擁護する気持ちが消えて行きます。たとえゼツがサスケを監視してるにしても、ここまで黒くなる必要はないと思うんですよ。例えば、サクラが接触して来た事を口実にして香燐を置き去りにして逃走する選択肢だってあった筈だし、寧ろサクラに接触する時間が長引くのはサスケにとってデメリットの方が大きいでしょう。それでもこんな風にサクラを試すような事をするのはサスケが望んでる…楽しんでいるような気がしてなりません。

サスケは凄く寂しいんじゃないでしょうか。だから、自分に向かう感情無意識に反応してしまう。サスケが好きな香燐も、足手まといと切り捨てダンゾウと共に千鳥鋭槍で串刺しにしたし、サスケに付いて行く!!木ノ葉も抜ける!!なんて声高に叫ぶサクラにも、その嘘を見切った上で香燐に止めを刺すように仕向ける…。まるで猫が家に迷い込んだ蟲を弄んで殺してしまう…ような無邪気な残酷さが漂っています。サスケは何もかも失ったと思い込んでいるから飢えてるんじゃないかしら。素っ気ない顔でサクラに接してるけれど、ホントは満更でもないのかも知れません。そう考えると、サスケがこんなに真っ黒な行動をしているのが何となく納得できるんですが…皆さんはどう思いますか?(汗)


<ザッ>(サクラ)

<スタ><スタ>(サクラ)

「どうした?
サクラ…できないのか…?」(サスケ)

(この人は…関係ない…
ここで…ここで私が…)
<スッ…>(サスケ)

(今…サスケくんを刺せば…
全てが終わる…!)
(サクラ)

やはりサクラは一人でサスケを殺すつもりでこの場に来た様です。そもそも端っからバレバレのサクラの里抜け宣言でしたが、サスケにも当然お見通しでしょうが、サクラがこんなクナイ一本持ってサスケを殺せると思い込んでるところが、中二病過ぎて怖い…怖いの(笑)。余りにも現実味がないもんだから、サクラの行動が読めなかった…。それが宿八でナルトに嘘告した後、カカシがサクラをそのまま行かせてしまった理由なんだと思います。カカシが「やるねサクラ…」(第482話「もう一度…」)と不意に呟いたのは、サスケスキーの一途な女心を、もう恋なんてしないなんて(言わないよ絶対じゃーないのね)考えてる昔バカだったなので今は賢い?…カカシがサクラを褒めた一言だったと思うんですよ。


「…やめろ
サスケェ…」
(香燐)

<バチチ>(サスケ)

「!?」(サクラ)

<ザッ>(カカシ)

「!?」(サクラ)

「…!」(サスケ)

(本気の殺意…)(カカシ)

「落ちたな…
サスケ」
(カカシ)

そんな理解不能なまでのサクラの一途な想いをサスケは弄んでいるように、僕には見えてしまいます。そして、そんなサスケを香燐はこんなになっても止めようとしている…。香燐のその一言が、僕には凄く切なく響きました。香燐はサスケの寂しさを理解してるからこんな事が言えるのかなー…と思えるからです。しかし、サクラがクナイでサスケを殺せると信じてるのも不思議ですが、そんなサクラを後ろから千鳥で殺そうとしてるサスケも不思議ちゃん通りこして呆れます。まったく…寂しがりやさんにも程がある(笑)。ま…そんなサクラの大ピンチを救うのがカカシなんですが、キバ達が眠らされた森から1キロと近かったのが功を奏したようです。それでもギリギリだったんだけどね(汗)。

この時、サスケはカカシに全く気付いてない様ですし、カカシがサスケの本気の殺意を感じてるからには、サスケはmjdサクラを殺そうとしてたと断定できると思います。それでもカカシはサスケの千鳥を抑え、サスケの身体を死に体にし、且つ自分は左手でクナイを構えサスケを間合いに置きながらも刺さなかった…確実にサスケを殺せたのにそうしなかった。それはサスケに不覚にも後ろから千鳥で貫かれそうになったサクラの迷いと似ていると思います。カカシもサクラと同じように迷っているようです。ちなみにサクラのクナイには猛毒が塗ってある筈で、クナイがサスケに刺されば確実に絶命する状況だったと思います。それにクナイ以外にもサクラの身体に猛毒が仕込まれてて、サクラの身体に触れただけでアウト…勿論、自爆なんだけど…の可能性もありでしょう。

よーく考えれば、カカシはサクラの大ピンチではなくサスケの大ピンチを救ったようにも思えます。勿論、サクラもサスケの千鳥に串刺しにされてタダでは済まなかったでしょうが、サクラはサスケ諸共死ねるならば本望…大好きなサスケにこれ以上間違った道を歩ませたくない!!…みたいな覚悟があったんだと思います。サクラは本当に死ぬ気だった筈です。だから、サスケの千鳥に気付き体を翻してサスケに向き合ったのです。サスケの千鳥をその身に受け止め、サスケの身体の何処かに猛毒のクナイをチクリと一刺しすればジ・エンドですから、カカシのクナイの間合いに収まりながらサスケが見過ごされたように、寧ろ、サスケは庇(かば)われた…とカカシスキーのケルベロスは考えてしまうのです(笑)。


<ヒュー>(サスケ)

<ザッ>(カカシ)

<ガッ>(カカシ)

<ザザッ…>(サスケ)

<スタ>(カカシ)

「ヘッ!
次から次へと…」
(サスケ)

「サクラ…お前一人で
サスケを殺ろうとしただろう…?」
(カカシ)

「……!」(サクラ)

「………」(サクラ)

サクラがクナイを握りしめてるでしょ。そして、カカシはサクラの明確な殺意を愚にも付かない世迷い言とはしていません。カカシはサクラがどんな想いでクナイを握りしめていたかを感じているんだと思います。カカシはサクラを認めているんです。サクラが綱手直伝の薬物調合でキバ、リー、サイを簡単に眠らせたスキルで、サスケすら殺すに足る猛毒(C兵器)を作れると見立てている…それが「やるねサクラ…」の核心でしょう。サクラの決意の重さを…サクラの手にするクナイの重さを…カカシは感じているのです。サスケが本当に大好きなサクラが如何にしてサスケを殺す覚悟を決めたのか…カカシは充分に察しているから、サクラの手を汚させたくはなかったのだと、僕は思います。

もっともサクラのクナイがサスケに擦りもしない…ってのもありますが、サクラの事ですから、抑えの抑えの抑えくらいまで何重にも手が打たれてたかも知れません。当然、サクラがそのシーケンスで無事で居られる訳はなく…。全ては頭を垂れて唇をギュッと強く結ぶサクラの表情に滲んでいます。それらを織り込んで、これ以降に続くカカシの自戒の念を込めたサクラへのセリフを読み込むと重いんですよ…めちゃくちゃ重いのよ。それと、サクラの中二病説ね…。あれもちょっと失礼なお話かも知れんと、僕も自戒してるところです(笑)。そもそも女の子の力を甘くみちゃいけない。カカシはリンちゃんにそれを教わったんじゃないかな…。カカシの落ち着きを見るにつけそんな気がしてならないんだよなー…。


「そんな重荷
お前が背負う事はないんだよ

第七班の先生でありながら
お前達をバラバラにさせてしまったのは
オレの不甲斐なさだ

サクラ
お前を安心させようと
無責任な事を言った…」(カカシ)

「大じょーぶ!
また昔みたいになれるさ!」
(カカシ)

「自分に言い聞かせてたのかもしれない…

だらしない先生ですまない…」(カカシ)

「…そんな事…」(サクラ)

「………」(サスケ)

カカシの言葉がサクラに雪のように優しく降り積もるようじゃないですか。この世の汚れや乱れを覆い隠すように…優しく柔らかく埋め尽くすように、カカシの言葉が静かに音もなく深々と降っている…。サスケが黙って(………)それを見てるのは、カカシの温かさを感じてるからだと思います。サスケは寂しくてこんなめちゃくちゃな事してると、僕は考えてるんですね。だから、カカシの想いが、温かさがサクラに惜しげもなく注がれるのが羨ましいんじゃーないかと、僕は思うんです。そして、カカシもサクラにだけ言って聞かせてるんじゃなくて、サスケにも、そしてカカシ自身にも言い聞かせている…。そして、僕はサスケの卑しくガッツくような…物欲しげな表情微かな希望を感じています。


「サスケ…
オレは同じ事を何度も言うのは
あまり好きじゃない……

だがもう一度だけ言っておく…」(カカシ)

「………」(サクラ)

「復讐に取りつかれるな!!」(サクラ)

サスケには里抜け前の樹上の密会で告げた想いです。サクラが詰まるのは何かしらの重さを感じてるからだと思います。カカシとサスケの秘め事…みたいな。サクラはカカシの言葉に自分達が拙く、幼く、そそれ故、守られた存在であった事を痛感してる筈です。それを噛み締めていた筈です。同時にカカシは自分を責めています。それはサクラやサスケを守りたいと本気で考えてるからです。これはもう「親心」のレベルです。実はココ…ナル×ジャン的には何気に「書くに書けない領域」でアレなんですが、それを感じられるか、感じられないか。それがサクラとサスケで正反対に描かれています。これは困った…。サスケのDQN指数は限りなく高いです。ナル×ジャンでも、もう庇い切れんとです(汗)。


「ハハハアハハハハ」(サスケ)

「ハハハハハハ…」(サスケ)

「………」(サスケ)


「…イタチを…」(サスケ)

「父を…母を…!」(サスケ)

「一族をここへ連れて来い!!
そしたらそんなもの止めてやる!!!」
(サスケ)

サスケの笑い方が余りにもギコチナイのでゼツの監視を意識した芝居だと、芝居だと!!…僕は思いたいのよ。サスケもサクラに違わず大根ちゃんなんだと、僕は勘違いしたいんですよ。この戦域の何処かにゼツが隠形してて、しっかり録画してるから、サスケがこんな三文芝居みたいなセリフを吐いてるんだと、僕は考えたいんです。ちなみに、イタチを殺したのはサスケなんだけど、そう仕向けた木ノ葉の上層部を責めてるのね。でも、それにカカシもサクラも関係ないですよね。しかし、そんなサクラをサスケは殺そうとしたじゃない。これがサスケの本心なんだとしたら、僕はサスケのホッペを張り倒して教えてあげたい。どんな事をしようと過去は変えられない…のだと。そして…人は…過去を受け容れないと

これからを生きる事ができない。


「………お前を殺したくない…」(カカシ)

「オレをいつでも殺せるみたいな言い方だな!!
いつまでも先生面すんじゃねーよ…
オレはアンタを殺したくて
ウズウズしてるぜ…カカシ」(サスケ)

(………
…マダラに…ここまで……)
(カカシ)

サスケはサクラに一回、カカシに一回都合二回、殺されていてもおかしくない。カカシはそう言ってるんだと思います。カカシがサクラを止め、自らもサスケを殺めようとしなかった想いにサスケは気付けずに居るのです。恐らく、その描写に気付けない読者も多いでしょう(もしかしたら、僕の見立て違いなのかも知れないけど…汗)。でも、そうじゃなきゃカカシがこんな事を言いますかね。この行のここまでの流れ。特にカカシが登場してからの一コマ一コマ。是非とも見直して欲しいです。カカシの言葉の一つ一つの重みを感じれば、サスケの思い上がった自分の力量への過信が酷くはしたなく感じられます。サスケはもっと気品のある子だったのに、やはりマダラの影響なのかしらね…。


「サクラ…
その子を口がきける程度まで回復させてやれ
今ならまだ間に合う
色々と…敵の情報を知ってる子だ」(カカシ)

「先生は…?」(サクラ)

「サクラ…お前はその子を連れて………
ここから離れてろ…」(カカシ)

(カカシ先生…)(サクラ)

「お前の覚悟の重さはオレが受け取るよ

ま…これはオレの役目だ」(カカシ)

カカシは香燐の治癒をサクラに担当させる事で、サクラを後方に押し返す気遣いをしているのです。サクラもそれがカカシの方便である事を感じています。だから、泣きそうになってますよね。そして、カカシはサクラをどんなに深く理解しているかをちゃんと伝えています。これって子供に対して大人が是非ともやるべき事なんだと、僕は思います。子供だから大した事考えてないだろ…と思うのは浅はかです。子供だって実は凄い事考えてるのよ。僕もそうだった…。でも、それが大人には伝わらない…って言うか、伝わっててもそれを子供にフィードバックしないから、子供が迷うのよ。厄介なのは子供の頃の不満を大人になって忘れちゃうところ。忘れちゃうからカカシみたいに出来ないのよ。

それって「ピーターパン」のテーマなんじゃないかと、僕は考えちゃう人なんですね。そして、僕は子供の頃の悔しさを何故だか忘れなかった一人みたいです。ま…僕はカカシみたいに素敵でもないし、カッコ良くもないけど、カカシの言葉は良く解る。凄く刺さりますもの。こんな風に、こんなややこしい場面で優しく微笑む度量なんて、とっても僕にはないけれど、こんな大人になりたいと思います。この場でカカシがサクラに見せるド性骨はサクラにサスケを殺す決意をさせてしまった贖罪でありましょう。それはカカシがまだ幼かった神無毘橋で感じた後悔に重なる想いに他なりません。カカシはデフォ自分を責めちゃう人(セルフの攻め受け両刀使い?!…なんてあるんかしら…笑)だから、こんなにややこしくてカッコ良いのです。

それと皆さんが心配してる…のかな?…カカシの「死亡フラグ」ですが、今回はその必要はないと思いますよ。カカシとサスケではステージが全く違うから。それはサスケとサクラのカカシへの反応の差異を見れば一目瞭然でしょう。「本当の強さ」をサスケはカカシに教えられるのだと思いますよ。今回、無数に立ったかに見えるカカシの「死亡フラグ」ですが、全くのダミーだとナル×ジャンでは考えています。ま…一度は死んだ(だからカカシは死んでないと口を酸っぱく(ry)カカシでありますれば、大船に乗ったつもりで(汗)。それとナルトが現場に急行するのは思い余ってサスケを殺してしまいかねないカカシからサスケを救う為だと思うんですよねー…。

だから…カカシは大丈夫、大丈夫!!


