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第544話「二つの太陽!!」


「”お前はオレにとって特別な存在…
オレ達は最強タッグだ”と
…確かにそう言った…
あれだけ…あれだけの言葉で
強くいられるというのか?」(雷影)

「里や国にとってのオレだけじゃねェ!
ブラザーにとってのオレだ

だがブラザーはオレを守ろうとするあまりの気遣い♪
オレの力を信じなくなっていった毎回♪

人柱力になれば色々なもんなくして心がりがり♪
でもだからこそなくしたもんが光って見えてくる心ピカピカ♪

尾獣だけが力の基じゃねェオーケー!?
尾獣が入る前に入ってたもんが光りだしたら
太陽くらいでかかったと気付く大事(おおごと)♪

それこそが力の基だと気付く大筋♪

だからこそオレは八尾を唯一コントロールできたと確信♪
ナルトの中にもその太陽がある各人♪

しかもそれが二つもあるのが革新♪」(キラビ)

「…!?」(雷影)

「…?」(綱手)

「…そうだな…
確かに太陽みたいなもんかもしんねェ…」(ナルト)

「うずまきナルト…
お前のその二つの太陽とは何だ?」(雷影)

「父ちゃんと母ちゃんだ!!」(ナルト)

あまりにも分かりきってて捻りがありませんが、そうなんだから仕方ない(笑)。雷影がキラビを愛し信じた言葉がキラビの中で根付き大きな自信となっていたようです。そんな事は僕らだって分かってましたって!!っていうのは皆さん同感の筈。今、描かれてるのはナルトの中に在る「愛」の検証みたいなもんで、九尾のコントロール(巻ノ五十三ね)で示されたナルトの内部構造を八尾のキラビと、それを支えた雷影サイドから復習してるだけ…だから、焦れったくてワジワジしてる訳です。特に雷影は仕事に躍起になる父君とお受験に血眼になる母君を一人二役で大車輪の活躍で、父性と母性がミックスされてる点で誰かさんにスッゴく似ています(笑)。ま…愛し過ぎてた結果、キラビが見えなくなった…。

キラビはそれに気付いてて悲しかった。でも、それで八尾のコントロールができなくなってしまう訳でもない。それは雷影が八尾の器になる前にキラビに入れた愛のお陰…そして、愛し過ぎた結果、キラビを信じなくなった雷影を思い遣れるキラビの大人度に関係してるでしょう。サスケにキラビの爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです(笑)。ところで、雷影だってこんなに強くなれたのはきっとオヤジ(三代目?)に愛されたからだと思うんだけど、それを忘れてるんでしょう。これは須らく大人に言える特徴で、子供らの不満とか苛立ちの元凶と言えましょう。まったく…お母ちゃんのオッパイ飲んでた頃を思い出さんかい!!と思いますが、仕方ないの…それが人間なんだから(笑)。


「…父と母…
四代目火影とうずまきクシナか?

…しかしお前が生まれてすぐに
二人は死んだハズだ」(雷影)

(九尾チャクラのコントロール修行の時
なにかあったな…

ナルトがペイン戦で九尾化しかけた時も
封印の術式に仕掛けをほどこしていたミナトが出てきて
自分を助けたと言っていたな…
だだでは死なん男だとは思ったが!)(綱手)

<グッ>「この九尾の力を手に入れる時
父ちゃんはちゃんと母ちゃんに会わせてくれた!

九尾の封印を開くと
母ちゃんがオレに会いに来るよう
チャクラを仕込んどいてくれたんだってばよ

オレのために!!」<パン>(ナルト)

(うずまき一族特有の封印術を教わっていた四代目火影…
それにクシナのあの強いチャクラと生命力…
あながち嘘でもなかろう…)(雷影)

(やはりな!)(綱手)

もうこの辺は検証の検証で…だからお話が足踏みしてるみたいで面白くないんです。もっとも僕らは物語を俯瞰する存在だから、そう思うだけで物語の中の人々にはほとんどお初の知識です。ナルトが九尾のコントロールに成功した行なんかほとんどナルトの精神世界のお話なんだから、間近にいたキラビにすら分からなくて当然です。ちなみにナルトの個人情報の多くを知る綱手が多くを語らず内省するのはそれが木ノ葉のトップシークレットだからでしょう。忍連合で共闘してはいますが、かつては敵同士。特に尾獣や人柱力の保有は国家レベルの秘密ですから当然です。それは雷影も同じで、ここで注目したいのは雷影の情報と綱手の情報が絶妙にシンクロしてて、それが僕らの知り得た俯瞰情報ともマッチしてるところです。


「この力をくれた時
母ちゃんが全部教えてくれた
父ちゃんは昔一度 今の面をしてた男とやり合ってて…
…そんでその時確信した事が二つあるって

一つはその面の男が
この先必ず災いをもたらすって言った

そんで二つ目は―
それを止めんのが
人柱力として九尾の力をコントロールしたオレなんだって!」(ナルト)

(面をした男…マダラの事か…
やはりあの木ノ葉九尾事件はマダラの仕業だったのか…)(雷影)

(ミナトがナルトに九尾を封印し
その封印を開ける鍵まで残したのは
このためだったのか!
確かにあいつは無駄な事をしない奴だった…

…つまりそれほど面の男…
マダラが強く脅威であると判断したんだ
九尾の力をコントロールした者でなければ
倒せるような敵ではないと…
だからナルトに…)(綱手)

そろそろお分かりでしょうか?これはナルトのレゾンデートル(レーゾンデートル=存在理由)の検証なのです。アイデンティティ的に「理由」などとはおこがましいかとも思いますので、ナルトの「ヒーロー認定」とでもしておきましょうか。それを火影と雷影が担当してる訳です。そもそもナルトの九尾チャクラモードの首に「六道の勾玉」みたいのがぶら下がってて何とも思わん二人もアレですが、自来也亡き今、綱手とエーくらいを持ってこないと「救世主」(=ヒーロー)をアピールするには役不足でしょう。考えてみれば、愛に育まれた筈のナルトやキラビが戦争に一目散に突き進んで行く流れに基本的に不条理が存在する訳で、それを正当化するにはそれなりの「理由」が必要です。「絶対悪」の存在も…ね(笑)。


「ミナトは…お前に全てを託したという事か?
己が救世主ではなかったと…」(雷影)

「父ちゃんが自分の事を救世主と思ってたかどうかは分からねェ

けどオレの師匠は父ちゃんを予言の子…
救世主だって言った」(ナルト)

「さっき言った事を覚えているか?
その救世主のミナトは死んだ
…これを失敗でなかったと
お前は言うのか?」(雷影)

「………」(キラビ)

「確かに父ちゃんは死んだ…」(ナルト)

「母ちゃんと一緒に
その敵と九尾から木ノ葉の里を守りぬいて!
オレを守りぬいて!

