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「男か女か…それが問題だ」(終)

 
「敵の主戦力の一人
銀角は捕えたようだ!
だが金角が九尾の衣をまとって
暴れ出したと!」(いのいち)

「急げ!
金角がそうなっては
手がつけられなくなるぞ!」(雷影)

「九尾の衣だと!?
九尾のチャクラを宿していたのは分かったが
人柱力でもないのになぜ九尾化できる!?」(綱手)

「二週間も九尾の中にいたのだ…
二人は九尾の腹の肉を食って
生き永らえていたそうだ

九尾のチャクラ肉を食った人間など
他にはいない」(雷影)

「………」(綱手)

「これをまねて
雲隠れでは八尾のタコ足
食った輩もいたそうだが…
人柱力にはなれず息絶えたらしい」(雷影)

「おそらくあの兄弟は特別…
六道仙人の血縁にあたるのだろう」
(雷影)

第529話「金色の絆」の提示で、男か女か③で展開した金銀兄弟が女性の人柱力が出産した双子の赤ちゃんだった説は却下されました(汗)。何でも九尾の腹の中で二週間も過ごし、九尾の腹の肉を食って生き永らえたそうで、「九尾から出てきた時はああなっていたらし!…出てきたって!?アレがケツからかァ!?」という事から九尾の衣(ナル×ジャン的にはVer.2なので九尾の鎧なんだけど)を纏って九尾の胃酸から身を守っていたんだろうと思います。多分、九尾の腹の肉を食う事で肉体が変化して九尾と同種のチャクラ(=血継限界チャクラ)を発生するエンジン(=経絡系)を得る事ができたのでしょう。その時、髭痣も二人の頬に刻まれた…。ただそれには六道仙人に直結する血縁による特殊な体質が必要のようです。

言い換えると金銀兄弟がうずまき一族の末裔だった可能性もあり、六道仙人の直系にうずまき一族や千手一族が在るとも言えるでしょう。ま…どっちにしても後天的に尾獣のチャクラを人が享受できる可能性の示唆であって、それが女性の人柱力を介した出産か、九尾の腹の中で一定期間過ごして死なない特殊な状況と体質があったかの違いだけで、結局は人と尾獣のチャクラの関係性に言及する描写であった訳です。そもそも血継限界の一族がどのような経緯で発生したかは不明ですが、ナルトの風遁修行で違った二種類のチャクラ性質を同時に使用し全く新しいチャクラ性質を創出する能力を「血継限界」と位置付け、それを伝承する特別な血縁=一族が存在が『NARUTO -ナルト-』の世界観としてあった訳です。


「尾獣は九尾までじゃないのか!?」(テマリ)

「言ったはずだ…
そいつは尾獣全ての集合体だと」(トビ)

「一尾から九尾までの
尾獣はその十尾のチャクラを分散したものにすぎない…
六道仙人の手によってな」(トビ)

「イヤな話の流れじゃん…
だから”暁”は尾獣を集めていたって事か…」(カンクロウ)

「六道仙人は十尾から世界を守るため
ある忍術を開発した…
今もその忍術は密かに受け継がれている
人柱力の封印システム…
そう六道仙人は……」(トビ)

「十尾の人柱力だった
十尾を抑え込むために
その体に十尾を封印したのだ」(トビ)

「人々を苦しめていた十尾から
世界を救った仙人は人々から神のように崇め奉られた
しかしあまりに強大にして邪悪な十尾のチャクラは
己が死ねば封印が解けまた表へ出てしまう
それを怖れた六道仙人は死に際に最後の力を使い
十尾のチャクラを九つに分散し地上の各地へとバラまいた
そして十尾のチャクラを抜かれた本体は
封印され力の及ばない空へと飛ばされた
それがとなった」(トビ)

第467話「宣戦」③(”月の眼計画”の全貌編)で明らかになった十尾の存在…そして、尾獣とはそれを分割した存在にすぎないという事。初めに十尾ありきで、十尾の人柱力として六道仙人が在ったのは十尾を閉じこめておく以外、制御する方法がなかったからでしょう。その余録として莫大なチャクラを内包する事となり、六道仙人が神ともいえる存在に昇華していったんだと思います。長門の修行をつけた自来也が「一人では本来有り得ぬチャクラの性質変化5(6は×)通りの全てをやってみせた)驚いていたように、その本家とも言える六道仙人が全てのチャクラ性質に通じていたのは想像に難く在りません。寧ろ全てのチャクラ性質に対応できるありえない能力があったからこそ十尾を御せたと考えるのが自然です。

5=◯…関係考察:「チャクラの性質変化6通り」はどうなったのか?(汗)

かと言って、長門がペイン六道で全ての血継限界チャクラを操った描写はなかったので、基本性質の5種類のチャクラ性質を扱えるものの血継限界チャクラまでは長門も持っていなかったのではないかと考えられます。これがそのまま六道仙人に適用されるかどうかは怪しいですが、血継限界チャクラの存在はかなり特殊な位置付けであるように思います。もしかして、六道の力=輪廻眼保有でうずまき一族の肉体をもってしても実現できないチャクラなのかも知れません。そう考えると、本来必要なかったチャクラ性質を無理矢理創ったんじゃないかと思えてくるから不思議ですけど、物語でもそうですけど…極めて後付け臭くてアレなところもありーの(笑)…ま、そんな疑惑が湧き起こって来るのです。

「…イザナギとは
本来お前の言う六道仙人の”万物創造”
応用した術の事だ

もともとうちはと千手は一つだ
その二つの始祖である六道仙人は
その二つの血と力を持ち
あらゆるものを創った

想像を司る精神エネルギーを元とする陰遁の力
それを使ってから形を造り
生命を司る身体エネルギーを元とする陽遁の力
それを使って形にを吹き込む

尾獣達もその一つ
十尾のチャクラから陰陽遁の力を使い
各尾獣を創造した

想像を生命へと具現化する術

それがイザナギ」(トビ)

第510話「まさかの禁術!!」②(六道の力編)で、イザナギをして陰陽遁を説明していますが、同じように六道仙人が無から有を生み出す過程を説明し、尾獣の誕生を明かしてるんですが、一尾から九尾までの九体に十尾を分割する必要があった事実も同時に説明されている事に気付くと思います。十尾の解体とは莫大なチャクラの分割に等しく、恐らく陰陽遁で生命を吹き込む為に命を支えるエネルギーとして固有のチャクラが必要だったのだと、僕は想像しています。つまり、五大性質しかないところから少なくとも九種類の違ったチャクラ性質を創出する必要が六道仙人にはあった訳です。しかし、5C2により5種類から違った二つを選び出す組み合わせは10種類ですから、一つ足りません。

