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「芯」(ep552…「火影の条件…!!」捕捉)

 
<ボウ>「カー!」(カラスちゃん)

「何で!?」(ナルト)

「シスイの眼は十数年は役に立たない
…もうサスケの時には使えないだろうし

それにお前はシスイの眼以上のものを持ってる…
それはシスイと同じ心だ
シスイが渡したかった本当のものはそれだ
もう眼はいらない

今のお前なら
こんな眼を使わなくても
サスケは止められる」(イタチ)

「今ならアンタも直接サスケに会える!
…今度こそ―」
(ナルト)

「イヤ……」(イタチ)

「……!
……」(ナルト)

「オレは一人で何でもしようとし…失敗した…
今度は…それこそ仲間にまかせるさ」
(イタチ)

「サスケはお前にまかせる」(イタチ)

第552話「火影の条件…!!」でイタチがシスイの眼を燃やしましたよね。僕はもう2007年の6月にナル×ジャンを立ち上げて、もう4年もこんな活動を続けてますが、まだまだちゃんと見えてないな…と、この描写で感じました。正直、才能の無さに辟易としたというか、情けないと言うか、能無しと言うか…もう看板仕舞った方がいいんじゃないの?と、自分で自分の肩を叩いてリストラしたい気分でした(笑)。サスケに瞳術かけて欺いてどうすんだッ…って。それじゃトビの「月の眼計画」と変わらんだろ…<ボソッ>。性根の問題だと、僕は何度も書いてる。性根とは人の「芯」みたいなもんです。かつて僕がナル×ジャンを始める前、少しばかり燻っていた場所があって、そこでさもありなんに書いた事がありました。

物理的な回転というものには中心が必要で、それがないと回転できない。心や心が発する人の感性にも質量が在って、それが力強く回転する事で安定し揺らがなくなる。揺らいだとしてもその終息が速いと説いた事がありました。今にして思えば中二病の為せる業であり、ケルベロスの不徳の致すところではありますが、その不遜さの「芯」は今も変わらず僕の中に在ります。人の心、言葉、行いには一貫した「芯」というものが存在すると今でも信じており、その「芯」を感じながらナル×ジャンを運営しております。その一点だけは確かであります。ただ、それがある種の指向性を帯びている危険性が否めない。やはり、僕は多少依存心が高い傾向に在るのだと思います。辛うじて在るその認識が「自称・中二病」の恥じらいなのだと思われます。

ぶっちゃけ、甘えん坊体質があって「力」に甘えている…。それがナルトのチャクラを利用した「究極幻術・別天神」の発動への期待でありました。例えばトランプのオールマイティ=ジョーカーを手にした万能感と表現すれば良いのか、全てを反故(ほご)にできる「力」を振るって、「大幻術・無限月読」に勝ったとしても、それは「嘘の上塗り」に過ぎません。対象がサスケに変わっても同じ。サスケのネジ曲がった性根を幻で正そうと性根は曲がったままなのです。逃げた先に幸せなんてないと、僕は思ってた…にも関わらず、シスイの突出した能力に期待してしまった。それじゃトビの中二病と何ら変わらんのです。その過ちをイタチは天照の黒炎で一瞬で焼き尽くしました。ケルベロスもそのままになれば良かったのにと思いました(笑)。

「二人共死ぬ」(ナルト)

第486話「拳」でナルトがこんな風に言ってた。僕のやや甘えん坊方向に偏向していた「芯」はそれを性格に感じられたんだろうか?恐くて見れないけれど、きっと読み誤っている…確実に(汗)。ナルトは(…キッ神は…)この時点でサスケの瞳孔を見切っていたのだと感じます。ナルトとサスケの「力」が拮抗しているが故に、二人が戦えば「死」しかないのだと、僕は考えていました。二人が重ねた「拳」からナルトはサスケと自分の「力量」を感じたのだと、僕は読み込んでいたと思います。でも、そんな底の浅いお話をキッ神は描いておられる訳ではないのです。あれ程…あれ程…「訳知りになれ!!」と声を大にして訴えていたのに、これじゃ「ケルベロス、お前もな…」になってしまいます…。僕は何を見ていたんだろう…。

「オレもお前の憎しみを背負って
一緒に死んでやる!」(ナルト)

ナルトはサスケを殺すしか無い…と思っていたのです。「二人とも死ぬ」と言った直後に、ナルトはその深意を補正するか如く付け足しています。ナルトはサスケと「拳」を重ねてサスケの「力量」を計ったのではないのです。サスケの「芯」を感じ取ったのです。その上で、サスケの修正不能を悟ったのでしょう。僕はそれを「別天神」で鎮めようと思ってしまう甘えん坊に過ぎなかった。ナルトはサスケを殺し自分も死ぬと言い切れる覚悟を背負う…ナルトという揺るがない「人間性」を激しく回転させるに足る「芯」をその中心に備えていたのです。それが「別天神」に縋ったケルベロスと、ナルトの「芯」を見定め兄であり、相棒であり、師匠であるシスイを成仏させたイタチとの決定的な違いなのだと思います。

それを「正」と受け容れるならば、ナルトの覚悟たるや半端無いです。この齢(よわい)にして、そこまでの覚悟を背負えるなんて信じられないです。時にキラビを見よう見まねでイタチを感じるナルトが出て来て、子供はこれで良いんだ!!と胸を張って言ってた僕には、ナルトの完成された価値観が突飛にも思えます。しかし、その感覚が「芯の精度」に拠るのだと考えれば何だか納得できるのです。ちょっとアルコールが入ると直ぐにこんな戯れ言を夢想してしまう…。ケルベロス…まったく「芯」の座ってないヤローです(笑)。やっぱ、イタチは僕らに何かを教える為に行動してるんだな…と思います。しかし、こんなにもズレてしまった「芯」のケルベロスを、ナルトは殺すのだろうか?(それとも殺すにも足りないのか…汗)

それともぶん殴って修正してくれるのか…zzzzzzzzzz

…って、それでも頼ってるし(汗)。


 
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第552話「火影の条件…!!」

 
<ズズズズ…><ズズズ…>

「じゃあな…」(長門)

<ズズズズ>

<ズッ>

「!!」(カブト)

「………」(カブト)

<ゴッ>(カブト)

(長門め…
やはり機動力に欠けてたか……

口寄せ輪廻眼による
共通視界で機動力を補うつもりが…
隠れた死角からクナイを的に当てる
イタチの手裏剣術!

さすがにかわせなかったか…)(カブト)

「………」(カブト)

「そろそろ…
取って置きを出すしかないね………」(カブト)

「…このエドテンとかいう術…気に食わねェ!
戦いたくねェ人と戦わされる……
おそらく他の戦地でもそうなんだろう?」(ナルト)

「穢土転生はオレが止める
マダラはお前達に任せる」
(イタチ)

長門が十挙剣に封印されていく様がゆっくりと描かれてて凄く切なかったです。これで長門の御霊(魂)は十挙剣の酔夢の中に永遠に閉じ込められる事になります。「死」とは『NARUTO -ナルト-』において「動かない事」として仙術修行で描かれてましたっけ。ナル×ジャンでも「"死"とは何なのか?」(疑問の考察)で書いた事があったな……あった、あった。『NARUTO -ナルト-』が佳境に入ったと言いながら何年もこんな事を続けてるもんだから、懐かしいくらい前に書いた様に感じます(笑)。長門が封印されてしまって、普通に死ぬのと違って可哀想に感じもしますが、そもそも「死」とは全くもって何も無くなる…「無」なんだと、僕は考えてるんですね。時間とか空間とか自分すら…全て無くなる……と。

悲しいとか苦しいとか、それを感じるのは生者だけなんだと思うんですね。しかし、一方では一度亡くなった人の御霊が別の器に蘇る転生を、僕は信じていまして、穢土転生はそれを一時的、強制的に成す忍術だと考えています。それで、屍鬼封尽とか十挙剣で魂が何かに縛られて閉じ込められる状況ではそれはならない訳で、唯一その点は不憫に思います。しかし、「明日やろう♪は馬鹿ヤロー♪」と申しまして、人は「今」を生きねばならん生き物であります。僕は「一生懸命」という言葉が凄くスキなんだけれど、もし「十年前に戻れたら…」と思うならば、「今」すぐに何か始めればいい。「十年前に…」と思う自分が未来から帰って来たと思ってやり直せばいい。同じ様に「転生」に期待するようでもいかんと思うのです。

10年後にはきっと、
せめて10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。
今やり直せよ。
未来を。
10年後か、20年後か、50年後からもどってきたんだよ

…と、ウェブに浮かぶ名言をさも自分の言葉・想いのように熱弁してしまってごめんなさい(笑)。僕は人の図太さは何度でもやり直せるところにあると思うんですね。だから、魂もいつか「死」という「完全な無」から這いずり出して何処かで生を受ける…「転生」はあると思うんです。でも、それは「今」を一生懸命に生きれる逞しさが無ければ成らないと思います。明日から始めらるなら、「今」からやれる筈なんです。それが出来ないのは怠けてるのだと思うんです。性根の問題です。頑張っちゃいけない…と、僕は思う人なので「一生懸命」に生きるようにしています。それは死んだら何も無いと思うからです。頑張るのは無理してるから続かない。だから自分が与えられた「一生」「懸命」に生きるればいいと思うんです。

そんな風に考える人なので穢土転生という忍術に嫌悪感を隠せず、一時は落ちそうになった程です(笑)。出たとこ勝負ではありましたが、イタチが「別天神」で正気を取り戻し穢土転生から解放されたのはしてやったりでありました。同時にそう成り得たのはイタチが「一生懸命」だったからだと、僕は思うんです。ま…頑張ってしまった感もあるけど、そんなイタチの心境を感じたくて当時、もがいてたな…もがいてた…(笑)。この話題は「未だ読んでない…」に委ねるとして、そんなイタチがここに来て光りを放っております。輪廻眼の閻魔蟋蟀とカメレオンの眼を潰したイタチのクナイ操作術。サスケの回想に出て来たイタチの勇姿と、あのしなやかな指先を思い出してうっとりしてしまいました。

きっといろんな制限がかかってる穢土転生の長門の反応がイタチのポテンシャルに追いつけなかったんでしょう。イタチは既に穢土転生を脱し、ちゃんと自己を取り戻しています。小賢(こざか)しく安全地帯に思える遠隔地から全てを支配してると思い込んでるカブトにはその差が理解できていない。「取って置き」なんて嘯いてるけど、どうせ穢土転生の隠し球でしょう。このままだとまた写輪眼に食われちゃいますよ。例えばカブトを衝き動かすのが「大蛇丸の遺志」なんだとしたら、大蛇丸は二度も写輪眼に食われる事になります。でも、穢土転生で弄ばれた御霊からすれば当然の報いで、やはりカブトは穢土転生に殺られるべきだと、僕は思います。そしてイタチがやる気になっている。それがケルベロスの胸アツなのです。

なので、訳の解らない長喋りが続いていて申し訳ないです。しかし、カブトの「取って置き」って何でしょうか。トビが豆鉄砲食らったように狼狽した棺桶の主だと思うんで、「うちはマダラ」じゃないかと思うんです。あの時、トビの身体に邪魔されて見えなかったけど。既に歴代の影や輪廻眼の長門などが穢土転生されてますし、それの上位ともなりますと選択肢は少ないです。「うちはマダラ」じゃなければ「六道仙人」くらいしか残っていません!!(汗)僅かに「うちはシスイ」の線もあるけど、そしたらイタチに掛かられた「別天神」が返されちゃうかも知れませんね。しかし、僕はイタチ兄さんを信じる。皮肉にも穢土転生が病魔を打ち消し、万全の状態です。しかもイタチには「三省」の謙虚さがある。

ちょっと長くなって申し訳ないですけど、「三省」「さんせい」って読みまして…詳しくはググるか辞書でも引いて欲しいんですが…どんなに偉い人であろうと日に三度は反省し、自らを省(かえり)みるものだという戒めであります。後述がありますが、イタチは生前をちゃんと反省しています。そして、穢土転生を返した後、僅かな時間にキチッと修正している。何度もやり直せる図太さ。一生懸命さ。イタチの凄さを、ただ感心するだけじゃなく見習いたいと思います。イタチは僕らにいろんな事を教えようとしています。全てはこれからサスケを委ねんとするナルトの教化であるんだけど、折角だから少年少女も…ね(笑)。イタチの調整力とか修正力って、一番大切な賢さだと、僕は思うんだな…。

「!」(ナルト)

「………」(キラビ)

「…ここへ来る途中に
エドテンセイの奴と戦った

砂の忍がそいつを封印したが…
どうやら殺せはしないヨウだOK?
この術は弱点の無い完璧な術
だそうだOK?」(キラビ)

「さっき言ったハズダ
どんな術にも弱点となる穴が
必ずあると」
(イタチ)

「どうだろうな…」(キラビ)

「………」<スッ>(ナルト)

「イヤ…オレが止める!
さっきオレも言ったはずだ…
後はオレに任せてくれって!」(ナルト)

(影分身の術!!)(ナルト)

<ボン><プシュ~>(ナルト)

しかし、ナルトには長門と交わした約束もある。イタチの言うのは尤もだが、今まさに十挙剣に封印された長門にナルトは申し訳が立たない…それは正しき男の意地でもありましょう。ナルトは更に分身を作り戦場をカバーしようと思ったのでしょうが、九尾チャクラモードが強制的に解除されてしまいます。これは未だナルトの腹に残る「八卦の封印式」の示す反応なのだと思います。恐らくナルトが九尾のチャクラを使う間、九尾はナルトのチャクラを使える関係になるのを「八卦の封印式」が制限してるのだと思います。既に「八卦の封印式」に組み込まれたミナトとクシナのチャクラは失せておりますが、それでもミナトが組んだ術式(八本目で組み替えられた…)は今もナルトを守っているのです。

今回のエピソードの後半で我愛羅の戦闘大隊と元影の戦闘シーンにスイッチしたところで、無(ムウ)がオオノキを塵遁・原界剥離の術で狙うところに九尾チャクラモードの螺旋丸が駆けつけるカットで閉じるんですが、これはナルトが戦場に鏤めた九尾チャクラモードの影分身だと思います。多重影分身はチャクラを当分に分けて実体の在る影分身を生み出す忍術で、分身の数が増えればチャクラが急激に減少する為に通常のチャクラ量では直ぐにチャクラ切れを起こして生命の危機を招くので禁術指定されてたのかと思います。分身体の状態は術の発動時でフィックスされる訳ではなく本体と連動しているようで、遠隔地にチャクラが及ぶ描写と合わせて制限はあるもののかなりズッコイ仕組みの敏術と言えます。

