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週刊少年ジャンプ編集部からのお知らせ

 
3月28日(月)発売予定の週刊少年ジャンプ第17号は、4月4日(月)に発売を延期いたします。以降は、毎週月曜日発売予定です。

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ep531~532雑感(ミフネと半蔵の一戦が炙り出すモノ…)

 
「ハンゾウ殿とお見受けする
拙者 侍頭領 ミフネと申す
お手合わせ願いたい!」(ミフネ)

第530話「チョウジの決意」から始まった「ミフネVS半蔵」ですが、ミフネの頭に巻かれた包帯…「その鎖鎌で己の刀をへし折られ頭をやられたが…どうにか一命は取り留めた」(ミフネ・531)…と半蔵が関係してるという因縁が潜んでいました。しかし、半蔵は既にその事を忘れていました。ミフネはその機微に半蔵の変節と太刀筋の劣化の整合性を感じます。「貴殿ほどの忍がその事に気付かないとは」(ミフネ・531)の一言が半蔵の失われた記憶の断片を繋ぎ合わせ、半蔵は殺めたペイン六道をも思い出させるのです。ペイン弥彦とミフネの落胆振りがキレイに重なっています。半蔵も死に際に感じた焦り…「ワシに何が見えてないというのだ!?」(半蔵・531)…がミフネの気迫が呼び起こさせるそれが奇妙にデジャヴュさせるのです。

「研ぎ続けた刀は名刀となり
受け継がれ残っていく!
そして―

信念を貫き身を削り己を磨き続けた人は
英雄となり語り継がれ残っていく!」
(ミフネ)

「信念を曲げ身を削る事を止め…
己を磨く事を諦めた貴殿の技には
かつての鋭さは無い!
そのせいで刀は血で汚れ
サビ付いたなまくらでござる

なまくらでは残らぬ!
人は刀そのものだ!」
(ミフネ)

第531話「再会、アスマ班!」で意外にあっさりと半蔵をミフネは沈黙させます。そもそも侍から忍が分化…「多くの侍が忍へとくらがえし流派も忍へと流れた」(半蔵・531)…した歴史があり、半蔵の剣技も恐らくその流れの上にあろう事が知れます。同時に侍の境遇に関して半蔵に幾許かの理解がある事も伝わってきます。半蔵とミフネにある種の共有感みたいなものが存在しているようにも思えました。だからこそ、人を刀に例え、半蔵をなまくらとするミフネの言葉に半蔵は断ち切れたのでしょう。見逃せないのはそれに至る年月をミフネが臥薪嘗胆し、刀を磨き、己を磨き、ついには侍の頭領にまでなるように自らを高めた歴史が横たわっているところです。これはイデオロギー…否…信念の勝利と言えるのではないでしょうか。

「人が終わる時は死ぬ時ではない
信念をなくした時だ


だからこそ厄介でもある…
外見からでは判断がつかぬ
お前が死んだとしても鈍(なまくら)ではない」(半蔵)

「それはオレの名に怖じ気づき逃げ
初めから勝負を投げ捨てた
お前の仲間達の事を言う」(半蔵)

第532話「ミフネVS半蔵、決着!!」で半蔵が黒バックの回想に入りますが、丁度、今ミフネが半蔵に語っているような内容をミフネに語っています。要するにミフネはこの時ダンゾウから受けた感動を糧にそれからの人生を切磋琢磨できたと思うんです。若き日のミフネに半蔵は道を示せた…見本となれるようなカリスマを帯びた人間だったのだと思います。そして、「死の代わりとして名を名乗れ!」(半蔵・532)とかつて「三忍」を命名した行と同じセリフを吐きます。自来也が雨隠れ潜入戦で愕然とした半蔵の死で見せたリスペクトからすれば、この頃の半蔵は決して鈍らではない名刀だったと言えるでしょう。つまり、弥彦達が難民として盗みを働いてた頃は少なくとも半蔵は「正気」だった…ちゅー事になる罠。

「…侍の…仲間には…
手を出すな…」
(ミフネ)