「………」(サクラ)

「ホラ早く行けサクラ」(カカシ)

「…どんなに落ちても
大蛇丸がかわいいと思えてたんだな」
(カカシ)

「三代目火影様がどんな気持ちだったか…
今になって分かるとはね…」
<クイ>(カカシ)

「それなら…
アンタは三代目の二の舞を演じる事になる」(サスケ)

…と、カカシが何だか三代目の墓前のアスマみたいに見えなくもないけど、今まで写輪眼すら出さずにサスケの相手をしてたカカシと、香燐に回復してもらったにしても、かなりお疲れのサスケですから。最終頁でサスケの両目が三つ巴の写輪眼っぽいのがちょっと怖い…瞳力が回復した?…けれど、カカシはほぼ満タン状態だし、大切な人を守る為に戦うカカシと、守るべきものが何も無いサスケでは比べようもないでしょう。セリフの流れではサスケに大蛇丸が重なるけれど、僕にはサスケが再不斬に見えて仕方ないです。ま…カカシが「攻め」の時は強いから!!ペインの時は「受け」に回り過ぎただけ(笑)。今回は胸まで埋まっちゃう事も、ましてや一本足になっちゃう心配もございませんので…あしからず(笑)。

取り敢えず…香燐が助かって良かった…。


業務連絡(100222):引き続きメッセージのお返事の徳政令を…平に平にご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。低空飛行ながら何とかやっておりますので、ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。職場の人手が大幅に削減されましてエライ事になっておりまして、青息吐息でございます(汗)。「ま…ここはオレに任せて」…じゃなかった…「ま…これはオレの役目だ」心意気で居りますれば、引き続き生温かい目で見守って下さい。行く行くは勤務時間の関係で更新パターンなどは変更を余儀なくされるでしょう。「閉鎖」まではないと思いますので…。

 
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照れ隠し

 
<ハァ><ハァ><ハァ>(香燐)

「ねえ!!皆どこ!?」(香燐)

「グルルルル」(クマ)

「ガウッ!!」(クマ)

<ドッ>「キャー!」<ガッ>(香燐)

<ドゴ>(獅子連弾!!!)(サスケ)

「!?」(香燐)

第482話「もう一度…」の香燐の切ない回想…中忍試験に香燐も参加してて死の森に行ってたのね。そこで仲間と逸(はぐ)れてクマに襲われてた…香燐の大ピンチを救ったのがサスケだった。これが水月が香燐にぶっ飛ばされる切っ掛けを作った「昔君はサスケに…」(第39巻/56頁)の伏線回収だったと思います。しかし、水月は霧隠れ出身の筈で他国と国交のない水の国の隠れ里である霧隠れの忍が木ノ葉隠れが主体になって催された中忍試験に参加してた筈ないから、水月はちょっとキナ臭くなる…と、僕は咄嗟に身構えてしまったんです。水月の情報源は恐らく大蛇丸…となれば、水月は単なる大蛇丸のモルモットじゃなかった…って事です。

「ホントは知ってんだよ…
昔君はサスケに…」
(水月)

「!!」(香燐)

香燐は水月が中忍試験のエピソードを知ってる水月をぶっ飛ばしはしましたが(第39巻/56頁)、水月がそれを知ってる事を不思議がっていなかった…これはちょっと気になる…つーか香燐もキナ臭いんじゃねーかと不安になってしまいます。香燐が水月の頭を吹き飛ばして(水月は水化できるので無傷)黙らせたのは、恥ずかしかったからではなくて香燐と水月が大蛇丸で繋がっているのをサスケに勘付かれたくなかったからだとしたら、香燐と水月は同じ穴の狢(むじな)になってしまう…(汗)。香燐の死の森の回想が余りにも切なかったので、それだけはイヤだなー…と思うので、大蛇丸と吝かじゃなかった水月を香燐は意識していた…んでしょう。

ただ、どっちにしても水月はかなりヤバイと思うんです。五影会談の前に木ノ葉に向かう”鷹”の前にトビが突然現れて、ダンゾウをエサにしてサスケの鼻っ先を五影会談に向かせた時も水月はトビにかなり傾倒してるように思えましたし、天然の重吾に比べて水月はかなり黒いです。香燐の水月と重吾に対する機微はそれを如実に示していて、サスケに関与しようとする水月を見張っているようにも見えます。香燐がサスケを愛してるのは既に確定してるので、大蛇丸の部下から完璧にサスケに寝返ったと考える方が香燐の行動には整合性が得られると思います。それに香燐がサスケだけに噛ませたし。水月は水槽の中で時間をかけて治癒してた…ポニョみたいに浮かんでた…アレ(笑)。

ま…いきなり横道に逸れてしまったけれど、死の森のクマちゃんを一撃でのしたサスケの「獅子連弾」。あれって死の森の後の「第三の試験」の予選で赤胴ヨロイをやっつけた行でお初だった筈で、死の森では存在しないワザじゃねーでしょうかと、何通かタレコミでありまして、そんな細けー事はもういいじゃない…と思いながら第一部の中忍試験(サスケの対戦は第8巻に収録されています)を久しぶりに読んでみました。そしたら、ちょっと面白い事に気付いたと言いますか…面白そうな捏造話を思い付いちゃったんで…基本的に間違い探しみたいな考察はあまり好きじゃなくて、ま…どうでもいいっちゃーいいんですが、ちょこっと書いてみます(笑)。


「サスケェ!!
てめーはそれでもうちはサスケかあ!!
ダッセー姿見せんじゃねェー!!!」(ナルト)

<ハァ>「!」<ハァ>(サスケ)

「!」(あいつは…!!)(サスケ)

(そうか…!!)

チャクラの吸引を得意とする赤胴ヨロイに手を焼くサスケが何気にピンチに陥って、それをナルトが励ましています(第8巻/82-83頁)。それでサスケがナルトの後ろに居るリー君に気付く場面で、何かを思い付いています。エーッと、中忍試験の前のエピソードでリーとサスケは対戦してまして、リーの体術の前にサスケは危うく殺られそうになる場面でガイの介入があり助かっています。サスケはこの時、写輪眼でリーの体術をモニターしていまして、それがその後のサスケの体術や瞬身に大きく影響しています。「影舞踊」もこの時コピーしてて、この場面で見せたサスケの(そうか…!!)は、フィジカルコンタクトを回避する方法を「影舞踊」に見出した描写だったと、僕は考えています。


「!!」(アレはボクの…!!)(リー)

(何っ…!?)(ガイ)

<フッ>「もっともここからは
オレのオリジナルだけどな…」
(サスケ)

リーもサスケの動きに自分の体術を生き写しに感じてて焦るんです(第8巻/85頁)。ガイもサスケの体術にリーを感じています。しかし、いくら写輪眼のコピーでイメージを得られたとしても、それで身体が反応できる訳はなく、サスケが実際に「影舞踊」をやってのけるところが凄い訳。二人はサスケのポテンシャル(潜在能力)に驚いてるんです。「影舞踊」はチャクラ吸引で物理的な接触が危険な赤胴ヨロイを蹴りで跳ね上げ、踏ん張りの利かない空中で動きを支配するのにバッチ来いだった訳です。サスケはリーの「影舞踊」をコピーして実戦でいきなり投入しただけで、そのあり得なさにリーとガイは驚きを隠せないのね。流石のサスケもパクリには恐縮してて、不覚にもエクスキューズしてるのが可愛いです(笑)。

「もっともここからは…」

サスケは「影舞踊」はコピーしたけど、その後に繰り出すワザは「オリジナル」だよ…と軽く言い訳してるんです。決してこれまでできなかった訳じゃないです。確かに「影舞踊」即興だったかも知れないけど、「獅子連弾」は違う。既に会得してると宣言してるんです。これは何を意味するんだろうかと、僕は暫し考えました。そしたら、死の森のクマちゃんの顔が浮かんで来たんです。香燐に「グルルルル」とにじり寄り、「ガウッ!!」っと襲い掛かったクマちゃん。サスケは香燐の絶体絶命の大ピンチに偶々臨場したんだと思うんですが、咄嗟に身体が動いてしまった…。でも子供体型の小さなサスケがあんな大きなクマちゃんを一撃で倒す為にはどうすればいいか!?サスケはその答えを絞り出そうとした筈です。

死の森の一撃がサスケの「獅子連弾」を生み出した!!

自分の何十何百倍もあるようなガタイのクマを打ちのめす獅子の蹴り足。それが「獅子連弾」の命名の由来。きっと、クマちゃんから連想されるそれより上位のイメージを「獅子」にサスケは感じたのでしょう。切迫した状況…サスケは香燐の大ピンチを救う為に身体を回転させ、身体の中で硬いとされる踵(かかと)を打点に選び、その部位が最も高速で対象の急所にヒットできるボディメカニクスを駆使した結果、「獅子連弾」即興で生まれた!!!だから、中忍試験のヨロイ戦では「オリジナル」として既に完成されていたのではないかと思います。香燐を助けようとするサスケの必死な優しさ「獅子連弾」の生みの親だったなんて…そんなサスケも居たんだな…と思えて嬉しい。凄く嬉しいです。

「じゃあな…」(第482話「もう一度…」)

それは…内心は必死だった

…幼き日のサスケの…精一杯の…

…………照れ隠し…。


 
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やるねサクラ…

 
「一人でサスケを殺すつもりだな」(カカシ)

第474話「火影としての覚悟…!!」でカカシがそう言うのだけれど…カカシってこんなに鈍い人でしたっけ?…暴走するサクラの「恋の中二病」よりも何よりも、カカシがサクラをそのまま行かせてしまった事に、僕は愕然と暫し凍り付きました。ナルトがサスケを想い宿八ゴロゴロしてるところに、トビが突然現れて「イタチの真実」から「六道仙人の呪い」までをペラペラと捲し立てて、こりゃかなりヤバい展開だったけれど…カカシが事の重さに狼狽(うろた)えててた訳ではないと、僕は考えています。サクラがナルトに嘘告する為にワザワザ鉄の国くんだりまで4人一組を組織してまで出張って来た意味が解らないカカシではなかったと、僕は思うんですよ。

きっとカカシの人間力があるならば木ノ葉の若い衆が話し合って決めた事くらいはサクラの思い詰めた表情を見れば判ると、僕は思います。そもそも、サクラの「練炭女疑惑」とはナルトにすら見破られるようなとてつもなく簡単なをついてナルトやナルトの護衛役のヤマカカを巻き込むサクラの手練手管だったと、僕は考えていたからでして、例の自殺する前に電話して来る…ぶっちゃけ、「止(と)めて!!」という自己提示だと思ってたんです。これからサスケを殺しに行くので止めて下さい!!宜しくお願いしまーす!!…みたいな(笑)。しかし、カカシはを見破られスゴスゴと退散するサクラをナルトはそのまま行かせてしまった。助けを求めてるにも等しい女の子を…ですよ。

ナルトがそんな情けない事するのは「若気の至り」で済まされても、カカシが一緒に居てサクラを見逃したのはかなり頂けないです。サクラがナルトに嘘告する事で止めて欲しいと考える練炭女とする僕の考えに拠れば、止めて欲しいと願うサクラをそのまま行かせたカカシがぶっちゃけ、僕には信じられんとです。カカシは昔バカだった自分を責める事に掛けては『NARUTO-ナルト-』の中でナンバーワンですから、この程度の男と女の駆け引きくらい察知できなければ、それこそリンちゃんが化けて出てきます(笑)。でも、カカシはサクラをそのまま行かせた…。これってどういう意味なのサ!?と、サクラの驚愕の新展開(第482話「もう一度…」のラスト)で再考の必要性を感じています。

「何かあるとは思ってたが」(カカシ)

サイの分身が宿八のナルト御一行に事の一部始終を伝える段になってカカシがやっと気付いてるんです。カカシの大人度が成熟されたものとする前提において、サクラには明らかな「中二病」の症例がありまして、カカシが宿八前でサクラを拘束せずに行かせたのは、優先順位も確かにあって、第四次忍界大戦の前にサクラの異常行動がカカシには矮小に思えたからじゃなかったんでしょうか。でも、心の何処かで引っ掛かってたんでしょう。それがサイ(分身)の登場で存在感を強めたんだと思います。でもカカシはこの時点でやっとサクラに危機感を抱いてて、それがナルトをヤマトに委ね、自分をサクラに向かわせる訳で、やっぱちょっとキレが悪りー…カカシにしちゃぁキレが悪過ぎます。

「!」(カカシ)

<ズズ>「やられました
急いで下さい!」
<バシャ>(サイ・分身)

「やるねサクラ…」(カカシ)

第482話「もう一度…」で、サイの分身が解け、サイの本体が活動停止に追い込まれた事をカカシは知ります。その前からのサイの分身のアナウンスで、サイ、キバ、リーとサクラ(煙玉女)がややこしい事になってたのをカカシは知ってたでしょうし、サイの分身が消失したのがサクラの仕業って事で、安心半分、サクラにしてやられた気持ちが半分で、カカシが複雑な心境な訳(笑)。サクラはサイや木ノ葉の若い衆だけでなくカカシまで騙してたって事です。カカシはそれをサイの分身の消失で実感しているのです。それがカカシの「やるねサクラ…」でしょう。もしかしたら、ナルトにすらバレてしまう嘘告とはカカシを欺く為のデコイだったのかも知れません。

