スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| BLOG TOP |

NARUTO-ナルト-第51巻に寄せて…③

 
「その右目…
うちはシスイの眼を奪って移植したようですな」(青)

「シスイの瞳術は相手の脳内に入り
あたかも己の意志であるかのように
疑似体験させ操る術だった…」(青)

「操られている事すら気付かない
瞳術でも最高クラス!」(青)

あわやダンゾウが忍連合軍の総大将になりそうな気配が一瞬で水泡に帰した青の見破りで(第49巻/113頁)、ダンゾウの右眼にはうちはシスイの写輪眼が埋め込まれてる事が明かされました。そう言えば、火の国の大名が見るからに胡散臭いダンゾウを火影に任命した行でも、シスイの写輪眼の瞳術で大名のおばちゃんを操ってたのかしらと、それならば仕方ない!!と、溜飲が下る想いでした(笑)。きっとダンゾウは、シスイの写輪眼の瞳術を使っていろいろと悪さをして来たんだろうと思います。ま…悪さっちゅーと主観が入り過ぎでアレだろうけど、ダンゾウの処世術の要所要所をシスイの瞳術が受け持っていたかと考えると、幻術で人々を騙して理想を求めてたベクトルにはトビの「月の眼計画」と非常に似ています。

トビの場合は十尾の人柱力となったアカツキに、六道仙人の遺品である「月」「大幻術・無限月読」を投影して世の中に「安寧秩序」を齎そうとしたスケールのデカさが、高々、火の国の隠れ里である木ノ葉隠れの火影になりたかったダンゾウとはかなり違うけれど、どっちも人々を夢見心地にして誑(たぶら)かす姑息さが何だか似てると、僕は思うんです。ダンゾウの場合、価値基準がライバルである猿飛ヒルゼン(三代目)に在って、ホントは自己無価値観に塗れたデイダラのおじいちゃんVer.みたいて、誰かに面と向かって自分を見られるのがイヤな人だったのだと思います。多分、その点でもトビとは符合してて、お面越しに自分を「マダラ」と名乗る奥ゆかしさにダンゾウ&トビの似た者同士を感じずにはいられません。


<グイ><ハァ><ハァ><シュルル…>(ダンゾウ)

<スウー…><ハァ>「まだだ………
ここからが…眼で……語る戦いだ…」<ハァ>(ダンゾウ)

(右眼の瞳力が戻ったか…
シスイの眼が復活するまでの間を
イザナギでカバーする…

そういう手はずか…)(トビ)

<ダッ><バチチチ>(サスケ)

<ザッ>「!!」(サスケ)

第480話「犠牲」で、ダンゾウがシブトく吠えるんです。サスケの狂気の千鳥鋭槍が香燐ごとダンゾウの急所を貫いたにも関わらず…です。ダンゾウは「うちはの高み」を目指して一直線に直走るサスケに真っ向勝負したがってるように、僕には見えました。そして、ダンゾウの右眼にはシスイの写輪眼が搭載されている…。ダンゾウがサスケの幻術をイタチの「月読」と比較して扱き下ろしていた描写が、才能に対するジェラシーに思えるし、青をして「瞳術でも最高クラス!」の写輪眼を後生大事に使い、その能力を信じ切る様は「写輪眼さえあれば…(オレだって)」と拳を握りしめるダンゾウのトラウマの人生が、僕には感じられてなりませんでした。あんなに不自然に写輪眼をその身に纏うのは強烈な中二病臭がしてなりません。

復活したダンゾウの写輪眼…シスイの写輪眼…が、「黒目→写輪眼(三つ巴文様)」に<スウー…>っとトランスしてる描写…もう一度見て戴きたい。巻ノ五十一の129頁です。僕はこのシーンが、きっとキッ神のタイムマシン訂正されるだろうと考えてました。新刊を購入して、先ずはこの頁を探しましたから。でも、修正されていなかった…。ダンゾウの右眼は「黒目→写輪眼(三つ巴文様)」に確かに変移(トランス)しています。カカシの写輪眼を見れば分かるけど、移植した写輪眼は常時覚醒する前例が既にあるのです。ダンゾウの右腕のイザナギユニットも常時覚醒しています。僕はそれらの差異を「眼軸」に依存しているんではないかと考えてまして、カカシの場合はオビトの「眼軸」が搭載されている点がポイントです。

しかし、イタチがサスケの写輪眼を奪う描写や、トビがストックする写輪眼を見ても眼球だけが<プカ><プカ>と溶液に浮かんでますから、既に持ち得る者にしてみれば「眼球」こそが写輪眼の個人差なんじゃーないかと思えるのです。つまり、うちは一族間の眼のやり取りに関して限定して考えれば、「眼軸」の移植は必要ないのだと思います。神無毘橋のオビトは一族でないカカシへの移植だったので「眼軸ごと」とエクスキューズを入れたのでしょう。ま…そのような「写輪眼移植マニュアル」が存在したのだと思いますが、それが写輪眼を運ぶ器としての「うちは一族」に課せられた使命であり、命よりも大切な写輪眼を運用する為の心構え「うちは一族」にはその末端に到るまで浸透していたのでしょう。

ダンゾウは開眼しなかった…出来損ない「うちは一族」だった!?

写輪眼とは一族にあっても誰もが開眼しない能力でした。その開眼には、ある程度ドラマチックなイベントが必要不可欠であり、大切な何かを何としても守らねばならんような不退転の窮地に置かれ、尚かつ、エネルギッシュにその難関を打開するバイタリティが必要なのですから、才能だけあれば何とかなる訳でもなく、例えばメチャクチャ恵まれた環境にあったらどんな大天才であろうとピンチが訪れなくて能力を発揮しようがない状況だってあります。サスケの三つ巴なんかナルトが九尾の衣のチートを纏って攻め込んで来なければならなかっただろうし、写輪眼の開眼要件は一筋縄じゃーいかないから仕方ない(笑)。だから、ダンゾウも才能がそもそもなかった訳じゃないと思うんです。

しかも、苗字が「志村」だし、「うちは」とは違う分家とか、駆け落ちの可能性もあるでしょう。でも、ちゃんと「うちは一族」の写輪眼に合った身体だけは持ってたんじゃないかと思うんです。勿論、「眼軸」をしっかり持ってる。だから、シスイの写輪眼を移植した右眼は「黒目→写輪眼(三つ巴文様)」にしっかりとトランスしたんだと、僕は考えるんです。開眼しなかった出来損ないのうちはだからこそ、「瞳術でも最高クラス!」のシスイの眼を大事に使い、「うちはの高み」に最も近いであろうイタチやサスケを意識して行動してしまう。サスケなんか、「瞳術」の背比べみたいな闘い方だったじゃない。あれって、ダンゾウのトラウマがサスケの才能に過敏に反応したアレルギー反応だったと思うんです。

「ここからが…眼で……語る戦いだ…」

だから、息も絶え絶えになりながら、うちはの若僧のサスケに「眼」で迫ったダンゾウの写輪眼に対する憧れ…って言うのかな。乾き…って言えば良いのかな?そんな哀れさが漂って仕方ないのです。そして、イザナギユニットの十個の写輪眼。きっと、あれは普通の三つ巴だったんだと思います。開眼しただけでも凄いんだけど、そこにも”須佐能呼”まで開眼するとか、特殊な瞳術を発動できるとかの「ヒエラルキー」があるんです。それで、その下層にある普通の写輪眼をダンゾウはイザナギの為に、たった「60Secの夢」として燃やしてたんです。ダンゾウはその右眼に最高峰のシスイの写輪眼を搭載して、その上、柱間のデスマスクで身体エネルギーのドーピングしてるんですから余裕で出来ちゃうのです。

ダンゾウがシスイの眼を温存して、自分の主力に据えてたのは、自由に他人を操れたからだと思います。凄く気持ちが良かったでしょう。火影に選任された行でも大名を手玉に取り、眼前のシカクと暗部を欺いたんだから。何よりダンゾウは自分の出来損ないを悟られずに頂点に登り詰めたかったんだと思います。だから、トランスできるにも関わらず、右眼の写輪眼を包帯で隠してたんじゃないでしょうか。カカシが額当てで隠してるのとは意味が違います。ダンゾウは常時覚醒でチャクラを垂れ流すリスクもないのですから。ダンゾウはシスイの眼で世界中を欺いて火影になり、世界を一つにしたかったんだろうと思います。それはまるでトビが想い描く「月の眼計画」「大幻術・無限月読」そのものじゃないか。

悪夢に魘(うな)されるダンゾウ口寄せ動物が…

夢を喰らう「貘」(ばく)だったなんて…

皮肉すぎるよ…(ナイトメアのダンゾウに捧ぐ…)。

NARUTO-ナルト-第51巻に寄せて…
ナルト×ジャンキー ケルベロス 




 
スポンサーサイト
| BLOG TOP |

第503話「ミナトの屍鬼封尽!!」

 
<ズコココ>

「くっ!」(お面)

<パッ>(ミナト)(←飛雷神の術式)

<ザッ>(お面)

<ポタタ…><ズリュ…>(お面)

<ドッ>「!!?」(お面)

「ぐっ!」(お面)

(飛雷神の術!!そうか…!!
オレの体のどこかにマーキングを!!)
(お面)


<ブワッ>(ミナト)

「!! 契約封印!!
オレから九尾を引き離す気か!?」
(お面)

「これで九尾は
お前のものではなくなった!」
(ミナト)

「グォオオ!!」(九尾)

<ズズズッフ>(九尾)

「飛雷神二の段」「お面」のバックを取ったミナトの螺旋丸がクリーンヒット…の続き。「お面」はミナトを取り込む為に実体化してましたから、そのタイミングをミナトが狙った訳です。螺旋丸が決まったのに「お面」が死に到らなかったのは、左腕を犠牲にして体幹への被害を避けたからでしょう。ミナトもその手応えを察したからでしょうか…螺旋丸の次の手に「飛雷神の術式」を螺旋丸の弾痕に仕込んでいます。もしかしたら、これが「飛雷神三の段」かも知れませんね。恐らく、「お面」”暁”のトビは同一人物だろうと思います。”暁”のトビが黒装束で腕が簡単に取り外しできる構造(トルネにやられたのは右腕)になってるのはこんな風に強者と対戦して来た結果だったのかも知れません。

ミナトは間髪入れず飛雷神の術で畳み掛けます。螺旋丸の弾痕に刻んだ術式に飛び、「お面」に飛雷神のクナイを突き立て、実体化しているのを確かめると、「契約封印の術式」を「お面」に刻みます。これは「お面」が九尾と結んだ「口寄せ契約」を無効にする術式の様で、九尾の瞳の文様が九尾のオリジナルに復帰します。「お面」と九尾の関係性を切る事で、不意に九尾を引っ込められなくしたと考えられ、逆に九尾は口寄せ契約の召還制限が過ぎても里に被害を与えるデメリットが生じる訳で、そこまでしても「お面」から九尾を鹵獲する必要をミナトは感じていた事になります。後の描写でもあるんですが、九尾と木ノ葉隠れの因縁みたいなものを木ノ葉の大人達は感じてまして、「九尾事件」を危惧する雰囲気があったのでしょう。


「イルカ…大丈夫…?」(母イルカ)

「かーちゃん…」(仔イルカ)

<ドク><ドク>(母イルカ)

「とーちゃん!かーちゃんが!!」(仔イルカ)

「お母さんの事は父さんにまかせろ!
お前ははやく逃げろ!!」(父イルカ)

「イヤだ!!
とーちゃんとかーちゃんを置いて
一人だけ逃げたくなんかない!!
ボクがかーちゃんを守る!」(仔イルカ)

「ガキが図に乗るな!!」(父イルカ)

「子供を守るのが親の役目だ!!」(父イルカ)

「……!」(仔イルカ)

それで先週号から「親と子の関係性」を強く打ち出しているよに感じてましたが、ここではイルカの両親とイルカの別れを提示しています。母は子に向かい、父は敵を睨みつける…まるでイタチの”須佐能呼”が振り翳す「八咫鏡」(母)「十挙剣」(父)の様に描かれています。技術云々はあまり感想で書きたくないんですが、ここ二週、妙に鮮明に描かれてるんで、それが何故だろうと疑問に思ってたんです。でも、それがこのエピソードのミナトとクシナの決断に繋がる伏線である事が判り、かなりスッキリしました。もう一つ、この後に紅も出て来て、そこでも「親の想い」が描かれてまして、その紅がアスマの子を宿して力強く生きてる現実の重みがヒシヒシと伝わって来ます。キッ神はこれを「九尾事件」で描きたかったんだ…。


<ゴゴゴゴ>

<ズズズン…>(九尾)

(ミナト どこにおる?)(三代目)


「里の外へは追いやった!」(三代目)

「次々にしかけるのじゃ!」(三代目)

<ザザザザッ>

一方、「木ノ葉隠れVS九尾」ですが、どこを探しても「木ノ葉警務部隊」らしき忍は見当たりません。勿論、フガクやミコトは居ません。身体を張って子供を守るイルカママやパパと、イタチとサスケを残して何処かに出かけているフガクとミコトの対比は違和感を拭えません。まさか、ホントにお城みたいな建物に行ってるのか!?…行ってた方がマシな気もしますが、誇り高き写輪眼の戦死が何で木ノ葉隠れの里を守らないのでしょうか。こんなだから、「九尾事件」「うちは一族」が疑われてドンドン斜陽化して行ったんだろうなー…と納得行くんだけど、それを「九尾事件」の現場で木ノ葉隠れの大人達が感じてそうな描写があるもんだから、ますます「うちは一族」にとっては黒い流れに思えて仕方ないです。


「さすが四代目火影
このオレに手傷をくれ九尾と引き離すとはな…
だが九尾はいずれオレのものとなる…」(お面)

<ズズズズ>「オレはこの世を統べる者…
やりようはいくらでもある」
<ズズズズズズズ>(お面)

<ズズズズ…>(お面)

(……あの感じ…
嘘で言ってるんじゃない…)
(ミナト)

ミナトが「封印崩壊」でナルトの前に現れた時の印象では、「お面」にミナトがフルボッコにされたみたいな感じがしましたが、どっちかと言うとミナトが押してるように見えるんですが、僕の目が節穴なんでしょうか?(笑)「お面」はミナト戦で右腕を失い、九尾との契約も解かれました。しかし、ミナトに報復するでもなく、かなり淡白に消え去ります。捨台詞に世界征服を臭わせ、例の時空間忍術で立ち去る姿に”暁”のトビを感じますが、よく見ると時空間の歪み…渦が「右巻き」です。巻ノ五十一の「フー&トルネ戦」やダンゾウを吸い込む描写では「左巻き」なんです。「渦」「旋毛」(つむじ)のように「チャクラの練り方」と関係してるなら、「お面」とトビは違う個体という事になると思われます。


「四代目が来るまで足止めをかけろ!」

「はなせー!!
とーちゃんとかーちゃんがまだ戦ってんだ!!」(仔イルカ)

「どういう事!?」(紅)

「いいか
お前ら若い世代は九尾に近付くな…
これは他里との戦争ではなく里内のゴタゴタ
お前達が命をかけるものではない」(紅パパ)

「勝手な事を言うな!!」(紅)

「落ち着け……紅!」

「お前だって忍だ
いつまでも生きてられる訳じゃない…
だが娘よ…お前は女だ
せめてワシの孫となる子に火の意志を託せ!