多分、ナルトがイタチを制して多重影分身を試み失敗した時点で各所に散らばったナルトの分身も通常モードに復帰したんじゃないかと思います。ま…後述があるんですが、ナルトはイタチの強化をいつもの様に自然に受け容れ軌道修正されて行くんですが、そこで九尾チャクラモードを再起動させています。例の六道の鳥居の直上に在る九尾のチャクラ玉からチャクラを租借し直したのでしょう。仙人モードの5分間のリミット対策として影分身を召還して影分身解除で仙人モード復帰のシナリオで、本体が血迷う事で影分身が御破算になりましたが、かなりのリアルタイムでリンクしてるようなので、戦場の各所でナルトのモードが変わった事でしょう。その影分身がムウを襲うんだと思いますが、後半の感想は割愛しますね(笑)。

「!?」(キラビ)

「くっ…!」(ナルト)

「九尾チャクラモードの使いすぎだ…
それ以上分身はするなナルト!」
(キラビ)

「一人で無理をしようとするな
この穢土転生を止めるためには
オレが打ってつけだ

考えがある…」(イタチ)

「…この戦争は全部オレ一人でやる!!
全部オレが引き受ける
…それがオレの役目なんだ!!」(ナルト)

「………」(イタチ)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

「…お前は確かに前とは違い
強くなった…力を得た
だがそのせいで大事な事を
見失いかけているようだな」(イタチ)

「!?」(ナルト)

「………」(ナルト)

「…いいかよく覚えておけ
お前を嫌っていた里の皆が
お前を慕い始め…
仲間だと思ってくれるようになったのは

お前が他人の存在を意識し
認められたいと願い一途に頑張ったからだ」
(イタチ)

「………」(ナルト)

「お前は

”皆のお陰でここまでこれた”

と言ったな
力をつけた今
他人の存在を忘れ
奢り
”個”に執着すればいずれ…

マダラの様になっていくぞ」(イタチ)

「………」(ナルト)

「どんなに強くなろうとも
全てを一人で背負おうとするな…
そうすれば必ず失敗する

お前の父ミナトが火影としてあったのは
母クシナや仲間の存在があったからこそだ

…お前の夢は確か父と同じだったな…
なら覚えておけ」(イタチ)

「……?」(ナルト)

”火影になった者”が皆から認められるんじゃない
”皆から認められた者”が火影になるんだ

…仲間を忘れるな」(イタチ)

「………」(ナルト)

キラビは人柱力の先輩であり、尾獣チャクラモードの危険性を熟知しています。今でこそ八尾と昵懇でありますが、敵対する関係においてはお互いが主導権を取り合う危うい関係です。ナルトの九尾チャクラモードに関しても多重影分身は危険と口が酸っぱくなる程警告されておりました(笑)。それでも意地を張り通そうとするナルトにキラビがブレーキを掛けています。これは「八卦の封印式」の反射に符合する親心なんだと思います。それを見て取るイタチがガラにもなくナルトに説教を垂れるのです。これはキラビの行動に対する援護射撃であり、イタチが示すキラビの信認であると思います。サスケをナルトに任せた様に、ナルトをキラビに任せる…イタチがキラビに示す盛大なエールに、僕には思えました。

”皆のお陰でここまでこれた”

第549話「イタチとの闘い!!」でナルトが示した謙った考え方…「感謝」を僕は褒めちぎりました。イタチはナルトの成長の清浄さをその一言で悟ったのだと思います。ぶっちゃけ、ムチャクチャ嬉しかったんだと思います。しかし、ナルトのステージが次のフェイズに差し掛かった事を同時に感じたのでしょう。イタチは「力」を持つ者としてナルトを諭します。イタチの言葉を拒絶する事なくナルトが極々自然に受け容れられるのはイタチにも謙虚さが備わっているからだと思います。イタチには「三省」できる人間性が備わっているのだと、僕は先に述べました。イタチは常に自分を省みながら歩んでるのだと皆さんに訴えました。オトナとはかく在るべきなのだと思います。イタチにも「感謝」が備わっているのです。

イタチの清らかさとはその「訳(わけ)知りさ」に在るのだと、僕は予々思っておりました。勿論、「訳知り」(わけしり)とはナル×ジャン用語であります。知識は勉強すればある程度得られます。それを一般的に「物知り」と言います。僕はその先があると思う人で、「物」じゃなく、その次の「事」のそのズッと先にある「訳」(わけ)を知る人たれと自分を戒めております。例の”Having~Doing~Bing”みたいなもんですかね…人たるもの「訳知りになれ!!」と、僕はいつも思っています。僕がイタチを心底尊敬するのは「訳を知る人」だからであります。ただ、その発露は受け手にも拠る訳で、シスイ事件直後のテッカらうちは上役がフガク邸に怒鳴り込んだ行とナルトへの説教では天と地程違います。

ただ写輪眼をひけらかして、イタチを自分達の上位覚醒者だと認識すらできずに恫喝していたうちは上役の三バカトリオの下品さは、それこそ「眼」を覆わんばかりの惨状でありまして、あれでは如何にイタチであろうと諭しようというものがありません。同じ様に強化の課程で御し切れなかったサスケともちょっと違うけれど、「訳」(わけ)が通じるレディネスというものがなかった。それぞれ、受け手の問題があったのです。しかし、ナルトは既に完成された「自己」があります。全くのゼロから一つずつ繋がりを見出し紡いだ実績に裏打ちされた信念もあります。そんなナルトだから伝えられる想いがあるのです。ナルトもまた「訳知り」なのです。イタチが「訳」を伝えるに足るレディネスがナルトには備わっているのです。

ナルトはきっとイタチとの「一期一会」をもモノにするでしょう。問題はサスケなんだと、イタチが心配している様に、僕には思えました。サスケは「うちはマダラ」のようになってしまうかも知れない。写輪眼という素養を持って生まれ、一族の「高み」たる最高峰の「力」を得てしまった。それはイタチが与えたもうたものなんだけど、それに感謝できない不遜さがサスケには在る訳です。イタチはその修正に失敗した事を、戦場でナルトと再会した時に知り、即座に自分を省みたのです。だから、ナルトにサスケを託し、ナルトをキラビに託すのです。そして、今、自分には何ができるのかを考えているのです。イタチが「訳知り」だからそれが出来る訳で、一生懸命に生きて来たイタチだからこそなのに気付いて欲しいのです。

ナルトは誰よりも鋭敏にイタチの言葉を感じ取っています。イタチの言葉の一つ一つの重みを噛み締めています。それは確実にナルトの中で消化吸収されナルトの血肉に変わるでしょう。イタチの言う通り、ナルトは「無理」をしていました。イタチはそれを責めるのではなく「無理=頑張る」と「一生懸命」は違うのだと教えただけなのです。同じ事をイルカも過去にさとしているのですが、それが染み込まないのはナルトが「時合」(≒レディネス)になかったからです。イタチは機を見て敏に行動しただけなのですが、それらが「訳知り」の為せる業なのだと、僕は思うのです。「名手にファインプレーなし」と申しまして、イタチがとんでもなく高度な事してるのに平凡に見えてしまうので、黙っていられないのです(笑)。

「ナルト…
オレはイルカってのと約束したんだだいいたい
お前を守るってな…一人じゃ行かせねーぞ!そもそも
オレはまだ生きてるピンピン」(キラビ)

「お前ばかりが全部
背負いこむ事はないんだ」(イルカ)

「………」(ナルト)

「確かに………
オレが何とかしなきゃダメなんだって…
思い込みすぎてたかもしんねェ…」(ナルト)

「!!?」(ナルト)

<ボウ>「カー!」(カラスちゃん)

「何で!?」(ナルト)

「シスイの眼は十数年は役に立たない
…もうサスケの時には使えないだろうし

それにお前はシスイの眼以上のものを持ってる…
それはシスイと同じ心だ
シスイが渡したかった本当のものはそれだ
もう眼はいらない

今のお前なら
こんな眼を使わなくても
サスケは止められる」(イタチ)

「今ならアンタも直接サスケに会える!
…今度こそ―」(ナルト)

「イヤ……」(イタチ)

「……!
……」(ナルト)

「オレは一人で何でもしようとし…失敗した…
今度は…それこそ仲間にまかせるさ」(イタチ)

「サスケはお前にまかせる」(イタチ)


「ただ強いってだけの忍じゃないな…
アンタって奴は」
(キラビ)

「キラービー…
ナルトをたのむ」<スッ>(イタチ)

「!」(ナルト)

「オウ!ヨウ!」(キラビ)

「……」(ナルト)

「オレ達も行こう…
ビーのおっちゃん!!」
<フッ>(ナルト)

イタチはナルトの成長と品格を見届けるやシスイの眼であるカラスちゃんを天照で焼いてしまいます。カラスちゃんには可哀想ですが、もう必要ないと「訳知り」のイタチが判断したんですから仕方ない。確かに幻術にハメて改心させてもサスケの成長の助けにはならんとも思います。そして、それ以上の「力」がナルトには宿っているのです。しかし、イタチにここまで言わせるシスイってスゲーなと思います(そう思いませんか?)。時系列的に「うちは虐殺」の前にイタチが多大な影響を受けた人物。「シスイ事件」を機にイタチの不可解性も加速しました。焦りと苛立ち。静かなイタチの心(=明鏡止水)の水面を大きく波打たせるに足る存在。それがここに来て更にクローズアップされてるのが、ケルベロスとしては心中穏やかではありません(笑)。

「その眼で
九尾を手懐けた最初の男
オレの相棒であり
師であり

不滅の男
そしてこの万華鏡写輪眼の
もう一つの秘密を暴いた唯一の男
それが
うちはマダラだ」(イタチ)

第385話「万華鏡の秘密…!!」でイタチがこんな事を宣ってるんですが、何だか「うちはマダラ」「うちはシスイ」が重なる部分が大きいと言うか、かなりダブっちゃうんです。それで、カブトが気持ち悪く舌出して「取って置き」のカードを切ろうとしている。僕の中でそれは「うちはマダラ」か、そうじゃなけりゃ「うちはシスイ」な訳。トビなんてお面してる限りは絶対に「マダラ」と呼んでやんないと思ってますんで(笑)、しかも、ナルトが「…このエドテンとかいう術…気に食わねェ!戦いたくねェ人と戦わされる……」なんて言うのが妙に伏線っぽく読み取れて、僕にちっぽけな心の水面が思いっきり暴れちゃうんです(笑)。でもカブトが抱くイタチへの畏怖からすれば、出てくんのはどっちかしかないんだよな…。

ま…そんな起こってもいない未来の心配はおいといて…自分の失敗を失敗として認め、即座に修正したイタチ。イタチの言葉を一言一言噛み締める様に受け容れたナルト。そして、敵として出会い、一度も拳を重ねなかったにも関わらず、その内面を感じ偉大さを察知したキラビ。三人ともナル×ジャンの「訳知り認定」を差し上げたいです(笑)。颯爽と自らの戦場に飛び立つイタチを見送るナルトと、その後見人として自他共に認めたキラビが何とも頼もしいじゃないですか。いつもこう言う幸運に恵まれてるからナルトは「折れずに曲がらないしなやかさ」を維持できるんだろうなーと思います。これでこそ「銀のスプーン」をくわえて生まれて来た子であります。ナルトと自分を比べてたら闇に沈んじゃうぞ(笑)。

キラビは自来也みたいに高尚(過ぎ)じゃないし、ヤマトみたいに厳格(過ぎ)じゃないから、ナルトにはピッタリだと思います。何よりキラビの感性に満ち溢れた行動原理はナルトにしっくり来ますね。それに同じ人柱力ですし、ナルトの「相棒であり師であり」な関係性が何気に現状にマッチしてて気持ち悪いです(笑)。我愛羅の戦闘大隊の方はトビのすり抜けの謎解きに繋がればいいなーくらいでどうでも良いので割愛させて頂きます(笑)。しかし今更、「血継淘汰」なんて提示されてちゃんと答えをくれるんかしら。だったら面白いんですけど、チャクラの考察がもう一押しでできるんだけど、そこんところが足りないんです。キッ神には是非とも広げた風呂敷を畳んでいただけますよう重ね重ねお願い申し上げます(笑)。

カブトの「取って置き」に興味津々でーす!!

 
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未だ読んでいない人の為に…⑨

 
「狙わなくても当たる
中央からのこの強過ぎる吸引力を
逆に利用する算段だ

どんな術にも弱点となる
穴は必ずある!」(イタチ)

「OK!!」(キラビ)

第551話「長門を止めろ!!」で、小気味良いキラビの反応に多大なる好感を抱きました。イタチがシスイ万華鏡写輪眼の究極幻術・別天神でカブトの穢土転生を返し自分達の見方になった途端、キラビはイタチの存在を極めて素直に容認します。これはキラビの性格設定に大きく関係するでしょうが、それ以上に尾獣を完璧にコントロールする歴代四傑に数えられる…つまり屈指の手練としての力量がイタチの力量に呼応するが如く、見えない拳と拳を一瞬重ねるように理解を深めたのではないかと思います。そもそもトビがカブトにある程度自由を許容しているのは戦場を撹乱する為であって、端っから信頼なんかしてないし、居ても居なくても一緒…みたいな、かなりゾンザイに扱ってるのは皆さんも気付いてると思います。

人が何かを為す時、その善悪は兎も角として人として感じるところがあると言いますか、直感的にそれが好きか嫌いかを判断するのだと思います。例えば一般的な悪事であろうと美しいと感じたり、高貴だと感じる事があるとしましょう。カブトにはそれが無くてイタチには在る。僕はそれが「品」なんだと考えています。善いとか悪いじゃないって事です。そもそも善悪じゃ判断できない作品に『NARUTO -ナルト-』は成ってますし、皆、一生懸命だから…生きるってそういう事でしょ。ま…「※」(正しイケメンに限るの法則)ってのもありますが、それも広義における「品」だと言えましょう(笑)。肝心なのは、それを素早く感じ取れるのがキラビで、ボヤボヤしてるのがナルトってところでしょう。

イタチがここを好機とあり得ない程の饒舌になるのはキラビがイタチとナルトの間を補完してるからなのだと思います。それはイタチの賢さでもあります。現にナルトはキラビの動きに反応しています。それをナルトが感じるイタチとキラビの親近感の差なんだと、僕は考えています。ナルトに兄系のややこしい血統の、鋭く切り立った最先端に立つイタチを理解できませんて。それを知るイタチはキラビに懸けた訳です。それが上手く当たった…。ナルトはキラビを真似るようにイタチに呼応した。僕はこの行にナルトと自来也の埋めようも無い溝を見事に埋めた「エロ要素」を思い出しました。自来也が何故、女風呂で覗きをしていたのか?何で駆け出しの下忍のナルトなんかに見つかったのか?