この事から映画には登場しましたが「零尾」が居ないと辻褄が合わない事情が生じます。僕はそれが「木遁」ではないかと考えています。尾を持たないチャクラの塊…それが千手柱間に降りた特異点ではないかとも考えています。作中、柱間は特異な存在であり、「六道の力」を得んが為に「柱間の細胞」を今も使い回すのは、その特異性を如実に物語っていると言えますまいか。外道魔像の蓮華座に埋め込まれた柱間の生きた細胞の培養体に、同じく生きた状態で埋め込まれたヤマトによって白ゼツ軍団が強化されたのは紛いなりにも木遁チャクラを発生するヤマトの経絡系が関与しているからで、トビが流用した柱間の生きた細胞に足りない何かをヤマトが所有していたからだと思います。

ちょっと横道に逸れちゃいましたが、血継限界チャクラとは十尾を分割するために便宜的に考案された新種のチャクラ性質だったのかも知れないと、一応仮説が立つ事になります。柱間が零尾の人柱力だった案も面白いですが、如何せん描写がありませんし、木遁チャクラだけを何らかの方法で六道によって与えられた存在だったと飲み込めば、一尾~九尾が命を宿す為に新たに創出されたチャクラ性質を個別に所有する必要があり、その為に5種類しかないチャクラの基本性質を組み合わせて血継限界チャクラは生み出される必要があった。そして、金銀兄弟、女性の人柱力と懇ろな関係にあった波風ミナト。そして、女性の人柱力によって生命を与えられたうずまきナルトらがそれぞれ血継限界チャクラを所有する理屈に繋がる…。

尾獣の創造の際に六道仙人はチャクラ性質を捏造…おっと…創出する必要があった。5種類だと足りないから。それが二つの違ったチャクラ性質を組み合わせて血継限界チャクラを考案した理由だった。そして、血継限界チャクラは尾獣に生命を与え野に放たれた。各国、各隠れ里は尾獣の軍事的運用を目途に尾獣を捕獲・封印し、人柱力による尾獣のコントロールを試みる。その仮定にうずまき一族の特殊な肉体やチャクラの利用があったり、男女の人柱力に拠る戦略的な運用の差別化が図られた。女性の人柱力は倫理的な婚姻関係に根差した運用下においては為政者、或いは権力者が限定的に尾獣チャクラを利用するのに適していた。うずまきミト→クシナや雲の二位ユギトや滝のフウちゃんがそれかな。

一方、男性の人柱力が存在するのも事実で、ナルト、キラビ、やぐら、老紫、ハン、ウタカタ…等々、どっちかっつーと主流っぽいです。そして、もしもこの男性人柱力の下半身がヤンチャだったらきっと「生死をかけるのは男の仕事だ!!」とばかりに子種(精子)をバラまきまくったんじゃないかと思います。そもそも、その身に膨大なチャクラを吹き出す尾獣を搭載してるんですから、絶倫であっても不思議じゃない…つーか、その方が納得です(笑)。そして、そんな精力絶倫で下半身がヤンチャな男性人柱力が撒き散らした子種が血継限界の一族を発生させたんじゃないかと、僕は考えています。女性の人柱力が精力絶倫でも一年に一人、二人…生む数は限界ありますが、ヤンチャな男子はその限りじゃありませんて。

人柱力のうずまき一族の末裔の可能性が高いし、やっぱ優秀な忍が選抜されるんだろうし、おまけに尾獣のチャクラが影響を及ぼす精巣からDNAに血継限界チャクラを宿した因子を持つ子種がバラまかれるもんだから、特殊な能力やチャクラを発揮できる一族が生まれ易い。それが忍の世界で頭角を現しブイブイ言わせる図式はかなり自然に思えます。そんな精強な一族が里に保有されるならばミリタリーバランスも優位に調整できますから、尾獣を各国・各里がこぞって集めようとしたのも頷けるっちゅーもんです。だから、為政者や権力者が限定的な尾獣のチャクラを運用するのではなく富国強兵的に隠れ里を強化しようと考えた場合、女性よりも男性の人柱力に固執すると思うんです。

そしてそれが「男か女か…」の訴えたいところなんだわさ。

「私は火・水・土の三つの性質を使う
だから血継限界も二つ持ってる」<スッ>
沸遁・巧霧の術!!)(水影)

第466話「密室の大攻防戦!!」で言ってたメイちゃんのイミフな発現が、血継限界チャクラと尾獣の関係性を考えてると思い当たるフシが出てきます。サスケを前にして水影ちゃんが何で「血継限界も二つ持ってる」なんて言うのか不思議だったんですが、じゃ、男性の人柱力と女性の人柱力が交わったらどうなるのか?ちゅー疑問がありますよね。きっと水影ちゃんは溶遁(=四尾)と沸遁(=五尾)の人柱力が交わって生まれた子じゃないのかな…なんて思えたりもします。或いは、溶遁一族と沸遁一族の血継限界の一族が交わって生まれた子でも良いけれど、血継限界の一族がなべて持つ閉鎖性っていうか閉鎖的な純血主義がそれを阻むと思うんです。それよか意図的な人柱力同士の交配の可能性が、個人的には好みです(笑)。

交配される人柱力にとっても、相手の血継限界チャクラに依る血継限界チャクラの一代限りの付加にもなりますから、現有の人柱力のスペックアップにも繋がります。だから男女の人柱力を保有すると効率が良い。尾獣のコントロールと人柱力の先進国ともいえる雲隠れが男女の人柱力を配備し、尚もうずまき一族や他の血継限界や忍術を集めまくってた背景に人柱力の積極的な運用に拠る血継限界一族や特殊なチャクラや能力の獲得に血道を上げた涙ぐましい努力みたいなものがあったのかも知れません。水影ちゃんの里も似たように頑張ってて、人柱力や血継限界一族間の交配があったのかも知れません。そして、水影ちゃんに例えば溶遁と沸遁が備わり、更に木遁(水+土)が掛け合わされた子が生まれたらどうなるんだろうと…そこはかと無く興味が湧いてきます。


「血継限界のさらに上
”血継淘汰”と呼ばれる忍だ」(雷影)

「血継淘汰…!
それは三代目土影
あなただけの事とばかり…!
まさか二代目まで!」(シカク)

「風土火の性質
三つを一度に合わせる事のできる…
塵遁をワシに教えてくれた
かつての師じゃぜ」(土影)

第525話「影、復活!!」で出ちゃった「血継淘汰」がそれに当たるんじゃないかと、僕は考えてるんです。三種類の血継限界。しかも三種類のチャクラの基本性質で網羅する場合において実現する条件でのみ得られる特別なチャクラじゃないかと考えてるんです。土影の塵遁の場合は炎遁(風+火)と砂遁(風+土)と爆遁(土+火の亜種)になるのかな。水影ちゃんは木遁(土+水)が超レアだったので基本設計に無理があったかもです。ちなみに、水影ちゃんの溶遁と沸遁がイーシャンテンで、土影も似たような状況で、例えば炎遁と爆遁のみを水影ちゃんみたく所有してて、そこに砂遁(一尾守鶴のチャクラ)を一代限りで付与させるような手法で血継淘汰のチャクラを得たんじゃないかと考えとります。