それを父との約束にしてくれ
……お前を信頼してるぞ」(紅パパ)

それで、泣き叫ぶイルカを連れさった先は深い森の中で、おまけに「結界」を張ってありまして、そこに木ノ葉の若者達(若い世代)が集められていました。結界は口で言っても聞かないこの子らを閉じこめる為のものだと思います。防護結界であるならば、それで九尾から里を守れば一件落着ですんで、そんな便利な結界を用意できないから、こんなところに子供達を匿ったのだと思います。ここで若い時はかなりヤンチャだった紅と紅パパが登場してまして、「親と子の関係性」に触れています。紅の家系の眼の文様が輪廻眼に似てる…のはこの際、触れない事にしましょう(笑)。やはり、親が子を想う気持ちを木ノ葉隠れの里全体が理解して実践している点でブレはありません。何より子供達を「信頼」してる…。

も一つ…紅パパが言う「里内のゴタゴタ」にどうしても引っかかります。クシナに九尾を封印していたのは、九尾のチャクラを利用する戦術的な人柱力の運用ではなく、尾獣の金庫的な運用だったと、僕は考えてまして、それと火影が契る(エッチをする)事で得られる恩恵に重きを置いていた可能性を、二代目(ミナト)と四代目(ミナト)がそれぞれ時空間忍術を使える提示に感じています。ま…これは扉間がミトと再婚しなけりゃなりませんのでアレですが、二代目って何かと(穢土転生とか)怪しい人みたいだし。ちょっと話がそれちゃったけど、紅パパが「里内のゴタゴタ」って、明らかに写輪眼と九尾をセットで考えてると思うんです。しかも、クシナの出産の前にミコトと接近遭遇してたり、警務部隊が居ないのとかって(ry


「グォオオ!!」<キューン>(九尾)

<ザッ>(四代目)

「!!」(ひどい……!!)(四代目)


「くっ…またアレをやる気か!?」<ガクッ>(三代目)

「三代目様!!」

(口寄せの術!!)<ズン>(四代目)

「これは四代目だ!!」

「………」(ミナト)

「オレはこの世を統べる者…」(お面)

(クシナ……すまない…)(ミナト)

三代目以下、木ノ葉隠れのオッサンズの必死の抵抗で九尾が一旦は里外に押し出されますが、例のチャクラ砲の準備をし始めます。そこにミナトが駆けつけますが、九尾の咆哮は火影岩に向いていません。先週号でミナトが九尾のチャクラ砲を飛ばしたのは、事前に時空間結界を火影岩の前面に布設してたからで、それって子供達のシェルターを防衛する為だったと、僕は考えてまして、ミナトが自分の火影岩のツンツンヘアーに舞い戻ったのは、このポイントに出現したのも、時空間結界を予め布設した戦術的な飛雷神の術式の配備を証明するものであって、つまり、余所向いて放たれる九尾のチャクラ砲を何処かに飛ばす時空間結界は用意できてないのだと思います。だからミナトはガマブン太の口寄せで九尾を強襲するしかなかった。

そして、ここで(クシナ……すまない…)と悔いるのは、九尾のチャクラ砲を暴発させられるポイント…大爆発が起こっても被害を被る可能性が少ない…がクシナとナルトを匿ったところしか残ってなかったからだと、僕は思います。ミナトは「お面」には直感的に脅威を確信してまして、クシナやナルトと木ノ葉隠れや忍界の平和を秤にかけざるを得ない火影の立場役割がミナトには在るから、ミナトはクシナに謝るしかなかったんだと、僕は思います。ミナトが火影岩から一気に九尾の背後(上空)に出現できたのは、もしかしたら九尾に飛雷神の術式を仕込んでいたのかも知れませんし、飛雷神のクナイを大遠投して九尾の上空に達した瞬間に飛ぶ「飛雷神二の段」を応用したのかも知れません。


「少しの間
九尾を押さえていてくれ!」(四代目)

「いくらワシでも
こいつはそう押さえておけんで!」(ガマブン太)

「これほどの大きなものを飛ばすのは
それなりのチャクラがいる!」
(四代目)

「くっ!」(三代目)

<ズン>(ガマブン太)

「…ミナト…
九尾ごと飛んだのか!?」(三代目)

<ドウ>

「あっちか!」(三代目)

<ゴゴゴゴゴ>

ミナトはガマブン太の助太刀でできた僅かな時間に大量のチャクラを練り込み、飛雷神の術で九尾ごと飛びます。最初からこれをやれば良かったんだけど、「お面」の邪魔が入ったから。逆に「お面」はミナトが九尾を何処かに飛ばせる事を知ってたから、自分が相手するリスクを冒して、ミナトを足止めしたんだと思います。そして、ミナトが飛んだ先に起こる大爆発に誰よりも先に反応するのが三代目(か、金剛如意棒)です。三代目はここから猛ダッシュでミナトを追ったのだと思います。それは何だろう…ミナトとクシナに対する「親心」だったんじゃーないかと思います。九尾を前にミナトを待ち望んでしまった自分に些かの後悔があると言うか、ミナトに託して逝くのは年長の自分だと本心で考えてるんじゃーないでしょうか。


<フッ>(四代目)

<ハァ><ハァ>「すぐに結界を張らないと……!」(四代目)

(チャクラがもう……)(四代目)


「……私はまだ…やれるわ……
ミナト…」
(クシナ)

<シュルル><ルルルルル>「グルルル…」(九尾)

「おぎゃああ おぎゃああ」(ナルト)

<ゲホッ><ゲホッ>(クシナ)

「クシナ……!」(四代目)

<ハァ><ハァ>「起こしちゃった……わね…
ごめんね…ナルト…」
(クシナ)

「クシナ…」(四代目)

「このまま九尾を…引きずりこんで
死ぬわ……
そうすれば…この先九尾の復活時期を……
伸ばす事が…できる
今の残り少ない私のチャクラで
アナタ達を助けるには
それしかない」
(クシナ)

「今まで…色々ありがとう」(クシナ)

「!!」<ズキン…>(四代目)

やはり、ミナトが九尾ごと飛んだのはクシナとナルトが休む庵のある場所だったのだと思います。誰も居ない静かな場所なんて、もうココくらいしかなかったんじゃーないでしょうか。勿論、九尾のチャクラ砲が暴発する前にクシナとナルトを抱えて飛んてますけど。ここに来て流石のミナトもチャクラが心細くなって来たようですが、それを察してかクシナが例の鎖のような特別なチャクラで九尾を捕縛します。もしかしたら、クシナのチャクラは九尾の血継限界チャクラに対して優位に立てる別の血継限界チャクラなのかも知れません。ヤマトがナルトのチャクラに注目してましたが、ナルトはクシナの特別なチャクラを受け継いでるのかも知れませんね。それが九尾を仕舞う「金庫」としての人柱力の要件になった訳だ。

ここでミナトが<ズキン…>と来ちゃうのは、クシナが手を挙げた九尾の抹消がナルトの父親的には望ましかったからだと思います。しかし、それはクシナの夫や恋人としては極めて不適当だった…。クシナが既に余命幾許もない事はミナトには分かっていますから、どうせ死んじゃうんだから、クシナが九尾と共に滅する事に合理性があるのは確かです。だから、クシナの発案に驚くのではなく<ズキン…>と来ちゃう訳。ミナトはクシナのチャクラ特性や封印術は熟知している筈だから、九尾を沈黙させる選択肢としては用意に脳裏を過っていたのだと思います。でも、その言葉がクシナから発せられる時、我に返ったのだと思います。ミナトは自分の持つ利己的な考えを責めたんじゃーないでしょうか。


「………
クシナ…君がオレを……」(四代目)

「おぎゃあ! おぎゃあ!」(ナルト)

「四代目火影にしてくれた…!
君の男にしてくれた…!!
そしてこの子の父親にしてくれた…!!

それなのに…!」(四代目)

だから、ミナトはクシナに謝るのです。クシナがミナトを「四代目火影」にしたというのは、クシナと交わる事でミナトが九尾のチャクラの影響に拠って「飛雷神の術」を会得した事と関係があると、僕は見ています。クシナのお腹の中に居たナルトに「髭痣」があるように、九尾のチャクラが人体に影響する描写が残っていますので、ミナトとクシナの深い深い繋がりがミナトに「力」を与えたのはナル×ジャン的にはアリです。そして、それと同じような事が二代目火影・扉間とミトさんの間にあった可能性も極めて高いと考えます。火影が九尾の人柱力を嫁に貰う前提は三代目・ヒルゼンとビワコで否定されますので、やっぱ時空間忍術繋がりがしっくり来ます。同じ考えでナルトは時空間忍術を使えるようになると思いますです。ハイ。


「ミナト…そんな顔しないで
私はうれしいの…

アナタに愛されてる…それに……」(クシナ)

「おぎゃあ おぎゃあ」(ナルト)

「今日は…この子の誕生日なんだ…から……

なにより…もし……私が…生きてて…
家族三人で暮らしてる…未来を想像……したら
幸せだって事以外…想像できないんだもん」
(クシナ)

「おぎゃあ! おぎゃあ!」(ナルト)

<ツー>(ミナト)


<ハァ><ハァ>「ただ…
心残りがあると……すれば…
大きくなったナルトを…
見てみたかったなぁ……」
(クシナ)

「おぎゃあ」(ナルト)

「………」(四代目)

「クシナ…
君が九尾と一緒に心中する必要はないよ
その残り少ないチャクラ
そのナルトとの再会のために使うんだ…!」(四代目)

「え……?」(クシナ)

「君の残りのチャクラを全てナルトへ封印する
八卦封印に組み込んでね


そして九尾はオレが道連れにする…
人柱力ではないオレができる封印術は
屍鬼封尽!」
(四代目)

「……!
でも…あの術は術者が…」(クシナ)

「それにもう一つ…
オレに封印する九尾は半分だけ
これだけの力は物理的に封印しきれない
そして戦略的にもできない…

君を道連れにした九尾の封印は
復活まで人柱力が不在となって
尾獣バランスが崩れてダメだ

屍鬼封尽ならオレと一緒に
九尾を半分だけ永久に封印できる
だから九尾のもう半分は…」(四代目)

「もしかしたら…
お前が予言の子なのかもしれんのぅ…」(自来也)

「え?何がです?」(ミナト)

「この先…
忍の世界はおそらく大変な事になる」(自来也)

「その時の救世主
その予言の子だ……」(自来也)

「ナルトに封印する!
八卦封印でね!」
(四代目)

「!?」(クシナ)

「君の言いたい事も分かる…
でも自来也先生が言ってた世界の変革の事…
そしてそれに伴って起きる災いの事!

今日……確信した事が二つある
君を襲った面の男…奴は必ず災いをもたらす!

そしてそれを止めるのはこの子
人柱力として未来を切り開いてくれる
なぜかそう確信したんだ」
(四代目)

「!!」<ザッ>(三代目)

ミナトには火影としての立場役割があるから、父親としてのそれや、クシナの恋人(男)としてのそれに流されなかったのだと思います。それは「尾獣バランス」という言葉に見て取れ、本当に災厄しか齎さないのであれば、人柱力に尾獣を封じ込めた後、ちょっと可哀想だけど、人柱力を殺しちゃえば尾獣は抹殺できるんですから、やっちゃっても良いと思えるんですが、何故だかそれをしないのは、尾獣がこの世界にある事で何らかの「バランス」を維持する役割を担ってるから他なりません。尾獣は殺せるけど殺しちゃいけない存在なのでしょう。また、殺しても時間が経てば復活するんだけど…。チャクラの五大性質は自然と深く関係してるから、尾獣の持つ巨大なチャクラが一時的にでもなくなれば自然界のバランスが崩れて天変地異が起こるのかも知れません。


「…ミナト…でも…」(クシナ)

<スッ>(四代目)

『巳・亥・未・卯・戌・子・酉・牛・巳』(四代目)

<バッ>(屍鬼封尽!!)<ドン>(四代目)

「この子を信じよう!
なんたってオレ達の息子なんだから!!」
(四代目)

そして、ナルトを信じるミナトが命を燃やすように発動する「屍鬼封尽」。その印が繰り出される前に三代目が間に合ったのがポイントです。大蛇丸の木ノ葉崩しで三代目が「屍鬼封尽」を発動する時、金剛如意棒である猿猴王・猿魔も「屍鬼封尽」の印の順番を記憶してましたよね。あれはこの場に臨場したからで、三代目はここでミナトを庇えなかった事をこの先、悔いて悔いて悔いまくる人生を送る事になるのです。それに何たって三代目がナルトを回収して「おくるみ」に包まねばなりませんから、必要不可欠なキャスティングであります。しかし、まだ「お面」も健在ですし、ミナトが半分にする九尾のチャクラがホントに死神の腹の中に入るのかは未だ余談を許しません。サスケは大人しく寝てるように(笑)。

トビと「お面」の渦巻きは何故に逆向き?←錯覚!?老眼!?