自来也の「ドジ」「優しさ」なんだと気付いて欲しい…。

「ナルトは何故、自来也を”先生”と呼ばなかったのか?」(自来也の考察)

覗きにmjd没頭してた…ちゅーのは無しの方向で(笑)。

 
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第551話「長門を止めろ!!」

 
(引き寄せる術に…!!※万象天引

突き飛ばす術…!※神羅天征

口寄せの術に…

忍術を吸い取る術…!※封術吸印)(ナルト)

「ペインの術
全部使えるみてーだけどよォ!

こ…この術は知らねーぞォォ!?」(ナルト)

(こいつは…確か…!?
生き返らせるペインの術!!)(ナルト)

「何狙ってんだいったい!?」(ナルト)

(人間道で魂を引き抜き一旦殺して
地獄道で魂と肉体を隠し持ち帰って
ボクの元で生き返らせる…

マダラに見つかる事なく
人柱力を僕のものにできる方法
っと…
さて…他にどんなのがあったけなぁ…)(カブト)

「…しかも
これ魂みたいの出ちゃってけど!
力が抜けるしイヤな予感しかしねェ~!!」(ナルト)

どうやら完全体の長門はペイン六道の力を全て使えるようです。ナルトが人間道の魂を引っこ抜く術を知らないのはペインの木ノ葉襲撃の折りに偶々経験しなかったからでしょう。もしかしたら、長門が九尾捕獲を遂行する為に殺傷能力が極めて高い人間道を対ナルト戦で優先順位を下げた為に真っ先にナルトの攻撃に殺られちゃったのかも知れません。そんな感じの描写が風遁螺旋手裏剣のお披露目であったような…。ナルトの螺旋手裏剣の刃の部分で人間道は顔まで削られてましたよね。しかし、如何に相手が六道・長門であろうと、ここまで一方的にナルトが押されるのはちょっと頂けない…ってか、九尾チャクラモードなのに弱過ぎです。それが心の何処かに…喉の奥に魚の骨が刺さるみたいに…引っ掛かってこの頃仕方なかった。

一つは長門のキレが良いのでしょう。恐らくこれが長門の本領であって、外道魔像と契約後、本来の能力に目覚めた真の姿なのであろうと思います。逆に言うと、「半蔵事件」においてはここまでの能力はなく、堪え難い痛みと怒りに任せて外道魔像との契約を結んだ結果、何らかの制約を受けてトビに従わざるを得ない状況に陥ってしまった。勿論、それこそがトビの計略であろうと思われます。今回、長門は穢土転生によって召還された身であり、魂の形が再現されていると思われ、キラビのVer.2のチャクラを奪い若かりし日の姿に戻っています。餓鬼道の封術吸印に吸収したチャクラを自らに還元する能力があったか不明ですが、何故だか不遇だった長門の両脚までが完治し自由に歩けるようになっています。

それだと長門が”暁”に堕ちた経緯と整合性が保てないのでナル×ジャンでは修羅道のカラクリの鎧の召還で解決しようと思います(笑)。一連の描写を観察する限り、長門はほぼ何の制約もなくペイン六道の力を使いまくれる設定のようです。何が言いたいのかと言うと、これが長門の在るべき姿であり、外道魔像との契約が無い本来の能力であろうという事。長門がこうなる前にトビとしては魂を<ポキッ>っと折っちゃう必要があったって事です。それは、こんな感じに手が付けられないくらい強くなる素質があったからで、トビとしてはそんな能力はオミットしちゃって、単に外道魔像とリンクするコマとして長門を利用したかった訳です。全くド汚い大人の所行なんだけど、やっぱ長門が強いからナルトが押し込まれてる…ってのが一つ。

それと、ナルトの気持ちの問題と言うか、甘ちゃん…っちゃーそれまでだけど、兄弟子である長門と対話する姿勢から脱却できないでいるもの少なからずあると思うんです。例え敵であろうと長門は長門で、自来也の兄弟弟子としてナルトには特別な存在なんだと思います。だから、やたらシャベクリが多いでしょ。一々、術の説明を要求してるし、端っから闘ってる感じじゃないでしょ(笑)。この辺のナルトの行動原理はイタチに対するものと長門に対するものとでは全く違って、ナルトは長門にはより身内を感じてるのだと思います。ま…同じうずまき一族の末裔ですし、謎めいたミステリアスなイタチと比べれば魂が触れ合うような時間を長門とナルトは共有していますから、ナルトがイマイチ本気になれないのもあると、僕は思います。

それで、ナルトの九尾チャクラモードのポテンシャルを出し切れないでいる…という事に致します。いくらなんでもこれじゃ弱過ぎて話になりませんので(汗)。それはそれとして、カブトのややこしい行動がマダラを強く意識してますよね。人柱力を確保しようとするのは九尾オリジナルのチャクラを手に入れるという意味でしょうから、外道魔像に格納されるチャクラのコンプリートに関わる交渉材料なのかな。或いは、ダンゾウが狙ったように九尾を手に入れ「うちはの力=写輪眼」「柱間の力=柱間の生きた細胞」で九尾をコントロールしようと考えてるのか…それによってはカブトが穢土転生以外に隠し持つ「もう一つの術」に関係する事になるかも知れません。このネタはちょっと追っかける必要があると思います。

(修羅道!!)(長門)

「!!?」(キラビ)

「!!」(ナルト)


(カラクリの鎧を召還したのか!?)(キラビ)

「まさに色んな手を使う♪
術が飛び交う♪」(キラビ)

「ナルト
九尾との綱引きを思い出せ!!」(キラビ)

「くっ!」(ナルト)

<キュイ~ン>「……!」(キラビ)


<ズバ><ガシ><ガッ><ズザザ>

(須佐能呼!!)(イタチ)

ま…なかなか本気になれないナルトに助太刀するのがキラビなんだけど、輪廻眼視野共有って口寄せ動物(閻魔蟋蟀含む)とも連係してるみたいですね。キラビの直上からの攻撃はやっぱ手練っぽくて死角中の死角だと思うんだけど呆気なく見切られます。それにカウンターを合わせるように修羅道のカラクリの鎧で応戦され、防御不能のチャクラ刀も修羅の腕に阻まれてしまいます。基本、体術は人間の五体を使った動きに対応してるので腕が何本もある相手には不利ですね(笑)。長門はキラビの武器攻撃に対して修羅道の能力で対応してまして、実に的確なカウンターでもありましたし、自来也を殺った時と同じ喉輪でキラビに一撃を与えています。ここでキラビが八尾のチャクラを使ったら即座に封術吸印しただろうし打つ手無しですね(笑)。

それと、キラビがナルトにアドバイスしたのに修羅道のチャクラ砲を迷いなくキラビの頭部に向ける反応はカブトの指示ではなくて長門の本能的な反応だと思われます。ペインの木ノ葉襲撃でもペインの深層に逸早く到達したシズネを躊躇なく殺めた描写がありましたが(「ペインは何故、シズネを殺したのか?」疑問の考察)、長門は状況判断が極めて早く、潰さなければならない相手は即座に潰すのです。この場合、キラビがナルトにとって有益な存在であると長門が判断し穢土転生の基本プログラム(ルーチン)に沿って反応した結果だと思います。もし、これがカブトの指示であったなら人間道でキラビの魂を引き出して身体に損傷を与えずに殺した筈です。きっとそうする事で人柱力と尾獣の関係は壊れない見立てもあるんだと思います。

穢土転生は非常にズッコイ術で、術者が一々、指示を下さなくとも召還者の経験とかスキル(技能)の範囲内で自動処理されるルーチンを持っていて、それが広域に渡り、尚かつ多数のコマを自在に操らねばならない術者の負担を軽減しています。それ故に、長門のキラビに対する反応はナルトに対するキーマンとしてキラビが在る事を長門が承認したともとれます。それを兄弟子としてナルトを見る長門の嫉妬とも考える事ができ、キラビ→ナルトの関係性がホンモノと長門が感じた裏返しとも言えましょう。つまり、ナルトの発達にキラビは重要な存在だと長門は認めた訳です。だから、この時、ホントに長門がキラビを殺めるんではないかと心配したんです。そして、それに誰よりも速く反応したのが頼れるあの方だった訳だ…。

(まだ星にして捕まえるってのもあるな…)(カブト)

(地爆天星!)(長門)

「助かったてばよ!
サンキューイタチ!」(ナルト)

「何だこの忍術は!?
はっきり言ってむちゃ強ェーじゃねーかよ
バカヤロー!コノヤロー!」(キラビ)

キラビの何気の大ピンチに一瞬早く”須佐能呼”が横槍を入れます。病魔に冒される事なく、サスケを殺傷する事を恐れて制限する事もなく、万全の最大戦速を発揮するうちはイタチの”須佐能呼”です!!キラビの頭部を吹き飛ばさんとする修羅の腕を吹き飛ばし、ナルトの魂を吸引する人間道の左手を潰し、長門に視覚情報を提供する口寄せカメレオンの目を数多のクナイで穿ち、キラビとナルトは優しく掌に包んで間合いを切っています。全てを同時に、しかも一瞬で片付けています。これがうちはイタチの偽りなき本領でありましょう。キラビの戦闘センスと経験がそれを察知し畏れ戦くように賞賛しています。これは長門の修羅道のカラクリの鎧を褒めたセリフじゃない。イタチ兄さんの渾身の”須佐能呼”を褒めたんんですよ!!

ここからです!!イタチの素晴らしさが如何なく発揮されるのは!!サスケと殺り合った時とは全く違いますからね。あの時は病気を隠した上に、更に手加減してました。しかも、サスケの攻撃を躱しながらサスケに憑いた大蛇丸を祓う為にだけ”須佐能呼”を限定的に使用したに過ぎないんだから!!今回は正真正銘、本気の”須佐能呼”です。くそーッ!!これが穢土転生じゃなけりゃもっと良かったんだけど、贅沢は言えませんて。しかし、このままイタチ兄さんが戦場に居座って最期には穢土転生をカブトが解かざるを得ないところまでカブトの脅威になれば良いんだよね。もしかしたら、それがイタチ兄さんの本当の目論見かも知れないんだけど、もしそうなったら今度こそ今生の別れになってしまう…辛い幕引きだな。

ま…そんな来てない未来より今を楽しみたいと、僕は思います。イタチ兄さんの万全盤石の本気の”須佐能呼”をしっかりこの目に焼き付けたいと思います。何たってトビがイタチの真実を知りながらイタチに頼らざるを得ない程の能力があったんだから。兎に角、イタチ兄さんの闘いっぷりは刮目して欲しいです。それで、それがどんな意味を持ってるのかを考えながら今回の行を読み込んで欲しいと思います。それを読み解く為にナルトとキラビの反応を見逃さないで欲しいです。やはりキラビは実戦経験も豊富だし、人間的にも洗練されてますからナルトに先んじてイタチを理解するんです。そして、キラビを見てナルトがイタチの真意を感じる…やっぱそこにはナルトがキラビに親近感を持ってて素直なの。イタチはそれに上手く乗っかってます。

「ペイン六道って…
六道仙人の力を持ってんだからそりゃ強ぇーよ!!
それに今回は死体操ってんじゃななく本人だから
力も動きもケタ違いだってばよ!!」(ナルト)

「来るぞ…」(イタチ)

イタチは既に輪廻眼視野共有の攻略法に辿り着いてる…口寄せカメレオンの目を潰しただけでなく、閻魔蟋蟀の目を潰したところで、僕は確信しました。カブトは結構余裕で地爆天星に切り替えたつもりだろうけど、イタチは直ぐさまそれにも対応してしまいます。例えば「万華鏡写輪眼VS輪廻眼」で考えると、六道仙人の輪廻眼がハイスペックなんでしょうが、イタチは万華鏡写輪眼だけじゃないから。長門が「半蔵事件」なんてなくて外道魔像にリンクするコマになり下がらなければ違った未来があったんだろうけど、イタチ兄さんは最期まで誰にも操られる事なく、自分が死んだ後の事にも心を砕き、自分を全うした人なんだから仕方ない。ホントにこれが穢土転生じゃなけりゃどんだけ嬉しいかね。

「こ…この術を前にやられた!
マジヤベーんだってばよ!!
これも食らったら終わりだ!」(ナルト)

「おい…ナルト」(イタチ)

「何ィ~!?」(ナルト)

「食らって終わりなら
お前は何で生きてる?」
(イタチ)

「……」(ナルト)

「……」(キラビ)



「アハハハ
なら大丈夫♪この勝負♪」
(キラビ)

「笑ってる場合じゃなーい!!
何でこの状況で余裕ぶっかませんだァァ!?

捕まったら二度と抜け出せねー!
すげー力で引き付けられんだぞ!!
前ン時は九尾の暴走でたまたま…!」(ナルト)

「余裕でいるんじゃない
分析には冷静さがいる
さっき長門が投げた黒い塊が
中心の核になっていると見ていい

おそらくアレを破壊すればいい
三人各々の最強遠距離忍術で
一斉に中央を攻撃する!」(イタチ)

「こんな状況じゃ
うまく中央狙えねーってばよ!」(ナルト)

「狙わなくても当たる
中央からのこの強過ぎる吸引力を
逆に利用する算段だ
どんな術にも弱点となる
穴は必ずある!」
(イタチ)

「OK!!」(キラビ)

確かにイタチには万華鏡写輪眼があっていろいろと解っちゃうんだけど、例えばどんなに凄い能力があってもそれを使いこなせないでもがいてる人って多いんですよ。パソコンだって使いこなせなきゃただの箱だし、写輪眼も道具と考えればそれを使う人の度量というものが重要です。何でも見えちゃう眼だからそれが逆に徒になる事だってある……つーか、サスケの堕天が良い例でしょう。彼は写輪眼があったから孤独になっちゃったんだし…。イタチも孤独だったけど、孤独に飲み込まれる事の無い自己を確立してました罠。これって言っちゃえば「六道仙人のトラップ」を克服したって事なんだと思います。そのイタチが穢土転生すら返して、今また立っている。その幸運をイタチは最大限に利用しているんだと思います。

レディネスの関係でナルトにそれが一直線に伝わらないんだけど、キラビの行動を介してイタチが確実にナルトに伝わっています。それはキラビが先ずイタチを理解し、キラビが咀嚼したイタチをナルトが感じてるから。ナルトにとってキラビは無条件に信頼できる関係性が既に出来上がってるもんで、謎めいてミステリアスなイタチを直接理解できないナルトとの間をキラビが橋渡ししてる訳です。これは高尚にして難解だった自来也とナルトの間を埋めた「エロ要素」に近いものがあります(笑)。そんな話を過去に書いてたなーと思います。ま…詳しくは「未だ読んでない人の為に…」で紹介しますね。兎に角、イタチ兄さんがここを好機とばかりに暴れ回るのが、僕には嬉しくてなりません。穢土転生バンザイと叫びたいくらい(笑)。

(八坂ノ勾玉!!)(イタチ)

それで一瞬で地爆天星を見切ったイタチは超重力のコアである黒い球体を遠距離攻撃で同時攻撃する作戦を立てちゃう!!地爆天星の吸引力を逆手に取った妙案です。で…そこでイタチの”須佐能呼”が使うのが、「八坂ノ勾玉」です。これは”須佐能呼”の術名ではなく霊器だとナル×ジャンでは断定しました(汗)。つまり、イタチの”須佐能呼”十挙剣八咫鏡八坂ノ勾玉の霊器を完備していたのです。という事で、ナル×ジャンが提唱するナルトの首の六つの勾玉は八尺瓊勾玉じゃなかった事が確定(笑)。完璧にズッ転けてますが、ナルトの首のは「柱間の勾玉」かホントに「六道の勾玉」でいいのかな…と思います。自来也の伝説の六道仙人の回想でしっかりとその首に勾玉があったし、宣戦で十尾の人柱力だと解ったし。

しかも、柱間が弟系の特異点であったとしても、尾獣を瞳術でなくコントロールできた事実があるし、チャクラの結晶石の首飾りが綱手経由でナルトに継承された事実も残ってるので善しとしましょう(笑)。話を戻すと、イタチの号令に即座に反応するのがキラビで、それ見て「よっしゃーオレも!!」とナルトがチャクラを練ってますよね。子供はこれで良いんだと思います。最初は何でも真似るところから始まるもんです。ナルトはキラビの行いを真似て大人への階段を登ってるんです。これで良いんです。逆に子供に信頼され見本となるオトナが子供の近くに居る事が何と重要な事か、このお話を読んでる大人は是非とも気付かにゃならんと思うんです。子供に見習われるようなオトナに僕らはならんといかんのです!!

