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茶話会(101226)

 
茶話会は終了しました!!
また機会を見つけて催しますね。
コメント欄はあるけどお返事できないのでRead Onlyでお願い致します。
(FC2はコメありにしないとコメ欄ごと非表示になってしまうみたいなので)

※終了:こっちにコメントして下さい。
遅レス上等で一つよろしくお願い致します。
陽のある内は相方と散歩してるかも知れません。



何卒、お手柔らかに。

良いお年を!!

相方と今日も遠出します。
レスできなくてスミマセン。
皆さん、良いお年を!!
また今夜!!(101230)



全力少年!!
ドットさん、久しぶりーッ!!



道標 福山雅治



時代遅れ 河島英五

ケルベロス

 
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茶話会(101223)

 
お手柔らかに(コメントは最新コンテンツに↑)。



そりゃ、「溜め息」もつく罠(笑)←コメント参照。  

Happy Merry Christmas!!

相方も元気でーす!!メリークリスマス!! 

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第521話「大連隊、戦闘開始!!」(後編)

 
<パラ><パラ><パラ>

「雪?」(オモイ)

「!」(サイ)

(冷気…?)(サイ)


<パキキキキキ>

<フッ>(秘術魔鏡氷晶!!)(白)

「!!」(サイ)

<シュッ>(白)

<バシャ>「わっ!」(オモイ)

「グッ!!」(ザジ)


<ガサ><ガサ><ガサ>

<バキ><バキ><バキ>

<ドッ>「うっ!」(オモイ)

<ドッ>「ぐっ!」(サイ)

<ドッ>「いで!」(ザジ)


「いって……」<ムク…>(オモイ)

「!」(サイ)

いきなり余談で申し訳ありませんが「氷晶」とは忍術用語ではなくて、樹氷とか霜柱とか雪の結晶(コートに引っ付いた雪が融ける一瞬、形作る幾何学模様)といった芸術的な自然の造形物を指す科学用語です。「白」の血継限界である「氷遁」とは「風+水」であり、風が熱を奪い水を昇華させ結晶化させる形式で魔鏡を生み出す能力なんだと思います。波の国任務でナルトに打ち破られはしましたが、アレは「白」がナルトに情けを掛けた結果だった筈で、本気の「白」は写輪眼のカカシすら凍り付かせる覇気がありましたから、サイの背後を取るのなんて朝飯前のコンコンチキで、しかも超超遠距離から至近距離までをカバーするオールラウンダーの…文字通り「一騎当千」の手練だったと思います。

「白」は殺される事を望む儚さに満ち溢れた空気を帯びた忍でした。ナルトに秘められた邪悪で凶暴なチャクラを感じた瞬間から「白」はナルトを打ち破る戦いから再不斬を護る戦いに一気にスイッチしました。「白」がナルトの九尾の覚醒(チャクラの具現化)に際して即座に自分の命を差し出したのは再不斬の延命を最優先に考える戦闘とはほど遠い消極的な決断だったと、僕は考えています。実際、カカシの本気である雷切のチャクラを感じた「白」はナルトを一瞬で振り切ってカカシと再不斬の間に割って入りました。もしも「白」が本当に「心」を押し殺して「刃」を振り翳したなら本当に恐いです。だから、魂を縛り、心の自由度をコントロールできる穢土転生という忍術は危険なのです。


「お…おい…!これって…

砂のバクラに岩のガリ!!」(ザジ)

「なんだ…子供ばっかじゃない」(バクラ)

「死なない体か…
相撃ちでいいって事か」
(ガリ)

パッと見、「白」かしらと思ったけれど、額当てが「砂」って事で、「子供発言」がバクラで、右腕がもろ肌のツンツンヘアがガリだと判断しました。穢土転生は魂を塵芥が覆って受肉する忍術だから、斬られようと木っ端みじんに砕かれようと身体はまた態を成せる訳です。ある意味、ダンゾウが使った”イザナギ”にも似ていますが、”イザナギ”は数分間で写輪眼を使い果たす(失明する)リスクを抱えてますから、穢土転生は「何のリスクもない(だと?)」のズーッとズーッと狡い忍術と言えそうです(笑)。だから、かなり悪そうなガリの「相撃ち上等」が穢土転生の旨味を充分に理解して利用しようとする玄人っぽさがあって脅威を感じます。デイダラがここまで賢かったら何度もC0使ったんだろうなー…(笑)。

「!!
こ…こいつら血継限界の忍ばっかりだ!!」(ザジ)

「オレは違うがな」(再不斬)

僕はTBSの金曜10時に放映してた「SPEC」にハマってました。最後まで「何だこれ?!」の驚きと裏切りに満ちたシナリオでしたが、文句無しに面白かった。基本、荒木先生の「ジョジョの…」なんだけど、「SPEC」って「血継限界」に似てるなーと思ってました。デフォで忍術が存在する忍の世界で「血継限界」とは「SPEC」なんだろうと思います。そして、それを恐れる忍連合のザジに再不斬が凡人を気取るのが、メチャクチャ余裕を感じさせて更に恐かったです…ハイ(汗)。鬼人・再不斬の雰囲気は「SPEC」でいうと当麻紗綾(戸田恵梨香)と未詳で働く瀬文焚流(加勢亮)みたいでカッコ良いです。「気合い」で敵をやっつけちゃう…ある意味、それが「SPEC」でもありそうですが…みたいな(笑)。

確かに再不斬は本人が言う通り血継限界にはないでしょう。しかし、「白」に対する自らの気持ちを認め、「白」の御霊を護る為にガトー一味を向こうにまわし、たった一人でガトーの首を刎(は)ねた再不斬鬼神のチャクラをその身に纏っていました。ナルトの初期の覚醒に接した「白」チャクラの具象化などあり得ないみたいな反応をしてましたから、再不斬が纏う鬼神もきっと特殊な状態なんだと思います。しかし、そう言えばそれに似たチャクラをヒナタも出した事がある…そう、六道ペイン戦・弥彦天道に単身果敢に攻め入った時にヒナタの拳は獅子のチャクラを纏ってました。何でもありの『NARUTO -ナルト-』にあって意外にチャクラの具象化って少ないので、とても特殊な現象なんだと思います。

ヒナタは日向・白眼の血継限界にありますが、白眼には写輪眼のような特殊なチャクラ(ナル×ジャンでは炎遁チャクラだと考えてます)はないように思います。描写もありません。それは白眼の発生経緯に関係してると、僕は睨んでて、それが千手一族による瞳術の獲得を企んだもんだと捏造限界が騒いでおります(笑)。ま、それは横っちょに置いといて、ヒナタも再不斬も具象化したチャクラを使えたのは、やっぱ「気合い」が入ってたからじゃないかと思うんですよ。二人はそれぞれ「大切な人を守る為」に力を発揮したという点で共通しています。二人は命懸けで誰かを愛したんです。その人の為なら自分はどうなったっていい!!と思える人だったんです。そこに「気合い」の本質があるんじゃないでしょうか。

二人のそれぞれの想いがあり得ないチャクラの具象化を促したのだと、僕は思います。能力とか才能で人は量れないなと思うんです。誰かを愛する事もある意味才能なのかも知れないけれど、それを言っちゃあお終いだ(笑)。真っすぐに誰かを愛する。人はその愛を守る為に本当の力を発揮できるのだと、「白」はナルトに教えました。そして、ナルトは「白」再不斬の生き様と死に様に感化されたのです。そこにはホンモノの「熱力」があったのだと思います。だからこそ、ほんの一瞬でもナルトは生き方を得る事ができた。人生を変えてしまうような出会いを得た訳です。本当の強さとは…それを知らしめたのは能力や才能じゃなかった…人が生きる温かみを穢土転生は否定しています。僕はそれが悔しいのです。


<ズズ…>「君達に何の恨みもありませんが…
ボクたちの意志ではどうしようもない」(白)

<ザザザ>

「来る!!」(ザジ)

<ガッ>(カカシ)

「!!」(サイ)


「カカシさん?」(白)

「!?」(サクラ)

「カカシさん助かりました!」(サイ)

「安心するのは早いかもしれないよ
こいつらはやっかいな忍ばかりだ」(カカシ)

「戦う事になるのは分かってたが
まさかお前だとはな…カカシ
あの橋の上でお前らに止めてもらって
オレは地獄に行くはずだった

気がつくと白と同じ場所に居た……
おかしいとは思ったが
…ここはどうやら地獄でも天国でもないらしい」(再不斬)

あの世で「白」再不斬が一緒に居れたんだ…とぬか喜んでたんですが、やっぱ、あの世は地獄も天国もない完全なる「無」の世界だったのかな…と思います。何も無いから光りもない。光りばかりか闇もない…虚空。その前に何かを感じる自分もない。自分が無いから記憶もない。喜びも悲しみも、楽しさも空しさも何も無い。しかし、漂泊する魂が穢土転生で呼び戻され肉を得て再び再不斬「白」と再会できた。再不斬「白」と居る事で世界を認識しているかのようじゃないですか。そして死んでしまえば何も無くなる。誰もかれも自分すらも感じれなくなる。世界なんてものもない。死んでしまったら本当にそこにあるのは「無」なのだと訴えている…これを「死生観」と呼ぶのではないかと、僕は思います。


「ここは現実の世界…
もうお前達の来る場所じゃないのさ」(カカシ)

「再不斬…白…」(サクラ)

<ザザザザザン>

「何だ…?知り合いなのか?」

「カカシ隊長の合図を待て」

穢土転生を考案したのってカブトによれば二代目火影・扉間なんだけど、それが本当だとしたら相当屈折した人生を送ってたんじゃないかと思います。おまけに時空間忍術も二代目で、それがミナトに継承されている点が何気に香ばしい(笑)。そんな伏線を暫く放置しといて、物語は「白」再不斬の穢土転生とカカシを引き合せます。カカシが隊長なんだけど先頭切って飛び込んで行くのが忍流という事で黙殺(笑)。加えて、カカシと知り合いと言う理由で手出ししないのも忍流(笑)。基本、個の戦いを重視する風潮があるんだと思います。しかし、君麻呂の一族が破滅したように時代は確実に個人の力量に頼る戦闘は次第に組織戦に推移してる筈なんだけど、ここはカカシさんの男っぷりに免じて…。

何たってカカシは仔カカシの頃から、岩忍の大軍を一人で待ちぼうけさせた実績もありまして、例の神無毘橋のリンちゃんとの痴話喧嘩でありますが、この程度のお約束は受容してあげないと『NARUTO -ナルト-』のファンとは言えません。しかし、こんな風にカカシと再会を遂げた「白」再不斬の魂はどんな気持ちなんだろう。それは穢土転生という禁術への嫌悪感にも関係する想像でもありまして、個人的に萌えとは逆方向にドンドン落ちる原因を生んでおります。波の国任務編で「白」再不斬を護り、再不斬「白」への気持ちを認めた事で本懐を遂げたのだと、僕は認識しています。それを今更引き摺り出して何でこんな…と、僕の中の倫理観を激しく刺激してて、筆が重い重い(笑)。


ホウ……
大きくなったなカカシの部下のくの一
あの小僧は元気にしてるか?」(再不斬)

(オレの里で一番の忍者になるため!
みんなにオレの力を認めさせてやんだよ!)


「オレたちを負かしやがったんだ…
今頃はでかくなりやがってるだろ?
名前もな」
(再不斬)

死者の記憶は死亡の瞬間に途絶え、そこでフィックス(固定)されている…と、僕は考えています。先の「死生観」のところで書いたんですが、死んだら完全な「無」になっているから自分も記憶も何も無いと思うんです。それが穢土転生で肉を与えられ魂の外側を心が覆うように生前の想いや記憶が蘇るんだと考えます。在りし日の自分の勇名をして、かつて少女だったサクラの成長からナルトの「今」を思い遣るところに再不斬の持つ人間味を感じます。再不斬は本来持っていた人間味を押し殺し「鬼人」を演じていた訳です。僕も歳を取ったので(…重ねたので…と思ってるんだけど)他所の子の成長の速さには驚かされるばかりで、再不斬のサクラを見る目はよく解ります(僕だったら100%泣いてます)。


「ああ…あの橋はナルト大橋って名が付いたし…
今じゃ里の皆に英雄・奇跡の少年なんて呼ばれてるよ」(カカシ)

「クス…」(白)

「?」(リー)

「お前らのおかげで
ナルトは己の忍道を見つける事ができた
そしてそれをお前らの墓の前で誓ったんだ
あの時からブレない立派な忍に成長した」(カカシ)

「なら…彼はもっと強くなる」(白)

そう言えば…「ナルト大橋」をサスケが見つめてたのを思い出して泣けてきました。あの橋の上で子供だったナルト達は「白」再不斬と戦ったんだ。イナリが立派に成長して大工になったのも再不斬に教えてあげたい。「白」が「クス…」と笑うのも僕の萌えで、この子らに残された心が充分に感じられるところが、カブトの穢土転生の残酷なところです。「白」再不斬が第七班の近況を知らされて成仏しちゃえば良いのに!!と内心思ってたんですが、先にサソリやシン(サイ兄)の件を既にカブトがフィードバックしてますんで、ギリギリのところで縛ってるんだと思います。そこにはカブトの明確な恣意(しい)が存在します。ここに何かの大義であれば良いけれど、単なる撹乱目当てだったらカブトの雑魚認定が下ります。