補足は「疑問の考察」でやりまーす!!



 
| BLOG TOP |

NARUTO-ナルト-第51巻に寄せて…②

 
<スッ>(須佐能呼)

<ダッ>(ダンゾウ)

「ウオオオオオ!!」<ギギギッ>(サスケ)

<カッ>(須佐能呼)

(イザナギ―)(トビ)

<ガッ>(ダンゾウ)

(ほんの僅かな時間だけ…)(トビ)

「ヴッ」(ダンゾウ)

(術者のダメージや死を含めた不利なものを
夢に描きかえる事ができ―)
<スウー…>(トビ)

<パッ><ザッ>(ダンゾウ)

<バッ><バッ>(風遁・真空大玉!!!)(ダンゾウ)

<スッ><ブワ><ドッ>(ダンゾウ)

<ハァ><ハァ>(サスケ)


(そして術者の攻撃などで
有利となるものは現実にできる
幻と現実の狭間をコントロールできる―
己自身へかける究極幻術!!)
(トビ)

<スウ…>(…そして…
イザナギを使用したその眼は光を失い)(トビ)

(二度と開く事はない……)<ピタ>(トビ)

第479話「イザナギ」(前編・イザナギ解説編)で、トビがダンゾウの右腕に埋め込まれた写輪眼の意味に気付いています。ダンゾウはサスケを「(イタチの唯一の)失敗作」と扱き下ろし、サスケの幻術をイタチの「月読」と対比して駄目出ししまてした。その根拠が「究極幻術」たる写輪眼の禁術である「イザナギ」を発動する右手のギミックにあったのだと思います。トビの分析に拠れば、「大蛇丸の実験物」であり、「イザナギ」の為の専用ユニットであったと思われます。言うなればダンゾウの決戦兵器であり、十個の写輪眼を消費する概ね十分間で相手と相打ち以上に持ち込む事でダンゾウが勝利する…かなり狡(こす)くて卑屈な用兵思想で、何気にコンプレックスを引き摺ってるダンゾウが愛しく感じられました(笑)。

イザナギを使用したその眼は光を失い
二度と開く事はない……)(トビ)

ダンゾウのコンプレックス…っていうのは、ナル×ジャン的にはどデカイ意味があって、それをジメジメと、ネチネチと書いてるんだけど、ダンゾウが右手に十個もの写輪眼を埋め込んで、それをドライブする為にわざわざ柱間のデスマスクなんて代物を右上腕に移植するなんて、若い頃に付き合った女子の名前でを入れるみたいなヤンキー的な事をしちゃう姿に泣けます(笑)。でも、トビが説明するように「イザナギ」は写輪眼を使い捨てにする自爆技みたいなもので、「禁術」としたのは背に腹が替えられない状況にのみ発動する躾みたいなものだったのかと思いますし、写輪眼を運ぶ「器」としての「うちは一族」とって写輪眼は命よりも大切である…が大前提としてあったんではないかと、僕は考えています。

だから、うちは的には「うちは虐殺」なんて大した問題ではなく、寧ろ写輪眼がその後どうなったかが争点たりえたんではないかと思えます。事実、大蛇丸の実験物として「イザナギユニット」に十個もの写輪眼絵をダンゾウが保有し、ダンゾウの死後、トビがそのアジトに写輪眼ラボみたいな貯蔵庫を所有してる描写があって、「うちは虐殺」での一族の大量の死の余りにも軽々しい扱いが、写輪眼の行方に起因していたのかも知れない憶測を産みます。もしかしたら、「うちは虐殺」とは器から写輪眼を引き剥がし、写輪眼のみを手に入れる為の謀略だったのかも知れません。そもそも、ダンゾウが「禁術・イザナギ」で写輪眼を使い捨てにするのは、クナイや手裏剣と変わらない罠…と、僕には思えました。

写輪眼への憧れ

ダンゾウのトラウマ「イザナギ」を発動させまくったんだと思います。そして、その相手が(千手柱間→ナルト…に対する)マダラの生まれ変わりみたいなサスケであった事が、最後まで自分の右眼に移植した「シスイの写輪眼」を温存したダンゾウの戦い方に激しくけたたましく共振します。逆にトビが写輪眼を収集しまくるのは、うちはマダラが一族にソッポを向かれ「終末の谷の決闘」でメチャクチャ孤独に闘うを余儀なくされた遺恨を引き摺る反動形成にあり、「器」としての一族ではなく「忍具」としての写輪眼のみを信じる意地のようで、ダンゾウのスタンスとは違うように思います。だから、トビは「イザナギ」「禁術」と言ったのだと思います。そして、写輪眼を使い捨てるダンゾウが、何故だか右眼の「シスイの写輪眼」を大切にするのがイレギュラーしている…。

「そうだな
次は眼で語る戦いにしよう」
(ダンゾウ)

凄く分かり難いと思いますが…ダンゾウはサスケ戦で写輪眼巧者を競う闘いに仕向けていたように思います。写輪眼…万華鏡写輪眼の正統後継者としてのサスケに、ダンゾウは真っ向勝負で瞳力の優劣を競っていたではないですか。そして、その最中に使い捨てにする写輪眼(イザナギユニット)と、温存した「シスイの写輪眼」のヒエラルキーを垣間見せた…。「イザナギユニット」をドライブする為に柱間のデスマスクなんて十字架を背負うのは、トビが(シスイの眼が復活するまでの間をイザナギでカバーする…)(第51巻/129頁)と分析したように、「シスイの写輪眼」に重きを置いたダンゾウの偏愛みたいなものがあったと、僕は思います。決してダンゾウが「イザナギ」として消費する事がなかった「シスイの写輪眼」…。

その想いが照らす先にダンゾウの素性が潜んでいるのです…。


 
| BLOG TOP |

NARUTO-ナルト-第51巻に寄せて…①

 
巻ノ五十一のレヴューが延び延びですが…何か(笑)。もう直ぐ巻ノ五十二が出る勢いだけど、三年やってるけど、こんなのは初めて…。新刊が出て感想書けないのって、新ジャンの感想書かないのに近いですも。ちなみに新ジャンの感想を書かなくなったらナル×ジャンは死んだと思ってくれて良いと思います。嘘つきケルベロスが尻尾を巻いて逃げ出したんですから、そりゃもう汚らしい言葉で罵(ののし)って貰って願ったり叶ったりで(そ、そっち?!)「私に汚い言葉を使って!!」パート36くらいですかね(笑←解る人だけで結構ですので)。ま…こんな律儀に活動してるんですから、僕の言葉に某かの重みを感じて貰えたら嬉しいな…と思いながら、ここ数ヶ月書いていまして、それが祭り囃子のように遠くで響いてませんでした?

「九尾のコントロール」

サスケがイタチの眼を移植した後、間髪入れずにナルトの「九尾のコントロール」が始まりました…。キッ神の『NARUTO -ナルト-』の描写手法として「エッチング」を使っている以上、サスケとナルトの表裏が合った時点で物語は「リーチ」な訳です。それに至る前の「うちはの力と千手の力…」(チャクラの考察)の提示の為にダンゾウが使われた…と、僕は感じてまして、それにしちゃー、やけに物悲しい人生だったじゃねーかと、胸の奥底が言い知れない物悲しさに埋め尽くされてしまったのです。お話としては面白いですよ。ノンケの人が初めて巻ノ五十一を手に取って『NARUTO -ナルト-』にハマっちゃうかも知れん。「ダンゾウVSサスケ」は面白いっす。でも、その面白さがその先を知る者には返って悲し過ぎるのです。

ま…それでそこんとこを書きたいんだけど…それって「愛について」が書けなかったからで、あれって抉じ開けないと書けないから…この暑さでしょ、仕事でもいろいろあって、相方の調子も悪いし、ケルベロスもいろいろとありまして…それでダンゾウっちの件は分割で書かして貰います罠。最近、書く力が弱くなってしまって『最近NARUTOの考察というより「こうであってほしい」という妄想のようになってきてますね・・・』(←これは僕に「こうであってほしい」と思ってる人だと思うけど)なんて罵声を浴びたりするくらいで、僕もよる年並と自分のタスクに温度差は感じてるのは事実であります。それ以上に、閉じようとしてるお話しにキッ神の「筆の迷い」みたいな違和感を、ここ数年感じているのも事実です。

そうですよ…僕は「こうであってほしい」と思っています。でも、それは今も昔も変わってませんって。『NARUTO -ナルト-』の極微細な断片から「あーでもない…こーでもない」と、捏造限界チャクラを絞り出し、僕は膨らまして膨らまして膨らませまくった訳です。例えば、クシナがヒナタを認めて封印を開いた…とか、そんなの『NARUTO -ナルト-』の何処探しても在りませんて。でも、「もし、そうだったら…」を考えてみて下さい。面白くないですか。ちょっと良い話じゃないですか。「諦めないド根性」じゃないですか。僕はそれが書きたいとです。ま…そんな罵声には揺らぎませんが、今は体力が、暑さで削られ、仕事で削られ、相方の世話で削られ…そう言う訳で、こんな風に分割になっちゃうのでスミマセン。

ダンゾウっちの事をちょこっと書かせて下さい。

  
| BLOG TOP |

第502話「四代目の死闘!!」ナビ

 
暑さと仕事の忙しさでうっかり週ジャンの発売日を失念してまして…しかし、「ミナト△」(ミナト三角形→ミナトさんかっけー…なんだそうです…笑)の今回、何気に「二代目」の真実みたいなものが浮かび上がって来ました。個人的に、ミナトはクシナと(猿のように…)交わった結果、ナルトがクシナの子宮内部で九尾のチャクラの影響を受けたように、ミナトも九尾のチャクラの影響を受け、「飛雷神の術」を会得した…と考えてまして、それと二代目が同じ状況になる為に、柱間の奥様だったミトと扉間がやっぱ(猿のように…)交わらねばならないと、ナル×ジャン的に相成りました(笑)。ミナトと扉間のチャクラが同じ時空間忍術を使うってところが似てて、それが九尾のチャクラだったら嬉しいな…と思うんですが…。

九尾が一向に時空間忍術らしき能力を使わん事が悩みの種で(笑)。でも、尾獣のチャクラが血継限界チャクラと関係してて、人間に影響を与えて来た歴史(血継限界の一族がいる事)を考えれば、人柱力との交わりが人間のチャクラに影響を与えたとする考え方は理に適ってるとも思います。なので、今後、クシナの回想で何らかの提示があれば良いな…と思いますし、「九尾の陽のチャクラ」だけを取り出してナルトにワザワザ封印した理由がそれかも知れませんし…。何せ「九尾事件」のあの忙しそうな最中に、何の理由もなくミナトだって面倒くせーことはしませんて(笑)。また、千手とうずまき…弟系の系譜が混ざる事で弟系の濃い血筋が出て来るのもアリですし、人柱力を母体にして血継限界や特異体質が産まれるのもアリだな…と、僕は思います。

特に、今回書いてて(タレコミにもあったんだけど)サクラの事が気になりました。サクラが何で怪力医療忍術をサクッと修得できたかってーと、やっぱミトと扉間(二代目)の間の血脈を受け継いでるんじゃーないかと考えてみました。綱手とは祖母(ミト…曾祖母?)が一緒になるのかな。そう言われれば似てる?(笑)クシナが九尾を引き受けるまでミトが存命したんだし、きっとミトは常に「愛」を探す人だったろうから、いろんなロマンスが在っても不思議じゃないです。やっぱ、扉間が時空間忍術繋がりってのは、やっぱ九尾の人柱力と関係してると、エッチな僕は考えちゃうんですね。だから、扉間はミトと結ばれてて、それこそ猿の(ry…(←しつこいので割愛)。でも…そこに「愛」が在るんなら良いじゃない。

他者を好きになって愛すれば自然にそういう事があると思うんです。いつだったか書いたけど、アルファベット「I」(愛)より先に「H」(エッチ)が在るんだから仕方ない!!(笑)ぶっちゃけ、やる事やんなきゃ始まらない…ちゅー話でもあります。そればっかりじゃーない…ってのが重要だけど。しかし、そんなコアなお話が純真無垢の無菌状態を16年間維持し続けたナルトに、その張本人とも言うべき「諦めないド根性」を持った母親の口から語られるかは極めて微妙(笑)。クシナはナルトと一緒に居られなくなるだろうから、本心では悔しくて悔しくて仕方ない筈ですから。ま…もう少し、黒バックの回想が続くと思いますので、キッ神の「細工(さいく)は流々(りゆうりゆう)仕上げを御覧(ごろう)じろ」としましょうか(笑)。

第502話「四代目の死闘!!」①(イタチとサスケ編)

第502話「四代目の死闘!!」②(九尾襲来編)

第502話「四代目の死闘!!」③(四代目激闘編)

今日は相方とドッグサロンに行って相方のシャンプーに付き合います。身体乾かすのに二時間くらいかかるし、プロのトリマーの魔手によって毛玉ちゃん(アンダーコートと言うらしいです)を除去してもらうので何時間も拘束されます。よって終日オフラインになる予定です。沢山いただいて居りますが…メッセージのお返事とか全くできてないのにスミマセン。戴きましたメッセージは熟読しまして考察の参考にさせて戴いとります。折しも梅雨明け。高い高い空。猛暑日が襲いかかる夏がやって参りました故、皆々様方には心より暑中お見舞い申し上げます。くれぐれも体調を崩されませんようにご自愛ください。ケルベロス、お前もな!!←ハ~イ!!。

 
| BLOG TOP |

第502話「四代目の死闘!!」③(四代目激闘編)

 
三代目様にすぐにでも
これらの事を伝えなくては……)(四代目)

<ザッ><ズッ>「!」(四代目)

「!!」(四代目)

<ズッ>

<パシィ>「お前の相手はオレだ
そして…終わった」
(お面)

<ズズオオオオオオオオオオオオオ>(お面)

<フッ>「………!!」(お面)

「飛んだか…速いな
はもっと速くとりこんでやる…
触れた瞬間にな…」(お面)

ミナトが九尾のチャクラ砲を飛ばした大爆発の余韻に乗じて、「お面」がミナトの背後に音もなく近寄ります。しかし、それをミナトは察知して「お面」の左顳(こめ)かみを飛雷神のクナイで狙い撃つ急所攻撃を繰り出しますが、例の肩すかしを喰らいます。「お面」の模様やマントの下のもろ肌などの細かな部分は違うけれど、能力的には今のトビと同じようです。相手の攻撃は身体を透過させてやり過ごすし、ミナトの左腕を取ったように実体もあり、「お面」が作る渦が吸引するところも同じです。やはり、能力の中核「お面」に在る…と、僕は考えてまして、例えば、「お面」の忍をトビと仮定して、「お面」にいろんな身体を挿(す)げ替えていた…と考えると、今のトビと「九尾事件」「お面」がフラットになります。

それと、「お面」の吸い込みですが、一度触れる事が発動の条件のようです。そう言えば、フー&トルネ戦で、トルネの毒蟲にトビが汚染された描写がありましたが、アレってどうしても一度触れないと吸い込めなかったのかも知れませんね。しかし、汚染された腕をパージ(切り離し)する反則技で切り抜け、その少し後には何事もなかったように元通りに腕が生えてた辺り、トビの身体の意味が薄れる…ちゅーか、何体かあるんじゃーないかと疑う要因になっていると思います。それにイタチが仕込んだ「転写封印・天照」の攻撃を凌いだのも、「お面」に延焼しないように、先ずその場に放置し、自分は洞窟の奥に姿を消し、再度登場した折りにはしっかりと黒炎が鎮火してましたし、一度見せたご尊顔を二度と見せずに…。


<ズザザ>(四代目)

「くっ…!」(四代目)

(こっちの攻撃が擦り抜けた
しかし実体化
すぐにオレを引きずり込もうと…
何だあの術は?)(四代目)


<ズズズズ…>(お面)

「!?」(四代目)

<ズズ>「逃がしはしない」(お面)

<スッ>(四代目)

(こいつも時空間忍術を使うのか!?
クシナを連れてすぐに移動できたのはこの能力か!