…ほんの一瞬だったけど…

その時に二人がオレにくれた…」(ナルト)

「すっ……げーい(お)っぱいのもんが
やりきれるんだってオレを信じさせてくれる!!
救世主もオレに託したんだ!!」(ナルト)

結局、ナルトもキラビも同じで「愛」によって強化されてた訳。これがサスケと決定的に違うんですね。例えば、イタチがサスケの中に先ず「愛」を入れてたら違った未来が在ったかも知れませんね。でも、イタチがそうしなかったのは、ナルトと対極の存在を生み出さねばならない使命感みたいなものを背負わされてたんじゃないでしょうか。それがうちはの役割っつーか…。その辺りが万華鏡領域の六道仙人の石碑に彫られてたりして…でも、そのネタバレもサスケが読んでるとしたら、こうはならんだろうから、やっぱ鷹一族の予言とか、大ガマ仙人に匹敵するような大戯けな存在が欲しい(笑)。ま…ナルトの完成が自他共に承認されたと思います。きっとこれにバランスするサスケの承認儀式もあるでしょうね…(長ッ!!)。


「………」(雷影)

「雷影!
ナルトを殺し敵の目的を先延ばしすれば
今度は必ず九尾を取られるぞ!
それこそ世界が終わる!

ナルトだから九尾の力をコントロールできたんだ!
ミナトがそう信じた通り!
ナルトを行かせる事が忍を皆を守る事になる!!
私はナルトに賭ける!!!
お前の判断は!?」(綱手)

「オレもだぜバカヤロー!コノヤロー!

オレはブラザーの言う通り大バカだやっぱり♪
そんでここに居るナルトも大バカで間違いない厄介♪

けど事を成しとげるのは
壁の強さと大きさを顧みない大バカで間違いない
ヤッホー♪」(キラビ)

キラビは第一部の木ノ葉病院の自来也の溜め息を彷彿とさせますね。確かに何かを信じ通せる人は強いです。それを「バカ」と呼んでるのであって何も考えられない系の頭の悪い人の事じゃない。特にキラビは賢いと思うし、きっちりオトナをやってますよね。ホントにバカじゃないから、自分をバカだと言えるのかな…と思えます。でもこれって自分で言うからカッコ良い訳で、誰かに言われたら蔑称ですから(笑)。自来也の三忍と同じです。あれって半蔵が自来也・綱手・大蛇丸の命を救った証として授けた酷く忌まわしい…三人にとっては苦い想い出です。自来也達は「三忍」を臥薪嘗胆して己を高めたのです。誰かにそう呼ばれる悔しさを噛み締めながら、「三忍」を勇名に昇華させるメチャクチャにストイックな生き様だったのです。

(かわした…!?
バカヤローコノヤロー
これじゃ本当に………)(キラビ)

(…まるで”黄色い閃光”!!)(綱手)

キラビのラップに駄目押しされて目の曇りが晴れた雷影が、またご乱心かと思いましたが、綱手と似たロジックの雷影流の「賭け」が雷影最速最強の神速パンチで、ホントに殺すつもりで繰り出した拳を、ナルトはミナトと同じように限界まで引き付けてアッサリと躱しました。僕はこの描写にナルトが「飛雷神の術」を会得したものだと考えます。ミナトの「飛雷神の術」はクシナと交わった九尾のチャクラの影響の賜物と僕は考えてるんですが、今やナルトも完全に九尾のチャクラをコントロールする存在です。ミナト以上の飛雷神が可能になってもおかしくないです。例えば、術式も印も必要ない瞬間移動能力。ミナトは九尾のチャクラの特性の深部に気付いてお面の忍の対抗策を思い付いたんじゃないかと思うんです。

だから、お面の忍から九尾を引き剥がし、愛する我が子に八卦封印したんです。自分のレベルの飛雷神じゃ太刀打ちできないから、更に高みを目指した。その答えをナルトは雷影に見せつけたんじゃないかと思います。しかし、金角銀角が九尾のチャクラ肉の所為で髭痣になったからにはミナトも髭痣が欲しいところですし、九尾がまったく閃遁っぽいチャクラを使ってナルトと戦いませんでしたんで、飛雷神の術が九尾のチャクラの恩恵と展開するのもかなり脆弱なんですよね。この辺の考証がもう少ししっかりしてたら鉄板なんすけど、九尾って尾獣玉くらいしか出してませんよね。神出鬼没だけじゃ~ね。飛雷神と呼ぶには弱いです(笑)。でも、ナルトの「「父ちゃんから学んだ…」の男前なセリフに賭けたい気持ちなんです。

「フッ……
…ワシなりに確かめたくてな…
殺す気で攻撃した
このワシの最速パンチをかわしたのはお前で二人目だ

どうやら救世主は生きているようだ…
お前の中で…」(雷影)

「行ってこい…」(雷影)

そして、とうとう雷影陥落でナルト戦場へ!!折角シカクがナルトの九尾チャクラモードの感知能力を使って白ゼツの胞子分身を見破る作戦を立ててるけど、九尾チャクラモードで多重影分身は御法度につき割愛させて頂きます(笑)。しかし、今度はトビが輪廻眼のペイン六道に人柱力軍団を掘り起こして使うからややこしい!!恐らく、各人柱力の右眼の写輪眼が長門ペインのピアスの代わりなんだろうけど、死人の元人柱力が尾獣チャクラを扱えるだろう設定があるのに、無理して尾獣集めてたのは笑止。穢土転生とかペイン六道はエネルギー保存則を完璧に無視してるから面白くないんです。ここんところは…雷影の「行ってこい…」に「オウ!!」と応えたナルトの男前に免じてどうかどうか…目を瞑って(ry