例えば忍のシステムに対する不満や疑問に対してカブトがカブトなりにアプローチしていて、過去に志半ばで倒れた忍の無念を解放する為に穢土転生が二代目火影・千手扉間によって生み出され、大蛇丸→カブトの手で洗練されていよいよ完成した結果として、思い遺しを果たす為に忍界大戦に投入されている…なんて美談だったら、カブトは大した忍と讃えられて良いと思うんです。実際、扉間は柱間を呼び出す為に穢土転生を開発したと、僕は考えてて、もしかしたら六道仙人の子としての「兄弟」のプログラム発動が二人にもあったんじゃないかと思う訳です。何か綱手にもそんな揺れがあったんで、何でも可能な忍術の世界観ってとんでもない選択を生む危険性を孕んでいるんかしらね。そんな気がしてならないのです。


「少しは昔話ができたかな?
そろそろ本気でいくよ…」
(カブト)

(力がみなぎってくる!)(カブト)

「ここからが本気だ!」(カブト)

<ビクン>(再不斬)

「カ…カシ…
オレ…たち……を
…………
止め……」<ズオオオオ>(再不斬)

それで、カブトが美談と全く反対方向に舵を切るのを見て雑魚認定(笑)。だから穢土転生って嫌なんだけど、もっと嫌だったのが再不斬の背後の鬼神のチャクラです。僕がこれまでグチグチ、クドクドと意味不明な解説なんか愚痴なんか解らない記述を書いてきたのは、実はこの嫌悪感をお伝えしたかったからであります。僕は再不斬鬼神のチャクラは、再不斬「白」を愛してた証だったんだと思っています。あの時、再不斬を庇って逝った「白」を最期の最後に再不斬は認めたと思うんです。だから、再不斬が放つ鬼神のチャクラは血継限界でもなく、特殊な体質が可能にする能力でも何でも無くて「愛」に気付いた再不斬の本当の力なんだと思うんです。再不斬「白」「愛」を示したんだと思うんです。

あの時、ガトーの首なんて何でもない存在だったと思うんです。再不斬には「白」が全てだった。全てである事に気付けた再不斬が命を燃やした結果、鬼神のチャクラが出たんだと、僕は信じてるんです。そう思いたいんです。それが、カブトが縛りをキツくしたんだか何だかで<ズオオオオ>って出ちゃったからお立ち会い。僕は無性に悲しくなっちゃったんだな…。こんな事してちゃいかんよ!!折角、再不斬が血継限界を否定し、それでもあんなに強かったのに…何だよ…キッ神。こんな風に再不斬を使うなよ…おっといけねー!!カブトだった(笑)。僕が再不斬に完全に憑依してるからかも知んないけど、ちょっと見るに堪えん訳。だから再不斬のあの時の”つぶやき”が僕には今も木霊してるんだな…。

オレは違うがな…が。

第521話「大連隊、戦闘開始!!」(前・中・後編)了


業務連絡(101223):遅くなってごめんなさい。今夜、コメント欄を開きます。



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第521話「大連隊、戦闘開始!!」(中編)

 
<ザザ>

<ザザ>(中吉)

<ザザン…>(中吉)

「…増援…に…来い…」(中吉)

「…穢土転生……
二代目火影扉間のより洗練されておるな…
これほど一度に魂を縛るとは
…大した輩よ」(チヨ)

イミフに遁走してたかに見えた霧の中吉ですが、どうやら本当に増援を求めに走ったようです。しかし、忍連合の奇襲部隊と交戦状態に入った”暁”の奇襲部隊がカンクロウらに負けるのが中吉には見えてたんでしょうか?何せデイダラとサソリの芸術コンビが居るんだし、当初から旗色が悪い(敗色濃厚)訳じゃなかったです。なのに増援を求めるのってやっぱイミフです。或いはそれがカブトの指令だったのかも知れませんが、もうどうでも良い(笑)。ここでは中吉が合流した部隊に居るチヨ様が扉間の穢土転生を知ってる描写がデカイです。何せ扉間は穢土転生を考案しただけでなく時空間忍術も使えたとあります(ミナトが言ってた)。柱間の弟…なのに全く容姿が違うし、何かと謎の多い火影なんであります。

そもそも穢土転生なんて禁術を考案しちゃうところにアウトローさがありますし、その遺産に非合法の塊みたいな大蛇丸が食い付いたのも同系統の暗黒さがあります(笑)。だから、カブトが残すもう一つの切り札が時空間忍術である目もあると思うんですね。基本、カブトは大蛇丸の遺産で中二臭がしてると思うんですけど、誰もが柱間の細胞に釘付けになってる中で、二代目火影・扉間に着目した大蛇丸の気持ちを考えると、柱間に対する劣等感を何かに昇華しようと足掻いた扉間のニートっぽい「力の獲得論」というか「ネクラさ」を扉間にも感じてしまいます。その暗さとチヨ様達が忍界大戦で戦ったのかと思うと、どんだけ酷い事されたのかお気の毒です(笑)。扉間がそこで呼んだ忍って柱間だったりして…(黒汗)。

柱間→扉間もまた「兄弟」の問題だから意味がある筈です。マダラ→イズナに匹敵する黒さ暗さがあるかも知れません。ただ何か在るにしても、扉間は木ノ葉崩しで穢土転生されてまして既に死亡は決定的。転生も可能性ゼロで昨今気になるラスボス候補でもなく、金角部隊を身を挺して足止めし、ヒルゼンやダンゾウといった次世代の芽を残した功績に嘘はなかったでしょう。問題は大蛇丸が扉間の忍術を研究していたところにあって、それを重く受け止めれば時空間忍術繋がりでミナトとの繋がりも偶然じゃなかった…何かしらの意味を持っていたと思えるのです。やはりここは「柱間→扉間」のストーリーの提示が必要になるんじゃないかと…それがチヨ様が今ここで提示するセリフの持つ伏線だったら良いなと思います。


「ミフネ隊長!

先ほど本部から連絡!
敵は我々の足元地下深くを通り越しているようです!」(伝令)

「現場の感知部員が感知できぬとは…
だだの人間ではないでござるな」(ミフネ)

「よし!
縦に長く陣形を展開している
拙者達第5部隊の中で
第2部隊黄ツチに一番近い
いくつかの小隊を増援に向かわせるでござる!!

急げ!!」(ミフネ)

ヤマトが”暁”の手に落ちても尚、忍連合軍って陣形とか戦術とか変えてないと思うんです。案外、忍って頑(かたくな)で純真なので最初に決めた事をやり通す気質があるんで(笑)。だから、情報を知った”暁”の裏をかくなんて考えもしなかったんでしょう。奇襲部隊ののろしを見つけたのがカカシの第3部隊で、左右に別れたダルイ(第1部隊)と我愛羅(第4部隊)の配置からすると地上戦しか想定なかったように思います(ダルイは海路を牽制してる筈です)。ミフネの第5部隊の配置を見ると汎用性が高い補助的な役割を帯びているのが分かりますね。白ゼツクローン部隊の地下からの襲来に機敏に対応する機転もその役割をしっかりと認識するものでありましょう。これがこの後の忍連合軍の動きに関係しています。


「よく気付いたな………白」(再不斬)

「確かにあの大鳥はつがい2組で飛びます…
エサを協力して取る為です

でもそれは子供を育てる冬の時期だけ…」<ジュ~…>(白)

「そして雲にまぎれてののろし…
間違いなく攻撃してきた相手はあそこ

…ボクに任して下さい」(白)

一方、忍連合の奇襲部隊と接触する「白」らの穢土転生部隊。「白」がサイの超獣偽画の大鳥を見て分析する姿に、第一部の波の国任務で鬼兄弟(業頭・冥頭)の強襲を水たまりの存在でカカシが察知したり(第2巻/61頁)、やはりカカシが再不斬が使った代わり身のウサギちゃんの毛皮で判断した描写(第2巻/84頁)をオマージュ(セルフカバー)したみたいで、思わず”巻ノ二”を引き摺り出して確認しちゃいました。ついでに読み耽って、あの頃の戦闘シーンって緻密でアイデアが詰まってて、今みたいにザックリじゃなくて、チートさが凡そ忍術を逸脱してなくて良識があって良かったな…と、”アンチの芽”が吹きそうになりました(笑)。でも「ナルト&サスケVS再不斬」なんてもう最高だったもんね。

何たって戦闘シーンは第一部が良かった…非常に余談ではありますが…僕のベストバウト(最も印象に残った戦闘シーン)は第一部終盤のサスケ奪還編の「ネジVS鬼童丸」なんだけど、それ以外にも第一部には甲乙付け難い戦いが沢山在ります。さっきの”アンチの芽”じゃないけど、理由付けや種明かしがコンパクトで明解に付随してました。ま、僕も歳なんで、あの頃は良かった…なんて言いながら煙でも吐きたい気分もあります(笑)。毒吐いちゃってますけど(笑)。話を戻すと、つがいの大鳥に、「白」は自分と再不斬を投影してるようでもあり、穢土転生なんて禁術で呼び戻されたとは言え、生前に果たせなかった思い遺しをセッセと果たしているようにも見えて…切なくて切なくて切なくて…。


「早かったなキバ!」(ネジ)

「キバくん!シノくん!」(ヒナタ)

「こっちへ合流しろってよ!
で敵は近いのか?」(キバ)

「ああ…」(ネジ)

一方、黄ツチ率いる第2部隊に増援が続々と集結しています。ミフネの号令で第2部隊のネジとヒナタのところに第5部隊のキバとハナ、シノらが合流。何気に急展開なのです。ネジが白眼を全開にして敵の動きを見張ってるのが上忍っぽくてカッコ良いです。ネジは感知能力がありながら地中を進む白ゼツ部隊を見逃してしまった負い目があるんじゃないかと思います。そのくらい責任感の強い子だと、僕は思います。ネジは憎しみの虜から完全に脱し確固たるアイデンティティを得ました。中忍試験でネジを憎しみから解放したのはナルトでした。あの一戦以来ネジは急速に成長しました。それが確認できるのが僕のベストバウトである「ネジVS鬼童丸」…自分を「凡小」と言える「天才」の勝利…だったと思います。


<ダン>(土遁・開土昇掘!!)(黄ツチ・黒ツチ)

<ドドドド>

「かかれェ!!」(黄ツチ)

<バッ>

<ギュルル>(牙転牙!!)(ハナ)

(牙通牙!!)(キバ)

(八卦空壁掌!!)<バッ>(ネジ・ヒナタ)


(蟲玉!!)<ササン>(シノ)

<ズバッ>(雲流・表斬り!!)(カルイ)

(破断!!)(サムライ)

<ズガガガガガ>

<ドドドド>

黄ツチがワクワクしてたのは黒ツチとのコンビ土遁だったようです!!(多分)娘にウザがられるお父さんなんだと思います。土遁で地中を進む白ゼツクローン部隊を地上に吐き出させ第2部隊と増援が一斉に攻撃。もっと一網打尽にして効率良く片付ける方法ってなかったんかしらと思いませんか?何でこうも肉弾戦に持ち込むんだろう?と、また”アンチの芽”が…(汗)。僕だったら白ゼツは自爆兵器にしちゃうと考えてたんです。白ゼツが死んでも”暁”は痛くも痒くもないです。これは穢土転生部隊にも言えてて、メチャクチャ不公平な相手と忍連合軍は戦う羽目になってるんです。なんつーか、忍って真面目過ぎて命の大切さを解り過ぎてるのかしら。職業病かもね(笑)。トビはそれに嫌らしく付け込んでると思います。

白ゼツは黒ゼツがオリジナルで、胞子の術を触媒とし増殖させた木遁に近い忍術なんだと思います。チャクラを源に生命を生み出すロジックは非常に似ています。これに柱間の細胞と外道魔像に蓄積された七尾までの尾獣のチャクラが加わってここまでの大軍を創り出せたのでしょう。ちなみに外道魔像内部に格納された尾獣のチャクラも有限っぽくて、10万もの白ゼツクローン部隊の製造でかなりチャクラを消費してしまった旨の提示がトビからありましたっけ。九尾が最後に外道魔像に封印される必要があるのは十尾が復活する為に九尾が特殊な役割をになっている可能性を臭わせているようにも感じます…が、あれがイタチかトビのついた「優しい嘘」の可能性も残るので何とも言えません(汗)。

また、カブトがヤマトを外道魔像に接続された大きな蓮に埋め込まれた生きた細胞から培養した柱間の脇に埋め込まれた事でゼツが強化されたのは、既に白ゼツが生成された後でしたから、後付けで白ゼツが強化されたからには高周波チャクラか何かで白ゼツが動いている可能性があるでしょう。六道ペインみたいに遠隔操作される傀儡(かいらい)だから、蓮華座にヤマトが組み込まれてパワーアップしたのではないかと、僕は思う訳です。しかし、白ゼツはデフォで「弱い」ので手っ取り早く強化するなら自爆兵器が真っ先に頭に浮かんだのです。「一忍一殺」で言えば数の多い方が断然有利です。だからトビは8万の忍連合対して尾獣チャクラの消費を気に掛けながらも10万の白ゼツを製造したんじゃないかと思うんです。

続く。


 
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第521話「大連隊、戦闘開始!!」(前編)

 
「…リスクがないだと…?」(トビ)

「本当さ…
穢土転生の術にリスクはない…
イヤ…一つだけあったかな…」(カブト)

「……?」(トビ)

「あまりに素晴らしく強い術のため
術者の名が世間の隅々にまで行き渡る…

ボクはいすれうちはマダラよりも有名な忍になる…
インテリのボクはそんな事望んでないんだよ…
狙われるだけだしね」(カブト)

「図に乗るなと言っている!
物事には全てに反動がある
気を抜かずにいる事だ」(トビ)

「忠告ありがとう
この術のリスクがあるとすれば
君に話してしまっている事がリスクさ」(カブト)

