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悲しいお知らせ……

 
大変な事に気付きました!!

単行本のレヴュー(単行本の紹介)を完璧忘れてました!!僕の持ってる最新刊って、平成22年11月30日現在で巻ノ五十一だったのね(汗)。しかし、本屋さんに行って僕はワナワナしちゃったんです。だって手に取ったのが巻ノ五十三で、思わず「エッ!!??」だった(笑)。浦島太郎ですか?何処かで眠ってたんですか?随分とサボってました。単行本二巻もすっ飛ばすなんて!!あり得ないでしょ。少なくとも一年前はこんな事はなかったし、二年、三年前だったら1000パーセントあり得ないです。どうしてこんなになっちまったんだろう…と情けなくもありました。前は単行本が出たと同時に購入して、「(新しい本は)角が立ってて気持ち良い」とかほざいてたんですよね…(遠い目)。

そんな訳で、単行本を購入して読み返しています。『NARUTO -ナルト-』に対する興味が薄らいだのかな…と不安な気持ちが過ります。別にそれはそれで仕方ない事だと思いますし、『NARUTO -ナルト-』という作品の変質も確かです。人は常に変わって行くから、永遠はないと思います。でも、だからと言って「愛」がなくなってしまった訳じゃないとも思います。でも、ま…兎に角、今日は本屋さんでビックリして(笑)。『NARUTO -ナルト-』最終回を見届ける約束皆さんとの大切な約束は是非とも守りたいと思っとります。僕も『NARUTO -ナルト-』に魅入られ愛してしまった一人ですので。そこんところは皆さんと同じ気持ちであります。唯唯、ご報告したかったのです………。

忘れててごめんなさい…と(レヴューも書きますね)。

 
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第518話「奇襲部隊の攻防!!」


「こりゃ戦争だ!!
きれい事言ってんじゃねーぞ
うん!!!」(デイダラ)

<ザッ>(オモイ)

「ホヘト タンゴ 続け!
イッタンは次だ!」<ザッ>(カンクロウ)

「デイダラ…貴様…!」<ザッ>(イッタン)

<ギン>「兄さん!!
しかりして」(サイ)

<ザザン>「いい動きだ!
だがオイラを斬ろうが何もならんぜ!」
(デイダラ)

(かわすまでもねェ うん!)(デイダラ)

オモイは剣士だから自分の刃が敵に届く距離=間合い…というものが在る。だから、猛烈なスピードで敵に突っ込んでる。その動きをデイダラが褒めてるんだけど、サスケ戦で雷遁の形態変化のバリエーションの多さを褒めたのと凄く似てます。デイダラは本来、才能に満ち溢れた芸術家だったから、他者の光り=才能にも敏感なんだと思います。そして、その認識がデイダラの中に恐怖を立ち上げているのでしょう。確かにデイダラは穢土転生で召還され、塵芥で構成されるお人形だから、斬られようと砕かれようと再生が可能です。だから、オモイの刃をデイダラは避ける必要はない…なのに、デイダラはオモイの刃が恐い…と感じている。それはデイダラがオモイの才能を認めているから、斬られる事に対する恐怖が在る。


(雲流―

裏斬り!!)
<スパパパパパパパパパパパ>(オモイ)

「!!?」(デイダラ)

「チイ!」(何ともねェ!!
己の前を斬りつけるフリをして
後ろを斬るだまし斬りの技か
くだらねェ!」(デイダラ)

<ガッ><ズザザ><タン>(ホヘト)

<ガッ><ズザザ>「オモイ!
良くやったぞ!!」(タンゴ)

(オレのチャクラ糸を斬るか…
いい太刀筋だ)
(サソリ)

サイ兄をサイが抑え、サソリの傀儡と化したトクマ(白眼)とランカをオモイが制する…デイダラに行くと見せかけて”裏斬り”(笑)。デイダラの腰が退けてるからオモイにコケにされるんです。デイダラはオモイの刃が恐いから太刀筋を見てなかったんじゃないかしら。恐らく眼を瞑ってた…。だからバックリと開いたオモイの前面に起爆粘土で攻撃を仕掛けられなかった…。オモイはデイダラを睨んでるだけなのにデイダラは何も出来なかったのね。それが悔しいからデイダラは「くだらねェ!」と吐き捨てるだけで、代わりにサソリがオモイの太刀筋を褒める羽目になっちゃう(笑)。そもそも「不死」なんて下らない才能はデイダラに必要ないものだから、単に馴れてないのかも知れませんね。

ちなみに草薙の封印剣(やだ…カッコ良い!!)と期待したオモイの剣は切れ味の鋭い単なる名刀でした(汗)。裏斬りで刀身にチャクラを纏った描写がない事からチャクラすら斬れる名刀…或いはスキルがオモイにあるのだと思います。或いはチャクラ刀がチャクラに干渉できる特性がある可能性もあるけど、それだとチャクラ刀が最強過ぎるし、サソリの評価を鑑みオモイの太刀筋に秀でたものが在るとするか。そして、その眩いばかりの才能をデイダラが認めた結果恐怖してたんだと、僕は考えます。僕は穢土転生という忍術に甚だしい不条理を感じてて、それと似た感覚が穢土転生で召還されるデイダラやサソリに芽生えてるんじゃないかと考えています。その予感がこの行を大いに加速させてる点に注目して欲しいです。


<ピッ><ピッ><ピッ><ピッ><ピッ>(ここだ!)(カンクロウ)

<ピタ><ピタ><ピタ>

「!?」(サソリ)

<グイン>「ウォラァ!!」(カンクロウ)

<グラッ>「!!」(サソリ)

「イッタン上げろ!!」(カンクロウ)

「よし!!」(土遁・地動核!)<ダン>(イッタン)


<ゴゴゴゴゴゴ>

<ブチャ>「くっ!」(デイダラ)

<ザッ>

<ゴッ>「ぐあ!!!」(デイダラ)

<ズズン…>

<ザッ>(サイ兄)

「オレの糸に己の糸を結び付けて
引っぱり込むとはな…
少しは糸の使い方が上達したな…
カンクロウ」
(サソリ)

「なろー…」(デイダラ)

カンクロウ以下、忍連合の奇襲部隊の面々が、この鍔迫り合いの前にデイダラとサソリにお待ち願って作戦タ~イム!!『NARUTO -ナルト-』でよくある…めっちゃ良い人で時間を与える…敵同士なのに…の、お約束)と催した描写はなかったので、この子らはきっとそれぞれのチャクラ特性や戦闘スキルを自己紹介かデータブックか何かで頭に叩き込んだだけで連係をしてるんだと思います。つまりサッカーの名選手が状況判断で有機的に絡み「美」を創造するファンタジスタを、この子らはデイダラとサソリの芸術コンビに見せてるんだと思います。その意味では既に嫌らしい(笑)。それで、デイダラとサソリが凡人に見えちゃう。僕はこの辺りで勝負あったな…と、喉の奥の酸っぱいのが下った感じがしましたっけ(笑)。

結構おっちゃんだけどいぶし銀のイッタンの土遁はデイダラの起爆粘土の攻撃からカンクロウの小隊を護ったんだけど、陣地をメチャクチャ高速で上下に動かせるみたいです。オモイの才能に恐怖して萎縮してるとは言え、ホバリングしてる粘土木菟が地面に激突してるのを見ると相当に速いでしょう。それにサソリを引きずり込んでカウンターでゴッチンさせてます。この行の始まりにカンクロウがイッタンに出してた指示はいつでも地動核が出せるようにチャクラを練っておけという意味だったんでしょうが、意外にカンクロウに小隊長の才覚があって見直しました。きっと我愛羅奪還編で赤砂のサソリに喫した完敗に臥薪嘗胆の日々を過ごした成果かと思います。弛まないカンクロウの努力がそこにはあったのでしょう。


「赤秘技操演者のアンタに
褒められんのは正直うれしいが
今じゃ黒秘技のオレの方が上だぜ」<スッ>(カンクロウ)

<シュルル…>『蠍』(カンクロウ)

<ボン>(カンクロウ)

傀儡の術の流派としてチヨ様の「白秘技・十機近松の集」(第31巻/18頁)と、サソリの「赤秘技・百機の操演」(第31巻/23頁)があって、それとは違う流れをカンクロウが「黒秘技」として練り上げたんじゃないかと思います。カンクロウは先人を尊敬しながら、自分流を編み出して行ったんだと、僕は思います。勿論、そこにはパネー努力があった筈で、恐らく我愛羅奪還編で敗戦したサソリ自身の人傀儡を回収し、それを意のままに操り納得できた結果が、カンクロウが今、小隊長として落ち着きと安定感を小隊に齎す自信となって漂ってるからだと思います。その中でカンクロウは「強さって何だろ!?」に触れたんだと思います。僕はカンクロウの姿に輝かしい忍界の未来を予感してならないのです。

第一部で背の伸びきらない、所謂卑屈さに塗れたカンクロウは今は昔。闊達自在な青年に成長し、傀儡部隊の天才造型師であった赤砂のサソリを超越した存在になった。これこそカンクロウの成長だったと思えます。そして、努力の末にカンクロウは自己同一性(アイデンティティ)をも獲得している。その確固たる自己がサソリの魂の欠損部分を鋭く見つめています。この行の中でカンクロウが厳しさに満ちた目でサソリの言葉を、魂を弾き返しています。カンクロウの「………」です。これが決定的な死者と生者の差なのだと、僕は思いました。心と体、それと魂が三位一体になって人は人になる…それが成長なのだと、僕は教えられた気がしています。そして、もしかしたら…穢土転生って…と不穏な考えが湧くのですが…。


「オレの傀儡か
…今となればその体もくだらねェ…
今のオレはまさに朽ちる事のない
本物の人形そのもの!
かつて望んだ体だ!」
(サソリ)

「………」(カンクロウ)

<ピタ><ピタ>

「!!」(ホヘト)

「逃…げろ…」(サイ兄)

「イッタン
負傷者とキリを岩でかこめ!
キリは回復に専念しろ」(カンクロウ)

「隊長…あの”根”の者!
腹の中にまたあの粘度だ…」(ホヘト)

「!?」(サイ)

「デイダラの起爆粘土は雷遁に弱いと
聞いた事がある…」
(イッタン)

「少しならオレが…」(オモイ)

<ズズズ…><ザッ><ザッ><ザッ>

キリキリと的確な指示を小隊に送るカンクロウと対照的に尚もド汚い戦法を懲りずに続ける芸術コンビですが、最早、攻め手をサイ兄に仕込んだデイダラの起爆粘土に限定されていて敗色は濃厚です。イッタンがデイダラの弱点を漏らした事でそれが確定したと思います。そして、やっぱりオモイは雲隠れの忍らしく雷遁特性があるんだけど、あんまり得意じゃなさそうですね(笑)。多分、オモイは忍術チャクラを練るのが不得意な子だったんじゃないかと思うんですね。でも、その欠点を補う知力や運動能力があった。そして素晴らしい太刀筋をモノにできる剣技の才能があった。問題はコンプレックスに飲み込まれるか否かにあって、飲み込まれたのが芸術コンビで飲み込まれなかったのがオモイやカンクロウだと、僕は思います。


<スッ>(カンクロウ)

<ザッ>

<ギン><ブブン><ゴッ>

<ババババ>

<ザッ>

<ザザ>



「………」(サイ)

(遅い!!)(喝)(デイダラ)

(今だ!!)(カンクロウ)

<ズオ>(黒秘技山椒魚!!)(カンクロウ)

「!!?」(サイ兄)

<カッ>(サイ兄)

「兄さーん!!」(サイ)

<ズーン…>

<タッ>「!」(中吉)

「爆発!?…
とにかく増援…敵つぶす」(中吉)

<ゴゴゴ…>

「ザジ!外は!?」(キリ)

「大丈夫っス
チャクラは感知できてる…
皆生きてる!」
(ザジ)

ココまで来ると芸術コンビが後手後手なのが可哀想になってしまいます。それと穢土転生の弱点ちゅーか、僕らが感じる不条理さが明確な歪みとして顕現して来ます。それが霧の中吉のイミフなカットで、最初読んでて意味が全く解らなかったんだけど、”暁”の奇襲部隊の中で唯一、中吉がカブトに個性を消されてるんですよね。だから、喋りが鈍くて…。心が完全になくなってしまった。だから、命令だけで動くしかなくなってると思うんですね。そこにデイダラとサソリは自分の戦いにのめり込んでしまって中吉に指示が出せずに放ったらかしにしたしまったんじゃないかと思います。それで中吉は遠くで響く爆発音に仲間の心配すら出来ずに機械的に初期の命令を実行するホントのお人形でしかなかった。

対してイッタンの土遁に護られながら奪還したトクマやランカを治療するキリ達は分厚い岩の壁の向こうから伝わってくる爆発音に外で戦う仲間の心配ができるのだと思います。心を残せば制御しきれない。心を消せば使えない。これがカブトの穢土転生の弱みでしょう。僕は「例えば…」でいいわけさせて貰ったけど、この戦争に興味がなかった。下らないと思ってた。それは一生懸命に生きたイタチやチヨ様が汚されるのが本当に辛かったからで、何でこんな事するんだろうと、キッ神を恨みさえしておりました。しかし、その心配が徐々に消し飛んでおりまして、その先には何でカブトが穢土転生なんか引っぱり出したのか?の真意に対する興味が湧いてますが、それは兎も角として少なくともイタチやチヨ様は心配ないでしょう。


「イテテ………」(オモイ)

「下に隠して防御用の傀儡で爆弾を囲うとはな…
おかげで爆発威力はいまいちだったな…うん…」(デイダラ)

「防御用の山椒魚だ…
昔オレが造った」(サソリ)

「……爆弾…だと……」<ムク…>(サイ)

「うん…?
何か文句でもあんのか!?
サスケの後釜にもなれねェ
お前みてーなカスが
弱えーくせにでしゃばんじゃねェ!」(デイダラ)

さて、オモイの目線で展開していた奇襲部隊の衝突でありましたが、ここから一気にサイの目線にスイッチして行きます。サイがいきなり切れたのは、サイ兄をデイダラが「爆弾」と言い捨てたからだと思います。デイダラに取っては穢土転生で呼ばれた魂が便宜的に形を成しただけの塵芥(ちりあくた)に過ぎないから、そう言ってしまったんだろうけど、この心なさが穢土転生の欠点である事にデイダラは気付きもしてません。まったくホントのデイダラはこんな子じゃなかったのに。ホントの強さとは人が成長できるところにあるんだと、僕は考えています。それには肉(体)と心、そして魂が必要であるとも。それは人が生きてる要件でもある。魂だけを呼び寄せる穢土転生には余りにも欠損が多過ぎます。


<ズズズズズ…>

<ズズズズ>

「魂がこの世に縛られてる限り
何度でも復活できる…
また爆弾にしてやんよ
クハハハ!!」(デイダラ)

<ズズズ>

「オレは…お前を傷付けたくはない
…死んで…もう”根”から解き放たれたのに…」(サイ兄)

「木ノ葉の”根”の噂は知ってる…
幼い頃から生活を共にさせ
兄弟のように育ててから
最後に殺し合いをさせる
感情を殺す鍛錬とシステム

心を無くせば迷いはない…
それが本当の強い忍だ
”根”のお前はオレに近い」
(サソリ)

「………」(カンクロウ)

”根”の強化法をしてサソリは己の忍道を説明しているのですが、そこにチヨ様&サクラのタッグに敗戦したサソリの敗因が在る事をサソリは見逃しています。これを見て僕は穢土転生でサソリが呼ばれた意味があるのかな…とふと思うに到ります。そして、この行で終始一貫して示されるカンクロウの哀れみをたたえた眼差しと沈黙がそれとシンクロしてるのを感じてなりませんでした。手痛いサソリ戦での敗戦を糧にカンクロウは臥薪嘗胆したのだと思います。努力精進を重ね、ついには赤秘技を超える黒秘技を確立する頃には、カンクロウは完全なアイデンティティを構築してた筈です。カンクロウは立派になった。しっかりと成長できたのです。逆にそれが出来ずに停滞していたのが死者の魂であったと言えるでしょう。


「いっぱしに絵なんか描いて芸術気どってんな!
芸術は爆発だ!さてもう一発ハデにいくか!」(デイダラ)

「………」<スッ>(サイ)

<ピチャ>

「やってみろ」<ピキキ…>(サイ)

<バサ>

<パラパラ…>

「……!」<シュー…>(サイ兄)

「兄さんに見せたい絵があるんだ……
まだ完成はしてないから…もう少し―」
(サイ)

サソリの心を失う事が真の強さであるとする妄信と、デイダラの自分だけが正しいとする妄信が彼らの魂の欠損部位でありましょう。そして、生者であるサイにとってデイダラの心なさがその琴線を掻き鳴らす事を想像すらできない。サイは心の底から憤怒し、その際限のない怒気はサイのポテンシャルを如何なく引き出します。サイはかつては里影並みの強さを誇った二人の背後を一瞬で取り、二体の仁王を超獣偽画で召還します。これはまさにサイとサイ兄の怒りの代弁。この力を押さえ込んでいたサイが本来持つ優しさという人間味を怒りが滅却した結果でしょう。サイは怒る事を覚えたのです。サイは感情を取り戻しているのです。肉と心と魂が三位一体で回転した成果です。サイが生きてるからこそこの成長があったのです。


<ドゴ>「ぐあ!」(サソリ)

<クイ>(黒秘技―)(カンクロウ)

<ガチャ><ガチャ>

<バシュシュ>「!!」(サソリ)

<ズイ>「くそ!こんな事なら
さっさと自爆すんだったぜ!
究極芸術をそう何度も世に出すのはダセーと
思ってたんだが仕方ねェ!!うん!」
(デイダラ)

ここでデイダラが斬られる事を内心では恐れてるのと、どんな事をしても死なないのに、何でC0を連発しないんかしらという疑問が繋がりました。サスケ戦でデイダラは敗戦するんですけど、あの時、デイダラは命を燃やして自分の存在を世に知らしめたと思うんですね。それがナル×ジャンの「デイダラ」(”暁”の考察)を生んだんですけど、穢土転生で呼ばれたデイダラ…つまり、命の揃っていないデイダラにアレだけの御業が可能かしらと不思議なんです。デイダラはC0用の口を胸に備えてますけど、きっとあの時みたいな立派な爆発は起こせないと思うんです。だから、最初からC0を使わなかった。それは使えなかったからで、避ける必要などないオモイの刃に恐怖したデイダラの小心さに非常に似ています。