三代目直轄の暗部をやり過ごし
最高機密の結界を潜り抜け
出産時に九尾の封印が弱まる事を知っていた)(四代目)

(…さらには九尾の封印を解き
手懐け そして
木ノ葉の結界に引っかかる事なく
出入りできる忍…
オレの知るかぎりでは…
一人しかいない)
(四代目)

「うちはマダラなのか?」(四代目)

クシナの封印を解いた水辺の岩の結界?は「お面」が用意したものだったんですね。予め準備していた場所にクシナと共に飛んだ訳だ。僕はまた、クシナを匿(かくま)った洞窟の前の水辺に、何でこんなお誂え向きの岩場があるねん!?と、クシナの周囲を疑いまし、ミナトが何故、クシナを見失ったかも疑問でしたから、ちょっとスッキリしました。しかし、木ノ葉隠れの里を覆う探知結界の鍵の術式ですが、木ノ葉創設期から変わってない…ちゅーのはセキュリティとしてどうなのよ!?と思います。クシナの産屋の結界にしたって、ホントだったら週変わりでも良いくらい頻繁に変えると思いますが…。九尾のコントロールは万華鏡写輪眼が必須と思われますが、「お面」にその描写もなく、「お面=うちはマダラ」には疑問が残ります。


<スッ>(お面)

「いや…そんなはずはない……
彼は死んだ」(四代目)

「……さあ…どうだろうなあ…」(お面)

「お面」もその辺は上手く濁してまして、のらりくらりとした調子です。しかし、「お面」が嘘をついていないとすればどうでしょう。例えば、自分でも解らなくなってる…とか。或いは、部分的に遺った…とか。僕はそれが「お面」なんじゃーないかと考えてるんです。だから、「お面」の忍が口ごもった反応をミナトに示した描写に<ピクン>となりました(笑)。ミナトは非常に聡明で抜け目無いですから、滅多な事は言えません。「お面」が自分を「うちはマダラ」だと言い切らないのは、ミナトを恐れているからだと思います。だから、この後に続く「お面」のセリフはどっち付かずのスカしてるのか、ふざけてるのか解らない…気のないセリフばかりです。不真面目過ぎて…もしかしたら、時間稼ぎにすら思えてしまいます。


「……この際
アナタが何者なのかはいい…
だがなぜ木ノ葉を狙う?」(四代目)

<ジャララ…>「言うなら…
気まぐれでもあり…
計画でもあり…
戦争のためでもあり…
平和のためでもある」
(お面)

「………」(四代目)

<スッ>(どちらにしろ…ただ者じゃない!
九尾のコントロール能力
二代目やオレ以上の時空間忍術…
そして危険な思想を合わせ持つ…
ここでケリをつけておかないと
この先九尾以上にやっかいな事になる!)(四代目)

(もしオレが里へ飛べば…
こいつもついて来て戦場がよけい混乱する…
…マダラがそうだったように
九尾の口寄せをしておける時間はそう長くないハズ…
里の事は三代目を信じるしかない…
オレはこいつをここで仕留めなければ!!)(四代目)

ミナトも「お面」を警戒してますね。ここで、また「二代目」の名前が出て来ました。二代目も時空間忍術使いだったようですね。「二代目」はカブトの提示で「口寄せ・穢土転生」も出来たようだけど、お兄ちゃん(弟系の兄弟だからややこしいのか?)の柱間とは違った能力の伝承があったのかも知れません。しかし、「柱間VSマダラ」終末の谷の決闘の後、九尾を鹵獲した木ノ葉隠れが渦潮隠れのくの一(ミト)を九尾の人柱力とした事実が在り、ミトは柱間の死後も長く木ノ葉に在り、クシナに九尾を渡すまで行きた筈で、ナル×ジャン的に考えれば、柱間の死後、ミトと扉間(弟・二代目)が交わった可能性を感じます。単刀直入に言うと、柱間の後家さんであるミトが扉間の妾になるか再婚した…ちゅー可能性です。

…であれば、扉間とミナトが時空間忍術で重なるのは、ナル×ジャン的には非常にしっくり来ます。もう願ったり叶ったりです(笑)。ミトと扉間の濡れ場なんて凄くエッチじゃない(汗)。何だか最近、エッチなお話が多くなってスミマセン。でも、エッチな要素「人柱力」にはあって、それが女性だったりすると、アッチに引き摺られます(笑)。クシナの場合は「出産」が絡むから余計なんです。ところで、「出産」でミトの九尾の封印が緩んだって事は、九尾のチャクラの影響のある子供がナルト以前に存在してて、それが綱手の親ですから、少なからず綱手も九尾のチャクラの影響や渦潮隠れの血を引く事になります。そして、綱手が医療忍術と怪力の持ち主ってところが、何気にサクラにオーバーラップしてるのって…(黒汗)。


<ダッ>「すでに希望などお前らにはない!」(お面)

<スカ>「!!」(四代目)

<ジャララ><グイ>(お面)

<ガシャン>

「!!?」(お面)

<フッ><ザッ>(四代目)

<ザザッ…>(お面)

(奴の肉体…
こちらの物理攻撃は効かず 奴の攻撃時は実体化する…
つまり相討ちのタイミングしか狙えないという事!

しかし奴にとっては攻撃する時がリスクになる
そして九尾の口寄せ時間を考えると
奴も長時間の戦闘は望んでいない…)(四代目)

<ザッ>(どっちの攻撃が相手より
一瞬速いかで決まる!)
(四代目)

「お面」が手錠のような形態の鎖(くさり)でミナトを攻撃するのが、受けなのか、攻めなのか解らないところもどっち付かずキャラっぽくて好きです(笑)。これは例の擦り抜けがあればこその忍具であり、それがなければ完璧に「受けのドM」が決定します(笑)。手錠をハメて自分で自分を拘束して戦うなんて、自分で自分の心臓を杭で突き刺して<ヒク><ヒク>してた飛段に匹敵します。ミナトが明らかに可笑しい「お面」のド変態な忍具に目を逸らす事もなく、気持ち悪がるでもなく、自然に振る舞うのは礼儀正しい大人の良識を持っているからでしょう。やはり、アッチの趣味は人それぞれですんで、無碍にするのは大人げないですし(笑)。もしかして「危険な思想」ってそっちかよ!!と、考えたり(笑)。

それと、九尾の口寄せは時間の制限があったようですね。多分、「柱間VSマダラ」終末の谷の決闘で重要なポイントになったんだと思います。もしかしたら、それが柱間の勝因であり、マダラの敗因だったかも知れないし。でも、「お面」がクシナから九尾を呼び出した行で完全にコントロールしてたっぽかったから、ワザワザ時間制限のある口寄せなんかしないで、そのまま素で九尾を木ノ葉まで<ズシン><ズシン>と移動させて襲わせても良かったと思うんだけど、探知結界内から強襲を掛けないといくら何でも木ノ葉を落とせなかったのかも知れません。或いは、口寄せ契約を九尾と結ぶ事で三つ巴文様の写輪眼でも九尾を操れる条件なのかも知れないし、この辺は未だ提示が少ないので判定が難しいです。


<ザッ>(お面)

<シュー>(四代目)

<ズッ>


「オレの勝っ―」(お面)

<フッ>(四代目)

(螺旋丸!!)(四代目)


<ドッ>「ぐはっ!!」(お面)

(しまった…
さっきのクナイへ飛んだのか!!)
(お面)

「飛雷神二の段だよ」<パシィ>(ミナト)

ミナトは飛雷神のクナイを自分と「お面」の線上に流すように投げます。勿論、その刃を「お面」が擦り抜けさせるのは織り込み済みです。先に「お面」から提示がありましたが、次に「お面」に触られた瞬間、ミナトは「お面」時空間忍術に取り込まれて何処かの空間に閉じこめられるでしょう。つまり、「お面」もミナトに接近する必要があった訳で、そのリスクを極限に減らす為にギリギリまで実体化しないのです。ミナトは「お面」の目的と戦略を読んだ上で、飛雷神のクナイを流した訳です。そして、同時に螺旋丸を臨界させて間合いを詰めています。これは「お面」がミナトに触れる間合い=実体化するタイミングを見計らっている訳です。だから、ミナトの右腕は伸びていないのです。そして、ミナトは左腕を隠している。

これは飛雷神の術の「印」「お面」に見せない為であり、「お面」がミナトに触れる一瞬先に飛ぶ為です。ま…写輪眼相手にミナトがそれ以上の見切り(動態予測)が出来るのは雷影が「雷遁の鎧」を纏い、雷遁チャクラでドーピングして反応速度を極限まで高めたのと同じ理屈で、(ナル×ジャン的には…ですけど)クシナと猿のように交わって得た「閃遁チャクラ」の成せる業なんだと、僕は考えます。ちなみに、「お面」がミナトに触るより一瞬先に「お面」の頭部を擦り抜けた飛雷神のクナイにミナトは飛んだ訳で、「飛雷神二の段」なんだそうです。これが「九九」に準(なぞら)えてるなら「九の段」までありそうですが、ミナトのどデカイ螺旋丸が「お面」の忍に命中したものの即死に至らないのは変だな…と思います。

大外一気は「お面」イザナギ発動なんだけど…。

写輪眼なら何ぼでもストックしてますんで……。



 
| BLOG TOP |

第502話「四代目の死闘!!」②(九尾襲来編)

 
「んー?…今日もジャンケン
いいんじゃないの?」(カカシ)

「またそれか!もっと熱い勝負はないのか!?
それでもオレのライバルなのか!?」(ガイ)

「………それよりガイ…何か変な感じしないか?
さっきから空気が冷たいような…」(カカシ)

「そうしたのはお前の態度だ!(←違う、違う…)
青春は今しかないんだぞ!」(ガイ)

この頃から、ガイは暑苦しかったんだ…と(笑)。イタチが「やな感じ」を危惧し、カカシが「空気が冷たい」と訝しがる中、我が道を行くのがガイなのでしょう。きっと体温が他より高いんですよ。そして、一点集中。これがガイの真骨頂。もしも、ガイの前にリー君が現れなかったら…と思うとゾッとします(笑)。ところで、カカシは既にオビトの写輪眼を保有しているので、額当てを目隠しをしています。ボディアーマーは木ノ葉ベストではなく、しかも、ゴツくて頑丈そうな手甲(てっこう)を付けてるのは千鳥を多用するインファイト(接近戦)が主体の戦闘形態を得意としたからでしょうか…まさか、これがカカシの「ガイ対策」じゃないですよね(笑)。ま…こんなホンワカした日常をよそに、その時は刻一刻と近付いていました。


<ゾクッ>(三代目)

(まさかのう…)(三代目)

「口寄せの術…!」(お面)

<ズン>(九尾)

「うあああ!!」

「何だ!?」

「………!」

「こ……これは…」


「やれ九尾!」(お面)

「グオォオオ!!」<ドドド>(九尾)

<ザッ>「三代目火影様!!
九尾が!九尾が急に里に出現しました!」
(暗部)

<ザッ>「分かっておる!アレはワシが抑える!
…お前達は非戦闘員の保護に回るのじゃ!」(三代目)

「ハッ!」(暗部)

(クシナの封印が解けたのか?
あれほどのガードをかけておいたのに
失敗じゃったか!?)
(三代目)

火影の執務机に三代目が座っています。この当時、ミナトが四代目火影に就任している筈で、クシナの出産の関係でヒルゼンがピンチヒッターを買って出たのかな…と思いますが…「お面」が口寄せした九尾の襲来を報告してますし…でもちょっと違うような…少し後に微妙な描写があるので、そこでじっくり考えましょう。ところで、ヒルゼンも何かを感じて戦闘の準備をしていた様子が、暗部の報告を弾くような反応に見て取れます。木ノ葉崩しで三代目が逝く13~4年前の時系列だから若い。ここにもミナトとの関係性が漂っていて、ヒルゼンもまだまだ現役バリバリの気概が腹に在るんだと思います。そして、ここで「非戦闘員の保護」を暗部に命令するのがミソね…ミソ。是非とも、これは見逃して欲しくないと思います。

これが次に出て来るミナトの行動の大きな伏線なの…。


<ズズズン…>(九尾)

<ザッ>(四代目)

「!!」(九尾)

「オレに気付いたか」(四代目)

<キューン>(九尾)

「ここはやらせないよ!!」<バッ><バッ>(四代目)

木ノ葉隠れの里を荒らす九尾を「火影岩」の上(四代目の顔岩)から睨むミナトに九尾が気付き、例のチャクラ砲を放とうとするんですが、それを真っ向から受けるミナトが「ここはやらせないよ!!」と凄んでいます。ナルトの四本目のチャクラ砲は大蛇丸の「口寄せ・三重羅生門」を貫通しましたから、フルスペックの九尾のチャクラ砲の威力ってどんだけ凄いんだろうと思いますが、ミナトは1ミリも恐れる気配がありません。これは冒頭のイタチと凄く似た気配に思えます。ま…それを「愛について」で書きたいなーと思うんだけど、ミナトの「ここはやらせないよ!!」は、木ノ葉隠れの歴代火影の「顔岩」を潰させはしない…と言う意味ではなくて、ここは木ノ葉にとってもっともっと「大切な場所」だからなんです。

先に三代目が九尾は自分に任せて「非戦闘員の保護」を暗部に促しましたよね。木ノ葉崩しの時もそうだったけど、「顔岩」って木ノ葉の子供達のシェルターがある場所なんですよね。イルカさんが木ノ葉丸達をつれてキャットウォークを上ってましたっけね。ミナトは木ノ葉の「プライド」とか「象徴」を守ろうとしたんじゃなくて、「子供達の居場所」を守ろうと九尾に立ちはだかったんです。もし、「顔岩」神聖な存在で最優先に守られるべきならば、ミナトがその上に土足で上がったりはしないですって(でも自分の顔岩だったのが素敵)。僕が『NARUTO -ナルト-』を愛してる理由の一つが、大人が子供を守る使命感に溢れてるところで、人々が「本当に大切なもの」をちゃんと感じてる姿にあります。

ヒルゼンとミナトの視点が見事に重なってますよね。


<ドウ>(九尾)

<ズン>

<ズズズ…>

<ドゴッ>

(これだけの規模だと
飛ばす所も慎重に選ばなきゃな)
(四代目)