<ガコン>「じゃそろそろボクは行くよ
インテリは陰気な所が性に合うんでね」(カブト)

<ガコン>と棺が出てしまわれるのはトルネの穢土転生のようです(一瞬、アンコかと思ったけど)。つまり、個別に穢土転生のON/OFFができる訳で、死者の召還は例の術式(ナスカの地上絵の鳥みたいの)で魂を縛った後はショートカットで術の発動が可能なのだと思われます。多分、生贄(トルネの場合はフー)の耐用時間の縛りがあるんじゃないでしょうか。生贄が永遠に持つならば穢土転生の不死が特別じゃなくなります。ところで、フーとトルネが居てトルネの首をへし折ってトビが殺したのは、トビがトルネを苦手にしてるからだと思います。トビの時空間忍術は一度対象にタッチしなければならず、ナノサイズの毒蟲を身体に飼うトルネが嫌いだったんじゃないでしょうか。そして、カブトはその穢土転生を仕舞った。

トビ的にはこのままトルネは前線に出て欲しかったと思うんです。特に体術系の忍相手には持って来いですし、それが死なない体なんだから時間はかかるかも知れないけど、一人で大軍を全滅させちゃうポテンシャルを秘めています。”暁”にとっても大きな戦力になります。しかし、カブトは折角召還したトルネの穢土転生を仕舞いました。これは、つまりいつでも出せまっせのサイン…と、僕は観ました。カブトもトビがお面で呼び出したフーとトルネの存在を知ってましたから、トビの腕を奪ったトルネの善戦を知ってたんじゃないでしょうか。それでトルネを持ち帰った…これはトビ対策だと、僕は考えています。それがトビがトルネを問答無用で殺めた行と整合性があって素敵(笑)。トビとカブトの腹芸は面白いです。

「図に乗るなと言っている!
物事には全てに反動がある
気を抜かずにいる事だ」(トビ)

全くもって何のリスクもない穢土転生…それに警鐘を鳴らすが如くトビが忠告しています。これは忠告以外の何モノでもない。何でトビがカブトに「気を抜くな」と忠告するのか?を考えてみたんですが、自分も過去に同じような慢心や有頂天を味わっていたからなのかな…と思い当たる節ありです。僕はトビを「うちはマダラ」だとは考えてないんですが、うちはマダラを知る誰か(イズナとか)として、大きな力を得る為の代償もまた大きい事を知ってると思うんです。また、現在も途方もない企みを持って世界を相手に戦っています。それは忍術という「チート設定」に助けられてる訳で、きっとドえらい反動への恐怖と絶えず背中合わせなんだと思います。それを気付かせた過去と今のカブトがダブってる…と。

トビはカブトを仲間だとは決して思ってないし、心も手の内も明かしてない筈です。だから、カブトが関与した白ゼツクローン軍団だって奥の手じゃないと、僕は考えてます。10万が2万になってたりして既に不穏状態ですし、その予感がこの後出てくるんでそこで書きますけど、トビはカブトの裏切りを予め織り込んで利用している筈です。カブトだって似たような気持ちでトビに接触はしてると思うんですが、かなり中二病臭が強くて(…だから物凄く共感できて)、自分を「インテリ」呼ばわりしちゃうなんて(笑)。ま、そんな二人の打々発止の絡み合いが僕は好きなんだけど、カブトにすらトビは隠しきれない「情け」がある…ここ大事だと思うんですね。そして、そんな人だから世界を相手に戦いを挑めちゃうのよ。


「待て…まだ穢土転生の術の
止め方を聞いてないぞ」(トビ)

「あ!…そうだったね
…忘れるところだった
…この術は術者を殺したとしても止まる事がない
ならどうするか?
…なに簡単さ…

穢土転生を操っているボクを操り
戌・午・寅の印で”解”をして止めればいいのさ
たとえば君の写輪眼とかでね
後は穢土転生達の魂を封印するとかかな」(カブト)

「………
それが本当ならいいがな」(トビ)

<スウー…>「君に嘘をつく勇気はないよ
…と話はここまで…ちゃんと止め方は話した…
もう行くよ」(カブト)

<スッ><ダッ>(カブト)

(穢土転生ともう一つの
あの術があるかぎりボクは無敵だ…
いすれは…六道仙人の真理
ボクが解き明かしてみせる!!)(カブト)

中二病臭がプンプンとカブトから漂ってるでしょ(笑)。しかし、穢土転生の他にもう一つ忍術を隠し持ってるって何でしょうか。一瞬、飛雷神の術かしらと思ったけど、きっと穢土転生みたいに一人で世界を敵にまわして戦える能力っぽいので、飛雷神だとチト弱いかと思うので、六道仙人の万物創世かも知れんと考えます。インテリさんのいろんなイメージを実体化させて軍団を作るんですけど、現状の描写からはチャクラ量が足りんと思えます。六道仙人が神の如く万能を誇ったのは十尾の人柱力だったからで、単に大蛇丸の細胞を取り込んだカブトにどこまで実現可能なのかは疑問が残ります。ちなみに大蛇丸の細胞とは例の白蛇で組成としては柱間の細胞に近いと思われます(柱間=六道の肉体…でナル×ジャン的にはオK)。

…という事は、九尾の陽のチャクラの毒と重要に抗し、知らず知らずにでもその首に「六道の勾玉」を配し、我がモノに換えたナルトって大した肉体の持ち主じゃないかと思え、まさか…柱間に継ぐ六道の肉体の特異点かも(やだ…カッコ良い!!)と思えて来るんです。ナル×ジャン的にはナルトの首にかかる「六道の勾玉」はイタチがナルトの口に押し込んだ烏ちゃんだと考えてます。「イタチの力」ってヤツで、未だ登場人物の誰もそれに触れないのが気に障る…気に掛かりますが(汗)。イタチは”須佐能呼”十挙剣八咫鏡を装備してましたし、伝説の六道仙人の首にぶら下がっていた「六道の勾玉」もコレクションしてたんじゃないかしら?の老婆心をまとめたのがナル×ジャンの捏造限界による「御神器」でありました。

書き始めた頃はどうなるんか?自分でも不安でしたが、書き進む内に予感やら期待が膨らむ考察になったのを思い出します。六道仙人は自分という存在を「パズル」のようにバラバラにして世界に鏤めたんじゃないかと思うんです。そもそも分割好きって六道仙人の性癖でしょ(笑)。二人の子然り、十尾然り…それに対して知的欲求からアプローチしてるのが大蛇丸やカブトであり、六道仙人の性癖に憎しみ見出し、破壊衝動からアプローチしてるのが写輪眼(うちは=兄系)じゃないかと思います。元々ある才能(能力)を補強する為にどっちも柱間の細胞に頼ってる所が似てますよね。写輪眼のトビが輪廻眼の長門を傀儡(かいらい)として動かしてたのは壮絶な愛憎の成せる業だったのかも知れません。

それに対してナルトは「銀のスプーン」と呼ぶべき「仙人の肉体」を素で持ってて、十尾復活の鍵を握るであろう九尾を宿す人柱力であります。仙人の肉体の特異点であるうずまき一族の血を引くナルトだから九尾を御し切れた…ヤマトがナルトを計り知れなかったのは、その異常さにあったと思います。一方、写輪眼のトビがうずまき一族の末裔とされる長門を単なる輪廻眼のエンジンとして使い捨てたのとさり気なくコントラストしてて、憎しみで六道にアプローチする者と、それとは違う側面からナルトがアプローチしている可能性に、僕は期待を感じています。これは「御神器」で書いたんだけど、大人の枯渇した想像力なんて詰まらないじゃない。未来は少年少女のモノなんだし。万華鏡が回転してる…。


「あいつに白ゼツの胞子は付けてあるな」(トビ)

<ズズ…>「モチロンダ」(黒ゼツ)

「なら黒ゼツ…
お前はそろそろあっちの方の段取りをしろ」(トビ)

<ズズズ>「ワカッタ…」(黒ゼツ)

颯爽と立ち去るカブトは自分に付いた胞子を感じてるんでしょうか?トビとゼツがカブトの一枚上を行くのか?それともカブトの中二病が若気の至りを脱し大人への階段を昇れるのか?この鬩ぎあいは二人のギスギスした絡み合いに匹敵するくらい見物です(笑)。それと、トビがゼツを顎で使うのとカブトを利用する温度はかなり違います。トビは黒ゼツを信頼してると思います。その黒ゼツに命じる「あっちの方の段取り」がカブトの知らない世界なんだと考えると、カブトが関与した白ゼツじゃない隠し球が”暁”にも在る事が分かります。それとカブトの「もう一つの術」とどっちがどんだけ凄いかが今後の展開に大きく関係して来るでしょう。その意味でもトビとカブトが似てるのが妙に愛しいでーす!!(笑)

続く。


 
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第520話「穢土転生の秘密」(後編)

 
「油女ムタの情報がなければ
感知しそこねるとこだった…

大軍が地下を通ってきてる!
感知範囲をもっと下へ広げるぞ!
奴らこちらの連隊の足元を素通りして来るつもりだ!
連合連隊の後ろを取るつもりか?」(青)

「土遁で地面を掘り起こせ!」(雷影)

「すぐに黄ツチに連絡じゃぜ!!」(土影)


「情報部隊
すぐに黄ツチにこの事を連絡だ」(いのいち?)

「来た!」(情報部隊第1分隊)

「よし…」

「情報だ!」(情報部隊第2分隊)

「いよいよか!」


「敵 約2万
座標25の30 地中です!」

「そうきたか!!」(戦闘大連隊第2部隊長・黄ツチ)

どうやらムタの情報(蟲に運ばせた巻物)が忍連合軍に届いたようです。しかし、それがなければ「感知しそこねるとこだった…」なんて青も言うに事欠いて(笑)。土遁があるんだから忍なら警戒するでしょうよ。早速、地中を侵攻する白ゼツクローン軍団の情報が情報部隊の精鋭が前線に伝えます。印を結んで最初の情報を発信するのは「うずまき」の肩章があって木ノ葉の忍っぽいので、いのいちさんかと思うんですが…。ま、その知らせを聞いた黄ツチがめっちゃ嬉しそうなのが何故だか笑えます。黒ツチに良いところを見せられると意気込んでるんでしょうか?相当、黒ツチにキモがられた過去が在るのかしら(笑)。しかし、白ゼツ軍団が2万って、10万じゃなかったっけ?残り8万は何処へ行ったんでしょう(汗)。

<ザザザ>(白・再不斬)

「!!」(白)

<ヒュ>

<ドウウウウウ>

「次々いくよ!!
ザジはのろしを!!」(サイ)

「OK!!!」(ザジ)

<ドウ>

<バシュ><ザッ>(ザジ)

「赤いのろし…
奇襲部隊だ…行くぞ!」
(カカシ)

「ム!」(ガイ)

ザジって黒髪だったっけ!?と思いつつ、奇襲部隊の攻撃もベタだな…とか思いながら(笑)。それにカカシ達の戦闘大連隊って大隊単位で分離して走ってんじゃなかったっけ。もしかして休憩中だったかも(笑)。ガイが八門遁甲の反動から立ち直っていたのが救いですが、奇襲部隊が敵のアジトに達してないって何!?と思います。何たってサソリからトクマを奪還して治療したんだから、アンコ達の小隊が見つけた”暁”のアジトの情報もすでにある筈です。にも関わらず、敵の侵攻を偶然に発見したとしても奇襲部隊が滅多な事で敵との小競り合いに興じるなんて信じられません。しかも、攻撃した相手が穢土転生部隊なんだから救いがありません。もしかしたらカンクロウ不在!?とは思いますが…。

…というのはカンクロウはデイダラを縛り続けないといけませんので動けない筈です。それでサイ達を先行させて敵を叩かせてるんだけど、敵の正体も見極めないでサイらの独断でアタックかけちゃったのかな…と思います。カンクロウは奇襲部隊の衝突を「珍しい」と評してましたから、敵の中枢を奇襲してこその奇襲部隊だと解ってると思いたいんですが、カカシの反応が兎に角敵を発見して本体に知らせる役目を帯びてるような…でも、それって斥候(せっこう)じゃねーの?と、忍界の戦術理論に疑問が生じます。ま…戦闘大連隊が颯爽と地上を疾走して敵アジトの大まかな場所しか解らないのに向かってるもどうかと思うので、力で押す雷影兄ちゃんの忍道が前面に出た結果なのかな…と思います。


「大丈夫ですか
再不斬さん?」(白)

「術の無駄遣いだったようだな白」(再不斬)

<ズズ…>(この穢土転生…
死人だけに死なねーようだ
…この術も気にくわねェ…)(再不斬)

「何よりこの術が素晴らしいのは…
術者に何のリスクもない事だ!」(カブト)

そんなどうでも良い忍連合軍の戦術はおいといて、「白」と再不斬とカカシが再会しそうな気配です。再不斬が(…この術も気にくわねェ…)と噛み殺すのは、「白」が再不斬のキレーな体に傷を付けたくないが為に出した氷遁を「無駄遣い」と言ってしまったからで、死なないが故の危険への無頓着さが再不斬ですら迷わせる結果を生んだのでしょう。このままカブトをフリーにしちゃえば、サソリの失敗をフィードバックして穢土転生の縛りの強度を上げるでしょうし、そこにカカシが合流なんかしちゃったら、また見たくない戦闘が始まっちゃいそうで恐いです。できれば10万あった白ゼツ軍団がカブトの毒(柱間の細胞を抑える薬)で死滅しちゃってて欲しいです。こんな不公平な戦いで血を流させたくないので。

大切なモノがない穢土転生に一生懸命はない!!