デイダラのC0とは自らの命、心や魂、信念までも燃やし尽くして力に換えたデイダラの真の力だったと思います。だから、サスケを捜索し周辺を奔走するめちゃくちゃ鈍感な木ノ葉の忍達の気に止まった…あの時、誰もが振り返る爆発が起こせたのです。あれこそデイダラの本当の強さだった筈です。しかして、今や魂だけが辛うじてこの世に縛られ、心は都合良くあちこち殺されている。体は既にない。穢土転生なんて不条理な忍術の致命的な欠陥が浮き上がってくるじゃないですか。恐らく、今のデイダラが何ぼ胸の口に粘土を食わせようとあの時の大爆発は起こせませんて。それを何故かしらデイダラは感じてたんじゃないでしょうか。オモイの刃を恐れたように。穢土転生の無意味さをデイダラは無意識に見抜いてたんです。


<ズカ>「!!」(雷遁!!?)(デイダラ)

<ズカ><ズガ>

(機々三発!!)(カンクロウ)

<ハァ><ハァ>(オモイ)

オモイの雷遁チャクラが捕獲されたデイダラの胸に注がれ、デイダラの起爆粘土は一掃されたでしょう。これで新たにC0を造る事はできなくなった思います。造れた所で通常の起爆粘土と同程度の爆発でしょうし。これでデイダラの爆発は封じられたんじゃないかと、僕は思います。そしてサソリも黒秘技によって動きを封じられた。芸術コンビの完敗だと、僕は断じています。二人の敗戦は端から濃厚でした。大蛇丸が呼び出した初代と二代目の印象が強かったけど、カブトの穢土転生はそれほど強くないようです。これは操作する距離によるのか、カブトの力量が上限を定めるのか不明ですが、心(個性)の残し方により変化するフレキシビリティの有る無しも相まって使えない忍術です(笑)。


<シュウー>

<グルルルル>

<ザッ>(サイ)

「よくやったオモイ!
ここからはオレがすっと
こいつら二人を傀儡の術で縛り続ける!
サイの兄を何とかしてくれ!!」(カンクロウ)

「オウ!!」(オモイ)

カンクロウは穢土転生に関する強さの仕組みをある程度理解していて、サソリでもなくデイダラでもない…サイ兄を警戒してるんですね。これは”根”として完全に心がない状態で魂がフィックスされている想定があったからだと思います。そして、賢いオモイはそれを理解している。それがこれからが厄介なんだよ…と意を決するように絞り出した「オウ!!」に滲んでいます。この辺りのネームはやはりキッ神じゃないと書けないなーと思いました。深く読めば読む程よく出来てて、これが『NARUTO -ナルト-』の真骨頂だと、僕は唸ってしまいました。でも、サイ兄は戦いが始まってからズーッとサイの事を心配してましたよね。何処かをイミフに飛び回ってる心を完全に押さえ込まれた中吉と全く違ってるでしょ。


「分かってた…”根”に居る時
兄さんと戦わなきゃならなくなるって事…
あの時…つけられなかった決着をつけ…」(サイ)

「………イヤ……
そうはならない」
(サイ兄)

<ボロ><ボロ>「やっと見たかった絵が見られた…
お前の絵が魂の縛りを解いてくれたみたいだ…」(サイ兄)

(ありがとう…)(サイ兄)

サイもかなり思い詰めて刺し違えてしまうかも…みたいな想像をして「キャーッ!!」と一人奇声を発してたんですが、サイが肌身離さず携えていた例の絵本の例の頁がサイ兄の魂を成仏させてしまいます。ここから穢土転生とは術者と魂が契約するシーケンスで魂の側に何らかの「思い遺し」が必要な条件が浮かびます。魂の在り処を探し当てる為に生前の肉体の一部も必要でしょうが、それ以上に強い「思い遺し」がなければ呼べないんじゃないかと、僕は思うのです。そして、その「思い遺し」が何らかの形で成就すれば穢土転生は解ける…のではないかと思われます。ここで、カブトがいい人かも…という立場に立てば穢土転生がもしかしたらその「思い遺し」を成就させる為に在るのかな…とも思えて来ませんか?

ストーリー的にもサイとサイ兄の関係と絵本の真ん中の見開きの説明も在りませんでしたよね。ぶっちゃけ未消化の伏線でして、このまま行けば「キッ神の忘れ去られた伏線集」に載せられる予定でした(笑)。ま…嫌らしい見方だけど、そのような伏線は数限りなく在ります。それを穢土転生を用いて回収して行こうとしてるんじゃないかと、何だかカブトにキッ神が憑依して操ってるんかしらと思える程です(笑)。それでも、サイ兄が「思い遺し」を成就させ、その魂が報われたのは良かった…。これは同時にサイの「思い遺し」でもあったから。サイが流す涙。サイ兄が噛み殺す(ありがとう…)。その意味ではカブトは善行を成してる事になりますまいか?…というのが、カブトのいい人かも知んない仮説なん(ry


「…どう…いう…事だ?」(糸の手応えがない…)(サソリ)

「サソリ…
アンタの強さはそこに魂があったからだ
アンタはかつて人形になり
魂を消そうとしたが消しきれなかった
アンタの造った傀儡にこそ
朽ちる事のない魂が宿ってんのが
オレには分かる


だが今のアンタは
生身だが本物の傀儡に成り下がった
ただの人形だ」
(カンクロウ)

「………」(サソリ)

「アンタは傀儡を操る一流の忍だった
誰かに操られるようなゲスじゃなかったハズだぜ」(カンクロウ)

僕は穢土転生が嫌いでした。僕の大好きなキャラの命を汚さんでくれと憤りすら感じてました。でも、この戦いで浮き上がるのは命の大切さであり、生きる事の素晴らしさであります。肉と心と魂があって人は人になる生き物であり、成長こそ力なのだと断言できます。その確証を生者が死者をワンサイドに打ち破る中で魅せる…キッ神の思惑が見え隠れしています。かくして立派に成長を遂げたカンクロウや、この戦いの刹那で目覚ましく成長しようとしているオモイやサイを拝めるのは有り難い事でありましょう。それにイタチやチヨ様のように思い遺す事なく燃え尽きた命穢土転生での立ち振る舞いに多大な興味があります。願わくばサソリがゲスな判断を下したり、デイダラのC0が実は可能で水を差しませんように(笑)。

…という事で、穢土転生…恐るるに足りず。


 
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例えば…

 
例えば…波の国で「白」を愛している気持ちを認めた再不斬がそのチャクラに鬼を纏い荒ぶった光景。弁慶の立ち往生にも似た死に様。あの時、二人の骸を覆い隠すように雪が降った。その意味を、僕は噛み締め泣いた…。カカシがナルトに刮目せよと叱り、カカシが線引きした前にナルトが出る事を許さない怒気がカカシの再不斬に対する理解と認識した。

例えば…一尾・守鶴を抜かれ、アイデンティティと命を同時に失おうとする我愛羅を、ナルトの友愛をもって救い出し、チヨ様が自らの命と引き換えに新しい命をその魂に与えた。同時にチヨ様の潔さの中に懺悔が溢れ、自らの魂を清流に晒すかのように清めた…。それはまるで贖罪のようで…チヨ様の死がチヨ様の魂に恩赦を与えたかのようだった…。

例えば…うちはイタチは同族殺しの汚名を一新に浴び、”暁”に身を窶し自分を知らしめる事で弟の命を護った。自分の才能やプライドなど何の未練もなく、剰え命すら頓着せず、自分の全てを燃やすようにサスケを愛して逝った。それでもなお微笑んでいた…。謝ってさへいた…。その生き様と死に様が眩し過ぎてサスケは未だに眼を開けられない。

誰かと誰かが闘う。刃が斬り裂き、心を削り合う。命のやり取りの中にそれぞれの人生があり、それを感じ取るお互いの心がある。敵の刃を受け止める心。その生き様こそ「忍」なのだと、僕は思う。僕らが『NARUTO -ナルト-』の戦闘シーンに感じるカタルシス(浄化)には凡そそのような心理が在るのだと、僕は考えて…感じて…いるのです。

しかし、穢土転生はその想い全てを尽く否定してしまう。まるで金縛りに遭ったみたいに、僕の筆は渋る。僕はこんな仕打ちをするキッ神に怒りを感じてるのかも知れない。余りにも無益で、限りなく不公平な…この戦争に興味がない。方や”暁”が要する白ゼツの大軍も穢土転生の兵達と、生者が殺し合わねばならぬ…この戦いに興味が湧かない。

例えば…ミナトとクシナはお産との激闘の末に謁する事ができた我が子に九尾を八卦封印し一生分の愛を託し、逝くしかなかった非情の中にも、百万回生きようとも得られないだろう満足感があった。九尾事件の刹那に自分らの一生を燃やし尽くしたクシナとミナトの生き様に僕は震えた。父の背中と母の抱擁を…二人は充分に我が子に示せた。

『NARUTO -ナルト-』の登場人物は皆それぞれ一生懸命に生きている。これは好ましくない表現だけれど、頑張ってる!!それが敵だろうと味方だろうと変わらない。だからこそ、お互いを賞賛し合うのである。カカシの千鳥の勇姿を岩忍は褒めたじゃない(リンはそんなことお構い無しに罵ったけど…)。デイダラですらサスケを充分に認めてるもの。

その姿を観て僕らは勇気や力を戴いている。僕らが一生懸命に生きる力を、僕らは『NARUTO -ナルト-』から頂戴してるんだ。だから、『NARUTO -ナルト-』の中で一生懸命に生きた…美しく散った命を汚さないで欲しいと、僕は穢土転生部隊を見て思うんです。この戦いは負けられない…って言うか、完膚なきワンサイドでなければならない。

そんなこんなで書けない…いいわけ。

   
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第517話「オモイの”戦争”!!」(後編)

 
キリ…ザジの治療を頼む
次来るぞ気を抜くな!」<プチン><プチン>(カンクロウ)

(仲間の死を嘆くヒマもないのか…
戦争ってのは…)
(オモイ)

<ザッ><ザッ>

「って考えるヒマもねーのかよ!!」<カチャ>(オモイ)

<ギン><ギン><ザッ>(とりあえず
雲流三日月斬り!!)
(オモイ)

キリってカンクロウと作戦を検討する筈だった黒髪短髪の忍ですよね。頭が相当切れるのかな…と思ってたけど、それ以外に医療忍術が使えるようです。キリのボディアーマー(防弾チョキ)からすると砂隠れでしょうか?カンクロウともツーカーの仲なのかも知れません。頭が良い(切れる)といえばオモイの心配性はいろんなシミュレーションが瞬時に行えるからで、オモイも相当賢いんじゃないかと、僕は考えています。その意味ではシカマルっぽい?!ただ悲観的に物事を見てしまう傾向があって、グジグジしてるようにも見えますね。そして、悲観的なオモイの視点で展開される第四次忍界大戦の緒戦である奇襲部隊の衝突を描いてるんだけど、ちょっとは考える時間をくれよと、オモイは苛ついているのです。

ホントだったら数十手、下手したら数百手をシミュレーションして、その中から最善手を抽出して最大の効果を最小の被害で実現するのがオモイ流なのかしらと思えるのは、「雲流三日月斬り!!」の前に付け足された「とりあえず」であります。そんなエクスキューズがシカマルと似てて、やだ…この子ら似てる…と、ホッペが紅く染まってしまいました(←そ、そっち?!)。ちなみに「三日月斬り」とは今は亡き月光が第一部の木ノ葉崩し前夜に砂隠れのバキ(だって)相手に繰り出した「三日月の舞」(第11巻/33頁)と少しは関係あると、僕は見ています。そもそも「剣技」とは源流があって、そこから派生・発展して行くもので、「雲流」とか「木ノ葉流」と宣言するところに源流の解釈の違いがあるのでしょう。


<ザザザザザザ>

「!!?」(ザジ)

「トクマさん!!ランカさん!!」(ザジ)


「また仲間!?
操られてんのか!?」
(オモイ)

「!!」(また!?)「上だ!!」(ザジ)

「!!」

トクマやランカはサソリの傀儡の術にハマって操られてて、これはチャクラ糸で繋がれてるだけでなく、か何かで神経系を麻痺させられてるんじゃないかと思います。或いは、サソリの特殊なチャクラを流し込まれ神経系を乗っ取られるかしててるんだと思います。これが人傀儡だったら最悪で経絡系ごと乗っ取られるので、血継限界であろうが特異体質であろうが使いまくられる筈です。だから、個別の力量が敵戦力にそのまま移行してしまうので厄介です。この場合、トクマもランカもクナイを持って暴れてて二人の特殊な戦法とか体術は使われているようではないので、単なる傀儡人形として使い捨てる腹でしょう。しかし、完全に死んでない仲間を仕掛けさせ動揺させようとする狡(こす)さに溢れてて生理的に嫌です。


<ドッ>(サイ)

<ゴッ>

<ガラガラ><ザッ>


「ナイスだサイ!」(カンクロウ)

「…てめーら…」(カンクロウ)

「うっ…」(白髪トクマ)

「こいつらまだ生かしてある…
さて…どうする…うん?」(デイダラ)

「きたねー手使うじゃん」(カンクロウ)

「貴様ら許さねェ!!」(ザジ)

「サソリ…居るのは分かってる
出てこいよ」
(カンクロウ)

「ホウ…
やっぱ傀儡使いなだけあるな…うん」(デイダラ)

「お前らも奇襲部隊だな…
…こうやって奇襲部隊同士がカチ合うのは
珍しいじゃん…」(カンクロウ)

「フン…ここで戦った方が奇襲を成功させられる
この戦争はオイラ達が出始めだ…
ここでの勝利が戦争の流れを決める…うん!!」(デイダラ)

「オイラ達はぜってー負けねェ…なぜなら…

不死身って奴だ!!うん!」<ゴキ>(デイダラ)

デイダラがこんな風に目的意識を持って積極駅に作戦を成功に導こうとするのは腑に落ちませんが、カブトの穢土転生の術式が木ノ葉崩しで初代と二代目を召還した穢土転生と違う札を使ってて、ある程度、魂の性格とか自由を残してると示した行が、カブトの目論見を臭わせてて、忍連合側に穢土転生部隊が一斉に寝返る目もあるかしら…と期待してまして、そうなればチヨ様がまた転生忍術使って誰かを生き返らせたり(発動可能か?疑問あり)、それがアリなら長門がも一度、外道・輪廻天生の術を使っても良いと思います罠。しかし、それやっちゃうと命が軽々しくなってしまいます。そもそも穢土転生がこれまでの『NARUTO -ナルト-』を否定してる文字通りの「禁術」なのであまりややこしくしたくない(笑)。

しかし、例えば長門やイタチが九尾のチャクラを完全にコントロールしたナルトの<チリ><チリ>を見たらどう思うのか?物凄く興味があります。それとイタチが与えた「イタチの力」についてですが、僕は完全覚醒時のナルトの首にぶら下がってる六つの勾玉(六道の勾玉…八尺瓊勾玉=御神器)がイタチが与えた烏(ナルトにゴックンさせたヤツ)だと考えてるんですけど、ナルトの勇姿をイタチが見たら何と思うんだろう…と、魂の自由がある程度認められているカブトの穢土転生で長門やイタチが何をか伝えられたら少しは喉の奥の酸っぱさが治まるかしらと思います(笑)。しかし、長門やイタチの眼はどんな風に再現されるのか?白目が充血したみたいになるのかな…見た目がアレでちょっと嫌だな…。


「!」(サイ)

「逃げろ弟よ…!
こんな体だ…お前らに勝ち目はない…!」
(根)

「兄さん!!?」(サイ)

「!」(オモイ)

<カチャ>「不安がってるヒマはねェ…」(オモイ)

「仲間を傷付けさせるよーなやり方
オレが絶対許さねェ!!」
<スッ>(オモイ)

カブトが霧の中吉の次に”根”としたのは、そもそも”根”に名前がないからだと思われます。サイにしたって第七班に潜り込む時に仮に与えられたコードネームに過ぎないし、きっと名前がないから”根”と呼ぶしかなかったんだと思います。そして、それが案の定、サイの兄さんだった…。サイらしくない驚きに満ちた表情で「兄さん!!?」と呟きます。そして、それに反応するのが”考え過ぎのオモイ”…こういう通り名が最適だと思う…でして、キラビを慕い、口うるさい姉弟(きょうだい)弟子のカルイをホントは心配しているオモイらしい琴線の振るわされ方だな…と思いました。雲流三日月斬りの後、鞘にしまわれた相棒を静かに抜く。その時、「不安」「覚悟」に取って変わる…僕はこれを「成長」と認識しました。

ほんの一瞬でも人生を変えてしまうような出逢いや別れ、気付き…というものがある。難しく言うと「一期一会」なんだろうけど、この際、そんな事はどうでも良いと、僕は思ってる。逃げ場無し、自分が何とかしなきゃなんない。誰にも頼れない。誰も助けてくれない。それが「人生」だから、「不安」「覚悟」に変えて人は立ち、歩み、闘えるのです。そして、オモイもまたそれに気付けた。これを「成長」と言わずして何と言いましょうか。しかし、オモイが義憤に任せ、何の策もなく刃を振り翳した訳ではないと、僕は信じてます。オモイの相棒…その柄(グリップ)の模様…大蛇丸が木ノ葉崩しで喉の奥から引き出した剣に凄く似ています。ダルイの「竜牙鉈」(仮称)もそうだけど、剣士の里らしい業物かと…。

「草薙の剣」かも知れない…って、僕はふと思ったんだ…。

この局面…「封印剣」の臭いが立ち籠めいてる…。



 
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第517話「オモイの”戦争”!!」(前編)


<ヒュー…>

(ハァ…生きてる間は
大戦なんて経験したくなかったなあ…
もし…もしいきなり…
敵の奇襲を受けて一人だけ生き残って…
で…人質になって色々拷問されて…
…さらにそのあげく敵に頭の中いじくられて
カルイや雷影様と戦わされて…)(オモイ)

「オモイ!オモイ!オモイ
聞いてんのか?」(カンクロウ)

「!」(オモイ)

「ここから下に降りる…
敵の領域上空だ
ボサッとすんな!」(カンクロウ)

「……
あのー…一つ聞いても
いいっスか?」(オモイ)

「何だ?」(カンクロウ)

「隊長はオレとそんなに歳違わない…
戦争…初めてっスよね?」(オモイ)

「ああ……」(カンクロウ)

「不安は…ないんすか……?」(オモイ)

「………」(カンクロウ)