宣戦でトビにスルーされた雷影パンチの立場は!?(笑)



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業務連絡(110626)

 
「愛について」ですが…生みの苦しみの中、書いては消し、消しては書きましたが、書けなかった。また時合になったら挑戦してみます。次は定刻に感想を上げます。楽しみにしてくれた人には申し訳ないですが、ネタがネタだけにご理解ください。僕にもう少し力があれば…なんですが、ま…普通のオッチャンなんでお許しを。このネタはいつか又。それまであまり期待しないで待っててくださいね。ホントにごめんなさい。

ケルベロス
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第543話「捨てられねェ言葉」

 
「失敗はしないよ」(ミナト)

「ぬ~!!」(エー)

「! これは……!
八尾の尾足に瞬身の術式が…!」(雲忍)

(あの時か…!?)(エー)

「相討ちなら覚悟!
刺しあうか相互!?」
(ビー)

「敵だけど…君は気に入ったよ
まさに忍キラーな動きだよ」(ミナト)

若き日の雷影=エーとそのブラザーであるビーが四代目火影・ミナトと殺り合った回想のクライマックス…飛雷神の術が術式間を瞬間移動する時空間忍術と見破ったエーが先手を取ってミナトが跳んだ先にカウンターを仕掛ける「先の後の先」に出ると、ミナトはその「先の先」をとってビーの八尾の尾足に打ち込んだ術式に跳んでみせる。ミナトは完全にエーを圧倒しておりそれでもビーを仕留めずに置いた…その点に注目すると、ミナトが本当に伝えたかった想いが見えて来ます。人の行動とは表現と同義であり、ミナトは闘いでエーに伝えたい何かがあったのであります。それにエーは気付けずにいて、ビーは気付けていた。その差異がエーほどの神速が備わっていないビーがミナトの飛雷神に一矢報うカウンターを放てた訳です。

ミナトも端っからビーを殺める気はなかった筈で、もし本気であったらビーの傍に居た雲忍が説明する暇を与えずにビーを刺して別の術式に跳んでる筈です。それでもビーがミナトが自分を狙ってくる見立てを持てたビーを自分の背後に向かう刃に感じ、ミナトはビーの性根を確信して賞賛する訳です。分かりますかね…ココ。ビーはエーにとって「大切な人」である事をミナトは感じており、勿論、ビーも自負している。だからこそミナトはエーではなくビーに跳んだ。思えばミナトがエーの命を取りに行った行(尾足に術式を打ち込んだ…)でビーは足一本を犠牲にしてエーを救った。それはビーにとってエーが「大切な人」だったからで、その迷い無さにミナトはビーに備わった「何か」を確信したのです。

ま…ちょっと回りくどくて面倒臭い表現になってアレですが、ミナトはそんなビーを攻める事でビーが既に気付いている「何か」にエーにも気付かせてやりたいと思っているのだという事に皆さんにも気付いて欲しいと思っておる次第でございます。ちなみに、キラービーとはミナトが「忍キラー」とリスペクトした事に拠るのだと僕は確信しとります。だから、回想の下りに関してはまだキラビの名前を「ビー」とさせて頂いとります(笑)。エーはビーが見えなくなっていたんじゃないかと思います。それにビーも苛立っている。だから、戦線に奔るナルトを足止めし、剰え殺めようとする雷影が許せない。思い出せよと叫んでいる。バカヤロー!コノヤロー!と哭いている。

(今のうちだ!!)<ギュン>(ナルト)

「!」(キラビ)

「!!?」<ドコ>

「くっそー!やっぱ速えー!!」<ズザザザ>(ナルト)

そんな想いを拳に乗せてキラビは雷影に歯向かっているのですが、九尾チャクラモードのナルトがここまで雷影に遅れをとるのはちょっと情けないです。既に「サスケ>雷影」は成立してますから真・万華鏡を開いたサスケにこれから当たるナルトなので、雷影くらいチョチョイノチョイと捻ってもらいたいくらいです(笑)。多分、音速~光速に至る限界付近の速度で拮抗せざるを得ない道理があるのでしょうし、スピードに関して「雷影>サスケ」が成立してるので、尾獣螺旋丸等のナルトの本気が加われば終末の谷の決闘的には均衡が保たれてるのかも知れません。ま…ここでナルトが雷影に何度も激突するのはナルトがミナトの生きた証であり、ナルトの中にはミナトとクシナが命懸けで遺した「何か」が在るからです。

ナルトの修行をつける中で、キラビはナルトの螺旋丸にミナトの颯爽とした姿を思い出し<フルフル>していたから、キラビはナルトの何たるかを知ってる訳です。だから、そんなナルトを否定し、ミナトを失敗者呼ばわりするのはナルトのみならずキラビも我慢ならんのです。だから、敬愛するブラザーに「バカヤロー!コノヤロー!」と立ち向かえるのです。しかし、背中に在る新しい相棒の鮫肌は一向に解放しないでしょ。鮫肌であれば雷影の「雷遁の鎧」を一瞬で吸い取る事だってできるでしょうに使わない。それでは意味がないからです。自分の拳で、腕で、兄に伝えなければ、兄に問わなければ意味がないからです。何故ならば、自分は兄が「何か」を与えてくれたお陰で強くなれた存在だからです。

キラビもナルトも同じ愛に育まれたのです。

エーが居たからビーが居るのです。

木ノ葉の黄色い閃光に「忍キラー」の称号を授かり、それを今も大切に冠しているのは、そこんところを理解してくれたミナトへのリスペクトがそこには在るんだと思います。よーく考えれば……ミナトとクシナ。エーとビー。両者の関係は凄く似ています。ミナトは一瞬でそれに気付いたのです。それを根拠に、僕はミナトの飛雷神の術とエーの「雷遁の鎧」は無関係じゃないと思っています。ただキラビが男性で、一応兄(ブラザー)である雷影と、男女でしかも夫婦のクシナとミナトとは決定的に違って、ここで腐的ストーリーを持ち込むのもアレなんで、ヤオイ的関係がキラビとエーに存在した考察は却下して、エーが八尾の陰のチャクラを引き受けたんではないかと考えてるんだけどどうなんでしょう?!(笑)

「火影…貴様…
できのいい言い訳はできてるんだろうな!?」(雷影)

「もしここでナルトを殺し
九尾復活までの時間を伸ばしたとしても
次の人柱力がここまで九尾の力を
コントロールできるとは思えん!
どうせどっちに転ぶか分からぬ戦争なら
力いっぱい出しおしみ無しでやるべきだ!