第520話「穢土転生の秘密」(前・中・後編)
ナル×ジャン ケルベロス


業務連絡(101213):コメント欄の開設ですが、肝臓疲労の為延期させて下さい(汗)。取り敢えず、第520話「穢土転生の秘密」(前・中・後編)了という事で、一つ宜しくお願い致します。年末で忙しくなって参りました。腸炎やらノロウィルスやらも流行っております。僕は帰宅後の手洗いとうがいをしっかりとして体調の管理に努めています。年末年始はのんびりと休みたいんですが、いろんなイベントがてんこ盛りで嬉しいやら悲しいやら(笑)。それに最近、ひょんな事から新しいエンジンをゲットしてしまい、部屋に持ち込んで弄ってます。外だと寒いんで。のめり込むと寝食を忘れるからいけない(汗)。そんなこんなで僕も一生懸命です。大切なモノの為に闘っています。今年もあと少し。皆さんも体に気をつけて下さいね。

 
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第520話「穢土転生の秘密」(中編)

 
「うっ…」(アンコ)

「その女…まだ生きているようだな」(トビ)

「この女は大蛇丸様の呪印に適合し
大蛇丸様のチャクラを体内に持っている
まだ殺せない」(カブト)

「ダメだ…今ここで始末しろ
この女はオレ達のアジトの正確な場所と
入り口を見ている」(トビ)

「生きたまま大蛇丸様のチャクラを
吸い取り回収する必要がある…
ボクの体は大蛇丸様の体といってもいい…
ボク自身の力を向上させるためには絶対だ

そうすれば穢土転生を縛る力も強くなる
それとさらに重要なのは…
この術は生きた人間の体を使う
…この女を生かしておくのはそういう事だ

より戦力を増す事が
君への貢献度を増す事にもなるだろう?
違うかい?」(カブト)

「今日の友は明日の敵…かもしれん…
お前の利でこちらが不利になる可能性もある」(トビ)

<スッ>(カブト)


「まだ信用されてないみたいだね…
どうしろと?」(カブト)

穢土転生の術
それが本当に生きた体を使うのか
ここで証明しろ
それと……

その術の全てをここで説明してもらう!
もちろん止め方もだ」(トビ)

<ギロリ…>(カブト)


「嫌だと言ったら…」(カブト)

「お前のほしいものは一生手に入らない上
ほしいものが別になる

自分自身の命だ!」(トビ)

「……」(ここで輪廻眼をあいてにするのはマズいな…
ボクにもまだ切り札がある…焦る事もない…)(カブト)

僕はカブトとトビの丁々発止のやり取りがかなり好きです。基本、トビはカブトを疑ってるんです。でも、大蛇丸の遺産という物凄い戦力を有している。まだ明かされていませんがトビの泣き所も握られてる。だからカブトを拒絶しないで利用しようとしてるんですが、これ以上カブトに”暁”に食い込まれるのはマズい。恐らく、柱間の細胞を押さえ込む薬品が外道魔像の蓮華座に連なるゼツの発生源に注入される可能性を危惧してるんじゃないかと思いますが、まずはカブトの穢土転生の秘密を秘匿する戦略に歯止めをかけようと駆け引きしてるのです。確かに穢土転生はカブトの現状の主戦力ですし、如何にトビに写輪眼が備わっていようとも術の発動を確認しなければ術コピー、或いは解析ができないのでしょう。

加えてカブトは輪廻眼の驚異も感じてて、忍連合軍が接近するだろう状況の中、トビと殺り合う選択に合理性を見出せないのです。カブトの余裕を感じると、ガチでトビと対戦しても五分五分以上の力量がカブトにあるようにも思えます。しかも、「切り札」を隠し持っているようですから、トビですら無視できない存在に昇格したと言えるでしょう。しかし、まさにトビが率いる”暁”にとって「毒」とも言えるカブトすら利用しようとする大胆さにトビの並々ならぬ度量を感じ、タイトロープを迷いなく渡って行く勇気には少なからず「男気」を感じます。それってトビの一生懸命だと、僕は思うんです。トビもまた大切なモノの為に闘っているのです。善悪で判断すると『NARUTO -ナルト-』は分かり難いです。

それと過去にアンコの呪印が大蛇丸に感応している描写がありましたが、それはアンコが大蛇丸のチャクラを体内に宿していたからだったんですね。似たような例で音の四人衆が大蛇丸に縛られているような提示があったけど、あれはダンゾウが根を支配した呪印による呪縛だった可能性があり、アンコのそれとは違いそうです。明らかにカブトはアンコを意識してるし、トビとの交渉で譲歩を余儀なくされるリスクを冒してまでアンコを確保しようとするのには、カブトの言う通り、アンコの中に大蛇丸のチャクラが存在して、それが音隠れ等で手に入らないレアなチャクラだと考えるのが妥当でしょう。例えば、カブトが大蛇丸の意志に引っぱられててアンコに情けを掛けてる可能性もあるけど提示が足りないです。


「……いいだろう…
だがここには生贄にする者がいない…
この女は使えないと言ったね」(カブト)

<ズズズズズズ>(トビ)

「その人達は確か…」(カブト)

「ダンゾウの犬だ
捕えた時からずっと写輪眼による
幻術をかけている」(トビ)

<ガッ>(トビ)

<ゴキ>(トビ)


「!?」(カブト)

「容赦ないですね…」(カブト)

「さあ術の用意はしてやった…
今オレが殺したこいつを
こっちの奴を使って穢土転生しろ」(トビ)

カブトが「大蛇丸様」と大蛇丸を未だに「様」と読んでたり、フーやトルネの存在を知ってて、少しは丁寧な言葉遣いをするのが妙に気になっています。しかも、ダンゾウが苦手なトルネの首を一気にへし折ったトビの行動に驚きを隠せなかった。そもそも穢土転生なんて命を弄ぶ禁術をガンガン使ってるのに、トルネを瞬殺したトビに「容赦ない」はないだろうと思います(笑)。この辺の機微にカブトの真意が潜んでるのかなーと思わせるんですけど、『NARUTO -ナルト-』のキャラに一々期待してたら身が持たないので、トビが相当なプレッシャーをカブトに掛けてて、えらく高飛車なカブトですが、内心はドキドキしてる…と考える事にしましょうか(笑)。白蛇で強化されても内面はもやしヤロー疑惑(笑)。


<スッ>(カブト)

<ズズ…>(カブト)

<ズッ……>(カブト)

<スウー…>(カブト)


<グイ>「…初めに言っておく…
これは口寄せの術に分類される…」<フワッ…><スッ>(カブト)

<プッ>「死者の魂をあの世である浄土から
この世…穢土に口寄せする…

そのためにはまず蘇らせたい人間の体の一部…
一定量の肉体が必要だ」<ピッ><グリィ>(カブト)

「個人情報物質(DNA)である体の一部がね
それが無い者は穢土転生できない
さらに魂が浄土にない者…
つまり魂そのものを別の場所へ封印されていた場合も
転生はできない」<クチャ>(カブト)

「かつて大蛇丸様は四代目火影を転生しようとして失敗した…
すでに屍鬼封尽による封印術で魂は死神がもっていたからだ」(カブト)

そして…木ノ葉崩しの時…
三代目火影ヒルゼンも同じ封印術をした
初代と二代目の魂を道連れにしてね…」(カブト)

いよいよ穢土転生の秘密の核心に踏み込むんですが、木ノ葉崩しの三体目の穢土転生は四代目だったんだ!!エーッ!!!大蛇丸は九尾事件における四代目の屍鬼封尽の使用を知らなかったんでしょうか?ま…屍鬼封尽がレアな封印術で、術者の魂まで死神の腹の中に行くのを知らんかったのかも知れんけど、賢い大蛇丸がテストもせずに大一番にいきなり投入するなんて事するんだろうか?と疑問が残ります。なので、三つ目の棺は「はたけサクモ」か「うちはマダラ」かな…と思ってたんです。でも、カブトが「四代目」と提示した以上、大蛇丸が木ノ葉崩しで呼ぼうとしたのは「四代目」に確定します。その点を重く見れば、大蛇丸も穢土転生の全てを解き明かした訳ではなかったのかも知れません。

恐らく、カブトは大蛇丸の命(めい)で手練の死体を漁(あさ)り、個人情報物質を集めに行かされたんでしょう。その中で穢土転生の秘密を知るに至り自らも会得した。大蛇丸亡き後も研鑽(けんさん)に励んだんじゃないでしょうか。カブトがサソリの成仏(穢土転生の失効)で感じたのは、魂の縛り方の勘所で、運用面での戸惑いであって術の理論に関しては充分に完成してる筈です。しかし、写輪眼、それに輪廻眼まで所有するトビの前で術の全てを曝すんですから、術式から何からコピーされるのは覚悟の上ですからカブトの戦力的にはそれ程重要な忍術でもないと思われます。という事は、大蛇丸の遺産は他にもまだまだ在るって事でしょう。これで音隠れの里が未だに残存するならば”暁”に比肩する第三の勢力でしょう。

それとさっきはフーとトルネに少しばかり気を遣った風ではあったけど、トルネにクナイを突き立て穢土転生の説明を粛々と行う冷血モードのカブトですが、アンコをそそくさと白蛇に隠させる様子を見ると、フーとトルネの何倍もアンコが大事なんだな…と感じました。まだ生きているフーを生贄にしちゃうとこら辺では恐ろしくキレが良い切り替えでした。ましてやトビに付け入る隙を与えた結果になって穢土転生の秘密を曝さなきゃなんなくなったんだから、アンコの存在は大きいです。それが単に大蛇丸のチャクラに対する拘りなのか否かがカブトの今後を大きく左右するんでしょうが、僕は「カブトのもしかしたら良い人説」も嫌いじゃないです。その方がカブトのアイデンティティ論を展開しやすいです。


「つまり…
もう初代から四代目まで穢土転生
できないという事か?」(トビ)

<バッ>「ああ…

いくつも転生させたけど…
個人情報物質を集めるのは
本当に大変だったよ…」<ジュウ…><ズズ…>(カブト)

<ブン><ドサッ>「それって
つまり慕い探しだからね…
腐って誰だか分かりやしない
失敗作もいくつも作った」<ズオオオオオオ>(カブト)

「これが術式か………」(トビ)

この行でトビの穢土転生が使用可能になったと思われます。カブトが結ぶもしっかりとトビは記憶した事でしょう。写輪眼に全て見せるという事はそういう意味を持っていると思います。そして、そうなる事をカブトは織り込んでいますので、カブトの「切り札」は更にその上位にあると考えるべきでしょう。しかし、ここに来てカブトがこれほどまでに存在感を示すとは思ってもみませんでした。僕はてっきりあのまま大蛇丸に食われちまうと思ってたんですが、白蛇が柱間の細胞を応用したチャクラと肉体活性の技術であり、その細胞に大蛇丸の意志とも言える「情報生命体」が乗っかってるのなら、その意志を具現化しようとするカブトもまた大蛇丸と言えるのではないかと、ちょっとややこしい事を僕は考えています。

そもそも大蛇丸もサソリと似た方式で自分のオリジナルの肉体を棄てちゃってるんです。その行き先がサソリの場合は「魂の消去」であり、大蛇丸は「永遠の命」で、サソリは魂を軽んじ、大蛇丸は魂を永遠にこの世に固定する方法を「不死転生」に見出したんじゃないでしょうか。大蛇丸が「永遠」を欲したのは全ての忍術に対する知識欲に起因していると思うんです。全ての忍術の真理を解き明かすために死ねないと考えて、自らの意志を情報化して柱間の細胞に運ばせた訳で、その意味でカブトが大蛇丸の意志を継承し、具現化してる以上、カブトは大蛇丸と同義でありましょう。これはアイデンティティに関わる問題なんだけど、”暁”の人外共は尽くその失敗例を僕らに示してる気がしてならないです。


<バッ>(カブト)

<パラ><パラ>

<ズズズズ…>「……!」(フー)

「……!」(トビ)

<ズズズズズズズ>「ぐああああ!!!」(フー)

「こうやって生きた人間を
死んだ者の魂の器にする
そうすれば穢土転生の完成だ」(カブト)


<ハァ><ハァ><ハァ>(穢・トルネ)

「!!
これは!?」(穢・トルネ)

<スッ>「この術は忍世界において
最大最強の術と言っていいよ!
二代目火影が考案し大蛇丸様が完成させた
この世に残る最大の遺産!