「…この戦争は
このオレ達の隊の奇襲の出来不出来で決まる…
戦死者の数もな…

成功する事だけを考えろ!
家族と仲間を守りたいならな!」
(カンクロウ)

「………」(オモイ)

いよいよ第四次忍界大戦の開戦ですが、今回はオモイ目線で展開するようです。僕は穢土転生なんて死者を使役して生者と殺し合わせる無意味で下らない戦争なんて見たくなかったので、ナルトがキラビとドナドナ修行してる間に一瞬で世界を沈黙させ荒廃させるような閃光が煌めいて全てをリセットしてしまう事になればいいな…そのくらい端折って欲しかった…と思ってたんですが、案外しっとりとお話を進めていくキッ神の腹積もりのようで、そう来たか!?と思わせられました。オモイは心配性で常に物事を悪い方に悪い方に考えるキャラで、生身のケルベロスに凄く似てまして、なかなか気のおけないキャラであります。それがクドクドと悩み、カンクロウに質問する所からお話は始まります。

エーッと、ぶっちゃけ、生きるってのは「不安」だらけでして、誰しも一寸先は闇の中を手探り、足探りで進んでいるようなもの…それが人生であります。何をするにしても、不安か?と問われれば誰だって不安なのです。それが戦争ともなれば尚更で、ストレートに自分の不安をぶつけてくるオモイにカンクロウは一呼吸置く訳です。簡単に言うと「どうなるか?」を考えたって仕方ないのが人生なのだから、「どうするか?」を考えるべきだとカンクロウはオモイに返すのです。つまり、どんな風に生きるのか?を考えろと言っている。これはもう「覚悟」を意味してて、どんだけ腹を括ってるか?を考えさせる大いなる人生訓を漂わせる名文句でありましょう。我愛羅だけじゃなくカンクロウも立派になったな…。





【湯の国大名】

「で…ワシらはどう逃げるのじゃ?」(湯・大名)

「このまま湯の国を南へ下り
木ノ葉へ入ります
北はおそらく戦場になると…」(ライドウ)

<バタ><バタ>(湯の国)

【霜の国大名】

<ギシ><ギシ>

「もう随分とたつがまだかのう?」(霜・大名)

「もうしばらくの辛抱を」(侍従)


久々にライドウが出たけど…ライドウは忍連合軍の名代ではなく木ノ葉の忍として湯の国の大名に接見してるんでしょう。ヤマトが捕虜になって”暁”に写輪眼の瞳術を考えれば情報流出は不可避にも関わらず力押しで”暁”のアジトに戦闘大連隊を向かわせる無策振りと、敵アジトと雲隠れの間にある湯の国(湯隠れ)と霜の国(霧隠れ?)を木ノ葉に避難させる辺り、地上戦しか想定してないようだし、このままだとヤバイ!!と感じさせます。そう言えばカブトが大蛇丸の細胞を移植した直後、ヤマトの前に現れ”暁”の情報を記した暴露本を横流ししたけれど、その内容がマユツバだったのかも知れませんし、特にゼツの事なんか嘘ばっかり書いてた可能性があるから、まさか地下を高速で移動してるなんて考えもしないのかもね。




<ハァ><ハァ>

「ランカと離れてしまった…」(ムタ)

<ズズズズ>

<ハァ><ハァ>

<スッ>「本部まで…
頼んだぞ…

くっ…
オレも…連隊へ合流しなければ……!」(ムタ)

<ドウ>

<ゴゴゴ>(ぐっ)(トクマ)

「うっとうしい虫だぜ うん!
ちょこまか隠れやがるな…
めんどくせー…」(デイダラ)

「虫のせいで…
チャクラ感知が…まどわさ…れる…
蟲邪民具の…術…だ」(中吉)

「潜入偵察小隊の奴らだけあるな…
だがオイラ達芸術コンビをなめんなよ!」(デイダラ)

一方、デイダラ達に見つかった潜入偵察小隊ですが、どうも旗色が悪いみたいです。日向一の白眼使いのトクマも頭抱えてますし(笑)。ムタは偵察で得た情報…白ゼツ10万…を巻物に託し蟲玉に運ばせます。こんだけ防戦一方なんだからせめてこの情報だけでも忍連合軍に届いて欲しいです。この後、ムタやランカ、トクマまでもがはデイダラらに捕獲されサソリに操られてしまうんですが、この時点での蟲玉の発動はここでフィックスされていて、ムタがどうなろうと継続されるべきです。そもそも潜入捜査任務なんて敵に捕獲されたり殺されたりするリスクが前提にあるんですから、自分はどうなろうと情報だけは持ち出せる策を考えてる筈です。白ゼツ部隊の存在を何としても忍連合に届けて欲しいものです。




<ズズズ>(サイ)

「ここはすでに敵の領地内だ
ここを本拠地として小基地を設営する
そしてここから奇襲攻撃と
時差式爆破トラップを仕掛けにいく!

半径10メートル
2時と6時の方向を出入口とする!
オモイ
それ以外の方向全てに
起爆札のトラップを仕掛けてこい

サイ
お前は空からの偵察を続けろ!」(カンクロウ)

「ハイ…」(サイ)

「イッタンは土遁で塹壕を!

タンゴは通信チャクラのアンテナを張れ」(カンクロウ)

「オウ!」(タンゴ)

「ザジとホヘトは感知と見張り」(カンクロウ)

「ウス!」(ザジ)

「キリとオレは作戦を検討する」(カンクロウ)

「了解」(キリ)

キッ神の人物紹介はマジで上手いわ…と唸りまくってしまいます。これだけ短いスペースに小隊内のそれぞれのキャラの役割分担から能力特性、果ては性格設定までが絶妙に詰め込まれています。「カカシ外伝」もこんな感じだったけど、やっぱ上手い!!例えば、見張り役のホヘトが白眼で、同じベストを身に着けるザジも木ノ葉の忍と分かりますね。額当てが「忍」なんで、この辺の表現が大事になるんです。敵が仲間意識を巧妙に利用して撹乱してるからなんですけど、兎に角、キッ神上手です。後から解るんですが、土遁使いのイッタンは岩隠れ出身でデイダラを知ってます。カンクロウはサソリに敗戦した苦い過去があり何をか予感させるメンツが集まっててヤマトの漏らした情報の精度と重さが悔やまれます。


「感知タイプのオレがいるから
大丈夫っスよ!」
(ザジ)

「戦争では一切気を抜くなザジ!
それが命取りになる
もっと気を引きしめろ!」(イッタン)

「分かってますよ
こう見えても
この部隊に選ばれたエリートっスよ…
で…気をつける事他にありますか?」(ザジ)

「…カブトは穢土転生とか言う
大蛇丸の闇の忍術を使ってくる
データによると魂を縛られ生き返った死人だ…
いくら攻撃しても死ぬ事がないらしい…

魂を封印するか
動きを止める術しかやりようがない…

しかも…
術者を殺したとしても術は解けない…」(カンクロウ)

「どの部隊でもそうだが
まずカブトを見つけ次第拘束だ
後で幻術をかけ
そのやっかいな術を解く…と
そう聞いてる」(カンクロウ)

そして、実に小気味良いカンクロウの采配なんですが、穢土転生の手練相手に苦しい手の内が明かされます。それとアンコ。思いっ切り締め上げられてましてピクリともしていません。カブトの行動はかなり怪しい臭いを放っているので、真っ先にアンコを、しかも単独で攻撃したところなど、大ドンデン返しを予感させるネタフリでもあるんですが、今のところは何とも言えませんね。しかし、どう考えても穢土転生は狡過ぎます。死者を復活させて能力を発揮させて戦力にできるのに、術の大きさに対するチャクラ消費量や術のリスクが余りにも無さ過ぎです。大体、これだけの数の猛者を召還してるのにカブトはどこ吹く風で動き回っています。強い術に相応のリスクがあるからバランスが取れてたところがあるので凄く残念です。





<ダダダダダ>

<コク>(我愛羅)

<コク>(ダルイ)

「第一部隊広がれ!!」(ダルイ)

<ダダダ>


エーッと、この感じだと、真剣に戦闘大連隊は地上を疾走して「山岳の墓場」を目指してるようです。ヤマトが敵の手に落ちて忍連合軍の戦力や陣形(編成)がバレちゃったのを上層部が想定してない筈はないと思うので、変更は加えてると思いたいですが、ここまでオープンに突進しちゃって大丈夫なのかしら…と、オモイじゃないけど不安になります。ま…希望的観測があるとすれば、忍連合軍の上層部が情報がダダ漏れを見越して、戦闘大連隊を影分身のみで編成したダミーで、本体はしっかりと隠れててカウンターをかます作戦なんだけど、その手の期待をこれまで尽く裏切られてきたんでやめとく事にします(笑)。ちなみに、ダルイの両肩のタトゥーですが穢土転生の雷影と思しき人にもあったポイです…ハイ





「!!」(ザジ)

「どうした?」(カンクロウ)

「これは邪民具の術…」(ザジ)

「邪民具の術のせいで
ハッキリ感知できないけど…
何か来る」(ザジ)

「敵か…!?」(カンクロウ)

<ガサ>

<ドサ>(ムタ)

「あれはムタさんだ…!
チャクラでも分かる!
先発偵察隊で出ていた
油女一族の…!」
<ザッ>(ザジ)

「待て!おい!」(カンクロウ)

「あの先にはトラップがあります!
オレが連れて来ます!

ムタさん
大丈夫ですか!?」<ザッ>(ザジ)

「ホヘト!」(カンクロウ)

「分かってる!!」(白眼!!)(ホヘト)


「オレから…離れろ…」(ムタ)

「!?」(ザジ)

「あの背中の虫袋!
アレは油女一族の蟲なんかじゃない!」(ホヘト)

「早まりやがって!」(カンクロウ)

<ガッ>「え!?」(ザジ)

<ザッ><ザッ>

<スッ>(カンクロウ)

<ザッ>(イッタン)

「盾にして走ってきてる!
ど…どうすんのォ!?」<タッ>(オモイ)

「!!」(この動き…まさか!?)(カンクロウ)

「だから気を抜くなと言ったのだ!!」(イッタン)

「やっぱすぐ見抜かれたな
………うん」(デイダラ)

<クイ><クイ>(サソリ)

<ダダ>(ムタ)

「デイダラやれ……」(サソリ)

「ムタの背中の虫袋にかなりのチャクラが
練り込まれた白い塊がある!
何かあるぞ!」(ホヘト)

「イッタン頼む!!」(カンクロウ)

<ダン>「まず間違いない!!
デイダラの起爆粘度だ!!」
(土遁…)(イッタン)

(喝)(デイダラ)

<カッ>

<ドドコ>「ん!」(サイ)

先ず自分達がサイの超獣偽画の大鳥に乗って現地に来た…つまり、飛んで来た…割りに前線基地の構成が上空からバレバレの点に違和感があります。自分達だけが飛べると思ってるんでしょうか?それと、アンコの偵察小隊がデイダラらと交戦してて、デイダラの起爆粘土がハデに爆発してるのに感知系のザジや白眼のホヘトがいるのに全く気付いていませんから相当距離が離れてるべきでしょう。しかし、デイダラ達は的確にカンクロウらの設営した前線基地を狙い討ってるのは霧の中吉の能力なんでしょうか。邪民具の術の影響を受けてた事から中吉はチャクラ感知系である事が判ってて、その感知を木ノ葉のザジが感じなかったのは変だな…と思うんです。チャクラ感知は逆探されるリスクがあるんですよね。

そう考えると、経験不足でカンクロウの奇襲小隊を掻き回してるかに見えるザジって”暁”のスパイかも知れないなーと思えてきます。例えばサソリが存命してた時の手下で、まだサソリに打ち込まれた針が残ってて穢土転生のサソリに反応してる…とかね。ところで、サソリは穢土転生で魂を召還され、人柱に降ろされた魂が塵芥を纏い形を成してるから、やや大きくなって老けた感じなんだと思いますが、デイダラが馬鹿にした「蠍マーク」のコアユニットじゃーなく、体も人傀儡じゃなく普通に受肉しちゃうと思います。チヨ&サクラに殺られた体はサソリの魂の形とは違う筈です。だから、穢土転生のサソリは超一流の傀儡の術は使うけど、人傀儡の悪辣なギミックは今回見れないと考えております。


「へへへ…芸術だぜ…
木っ端みじんか?うん」(デイダラ)

「感知しろ」(サソリ)

「い…る…!」(中吉)

「油女の奴は助けられなかった
…くそ!」
(カンクロウ)

<ズキ>「ぐああ…」(ザジ)

カンクロウは間一髪ザジに傀儡のチャクラ糸を接続してザジだけは救えたようです。「油女の奴は助けられなかった」と悔しがるのは第一部・木ノ葉崩してシノと死闘を繰り広げた記憶が油女一族に一方ならない親近感としてカンクロウの中に在るからだと思われます。同じ理屈で、木ノ葉の感知系であるザジがチャクラ感知に悪影響を与える邪民具の術を知っていて、それとムタを直感的に結びつけ、ムタのチャクラを知っていたザジがムタと知らない仲じゃない事を示唆しています。だから、ムタと見てザジが突っ走った気持ちも解るんだけど、これがもし裏切り者のスパイだったら…と、へそ曲がりの僕は凄く不安になっちゃてるんだなー(笑)。ま…考え過ぎが禁物なのはこれまでの経験則としてあるんだけどね(笑)。

ベテラン風のイッタンが土遁で壁を造ったのかな…と思ったけど、実は自分達の陣地が数十メートル沈んでるのね。ムタが木っ端みじんになった所にデイダラらが駆け寄ってるけど壁らしき構造物がなくて、煙だけが立ち昇っててカンクロウの小隊の前には絶壁があります。きっとイッタンが陣地(前線基地)を設営する時に仕込んだ土遁忍術なんだと思います。引っ込めるだけじゃなくて状況に応じて飛び出すようにも出来たんじゃないでしょうか。ま…ベテランらしい配慮ですね。それと、「チャクラが練り込まれた白い塊」でデイダラの起爆粘土と直結したのはオオノキらがデイダラと交戦した情報が伝達されたからだと思われます。だからザジは相当臭いんだけどイッタンからはスパイ臭はしないです。

いいとこなんだけどイッタン切りまーす!!(続く)



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ドナドナ(後編)

 
ドナドナしながらキラビの事を考えてました…「寂しくてやるせない♪だがやるぜ♪」の意味深…折しも真冬の寒さが押し寄せて、時折冷たい雨が降った。まるでフランダースの犬の最終回みたいに、僕も「疲れた…何だかとても眠いんだ」相方に埋もれて寝てしまいました罠…って、単に眠いだけだろーっ!!(笑)あのまま一気に書けば良かったんだけど、無性に眠くなって何だか口ごもってしまってスミマセンでした。ま、ホントに眠かったんで逆らわず落ちました。なので、人生に疲れたとかじゃないので(汗)。無用な心配をかけてしまってスミマセン。相方にも僕にも当分天使が舞い降りてきて連れていかれそうにないので安心して下さい。パトラッシュの顔が相方にちょこっと似てたもんで…。

…で、話を戻しまして、「愛」という言葉を、僕は多用する傾向にあるなー…と日々感じてるんですけど、稀に「愛押し」(連呼しちゃう悪癖…愛で押しちゃう)の烙印をナル×ジャン読者に捺されてしまう事もあります(笑)。「愛」って何だろーは、ナル×ジャンのいろんな考察で掘り下げてますけど、「六道仙人のトラップ」とは「愛」を分かり難くする嫌らしい罠じゃないかと思います。写輪眼は何でも見通せる力と引き換えに「愛」を見え難くする人魚姫と魔法使いの契約みたいな眼だと思います。そこいくと弟系はプレッシャーがないというか、自由で兄系が不憫でなりません(笑)。そして、トラップ(罠)を仕掛けたのは誰あろう親である六道仙人で、そこに「愛」はあり、その残酷すら「愛」なんだと思う訳です。

僕がナルトを「異常者」と罵るのは、ナルトが非常にズッコイ方式で強化され続けていたからで、登場キャラ中、誰よりも過保護で誰よりも愛に浸ってるナルトが時に憎らしくなるのはかなり薄幸な幼年期を過ごしたヒガミ根性かしらと思います。でも、何にでも向き不向きの適性というのもはございまして、兄系には兄系の、弟系には弟系の育て方、伸ばし方があるのもまた事実でありましょう。だから、サスケとナルトでは育ち方がこんなにも違うんだけど、伸ばし方が出たのでヒントを与えますが、ここに「自分で自分の親になる教育論」の本体が隠れています。ちくと考えてみて下さい。スッゴく横道に逸れたけど…ナルトは八卦の封印式という「愛」によって強化された子供だと思うんですね。

インターネットの有害コンテンツから少年少女を守るフィルタリング八卦の封印式そのものだし、ナルトがどんな時も異常に落ち着いてて捻くれなくて折れなかったのは、八卦の封印式に組み込まれたクシナとミナトのチャクラが常にナルトに寄り添ってたからだと思います。八卦の封印式がえらく女性的、母親的だったのはお喋りなクシナがナルトに語り過ぎてミナトの命が削られたからで、別にクシナを責めたりはしませんが、クシナの配分がおもいっきり多かったからだと…主犯のクシナ自身が認めてますんで致し方ない(笑)。僕はナルトに接触した自来也が温泉場でナルトの腹をマジマジと見ながら八卦の封印式に震えた心の奥底に、ミナトとクシナの「愛」があったのだと真剣に考える人なんです。

これまでは八卦の封印式の主導で九尾のチャクラをコントロールしてたのを、ガマ寅がナルトに蔵入りしてナルトが直接、八卦の封印式をコントロールするようになって、クシナとミナトのチャクラは不要になってしまいました。ナル×ジャンではこれをして完全なる「親離れ」としてまして…執念深いクシナとミナトからすれば「子離れ」でありますが…ナルトがクシナとミナトの庇護無しに九尾を受け容れ克服した「元服の儀」が九尾のコントロールであったと言えましょう。ここに来てようやくナルトは九尾とダイレクトに接続されたのです。今やナルトは九尾のチャクラを使いたい放題なのであります。そこに至るまでの助走を父母のチャクラという「愛」にナルトは支えられて来たのです。

ナルトはキラビの指導で九尾のチャクラの微妙なコントロールをサクッと実現しました。それを確認したキラビがドナドナってるのに、僕は「魔獣戦線」(石川賢)なる作品を思い起しました。凄く衝撃的な作品なんだけど、主人公の少年が動物と交わり解け合って魔獣となり、最後に(守れなかった)自分が守るべき大切な人を喰らい敵と戦う力を得る…というようなお話(ザックリなので伝わり難いけど是非ご一読下さい。凄く面白い作品です)なんだけど、大切な人を喰らうんですよ。それと同じ事がナルトとキラビの間に起こるんじゃないかと不安になっちゃったんです。「六道仙人のトラップ」でも思ったけど「愛」って残酷だから、愛があるからこそ残酷…残酷に見える…になれると、僕は考えちゃう人なんですね。

その昔、「カブトは大蛇丸を…」(アイデンティティ)で書いたけど、それとはちょっと違ってナルトの中の九尾のチャクラが八尾のチャクラを喰らうんじゃないかと考えてるんです。九尾の特殊性が根っ子にあるんですけど、九尾は十尾の半分を受け持ってるのかな…と、僕は考えてて、一尾~八尾とは訳が違って、外道魔像への封印が一番最後というのも、他の尾獣のチャクラを九尾が喰らって統合していく役目があるんではないかと思うんです。統合した先は勿論、十尾なんだけど。キラビが言う「最後の修行」とはキラビとナルトのガチンコで、生存本能が両者を争わせるんじゃないでしょうか。十尾から分割された九つのチャクラは既に人格を所有してますから、自己選択の権利も同時に持っているのです。

それで、キラビとナルトは闘う事になると、僕は考えています。ぶっちゃけ、殺し合う。もしナルトが勝てばキラビの中の八尾は九尾に統合される。人柱力であるキラビから八尾が吸い出されればキラビは死んでしまいます。それがキラビの遣る瀬なさ…ドナドナ…なんじゃないかと、僕の老婆心が騒いだ訳です。それで、その流れで進むなら第四次忍界大戦なんて相当端折られるんじゃないでしょうか。そもそも白ゼツが普通の忍みたいに闘う必要はないですから。もしかして、白ゼツが人の形をした爆弾だったらどうでしょう。あれって「六道の力」から創造されたですよね。白ゼツが死んだって何も減らないし誰も悲しまない。こんな「愛」のない攻撃は狡いでしょ…10万のチャクラ爆弾がバラまかれたら?