サクラの嘘告はナルトへの「お別れ」だった…。

サイ達、木ノ葉の若い衆には「サスケを殺す」と嘯(うそぶ)き、ナルトには「好き」と言い遺す………。そして、その嘘さ加減がカカシのサクラに対する判定を見誤らせ見過ごさせた…。サクラが本気なら本気なほど、カカシはスルーしてサスケに向かいたかった…そう考えるのが合理的だと思います。しかし、サクラがカカシをスルーできなかったのはナルトにもう一度逢いたかったからだと、僕は思うんですよ。ナルトとほぼセットでもれなくカカシが付いて来る状態ですから。でも、サクラの中のサスケへの想いが強ければ強いほどナルトへの罪悪感は大きくなるのも事実。サクラはナルトを失望させる事でナルトの気持ちを振り払いたかったんじゃないでしょうか。

サクラは恐らく死ぬ気です。

そして、同時にカカシを「恋の中二病」で黙らせた(笑)。それにカカシが気付いた時にどんな気持ちになるだろう…と考えながら、カカシの「やるねサクラ…」を反芻すると、口の中が凄く甘酸っぱくなります。そして、カカシは今、全力でサクラの心を探ってるのだと思います。カカシは宿八の前でサクラを止められなかった事を悔いている。それはサクラが「女」だったからできたんだと、僕は思う訳。少女から大人の女性へ成長したサクラをカカシは感じてる。サクラの女心が産み落としたに、カカシはコロッと騙された…。そりゃ木ノ葉の若い衆がこぞって騙されるのも納得しちゃいます。カカシの全知覚、全思考、全能力がサクラに向かっている。

サクラを救う為に…。

カカシは焦ってるんです。


「…サクラか」<ギロッ>(サスケ)

<ハァ>(昔と…まるで感じが違う…
これがサスケくん…?)
(サクラ)

何しにオレの前に来た?」(サスケ)

(こ…こいつは…?)(香燐)

「サスケくん……!
私もサスケくんについていく!
木ノ葉を抜ける!!」
<バン>(サクラ)

第482話「もう一度…」のラストで香燐に止めを刺そうとするサスケをサクラが踏み止まらせるタイミングを生み出しています。そして、サクラがとんでもない告白を今度はサスケにしちゃいます(汗)。カカシの「やるねサクラ…」がなけりゃ、僕はこれも「中二病」の為せるワザだと思ってた筈です。でも、カカシの焦り方…悔い方を見れば、それが間違いである事に気付けると思います。やっぱり、大事な事は「心」が決めなきゃ。カカシはサクラという人間をしっかりと見つめてると思うんです。それはサクラのチャクラにどれだけの力量があって、どんな忍術が使えて…なんて事じゃなくて…

サクラがどんな気持ちで何を決したのか?

サクラの「心」が何を決めたのかってところです。

「じゃあな…」(サスケ)

(…もう一度……
…あの時の顔がみたかったなぁ…)
(香燐)

サスケの変貌をチャクラで感じるサクラと、サスケの笑顔の中に自らの淡い初恋を見出そうとした香燐。香燐はサスケ自身を見つめているんだけど、サクラは違う。このサクラはカカシを騙した「女」じゃない別の顔なんだと、僕には思えるんです。もし、サスケに恋する「女」であるなら、香燐と同じようにサスケ自身を真っすぐに見つめたと思うんですよ。きっと、同じように第七班でドタバタやってた頃の…極々稀にサスケが魅せる笑顔(※)を、サクラも探したと思うもの…。それが恋する女よ!!ぶっちゃけ、サクラはまたサスケにもをつこうとしてるって事です。しかし、今のドス黒いサスケ相手にそれがどんなにヤバい事か…

その深層に気付くカカシは激しく焦りまくってる訳です。

つまり、カカシはサクラの裏の裏を読んでる可能性があるって事です。恐らく、カカシの頭の中では、ナルトへの嘘告から煙玉女…サスケを見つけたサクラが木ノ葉の若い衆のお付きをパージ(切り離し)しちゃった行…までのサクラの中二病的異常行動が完全に繋がっている事でしょう。サクラにまんまと眠らされた木ノ葉の若い衆の落ち着きのなさとカカシの異常な落ち着きのコントラスト…それが、「人」を見る大人の「目」です。「心」を感じる「心」です。ま…何でこんなややこしい事になるかっつーと、「チャクラ」なんつーものが存在するからです。僕はこれも「六道仙人のトラップ」なんだと考えています。

全ては六道仙人が後世に課した悲しき呪い…。

カカシ間に合ってくれ!!!!!!


業務連絡(100218):おはよーッス!!更に忙しい日々が続いております。おまけに雪が降ってます(汗)。引き続きメッセージのお返事は徳政令を…<グォフォッ>(←吐血)。今回の考察も書くに書けない部分とかなり抵触してしまって、補足説明の筈が余計に舌足らずになってしまったけど、補足の補足は何処か他のでかい考察に収録できると思います。今はこれが精一杯です。のんびりしたいなー…。それが凄く贅沢に感じる。それじゃー行ってきまーすッ!!
 
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第482話「もう一度…」


「うっ…」(ナルト)

「!!」<ガバッ>(ナルト)

「気が付いたか」(ヤマト)

「オレってば……?」(ナルト)


「気絶したんだよ…
心配かけてホント…」
(ヤマト)

「………」(ナルト)

「カカシ先生とサイは?」(ナルト)

「………」(ヤマト)

今回は場面が小刻みにスイッチ致します。海外『NARUTO -ナルト-』を読まれている方の利便性を考えまして場面毎に統合せずにストーリーの流れ通りで行ってみます。紙面と首っ引きで付いてきて下さいね。先ずは「宿八」のナルトとヤマトの場面から。ナルトは過呼吸に陥って眠ってたんですね。カカシはサイとサクラを追ってるので、ヤマトが居残りでナルトを護ってるところでしょう。ナルトは本当に気絶してたようです。これまでもっととんでもない局面に際してもこんな事はなかったのに…やはり、八卦の封印式組み直しによって内助が薄れてる…詳しくは「ナルトは何故、過呼吸に陥ったのか?」(疑問の考察)参照。

…で、起きるなりこの場に居ないカカシとサイの所在をヤマトに確認するのはサクラを追いかけたであろう想定がナルトにあったからでしょう。ナルトは自分にサクラが嘘告した「本当の事」を察してあげられなかった事を悔いてるのだと思います。ただ、ナルトの弁護をさせて貰うなら、そんな事すら思い遣れないほどナルトはショックがデカかったと思うんですよ。大好きなサクラが嘘を付いて自分を退き下がらせようとした気持ちがサスケに満ちてたのだから、それはナルトには周知の事実であっても、余りにも生々しく見せつけられる拷問みたいな告白だったから、その気持ちの沈み方を考えるとナルトは責められない…と思います。

事実、僕は驚いてました。あんな違和感のある行動(練炭女?)を示したサクラをそのまま行かせた事を。でも、それはナルトに掛けられる嫌疑ではなく、どちらかと言うとカカシでしょう。ヤマトはナルトに一直線が基本なので、やはりカカシだと、僕は考えます。しかし、カカシもサクラをそのまま放免し、サイの分身が現れて「本当の事」を伝えるまで気付いてなかったのは…変だな…と思ってました。ま…それでなのか、カカシが今回、かなり微妙なんです。カカシの人を見る目ってこの程度だっけ!?と、僕はあれこれ考えてましたが、そのモヤモヤが何だか晴れてきた…。その辺も合わせて今回はカカシを見張ってみて下さい(笑)。


「オレはこいつの目を持っていく
サスケ…
お前は焦らずアジトに帰って休め」(トビ)

「瞳力の使いすぎだ…
いずれ強がってはいられなくなるぞ
……光を失いかけているその眼
一人で木ノ葉へ行って何ができる?」(トビ)

目的を達成させるには我慢も必要だ」(トビ)

今度はサスケとトビ。鉄の国の辺境の大きな橋梁。ダンゾウの裏四象封印術が抉り取った凹みに落ちたダンゾウの死体の脇に立つトビ。トビはダンゾウの右眼…シスイの写輪眼を回収するつもりの様です。器が死亡しても写輪眼は閉じない…つまり、器と独立した関係である事を提示していると思います。それを拡張すれば写輪眼そのものが生命体である仮説も力を帯びて来る訳で、マダラの存在に肉迫するネタであるとも考えられる…ナル×ジャン的には(汗)。ま…そんな写輪眼にトビがジメッとガッツイている…。その機微が非常に皮肉で面白いと思います。こんなの見せられると「写輪眼って何なんだろう?」…はもう一度考え直したくなります。

それと、トビがサスケの瞳力の使いすぎを危惧しています。多分、黒目になってしまった右眼だと思われますが、どうやら一時的な瞳力の消失ではなくて、「光を失いかけてる」ってのは封印=失明の一歩手前みたいな…かなりヤバイ状況のようです。サスケの場合、右眼は幻術と炎遁(黒炎の制御)を受け持つ要部ですから、それを回復してからでないと話にならない筈。トビはその現実をサスケに示してるんですが、ここで「イタチの眼」を自分から切り出さないのが大人だな(笑)。ぶっちゃけサスケに残された道は移植しかないんだけど、頭ごなしはサスケを意固地にさせてしまう。だから、トビの「我慢…」は深いのよ。トビの我慢が根っ子にあるから。


「お前はボクと一緒に里へ帰る…
…カカシ先輩の命令だよ」
(ヤマト)

「………」(ナルト)

「!」(ヤマト)

<スッ>(ナルト)

「フー…」(ヤマト)

今度は宿八のヤマナル。カカシがサクラに向かった事を知ったナルトもジッとなんかしてらんないでしょ。ナルトがサクラの嘘告を見破りながらそのままサクラを放免したのには八卦の封印式の介入があった(過呼吸は不介入)と、僕は考えてるんだけど、ナルトが知ってしまった事実を覆すまでの介入は無理でしょうから、ナルトの行動は自然でしょう。しかし、腰の忍具ポーチを手に取るナルトを見過ごすヤマトでもなく、木遁による拘束でナルトを威圧しています。ナルトの力量を考えればヤマトの木遁チャクラがナルトを沈黙させる決定的な要因ではないと思えるんですが、ナルトは何故だか大人しくヤマトに従います。

ここにはナルトの無意識があって、八卦の封印式の介入とは違う異質の愛情属性を違和感なく受容してるんだと、僕は考えています。ぶっちゃけ、ヤマトにナルトは「父親」のプレッシャーを感じてるんだと思います。厳密には無意識だから感じてるというのはハズレなんだけれど、それでもナルトがこんな風に真っすぐに育ってるのはヤマトやカカシ、イルカ…なんていうナルトを安心させたり励ましたりする外的な要因が在るからで、その深層に触れれば『NARUTO -ナルト-』でキッシーが何を伝えようとしてるかが解ると思うんです。もう皆さんも感じてると思うんですよ。それが無意識だから言葉にならないだけなのはナルトと一緒だな。

「!」(ナルト)

ナルトはヤマトの木遁チャクラに気付くと全く抵抗しないで引っ込む…ってか正攻法でいかないだけなんだけど、この時、ナルトが忍具ポーチを手に取って置く行がこの後のナルトの正攻法じゃない反抗の伏線になっていて、キッシーが「漫画の教科書」でも書いてるんでしょうか?と思えるくらい悪く言えば嫌らしい…自らの力量を見せつける様なお仕事をされているのに気付きます。これと似た様な事を昔、石森(晩年、石ノ森)章太郎大先生がなさっていたな…そう言えば石森大先生がお亡くなりになった時には泣きました…悲しくて悲しくて男泣き致しました…なんて思い出しました。兎に角、今回のキッシーのっぷりは眼を見張ります。


「悪いけどサクラの事は
カカシ先輩にまかせるんだ
いいね!」
(ヤマト)

「………」(ナルト)

「分かってる……
もう少し休んだら里に帰るってばよ………」(ナルト)

トビがナルトの中に柱間の存在を感じると言う割に、ヤマトの木遁はスルーしちゃう機微と、ナルトがヤマトに平伏するように従う機微は感じる対象が違うからだと、僕は考えています。凄く敏感な人は、僕がめちゃくちゃ抽象的な表現で書き進めてる事に気付いてると思います。実は…ここ書いちゃって良いのかしら…と悩む部分だからです。しかし、今回は恐らくそれが「裏テーマ」でしょう。カカシにしても、香燐にしてもそれだから。この深さが『NARUTO -ナルト-』の旨味成分なんだけど、それに気付いちゃうと抜けらんなくなるんですよね。えっ!?何の事だかサッパリ解んないって!?イエイエ感じてる筈ですよ。無意識に…ですけど(笑)。


「ダメだ…行かせない…」(サイ)

(忍法・超獣偽画)<ズオオオ>(サイ)

「蛇で締め上げようという事ですね!」(リー)

「カカシ先生の言う事も分かるが
そう何度もサスケ野放しにできるかよ!
オレがケリつけてやるぜ」(キバ)

「クゥ~ン!」(赤丸)

今度は煙玉女サクラ御一行の場面。ちょっと解り難いけど、一人で行こうとするサクラにキバとリーは一緒に行くコンセンサスを得られたと同調してるんですね。それに独り反抗するサイが悪者になってるんですが、サクラは決して同意なんかしてないんです。これはキバやリーをサクラが騙したんじゃなくて、キバやリーが先走ってるだけ。それで、それってどうなの?と思い悩むのが赤丸の「クゥ~ン!」で、男の子ってバカだな…と下っ腹むず痒くなっちゃう(笑)。リーくんはサクラが好きだし、性格もアレな子なんで解るんだけど、これ見てたらキバもサクラが好きなんじゃーねーの?!と思っちゃう。男の子って可愛いね。逆に女の子は強いわ(汗)。


「何でだよ赤丸!
びびってんじゃねーよ!!」(キバ)

「犬の方が賢いようだね」(サイ)

<バッ>「!!
るっせー!!!」(キバ)