この札で人格を抑え一定の命令を与えれば
蘇った者は生前の能力が戻り
さらに死ぬ事なくボクの命令に従うコマになる」(カブト)

<ズズ…>「!!」(穢・トルネ)

「もちろん六道の輪廻眼や
イタチの写輪眼のような
希少な能力もそのままにね」(カブト)

「…だが…うちはシスイの死体はどこにもなかったし
自来也の死体は人の入れない水圧の深海の中
ダンゾウの右眼や六道ペイン達の武器になら
まだ彼らの個人情報物質がそれなりに…」
(カブト)

「図にのるな…」(トビ)

トビがカブトの口を塞ぐように威圧するのは、シスイの生死に言及しようとしたからだと僕は考えています。確かにダンゾウの右眼はシスイの写輪眼でしたから、シスイの個人情報物質が得られるでしょう…が、ダンゾウが回収不能(多分、裏四象封印で持って行ったんだと思います)にしちゃったし、自来也を突き刺した六道ペインの「血刀」にも自来也の血痕とか組織が残ってるかも知れません。もっと嫌らしい眼で見るなら、シスイと自来也が何らかの形でトビか”暁”と繋がってて、思わせぶりに喋りまくるカブトがその秘密すらしってるかも知んないと焦ったトビが思わず黙らせたんじゃないかと思えるんです。言葉通りに受け取ると自来也はもうアレですが、「元…”暁”のメンバー」(ep515補足)で書いちゃったから…(黒汗)。

ただ、”暁”内部の情報を大蛇丸がトビが予想していた以上に知られていたから、カブトがシスイのネタに言及するのが恐かったんだと思うんです。だから「図にのるな…」と、トビは凄む訳です。もしかして、シスイが生きてたら大外一気でラスボスに名乗りを上げるんだけど(笑)。そんな風にトビとカブトの打々発止は面白いです。凄く面白いんだけど、カブトが喋り過ぎなせいで、いろいろと新事実が出て来て、それがこれまでの描写と矛盾して来ます。一番ショックなのは自来也の穢土転生不可の理由で、「人の入れない~深海の中」って、死人すら生き返る忍術があるのに、水遁でもダメなんですかね。それじゃ土遁で穴ほれば良いじゃない…と普通に思います。木ノ葉に居た時に自来也の髪の毛とか集めても良かったんだし。

もう一つは「輪廻眼」穢土転生で長門の魂を呼んで「輪廻眼」が発現するって事は、「輪廻眼」が元々長門の所有物=長門の血継限界という事になると思います。トビは長門に「輪廻眼」を与えたと豪語してますから、百歩譲って長門の素性に働きかけて開眼させたという事になるのでしょうか。しかし、それでもトビは元々「輪廻眼」を所有してたみたいな事を言ってるし、それって「六道仙人の死体」にアクセスして「輪廻眼」を手に入れ長門にコソッと移植した…と、僕は考えてたんです。長門の魂が輪廻眼を発動すると、「うずまき一族の末裔」輪廻眼の血継限界を所有する事に繋がるし、ならば弟系というよりは兄系の遺伝形質になりそうで、もうチンプンカンプンになってしまいます。


「…まあいいや…
もう手ゴマは充分か…」(カブト)

「これだけ都合のいい術だ…
何かリスクがあるハズだ…」
(トビ)

「ククク…」(カブト)

ネゴシエーションにおいてカブトが優位に立ってるのはトビを完全に追い込んで論破してしまわないところに見え隠れしてます。しかも、カブトをして「忍世界において最大最強の術」とも言わしめる穢土転生を捨て駒にする潔さって、ハッキリ言って恐いです。トビがカブトを一気に殺さないのは、未だにカブトを読み切れてないところにあると思います。或いはカブトを殺める為のリスクを相当高く見立てているから手を出せない。カブトもトビと同じようにタイトロープを渡ってるんだと思います。喉の奥がヒリヒリと乾くようなカブトとトビの緊張感が、如何にも大人好きのするお話を構築しています。そして、ここで垣間見せるギリギリのやり取りの中にカブトの一生懸命もまた大量に感じられるのです。

カブトもまた「大切なモノ」の為に闘ってるのです。


 
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第520話「穢土転生の秘密」(前編)

 
「ウオオオオ!!」<ズイイイイイイイイイイ>(ナルト)

<バシャーン>(ナルト)

「うわっ!!」<ドサッ>\プシュ/(ナルト)

巻頭カラーの1頁。尾獣チャクラモードで黒い螺旋丸を練るナルトの身体の模様が大きく変化しています。週ジャンの表紙のトビのお面から覗く写輪眼+輪廻眼のドアップをバックにナルトが印を組み尾獣チャクラモードに移行する過程がコラージュされてますが、その文様が四肢に伸びて足の甲にはうずまき文様が浮かび上がっています。同じように肩から手首に達してまして、恐らく手の甲にもうずまき文様が浮かび上がってるんじゃないかと思います。首の六つの勾玉はそのまま。元々、お腹と両上腕のうずまき文様はあったんですが、それを非接触に太いラインが走っています。僕はこれがナルトの喉の奥に「蔵入り」した巻物蝦蟇が変化したモノで、尾獣チャクラモードにおける経絡系を形成してるんではないかと考えてます。

そんで、やっぱりナルトの首にぶら下がる六つの勾玉は「六道の勾玉」(八尺瓊勾玉=御神器)で、イタチがナルトの口にねじ込んだ烏…「イタチの力」だと考えてます。大体、ナルトが尾獣チャクラモードをヤマトやキラビに曝したのに、誰一人としてナルトの身体に浮かび上がる不可思議な文様に関して言及しないんだけど、これってどう言う事!?って思いません?(笑)普通、驚くでしょう(笑)。あと、後ろから見たらどうなってるんかしら?と不思議(笑)。描写的には身体の前面(表面)に文様が浮かび上がってますから、後ろは後ろで別の文様になるんかしら?ナルトの組成上(妄想♪)、お腹は八卦の封印式の六道バージョンで、他のうずまき文様はチャクラの出力ポイントだと思います(想像♪)

ナルトのお腹に八卦の封印式があって、そこに九尾のチャクラと檻に入った九尾が仕舞われてて、例の鳥居の上空にホバリングするチャクラ塊から九尾のチャクラを受け取って、太めの黒いラインを経由して身体の各部にあるうずまき文様に九尾のチャクラを供給しているんじゃないかと考えてます。何で巻物蝦蟇が経絡系になるのか?とか、そもそもうずまき文様ってナルトの肩にあった変なワッペンみたいなもんじゃなかったけ?などの有耶無耶な部分があってアレですが、これは「柱間の巻物」(「力量」~終末の谷の決闘…第三撃参照)と似てて、ナル×ジャン的には「尾獣の術式化の技術」と関係あるかも(捏造♪)…で、巻物蝦蟇が尾獣チャクラモードの経絡系に変化するのは”渡りに船”なのであります(熱望♪)

それと、ナルトの身体を包み込んでいる「九尾の鎧」ですが、オレンジ色ですね。「ミナトのチャクラ=黄色」と「クシナのチャクラ=赤色」が混ざり合って「ナルトのチャクラ=オレンジ色」になってるとすれば、やっぱ八尾がナルトに告げた「ナルトのチャクラ棚上げ理論」は整合性を欠きます。加えて、ナルトの両掌で練られる黒い螺旋丸とは全く違いますから、同時に二種類のチャクラが機能してるとしか思えません。問題はこれを実際に見ている完璧な尾獣チャクラのコントロールをなし得たキラビがうんともすんとも言わないのが奇妙で、それが「尾獣チャクラモードとはこんなもんだ」でしたら「ハイそれまでよ」になります(笑)。でも、キラビの尾獣チャクラモードではこんな文様なんてないので少しは食い付けやと(ry


「まだまだだ塩梅♪
黒が9.5で白が0.5になってるぞ!
簡単そうで難しいぞ案外♪」(キラビ)

「急に+とか-とか白黒チャクラとか
数字がどーだのと言われても分かんねーよ!

オレってば体で覚えるタイプだかんよ!」(ナルト)

「それにこの螺旋丸
重くて両手で支えねーとすぐに乱れちまうから…
そんな細けー事気にしてらんねーよ!」(ナルト)

「急に…」のナルトの言い分が、思いっ切り後出し設定(でもないんだけどね…)に対する読者の代弁みたいで笑えました(笑)。黒が8で、白が2で尾獣玉は球体になるんですが、螺旋丸ってチャクラを高速回転させて球体を作ってる筈だから関係ないと思うんですが、黒白(+-)が一定の割合でないと陰陽のバランスが悪いのかも知れません。チャクラの性質変化の修行でチャクラの「”陰”と”陽”の”性質変化”についてはまた今度にしたらどうです…カカシ先輩」(第35巻/127頁)でヤマトが先送りにしちゃったので、その謎も今回の修行で判明するかも知れませんね。白黒(+-)と陰陽が全く関係ない概念だったら、これも「ハイそれまでよ」なんですけどね(苦笑♪)実は苦し紛れ(白状♪)

変なラップはおいといて…チャクラは重い。これは四本目の尾獣玉で大蛇丸が指摘してましたし、仙術修行を経て仙人モードで初めて可能になった仙術・風遁螺旋手裏剣の投擲バージョン(完成形)を見た二大仙人のシマさんが「投げおった!」(第46巻/177頁)と驚いてまして、僕はそれもチャクラが重いという概念の存在の証拠だと受け取っています。そこで、ナルトが纏っている「九尾の鎧」では重さを感じたりしてませんよね。それが黒い螺旋丸になると急に重たいと言う(不思議♪)…と言う事はですよ。「九尾の鎧」のチャクラと黒い螺旋丸を構成する白黒のチャクラは全く違うチャクラという事になりますまいか?と思うんだけど、これが単に密度の違いで片付けられたりしたら「ハイそれまでよ」で終わりです(不死身♪)。


「この尾獣螺旋丸!!
できるまで何度もやって!やって!
やりまくってものにすんぜ!」<ムク…>(ナルト)

「……!」(キラビ)

<ビクン>「痛ッ…!」(ナルト)

「……
人形では無理があるな…重労働♪
少し休め
両手の傷が術の反動♪」(キラビ)

「細けー事は気にしてらんねーつっただろ!」(ナルト)

「……」(キラビ)

時折魅せるナルトの男前が徐々にキラビを侵蝕しています。この「人たらし」な味わいがナルトの魅力であり、『NARUTO -ナルト-』という物語の魅力であります。そして、これと似た情景をキラビがかつてあったであろうVS四代目戦で見ていたら…痺れちゃうでしょ。例えば…例えばですよ…子供の頃に「醜いアヒルの子」というお話を誰しも読んだと思いますけど、それが実は「ホントは白鳥の子」というお話だったと気付く事で人は大人になった事を実感するモノなんですよね(笑)。ナルトは普通じゃない子なんです。生まれながらに「銀のスプーン」(ex.「口に銀のスプーンを入れて生まれる」)を持っている特別な子なんです。そこを認識してないと少年少女もサスケみたく堕ちちゃいますよ(笑)。

僕も小学生の頃、学校の校門に白いロールスロイスが迎えに来て、運転してるのがお父様じゃなくて運転手さんで、その運転手さんが後席のドアを開けると教育係の初老の紳士が出迎えてくれる妄想が耐えませんでした。もう少し大きくなっても、毎朝校庭にヘリコプターかハリアー(VTOL)で登校したり、発勁の使い手で、体育館の裏の樹齢何百年の楠の葉を一瞬にして散らすイタズラをする自分を人知れず夢見ていました。立派な中二病患者だったんですが、ナルトが「特別」である認識は充分にあります。今でこそ…ではありますが(汗)。だから、ナルトみたいになりたい!!とは思うけど、ナルトになりたい!!とは思わない筈です(笑)。そんなお話を「翌檜」(アイデンティティ)に書いたんだよなー…。


<フッ><チリ><チリ>(ナルト)

「八尾のオッチャンが
8対2になるように見てて
ちょうどのところで言ってくれ!

オレってばそれを感覚で覚えっから!」(ナルト)

「…強情な奴だ……了解♪
オレがお前に言った事は自戒♪」(キラビ)

きっとナルトは驚くべきスピードで「尾獣螺旋丸」もモノにしちゃうと思います。それはナルトが特別だから成し得るのであります。ナルトは四代目の子で、うずまき一族の血を引くサラブレッドです。おまけに八卦の封印式の中に九尾なんて巨大なエネルギーを抱えています。そして、それを見事にコントロールしています。だから、諦めろという話ではないのだよ!!お立ち会い。それを認識した上で自分の中に「特別」を探して欲しいと、僕は少年少女に期待しているのです。ナルトは「特別」だけれど、それはナルトだけの「特別」ではない。僕はその難解を少年少女にいつか伝えようと手ぐすね引いて待ってるのです(笑)。でも「それっていつだよ!?」と昔のナンチャンみたいに突っ込まないでね(笑)。

肝臓疲労の為に分割♪させて下さい(いつか復活♪)


 
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第519話「尾獣玉」(後編)


「尾獣化してないと無理だ
とりあえず説明はした…
もうビーに変わる…」(八尾)

<ズズズズズズ…>

「しかたねェ…断念だ♪
お前の必殺技を尾獣チャクラモードで
やってみるぐらいしかねーな…丹念に♪」(キラビ)

「螺旋丸は影分身じゃねーとできねーから
このモードには向いてねーよ
チャクラの”放出係”と回転・圧縮して留める
”形態変化の係”の二人分の手が…」(ナルト)

「尾獣チャクラお前の手足と同じ感覚♪
本物の手足と錯覚♪」<ウネ><ウネ><ウネ>(キラビ)

「………
なるほど………

こんな感じかな?」<ズズッ><ズズッ>(ナルト)

「なかなか上出来♪
とりあえずあの必殺技をやってみろ
まずは出来合い♪」(キラビ)

「よーしィ!」(ナルト)

<バッ>(螺旋丸!!)<バッ><ズィーン>(ナルト)

「アレ!?」(ナルト)

「!?」(これは!!)(キラビ)

<プシャ>「うわっ!!」<グラ>(ナルト)

(その術!尾獣玉とそっくりだぞ
バカヤロー!!コノヤロー!!)
(キラビ)

ナルトの尾獣チャクラモード(ナル×ジャンで”完全覚醒モード”と呼んでた)の例の<チリ><チリ>なってるチャクラですが、九尾のチャクラを八卦の封印式を介してその上澄みだけを還元していた頃の…例えば第一部のVSサスケの終末の谷の一戦や第二部の天地橋任務での大蛇丸殴打事件で魅せた…チャクラがナルトに纏わり付き攻防一体の防壁を成したのをナル×ジャンでは「九尾の衣」と呼んでまして、尾獣チャクラモードでは現雷影(King-A)が対写輪眼戦策としてサスケ戦で本気出した「雷遁の鎧(よろい)」に習い、「九尾の鎧」と呼んでいます。雷影は香燐曰く「尾獣並み」のチャクラ量を有しており、物量にモノを言わせたチャクラの放出と言う点ではナルトも条件的には同じだと考えるからです。