「すまないな…イタチ」(長門)

「元へ戻ったか…
十挙剣だ…すぐに封印する…
何か言い残す事はあるか?」(イタチ)

そhして、イタチの計画通り地爆天星は破られます。間髪入れずイタチは”須佐能呼”十挙剣で長門を封印してしまいます。いっぱい書きたいところがあるんだけど、順番に行きますね。先ずイタチ兄さんの霊器がトビに奪われていなかった。霊器とは道具の筈で、イタチの身体ではないから、穢土転生で召還されたイタチの魂に付随する形。或いはイタチの所有物として何処かに安置されていたから現にイタチが使用できるんだと、僕は考えます。忍刀七人衆が呼ばれた行でも鮫肌はキラビが保有してたので召還者は使えませんでしたよね。大双剣・ヒラメカレイは長十郎が放しません(笑)。再不斬の首斬り包丁は鉄の国で喪失してて、恐らくカブトの配下かカブトの黒幕が回収したんだと思います。他の穢土転生で呼ばれた七人衆が持ってた忍刀はカブトの所管(大蛇丸のコレクション)なのだと思われます。

イタチの万華鏡写輪眼は奪えても霊器までトビは奪えなかった…。つまり、トビは霊器にタッチできない…という事は、”須佐能呼”を発動できない身体である事になります。それは、左眼に配備した写輪眼がイザナギは使えようとも、輪廻眼を搭載できようとも…。ここ面白いんで別に考察っちゃうのでお楽しみに。何にせよ、トビがイタチの遺骸を弄くったにも関わらず、イタチは霊器である十挙剣を奪われなかった事は確かなのです。ナル×ジャンではこれを「御神器」(疑問の考察)でしつこく書いてるので再読して欲しいです。ナル×ジャンの捏造限界に名を借りたコジツケ以外の何者でもないんですが、読み物としては面白いと(自画自賛し過ぎだろーッ)と思います(笑)。是非、読んでみてください。

それと…ですね。イタチは一撃で長門を黙らせる事ができる力を持ってたんですよ。恐らく、八咫鏡だって持ってるんですから、ガチで長門と殺り合っても良かったのね。きっと楽勝だったと思います。長門の能力は確かに強力だけど、例えば地爆天星なんかは一点集中するからスキができます。イタチはそれを見逃さずにサクッと殺っちゃっただけなんです。キラビとナルトに集中してた時にイタチが同じように長門を沈める事もできた筈なんです。でも、それをぜずにナルトにいろいろと語りながら長門を攻略して行った。それはキラビがナルトの見本としてこの場にいる条件に置いて「ナルトの教化」足り得る戦いができると踏んだから、僕は考えています。イタチはナルトに戦いを説いたのだと、僕は考えます。

「分析には冷静さがいる」(イタチ)

イタチはこれから想定される対サスケ戦……つまり「終末の谷の決闘」に向けてナルトを教え導こうとしているのではないかと、僕は考えています。だから、イタチ単体でサクッと黙らせる長門を一思いに始末せず、キラビを介してナルトを手取り足取り指導したんだと思います。イタチの想定通り、サスケはイタチの眼に手を付け「真・万華鏡写輪眼」(永遠の~)になりましたし、九尾を搭載するナルトと同等のチャクラも既に得ています(香燐が確認済み)。どう考えても眼の分だけサスケが有利です。基本的に兄系が仙人の眼と強いチャクラがあって絶対有利なのに何故だか弟系が信認されちゃうってのが「六道仙人のトラップ」な訳で、「アレッ!?」っとなった兄系が騒ぎを起こしてるのが今なもんで(汗)。

イタチは強くなり過ぎるであろうサスケとバランスを取るべくナルトを助ける…そう考えて、「イタチの力」八尺瓊勾玉とナル×ジャンでは一時断定してたんですが、同じような考えでイタチがナルトに肩入れしてくれて少しはナル×ジャンも救われます(笑)。しかし、イタチがこんな風にナルトに関与を試みたのはナルトの傍にキラビが居たからなんだと重ね重ね訴えたいです。イタチの教化(薫陶)にしても、ナルト単体では未だに難しいと思うからです。イタチの深さにナルトは未だ達せないです。その果てしない溝をキラビが埋めてくれたお陰でイタチの想いが想定通りナルトに届くのだと思います。その意味でキラビがイタチのお眼鏡に適う存在であり、自来也亡き今、ナルトの保護者に適任者なんだと思われます。

それと長話がてらもう一つ。ナルトが弟系の柱間に深い縁の在る系譜にあり、「銀のスプーン」を加えて生まれて来た子だとして、仙人の肉体が備わる個体であるならば、イタチは現在保有する霊器をナルトに委ねても良いと思うんですね。霊器にタッチできる”須佐能呼”は兄系の瞳術を用いたインターフェイスであり、そもそも仙人の肉体を持つ六道仙人の武器が霊器だったならば、同等の肉体をナルトが所有するのであれば霊器が使用可能とするのがナル×ジャンの持論であります。それを元にナルトの九尾チャクラモードの首にぶら下がるのが八尺瓊勾玉だと思い込んでた訳ですが、この状況でイタチがナルトに霊器を託すのはアリなんじゃないかと、幸せの王子様・イタチに過大な期待を寄せてしまうのですが…。

「ナルト………
オレは師匠の所へ戻って
お前の物語を見ておくと
…するよ…

オレから言わせりゃ
…お前は三部作目の完結編だ
…一部が自来也…
完ペキだった…

だが…二部作目ってのはだいがい駄作になる
オレのようにな……
師に認めてもらってない」(長門)

「……」(ナルト)

「……」(長門)

「シリーズの出来ってのは三作目…
完結編で決まる!
駄作を帳消しにするぐらいの
最高傑作になってくれよ…ナルト!」(長門)

イタチは凄く優しい人なので正気に戻った長門に時間を与えているのです。長門が自分を「駄作」だと蔑むのは不覚にも大蛇丸のとこのもやしヤローに穢土転生なんて下品な忍術でいいように使われた後悔と、「半蔵事件」以降、自分の才能に背き”暁”の手先に落ちぶれた半生に対する卑下なのか。はたまたこの期に及んでもイタチに教材にされてしまった照れ隠しなのか…それでもナルトが存在する事で、それら全てを帳消しにできるかも知れない予感や期待を感じるからこそナルトに微笑みを贈れる。一度目、希望の花と共に散った長門とは違い、長門が本来あるべき姿や能力を弟弟子のナルトに示せた後に、辞世を告げる事ができたと言う点で、長門のやり残しを果たす意味では大きな功徳を持っているのではないかと面倒臭い事を考えています。

ま…それは良いとして、ナルトの背中で羽ばたくカラスちゃんから僕は目が離せないのです。これは鬼鮫と鮫肌の関係に準えて考えれば、このカラスちゃんはナルトのチャクラが気に入ってるのだと思います。イタチの説明ではシスイの万華鏡写輪眼・別天神の発動は「千手柱間のチャクラでもないかぎり…」十数年かかるとされています。一方、ナルトは九尾のチャクラをコントロールし、ヤマトの木遁に影響する程の生命力を得ています。ここはチャクラの考察で書きたいので伏せておきますが、単なるチャクラ性質の同時使用=血継限界チャクラには収まらない能力の開花を意味してるんではないかと、僕は考えています。つまり、ナルトは千手柱間に匹敵するチャクラを獲得した可能性…というか、もうガチでしょう(笑)。

ナルトはそのチャクラでもう一度「別天神」を発動できる!!

きっと二人の終末の谷では「和解の印」が結ばれる!!


 
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夏休み(110821)

 
ナル×ジャンの夏休み(2011)

久々に何もせず(バイクにも触らず)ダラダラ過ごしました。
眠たくなったら寝て、お腹が空いたら何か食べる……。
一雨来て急に涼しくなってのも手伝って疲れが吹き飛びました。
気が付くと相方が近くに居ていろいろと癒されました。
のんびり過ごすって最高の贅沢だな…幸せだな……。

僕も相方も元気です。
ありがとうございます。

感想は定刻に必ず。

ケルベロス
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未だ読んでいない人の為に…⑧

 
まったく…カカシってヤツは…

はたけカカシの考察

個人の考察としては「はたけカカシ」が一番多いと思います。それというのもペイン六道の木ノ葉強襲でカカシが埋められちゃったからで、あの時は悶えながら「まったく…カカシってヤツは… 」を書いたな…書いた、書いた(笑)。あの時、ナル×ジャンの読者の誰かさんが「一人では絶えきれなくて…」とメッセージをくれて、うんうんと慰めるように書き始めましたっけ。なんて言いながら実は僕も不安で、カカシが天道に埋められて頭を垂れて、それでも生きてて神威に全チャクラを注ぎ込んで「確実に死ぬ」なんて息むもんだから…正直、ヤバいと思って、自分を慰めるように書いてたのかな。でも、外道・輪廻天生でカカシが生き返って(…って事は死んでた?!)良かった!!良かった!!良かった!!

ま…何はともあれ良かった!!という事で一件落着。ナル×ジャンがここまで「はたけカカシ」に固執するのは、一っコ前にも書いたけど、カカシが「未完成」だからなんだけど、それでもカカシはオトナなんです。ナルトはズッコイ造りでアレなんだけど、表面的に親が不在だったもんで、木ノ葉はそういう子を社会が育てるシステムが在った上に、ナルトが生まれ持った「銀のスプーン」を持った子だったもんだから、親になる面子が半端無かった訳で、自来也だけでなく沢山の傑物がこぞって名乗りを上げる、それ見たら誰だってグレルでしょって感じのお大尽でしたのに、その中の一番大事な部分を自来也と椅子取りゲームよろしくカカシがハアハアやってたのが意地らしくて、カカシのオトナの不完全な部分が出てて良かった(笑)。

「カカシが自来也に刺刺(とげとげ)しい理由」(はたけカカシの考察)

そんなカカシの可愛らしさが放っとけなくて、自来也と対比する中で浮かび上がるカカシの一面をナル×ジャン的に考察したのがこれね。カカシは「棘」を持った可憐な野バラみたいな人なのかも知れないなと、僕は思うんですね。カカシの素敵なところって、その「棘」を他者に向けないところなんだけど、それは戦闘シーンにおいても例外でなく、敵の攻撃が仲間に向かうなら敵ではなく仲間に向かう魔手に対してカカシはその力を解放する人であります。またまた、その例外として「雷切」という忍術がありまして、それが敵の心臓を穿つのですが、それを発揮するのはカカシではなくオビトの写輪眼であり、カカシではなくオビトとしての代理人生を送る副産物みたいなもんだと、カカシは思ってるんでしょう(笑)。

同じように神威が他者を傷付けるもの、オビトとして生きるカカシなればの力の発動でありましょう。それは反面的にカカシの優しさを決定的なものとしてて、そんなカカシだからオビトを引き摺り、オビトとして生きる暗闇の中の人生を、僕に容認させる訳です。「焚き火」とは正にそれを示した考察でありました。そんな面倒臭い生き方をするカカシを誰が理解できるでしょうか。ま…そんな面倒臭いカカシを理解してたのが、もしかしたら自来也だったんじゃないかと思うんですね。それがカカシの態度に如実に表れてまして、自来也とその他に対する攻撃性が全く違うのね。カカシは自来也に対してのみ「棘」を向けるのです。それはきっと自来也だからカカシが「棘」を立てた。他者ではなく自分に「棘」を立てるカカシが…です。

それは自来也がカカシを理解してたからじゃないでしょうか。カカシがそんな面倒臭い生き方をしてる。自分ではなく誰かに成り代わって生きてる。それを自来也が知るから、カカシはオビトではなくカカシとして自来也と向き合えたんじゃないでしょうか。しかし、それを自来也はカカシにも隠すし、自来也がカカシ以上に面倒臭い生き方をする人だとカカシが理解できないでいる。その温度差が自来也とカカシの大人度を決定的に分かつのです。だから、カカシが自来也の前で子供になってしまうのです。いつもは自分に向ける筈の「棘」自来也には突き立ててしまう。それを善しとするオトナが自来也だった。それはサクモが居なかったからなんだけど、木ノ葉はカカシにも自来也を与えたって事なのね。

「カカシは何故、オビトの死を忘れられないのか?」(はたけカカシの考察)

子育ての社会化を『NARUTO -ナルト-』は訴えてるんだと、僕は思うんですね。それはリアルの僕らの社会に対する強烈な批判であると思います。或いは「自分で自分の親になる教育論」を主張するケルベロスに対するダメ出しかも知れません(脂汗)。人の成長というものを描く作品の中に在って「未完成」なればこその寿命があるんだろうとも思います。だから、カカシは生かされた…。死ぬ事を許されず、この世に留まった。それは言い換えればカカシの成長の伸び代でもありましょう。オトナのカカシと子供のカカシ。それが混在するアンバランスな千鳥足…でも絶妙の才能がタイトロープからの転落を許さない。何とも複雑怪奇なキャラが成立しちゃうのです。それがカカシの「未完成」なんだと思います。

