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第507話「偽りの存在…!!」(鬼鮫の記憶編)


「さすが激眉先生!
こいつを倒すなんてよ!」(ナルト)

「すごく濃い顔のわりにやるな激眉♪
ただし碧い汗かなりの激臭♪」(キラビ)

<スッ>「うまくいけば
これで”暁”の作戦や情報
敵のリーダーの正体が索敵できます
いのいちさんほどではありませんが
情報を抜き取ってみます!」
(アオバ)

<スッ>「じゃあ入ります!」(アオバ)

<ギュン>(アオバ)

<スッ>「さて…」(アオバ)

「こっからが大変だ…!」(アオバ)

<ズッ>(アオバ)

鬼鮫を殺す事なく捕獲したのは”暁”の情報を得る為だったとしても、激眉(ゲジマユじゃないのね)先生=ガイがフツーに立ってて、八門遁甲・第七驚門を開いた反動が全く無さそうなのと、その前に一等最初の頁でガイが両手で動物の顔(虎?)をモチーフにした印を組んでたのが、何とも承服し難いところではあります。ホントならここはカカシの万華鏡写輪眼を使った後みたいにヘトヘトになってて貰いたいし、鬼鮫に明かしたように「正拳」はmjd「拳」であって欲しかったッス。GKが枠に来たボールを防ぐパンチングのように拳を二つ合わせた風で良かったのに。鬼鮫の大鮫弾の掌底の方がよっぽど体術っぽいじゃない。ガイには小手先の芸風は似合わない…と思うんです。この部分はキッ神に苦言をば呈したいと(ry

でも、アオバがいのいちさん系の脳内検索の能力者だったのは意外でした。秘術石針も対象に刺した石針にチャクラを流して情報を吸い出す術のようだし、しかも秘術だってんだから秘伝系忍術の家系の筈。ま…こんな感じに術名の詠唱から何となく内容が解るので、忍的には声に出して術名を発したりしてないと思うんですよ。だから、描写もフキダシじゃないし。螺旋丸にしたってアニナルみたいに声に出してたら、これから攻撃しますよ!!とか、声の鳴る方から攻めますよ!!みたいに親切過ぎて無理です(笑)。だから、忍たる者、間違っても声に出して「術名の詠唱」はして欲しくないと願う訳で、そんな事どうでもいいなんて言わずに(笑)。そんなこんなでアオバの異能のお陰で「鬼鮫の記憶」が覗けちゃう訳なの(笑)。




以下、鬼鮫の記憶…………。

<ザッ>「干柿さん」(くの一)

「!」(鬼鮫)

「こっちへ来て一緒に食事しませんか?」(くの一)

「私に親しくしないで下さい…」(鬼鮫)

「おい ほっとけって!
本人がそう言うんだからァ」(暗号部)

「オレ達インテリの暗号部とは
肌が合わねーとよ!
頭脳派と護衛役の肉体派じゃ
話も合わねーだろーしよ」(暗号部)

「私達同じ任務中ですよ…
そんなのカンケーないですよ」
(くの一)

若き日の鬼鮫。まだ鮫肌を帯刀する前。何かの任務の一幕。鬼鮫に声を掛けるくの一は明らかに鬼鮫っちに「ほの字」だと、僕は思うな。暗号部=インテリみたいな嫌な考え方するヤローの紅一点には、肉体派とされる鬼鮫が逆に物静かでノーブル(高貴)に映ったんではないかと思います。そもそも外見や見た目だけで人を評価するのは知性とは真逆で、飲み食いしながら大声で話してる時点で下品一直線だから、暗号部のお里が知れると(笑)。逆に鬼鮫本人に直接、真摯にアクセスを試みるくの一に好感が持てるのは僕だけじゃない筈。何を隠そう鬼鮫もそうで、だからこそ「私に親しくしないで下さい…」と軽く拒絶している…と言うのは、自分が隠し持つ任務の特性に起因している事がすぐ後に知れるのです。


<ガッ>(起爆札)

「!」(鬼鮫)

<ボウ>(起爆札)

「いいか鬼鮫…そいつらを守り暗号伝達を守れ…
ただし…敵の手に暗号部の忍を渡してはならん!
どんな事があっても暗号を死守する事がお前の任務だ」(トラフグ)

「それがどういう事だか分かるな?」(トラフグ)

エーッと、イメージだけで(それがいけないと書いたばかりなのに)「トラフグ」と命名しました(笑)。鬼鮫の上司で鮫肌の前の所有者。ちなみに、起爆札が飛んで来た暗号班のパーティにはいないと思います。鬼鮫の脳内の「記憶」をアオバがハックしてるんですけど、時系列というかフラッシュバックみたいな感じで引き摺り出された情報なのだと思います。それでトラフグっちは鬼鮫に任務を付与してる訳です。このトラフグっちも鮫肌に認められた忍ですから、相当の使い手で剣士としても手練だったでしょうから、鬼鮫っちがトラフグから掛けられる言葉には想像以上の重さがあったでしょう。鬼鮫っちも若いしトラフグの言葉を受け容れた。それが鬼鮫に優しい声を掛けたくの一を遠ざけたのでしょう。


「投降しろ!完全に包囲した……
お前らに勝ち目はない…」(イビキ?)

「くっ!」(暗号部)

「アナタ…知っていますよ
木ノ葉の暗部 拷問尋問部隊のキレ者…!
やりますか!」(鬼鮫)

(生きて暗号部の忍を渡すような事はしません…
どんな任務であれ―)<ニヤ>(鬼鮫)

(仲間殺し…
それが私の専属任務ですから)(鬼鮫)

「何……で…?」(くの一)

「なぜ仲間まで?」(イビキ)

「情報は命より重い時がある
アナタなら分かるでしょ
敵にこちらの暗号を渡すわけにはいきませんよ
こいつらはすぐに口を割る
」(鬼鮫)

鬼鮫が護衛するパーティを強襲したのが木ノ葉の暗部で、恐そうな顔で凄んでるのはイビキさんで良いんでしょうか。イビキの顔の傷が少ない点に注目すれば、鬼鮫の言う「情報は命より重い時がある」が、イビキでなく鬼鮫のオリジナルであった可能性を感じます。つまり、この後の時系列でイビキは何処かの里に捕獲され拷問を受けて、情報の重さを実感してナルト達に「「情報は…」と諭したのなら結構、可愛いじゃないかと思います(笑)。しかし、くの一じゃないけど「何……で…?」と思うのは鬼鮫がこの状況で生き残ってる点にあります。鬼鮫が暗号部を必死に守ってから苦渋の選択として仲間殺しがあったようじゃないのが、既に鬼鮫が迷路に迷い込んでた証拠に思えてならんのです。


<ザッ>「ご苦労だったな鬼鮫……
部下のお前には油断するとふんだが………
まさにその通りだったな」(やぐら)

「そいつは敵と内通していた……
…今からお前が大刀”鮫肌”の持ち主だ
そしてこれからオレの部下だ」(やぐら)

「私もアナタに消されるまではね
…四代目水影様」(鬼鮫)

「お前のような奴だから信用できる
国や里の為に汚い任務をすっとこなし
裏切りの任務を遂行してきたお前だからこそだ…
お前はこの世が偽りでしかないと知っている」(やぐら)

「…そんな事は
仲間を最初に殺った時から分かっていますよ…
霧の忍でありながら霧の忍を殺す……
自分は一体何者なのか?」(鬼鮫)

「敵なのか味方なのか?
私の目的は?立ち位置は?
私はどこへ行こうとし
どこへ行けば落ち着けるのか…!?」
(鬼鮫)

「自分自身が偽りの存在でしかない事だけは
実感できる」
(鬼鮫)

鬼鮫は何とかして木ノ葉の攻撃を凌ぎ逃げ切ったのでしょう。鮫肌の柄の髑髏のカットはまた違うエピソードで、恐らく四代目水影・やぐらの勅命で鬼鮫がトラフグを殺めたのだと思います。トラフグは鮫肌の所有者ですから、チャクラを吸い取る戦法に出るでしょうから忍術で攻め落とすのは厳しい。そこで物理攻撃主体で、もしかしたら不意打ちなんてセコ手で攻略したのかな…なんて、解けてない鮫肌の包帯に臭います。鎖の先の楔みたいのがトラフグに刺さってるのはトラップだったのかも知れんし、兎に角、ありとあらゆる攻め手を駆使して鬼鮫はトラフグを暗殺したんでしょう。勿論、鬼鮫が鮫肌にも興味があった筈で、トラフグを殺った直後、気難しそうな鮫肌を手懐けてるのは成り行き以上の計画性を感じます。

僕は鬼鮫の短絡ともとれる仲間殺しに引っかかってます。迫り来る敵に刃を向ける事なく(イビキが気を遣っちゃう程だった)、即刻仲間を葬ったのが純粋すぎる子供みたいで可哀想に思えたから。これって再不斬と「白」のエピソードでも感じたんだけど、命令とか運命を信じ難い純粋さで受け止めちゃうんです。鬼鮫にも危うい程の純粋さがあるな。だから、上司の命令をストレートに実行しています。トラフグに命じられたコマンド(命令)。やぐらに命じられたコマンド。まるでパソコンが演算するみたいに迷いがない。人である前に忍である…波の国の再不斬と「白」、二人の断末魔に臨場したカカシが悩んでた命題を、鬼鮫はクリアしちゃってるんです。そして、それにアクセスする写輪眼があった…。

恐らく、これが”暁”の組成でありましょう。そして、僕が考える「”暁”とは何なのか!?」でありまして、説明が足りないのは、ちゃんと考察を仕立てて書きたいからであります(笑)。『NARUTO -ナルト-』の深部には常に「アイデンティティ」に対する問い掛けみたいなものが流れてまして、純粋であればある程、それに悩み苦しんでる訳です。鬼鮫は自分の持ってる力を何の為に使えば良いのか解らなくなったんだと思うんです。それが、イタチと一緒に居た期間、イタチに注がれた視線が監視だけが目的でなかった予感と合わさった期待へと昇華する感じが、僕にはあるのです。それがイタチの「薫陶」(鬼鮫には…期待してしまう…参照)であり、鬼鮫の走馬灯に是非とも欲しいエピソードでありましょう。


<スッ>(写輪眼)

「……!」(鬼鮫)

「オレが偽りの苦しみからお前を解放してやろう
お前の居場所を造ってやる」(写輪眼)

<カチャ>「誰です?」(鬼鮫)

「まずはこの国より始める
今までは仲間を処理するため
動いてきたんだ……
これからはオレの仲間として動け」(写輪眼)

「アナタは
私を信用してるようですが……
私はアナタが何者か
分かりかねているんでね…」(鬼鮫)

「………」<スウッ…>(写輪眼)

「………闇で光る
………その眼」(鬼鮫)

「…そういう事ですか……
私が四代目水影だと思っていた人物とは……
アナタだった…
その写輪眼で四代目を操っていたとは…」
(鬼鮫)

「やはりこの世は偽りばかりだ…」(鬼鮫)

「しかし…あの三尾の人柱力の四代目を操る瞳力とは…
一体何者なんですアナタ…?」(鬼鮫)

「うちはマダラ…」(写輪眼)

「……!!」(鬼鮫)


「あの方はもう死んでるハズですが…
信用できませんねん…
姿を見せて下さい…」(鬼鮫)

「いいだろう…
信用するかしないかは
お前が選べ」<ザッ>(写輪眼)

<ザッ>(写輪眼)

やぐらの背後に潜む「写輪眼」に鬼鮫は気付きます。やぐらを操っていたのはイタチにアクセスしたお面の忍=うちはマダラのようです。しかし、この時はどうやらお面は付けてなかったようでして、第404話「”鷹”と”暁”」の回の「元水影様…いやマダラさん」(第44巻/26頁)の伏線回収という事になるんだと思います。鬼鮫の目にはやぐらが既に抜け殻で、四代目水影=マダラだった…そして、鬼鮫はお面なしの”暁”の写輪眼の顔を見てて、それが面を外したトビと同一人物と断定できたんですから、霧隠れに出現したボサボザのロンゲの写輪眼=トビは確定でしょう。しかし、それが九尾事件のお面と同一人物と断ずるに足りないのは「トビ複数説」がナル×ジャンでは優位だからです。

でも、この時、鬼鮫は素顔を見てる筈なんです。じゃないとトビがお面を外して鬼鮫が「四代目水影=マダラ」となりませんので。しかし、鬼鮫はうちはマダラも顔を知ってたんでしょうか?そりゃ有名人だろうけど、木ノ葉隠れの草創期の人間だから直接面識ある筈ないし、写真くらいでしか知り得るスベはない筈です。ま…そんなの写輪眼の瞳術(幻術)でいくらでも騙せるか…とも思えるし、或いはものスッゴイ傷があって、それが「終末の谷の決闘」の伝説と符合するのかも知れないし、アオバがもう一踏ん張りして明かしてくれるのかな…と期待してたけど、良いところで閉幕(笑)。何んだか明け方によく見る夢みたいで、無性に二度寝したくなりました(笑)。あと少しだったのにね。チッ…(笑)。

以上、鬼鮫の記憶…………。




「!!」(アオバ)

<ブバッ><ブチッ>(鬼鮫)

「ウラァアア!!」<バシィ>(鬼鮫)

「舌を…!舌を自分で!
オレに情報を取らせまいと
自力で意識を戻した!!」(アオバ)

「グハハハハ!!」(鬼鮫)

「ああ…それがオレの目的…
”月の眼計画”だ」(写輪眼)

「それこそ偽りのない世界だ」(鬼鮫)

<グググ>(鬼鮫)

<ニヤ…>(鬼鮫)


<バキキキキキ>(鬼鮫)

「ウオオオオ!!」(鬼鮫)

(私もそこへ行ってみたかった…)(鬼鮫)

結局、鬼鮫はアオバのハッキングを自力で阻止したようです。これが幻術返し(トラップ)だと邪推するのは鬼鮫のプライドを無視するに等しいので控えさせて頂きます(笑)。鬼鮫はトビの「月の眼計画」に凄く期待してますよね。大幻術・無限月読による人心の一本化(一体化)こそ「偽りのない世界」だと感じたからではないかと思います。鬼鮫は不安だったんだと思います。それにトビは付け込んだんだとも思います。しかし、こんだけ大層な拘束具をヤマトは木遁で造ったんだろうけど、何で猿轡(さるぐつわ)をしなかったんだろう。アオバの秘伝幻術で尋問するだから口なんて真っ先に塞ぐべきですよね。こりゃ疑われても仕方ない!!と思ったけど、拘束具をアッサリと砕く鬼鮫の怪力に免じまして(笑)。

続きは「”暁”とは何なのか!?」で…なんだけど…
<ゲフォッ>(←吐血)。


業務連絡(100831):鬼鮫が一花咲かせるのか、ガイが呆気なく散ってしまうのか?!「朝孔雀→昼虎」の次が「夜鳳凰」なのか何なのか(「夜獅子」とか)知りたくもありますが、ガイの次の開門は間違いなく「死門」なので却下としましょう。それにガイだって驚門でお疲れだろうし、回復したキラビだっていますし、それこそヤマトが口封じに…おっといけません。また黒い血が騒ぎ出した(笑)。それに神出鬼没のトビが結界をすり抜けて救出に来るかも知れません。来週をwktkで待ちましょう。それで今週も引き続き仕事がてんやわんやでいつものように書ける気がしません(汗)。チャンスをうかがってはいるんですが、どうなるかは読めず。上がらなければそう言う事なんだと許してやって下さいな。今回も校正なしでスミマセン。