それで、ミナトが恐らく飛雷神の術と同じ理屈の時空間結界を用いて、九尾のチャクラ砲を木ノ葉から遠く離れた場所に飛ばします。きっと誰もいない僻地で、飛雷神のクナイを予め突き立てたスポットなのだと思います。ミナトの事ですから事前に数カ所、じっくりとロケハンして場所を選定してると思います。カカシの神威もこれと似た理屈なんだろうけど、術式を必要としない点や、座標の設定がより攻撃的なので、トビの「お面」の能力に近いでしょうか。ミナトの時空間結界はある程度広域に網のように張った結界で対象を受け止めるという点で、受動的、守備的な忍術だと思われます。また、時空間移動の座標の指定に飛雷神のクナイを利用してる臭いので、事前の準備とかいろいろとややこしそうです。


<ゴゴ>「九尾の攻撃を飛ばしたあの術
……時空間結界じゃな!」(チョウザ)

「ミナトか!」(シカク)

「よし!ワシらも行くぞ!!」(三代目)

「ウゥウ」(九尾)

「ハッ!!」

それで、ここで若かりし日のチョウザシカクが何気に登場してまして、シカクが四代目を「ミナト」と呼び捨てにしています。チョウザの後ろに居るのはいのいちさんかしら…この感じだと上忍衆の中核としてブイブイ言わせてたっぽいので、三代目に対する四代目の認知は「火影見習い」みたいな雰囲気があったのかも知れません。自来也が認める大天才のミナトではありますが、如何せん若い…ナルジャンの時系列考察では20代前半…ので、三代目の血気盛ん振りと併せると、ミナトも火影になりたてのホヤホヤで、三代目がお目付役としてミナトを支えてた時期なんじゃないかと思います。折しもミナトも子を授かり、これからという前途洋々を一気にチャラにしてしまう「九尾事件」って、これ以上ない悲劇だったんですね。

九尾のチャクラ砲が放たれたのを見て、自分達のターンとするかのような三代目の感じからすると、九尾といえどもチャクラ砲の連射は出来ないのでしょう。あれは体表からチャクラを滲み出させて、それを一旦、「顎」(あぎと)に集結させて射出させるタメの必要な攻撃でしたから。ちなみに、ナルトの四本目が集めたチャクラを取り込んだのは、四本目には骨格がなく、高密度のチャクラを受け止める「顎」が形成されなかったからだと、僕は考えています。それで、やる気満々の三代目の手には猿猴王・猿魔が変化した「金剛如意棒」が装備されています。これも一種の防護結界的な動きをしますので、対巨大生物戦では有効なエモノと言えるでしょう。さて、これから「木ノ葉隠れVS九尾」の激闘が始まる訳だ…。

しかし…「警務部隊」(=うちは)は何処?!<ボソッ>

お昼寝の為、一旦置きます(笑)。ミナト△



  
| BLOG TOP |

第502話「四代目の死闘!!」①(イタチとサスケ編)

 
「う~」(サスケ)

「うわああああん!」(サスケ)

(やな感じだ……こんな時に限って
父さんと母さんが出かけてるなんて…)
(イタチ)

「泣くなサスケ…」(イタチ)

「何があっても
お兄ちゃんが絶対守ってあげるからな…」
(イタチ)

フガク邸の縁側で「九尾事件」の予兆を敏に感じとるイタチ…。サスケも何故だかグズルんだけど、やっぱ何かを感じてるのでしょう。生後三ヶ月程度なのかな…髪の毛が既にフサフサで、「※」(だだしイケメ…)の風格が漂ってますね(笑)。イタチもこの当時、4歳程度だと思うんですが、めちゃめちゃ落ちついてます。ところで、「九尾事件」当日、フガクとミコトのアリバイがない…(汗)。僕はこれを見た時に「ペインの木ノ葉襲撃事件」で、日向宗家(ハナビを含む)が木ノ葉を留守にしてたのとダブりました。ややこしいのはサスケの命名が、三代目火影の父君である「猿飛サスケ」に拠るところで、二代目火影の政策に拠って虐げられた「うちは一族」らしくない…ちゅーか、ちょっと捻(ねじ)れがあるように思います。

ま…偶々、夫婦仲良く買物に行ってて、ついでに「お城みたいな建物」にそそくさと入って行って…(黒汗)。捻れ…っていうのは、そうじゃない場合の想定で、ミコトやフガクが「九尾事件」に関係してて、それでも三代目火影(ヒルゼン)の父君をマンセーしてるって事は案外、「猿飛サスケ」がワルの親玉で…と考えられもするという事です。火影としてバリバリやってるヒルゼンのパパがゲロゲロのワルで…ってーのが、捻れてるなーと、ふとイヤな感じがした訳。まだ名前が出ただけだし、ホントにミコトママとフガクパパが仲睦まじく外出してるかも知んないし、あんまりややこしく考えないでいいじゃないと思います(笑)。ちなみに「お城みたいな建物」とは満室になると看板の灯りが消える特殊な建造物です<キリッ>。

「何があっても
お兄ちゃんが絶対守ってあげるからな…」
(イタチ)

エーッと、今回どうしても書きたいお話があって、ちょっと長くなりそうなんでアレですが、イタチがサスケに何でこんな風に話すのかなー?というのに、僕なりに感じ入るところがありまして、「愛について」で書こうかな…と思います。また、気持ちを抉じ開けないといけない部分を書く事になるだろうし、ペンが渋るかも知れません。ナルシスト過ぎて気持ち悪いとご注意を受けるかも知れないけど、書いてみようと思いました。べ、別に僕がイタチみたいに「※」だという訳じゃーなくて、こんな気持ちを僕も感じた瞬間があったなー…と思い出したものですから。ちょっと個人的に<キュン>となってしまったものでスミマセン。なのに、週ジャンの発売日失念したりして(汗)。お昼寝しちゃったんで、続きは後ほど…。

これから相方と散歩に行って参ります<ワン>。


  
| BLOG TOP |

業務連絡(100717)

 
ゴメン…週ジャンの発売日、忘れてた!!
のんびり書くんで、のんびり待ってて下さい。
良い週末を。

ケルベロス

 
 
| BLOG TOP |

「飛雷神の術」について

 
「行く前にアナタに言っておかなきゃ
ならない事
があるの…」(クシナ)

「!」(ナルト)

「ナルト……
アナタが生まれた…16年前の事件
…その真相を言っておくわ…」(クシナ)

「…16年前の真相…?」(ナルト)

「………」(クシナ)

「私は…アナタの前任の九尾の人柱力
まずはそこからね」(クシナ)

第499話「新たなる封印!!」で、提示があったようにクシナは九尾の人柱力でありました。時系列の考察からして、若かりし日に前任の人柱力・ミトから九尾を引き継いでいる筈です。そして、その前に「その器に愛を見つけて入れなさいって…」(ep500 )との事ですから、ミナトとクシナは九尾を入れる前には結ばれたと思うんですよ。基本、僕はエロい人なもんで、「愛」がどうしても「アッチ」に思えまして、ぶっちゃけそれって「エッチ」って事なんですが、ミナトとクシナは極めて懇ろになってたと…極めて若い頃から…ケルベロスの幼少期~思春期を考えましても、誠にけしからん事ではございますが、運命が結ぶ恋なれば、それも必然であり、余人が口を挟むべきでもなかろうと思いますれば…(汗)

ナルトがミナトが「四代目火影」に就任した後に出産する現実を踏まえれば、若かりし日に契りを交わした二人が、猿のように…おっと失礼…その「十月十日」(とつきとおか)前まで事に及ばないとは、心情的、生理的に納得が行きませんので、やっぱしっかりと避妊して愛を確かめ合ってたと思います。しかも、クシナの出産時の九尾封印の術式の中心は明らかに「腹部」に在ります。渦の国の封印らしき「うずまき」の文様がクシナの「腹部」に在り、九尾封印の座標なんだと思います。「腹部」とは「丹田」(たんでん)と呼ばれ、リアルでも「気」の集中する人体の要部であり、チャクラの塊たる尾獣の在り処として似つかわしく、それが男女の接合の聖域と明らかにダブるのは、ナル×ジャン的に興味深い提示でありました。

ミナトが人柱力であるクシナと交わる事で、クシナが抱え込む九尾とミナトが…何せミナトの大事な部分がクシナに繋がって、愛を確かめ合う部分の極々近くに九尾が居る訳で、ナルトのホッペに九尾のチャクラの影響を連想させる「髭痣」がある以上は、ミナトがクシナと繋がり、粘膜と粘膜で交わり合った関係性の中で…ええい!!面倒くせー!!…ぶっちゃけ、(猿のように?)セックスしてた事を考えれば、ミナトがクシナの抱える九尾のチャクラの影響を受けなかった訳ないと、僕は思うんです。余談ですが、リンちゃんが九尾の人柱力だと思ってた時には、ミナトがヤンチャでリンちゃんとそういう関係だった…と考えましたっけ(汗)。ま…ミナトの事ですから、そんなアレな事…あり得ませんよねーッ!!(汗)

ミナトはクシナに封印されてた九尾のチャクラの影響を受けていたと思うんです。そして、それが「木ノ葉の黄色い閃光」たる所以でもある「飛雷神の術」を可能にした原因だと、僕は考えています。それがナル×ジャン的には「閃遁」(せんとん)であり、血継限界チャクラの組成としては「風+雷」であり、それが十尾のチャクラを九つに分割(正確には十等分で、木遁が「弟系」の特権として、「兄系」の瞳力の対として遺された…)された九尾ネイティヴのチャクラなんだと考えています。ちなみに、尾獣は異なる二つの性質のチャクラを反応させて無尽蔵にチャクラを生産する「高速増殖炉」のような理屈でチャクラを生み出すと仮説ってて、ミナトはその血継限界チャクラの使用権限を後天的、限定的に獲得した…。


追記(100715)

「写輪眼ごときに
とらえられるワシではないわ」
(雷影)

(雷影様の体内の神経伝達
反応スピードは黄色い閃光に劣らない…
こいつらよくついてきている方だ)(シー)

(しかし反射を活性化するための
雷遁チャクラをまとった以上
写輪眼でも追いつけない)(シー)

ちょっと前のお話しになるけど…第462話「サスケの忍道…!!」(雷影VS”鷹”編)で、雲隠れのスポークスマンとも言えるシーから「黄色い閃光」が飛び出した時、雷影とミナトに六道仙人の「弟系」の因縁みたいなものを感ぜずには居られませんでした。「黄色い閃光」とは「飛雷神の術」のみを指すのではなくて、反応速度そのものの「強化」を伝えたかったんじゃーないかな…と、僕は思うんです。雷影の場合は「雷遁チャクラ」を究極まで追い込んで「黄色い閃光」に匹敵する速さを手に入れたんでしょう。ミナトはクシナと懇ろになる事で後天的に得られた「閃遁チャクラ」の恩恵に預かってる…とナル×ジャンでは考えてるんですけど…何か?(笑)ここで注目したいのは二人が「そう在らねばならない理由」でありましょう。

<ツー>(サスケ)

「万華鏡写輪眼か!?」(そうか
だから雷影様はあそこまでの活性化を…
瞬身の術で対抗するする気だ)(シー)

第463話「サスケVS雷影!!」でもそうだったけど、シーは雷影の強化の矛先を「写輪眼」だと断定しています。雷影自身も「写輪眼」に対する速度による優越を誇示しています。ぶっちゃけ、「兄系」って狡いんですよ。何せ「仙人の眼」「精神エネルギー」(チャクラ)を予め与えられていますんで、チャクラの「力量」が全てに優越する『NARUTO -ナルト-』の価値観の中では絶対的に有利なんだと思います。そして、それを誰よりも感じていたのが、六道仙人に選ばれなかった元祖・お兄ちゃんだと思います罠(笑)。六道仙人が元祖・弟ちゃんを指名した時にはお口アングリで、「何故!?どうして!?」涙目だった筈です(笑)。六道仙人は「兄」を選ばない事で「兄」に気付いて欲しかったんじゃーないかと思うんです。

ま…それが「何か?」ってのはもう少し温めるとしまして、明らかに「弟系」「兄系」に対して劣勢であり、雷影が「写輪眼対策」を視野に入れた「強化」をしていた姿に、「弟系」の涙ぐましい努力を感じます。「弟」「兄」を超えるために日々、研鑽し、精進を怠らなかったのだと、僕は思います。「弟」だって父・六道仙人に認められたいもの。そして、雷影とミナトで奇しくも方法論として「速度の強化」というものが一致する訳で、お互いを意識し合い、絶対的優位にある「兄」に対して、いろんな手を使って追いつけ追い越せで精進する「弟」の活路がそこには在り、同じ事をミナトがナルトに託さない訳はない!!…ミナトがナルトに委ねた究極の精進…それが「九尾のコントロール」だったと、僕は考えるのです


追記(100716)

「お前に九尾のチャクラを
半分残して封印したのは

この力を使いこなすと信じていたからだ…
オレの息子ならと」(ミナト)

「なぜわざわざそんな事をしたのかには
理由がある…」
(ミナト)

「!?」(ナルト)


「…今から16年前
九尾が里を襲った時
分かった事がある」(ミナト)

「何?」(ナルト)

「あの時
九尾を操り
里を襲わせた黒幕がいる
それもかなりの力を持つ忍だ
特別な力がなければ
到底太刀打ちできない」
(ミナト)

「おそらく
そいつはまた里を襲う」
(ミナト)

第440話「四代目との会話!!」って、もう去年(2009)の三月のエピソードだったのね…ちょうどアニナルでやっててチラッと観ましたけど、あの頃は「兄系」だの「弟系」だの、六道仙人の石版だの、十尾だのは提示がなくて、ナルトの「封印崩壊」で四代目火影・波風ミナトが登場…やおら「イーブン祭り」が巻き起こった…あの頃。懐かしい…全てが懐かしい…<ガックッ…>(←死亡…な、何故?!)。ま…冗談はさておいてミナトが「九尾の陽のチャクラ」をナルトに封印したのは、クシナが回想する「お面」と戦う為の対処であると考えて良いでしょう。そして、その「お面」がミナトの「飛雷神の術」を狙い撃ち、「閃光」を逆手に取って優位に展開する描写の意味は果てしなくデカイと、僕は考えています。

ミナトの「飛雷神の術」は非常に優れた忍術でありましたが、未完成であり、術式のある空間にしか跳べない制約があり、事前の準備が必要があったり、術式を手動で刻印したらしたで、空間転移の座標を読まれ、逆に待ち伏せされたりする危険性だってあります。ミナトが「木ノ葉の黄色い閃光」と恐れられたのは忍界大戦において、ミナトが大勢を相手に瞬殺した功名であり、恐らく「出合い頭」で、しかも、出会った全てを尽く葬ったから、「飛雷神の術」の秘密が漏れなかったからだと思います。何だか解らないまま全滅→ミナトって恐い…の恐怖が閃光したのは、術の理屈が理解できなかったからなんだと思います。逆に、何らかの事情で「飛雷神の術」の何たるかを知る”暁”の「お面」はミナトを手玉に取れる訳です。