「行くよリーさん!!」(サクラ)

<ダッ>「行くぞ
いヤー!!」(リー)

<ガッ>「こんなもん通牙で…!」(キバ)

<バッ>「ホイヤー!!」(リー)

サクラにキバとリーが上手くのせられてるのが可笑しくて、それを赤丸の機微を持って鋭く風刺してるサイって凄い。しかし、サクラにポーッとならないサイって、やっぱナルトが好きなんですかね(笑)。サイの感情移入を追っかけるとそれが一層鮮明になるんですよ。サイがサクラの気持ちを重々汲み取って危機感を感じてるのは感じます。全ての感情を否定した「根」のサイがよくもココまで…と僕は目頭が熱くなっちゃう(笑)。木ノ葉がぶっ潰されたペイン強襲以降、急速にサイの内面の分化が進んでいる。成長の途上にサイは居て、未整理の感情が渦巻いてて…それと男の子が男の子を好きになるBL系のベクトルとはちょっと違う気もするけれど(汗)。


「!」(サイ)

(しまった!)(サイ)

<ボブ>「ワン!ワン!」(赤丸)

「!」(キバ)

「ブフォ!!」(リー)

ここでサクラの煙玉女が炸裂しちゃいます(笑)。サイですら…まさかココまでやるか!?と想定外のサクラの煙玉に一同五里霧中で、この時、赤丸が「ワン!ワン!」と叫んでますが、これをNASAの犬語翻訳機にかけたところ、「それ言わんこっちゃない!!このスットコドッコイのでくの坊がァ~!!鼻の下伸ばしてんじゃないよ!!」となって、ま、僕も似た様な経験はあるなーと、やっぱり下っ腹むず痒かった(笑)。男の子って疑うのが下手だから、こんな風に突っ走っちゃう。それが男ってもんでもあるんだけど、だからと言ってそれを利用するのもどうなんだろう。でも、やっぱ女の子を恨んだりはしないな。だって好きなんだもの(笑)。


(皆…ごめんね)(サクラ)

「フヘェ……」(キバ)

「くっ…キバやリーさんごと…」(サイ)

<スー><スー>(赤丸)

<タッ>(サクラ)

サイのサクラに対する知覚には男性と女性が混ざり合ってる気がします。それがサイの未分化であり、未整理なのだと思います。それに対して、サクラがこんなドライに仲間を切り捨てられるのは女が100%だからだと思います。ココ最近…ナルトへの嘘告以降…のサクラの異常行動を僕は受け容れられずに居たんだけど、それってサクラの気持ちが何に根差してるかでコロッと評価が別れるところです。僕はそれを見落としてたんだと思います。やっぱ、僕もキバやリーレベルでしか女の子を見れてないんだろうか…いやいや、それが男ってもんだよと開き直ってもヨカですか(笑)。これは「可愛い悪魔伝説」だわ…と、僕は思ってしまうもんだから(汗)。


「!」(カカシ)

<ズズ>「やられました
急いで下さい!」
<バシャ>(サイ・分身)

「やるねサクラ…」(カカシ)

サイが煙玉女に眠らされて、カカシと一緒に居るサイの分身が解けます。本当ならここでボーンヘッド男子達の悪戦苦闘の一部始終がフィードバックされるか、その間もなくサイの分身が消失すると思ってたんだけど、サイの分身は特殊な秘伝系の墨汁で組成されているから情報の伝達は他の分身とは違うんでしょう…ってかそんな七面倒くさい話はこの際(サイ)どうでも良くって…(プッ…)。僕はカカシのサクラに対する燻し銀の知覚に震えちゃうのよ。きっと、これがこれまで僕が悶々としてきたカカシのサクラに対する…ある種、冷たさにも思える対応の答えなんだと思います。これは別に書く。是非とも書きたいです<キリッ>。←本当かよ!!

工事中でーすッ!!


<ズズズズズズズズ>(トビ)

<ズン>「サスケ…」(トビ)

「………」(サスケ)

<コキ>「一つ忠告しておく
あの女…いらないならちゃんと止めを刺しておけ
我らの事を知りすぎている」
(トビ)

「うっ…」(香燐)

そしてまたまた鉄の国の橋梁のトビとサスケ。トビは例のお面の時空間忍術でダンゾウの亡骸を吸い取ってしまいます。そして、そしてです。香燐にまだ息があったのです!!良かった…即死じゃなかったのね。生きてて良かった。でも、それに止め刺せってアンタ…なんて酷い事を言うんだい!!やっぱ、「動くな香燐」は香燐の急所を外してダンゾウの急所を貫く為の方便だったんだと、嬉しくなった矢先にサスケを試す様な事をトビが言うから気が抜けない…つーか、トビの疑い深さって、もの凄い裏切りとか、心をぐしゃりと圧し潰された過去のトラウマなんだと思うと同情しちゃいます。これを「うちはの業」で済ますには重苦し過ぎるかなー。


「我らだと…
オレがいつお前の仲間になった?」
(サスケ)

<ズズズズズズ…>(トビ)

「フッ…
まあいい…また会おう」
(トビ)

<スッ>「…………」(サスケ)

<ザッ>(サスケ)

サスケの行動はトビの監視下にある…それを充分に意識しているであろう点に注目して下さい。この時、サスケが香燐に直ぐさまアクセスしてるでしょ。この抜かりなさがサスケなんですよ。サスケはその表情すらコントロールしている筈です。幻術が塩っぱいなんて、もう過去の話です。サスケは自身の伸び代をドンドン使っているんです。めちゃくちゃなスピードで!!それはナルトがインスタントに仙術の「明鏡止水」に到達できたのと似てる…かも。ナルトとサスケ…彼らは普通じゃない。それを認識しないと飲み込まれちゃうからね。そして、そこからサスケが完全に闇に支配されてないだろう期待が立ち上がります。落ち込んでいた僕に、これは大きな救いであります。まるで一筋の光のようじゃないか!!

香燐の回想走馬灯じゃないと思いますよー…(汗)。

<ハァ><ハァ><ハァ>(香燐)

「ねえ!!皆どこ!?」(香燐)

「グルルルル」(クマ)

「ガウッ!!」(クマ)

<ドッ>「キャー!」<ガッ>(香燐)

<ドゴ>(獅子連弾!!!)(サスケ)

「!?」(香燐)

「オレ達と同じ地の書か…」(サスケ)

「………」(香燐)


<ボヤ~>「!」(め…めがね!)<カチャ>(香燐)


「じゃあな…」(サスケ)

(…もう一度……
…あの時の顔がみたかったなぁ…)
(香燐)

多分、これが水月が旧”蛇”(現”鷹”)の結成時に見せた「昔君はサスケに…」(第39巻/56頁)の伏線回収だと思います。香燐(草隠れの忍?中忍試験には草隠れから6名の参加があった…(第5巻/56頁)は中忍試験でサスケに会ってたんですね。しかも、絶体絶命を救われてた。あの時、「天の書」「地の書」を集めてたんでしたっけ、サスケがたまたま香燐の大ピンチに通りがかったようです。サスケがキレーなので大蛇丸と交戦して呪印を仕込まれる前と見ました。恐らく、死の森の演習の序盤。サスケにとっては移動のついでの朝飯前の出来事だったと思います。でも、香燐には違った…一生忘れる事ができないほどの素敵な記憶だった。

しかし、何で水月がこの行を知ってたのか?(つづく…笑)

サスケってカッコ良いな…と思うのは、助けてあげました…としないで、香燐が手にする「地の書」を理由にワルぶるところ…かな。もしも、サスケが香燐の携える巻物が目当てだったならリスクを冒してまでクマに攻撃する必要はなかった筈で、クマに香燐が殺されて吹き飛ばされた巻物をピックアップすればOKですから、のしたクマの上から香燐の巻物が「地」である見切りができる望遠眼をサスケは既に持っている訳で、そんな事は事前に判っていた…にも関わらず、クマを攻撃したって事はサスケは香燐を助けたいと思ったからだと思うんです。それでも、こんなエクスキューズして立ち去るなんて…惚れてまうやろーッ!!!!な訳です(笑)。

それで、香燐はチャクラの感受性が高くてサスケのキレーなチャクラが好きになった…みたいに思ってて、アニナルなんかでもそんな解釈があったりで、ナル×ジャンでも鉄板視してた訳ですが、香燐は純粋に女の子としてサスケの優しい(ちょっとスカした)笑顔…これは笑顔よ…に惚れちゃったのだと思います。勿論、そこにはサスケが香燐を助けた奥底の気持ちへの理解がある訳で、それに気付ける心を香燐が持っていた事に拠るんだけれど、香燐はサスケっていう男の子を真っすぐに見つめて魅入られたのだと思うんですよ。チャクラうんぬんで…って言うのはこの場合、香燐に凄く失礼なお話だと、僕は思うようになり猛省しておるところであります。

…それが今回のお話に纏わり付く「裏テーマ」のもう一つ。


「ダンゾウめ………」(トビ)

「死ぬ前に己でシスイの眼を…」(トビ)

…そんなお話の深さに痺れてたらトビの秘密の写輪眼保管庫に場面が移ります。水槽に写輪眼が一個浮かんでる。その後のトビのセリフの流れから考えると、これはシスイの写輪眼じゃーないかと、僕は考えます。ダンゾウは自分が死ぬ瞬間、右眼のシスイの写輪眼を封印するか、潰すかしたんだと思います。トビが虎視眈々とシスイの写輪眼を狙ってたのは知らされてる事ですから、ダンゾウの最後っぺみたいなもんだと思います。しかし、壁一面に水槽があってザックリでも100はあるんじゃないかという勢いです。これをトビはストックしてきた訳で、イタチが一族を「器」と言い放ったのと混ぜ合わせるとある黒い考えが湧いて来る…ああ血が黒くなる…。ま…それもお時間の都合で別に書くとして、感想はサクッと進めちゃいましょう(←いつ書くんだよ!?というのが多いけど…書く書く詐欺?!)。

<ガクッ><ウトウト>(ヤマト)

「ナルト…
そろそろ行くよ…まだか?」(ヤマト)

「今はまだ外に出る気にならねーんだ…
もうちょっと待ってよ…」(よし…
まだ気付かれてねーってばよ…!)
(ナルト)

<ダダダダ>(ナルト)

(カカシ先生のチャクラ……
こっちか……!)<ザッ>(ナルト)

それで今度は宿八。ヤマトがウトウトしちゃってるのはナルトのチャクラをモニターしてる安心感みたいなものがあったんだろうと思うんですよ。ヤマトにチャクラの感知能力があるというよりは八卦の封印式の動きをかなり遠方からでも確認できるリンケージがあるので、対ナルト限定でそれはアリだと思います。また、それがナルトのヤマトに対する畏怖だったりする訳で、イミテーションであるにはせよヤマトの中の柱間の存在(DNA)…つーか木遁チャクラはナルトにとってはプレッシャー。だから、ナルトは自分のチャクラを押し殺して人力のみで宿八の床に穴を開けた。その為にクナイが必要だった訳。さっき手に取ったポーチの口が開いてるでしょ。

これってキッシーの神さ加減を大いに表すテクニックちゅーか余裕かな…もの凄い力量ですよね。ちょっと理詰め過ぎて気持ち悪いくらい凄いと思います。しかも、キッシーがこれで自分の「腕」をペシペシと叩いて漫画の上手さを見せつけるだけじゃなくて、登場人物が何を見てるのかを同時に僕らに見せつけてるところ。…かーッ!!ここは震えちゃう!!何でこんなに『NARUTO -ナルト-』にハマったのか…それが津波みたいに押し寄せて来る。久々に悶えるみたいです(笑)。要は登場人物が見てる景色をキッシーは僕らに問うとるとですよ…。解り難いから具体的に言うとですね…我慢できずに言っちゃうとですね…(トビに叱られそうですが)。

チャクラを感じるのか、その人そのもの…『心』を感じるか。

宿八の外に出たナルトは仙人モードのチャクラ感知でカカシを追うんだけれど、カカシの心は感じてない筈なんです。だから、カカシの「やるねサクラ…」なんて知る由もない。ナルトはカカシのチャクラを感じ、カカシはサクラの心を感じてる。この違いたるやそりゃもう天と地。雲と泥…。サクラの嘘告以来の違和感練炭女だぁ煙玉女だぁ~と騒いでた僕はサクラの心を感じられてはいなかったんだなー…と、カカシに教えられたんです。詳しくはそこで書こうと思うけど(書けるかどうかは…別にして…汗)、ナルトは心を感じる余裕がないから、焦ってる。焦ってるように見えますよね。それがカカシの落ち着きと鮮明なコントラストを織り成す妙。凄い作品…。


<バチチチチチ>(サスケ)

「サスケくん!!!」(サクラ)

<バチチチ><ピタッ>(サスケ)

「!?」(香燐)

「…サクラか」<ギロッ>(サスケ)

<ハァ>(昔と…まるで感じが違う…
これがサスケくん…?)
(サクラ)

「何しにオレの前に来た?」(サスケ)

(こ…こいつは…?)(香燐)

「サスケくん……!
私もサスケくんについていく!
木ノ葉を抜ける!!」
<バン>(サクラ)

トビの監視下(或いはゼツの監視下)にあるだろうサスケが千鳥のチャクラを左手に集めてると、都合良くサクラが現れる罠(笑)。その時、天地橋以来かしら…再会したサスケの変貌振りに驚いています。勿論、サクラはサスケのチャクラを感じてて、焦ってる。サスケの笑顔をもう一度見たかったと願う香燐とは真逆のコントラストですよ…。これって恋する女の子の気持ちじゃーないと思うんですよ…僕は。だから、サクラの里抜け発言とか、サスケに付いて行く宣言なんて…ナルトへの嘘告と同義に思えるのです。一読して、「若い女の子の考える事なんてオッチャンの僕には解りましぇーん!!」と思ったケルベロスですが、踏み止まりました(笑)。