私はナルトを行かせる!」(綱手)

で…そんな支離滅裂な雷影の行動に疑問を感じ、自分を思い出した綱手は雷影に半旗を振り翳し、ナルトの背中を押すのです。そして、この期に及んでまだ気付けない雷影に我慢ならんキラビがついに本気を出すんですが、その前に三代目雷影(オヤジ=エーの実父)の死に際して変質したエーの回想…きっとオヤジの戦死に、エーは「死」というものを非常に生々しく感じたのだと思います。そして、もしそれがビーに及んだとしたら…エーはそれを想像して恐くなってしまったんだと思います。だから、ビーに雷雲峡に引き蘢り戦時においても外部との接触を禁じたのでしょう。それはビーがエーにとって何にも変え難い「大切な人」だったからなんだけど、エーの目は涙で曇り、ついにはビーが見えなくなって行ったのでしょう。

そうなってしまうくらいエーはビーを愛していたという事なんだろうけど、本末転倒しちゃって、ビーを守る事が全てに優越して、ビーを信じる事ができなくなってしまったのだと思います。キラビはその一点に我慢がならん訳です。敵であるにも関わらずミナトがビーを信じてくれたのに…。だから、ミナトはエーの前でビーに飛雷神のクナイを突き立てるフリをしたのです。そして、ビーに「忍キラー」の称号を与えた…。世界中の父と母よ!!聴いて欲しいです。どうか愛し方を間違えないで欲しいです。こんな世の中だから、確かに「スペック」は大事です。でもそれは手段でしかない。ちゃんと子供らを見てあげなくちゃなんないと、僕は思ってる。目的を忘れてはいかんのです。雷影はその象徴でしょう。

お父さんがお金稼いで豊かな生活を維持するのだって大事だけど、豊かさってそれだけじゃないと思うし、家の中を綺麗にして美味しい食事を用意するだけがお母さんの仕事ではないででしょう。子供はその中に既に大人を隠し持っています。僕も子供の頃、大人が自分の中にいる事を感じてたし、いろんな気を使って生きたました。何故だかそれを僕は忘れなかっただけで…。キラビが雷影に気持ちを逆立てるのは子供の頃から居るキラビの中の大人でしょう。雷影が守ろうとするのは人柱力で、キラビやナルトではない。それはちょっと語弊があるかも知れんけど、綱手が示したナルトへの気持ちにキラビは力を貰った筈です。ナルトだけじゃなくキラビだって「それでこそ」と思ったのです。

「ビーお前もナルトも大切な人柱力だ!
里と国にとって特別な存在…
…だからこそ行かせんと言ってるのだ!

いくら強い人柱力と言えど
他の人柱力は全て”暁”…
敵によってやられ封印されたのだぞ!!」(雷影)

「オレもナルトも負けやしねェ自信!
それが分かってるオレ達自身!」
(キラビ)

一つは雷影という「立場」がそうさせるのかも知れない。それは仕方ない事で、かつて猿飛ヒルゼンがダメ親でアスマがヤサグレタ過去もあったように、人間って切り替えが苦手な生き物みたいだし、エーが雷影になった頃からビーの扱いが変わったように、愛が見えなくなってしまったも仕方ないのかな…。でも、そんな雷影がミナトを否定し、失敗者だと罵るのは、罵れるのはやっぱ厚顔過ぎる。キラビが自分を信じてる!!=自信…と叫ぶのは雷影が自分を信用してくれたから!!愛してくれたお陰なんだと言ってる訳なんだわさ。それが聞こえない雷影にキラビは渾身の雷犂熱刀を見舞うのだ。それは今まで遠慮してた力だったんじゃないかと思います。雷影はそれに気付けなかったのね。それはキラビを見てなかったって証拠。

「オレもナルトも人柱力だけが力じゃねーからだ♪
もっと強えー力になる基が入ってるこの体♪
八尾をもらう前にブラザーからもらった
オレ個人として捨てられねェ言葉♪
それさえあれば強くいられると信じられる殊の外♪」(キラビ)

(……そうか…)(雷影)

「それさえ見つかれば…
強くいられる気がする…
ビーには見つけさせてやれ…」(前八尾人柱力)


「お前はオレにとって特別な存在だ!
オレ達は最強タッグだ!」
(エー)

「あの時…
真実の滝の前で言った…
あの言葉が…」(雷影)

「やっと気付いたかバカヤロー!コノヤロー!
上から目線でブラザーに説教…
妄想じゃなくなったなアイエー♪」(キラビ)

やっぱ誰かが自分を信じてくれる有り難さを忘れちゃいけないです。キラビは雷影に感謝してるから今まではこんな事できなかったのだと思います。でも、いつしか雷影はキラビを見なくなった。世界の大ピンチに際して、更に目を曇らせる雷影も、それこそ愛がある故のご乱心とも言えますが、でも、ホントの豊かさとか幸せも同じじゃ無いですかね。渾身の雷犂熱刀にキラビをホントに強くした「何か」を思い出す雷影。僕が雷影ならこの場でキラビに雷影の座を譲るけどね。そうすりゃキラビが忍連合の総大将だからナルトの進軍も止む無しでしょ。ま…エー兄ちゃんの壮大な死亡フラグにもなっちゃうんだけど、未だ残る穢土転生の影チーム対策にもなるし…(笑)。いろいろと濁すのは理由があります…。

「愛について」を書かねばならんと思っとります……。

業務連絡(110620):帰って来て読んだら誤字脱字変換ミス等非常に情けない出来で申し訳なく(ry…いろいろとアレな状況で書いてますんでお許しを。それで特に校正もせず訂正もせず全くアレで申し訳ないと思いつつ、「愛について」も書こうと思っているのも事実なんですが、なかなか時間が捻出できずに居りますんで、今週中とか無理かも知れません。これはちゃっちゃと書けるようなネタでもありませんし、勿論最後に「秘話」も添えたいと思っとります。できるなら皆さんと一緒に泣きたいです。皆さんを泣かせる事が僕の仕事だと思っておるくらいでありますれば、どうか何卒平に平にご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。ま…今日は既にかなり入ってて疲れの所為で回ってますし、絶対無いと思われますんで、早めのお休みを。いつもありがとうございます。愛しています。おやすみなさいZZZZZZZZ