「九尾のコントロール」でナルトは九尾と対決し、八卦封印でミナトがナルトに封印した「九尾の陽のチャクラ」から九尾の意識とチャクラを完全に分離する事に成功したのだと、僕は考えています。なので、「九尾の衣」がナルトに対して攻撃するチャクラ毒の侵蝕はなくなった筈…実際、ナルトのチャクラが九尾のチャクラに対抗して身体を補修する描写もありませんし…です。この差分は「九尾の意志」だと思われますので、純粋にチャクラだけを取り出すミッションが「九尾のコントロール」という事になりそうです。だとしたら、やけに力尽く(笑)。ま…その過程に父母の愛に支えられた自分の半生を省み心の底から感謝する自己理解が存在する訳ですが、キラビと八尾のそれとは遠く及ばないビギナーなのかも知れません。

…というのは、ナルトが抽出した九尾のチャクラがナル×ジャンで捏造した「高速増殖チャクラ理論」とは全く意を違える「有限チャクラ」であり、あの時「一生使い放題!!」みたいな大見得切りながら九尾に挑んだナルトは何だったんだってばよとも思いますが、この先、何度となくナルトは八卦の封印式内で九尾と対決し、その都度、九尾からチャクラを引き剥がす必要性が生じる事になります。つまり、それを繰り返しツーカーの仲になったキラビと八尾が想像され、ナルトが今まさにスタートラインに立った新米の人柱力である事を意味するのだと思います。そして、それを後見するようにキラビがナルトと出会った…僕はこのドラマチックな巡り合わせが単なる偶然ではないような気がしてならないのです。

(回転・圧縮して留める形態変化の…)

もう一つは「螺旋丸」の存在。チャクラを高速回転→圧縮させる技術の先に、僕は「黒玉」なるブラックホール(暗黒洞)を生み出す意図を見出してましたが(「ミナトは何故、”螺旋丸”を開発したのか?」参照)、どうやらそれとは違った意図が潜んでいたようです。しかし、ミナトが「螺旋丸」を開発し、多重影分身と口寄せの他にはエロ忍術くらいしかないナルトにいきなり難易度の高い「螺旋丸」を自来也が伝授しようとしたところに並々ならない意欲を感じてなりません。キラビはその意志に触れて震えているのだと、僕は思います。そして、その雰囲気が僕を激しく刺激しています。この感覚は第一部、温泉場でナルトの八卦の封印式をマジマジと見つめる自来也がミナトを想った時と似ています。

その意味では「自来也→キラビ」のラインも潜在的には縁(えにし)があってもいいなー…と想いました。捏造限界の眼にはキラビと自来也は似た感じのオッチャンに見えて来ますし、ナルトが無意識に従う恐い父親系の愛情を持った人格に思えます。ミナトがいろんな意味で「ゲイ忍」っぽいのはクシナが男前の母親だった組み合わせの妙があったので別格としましまして(笑)、ナルトは本来、自来也やヤマトと言った毅然とした父親格が指導するべきで、師匠としては向いてるんじゃないかと思います。だから、いろんな意味で「ゲイ忍」っぽいカカシがここぞと言う場面で男前にナルトを睨む…波の国任務の再不斬の立ち往生(「カカシが怒った日」参照)…のには多大な合理性があるのです。

ちょっと横道に逸れまくりだけど、尾獣チャクラモードで練ると「螺旋丸=尾獣玉」になるようです。そう言えば、大蛇丸の三重羅生門を貫通した四本目のチャクラ砲の砲弾の生成過程と似ていますね。ナルトは自分のチャクラを棚上げして尾獣のチャクラを使ってる訳ですが、それなら「九尾の鎧」も同じタッチになってもいいんですが、ま、その辺は八卦の封印式の六道バージョンが小狡く機能してるのかも知れません(笑)。ここではチャクラを高速で回転させ圧縮する形態変化の究極として「螺旋丸」「尾獣玉」が近似してる…その意図にキラビは接し震えている。こんなにも汚れちまった僕も少年の頃の素直な気持ちを思い出すように、キラビが気付き震える姿に感動しようと思います(笑)。


「おい…ナルト…その術…誰に教わった
このトンチキヤロー!!!」(キラビ)

「え…!?…うん…エロ仙人………
ああ…!自来也先生ね…
術を作ったのは四代目火影だけどもさ!」(ナルト)

<フル><フル>「……!!」(キラビ)

(四代目火影…!!!
なんて偶然だ…運命か!驚異♪)
(キラビ)

「螺旋丸!
これは尾獣玉とそっくりのやり方!共通♪
尾獣のこの技を参考に考案された術!
それが螺旋丸だったんだ!!」(キラビ)

林立する飛雷神のクナイ。内に秘めた闘志が上品に漂う四代目火影・波風ミナトの美しいファイティングポーズ。そして「螺旋丸」。そのビジョンが意味するもの。僕はキラビが四代目と対戦した経験があるんじゃないかと考えています。第三次忍界大戦でキラビはミナトの「螺旋丸」を見たんじゃないでしょうか。その時はミナトのチャクラで「螺旋丸」が練られましたから、「尾獣玉」と繋がらなかったけど、尾獣チャクラモードでナルトが練った「螺旋丸」で二つの点が繋がった…。キラビが<フル><フル>と震える姿…僕にはやはり自来也がダブって映ります。基本、雲隠れは波風ミナトを意識してる雰囲気があって、シーのアナウンスなんか「黄色い閃光」へのリスペクトそのものでしたから…。

ところで、渦潮隠れの里がなくなって、うずまき一族は各地に散らばった提示がありましたから、世界各地にうずまき一族の末裔が存在する筈です。事実、輪廻眼の長門もうずまき一族の末裔でした。うずまき一族と言えば「仙人の肉体」と「生命力」を備えた六道仙人の二人の子供の「弟系」の特異点でありましょう。それが「無知とは真逆の孤独」「孤独」参照)に苛まれる「兄系」と争う構図が第四次忍界大戦そのものですので、「弟系」の希望である人柱力・ナルトに雲隠れのノウハウが流れ込むいのもまた必定と思えますまいか。それが第一部と第二部でバラバラに示された伏線の「点」と「点」を繋ぎ合わせ「線」となってゆく瞬間にキラビが震え、それに僕も震えているのだと思います。


「………」(ナルト)

「まるでお前に
尾獣玉を託すためかのごとく!!強運♪

尾獣化してやるとカンタンだが
人間の状態では
まず形態変化が難しくてできない
しかし!
回転を加え安定を増している仕方!!」(キラビ)

<スッ>(ナルト)


「でもなんか………
ただの螺旋丸みてーにうまくいかねェ……」(ナルト)

「尾獣チャクラは
+の黒チャクラと-の白チャクラの
2つが合わさってる…

そのバランス!
圧縮する時白黒バランスを2対8にすると球になる!」(キラビ)

「やってみろ!!」(キラビ)

「オッス!!」(ナルト)

まー黒(+)のチャクラと白(-)のチャクラなんて後出しっぽいですが、巻ノ三十三の96頁で四本目のナルトが「尾獣玉」を作る描写では明らかに黒と白のチャクラが描かれています。その比率は五分五分みたいですが、硬い話は抜きにしましょうか(笑)。もしかしたら、マイナスの白いチャクラが「九尾の鎧」を作ってるかも知んないし、そして、それが明らかに黄色→オレンジ色?系なのは、八尾が説明する「ナルトのチャクラ棚上げ論」と反する事に気付きます。僕はこの矛盾に「六道の力」が関与してると考えてまして、ミナトの意向や弟系の雲隠れの尾獣コントロールに関するノウハウとは別のアプローチでナルトが組成されてる可能性が高いと思うんです。それが「兄系の異端児」…他者に「力」を分け与えた幸せの王子様。

「うちはイタチ」なんじゃないかと…。

第519話「尾獣玉」(前・中・後編)
ナル×ジャン ケルベロス


業務連絡(101212):いろいろあって遅くなってスミマセン。肝臓疲労にめげずにしっかりと生存しています。これで最後だ!!と思ってましたが、16日にもまだあるみたいでまーた迷惑かけちゃうかもです(汗)。でも、キッ神だって青息吐息で描いてると思うんです。何たって売れっ子作家様ですし、特に今回はネームが荒れてたと思います。<フル><フル>なる前のキラビがナルトに「螺旋丸」をせがむ行の「とりあえずあの必殺技をやってみろ」ですけど、僕だったら「あの」とはせずに「その」としましたね。細かくってアレですが「言葉を扱う者」としては拘りたい部分でして。でもこれは批判じゃなくてね。最近、過敏な子が多くて(笑)。あまり気にしませんように。取り敢えず、お待たせしておりましたep519の感想は了。これから相方と散歩して参ります。皆様も良い休日を。

 
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第519話「尾獣玉」(中編)

 
「へぇ…
あの部屋もここへ繋がってたんだな

しかし今度は八尾の石像かよ…<ゴソゴソ>
いちいちめんどくせー」\スイッチが/(ナルト)

「ここはまた別の部屋の入り口♪
尾獣の修行の採取段階!黙れ愚痴♪」(キラビ)

<ゴゴゴゴ…>


「これから人柱力が使う最強の術を教えるオーライ?♪
準備はオーケー?」(キラビ)

「うん!!
ちゃっんとモノにしてコントロールしきっとかねーと!
で?まずは何すんの?」(ナルト)

<ズズズ…>「尾獣モードで尾獣化しろ!
ここがオーイチバン♪

次はお前の番♪オー急ぎぃ♪」<ズン…>(キラビ)

「あぶなくねーかな?
尾獣化すんのはちょっと恐ぇーんだけど…」(ナルト)

「今のお前なら大丈夫だバカヤロー♪コノヤロー♪
純粋な尾獣のチャクラだけ取り出した
暴走はないトンチキヤロー♪」(キラビ)

「じゃあ…」<パン>(ナルト)

「う~!!!」<フッ>(ナルト)


「さらに尾獣までイメージクソヤロー♪」(キラビ)

「ウォオオオ!!!」<ズオオオオ>(ナルト)

<ココココン>(ナルト)

そもそも「ドナドナ」(前編)(後編)を書いたのはキラビがもうお別れみたいな空気漂わせたからで…ナルトがめっちゃ可愛い狐ちゃんに変化するようなオチャラケタ感じがしなかった訳で(笑)。しかし流石、雲流・裏斬りなのかしら?(笑)なのでナルトの中の九尾のチャクラが八尾を食い散らかしたり、キラビが尾獣を抜かれて死んじゃうなんて事は全くもって根も葉もない展開です(汗)。その節はご心配をお掛けしまして申し訳ないやら、こっ恥ずかしいやら…(笑)。しかし、ナルトの尾獣化はイマイチ想像できなかったな。ナルトの無垢さと九尾の邪悪さがどうもしっくり来ません。それがナルト渾身の尾獣化の<ココココン>であるように、ナルトってこんな感じのいい子なのよ。


「………」(キラビ)

「………」(ナルト)

<ボン><プシュー…><ハァ><ハァ>(ナルト)

「きっつ…」(ナルト)

「…ダメか…残念
九尾と本当に仲良くなったわけじゃないからな…
尾獣化は惨敗…」(キラビ)

しかし、「九尾のコントロール」で散々考察して、もうナルトは九尾を克服したんだ!!とまで思ったんだけど、それを今更「違う!!」と言われましても(笑)。確かにキラビと八尾みたいじゃないけど、ナルトは「自分」(前編)(後編)をしっかりと感じ、父と母の愛の恩恵に十二分に浴した恵まれたこれまでの半生を噛み締め、八卦の封印式を解錠し、その中に棲む九尾を仙術を駆使してフルボッコにして我がものとした…筈なのに、それが九尾のチャクラだけだった…確かに、確かに九尾からチャクラを綱引きで引き剥がしただけだったけど、精神論では克服した筈だったのに、仲良くなったわけじゃないからな…と切り捨てられてはクシナもミナトも浮かばれませんがな。身も蓋もない事言わんといてと思いました罠(笑)。


(じゃあどうやってお私怨だ尾獣玉
アリャ人柱力でも尾獣化して初めて使える技だぜビー)(八尾)

「う~~ん…」(キラビ)

<ハァ><ハァ>「ハァ~疲れたってばよ…
けっこう九尾の使ったのに無理なのかよ…」<バタン>(ナルト)

(それに…
尾獣モードのリスクも教えといた方がいいんじゃねーか?
ビー
お前とナルトじゃ根本的にリスクが違うぞ…)(八尾)

(つーかオレが説明する
表に出せ)(八尾)

僕がナルトに真剣にハマって、単行本を買い始めたのが第一部の18巻目の頃だったと思います。その前は週ジャンじゃなくて週サン派で、「SPRIGAN」とか「ARMS」がお気に入りでしたっけ(どっちも単行本コンプしてまして、今でもたまに読み返してます。凄く面白い作品なので是非ともご一読下さい)。それで真剣にナルトにハマって口寄せ動物と忍が話をしながら闘うシーンから妙に「スターウォーズ臭」がして何だか楽しい気持ちになったのを昨日の事のように思い出します。自来也が雨隠れに潜入した時もケンさんと共闘して無限増殖する悪犬(ケルベロス)と闘ったけど、あれは凄く良かったです。そして、それと同じくらいキラビと八尾の作戦会議(多分、キラビの内面)は好きなんです。