また、ここで医療忍術を持つサクラがサスケに加担する意味は果てしなく大きく、イタチの写輪眼の移植だってあるし、香燐のん蘇生も場合によっちゃーある。そもそも、トビは香燐の有用性には一目置いてるし、サスケに告げた香燐の処分はサスケの任意に委ねられています。そこにサクラが参加する事で、治療させて連れて帰る合理性も生まれます。サスケは賢いから渡りに船とサクラを受け容れる流れはあると思います。しかし、久々に会ったサスケのチャクラを感じるサクラと、サスケの笑顔に初恋を探した香燐の大きな隔たりはサクラの本心を炙り出しているようじゃないですか。ただ、僅かに香燐には「※」も残してて、それは嫌だな…と(汗)。

「※」ただしイケメンに限るの法則(笑)。


業務連絡(100215):先週から鬼の様な忙しさに揉まれています。それでメールのお返事とか、しなきゃなーなんて思いながらできないのにないでいます。暫くこんな感じが続くっちゅーか、今以上に忙しくなりそうで怖いです。このままだと今までみたいにナル×ジャンを続けて行くのも危うい雰囲気で、もしも…の事態もありますれば、暫くの間、生温かい目で見守ってあげて下さい。ケルベロスもそりゃもういろいろとありまして…(汗)。メッセージ下さった皆々様には申し訳ないが、愛の徳政令という事で…一つ。見逃してくだせー<キリッ>←何でー!?(笑)。チャクラを見るか、心を感じるか…とか、カカシがどうだとか、ちょっと舌足らずだったので、できるだけ早くアップしたいけれど、どうなるかは微妙。心配かけてスミマセン。


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第481話「ダンゾウ死す!!」(2/2・サクラ煙玉女編)

 
第481話「ダンゾウ死す!!」(1/2・ダンゾウ走馬灯編)の続き…

…さ、最初にお断りを申し上げますが、私、ケルベロスはサクラを忌み嫌ってはおりません。特に好きなキャラではありませんが、別に悪くも思っていません。ただ、ナルトに嘘告した時には許せない…つーか、女子はやっぱ怖いわ…と思って、「練炭女」なんて書いてしまって、ケルベロスのダークなイメージが強まったかも知れませんが、ま…ユーモア半分で、ホントに嫌いだったらスルーしちゃう人なので、僕って。だから、あまり重く考えませんように。今回も一応、「煙玉女編」になっていますが、そこはそれナル×ジャン流のユーモアだと思って下さい。サクラにもっと愛を!!と思われる方もいらっしゃると思います。しかし、僕が何かを書く事自体が僕の愛の発露でありまして、そこには僕流の、僕なりの想いが宿っておりますれば……。

<ダッ><ダッ>「サクラさん………」(リー)

「何か?」(サクラ)

「本当の事
ナルトくんに言った方がよかったんじゃ
ないでしょうか?」(リー)

「…そんな事…
言えるわけないじゃない…
絶対にダメよ」
(サクラ)

「サクラ…おめーは
ナルトをなめすぎだ……」(キバ)

「サスケVSダンゾウ」の決着がついて、今度はサクラ小隊。サクラ達もナルト経由で鉄の国周辺を探索していますから、そろそろサスケに接触してもいい頃と思っていましたが、何やら深い森の中を移動している様です。リーがサクラに「本当の事」と言うのはサクラの嘘告が全く無意味に感じられたからだと、僕は考えています。僕がサクラに「練炭女疑惑」なんて言い出したのもきっとリーと似た心持ちがあったんだと思っています。って言うか、あの嘘告は男の子ならば納得でないんじゃないかな。ナルトがサクラを好きであればある程、残酷ですよ。有り体に言ってしまえば、サクラは思い上がってる…とすら僕は考えています。

べ、別に愛がない訳ではなくて…じゃ、サクラがナルトに告白→それだけでサクラはナルトが黙って退き下がると思い込んでたんでしょうか。もしそうならサクラは自分がナルトにとって相当に大きな存在であると自分を評価している事になります。かと言って、あのナルトにすら簡単に見破られ、ましてや告白が本当であろうともサクラに関係なくナルトはサスケを求めているのだと言われた。しかし、それが想定できないサクラんでしょうか?…という話です。サクラはバカじゃない。賢すぎるくらい頭の切れる子です。それがバレバレの嘘告で遠路遥々ナルトにアクセスしてくるでしょうか…と素直に疑問を感じてるだけです。

そしてもしも、そこにサクラの計算があるんならば…が、サクラの「練炭女疑惑」であって、サクラの賢さを重視するなら決して突拍子もない疑惑でもないと、僕は考えているのです。寧ろ、サクラの嘘告に関する一連の行動に違和感を感じない方が失礼だと感じる人なので…僕って(笑)。だから、こんな風にサクラに言葉を投げかけるリーくんの気持ちが良く解ってしまうのよ。そして、キバの「ナルトを嘗め過ぎ発言」など、もうビンゴです。ビンゴ過ぎる!!(笑)これがサクラの思い上がりでなければ、母性がオーバーロードしてると申しますか、ナルトを守りたい一心で辺りが見えなくなってる…と末筆ながら(ry(ウソ)

ま…そんなサクラに静かにヤキモキしてる雰囲気のあるキバって、もしかしてサクラに「ほの字」なんかしらと思ったりもするし、それかキバが既に恋愛の荒波に揉まれた経験ありで男と女のラブゲームにかなり敏感になってるんだと、僕は感じてるんです。それが「何故?」としかサクラに疑問を抱けないリーくんと、「嘗め過ぎ」と踏み込めるキバの差異であります。それを「キバは何故、溜め息を漏らしたのか?」(恋愛論)で切々と、僕は綴りました…。でも、こんな風に心が悶えられるのって素敵じゃない。ノーガードで殴り合うような恋愛ってなかなかできないです。そんなのできるのって若い内だけなんだから……。

「………」(サクラ)

そして、キバの気付いてる感はサクラのプレッシャーにもなっています。サクラのヤバげな反応が僕には違和感なのです。サクラは賢くて繊細な子です。だから、バレバレのウソでナルトやキバを欺けると本気で考えているとは、僕には思えん訳。ぶっちゃけ、見破られるのを想定の上で男の子達は反応して傾かせる方向…に思えちゃうんです。でも、それが母性のオーバーロードで、女心が暴走してるのも可愛いと思う。しかし、それにしちゃーサクラの行動は周到で大掛かり過ぎるし、誰が聞いても嘘だとバレるような嘘をサクラが不用意に運用するのって、やっぱ僕にしてみれば違和感以外の何者でもない…キバもそれを批判してるのだと思います。


<ピクン>(キバ)

「!!」(サクラ)

「サスケを見つけたぜ
となりにゃあのトビってのも居る」(キバ)

「皆一度止まって!」(サクラ)

「………」(サイ)

そんな中、とうとうキバがサスケを見つけちゃいます。サスケの隣にトビがいる事まで…って事は今まさにダンゾウをやっつけてダンゾウの骸を見下ろしてるところなのかしら。ニオイの探知でそこまで判るんだと感心しちゃったんだけど、ここら辺からサクラの動きが更に怪しくなっちゃうのです。サクラと一緒に居るのがサイの本体で、ナルトのところに会いにいったのが分身だと、僕は考えてるんですが、サクラと一緒に居る本体の方のサイの目が険しくなるんですよ。もう犯人を見張る刑事さんみたいな(笑)。サクラはそれにも気付けないくらい「盲目」になってるのかしら…と考えると気持ちがサクラに傾いちゃうなー。それって「恋」だから…。


<ザザッ…>「どうした何で止まる?
フォーメーションは確認済みだろ!」(キバ)

<ゴソ>(サクラ)

「キバ…
サスケくんの居る場所の正確な位置は?」(サクラ)

「真北に向かって2時の方向…
1キロ先だ!」
(キバ)

<スッ>(皆…ごめん!!)(サクラ)

そして、ココ!!ココなんですよ…。サクラがサスケの正確な位置をキバから聞き出した直後、マントの下から「煙玉」なんてベタな忍具を取り出して、事もあろうに高々と振り翳すのね。これから地面に投げつけて皆には寝てもらいますから…と、大声で叫ぶ…み・た・い…にーッ!!(笑)こんなベタな手法でリーくんは別にして、キバやサイを眠らす事ができると、サクラは考えてたんだろうか…と、僕は素朴に疑問に思うんですね。しかし、それも先に書いたように恋が「盲目」にさせてるなら、サクラはサスケが好きで好きで溜まらん極普通の女の子として行動してる事になると、僕は思います。しかし、これはちょっと危険でもある…と、僕は思う。


「!!?」(サクラ)

「やっぱり……
これで皆を眠らせる気だったんですね」(サイ)

「サイ……!」(サクラ)

「!?」(リー)

「は!?」(キバ)

「ワン!ワン!」(赤丸)

「どういう事です?」(リー)

「………」(サクラ)

<スッ>「サクラは一人でサスケにケリを
つけようと考えていたようです」
(サイ)

mjd忍相手…リーくんだけだったら思いっ切りOKでしたが…に、こんなベタな手が通じると、サクラは考えてたんだろうか?と、僕は疑問に感じちゃう人なので、ナルトに嘘告した行で「練炭女疑惑」としてサクラを非難してたんですが、ちょっと違うかもなーと考え始めています。でも、ま…今度は「煙玉女編」になってますが(汗)…サイにアッサリと振り上げた左手を掴まれるサクラってフツーの女の子に見えて仕方なかとです。気持ち、サクラの脚が女の子っぽく内向きで…でも、サクラだって忍だし、そんな弱くないし…ってか超怪力だしー(笑)。そして、これが…もしかして、『恋の中二病』かしら…と思い当たる訳。

ナルトへの嘘告→煙玉女…と、サクラの奇行を分析するにつけ、これが計算としても、それでリーくんやキバ、サイを誑かして何に向かいたいのかが見えて来ない…つまり、ナルトも含めてサクラの周りの男子共を何かに仕向ける合理性が見当たらんのです。しかし、これをサスケへの恋心が暴走する恋する女の子の万能感(=恋の中に病)と考えれば、僕の中では全てが丸く収まってしまうんですよ。サクラの脳内では「恋愛眼」か何かが開眼してて、サクラにしか見えないビジョンがあって、授業中にその眼が…疼き騒ぎ出してる…傍目には理解不能なんだけど、サクラの中では理路整然と進むサスケへの一本道の筈…なのよ。


「何で一人でよろうとした?」(キバ)

「そうです
ボク達皆でやるって約束でしたよ!」(リー)

「………」(サクラ)

「イヤ……ダメだよ…
ここから先は誰も行かせない」(サイ)

「どうして!?」(サクラ)

「こいつ…
やっぱうさんくせー奴だと思ってたぜ!」(キバ)

<ザッ>「ボク達だけじゃ
サスケにも…そのトビってのにも勝てやしない
カカシ先生に行かせないと約束した」(サイ)

…でも、この流れ…かなりヤバいと言わざるを得ません。サクラの女心が中二病を患って暴走してる。サクラはナルトにすら一発で見破られる嘘告をカマし、忍相手にあり得ない煙玉女…。これと同じようにサクラはサスケをその手で殺める覚悟で居る筈です。サクラのこれまでの奇行に関して全部うまくやれると確信してたようですし、失敗はこれっぽっちもフィードバックされてないし、だから反省なんかする筈もない(笑)…って事はですよ。余りにもリアリティがないじゃない。きっと、サスケを殺すミッションも同じようにサクラの恋の中二病ぼやけた認識をさせてるんだとしたら、これは非常に危険だと思います。

But love is blind, and lovers cannot see
the pretty follies that themselves commit.
(Shakespear)

「しかし、恋は盲目であり、
恋人たちは自分たちが犯す愚行に気づかない」


ナルトに「好き」と言えば退き下がると、サクラが考えたように、サクラはサスケを殺せる…と信じてるんじゃーないかしら。サクラにどんな隠し球があるかは不明だけれど、今みたいな中二病がもたらすリアリティのない行動が続くならどう転んでもサスケを殺すなんて無理でしょう。それでもサクラに失敗の想定がないのは、サスケがサクラを殺す筈ない!!…と、サクラは自信満々に考えてると思いますし、それもまた中二病の弊害だよなー…と、僕は考えています。すごく馬鹿げてるけど、「恋は盲目」とシェイクスピアは宣った…(汗)。ぶっちゃけ、サクラは純粋にサスケに逢いたいんだと思います。殺したいくらいサスケに逢いたいのよ。


<ギュ>「サイ…一度しか言わない…
そこをどいて…!」
(サクラ)

<ザッ>(サイ・分身)

「急がないと…
少々ヤバい状況です」
(サイ・分身)

そんで、サクラの万能感がムラムラと膨れ上がって行く訳です。サイの本体と分身がどんな方法で情報をやり取りしてるか…なんて細かい話はもうどうでもよくなって来て…(笑)、サクラは力尽くでサスケに向かう腹積もりの様です(汗)。サクラはリー、キバ、サイの三人を向こうにまわして先に進めると真剣に考えてるんです。これまでのサクラの行動様式にそれは一貫しています。怖いくらいブレてないんです(笑)。恋する女…サクラにはもうサスケしか見えてないんでしょう。そう考えると、ナルトに告げた嘘告が僕には余計腹立たしい訳。一瞬でもナルトは嬉しかったと思うんですよ。サクラの言葉が……。

でも、直ぐにそれがウソだと判ったのは、サクラのサスケに対する気持ちが本物だとナルトは信じていたからだと思うんですね。ナルトはサクラをしっかりと評価してるんです。ま…ナルトが抱くサクラに対する好意なんてナル×ジャンでは八卦の封印式の…それこそ計算であって、だからこそサクラのを見抜きながらサクラがサスケに向かうだろう想定を排除し、サクラを慰留する事なく放免した訳で、サクラも八卦の封印式もある種、女性的な…悪く言えば利己的に自分の気持ちを最優先に成就させようと働く生理に思え、サクラが練炭でも煙玉でも、打算にまみれていた方が救いがあったのに…と嘆くケルベロスなのです。