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第542話「最強タッグ秘話!!」

 
「…人柱力になった者しか分からん
…今まで普通に付き合いがあった人々の目が変わる…
イヤ…相手は普段通り接しているつもりだろうが
そうじゃないのが分かってくる

見返りもなく…自分の歩く先が見える
…ただ暗い場所へ向かっていく恐怖と孤独…
適合できたのかどうか?
死を隣で感じながら歩く…

それらにとらわれ
来る日も来る日も考え
自分が何なのか分からなくなってくる
心に穴が開いた気がするんだ…
尾獣はその弱った心を狙い
暴走をしかけてくる」(前八尾人柱力)

「…………」(エー)

「死ぬ恐怖ばかり考えていると…
死にたくなる…」(前八尾人柱力)

「…でも…お前は忍術センスも能力も
血統も人徳も全て持ってる!」(エー)

「ああだからそうして合理的に
八尾の人柱力として選ばれた

だが人柱力に本当に必要なものは
そんなものではない…」(前八尾人柱力)

「じゃあ何なんだ?」(エー)

「………」(前八尾人柱力)

「その心の穴を埋められる何かだ!」(前八尾人柱力)

その昔、キラビは選抜されたエーの相棒で血が繋がった兄弟ではなかったようです。歳の差は一回りくらい違うのかしらカカシ先生とナルトくらいの差かしらね。キラビが幼い頃からエーと共に数々のミッションをこなして来たようです。ある時、このタッグに前任の八尾人柱力が加わってスリーマンセルを構成した任務があったようです。前任の人柱力のロンゲの忍はエーとタメくらい?凄く優秀で恵まれた存在だったらしい。優れた忍故、至難の尾獣コントロールを任されたのです。その前任者ですら人柱力のプレッシャーに潰されそうになっていた。幼いキラビが寝入った後のエーへの内心の吐露は悲痛な叫びのようだった。雲隠れのエリートをもってしても成らない任務に必要な「何か」を探し求めていた。

結局、既出のエピソード通り、モトイの父の命を奪った八尾暴走事件によって前任人柱力は世を去る。既に雲隠れは二尾のコントロールに成功しているようだが、尾の数の多い八尾はコントロールが難しいようでした。キラビが次の人柱力として選抜済みであった。この事はキラビが才能ばかりでなく優れた血統を有していた事を意味し、恐らく渦潮隠れが消滅した事により各地にうずまき一族が散らばった史実から察すればうずまき一族の末裔なのではないかと、僕は考えます。髪の色が赤くないと困るんですが、ちょっと雑種になって形質が一定ではなくなったとしましょう(笑)。赤い髪といえば香燐は間違いなくうずまき一族の末裔です。しかも濃いです。外道魔像にシンクロするコマになれるくらい。

「お前はこれから人柱力になる…!
これから先は今までのようにはいかん…
大変な事ばかりだ」(エー)

「あ!そうなのってもんよ
前から♪
タコにあだ名でも付けてやるぜ
ラップしながら♪」(キラビ)

<スッ>(エー)

「!」<トン>(キラビ)

「いいかビー…
何かあったら隠さずにオレに言え!
お前は―」(エー)

「オレにとって特別な存在だ!
オレ達は最強タッグだ!」
(エー)

八尾の前任の人柱力が示唆した「心の穴を埋められる何か」ですけど、その答えをエーは実践してたんだと思います。事実、キラビは尾獣コントロールを完全に成し遂げた四傑(柱間・マダラ・やぐら)に数えられる忍となりました。八尾前任者の証言を重く見ればどんなに恵まれた才能や血統があろうと、それだけでは尾獣のコントロールはできはしない。尾獣のコントロールには「何か」が必要であり、キラビにはその「何か」を与えられたから尾獣のコントロールがなったのです。エーはそれを自覚してないだけで自然と実践していたのでしょう。これと同じ光景は単行本の巻ノ五十三にてクシナが行っています。僕はそれを仮に「親の御業」と呼ぶ事にしているんですが…。そして運命はミナトとエーを出逢わせます。

「こ…この黄色い髪に瞬身の術!
間違いなく黄色い閃光だろ!?
なら逃げるって相場が決まってるぞ!」(雲忍)

「そうか…こいつが…
九尾奪還任務を一人で阻止した忍か!」(エー)

「アナタこそ雲隠れ三代目の実子
きかん坊のエーですね
うわさではかなりの早業と…」(ミナト)

「ブラザーとオレがいるなら
やれるぜバカヤロー!コノヤロー!」
(キラビ)

木ノ葉隠れの九尾の前任人柱力・クシナを拉致しようとした雲隠れをたった一人で黙らせたミナト。エーと初対面ながらお互いをしっかりと認識できるくらい勇名が諸国に轟いていたようです。時系列的にまだオボコイ感じのクシナをこれまたオボコイ感じのミナトが救出した頃から一定の時が流れてると思うんですね。人柱力がそれと密接な関係にある忍を強化する時間が欲しいですから(汗)。この頃、ミナトは既に火影になってたんんかね。後の方で「影の名をかけた」と意味深なセリフがあって…それってエーも雷影になってるのか、なるべき忍という意味なんか知れないが、ミナトが結構若くして逝ってる筈なので、あれこれ忙しくていかんです(笑)。ミナトは既に飛雷神の術を、雷影も雷遁の鎧をそれぞれ会得しています。

雷影の場合、先のモトイの父の戦死した八尾暴走事件の描写で雷遁の鎧らしきオーラを纏ってるんでアレなんですけど、ミナトの場合はクシナと性交する事で飛雷神のチャクラ(=閃遁チャクラとナル×ジャンでは考えています)を得たんだと考察してるので、やっぱ時間が欲しい。それと「雷影は何故、忍界最速なのか?」(疑問の考察)で考察したんだけど、八尾の「陰のチャクラ」をエーが引く受けた結果、八尾の「陰のチャクラ」によってエーの経絡系が強化されるか、金角銀角のように肉体に変異をもたらした可能性を考えています。しかし、今回の行を読むとエーと八尾人柱力の前任者が道ならぬ関係にあった可能性もあるなーと、腐女子チックな案を考えたりしています(笑)。