「土」の種類の違い=爆遁があり、「火」の温度の違い=熔遁/溶遁が存在する?と…10種類の血継限界チャクラの亜種を考えてみる…。

だから、二代目土影のムウに現土影のオオノキは「ワシに教えてくれた」と言ってるんじゃないでしょうか。例えば、一尾守鶴の女性の人柱力と交わるとか、オオノキが特殊な体質で守鶴の身体の一部(チャクラ肉)を食べるとか、それか男色家で我愛羅の前の一尾人柱力の風隠れの老僧とイチャイチャしてたとか(笑)。一代限りなら、オオノキが炎遁(二尾)や爆遁か熔遁(四尾)や砂遁(一尾)の人柱力と性交すれば良いんですが、余りにも節操が無さ過ぎますし、オオノキが脂ぎってません(笑)。それと血継淘汰の名称の中に血継限界の統合みたいな響きがありますし、尾獣=人柱力の運用の組み合わせで血継淘汰の忍を創るノウハウが『NARUTO -ナルト-』のミリタリーバランスを構築してたんじゃないかと思うんです。

ま…その辺は本編での提示を待つとしまして、人柱力の戦略的な運用が男と女の器を選択させて、時に濡れ場を経て血継限界を血継淘汰に押し上げてた歴史があったのなら面白いな…と思いませんか?まだまだ二代目土影・ムウ(無)の血継淘汰の正体(無遁=土+風+雷?…「血継淘汰はキッ神の捏造限界なのか?」参照)も明かされてませんし、単に三つのチャクラ性質を普通に同時使用する能力に過ぎないのかも知れませんし(汗)。でも、尾獣のチャクラが血継限界一族に影響して、それと同じロジックを忍各里が人柱力を用いて意図的に再現しようとしてた方が、”暁”の2マンセルにチョチョイノチョイでやられた弱っちい人柱力(キラビだって鬼鮫にやられた)の有用性を肯定してくれるんじゃないでしょうか。

そもそも、六道仙人も二人の子…兄と弟って、六道仙人とその妻が交わって生まれた命じゃなくて、六道仙人の陰陽遁で生み出された子達だと思うんですね。だから、自分の能力を真っ二つにするかのように、兄と弟に別々の能力を伝承できたんだと思うんです。六道仙人の分割好きは極めて顕著ですし、トビの独白する六道仙人の兄弟の逸話に関しても母親の描写も臭いも一切ありませんから。もしかしたら六道仙人って、男と女の…に関して疎かった…もしかしたらドーテーだったかも知れないし(汗)。一方、人は陰陽遁以外に生命を生み出すスベを持っています。生命とは愛し合う喜びの上に成り立っているのです。そして、それこそが絶対と思える「六道の力」に対抗できる唯一のアプローチに思えてならないのです。

男と女の交わり…そこに「愛」はあるのだよ。

「男か女か…それが問題だ」(終)
ナル×ジャン ケルベロス



 
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第529話「金色の絆」

 
あらすじ:金角の尾獣モードVer.2に感応する修行中のナルト。尾獣螺旋丸も完成形まであと一歩の模様。ダルイの戦闘大隊は金角Ver.2に押され気味で作戦本部に増援の要請。雷影に拠ると金角銀角は九尾の腹の中で二週間過ごしたんだけど腹の肉(チャクラ肉)を喰らって生き長らえたとの事で、六道仙人の血縁にあたる特別な体質だったらしい。それで、そんな金角を抑える為に用意されたのが”琥珀の浄瓶”(こはくのじょうへい)だった。六道仙人の五つの宝具の最後の一つで、名前を呼んで返事をすれば封印しちゃう西遊記のアレ。どデカイ代物なので運ぶ時間が…と心配するシカクを余所にマブイ(雷影の秘書忍)が”天送の術”で一瞬でダルイの居る戦場に転送してしまう。”琥珀の浄瓶”の特性にピンと来たシカクがいのいちの手を借りて戦場のいの・シカマル・チョウジの新イノシカチョウに作戦を伝授する。そして圧倒的な力を誇る金角Ver.2を"肉弾戦車→影真似→心転身"の必殺コンボで金角に「はい!」と言わせて封印してしまう。次週はシカマルに師・アスマが…!?

疑問:疑問:紅葫蘆に吸い込まれそうになったダルイはNGワードが「だるい」「すみません」が入れ替わって危うく難を逃れましたが、金角を吸い込んだ行で返事をしたのは金角に心転身したいのであって、この場合、いのの肉体が浄瓶に吸い込まれてもおかしくないと思いました。返事をした対象を封印するにしても、封印の完了直前にいのが金角の心転身を解いてるから紅葫蘆のダルイみたいに寸前で封印が回避されないのは不公平だなーとも思いました。しかし、封印の条件が「返事」じゃなかったら新イノシカチョウの連係もただの冷やかしで終わってたよな…ボソッ。

感想:ケルベロスの感想は特にございません。

 
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NARUTO-ナルト-第53巻に寄せて


NARUTO-ナルト-第53巻に寄せて

僕は『NARUTO -ナルト-』とは親がどんなに厚く子を愛しているかを説く物語だと考えています。苦難の末、やっとこさ生まれた我が子にミナトとクシナが何故、九尾を封印したのか?しなければならなかったのか?…巻ノ五十三では、それを克明に綴っています。第一部でまだまだ謎がてんこ盛りの状態の時、木ノ葉崩しで見せた三代目の走馬灯…あそこで出たナルトのおくるみ…そこで得られた期待が確信へと変わる壮大な伏線の回収にダイナミックに絡み合うミナトの想いとクシナの想い。九尾という災厄が木ノ葉隠れを襲い、激しい動乱の中でオトナ達が子を庇い、時に叱りつけ、時に何かを託し、未来を予感させる。その力強さと美しさ切なさを命の儚さをもって、叩き付けられた気がしてなりません。

そして、それらの象徴としてナルトとサスケが居るのだと再確認しました。

「愛」を託されたナルト。

「憎しみ」を託されたサスケ。

二人の姿を子供達は全く別のものと感じてる事でしょう。でも、それは違うのだと、僕は言いたい。伝えたい。これから大人になり、愛を紡いで行く子供達に、断じて二人は違わないのだと教えてあげたいと感じています。『NARUTO -ナルト-』にハマっているおっちゃんとおばちゃんには既に解っている事だからすごく厄介なんだけど、これは子供達へのメッセージなんだ。しかし、今、このタイミングでそれらを手取り足取りお伝えするのは野暮というものでありまして、『NARUTO -ナルト-』という壮大な物語が持つ旨味を削ぐ事に直結している…その危険性を内包しています。そこでふと思うのが近頃の『NARUTO -ナルト-』の本編の無味乾燥した有り様でありましょう。