それを散々説明するケルベロスが何だか偉そうに思えて、全くもって頂けない(笑)。まさか自分を自来也だと思ってるんじゃないのか?と、『NARUTO -ナルト-』に群がるオトナの読者様達に不評をかうのも納得です(笑)。ハッキリ言って少しはそんな気分もありますよ。それは何かを書くものとしての憧れでもあり、目標みたいなもんかも知れません。また、書く中で冷静な気持ちがカカシの「棘」を察知した事実も厳としてある…にはある。評論とはかくも不遜な行為なのであります。その行為を好意としてお汲み頂けるなら、ナル×ジャンの恥ずかしい考察であっても味わって貰えるんじゃないかと思います。ま…そんなオトナな気持ちでカカシを見下した考察があります。こんなケルベロスじゃなきゃ書けない捏造限界。

「カカシの舌打ち」(はたけカカシの考察)

「そう来たか…」と、是非とも悶えて欲しい一本です。

 
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未だ読んでいない人の為に…⑦

 
ま…愚にもつかないケルベロスの「恋愛論」はこの辺にしといて…ナル×ジャンの考察に関するお話を…少しだけ語らせていただきます。

…つーか、ブログの説明…週刊少年ジャンプで連載中の「NARUTO -ナルト-」を考察をするブログです…にあるように、『NARUTO -ナルト-』の考察をするブログなのに何で「ナルトの考察」っていうカテゴリーが無いんでしょうか?「白」は兎も角、うちはイタチとか自来也とか大蛇丸とかカカシ、それにシカマルなんかは特別にカテを設けてるのに、主人公のナルトのカテがないのは変じゃないかと…ナル×ジャン読者の中には疑問に思われている方はいないでしょうか?厳密に言うと「疑問の考察」や「チャクラの考察」なんかでナルトについて考えたりはありますが、敢えて「ナルトの考察」というカテゴリーを作らないようにしておりました。それはナル×ジャン発足当時からの不文律で、僕の中の決め事みたいなもんでした。

…と言うのも、『NARUTO -ナルト-』エッチングと言って…防食処理を施した銅板の表面を針で削り、その後腐食させることで凹版を得るのに使用する。腐食作用を通じて間接的に版を加工するので、凹版画技法のなかではさらに、間接法に分類される。直接銅板に線を彫っていく直接法よりも線を意のままに描きやすい(wikiより引用)…主題の周辺を溶かして主題を浮き上がらせる手法で拵えられた作品でありまして、ナルト以外を描き込んで結果的にナルトを示してるので、それを充分に認識してる自己満足からわざわざ「ナルトの考察」というカテを設けなかった訳で、これはキッ神に対する訳知り顔のリスペクトであり、これ見よがしに「通」を気取る…ある意味…「ちょっと嫌(や)な客」の風情がありますね(笑)。

でも、それって『NARUTO -ナルト-』がどんなに素晴らしい作品か!?を知ってる証拠でもあって、いろんなメッセージを内包する作品の旨味を紹介する役目を…勝手にではありますが…帯びる語り部・ケルベロスとしては、解る人に向けて発信する意味はかなり大きいです。ナルトの周辺を溶かしてナルトを浮かび上がらせてる…作品の事情をしっかり解っていただいた上で読み込むナル×ジャンにこそ意味がある。誠に不遜ではありますが、男・ケルベロスは斯様に考えておる次第でございます。だから…だから…ナルトの周辺には素晴らしいオトナが多いのです。自来也しかり、イタチしかり…。中でも最もナル×ジャン・ケルベロスが注目してるキャラクターが「はたけカカシ」…その人であります。

カカシの魅力は一言で語り尽くす事はできませんけど、それでも一言で表すならば「未完成」なところでしょうか。三忍の存在をも霞ませる程の伝説の忍である「木ノ葉の白い牙」が一子。その所為か6歳で中忍になって12歳で上忍になってしまう子供の頃から天才肌。基本「※」であり、ただしイケメンに限るの法則に漏れなく該当してオビトにはリンちゃんの件で迷惑をかけてしまう(笑)。結局、神無毘橋でオビトの呪いを掛けられ、以降、写輪眼の呪縛を未だに脱しきれないでいる…女々しい男。ハッキリ言ってカカシの素質を吟味すると写輪眼なんて必要ないです。だって、サクモさんはそんなものなくても「白い牙」だったから…。そして、それはカカシも充分解ってると思うんです。それがカカシを「完成」させないのです。

カカシもオビトの呪縛として写輪眼を感じてると思うんですね。だから、永らく千鳥だけをオリジナル忍術として使い込んで来た訳だし、「コピー忍者」なんて紛い物上等な通り名に甘んじて来たのだと思います。それはカカシの自虐的な生き方を赤裸々に物語ってるんだと思います。神無毘橋以降のカカシの生き様はそのままオビトへの贖罪だったと、僕はある時、ある考察で辿り着く訳です。僕はズーッと疑問だったんです。里を抜けようとする愛弟子にカカシは何であんな事を言ってしまったんだろう…と。ある時は、それはオトナの嘘なんだと思い込もとしたり(汗)。でも、カカシがペイン天道に殺られた時の走馬灯で、そうじゃない事が判明した!!あれはナル×ジャンの発掘史上、最も有為な出土品だったんじゃないかな。

「もう……みんな殺されてる」(カカシ)

カカシの笑顔(第20巻/112頁)。

サスケのポカン顔(笑)。

この時のカカシの真意をナル×ジャンが発掘したんだと…僕は心の錦だと思ってます。カカシの女々しくも男らしい…めちゃくちゃ面倒臭い生き方の深層を、僕はカカシの心の深淵からサルベージした。折しも、「一人では絶え切れない気分の人の為に…」(まっカカ…其の壱)で、カカシがヤバい流れで、カカシの死ぬ死ぬ詐欺撲滅キャンペーンを実施してる時でしたっけ。いやいやいや…死んでませんって…と、必死になって弁解してたんですよね。あのままだったら第四次忍界大戦でカブトに呼ばれてたかも知れなかったんですよね。もし呼ばれてたらナルトと闘う羽目になったかも知れないです。でも、そんな事にならずに済んで良かった。それはきっとサクモさんが待ち伏せして時間稼ぎしてくれたお陰だと思います。

そ…あの温かい焚き火で…。

「焚き火」(まっカカ…其の伍)

カカシの心の闇を…その本質を感じてください。

 
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未だ読んでいない人の為に…⑥

 
エーッと、ナル×ジャンの過去の考察を紹介しつつ、さも恋愛巧者のようなシャベクリが続いていて申し訳ないです(汗)。ただ、ナル×ジャンの初期って結構、『NARUTO -ナルト-』に付帯する仄かな恋愛の香りに酔っていた感があったのは確かです。『NARUTO -ナルト-』の恋ばなって多くないです。でも、稀にある男と女のラブゲームがかなり深くて、それが「アンコVS大蛇丸」だったり、神無毘橋の「カカシVSリン」(←ぶっちゃけ…岩の上忍衆足元に吸い殻の山の待ちぼうけ食わせて屁でもないリンちゃんは誰でもないカカシと闘ってたんです…笑)だったりした訳で、その都度、ケルベロスの恋愛中枢は激しく揺り動かされ、こんなケルベロス風情が「恋愛論」なんてものを書いてたのです。

そんな中、大好きな第一部を読み返してて音の四人衆がサスケにアクセスして大蛇丸のところに連れていっちゃう行にブチ当たるんですけど、この時、サクラの女心が激しく、そして美しく燃焼するのです。基本的に、僕はサクラにあまりフェロモンを感じないんですが、里を出ようとするサスケをピンポイントで待ち伏せできたサクラはひと味違いました。やっぱ、それってサクラがどんだけサスケが好きかってところに意義があって…サクラはサスケだけが好きなんだなーッ…。こればかりは太陽が西から昇っても変わらないんだろうなー…って、僕は実感したのです。ナルトが九尾のチャクラを使っても考えを変えなかったサスケをサクラはその情念でほんの少しだけど変えるのです。

ほんの…ほんの少しだけど…ね。

でも、その少しが実は果てしなく大きくて、サスケの2ndフェイズの幕開けをサクラはドラマチックに演出しちゃった訳です。それを僕は感じていたので宿八前で嘘告したサクラが何とも嫌な練炭女に見えちゃったのもあったり。それが煙玉女としてホントにやらかすからキッ神って凄いと思いました(笑)。でも…ま…四の五の言ってないで読んで貰えれば解って貰えるんじゃないかと思います。イタチの闇の強化のレールの上を直走るサスケの重たい口をほんの少しだけ抉じ開けたサクラの女心…その深層に流れる情念。サクラが示す切なさが理解できないようならば、恋愛する資格なんて無いよ…と、似非恋愛巧者のケルベロスではありますが、敢えて豪語させて頂きます<キリッ>

あの時…確かに、サスケはサクラにそう…言った…。

「サスケは何故、サクラに”ありがとう…”と言ったのか?」(恋愛論)

サクラの正真正銘の本気に震えてください………。

 
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未だ読んでいない人の為に…⑤

 
第一部は良かった…全部良いんだけど、中忍になったばかりのシカマルがルーキーズを引き連れておっ始めた「サスケ奪還任務」から「ナルトVSサスケ in 終末の谷」…そして「第一部完」の洞窟の”暁”集合までが堪らなく好き。この頃のお話はリアル週ジャンで楽しんでた訳じゃなくて、第二部入ってからコンプした単行本で一気読みなもんで多少欲目もありますかね。どっちかってーと『NARUTO -ナルト-』は単行本で続けて読んでみて<ふうっ…>ってなれる傾向があると思うんです。それと第二部入ってからが面白くないかってーのも違いまして、今も十二分にキッ神の掌でゴロゴロと転がされております。そして、第一部の終末の谷が終わり、七年振りに行われた”暁”の同窓会の数週後、それはやって来ます。

「カカシ外伝」(戦場のボーイズラブ)

…おっと、すみません!!副題は「ボーイズライフ」でしたっけ、いけない!!いけない!!暑くて頭がボーッとしてたもんでスミマセン(笑)。若かりし日のカカシを軸にミナト班で任務に励むリンとオビトを描くスピンアウト作品。これがまた単なる第一部と第二部のつなぎであるだけでなく、かなり高度な恋愛模様を描く『NARUTO -ナルト-』屈指の名作と言える作品でした。『NARUTO -ナルト-』の夏休み映画でオリジナルストーリー考えるくらいだったら、これをそのまま忠実に映像化すれば良いんじゃねーの…と思ってたらホントにアニメ化されてDVDがリリースされましたね。劇場版程のクオリティじゃないけど捻り無しで忠実にアニメ化してくれまして楽しめる作品に仕上がっています。

『カカシ外伝』(戦場のボーイズライフ)

ナル×ジャンでも実況中継なみのレスポンスで感想が上がったくらいですから…全く同じネタで弄ってるのはご愛嬌です(笑)。かいつまむとカカシが写輪眼を仕込む経緯を描いてるんですけど、それに添えられるカカシとリンとオビトの何とも高度な三角関係が凄くて、その解析にとうとうメリケンの”NASA”が名乗りを挙げた程で、その一部始終をナル×ジャンでまとめさせていただきました。それにナル×ジャンの目薬好き(興味のある方は探してみてください。ちょっとブリザードな考察がありますんで…)が高じてオビトが作中点眼するのを拾い上げて、「ふむふむ…恋とは…だね」と、偉そうに持論をぶち上げて書き上げた考察があります。全くどのツラさげて…なお話ですがウィリアム様の待画に免じまして(ry

「オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?」(恋愛論)

確か…リンちゃんの待画だけはケルベロスはノータッチウィリアム様が直々にロゴの配置等デザインを完結されましたっけ。だから、ひと味違いますね。こんな暑苦しい時期に暑苦しいオッチャンが「恋愛論」でもないでしょうが、一生懸命、任務や恋に生きたカカシとリンとオビトが描く壮大な三角形を是非とも味わって欲しいです。多分に捏造限界が加味されてはおりますが、ナル×ジャン・ケルベロスの「恋愛論」が余す事なく述べられています。自分自身もちょっと甘酸っぱく感じながらたまに読み返したりもするお気に入りの一本です。まだ読んでない人がいらっしゃるなら、是非この機会にお目を通してください。もしかしたら、カカシが二次(イチャイチャ)に走った理由もそこに在るのかもね(笑)。


 
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未だ読んでいない人の為に…④

 
「大蛇丸の”優しさ”について考えてみる!」(大蛇丸の考察)

僕ってホントはロシア国籍で本名は「オロチマルスキー」って言うんですよ(嘘)。中忍試験の死の森でしたっけ、大蛇丸の初登場って。それで首は伸びるは、舌は伸びるは、サクラはチビっちゃうわで気持ち悪いキャラが女性陣には定着しちゃったみたいで、僕が大蛇丸を褒め讃えるような考察を書いたら「意外」という感想が多くてこっちが「意外」な気持ちになったりしました(笑)。大蛇丸って誤解され易いキャラなんでしょうね。でも、縄樹の遺骸を前に不器用に立ち回る自来也に対して、極めてクールに綱手を沈めた大蛇丸は、結果的にめちゃめちゃ優しい男子だったんじゃないかと思うんです。超合理主義の省力感が冷たく感じられるのか、女子には伝わらないカッコ良さなのか…大蛇丸の如才なさは素晴らしいと思います。

それを当時黙ってらんなくてツラツラと書いたのが「大蛇丸の”優しさ”について考えてみる!」(大蛇丸の考察)でして、兎に角、伝えなきゃってな使命感に急き立てられるように書きました。当時のナル×ジャンはコメント欄も開いてて、数名の読者相手に書いてはコメントで語り合い、語り合っては思い付いた考察を書きーの…の繰り返しでこじんまりとした場末のスナックのようでして、そこでも特に女性陣には不評ではなかったけど意外だとする感想が多くて意外でした(笑)。ま…女子には解らん男子の魅力とかツボみたいなもんがありますんでアレですが、やっぱ大蛇丸程、無邪気で知性的な男子は居ないと、僕は思うんです。でも、大蛇丸の魅力を誰よりも理解する女子が『NARUTO -ナルト-』には存在するんです。

「大蛇丸はアンコに何を教えたのか?」(大蛇丸の考察)

それが木ノ葉隠れのアンコ女史であります。当時、まだナル×ジャンには「恋愛論」のカテゴリーが存在しなかった為に「大蛇丸の考察」に集録しましたけど、これはナル×ジャンの一等最初の「恋愛論」であろうと思います。アンコがムチムチとしてて女っぽい(=何気に僕好み)のは大蛇丸のお陰だと、今でも信じて疑いません。寧ろ、大蛇丸がアンコにノンケで放置しちゃったから、アンコの想いが増幅されて暴走気味にアンコのムチムチが増幅したんじゃないのかと考えるくらいで、それが大蛇丸の実験だったんじゃないかと、今でも真剣に考えています(笑)。中忍試験・死の森でも大蛇丸とアンコの戦闘シーンは濡れ場みたいでしたよね。僕の脳内では南こうせつの「夢一夜」が再生されてましたっけ。