一番阻止し難いテロって「自爆テロ」だと、僕は思うんだな…。

ドナドナ(やっぱり眠いんだ…)
ナル×ジャン ケルベロス

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ドナドナ(前編)

 
「オオオオ!!」(ナルト)

「やったってばよォ!」(ナルト)

「やるじゃねーか」(キラビ)

<グラ><グラ>

「ならこれから最後の修行…
寂しくてやるせない♪だがやるぜ♪」
(キラビ)

「!?」<チリ><チリ>(ナルト)

僕は遣る瀬ないキラビのラップを聴いて冷や汗をかきました…。ナルトはキラビの指導で九尾チャクラの精密コントロールに乗り出してますが、九尾の鎧を纏った完全覚醒モードのナルトが誰に教えられるでもなくチャクラの腕を伸ばして迷いなく大岩を握ろうとした時に蛙の子は蛙…やっぱナルトは大天才(=波風ミナト)の子供だわ…と、憎らしくなりました。そしたら案の定、忍連合軍と”暁”の戦力紹介が終わった頃には九尾チャクラの精密コントロールが大方会得され、残すは仕上げのみ!!何とまぁインスタントにスパスパ終わっちゃうんでしょう!!って、そんなのナルトが落ちこぼれでもドベでもビビリ君でもない、誰よりも才能に恵まれたサラブレッドだからなんだけど、凡夫の僕には遣る瀬ない♪

「”九尾”は最後に封印しなければならないと
決められている…」
(鬼鮫)

「でなければバランスが崩れ
封印像が砕け散ると
そうリーダーが言ってましたが」(鬼鮫)

在りし日のイタチと鬼鮫の会話で、四尾・熔遁の老紫を仕留めた鬼鮫がやけに雄弁でした(第39巻/69頁)。鬼鮫が言うリーダーとはこの場合、弥彦・ペインだと思います。これをイタチが鬼鮫に吹き込んだんだったらマユツバものかも知れませんが、弥彦・ペイン…つまり、長門が言ったんだったらかなり信憑性は高いんじゃないでしょうか。イタチはサスケの強化がライフワークなんだから、尾獣集めなんてどうだって良い訳です。兄系には基本、六道仙人譲りの強いチャクラが在るんですから、チャクラ兵器たる尾獣に頼る必要はないんですから、イタチはサスケに如何にして真・万華鏡写輪眼を授けるかに専念してれば良いんです。逆に弟系の強化に尾獣の搭載…つまり、人柱力は好都合なのね。

トビがジェラシーを感じるくらいナルトには柱間臭がするんでしょう。柱間は木遁チャクラを発動できる弟系の特異点なんだけど、うずまきクシナ(うずまき一族)と波風ミナト(現雷影=エーと関係してるんじゃないかと、僕は疑っている…つまりミナトはキラビと近親?)の交配で生み出された運命の子に尾獣の中でも特別な九尾が与えられるなんて、どんだけ恵まれてるんでしょうか。ちなみに、九尾が外道魔像(封印像)に最後に封印されなければならない理由は、ズバリ「生命」と関係してると思います。そもそも外道魔像って十尾を復活させる器で、尾獣のチャクラが八尾まで揃って、そこに九尾が組み込まれる事で、九尾のチャクラが齎す生命力によって十尾に「命」が宿るんじゃないかと考えています。

尾獣のチャクラを兄系、外道魔像を弟系…と考えれば、十尾も六道仙人も同じ方式で分割されたと考えられます。陰陽遁をもって全てを創造したのが誰あろう六道仙人なんだから手口が一緒なのは当たり前か(笑)。肉体とチャクラ…弟系と兄系は物凄くシンプルで解りやすいんだけど、十尾はチャクラが九分割されてるからややこしいです。加えて柱間が10番目の木遁チャクラを持ってるのが、どの尾獣にも符合しないのは九分割したチャクラがコンプリートして十尾が復活したアカツキに発現されるチャクラ…つまり十尾オリジナルのチャクラなのかな…と思います。そう考えると柱間と十尾に何らかの接点があったんじゃないかと疑いたくなりますが、如何せん描写がない。これ以上、膨らましようがない(笑)。

でも、ま…九尾が特別だ…ってーのはかなり信憑性があって、最後に外道魔像に封印しなければならないルールは外道魔像が作り物の仙人の肉体=金庫だったからじゃーないのかなと、僕は考えています。それに対してナルトは正真正銘、弟系の最高峰の血系であり、おまけに首にはイタチの託した六道の勾玉(八尺瓊勾玉?)である「御神器」がぶら下がっていて、仙人の肉体に強力な「鍵」を掛けた非常に高性能な金庫と化しています。言わば「究極の器」なのかも知れません。九尾のチャクラをコントロールできたのも「六道の力」が明らかに関係してて、ナルトは九尾の意志を剥がしたチャクラに自分の意志を見事に接続しました。今や九尾のチャクラをナルトは使いたい放題!!!その力を使って…<ザザザザ>

疲れた…何だかとても眠いんだ(後編に続く)。


  
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第516話「我愛羅の演説」(後編)

 
<ザワ><ザワ>

「………」(我愛羅)

「連隊長があんな若ぞうで大丈夫なのか…?」(忍A)

「我愛羅様はその辺の若ぞうとは違う!
何も知らぬくせして勝手な事言うな!」(忍B)

「フン!知るわけねーだろ!
ついこの間まで対立してた奴らの事なんてな」(忍A)

「こっちもだ…
まだお前達の事を信用してるわけではない!
口のきき方に気をつけろ!」(忍B)

「…皆まだお互いを
信用しきれてないみたいだ…」(ヒナタ)

「しかたない事だ…
長年対立してきた奴ら相手に
昨日今日で団結するのは難しい…
特に砂と岩はな」(ネジ)

「なんだと!!やんのか!!」(忍A)

「ああ!
オレの親父はお前達砂に殺された!
ここで殺してやってもいいんだぞ!!」(忍B)

「おい!やめろ!」

「ハァ…」(カカシ)

<スウ…>

「!!」(忍A・B)

「!!」(忍A)<ドシュ>「くっ!」(忍B)

カブトの思考に一方的に従うしかない穢土転生部隊の統率感と相反する烏合の衆、はたまた有象無象の寄せ集め部隊のが我愛羅直轄の戦闘大連隊は早くも学級崩壊の態ですが、我愛羅の砂が一瞬の静寂を生み出します。砂漠の我愛羅の通り名ならきっと誰もが知る修羅であり、数年前の我愛羅だったら騒いでた二人の忍は呆気なく砂で握り潰された事でしょう。鮮血がドバッと飛び散ってきっと静けさが訪れた筈です。カカシが溜め息をつくのは我愛羅の力量や能力の特性を知ってるからで、こりゃ偉い事が起こるかも…と、ふと不安が過ったからだと思います。カカシはナルト程に我愛羅と接していないので幾許かの不信感があった筈で、我愛羅の砂遁の発動は警鐘のように響き渡ったんじゃーないかな。


「自国自里の利益のために…
第一次から第三次の長きに渡り
忍はお互いを傷付け憎しみ合ってきた
その憎しみが力を欲しオレが生まれた」(我愛羅)

「………」(忍A)

「かつてオレも憎しみであり
力であり人柱力であった

そしてこの世界と人間を憎み
滅ぼそうと考えた…
今”暁”がなそうとしてる事と同じだ」
(我愛羅)

「……」(テマリ)

「だが…木ノ葉の一人の忍がそれを止めてくれた」(我愛羅)

「お前の気持ちは…なんでかなぁ…
痛いほど分かるんだってばよ……」(ナルト)

「世話かけやがって…!」(ナルト)

「その者は敵であるオレのために泣いてくれた!
傷付けたオレを友だちと言ってくれた!!」(我愛羅)

<スッ>「彼はオレを救った!!
敵同士だったが彼は同じ人柱力だった…
同じ痛みを理解し合った者同士
わだかまりはない!」<ドン>(我愛羅)

「あるのはただ”忍”だ!!

もしそれでも砂が許せないのなら
この戦争の後にオレの首をはねればいい!!」(我愛羅)

「………」(忍A)

(皆の顔つきが変わった…)(カカシ)

我愛羅の圧巻の演説…久々に『NARUTO -ナルト-』を読んでて涙腺が緩みました。昨今のやっちゃった感のある流れの中、実に締まったセリフでしたね。この場合、我愛羅のナルトスキーな一面に食い付くんじゃなくて、”力”って何なのか?を噛み締めて欲しいと僕は感じました。荒れてた頃の我愛羅は「憎しみによって生み出された力」だった訳。砂に在って人柱力とは憎しみでしかなく、一度制御不可能と判断されれば我が子であろうと暗殺される存在だったのです。そりゃ自分以外は皆、敵だと思う罠。我愛羅のささくれた心を砂が利用し、大蛇丸が利用したのが木ノ葉崩しだったと思います。第一部の中盤の山場(遠い目)。ナルトと我愛羅の対戦は今も語り継がれる名勝負でした。それは我愛羅とて同じだった…。

人生を変えた一戦だったのです。

僕はナルトを異常者だと思ってまして、それが「八卦の封印式」の齎す異常なのだと再三再四訴えて参りました。そもそも年端もゆかない少年が独居で、インスタント食品だけの食卓で、里の皆からハブられてネジ曲がらない筈がないじゃない。そんな少年が豪放快活に笑い、誰かを愛する事ができる人格形成が成ったなんて異常としか思えません。サスケでなくてもそんなナルトを見せつけられたら間違いなく堕ちますって(笑)。ナルトが狂ってなければ自分が狂ってると思います罠。僕はそれをナルトのお腹に書かれた「八卦の封印式」で補正しようとしてたんです。話が進むにつれ、その考えが強ち外れてない流れになり、「八卦の封印式」の中にミナトとクシナのチャクラが組み込まれていました。

それを「強化・八卦の封印式」(終末の谷の決闘…第八撃)で、僕は書いた。ナルトは父親と母親の愛に守られてた訳です。それを知らずにナルトと接してると、そりゃ「何でこんな奴が!!」となると思います。結論から申しますと、仙人の肉体を有する弟系が仙人の眼と精神エネルギーを有する兄系を凌駕する為に強力(凶悪?)なチャクラの塊である九尾を取り込んで、それを親の愛でフィルタリングまでしたんだから丁寧過ぎます(笑)。ナルトは何も無いように見えたけど全てを与えられた過保護だったんです。イタチがそれと真逆の方向でサスケの強化を画策したのは六道仙人の遺書とも言える石盤に由来する可能性は極めて高いでしょう。詳しくは「強化・闇」(終末の谷の決闘…第七撃)を参照して下さい。

かなり横道に逸れちゃったけど、ナルトは愛によって力を得てる訳です。それが憎しみを力とする我愛羅を打ち負かした…つまり、愛が憎しみに勝利したのです。 かつて僕は「六道仙人のトラップ」(疑問の考察)を書きました。やはり六道仙人の遺した石盤にまつわる罠(トラップ)を、僕なりに分析したんだけど、愛と憎しみとは結局は人の感情を起点にするエネルギーであり、向かう先…方向性が違うだけなのだと論じました。ここから先はまだ書いてないけど、その先に「愛とは何なのか?」が在るんですが、まだ時合じゃないのでもう少しお待ち下さい。簡単に言うと同じモノを違うモノとして勘違いさせるのが「六道仙人のトラップ」であり、ナルトとの闘いの中で我愛羅はそれに気付かせられる訳です。

その気付きの中で我愛羅は愛に目覚め、自らの過ちを戒めるに至るのです。そして、戦闘大連隊の隅々の忍の心を揺さぶる言葉を吐けたのです。どっかの素人政治家が檜舞台で原稿に目を落とし、相手を見れずに結局何一つ伝えられずに汗を流したのとは根本的に違う。我愛羅は心を声にしたのです。全ては同じモノだと訴えただけなのです。それはナルトが我愛羅にかました頭突きと同じ。愛は力であり、力は愛なのだと伝えただけなのです。その意味で我愛羅は既に脱したのです。この場に居る隊長連が一言も語らず我愛羅を見つめるのは多大な共感を寄せる最大の賛辞に他なりません。そう言えば世界を「子供」と蔑んだペイン(長門)もナルトに変えられたな…。これ以上詳しく書けんけど、ま…そう言う事です(笑)。


「オレを救ってくれたその友を
今敵は狙っている!!!
彼が敵に渡れば世界は終わる!!
オレは友を守りたい!!
そして
この世界を守りたい!!


世界を守るには
オレは若すぎる!浅すぎる!
だから…
皆の力をかしてくれ!!」(我愛羅)

「もちろんだ
我愛羅様ァァ!!」

「オオオ!!」

<オオオオオオオオ>

<オオオオ>


「さっきはすまなかった…」(忍A)

「…ああ
……オレも悪かったよ………」(忍B)

「我愛羅様…!」

<オオオオオ>

(立派になったな…我愛羅!)(テマリ)

圧巻の演説を静かに見届けるテマリが乙女姉さん(坂本龍馬の姉)のように見えました。彼女はカンクロウと共に我愛羅の憎しみに直面しながら最後まで見限る事なく付き合った肉親だから、我愛羅の中の力の変質が誰よりも解るのだと思います。愛って与えるものだから、誰かに与えられてる事に気付けなければ一生理解できませんて。だからこんなにも沢山の人にてんこ盛りで愛を与え続けられるナルトって異常者なんです。そして、その陰にナルトの中の九尾と、それをパッケージングする「八卦の封印式」がある訳。これを「チート設定」と言わずして何を「チート」と言えましょうか(笑)…と、孤独を感じながら僕は持論を展開し続けてる訳(笑)。兎に角、我愛羅は立派になったな(遠い目)。


<オオオオオオ>

「同意する者はオレに続け!!」(我愛羅)

<オオオオオオオオオオ>

最近、ホントにこんなで『NARUTO -ナルト-』はどうなっちゃうんだろーと心配してました。正直、言うと…。事実、感想をまともに書けないくらい落ちてた回も最近ありましたし。このまま黙ってバックレようかと思った瞬間は数知れずありました。その嫌な流れの中に在って我愛羅の心に響く演説は何とも言えない味わいがして救われた気持ちになりました。ま…救われる状況ってどうよ?と真っすぐに突っ込まれると痛いですが、凄く良かったじゃない。純粋に我愛羅の言葉…心の叫びに共感しました罠。かくして忍連合軍の主力である戦闘大連隊の士気が猛烈に上がるんですが、やっぱ”暁”のずっこいやり口をしっかり想定して対策練って、ちゃんとした作戦立てて貰わんと困ります。気持ちだけで勝利はないでしょう。

既に敵が穢土転生を使用する可能性が提示されてるんだし、一尾から七尾までの尾獣のチャクラを後ろ盾に禁術兵器を使用する想定だって欲しいです。それを織り込まないで力押しするだけの無策は見たくないです。ペイン六道の襲来で木ノ葉隠れが蹂躙され、どマグロになった木ノ葉の忍の前例もあるし、忍術やチャクラという概念がある以上、忍の戦いは数があまり大きな意味を持ちません。ここはしっかりとオオノキ、エー、綱手といった高齢者の三人寄れば文殊の知恵で的確かつ大胆な作戦をもって押し寄せる穢土転生部隊と白ゼツに強烈なカウンターパンチを見舞って欲しいんだけど、これまでも似たような期待をして呆気なく裏切られた事が数知れず、この人達に「教訓」という言葉はあるのかと不安ばかりが募ります(笑)。


「オオオオ!!」(ナルト)

「やったってばよォ!」(ナルト)

「やるじゃねーか」(キラビ)

<グラ><グラ>

「ならこれから最後の修行…
寂しくてやるせない♪だがやるぜ♪」
(キラビ)

「!?」<チリ><チリ>(ナルト)

それで島亀の中のナルトの修行シーンですが、九尾チャクラの完全覚醒モードに入ったナルトが島亀の外で起こってる事を何で感知できないのか解りません。感知系のモトイすら気付けない鮫肌に潜む鬼鮫の「悪意」を感じたのに、キラビの指導で岩のブロック積みに没頭してるから…ってのは理由としては納得できんのですが、堅い事言い過ぎっすか?(笑)しかし、キラビの意味深なセリフが、実は九尾の「特殊性」に言及するものじゃないかと気に病んでおります。何だかキラビに微妙な「お別れフラグ」が立ってますよね。九尾って外道魔像に一番最後に封印しなきゃなんないルールがあった筈なんですけど、例の「陰陽遁」の説明であった「万物創造」に関係してると…だからミナトはナルトに「九尾の陽のチャ<ザザザ…ザザ…>