 
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第507話「偽りの存在…!!」(昼虎VS大鮫弾編)

 
(ガイ)<バッ>(鬼鮫)

(この大鮫弾の術は
ただの術ではありませんよ
術自体がチャクラを吸収する…
そしてさらに大きく強くなる)(鬼鮫)

(相手の忍術が
強ければ強いほどにねェ)<ガッ>

ガイの「昼虎」と鬼鮫の「大鮫弾の術」のガチンコ勝負…鬼鮫の胞子分身がキラビと雷影のダブル雷犂熱刀にカウンターを当てようとしたのは、相手のチャクラを即座に吸収して自分のチャクラに換えられるからなのですね。でも、待てよ…それって鮫肌を媒介にした能力だっただろ…と思ってたんですが、鬼鮫と鮫肌は何度も融合を繰り返していて、感知タイプの忍ですらその違いを見分けられなかったくらい似ていた訳で、ナル×ジャンが”人柱力”のクシナとエッチする事で後天的に血継限界(尾獣)チャクラ=「閃遁」をえたんじゃないかと考えてるのと同じ理屈じゃないですか!!(笑)鬼鮫は鮫肌を手にして徐々に変わって行ったんだろうな…ってのが、このエピソードでジワーッ…と浮かび上がって来るのよ。


<ゴゴゴゴゴ>

「!?」(どういう事です?)(鬼鮫)

(奴の術は収縮したのに
大鮫弾が大きくならない…!?)(鬼鮫)

(チャクラを吸収したはず!
…これはチャクラの気弾ではないのか!?)(鬼鮫)



「吠えろ!!青春!!」<カッ>(ガイ)

<ヴオオオオ>

(なっ!!?)(鬼鮫)

<ドドドド>

鬼鮫の能力…つまり鮫肌の能力って、忍術に対して有効であり、それってチャクラを吸収して自分のチャクラに変換するからなんだけど、先週からガイが再三再四、「体術、体術」とデカイ声で叫んでるのに、「もしかしたら効かないかも…」と鬼鮫は考えなかったのかしら(笑)。だとしたら、鬼鮫とガイはかなり似てる…似過ぎています(笑)。似てるから反発するのかな。でも、完全一致じゃなくて大事な部分が違う。ここが凄く重要で、その対比が鬼鮫の悲しき運命つーか、人生…忍だから「忍道」だな…それを浮き彫りにして行くんです。この緻密な描写を僕らはスルーしちゃいけないと思うんです。何で、鬼鮫にはガイなのか?それは対チャクラ兵器である鮫肌対策だけじゃなくて、もっと深い所に忍んでいるのです。

もう僕がガッコの先生だったら間違いなく「ここ大事やぞー!!忘れんなよー!!」と、黒板にチョークをグリグリと丸しちゃう(大人の世界では「赤ペングリグリの鉄板」なんて専門用語があるんだけど…そんなの少年少女は知らなくていいからね)くらい大事。勿論、テストに出しちゃう(笑)。そのくらい鬼鮫にとってガイは大切な存在なんです。詳しくは後半の「鬼鮫の記憶」にあるので、そこでやるけれど、似た者同士の鬼鮫とガイ…でも肝心要の大事な大事なところが全く違ってる…その差異が何を意味するのか…それに、このエピソードの「偽りの存在…!!」というタイトルが激しくオーバーラップしちゃう。これは秀逸の一言。僕はこれ見て「”暁”とは何なのか?」が解った…解ってしまったくらいだから。


<ザザザザ>

「何だアレは!?」(モトイ)

「!!」(ヤマト)

「!?」(キラビ)

「ガイさんの八門遁甲の技
昼虎…!」(ヤマト)

「昼ドラ…?」(ナルト)

「……なんか
さわやか青春で売ってる
ガイ先生のわりには
ドロドロしたネーミングだってばよ」(ナルト)

ヤマトがガイの秘密兵器を何で知ってるのかは、微妙にカカシが関係してそうですね。或いは暗部での活動かも。どっちにしてもこんだけ公明正大に自分を表現しちゃう技だからお面被ってても「あんたガイでしょ」ってなもんで、お面なんかで隠せるほどガイのアイデンティティはヤワじゃないって事なんですね。それってまんま生き方だから、トビが「うちはマダラ」を名乗る割りには熱烈な自己主張がないのが受け容れ難い訳。マダラって柱間に激しい激情をぶつけてたじゃない…それが「終末の谷の決闘」だからね。今のトビは奥ゆかし過ぎます。ま…お話が逸れちゃったけど、ナルトが「昼ドラ」に食い付いてるのが何気に良かったもので(笑)。ナルトにどうすれば「ドロドロ」が理解できるのか、誰か僕に教えて下さい(笑)。

しかし、八卦の封印式が「封印崩壊」の阻止でミナトに組み替えられ、術式に練り込まれたクシナのチャクラが潰え、九尾のコントロールを成し遂げたナルトに「六道の力」(八尺瓊勾玉?)が首にぶら下がる「完全覚醒モード」に至る激動を経たナルトの組成が大きく変わってしまった結果、普通に「ドロドロ」が出たのかも知れません。ナルトがサスケに悩み「宿八」で過呼吸(「ナルトは何故、過呼吸に陥ったのか?」参照)に陥ったのも今は昔…ナルトは精神的にも肉体的にも独り立ちしたんだろうと思います。この点においてナルトとサスケの表裏はピッタリと合ってるのね。でも肝心な部分が全く違う…それが「鬼鮫VSガイ」で前フリされてるのが解ると『NARUTO -ナルト-』が何倍も味わえると思うんだけど…。


<サッ>「そんな悠長な事
言ってる場合じゃないよ!
昼虎の勢いは広範囲に一気に広がるよ!
ふんばらないと!!」(ヤマト)

<ゴゴゴゴゴゴ>「うわっ!」(ナルト)

<ドゴゴ>

<ガァー>

<ザー…>


「動くな…」(ガイ)

「…さっきの術…
チャクラの気弾ではないのですか…?
それにその…碧いオーラは…」(鬼鮫)

「昼虎は
チャクラ主体の忍術ではなく体術なのだよ!
ただの正拳…ただし速すぎる正拳だ!
相手に向かって一点に集中していく空圧正拳
正拳は圧縮後一気に拡散する!」(ガイ)

「そしてオレを覆うオーラは
チャクラではない…
…八門の第七門驚門を開いた者は
体から碧い汗をかく!
それが己の熱気で蒸発したものだ!」(ガイ)

「どうりで気弾と思っていたものが
小さくなって見えたはずだ
アナタとはこれで三度目ですが
……まだこんなものを隠し持ってたとはね…」(鬼鮫)

「まぁ…アナタは私の事など
覚えていないようですが…」
(鬼鮫)

ガイの場合、「開門」という特殊なスキルを持っていて、チャクラが肉体を活性する方向に働く…あくまでも出力するのは肉体で、純粋な物理攻撃って事なんだと思います。勿論、尋常じゃない力はチャクラによるものであり、それが肉体を保護するリミッターの解除と相まっての発露なんだと思います。だから、少年誌的には「闘気」ってんですかね。どデカイ虎がこれまたどデカイ鮫を激突してるんです。鬼鮫にもその光景が確認されてて、忍術だと思ってしまったんでしょう。でも、ガイの種明かしを聴いて、それが自分の「思い込み」に過ぎない事を悟ってるんですね。だから鬼鮫は穏やかなんだと、僕は思うんです。鬼鮫が凄く穏やかにガイの話を聴いてるのを見て、僕は目頭が熱く暑くなりました…。

ガイには「偽り」がない…。

ホントだったら自分の手の内を隠すものなんだけど、ガイは隠しませんよね。だから、昼ドラ…じゃなかった「昼虎」なんて、第七門驚門まで開く…自分が詰む一歩手前の奥義まで知ってる人(ヤマト)が生存してるのね(笑)。鬼鮫はガイの「公明正大さ」を理解したんだと思います。それが「まぁ…アナタは私の事など覚えていないようですが…」に滲んでませんか。ガイが鬼鮫を失念してるのはネタじゃなくてナチュラルだったと…これじゃー仕方ないと鬼鮫は悟ったんだと、僕は思うんですね。この瞬間、ガイは鬼鮫にとって「救い」になったんだと思うんです。そう感じた時、僕は泣いてた…な。泣いてた…ちゅーか、涙が頬を伝ってたんだな。そして、それが「”暁”とは何なのか?」だった訳。震えたァ!!…久々に。


<ピク>(鬼鮫)

<ドコ>(ガイ)

「ぐはっ!!」(鬼鮫)

「動くなと言ったハズだ」(ガイ)

それでね…鬼鮫がワザと<ピク>と指を動かすんですよ…。これをどう受け取るかは皆さんの自由だと思うんだけど、鬼鮫はワザと指を動かしてガイにアピールしたんだと、僕は考えています。ガイが鬼鮫の「救い」なんだとしたら、鬼鮫はガイに殺して欲しいと考える筈です。これは、この後に「鬼鮫の記憶」を僕らが垣間見る行があるから解るんだけど、鬼鮫は死ぬ必要があるんです。だから、せめて鬼鮫はガイの手に掛かって死にたいと願ったんじゃないかと、この行で図らずも泣いてしまったケルベロスは考えたいのです。何だか、鬼鮫が抱えてた「闇」が見えたな…。それがイタチと過ごした期間の疑問にも繋がってて、更に深いお話になって来るのね。僕は何となく感じたんです(凄く不遜な物言いではあるけれど…)。

それを解き明かすのが、僕の役目かも知れない…と(続く)。


業務連絡(100830):ごめんなさーい!!仕事がこの暑さ以上に忙しくててんてこ舞いってます。メッセージも沢山戴いてますが、返信できなくてスミマセン。体調が悪いとかじゃなくて純粋に忙しいのね。相方も凄く元気で、クーラー効いた部屋でスヤスヤと寝てますがな。散歩は深夜か早朝に行ってますんで。あと一ヶ月くらいこの暑さも続くようで、いよいよ熱帯雨林の日本かよッってな気候になっちゃいそうですね。ま…皆々様方もお身体にはご自愛を。今回は個人的、ナル×ジャン的に捨て置けないお話で、サラッと流したくないので、お時間を戴いて書き込んで参ります。まだまだ「死門」を開けるのはガイも僕も時期尚早につき(笑)。本文も修飾・校正する暇無し(汗)←ホンモノ(笑)。心配かけてスミマセン(大丈夫だからね)。



  
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第506話「ガイVS鬼鮫!!」

 
<ドドドド>「…自分の真実の姿じゃない…?」(ガイ)

「よく見て下さい!!
どう見ても違うでしょ!」
(アオバ)

「目を開けた時点で真実の滝から
出てしまうんだ!」(モトイ)


<ガラ><ガラ>

「こ…こいつは…確か…」(ガイ)

「くっ…」(鬼鮫)


「………」(ガイ)

「フグとかいう魚か!!」(ガイ)

「………」(キラビ)

「………」(アオバ)

「この辺一帯は
珍しい生き物が多いですからね
…ってフグですかアレ?……食べると
おいしいんですよね!」
(アオバ)

「無理矢理間違えてんのか
アンタ達は!!?」
(モトイ)

ここまで木ノ葉の忍がナチュラル杉と鬼鮫に同情しちゃうけど、自意識の強い鬼鮫と自分以外に余りにも無頓着なガイと、それをフォローするべく付き従うアオバ(アオバで良いんですよね…って適当でスミマセン)がガイに負けず劣らずの天然で、組み合わせ的には行って来いでチャラのベストユニットだと思います(笑)。これまでの描写で「鬼鮫+鮫肌=対チャクラ兵器」の想定があり、対してガチの体術を用いるガイの物理攻撃は「天敵」と呼ぶに相応しい存在であり…にも関わらず、ガイが鬼鮫を全くもって意識していないところが鬼鮫の琴線を激しく泣き鳴らす妙があります。それに雲隠れの天然系のキラビが絡んでるもんだから、モトイが逆切れ(笑)しちゃうんですね。


「相変わらず頭の方は
珍獣以下ですね…」(鬼鮫)

「そいつはスパイの”暁”!
逃がせば情報が漏れて”赤恥”!」(キラビ)

<ズリュウウ>(鮫肌)

「!!」(鬼鮫)

「”鮫肌”め…」(鬼鮫)

<バシャ>(鮫肌)



「こいつは確かイタチと組んでいた
”暁”の鮫男…弱っているようですが…」(アオバ)

「どうやって入って来た!?」(モトイ)

「!」(モトイ)

「そうかそうか…無理矢理…」(キラビ)

「ギギギ………」(鮫肌)

緊急事態の割に、全く関係ないところで良い感じに鬼鮫が無視られてる状況が鬼鮫を苛つかせます。そこにキラビの声を聞きつけた鮫肌が鬼鮫との融合を解いてキラビに走っちゃって、鬼鮫が完全な天涯孤独に陥る。鮫肌的には鬼鮫に逆らえない事情があって、キラビのチャクラに惚れてしまった純粋な想いがあるにも関わらず、仕方なく鬼鮫に従っていた事をキラビにどうしても伝えたかったのではないかと、僕は鮫肌の「ギギギ………」の中に見出しました。鮫肌はある種、下等な思考能力を有する武器としては非常に不完全な存在なのかも知れません。好き嫌いの「本能」のみで動いてる感じがして、不確定な要素が多過ぎます。「忍刀」ももしかしたら「十尾」のように元々は一体だったのかな…なんて、ふと思いました。


<ガッ><バシャ>(鬼鮫)

<ビクン>「!!」(鮫肌)

<ガシ><ガシ>「ハハハ…
コラコラ!じゃれ方が乱暴♪
好かれるのがオレ様の人望♪」(キラビ)

<ダッ>「奴が水の中へ!
奴は水遁系の…」(アオバ)

「分かっている!!」<タッ>(モトイ)


<ズズズズ…>(鬼鮫)

<バシャ><バシャ><バシャ>

「ビー気付け!!
チャクラを取られてるぞ!!」(モトイ)

「強い人ってのはなんでこう
鈍感なんですかねったく!」
(アオバ)

「!?」(ガイ)

鮫肌の操作系を鬼鮫は把握してる…それが鮫肌を使いこなす条件なのかも知れませんね。もしもそれにキラビが気付けたら、鮫肌との関係性は良好になるでしょう。そして、鮫肌の武器としての不完全さである「本能」の所有が、今度はプラス方向に向けられるんじゃないかと思います。長所は短所であり、短所は長所である。そうなる為に、キラビが鮫肌をもっともっと理解する必要があるんだけどね。ま…ここでアオバが強者の鈍感さを指摘してますが、仙人モードや完全開放モードのナルトの感知能力は常識的な強者の上に在る事を意味しているのだと思います。ここに「強さのヒエラルキー」を感じて貰いたいと、僕は考えています。ナルトやサスケはその頂点にある訳です。だから鬼鮫はナルトから逃げた…非常に賢明な判断。