ミフネが名を名乗る代わりに仲間の安全を請うた姿に打たれた半蔵はミフネに解毒剤を与え生かします。ミフネのその後の将来を決定したかのカリスマは確かな人間性を保ち、ミフネの純粋な想いに感動できたからでしょう。もしかしたら、半蔵がミフネと交わした「約束」こそが、それ以降、忍が侍に不可侵を貫き、侍が独自の文化を育み中立を維持できた原因になったんじゃないかと、僕は思うんです。きっと半蔵はそのカリスマを持って五影や忍界に働きかけたんじゃないかと思うんです。そのくらい半蔵に影響力があった…これも自来也の半蔵に対するリスペクト「三忍」の名の重さや忍界に知れ渡る伝播の事実にマッチします。しかし、ここでしっくり来ないのが半蔵がそれら全てを忘れてたところ

それこそが「正気」のニアンスであります。

「…信念を貫く事は難しい
オレにも信念がある…
この世に平和をもたらす事だ

お前で確かめてやる…」(半蔵)

「この先…信念を抱いたまま死ぬか
それとも生きながらえて
信念を捨てる事になるのか」
(半蔵)

半蔵の言葉に感動してそれ以降の人生を決したミフネの生き様からして、これが半蔵のハッタリとかフェイクではないと思います。この後、カブトの穢土転生の禁止事項に反して切腹をする半蔵の本当の死に様(ワシの信念を託す!!)(半蔵・532)…もニセモノではないでしょう。僕はこの行が何を言わんとするのかをズーッと考えてました。そこで明らかになる半蔵の明らかな変節。それが何を示すのか?この時、ミフネにリスペクトを感じさせた半蔵は少なくとも自来也達を「三忍」と命名した一戦までは繋がっているでしょう。そして、それが”暁”の長門の足を奪い、弥彦の命を奪った行では確実にその輝きを失っています。半蔵は最初っから「どカス」じゃなかった訳だ。確実にどっかで「正気」を失ってる筈です。

「正気」

つまり、半蔵は正気じゃなかった誰かに操られてた?!一番簡単なのはダンゾウの瞳術…シスイの写輪眼…に操られてた線で、あの瞳術は雷影・エーすら五影会談で拳を振るわせたんだから強力です。でも、それにしちゃダンゾウが小物過ぎるけど、ダンゾウと半蔵の関係性からすれば説明がつき易い事が多いと言えるでしょう。また、ダンゾウじゃなくてもトビがシスイのダンゾウと違う側のシスイの眼を仕込んで暗躍した可能性もあるし、そこは描写次第で(汗)。確実に言える事は、忍や侍の世界の構築に何らかの外力が働いてるって事でしょう。そして、それは人の「信念」を奪う力である…と言う事。その影には騒動を首謀する黒幕の影がチラつきます。そこに一貫して流れる「決して自分の手は汚さない」という狡猾さ。

しかし、それが単なる狡猾さじゃなかったらどうなんだろう?と、ふと僕は頭を抱えたのです。トビが黒幕にはとっても思えなくて大蛇丸とか自来也とか候補に挙げつつ、まだ登場した形跡すらないミト様が産み落とした扉間の一粒種の髭痣の赤ちゃんまで引っぱり出して悩んでるんですが、黒幕がもしかして自分で手を出せない状態不完全な存在だとしたら、僕は物凄い思い違いをしてたんじゃないかと思うんです。それは、かつて六道仙人と戦い敗れ、チャクラを抜き取られ、その身は人智の届かない月に封じられた伝説の怪物…その思念だけが辛うじてトビに降り触覚となり、写輪眼に出力されているのだとすれば、「トビ」が「十(と)尾(び)」のアナグラムだって説がいよいよ力を帯びて来るじゃないかと…

僕の背筋に電流が流れたのだ。

十尾…自身が復活を画策している。

それがトビが漏らした「完全体」なのかも知れない。

「ミフネと半蔵の一戦が炙り出すモノ…」

ナル×ジャン ケルベロス






いきなり捕捉…言い訳とも言う(笑)。

でもね、でも…なんです。何でこんなに今の『NARUTO -ナルト-』が萌えないのかも同時に考えてみたんです。今まではミフネを描くのも半蔵を描くのも全てはナルトを浮き彫りにして魅せる「エッチングの手法」と捉えられたんです。事実、「白」や再不斬、カカシやシカマル…その他いろんなキャラが艱難辛苦を乗り越え成長して行く事がナルトを表現する事と直結してたんです。『NARUTO -ナルト-』は主人公が登場しなくたって主人公を表現できる漫画だったのね。実はそこが『NARUTO -ナルト-』の他と違う趣を示すアイデンティティでもあったんだけど、それはナルトの八卦の封印式の中にミナトとクシナのチャクラが封じ込められてた「巻ノ五十三」の提示で終了してると、僕は思うんです。