<ザザザザザザザザ>(戦闘大連隊)

<ザザ>(感知・情報部隊連合)

<ヒュー>(奇襲部隊)

<ズーズ>(感知・情報部隊結界班)

「第四次忍界大戦…我々が勝つ!」(エー)

<フワ…><フワ…>「当たり前じゃぜ!!」(オオノキ)

「ああ!」(綱手)

…ってバカーァ!!あれ程、よく考えて作戦練って力押しをするなと戒めたのに、隊長が先頭切って戦闘大連隊が疾走してるし、目立つ陸路を後方支援部隊も感知・情報部隊も走りまくってますし。奇襲部隊もサイの超獣偽画の鳥ちゃんに乗っかって飛んでますし、こんな所にデイダラのC4カルラでも投下された日には被害甚大じゃなかですか!!そんで、いのいちさんと青が練ってる大きな球体がフツーにおやつのアイスクリームだったりしたら間違いなく負けです(笑)。やる気満々のオオノキ、エー、綱手のスリーショットですけど、ホントにこの子らちゃんと考えて行動してるんかしら不安で不安で…(笑)。次号、一気に忍連合が敗戦したところからお話が始まらないように祈るばかりです。

キラビの意味深については捕捉で書きま(ry


 
 
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第516話「我愛羅の演説」(前編)

 
「!
動いた!それもかなりの数だぞ!!」(トクマ)

「アンタ達はすぐに本体と合流しこの事を!
私は残ってこのままアジトの探索をやる!」(アンコ)

「しかし一人では危険すぎます!」(ランカ)

「うるさい!いいから行け!!」(アンコ)

<ザザザザザザ>

<フシュー>

<ジワー>

いよいよカブトの穢土転生部隊が動きます。日向一の白眼使いのトクマだからこそ、逸早くその動きが察知できたのでしょう。基本、僕はトクマみたいな地味だけどしっかり仕事をするキャラって好きです。特にトクマはお気に入りです。『NARUTO -ナルト-』がいつか終了しても、こんな魅力的なキャラのスピンアウト作品が拝見できる機会があれば嬉しいな…と思います。一頁目は墨入れが追いつかんかったんでしょうが、荒々しく感じられるエンピツ?の線描が逆に男っぽくて良いと思いませんか?角都が背中を曝した時も「忍者武芸帳」を思わず夢想しちゃったけど(キッ神はそう言うのを払拭したいんだろうけど)、個人的に好きなんだから仕方ない(笑)。それと僕なんかが忙しいと愚痴るのはキッ神に失礼だと思いました(汗)。

エーッと、先陣を切って飛び出したのが元人柱力(二位ユギト・フウ・ウタカタ・ハン)、元”暁”(角都・イタチ)、雨隠れ山椒魚の半蔵。しかし、お初のキャラや謎の多いキャラが多数混ざってて、この子らの戦闘シーンを綿密に描いていったらどんだけ時間があって足りそうにありません。下手したら読み手側が穢土転生を使って分散処理でもしないと追いつきません。昔、週ジャンで「アストロ球団」ってのがあったけど、野球の試合を一試合描くのに数年を要した超人野球漫画(この作品でも”無七志”なんてジミーだけどイケてるキャラがお気に入りでした)があったけど、それを遥かに超える長編になって、もしかしたら「こち亀」を超えちゃうかも知れません。だから端折る確立が高いと思う…期待してる(笑)。


「再不斬さん………」(白)

「ああ…
ここはあの世じゃなさそうだ」(再不斬)

「意識はハッキリしてるのに…
体は勝手に動いてる…」(白)

「こりゃ禁術…穢土転生だ
オレ達ゃ
何者かによってまたこっちの世界へ
呼びもどされたって事だ…
つまりこれから闘う事になる」

「死人まで利用するか………
そんなヤローに利用されるとは……
気にくわねェ…」(再不斬)

イタチが余りにも小さく扱われてるのはすっごく不満だけど、「白」と再不斬があの世で一緒に居られた風なのは嬉しい限りでした。「白」は少し体が大きくなったのでしょうか。穢土転生が魂の形に塵芥が纏わり付くように召還者を表現するので、「白」はあの世で過ごし少しずつ大人になってたのかな。それが何の戸惑いもなく再不斬に語りかけるんだから、二人はきっと穏やかにあの世で睦まじく過ごしてたんじゃないかと思います。魂が離れないように寄り添うように二人は繋がっていたんじゃないかな。嬉しいな。「白」はナル×ジャンを初めて真っ先に手を付けたキャラで、そもそも「白」が書きたくて始めた感も在り、こんな形での再会はアレだけど、ま…「白」と再不斬が一緒に居れたのは嬉しい。

ちょっと気になるのは穢土転生を召還された忍が知るものが居る事実。それと魂がかなり自由に考えられる点。堅苦しい話になるけど「陰陽論」というのがあって、人の死とは肉体と魂の分離であると説明しています。また脳科学では心を脳の機能と位置付けていて、魂とは別だと思われます。ここちょっと不整合なんだけど…だって脳科学が魂を証明していないから(笑)…肉体=陽と魂=陰(厳密には霊体かも)を分離する屍鬼封尽で、ミナトは更に陰陽分離を重ねてナルトに九尾の陽のチャクラを遺すんだけど、その時分離したのが陰中の陰たる心だったのかな…と、僕は勝手に考えています。だから、単純に死んだこの子らは心も残しててこんな風に自由に話せるのかな…と思います。


「お前達は奇襲陽動正体だ
空から行け!」<シュー…>(カブト)

「サソリとデイダラは
トラップ爆破と敵襲」(カブト)

「!」(中吉)

「霧の中吉と木ノ葉の”根”は感知とサポート」(カブト)

「…何だ…コレは?」(根)

<ザッ>「お前ら”暁”だな…
…言っとくがお前らの好きに
こっちが動くと……」(中吉)

<スッ>(カブト)

「!!」<ビクッ>(中吉)

「………」<ガクン>(中吉)

カブトが呼び出した大勢の穢土転生部隊にどんだけチャクラを使ってるか?とかの説明がまだないんだけど、制御系はある程度個別にコントロールできるみたいです。霧の中吉ってもしかしたら”暁”に殺されて死の直前の記憶が残ってて即座に目の前の敵を”暁”と断じたのでしょう。しかし、カブトが印を結んで黙らせてしまいます。恐らくクナイに結びつけたお札でコントロールしてるんでしょうけど、やはりそれにはカブトのチャクラが消費される筈です。そして、その対象が大勢居る以上、カブトのチャクラ量やスタミナを説明しないのは狡いです。もっとも穢土転生自体がメチャクチャ狡いのであまり堅い事を言っても仕方ない!!(笑)。多分、制御系はプログラムを駆使して自動処理を大いに取り入れてると思うけど。


「こんなヘロヘロのもやしヤローに
利用されるとは”暁”も地に落ちたな…
しかも生き残ってんのが
ゼツとオレの後釜のトビって奴だけか…」(サソリ)

「永久の美が芸術だとかのたまってたくせに
死んだ旦那がえらそーな事を言うなっての…うん!
だいたいあんなでかい弱点胸にくっつけてんだから
うん!」(デイダラ)

「デイダラお前殺されてーのか!」(サソリ)

「だからもう死んでんだよ
旦那もオイラも…うん」(デイダラ)

サソリがやけに大人びてますよね。これはチヨ&サクラ戦で見せた本体が若き日の自分を象った人傀儡だった為で、魂の形としては大人びた感じが出るのだと思います。しかし、デイダラとの掛け合いは在りし日のままで、ボケのサソリに突っ込みのデイダラが絶妙に噛み合っています。しかし、死者の魂を召還して戦力にできる穢土転生は物理の大原則である「エネルギー保存の法則」に思いっ切り反するから、例えば生贄の人柱の力量や穢土転生の発動者(カブト)の力量に上限を制限されないと納得できません。でも、死んだ人は決して生き返る事はありませんので、『NARUTO -ナルト-』を楽しんでいる少年少女には異世界(二次元)のお話なんだよ…と理解して頂き、あまり肩肘張らずに僕も楽しもうと思います(笑)。


<スッ>「こんなで本当に大丈夫なのか?」(トビ)

「あまり穢土転生の数が多くて
コントロールするには少々大変でね
今は移動に集中してコントロールしているだけだ
最終的にはボクが全て仕切る」(カブト)

「戦闘になった時は
人格を消し殺戮人形になる…心配いらない
まあキャラを見てたけど…
そうしない方がいい場合もある
…感情を残せば敵の乱れが生じる
…そこを突く」(カブト)

デイダラとサソリの「ココ笑うとこでしょ!!」を見事にスカしてトビはカブトにそっと近付いて小声で相談しています。もうその機微が僕はおかしくて(笑)。またそれにカブトが真顔で応えるもんだから辛抱堪りませんでした。そして、その一部始終をサソリとデイダラがジトーッと観察してて、「僕ら面白くない?!」と不安になってるかも知れない絵を想像して笑いました。ここセリフだけを換えれば見事な四コマですね。誰か絵の上手い人、描いてみて僕に提供してくれませんかね。ネームは僕が居れますんでブランクで結構ですから。「こんなヘロヘロの…」から「…そこを突く」までの四コマ。ここは腑よじれ系のパロディになると思うんですがどうでしょう?このままギャグ漫画に一直線にはならぬように祈ります(笑)。

しかし、出て来る忍…特に大蛇丸と関係してた忍がもれなくカブトを「もやしヤロー」とバカにしてますよね。きっとそのくらいカブトは「もやし」を装ってたか、ホントに「もやし」だったんだと思います。しかし、そんなカブトが大蛇丸の細胞を取り込み激変した…これって歌手の長渕剛さんみたいだな…と、僕は考えてまして、その昔「純恋歌」を歌った弱々しくも清明だった青年が、筋骨隆々で肉食獣(世に言う肉食系と草食系?)に変貌を遂げた中には「コンプレックス」というものが存在すると思うんです。それはアイデンティティを獲得する燃料やらエンジンでもあり、また道を違える危険性を孕んだ意地悪な道標でもある訳。これは長渕さんを評価するものではなくて人って変わるんだなーの好例ですんで。





カブトが体を張ってアイデンティティってものを示してると、僕は考えてるのね。基本、人は誰かになるんじゃなくて自分になれば良いと、僕は思う人なので、誰かを自分の中に入れるのは「馬鹿な事を…」とヤマトみたいに思ってしまう訳。ナル×ジャン的には「終末の谷の決闘」の終撃でしっかり書こうと思うので、今日はこの辺にしときますが。ただ長渕さんをこんな風に示すのは失礼な事かも知れないけど、僕もファンの一人でありまして、僕はぶっちゃけ昔の長渕さんの方が好きなんです。ただそれだけなんで誤解なきように願います。それに彼の変化が失敗だなんて思ってませんし、それを評価しないと示しました。評価とは自分が下すモノで、誰かが下すものじゃない。そしてそれがアイデンティティなのだと口を酸っぱくし(ry


<ザザッ>

「あなたはダンさんじゃ!?」(アスマ)

「ああ…
オレ達の共通点は死人って事だ
生きた人間を生贄に死者の魂を呼び寄せる禁術に
かけられてる」(ダン)

「一体何があったんだ?」(ヒザシ)

「………」(アスマ)

「いやな予感がする…」(アスマ)

アスマはきっと自分がシカマルに仕掛けられる事を感じてるんだと思います。ダンは綱手に…ヒザシはネジに…それらが写輪眼と自白剤によってヤマトから引き出された情報に拠って構築されてる事を僕は疑いません。ちなみに、カブトが輪廻眼に対して写輪眼とトビの能力を示したのは、トビが万華鏡写輪眼を持っていない確証にも近く、その決めつけがカブトがトビに対して持つアドバンテージであり、唯一今回、穢土転生で呼んでいない「うちはマダラ」を逆説的に表現してるんだと、僕は考えています。それと、デイダラがオオノキと既に交戦してるので忍連合軍としては穢土転生の対抗策を練ってると考え…たいです…が、『NARUTO -ナルト-』の忍の戦術は甘いのであまり期待しないようにして下さい。


「白黒ゼツは
連れていかないのか?」(カブト)

「ゼツはサスケの見張り役として置いていく…
戦争のスキにお前に連れていかれんとも
かぎらんしな」(トビ)

「フッ」(カブト)

白黒ゼツと白ゼツ(ゼツのクローン部隊)と上手く別けましたね。白黒ゼツは僕が考えるに、黒ゼツがオリジナルで、柱間の生きた細胞の生命力と黒ゼツの胞子の術…黒ゼツが体の半分を供出するような形で進んだプロジェクト?…を組み合わせて生み出したオリジナル黒ゼツのクローンで、六道の力=陰陽遁によって創られた生命の第一号だったのかも知れません。そしてその技術と尾獣のチャクラによってクローン部隊が製造された筈です。ところでカブトがサスケを狙ってる可能性をトビが考慮していています。しかし、これって大蛇丸の欲求だよな…と僕は考える訳。もしかして、カブトの無尽蔵のやる気…ちゅーかチャクラのケツを大蛇丸が支えてるのかな?と、疑り深い僕はどうしても疑ってしまうのです(笑)。

ゼツの移動は地中に張り巡らせた地下茎を使うのではないかと思います。これは尾獣のチャクラを格納した外道魔像と臍の緒(臍穴から伸びる棘)で繋がれた蓮華座の根で、少なくとも”暁”が活動してた過去に遡って時間をかけて世界中に張り巡らされた可能性が高いです。きっとこの地下茎を使って白黒ゼツは神出鬼没に世界中を探索してたんじゃないかと思います。そして、そのネットワークを利用して白ゼツクローンが移動する訳で、これは忍連合の想定にあるんだろうか?かなり不安です(汗)。大蛇丸がまとめた”暁”のスペックの記載されたアンチョコがカブト経由で木ノ葉に渡ってる筈ですから、それを読み取ってちゃんと対処してて貰いたいんですが、何せのんびりしてるからなー『NARUTO -ナルト-』の忍は…。


「白ゼツの10万は地中を走らせる……
大軍がゾロゾロ動いたのでは目立ちすぎる」(トビ)

<ズズズズ…>

<ズズズズ………>

<ズッ…>

「ならボク達も出発しよう…
…さてまずは…」(カブト)


(すみませんアンコ隊長!!
どうか無事でいて下さい!)<ザザザ>(ムタ)

「!?」(アンコ)

<ザッ>(アンコ)

(潜影多蛇手!!!)<バッ>

そしてカブトはいきなりアンコに向かいます。これって白蛇の細胞によって強化されたカブトの感知能力に拠るモノだと思うんですが、カブトはアンコを狙い撃ってます。しかし、先に書いたように大蛇丸の影響を受けてる…と思うんです。っていうか、大蛇丸に焦がれるアンコにカブトは興味があって、自分の手で弄りたいと思ってるようなんです。これって「悋気」の一つだと、僕は思うんだけど。つまり、カブトは今も大蛇丸に魅かれてる事になる。乗り越えた筈なのに。やっぱ別れても好きな人なのかな…と、兎角、恋愛って深いなと、僕は感じ入るのです。が、ここでカブトがアンコをどうするかが大きなポイントになると思われます。ぶっちゃけ殺すか殺さないか…第四次忍界大戦の行方を左右する程にデカイです。


「…あ…そ…こだ…」(中吉)

「やっぱりカブトの言った通りだ
2時の方向…3匹発見」(デイダラ)

<バサ><バサ>


「!!」(トクマ)

「どうした?」(ムタ)

<ザザッ>「ムタ!ランカ!
お前達はそのまま走れ!
ここはオレが足止めする!」(トクマ)

一応、油女の蟲使い(大きなツボを担いでる方)をムタ。ちょっと影の薄い忍をランカとしています。恐らく、霧の中吉は感知系の忍で、チャクラのアクティブホーミングの形式で逃走する木ノ葉の偵察小隊を捕捉し、そのチャクラの照射をトクマの白眼が見逃さなかったのだと思います。それで足止めを買って出るんだけど、これって死亡フラグっぽいですよね。日向は白眼と同時に体術が得意です。その組み合わせに弟系の仙人の肉体に写輪眼を元に最適化(反動が少ない)した眼を載せた日向一族を感じてまして、弟系の千手と共に居る瞳術としての異彩を放つ日向一族の存在感があると、僕は考えています(白眼→写輪眼はプロパガンダ)。でも、そんな事どうでもいいから、死ぬな!!トクマ!!