でも、ま…妄想恋愛魔術師のケルベロスですんで話半分でありますが、ナル×ジャンの底流には「恋愛論」が流れていまして、「白」の考察でもそうだったけど、ふむふむ…恋とはね…みたいな、不遜な流れがあるんです(笑)。基本、「可愛い悪魔」を信じる使徒でもあり、その筋には大枚を投入しておりまして、それがなけりゃ今頃フェラーリ転がしてるかもしれないと思うと枕が湿りますがな(笑)。でも、実際、大蛇丸がいたら誘蛾灯に誘われるみたいに女子が集まると思うんですよ。それが僕には容易に想像できるから黙ってらんなかったんだろうなーと思います。その証拠がアンコなんですけど、それが元でとち狂ってナル×ジャンの「恋愛論」のカテゴリーがその後直ぐに立ち上がるなんて…邪気眼杉(笑)。

っていうかロシア人の「コイシテリュガノフ」(笑)。

そして、この頃、バッファローの群れが羊の群れに変わった…(笑)。

羊のアニメ(左)

  
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第550話「別天神」

 
「!!?」「ヴヴヴ~」(ナルト)

<ズズズ>「カァー!!」(イタチの力)

「やはり出たか…」(イタチ)

「!?」(長門)

「!!」(瞳力でナルトに何かしたのか!?)(キラビ)


「ヴゥオオエ”エッ!!」(ナルト)

「カァー!!」<バサ>(イタチの力)

「な……なんでオレの口からカラスが…
出てくんだよォ…」<ゲホッ>(ナルト)

<ジワ~>(イタチ)

「!!」

「さっきお前はサスケを兄弟のようだといったな
ならばもしそのサスケが木ノ葉を襲ってきたとしたら
どうすると聞いてるんだ

そうなった場合お前はヤツを止められるのか?
サスケを殺してでも…」(イタチ)

「そういや…あの時…」(ナルト)

「お前にオレの力を分けてやった
その力…使う日が来なければいいがな」
(イタチ)


<ツ~>(イタチ)

(この感じ……!!)「ナルト!天照だ!」(長門)


「くっ!」<ブン>(キラビ)

(神羅天征)「くそ!また勝手に!」<パシッ>(長門)

<カッ>(イタチ)

<ギン>(イタチの力)

「!」(ナルト)


「!!? 何だ!!?

………どう…いう…事だ!?」(カブト)

「……!?」(ナルト)

「!?」(キラビ)

「………」(イタチ)

「!? "天照"じゃないのか?」(長門)


<バサ><バサ>(イタチの力)

「!?」(ナルト)

「こうなったか…」(イタチ)

「…どうなったんだ?」(ナルト)

イタチがサスケとの決戦を前にナルトに接見した行…そう言えばあの森でのナルトとの密会も夏休みの合併号のタイミングじゃなかったっけ?!森の中から写輪眼が輝いてイタチが出て来てお終いで、その号が合併号だったから二週間お預けで悶えまくったんじゃなかったかと記憶してますが、あれから何年過ぎたのやら…で、ナルトの口にねじ込んだカラスちゃんが出て来たじゃありませんか!!僕はそれを九尾チャクラモードでナルトの首に浮かび上がる六つの勾玉だと考えてたんですが、大ハズレで残してたんですね。そして、それがイタチの出現と共に再臨する。それと穢土転生で登場した自分イタチが想定した状況ではなかったようで、かのイタチが探り探りのぶっつけ本番で「イタチの力」に対応してる…。

それが非常に巧妙に描かれてて凄いと思いました。そもそもキッ神ありきのお話なんだけど、作中のキャラが物語の中でしっかりと息衝いているからそれぞれの発言や行動が整合性を保っています。イタチにも結果が解らないから「やはり出たか…」とは出ない可能性もあった意味合いを帯び(後述)、「こうなったか…」とは「イタチの力」たるカラスがナルトの肩に止まった意義を示してるのです。これは『NARUTO -ナルト-』の将来に対する巨大な伏線であり、悲観傾向の強い「終末の谷の決闘」の結末に大きく関わる光明でもあります。詳しくは後述にありますれば譲りますが、キッ神のネームは凄い。キッ神の画力は誰もが認めるところですが、それ以上にネームセンスが凄いです。神です。仏です。キッ神です。

しかし、これでは九尾チャクラモードの六つの勾玉と「…こりゃあ…六道の…!?」(第499話/「新たなる封印!!」)の九尾の言葉が宙に浮かんでしまいます。ま…それもその内、お話の中で解消されるとは思われますが、これまでナルトに与えられた数々のオプション群から考慮しますと、綱手がナルトに与えた柱間の形見とされる「柱間の首飾り」がナル×ジャン的には最有力候補となります。実体に霊器(御神器)が添付されていて、霊器を扱える資質に対して実体から霊器が自動的に伝授される理屈でナルトに伝承したのではないでしょうか。柱間が尾獣をコントロールする異能を有したのも、結果的に「六道の力」であったと思われ、それも御神器・八尺瓊勾玉を使用できた資質に拠るものだったと、僕は考えます。


(天照!!)(イタチ)

「!?」(ナルト)

<ゴウ>「ギャウウウ!!」(ケルベロス)

「うわっ!

くそ!<ザッ>

え?…"天照"を外した?」<ザッ>(ナルト)

「ガルルルル…」(ケルベロス)


「あのカラス………お前のだな
あのカラスで何をしたんだ!?」(長門)

「侮っていた…!うちはイタチ…
こいつは普通の忍とはあきらかに違う!

この穢土転生まで…」(カブト)

「うまくいった…」(天照!!)(イタチ)

「ああ…そういう事か…」(長門)

後述されますが、イタチはカラスちゃんの左眼にある術をセットしてナルトに委ねていたそうです。イタチは自らの万華鏡のチャクラを練り、カラスちゃんの左眼を睨んでいます。それに対してカラスちゃんの左眼もそれに<ギン>と応えます。イタチの変化に先ず気付くのはカブトで、イタチが穢土転生を脱した示唆を示します。次いでイタチの天照の照準が自分に合っている状況にイタチの正気を長門が知ります。その時、長門が見せた安堵というか穢土転生なんて嫌らしい忍術からやっと解放される喜びが伝わって来ます。ナルトとの対峙でやっとこそさ「痛み」から解き放たれ、自らの意志で外道を発動して果てた長門にはトビの情報管制というコントロールから逃れられたのが何より嬉しかったと思うんですね。

それが安全圏にその身を隠し、碁のコマを動かすように格下の忍に操られる事が既に屈辱だった筈で、イタチによってそれが救われる予感が嬉しかったんだと思います。或いは長門には輪廻眼が備わっていますから、イタチのチャクラの流れを分析して穢土転生を脱した事が理解できたのかも知れません。兎に角、長門もこれで灰になって成仏できるかも…と期待したでしょうが、(後述がありますが)そうはカブトが卸さないのです。しかし、ナルト達がこの後、下手したらお茶でもいれそうなくらいホッカリとシャベクリに専念するんですが、『NARUTO -ナルト-』の世界観に「残心」の概念ってないんですかね。それか、動きの止まった長門をサッサと封印しちゃうとか思い付かないのって何だか失礼ですよね(笑)。


「うわ!来た!!」(ナルト)

「落ち着け…もうオレは操られてはいない
この敵の術の上に新たな幻術をかけた
よって穢土転生の術は打ち消された

”木ノ葉の里を守れ”という幻術だ」(イタチ)

「!?」(ナルト)

しかし、ちょっと解せないのがナルトの頼りなさです。この行の直前に現雷影・エーを向こうに回して男前な啖呵を切った割りには不甲斐なさ過ぎます。イタチや長門が凄過ぎるにしても、もう少しピリッとして欲しいと言うか、もう少し二人を驚かせ、喜ばせるくらいの働きはして欲しいです。イタチがナルトの出生の秘密を知るか否かは明らかにはなっていませんが、その辺も例えば雷影を納得させた神速を見せつけて引き出したいネタでありますし、ナルトに潜在する「黄色い閃光」の血というものをもう少しひけらかして良いと思うんです。努力とかド根性が遠く及ばない素質というものが現実としてある。特に血=血統=生まれ…は抗い難い不公平であります。ナルトは「銀のスプーン」を持って生まれた子なのです。

少年少女には残念な宣告になってしまいますが、誰もがナルトのようにはなれません。それを織り込んで突っ走るのは自由だし素晴らしいと思います。でも、いつまでも自分に過ぎた期待を続けるのは「中二病」と言わざるを得ません。これはナル×ジャンの「アイデンティティ論」の結論でありますれば、自来也がペインにフルボッコにされて人智も及ばない深海に沈む時に見せた笑顔の意味を明かす考察に委ねます。書かないかも知れません…余りにも悲しいお話なので(汗)。でも、オトナになれば嫌でも気付く事だし、或いは「中二病」のまま一生を終えるのもまた一興。人生の満足などそれぞれの心の在り方に拠ります。自分が満足すれば良いのです。その為に独りよがりではない「自分」が必要なのです。

ちょっとお話があっちの方に行っちゃったんで戻しますが、イタチはカラスちゃんの左眼の幻術で正気に戻ったようです。しかし、それに逸早く気付いたカブトが直ちに穢土転生を解かないのは、イタチの言う通り術が「打ち消された」のでしょう。つまり、術を解除すらできない…イタチは穢土転生を完全に脱した自由な生命を得た事になるんだと思います。その代わりイタチは穢土転生の不死も失ったでしょうから、今度やられたらお終いで、また穢土転生で呼ばれた時には幻術からリセットされた術者の操り人形に逆戻りするでしょう。もしかしたら、大蛇丸と綱手の絡みでも提示があったけど、カブトが殺られてもイタチが殺されない限り、白目が反転した状態ではありますが、イタチが生き続けるのもアリでしょうか。


「そのカラスは……
オレの万華鏡写輪眼に呼応して出て来るように
細工しておいたものだ
もしもの時の為にな…」(イタチ)

「どういう事だ?」(キラビ)

「そのカラスの左眼に仕込んでおいたのだ…」(イタチ)

「奴の眼だ…!
こ…こんな事ができる幻術は一つしかない」(カブト)

「うちはシスイ万華鏡写輪眼
最強幻術”別天神”!」(イタチ)

<スッ…>(イタチの力)

その幻術でオレは元にもどった
どうやら万華鏡は切れたようだが…」(イタチ)

「うちはシスイ…?」(ナルト)

「うちは最強の幻術使い…瞬身のシスイか?」(キラビ)


「シスイの瞳力は対象者が幻術にかけられたと
自覚する事なく操る事ができる最強幻術を生む


”木ノ葉を守れ”
という幻術をシスイの眼に仕込み
その眼をカラスの左眼に埋め込んで
お前に渡しておいたのだ…ナルト
まさか自分自身にかける事になるとは
思わなかったがな」
(イタチ)

「…なんでその眼をアンタが持って
オレなんかに渡したんだ?」(ナルト)

「………

自己犠牲…
陰から平和を支える名もなき忍…
それが本当の忍
シスイが教えてくれたものだ

シスイは片眼を
里を守る為に使えとオレに託し
眼の存在を隠すよう頼み死んだ
後 眼をめぐる戦いが起きぬよう
己の眼を潰したように見せかけ
己の存在を消した


オレはその手伝いをした
シスイが最後にオレと会った時は
ダンゾウに片眼を奪われた後だったが…

もう片方はシスイと同じ考えを持っていたお前に渡した

…オレの残したサスケが里の脅威になったのだとしたら…
眼を預かった者としてはシスイの気持ちに反する事になる

それを正す事ができる者はお前しかいなかった」(イタチ)

「………」(ナルト)

「お前はサスケを兄弟だと言った
だからこそサスケを止められるのはナルト
お前だけだと思った

本当の力…永遠の万華鏡写輪眼を手に入れるために
サスケはオレの眼を移植するとふんでいた

そうなった時
移植したオレの眼に呼応してお前からそのカラスが現れ
サスケに”別天神”をかける………

”木ノ葉を守れ”と…

そういう手筈だった……」(イタチ)

「………
なぜそのシスイの眼で
初めからサスケにその術をしなかった!?」
(キラビ)

「しなかったんじゃない…
できなかったからだ…当時はな
シスイの万華鏡は再発動まで十数年かかる

千手柱間のチャクラでもないかぎりな……
それにサスケにはオレの死を利用して
色々としてやりたいことがあった…」
(イタチ)

「……

イタチ…
信頼してくれてありがとう
もう心配ばかりしなくていい…

アンタは里の為に充分すぎるほど
やったじゃねーか


後はオレに任せてくれ」(ナルト)

「木ノ葉は守る!
そんでもってサスケも殺さず止める!」(ナルト)

「………

……弟は
お前のような友を持てて幸せ者だ」
(イタチ)

イタチの饒舌がピンと来ませんけど、イタチの力=カラスちゃんの正体はうちはシスイの左眼との事です。右眼はダンゾウに奪われたんですね。ダンゾウの右眼の写輪眼はそれを使ってたんだろうけど、結局、三つ巴の提示までしかありませんでした。既にシスイは万華鏡を開いていた筈ですから、千手柱間のデスマスクを埋め込んでまで肉体活性したチャクラを持ってしてもシスイの万華鏡は開けなかったのか?それともイタチの言う通り万華鏡の再発動に「十数年」を擁するのかは不明です。ただ、ダンゾウは大蛇丸の人体実験データを喉から手が出る程欲しがる人だったのは、万華鏡の開き方が解らなかったのかも知れませんね。でも、あの眼でトビと殺り合えると豪語してたんだから、シスイの眼って凄かったんでしょうね。

ところで、僕が注目してるのは、イタチがシスイの万華鏡の再発動に「千手柱間のチャクラでもないかぎり…」と零したことろです。これは普通のチャクラだと再発動に十数年かかるけど、千手柱間のチャクラがあればいつでも使える提示なのだと思います。トビがダンゾウの右眼を狙ったのも”別天神”を狙っての事でしょう。柱間のチャクラは柱間の生きた細胞を培養して入手済みですから、後は眼さえあれば…だったのでしょう。それと「月の眼計画」は直接関係ないかも知れませんが、ダンゾウが死に際にシスイの眼を御破算にしたのをかなり悔しがってましたね。また、写輪眼は左右で別々の能力を持ってますんで、イタチがナルトに委ねた左眼がシスイの最強幻術”別天神”の本体と考えて間違いないでしょう。