もしかして、キッ神も同じもどかしさの中で苦悩してるんじゃないだろうか…。

そう感じた瞬間、僕は面白くなくなった『NARUTO -ナルト-』の近頃に対する不満がキッ神に対する申し訳なさとぶつかって弾けとんだ気がしました。僕は巻ノ五十三のレビューを今は書けないと思っています。書いちゃならない部分が多々あるから。このもどかしさは時間が齎す子の成長を、その傍らで見守るしかない親の気持ちに近いんじゃないだろうかと思うのです。人は傷付き、気付き、築く生き物だから教えちゃならない事があるのです。或いは、小説の最後の頁を開く楽しみを奪うような無粋もオトナならば慎まねばならない…とも思います。なので、今は書けない…そう言えるお気楽な立場の僕も…目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてるべきなんだろう。

せめて…今はこの曲を噛み締めて…お待ち下さい。



「奏」(かなで)/ スキマスイッチ

改札の前つなぐ手と手
いつものざわめき
新しい風
明るく見送るはずだったのに
うまく笑えずに君を見ていた

君が大人になってくその季節が
悲しい歌で溢れないように
最後に何か君に伝えたくて
「さよなら」に代わる言葉を
僕は探してた

君の手を引く
その役目が僕の使命だなんて
そう思ってた
だけど今わかったんだ
僕らならもう
重ねた日々がほら
導いてくれる

君が大人になってくその時間が
降り積もる間に僕も変わってく
たとえばそこにこんな歌があれば
ふたりはいつもどんな時も
つながっていける

突然ふいに鳴り響くベルの音
焦る僕 解ける手 離れてく君
夢中で呼び止めて
抱き締めたんだ
君がどこに行ったって
僕の声で守るよ

君が僕の前に現れた日から
何もかもが違くみえたんだ
朝も光も涙も
歌う声も
君が輝きをくれたんだ

抑えきれない思いを
この声に乗せて
遠く君の街へ届けよう
たとえばそれがこんな歌だったら
ぼくらは何処にいたとしても
つながっていける

 
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無題

 
才能も無く、
努力もせず、
そのくせ与えられるものに不平を言って、
努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、
目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、
口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ。

久保帯人

愛して失ったほうがどれほどましか
一度も愛したことがないよりわ

詠み人知らず

消しゴムで消せるのは書いた文字だけ
言葉の文字を消すことは出来なんだよ。
だから発言には責任を持て

詠み人知らず

ちょっと酔ってるんで…

ケルベロス

愛が欲しいのなら
愛をまず誰かにあげよう

君が転ぶことに興味は無い。
君がそこから立ち上がることに興味があるのだ。


  
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第528話「だるい」を超えて


(オレのNGワード…
一生で一番多く口にした言葉は
おそらく”だるい”だ
それを口にしなければ…

あのひょうたんに
吸い込まれる事はない…
だが…

サムイさんは
何も口にしてないのに吸い込まれた…

この事からおそらく―)(ダルイ)

「一定時間黙っていても
吸い込まれてしまう
……違うか?」(ダルイ)

「よく気付いたな…
ここまではバレてなかったみてーだが…
なかなかやる」(銀角)

「”沈黙は金”なんて
よく言えたもんだ……ったく」(ダルイ)

「”雄弁は金”って事もある!
騙してなんぼの弁舌だ!
ここで言うなら”沈黙は禁”ってな
ハハハ!」(銀角)

「………」<ピキィ…>(ダルイ)

「だから言ったろ!
言葉なんてのは人を騙す道具だってな
忍の世では騙し合い裏切りも立派な戦術…
言葉も忍具だ」(銀角)

「そんなんだから……
雲隠れでアンタ達は不名誉の象徴なのさ」(ダルイ)

「なんだとこの三下銅ヤロー!
お前はしょせん雷影の駒で
この忍具の類似品みてーなもんだ!
ただの忍具だ!ほざくな甘ちゃんが!
ったく今時の忍は何様だ!?」(銀角)

「すみません…
護衛に選ばれていながら
ボスの左腕を…」(ダルイ)

「お前が気にする事ではない…」(雷影)

「…しかし…」(ダルイ)

「………」(雷影)

「左腕に未練などない
なぜならワシは右腕を二つ持っておるからな」(雷影)

「二つ?」(ダルイ)

「うむ…これと―…」<スッ>(雷影)

<スッ>(雷影)

「お前だ」(雷影)

「………
………」(ダルイ)

「どうせならシーも入れて
三つってのはどうスか?」(ダルイ)

「まあ…いいだろ
多いにこした事はない」(雷影)

「オレはボスの右腕だ
類似品じゃねェ!」(ダルイ)

「…おい銀角」(金角)

「何だ金角!?」(銀角)

「”紅葫蘆”を構えろ」<スッ>(金角)

「!」(銀角)

<ズオオオオ>(何で!?
”だるい”とは言ってない…)(ダルイ)

「!!」(オレはボスの右腕だ類似品じゃねェ!
だ類……)(ダルイ)

(しまった!!)(ダルイ)

<ズオオオオオオ>

「お前に連合の部隊長をやってもらいたい
ワシの右腕としてな」(雷影)

「すみませんボス…」(…右腕と自負してたハズなのに…)(ダルイ)

「すみません…サムイさん…アツイ
すみません皆…」(ダルイ)

<ズオ>

「そろそろあっちへ乗り込むぞ銀角」(金角)

「おうよ金角」(銀角)

<バシャ>

「!」(銀角)

「!!?」(なんで!?)(銀角)

「!?」(金角)

<カッ>

<ドッ>

(しまった!
”幌金縄”に当たっちまった!)(銀角)

(…なぜ!?)(金角)

<バシャ>

<バチャ><バチャ>

<パシィ><パシィ>

「オレは意外と―」(ダルイ)

(謙虚な奴だったって事か…
悪くねェ!)(ダルイ)

「!!」(銀角)

(確かに”だるい”だった…!
吸い込んでる最中に
一番多く口にした言葉が
二番目の言葉と
入れ替わったと言うのか?)(金角)

<ブン><ブン>

<ガッ>「フン!!」(金角)

「!!」(金角)

<ドドドドドド>

「!!」(銀角)

「呪え”七星剣”!」(ダルイ)

<ドザーン>

「録音しろ”紅葫蘆”!」(…確かこんな感じだったか…?)(ダルイ)

<ズオ>

「てめェ…」(金角)

「!!?」(ダルイ)

<ズズズズ>

「くっ……
すっげーチャクラ取られんな
……コレ…
…こっちがくたばり…そうだぜ」<ガク…>(ダルイ)