「すばらしき武勇です
八尾の人柱力としてではなく一忍として…
強いものをお持ちのようだ」(ミナト)

「フン!こいつは才能ならオレ以上だ」(エー)

「いや…そうではなく…
もっと大切なものをすでに持ってる…」(ミナト)

「ん!?」(エー)

「エー
アナタにはいい身内が居る
……私にも…(←クシナ、クシナに決まってる!!)
とにかく次に会う時はお互いに
影の名をかけたものになるでしょう…」(ミナト)

「…弟さんにとって大切なものが何なのか
アナタが早く気付かなければ
彼は人柱力でも人でもなくなりますよ」
(ミナト)

ミナトは既に「何か」を理解しているのでしょう。そして、それをキラビが既に持っている。問題はエーが気付いていないところにあると敵なのにそこまで気を遣わなくても…みたいな余計なお世話を!!勿論、ミナトはこの後に起こる九尾事件にその「何か」をしっかりと残せるように布石を敷いて逝くのです。つまり、ナルトが九尾のコントロールを成し遂げた行に、その「何か」が出てる訳で、僕もしっかりと認識しています。ま…それをナル×ジャンでは「親の御業」と呼ぶ事にしているとだけお伝えして今回の感想とさせて頂きます。しっかし雲隠れに尾獣コントロールのノウハウが豊富にあった訳じゃないのね。結構ガチンコにスポコンで当たって砕けろな体育会計なノリで意外でした(笑)。

八尾の「陰のチャクラ」の行き場は…(汗)。

 
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雷影は何故、忍界最速なのか?

 
(…出たか…同じだな…あの時と…)(サスケ)

第413話「崩落」でサスケがキラビのチャクラ(=八尾の衣)に終末の谷で殺り合ったナルトを思い出した機微…僕はこの感想でも書いたし、その後のいろんな考察でも書いたけど、写輪眼というチャクラに最も敏感なデバイスを持つサスケが感じる類似性は捨て置けないです。キラビが纏った八尾の衣とナルトが纏う九尾の衣…それをサスケが似てると感じるのは、外見ばかりかチャクラの組成から似てる筈です。だから僕はそこからキラビもナルトと同じように八尾の「陽のチャクラ」のみが封印されてるんじゃないかと考えたのです。胸騒ぎでの自来也の吐露通り、クシナのチャクラと対面したナルトは「九尾事件」の真相を知り、ミナトが屍鬼封尽に拠って九尾の「陰のチャクラ」を自分に封印したのは周知。

また人柱力の完成度としてはキラビの方が上で、雲隠れには二位・ユギトとキラビが居て、二人共任意に尾獣のチャクラをコントロール出来、特にキラビにおいては完全な人柱力であり、人柱力の四代目水影・やぐらを筆頭に尾獣のコントロール能力に関してうちはマダラや千手柱間と並び称される四傑の一角を成す評価があります。明らかに雲隠れは尾獣の先進国であり尾獣コントロールのノウハウを有しているのは事実でしょう。ところで、ミナトが「九尾事件」で九尾を屍鬼封尽→八卦封印のコンボで見事にナルトの臍の緒に封印してナルトに九尾を託した流れが、余りにもシステマチックだったのが、唐突な九尾の暴走に反して整然と整っていたのが、大きな違和感だったんですが、それを均す描写がやっと出て来ました。

「忍でワシより速い忍はおらん
四代目火影がいなくなってからはな!」
(雷影)

「…父ちゃんを知ってんのか!?」(ナルト)

「手合わせは幾度としたものだ
アレに勝る忍はいないとまで思わされる男だった」(雷影)

第541話「雷影VSナルト!?」での雷影の多大なるミナトへのリスペクトがそれであります。キラビだってミナトの螺旋丸を実際に見た…つまり実際に対戦した経験があったようですからミナトが雲隠れと頻繁に衝突していたのでしょう。それでも雷影やキラビは死んでないし、勿論、ミナトも九尾事件までは生きてたので、雲隠れと木ノ葉は当時、それ程険悪な関係ではなかったのかも知れません。その可能性は雷影の言葉からも臭います。時系列的に雷影とミナトの「手合わせ」は九尾事件のかなり前でしょう。僕はナルトに九尾の「陽のチャクラ」のみを残し、ミナトが一命と引き換えに九尾の「陰のチャクラ」を屍鬼封尽したのは雲隠れのノウハウだったと考えています。それが尾獣コントロールの「いろはのい」だった。

ナルトと同じようにキラビにも八尾の「陽のチャクラ」のみを封印していて、それが写輪眼のサスケがキラビの八尾の衣に終末の谷のナルトを重ね合わせた理由なのだと思えるのです。そこから、ミナトは雲隠れの尾獣コントロールのノウハウを九尾事件のドタバタの中で実行して行ったのではないかと、僕は考えています。あんだけ切羽詰まった状況で、ミナトがどんだけ天才であっても、何の根拠もなくわざわざチャクラを擦り減らし、命と引き換えに九尾のチャクラの陰陽分離をする訳ない(笑)。確実に九尾がクシナから出てしまった場合の手順は前もって練られてたものと思います。九尾事件におけるミナトとクシナの間で余りにも淀みない…ちょっと待ったがない…のは、充分にその根拠となりえるでしょう。

「息子のためなら死んだっていい…
そう言って

強過ぎる九尾のチャクラを
半分己に封印して―」
(クシナ)

第541話「雷影VSナルト!?」で、ナルトが雷影の言いたい放題に逆切れしちゃいましたが、それに何も感じない雷影に一番違和感を感じたのがキラビでした。だからキラビはこの後、雷影に噛み付くことになるんですが、キラビの為なら「死んだっていい」と言っちゃう人って雷影兄ちゃんに他ならないからだと、僕もキラビの動きに物凄く納得しましたもの。ミナトの九尾事件での行動には雲隠れのノウハウが活かされている…とするならば、キラビに最も近い雷影がミナトに流した情報だったと思えます。ミナトはあの一件で死んでしまいました。それは屍鬼封尽を使ったからです。ナルトへの封印は四象封印(それを二重に配して八卦の封印式)です。ちなみに、キラビは鉄甲封印。少しずつ違います。