長いので一回、切ります(後編に続きます)。


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元…”暁”のメンバーNAVI(ep515補足)


連日書いた「元…”暁”のメンバー」は楽しんで頂けたでしょうか。カブトの穢土転生で召還されたメンバーの中に大蛇丸、小南、鬼鮫(鬼鮫はうっかり忘れてたんですけどね)が居なかったり、元里影の召還で歴代火影が軒並み除外されてたりと、それぞれの集合のサークルが折り重なる部分に◯◯◯が居ない!!それに気付いた時、背中に電気が奔った!!僕はその瞬間、◯◯◯が生きてる事を確信したんです。ま…あの時流した涙は何だったんだよ!!みたいな釈然としない気持ちもあるけど、◯◯◯のペイン戦の終盤。それと予言に翻弄された◯◯◯の人生、生き様に纏わり付く違和感に◯◯◯自身が気付いてるんじゃないかと、僕は疑念を抱いていました。◯◯◯の仙人モードの融合は妙木山の監視だしー。

だから、ナルトの戦術修行で大ガマ仙人の予言を「じじいの戯言」と吐き捨てるシマさんが不参加で、フカサクだけがナルトに融合しようとするんだけど九尾のチャクラに拒絶されましたよね。あれは◯◯◯→ミナトのラインに何らかの意図があって、八卦の封印式に指向性を持たせてたんじゃないかと、僕は考えてるんですね。同じようにペイン・畜生道を仕留めた後、ワザワザ蝦蟇瓢牢の外に出る必要のない◯◯◯がノコノコと表に出て返り討ちに遭ってしまう。あの無意味は八卦の封印式がフカサクを拒絶した描写と似てると思うんです。◯◯◯は死ぬ必要があったんじゃないのか?死んだ事にして身を隠す必要があったんじゃなにのか?…ぶっちゃけ、妙木山との腐れ縁(義理?)を断ち切りたかったんだと。

それがカブトの穢土転生の条件と、呼ばれたメンツの解析で「予感」から「確信」に変わった…。だから、この考察の始めに◯◯◯がありきだったんだけど、それを最後の最後まで我慢するのがしんどかったです。それを皆さんに気付かれないように、大蛇丸だとか小南だとか騒いでた訳。ちなみに弥彦が呼ばれないのは、長門が呼ばれたからで、長門が発動する「ペイン六道」によって弥彦らはまた口寄せされる事になると思います。その時、輪廻眼は長門に在るかが気になる所で、同じようにイタチの万華鏡写輪眼も再び開くのかが気になります。輪廻眼はトビに回収されましたし、万華鏡はサスケに移植されてしまいましたから、穢土転生が魂のあるべき姿を塵芥(ちりあくた)で再現する術だからあるんだろうな…。

設定がズッコ過ぎるんで予想のしようがない(汗)。でも、ま…僕は◯◯◯生きてる!!生きてるかも知れない!!を叫びたかったのね。それをどんだけ衝撃的にお伝えするかが今回の考察の腕の見せ所だったんです。だから我慢に我慢を重ねて粘りに粘った。まるで一人二役濡れ場を再現するような…つくづくものを書くのとエッチは似てるなと感じました。昔はこのくらいのお話は一本で書き切れたんだけど、最近の忙しさはそれを許さず、加えて僕の精神の筋力が弱り、よる年並はやや早漏傾向に(ry そんなこんなの諸事情で分割でアップしてまして、できれば一本で上げたい気持ちは山々なれど、どうかご辛抱下され。また折りを見つけまてしっかりと一本筋の通ったお話が書けると思いますれば…。

きっとエッチの次にはアイが舞い降りますんで…。

「元…”暁”のメンバー」を①~⑤まで順に味わってみて下さい。

元…”暁”のメンバー①

元…”暁”のメンバー②

元…”暁”のメンバー③

元…”暁”のメンバー④

元…”暁”のメンバー⑤

 
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元…”暁”のメンバー⑤(ep515補足)

 
…で、もう一人、穢土転生で呼ばれなかった元…”暁”のメンバー鬼鮫です。実は鬼鮫を忘れてて、メッセージで教えてもらって青くなりました(笑)。…つー事はですよ、小南が呼ばれなかったのはトビの美談じゃなくて、カブトの準備が間に合わなかった可能性が高くなりました(汗)。恐らく、穢土転生には生前の肉体の一部…例えば喉仏とか心臓とか…が必要なんじゃないかと思います。トビをビビらせた穢土転生のコマ…恐らくマダラだとは思いますが…が出た時、「キサマ…それをどこで手に入れた!?」(ep490)と狼狽えましたよね。あれってマダラの遺体にアクセス出来る筈ないのに…みたいな驚きだったんだと、僕は考えています。それで鮫に食い尽くされた鬼鮫の「何か」をカブトは回収できなかった。

小南は生きてて欲しい…何処か静かな場所でのんびり過ごしてて欲しいんだけど、女性だし、スッピンを見られたくない症候群か何かに感染ってて、死後自動的に死体が消去されるような…リアルではパソを第三者がスタートアップした場合(パスワード要求)、ハードディスクをキレーに消去してエ○画像が遺族に見つからないようにするソフトが存在します…トラップを仕込んでて跡形もなくなっちゃたから穢土転生の召還を免れたのかも。しかし、カブトの穢土転生部隊のメンツを見ると、木ノ葉隠れのアスマとか国葬レベルの葬儀をした忍が混ざってるので、木ノ葉内部に大蛇丸と繋がった輩が存在してた事実が浮かび上がります。ま…ダンゾウの”根”であろうかとは思いますが、そんなのが各里にもれなくあった訳だ。

鬼鮫と小南は時期的にカブトの穢土転生のリストに載らなかったのかも知れません。丁度、カブトもトビとの交渉やらの準備で忙しくてそれどころじゃかなったとか、何処かで線を引かないとキリがありません(笑)。それで大蛇丸はどうも十挙剣に封印されてしまって呼び出されなかったっぽい。封印による穢土転生の制限は、元里影で火影が未召還で、初代、二代目、三代目、四代目とも尽く屍鬼封尽絡みで戦死(初代と二代目の穢土転生をヒルゼンが屍鬼封尽した)しておりまして、五大国で唯一(霧隠れは元人柱力メンバーでやぐら=元水影様が登場/消去法だけど、包帯巻き角都風は土影)里影が呼ばれない木ノ葉も不憫ちゃー不憫ですが、これは穢土転生の理屈を考える場合、非常に興味深いです。

①召還には生前の肉体の一部?が必要。
生者=死んでいない忍は呼べない。
③魂が封印されてしまった忍は呼べない。

つまり、カブトの穢土転生で呼び出されたメンツを分析すれば、どうしてこの忍は呼ばれないの?ってのがあぶり出される訳です。手練と言うならうちはマダラを呼ばない筈ないし、呼ばれないのは生者の証拠となり、トビに好都合です。基本、竹馬の友みたいなゼツがトビをトビと呼ぶんだから、トビはマダラじゃないと思いますが、カブトにうちはマダラの穢土転生を公衆の面前に曝されてはメンツが立ちません。ゼツクローンで勝負懸けるんだから大義なんて必要ないから、これはトビのアイデンティティの問題だと思います。…というか、トビがうちはマダラの夢を実現させようとする信奉者であって、”暁”の行動がうちはマダラの夢と重ならなければならない義務感がトビにはあるように感じます。

死後、充分に時間があり、大蛇丸のアンテナに擦る忍…強いとか、美しいとか、希有な血継限界を有しているとか…を大蛇丸は収集してたと思うんです、その資産がカブトがお大尽に呼び出した穢土転生部隊を構築してるんでしょう。大蛇丸と深い関係にあって強くて光り輝いてた忍で、既に死んでて、しかも魂を封印されていない忍が呼ばれてないのは、大蛇丸本人が呼ばれてないのよりも、小南や鬼鮫が呼ばれないのよりも何千億倍もオカシイです。あの人は死んだ…僕は泣いた。週ジャンを開く手が止まり、身体がワナワナと震えた。月曜日、その夜、ネットに激震が走ったのは今も生々しく覚えている。彼は身体の急所と言う急所を貫かれ、喉を潰されて、それでも暗号をフカサクに託して逝った…筈。

しかし、穢土転生で呼ばれなかった…。

自来也は生きている…予感が確信に変わった瞬間。

元…”暁”のメンバー(ep515捕捉)了
ナル×ジャン ケルベロス

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元…”暁”のメンバー④(ep515捕捉)

 
いろいろと考えてると、どうも大蛇丸が穢土転生で呼ばれないのは魂が十挙剣によって封印されたからだと考えるのに合理性があるな…と、今のところは落ち着いています。例えば…サスケに取り込まれた大蛇丸がコピーで、オリジナルが別の場所に安置されていた…なんて更なる提示があれば別ですが、うちはのひよっこである呪印状態2のサスケごとき…ごときに大蛇丸が切り刻まれて屠(ほふ)られたのが事実ならば、大蛇丸が穢土転生で呼べなかった理由は十挙剣封印で確定します。ナル×ジャン的にはそれじゃー夢がないんだけど…だって…僕は大蛇丸がラスボスかも知れない…と考える人だから(笑)。ま…彼だけじゃないんだけど、ラスボス候補…真っ先にトビが除外されてるのがナル×ジャン流です(笑)。

ところで、元人柱力のメンバーですが、穢土転生で呼ばれた人柱力の中に尾獣が存在するならば、幻龍九封尽で尾獣を抜けば無尽蔵に尾獣のチャクラが引き出せる事になります。そもそも人柱力の死とは尾獣を抜かれた事に拠りますので、穢土転生で呼ばれた元人柱力メンバーは我愛羅が尾獣のチャクラを発揮する方式…つまり、尾獣を搭載する事に拠って一代限りの血継限界チャクラを有する忍という判定になると思います。尾獣の搭載で経絡系は軒並み強化されててパネー力量があると考えて良いでしょう。ただ尾獣が発する無尽蔵とも思えるチャクラ(高速増殖炉系)は無いでしょうから、尾獣ネイティブのチャクラを完全にコントロールできたキラビやナルトの完全覚醒モードには遥かに及ばないと考えます。

「その他モロモロ名のあった手練達だ」(カブト)

それで…小南…です。「その他モロモロ」まで呼び出す「ネコの手」の状況で、腐っても鯛の元…"暁"のメンバーである小南を呼ばないのはオカシイ。特に広域展開して早期警戒やスパイ活動を得意とする小南ですから呼んであげても良いのに…と思いますが呼ばれてません。カブトが小南を知らないから呼べないようでも無さそうだし、最近しんだから準備ができなかった…てのも長門を呼んでんだからと消去されますね。それに小南は封印された訳じゃない。トビに注射器みたいな武器で後ろから刺されて倒れた…。封印されてないんだから穢土転生で呼ばれない理由は一つ。そう…死んで無い。小南は生きてる事になります。ここ決定的に大蛇丸と違います。大蛇丸と小南の未召還は全く意味が違うのです。

小南が生きてる…ってところにトビの善良さが在るんじゃないかと思えて来ます。トビは六道の力でドライブする写輪眼(三つ巴)で小南から情報を取り出し、その後、瀕死の状態の小南を蘇生して立ち去ったんじゃないでしょうか。輪廻眼・長門の在り処が判れば良いんだから。それに長門と弥彦の骸を包むように咲く式紙の花束が散らなかった…。トビは輪廻眼を返して貰えば良かったから、小南を殺す必要はなかったから、生かしてあげたんじゃないかな…そうだったら良いなと、僕は考える人なんです。それが長門の死に顔に「嘲笑」を見たトビのせめてもの罪滅ぼしだったんじゃないかと思うんです。その微妙さに幾許かの善良さ…第四次忍界大戦のトビの「大義」が隠れてるんじゃないだろうか(続く)。

 
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元…”暁”のメンバー③(ep515補足)

 
「と…その前に
このヤマトから情報を取り出すのが先だ
ただし殺さないでもらいたい
ゼツ達をさらに強くしたいならね」(カブト)

「輪廻眼人間道の術を使えば
簡単に情報を取り出せるが…こいつが死ぬ…
ゼツを強くするには生かしたままの方がいいって事か?」(トビ)

「ああ…」(カブト)

第515話「大戦、開戦!」のトビとカブトの微妙なやり取りに僅かながらヤマトにさす光明を、僕は感じています。僕はヤマトがカブトを哀れみだけで心を向けていたとは思っていません。大蛇丸の細胞を取り込み、その細胞に侵蝕される恐怖と自己の鬩ぎあいに自分を感じる道を自ら選んだカブトと、選択不可の運命…実験体として生を受けたヤマトでは重なる部分は少ないけれど、ヤマトは自分の運命が余りにも壮絶である事を誰よりも感じているから、自らそんなイバラ道に足を踏み入れたカブトの選択が愚かしく思えたのだと思います。その上で、カブトが感じる痛みを誰よりも感じれるのもヤマトであり、その感情移入たるやもう一人の自分みたいな近しさが無意識のうちに心の中に堆積したんじゃないでしょうか。

それをカブトも充分に感じていたんだと思う訳です。八尾と九尾を奪取に向かったかと思えば、その足は一直線にヤマトに向かいましたし、トビの前に転がしたヤマトを如何にも殺さないように水を向けるカブトの態度に、トビは大蛇丸の存在を大いに感じ困惑すらしています。大蛇丸は”暁”の深部…トビとゼツの解析をトビが想像していた以上に進めていたのです。つまり、大蛇丸の視線は”暁”の転覆をも望んでいた訳です。そして大蛇丸の腹心の部下であり、大蛇丸の細胞を移植し、今や大蛇丸のバックアップとも言えるカブトが大蛇丸の研究データや穢土転生を使ってトビと交渉してるようなもんです。トビにとってカブトは「諸刃の剣」のような存在でありましょう。それが主力のゼツクローンの深部にアクセスしている…。

「ボクが作った柱間の力を抑制する薬さ…
大丈夫ゼツ達には使わない」(カブト)

(ずい分と
こっちの手の内を調べてやがったな
…大蛇丸め)(トビ)

このセリフを聞いたトビは何とも言えない恐怖感を味わった事でしょう。ヤマトが外道魔像の蓮華座の下の柱間の細胞に組み込まれゼツクローンが強化されたようですが、ヤマトが為すすべもなくカブトに捕獲されたように十万のゼツクローンを一瞬にして沈黙させ得る「毒」をカブトは所有しているのです。ちなみに既に生成されていたゼツクローンが後付けのヤマトによって強化されたって事は、ゼツクローンはスタンドアローンで稼働する生命ではなくて、外道魔像の蓮華座に深くリンクするペインのような形式で稼働する傀儡なのかも知れません。その方が絶えずアップデートが可能ですからフレキシブルな運用ができるメリットがありますね。逆に蓮華座を叩かれたら脆い…トビがカブトを恐れる理由はそれでしょう。

ちょっとお話が逸れちゃったけど、輪廻眼でスペックアップしたトビのタクトがいつの間にかカブトに移ってますよね。トビの主力であるゼツクローンにもカブトの手が入ってしまいましたし、戦局に大きく関わる穢土転生部隊は完全にカブトの管理下に在ります。もしもカブトが裏切ったら大戦は一気に終了する危険性を孕んでいます。ここまでトビを譲らせたのもカブトの穢土転生のマダラだろうし、ヤマトを柱間の細胞に接続を許したのも穢土転生部隊とのバターだろうと思います。兎に角、カブトの穢土転生は異常に強力であります。同時にその術精度も相応に高いでしょう。だからこそ、穢土転生で呼ばれなかった忍に、僕は拘りたいのね。そして、呼ばれなかった元…”暁”のメンバーのもう一人が小南なのであります(続く)。

カブトの裏切りを臭わせるヤマトの扱いが光明♪
トビを困らせるカブトの戦略が巧妙♪(キラビ風)


 
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元…”暁”のメンバー②(ep515補足)

 
「そして元人柱力のメンバー」(カブト)

(老紫・やぐら・フウ・ユギト・ウタカタ・ハン)

「さらに元五影前任者達…」(カブト)

(元…土影?・雷影・風影)

更にカブトが穢土転生で呼び出すメンツが穢土転生の何たるかを示します。その前提として第四次忍界大戦の「ネコの手も…」の状況があるんですけど、一応、カブトも出し切った結果だと僕は考える事にしています。ま…その前提で考えると、元人柱力メンバーと元里影の描写が非常に合理性を帯びてる事が判ります。合理性…ってのは、穢土転生で呼ばれるのはイコール死亡確定という事です。元人柱力は生者のキラビとナルトと、チヨ様の禁術によって蘇生された我愛羅を除く六体で、確かに死んだ忍が呼び出されています。しかし、ここで疑問なのが穢土転生で召還された人柱力のスペックで、尾獣を抜かれた結果、戦死した人柱力が尾獣のチャクラを発揮するべきではないと思うんです。

そのケーススタディとして我愛羅の蘇生後の力量がある筈で、我愛羅が一尾を抜かれた後も砂(砂遁)を操れる理屈で、二尾から七尾までの穢・人柱力もそれぞれの尾獣のチャクラを発動できるものと思います。尾獣を忍に搭載する意味には、尾獣のチャクラ(血継限界チャクラ)の一代限りの獲得の意義が在り、人柱力を男にするのか?それとも女にするのかは甚だ問題であると、僕は口を酸っぱくして訴えようとして頓挫してる考察がありましたっけ(頓挫してるのに口を酸っぱくして…はなかろう)。そこには「ひとり○○と増○」の意図があるんだと思うけど、また機会があったら「男か女か…それが問題だ」は追記していきたいと思います。あれはあれで面白い落としどころが、実はあるのよ。

そして、もっと面白いのが元里影の召還です。明らかに柱間と扉間、四代目のミナトが居ません。霧隠れの水影は既に人柱力のカテゴリーで登場してるから、火影を除外すると、消去法で包帯でグルグル巻きの角都チックなおっちゃんは元土影とするのがナル×ジャンの見解であります。残りは八尾人柱力の暴走を食い止めた封印壷を抱えた雲隠れの雷影と、明らかに我愛羅のパパの風影だと思います。何で火影が除外されるかと言うと、封印術・屍鬼封尽で魂が死神の腹の中に収まってるからです。穢土転生は人柱を依憑にして魂を降ろす忍術ですから魂が呼び出せない状況に在るとアウトなのです。だから、元里影が三人で寂しそうだったのは非常に合理性が高いと思います。ネコの手の前提ですけど(笑)。

大蛇丸は木ノ葉崩しで「うちはマダラ」を召還しようとした!?