よく考えるとナルトはダンゾウが欲した要素を全て兼ね備えた事になりますまいか!?うちはシスイの万華鏡写輪眼と血統である仙人の肉体。それに完全なるコントロールを果たした九尾のチャクラ。ダンゾウが欲したものとナルトの現状がキッチリと重なるならば、「六道の力」が完成すると思われます。それにイタチの証言が加わるなら、現状のナルトのチャクラを持ってすれば最強幻術”別天神”をナルトは手中に収めたと言えるでしょう。つまり、ナルトが欲するならサスケに”木ノ葉の里を守れ!!”とする幻術が書けられる訳だ。これは殺し合うしか結末が想定できなかった「終末の谷の決闘」の着地点としては有り難い限りであります。イタチが示すナルトへの信頼もそれに裏打ちされたものかしらと思います。

しかし、それがナルトの左眼にシスイの万華鏡写輪眼を搭載する…というのではなくて、カラスちゃんがナルトに懐く方向で想定しています。ナルトには是非とも自分の眼で大切な人を見守って貰いたいし、写輪眼に対する過度の期待が如何に無意味であるかを、サスケの生き様こそが証明しているからです。その辺もナル×ジャンの断末魔頃で書く予定なので伏せておきますが、妙にカラスちゃんがナルトに懐いてる…つーか、一緒に行動してますよね。また、カラスちゃんがナルトの肩に(知っとるけみたいに)留まるのを確認して「こうなったか…」と納得したのは、自分を縛った穢土転生が解けたのみならず、ナルトのチャクラをカラスちゃんが求めた寄り添いだったからだと、僕には思えてならんのです。

そもそも、最強幻術”別天神”が発動できたのは時間の経過だけでなく、カラスちゃんがナルトのチャクラを利用できたからだと思うんですね。ナルトの九尾チャクラモードのチャクラは白ゼツを樹化させますし、ヤマトの木遁にも多大な影響を与える特殊なチャクラです。また、先にも説明しましたが、ダンゾウが目指した組成(「うちはの力と柱間の力…」チャクラの考察参照)にナルトが在るならば、それは「六道の力」でありましょう。ま…それらを問題提起する為にキラビの「…なぜそのシスイの眼で初めからサスケに…」と水を向けたのは効果的でした。ところで、イタチの万華鏡写輪眼はシスイの死に加担した結果だった…でヨカですよね。自死に至るうちはシスイを救えなかった後悔が引き金って事で…。

それと、カラスちゃんの”別天神”やサスケに仕込んだ”転写封印・天照”などを観察すると、イタチの仕込み瞳術の傾向が浮き上がって来ますね。ま…それが写輪眼系の瞳術の定石だったかも知れませんが、眼の文様に呼応するプリセットする方式で定型化しています。という事はイタチとの死闘を終えたサスケの救出に奔ったカカシが天照の黒炎を目印にしーの、突入前に三つ巴文様から万華鏡写輪眼にスイッチした描写は、サスケに仕込んだ転写封印・天照を事前に知っていた証拠足り得るのではないでしょうか。つまり、カカシもサスケとの決戦を前にしたイタチの烏分身に接触している可能性が極めて高いと言えるのです。そうなれば「幸せの王子様」がただカカシに何かしらのプレゼントを贈った可能性が高いです。

しかし、イタチの尽力というものが、イタチの優秀さに拠る個人的な「(ナルト曰く…)心配」だった訳で、ナル×ジャンが提唱したイタチの更なる上位の存在を完璧に否定する形になりました(汗)。僕としては妙木山・蝦蟇一族が弟系の谷町で、兄系には鷹一族が贔屓にしてる想定があって、フガクがサスケに「舞い上がれ」なんて優しい言葉を掛けるもんだから、ついついその気になってました(笑)。でも、それがイタチの単なる「心配」に過ぎないのを、ナルトはちゃんと労ってくれましたね。イタチもそうですけど、僕の肩の荷も降りた気がしました。イタチがそんなナルトに喜びを隠せないんだけど…ダメダメ、これ以上イタチの魂を満足させちゃうと穢土転生を解除して成仏しちゃうからッ!!(汗)

(クク…シスイの眼まで…
ますますボクに運が回ってきた)
(カブト)

それで、この後、輪廻眼なのに穢土転生から脱せないでもがいている長門が反転攻勢に出てキラビ&ナルトがいきなりピンチに陥ります。しかし、カブトってどこまで情報握ってるのか底が見えません。カブトの今の落ち着き具合とか迷い無さが何だかしっくり来なくて、どうしても大蛇丸が後ろで操ってる気がしてなりません。しかし、今や白蛇=柱間の細胞をコントロールして、大蛇丸のオリジナルのチャクラも手に入れちゃったんだから、カブトも「六道の力」に近い存在ですし、それがシスイの万華鏡に興味津々なのは、道具としての万華鏡写輪眼の運用に自信が在るからでしょう。大蛇丸だって人体実験で写輪眼を弄り回してただろうから、当然、カブトもそのデータを握ってる筈だから相当ヤバい存在ですね。

それに、”暁”に協力する見返りにサスケを要求していますから、カブトも大蛇丸の不死転生を使えるのでしょう。穢土転生の他にもう一つ隠し球があるような事をボソボソと呟いてましたしね。確かにサスケの永遠の万華鏡写輪眼に柱間の生きた細胞で肉体活性を施せば究極の個体になるでしょう。でもそれじゃー大蛇丸をトレースするだけで何も変わらない。また写輪眼に食われるのがオチでしょう。ここまでカブトが小物を脱して大物の雰囲気醸してるんだから、もっと上を狙っていいと思うんです。ここまでカブトがデカくなったのを考えると、トビがペイン六道を従えて向かう先ってカブトの所だったりしませんかね。僕だったら忍連合軍のアマちゃんよりカブトの存在の方が脅威に感じるんですけど…ね。

しっかし、長門が六道のそれぞれの能力を直に使えるのって反則なくらい無敵ですね。おまけに口寄せ動物が補助している所為か機動性まで戻ってるし。キラビは八尾バージョン2のチャクラを根刮ぎ吸い取られて、それが長門を活性化させてしまいます。これがペイン六道を介さない長門本来の強さなのでしょうが、やっぱサッサと封印しちゃうべきでしたね(笑)。おまけに人間道の能力でナルトの魂が吸い取られてしまいそうになって続くなんて、これで二週間お預けしろってんですかい!?キッ神!?毎年この時期似たように悶えさせられますが、さてどうやって二週間過ごしましょうか(汗)。でも、皆さん忘れてませんかね。穢土転生を脱したイタチの存在を。死んじゃった人に病魔の障害もないでしょうし…。

きっと、今度こそ万全のイタチ兄さんの全力を見れると思うんです。サスケとの最終決戦では病魔でヘロヘロの状態でしたし。長門の魂は折れてしまったから穢土転生で呼ばれた姿にそれが反映されただけで、イタチ兄さんは血なんか吐いてません。イタチは最期まで折れたり曲がったりしませんでした。自分の信念に沿って自ら課したタスクをやり抜きましたもの。それを「それにサスケにはオレの死を利用して色々としてやりたいことがあった…」なんてサラッと言っちゃう人ですから、イタチ兄さんてば「どんだけー!!??」と思いませんか?だから今度こそ全力の”須佐能呼”が炸裂しますぜ!!しかし…万全でしかも本気のイタチ兄さんが、この難局を打破してくれる考え方って…他力本願杉!?

次は「万華鏡写輪眼VS輪廻眼」だと…いいな(笑)。


 
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未だ読んでいない人の為に…③

 
……それと「白」の考察の「その4」を書こうとして出来上がった考察がありまして、「波の国任務」を第七班サイドから掘り下げたお話で、出来上がって読み返してる内に「白」の考察とするには無理があると外した…結構行き当たりばったりな事をしてました(笑)。『NARUTO -ナルト-』は忍者漫画ですから戦闘シーンが多いです。戦いの中で生きる人々の群像でもありますんで当たり前ですが、そのそれぞれには「理由」というものがございます。「闘う理由」です。その一方は「大切な何か」に結ばれているんですが、それと何が結びついているのかはまた人それぞれであります。中でも危なっかしくも儚く、しかしながら…その足は細いロープの上から滑り落ちる事なくヒタヒタと歩み続ける忍が居ります。その人がまた素敵で美しい。そしていつも「他者の為」に闘い続ける。或いは敵ではなく自分を傷付けるように闘われる(飛段ではないですよ…笑)。その方が一度だけ、ご自分の為だけに闘われた事がある。そう…彼はいつになく猛り狂ったのです。彼は男として怒ったのです。でも彼らしいのは、敵を叱ると同時に自分をも責めていたところでした。少年少女にはちと早いお話だったかも知れませんね。でも、その自己満足っぷりが中二病の症例でありナル×ジャンの真骨頂だな…と、今もちょっと(内心はかなり……)お気に入りです。

「カカシが怒った日」

あの時、カカシは本気で怒ってました。

ついぞ見る事のない一回こっきりのカカシの怒気でありました。


 
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未だ読んでいない人の為に…②

 
「白」に関する考察(その1)

「白」に関する考察(その2)

「白」に関する考察(その3)

ナルトとサスケ…。

終末の谷の滝壺で向かい合って印を結ぶ千手柱間とうちはマダラの石像。古の傑物を分かつ因縁を若き下忍二人に再現させようとキッ神は考えておられるのだと、僕は考えています。それは恵まれてそうに見えて実は恵まれていないサスケと、恵まれなさそうに見えて実は恵まれてたナルトの不公平極まりない物語であります。そして、その取っ掛かりに「白」がいるのだと、僕は考えています。ナルトのチートなところって、出会いを尽くモノにしてるところでして、ナルトは「白」に出会い、サスケは「白」に出会えませんでした。「波の国任務」の「白」はナルトとサスケのそれ以降の成長のベクトルを決した人だと思うんですね。非常に呆気なく再不斬共々冥府に旅立ってしまうんですけど、未だに僕の心の中には「白」が居ります。僕は「白」に出会えてよかったな…と思います。「白」を忘れない(ナル×ジャンで「白」の表記をカッコで囲うのは特別な人だからです)。「白」がナルトに授けたものが今も滔々と流れる大河の如く在るように…。未だ読んでない人がいらっしゃるなら是非お読みください。途中動物の群れが押し寄せてうまく書けなかった所がありますけど……(懐かしーッ)。

皆様、良き夏休みを!!


  
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未だ読んでいない人の為に…①

 
ちょっと仕事が忙しくてアレで書けませんので、もし、未だ読んでいない人がいらっしゃるなら、是非とも読んでもらいたいナル×ジャンのお話があります。ナル×ジャンを始めて直ぐの頃です。僕の書いた駄文で泣いてくださった方が居た。あの頃は拍手のコメントを開けてたから解ったんだけど、泣いてくださった。それが世辞じゃないと感じられたのは、実は僕も書きながら泣いてたお話だったからです。心から何か迸るように書く時があります。それは魂に言葉が降りている時なのでしょう。ナル×ジャンを何年も続けてお話が停滞したり、キッ神の情動とは別に引き延ばしみたいなベクトルが見えたりして萎えかけた時もあったけど、今また書きたいと思う時合が訪れています。しかし、今度はこっちの都合で書く時間がない。それも仕方ないんですけど(死ぬ気で書けないのはあの頃と熱が違ってるのもある…確かに)、申し訳なくも思っています。なので、ちょっと昔のお話だけど、ナル×ジャンが熱かった頃の想いというものがある。それを感じて貰えれば僕は嬉しい……な。

「デイダラ」(”暁”の考察)

…でね。

これを書く切っ掛けになった考察が……

「デイダラは何故、大蛇丸を恨んでいたのか?」(アイデンティティ)

第一部の結びで、洞窟の天井からぶら下がるデイダラの一言。たった一言が僕の心を揺さぶりました。この子の事を書かなければならない。この子を独りきりにしてはならない。何故だか僕はそう感じていたのです。デイダラは僕なのか。それともアナタなのか。はたまたキッ神なのか。自分以外を認められなくて、命を燃やして大袈裟に果てた…。それが何を意味するのか?一緒に考えてみませんか。僕はあの頃…ナルジャンを始めた頃を思い出しながら…10年以上もこの素晴らしい物語を紡ぐキッ神に一礼しながら…ちょっとお酒を飲んでいます。それで土塊が湖の底に沈んで崩れるように眠りに落ちるんだけど、伝えたい何かを言葉にしたくて、それができなくてもがいている。ホントはコメント欄でも開いてワイワイやりたかったんだけど如何せん時間がない。今暫くお待ちを。ちょっとしたら時間が持てると思います。なれば、未だ読んでない方の為に…。一度も会った事のない天才を殺すと喚(わめ)けるエネルギー……その痛さにナル×ジャンの原点を、僕は感じています。

 
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第549話「イタチとの闘い!!」

 
「久しぶりに会った事になるんだろうが…
死んでたんですぐな気もするな
少し変わったなナルト」(長門)

「ああ…コレか…!
これってば九尾のチャクラをコントロールした
チャクラモードってやつだってばよ!」(ナルト)

「……何…?」(イタチ)

「なるほど…
だから変わって見えたのか……

顔つきが」(長門)

「………」(ナルト)

死んだ人と会えたらこんな風に成長した自分を見せたい…信じられる自分を感じてる。しっかりと地面に立ち、歩んでいる。勿論、それが中二病だったら困るけど、見る側の水準が担保される長門やイタチであれば心配は無さそうです。そんなナルトの「ドヤ顔」にカブトが大蛇丸のチャクラで強化される前の穢土転生だったら成仏しちゃくらいの達成感を感じました。自来也が弟子に示した「成長とは…」をそれぞれが受け止め行動した結果がこんなにも長門とナルトを分かつのも酷な話ではありますが、そこには「強さの本質」というものが在るのだと思います。僕はナルトの成功例とは「折れない、曲がらないしなやかさ」に拠ると考える人でありますれば、そこに「親の功績」を感ぜずには居れません。

基本、長門の不幸とは「親」が不在の生育環境に在ったと考えます。それが長門の「一つ目の痛み」であり、トビが授けた「輪廻眼の覚醒」と同期してる点に親にあらざる存在の恣意的な導きがあり、折れるべきして折れた魂だったとは思いますが、誰かが長門の親になれたなら、また違った今があったと思います。その意味で長門達が抱いた自来也への期待が如何に大きかったかが知れましょう。それを忍術を教え高々三年で巣立たせた自来也の行いを善しとすべきなのか疑問も残ります。親の役割とは子供の「才能の理解」であると、僕は考えているのですが、この場合、自来也は「長門=輪廻眼」と短絡した可能性がありまして、その選択が長門の将来を大きく制限したのではないかと考えています。