「この力を使いこなすと信じていたからだ…」

ミナトがこんな風に告げた…悔しさなのか、ヒントなのか…あれこれと悩んでたんですけど、ミナトがクシナと接合する事で九尾のチャクラの影響を受けた結果だったのかな…だって、「使いこなす」のを期待するって、自分は「使いこなせなかった」のに他ならない…の、ナル×ジャン的考察からすれば、これは九尾のチャクラの「量」よりは「質」を言ってると思うんですね。「九尾事件」では「飛雷神の術」の構造的な欠陥を突く戦法を「お面」は貫いてまして、その「敗北感」を持ってミナトが「封印術・屍鬼封尽」を発動した筈ですから、ナルトに託された「九尾の陽のチャクラ」には「お面」へのリベンジの想いや願いが宿っているでしょう。そして、それはミナトがクシナとの接合で得られた恩恵と同一線上にある…。

ナル×ジャン的にミナトはクシナとエッチする事で「九尾のチャクラ」と接触しています。九尾の封印の座標はクシナの腹部ですから、ミナトの大事な部分がクシナに入り、そこで激しく動<ビーッ!!……>た訳ですから、粘膜越しに「九尾のチャクラ」がミナトに関与したのは道理があります。『NARUTO -ナルト-』で提示があった「一代限りの異能(血継限界)」…砂鉄を使い風影の「磁遁」とか…とは、尾獣の金庫(女)たる人柱力と交わる忍(男)が獲得したチャクラだったのかな…と思います。また、生殖活動に拠って遺伝す「血継限界」と尾獣が有する「血継限界チャクラ」とは性質は同じでも、チャクラの発生原理が根本的に違っていて、それを「尾獣ネイティヴ」とナル×ジャンでは表現しておりまする。

「尾獣ネイティヴ」って言うのは、異なるチャクラ性質が衝突する事で反応し、新たなるチャクラ性質を生み出す理屈で、人体の経絡系で練られるチャクラとは違い(生殖活動で継承される「血継限界」はこっち)、「ATP回路」みたいな理屈でチャクラがチャクラを生み出す理屈をして、「高速増殖チャクラ」と仮説っているアレです。事実、ナルトの中に仕舞われた「九尾の陽のチャクラ」って肉体のないチャクラのみの存在ですから、経絡系なんてない訳で(昔はナルトの経絡系を九尾が使ってると考えましたが…)、それでもチャクラが無尽蔵に溢れるんだし、そのチャクラをブン取ったナルトが「九尾のコントロール」をなし得たんですから、チャクラがチャクラを生み出す概念がどうしても必要なのであります。

「ああ…
しかしその鍵の術式
ミナトがワシに預けたってことは
いずれは
あの術をナルトに完成させるのが
あやつの遺志だと
ワシは思う」(自来也)

ミナト→ナルトのリベンジには「九尾のコントロール」が必須だった…。ミナトの限界は後天的、部分的にクシナから「九尾のチャクラ」を付与されたところにあって、対して…正真正銘、「九尾のチャクラ」をぶん取ったナルトには「尾獣ネイティヴ」のチャクラが在る…九尾しか持ち得ない「閃遁チャクラ」を無尽蔵に発生するエンジンをナルトに積んだミナトの意図が「あの術」にあったのだから、ミナトが「閃光」たり得る「飛雷神の術」こそが「あの術」であり、「九尾事件」で付け込まれた不完全さを修正する為の「九尾のコントロール」であったと考えるのが、ナル×ジャン的には非常にしっくりと来ます。ついでに、第370話「胸騒ぎ」で自来也がゲロ寅に告げた「あの術」の正体であったと、僕は考えています。

そして、既にナルトは「九尾のコントロール」を成し遂げ、九尾ネイティブ「閃遁チャクラ」を我がモノとしてる訳です。しかも、クシナの語りで「九尾事件」の真実が語られる真っ直中に在る。後はクシナの口から「閃遁チャクラ」の使い方を伝えたらナルトは「飛雷神の術」を使えるようになるんじゃーないでしょうか…つーか既に理解してるかも知れないけど…。勿論、ミナトが使ってた「閃遁チャクラ」の比じゃない「九尾ネイティヴ」「閃遁チャクラ」ですから、「飛雷神の術」の弱点である発動条件や術スピード(発動する為のタイムラグ)が大幅に改善されたものになる筈です。それはトビの「お面」が操る時空間忍術すら凌駕する…「飛雷神の術」改め「疾風神雷の術」…そして、ナルトは「真の閃光」になるでしょう。

でも……「通り名」が………(汗)

「オレンジ色のニクいヤツ」しか思い付かない罠(笑)。

「飛雷神の術」について
ナル×ジャン ケルベロス



業務連絡(100716):全てのアクセスに感謝致します。メッセージのお返事は超多忙につき「愛の徳政令」を勝手に戴いております。誠に申し訳ありません。異常な暑さと相方の散歩に体力を奪われ(笑)。『NARUTO -ナルト-』もいよいよ佳境だと(何度も思いましたが)思います。サスケに「九尾の陰のチャクラ」が封印されるか否かが今後の注目点でありましょうか(汗)。ま、それはどうでも良いんですが(汗)、クシナの提示がナルトとサスケの「貌」を大きく左右する事は確かです。目が離せない状況があと数週続くでしょう。次週はどうなるのかな?気になるな…ああ…瞼が…お休みなさい。相方と惰眠を貪る事に致します。皆様、良い週末を。メッセージはちゃんと熟読してますからね。書いてて良かったな…と思います。

ホントにありがとう!!


 
| BLOG TOP |

「背中」(第501話「九尾襲来!!」補足)

 
「ミナト…ありがとう……
行ってらっしゃい……」(クシナ)

「…すぐに戻って来るよ……」<バサッ>(ミナト)

第501話「九尾襲来!!」で、何に震えたって…ミナトの「背中」っす。「四代目火影」って書いてたからじゃなくて、ミナトがクシナとナルトに「背中」を見せてたとこ…です。ホントだったらクシナみたいにナルトを抱き締めたかったと思うんですね。やっとお父さんになれたんだし、頑張ったクシナも労(ねぎら)いたいし…。産まれたばかりのナルトを挟んでクシナと「川の字」にミナトだって一緒に居たかったわサ。でも、火影として木ノ葉隠れを守らにゃならんし、クシナにこんな事した賊をコテンパンに打(ぶ)ちのめしたい気持ちにもなるでしょう。ミナトはメラメラを「憎しみ」を燃やしてたと思います。でも、それをひた隠す訳。九尾や「お面」ではなくて……

クシナとナルトに…です。

もーこの辺りは僕がグダグダ書く必要はないな…と、何度も書いては捨て、捨てては書いて実感しました。『NARUTO -ナルト-』では擬似的(←これをナル×ジャンでは「社会化」と考えています)にいろんな忍が、人がナルトに、ある時は覆い被さり、ある時は大きな壁として敵に立ちはだかりました。ナルトに向かう魔の手を払うのか、魔の手を差し出す本体を討つか…その描き分けは『NARUTO -ナルト-』においては非常に明確に為されています。そこをもう一度、洗い直して欲しいと思います。そして、生まれ落ちたばかりのナルトには甚だ気の毒ではありますが、この時、ミナトとクシナには確固たる覚悟があったと、僕は考えております。だから二人の行動に一切の無駄がない…。

一秒を、一瞬を惜しむかのように……。

この「我慢」っつーか、「節度」っちゅーか…ミナトがどんなにか胸くそ悪い心境を、クシナとナルトには露呈せず、静かにフツフツと煮えたぎらせる「怒り」を包み込むように耐えた姿が、所々に描かれてたと思います。そして、そんなミナトにクシナは、今にも燃え尽きようとする命で、「ありがとう」と告げる訳です。そして、「四代目火影」の半天を羽織ったミナトに「いってらっしゃい」と送り出しちゃう訳。クシナだって、どんなにか一緒に居たいことでしょう!?それはミナトの「我慢」とか「節度」に対するクシナの「礼」だったんだと思います。二人は…ナルトに何を示さねばならないか!?のベクトルに在ったんだと思います。それは、この先、ナルトに見せる事ができないだろう……景色。幸せ。温かさ…。

だから…クシナは「ダッコ筋」でナルトを抱き締め、
ミナトはクシナとナルトにの大きな「背中」を見せた。

二人はこの刹那に一生分の「家庭」を絞り出したんだよ。


 
| BLOG TOP |

第501話「九尾襲来!!」


「おぎゃあ おぎゃあ」(ナルト)

(この結界をどうやって擦り抜けた…!?
こいつ一体…!?)
(ミナト)

<ジリ…>(ミナト)

「ぐっ!」(クシナ)

「うっ…」<ボコッ>(クシナ)


「クシナ!」(…まだ九尾の封印が…!)(ミナト)

<シュパッ>「さっさと人柱力から離れろ…
ガキがどうなってもいいのか?」
(お面)

「おぎゃあ おぎゃあ」(ナルト)

<ツー…>(タジ)

<ジワー…>(ビワコ)

今週はちょっとスケジュールがアレなのでサクッと進めます。先週のお面の単独強襲でナルトを奪われた続き。残念ながらビワコとタジは、この時、命を落としてしまったようです。ミナトが「結界」を信頼していた様子が見えて、ホントだったら何人たりとも侵入できない探知系ではなく防護系の結界が張られてた事がうかがえます。その割にクシナの悲鳴が外に響いてたけど(笑)。後述しますが、ミナトが結界内外を自由に「飛雷神の術」で移動してますが、「暗号の術式」ありきの可能性があるので、この時点での「お面」の能力がミナトの時空間移動系の瞬身=ナル×ジャン的の「閃遁」とは違うと考えます。ちなみに、この場所は水辺にそそり立った岩盤をくり抜いたお堂っぽい所で、木ノ葉隠れの里から少し離れた位置にある…。


「待て…お
落ちつくんだ!」(ミナト)

「ぐ……うっ!」(クシナ)

<ポイ>「それはお前だミナト
オレは最高に冷静だ」
(お面)

「ナルト!!」(クシナ)

<ザッ>(お面)

<ザッ>(ミナト)

「流石 黄色い閃光…
だが次はどうかな?」
(お面)

<ボシュ>「!!」(ミナト)

<ボシュシュ><ザッ><グイ>(ミナト)


「ミナト!ナルト!!」(クシナ)

<ボン>

<ザザザザド>(ミナト)


「……よかった…
ナルトに怪我はない…」(ミナト)

「おぎゃあ あぎゃあ」(ナルト)

「クッ…」(ミナト)

「フゥ…」(ミナト)

(むりやり飛雷神の術を使わされた
狙いはクシナ引き離されたか!)<ポイ>(ミナト)

ミナト達が居たのは特別な結界が張られた地下だった筈で、ミナトがナルトのおくるみに仕込まれた起爆札に気付いて跳んだ先…吹き飛んだ小屋とは違う場所だと、僕は考えます。ミナトの脚に木っ端か何かが刺さってた下のカット…ミナトが溜め息をつくカットで「飛雷神のクナイ」が描かれていますが、これはその小屋の爆発でこの場に吹き飛ばされたと、僕は考えています。つまり、ミナトは起爆札の仕込まれたおくるみごと「飛雷神の術」で一旦、この小屋に跳んだ…それは予め「飛雷神のクナイ」をこの小屋に仕込んでおいたからだと思うんです。「出産」に使った結界の地下室で起爆札を爆発させるとクシナの身に被害が及びますから、ミナトは咄嗟にこの小屋に跳んだ…もしもの事態を想定した準備があったと思います。

「お面」はナルトのおくるみに起爆札を仕込む事で、ナルトを確保したミナトがクシナに直接、取って返して跳ばれる事を防いだのだと思います。今回、ミナトの動きと「飛雷神のクナイ」が密にリンクしていて、ミナトの「飛雷神の術」が持つ不安を描いてるようで、「お面」もそれを読み切った戦術でミナトを追い込んでいる…それをミナトも感じてる…のが「むりやり飛雷神の術を…」と悔しがるミナトの横顔なんではないかと思います。逆に「お面」はミナトの「飛雷神の術」に対しては自由にやらせているようで、発動された瞬身を阻止する手立てがあるようでもなく、ミナトのスピードを上回る移動手段を「お面」が有する描写も今のところありません。そこが今のトビとはかなり違うなー…と思える部分であります。


(急がないと!)<フッ><トン>(ミナト)

<スッ>(ミナト)

「何の…つもりなの?」(クシナ)

「お前から九尾を引き出し木ノ葉を潰す」(お面)

<ハァ><ハァ>「なんだと……!?」(クシナ)

「術式マーキングのある空間から空間へ
瞬間移動するミナトの瞬身の術

そのマーキングがこの封印式に
書き足されてるようだ」(お面)

「常にミナトがお前を守る
だが今 ミナトを遠ざけた<ギン>
しかも出産で九尾の封印は弱まっている
……このわずかな隙をどれほど待った事か」(お面)

<ビクン>「!!」(クシナ)

ミナトが跳んだ部屋に「飛雷神のクナイ」がぶら下がってまして、壁際の収納の上にも何本か突き刺さっています。起爆札を爆発させた小屋のように何個か用意した避難所の一つだと思われます。ミナトがわざわざナルトを連れて来たんだし、相当に安全な場所である事は確かでしょう。一方、クシナは水辺の岩場に拘束されてて大ピンチです。「お面」はクシナのお腹の「九尾の封印式」や、それにミナトが「飛雷神の術式(マーキング)」を忍ばせている事を予測、或いは周知しています。加えて、クシナの「九尾の封印」が出産によって弱まる「隙」を待ちに待った事を明かし、それにクシナが異常に揺れています。問題は「お面」の知識のネタ元であり、それが「元渦の国の残党」なのか、木ノ葉の「内通者」によるかでしょう。

そして、お面もやはり写輪眼使いで、見る限りお面に穴ぼこは一カ所で、右眼のみの隻眼のようです。写輪眼は三つ巴文様で、今回のエピソードで万華鏡写輪眼を出した描写や雰囲気はありません。折しも「満月」。尾獣が最大限に騒ぐ状況。揺れまくるクシナ。「お面」はそれらに乗ずるかのようにクシナの「九尾の封印」を侵蝕して行きます。「お面」の写輪眼の能力は幻術系、或いは操作系であり、そう言えばシスイの幻術もそうだったなー…と思い当たります。別に「お面」の正体がシスイだと断定する訳ではありませんが、例えばシスイの右眼を使った犯行だった可能性もありますよね。ま…兎に角、「お面」はクシナを惑わせ、九尾に直接アクセスして、九尾に瞳術を施しています。それに同期して封印も崩壊して行きます。