ナルトは自分と向き合い、確固たるアイデンティティを獲得し、九尾のチャクラをコントロールするに至り、時を同じくしサスケがイタチの眼を受け容れ、真・万華鏡のチャクラを得てしまった…そして、そこには子供達を如何にして高みに押し上げれば良いかに腐心した「親」=クシナとミナト、そしてイタチの「愛」が滔々と流れている事に僕らはあんなにも震えたじゃないですか。ナル×ジャン風に言うならば「ナルトとサスケの”表裏”が合った」のです。僕は麻雀はしないんだけど、これは「テンパイ」…ナルトとサスケが完成(手が出来上がってる)してる状態だと思うんですね。でも何故だかキッ神はその手を止めて上がらない。そこに在るのが「フリテン」の脅威だと分かっているのに…。

確かにミフネと半蔵の交わりは良い話なんです。人間の信念とは何なのか?僕も考えました。それはナルトの「真っすぐ自分の言葉を曲げない」という忍道に同じです。ナルトには信念があるのです。そして、それを折れずに曲がらずに保ち続けるしなやかさがあるしくみ=八卦の封印式が今まであって、その秘密がミナトとクシナの「愛」であり、それが無くなろうとも今度はナルトがしっかりした自分を構築し、自らのアイデンティティを感じるオトナに成長できた事で謎ではなくなってしまった。だから、ミフネと半蔵の行が空回りして見えちゃう訳です。きっと、それが僕を萌えさせないのかしらと考える今日この頃です。要するに、さっさと「終末の谷の決闘」に行けよ!!という事なんでけど…(笑)。

「巻ノ五十三」はだから書けないというお話でもある(汗)。

 
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ありがとう

 










ありがとう。

明日は久しぶりの休みなんで何か書きます。
震災以来、結構大変でした。

ケルベロス(110320)

 
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第531話「再会、アスマ班!」

 
今回の地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
僕も出社難民や帰宅難民になりながらも世の為人の為に働いています。
危険予知のアンテナを張り巡らしてこの難局を乗り切りましょう。
お気をつけて!!僕と相方は今のところ大丈夫です。

今回の『NARUTO -ナルト-』の感想はお休みさせて戴きます。
 
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第530話「チョウジの決意」


今週のあらすじ:金角を”琥珀の浄瓶”に封印したダルイが蓋をします(紅葫蘆のサムイとアツイが解ける前に救出してくれ~ッ!!あと、芭蕉扇紛失)。見事な連係で金角に返事をさせた新イノシカチョウトリオがお互いの無事を確認する姿に旧イノシカチョウの父さん達がそれぞれの子の成長をいのいちの通信能力に拠って確認しています。穢土転生の金と銀が封じられ残るは心臓を5個もストックできる角さん(角都)のみかと思いきや、綱手の相方の加藤ダンや飛燕のアスマなどの奪い取った手ゴマが控えていました(将棋かよッ)。

角都も戦場で奪取した心臓を用いて背中の各チャクラ属性を発揮するお面の怪物を繰り出します(角成りで馬?)。ダンはチョウザさんと知り合いの様子。ダンは”霊化の術”を使う前に”四紫炎陣”に閉じこめるようにチョウザに請いますが準備に時間がかかりそうです(土遁壁の後ろで印を組む四名)。余裕綽々の角都の背後からイズモとコテツが必殺の斬撃をかまし角都の動きを止めます。新イノシカチョウはアスマを担当します。アスマの死に際のそれぞれに宛てた遺言が躊躇する背中を押すかの如く響きます。

一方、霧の中吉が引率する穢土転生の増援組(チヨ様・半蔵・君麻呂)はデイダラを拘束しつつ移動するカンクロウの小隊に追いつきます。山椒魚の半蔵の口寄せ・イブセの毒霧でカンクロウ達が一気に大ピンチに陥ります…が、そこに侍頭領のミフネ(ミフネに毒の影響が無いのは何故!?)が駆けつけ、半蔵のクサリガマをガシッと受け止めて…続く(タイトルがイマイチしっくり来ないのは僕だけかしら)。