ヒルゼンVS大蛇丸の木ノ葉崩し…皆さんは覚えてますか?あの時、三個めの棺を必死の抵抗でヒルゼンは抑えます。(くっ………三人目は何としても…)(第14巻/182頁)と食い止めた棺ですが、大方は「四代目」を予想してましたが、四代目は屍鬼封尽で絶命したから呼び出せないんです。ヒルゼンが必死に食い止めた三人目…歴代火影に匹敵する傑物といえば、マダラしか居ませんって。棺には「初」「二」はマーキングされてますけど、三つ目は描写がないです。もし、表に出てたなら…間違いなく「マ」(マダラの「マ」ね…笑)です。つまり、カブトは大蛇丸の遺産をフル活用してるって事です。きっと、大蛇丸が存命中に部下を使いまくって穢土転生の召還に必要な「何か」を集めまくったんじゃーないかしら。

そして、穢土転生で呼べない人…それには二種類あるって事です。一つは死んでない人…つまり生者=生きてる人。もう一つは魂が拘束されてる人。この二つが穢土転生の制限範囲と言えましょう。そう言えば、大蛇丸ってイタチの”須佐能呼”の十挙剣で封印されましたよね。だから出て来れないのかも知れないと、僕は考えてるんですけど。でも、それってやっぱ大蛇丸は死んだ…って事にもなってやや悲しいです。しかし、イタチが呪印と共に吸い出した大蛇丸が果たして本物だったかは断定できないと思うんです。コピーだったら…用心深い大蛇丸ですから、その可能性も充分あると、僕は思います。余りにも弱過ぎましたし(笑)。情報生命体…つーんだからオリジナルの代わりにコピーを使うのは常套でしょうよ。

大蛇丸呼ばれなかったんじゃなくて呼べなかったんだよ…きっと(続く)。

 
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元…”暁”のメンバー①(ep515補足)

 
「まずは元……」(カブト)

「”暁”のメンバー…」(カブト)

右からうちはイタチ、サソリ、デイダラ、角都、長門…これがカブトが穢土転生で召還した既に戦死した”暁”のメンバーです。ここに存在しない”暁”のメンバーってどうなのかなー…と、僕は密かに考えています。ここに居ないメンバーって、トビとゼツは勿論生きてますんで当然呼べません。…死者の魂を召還するのが穢土転生だと思います。だから生者は呼べない。だから、飛段も入ってません。飛段はシカマルの詰め将棋に詰められて奈良家の管理する森の地中深く沈められましたが死んだ訳ではないです。説明はありませんでしたが、何らかの理由で不死であります。故に今も奈良家の森の地中深くでシカマルを呪ってる筈です。つまり生きてるから穢土転生で呼べない。僕はそう考えています。

忍連合軍は総勢8万(でしたっけ?)。如何にゼツのクローン部隊が10万居ようとも、五大国の忍達が集結して、国力を集結した軍団の前には決して盤石とは言えません。しかも、胞子の術で出た白ゼツは有象無象でしたし、確か「強くない」(=弱い)とかフツーに蔑まれてましたよね。ゼツのクローン部隊はそれとは少し違って白ゼツの単なるコピーではなくて、柱間の細胞と一尾~七尾までの尾獣チャクラによって生成された分身ではない実体…生命の筈ですから、白ゼツの胞子分身の力量がそのまま適用される訳でもないと思いますが、それをしても”ネコの手も借りたい状況”であると思われます。だから、カブトが穢土転生で呼び出すからにはネコの手でも呼び出す筈なんです。

それでも呼べない人は穢土転生では召還できないか何らかの事情で穢土転生で呼び出せる要件を満たしていないと考えられると思います。僕はトビに接触したカブトがトビの鼻っ柱をへし折って共闘も止む無しとさせた穢土転生の正体は「うちはマダラ」だと思ってます。その時、トビはカブトに「キサマ…それをどこで手に入れた!?」(ep490)と全身総毛立つ狼狽を見せてましたから、穢土転生の召還要件として在りし日の「何か」が必要なのだと思います。勿論、召還される忍が既に死んでる事も大事な要件ですが…。どっちにしても、ここでカブトが呼び出さなかった…或いは、呼び出せなかった線もある…"暁"のメンバーには、ネコの手も借りたい第四次忍界大戦前夜の状況では特段の意味があると思います。

残りの”暁”のメンバー…僕の知るかぎり、その一人は大蛇丸です。大蛇丸はサスケに殺されて…殺された事になったます。そして、大蛇丸の残骸である白蛇の細胞をカブトはその腕に移植してカブチ丸になった(笑)。そして、今は大蛇丸の細胞を柱間の力をコントロール(抑制)する薬などを使って、自らのアイデンティティを得つつ、カブトとして堂々とトビと渡り合っています。カブトは大蛇丸を完全にコントロールして自己を築いていると、僕は見ています。自分はカブトだと表明し行動している。ならば死者である大蛇丸を呼ばないのはオカシイ。カブトがカブトとしてアイデンティティを構築したのであれば、大蛇丸を乗り越えたのであれば、元”暁”のメンバーである大蛇丸を召還しないのは解せません(つづく)。
 
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第515話「大戦、開戦!」

 
オープニング(巻頭カラー)

「し…信じられないよ」(アオバ)

「ああ…まさか土影様ってのが
ここまでふざけた方だとは思わなかった…
この島亀ごと持ち上げて移動するなんて…!!」

<ゴゴゴゴゴゴ…>

「たっく
また腰に負担がかかるわい…!」(オオノキ)

「大丈夫ダニか?海に行った方が…
それにこんな上空まで上がんなくても」(赤ツチ)

「バカ言ってんじゃねーぞ赤ツチ
またあのデカ蛇に感知されっだろ」(黒ツチ)

ガンダム論で「空が飛べるVS飛べない」というのがあったような気がしますが(DBでも同じような論争があった?)、これって死人が生き返るのと同じくらいデリケートな問題だと思います。もうやっちゃったから仕方ないけど、人間が自力で飛んだらアカンと思います(笑)。土影の血継限界チャクラが「塵遁」で、恐らく「土+雷」。それがどういう理屈なのか解らないけど「重力」をコントロールしている。アオバと一緒異似る忍が誰だか解んないけど「ふざけた方」で良いと思います。ま…土影(オオノキ)の腰痛の原因が超重量物の運搬を年寄りに任せるところにあったのは良く解りましたけど(脂汗)。それから血継限界チャクラだけど5C2で10通りに収めたかったんですが、デイダラの「爆遁」の提示で諦めました。

そんなほのぼのとした島亀運搬はさておいて扉絵見開きのナルトに注目しています。九尾チャクラの完全覚醒モードに加えて、オレンジ色のチャクラが光背(こうはい)のようになって、そこに螺旋丸がホバリングしています。ナルトはキラビの導きで九尾チャクラの繊細なコントロールを目指して修行に入るんですが、それが成ればこんな感じに螺旋丸を常に待機状態にして操れるようになるのかしらと期待しちゃいます。これがガンダムのサイコミュを使ったビットのように動かして攻防一体の「九尾の鎧」(後述)を彩るのかと思うとちょっとワクワクします。この程度なら許せる…って事です。大地を蹴って飛び上がり自由落下中に敵を一掃する神業だったらワクワク出来ます。地に足が着いてないと落ち着きませんがな。

島亀内部の行

「………」(ナルト)

「また天地がひっくり返ったってばよ
いったいこの島はどうなってんだ?」(ナルト)

「…外に様子見に行ったきり
ヤマト隊長も帰ってこねーし…
地震で岩の下敷きにでも
なってんじゃねーだろなぁ…?」(ナルト)

「詳しく調べてもらってる
お前は心配するな」<ザッ>(アオバ)

「!」(ナルト)

「ここでの任務はもう終わったんだ!
さっさと木ノ葉へ帰ってサスケを待つ!」(ナルト)

「……」(アオバ)

「あいつとオレには約束がある!」(ナルト)

さて島亀内部ではさすがにナルトが騒ぎ出します。ヤマトの樹海降誕で出来た森が天井になってるから誰にだって解る(笑)。どうやらナルトの特別任務は終わったようですが、ナルトが仙人モードに入れば動物達の性別も一発で解ったろうし、自分達が隠れる洞窟が実は巨大生物・島亀の一角だって事も直ぐに解りそうな…ナルトは九尾チャクラの完全覚醒モードになって鬼鮫の悪意にすら気付いたんだから調べようと思えば何だって解りそうな気がするけど、ナルトに接する人の皆が皆とも「善かれの精神」に満ちた人ばかりだから解らんのか…ナルトが天然過ぎるのに(せっかちなケルベロスは)少しばかりイラッとしています(笑)。ところで九尾チャクラの完全覚醒モードと仙人モードの併用ってあるんかしら?(疑問)

ナルトの言う「約束」って、この間束の間の再会を遂げた時にナルトが感じた気持ちだと思います。二人は拳を交えてそれそれを感じた。それでナルトは九尾のコントロール…無意識に避けていた九尾と向き合う覚悟を決めた…を、サスケはイタチの眼…イタチを受け容れる事に躊躇していた…の移植を決意しました。どっちも適性にお互いを評価し、がっぷり四つに組み合う為の準備に取りかかった訳です。しかして、その根本のベクトルはナルトはサスケを抱き締める為であり、サスケはナルトを尽く粉砕する為であります。これほどまでに「愛憎」という言葉が似つかわしいカップリングがあるのに、それに一直線に向かわないキッ神に微妙にイラッと来てまして、ホントは戦争なんて必要ないのになー…と思っとります。

サスケとゼツ

「まだか?」(サスケ)

「マダダ…ジットシテイロ」(黒ゼツ)

「次にモノを見る時はまるで別世界になってるよ…
面白くなりそうだ!!」
(白ゼツ)

ナルトが見つめる先にはサスケが居て、万華鏡を移植して巻かれた包帯がまだ取れていません。付き添いはゼツで黒白です。サスケはイタチの眼…ナル×ジャンとしては「イタチの運んで来た眼」としたいところですが…を移植しましたから、イズナ→マダラの例から考えると真・万華鏡写輪眼(永遠の~)にスペックアップする要件を備えています。文様はサスケの蓮華文様とイタチの手裏剣文様がミックスした文様になる事が予想されまして、ナル×ジャンでも過去に予想図を考えましたっけ。恐らく黒ゼツはかなり長生きしてる筈で、マダラのオリジナルの真・万華鏡写輪眼も見てるかも知れません。柱や煽りでマダラと書かれてるのに、ゼツは未だにトビをトビと呼びますし(笑)、トビも別に怒ったりしませんし(笑)。

真・万華鏡写輪眼…蓮華覚醒

サスケの真・万華鏡写輪眼(予想図)

マダラの万華鏡写輪眼Ver.2

マダラの真・万華鏡写輪眼

偵察任務(アンコ/トクマ/油女)

<ズズ…><ズズ><ズズ…>

(うそだろ…)<スッ…>(油女)

「さっきそこへ入っていった白ヘビ…あのチャクラ
カブトだ…やはりここがアジトだな」(トクマ)

「蟲に辺りを探索させた!
地下にはかなりの生命反応を示している
トクマ下だ!!四時の方向!
日向一の白眼なら捉えられるハズだ!!」(油女)

「!!!
こ……これは…何て数だ……!」
(トクマ)

「何がある?」(アンコ)

そう言えばアンコはカブトを追っかけてたんでしたっけ?ダンゾウの配下がアンコを消す為に向かってた筈なんだけど呪印の呪縛が消えてストップしたんでしょうか(テライだっけ?フーとトルネはトビに吸い込まれて消えたまま…。油女のツボ持った子の名前が解らない)。もしかしたら、トクマ△(トクマさんカッケー)がテライをやっつけたのかも知れんし…ま、どうでもいいです。僕はヤマトの拉致にヤマトの木遁チャクラの探知能力が関係してると考えてたんです。モトイを押し出した木片が実はヤマトの本体で、カブトがパックリ食べちゃったのが木遁分身の発信機でヤマトっちがまんまと追跡してると思ってたんです。それがヤマトの最高にして最大の見せ場と思ってたんだけど、アンコに見つかるなんて!!(笑)

「忍者にとって大事なのは
その任務を最後までやりぬく事!

そしてこの任務は他でもない君だからこそ!
君にしかできない任務!だから頼まれた…
分かるなナルト!」<キリッ>(ヤマト)

第514話「カブトの目論見!!」のヤマトがナルトのつまらないSランク任務で盛んにアピールしてたのが伏線かと思ってたけど全く違いました(笑)。『NARUTO -ナルト-』ってその手のスカシは多いからね。ホントにヤマトの「考えすぎなのでは…」になってしまいました。けど、変だと思いませんか?!カブト。アンコらに思いっ切り目撃されるなんて不用心過ぎませんか?白蛇の目立つ格好で一番秘匿したいアジトに逃げ込んで、木ノ葉の忍に簡単に捕捉されちゃうのって、今のカブトの力量や感知能力からしたらオカシイ…と、僕は思います。ヤマトをアジトに連れ帰るのもちょっとアレだな…と思えるし、基本的に大蛇丸と”暁”はいがみ合う関係でしたから、カブトがトビに協力するのがそもそも胡散臭い。

九尾チャクラの完全制御

「何で動物達は外出てんのに
オレは出してもらえねーんだよ!!?」(ナルト)

「慌てん坊のナルト♪あわや損だぜ♪
尾獣のチャクラのコントロールしきっていない♪
オレ様がお前の修行を仕切るゥ♪」(キラビ)

<ズズズズ>「修行後は尾獣のチャクラ
お前の手足と同じ感覚♪本物の手足と錯覚♪」(キラビ)

<ドッ><ズバババ>(キラビ)

<パシィ><パシィ>「尾獣チャクラでつかまえ♪」(キラビ)

「!?」(ナルト)

「積み石積むンス♪己と尾獣チャクラでバランス♪」(キラビ)

<トン><トン><グラ><グラ><トン><グラ>

<タッ>(キラビ)

「オオオオ!!」(ナルト)

「!」(モトイ)

(ナイスだビー!)(モトイ)

<ツン>「やってみろ♪」(キラビ)

<ガゴガラガラ>

「うっス!
九尾チャクラでやんだな!!」<スッ>(ナルト)

<ブーン>(この岩を崩れねーように
積み上げればいいんだろう…)<チリ><チリ>(ナルト)

「よっしゃ!
やってやるってばよ!」<ズズズ……>(ナルト)

<バカ>「!!?」(ナルト)

「暴走は無い♪一応コントロールはできてるが
細やかなコントロールはできてなァーい♪」
(キラビ)

「……」(ナルト)

(石を崩しちゃった…
掴むのすら難しいのか?)(アオバ)

「ちくしょう!
もう一度だってばよ!!」<スウー…>(ナルト)

(今度はそーっと…)(ナルト)

<ソ~>「よし…!」(ナルト)

<ソ~><トン>(ナルト)

キラビも賢いと思うけど、キラビがナルトに九尾のチャクラのコントロールを仕込もうとするタイミングや機微を嗅ぎ取るモトイに好感を抱きました。キラビが岩を巧みに積んでみせた時、大袈裟に喜ぶナルトの向こうでモトイが「!」と反応してる。それで、ナルトの九尾チャクラの完全覚醒モードって、終末の谷でサスケとやり合った時みたいに九尾のチャクラが態を成して物理的な関与ができるのね。ナル×ジャン的には雷影の「雷遁の鎧」にならって「九尾の衣」が進化した「九尾の鎧」と受け止めていますが、手がビヨーンと伸びて戦えるのは凄く便利です。キラビのタコ足は八尾の意志とチャクラがキラビの中にあるからだと思います。一尾から八尾と九尾の意味合いが全く違うってのも関係してると思います。

ナルトがキラビの指導で九尾のチャクラをデリケートにコントロールできるようになれば、螺旋丸を何個もチャクラのソコカシコで拵えて待機状態で操れたら、ホントに攻防一体の「鎧」になるだろうと思います。螺旋丸って自来也がナルトに教えたんだけど、第三段階(だっけ?)…留める…のパートで太い樹木の幹を丸く抉る威力を見せた行が今も僕の目に焼き付いています。自来也の螺旋丸はカッコ良かった。あの威力のサイコミュビット(ファング?)がナルトの周囲でホバリングしてたら壮観だわ。サスケの”須佐能呼”の骨格に炎遁で纏わせる「黒炎の盾」の向こう張れる大技だと思います。これは明らかに「終末の谷の決闘」の準備。刻一刻とナルトとサスケの世紀の対戦が近付いているのです。

島亀雲隠れ到着

<ズン…><ズザザザザ…>

「ブハァ!」<バシャ>(オオノキ)

「やっと着いたぜ」(黒ツチ)

<ガラ><ガラ>「くそ!!
もう1回だ!」<ガラ>(ナルト)

(惜しい…
今のは島亀が揺れたせいだ……
て事はどうやらもう着いたか…)
(モトイ)

「あいててて!腰がァ!!」(オオノキ)

「また無理すっからだよ!」(黒ツチ)

「お疲れ様です
状況は?」(メイ)

「八尾…九尾とも無事だ
ただ九尾の見張り役立った
木遁使いがさらわれた」(オオノキ)

「それでは…敵にこちらのさらなる情報が…!!」(メイ)

「とにかくじゃ
詳しい事は中で話す!」
(オオノキ)

ナルトの修行はかなりのペースで進んでるので一安心。何だかんだ言っても大天才ミナトの子だし、トビに柱間を感じると言わせた運命の子なんだから仕方ない。しかも八卦の封印式にはミナトとクシナのチャクラが打ち込まれてて、常に愛に守られたチートな生い立ちを持ってる。サスケがそんなナルトを見て不安になる気持ち。僕は凄く分かります。しかし、ナルト以上にトップシークレットを満載したヤマトがトビの手に落ちたのは痛い。僕ならヤマトの持ち得る情報を分析してその情報と違う陣形とか作戦を練って敵の裏をかくけど、『NARUTO -ナルト-』の忍者って案外正直者が多いので何とも言えません(笑)。ここでオオノキが間を取ってくれたのがせめてもの救いなんだけど多くを期待しちゃいけないと思います(笑)。

ヤマト風前の灯

「と…その前に
このヤマトから情報を取り出すのが先だ」(カブト)

「ただし殺さないでもらいたい
ゼツ達をさらに強くしたいならね」(カブト)

「輪廻眼人間道の術を使えば
簡単に情報を取り出せるが…こいつが死ぬ…
ゼツを強くするには生かしたままの方がいいって事か?」(トビ)

「ああ…」(カブト)

(…毒か…
これで木遁の力を押さえ込んでるな
カブトめ
よく初代柱間の細胞を研究している
)(トビ)

「ボクが作った柱間の力を抑制する薬さ…
大丈夫ゼツ達には使わない」(カブト)

(ずい分と
こっちの手の内を調べてやがったな
…大蛇丸め)
(トビ)

(くそ!!
これじゃ己の覚悟を実行する事すらできない…!!
このままだと…ちくしょう!皆すまない…!!)(ヤマト)

「輪廻眼の力を使わなくても
ボクの自白剤と君の写輪眼の二つ押しで充分情報は取れる
相手が分かれば…そいつらの最も不得意で苦手な相手を
選抜してぶつけられる」(カブト)

ここ面白いので、流局にならないように捕捉したいと思います。水面下のトビとカブトのやり取りは何かを期待させるんです。それはカブトのアイデンティティの獲得とも大きく関係してて、それにヤマトが巻き込まれてる所が激しく僕のツボを刺激してるのです。ま、何とかかんとか書いてみますんで気長に気長にお待ち下さい。

忍連合作戦会議

<バサッ>(鷹丸)

「!!」(情報班)

「あれは木ノ葉の!
新しい情報だ!!」(情報班)

「×印が敵のアジトと確定
…山岳の墓場と呼ばれる所だ!
陸を通れば湯隠れと霧隠れを通ってくる
二国に避難勧告を!」(綱手)

「潜入偵察隊からの情報によると敵の数約10万…
その大連隊移動を考えると海上ルートから
来るのは少数だが囲まれるとヤバイ」(綱手)

「こうなればどっちが先手を打つかで勝敗が決まる!」(ミフネ)

「まず奇襲部隊に招集をかけろ!
それから集めた戦闘大連隊も隊を組ませて
それぞれ陣形を確認させろ!!」(エー)