「…確かに…
言葉ってのは嘘をつき人を騙すための
道具かもしんねェ…

けどここぞって時の
言葉ってのは―」(ダルイ)

「なぜならワシは右腕を二つ持っておるからな
これと―…お前だ」(雷影)

「ここん中の誠を伝える
大切なもんになる」<トン>(ダルイ)

「…助けてくれ…
…金角」(銀角)

「だからこそアンタは今
封印されんのさ」<スッ>(ダルイ)

「金かくー!!」<ズオオオオオオ>(銀角)

<スポン>

(サムイさん アツイ
アンタ達のおかげだ…
後で必ず助け出す!)(ダルイ)

「さて…後はもう一方の…!」(ダルイ)

<ドッ>

<ドガッ>「うわあああ!!」

「ぐあっ!!」

「!!?
何だ!?」(ダルイ)

<サー>

「おい!おい!おい!…
こ…これじゃまるで…」(ダルイ)

「きさまよくも銀角を!!
ヴヴ…!!」<ジュー…>(銀角)

「九尾の人柱力じゃないか!?」(ダルイ)

「!!」(チョウザ)

<ゴゴ>「!」(角都)

「金角がああなるのは久しぶりに見るな
つまり…銀角はやられたか」(角都)

「ヴォオオオオ!!!」(金角)

すみません。
だるいんで「感想」は割愛しまーす(笑)。
気が向いたら書きまーす…と思ってたけど
面白くないので飛ばします。

ゴメンちゃい(”雄弁は銀”だと思いまーす!!)。

銀角と金角の共依存疑惑→九尾の特殊性…

①銀角は金角にいつも助けられていた
②金角は銀角をいつも守っていた
③きっと九尾の腹の中でも金角は銀角を守ったんだろう
④その所為で九尾のチャクラの配分が「金角>銀角」になっている
⑤銀角の「封印=戦死」で金角が「切れる=尾獣化(Ver.2)」した
⑥銀角は金角にとって「大切な人」だった
⑦しかし、それが命のない穢土転生で成立するところに疑問がある
⑧人柱力でない金角の尾獣化…
⑨そこに「九尾のチャクラ」の明かされていない秘密がある?
⑩最後に封印されなければならない九尾の特殊性…
⑪戦場荒れる…と見せかけて「ムウVS我愛羅」かナルトの修行にスイッチ?(笑)
 
 
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 第527話「NGワード」

 
あらすじ:ダルイが金銀兄弟に喧嘩売った続き…大先輩の金銀兄弟も臨戦態勢。そこにサムイちゃんとアツイ(新顔)が電撃参戦する。金銀兄弟は「かつて雲隠れが集めた最強忍具の五つのうち四つ」とされる…①人を縛り言霊を追い出す”幌金縄”(こうきんじょう)②言霊を切って呪う”七星剣”(しちせいけん)③言霊を録音し人を封じる”紅葫蘆”(べにひさご)④火水雷風土全ての性質を巻き起こせる”芭蕉扇”(ばしょうせん)を装備する。

精神論、根性至上主義のアツイが金銀兄弟の大層な忍具を全く無視して「雲流火炎斬り」で仕掛ける。金銀兄弟の振るう忍具は綱手と雷影のアナウンスで六道仙人の遺した「宝具」の提示がある。次いで金銀兄弟が「雲隠れの歴史において最悪の大罪人」でクーデターの首謀者で「二代目土影と二代目火影を騙し討ちにした」という過去がある。雲隠れがかつて九尾捕獲に乗り出した時、九尾に喰われて二週間腹の中に居た時に九尾の「髭痣」を宿して帰還した…とか何とか(←髭痣に関しては追記します)。

金銀兄弟にダルイ、サムイ、アツイが立ち向かうんだけど、幌金縄で打撃されると”一番多く口にした言葉”を吸い出される模様。それを言霊として絞り出され七星剣で切り取られる。切り取られた言霊は紅葫蘆に吸い込まれ録音される。その言霊は七星剣に「NGワード」として刻まれ、次に対象者がそれを発すると即座に紅葫蘆に吸引→封印されてしまう。サムイ曰く「私達は呪印術と封印術にかけられた=言霊を人質に取られる」という事らしい。勿論、アツイは「あつい」でサムイは「クール」「NGワード」

そこに芭蕉扇の「火の巻」が襲い、アツイが「あつい」と口にして即封印される。それに気を取られるサムイが銀角に羽交い締めされて人質になるもダルイはそれを無視。サムイも静かに目を瞑る。ダルイは金角の左腕を刎ね反撃に転じるも、金角の機転で幌金縄の左腕をヒットされ言霊を抜かれる。何とかサムイだけは救ったと思ったのも束の間、何も喋らないサムイが紅葫蘆に封印されてしまう。

(どういう事だ?何も言ってないのにサムイさんが吸い込まれた…!?)

ケルベロスの見解:サムイが「クール」を装ってたから。言葉には魂がある=言霊。それと同じように人は何かしらの表現を常にしているもので、サムイが醸し出す「クール」な雰囲気にも魂が宿っていて紅葫蘆の封印対象になったのでは…。

何が何だか解らないダルイに容赦ない攻撃が降り注ぐ。ダルイも幌金縄にヒットされているので言霊が引き摺り出され七星剣に呪われる。銀角の紅葫蘆は即座にその言霊を捕獲する。七星剣に刻まれたダルイの「NGワード」「だるい」。サムイの封印を教訓にすればダルイが少しでも「だるそうな素振り」でも見せた日には封印は必至。

ヤバいぞ!!ダルイで続く。

ケルベロスの感想:正直、ダルイっす(笑)。「雲隠れの歴史において最悪の大罪人」と雷影が恐れる割にチマチマやってる金銀兄弟って何なの?と思いました。幌金縄→七星剣→紅葫蘆の連係は個別対戦ではそれなりに威力はあるけれど大戦向きではないですよね(笑)。それに相手が喋らなかったらどうすんの?と心配になりました。どこは『NARUTO -ナルト-』のお約束なんだけど、純粋に下らない…と。しかも、これらが六道仙人の「宝具」と言うんだから呆れる。これらは忍具だから金銀兄弟の魂とは関係ない筈だから雲隠れが金銀の戦死後回収を怠ってたって事で、霧隠れの忍刀も同じで忍ちゃんって甘ちゃんが多いみたいです。こんなのより芭蕉扇一つで力押しするくらいの剛毅さの方が絶対良いよ。

ちなみに金銀兄弟は完全に西遊記からのパクリでググったところ金銀兄弟が擁する5種類の忍具もそれに習ってるらしく…本来は太上老君のもとで仙丹(不老不死の薬)を作るための金,銀の炉の番をする童子であったが,仕事に嫌気がさした二人は太上老君から紫金紅葫蘆,芭蕉扇,七星剣,幌金縄,羊脂玉浄瓶を盗み出して下界に逃げ…とウェブの記述にあるように、最後の「宝具」「羊脂玉浄瓶」だと思われます。何でも「紅葫蘆」と同種のツボみたいです。一般的な西遊記で使われる「返事したら吸い込まれるツボ」じゃないかと思いますがどうでもいい(笑)。白ゼツ軍団とか穢土転生組が忍連合と総力戦を展開してる中で何でこんなチマチマした個人戦が成立するんだかmjd理解できません。