 
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第481話「ダンゾウ死す!!」(1/2・ダンゾウ走馬灯編)

 
うたたねコハル

若い時はイケてた?!艶のある唇。ヘアスタイルと簪に面影あり。

猿飛ヒルゼン

若き日のヒルゼン。隈取り短し。自来也にすごく似てる。

水戸門ホムラ

髪の毛が黒い(笑)。知性派の眼鏡キャラ。

うちはカガミ

白眼じゃなかった驚き!!うちははイケメン多し。

志村ダンゾウ

苗字が志村だった。鼻筋が通っている。顎の傷。

秋道トリフ

ズキンが可愛い。ほっぺのテカリ?栄養状態極めて良好。

記憶に蘇る、かつて火影の座を争った仲間達忍ダンゾウ終焉の刻。

トビラ絵で柱間小隊をサクッと紹介。どうやらこの六人が三代目火影候補だったような雰囲気…って事は二代目火影・千手扉間の弟子だったのか?!コハル、ヒルゼン、ホムラは兄弟弟子だったと思ってたけど、実戦配備で扉間が隊長に就任して選考してたのかもね。柱間→扉間でうちは一族への監視態勢が一段とキツくなった筈なのに、白眼ではなく写輪眼のうちはカガミをその小隊に置く意図が解らない…と言うか、僕には驚きでした。しかも、この小隊に木ノ葉の秘伝系一族の油女家と山中家がないのが、トルネ(油女)とフー(山中)が「根」の所属だったのと繋がって少し嫌らしい気持ちになりました(笑)。


イザナギをする暇が
なかったな…ダンゾウ)(トビ)

(サスケ…アンタにとって…)「ウチは…」(香燐)

「香燐…人質に取られるようじゃ
足手まといだ」
(サスケ)

そして、心配しておりましたサスケですが、どうやら終了のお知らせが……(滝汗)。この周辺の描写を何度も何度も吟味してみました。サスケがまだこっち側に居るかもしれない可能性を探しに探しました。これは最終頁の先バレになるんだけれど、香燐の死体が描かれてないんですよ。実は…。でも、ダンゾウの右腕の柱間の細胞が暴れて造り出した巨大な樹木もなくて、タイムマシン入っちゃうかなー…的な感じがあって、こりゃどうも……「サスケ終了のお知らせ」かとも思えてきます。サスケは香燐を殺した…と認めたくないんだけれど、状況は極めて黒い苦い苦いブラックです(笑)。サ、サスケーッ!!!

でも、ま…アレだけガッツリと千鳥鋭槍が胸部を貫いたにも拘らずダンゾウが即死しなかったのもオカシイっちゃーオカシイし、一連のブラックな流れがサスケの幻術で、ここでダンゾウと一緒に香燐を殺め、トビの管理下から香燐を切り離して何処か静かな場所に囲う…なんてアンフェアでミステリーな展開も僕は好きなんだけど、それにしてはサスケの協力者が居なさ過ぎ。水月や重吾も鉄の国で暴れてるところだし、サスケの口寄せの鷹ちゃんがコソッと香燐を奪取して飛んでった…のをトビが見逃す筈はないでしょ(笑)。ああ…ここ暫く、サスケの為に役立たずでも奔走した香燐が浮かばれない…ミラクルを期待したいです。合掌。


<バチチチチチ…>(サスケ)

<ドサッ>(ダンゾウ)

「ぐふっ!!」(ダンゾウ)

「!!」(サスケ)

<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

<ザッ>(サスケ)

「シスイの眼はいただくぞ」(トビ)

<ゼェ><ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

「!」(サスケ)

サスケが千鳥鋭槍を解くとダンゾウはあらぬ方向に歩き始めます。即死は免れたものの瀕死の状態の筈。それが千鳥足で歩くなんて、サスケの雷遁の前に皮肉な終焉だと言えます(笑)。しかし、香燐越しにダンゾウを貫かずとも、他にいくらでもダンゾウを崩す方法はあったろうに、「足手まとい」と言う理由だけで香燐を切り捨てる合理性がないです。香燐の超回復能力は要所要所でサスケの命を助けていますし、それがあればこその前回のダンゾウとの刺し違えだったと思うんですよ。トビだって香燐の有用性は認めてましたよね。だから、こんな風にサスケが香燐を軽視した態度をとるのが、僕には引っ掛かる。ちょっと希望が残りますね。

それと、トビがダンゾウの右眼=シスイの眼に興味を示すのには、僕も興味を示したい(笑)。ダンゾウを静かに追いつめるサスケも、トビが示す興味にチクと驚いてるように、僕には見えるんですね。こんな風にダンゾウにサスケをぶつけて、ダンゾウが弱りきったタイミングでトビが食指を動かすって事は、トビが単独でダンゾウを打破する事で生じるリクスが相当大きかった…という事だったのかな…と考えると、それが「形骸化した存在」としてもリスクマネジメントだったように思えます。また、シスイの眼を必ずしも鉄板で欲しいとせず、可能ならば…のスタンスも見え隠れしているところにトビの正体仕組み?が見え隠れしている…ように思います。


「………」<ハァ><ゼエ>(ダンゾウ)

↓ここからダンゾウの回想走馬灯……。

<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

「囲まれたな…
…敵は……20」
(二代目火影・扉間)

「この追跡力からして
雲隠れ…手練れの金角部隊か」(扉間)

「こちらは二代目様を含めて七人
…これじゃとても…」(ホムラ)

「敵はまだこちらの位置をハッキリとは把握できない
ここは待ち伏せして不意を突き逃げ道の突破口を…」(コハル)

「無理だ……この場合
誰か一人が陽動で気を引くしかない……」(カガミ)

「……囮役か…
まず命はない……
誰が…………」
(トリフ)


「……」(扉間)

(オレは忍だ…
忍らしく戦場で死ぬと決めていた……!
……猿飛…お前は今…何を考えてる?
お前にはその覚悟があるのか…?)(ダンゾウ)

<ブル><ブル>(ダンゾウ)

(言うんだ!!言え!!
オレは―)
(ダンゾウ)

(どうした!?
オレがやるって何で……)
(ダンゾウ)


「オレがやります!」(ヒルゼン)

「!!?」(ダンゾウ)

「猿飛…」(トリフ)

「ヒルゼン…お前…」(ホムラ)

「………」(ダンゾウ)

(……震えが
……止まった…)
(ダンゾウ)

時は第三次忍界大戦の真っ直中。扉間小隊が雲隠れの金角部隊に取り囲まれて、誰かが陽動で囮役に出るしかない状況。そして、囮役は助かる見込みがない捨て石確定。それを誰にするか?誰が手を挙げるか?の選択を迫られる…。重苦しい沈黙の中、ダンゾウは自分を追い込んで行きます。恐らく、ダンゾウの胸中は扉間以下小隊員の誰もが巡らせていた気持ちなのだと思いました。ダンゾウは震えています。そして、ダンゾウは迷いの中でヒルゼンを意識しています。僕はこの姿にダンゾウの本質を見た様な気がしたんだけど、ヒルゼンが囮役に手を挙げた途端、ダンゾウの震えが止まった事でそれは確信に変わりました。

ダンゾウとヒルゼンはライバル関係にあったのでしょう。しかし、ヒルゼンの落ち着き、目付きとダンゾウを比べれば、ダンゾウ→ヒルゼンに向かう一方的な意識のようであり、大蛇丸と自来也の関係性にほど遠いダンゾウの独り相撲のような感情だったと、僕は思います。それが、この場でダンゾウがヒルゼンに縋り付く様な…ヒルゼンを基準にしたダンゾウの価値観が強く、ダンゾウの表層を取り繕う敵対的な雰囲気とは真逆の親近感や信頼、依存心といった、ある種ヒルゼンに対する「憧れのベクトル」がダンゾウにはあって、ダンゾウにとってヒルゼンが精神的な支柱だったのではないかと思えたりもしました。

ちょっと細かいところだけど、手を挙げたヒルゼンにトリフが驚きを示したのはかなりの仲良しだったからだと思います。恐らく、トリフはヒルゼンが囮役で死んでしまうには惜しいと考えた筈です。対して、扉間の弟子の一角であるホムラが驚きを示したにも拘らず、コハルが沈黙を守るのは、コハルの中の優先順位として「ヒルゼン<ホムラ」があって、ぶっちゃけ、コハルはホムラに「ほの字」だったのかなー…なんて、僕は考えちゃう人なの(笑)。きっと、コハルはヒルゼンには悪いけど、ホムラと自分が生き残る確率があがったと喜び、ヒルゼンの勇気に感謝してた筈…mjd恋って残酷な側面があるのよー…(笑)。

「ヘッ!心配するな!
こう見えてもお前らの中じゃ
一番できると自負してる…
死にゃあしないよ」(ヒルゼン)

(…ちくしょう……オレは弱腰だ…
心のどこかで…今…ホッとしてる…)
(ダンゾウ)

<グッ>(ダンゾウ)


「これから皆を頼むぞダンゾウ
お前なら……」
<トン>(ヒルゼン)

<バシ>「黙れ!
オレが手を挙げようと思っていた!
一人でいい格好をするな!
囮役はオレがやる!!」
(ダンゾウ)

「ダンゾウ…」(ヒルゼン)

ま…ここで「お約束」が判っていれば、ヒルゼンに次いで名乗りを挙げたダンゾウに、扉間以下の全隊員「どうぞ!!どうぞ!!どうぞ!!」と右掌を差し出して言うところですが……(笑)。ダンゾウが野球帽でも被ってたら「訴えてやる!!」と言いながら<クルリンパ>と、地面に投げつけた帽子を被り直すオチね(笑)。如何せんダンゾウの苗字が「志村」ですから流派が違う。ネタが違う(笑)。しかし、ヒルゼンとダンゾウの覚悟の違いたるや雲泥の差で、それを無意識に感じているダンゾウにとってヒルゼンの温かな笑顔や掌は拒絶の対象となる訳です。ヒルゼンがそれに無頓着なのは天然なのかな(笑)。

「オレの父も祖父も
戦場で忍として死んだ!
自己犠牲は忍の本分…!!」(ダンゾウ)

「囮役はもちろんオレが行く…
貴様達はこれから里を守っていく
若き火の意志達だ」(扉間)

「ダメです!!
アナタは火影なんですよ!!
里にアナタ以上の忍はいない!」(ダンゾウ)

「ダンゾウよ
貴様はサルといつも何かあるごとに張り合ってきたな…
だがこの場で必要なのは仲間同士の結束
私的な争いを持ち込むな」(扉間)

「………」(ダンゾウ)


「決断が遅かったのは事実
まずは己を見つめ冷静さを欠く事なく己を知る事だ
今のままでは仲間を危機に陥れる」(扉間)

「とにかく……
ダンゾウ…サル…
その歳で焦る事はない
いずれその時が来る
その時まで
その命……とっておけ」(扉間)

…で、結局、この行が扉間の最後の授業であった事に気付くヒルゼン達(汗)。ここで、ヒルゼンが扉間を慰留する「間」が欲しいところですが、紙面(尺)の都合に拠りまして(笑)。ヒルゼン達が「どうぞ!!……」しないのも、扉間が<クルリンパ>しないのも大人なんですよ(笑)。冗談はさておいて、この時、扉間が告げる「命の賭し方」。それがヒルゼンにとっては「木ノ葉崩し」だった訳で、大蛇丸をその一命に代えて葬る選択をしたヒルゼンの屍鬼封尽であり、その前段階として穢土転生の柱間と扉間を封じたヒルゼンの胸の内を考えるともの凄く切ないです。あれは…大蛇丸の禁忌の大罪だったと、僕は思います。

<スッ>(扉間)

「サルよ……」(扉間)

「里を慕い貴様を信じる者達を守れ
そして育てるのだ
次の時代を託す事のできる者を…
明日から貴様が……」
(扉間)

「火影だ…!!」(扉間)

「ハッ!」(ヒルゼン)

(お前はいつも…
オレの先を歩きやがる……)
(ダンゾウ)

そして、扉間は三代目火影の任をヒルゼンに託し、ダンゾウはハッと我に返る訳です。この後、三代目の治世は永きに渡って続くのですが、その起点にこのエピソードがあればこそ、ホムラもコハルも、ダンゾウもヒルゼンに一目置かざるを得ん訳です。それと扉間の生き様が大きく影響していて、忍の心構えをしっかりと提示した最期に感化されたのもあると思います。問題はそれ以降の過ごし方にあって、この時の感動を忘れるか忘れないかにあった筈で、ヒルゼンは心に刻み、ホムラとコハルはいつしか色褪せ、ダンゾウに至ってはトラウマとして残っただけ…そんな風な違いがあったのかも知れないと思います。

以上、ダンゾウの走馬灯………。


<ハァ><ゼェ>(ダンゾウ)

「!」(トビ)

<バッ>「忍の世の為木ノ葉の為
お前らは決して生かしておかぬ!」
<スウー…>(ダンゾウ)

(これは裏四象封印術!!)(トビ)

<バシュ>(ダンゾウ)

「サスケ!!
ダンゾウから離れろ!!」
(トビ)

「!」(サスケ)


<ザッ>(サスケ)

<ドシュ>(ダンゾウ)

<スウー>(トビ)


ヒルゼン…次はワシの番のようだ…
だがワシは…結局……火影になれなかった
どこまで行っても
お前には追いつけなかったよ……)
<ズッ>(ダンゾウ)

(お前は光を浴びる木ノ葉
オレは…闇の中の根)
(ダンゾウ)