<ガクッ>「ウィ~~~…」<バシャ>(キラビ)

「!!?」(鮫肌)

<パッ><ピチャ>(鬼鮫)

「ガイさん!援護お願いします
逆に情報を取ってやります!!」(アオバ)

(秘術石針!!)<シュッ>(アオバ)

<カッ><カッ>「よし!!」(アオバ)

「!」(チャクラを流し込んで
動きを止める忍術か…だがそれは好都合…)(鬼鮫)

<ガク>「くっ…」(逆にチャクラを
吸い取られてるのか…!?なんて吸引力だ!)
(アオバ)

ねっ…キラビに呆れたアオバがコレですんで、どんだけ天然なんだか解りません(笑)。しかし、鮫肌を放棄した鬼鮫にチャクラの吸収能力があるのは意外で、これってもしかしたら鬼鮫と鮫肌が融合を繰り返した結果、鬼鮫が後天的に鮫肌の能力=チャクラを獲得して行った…例の「男か女か…それが問題だ」(←まだ途中の考察なんだけど時間と体力がなくて書き切れてない)にマッチする描写に思えます。ちなみにアオバは秘伝系のチャクラを持ってて、シカマルの影真似の術のように対象者の動きを封じたり、思考を吸い出したりできるんだろうと思いますが、相性が最悪だったのね。どんなチャクラでも吸収できて、それを自由に使えるのが鬼鮫の「チート」なんだけど、逆にその「特異」にガイがドンピシャにハマる訳。


<ガッ>(木ノ葉旋風!!)(ガイ)

<ババッ>(鬼鮫)

「くっ!」(ガイ)


<ズザァ>(水遁・水鮫弾の術!!)(鬼鮫)

<ドサ>「!!」(ガイ)

「!?」(アオバ)


<ザザザザ>「しまった逃げられた!」(モトイ)

<サー…>(鬼鮫)

「速いぞ!!
この島の結界の外へ出したら終わりだ!
それまでにしとめないと
オレでも感知できなくなる!」(モトイ)

モトイが余りにも何もしないなーと思ってたら感知系である事が判明。その割りに鮫肌に潜む鬼鮫を見つけられない従来型。それに真実の滝の前でガイが一撃喰らわせて鬼鮫を追い込んだ時にガイやアオバの天然に食い付いて鬼鮫を放置してるんだから…普通は矢継ぎ早に鬼鮫を圧倒するべく攻撃するもんだと思うんですが、『NARUTO -ナルト-』の忍は妙にほのぼのとしてるんですよねー。非常さに欠けると言うか、相手を尊重しすぎると言うか…あんまりガチなのもアレですけど、プロフェッショナルさも欲しいと考えるのは欲張りなのか!?でも、このくらいのんびりとした子達がいないと10年も続きませんよね。神様みたいな二人が闘ったら、<ドン><ドン><ドン>と見開き三つくらいでお話が持ちません(笑)。


<ゴオオ>「オレが止める!!」(ガイ)

(八門遁甲!第六景門……開!!!!)(ガイ)

「うほ!?」<ビクン>

「!?」<ビクン>



「オレの八尾の腕に掴まれ珍獣♪
ぶん投げてやる!方向は十時♪」
<ズズズ…>(キラビ)

「韻を踏むために
いいかげんな事言うな!」(モトイ)

「方向は二時の方向!」<ズッ!>(キラビ)

モトイとキラビの関係性が微妙にズレて来てるのはおいといて…「方向は二時の方向!」(←これはキラビのセリフである認定です)にキラビのアーティストとしての信念を感じました。表現者としては他者の干渉(この場合はモトイの突っ込みね)にいちいち対応はしないものでありまして、キラビの頑固な雰囲気が天然とかKYとは感じないです。これはアイデンティティにも関係してて自分で自分を評価すれば良いんだから、他者の意見など基本的に関係ないのです。しかし、それが硬直した頑さであってはならないとも思えます。キラビのそれが硬直してないと思えるのはキラビのユーモアに在ると言えるでしょう。この辺は「人間力」の問題でもありまして、解る人に解ればいいサ…と、ケルベロスも結構強情なのです(笑)。


「よし!!」<フッ><ザッ>(ガイ)

<ブン>「ウイイーー…」(キラビ)

「ビー大丈夫か!?」(モトイ)

「ギギギィ…」(鮫肌)

「オレはOK♪すぐに回復…」(キラビ)

「むちゃくちゃ
チャクラ取られちゃってんじゃないっスか!!
…けどまだ今なら止められるかも!
…ナルトとヤマトはこの滝の奥でしたよね!?」(アオバ)

「てて……」(ナルト)

「足ひねったってばよ…」(ナルト)

「力のコントロールには
今後は気をつけないと!」
(ヤマト)

<ギュ>「よし…行くよ!」(ヤマト)

一方、真実の滝の奥に広がる修行場でイチャイチャするナルトとヤマトですが、足を捻ったとするナルトのセリフとは異に、ヤマトがナルトの足に添え木をしてることから、どうやら骨折してる臭いです。それでも便利でチートな九尾のチャクラやナルト自身の、クシナ譲りの強いチャクラが在りますからこのまま完治すると思いますけど。ここで注目したいのはヤマトの言う「力のコントロール」で、かつて柱間の遺伝子情報が発生する木遁チャクラをコントロールするに到ったノウハウがヤマトには在る訳で、その勘所をナルトに徐々に伝授して行く展開が予想されます。そう考えると「力」「知性」が無い状況が例えば「鮫肌」で提示されてるのかな…とも思えますし、みんな同じような事で悩んでるんだなと親近感が湧いてきます。


(口寄せの術!!)(ガイ)

<ボン>

「久しぶりに出てきたと思ったら空!?」(忍亀)

<タッ>「背中をかりる!!」<グッグッ>(ガイ)

<ドッ>「うおっ!!」(忍亀)

<ガサ>「うわぁああー!」<バキキキキ>(忍亀)

<モシャ><モシャ>「!?」(大亀)

<ゴン><ゴン>「うわっ!」(忍亀)

久々に登場のガイの忍亀ですが、中忍試験の「サスケVSリー」以来?!って、あの時の中学生が成人式みたいな懐かしさが在りますが、マジに踏み台にされるところが素敵ですね(笑)。しかし、ガイも八門遁甲の第六景門をいきなり開いてるんだから(インフレ傾向なんだか)、空気を蹴るとかしてあげても良かったのに…と、マジに踏み台にされただけの忍亀に出落ちキャラの烙印を感じます。ま…「ガイVS鬼鮫」自体が、完全覚醒したナルトと真・万華鏡写輪眼を得たサスケの「強さのヒエラルキー」の下層にあり、「相性によるインフレの防止」を訴える金融政策みたいなもんですから仕方ない。感想で「お話の作り方論」はあまり語りたくない主義なんだけど、最近、どうしても目に付いてしまうので仕方ない(笑)。


(口寄せの術!!)<ボン>(鬼鮫)

<ズズ…>(鬼鮫)

<スッ>(鬼鮫)


「!」(鬼鮫)

<パクン>

<バシャ>(ガイ)


「しつこい方ですね!」<バッ><バッ>(鬼鮫)

「その巻物が情報だな!
逃しはせんぞォ!!」(ガイ)

「できますかねェ?
こちらには地の利がありますが…」(鬼鮫)

<ドドドドド>(水遁・千食鮫!!)(鬼鮫)

「!」(ガイ)

<ドドドド>(これでは
どの鮫だか分からん!!)
(ガイ)

<タシン>(ガイ)

(こうなれば…!!)(ガイ)


<ボウ>(ガイ)

(朝孔雀!!)<ドドドドドドドドドドド>(ガイ)

<じゅううううう>



直ぐに消去されちゃうだろうけど、「ガイの開門」でカッコ良いようつべがあったの張っておきます。今まさにこんな感じでガイと鬼鮫が闘ってるかと思うとワクワクするじゃないですか。しかし、体術と言っても「開門」によるリミッター外しの深層にはチャクラが関係してて、チャクラを練れない体質の制限も解除してるように思います。問題はチャクラを忍術として開放するか、筋力として物理的に開放するかの違いで、ガイの場合、物理攻撃の強さに負けない肉体の強化という「鍛錬」があってこその体術なんだと思います。そもそも、人体のリミッターとは肉体の過負荷の防止で、ナルトが足を挫いたのも言ってみれば同じ理由なんですよ。ナルトの「力のコントロール」の答えはもしかしてガイの体術に在るのかも知れないです。


(巻物は!?)(ガイ)

(多すぎるか…しかたない…
さらに広範囲をやるしかない!!)(ガイ)

<ドプン>(ガイ)

(水中の鮫も行かせない気ですね…
いいでしょう
バラバラにしてさしあげますよ!)(鬼鮫)

<コポポ>(ガイ)

<ドウ>(第七驚門…開!!!)(ガイ)

「正拳のあまりの速さに空気摩擦で炎を宿し
空気をたたく衝撃波と炎で相手を破壊する体術!
まさに珍獣……
これほど体術の強い忍は珍しい!
私は三度目ですが」(鬼鮫)

「確かに珍獣かもしれんな
……オレは碧い猛獣!
この次の体術はさっきのとは
比べものにならぬ一撃必殺の拳!!
めったに見れるものではない……」(ガイ)

「碧いチャクラが水を押し退けるとはね…」(鬼鮫)

<バッ>(鬼鮫)

<トン>(ガイ)

(水遁・水鮫弾の術!!!)<ゴ>(昼虎!!!)

八門遁甲の第七驚門で、第八死門の一歩前。これで勝負がつかなかったらガイにあわやの「死亡フラグ」が立っちゃいますので、何とか「昼虎」で鬼鮫に引導を渡して欲しいと思います。しかし、見開きのガイと鬼鮫の描写が余りにもシンメトリーが取れてて、体術と忍術のコントラストがない…そうじゃない闘いを、僕は観たかったなーと思いました。でも、鮫肌に見限られ、天敵であるガイの鉄拳に独りきり立ち向かう鬼鮫も可哀想っちゃー可哀想だし、できればアッサリと走馬灯が回って、イタチと歩んだ日々が去来して、少しはイタチの横顔で「薫陶」を魅せて貰いたいものだな…と、鬼鮫の運命そっちのけで期待しちゃうなんて、やっぱ鬼鮫は孤独だわ…と考える…かなり天然なケルベロスなのです。



 
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「男か女か…それが問題だ」(弐)

 
「初代火影千手柱間様と
うちはマダラの戦いは知ってる?」
(クシナ)

「うん…」(ナルト)

「…その戦いで九尾を手にした
初代柱間様の力になるため
ミト様は封印術で己の中に九尾を封印し
九尾の人柱力になった


それからはすっと木ノ葉が九尾を所有してきた…
でもそのミト様が余命僅かになった時…
私が連れてこられたの
九尾の器としてね」(クシナ)

「それじゃ
まるで物扱いじゃねーかよ!?」(ナルト)

「…連れてこられた時
私も事実を知らされていなかったし
…それを聞いた時はショックだったのは確か

この事は全て極秘とされてたし
知ってたのは三代目を含め上層部数人だけ
三忍ですら知らされてなかった…

私は人柱力のプレッシャーや孤独感
押しつぶされそうになった…
でも前任のミト様が私にこう言ってくれたの」(クシナ)

「?」(ナルト)

「……私達は
九尾の器としてここへ来た…
でもまず先に

その器に愛を見つけて入れなさいって…

そうすれば
たとえ九尾の人柱力として
生きていく事になっても
幸せでいられるって…」(クシナ)

「……なら母ちゃんは…
人柱力だったけど…
幸せだった…!」(ナルト)

「うん…」(クシナ)

「……

へへ…」<スッ>(ナルト)

「…もう…ナルト…
アナタが泣く事ないじゃない…」
(クシナ)

第500話「ナルトの出生」でクシナが「柱間VSマダラ」「終末の谷の決闘」以降の木ノ葉隠れの”人柱力”について喋りまくります。木ノ葉隠れのトップシークレットをこんな若僧に…というのはこの際無しの方向で(笑)。自来也とガマ寅の「胸騒ぎ」に拠れば「終末の谷の決闘」は人の寿命程度の過去(ほんの十五・六年前に生きとるはずがねーだろうが!byガマ寅)のようですし…という事はミトさんめっちゃ長生き(笑)。渦潮隠れ=長寿の里…ぱねーッス。柱間→扉間への火影のバトンタッチはトビの万華鏡の儀式の提示(第43巻/182頁)でかなり早かったと、僕は考えてまして…柱間亡き後、九尾の「金庫」として”人柱力”となったミトさんを扉間が大切に大切に護ったんじゃーないかと思う訳です。

僕はエッチい考えの人なので、柱間が大切にしたミトを扉間も愛すると考えるんです。トビも柱間を「憧れた」と申しておりましたし、それは扉間とて同じだと思うんです。ちょっと横道に逸れますが、「トビラマ→トビ」なんてタレコミもありまして、雲隠れの金角部隊を向こうにまわして戦死したとされる扉間も疑われるアンフェアな『NARUTO -ナルト-』でありますが、木ノ葉崩しの大蛇丸の穢土転生で呼ばれてますから扉間の死亡は確定してる筈です。でも、扉間も穢土転生や時空間忍術が使えたり疑われても仕方ない胡散臭さがあります(笑)。特に時空間忍術に関してはミナトからの提示で判明しましたが、本誌を読んでて一度流して、更に読み直す…二度見して、ノリ突っ込みまでしてしまう始末でした(笑)。

僕はミナトがクシナと性交する事で、”人柱力”であるクシナから九尾のチャクラの影響を受けるに到ったのだと考えてまして、その結果が「黄色い閃光」であり、九尾固有の血継限界チャクラの影響をミナトが後天的に獲得したものと考えてまして、時空間忍術が可能だった扉間も九尾の”人柱力”と関係を持ってたんじゃないかと考えちゃうのです。関係…ってんは、その…性交の事なんすけど、柱間を愛して、その器に愛を見つけて入れたミトさんを柱間も愛して、柱間が愛したミトを扉間も愛してしまった…と、何故だか分からないけど普通に、極々自然に、それがフラットな事態だと受け入れられるんです。柱間と扉間は似てないけど兄弟…姓が同じ「千手」だし…「者の書」でも兄弟となっています。

その近しい関係性がミトという女を共有させるのは「ある」と、僕は思います。逆に柱間と扉間の弟子(舎弟?)だったヒルゼンが恐れ多くて”人柱力”と姻戚関係を結ばずにビワコさんを娶(めと)ったのは極めて紳士的であり、分を弁えた判断に思えます。つーか、ミトさんもめっちゃ長生きした筈だから、いくら何でもお婆ちゃんになっててヒルゼンがドン引きした可能性もありますが、ビワコさんだってどんだけー!?なおばちゃんでしたから、僕はヒルゼンの良識に満ちたリスペクト説を推します(笑)。或いは、ヒルゼンが適齢期にミト→クシナの九尾の継承が成ってて、ヒルゼンがクシナを娶るのは余りにもロリコン過ぎて、逆に良心の呵責に耐えかねたのかも知れませんね(笑)。

そんなこんなでヒルゼンは時空間忍術を会得できなかったのかな…と思います。基本的に、誰でも努力とか修練で時空間忍術=飛雷神の術が会得出来るならもっと「閃光」がいても良いと思うんですよ。でも、扉間とミナト…そして、トビしかそんな事できない。そして、九尾のチャクラの完全覚醒モードで鮫肌に潜伏する鬼鮫にチャクラの吸引すらも許さない刹那に一撃を事も無げにこなしたナルトに「黄色い閃光」を垣間見た…キラビとヤマト。この二人って相当の手練で識者ですから、ナルトのスキルの何たるかをしっかりと評価できる忍だと思うんです。ま…あれが「九尾の鎧」で、雷影兄ちゃんの「雷遁の鎧」に匹敵する肉体活性の成せる業という考えもあるけれど、ヤマキラの眼光にも一目置きたいじゃない。

しかし、出産で封印が弱まるデメリットが明らかに在るのに、何で女性を”人柱力”にしちゃったんだろ…。しかも、出産の原因を火影たる柱間や(もしかしたら…)扉間や、鉄板でミナトが、それこそ猿のようにしちゃうのっておかしくネ!?↑僕はここに激しく拘ってしまうんです。尾獣を仕舞う「金庫」でも、尾獣をコントロールして強者を生み出す「生体兵器」として捉えるにしても、何で封印が弱まるリスクのある女性を”人柱力”に選定し、尚かつ関係を持っちゃうんでしょうか…もっとぶっちゃけて言うとエッチしちゃうんでしょうか。そこに権力者…ちゅーか戦略的な”人柱力”の運用論みたいなものが見え隠れしちゃうのよ。僕は汚らしく汚れちまった大人だから…いろんな意味で嫌らしい事を考えちゃうの…サ(汗)。

それがミナトがクシナに感じた(ように見えた)負い目!?