 
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まったく…ナルトって子は…(110210)

 
「父親ってのは
息子に色々言いたがるもんだろ」
(カカシ)

「!!」(ナルト)

『……』<グッ><グッ>(ナルト)

『オレを信じるって―
…言ってくれた!!』
<ニカ>(ナルト)

<ニカ>

『NARUTO -ナルト-』一時間スペシャルを観ちゃいました。

この時のナルトの喜びは本編を読み込んでないと解らない。僕は涙が滲んで滲んで滲んで…流れ落ちた。ナルトは「痛み」を克服したなー…ペイン編とは何だったのか?ようやく今になって納得できました。カルイにタコ殴りに遭いながらカカシの一言に泣ける。それがナルトの成長なんだと思いました。ナルトはきっと世界を変えられると思う。凡人にはできない事だとも思った。ものすごく清らかな力を持った子。この子ならきっと…長門が言い遺した言葉の重さが実感できた。僕は何を読んでたんだろう。ケルベロス…まだまだやな。今宵の酒は一際染み入る。

涙はストレス物質を押し流す。

アニナルに乾杯
酔いどれて完敗

すごく良かった!!

お返事できないかも知れないけど…(※)


 
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「男か女か…それが問題だ」(参)

 
「男か女か…それが問題だ」(序)

「男か女か…それが問題だ」(壱)

「男か女か…それが問題だ」(弐)

エーッと、先ずは永く置き過ぎて腐りかけてるんで(僕も忘れかけてるんで…汗)、序→壱→弐…と読み返して頂いて、も一度流れを取り戻しましょう。僕も若かりし頃…と言っても二~三年前ッスけど、あの頃はこんなのチョチョイノチョイと一本で書き上げたもんだけど、ナルト熱が冷めてしまって書く力が衰えてしまい…なんて悲しい言い訳は置いときまして、心や魂にも脂肪がつくっちゅー事です。僕が堕落してしまって書けなくなった。ま、何でも波ってもんがありますし、陸上競技でも「バネを溜める」と申しまして、何もしない鍛錬もありますれば、ここは菩薩様の心境で温かく見守るのが宜しいかと(笑)。でも、「男か女か…それが問題だ」の考察のタイミングには先見性があったと思っています。

またタイトルも絶妙(←自分でそれを言うかよ…)だと思います(汗)。やっぱナル×ジャンはオトナの記述でなければならんから、少年少女が見逃すような些細な突起に指を掛け、断崖絶壁に挑むロッククライミングみたいな捏造…おっといけねー…考察をしてる訳で、クシナとミナトの間に幼い頃から性的な関係が成立してて、結果…妊娠→出産となった事実に潜むミナトの後ろめたさを足掛かりに人柱力に何で男と女がいるのか?を考えて行くと、そこに戦略的人柱力運用法が浮かび上がって来るねん。クシナがミナトを四代目火影にした…って言うのは、ミナトに九尾のチャクラを与えたからであって、それがセックスを媒介にした後天的な血継限界チャクラの獲得を意味するものとナル×ジャンでは考えてるのだ。

クシナやナルトに封印された九尾の封印式の座標…明らかに女性においては「子宮」。男性においては「精巣」に隣接する部位です。例えばミナトがクシナとバコバコ…ゲフォゲフォ…愛を確かめてる行為とは、ミナトの大事な部分がクシナの子宮にアクセスする行動な訳。そして、そこには九尾が居る。封印式越しにではありますが、ミナトはクシナに仕舞われた九尾のチャクラの影響をモロに受ける事になるのです。僕はその繰り返し…猿のように…でミナトに九尾のチャクラ=血継限界チャクラが宿ったと見ている。つまり、ミナトの「黄色い閃光」とは九尾のチャクラによって得られた能力であって、時系列的に考えると相当早い時期から猿のようにしてないと間に合いませんがな。

ま…それが「ミナトの後ろめたさ」というヤツで、ミナトが「黄色い閃光」の通り名で忍界にその勇名を轟かせたのが、クシナとのエッチの賜物だったなんて…(汗)。逆にこれを女性の人柱力を戦略的に運用した結果だと捕えれば、女性の人柱力を娶った者だけが限定的に尾獣のチャクラの恩恵を受ける側面に注目できると思います。その感触や予感が先ずありーので、かつて「終末の谷の決闘」で九尾を鹵獲(ろかく)した柱間がうずまき一族のミト様を人柱力に据え九尾を木ノ葉の所管にしたのに、僕は多大なる整合性をもって受け容れたもんです。その辺りが「九尾のコントロール」とナルトが真正面に向き合って白日の下に曝されて参りました。第500話「ナルトの出生」の涙涙の母子の再会の行…ですな。


「ま…まさか…そんな」(雲隠れの忍)

「どうした?
あいつらが何だってんだ!?」

「あ…あの方々はぁあ…
金角様と銀角様だ!!」(雲隠れの忍)

「それに何だ?この二人は!?
九尾のチャクラを帯びてるぞ!
すごいチャクラだ!」(青)

「えーい!!!間違いない
雲の金銀兄弟だ」
(雷影・エー)

そして「男か女か…それが問題だ」は暫く諸事情で頓挫してしまっていたんだけれど、第525話「影、復活!!」穢土転生組の雲の金銀兄弟の登場でまた動き始めざるを得なくなってしまいました。何たって二代目火影・扉間をやめた金角部隊の金角とその弟の銀角が髭痣の持ち主で、しかも青の感知に拠って「九尾のチャクラ」帯びている…と来たもんだから、これはもう黙っていられなくなってしまったのです。僕はナル×ジャンを始めた当初からクシナが自らを九尾の人柱力と名乗るまでの間、九尾の髭痣とは人柱力の証と思っとりました。だから、クシナがキレイなお顔で髭痣がないので「人柱力じゃない」と頑にそう言い張ってましたが、クシナが自分で自分を「人柱力」だと言うんだから仕方ない(笑)。

結局、九尾の髭痣女性の九尾の人柱力の子宮内十月十日の間、九尾のチャクラの影響を受けた胎児の九尾のチャクラの痕跡と言う結論になりました。そして、それはダルイ大隊の前に立ちはだかる穢土転生組の大ボスとも言える雲の金角兄弟が髭痣をしっかりと持っていて、しかも九尾のチャクラを帯びているという証言で確定したと思います。彼らは間違いなく女性の九尾の人柱力から出産した赤ん坊でしょう。問題はその出生の時期なんだけど、柱間とマダラの終末の谷の決闘以降は木ノ葉が九尾が所有していた事ので、それ以前、うちはマダラが九尾を柱間戦で使用する前には雲隠れが九尾を所有し、女性の人柱力に拠って九尾を運用していたと考えるべきではないでしょうか。