キラビが八尾の鼻っ柱に座って話し合う…例のアレですが、そう言われれば「六道の力」に拘束されチャクラだけを奪われて八卦の封印式に施錠されて投獄された九尾とは雲泥の差ですわ(何だか九尾が可哀想になってきた…)。キラビが八尾を「八っあん」と呼ぶように、いつの日かナルトが九尾を「九ちゃん」と呼ぶ日が来るんだろうか…来ればいいな!!と思わず星に願いを(笑)。考えるに、八尾ってメチャクチャ知性的な尾獣だったのかも知れませんね。クラスの勉強ができる子みたいな(笑)。それがちょっと(かなり)ザックリでライムの関係で言語表現に制約の多いキラビのコミュ力(りょく)の不足に見かねて世話を焼く構図で仲良くなったような情景が二人の会話から浮かんで来ます(笑)。


「その辺ゴチャゴチャバトンタッチ!
オレはタジタジ♪」(キラビ)

「おいナルト!オレは八尾だ
ビーじゃねェ
これから言う事をよく聞け!」(八尾)

「ん~何かややこしいなぁ……
ま…変なダジャレがない分聞きやすいや」(ナルト)

「まずは尾獣チャクラモードになった時のリスクだ」(八尾)

「リスク!?
リスクあんのこのモード!?」(ナルト)

「大アリだ!
基本尾獣チャクラモードを使ってる間
お前自身のナルトチャクラが九尾に取られていってる!
ナルトチャクラを一旦棚上げして
九尾チャクラを使うからな」(八尾)

「もちろんナルトチャクラを取られ続け…
0になればちゃんとあの世行きだ」(八尾)

この設定って、ナルトに「六道の力」が備わってる描写を踏まえたものなのかが疑問です。「六道の力」って、新たなる封印でチャクラを引き剥がされた九尾が鳥居に拘束される時に叫んだアレね。ナル×ジャン的には尾獣チャクラモードで<チリ><チリ>なってるナルトの首にぶら下がってる六個の勾玉…それを「六道の勾玉」と飛躍させ、更には八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)なる「御神器」まで持ってくのが捏造限界の成せる業ですがな(笑)。基本、キラビたちって弟系のスタンダードな流れで強化してきたと思うんです。エー兄ちゃん(現雷影)は尾獣並みのチャクラを持ってますし、キラビなんて完璧に尾獣をコントロール下に置く忍であります。特に雲隠れにはその辺のノウハウが豊富に思います。

基本、ミナトとクシナがナルトに九尾を託した方法論も弟系のアプローチだと思いますし、これまでのナルトの成長を観察するに兄系の能力…瞳術に頼って九尾をコントロールしようとしたフシはありません。つまり、ナルトが愛=八卦の封印式によって強化されるシーケンスにイタチの関与=「イタチの力」は織り込まれてなかったんじゃないかと推察できると思うんです。実際、ナルトの尾獣チャクラモード(完全覚醒モード)をキラビと八尾は見てますけど、ナルトに「六道の力」が宿っている事は認識していません。だから、九尾がナルトの中で鳥居ちゃん(六道の力)に雁字搦めに拘束されている事を八尾は考慮してないんではないかと思うとです。なので、八尾の説明はナルトにマッチしてないんじゃないでしょうか。

ナルトの鍵を我がモノとしたナルトは解錠と施錠を完璧にコントロールしています。その上、八卦の封印式が九尾を閉じこめる鉄格子の構造すら変えてしまった「六道の力」をナルトは所有しています。僕は「六道の力」こそ、イタチがナルトのお口から無理矢理ねじ込んだ(イヤーおやめになってー!!)烏=「イタチの力」なんだと考えています。そして、これはきっと十尾の人柱力だった六道仙人の首にぶら下げられた「六道の勾玉」だったと考えています。形はクリソツですし、「御神器」を集めまくったイタチが「十挙剣」「八咫鏡」と来て「八尺瓊勾玉」をコンプリートしない筈はございません(笑)。そして、イタチがナルトにそんな大それた代物を与えたのは偏に六道仙人の意向であったと、僕は思うのです。

それで、八尾がさもありなんにナルトに諭す尾獣チャクラモード(完全覚醒モード)のリスクに関してはナルトにあまり関係ないんじゃないかと僕は考えてるんですけど、ナルトが九尾ネイティブのチャクラ(ex.九尾のチャクラの上澄みが八卦の封印式から漏れ出した時とは雲泥の差)で好き放題してしまわない為の戒めかしらとも思いますが、ナルトが多重影分身に頼ったワンパターンの戦術から脱却するいい機会かも知れません。また、尾獣チャクラモードの時間制限は仙術における動かずのチャクラのリミット(5分)と近い設定で、力のインフレーションの歯止めみたいなモノなんだろうと思います。ま…これから最強と最強が闘う訳で、そこには必ず矛盾が生じます故、先手先手を僕には責められません(笑)。


「えー!!
じゃあ何で八尾のオッチャンは
大丈夫なんだってばよ!?」(ナルト)

ナルトは九尾チャクラを取っただけで
本当の意味で九尾を手懐けてる訳じゃねェ
オレとビーも昔はそうだった
チャクラを取り合ってもんだ

それと尾獣チャクラモードで
影分身は使わない方がいい
ナルトチャクラが分身した人数分取られていく…
一気になくなって死ぬぞ」(八尾)

「ヘヘ
でもオレのチャクラってば
もれ出してた九尾チャクラを”カンゲン”してるとか
何とかでいっぱいあるから…」(ナルト)

「アホ!!九尾の力をなめんなよ
お前のチャクラをガンガン取ってくぞ!!

取られたナルトチャクラを回復するには
それなりの時間がかかる!
注意しろ!調子こいて戦闘中九尾チャクラばっか使うと
いつの間にか死ぬからな!

本来は己と尾獣とで
チャクラのやり取りを交渉して決めるもんだ
九尾はそんな事をするタイプじゃないがな
それから九尾から綱引きで取った
九尾チャクラも限りがある」(八尾)

「………リスクでけェ…
それなのに人柱力の最高の術も
できねェのか…」<ガクッ>(ナルト)

八尾の話によると、最初はナルトと九尾みたいに尾獣からチャクラだけを引き剥がして人柱力が使う段階があるようです。ナルトが「一生使い放題」みたいな事を言いながら九尾をフルボッコにしてたので、九尾から引き剥がしたチャクラを「高速増殖チャクラ」と位置付け、違った性質のチャクラが反応して経絡系に拠らずチャクラを永久に発生し続けるチャクラの存在を予感したんですが、純粋に尾獣からチャクラだけを引き剥がし封印内に貯蔵するノウハウが人柱力にはあったのだと思います。しかし、それが有限だから何度も尾獣にアクセス…その都度対決する事になる。結果的に対決を重ねて人柱力と尾獣が心を通わせ、昔はチャクラを奪い合う関係から連帯感みたいなものが生まれてきたのかな…と思います。

しかし、現時点でナルトは九尾チャクラを力尽くで奪い取っただけで、信頼関係とか運命を共有する連帯感みたいなモノはないです。ナルトのチャクラを棚上げにして九尾のチャクラを使うとか、九尾のチャクラ毒の耐性をナルトのチャクラが齎している設定はどうなったんだよ…とのお叱りの声もなく、九尾がそのスキにナルトのチャクラを奪うのも、やっぱ八卦の封印式を強化した「六道の力」(八尺瓊勾玉)が指をくわえて見てるかに疑問が残ります。やっぱ、ここは無尽蔵(に近い)の九尾チャクラのお大尽な使用に歯止めをかける為の自戒なんじゃねーのと、僕には思えます。それと、今後のナルトの伸び代と言いますか、キラビと八尾みたいに…いつかナルトが(九尾の)「九ちゃん」と呼べる日が来るのかな。


「まあよ…尾獣玉はあきらめろ…
お前の必殺技をさらに鍛えた方がまだましだ」(八尾)

<ムク…>「………尾獣玉?
それってどんな術だ?」(ナルト)

「なにカンタンだ
己のチャクラを形態変化させて
口に溜めて圧縮…
んでそれを放つだけ」(八尾)

(あれか……)(ナルト)

「ちょうどゲロを吐く感覚に似てる…」(八尾)

「………」(ナルト)

<フッ…>「ならこのモードのまま
やってみる!!」<チリ><チリ><チリ>(ナルト)

<ガッ>「うっ…」(この感じか!?)(ナルト)

「ウエー!」(ナルト)

八尾や九尾がチャクラの球を作って口に含んで吐き出す技を「尾獣玉」と呼ぶそうです。大蛇丸とナルトの四本目が殺り合った時には尾獣玉を飲み込んでゲロどころかライフルのように射出した技も同じのようです。多分、大蛇丸と距離があったので尾獣玉の圧縮レベルを極限に上げて射程を長くした結果だとは思いますが、「己のチャクラを形態変化させて口に溜めて圧縮…」が物語るように、これは何かに似てる…以前何処かで聞いたような…と、『NARUTO -ナルト-』の読者であれば敏感に感じた筈です。その昔、僕も「ミナトは何故、”螺旋丸”を開発したのか?」(チャクラの考察)では少々的外れな部分もありますが、自来也がナルトに伝授した超高難易度の忍術が持つ意味は果てしなく大きいと言えましょう。

しかし、ナルトが僕以上に的外れに喉に指を突っ込んで<オエオエ>やるのって何ーッ!!(笑)と思いつつも、如何にもナルトらしいですね。ゲロ吐く為に指突っ込んでるけど、その前にチャクラの形態変化とか全くしてないしーッ(笑)。それを尾獣チャクラモードでやっちゃうんだから、ま…お約束ちゅーたらお約束ですけど、これネタだよね?ワザとやってるでしょ…と、汚れた僕は考えてしまいます。こう言うところが時間稼ぎっぽくて塩っぱいと、近頃乗らないのはそんな作風にあったりします(笑)。結局のところ、終末の谷の決闘をしちゃえば詰みなのに大人の事情で引き延ばさなきゃなんなくて忍界大戦なんかやらかして、穢土転生で回収不能だった伏線を無理矢理回収してる風に見えるのよ…。

お待たせするのもアレなんで…チューハイじゃなくて中編(汗)


業務連絡(101209):ご心配おかけしとります。メチャクチャな肝臓疲労にもめげずしっかり働いております。本日何とか後編にまとめたかったんですが、瞼が重くて重くて(笑)。もう寝なきゃ明日も忘年会でして、これで飲み納めになると思いますので、今日のところは眠らせて(笑)。落ち着いたら本当にコメント開けておしゃべりしましょう。気が付けば今年も残すところ20日余り。そろそろカウントダウンしてもヨカですよね。最近、カプチーノにハマってて専用のメーカーを購入して一人で<シュバーッ>っとやってます。そんで牛乳を<ジュゴゴゴゴッ~ッ>として、ラテっちゅーんですかね。オーレと違うのね。機械の手入れが大変なんだけどメチャクチャ美味しいでーす。しんどいので寝ます(笑)。

 
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取り敢えず…生中!!


ダイジョウブ!!My Friends!!

飲んでるけど大丈夫です!
ヨーグルトちゃんと摂ってます。
感想の続きも書いてますがもう少しかかります。
今、僕が僧侶になったら「望念海」を名乗ると思います。
ちなみに今日は同期会でした。
明日がなければ帰って来なかったでしょう。
少年少女はマネしないように。
お疲れ様でした。

ダイジョウブ!!My Friends!!




 
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第519話「尾獣玉」(前編)


「………」(サソリ)

「傀儡使いが操られちゃおしまいじゃん!
アンタにもアンタを操ってる奴にも…
こっちは意地でも負けらんねェー

同じサソリを操ってるならなおさら
本物を操る傀儡忍者としてよ!