続きまーす(ちょっとお休み)。



業務連絡(100822):お話の途中で筆が止まってしまいました。仕事でややこしい問題が発生しまして。体調は既に回復してますのでご安心を。暑くて消耗が激しいのは皆さんも同じでしょうが、ここは生暖かい目で(笑)。感想はしっかりと書きますので、またいつものように定刻にアップできると思います。相方も元気です。心配かけてスミマセン。暑き折、皆様もお身体にはご自愛下さい。いつも応援ありがとうございます。ケルベロス

 
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「男か女か…それが問題だ」(壱)

 
「やはりその傀儡
三代目の術を…」(チヨ)

「久し振りだろ
この術で三代目風影
最強と謳われたんだからな」(サソリ)

「グチャグチャだぜ」(サソリ)


「いったい何?」(サクラ)

「砂隠れで最も恐れられた武器…」(チヨ)

「砂鉄じゃ」(チヨ)

「かつての守鶴の所有者
用いた術を応用して
三代目が自ら開発した術での…
あらゆる形状に砂鉄を変化させ
状況に応じた武器を作り出す」(チヨ)

「三代目風影は
練り込んだチャクラを
磁力に返る事が出来る
特別な体質だった」
(チヨ)

”人柱力”の何たるか!?を考える時に、常にチヨ様が語る三代目風影の「砂鉄」(砂鉄磁界法)が引っかかるんです(第30巻/115-116頁)。我愛羅の親父の親父…お祖父ちゃんに当たる忍が特異体質だった件。術の基本は一尾・守鶴の”人柱力”が扱う「砂遁」であり、「砂」「砂鉄」に置き換える事で殺傷能力を強烈に高めた。「砂」「砂鉄」では質量が違いますし、材質の硬度も違います。運動エネルギーは質量に比例し、速度の二乗に比例します。もし「砂」「砂鉄」が同じ速度でも質量の差分で「砂鉄」の威力が上回ります。また、表面硬度の違いは武器としての脅威の差を圧倒的なものにしたでしょう。ま…その特殊な能力によって三代目火影になれた…あれ?!…それと似たような事を言ってる人が居たな…と。


「このまま九尾を…
引きずりこんで…
死ぬわ……
そうすれば…
この先九尾の復活時期を……
伸ばす事が…できる
今の残り少ない私のチャクラで
アナタ達を助けるには
それしかない」
(クシナ)

「今まで…色々ありがとう」(クシナ)

「!!」<ズキン…>(四代目)


「………
クシナ…君がオレを……」(四代目)

「おぎゃあ! おぎゃあ!」(ナルト)

「四代目火影にしてくれた…!
君の男にしてくれた…!!
そしてこの子の父親にしてくれた…!!
それなのに…!」
(四代目)

第503話「ミナトの屍鬼封尽!!」のミナト…その人であります。もしも三代目風影が”人柱力”だったら、サソリに拠って人傀儡にされた時点で一尾・守鶴は詰んでますから、我愛羅なんてのは存在しない訳で、時系列的にも我愛羅の存在と三代目風影のM.I.A.(Missing in Action)は並行してるかも知れませんので、三代目風影が”人柱力”ではなかった…にも関わらず「砂遁」をチューンナップした「磁遁」(ナル×ジャン的砂鉄磁界法)を扱えるのは、クシナと交わる事で「黄色い閃光」たり得たミナトと酷似してるんじゃないかと、僕は思う訳です。空気を読みまくって自分が人柱(ひとばしら)となって里を救うと宣言するクシナに何故、ミナトが<ズキン…>としなければならなかったのか…

その引け目クシナの果たした役割が在ると思うんです。

それに三代目風影が何で「特別な体質」だったのか…?何で一尾・守鶴の”人柱力”の使う忍術(砂遁)を参考にして、それを超える「磁遁」なんて会得できたのか?それって、ミナトとクシナのように「力」を与える存在が三代目風影にも居たって事じゃなかしらと、エッチを前提にアイを考える派のケルベロスはどうしても考えてしまう訳です。しかも、九尾の”人柱力”であるクシナとミナトは若かりし頃からそりゃもう…猿のように…アイを確かめ合ってたと考えていますんで、当然、その前提であるエッチも数限りなく…(汗)。同じように三代目風影にもそんな人が居たのかな…つまり、砂隠れの未確認の三人目の”人柱力”と性的な関係を持つ事で三代目風影は三代目風影になったのかな…と思うのです。

『NARUTO -ナルト-』の世界観として、永々と続き一族を成す「血継限界」という尾獣のチャクラと因果のありそうな血脈が存在します。また、一方で三代目風影のような一代限りの異能者も同時に存在しますが、その差異に”人柱力”が関係してるんじゃないかと、僕は考えているのです。一代限りの異能と言えば、初代火影・千手柱間の「木遁」。三代目風影の「磁遁」。それと三代目火影・波風ミナトの「閃遁」(飛雷神の術)があります。二代目火影・千手扉間にも「時空間忍術」を扱えた提示がミナトによってなされています。それぞれがその異能に拠って里影になった折り紙付きの実績ありは異常(笑)。つまり、それ程に大それた力だったと言えるでしょう。そして、その影に妻…女性の”人柱力”があった…。

「クシナ…君がオレを……
四代目火影にしてくれた…!」


ミナトの言葉の重さ…僕は捨て置けない。



 
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「男か女か…それが問題だ」(序)

 
「オレは
母と呼ぶべき女の命を奪い生まれ落ちた…
最強の忍となるべく…父親の忍術で砂の化身
この身に取り憑かせてな…

オレは生まれながらのバケモノだ」(我愛羅)

「!」(ナルト)

(………
砂の化身…!?)(シカマル)


守鶴と呼ばれ
茶釜の中に封印されていた
砂隠れの老僧の生霊だ」
(我愛羅)

「…生まれる前に取り憑かせる
憑依の術の一つか
そこまでするとは…」(シカマル)

「イっちまってるな」(シカマル)

第一部…中忍試験の真っ直中。入院中のリーを不気味に見舞う我愛羅が喋りに喋ります(第11巻/133-134頁)。ここで、一尾・守鶴の設定が「老僧の生霊」となっているのに少しばかり引っかかります。だって、十尾を九つのチャクラに分割したものが”尾獣”の筈ですから、一尾・守鶴を「老僧の生霊」なんて言われましても…(笑)。しかし、我愛羅も”人柱力”に関する砂隠れのトップシークレットに精通しているかと言えば、どっちかと言うと疎外されてた臭いので、茶釜に封印されたとされる老僧が一尾・守鶴の”人柱力”だった可能性もあるでしょう。そして、人間を人柱(ひとばしら)にして”尾獣”を管理するのではなく、別の容れ物による封印方法が砂隠れで独自に発展したのかも知れません。

木ノ葉の場合は渦潮隠れの結界忍術や封印術、それにうずまき一族の強靭な生命力(六道仙人の弟系の濃い血統)をベースにした”尾獣”の戦闘的な活用ではなく、金庫的な封印が重視されていたように思います。クシナはまだ幼くしてミトから九尾を引き継いだようですし、その後、ミナトと交際してナルトを宿したという事は、それなりの関係を持ったという事で、生体兵器としての”人柱力”というよりは”尾獣”を放任しないで仕舞っておく「金庫」としての尾獣封印だったと思えるのです。それが、「九尾事件」で登場する”暁”のお面の存在に脅威を感じたミナトに方向転換を余儀なくさせ、ナルトへの九尾の搭載で「八卦の封印式」の術式をより戦闘的にチューニングさせた訳で、尾獣の封印と一口に言っても多様な形態があったのです。

砂隠れの場合、「茶釜」としていますが、尾獣を閉じこめて、その強力なチャクラを軍事利用する原子炉のような特別な容れ物を開発したのでしょう。それを受胎した我愛羅の母である加流羅の傍らに置き、加流羅の胎内に在る我愛羅に徐々に一尾の所在を移管する方法で我愛羅を”人柱力”に仕立てる実験的な試みに出たのかも知れません。全てが手探りだったから我愛羅に対する不信感が強く、実の父である四代目風影は何度も我愛羅を暗殺しようとしたのだろうと思います。我愛羅は母・加流羅の生霊に護られていますし、加流羅がクシナと同じような「特別なチャクラ」を持ってて、受胎した状態で一尾を母体越しに移管した方法論から考えて加流羅ありきの我愛羅への一尾封印だったのではないかと、僕は考えています。

我愛羅の目の下に「クマ」があったのは絶えず襲う一尾・守鶴の精神汚染によって熟睡できなかったからだと、「狸寝入りの術」の行で提示がありましたが、ナルトの「四象封印」やキラビの「鉄甲封印」のような封印式ではなく、加流羅のチャクラが我愛羅を護るだけの封印式なしの荒っぽい尾獣の搭載だった可能性があります。例えば、加流羅が渦潮隠れの里の残党だったら面白いなーと思います。雲隠れもクシナに興味があったようですし。それに母体越しに尾獣を移管させる手法をわざわざ選択したのは母体に特別な力があったからだと考えるのが自然です。そして、ミナトやクシナのようにチャクラの減衰と共に潰える事の無い「残留思念」として今も我愛羅を砂が護っている…。それを我愛羅が引き摺るのが切なくもあります。

”人柱力”は”尾獣”と共鳴し
信じられぬ力を使えるのが特徴じゃ
砂の歴史にはこれまで我愛羅を含め
三人”人柱力”が出現した」(チヨ)

老僧の生霊=”人柱力”と考えれば、我愛羅以外にもう一人、砂隠れには”人柱力”が存在した事になります(第29巻/151頁)。それが誰だったのか?に、僕は大きな興味を抱いています。それで砂隠れ関係の描写を洗い直していると面白い事にブチ当たりました。先に少し考えてように現実問題として多種多様な尾獣の封印、或いは補保管手法が各隠れ里には存在した。砂隠れでもいろんな方法で尾獣をコントロールしようと血道を上げていたと思うんです。最終的に母体を媒介にして胎児を薫製にするような惨たらしい手法に出た訳ですが、その前段階に他里でやっているようなオーソドックスな方法があっても良いだろうと思いますし、「老僧の生霊」としてパッケージングした一尾をいろんな形で利用しない訳はないです。

また、クシナと交わる事でミナトが「黄色い閃光」になったんじゃないかとするナル×ジャン的疑惑や、柱間が終末の谷で鹵獲(ろかく)した九尾をミトに封じ、柱間の戦死後、クシナに引き継がれるまで”人柱力”として存在したミトが二代目火影・千手扉間が関係した可能性が、扉間とミナトの時空間忍術繋がりで臭い立ちます。尾獣を人に仕舞う”人柱力”がその形式に関わらず人に何らかの影響を齎したのではないかと僕は考えています。尾獣と人の接点としての”人柱力”を考えると、『NARUTO -ナルト-』の世界観の一角にある「血継限界」が上手く説明できるんです。ま…ナル×ジャン的なお話なんですが…まだまだ暑い暑い日が続きそうですし、のんびりと考察して行こうと思うんですが、ヨカですか?