そう言えば、雲隠れのシー…雷影=エー、キラービーと来てシーだから第三位か?…が、雷影の「雷遁の鎧」をして「黄色い閃光」と比較してまして、閃光並みのスピードが写輪眼対策でもあった事から九尾のチャクラの女性人柱力に拠る運用で婚姻関係=性的関係を前提にした倫理観の上で、雷影のお父さんかそのお父さん(爺ちゃん)=先代(三代目)や先先代(二代目)か初代がバコバコ…否…愛を紡いでいた結果…九尾のチャクラを後天的に獲得して一代限りの「閃光」を得ていた可能性…そしてその子孫として影響されたDNAの継承が閃光に勝るとも劣らないスピードの発露としての「雷遁の鎧」を残したのではないかと思えます。そして、女性の人柱力から産み落とされた赤子が金銀兄弟だったんじゃないでしょうか。

雲隠れは二位ユギトやキラビから察するに卓越した人柱力のノウハウが在りますので、雷影の妻を人柱力にして九尾のチャクラの恩恵を限定的に運用する方法を知っていた可能性は極めて高く、その副産物として髭痣のある…九尾のチャクラを帯びた子を保有していた現実は非常に理に適っていると思います。時系列的にはキツイですが、マダラが終末の谷の決闘を前に雲隠れから九尾を奪ったんではないかと思います。雲隠れが木ノ葉の白眼欲しさにヤクザ紛いに荒っぽい政治的な駆け引きに出たり、うずまき一族のクシナを攫おうとして失敗して戦争にまで発展しなかったのは、元々、九尾が雲隠れの所有だったなんてどっちもどっちの事情があったなら、それはそれでかなり納得の行くものでありましょう。

ちなみにナルトは産み落とされて直ぐに九尾の人柱力となりましたから目立たなかったけれど、九尾が封印されていなければやはり九尾のチャクラを帯びた特殊な能力を一代限りで発現できた事でしょう。でも実際は八卦の封印式により九尾を封印する人柱力として成長してきましたんで、その異能が内なる九尾に向いていて顕著に現れなかったんだと思います。唯一、九尾のチャクラの重さに耐え、ナルトが動き回る姿に愕然としたヤマトの描写が残るのみですが、ナルトが本来持つ「九尾のチャクラに耐える強いチャクラ」とは、クシナという女性の人柱力の中で九尾のチャクラの影響を受け続けた結果かも知れません。もっともナルトはうずまき一族のクシナ(特別なチャクラ)の形質も受け継いでいますので狡いんですけど。


「初代火影千手柱間様と
うちはマダラの戦いは知ってる?」(クシナ)

「うん…」(ナルト)

「…その戦いで九尾を手にした
初代柱間様の力になるため
ミト様は封印術で己の中に九尾を封印し
九尾の人柱力になった

それからはすっと木ノ葉が九尾を所有してきた…
でもそのミト様が余命僅かになった時…
私が連れてこられたの
九尾の器としてね」(クシナ)

件の涙涙の母子の再会の「ナルトの出生」でクシナが喋った内容に拠ると、木ノ葉隠れの九尾の保有時期は柱間VSマダラの終末の谷の決闘の直後に確定します(第53巻/100-101頁)。なので、やはり雲隠れの金銀兄弟の出生はそれ以前で、ギリギリのタイミングでしかも二人が双子だったとすれば一年か二年前まで許容されるでしょう。穢土転生で蘇った金銀兄弟も柱間や扉間か、それよりもちょっと若めなので、ま…一応帳尻は合いそうです。そして、ミト様→クシナと終末の谷の決闘以降はズーッと九尾は木ノ葉が所有し続けていると言うのも間違いないでしょう。やはり雲の金銀兄弟の出生時期は千手柱間とうちはマダラが終末の谷で闘う前だったと考えて問題ないでしょう。

僕が注目してるのは、終末の谷の決闘の後も柱間が暫く存命して、九尾の人柱力となったミト様と一緒に暮らしていた臭いがプンプンとするところです。柱間の孫として綱手がいるって事は柱間の子がいる訳で、クシナがミト様に憧れる描写からすると、人柱力として九尾を入れるだけの器ではなくてまず「愛」を入れたってんだから、柱間に愛されてたんじゃないかと思うんですね。つまり、綱手のお父さんかお母さんに当たる人に九尾の髭痣があった可能性もあるという事です。しかし髭痣保有者の異能はこれまで『NARUTO -ナルト-』にありがちな一代限りの能力だと、僕は考えますので綱手に髭痣が継承される事もなかった。綱手の怪力なんてのは九尾のチャクラの影響の影響かも知れませんけどね。

或いは柱間亡き後、二代目火影になった扉間がそのままミト様を引き受けて、婚姻関係=性的な関係を持った可能性もあるでしょう。扉間がミナトと同じく時空間忍術を使えたりしたのは、ミナトと同じ理屈で九尾の血継限界チャクラを獲得した結果にも思え、ミト様が柱間亡き後、その弟と交わるなどと不埒な行動?に出たかは定かではありませんが、「愛は勝つ!」と申しまして、政治的戦略的な女性人柱力の運用などと味気ない発想などなくとも扉間がミト様と恋に落ちた可能性もあると、僕は思います。そして、扉間は閃遁チャクラ(時空間忍術)を得ると同時に髭痣のある子を授かった…のかも知れません。そして、その子は雲の金銀兄弟のように九尾のチャクラを帯びていた事でしょう。


「…人柱力の尾獣の封印が弱まる唯一の機会を知っていた
そこを狙われて…九尾を奪われた……」(クシナ)

「封印が弱まる唯一の機会……!?
何だってばよそれ!?」(ナルト)

「出産よ」(クシナ)

九尾事件の真相が明かされるに従ってミト様が出産した可能性が高まってきたように思います(第53巻/104頁)。多分、クシナの知識は実際にミト様の出産時期に封印が緩んだ事実に拠るんじゃないでしょうか。だから、その機密を既に死んだとされたマダラと名乗るお面が知ってるのがオカシイんだけど黙殺するとして、ミト様は柱間か扉間の子を出産した筈です。時期的な問題を考えれば柱間よりも扉間の方が確実でしょうし、扉間がミナトと同じように時空間忍術を使えたりしたのは人柱力のミト様と性的な関係があった可能性を強く臭わせます。何より昨今物議を醸してる穢土転生なんて禁術を編み出しちゃう扉間が柱間に対するコンプレックスを原動力にそれこそ猿のように頑張った方が僕の好みです(笑)。