「ハッ」(秘書)

「同じく後方支援医療部隊には
医療忍具を携帯させておけ!
シカク
お前は情報部隊の
情報ルートチェックも合わせてやれ!」(綱手)

「感知部隊青に連絡!
そっちも急いで!」(メイ)

「ハ…ハイ!」(長十郎)

「土影アンタ達が出かけている間にコレができた
受け取れ」(我愛羅)

「おお!もう出来たのか?」(オオノキ)

「ほう…これが忍連合の額当てか
なかなかじゃぜ!」(オオノキ)

「それがしがデザインした…
かつて争い合ったあなた方も今や一つ
”忍”である!」(ミフネ)

<ザッ>「さらに今
”忍”と”侍”が手を組む!
さあいよいよでござる!!」
(ミフネ)

この行を見る限りでは予め準備された作戦を実行に移すみたいな流れなので、ヤマトの情報がそれ程重くないと考えて良いと思います。って言うか、これで作戦がバレててトビ達にいいように忍連合軍が損害を被るならこの人達バカでしょ(笑)。しかし、これまで敵だった同士が仲間として一致団結して同じ方向くと心強いです。動物園のお話で猿山に新入りを入れる時に山羊を一緒に離して騒ぎが起こってる内に知らぬ間に仲間に溶け込んでる…というのが在ったけど、まさかトビが世界を平和にする為に飛び込んで来た山羊じゃないのかと仄かに期待しちゃうんだけど、僕って夢見過ぎですかね?(笑)そのくらいトビが尾獣のチャクラ柱間の細胞を使って用意したゼツのクローン部隊ってリアリティが感じられないんだな…。

忍連合部隊構成

奇襲部隊隊長:カンクロウ

「オレが奇襲部隊隊長を任された
砂のカンクロウだ」(カンクロウ)

「カンクロウさんですね…
あだ名は何にしましょう…?」(サイ)

「あ!?」(カンクロウ)

「………大丈夫なのか
…こんあ若い奴が隊長で
…もし…もしも…」(オモイ)

後方支援部隊隊長:シズネ

「私がこの部隊の指揮をとるよう仰せつかった
シズネと言います!
皆さんよろしくです!
ちなみにこの子は食料ではありません!」(シズネ)

情報部隊隊長:山中いのいち

「大変だったようだなアオバ」(いのいち)

「ハイ…」(アオバ)

「いのいちさんですね!私は天画
アナタのうわさは聞いてます!」(天画)

感知部隊隊長:青

「ハァ…戦争かァ」(シー)

「君は戦争は初めてか?」(青)

「ハイ…」(シー)

「この部隊の出来次第で
戦況は大きく流れが変わる
気をぬくな」(青)

戦闘大連隊連隊長:我愛羅

<ザザザザン>

「さて…我愛羅くん
君がこの大連隊の連隊長だ…
落ち着いたら一言たのむよ」(我愛羅)

第一部隊・戦闘中距離部隊

「えーと私達ってどの人が隊長なんですか?」(テンテン)

「あそこのダルそーにしてる人だよ」(チョウザ)

第1部隊長:ダルイ

第2部隊・戦闘近距離部隊

「な…なんか緊張してきました…」(ヒナタ)

「フン戦争なんてよゆーよゆー!」<カルイ>

「んだよ!親父が隊長かよ!」(黒ツチ)

第2部隊長:黄ツチ

(いよいよだ!
黒ツチと一緒に有利にもっていく!!!)(黄ツチ)

第3部隊・戦闘近中距離部隊

「大丈夫ですかガイ先生!!」(リー)

「まだ戦争前なんですけど!
何やったんです!?」(サクラ)

第3部隊長;はたけカカシ

第4部隊・戦闘遠距離部隊

「今のうちに食いだめしとかないと!!」(チョウジ)

「我愛羅がウチらの第4部隊隊長だが
あいつは連隊長でもある
代理だが実質的にはお前が第4部隊長だ
しっかりな!」(テマリ)

「めんどくせーとこに配属されちまったぜ…
ったくよォ」(シカマル)

連隊長兼第4部隊長:我愛羅

「………」(我愛羅)

第5部隊・戦闘特別部隊

「この戦争で一旗上げて
火影にでもなってやるか!」(キバ)

「バカ…戦争をなめんじゃない!」(ハナ)

「目立つ行動は避けねば」(シノ)

「アンタは大丈夫よシノ…」(いの)

第5部隊長:ミフネ

この辺の人間模様も面白いので捕捉で追記しまーす。

カブトの穢土転生部隊

「先ずは元………」(カブト)

「”暁”のメンバー…」(カブト)

(イタチ・サソリ・デイダラ・角都・長門)

「そして元人柱力のメンバー」(カブト)

(老紫・やぐら・フウ・ユギト・ウタカタ・ハン)

「さらに元五影前任者達…」(カブト)

(元…土影?・雷影・風影)

「そして…」(カブト)

「その他モロモロ名のあった手練達だ」(カブト)

(?・再不斬・白・君麻呂・チヨ・半蔵)

(アスマ・ダン・ヒアシ…)

<グッ…>(白ゼツクローン)

「行くぞ…開戦だ!!」<ザッ>(トビ)

ちなみに、黒ゼツを元に白ゼツのオリジナルを拵えて、柱間の細胞で強化したのかな…とナル×ジャンでは考えています。胞子分身だけで白ゼツが構成されているなら、白黒分離した時にそれぞれが片方を欠損する必要はなくて、黒ゼツを丸ごとコピーした白ゼツで良いと思うんです。何らかの必要性があって片方欠けた構造でなければズッコ過ぎる(笑)。それでアジトの地下にニョロニョロみたいに突っ立ってる10万の白ゼツクローンはゼツを丸ごとコピーした構造で、一応シンメトリーのとれた外見ですから、ゼツを元に柱間の細胞の肉体活性によってドンドン増殖した命で、その原動力は外道魔像の中に閉じこめられた一尾~七尾までの尾獣のチャクラがあって初めて実現した…と、物語の中で説明があったと思います。

「アナタを殺すために用意した
この6千億枚の起爆札……
10分間起爆し続ける!!」(小南)

何でこんなややこしい言い方になるかと申しますと、一応これまで『NARUTO -ナルト-』が考察に値する作品である前提があったからでして、物理法則のように法則や規則が先ず在って、因果が成立しているしっかりした世界観がある作品だったんです。ぶっちゃけた話、小南がトビを葬る為に擁した起爆札6千億枚!!!(第510話「まさかの禁術!!」②・六道の力編)を起爆させ続けた結果、チャクラが底を突いてしまいました。チャクラが尽きた小南は神の使者の術が解けてトビの注射針みたいな武器に刺されて命を落としました。忍術とは術者のチャクラを原動力に発動している…キレイな因果が流れてますよね。美しいでしょ。これだから『NARUTO -ナルト-』に描かれるあんな事やこんな事に震えられるんだと思っています。

ゼツのクローン部隊だって外道魔像と柱間の生きた細胞によって説明がありました。でも、カブトの穢土転生は何の説明もない。確かにカブトは大蛇丸の細胞を取り込んで、それを自分なりにコントロールしています。大蛇丸の柱間の細胞の研究データを生かしたにしても、如何に大蛇丸の細胞が偉大であってもカブト単体で発揮されたチャクラがこれだけの数の死者を召還する穢土転生に何ら説明がない。これはオオノキが飛んじゃった件以上にヨロシクないと、僕は考えています。それにデイダラの登場で感じたけど、確かに魂が降りて行動してます。いろんな事を感じてます。それがイタチや「白」に適用されるとすれば見るに堪えない。ま…そんな風に穢土転生に対する嫌悪感も大きいのもあって看過し難いんですけど(汗)。

僕はトビとゼツ、それとカブトの三人で忍連合と戦って欲しかったと思う人なんです。それでこそ一騎当千と言えますまいか。やだ…カッコ良い!!と思いますよね。例えば…外道魔像を成層圏(月には到達できないのね)に隠してトビの時空間忍術によるヒットアンドアウエーで大軍を翻弄するゲリラ戦を展開する方が、死人とクローン軍団で戦うより何百倍もリアリティがあると思います。そもそも一生懸命生きてる人間が何で死人やクローンと戦って命を落とさにゃならんのか分かりませんしー。でも、まっ…カブトが柱間の力を抑制する薬を持ってる事ですから、トビの裏をかいて一瞬でこのつまらない戦争を終わらしちゃうかも知れませんし、僕は唯唯、「終末の谷の決闘」カブリツキで拝見したいだけなのよ。

※カブリツキ=デベソ(オトナ用語)

 
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流局(第514話捕捉④)

 
ヤマトの拉致について、僕はいろんな可能性を考えてました。実はこうなんじゃないか!?もしかしたら…と想いを馳せてました。それであれこれ書こうとしてましたが、仕事があれで時期を逸してしまいました。土曜日ともなれば早ジャンが出てますし、今更、僕が何を書いたところで響かない。テンパッてた手を流局させちゃうなて勿体ない事ですが、忙しいんだから仕方ない(笑)。でも、僕はそうやって自分なりに考える事が楽しい。元々、ナル×ジャンは家の裏の空き地に掘った大きな穴で、夜中に僕が大きな声で「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ穴だったのね(笑)。『NARUTO -ナルト-』に出会って黙ってらんない事を吐き出す個人的な穴だった。それが何時しか皆さんが立ち寄る穴になっていた。

昔はコメント欄もあって夜な夜なああだこうだと語らってました。あれはあれで楽しかった。でも僕の考察が魂を剥き出しにして書かねばならんスタイルだったので、自分をコントロールするのがしんどくなって閉めました。ま…コメント欄は『NARUTO -ナルト-』の大団円のアカツキにはドバッと開けて皆様方とワイワイと謝恩会でも開こうかと思っとります。それは置いときまして、あれこれと考える事は楽しい…と同時に大切だと、僕は思っています。これは受け売り…ちゅーか、僕の尊敬します司馬遼太郎大先生の「21世紀に生きる子供たちへ」に拠ります。凄く短い文章だけど兎に角素晴らしい。僕は書籍を購入して正座して音読してその度に泣いています。ちょっとググれば全文がサクッと検索できるけど(ry

「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
「やさしさ」
みな似たような言葉である。
この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。
根といっても、本能ではない。
だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。
その訓練とは、簡単なことである。

例えば、友達がころぶ。
ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、
その都度自分中でつくりあげていきさえすればいい。

この根っこの感情が、自己の中でしっかり根づいていけば、
他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。
君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、
二十一世紀は人類が仲よしで暮らせる時代になるのにちがいない。

つつしんでその一部を引用させて頂きますが、人間の持つ想像力って大事だと思うんです。もしかしたら人間だけの特権かも知れんとも思えますし、少なくともそれを感じる事は人間にしか出来んと断言できます。僕らは本能でないところにオプションを持ち得る生き物なんだと思います。僕は司馬先生に完全に毒されてるので、それを少年少女に訴えたいと思っとるとです。いろんな事を想像する訓練をして欲しいと思っています。だから、それを身をもって示してる訳。是非とも「21世紀の…」は読んで欲しいです。僕が何を言わんとしてるかが解ると思います。脳味噌眠らしてちゃ罰が当たりますがな…少年少女よ。でも、その脳味噌眠らしたから流局したんだろうがと、そこ…突っ込まんといて(笑)

想像力が足りませんでした!!!<キリッ>
捕捉の捕捉は次週に持ち越し<テヘッ>

 
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黒歴史(第514話捕捉③)

 
「あのヘビ操ってんのは
やっぱあっちのヤローか!
大蛇丸の部下だったもやしヤローの
くせしやがって!!」(黒ツチ)

「黒ツチ
お前の術の手順を分かっていたおかげで
うまく油断させる事ができたよ」<パクン>(カブト)

ep514のデイダラに足止めされるオオノキと赤ツチと別動する黒ツチのセリフと、黒ツチの石灰凝の術に固められた後、意表を衝く脱皮で奇襲に出たカブトのセリフ…これは黒ツチとカブトが既知だという提示だと、僕は思うんです。黒ツチは大蛇丸の腹心であるカブトを知ってるから「もやしヤロー」と呼ぶんでしょ。特にカブトが黒ツチの石灰凝の術のシーケンスを知ってたのは対戦経験があるか、一緒に作戦に参加した経験がある筈で、この行が初対戦みたいだから、何かの作戦で一緒に戦ったんだと思います。その時期が大蛇丸が”暁”に在籍した頃なのか、はたまた音隠れの里を作った頃なのかは解りませんが、オオノキが”暁”の戦果を絶賛する描写が残っているので”暁”の頃かなー…。

きっと岩隠れの暗部として黒ツチが”暁”と連係して何らかの悪事を働いた過去があったんじゃないかなと思うんです。例の「半蔵事件」で半蔵を木ノ葉の暗部連がサポートしてたのと似た動きを岩隠れもしてたりして。黒ツチは「アンタは確か土影の孫娘…」と、アオバが漏らしたように有名みたいだから、お面をしてても身バレしちゃいます。黒ツチはお面越しにカブトに会ってたから身バレしてないと思い込んでたのかな。だから、石灰凝の術でカブトを捕まえてホッとしちゃったんでしょうね。加えて大蛇丸(白蛇)の細胞を取り込んだカブトの変化を予測できなかったのが敗因だと思います。僕はオオノキの「頑固だった頃の…」なんて男前なセリフを信じてるので現時点のカブトと黒ツチの共謀には否定的です。

ま…岩隠れが相当に黒い歴史を引き摺っているのは解りますね。同時にダンゾウ配下の暗部連がどんだけ悪事に手を染めてたかも。そこいくと他国と国交を持たない霧隠れの方がよっぽどクリーンかも知れません。そう考えると「白」が受けた血継限界一族の迫害も水影・やぐらを操作した”暁”の仕業だったと思え、どんな理由かは知れませんが、「白」を連れて里を抜けた再不斬にも、もしかしたら反”暁”の密命を帯びる可能性もあるでしょう。一見、ゲロゲロのワルの再不斬ですが、青や長十郎が再不斬を尊重する態度を示してましたし、再不斬が里抜けに向かわせるクーデターには再不斬すら気付けない意味があったのかも知れません。結局、青の瞳力によって”暁”の勢力は霧隠れから一掃されるんですよね。

ちょっと余談だけど、青が所有する白眼は千手一族が写輪眼を取り込もうとした事を示してるんじゃないかと思います。白眼が移植によって稼働する血継限界である事は写輪眼と似ており、写輪眼の研究、或いは写輪眼を土台に白眼というものが作られた可能性があると、僕は思います。弟系である千手が兄系の瞳力を欲するのもまた愛憎の成せる業であり…だって互いに憧れ合い縺れ合うように造られた子達なんだから仕方ない(笑)。うちは一族が警務部隊で冷や飯を喰らう中、何故、日向一族が木ノ葉隠れの結界班や名門として里の中枢に居座る現実が千手一族と親密過ぎる関係にある日向一族を際立たせます。白眼は写輪眼の持つ毒を抜いて弟系に合う血継限界として造り上げられた瞳力なんじゃないかな…と。

そんな感じにあれこれ疑ってますと、忍界と言いますか、上層部の政治絡みのドロドロした部分は非常にアンフェアな状況で、コンプライアンスなんてものは無いに等しいと言えそうです。大蛇丸が里の忍を切り刻んで実験してましたが、それと似たような所行を里レベルで行っていたのは明白でしょう。だから、ヒルゼンが暗部連れて大蛇丸の実験室に怒鳴り込んだ時も大蛇丸はどこ吹く風の対応をしてたのかも知れません。大蛇丸はどの口で自分を責めるのか?とヒルゼンを睨み返したんじゃないでしょうか。ヒルゼンもそんな大蛇丸を殺せませんでしたし…。カブトと黒ツチの交わりにはそんな黒歴史がプンプンと臭ってる…大人の世界ってキレイなところばかりじゃなくて汚れた部分もあるのよ…と教えてるんですね。

<ズオオオ>「脱皮!そこまで!?」(ヤマト)

<ガパッ>(カブト)

「モトイさん離れて!!」<ズッ>(ヤマト)

<ドン>(モトイ)

カブトが脱皮してヤマトをパクッと食べちゃうところで、ヤマトは木遁を使って右脇腹(背中?)から柱(製材された木遁)を生やしてモトイを押し出しています。「翌檜」(アイデンティティ)で書いたんだけど、ヤマトの木遁忍術は製材された材木が主で、原始の森林を想像する柱間の「樹界降誕」とは違うと僕は考えてます。ヤマトは大蛇丸が柱間の死体からDNAを抽出して遺伝子情報を新生児に与えて生まれた実験体であり、人為的に生み出された血継限界故に能力の発露も人工的な臭いがする…製材された材木が主になる理由だと思うんですよ。だから、「樹海」「樹界」に拘るんだけど、タイムマシンであっさり変えられちゃうかもね(笑)。このエピソードの単行本を見逃さないように(笑)。

それで、ヤマトの出した材木はモトイを押し出して、蛇カブトの鋭い顎(あぎと)がスパッと切り落としてましよね。ヤマトは何でカブトに直接木遁を使わなかったんでしょうか?間に合わなかったから?それとも…ザザザザッ…。そもそもヤマトは暗部でブイブイ言わせてた忍だし、所謂、上層部の指図であれこれ動いてた訳です。先にも書いたように木ノ葉隠れにも黒歴史はあり、大蛇丸が鼻で笑う黒さを持ってる。そして、ヤマトはその一翼を担う暗部にいたのよ。もしかしたら木ノ葉の黒ツチだったかも知れない。それが取った行動が無意味だとは思えんのです。そしてカブトはヤマトを連れ去り、トビの元に届けられる。カブトとヤマト。カブトと黒ツチ。何か臭う…。エッ!?ヤマトがうわ言でこう言いましたとさ?

「考えすぎなのでは…」って(つづく)。
「テンゾウが先か?ヤマトが先か?」

 
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業務連絡(101101)

 
こんにちは!ナル×ジャンのケルベロスです。
全てのアクセスに心より感謝致します。

今週号の『NARUTO -ナルト-』は休載です。
『NARUTO -ナルト-』が休載の週ジャンは面白くないですね。
それで第514話「カブトの目論見!!」を弄って遊んでいます。

デイダラの憂鬱(第514話捕捉①)

スノッブ(第514話捕捉②)

あと少し弄りたい部分があるので記事のアップを気長に待って下さいね。
それとヤマトが拉致られた件ですけど、あれは…ザッ…ザザザザザザッ

ケルベロス
 
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