「男か女か…それが問題だ」の始まり、始まり…。


 
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第505話「九尾チャクラ、開放!!」⑤

 
「ほう…本当にそんな事が…」(ガイ)

「ああ…ナルトもここで
真実の自分に打ち勝ったようだ」(モトイ)

「ガイさんもやってみたらどうです?」(アオバ)


「バカを言え!
そんな事よりナルトの応援に行くのが先だ!
オレはナルトを守る先生として
ここへ来たのだぞ!!」(ガイ)

「そ…そんなに怒らなくても…

…本当は自分の真実を知るのが
恐いだけなんじゃないですか…
ひょっとして…」(アオバ)

「………

アハハハハ…!!
何を!?オレが怖がっているとでもー!!
ノープロブレム!!!」<ザッ>(ガイ)

「いや…冗談ですよ…
たぶん本性は人ではない気がしますが
………アハハハ
そんな本気に……」(アオバ)

<スッ>(ガイ)

「!」(ガイ)

<ドドド>「正直…
青春青春って…言ってる場合でもないだろ…
老けたオッサンが無理をすると体を壊すぞ」
(闇ガイ)

<ドドドド>「リーの手前
青春でいかなきゃいけないのは分かるが…
誰もそんなお前の無理矢理な青春を
望んでなんかいないんじゃないか?」
(闇ガイ)

「姿を見せろ!!
言いたい事を言わせておけば!!」<ガッ>(ガイ)

「いいだろう…
真実のお前をとくと知るが…」(闇ガイ)

<バシャ>(鬼鮫)


(こ…これがオレの本当の姿…!!??
珍虫!!?)(ガイ)

(…こいつは確か珍獣!?)(鬼鮫)

「青春を忘れたオレ!
お前の根性をたたき直してやる!!」<スッ…>(ガイ)

「何!?」(アオバ)

「!!」(モトイ)

「ガイさん!
そいつは真実のアンタじゃない!!
注意しろ!」<ザザザザ>(モトイ)



(木ノ葉壊岩升!!)<ドコ>(ガイ)

「ぐオ!!」(鬼鮫)

「オウ?」<バシャ>(キラビ)

「え?」<クル><トン>(ガイ)

真実のガイ=闇ガイをしっかりと見たかった無念は残りますが、いよいよ「鬼鮫VSガイ」のお膳立てが整いました!!九尾のコントロールを成し得て、完全覚醒モードを意のままに発動できるナルトと鬼鮫が闘うのも今さら…の感があり、ここは対チャクラ兵器(鮫肌)VS体術(忍体術)の闘いにスポットを当てる考えなのでしょう。強さのインフレに関して、特に少年誌のバトル漫画では予てから問題になってまして、DBでは一個人が「月」を砕く…なんて蛮行を振るうもんだから(笑)、『NARUTO -ナルト-』でそれやったら身も蓋もありませんがな(笑)。しかし、”暁”というネーミングから「夜」…月の支配を終わらせる目的を嗅ぎ取って黒犬が怪しい考察(”暁”は何がしたいのか?!)を書いた事もありましたけどね…。

A「これが私の本気です」

B「私はその倍強いです」

A「実は実力を隠してました」

B「奇遇ですね。私もまだ本気ではありません」

A「体に反動が来ますが
飛躍的にパワーアップする術を使わせていただきます」


B「ならば私も拘束具を外します」

A「秘められた力が覚醒しました」

B「私は特殊な種族の血を引いており、
ピンチになるとその血が力をもたらします」

A「覚悟によって過去を断ち切ることで
無意識に押さえ込んでいた力が解放されます」


B「愛する人の想いが私を立ち上がらせます」

強さのインフレ…で、何度読んでも笑ってしまうコピペがあるので紹介しときます。僕は強さとは努力とか精進以前に素質とか才能が大部分を占めてると考えてまして…ぶっちゃけ、強い奴は最初から強い…同じ才能なら、努力の上乗せ分が生きるけど、スタートラインが大幅に違うなら努力なんて無意味であると思っています。『NARUTO -ナルト-』でも、木ノ葉の黄色い閃光~四代目火影・波風ミナトの実子であり、九尾の人柱力であるうずまきクシナの子宮の中で九尾のチャクラの影響を受けた特殊な身体(髭痣)とクシナ譲りの「ちょっと特別なチャクラ」を持ってるナルトが、落ちこぼれの出来損ないなんて嘘っぱちだろッ!!と、何年越しの長ーいノリ突っ込みをせざるを得ない設定になってるじゃない。

それに気付けなかったサスケが不必要に劣等感を抱いて大蛇丸に走ってしまったんだけど、三代目はナルトをミナトの子として祭り上げなかったのも、ノーマークのノンプレッシャーでほのぼのと育てたかったからかなーとも思えます。ミナトのクシナに対する感謝は九尾ネイティヴの「閃遁チャクラ」を夜の交わりで与えられたところにあるなら、クシナの子宮なんて場所で卵細胞レベルから九尾のチャクラの影響を受け続けたナルトのファンダメンタルたるや、どんだけ高濃度に九尾のチャクラの影響を受けたか…加えて九尾のチャクラ毒耐性まであるわ…。ミナトにしたって髭痣までは出来なかったもんね。きっと、その半端ねー人間離れしたチャクラにヤマトは「君はいったい…」と震えたんじゃーないでしょうか。

だから、今更、ナルトがサスケ以外の忍と闘ったところで面白くないと思うんです。トビも、もうナルトの前には姿を現さないと思うんです。それが、ガイが「青春!!」と叫んでお話に割り込んで来た理由なんだと思います。ちょっと心配なのは、そこにキラビが混ざってるとこで、九尾のコントロールに必要なナビゲーターだったキラビですが、ここに来てお役御免の感も在り、拉致フラグ、死亡フラグ(尾獣を抜かれる)が微妙に立ってる臭いです(汗)。突然ですが、鬼鮫で一ヶ月弱、サスケで半年…トビ&ゼツで一ヶ月ちょっと…そしてラスボス→大団円で、『NARUTO -ナルト-』が来年の夏までに最終回を迎えるんじゃーないかと、僕は考えています。なんか夏の終わりの物悲しさ…そういえばお盆だし(遠い目…)。

ガイの開門がどこまで行くのかが心配でーす!!(了)


 
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第505話「九尾チャクラ、開放!!」④

 
「九尾のチャクラは
オレの中の別の場所にちゃんと取ってある
いつも使ってるって訳じゃねェ…」(ナルト)

<フッ>

<スッ><ズズズズズズズズズ>(ナルト)

ナルトが九尾のチャクラを開放する準備段階として鳥居に囲まれた結界空間?で九尾のチャクラ(月みたい)にアクセスしてるシーンがあります。鳥居は九尾が「六道の…」と呟いたのがお初で、「鳥居」が九尾の体を拘束して沈黙させたのが酷く印象的で、こりゃもう「鳥居=六道」で良いと思ってます(笑)。「鳥居」でググってみたところ…「鳥居」の起源については諸説あるが、確かなことは分かっていない。天照大御神(あまてらすおおみかみ)を天岩戸から誘い出すために鳴かせた「常世の長鳴鳥」(鶏)に因み、神前に鶏の止まり木を置いたことが起源であるとする説…(wiki…鳥居)なんてのがありまして、如何にもご神事っぽくて、神様たる六道仙人っぽいじゃないさ…と、僕は考えています。

ナルトの九尾のコントロールが、チャクラの塊と化した九尾のチャクラを取り出して使うのが、キラビ&八尾の談合的チャクラ発揚と思いっ切り違うのは、九尾のチャクラが陰陽分離された特殊な状態にあるからだと思います。おまけに憎しみに塗れた九尾の意志から純粋にチャクラを引き剥がしてますから、極めてニュートラルな「力」のみが凝縮されたエネルギー源をナルトはその身に格納してる事になります。そんで、チャクラの塊は血継限界特性(九尾のチャクラをナル×ジャンでは「閃遁」としています)があって、違う性質のチャクラが反応してチャクラを創出するチャクラの発生エンジンとして機能すると考えてまして、九尾からぶんどったナルトには無尽蔵のチャクラが授けられた事になると思われます。

…って、僕がそう思ってるだけだけど、しかし、四つの「鳥居」の直上にホバリングするチャクラの「月」が有限なら、いつかまたナルトは九尾と接見してチャクラをぶんどりに行かねばならんし、九尾だって抜け殻みたいになってしまってますし、九尾…つーか尾獣のチャクラが特殊な発生エンジンで、経絡系に依存しないチャクラ発生原理が無いと屍鬼封尽で肉体(経絡系)からチャクラを引き剥がされた九尾がチャクラを垂れ流す描写に整合性がなくなります。ナルトも九尾と対峙してチャクラを引き剥がしてホッとしてましたし、使い放題…みたいな事も言ってたので八尾とキラビとの関係性とは違いますが、半分のチャクラっちゅー特殊性もありますればご納得のほどをば…(笑)。

僕が頓着してるのは、ナルトが九尾のチャクラを仕舞ってる空間に「鳥居」があって、如何にも「六道」が九尾をコントロールしてます…みたいな描写で、これってミナトの想定にあったんでしょうか?クシナの回想からうちはイタチとサスケが九尾事件に接近遭遇してるものの、ミナトとイタチが申し合わせるような描写がなかったので、「イタチの力」たる「六道の勾玉」(=八尺瓊勾玉?=ナル×ジャン的には”御神器”)がナルトに使わされる想定をミナトが計算できる訳ないと思えるんです。ナルトの首の勾玉がイタチと無関係の線も残りますが、それも愛想がない(笑)。だから、完全覚醒したナルトの首に「勾玉」が収まってるのがイマイチ説明できないでいます。だから、ここで「鳥居」が出て来るのはややこしいです(汗)。


<ズッ>「これが使った時の
感じだってばよ!!」
<チリ><チリ><チリ>(ナルト)

<ズズズズ…>

「すごい…生命力に満ちている…
ボクの木遁が影響を受けるなんて…」(ヤマト)

「おお!!」(キラビ)

「!!」(ナルト)

「ん!?」(ナルト)

「?」(キラビ)

「何!?」(ヤマト)


「それで隠れてるつもりかよ」(ナルト)

「何か別のチャクラを
感じるのか?」<キョロ><キョロ>(ヤマト)

「感じるんだな別の存在♪
それに気付かぬオレはぞんざい♪」(キラビ)


(ありえない!!
私のチャクラは”鮫肌”と同じ………
気付かれるハズがない…!)(鬼鮫)

「チャクラじゃない!
何かこう…モヤモヤした悪意みたいなのを感じる!!
それだ!その―」(ナルト)

<バッ>(鬼鮫)

「刀…!?」(ヤマト)

「!!」(キラビ)


<ズズズ>(鬼鮫)

「憎しみや…
悪の感情を感じ取るようですね…」
(鬼鮫)

「!」(ナルト)

「感知タイプのどれにも当てはまらない…
それが九尾のコントロールを成した
人柱力の力ですか……」
<ガサササ>(鬼鮫)

「お前は”暁”の鮫ヤロー!!」(ナルト)

「なぜだ?あの時こいつの首は刎ねたハズだ♪
どうやってオレ達のタッグ攻撃を外した!?♪」(キラビ)

「水の塊で戦った時
水中ですでに入れかわっていただけですよ…
首を刎ねられたのは私の分身…」(鬼鮫)

「分身なら殺された時消えるハズだ!
死体は実際そこにあったコレ疑問♪
それに別の者が変化していたのなら
ウチのシーが感知で気付くコレ難問♪」(キラビ)

「特別な分身でしてね…
自分自身として遠隔操作できる寄生分身…
そまあ…その話はこの辺でいいでしょう…

…しかし人柱力二人と木遁使い相手に
この私の状況…正直きついですね」<カチ>(鬼鮫)

「何!?どうしてこの部屋の
トビラの開け方を知っている!?」(キラビ)

「愚問ですね………
私はスパイとしてここへ入ったんですよ…」(鬼鮫)

<ガササササササ>(鬼鮫)

<ゴゴゴゴゴ>


<ドコ>「!!?
ぐはっ!!」(鬼鮫)

「え?」(ヤマト)

「瞬身の術なのか…?
…いきなり先攻♪
これじゃまるで……


黄色い閃光!♪」<カン>(キラビ)


「くっ!」<ボタタ>(速い…
ここまでとは……)(鬼鮫)

<サササササササ>(鬼鮫)

「!」(ナルト)

「!!?」<ガクン…>(ナルト)

「うわっ!足がァ!
勢い余って突っこみすぎた!」
(ナルト)

しかし、ナルトがこんなにも簡単に九尾のチャクラをコントロールして、それをあっさりとヤマトとキラビに見せちゃったのが何だかショックでした。もうちょっと勿体ぶっても良かったのに…と(笑)。そして、これは仙人モードとも違います。自然エネルギーとしての九尾のチャクラが在るのを、僕は想定してたんですが、仙人モードはナルトの精神世界で九尾と戦う為の唯一無二の戦法(仙法?)だったのが、妙木山を残したミナトの悪知恵に思えてなりません。そして、ナルトの完全覚醒モードで、仙人モード以上の感知能力が芽生え、鮫肌に潜む鬼鮫を検出させるに到ります。僕は九尾のコントロールが済んでキラビがお払い箱になっちゃうと心配してたので助かりましたけど…(笑)。

それで、遁走する鬼鮫にナルトの一撃がガッツリと決まります。キラビはこれに「黄色い閃光」と韻を踏んでますけど、ナルトの足が壁にめり込んでるので、通常の瞬身の術=体術による高速移動だと思われます。飛雷神の術は時空間移動だから慣性に影響されないと思うんですよ。ナルトは単に鬼鮫をぶっ飛ばしたいと思っただけなんじゃないかな。しかし、膨大なチャクラがナルトに溢れてるから、ナルトがイメージする何倍も強く速く動いてしまったんだと思います。だから、物理的に壁にめり込んでしまった。その意味ではナルトの完全覚醒モードは雷影兄ちゃんの「雷遁の鎧」に近いかも知れません。言うばれば「九尾の鎧」ですね。漏れ出した上澄みのチャクラの租借する形式の「九尾の衣」から昇格です(笑)。

でも、ミナトの「飛雷神の術」がクシナと交わった結果。九尾のチャクラの影響を受けたミナトが獲得した能力であるならば、九尾ネイティブのチャクラを、例え半分であっても手中に収めたナルトであれば実現可能でしょう。二代目火影がうずまきミトと懇ろになって、扉間(トビラマ=トビはないよな…)→ミナトが時空間忍術使える因果もしっくり来ますんで、女性の人柱力が媒介する尾獣チャクラの齎す影響と、血継限界を一代限りで発現する存在が何気に重なると考えるのは無謀でしょうか。二代目風影の磁遁(砂鉄磁界法)も、一尾守鶴の人柱力との性的関係があったからと考えれば意外とスッキリするし…(笑)。ま…この辺は考察してみたいテーマなので僕の命が許すなら書きたいところです(笑)。

男性の人柱力と女性の人柱力の役割みたいな…お話。


「まだ四代目のようにはいかないみたいだね!
ビーさん!奴を追いかけて下さい!
ボクはナルトを!」(ヤマト)

「任せろ追跡♪すぐに追撃♪」(キラビ)

<ガササササ>(鬼鮫)

鬼鮫が逃げるのは扉絵のおっちゃんとイチャイチャする為なんで仕方ない(笑)。それにしても、ヤマトが四代目を知ってそうなのが気になりますね。九尾事件の時、ヤマトは何をしてたんでしょう。カカシは何をしてたんでしょう。その辺は全く語られませんでした。サスケやイタチは何だったんだってばよ!!ってのも置き去りにされてる。唯一、ミコトママが黒そうなのが(汗)。真相の全てが白日の下に…って訳じゃなくて、語られた分と、有耶無耶にされた分がほぼ等量で、行って来いでチャラな雰囲気ですもの(笑)。そりゃ、鬼鮫だってゴキブリみたいに逃げる罠(笑)。キラビが鬼鮫を追走してるけど、つまんない事で殺されなきゃ良いけど…とヤキモキしちゃうのは…僕だけ!?

鬼鮫が鮫肌と一体化した状況で、ナルトの「九尾の鎧」のチャクラを吸い取った描写がなかったし、それがスピードだけの問題だったなら、キラビのVer.2の雷犂熱刀は何だったのサ!?になっちゃうし、鬼鮫側の問題だと思いたいです。例えば、潜伏モードと融合モードの違いとかね。対チャクラ兵器みたいな鬼鮫+鮫肌だから、体術命のガイが天敵な訳で、二人は闘う運命なんだと思います。だから、「九尾の鎧」を纏った完全覚醒モードのナルトからもチャクラを吸い取って欲しかったんだけど、それ程、ナルトが神速だったと、キッ神は言いたかったのかも知れませんね。ま…お喋りな鬼鮫っちの事ですから、胞子分身みたいに事細かに説明してくれる事を祈りましょう(笑)。

あと少し…皆様、良き夏休みを!!


 
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第505話「九尾チャクラ、開放!!」③

 
「なんだとォー!!
ナルトがそんな大変な修行をォォォ!!?」(ガイ)

青春の中でもがく若者を放ってはおけない!!
ナルトの所へ案内しろ!!」(ガイ)

「この人
ちょっと…アレなんで…すみません…」(アオバ?)