それに柱間の直系は孫が綱手でありある程度明るみに出ています。綱手の親がどうなったかは分かりませんが、綱手の動きから見て親が真っ黒けに胡散臭いヤローでは無さそうです。それよりも禁術・穢土転生を考えちゃった千手扉間が柱間の死後、ミト様と関係を持って、その結果生まれた髭痣の子が居た方がガチっぽいです(笑)。だとすれば、穢土転生が何らかのルートで大蛇丸(…その後、カブトにも)に伝承されたのもある種の野心に塗れた計画の一環だったとも思えます。そして、その子はお話の何処にも登場していない(そもそも生まれた痕跡すらないんですけど…汗)。もし居るなら、その子が今ある忍界の騒動を陰で操ってるラスボスの可能性が高いんじゃないか…と、僕は疑っているのですが…。

あと少し続きます…。


 
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第526話「激戦!ダルイ部隊!!」

 
今週のあらすじ:黒ゼツが大名を匿う楼閣に迫るところからの続き…最初に霜の国大名が篭に乗ってて水影・メイと長十郎が護衛に就いてる画から入るんだけど、それと楼閣のシーンは別の場面だと思います。水影らは霜の国の大名を護衛して移動しているのだと思います。楼閣の方は屋根の飾りからして火の国の所有物らしく、屋根の上で見張ってるのはゲンマとライドウ。黒ゼツが接近してるのは楼閣で、黒ゼツはチャクラ感知できないらしい。

しかし、その割に壁を飛び越える時に「鳴子」(なるこ)なんてベタな罠に引っかかって気付かれた罠(笑)。ノホホンと詰まらない喋りの大名もいつのまにかダミーにすり替わってて捕獲ネットの仕込みのおまけ付き。黒ゼツは床に溶け込んで躱すんだけど、それなら最初から壁を飛び越えて侵入せずに潜って来いやーッ!!と思うんだけど、黒ゼツはそれ程早く地中を移動できないみたいだからサクッと任務を終わらせたかったのでしょう。

大名達は人質に利用されないように5カ所の隠れ家を転々と移動してるとの事。水影の説明だと「一定時間でその5カ所を移動して回ります」となってて移動パターンが読まれたら先回りされて意味無さげだけど、多分複数の囮が時間差で動いてるから本体を見つけるのはかなり広範囲の捜索能力がないと難しいでしょう。そして、各国の大名が分散されて匿われてるらしくて、それが各国の用意した隠れ家(楼閣)を移動してリスクを軽減してるのね。

長十郎のヒラメカレイが何の反応もしてないみたいなのでカカシの部隊と穢土転生組の戦場からかなり離れた場所だと思われます。しかし、大蛇丸の暁本(カブトがヤマトに渡したデータブック)にゼツの解説もあっただろうに、ゼツの忍術特性や能力を忍連合は知らなかったんでしょうか?当の黒ゼツがそれを心配するかのように大地に潜ります。もしかしたら…ゼツって…などとドス黒い考察チャクラが漏れ出してきたので追記しようと思います。

一方、穢土転生組を大量に投入してきた暁主力部隊とガチンコで当たるダルイ大隊。ダルイの「雷遁・黒斑差」が文字通り激戦の火蓋を切るんですが、ダルイの忍術ってちょっとヤンキー系入ってて当て字が多いかも(笑)。三代目雷影が穢土転生で呼ばれてるけど、実はあれがダルイの父親かしらと思ってたんだけど、それは左肩の「雷」のタトゥーが一緒だからで。でも、どうやら雷遁能力の高さを買われた証みたいです。ダルイの「黒い雷」は面白いのでちょこっと追記しようと思いまーす。

ダルイ大隊と交戦する穢土転生組は心の自由をかなり残されていながら、成仏はしないギリギリの線引きで縛られてるようです。これはカブトに大蛇丸のオリジナルのチャクラをアンコから回収したのと、縛り方の勘所をカブトが掴んだからだろうなーと思います。サソリの成仏がかなり堪えたのでしょう。お陰で戦場のあちこちで旧知の再会がチラホラと。ダン、アスマ、ヒザシが連合軍の木ノ葉の面々と対峙します。ヒザシVSヒアシはなかなか見物ですね。

デイダラを黒蟻で捕獲して縛り続ける為に動けないカンクロウに穢土転生の増援が到着。霧の中吉、君麻呂、チヨ様、半蔵の四体。奇襲部隊はカンクロウ、土遁のイッタン、白眼のホヘト、キリが残ってるのかな。デイダラのナチュラルなボケに真正面から突っ込みを入れてしまったのが意外にも山椒魚の半蔵だったもんだから、「いいか…オレの合図で下がるぞ」と、この酸っぱい空気に耐えかねてカンクロウが逃げたくなるのは何だか解ります(笑)。デイダラのノリ突っ込みも滑り気味ですね。

白ゼツ部隊と激戦中の黄ツチに作戦指令が届きます。心転身の術を増幅するカラクリがあるようです。それを使って遠距離の通信を可能にしている。同じ頃、血継淘汰・無(ムウ)と戦闘に突入目前の我愛羅の元に土影・オオノキが合流。彼も血継淘汰・塵遁の忍ですので、二代目土影・無にぶつける作戦でしょう。僕は無の血継淘汰「火・土・雷」のミックスの「無遁」と仮に考察しています。ちなみにオオノキの「塵遁」「火・土・風」ね。

しかし、オオノキの捨てた「己」って何だろう?サスケの五影会談乱入事件で我愛羅が吐いた「アンタ達はいつ己を捨てた?」(疑問の考察)は相当堪えたようです(笑)。未だに言ってますもの(笑)。ま、ある種、オオノキに「死亡フラグ」が立ったような気がしますが、もういいお年ですのでそのまま流します。血継淘汰同士の衝突で血継淘汰とは何ぞやが明かされればいいんですが、その上に「血継無二」なんてあった日にはもうお手上げです罠(滝汗)。

それでダルイが金角銀角にケンカ売っちゃってますけど、雲隠れの先輩後輩で雷遁比べの様相です。ダルイは黒い雷を操る逸材で、先代雷影に「雷」を刻む事を許された唯一の忍だし、金角銀角なんて九尾の髭痣からしてその出生に女性の九尾の人柱力が関与してる事が必至です。二代目火影・扉間を殺めた時系列も非常に興味深く、これももしかしたらと思えるフシが在りまして追記したいと思います。追記ばっかでスミマセン(笑)。

しかし、フラットな展開だなー…で書き残しは追記にて。

「男か女か…それが問題だ」(参)も書くよー!!

  
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血継淘汰はキッ神の捏造限界なのか?

 
捏造限界その①

捏造限界その②

平面じゃダメかも。立体で考えてみるか…。
次の回でもう少し描写か説明があればいいんだけど。
頭がパンクしそうです。

 
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