……アンタの技術…
そして造った傀儡は朽ちる事のないもんだ
そこに宿る魂を受け継ぐ
後世の操演者がいてこそな!」
(カンクロウ)

「フッ…」(サソリ)

「それこそ…
オレの望んだ芸術の形か…」
(サソリ)

「ふざけんじゃねーぞ!
旦那ァ!こんな奴らの口車に
乗せられてんじゃねェーぞ!うん!
芸術は一瞬の輝き!
芸術は爆発だァ!!」
(デイダラ)

サソリは魂を消す為に自分の身体をも傀儡に変えちゃうという壮絶な選択をしてたんだよな…と、ふと考え込んでしまいました。人は老い衰える生き物です。サソリはそれが耐えきれなかったんだろうと、僕は想像しています。美し過ぎたのかな。サソリが自分のコアを搭載した自分の人傀儡を見たチヨ様は里抜けした当時の姿だと言ってましたっけ。少年のままの自分…サソリが永遠に残したいと願った自分だったのだと思います。きっとこの頃、風影を殺めコレクションの一つにしたくらいだから強かったんだろうし、何でも自分の思い通りになると勘違いしちゃう危うい年頃だったんだろうな。それって「中二病」でしょ!!って誰かが言ってあげないと(汗)。ナル×ジャンもその頃はなかったし(笑)。

考え方って人の数だけ在るからアレですが、「老い」をどう考えるかで人生って大きくその色合いを変えると思います。よく老いる事を「歳をとる」と言いますよね。足腰が弱くなり腰が曲がる。視力が弱り思考も緩慢になる。引き算のイメージ。生物学的に体力のピークは18歳と言いますから、僕なんかかなり歳なので、ピークから相当衰えた感があります。でも、僕は今、不幸せとも思わないし、若い頃のようにはいかないけど、それでも不自由でもなければつまらなくもない。それは僕は歳をとってはいないから。僕は「歳を重ねている」と思っている。昔みたいにベンチプレスも上がらなくなったけど、モノを書く筋力は高まったと思います。それは今日よりも明日。明日よりも明後日と積み重ねて来たから。

足し算の考え方をするようにしている。そう言う考え方が好きだから。だから、常に今がピークだと思っています。物理的な速さや力は衰えても、それとは別の力が僕には備わってるんだと思います。僕はそれを「人間力」と呼んでまして、簡単に言うと自分を幸せにする力だと考えてます。自分が幸せであれば他人も幸せにできる。もっと言うと、人を幸せにするのは「お金」でもなければ「地位」でも「名誉」でも「資格」でもなく、僕が考えるところの「人間力」なんだと思っています。それは人の味わいそのものでありましょう。少なくとも人生を悲観的に考えていては生まれてこない「力」です。僕はそう考えてます。でも他人様に押し付ける気もなく、我を溺愛する修羅の戯れ言とお聞き流し下さい(笑)。

いきなり横道に逸れて『NARUTO -ナルト-』なのか怪しい八卦見の人生相談なのか分かんなくなっちゃったけど、「永遠」を愛したサソリと「一瞬」を愛したデイダラは全く逆の方向性を持っていた筈なのに何故だかコンビを組んでいました。それは”暁”の方針もあったんだろうけど、サソリがデイダラを利用してたからじゃないかと、僕は考えています。詳しくは「ケルベロスは何故、サソリが苦手なのか?」(”暁”の考察)にあるんだけど、サソリはデイダラの自己顕示の欲求を満たす事で操っていたのだと思います。もっと深い部分に目を向けると大蛇丸とサソリの関係性から話さなきゃなんなくなって脱線しちゃうからアレですが、穢土転生でのサソリとデイダラの呪縛の深さが如実にそれを物語っています。


<ボロ><ボロ>(…造った者の魂が宿るか…

確かにな………)<ボロボロボロ…>(サソリ)

「カンクロウ…」(サソリ)

「………
何だ?」(カンクロウ)

「”父”と”母”の傀儡もお前に託す………
そしてお前が死ぬ時はさらに次の者に託せ…
…あの二体は…」(サソリ)

「ああ…もちろん分かってる」(カンクロウ)

サソリが消そうとした「魂」はサソリの作品に脈々と受け継がれ息衝いていた…それに気付いたサソリの魂は穢土転生の呪縛から逃れます。サソリが拵えた自分の人傀儡にもサソリの魂が宿っているんですから、どデカイ朝鮮人参のバケモノみたいなコアに成り果てようとサソリの魂を消し去る事は叶わなかった…それはサソリが本物の匠(名工)だったからで、その部分でサソリとデイダラは等しいのかも知れません。デイダラもサソリの中に本物を見出し、サソリもデイダラの中に本物を見出していた。そのシンパシィが両者を強く結び付けていたんだと思います。ただ、サソリにはそれ以上に悪意があってデイダラの好意を利用していた筈です。それを天才操演者の性(さが)と片付けたのではデイダラが可哀想過ぎます。

この時もサソリは自分だけが救われてデイダラの事を忘れています。意識の片隅にもない。だからデイダラがこんなにも必死になって騒ぐのですが、もしサソリに悪意がなく好意だけでデイダラとコンビを組んでいたならこんな逝き方はしなかったんじゃないかと思います。サソリは自分だけでなくデイダラの魂までも解き放ち成仏させる事が出来ただろうに、放ったらかしはないだろう!!と、ケルベロスは更にサソリが苦手になってしまいました(笑)。その上、自分は”父””母”の傀儡をカンクロウに託し、その秘密をもカンクロウに確認して気持ち良く自分だけ逝ってしまうなんて、一緒にデイダラも連れていってやれやー!!と、僕は心の中で叫んでしまいました(笑)。でも、それがサソリなんだから仕方ない。


「!!?
おい!サソリの旦那ァ!!」(デイダラ)

<ズザザザ>(サソリ)

<パタン>(サイ)

だから、デイダラが取り乱してるんだけど、デイダラはアイデンティティの観点から言うと極めて未熟で、それなのにC0なんて巨大な力を持ってます。爆発という暴力だけが突出した存在です。しかもアイデンティティが希薄だから穢土転生にバッチリしっくりハマっちゃってる。非情に危険な存在であります。もっともフルスペックのC0をデイダラが発揮できるかはナル×ジャン的には否定的なんですが、キッ神がどのような判断を下すかが読み切れません(笑)。オモイの雷遁の影響でデイダラの起爆粘土が完全に恒久に阻止できるかも疑問が残ります。しかし、穢土転生でフルスペックのC0が使えるなら、無限回、C0が使用可能になってデイダラ一人で世界を焼け野原にできるから困ったもんです(汗)。

デイダラがこんなにも必死になってサソリを慰留しようとするのは、デイダラのアイデンティティがサソリに依存してるからです。基本、デイダラは認めて欲しい人なので、その部分をサソリは巧妙に押さえてたんだと思います。時に褒め、時に驚き、デイダラの自己顕示欲を充分に満たした筈です。しかし、そこに愛はなくて、デイダラを意のままに操る目的だけが在った…文字通りデイダラを「道具」として見てたんです。だから、自分の魂が解放される時にデイダラを忘れてた…。それは必要がないからです。ちなみにサソリの目的とは、これも大蛇丸に集約しちゃうんだけど、お話が長くなるのでスッゴく前の考察だけど「デイダラは何故、大蛇丸を恨んでいたのか?」(アイデンティティ)を読んで下さい。


「…これは生贄…どういう事だ
穢土転生は死ぬ事がない術だと聞いたが…?」(タンゴ)

「カブトが術を解いたんじゃねーかな?」(オモイ)

「出せこのヤロー!うん!!」(デイダラ)

「サソリの方も居なくなってるが
そうは考えにくいはな…
うるさいのがまだ居る」(ホヘト)

「完璧に思えた
この穢土転生とか言う術にも
穴があったみてーじゃん
人の気持ちをそう簡単に
縛りきれるもんでもねーだろ」
(カンクロウ)

恐らくカブトの穢土転生は大蛇丸のそれに対して魂の自由度がかなりあるのだと思います。そもそも大蛇丸は木ノ葉崩しで三体の穢土転生を用意していたに過ぎません(初代と二代目、それと阻止されたのはうちはマダラだったと、僕は考えてるんだな…)。それがカブトは何を血迷ったのか、これまで登場した手練やら何やら全部に招集かけちゃったもんだから収拾がつかなくなってる感があります。長門のペイン六道でもアンテナやら高い所やらの制限があったし、何ぼ大蛇丸の力を受け継いだと言えどもチャクラの遠隔操作の限界からは逃れられんでしょう。その為に初期の設定がフィックス(固定)されていて細かな状況に対応できんのでしょう。大蛇丸は前線で穢土転生を従えてつぶさにコントロールしてたんですよね。

カブトが何で魂の自由を許したのかと言うと、デイダラやサソリの個性を尊重した結果だったと思います。人と人が命のやり取りをする戦闘とは生ものでありますから、その局面で臨機応変に対処せねばなりません。忍連合の奇襲部隊がそれぞれの特性を活かし、連続性のある攻撃で仲間を奪還したシーンを見れば、何も考えないで殺しまくる忍に多くを期待できない事は明白であります。霧の中吉が魂の拘束が強く設定されただけで使えなくなってしまいましたから、カブトが他の忍を必要以上に縛らなかったのには背に腹は代えられない穢土転生の泣き所があったのでしょう。シン(サイ兄)やサソリが呪縛を解かれたのはそれに拠ります。問題はデイダラみたいなアイデンティティの希薄な子…穢土転生向きの忍の対処。


<ズズズズズズズズズズ…>

「……終ったみたいだな」(キリ)

「いや…これからじゃん!
サイ オモイ ザジ!
すぐに奇襲へ向かえ!!」(カンクロウ)

「ハイ!!」(サイ)

「オウ!」(オモイ)

「ウス!」(トクマ?)


「……!」(カブト)

「どうした?」(トビ)

(…大体の感じは分かった)(カブト)

多分、シンやサソリの成仏がカブトに伝わったんだと思います。それでカブトが穢土転生のコントロールの勘所をフィードバックしたんだと、僕は読み込んでいます。シンやサソリの状況を見てて、穢土転生は恐るるに足りず…と思ったんだけど、カブトが本気出すみたいなんで余談を許さなくなりますた(汗)。遠隔操作の精密さがもっと高められるなら魂の呪縛をも細かくコントロールできるでしょうし、完全にカブトが操るなら個性とか人格とかは不要になるでしょう。それだとペイン六道よりも厄介になります。何度でも復活するんですから、今度こそ魂を封印するしかなくなります。前回まででイタチや「白」の魂が蹂躙される事はないわさと安心してただけに困りました。こんな世界なら滅びてしまえとすら思いま(ry

それとカンクロウの号令で奇襲部隊として”暁”のアジトに乗り込むんですが、トクマがちゃっかり復活したんでしょうか?「ウス!」の子…黒髪で白眼っぽいですよね。何だかザジとトクマの描き分けが前々回くらいから怪しくて何が何だか分からなくなってます(笑)。こんだけキャラが交錯してるから仕方ないっちゃー仕方ないですが、単行本になった時の修正(キッ神のタイムマシン)がどんな風に入るのか楽しみです(笑)。それと今回、ネームが結構荒れてると思うんですね。僕はキッ神のネームは世界一だと確信してるんですが、ちょっと今回は荒いなーと感じました。重箱の隅を突くような事はしたくないのでアレですが、お疲れなのかな…と、キッ神の体調が気になって仕方ないです(業務連絡参照)。

「君は戦線へ行ってくれ
僕は身を隠し術のために集中するよ」(カブト)

(この女…
アジトにここまで近づいてやがる…
そしてその事を知っていたカブト…
わざと導いたな…

カブトめ…
ハナからこっちと連合軍の共倒れを
狙った気だろうがそうはいかんぞ…
利用するのはこちらだ)(トビ)

カブトの目論見にある程度トビも気付いてて警戒してるんですね。カブトがアンコを殺したかに見えますが、アンコの喉笛にかぶりついた白蛇ちゃんが放しません。絶命したんならその辺に放り出せばいいものを放さない。これはトビには触らせないよ…という意思表示なのだと思います。真っ先にカブト自身がアンコに急行した点もトビは訝しがっていますし、アンコ達偵察小隊をアジトに導いたのはカブト=白蛇のバケモノに相違ありません。感知能力に長けたカブトが白眼の監視に気付けなかったとは思えませんし、トビの考える「共倒れ」には第三勢力としての音隠れ(大蛇丸の遺産)の利益に通じる合理性があります。その辺りを僕も違和感として受け取っていましてカブトには「もしかしたらいい人かも説」まである訳です。

しかし、トビとカブトのギリギリの利用合戦は見物です。カブトが若干優位に関係性を保ってるのは大蛇丸の遺産が大きく影響してまして、まだ明かされてませんがトビを狼狽させた穢土転生の召還は「うちはマダラ」だったと、僕は考えています。穢土転生に関しては「元…”暁”のメンバー」(ep515補足)にて考察しましたが、封印されてなくて死んだ人しか呼べません。だから、自分を「うちはマダラ」と称するトビにとって、穢土転生でマダラが呼ばれるのはこっ恥ずかしいことこの上ない訳で、それに、もしそんなもの公衆の面前に晒されてはお面してる意味がない(笑)。加えて穢土転生部隊の面子の戦力と白ゼツの強化など、トビにとっては諸刃の刃と知りつつもヨダレが滴る条件が揃ってたんですね。

そして、それは取りも直さず大蛇丸がコツコツと集めて集めて集め抜いたコレクションであって、カブトが余裕ぶっこけるのは全部大蛇丸のお陰なんだと思います。つまり、大蛇丸はこうなる事を想定してたんだと思うんです。もしかしたら将来、”暁”VS忍連合まであると考えてたかも知んないんです。カブトの器が予想以上に大きくて、大蛇丸の資産を拡張したと考える方法もあるんですが、多くの忍が「もやしヤロー」と断ずる眼力を無碍にも出来ませんし、大蛇丸の細胞を取り込んで勝ち誇ったカブトの中二病臭が生々し過ぎて、どうしても「大蛇丸>カブト」が拭い切れません。しかし、そんな大蛇丸が鷹になる前のうちはのヒヨッコに討たれた…それが未だに受け容れられずに、心の中でモヤモヤしているのです。

デイダラがC0を発動しませんように!!(笑)


業務連絡(101206):エーッと、こんにちは!!ナル×ジャンのケルベロスです。先週後半は急性の腸炎を病んで臥せっておりました。一時はノロウィルスかしらと青くなりましたが、正露丸飲んで寝てたら治りました(笑)。死んじゃうかと思ったんですが、死ぬ程寝たら治る不思議(笑)。もうダメだ!!死ぬ!!と思っても、そこが半分くらいなんですってね。人間って…(笑)。

お陰で不足しとりました睡眠量が一気に満タンに復活しました。それで今週は書くぞ!!と雄叫びを上げようとした矢先、月・火・水・金…と連続で忘年会の予定が入っている事に愕然と致しました。そんなの先月から分かってたじゃないか!!と、お叱りの言葉もなく…そんな訳で感想がちょっと遅れます。ついでに単行本のレビューなんて今年中に(ry <ゲフォッ>(←吐血)

ま…それが済んだら落ち着く予定なので、今年はコメント欄でも開けてまったり『NARUTO -ナルト-』談義でもしながら年末年始を過ごそうかしらと考えてます。それで、コメント欄の設定をどうするか?を検討しています。成るか成らぬかは何とも言えませんが、皆さんとお話しするのは何年か振りなので楽しみです。

その節はお手柔らかに。

 
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