「ここなら安全だよ」(ミナト)

<スッ…>「ナルト
少しの間待っててくれ
今すぐ母さんを助けに行かないと…」(ミナト)

(お前は…!)(九尾)

<ギン>(お面)

<ズッ>「!!」(九尾)

<ズズッ…>(九尾)

<スッ>(九尾)

<ドロ><ドロ><ドロ><ドロ>

<ドロー…>


「ウオオオ!!」<ズボボ><ドロ>(九尾)

<ポコ><ポコ>(クシナ)

<ズオオオ>


<ズッ>(九尾)

「さあ…出て来い九尾!」(お面)

「グォオオオ!!!」<ズオオオオ>(九尾)

案外、あっさりと九尾が復活します。クシナの人柱力は九尾のチャクラをコントロールして戦闘力を上げる目的ではなく、九尾を仕舞う「金庫」としてあったように思います。例の「トマト→ハバネロ」の通り名の変化は九尾の封印と関係あるかも知れないけど(笑)。ところで、「お面」が封印が弱まる「出産」をピンポイントで狙うしかなかったのは、それほど強力な封印がクシナには掛けられていたからで、人柱力と封印される尾獣の生命がリンクしている事を考えれば、尾獣を奪取する為にクシナに手を出すのは得策ではなかったと、僕は考えています。また、「お面」が言うようにクシナにはミナトという「最速最強のお守り」も付いていますから、ナルトが産まれるドタバタに「お面」が狡猾に便乗を考えたのは非常に合理的に思えます。


<チリ><チリ>

<スッ>(お面)

「よし…このまま
木ノ葉隠れの里に向かう」
(お面)

「くっ…待て…」<ハァ><ハァ>(クシナ)

「すごいな…うずまき一族とは
…九尾を抜かれてもすぐには死なないか」(お面)

「グオオオオ」<スッ>(九尾)

「九尾の人柱力だったお前だ…
こいつで殺してやる」
(お面)

「!!」(クシナ)

<ズン>(九尾)

<ザッ>(ミナト)


「閃光だけはある…
だが遅かったな」(お面)

<ハァ><ハァ>「…ミナト…
ナルト…ナルトは無事……なの?」(クシナ)

「ああ…無事だよ…
今は安全な所にいるよ…」
(ミナト)

「……よかった…」(クシナ)

<ギロッ>(ミナト)

「ミナト…あの男と九尾を今すぐ止めて…
木ノ葉へ…向かう気よ…」
<ハァ><ハァ>(クシナ)

「………」(ミナト)

<フッ>(ミナト)

「…また飛んだか…
まあいい…オレ達はこれから木ノ葉へ向かう」
(お面)

クシナの封印から出た九尾は「お面」の管理下にあるようです。荒れ狂う九尾の右手がクシナに一直線に向かう描写から「お面」と九尾の視覚が共有され、九尾の思考が「お面」に全面的に支配されているように思えます。ちなみに、人柱力であったクシナが九尾が抜かれても死ななかったのは、うずまき一族の弟系の「仙人の肉体」が齎す「生命力」によると思われますが、九尾のチャクラを積極的に利用せず、「金庫」として仕舞う形式の封印式がクシナの即死を防いだ可能性があると、僕は思います。それと、九尾が「封印術・屍鬼封尽」などで分解されて封印されたのではなく、肉体と精神が備わったフルスペックの状態で封印された結果、クシナの肉体(陰)を九尾が要求しなかった事情も関係してるででょう。


<フッ>(ミナト)

「!」(クシナ)

「どうして……?」(クシナ)

「いいから…ナルトの側に…」<スッ…>(ミナト)

「………」<ハァ><ハァ>(クシナ)

<スー><スー>(ナルト)

「…ナルト………」<ギュッ…>(クシナ)

<ギュ~ッ>(クシナ)

ミナトはクシナの封印式に仕込んだマーキングでクシナのピンチを間一髪で救いますが、クシナの残り少ない命を悟ります。九尾が封印を破り、「お面」に鹵隠され、剰えその管理下にある。クシナも九尾と「お面」が木ノ葉に向かう事をミナトに伝えていますが、ミナトはクシナを先ずナルトの元に送り届けます。ホントだったら何はなくとも九尾の阻止に当たるのが火影であるミナトの使命でしょうが、ミナトにとって産まれたばかりのナルトとクシナの繋がりも里と同じくらい重かったのだと思います。恐らく、「究極の選択」をミナトは瞬時に下し、しかも悔いないでいられる人なんだと思います。僕にはとてもできないから、凄く羨ましいいです。しかし…もし、この一部始終をカカシが見てたりしたら、それこそ「舌打ち」してたかもね(笑)。


「………」(ミナト)

<ググッ…><スッ>(ミナト)

<ガッ>

ミナトはクシナの命が燃え尽きる前に、どうしてもナルトをこんな風に抱き締めさせたかったんだろうなー…と思います。そして、これがクシナが第500話「ナルトの出生」でナルトに告げた「あの時私の割合を大きく………ミナトの方は時間がなかったのね…」…だと思います。嫌らしい考え方をするなら、この時、自分のチャクラをナルトに与えてた…って事になり、それを最終的に九尾を封印する術式を組む時に一緒に封じ込めた…って事なんだと思います。でも、こんな考えが湧く事自体、「親心」には失礼な話で、やっぱ『NARUTO -ナルト-』にあって「チャクラ」なんて概念がある事が「愛」を見え難くしてる元凶に思えて仕方ないです。逆に考えれば「チャクラ」「愛」でもあって、全く「迷路」にも程がある罠(笑)。

あと…しつこいけど「飛雷神のクナイ」が要所で描き込まれるのは、ミナトがこの部屋に帰って来るという意志であり、「飛雷神の術」において術者以外も同時に移動できる描写もありまして、次は九尾や例の「屍鬼封尽」の死神ちゃんとかも一緒にこの部屋に帰って来る伏線だと思われます。それと「飛雷神のクナイ」が突き立った収納が衣装ケースで、そこからミナトが「四代目火影」の半天を取り出し纏います。ここからは「父親」ではなく「火影」として行動する意思表示みたいなものかな…この切り替えが『NARUTO -ナルト-』に出て来る「父親」は尽く出来ない人ばかりだったなー…と、遠い目(笑)。そして、ミナトがクシナとナルトの目に、この「背中」を見せる事の意味は果てしなく大きいと言えるでしょう。


「ミナト…ありがとう……
…行ってらっしゃい……」
(クシナ)

「…すぐに戻って来るよ……」<バサッ>(ミナト)

「!」(仔イタチ)

「何だ……この感じ?」(仔イタチ)

ミナトが「怒り」を充分に感じてるんだけど、それをクシナやナルトに伝えないように必死に自分をコントロールしてる姿に泣けてしまいます。クシナを九尾の一撃から救った時だって、ミナトは笑顔でクシナに接してました。<ギロッ>っと九尾だか「お面」を睨んだ目つきとはまるで違います。ミナトにとって木ノ葉隠れの里よりもクシナやナルトの命は重かった筈です。それなのにミナトはクシナとナルトに自分の「怒り」を見せないように必死になっています。これがミナトの賢さでもあり優しさでもあると思えるし、そんなミナトの背中に「行ってらっしゃい」と、この状況で言えるクシナも凄過ぎます。そして、この「生き様」をナルトは受け取ったんだと、僕は思いたいです。「チャクラ」とか関係なく…「愛」を受け取ったんだと…。

そして、木ノ葉隠れの「フガク邸」の縁側の仔イタチ。イタチが第三次忍界大戦の戦場から生還した…4歳程度の時系列になるかと思います。サスケの誕生日は7月23日(「サスケ~Sasuke was born on July 23」参照)ですから生後3ヶ月。何だか「お面」とイタチ。ナルトとサスケ。それと九尾が接近遭遇しそうな嫌な気配が…。きっと、暴れまくる九尾からサスケをイタチは護りまくるんだろうけど、ミナトの「飛雷神の術」でサスケまであの部屋に運ばれなきゃ良いがな…と老婆心が(笑)。何せ「仙人の眼」「精神エネルギー」を継承する「兄系」九尾のチャクラでドーピングするのは、「弟系」にとっては圧倒的に不利になりますもんで…「九尾の陰のチャクラ」がサスケに与えられるのは困ると口を酸っぱくし(ry

何はともあれ、クシナはナルトに「初乳」を与えるように…。


 
| BLOG TOP |

「御神器」を書き終えて…

 
六道仙人が自分を真っ二つにするように「兄」「弟」を残し、人柱力になって管理していた十尾を九つに分割して世界に鏤めた…それは六道仙人が個人の能力で支えていた「安寧秩序」への疑問符だったんじゃないかと、僕には思えてなりませんでした。外道の能力を使うとか、”暁”の人外が縋った禁術でも良かったし、六道仙人は「死」すら超えた存在だった筈で、だからこそ人々は彼を「神」と崇めたんだろうし…。でも、そこまで全能の六道仙人が自分の「死」を受け入れ、「月」なんて天体まで拵えて自分の全てをバラまいたのには、自分の存在が世界を不幸にしている激鬱が六道仙人を襲ったからじゃないでしょうか。たった一人の偶像が作り出す「安寧秩序」なんて「無限月読」と一緒だと、僕も思いますものJK。

そんな六道仙人の遺志を最も忠実にトレースしていたのはトビでも長門でもなくイタチなんだと、僕は考えています。イタチはうちはの集会所に安置される「六道仙人の石版」を読み耽った一人だと思うんですね。勿論、万華鏡写輪眼で熟読してますって。「その写輪眼…お前はどこまで見えている」(第42巻/17頁)とは、サスケがちゃんと「石版」を写輪眼で読みに行ったかどうかを確かめた言葉だったと、今は思えます。そして、万華鏡写輪眼を開眼せずに…大切な友をその手に掛ける事なく…イタチの前に現れたサスケを殺さず遺した…のは、サスケの性根をイタチは試したんだと、僕は考えています。イタチは万華鏡を開かずにイタチに辿り着いたサスケに心底、安堵したと思います。

サスケを殺さなくて済んだんですから…。

イタチは迷いなくサスケに自分が殺されるシナリオに切り替え、即座に汚らしく嫌らしく万華鏡写輪眼の禁忌の姿をサスケに見せつけた訳です。サスケに「スペア」だなんて汚らしく告げたイタチの茶番を、今ならば「そうだ!!それでいいんだ!!」と読み返す事ができる…あれは写輪眼の宿命が如何に汚れていて卑しい事だったかをサスケに伝える必要があったからで、そんな下らない歴史をサスケに繰り返して欲しくなかったからだと、僕は考えています。だから、サスケは失明寸前までイタチの眼を拒みましたよね。あの戸惑いは「恥」とか「仁義」と言った人の高次の倫理観に起因する態度であったと思います。高等な生命のみが持ち得る「本能」の上に薄皮が被るが如く纏う「理性」のようじゃないですか。

それで、シナリオ通りサスケは遺るんですが、イタチはイタチの終焉の間際、ナルトにも接触していまして、その時、ナルトに「イタチの力」を与えてまして、それがどうやら「御神器」の一つであろう「八尺瓊勾玉」がナルトに与えられた…事が、第499話「新たなる封印!!」で知れます。ナルトが九尾のチャクラを取り込んで<チリ><チリ>なるところです。また、サスケの”須佐能呼”が天狗ちゃんに変位する描写がありまして、「十挙剣」はサスケに与えられたようです。もう一つ、「八咫鏡」があって、それが誰に贈られたかが未定ですが、六道仙人が対十尾戦で用いたであろう「三種の神器(御神器)」はイタチの管理下にあり、イタチのシナリオに則って配布されていた気配を、僕は非常に濃厚に感じております。

「イタチのことなら何でも知っている…まあ
イタチはそのことに気付かずに死んだがな」
(トビ)

トビはサスケに物凄く嬉しそうに話していました(第43巻/146頁)…けど、イタチがサスケに”須佐能呼”を示し、サスケの中の大蛇丸と呪印を吸い出した行いは、何者からも守り(八咫鏡)、何者も打ち祓う(十挙剣)…「親の愛」をサスケに教えたかったからだと思えます。イタチは常に「うちは虐殺」におけるサスケの欠落感を補うベクトルで行動していましたから。そして、その一部始終を録画したゼツのビデオ(?)をトビは歯ぎしりしながらリプレイしたんじゃないでしょうか(笑)。恐らく、今のトビに”須佐能呼”は出せない…その確信がイタチに「御神器」を集めさせたのでしょう。イタチ亡き後、トビに不可侵な「御神器」なれば安心じゃない。だから。イタチはその身を削るようにして集めて集めて集めまくったのよ…。

僕が何で「御神器」なんて描いたかというと、そうだったら良いなー…と思ったからのんです。トビが自信満々にイタチに優越してるのが強がりだったなら嬉しいから。僕はトビが言う事に反して「トビの知らないイタチ」が在れば良いなと思ったんです。それで、これまでの描写で、トビが唯一抵触していないのが”須佐能呼”なんです。そして、”須佐能呼”が扱うのが「霊器」であって、「霊器」を調べると、どうも六道仙人の武器だったらしく、それが対十尾の決戦兵器だったらしい…あくまでもナル×ジャン的にではありますが。目下の問題は誰に「八咫鏡」が与えられたか?で、それが物語の趨勢に大きく関わる事になるだろうと思います。イタチが誰に託したか…それはもの凄く重大な決断になるでしょう。

「御神器」(序)

「御神器」(壱・イタチの力)

「御神器」(弐・須佐能呼)

「御神器」(参・尾獣)

「御神器」(死・六道仙人)

「御神器」(終・パズル)

  
| BLOG TOP |

第500話「ナルトの出生」


今回はちょっと「エッチな表現」があるので自信のない人は読んじゃダメ!!
「ナル×ジャンの黒さ」に耐えられる方のみ閲覧して下さいね(笑)。

›› 続きを読む

| BLOG TOP |

「御神器」(終・パズル)

 
「十挙剣」(とつかのつるぎ)

「八咫鏡」(やたのかがみ)