(こんなオレをお前はどう思う?
なあヒルゼン……お前にとってオレは……)
(ダンゾウ)

前門をトビに、後門をサスケに挟まれ…ダンゾウは「裏四象封印術」を発動します。ダンゾウの胴体部に〓(ゲタ)状の四種類の文様が刻まれています。呪印と似ていますが、ナルトの八卦の封印式の基礎的な封印術である「四象封印」の系統の術であると思います。トビはその危険性を知っているようですから、やはり四代目が八卦の封印式で九尾を封じた「九尾事件」に臨場した経験があるのか?ま…あれは死神を呼び出す形式だったのが木ノ葉崩しの三代目によって提示されてるから、アレだけど術の組成としては似てて、強力な封印術である事に変わりなく、その危機的状況をトビはサスケにしっかりと伝えている点に注目すべきです。

サスケはトビの号令で瞬身で逃げます。トビは時空間移動で橋梁に消えて行きます。サスケが極めて従順にトビの命令に従ったのはトビの言葉に「力」があったからで、この機微はダンゾウがサスケを呪印で縛り、サスケの塩っぱい幻術を扱き下ろしながら頸を刎ねようとした行で、トビが閃遁(お面の時空間忍術)を出してる描写と凄く似ていると、僕は考えています。トビはサスケをかなり大切に考えてると思います。フルボッコにされるのは許すけれど、命まではダメよ…みたいな親心?まれで「獅子の子落とし」のようにサスケを鍛えてるんだと、僕には思えます。その意味ではイタチとシンクロしちゃうんだなー…(汗)。


「アレは自分の死体に引きずり込んで
封印する道連れ封印術………
己の死に際で発動するように術式を組んでいたようだ
危なかったな…」(トビ)

「次だ…」(サスケ)

「木ノ葉へ向かう」(サスケ)

結局、ダンゾウの自爆技は橋梁を大きく抉っただけで、トビもサスケも無事だった…(汗)。空間諸共削り取る壮絶な封印術だったけれど、ダンゾウの任意の発動ではなく、自分の絶命時に自動的に発動する仕込みだったから、敵を見据えて引き摺り込む執念みたいなものはなかったのね。それは自分の死を自らの意志で演出した木ノ葉崩しのヒルゼンとは決定的に違います。ダンゾウは最期の最期まで自分の死を怖れていたのではありますまいか。死を受け容れられなかった?自分の死が怖かったから、自分で自分の命を絶つ術の発動ができなかった?そんな弱気さがダンゾウの臨終に纏わり付いているように見えました…。

ダンゾウは光の当たる木ノ葉…ヒルゼンの造り出す影として自分を認識していたのです。ヒルゼンの存在が自分を唯一確定させる要素だったから、ダンゾウはヒルゼンを意識しまくったのです。ダンゾウは自分を常にヒルゼンに問うていた。それがダンゾウの走馬灯の組成でしょう。しかし、これはナル×ジャン的なアイデンティティ観からしては宜しくない(笑)。これまでも散々書いてきたんだけれど、他人の笑顔の中に自分を捜す様ではいけない。自分は自分で良いのです。その人の存在とは何ができるとか、いくら稼ぐなんて事には依存しないのです。人はただそこに居て良いのです。存在そのものが素晴らしいのです。

ダンゾウはヒルゼンになりたかったのだと、僕は思います。でも、そんな事は無理だから。自分は自分なのです。自分になれば良いのです。目標を持つのは良い。尊敬できる人物をモデルにするもの間違いじゃない。しかし、それに完全一致させる努力は徒労と言わざるを得ない。自分を認めて良いのです。それは何にも拠らない。自分が今ここに居る…それだけで良いのです。自分を認められない人は他人も認められない…。ダンゾウは自分が認められなかったから、サイの舌の根に呪印まで仕込んで黙らせるしかなかったのです。それが「根」を形作る掟の正体だったのは非常に悲しい事だと、僕には思えます。

しかし…香燐の骸?は何処行っちゃったんだろう?シスイの眼はどうなったのか?有耶無耶にして欲しくないんだけれど、サスケはかなり終了の予感(笑)。先ずは「一人目」がダンゾウで、「うちは虐殺」を指揮した木ノ葉隠れの上層部…ヒルゼンは既に帰らぬ人になっていますので、残るはホムラとコハルでしょう。そして、それに抵抗する木ノ葉の忍は全てサスケの敵になる筈。しかし、そのくらい強硬に出ればサスケが助かる目も出て来ます。世界征服!!!サスケが世界忍界を統べて仕舞えば少なくともサスケは殺されなし、反対にサスケが世界を許せばそれはそれで一件落着します…しかし、それがイタチの願いだったとは到底思えないし…。

問題は、それが成るまでに何人死ぬかだ……。

サクラの行「サクラ煙玉女編」(2/2)に別けまーすッ!!



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独言(100206)

 
おはよーッ!!…ス。気持ち良い朝ですね。寒いけど。

今週は忙しくて書けない訳じゃなくて、サスケが重くのしかかって書けなかった…。

スミマセン(><);

何とかサスケがこっち側に戻って来れる方法はないもんか…考えてみたんだけど、「アレ」が見たまんまならジ・エンド。それでも何とかならんもんかと考えてみたけれどまとまらんかった。サスケが余りに強烈だっし、他にお話を振れるほど、僕も器用じゃなくて…。ここは「次ジャン」を待つしかないと判断致しました。僕も寒い中、バイク弄ったり散歩したり気分転換をば図ります。ちょっと冷静にならないと圧し潰されちゃいそうで。

もしも…イタチが生きてて「今のサスケ」を見たら、どう思うんだろうか。
うちはとは、何とも悲運な宿命を背負った血族だな…。写輪眼って…。

僕も「六道仙人のトラップ」にハマった一人。
その「罠」の中でもがく一人。

ケルベロス
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サスケ…やめてーッ!!(ep480補足)

 
「瞳力を使いすぎたな」サスケはもう使えん
シスイの幻術をかけて操るならマダラの方だ
もたもたしてられん…傷が深すぎる)(ダンゾウ)

(さて……サスケ…どうする?)(トビ)

第480話「犠牲」で、ダンゾウが柱間の細胞の暴走を許し、柱間のデスマスクが移植された右腕と右腕の写輪眼をパージして、間に合ったシスイの写輪眼(右眼)を出してサスケの雷切(正確には千鳥…笑)を躱して…これは動態予測で写輪眼を使ってるって事です…香燐を人質にとったところ。ダンゾウがサスケの動きを見切って素早く動いたんだと、僕は考えています。ちなみに、この行でダンゾウの右眼は「黒目→写輪眼」でトランスしてるように見えます。しかし、これって移植の写輪眼…カカシは常時覚醒…ではならないと思ってました。それで、ダンゾウが移植じゃなければうちは一族出身って事になってしまうんかしらと、ちょっと辛い気持ちになったりしてました(笑)。

ま…それはないとは思うんですが、もしあったら、僕にはドス黒い考察が書ける…あーこれは書きたくねー(笑)…とまあ、仮定のお話は置いといて、この時、トビはダンゾウがシスイの眼をイザナギで使い捨てないかとヒヤヒヤしてるのが、かなり笑えるんでよね(笑)。僕が注目してるのはその隣のコマ…サスケの左眼が黒目に戻っているんですね。サスケの千鳥をダンゾウが華麗に躱してサスケがダンゾウの右眼にも写輪眼が搭載されてるのを知って苛ついてる…みたいな間が二コマ…。ココ、サスケの動きをダンゾウが見切って、サスケにシスイの幻術をかけたのではない事はトビの説明で確かだと思います。イザナギもシスイの幻術(操り)も発動してない…ちゅー事ですね。

それで、ダンゾウはダンゾウで、サスケの黒目を見るや右眼の写輪眼が使用不能…つまり、サスケの幻術が使えなくなったと安心してるように思えます。お互いの体を刺し合う前、サスケはダンゾウに幻術を掛け、最後のイザナギの写輪眼が閉じたのを開いたものとダンゾウに勘違いさせました。その結果、イザナギが効果時間になかった為にサスケの千鳥鋭槍のダメージはダンゾウに瀕死の重傷を齎し訳です。ダンゾウもサスケの幻術を今度は意識してるんです。それでも、サスケの右眼が黒目と知るや「サスケ<トビ」とあざとくサスケの脅威を切って捨てるんです。サスケにはまだまだ力が残ってる筈だから、この判定は正直変だなー…と思いました。千鳥の雷が<バチバチ>してるからチャクラも充分残っています。

<ググッ…>「サスケ………助けて」(香燐)

「動くな…香燐」(サスケ)

サスケに助けを請う香燐の頸を締め上げながらダンゾウがちょっと安心…あまちゃんのサスケなど人質を取れば大丈夫…みたいな高を括っていると、サスケがすっごい怖い顔…次の頁の見開き(汗)…でダンゾウを威嚇しています。この時、サスケの右眼は黒目で左眼は万華鏡写輪眼です。確かにサスケの右眼は瞳力の使い過ぎで機能不全になってると考え、幻術はないと考えるのは自然といえば自然なんですが、左眼の万華鏡があるって事はまだ天照の脅威は残ってる訳で、ダンゾウがサスケに脅威を感じなくなっている流れは非常に不自然です。例えば、ダンゾウの頭に天照を着火しちゃうとか、幻術がなくてもダンゾウに危害を加える事はそれほど骨は折れないと…普通に考えて…思うんですね。

しかし、ダンゾウがサスケよりもトビにシスイの瞳力温存しようなんて考えるのは、余りにも不自然で、こりゃもうサスケの術中にハマってるんじゃねーの?!と、僕には思えるんです。つまり、サスケの千鳥を躱したダンゾウが見た黒目は、ダンゾウの最後のイザナギの写輪眼が開いている…効果時間にあると思わせた…と勘違いさせられたサスケの幻術に、今度はサスケの万華鏡写輪眼の右眼が黒目に見えるように幻術をかけられてるんじゃないかと、僕は期待しています。サスケが雷切でダンゾウに一撃する時に何で幻術なんか掛けたかと言うと、シスイの写輪眼をイザナギに使う可能性がある事をトビと同じようにサスケも警戒していたのだと思います。だから、幻術を掛けた…。

「そうこなくては…」(トビ)

「兄さん……まずは一人目だ…」(サスケ)

そんで、衝撃のラストシーンで香燐ごとダンゾウを千鳥鋭槍が貫いたところで、サスケがイタチの名を口にする一番最後の小さいコマ…そこでサスケの右眼が隠れてますよね。実はこれが万華鏡写輪眼だったなら…サスケの幻術がダンゾウや香燐どころか、かなり離れた位置で観戦するトビまで巻き込んで幻術を掛けまくってる事になるんですよ。トビはめちゃくちゃ喜んでますよね…って事はこれが幻術ならトビもハマってる(笑)。サスケって天才だから、もしかして戦闘の中でドンドン進化してるじゃないでしょうか。確かに甲斐甲斐しくサスケをサポートしようとしてた香燐の描写は、今にして思えば「死亡フラグ」が林立してますけど、ここで香燐殺しちゃうサスケって救いが無さ過ぎると思うんです。

サスケが憎しみの忍道で戦車のように全てを踏み潰しながら進むのは、「力」が忍の全てとするある意味、忍としては正当性のある考え方だと思うんです。しかし、忍の倫理観にはカカシ先生が宣った「仲間を大切にしない奴は…」というのもある筈なんです。それに、ここでサスケが香燐を殺しちゃうのって、サスケに何のメリットもないと思うんです。ダンゾウを殺すにしても、こんな事しなくたってサスケには他に方法が一杯あるもの。それでもサスケがこんな風な演出をするのはダンゾウを怖がらせたかったからじゃないかと思うんです。「犠牲」なんてイタチを連想させる様な事をダンゾウが言うもんだから。あと、サスケの幻術を「塩っぱい」(←…ぼ、僕!?)と、バカにしたトビに見せつける為に…。

サスケ「ワル」になっても「クズ」にはなるな!!

だからお願い!!!!…サスケ…やめてーッ!!