「いえ……」(モトイ)

ガイの扉絵から何だかなーと思うのは、きっと物書き(さが)だと思います。お話って常にインテグラル(総体)が基本だから、こんな風に準備をしちゃう(笑)。これはナルトの覚醒によって鬼鮫が炙り出されるエピソードの前振りなんだけど、「力量のインフレ」を恐れるジャンプ編集部の苦心惨憺とも、キッ神のサービス精神とも思える展開で、こりゃ仕方ないかな…なガイの登場なのです。何も天敵同士が対決しないといけない道理は無いんですけど、ぶっちゃけ「鬼鮫VSガイ」は避けては通れない道(笑)。僕らも拝まないと死ねません(笑)。こんだけお話が佳境で終盤なんですから、伏線の回収以外にネタの回収もして貰わねば尻の座りが悪くて気持ち悪いでしょ。それに、お話の「溜め」としても不可欠なんですよ。

しかし、九尾のチャクラを完全に覚醒したナルトや、八尾のチャクラを無制限に開放するキラビ(鬼鮫戦ではお兄ちゃん見つからないようにセーブしてた)と鬼鮫が対戦するのは面白みに欠けるんです。これは「力量のインフレ」にも関係する領域で、ナルトやキラビと鬼鮫が対戦するのはお話的にも難儀な局面になりますので、第三者的且つ天敵のガイが鬼鮫に遭う必然が必要になるんです。お話の造りの都合で嫌らしくて申し訳ありませんが、物書きとしては譲れない準備でありますれば、扉絵から言い訳がましくガイを露出するキッ神を責めないで欲しいです。それにガイの八門の更なる開放だって見たいでしょ。朝孔雀の次のステージも興味あるっしょ(笑)。このネタ振りは不可避よ。

申し訳ないけど、これがエンタメなんだな(笑)。

「ちょっと…アレなんで…」(←言い訳でスミマセン)

物書きの性で続く(笑)。




 
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第505話「九尾チャクラ、開放!!」②

 
「おっしゃー!!!」(ナルト)

「うわああ!!」(ヤマト)

「!!?」(キラビ)

「何があった…?
うまくいったの……!?」
(ヤマト)

「とにかく色々あって…!」(ナルト)

「ヨウ♪」(キラビ)

<トン>(ナルト)


「そうか…そういう事か了解♪
お前の顔今涼感♪」(キラビ)

「九尾はどうなった?
コントロールはできたの?」
(ヤマト)

「いやーよかったぜ…
特にアレの時のコレがヨウ♪」
(キラビ)

「へへへ…」(ナルト)

「………」(ヤマト)

「おおおお!
ナルトお前ソレってヨウまさかァー!!」(キラビ)

「うん!そうなんだってばよ!」(ナルト)

<わい!><わい!>

「だから何かあったか話せと言っている!!!
アレコレソレでは分かりません!!

わざとだ!!
君達はわざとやっている!!!
それだけは分かるぞオオー!!!」
(ヤマト)

ヤマトとキラビの違いはナルトとのフィジカルコンタクトの有無だと、僕は考えています。目覚めたナルトにヤマトは話しかけ、キラビは「拳」を向けた…。ヤマトはナルトの父親のような存在に思えるんだけど、何処かそれが弱腰に思えるのはナルトに怖々と接してるっちゅーか、腫れ物に触るような…感情や想いがダイレクトではなくオブラートに包まれる遠慮がちな機微を、僕は感じて来ました。ナルトの四本目の脅威を体感したヤマトが、ナルト自身のチャクラの強さにナルトの底知れなさを感じたヤマト…あれは父親の反応ではなかった。もし、父親だったらフガクみたいに「さすがオレの―」(勿論、ヤマトの子じゃないけどね…笑)とほくそ笑んだと思うんです。でもヤマトはナルトを「推し量れない存在」と感じた。

フガクが感じるイタチみたいじゃない…

それって自分がイミテーション…柱間の遺伝子操作の実験体…だという事を認識した、ぶっちゃけコンプレックスだと、僕はおもうな。木遁にしたって柱間みたいな原始の森を生み出す生命力を持ってる訳でもなく、人工的に切り出された材木を小器用に出す程度で、自分を「マダラ」と言い張るトビが見向きもしないような発動しか出来ない、ある意味、不完全な存在なんだと思います。自分と柱間の間にある埋め様の無い差を、ヤマトはナルトとの間にも感じてるんじゃないかな。だから、ヤマトはナルトのお目付役であるにも関わらず、カカシみたいにナルトと触れ合わないのではないでしょうか。それが、キラビの人柱力繋がりの親近感とコントラストしている。共有感。一体感。兎に角、親密ですよね。

ヤマトはその機微を感じられる人だから、ナルトとキラビのイミフな和気藹々に黙ってらんない。これはキラビとナルトの力量とか人柱力の完成度云々の問題じゃなくて、遠慮の違いなんだと思います。キラビも一応、完成された人柱力だけど、八尾と九尾の違いがどれ程のものかも分からないし、封印式の形式も違います。それに、ナルトには「六道の力」(=イタチの力)のオプションもありますんで、その組成自体が違いかねない。だから二人を比べる事はこの時点ではできないけど、ナルトがキラビの課した修行の達成者である事がキラビには親近感以外の何者でもないのでしょう。そして、キラビがヤマトの不安を感じれない人じゃない事が、ヤマトにわざと分からないように展開する会話を構築してるんだと思います。

ヤマトだって達人の域なんだから、「拳」を差し出してナルトと触れ合えば良いのに、余計な遠慮があるもんだから、こんなにモジモジするしかないのね。ナルトが凛とし過ぎたのもヤマトには重荷なのかも知れないし、何せナルトの成長のスピードは尋常じゃないですから、自分の出生や才能に少しでも後ろめたさのあるヤマトには荷が重いのかも知れませんね。ヤマトが、ナルトの力の発露にもう少し真っすぐに向き合えたなら、ヤマトはもっとナルトと親密になれると思います。その時は、例の恐怖の無表情も必要ないでしょう。恐怖は本当の服従を生まない。人の心は温かさとか好意を見分けます。ヤマトにその温かみが冷めない距離までナルトに近寄る自信があれば、こんなに焦らないのにね。ヤマトも過渡にある訳だ。

でも、キラビも少し…意地が悪い(続く)。


 
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第505話「九尾チャクラ、開放!!」①

 
(母ちゃん……

これからは…
ラーメンばっかじゃなくて
野菜もちゃんと食うってばよ…

風呂は好きだから安心してくれ…
温泉にもよく行ってる
それにいつもいっぱい寝てるしよ…
つーか寝すぎぐらいだってばよ!

友達に関しちゃいい奴らがいっぱいできたんだ!
母ちゃんにも会わせてやりたかったなあ…

……ただ一人だけ
うまくいかねー奴がいんだけどよ…!


……勉強の事は
まあ…母ちゃんの予想通りだ…
…もちろん落ちこんでねーってばよ!

アカデミー時代は先生や先輩と色々あったけど…
今では皆尊敬してる

忍の三禁は自来也先生に教えてもらった…
確かに母ちゃんの言う通りの人だった…!

……けど…
オレの忍としての生き方も教えてくれた!
偉大な忍だったってばよ!!

……オレは木ノ葉の忍者うずまきナルトだ
夢は火影の名を受けつぐ事!
そんで先代のどの火影も超えてやる事…!!)(ナルト)

<ドン>「そんで父ちゃんより
かっけー男になる!!!」(ナルト)

「そんで母ちゃんより強ェー忍になる!!!」(ナルト)

エーッと、扉絵のガイのやる気満々に何かを感じながら本誌3頁目まで…ナルトからクシナに対する答礼であり、クシナが聞いたら泣き過ぎて脱水起こしちゃうんじゃないかと思うくらいドンピシャの胸キュンメッセージであります。しかし、素の状態でナルトと同じ16年の人生を歩んで、ナルトのように真っすぐでありながら、硬直する事なくしなやかに育つことが出来る自信が僕にはありません。こんなにも屈託なく、卑屈にならずに、汚れず清らかに天真爛漫に人は育てないと、僕には思います。だから、僕はナルトのお腹に九尾を封印する「八卦の封印式」が九尾を封印する為だけの存在ではなかったと考えた訳です。結果的に封印式にミナトとクシナのチャクラが組み込まれてる事が知れ、ナルトの「チート設定」が明るみに出た…。

『NARUTO -ナルト-』を読んでいる少年少女はナルトと自分を比べて劣等感を感じる必要はないと、僕は思ってる。サスケが第一部の木ノ葉崩しの行でナルトと自分を比べて焦りまくったのを僕らは見せられ、木ノ葉病院の上の給水タンクを穿った螺旋丸の衝撃に舌打ちしたサスケの落胆を我がモノと感じる必要はないです。ナルトこそ普通ではないのです。だって、お腹に九尾と両親(のチャクラ)を載せてる子なんて居ないでしょ(笑)。サスケは当時幼くて写輪眼の覚醒率も低かったから、ナルトの内面の「チート設定」に気付けなかっただけなのね。だから、少年少女はナルトに焦らないで欲しいんです。いきなり再会した母親を何の迷いもなく受け容れ、その全ての願いに答えられる子なんて気持ち悪いです(笑)。

今からお腹に「渦巻き」描いても遅いからね(笑)。

のんびりと書いて行きまーす(続く)。



 
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレNAVI)

 
第504話「ありがとう」は深いお話で、これをどうして伝えれば良いか?に凄く悩みました。「良い話やーっ」でサラッと通り過ぎる事も出来るし、「泣けるーっ」と心地よい涙を流す事で満足感を得られる。でも、それで終わらせたらホントのリアリティを感じられない。ナルトやクシナがあり得ない事やってるんだから、そこに気付いてやんないとキッ神に申し訳ない。やはり、その核には人が何者でもないところから何者かになっていくプロセスの重要性が在り、それを「成長」と呼ぶ事を僕らは感じる必要があるのだと思いました。そして、誰もが「自分」になり、そこでやっと「夢」を見出せる。人とはそう在るものだと、クシナは少年少女にメッセージを発しているのだと、僕は感じました。

そして、ミナトの絶命の淵に余りにもKYに思えるクシナの長喋りはしっかりとナルトに届き、メチャクチャ素直にナルトはクシナとミナトの「子」として「親心」をあり得ない理解力を持って受け容れ、クシナは自分がナルトの「母」になれた事を確信して成仏して逝くのです。それがチャクラが減衰した結果だったなんて説明は「愛」を見えなくする要因である事を、僕は何度も訴えて来ました。死んだ親が目の前に現れて子供の元服に手を貸すんなてチート…mjd期待しちゃいけません(笑)。それでもこの行が胸に迫るのはクシナが「親の想い」言語化したところにあるのです。「親」ならば誰もが携える「愛」を言葉に変えてくれた。でも、そんな出血大サービスは、忍術やチャクラをと同じくらいリアリティがない。

それでも「愛」はそこにある。少年少女の周りを満たす空気のようにそこにある。そのリアリティのないリアリティを、どうか感じられる子になって欲しいと、既に親御さんの気持ちになって少年少女と共に『NARUTO -ナルト-』を味わっているケルベロスとしては訴えたい!!叫びたい!!のです。僕らは『NARUTO -ナルト-』を味わう中で、感じる力を養っているのかも知れない。それを「忍術」と呼ぶのも良いでしょう。僕が「捏造限界チャクラ」とか「老婆心チャクラ」と呼んでるのも、何か不思議な力が人にはあって、それを「チャクラ」とするのも良いじゃない。人は不思議な生き物だから、望めばどんな事だって出来るのよ。そして、それが「夢」なんだとクシナはナルトに伝えたかったのかな。

でも、少年少女にナルトみたいに完全理解されてしまっては、おっちゃんやおばちゃんの立つ瀬が無い。何か変な事を言ってるな…よく分かんないけど何か言ってるな…程度を心の片隅に仕舞っておいて欲しいです。そして、いつか雷に打たれるように…そういう事だったのか!!…と気付いて欲しい。その為に傷付いて下さい。人生は楽しい事ばかりじゃなく辛い事も悲しい事も混ぜこぜになっています。その中でももがき苦しんで下さい。傷付く中でいろんな事に気付く筈です。それが「自分」を築くという事なのです。皆さんは誰でもない「自分」になればいいのです。ちゃんと「自分」が築けているならば「夢」だって見つかる。そうやって「人」はいつしか「人」になるのだと…傷付き、気付き、築いて欲しい。

ありがとう…僕もそう感じてる…ありがとう。

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ①)

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ②)

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ③)

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ④)

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ⑤)


業務連絡(100809)大事をとって休養中です。兎に角、涼しいお部屋でしっかりと寝る。しっかりと食べる。そして、のんびりと相方と過ごす事に専念しております。いろんなメッセージを戴いてまして、お返事したい気持ちをグッと堪えて休ませて頂いております。そんな事してたら、また今日が「感想」の日じゃない(笑)。申し訳ないけれど、今週ものんびりと書かせて貰いますね。皆々様方も暑き折、お身体にはご自愛下さい。楽しく実り多き夏休みを過ごされん事を心よりお祈り申し上げます。………何!?…合併号!?聞こえない。聞こえない。

 
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ⑤)

 
「ごめんね…

アナタを九尾の器にしてしまった…
私達の重荷を背負わせてしまった…
アナタと一緒に生きてあげられなかった……
愛情を注いであげられなかった…!」(クシナ)

「あやまらねーでくれよ…
オレは人柱力だから
昔はつらい時もあったけど…

父ちゃんも母ちゃんも
別に恨んだ事なんてねーよ」
(ナルト)

「………」(クシナ)

「そりゃあ……
親の愛情ってのは正直分かんなかった…
父ちゃんも母ちゃんもずっといなかったからよ…
……なんとなくしか…

でも今は分かる…
自分の命をオレのためにくれた
父ちゃんと母ちゃん…

オレの器にも九尾より先に
愛情が入ってるって分かったから!
だからオレも幸せだ!!