感想:子供の成長ってある時、突然成って親としては驚きと嬉しさに喜びを感じるものなのでしょう。しかし、普通はそれが子供の些細な仕草であったり、ふと触れ合った手の厚さとか、親のお下がりが着れないくらいのガタイになるとか、ホントに仄かでささやかな機微を如何に感じるかに美しさがあると、僕は思うんですね。

それが忍の世界観にある「チャクラ」とか「忍術」なんてあるもんだから、意識を共有するかのように分かり合えてて、これじゃ子供らも伸び伸びと行動できないだろー…と不満でした(笑)。簡単に言うと「チャクラ」「忍術」が人の持つ「想像力」ちゅーもんを疎外してると思うんですね。そもそもリアルで親と子供が一緒に働くとかかなり特殊です。これでは親も子も互いにプレッシャーがあって環境がいいんだか悪いんだか(笑)。

ナルトにしたって「ぼっち」だと思いきやクシナとミナトのチャクラが八卦の封印式に組み込まれてたんだし、いのいちの通信能力が意識を繋いで指示を出してしまえるのも、特殊な能力があるが故の過保護かしらと思います。シカマルやチョウジやいのも葛藤やアスマの死を乗り越えて立つ決意は分かるんですけど、それにシカクらが関わるのはどうなんだろ?必要ないよなー…信じるベクトルとは違うよなー…と思います。

人生ってホントはもっと孤独なんだけど…と、僕は思います。

気になるポイント

(大蛇丸様のチャクラが頭蓋を通して骨身にしみる…
目的は達成しなければ………!)(君麻呂)

エーッと、君麻呂の「目的」って何なんだろう?と気になりました。例えば、大蛇丸がこのような状況を想定して何らかのミッションを君麻呂に託していたなら!!スッゴくワクワクしちゃうんですけど。どうなんでしょう。つまり、大蛇丸復活の使命。あれば面白いです。カブトの指令をオミットして単独行動できるような仕込みがあればある時点で消えちゃって別動できるでしょうし、大蛇丸の情報生命体のバックアップが何処かにあるかも知れないし、これが単に戦闘に勝利する意気込みじゃなければ嬉しいです。ちょっと気になる伏線ですが、考え過ぎチャクラの暴走かもしれないので(汗)。大蛇丸にも一度逢いたいなー…と、僕は思いますので、親大蛇丸派の君麻呂の想いを見過ごせないのでありんす。

(これで五つ目…)(角都)

角都は穢土転生で呼ばれてて依憑(生贄)がいる筈で、ましてや死んでるので自分の分の心臓は必要ないんじゃないかと思いますが。それとも心臓を装備したら穢土転生じゃなくてホントに生き返れるなら恐いです(笑)。また角都のお面で動く”ひじき軍団”ですけど、これは命が固定されてもいいと思えます。しかし、「心臓=命」つー角都の死生観は何だかパラドックスを感じます。脳死とかないんかしら(笑)。それを言うなら穢土転生がそもそも掟破りなんですけど。骨格とか筋肉無視で皮膚とひじき見たいのだけで活動できるのってどうよ!?っちゅー話になって『NARUTO -ナルト-』自体が詰んでしまうので止しにしましょう(笑)。とっとと穢土転生編が終わってくれるのを祈っとります。

「チョウザ
四紫炎陣の準備はまだか!?
早くオレを結界の中へ閉じこめろ!

オレが”霊化の術”を使う前に!!」(ダン)

加藤ダンって言うのね。霊化の術って六道ペインの人間道が使ったような術なんでしょうか?それともトビの例のすり抜け?かしら。一時、トビが「トビ加藤」だか何だかのリアルの忍の名前と関係してるアイデアがあったんだけど、ダンが頑張れば謎が解けるかも知れません。綱手がダンを見て何と思うとか考えるだけでもムカムカするけど、ダンの霊化の術は興味あります。でも、ダンの術とトビのすり抜けが関係あるなら、誰か気付いてる筈だからやっぱ人間道か外道魔像が出した朧龍みたいに霊体を吸収する忍術かな?(ダンが六道仙人の系譜にある可能性?)ま…四紫炎陣はきっと間に合わないから次かその次で真相が知れると思います。短期の伏線回収が続いてるからな、近頃は。

そんなこんなで気の無い感想でスミマセン。
 
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