 
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第480話「犠牲」


(サスケの力…
まあこんなところか)
(トビ)

(……!?)(香燐)

「くっ…」(サスケ)

「早過ぎたな…
まだ眼は開いている…」
(ダンゾウ)

「イタチの所へ行って
説教でもされてくると…よい…」(ダンゾウ)

「ワシの勝ちだ」(ダンゾウ)

(どうなってる!?
……この感じはもう…!)(香燐)

「!!?」(ダンゾウ)

<ハァ><ハァ>(サスケ)

「…どういう…事だ!?」(ダンゾウ)

「ぐはっ!」(ダンゾウ)

(…なぜイザナギが起動しない!!?)(ダンゾウ)

<ハァ><ハァ>(サスケ)

(ダンゾウ…お前の言う通り
”幻術時間を自在に操ったイタチの月読とは
天地の差だ……)
(トビ)

「!!」(ダンゾウ)

<フッ>(ダンゾウ)

「………」(ダンゾウ)

<ハァ><ハァ>(サスケ)

「きさま…」(ダンゾウ)

<バチチ…>「イタチに会うのは
貴様の方だ…」(サスケ)

<フォ…>(ダンゾウ)

<ガク>「ガハッ」(ダンゾウ)

<ハァ><ハァ><チチ…>(ダンゾウ)

(やっぱり!ウチが感じた通り
今のダンゾウは実体だ!)
(香燐)

(…だが少ししかもたない
小さく弱いその幻術も要は使い所だ)
(トビ)

「ぐっ」(ダンゾウ)

(体を刺し合う少し前…
右腕の写輪眼は全て閉じてしまったという事だ
サスケはうちは一族…
そして万華鏡写輪眼を持つ忍
観察眼ならダンゾウ…お前より上だ
一瞬お前が気付くよりも早く…
サスケは幻術をお前にかけ
右腕最後の目が開いているように見せかけていた
お前自身イザナギの不安定な効果時間を
右腕の写輪眼を見て幾度も確認し判断していた
それをサスケは見逃さなかった
イザナギの効果時間がまだあるように
ほんの少しの間見せかける程度だが
一瞬の間でも幻術をかけられる事を
前もって確認していた
それを利用しないサスケではない)
(トビ)

「う…ぐっ…」(ダンゾウ)

「写輪眼を手に入れた事により
写輪眼との戦い方を甘くみた…
その奢りが負けに繋がった」
(トビ)

<ハァ><ハァ>「これが眼で語る戦い
うちはを…なめるな」(サスケ)

(シスイの眼が使用できなかったにしろ
ダンゾウをよくここまで追い込んだな…サスケ
そろそろシスイの眼をいただけそうだ
根は土に隠れているべきだったな)
(トビ)

イヤぁーッ!!サスケェ~ッ!!やめてーッ!!!!(笑)結局、ダンゾウとサスケの刺し違えはサスケの幻術オチでした…(汗)。しかし、これには正直困りました…というのはこの戦法だとサスケはドンドン堕ちる方向に進んでしまう。ナル×ジャンではサスケを何とかこっち側に呼び戻したい…と思ってまして、幻術オチだとそれとは真逆に突っ走ってる事になるからです。詳しくは今回のエピソードで語られますが、ぶっちゃけ、サスケにはイザナギを使って自分の身を削ってでもダンゾウを討って貰いたかったんだなー…僕としては。だから…やめてーッ!!!!なのね(笑)。

ま…サスケの戦法の整合性はトビがまた饒舌に解説してくれてるんでアレですが、トビがちょっとばっかし嬉しそうなのが、徐々に親心じゃーなんかないと、解り始めて辛くなってきました(汗)。確かにうちはの瞳力とは闇に沈めば沈むほど強化されます。覚醒ステージを上げる「禁忌のハードル」なんて、まんま「六道仙人のトラップ」でして、兄系の子孫に課した試練と言うには過酷…つーか酷すぎるタスクじゃねーですか。まるで親が子に悪くなる事を望んでる様で…でも、それって今のトビのサスケに対する黒さに符合してるな。これがうちはの親心ってもんなのかしら(汗)。

→でも、なんだかなー(汗)。


「写輪眼を手に入れた事により
写輪眼との戦い方を甘くみた…
その奢りが負けに繋がった」


トビもこんな風に言っちゃうくらいだから、「六道仙人のトラップ」を理解してる一人だと思うんです。写輪眼は何でもお見通しの眼なんだけど、余りに多くのモノが見え過ぎて、たった一つの真実が見つけられない眼でもあるんです。そこにはイタチが伝えようとした…思い込み…がある訳で、「本当に大切なモノを見失う…」(第25巻/102頁)って事なのよ。それにまんまとダンゾウも乗っかってた点をトビは鋭く突いているのです。…って事は、自分ならもっとうまくやった…と心の底では思ってるのね。きっと。これが解る人ならば、サスケにそれを何故、教えないのか?!ちゃんと導かないのか?!僕はその一点が腹立たしいの。

良い悪いじゃなくて…ね。僕はトビが猛烈に腹立たしいの。確かに、サスケの堕天は「うちはの高み」に一直線に進んでると思いますよ。でも、それに関与する大人ってあさましいと思うんです。自分でやればいいじゃない。自分が達成できない目標ならば諦めればいい。何が悲しくて子供にそのバトンを渡しちゃうんかね。子供が望むなら別だけど、明らかにトビはサスケを導いてるからね。お膳立てしてますよね。ダンゾウ戦なんて、香燐とサスケをセットで連れてきたんだし(笑)。めちゃくちゃ周到にサスケが転げ落ちる手伝いをしてる。これではいけない!!と、僕は思う人なんですよ。


<モゴゴゴ>(ダンゾウ)

<タッ>「サスケェ……!」(香燐)

「くっ……」<ガクン>(サスケ)

「うっ…」<ドク>(サスケ)

<スッ>「ホラ!
さっさと咬め!!」<ザッ>(香燐)

「あの女…連れてきて正解だった…役に立つ
わざわざサスケが選んだお気に入りなだけはある…」(トビ)

<ガプッ>「ああっ……!」(香燐)

サスケのイザナギ無しの幻術でダンゾウを騙したの刺し違え…って、香燐の超回復が前提だったと思うんですよ。これは不可抗力で敵に殺られたんじゃなくて、ダンゾウのイザナギと非常に近似した戦法で、自分以外の命や痛みの上にアグラをかいてるように、僕には見えます。これはハッキリ言ってサスケの甘えだと、僕は思うんですよ。それだったら、イザナギの印なんてとっくに見切ってるんだから、サスケが自爆するくらいの覚悟で片眼を捨てて欲しかった訳。それだとサスケの今後に光が差し込む…ちゅーか、救いがあると、僕は考察したんです。ま…忍でもうちはでもない部外者のお節介なんですけど…(笑)。

でも、この冷血さが「うちはの高み」だとイタチは考えてたんだろうか…と考えると、イタチがサスケに「許せサスケ……これで最後だ」(第43巻/236頁)と微笑む事ができたんだろうか…否…で切る筈ない!!と、僕は考えます。イタチが「うちはの高み」を目指す独りだったのは明らかだし、イタチの背中を…生き様を常にサスケに示しサスケの遥か彼方、前を歩いてたのは、サスケにも同じように歩んで貰いたかったからだと思うから、うちはの親心をトビが示してるのかって言われれば、イタチのそれと真逆に近いし、倫理観、道徳観うんぬんは外しても、僕はイタチに傾く…。

→僕はイタチを信じる。



<ハァ><ハァ>(このワシが…!
こんな…小僧に……!!
ワシはまだこんな所では死ねん!!!)(トビ)

<ズオオオオ>「ぐあああ!!」(ダンゾウ)

「!!?」(サスケ/香燐)

(いかん!!このままでは
初代の細胞に取り込まれてしまう!)
<ズズズ>(ダンゾウ)

<バキキ>「ぐっ!!」(ダンゾウ)


(死にかけてチャクラの制御ができなくなったな……
柱間の力はそう簡単にはコントロールできはしない……)
(トビ)

<ハァ><ハァ><ハァ><ガッ>(ダンゾウ)

「しつこい……なんて奴だ…!」(香燐)

…で、回復するサスケにプレッシャーを感じたのか、ダンゾウの右腕の柱間の細胞が暴走を起こします。ナル×ジャン的に柱間の癒しのチャクラによる自己修復をダンゾウが試みたと思うんですが、ダンゾウが柱間のチャクラにアクセスしたのを切っ掛けに、柱間の拒絶が始まったのかも知れません。そもそも、大蛇丸に半ば取り込まれてたカブトに比して、柱間っちはかなり穏便なのかしらと思ってましたが、思いの外、ダンゾウの「抑えのチャクラ」がしっかりしてたのでしょう。それが、生命の危機に瀕して弱まった…。ちょうど、イタチ戦で弱ったサスケの「抑えのチャクラ」が弱まり大蛇丸がサスケを乗っ取ろうとしたのと似てますね。


<グイ><ハァ><ハァ><シュルル…>(ダンゾウ)

<スウー…><ハァ>「まだだ………
ここからが…眼で……語る戦いだ…」<ハァ>(ダンゾウ)

(右眼の瞳力が戻ったか…
シスイの眼が復活するまでの間を
イザナギでカバーする…
そういう手はずか…)
(トビ)

<ダッ><バチチチ>(サスケ)

<ザッ>「!!」(サスケ)

それで、柱間の細胞を搭載した右腕をパージ(切り離し)したダンゾウが復活したシスイの写輪眼を曝すんですが、この時、「黒目→写輪眼」にトランスしてるんです。カカシの場合は常時覚醒で額当てでチャクラの垂れ流しを抑えてるんですが、ダンゾウっちも同じように包帯で写輪眼を抑えてるんかしらと思ってたんですが、ちょっと違った。カカシの場合は「眼球+眼軸」の移植だったけれど、ダンゾウの場合、それプラス経絡系の移植もあったのかな…と考えたりしています。もっとも、このカットにタイムマシンが入る可能性もあるけど、ま…単行本化をしっかり監視してましょうか(笑)。


「!?」(香燐)

「キャ!!」<ガッ>(香燐)

<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)


(シスイの瞳力……
幻術として使用するか
イザナギとして使い捨てにするか
決めかねているようだな…)
(トビ)

<ハァ><ハァ>「瞳力を使い過ぎたな」(ダンゾウ)

「サスケェ…」(香燐)


(サスケはもう使えん…
シスイの幻術をかけて操るならマダラの方だ
もたもたしてられん…傷が深すぎる)(ダンゾウ)

(さて……サスケ…どうする?)(トビ)

「自己犠牲を語ったお前が…人質とはな」(サスケ)

それで、ココ!!ココなんです。僕がサスケッ!!ヤバイ!!と感じるのは。ダンゾウは意外に余力を残していて、逆にサスケは瞳力を使い過ぎて右眼は既に黒眼に戻っています。ちなみに、右眼は炎遁(黒炎のコントロール)と幻術を発動する眼で、血を流す左眼が火遁秘術・天照を放つ眼…ね。サスケが「自己犠牲」なんて口にしてるけど、香燐の能力に助けられる前提でダンゾウを追い込んでいる…今のサスケはダンゾウと同じくらい卑しいと、僕は思うんですよ。盗人猛々しいみたいな…(汗)。ま…救いはサスケがダンゾウにまた幻術を掛けて右眼を黒眼と思い込ませてる可能性かな…。

ダンゾウのイザナギの効果時間をほんの少しだけ欺いた幻術を使って、今度はサスケの右眼を一杯一杯だと思い込ませる。これでサスケの幻術の線は消えますから、ダンゾウは安心してると思いたい!!思いたいのよ!!そうでないとサスケのココからは見れない!!とてもじゃないけど見れない…です(汗)。どうか、お母様方はお子さんの両目を優しく塞ぐ「愛のフィルター」で、是非とも衝撃を緩和してあげて戴きたいです。べ、別にイカガワシイ…エッチな行ではないので心配は無用ですが、この直後のサスケのイキっぷりは正直、堪えた…。サスケはもうダメなの?泣きそうです。


<ハァ><ハァ>「自分の…命が……
惜しい訳ではない」
(ダンゾウ)

「木ノ葉の為…忍の世の為
ワシはこんな所で…死ぬ訳にはいかん…
どんな手を………使っても…生き残る
ワシは……この忍の……
世を変える唯一の改革者となる者…」(ダンゾウ)

「この女はその為の犠牲だ」<ハァ><ハァ>(ダンゾウ)

ダンゾウも黙ってりゃいいものを香燐を締め上げて「犠牲」なんて、サスケの琴線に触れる言葉を吐くもんだから、サスケが止まらない。鎮火させるどころか焚き付けてます(笑)。でも、ダンゾウの大義は六道仙人の付託を得んとする変革者…予言の子としての心構えにも似ていて、それがイタチが「うちは虐殺」においてサスケを生かした想いにオーバーラップしてて、何だか同情しちゃった。ダンゾウの場合、それが柱間の細胞を移植したり、「うちは虐殺」で失われたうちは一族から奪ったであろ写輪眼が十個も埋め込まれてた醜い姿の「オレが!!オレが!!」だったのが悲しい…。

でも、そんな風に忌み嫌われる?ダンゾウだけれど、サスケもそっち方向に沈んでると、僕は思うんです。ま…そこにトビの引力みたいなのがあって、サスケの堕天が加速されています…。その部分においてはサスケにも同情しちゃう…んだけれど、ここでダンゾウが見せる醜さをサスケが反面教師にできてないであろう雰囲気は看過できない。僕は常々、サスケには気品があると感じていました。それは才能とか血統とかと同列に人生のスタートラインの違いであって、如何ともし難い人の不公平であります。ぶっちゃけ「※」(ただイケの法則)よりもズッコな度し難い現実です。

だから、サスケの気品がダンゾウのがっついた欲をキッパリと拒絶して欲しかったのに、どっちかと言うと同じ方向に靡いてるように感じられる。これをイタチが見たらどう思うだろう。きっと心が痛むだろうと心配しちゃうの。それもこれもサスケの気品を上回る憎しみが渦巻いてるからだとは思うんだけれど、そこまでやっちゃダメでしょ…つー線引きってありますよね。たとえ、それが殺し殺される忍の世界でも…。僕はそれを「仁義」なのだと感じています。人間って、特に男の子は人前で「仁義」が切れて一人前だと、僕は思うんだけど、トビがサスケに教えないのがそれなんですよね…。


<ググッ…>「サスケ………助けて」(香燐)

「動くな…香燐」(サスケ)

「……!」(ダンゾウ)

<グサッ…>(え…)<ツー…>(香燐)

「ぐっ…!」(……急所を…人質ごと…)(ダンゾウ)

「そうこなくては…」(トビ)

「兄さん……まずは一人目だ…」(サスケ)

それではお母様方…「愛のフィルター」の準備はよろしいでしょうか。時にサスケの見開きは18禁で…ひとつ、宜しくお願い致します。そして、これがナル×ジャンの感想の冒頭で僕が叫んだ…イヤぁーッ!!サスケェ~ッ!!やめてーッ!!!!(笑)…であります。こんなのサスケじゃない。この見開きでサスケの右眼が黒目で、最終頁のサスケのフキダシの「まずは一人目だ…」左眼が隠れてるのが救いかな。それと、「動くな…香燐」…ホントに香燐がどうでもいいとサスケが考えているなら無意味なセリフです。僕はサスケをどうしても更生させたいと考える人だから、この行にも是非とも幻術オチの適用を期待いたし(ry

郵便配達は二度、ベルを鳴らす…。



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