「聞けばあやつは木ノ葉の三忍の自来也に
予言の子………
救世主だと言われたそうだな

だが救世主ならなぜこの危機的な状況でいない?
奴は九尾事件で失敗したからだ!
そこからお前は息子として何も学んでいない!!」(雷影)

第541話「雷影VSナルト!?」で、雷影はこう言い放ちます。九尾の封印シーケンスで「失敗」した…ミナトが死んだのは失敗だったと言っている点に、僕は注目しています。雷影にしてみればミナトは九尾事件で死ななくても良かったと言わんばかりです。もしかしたら、それはある種の成功例を自分が得ているからではないのか?「アレに勝る忍はいないとまで…」と褒め讃えるミナトに対して優越するのは、きっと実際に九尾事件でのミナトの死に対して決定的に意を唱えられる実証があるからだと思います。きっと雷影はキラビへの八尾の封印に関わっている…関わっていない筈が無い(笑)。そして、雷影は死ななかった。キラビは完全な人柱力足り得た。雷影は成功した。だからミナトを「失敗」と責める…。

(雷影のチャクラが
むちゃくちゃでかくなった
これじゃ尾獣並だぞ!!)(香燐)

第463話「サスケVS雷影!!」で雷影の雷我爆弾のチャクラに<ガタ><ガタ>と香燐が震える描写が残っています。鬼鮫もネジの白眼に「人柱力並み認定」されていますが、香燐のチャクラへの感受性を鑑みると、それに匹敵するチャクラ量でありましょう。その雷影がナルトの九尾チャクラモードのスピードを凌駕する神速を実現しています。綱手の解説から考えると「雷遁の鎧>九尾チャクラモード」と言えるでしょう。人柱力でもない雷影が…です。これじゃーナルトが必死こいて九尾を手懐けた甲斐がありません…っていうか、人柱力の意味が無い(笑)。ミナトが閃光だったのは九尾の人柱力だったクシナとエッチしたたからなんだけど、それに次ぐ雷影にも何らかの「理由」が欲しいです。

ミナトとクシナのエッチについては「男か女か…それが問題だ」を読んで貰いたいですが、もしかしたらミナトを「失敗」とする雷影が「成功」したのは、八尾の「陰のチャクラ」の封印方法じゃないでしょうか。ミナトは死んで、雷影は死ななかった。死なないで八尾の「陰のチャクラ」をその身に封印する方法があったんじゃないでしょうか。雷影は八尾の「陰のチャクラ」を何らかの方法で受け止めたんじゃないでしょうか。かといって人柱力じゃないし…人柱力だったら戦線にでない…とすれば、金角銀角が九尾のチャクラ肉を食って体質を変化させたみたいな方法論で、雷影の肉体が強化された可能性があるでしょう。勿論、雷影も六道仙人の弟系の特殊な系譜等のオプションがあってだな。

例えば、八尾の「陰のチャクラ」が有限で、それを身体に仕舞い、消費したなら…その苦悩の果てに雷影が「雷遁の鎧」を纏う特殊な肉体を得た…というのはどうでしょうか?閃光たるミナトがクシナとエッチしてミナトのチャクラが変質したのと似たようなロジックで八尾の「陰のチャクラ」を克服した雷影が得た「雷遁の鎧」が、それぞれ両者を神速の忍に変えた…。尾獣の「陰のチャクラ」を抜くのは純粋に親心で、ある程度ソフトに人柱力に尾獣チャクラを受け渡す方法だった…キラビを眼の中に入れても痛くないと思う雷影兄ちゃんだからこそ思い付いた方法だったんだと、僕は思うんです。そこんところの「大切な気持ち」をキラビが雷影に思い出させてくれるんじゃないかと、僕は期待を込めて観てる訳だ…。

「俺は個人としてどうしても捨てられねェ心意気♪
それをなくしたらただの兵器♪」(キラビ)

キラビ!!頑張れッ!!(書きっ放しにつき…(ry

 

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第541話「雷影VSナルト!?」

 
戦線に一目散のナルトとキラビに待ったをかけた雷影と綱手。説得する雷影に反発するナルトは九尾チャクラモードで一気に振り切ろうとするも雷影が雷遁の鎧の神速で対応してしまう。ナルトは綱手に何とか口添えを要求するものの忍連合の参謀の立場である綱手は雷影支持。ちょっと大人になったナルトもそれを了承。四代目火影・波風ミナト亡き今、忍界最速を誇ると豪語する雷影。聞けばミナトとの対戦経験もあるとのこと。三忍・自来也が救世主としたミナトが九尾事件での戦死を「失敗」と言い放ったもんだからナルトが逆切れしてしまう。ナルトはペイン戦で再会したクシナとミナトの言葉を反芻し雷影を否定する。ナルトの本気モードに雷影もナルトの消去を決意する。人柱力であるナルトが死ねば一定期間九尾も復活できない。それなら”暁”の目論見も阻止できないまでも先送りが可能なのだ。激突する雷影とナルト…一瞬早くキラビが割って入る。キラビはナルトを殺すくらいなら自分を殺せと雷影に申し出るも、人柱力として尾獣玉を使えるキラビの方が利用価値があると雷影が切り捨てる。イヤイヤイヤ…人柱力は戦線に投入しない前提が!!と突っ込みが入りそうな場面で拳を合わせる雷影とキラビ。そこから雷影とキラビの出会いに突入する。キラビは雷影(エー)の相方として選抜された義兄弟だった。それが真相だと思うんだけど、来週更に「兄弟の真相」があるそうなので注目してください。映画(ブラッド・プリズン)は7月30日公開。子供達が騒がしいので観に行かないけどね(笑)。細かいところは追記して行きますねー。

 
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第540話「マダラの作戦!!」(惚れた腫れた編)

 
「うまくいくといいですね
アナタが好きになる人だ…
きっとステキないい人なんでしょうね」(包帯男)

「……」(サクラ)