父ちゃんと母ちゃんの子でよかった!!」(ナルト)

<ボロ><ボロ><スッ…>(クシナ)

(ミナト…聞いてる…!?
私達の想い…ちゃんとこの子に届いてたよ…!!)
(クシナ)

「ナルト…」(クシナ)

「!」(ナルト)

「私を母にしてくれてありがとう…
ミナトを父にしてくれてありがとう…
私達の元に生まれてきてくれて……


本当にありがとう!!」<ファ…>(クシナ)

ホントに良いシーンだったと思いますよ。再不斬の行(多分、立ち往生)以来、久々に泣きました…なんて胸キュンメッセージもありましたっけ(笑)。気持ち良かったのはナルトがクシナの言葉をすんなり受け入れてくれたところなんだけど、僕はへそ曲がりだから手放しでは喜べなかったんだけど、ナルトは素直で良い子に育ちましたね。そして、クシナの言葉に『NARUTO -ナルト-』を味わうご同輩…ぶっちゃけ、おっちゃんやおばちゃんは涙したんだと思います。僕も初見でやられ掛かりましたがな…じわっと涙ぐんでしまった…。ナルトは異常者だからクシナの言葉(…とミナトの想い)を受け容れられたけど、それがならなくても僕は良かったと思っています。この言葉…それが吐けるだけで「親」は幸せを感じる生き物だから。

でもね、解って欲しいんです。これくらいの気持ち…スッゴく失礼だけど、クシナの言葉ね…なんて、世の中の全てのお父さんとお母さんは胸の中に在るんです。ただ、それをアウトプットするスキルがなかったり、タイミングがなかったり、もっと言うと少年少女の「聴く耳」(←ナル×ジャンでは敢えて「レディネス」と呼ぶ事にしています)が無かったり…こんな風に言葉でしっかりと伝えられるなんてこれ以上ない幸せですがな。剰え、その言葉の全てを拾って貰えるなんて、少年少女に訊きたいもんだよ…そんな事、君らに出来るか?!って(笑)言っとくけど、ナルトはホントに異常者だからね。もう明かされてしまったけど、八卦の封印式にクシナとミナトのチャクラが仕舞われてた「チート設定」ありきの子ですよ。

そんな子だから、ジャンクフードだけの会話も温かみも無い食卓で、腐った牛乳飲んだって腹下すだけでケロッと真っすぐ育っちゃう訳で、死んだ両親に人生のターニングポイントで都合良く再会できるチャクラとか忍術なんて世界観の中で、ナルトはチートに逞しく育ってしまったのね。だから、リアルの少年少女たちがナルトと同じ反応ができるなんて期待しないし、もしそんな事が出来る子が居たらギネス申請したい衝動に駆られるわ(笑)。また、クシナみたいにペラペラと淀みなく、子供に対する教育の理念や温かい想いを伝えられる親御さんがいる事も同時に期待なんてしません。特に命が今まさに燃え尽きようとしてる土壇場でクシナを自由に泳がせて、ミナトにたいな微笑む事が出来る人物なんて居ませんて。

リアリティっちゅー概念からは甚だしく乖離してます罠。そもそも、忍術とかチャクラとかある事がリアルとお話の境目を際立たせるアイテムなんだけど、その隔壁が在るからこそ、あり得ない設定が逆に胸に来るのね。香ばしくない…と言えば伝わるかな。ハッキリ言って良い話ですがな。でも、現実にこんなシチュエーションは起こり得ない。しかし、そのリアリティのないリアリティが何で胸に押し寄せるのか!?を考えられる子になって欲しいと僕は思うんです。クシナみたいに、ミナトみたいに、僕らが成れれば良いんだけど、申し訳ないけど無理。君達だってナルトみたいに成れないでしょ(笑)。同じなんですよ。気付いて欲しい…そのあり得ない設定の奥底にホントのリアリティが潜んでる事を。

僕は家庭や子供を持ってないカタワのおっちゃんだけど偉そうに書いて済まないと思ってる事を先ず最初にお伝えします。でも、その想いは少年少女のお父さんやお母さんと同じように君達に向いています。少年少女が是非とも皆さんの周りに溢れる「愛」に気付かん事を心から願う一人であります。既に僕の目は(不遜ながら)ヤマトの目になって、掌に浮かび上がる「八」の字に震え上がり慌てふためく親のように皆さんを見ています。同じように少年少女と共に『NARUTO -ナルト-』の泥濘(ぬかるみ)に沈んで行くおっちゃんおばちゃん、父さん母さんに激しく共感しています。だから、クシナの言葉(…とミナトの想い)に震え、同時にリアリティのないリアリティを飲み下す事が出来んかったのよ。

僕はナル×ジャン始まって以来、ほぼお初に「感想」を飛ばしました。忘れてて遅れたのはあるけど、知ってて書けなかったのは初めて。今回のはワザと書けなかったと言うのが正しいかも。書けない事に是非とも「意味」を感じて貰いたかったのです。少年少女よ。ミナトやクシナみたいにカッコ良くないかも知れないけど、君達の父さんと母さんはクシナと同じ言葉を皆が皆、持ってるのよ。ただ、それを出せないで悶えてるけど…。この行に震えたのは、激しい共感とあり得ないリアリティの所為だから。この面倒くさい感情を少年少女に伝えたいが為に、僕は病みました(笑)。都合良く(汗)。これが老婆心チャクラ捏造限界チャクラのなせる技なのよ。どんな事をしても…何としてでも…

少年少女が愛されまくってる事をお伝えしたかったから。

ナルトが極めて素直「子」になった事で、クシナはナルトの「母」となり、ミナトはナルトの「父」になれた訳で、この異常な素直さのファンタジスタがナルトの「異常者」なんだけど、誰しも初めから何者でもない事を、僕らおっちゃんおばちゃんも、少年少女も気付くべきだと、僕は思うんです。生まれ落ちた赤ん坊はハイハイして、いつしか立ち上がり、いつしか歩くようになる。それは進化の過程にも似ている訳で、卵子レベルでは生命の進化を生き物は超高速に羊水の海で経験してるのよ。そして、何者でもない僕らはいつしか「自分」になり「夢」を見つけるのです。そこで、僕らは「自信」を手に出来るのです。何者でもないから、子は子になり、母は母になり、父は父になれる。クシナ(僕ら)はそれに気付けたのです。

人は人になる…生き物なのである。

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ完)
ナル×ジャン ケルベロス@静養中でーす



 
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ④)

 
「…クシナ…もうが持ちそうにない…
そろそろ八卦封印を…やるよ…
オレのチャクラも…
ナルトへ少し組み込みたいんだ…!

当分は会えない…
今…ナルトに…言いたい事を言っておこう…」(ミナト)

<ハァ><ハァ>「………」<ハァ>(クシナ)

「ナルト…

好き嫌い
しないで…いっぱい食べて……
大きくなりなさい!<ゼェ><ハァ>

お風呂には…毎日ちゃんと入って…暖まる事…
それと……夜更かししないで……
いっぱい…寝る事…!

それから……お友達をつくりなさい…
たくさんじゃなくていい…から…!
本当に信頼できるお友達を………
数人でいいの…!

それと……お母さんは苦手だったけど…
勉強や忍術をしっかりやりなさい…!
ただし……得意…不得意が誰しもあるものだから…
あまりうまく…いかなくても…
落ち込まないでいいからね…

…アカデミーでは先生や先輩の事を…
敬いなさい…!

あ……それと…大切な事…
忍の三禁について…
特に…”お金”の貸し借りには気をつける事…
任務禁は…ちゃんと…貯金する事……
それと……”お酒”は20歳になってから…
飲み過ぎては体にさわる…から…
ホドホドにする事………

…それと…三禁で問題なのが……”女”
母さんは…女だから…よくは分からないけど…
とにかく…この世は男と女しかいないから…
女の人に興味を持つ事になっちゃうけど…
…変な女に…ひっかからないよーにね……!
母さんのような女を……見つけなさい…!!

…それと…三禁といえばもう一つ…
自来也先生には気をつけなさいってばね…!」(クシナ)

ミナトが相当ヤバくなって時間がない…そう告げたにも関わらず、クシナってば、まぁ~ペラペラと(笑)。ミナトも封印の術式に自分のチャクラを組み込むアイデアを思い付いたようで、クシナの性格を織り込んで多少の余裕は見込んだんだろうけど、堰を切ったように止めどなく流れ出すクシナの想いに苦笑気味です。クシナのシャベクリに関しては後述するけども、自来也の三禁にクシナが敢えて触れたのは、ナル×ジャンの「自来也黒幕説」に配慮した描写なんかと思ったりもしましたが、それをミナトの苦笑いが打ち消してるところがほろ苦いです(笑)。もしかしたら、透遁修行と称してミナトも自来也に女湯覗きにかり出されてたのかも知れません。それがクシナに見つかってる可能性が極めて高いっス(笑)。

ちなみにナル×ジャンの「自来也黒幕説」っちゅーのは、雨隠れのペイン戦で蝦蟇瓢牢で初代畜生道を倒した後、敢えて自来也が結界の外に出てペインに殺されてしまった描写に拠ります。あの時、残ったペイン共に滅多刺しにされた自来也なんだけど、何故だか仙人モードで融合していたフカサクさんは刺されなかったし、ペインが木ノ葉を襲った事件で、ナルトを捕獲した天道がナルトの身体に「血刀」(←ナル×ジャン的ペイン標準装備の武器)で刺しまくった時に急所を外すスキルがペインにある事が判り、自来也を仮死状態にして戦死した事にしたんじゃーないかと考えた訳です。自来也は妙木山の監視下、或いは管理下に在ったから、それを一旦無にする事が自来也の狙いだったんじゃないかと黒犬は考えてるのです。

でも、それを認めたら自来也が水底に沈んで行く時の涙はなんだったんだよ!!って事になるのでアレなんだけど、賢い自来也が妙木山の大ガマ仙人の予言が如何に不合理であるかを考えなかったとは思えないんです。自来也は弟子を受け、妙木山の価値観で出来損ないとされる弟子を尽く抹殺せねばならない奇怪なルールに絶えず違和感を感じてた筈なんです。それはシマも同じで、自来也の戦死以降、一戦を退いてナルトの修行にも関与しなかったのは、余りにも予言が独善的で、そこに愛を感じられなかったからだと、僕には思えてならないんです。シマさんが遠身水の井戸の側に建つお堂の角ガエルの地蔵様に手を合わせてたのは自来也を祀ったものだったんだと思います。フカサクは入り婿で大ガマ仙人に頭が上がらなかったのね(閑話休題)。

<ハァ><ハァ>「………」(クシナ)

「ナルト…これからつらい事…
苦しい事も……たくさんある…

自分を…ちゃんと持って…!
……そして夢を持って…
そして……夢を叶えようとする…
自信を…持って…!!


……もっと!もっと…もっと…!もっと!
もっと…本当に色々な事を一緒に……教えてあげたい…
…もっと一緒にいたい…愛してるよ…」(クシナ)

それでクシナの長喋りなんですけど、実は僕はこのパートに感じるところあり「感想」が書けなかったのです。それは別にミナトを押し退けて利己的に喋りまくったクシナを責めてる訳じゃなくて、どっちかと言うとクシナを制する事なく野放しにしたミナトに対する感情移入が大きく、死期を目前にして自分のチャクラを術式に組み込める限界点にソワソワしながらもクシナに同意するミナトの気持ちが痛いほど解る…ちゅーか、この気持ちは『NARUTO -ナルト-』を読んでる少年少女には解らないだろうなー…の諦めみたいな気持ちが何だか僕には気持ち良くてならなかったな…。ここ、凄く複雑で難解なところで少年少女には伝わらないだろうと思います。でも、おっちゃんとおばちゃんには良く伝わると期待しています。


「………」(ミナト)

「…ミナトごめん…私ばっかり……」(クシナ)

「ううん……いいんだ…」(ミナト)

「ナルト…父さんの言葉は…

…口うるさい母さんと…
同じかな…」
(ミナト)

(八卦封印…!)(ミナト)

何とかミナトも間に合って、封印崩壊の八本目を鎮めるミナトのチャクラも組み込み完了でホッとしましたね。実はこの行がナルトと再会を果たしたクシナがナルトに言い訳っぽく漏らした「配分」で、クシナがこんなにも落ちついてナルトと語らえたのはミナトがクシナの為に自分を疲弊させたからなんだと思います。しかし、ミナトがクシナが全て話してくれました…みたいな事を言うのはイヤミではなくて、父親という割りにはかなり女性的だったミナトの一面が大きく関係してるように思えます。この男性の愛情と女性の愛情が入り交じった心境を次の「愛について」で書きたいな…と思ってて、それが妙に今回のお話とシンクロしてて、上手く言えないけど、僕が今回の感想を書けなかった心境もそれに関係してるのです。

でも結果論ではあるけれど、ミナトはクシナを愛する男性である事は事実で、ナルトを愛する親でもあり、木ノ葉隠れを守る立場役割を持つ火影としても完璧にその任を果たした絶妙のバランス感覚を持つ秀逸な人物だったと思います。そして、八卦の封印式の動き(織り込まれたクシナのチャクラも影響してるけど)からも解るようにミナトはかなり女性的な愛も持ってて、それがクシナのミナトに対するファーストインプレッションをリードしてて、ややもすると男っぽいクシナがゾッコンにハマってしまうツボだった訳で、鍵と鍵穴がピッタリと噛み合うような「運命」によって二人は結ばれるべくして結ばれたんだな…と思えるベストカップルだったのだと思います。この土壇場で、二人がナルトに託した言葉…。

それにおっちゃんとおばちゃんは震えたんだよね…。

その感じ方に僕は萌え盛れなかった…(続く)。



 
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ③)

 
<スッ>(ミナト)

(口寄せの術!!)<ボン>(ミナト)

「ん!」<フワ…>(ガマ寅)

「うおっ!!九尾!!
って四代目!お前も
なんじゃこりゃ!!?」(ガマ寅)

ガマ寅
お前に封印式の鍵を渡す
その後…すぐに自来也先生へ…
蔵入りしてくれ…」(ミナト)

「そうか……!
ミナトの奴は自分の子を人柱力にして
里を救うつもりじゃ!」(三代目)

「確かに鍵は預かった!
なら………行くけんの!」
<シュルルルルルル>(ガマ寅)

<ボン>(ガマ寅)

「…これで安心だ…」(ミナト)

<ズオオオ>(死神)

<カチャ>(死神)

「者の書」で巻物蝦蟇は「ゲロ寅」(72頁)になってるんだけど、大ガマ仙人もミナトも「ガマ寅」と呼んでいるので「ガマ寅」で良いと思いまーす(笑)。或いは、口が堅そうな設定の割りにはゲロゲロとゲロってしまうイメージが「胸騒ぎ」で染み付いてしまったのを払拭したかったのかも知れませんけど、自来也だけは「ゲロ寅」と呼んでたんでもいいな…と思います。ミナトが八卦の封印式の鍵をテキパキと書き写したガマ寅は一目散に自来也を目指したんでしょうけど、突然、蔵入りを申し出られた自来也の胸中たるや察するに余りある。自来也は何かの事情で九尾事件に完璧にノータッチだったようだけど、予言の監視者として、選択者としての自来也に波風ミナトの死は長門のそれと同義…否…それ以上の衝撃だったでしょう。

でも、ミナトがガマ寅に術式の鍵を書き写し、自来也に蔵入りを命じて安心し切ったのは、八卦の封印式に絶対の自信があったからでしょう。既に九尾の陰のチャクラは屍鬼封尽完了で封印済みで、九尾の陽のチャクラのみになった九尾をナルトの強化にどんな風に利用する算段はガッツリと在って、将来的に「九尾のコントロール」を成す段階までの道筋が確立されてたと思うんですね。つまり、全てを計算し尽くした上で、ナルトの強化が在って、自来也という予言のキーパーソンに最後の「鍵」を託して「安心」したミナトの完全無欠の計画に、うちはイタチの力が関与してる可能性…「御神器」八尺瓊勾玉を首にぶら下げた?ナルトの覚醒シーンに一抹の不安と期待が入り交じるのは僕だけなんかしらね…。

ヨダレは続くよ何処までも(笑)。


 
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ②)

 
「国を棄てる事…里を棄てる事…
それは子供を棄てるのと同じだよ
国が崩壊した君なら
その事がよく分かるだろ?