その点、ミナトとクシナは抜かりのない秀逸な「親」だったと思えます。「九尾事件」の刹那にナルトの将来に対する配慮を存分に注ぎ込み、ナルトにありとあらゆるものを与えていたのです。そして、それがナルトの「折れない、曲がらないしなやかさ」を作り出し、ややもすると「異常者」呼ばわりされる気持ち悪い子供・ナルトの成長は粛々と成って来た訳です。ま…それを喜ばしい表情で受け容れられる長門もまたナルトの「親の一人」とも考えられ、子供と接するオトナの「人間力」というものが如何に大切か…それを『NARUTO -ナルト-』では激しく訴えている。その事実を理解できるオトナに僕らはならんといかんと思うし、オトナとして少年少女と接する意味を、僕は再度噛み締めたいと思うのです。


「九尾の力をコントロールしたというのか…
ここまで成長するとはな…」
(イタチ)

「オレの弟弟子だからな…
思った通りだ」(長門)

「それオレのおかげ♪
それまでけっこうこいつは日陰♪」(キラビ)

「そんな事もなかったってばよ!!」(ナルト)

「…なら
憎しみを克服できたって事だな
…ナルト」(長門)

「オウ…!
兄弟子のアンタが教えてくれた痛み…
ビーのおっちゃんと真実の滝での修行や
父ちゃん母ちゃん…

とにかく皆のおかげでここまでこれた!」(ナルト)

ナルトの首の「六個の勾玉」に全く反応を示さないイタチに些かの不安を覚えながらお話は進んで行きます(汗)。ま…それは今回のお話の結びで出て参りますので置いときまして、ナルトが中二病でなくしっかりとした実のある成長を成し遂げた証拠として「感謝」がその全身から溢れている点に注目してください。少年少女は目皿で(笑)。ナルトが「自分」と対面し、その中の清濁を受容し、愛や憎しみの本質を理解できたのは、「オレが!!オレが!!」ではなく、自分と繋がる全てのお陰である事を実感したからです。ナルトにとって「八卦の封印式」や「九尾」が「大きなお世話」にならなかったのは「お世話になった」という「感謝の気持ち」があったからなんだと、僕は思うんですね。ココ、地味だけどとても大切です。

生きるって結局は孤独な事だと思うんですね。でも、ホントに世界に独りきりだったらそもそも人生なんて意味がないんです。トビはそれをやってしまおうと考える大人なんだけど、自分を包み込んでいる愛に気付けない愚にしか思えません。ナルトがトビやサスケのように育たないのは、それでも「感謝できる心」があるからなのです。この世に愛されない命なんてないのです。誰かに助けられ支えられて、人は生きているのです。その温かい孤独を本当に感じられる時、自然と「感謝」が心から、身体から溢れる事に気付くでしょう。それをナルトは…傷付き気付き、築いた。長門がナルトに教えた「痛み」をナルトは昇華させたのです。長門がこの行でキャラが変わるほど吹っ切れる気持ちもそりゃ解りますよね(笑)。

長門とイタチのナルトに対する温度差って、兄系弟系の考え方を適用するならば、長門がうずまき一族の末裔で、輪廻眼はトビに与えられたオプションに過ぎず、六道を名乗る割りには弟系寄りな所為かなと思います。イタチはイタチでサスケ一直線ですんで、ナルトの完成度には興味はあれど長門程の感動はない訳です。逆にサスケは兄系強化のフルコースをイタチが敷いていて、ナルトと対極に位置しますので、ナルトの成長に関して長門とは違った喜びをこの行で漏らします。裏返せば、それはサスケ強化に尽力した自分の生き様への自信でもあり、終末の谷の決闘ありきのナルトとサスケだった事が何となく解ります。やはりそこにはイタチを動かす大きな存在の臭いが在る…。それがイタチの無口さに馴染みます。

「どうやらボクが先に見つけたようだね…
八尾と九尾…
この2枚のカードがあれば…
あいつもボクの言いなりだ」(カブト)

(どんな顔して悔しがるのか…
面の中の顔が見れないのが残念だ…
クク…)(カブト)

一方、カブトも中二病全開です(笑)。長門とイタチは残された八尾と九尾の捕獲要員だったようですが、キラビとナルトが一緒に動く想定が端からあったんですかね。ちょっと無理があるように思えますが、トビとの交渉のカードにカブトも八尾と九尾が欲しいようです。今のところ、トビの最終目標は「月の眼計画」ですが、それやられたら世界は終わります。全てはトビの作り出す夢の中のお話になりますんで、それをカブトが望んでるとは思えんです。逆にトビの唯一の協力者たるゼツって何だろうとする疑問が首をもたげますが、二人の一体化にも似た気持ち悪い関係は今後の展開の謎を解く鍵になるでしょう。それからすればカブトなど異物としか言えませんのでトビはいつかカブトを排除すると思うんですよね。

そんな事はカブトも気付いてるでしょうし、トビに先んじる八尾と九尾の確保は「月の眼計画」の阻止行動なのかと思います。今やヤマトを外道魔像直下の白ゼツ製造の要部に食い込ませる程、”暁”の深層に肉迫するまでに至っていますし、雑魚キャラっぽいカブトがよくここまで…と目頭が熱く…ならないならない(笑)。僕は『NARUTO -ナルト-』の着地点とは「終末の谷の決闘」の向こうに在ると考える人なので、トビだろうがカブトだろうが、あんまり関係ないんですけど、両者の騙し合いは面白いです。しかし、それにはカブト単体だと余りにも中二病患者っぽくて弱く、やはり大蛇丸が何とかして十挙剣の封印から脱する必要性があると、勝手に考えてます(笑)。ま…大蛇丸スキーな人なんで許してやってくだ(ry

しかし、カブトが何でトビの面の中が見れないと悔しがるのか?これから大外一気にトビをまくって自分が天辺取ろうと思ってる輩の発言には到底思えないです。お面なんて剥がしちゃえばいいと思うんですけど、トビには触れないとか、お面の下に顔(表情)がないとか、身体に意味ががいとか、トビの秘密すらカブトは知ってるんじゃないかと、いろんな憶測が生まれますね。ま…トビとカブトも打々発止の関係性は今後もお話の表層の主軸として機能すると思います。イタチの動きを観察すると、どうしてももっと上位の意志みたいなものがないと説明がつかんのです。イタチがもう少し喋ってくれれば良いんだけど、果たしてカブトがそんなサービスしてくれますか?少しだけ期待しながら読み進んで行きましょう。

「サスケはどうなった!?」(イタチ)

「…木ノ葉へ復習するつもりだってばよ!
”暁”のメンバーに入っちまった」(ナルト)

「……!!

…なぜサスケは里へ戻らない…?」(イタチ)

「…アンタの本当の極秘任務の事を聞かされて…
そんで里を潰す事を選んだんだ!」(ナルト)

「……!!」(イタチ)

「…極秘任務?」(長門)

「まさか……マダラが…」(長門)

「オレもアンタの本当の事を
マダラから聞いた!」(ナルト)

「………

…そういう事か…」(イタチ)

「って事はマダラの言った事は
やっぱ本当だったんだな!

うちは一族が里を乗っ取ろうとして
それを…」(ナルト)

「もういいナルト…」(イタチ)

「そうなのか……!?
イタチ………」(長門)

「イタチ…アンタが里とサスケを守るため
自分を悪党に見せかけて死んだ!
アンタの苦しみも覚悟も
サスケは理解しているハズだ!!

でもサスケはアンタの意志を受け継ぐどころか
木ノ葉を潰す気でいる!
それは大好きだった兄キを苦しめた里への
弔い合戦のつもりなんだ!」(ナルト)

「………」(イタチ)

(マダラめ…オレの事をやはり知っていたか…)(イタチ)

長門があまりイタチの事を知らないのは、世代的な問題と長門の純な性格に拠るのかも…と、僕は考えています。長門は「半蔵事件」を契機に堕天してトビのコントロール化に入っていますので情報管制バリバリの環境に居たし、イタチは自分の事を話さないでしょうし。それに”暁”にとってイタチは優秀な人材であると同時に潜入者でもありました。そのイタチがナルトからの情報でトビ(マダラ)の情強振りに驚いてますので、これならば転写封印・天照の最期っぺも半ば本気でトビをサスケから祓えると思って仕掛けた?……という事はイタチはトビの全てを知らんかった事になりますね。それで気になるのがイタチの死後の霊器の行方ですかね。ナル×ジャン的には十挙剣(天狗ちゃん)はサスケ所有が確定してますが…。


「サスケはお前にまかせる」(イタチ)

「ハナからそのつもりだ!」(ナルト)

「…やはりお前に託して正解だった…」(イタチ)

「……?」(ナルト)

無口なイタチが饒舌に…の矢先にカブトの野暮な穢土転生が邪魔をしますが、その最中にイタチが「お前に託して正解」というのは何なんだろうと。皆さんはこれを「サスケ」だと思いましたか?この部分の解釈って、僕は凄く重要だと思う。既にナル×ジャンで考察した八尺瓊勾玉(=御神器)説は崩れてしまったけど(汗)、サスケとの決戦の前にイタチの烏分身がナルトに与えた「イタチの力」。イタチはサスケに殺される気満々で決戦に臨んでるので、自分の死後、トビが自分の眼や身体を屠(ほふ)る想定はあったと思うんですね。だから、トビび渡る前に「幸せの王子様」をやっちゃったと思うんです。また、トビの構造的な問題で”須佐能呼”を出せない条件もナル×ジャンの「御神器論」の重要な骨子でありますけど…。

ま…いろんなものが崩れてますけど(汗)、イタチがこの場でナルトに託して正解だったとするのはサスケじゃなくて、例の烏=「イタチの力」なんじゃないかと思うんです。この場合、ナル×ジャンが唱えてた八尺瓊勾玉はナルトが生来持ち合わせた「銀のスプーン」って事になりますかね。それか、柱間の残した「チャクラの結晶石の首飾り」。綱手からナルトに渡ったご褒美ですが、六本目が握り潰したけど、霊器としての本体はナルトに渡った抜け殻で…(汗)。でも、ナルトが九尾チャクラモードで、ガマ寅とうずまき文様が疑似経絡系として浮き上がる状況で、喉元の烏ちゃんが発覚しなかったのも解せません…けど、物理的に喉元に送り込まれたけど結界空間に在ったとか…になるんですかね(汗)。

(火遁・鳳仙花爪紅)(イタチ)

「アチチチチ…!!」(キラビ)

<ガッ>

「捕まえたぜ
バカヤローコノヤロー!」(キラビ)

<バサッ>

「幻術!」(キラビ)

「オレの眼を直接見るな!」(イタチ)

(眼を覚ませ!!)(八尾)

「ウィー!!”鮫肌”!」(キラビ)

<ズルリュリュリュ><ギン><ギン><ギン><ン…………>(キラビ△)

余りにも長門VSナルトがクローズアップされない流れで、もう一方のキラビも余り重要視されてない感じがあったんですが、どうして…キラビVSイタチはカッコ良いです。忍界大戦編に入ってから感じまくるのは忍者の戦闘がやはり「個」がカッコ良いです。中でもキラビVSイタチは特に!!キラビが鮫肌を慣らしてあって口の中に例の七本のチャクラ刀を隠し持ってるのは痺れました。鮫肌は意志を持ち自立した行動ができるし、単独で機動力を有するのでキラビは蝶のように舞い蜂のように刺す…例の戦法が使えます。それと先にあった雲隠れ潜入戦でのサスケ戦がキラビにとっての予習となったみたいで、前回の教訓が微妙に活かされています。ところで疑問ですが、キラビと鮫肌の身体融合ってあるんですかね。

イタチも「鳳仙花爪紅」なんてオシャレな術でキラビに対抗しますが、「爪紅」って辞書で調べると女の人が爪に紅を塗るマニキュアの事で、ホウセンカの別名でもあるそうです。生前のイタチのマニキュアが未だに脳裏に焼き付いてますが、お風呂上がりにイタチが髪の毛を乾かしながら足や手の爪に紅を塗ってたのかと思うとキュンとしますね。うちはの伝統的戦術として手裏剣の雷光剣化(口寄せの術の一種)がありますので、それに火遁チャクラをマニキュアのようにコーティングした仕組みなんだと思いますが、器用さがイタチらしくて素敵です。また、バラまいた手裏剣が地面に良い感じに突き立っていて敵の機動性を削ぐトラップ効果もあり非常に頭脳的です。キラビには関係ないかも知れないけど(笑)。

<スゥー…>(イタチ)

「ビーのおっちゃん気をつけろ!
"天照"も"月読"もくらったら終わりだぞ!!
万華鏡写輪眼!」(ナルト)

「さて……どうなる…」<スゥー…>(イタチ)

「!?」「うっ!」「ウオ…」(ナルト)

それでですね…プリンスは高輪…いやいや…宴も酣(たけなわ)ですが、高速回転を駆使するキラビの攻撃を瞬身で振り切ったイタチの右眼が万華鏡写輪眼に変位するのにナルトが天照と月読を警戒させるんですが、イタチの狙いはナルトにあったようで、いきなりナルトがオエオエしちゃってます。穢土転生の行動制限に引っかからないって事は、今まさにナルトの口から出て来る烏ちゃんが直接イタチに危害を及ぼし死に至らしめるものではないのでしょう。つまり一回こっきりで発動する転写封印・天照みたいな条件により発動する忍術ではないって事だと思います。となると…道具。使いようでどうにでもなる。それが幸せの王子様・イタチが遣わせたものなれば、ナル×ジャン的には霊器と言わざるを得ず…。

「御神器」で説いたように”須佐能呼”とは霊器を扱う為の瞳術であり、兄系が弟系の持つ「仙人の肉体」に示すジェラシーなんじゃないかと考えておりまして、霊器とは六道仙人がその仙人の肉体を用いて振るった武器であり、中でも十尾戦での決戦兵器として「御神器」を位置付けしとります。ここら辺はサブカル好きのナル×ジャンの独断と偏見に基づくアレですけど、イタチがナルトに分け与えた力も「霊器」であって欲しいし、できれば「御神器」であって欲しいです。それが九尾チャクラモードのナルトの首にぶら下がる八尺瓊勾玉説なんですけど、ホントは「銀のスプーン」だったらしく、十挙剣でも八咫鏡でもないのだったら何なんだ…というところで時間切れ。お楽しみは次号を待つ事と致しましょう。

もしかして…天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)…かな??

まめ知識:三種の神器(みくさのかむだから、さんしゅのじんぎ)とは、天孫降臨の時に、天照大神から授けられたという鏡・剣・玉を指し、日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物である。三種の宝物とは、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣(「草薙剣」)のこと(by ウィキ)。
 

 
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