きっと包帯男は偶々サクラに治療されて、テキパキと傷病兵を治しまくるサクラに人目惚れしちゃったんだろうと思います。動けるようになれば包帯男はまた戦線にでますから、今度こそ死んでしまうかも知れない。包帯男も先輩や後輩、同僚が簡単に死んでしまう戦争という「痛み」の中を漂っているのでしょう。その中でサクラに出逢ってしまった。そしてサクラに恋をした。包帯男の凄く清らかで真っすぐな気持ちがサクラに向かっているのが染みてきます。そう感じるのはきっと僕が男だからで、女のサクラには響かなかったんだろうと思います。サクラには既にサスケという想い人がいます。こんなに堕ちてしまったサスケでもサクラは殺せなかったし、勿論、サスケを忘れる事なんてあり得ないです。

こんなにもサクラを真っすぐに想う包帯男にサクラは何も感じない…それは心の中はサスケで溢れているからです。確かにサスケは包帯男の言うように「いい人」ではない。ここで、サクラの心に一欠片も残らない包帯男は「どうでもいい人」ってとこがポイント。恋とはサスケのように心の中に居座る存在…「どうでもよくない人」の勝ちだと、僕は思うのね。恋には勝ち負けはある。サクラは酷い事をナルトにもしました。ナルトにすら即刻見破られた例の「嘘告」です。告られて一瞬間があった直後のナルトの顔の曇り方で解ります。僕には、その時のナルトと包帯男がダブっちゃうんですけど…。もしかしたらサクラにしてみればナルトも恋愛に関しては「どうでもいい人」なのかも…いや、そうなんだろうな…と(汗)。

(ネジ兄さんの代わりに
私が頑張らなきゃ…)(ヒナタ)

「ヒナタ
お前も無理するな
なぜならオレの寄壊蟲が
広範囲に散り敵を見張っている」(シノ)

「…シノ君
心配してくれておりがとう…
でも…私も頑張りたいの…!」(ヒナタ)

「この戦いはナルト君を守る戦争!
絶対に負けられないもの!!!!」
(ヒナタ)

サクラの「嘘告」に対して男の子が…特にマザコン男子が…震えちゃうような「告白」をしたのがヒナタでした。ヒナタのナルトスキーな気持ちもまたホンモノ…っていうか恐いくらいです(汗)。特に第四次忍界大戦は「ナルト(とキラビ)を守る戦争」ですから、その大義名分はヒナタのモチベーションをグイグイ牽引している事でしょう。僕はヒナタとは八卦の封印式に認められた存在だと考えています。詳しくは「ナルトは何故、いきなり六本目になったのか?」(疑問の考察)を参照して頂きたいんですが、天道ペインの存在を塵のように軽々しく扱いながら切る見得が、そのまんまナルトへの告白…神無毘橋で岩の上忍に何本も煙草を吸わせた(笑)リンちゃんの恨み節みたいな…だったんだからお立ち会い。

ま…そのくらい女の子って自分の「道」を譲らない生き物なんだけど、天道をあわよくばフルボッコにしちゃいそうな覇気をヒナタは帯びるくらい雛鳥を守る母鳥だった罠。きっとその姿に八卦の封印式(厳密にはクシナのチャクラ)は呼応し四象封印の可動側をナルトの意志とは無関係に解放したんだと思います。この娘にならナルトを託せる…と!!ぶっちゃけ、ヒナタはクシナのお眼鏡に適った訳だ。僕はヒナタの行動に震えたし、あの告白をしっかりと聞きながら未だにヒナタの気持ちに応えないナルトが信じられないんです。そして、ヒナタの気持ちは今も変わらず、いや、前にも増してナルトスキーそ粛々と継続しています。そのエネルギーたるや…(汗)。「女の一念岩をも通す」って奴ですかね。

その意味においてはサクラもヒナタも似たようなもんだと思います。『NARUTO -ナルト-』の恋愛論では常に女の子の方が高みに立っていて、男の子はかなり置いてけぼりになってますね(笑)。そして忍の仕組みとか社会観が関係してるのもあるんだろうけど「母性」が勝っていますね(僕がマザコン傾向=可愛い悪魔信者だからかも)。或いは「父性」が恋愛観に対して淡白なんでしょうか(笑)。よく解りませんが、そんな微妙なバランスの上に『NARUTO -ナルト-』の恋愛論はバランスしてると思うんです。母性優位の…。しかし、もしかしてこのままズーッとナルトがヒナタの想いに応えなかったらどうなるんでしょうか?サクラだって、サスケがどんどん離れて行くのをそのまま観てるだけなんでしょうか?

僕はそう考えながら背筋が寒くなってしまいました。大地より沁み出した滴(しずく)がしたたり、いつしか岩をも通すように、好きで好きで堪んない気持ちが永遠に報われなかったら、その気持ちはどうなるんだろう?例えば、命を削るように一心不乱にナルトを守ろうとするヒナタの気持ちが行き場を失ったら…としたら。例えば、サスケを想い続けるサクラの女心がサスケに踏みにじられ続けたとしたら…。もしかしたら第五次忍界大戦が勃発するかも知れません(笑)。ま…それは大袈裟だけど、気持ちが行き場を失ったら恐いです。男と女の…特に女子の惚れた腫れたは要注意です(笑)。だから恋愛って物凄く残酷なのね。誰かを全身全霊で愛する気持ちがほんの少し方向を変えただけで憎しみに変わってしまうから。

それが人の心なんじゃないかと、僕は思うのです。

ナルト(=愛)とサスケ(=憎しみ)の根っこは同じ……。


業務連絡(110605):急に忙しくなってしまって(汗)。僕は元気なんだけど諸事情で青息吐息です。明日の感想は何としても書きますんで。雨が降ったり、寒かったり暑かったりと季節の変わり目ですが、どうかお身体にはご自愛ください。僕は大丈夫なんで御心配なく。惚れた腫れたはもう少しネチネチと書きたかったんだけどお時間です(笑)。時間が欲しいです(汗)。今回も書きっ放しでスミマセン。偏った恋愛観なんでスルーしてください。メッセージのお返事は愛の徳政令という事で(エッ!?憎しみの…に変わっちゃうかもですって!?)。

 
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