国を持たない人達が
どれほど過酷な人生を強いられるか…」(ミナト)

「それにオレ達家族は…」(ミナト)

「忍だ!!」(ミナト)

「………」(クシナ)

「牛のヨダレ」っちゅーのは、関西圏の商売に関する美学みたいなもんで、牛がヨダレが日にバケツ何杯分も出るのは絶えずヨダレを流し続けてるからで、それが商売の極意なんだと教えてくれる人がおりまして…ナル×ジャンの500を超える記述も、その牛のヨダレに拠るものでありますれば、質は兎も角として、続ける美徳は多少なりともあると思います。こうして日々、数多くの方々に閲覧して頂けますのも、牛のヨダレの賜物と言えるでしょう。ま…毎日、コツコツとその牛のヨダレを垂らせればいいんですが、何分、この暑さに身体が参ってしまいまして申し訳ない(笑)。でも、ほんとにしんどいんだから仕方ない!!(笑)書ける時に書く…ちょっぴりお気楽な牛のヨダレです罠(笑)。

そして…ミナトのターンが始まりました<キリッ>。ミナトは父親で、その上、火影なもんで、クシナが垂れ流す愛とかなり色合いが違います。『NARUTO -ナルト-』のこれまでの父親の描写で、父親と火影のコンボはヒルゼンっちなんですが、これがまた絵に描いたようなダメ親(失礼!!)で、それがアスマをヤサグレさせたんですけど、ミナトが封印崩壊の八本目で出て来た時の物腰や立ち振る舞いを見る限りでは、実にバランス感覚が良いと思います。お面に九尾奪取された行でも、ミナトは瞬時に父親と火影の仕事を切り替えてたと思います。クシナはミナトの荒っぽくないところに惚れた…と、僕は考えてるんだけど、それが小手先の器用さではなくて、体幹のしなやかさの様に感じられてならないのです。


「それと…
オレが生きていたところで
君には勝てない……」
(ミナト)

「……?」(クシナ)

”母である君”
ほんの少しの間であっても…
ナルトへ伝えられるものには
オレなんかがたちうちできない…
それは母親の役目だよ

これは君のためだけじゃない…
ナルトのためにやるんだ!


息子のためなら死んだっていい…
それは父親でもできる役目だ」<スッ>(ミナト)

「………」(クシナ)

<チャリ><チャリ><ズズズ…>(死神)

ミナトは屍鬼封尽を発動した時点で死が決定してまして、それがクシナに「過去形」で苦情を言わせた訳で…クシナも九尾を抜かれた人柱力として死が確定してて、どの道、死んじゃうもんで、忍術やチャクラのズッコさを如何にして発揮したもんかと、賢い脳味噌で考えに考え抜いてた筈です。この時、既にミナトの脳内には、九尾のチャクラが漏れ出してナルトのチャクラに還元される術式の構造があったろうし、それは何で九尾のチャクラをナルトに託さねばならんか?を起点にした原子炉を積む航空母艦のような壮大な青写真だった事でしょう。そして、ミナトは父親である自分よりも、母親であるクシナの「配分」を多くする必要がある事を、この辺でクシナに臭わせているのです。僕はこれを「優しさ」と理解しています。

ただ、ミナトがちょっと女性的だなー…と思えるのは、生き抜く事を教える筈(←あくまでもケルベロス理論ですが)の父親が、命を投げ出す戦い方を選択しちゃうところで、大体、自分の命を媒介にして死神と取引するなんて自爆技を切り札にする辺り、相当、女っぽいと思います。ま…それがミナトの魅力なのかも知れないし、クシナのミナトに対するファーストインプレッションの精度の高さに唸っちゃう(笑)。その上、ミナトには抜群のバランス感覚があるから、自分の中の男と女も見事にコントロールしているんです。そんなミナトだから、女心や母心まで分かっちゃうんだから、もう手がつけらんない(しかも※)。だから、この忙しい状況でクシナに伏線張れるんだけど、好きになっても良いですか?(笑)


「あの印……まさかもう…」(猿魔)

「屍鬼封尽だ!」(三代目)

「三代目様!どうなったんです!?」<ザッ>

「グルルル…」(九尾)

「ダメじゃ…
ここより先は九尾を外へ出さぬように張った
結界のせいで入れぬ!
あやつら自分達だけで九尾をどうにか
するつもりじゃ!」<ビビッ>(三代目)


<ズ><ボッ>

<ズオオオ>

(おのれ!四代目火影!!)<ズズ…>(九尾)

「封印!!」(ミナト)

「グオオオオオオ!!」<ズボ>(九尾)

「!」<ズン>(ミナト)

<ハァ><ハァ>(体がしびれる…
ここまで重いチャクラだとは……)
(ミナト)

「やはり屍鬼封尽のようじゃ!本当に使うとは!
しかしまだ九尾が封印しきれなかったのか!?
…九尾が小さくなったが!」(三代目)

「グルルル」(九尾)

ミナトの屍鬼封尽が先ずは九尾の陰のチャクラを引き摺り出します。ミナトは九尾の陰のチャクラを狙い撃って封印したように見えます。何せ命懸けの封印術ですから、死神にも相当、セレクティブなオプションが用意されているんでしょう。ミナトの疲弊っぷりから考えると、九尾の半分のチャクラがミナトにギリギリでバランスする力量で、ミナトが自分のチャクラを使って引き出せる限界だったのかも知れません。その見極めがミナトの急転直下の九尾の封印を屍鬼封尽に限定した可能性が高いと思います。ミナトの性格上、ナルトの強化に必要な分量の判定と、自分が封印できるチャクラ量の限界点をミナトは見出せる人だと思うんですね。非常に合理的で無駄ない判断がミナトにあるから、ややもすると冷たく映るにかも知れない。

ミナトが九尾のチャクラの重さを実感する描写が、ヤマトがナルトの四本目で、それでも動けるナルトに驚愕した描写とダブります。チャクラには質量がありそうです。超高密度の風遁螺旋手裏剣を投げ飛ばすナルトに愕然とする二大仙人の描写も符合します。そして、陰のチャクラを吸引された九尾が小さくなった描写から、大きさも存在するようです。チャクラには大きさと重さがある訳です。それを人形(ひとがた)に留める時に「濃さ」が重要になるのかも知れないです。ま…その辺はあまり重要じゃないでしょうが、ミナトは九尾を加工した訳です。将来、ナルトが使いこなせるであろうサイズに。このノウハウは、クシナとの交わりでミナトが実地で得たものだと思います。ナル×ジャンのエッチな考察なんだけどね(笑)。


「よし…後は八卦封印だ…
九尾をナルトへ封印する…!
」<ボン>(ミナト)

(儀式用の台座!
ワシをまた封印する気か!?
しかもあんなガキに!!)(九尾)

<ハァ><ハァ><スッ>(ミナト)

「くっ…!」<ハァ><ハァ><フラッ…>(クシナ)

<ズルルルル…><シュルル…>「!?」(九尾)

「ゲホッ!ゲホッ!ゴホッ」(クシナ)

「!」(ミナト)

「クシナ!大丈夫!?」(ミナト)

「ここだ!」<バッ>(九尾)

<ズボ>

<グッ>

<ガガッ>

<ピタ>


<スー><スー>(ナルト)

「…これは父親でもできる役目だって
…言ったのに…」
(ミナト)

「…じゃあ…母親なら…
なおさらでしょ…」(クシナ)

「子供がいるのか!?」(三代目)

「かばったんだ!!」

「!!
きさまら…!」<ズズ…>(九尾)

「……分かったわ…」(クシナ)

「…夫婦ゲンカで私が負けたのは……初めてね…
それだけ…アナタが本気だって事…」
(クシナ)

「ありがとうクシナ…」<ゴプッ>(ミナト)

クシナの揺らぎが九尾の反撃を誘発しますが、この時、クシナとミナトがその体を張ってナルトを護るんです。九尾はその鋭い爪でナルトを串刺しにしようとするんだけど、それをミナトとクシナが阻止するんです。二人共、ナルトを向いてて、九尾の爪は二人の背中から腹に貫通しています。クシナのは分かるんです。でも、ミナトのは分からない。敵を薙ぎ払う役割の父親が、何で敵に背中を見せるのか?僕には分からんとです。これが、僕が第504話「ありがとう」の感想を書けなかった…理由じゃないんですけど(笑)。父親なら九尾に向き合ってその本体を叩くくらいの気概が欲しいものだな…と、偏った僕は思うんですけど。やっぱ、ミナトの女っぽさつーのはあると思います。女性的な機微がミナトには濃厚に存在するんです。

多分、それが「八卦の封印式」にも影響してると思います。これまでの『NARUTO -ナルト-』の描写を考察すると、どうみても「八卦の封印式」とは母親であり、その振る舞いは母親の嫉妬すら感じさせるんですね。でも、ミナトが父親でありながら母親的な感性に溢れた人であれば、ミナトが書いた術式が母親っぽい動きをするのは自然だなと思います。加えて、ミナトの優しさうや思い遣りがクシナをフォローする方向に働いたようなので、「八卦の封印式」がクシナの子宮を土台にしてるとか、クシナが書いたものだとか…考察したくなる気持ちも解るってもんですよね(笑)。ハバネロのクシナが折れたのは、ミナトがクシナを理解しまくった結果だったと、僕は思うな。だからクシナもきっとミナトに伝えたかった筈…。

ありがとう…って。まだまだヨダレは止まりませんよ。


  
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第504話「ありがとう」(牛のヨダレ①)

 
<ハァ><ハァ>「………」(クシナ)

「この屍鬼封尽の後…
君のチャクラをナルトに封印する…
大きくなったナルトに会える時間は
そんなに長くないけど…
九尾の人柱力として
力をコントロールしようとした時
君が助けてあげてほしいんだ」(ミナト)

「私達の息子…」(クシナ)

「だからこそ…!
そんな重荷をナルトに背負わせたく…ない…!!」
(クシナ)

「………」(ミナト)


「それに…何で屍鬼封尽なんか…!
私が大きくなったナルトに会うため…
それもほんの僅かな時間のために…
アナタが死ぬ事なんて…ないじゃない…!!

…ナルトの側にいて…
成長を見守っていってあげてほしかった…のに!!」(クシナ)

「尾獣バランスのため…国のため…里のために…
ナルトが犠牲になる事ないじゃない!!
私なんかのためにアナタが犠牲になる事ないじゃない!!」(クシナ)

<ハァ><ハァ>(クシナ)

ゴメンナサイ…夏バテで倒れました(汗)。しかし、今年の夏は異常に暑過ぎて、蒸し過ぎて…こんなの初めてーッ!!でありまして、僕の他にも寝込んでたり、具合悪いというお見舞いが殊の外多くて、僕だけが虚弱な訳じゃないように思えて気が楽になりました。でも、ナル×ジャンの「感想」を飛ばすのはこの三年間の活動の中で「お初」でありまして、それに到った理由は「体調不良」だけではなかった…こんな良いお話で、何で血反吐は来ながらでも書かないの?の疑問もありましょうが、そこには今回のエピソードでキッ神が伝えたかった主題と、それを受け取る側の視点の違いがあって、僕が八門遁甲の最終門・死門を開いてまで書かなかったのには、僕なりの感じ方があったからで、今回はその「何故!?」をネチネチと…

それこそ…牛のヨダレのように書かせて貰います。

ケルベロスは何故、
第504話「ありがとう」の感想を書けなかったのか!?
…を(笑)。

エーッと、枕が長いぞケルベロス!!と、お叱りの声もなく…(ふ、古ッ!!←分かる人だけで…)、クシナはミナトの「屍鬼封尽」に先ずは絶望してる訳です。それはミナトの命がこの場で断たれる事が確定したからで、この術はミナトが考案したのでしょうが、そのアイデアや土台は渦潮隠れのノウハウが注ぎ込まれて、その中核にクシナがいて…だったんじゃーないかと、僕は考えています。クシナはミナトの応用力とか構成力といった才能を燦々と浴び、惚れ惚れとしていたんじゃないでしょうか。それが、「うずしお=荒っぽいけどね…」とナルトに零させた原点だと思っています。ミナトは凄く繊細で透明感のある…独特な空気と才能を纏った傑物だったと思うんですね。当然、クシナはその電気に痺れてたと思います罠。

だから、クシナは基本的にミナトを尊敬してて、ミナトの考え、発言、挙動…といったものを限りなく尊重してたと思うんです。何だろう…まるで父親のように尊敬してたんじゃないかと思うくらいクシナにとってミナトはどデカイ存在だったように思えるんです。それは何よりクシナが「天真爛漫」だからなんだけど、女の子をそんな風に自由に羽ばたかせる空気をミナトが持ってたのかなーと思うんです。でも、でも、でも…ですよ。クシナがミナトの決断に反論してるじゃなかとですか。誰よりもミナトを理解し、尊敬していたであろうクシナが…ですよ。それをこの期に及んで為させるものはなんなのか?僕は真剣に考えたとです。それはクシナが出逢い驚いた…ミナトに与えられた感動や衝撃に感化された「後天」ではないもの。

「ホ・ン・ノ・ウ」(本能)

ミナトに対する反対は、クシナがナルトを宿した母体として持つ「本能」が、ナルトに及ばんとする危害に反応する生理なんだと思います。クシナは母親として独善的に、利己的に、排他的に、ナルトの利益だけを優先した極めて直情的な反応に出ているんだと思います。だから、ミナトの想いを根こそぎ否定するような反応を見せているのだと、僕は思います。でも、母親はこうでなきゃッ!!と思います。めちゃめちゃ矮小に子供を愛してくれないと困る(笑)。世界中の全てから否定されようと、私だけが認めてやるわサ…「ここに居ていいのよ」と、認める大地がなくなっちゃうから。それがクシナのミナトに対する反感であって、こりゃもう100%母親の反応な訳で、この気概がナルトの居場所を確保してると言っても過言ではないです。

クシナは母親の本能でミナトに反論しているのね。それに対してミナトは「火影」という立場役割と父親である自分の中で苦悩してる訳です。ミナトがクシナのように強固なベクトルを持ってナルトに対して愛を迸らせられないのは、本能的だけで居られないからで、それって父親の苦悩よね…と、僕は思うのです。でもね…そんなクシナにしたのはミナトなんですよ。クシナが本能の赴くままに愛を注ぎ込める「天真爛漫」をクシナに齎したのは、誰あろう…ミナトなんだと、僕は思います。ミナトが外界の全てからクシナを守り抜き、愛したからこそクシナはこんなにも自由に在れたのだと思います。クシナはミナトと出逢い、結ばれ、愛されて、今のクシナたり得た訳です。この関係性…凄く大事だと、僕は思うのよ…。

ダラダラと続く…(なんとか大丈夫なんで…)。


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体調を崩してしまいました。
医師には休養を命じられました。
「感想」は定刻に上がりません。
メッセージのお返事もできなくてスミマセン。
休んで回復します。一休み。夏休み。

ケルベロス
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