これとサスケの”須佐能呼”のライディーンちゃん(その昔、勇者ライディーンという名作アニメがあってだね…)の使う「強弓」は六道仙人が使っていた武器だったんじゃないかと、僕は考えています。あらゆる物理攻撃と忍術(チャクラ)攻撃に鉄壁の耐性を誇る「八咫鏡」と、全てを斬り裂き封印してしまう「十挙剣」の、まさに「鬼に金棒」が何で必要だったのかと申しますと、相手が十尾だったからだと、僕には思えるのです。加えてライディーンちゃんの「強弓」が中・遠距離レンジをカバーする飛び道具があれば相手が何だろうと恐くない…と思いませんか?そもそも、あんな解り易くて大袈裟な武装は対人兵器よりは、イタチが八岐大蛇(八岐の術)を封じた例からも対巨大生物戦との決戦兵器が似つかわしいです。

「十挙剣
別名・酒刈太刀ト呼バレル封印剣デ
突キ刺シタ者ヲ酔夢ノ幻術世界ニ永久ニ飛バシ封ジコメテシマウト言ワレル…
剣ソノモノガ封印術ヲ帯ビタ草薙剣ノ一振リダ」(黒ゼツ)

「十挙剣」が黒ゼツの提示に拠れば「草薙剣ノ一振リ」である事が判っています。それが最初から「霊器」だったのか、六道仙人がカスタマイズした結果だったかは未確認ですが、結果的に「霊器」として個別に存在する武器である事は確かです。そして、それら「霊器」を使う為のインターフェイスとして万華鏡写輪眼の第3フェイズである”須佐能呼”が存在するのだと、ナル×ジャンでは考えている…それをネチネチと考察して来た訳です。しかし、「草薙剣」が何を指すのかは未だに…「刀工」なのか「カテゴリー」なのか…疑問で、作中では大蛇丸が屈指のコレクターであり、サスケに与えたり、自らも実戦に投入していましたから、かなりの数が出回ってると思われます。どっちにしても、特殊な能力を秘めた名刀ですよね。

「通リデ…イクラ探シテモ見ツカラナイハズダ…
実体ノ無イ霊剣ダッタトハ…」
(黒ゼツ)

そして「霊器」とは「実体ノ無イ…存在」であり、人が関与する事ができない対象で、それはあの(何でも欲しがる)大蛇丸をしても見つける事すら叶わなかったもので、万華鏡写輪眼を有し、”須佐能呼”まで使えるイタチだからこそ収集できたのだと思われます。また、イタチが”暁”などという極悪テロリスト集団に身を窶したのも「霊器」の収集に格好の「隠れ蓑」であったからで、恐らくはイタチの動向を監視していたであろう鬼鮫を自分のバックアップに利用したイタチの知能的な処世術があったのだと、僕は考えています。万華鏡写輪眼を保有し”須佐能呼”を開眼した要件から、これらの「霊器」を集めていたのはイタチだけだと思われ、イタチを起点に「霊器」の供給はなっていたと、僕は考えています。

<ズッ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ><チリ>(ナルト)

そして、これまでネチネチと示した考察を踏まえて、も一度、第499話「新たなる封印!!」のナルトを見てもらいたいんです。九尾のチャクラを我がものとしたナルトに浮かびあ上がる六個の「勾玉」…確かにナルトの首に在り、しかも、「八卦の封印式」に関与し、明らかに強固な封印としていました。そして、その圧力は九尾に「六道」を意識させるに足るものでした。僕はこの「勾玉」が、サスケ戦の前にイタチがサスケに授けた烏の正体…ホントは使う事が無ければいいとイタチが思っていた…「イタチの力」なんだと考えています。そもそも「九尾のコントロール」にナルトが着手したのは、サスケのチャクラに対抗する為で、それはサスケの「闇の強化」が達成されたからであり、イタチのシナリオ通りなんですが…(汗)。

しかし、穏やかで優しい「兄」として、可愛い「弟」を感じているイタチもイタチであり、カカシをしても「殺すしかない」みたいな決断を下さざるを得ない成長(…と呼んで良いものか?)を遂げたサスケを本心で望まない気持ちがある筈で、ホントに整合性がないのが「人の心」というもので、自分で書いたシナリオ通りに進まない事を一方では望んでしまう一面がイタチにもあったのだと、僕は感じます。それが人間臭さというものです。物事は「万華鏡」であり、ほんの少し角度を変えるだけで一変するのだと思います。イタチはサスケを強化したくもあり、するべきだと思いながらも、一方ではそれを望んではいなかった…と、僕は理解しています。だから、ナルトの「イタチの力」を使って欲しくはない…もイタチの本心であったと思うんです。

「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)

それが六道仙人の首にぶら下がっていた「勾玉」だったんだろうと、僕は考えています。第499話「新たなる封印!!」で、九尾の封印である「八卦の封印式」が強化された描写から、十尾の人柱力だった六道仙人の封印を受け持つ「霊器」だったんではないかと考えます。そして、六道仙人は「十挙剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」「霊器」を用いて十尾を沈黙、封印したのだと、僕は考えています。最強の剣である「十挙剣」と最強の盾(たて)である「八咫鏡」、そして最強の檻たる「八尺瓊勾玉」…それが十尾というバケモノを封じる為に必要不可欠な「三種の神器」であったと、僕は考えています。そして、イタチはそれらを”暁”に在籍中、セッセと探しまくった訳です。使えば使うほど封印される「万華鏡」を使って…。

しかし、万華鏡写輪眼がないナルトが、ましてや”須佐能呼”を発現し得ないナルトの首に何で「霊器」たる「八尺瓊勾玉」が備わったんでしょうか?僕にはそれが甚だ疑問でありました。サスケには”須佐能呼”を開眼した万華鏡がありますから良いのですが、ナルトが「霊器」を扱える根拠が見当たらない…これは困りました。でも、ナルトは「八尺瓊勾玉」を確かに身に付け、「八卦の封印式」はそれによって確実に強化されている…つまり、ナルトは「霊器」を発動し得る条件を完備している事に成ります。トビが認めるようにナルトは六道仙人の弟系の子孫である「千手」の血が脈々と流れています。一方、サスケは「兄系」「うちは」を濃厚に継承する、それぞれが「運命」に選ばれた存在と言えるでしょう。

「仙人の肉体」

ナルトには「弟系」の特徴である「仙人の肉体」「生命エネルギー」があります。万華鏡写輪眼と、そのオプションとも言える”須佐能呼”を有しないナルトが「霊器」を装備できたという事は、「霊器」の発動条件が「仙人の肉体」に依存すると考える事も出来るでしょう。そう考えれば、”須佐能呼”「仙人の肉体」を持たない「兄系」「霊器」を扱う為に編み出した瞳術であるという仮説が立ち上がります。そもそも、六道仙人が「兄系」「弟系」に別々の能力を分け与えたところに「トラップ」があるのだと、僕は考える人なので、嫉妬心の塊みたいな「兄系」の子孫が、「弟系」も特権とも言うべき「仙人の肉体」に憧れない筈ないと思うんです。「弟系」に対して「兄系」が絶対的に有利なチャクラがあるのはおいといて…(笑)。

”須佐能呼”「仙人の肉体」を再現した瞳術だった!?

勿論、六道仙人は「仙人の眼」「仙人の肉体」の両方を完備する完全体ですから、素で「霊器」を扱えた筈です。そして、両手に携えた「霊器」はイタチやサスケの”須佐能呼”のように「霊器」を纏わせ、強大な十尾に伍する「御業」を得たのではないかと思います。父親である「六道仙人」に認められたい願望が誰よりも強く宿った「兄系」の瞳術の最終形態とも言える”須佐能呼”「巨神」を形作る「骨格」を成し、それに「霊器」を纏わせ受肉させるのは、激しい嫉妬と憧れが滲んでいるように、僕には思えてならんのです。そして、そんな小細工なしにナルトは極自然に「八尺瓊勾玉」を使えた…それが「仙人の肉体」の成せる業であり、”須佐能呼”が擬似的に「仙人の肉体」を成す業だったと考える根拠であります。

「安寧秩序」(あんねいちつじょ)

六道仙人はチャクラの真理を解き明かし、「仙人の眼」である「輪廻眼」を有し、強いチャクラと強い精神エネルギーを持っていました。そして、凶悪なチャクラのバケモノである十尾の容れ物になり得る「仙人の肉体」をも持ち、十尾の人柱力として、完全に十尾をコントロールし、世界に「安寧秩序」を齎したのだと思います。しかし、六道仙人は「死」をアッサリと受け入れてしまうんです。恐らく、六道仙人なれば不可能はなかった筈です。「神」のように崇められたのは「全能」だったからだと思います。何せ、コレだけのスペックですから、「死」すら自由にコントロールできたでしょう。”暁”がそうだったように「禁術」の概念が「チャクラ」によって発動される「忍術」にはあるではないですか。

しかし、六道仙人は「死」を受け入れ、「兄」「弟」の二人の子供を残し、それぞれに自分を半分に割るように能力を授けました。そして、自分の身に封じていた十尾を九つのチャクラに分割して野に放った…。そろそろ解ると思いますが、六道仙人の「分割好き」は彼の性癖みたいなもんでしょう。きっと、カードで買物したら間違いなく「リボ払い」を選択してたと思いますよ(笑)。そして、自らが愛用していた「十挙剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」などの「霊器」(御神器)も、世界にバラまいたのだと思います。六道仙人は「全能」の自分が支える「安寧秩序」に疑問を抱いていたんじゃーないかと、僕は思うんです。だから、六道仙人は自分の全て「パズル」のように分割してバラ撒いたのではないかと…。

だから、ご丁寧に「月」なんて天体まで拵えて十尾の肉体も安置してるんではないでしょうか。また、自分の子供達にも自分を真っ二つに割るような脚色をして、ワザといがみ合うように「愛憎」を遺しています。そして、普通に考えれば、六道仙人が分割した「パズル」を組み立てたいと思うでしょう。トビがやろうとしてる「月の眼計画」なんてのは、まさにそれで、自分が十尾の人柱力になるなんて、六道仙人が実現してた「安寧秩序」を再現しようとしてるだけに思えます。そう考えると、突出した六道仙人の存在が生み出す「安寧秩序」がトビが夢想する「大幻術・無限月読」と嫌らしくダブります。「ペインの木ノ葉襲撃事件」で嫌と言うほど見せつけられた「どマグロ」こそ人の本質的な弱さであり、圧倒的な力量に「夢見心地」になるのが人間という生き物なのだと思います。

「見るかぎり腕の写輪眼は十個…
そして初代の細胞…

うちはの力と柱間の力…

九尾をコントロールするつもりでいるようだな」(トビ)

トビが”暁”でやろうとしてる「月の眼計画」の縮小版をダンゾウは九尾でやろうとしたのでしょう。これはダンゾウの器量が関係してて、ヒルゼンが全ての価値基準であったであろうダンゾウに非常に相応しいです(笑)。詳しくは「うちはの力と千手の力…」(チャクラの考察)にまとめてあるのでご一読下さい。ちなみに、ダンゾウは写輪眼を開眼できなかった…出来損ないのうちは一族だったんじゃーないかと、僕は考えてまして、ま、それは別の考察に任せるとしまして(笑)。ある程度、歴史を学び、六道仙人の事が解る忍ならばトビやダンゾウのように、六道仙人が遺した「パズル」を組み立てたくなるのだと思います。特に「うちは」「兄系」を名乗って憚らないトビの「認められたい気質」なれば尚の事(笑)。

「ナルトとサスケはいつか、一つになるだろう…」(ケルベロス)

だから、ナルトとサスケを「千手」「うちは」のそれぞれが別々のアプローチで強化して行く果てには、「六道仙人の再誕」が横たわっていることが安易に想像されます。僕もいつだったか、感想か考察の「〆」で、そんな事を吐いて解ったような気になってましたっけ(笑)。ナルトとサスケが「終末の谷」で闘り合い、最後はサスケの眼をナルトが引き受ける…と。ま、それをトビが狙ってて、「鳶に油揚げ」よろしく、完全体を手に入れて、外道魔像に封じ込めた十尾の全てのチャクラを我がモノにして世界を統べる計画…何だかそんなシナリオが見えました。それがトビが考える真の「月の眼計画」なんだと思います…が、あまりにもコンサヴァーティブ(保守的)でつまらなく思えてなりませんでした。

「本当の変化とは規制や制約…
予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない」
(イタチ)

だって、六道仙人と同じ事してたら、六道仙人を超えるなんてできないでしょ。それに、六道仙人の再誕、或いは再現をする「パズル」の組み立ては、ある意味、答えに詰まって「死」を受け容れた六道仙人の真意を汲んだ行動ではないように思います。いつの世でも、「親」ならば「子」には自分を超えて欲しいと思うでしょう。そうした「親心」がこんなにも『NARUTO -ナルト-』には溢れているのに…。イタチもミナトも、血の涙を流しながらサスケとナルトのそれぞれに、それぞれの「想い」を託した筈です。きっと、イタチはそれを理解できない「うちは」の大人達に辟易としていたからじゃないでしょうか。それがイタチの得体の知れない焦燥に急き立てられるような目つきの正体だったのかも知れません。

イタチは寡黙に六道仙人が世界に鏤めた「御神器」を収集した事でしょう。そして、「十挙剣」をサスケに、「八尺瓊勾玉」をナルトに与えたのです。サスケのライディーンちゃんの「強弓」もイタチが与えたものでしょう。もう一つ、「八咫鏡」を残しますが、提示がないので今のところ不明としておきましょう(汗)。イタチが病に蝕まれ余命幾許もない状態で彷徨い、鬼鮫の目を盗んで”須佐能呼”を出すのはどんなにか負担だったでしょう。しかし、「御神器」こそ唯一、”須佐能呼”を持たないであろうトビに不可侵な領域であり、イタチの独壇場…トビの知らないイタチ…だったのだと思います。そして、イタチは六道仙人の遺した「パズル」のピースである「御神器」をサスケとナルトと(・・・)に託したのです。

確かに…規制や制約…予感や想像の枠に収まりきった「未来」なんて魅力ないです。僕の腐り切った脳味噌に浮かぶような妄想に満ちた「未来」も面白くないです。いつの時代もそうだったように、若い命が世の中の混迷や停滞を打ち破って来た事は「歴史」が証明しています。僕達…おっちゃんやおばちゃんが少年少女を見つめる時に感じる「愛しさ」の背後にある「羨ましさ」とは、そうした現実に根ざす感情でありましょう。だから、少年少女にあっては凝り固まらず、自由奔放『NARUTO -ナルト-』を楽しんで貰いたいと思っています。じっくり噛み締めて味わって貰いたいと思っています。そして、六道仙人の用意した「パズル」で六道仙人すら思い付かなかった…全く新しい絵柄を…「未来」を組み立ててくれ!!

大人はいつだって少年少女の「意外性」に期待しているのだよ…。

「御神器」・パズル)
ナル×ジャン ケルベロス


  
| BLOG TOP |

| BLOG TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。