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第575話「石の意志」②

 
<グオ>「!!」(五影)

「花に気を取られすぎだ…」(マダラ)

<ガ><ガ><ガ><ガ>(須佐能呼)

「うっ!」()

「くっ!」()


<バキキキキ>

<ドドドド>

「フッ…火種も大きくいくとするか」<ザッ>(マダラ)

<ゴウ>(火遁…

豪火滅失!!)
<ブオ>(マダラ)

多分、「花樹界降臨」の大きな蓮の花から放出される花粉は眠り薬みたいなものなんだと思います。それを知ってる綱手が「吸い込むな!」と注意喚起してましたね。しかし、こういう戦い方って、仕掛けられた方が逃げだしたらどうなるんでしょうか?ここで五影花粉が散布されてると知りつつもこの空間に滞留しています。しかも、かなり低空に浮遊しています。別に防毒マスクしてる訳でもなく、それでも凄い忍だから息を驚く程長く止められるとしても、それぞれがチャクラを練って反撃を企図してる風でもないので、押し込まれたにも関わらず五影「花樹界降臨」から間合いを切らないのは、切れない程、「花樹界降臨」の影響する範囲が大規模だからだと思います。

見渡す限り一面に「花樹界」を張り巡らせ、足の踏み場も無い。その規模は五影の能力を持ってしても振り切れないほど広大であり、これでも充分、逃げた方だった…そういう風に解釈しなければ、五影「花樹界」から離れない描写に合理性がありません。案の定、お気楽な五影をマダラの”須佐能呼”が追撃します。ここまで五影が不甲斐ないのは「花樹界」花粉を相当吸い込んで意識が朦朧(もうろう)としてるからかも知れませんが、普通に「花樹界降臨」の規模に驚いてるもかもね。雷影の瞬身で振り切れない範囲だから、きっと東京ドームが何(十)個も収まる広さなんでしょう。そこに忍術で樹界を創り、キレイな花まで咲かせてしまう…五影の常識的な忍術レベルを遥かに超えてるんでしょう。

しかし、穢土転生とはいえマダラだってマスクしてる訳ではないし、「花樹界」花粉の影響がないのが変ですが、そこはそれ術者の強みで、予め花粉の毒性を無効化する酵素を用意してるんだと思います。毒を使う者が解毒剤を用意するのは当たり前ですよね。ところで「花樹界降臨」がオオノキの巨大ゴーレムの攻撃を返し、その勢いで戦域を埋め尽くしましたが、その後、樹界が対象を絡めとるようでもなく、樹界発生の直後のほんの僅かな時間のみ高い攻撃性を持つようです。「樹界降誕」もこんな感じだったから、「花樹界降臨」では広範囲に展開した樹界から生える花弁が撒き散らす花粉の効果で充分に戦局を掌握できるのでしょう。きっと呼吸器のみでなく皮膚からも吸収されるんですよ。

”須佐能呼”で五影を叩(はた)き落としたマダラは樹海共五影を燃やそうとします。「豪火滅失」。これも先にマダラが発動した「豪火滅却」の上位の火遁でしょう。そもそも火遁はうちは一族の十八番(おはこ)ですし、火焔の温度がより高くなって灰すら残さない豪火なんだと思います。しかし、マダラが非瞳術の火遁を使うのは、もしかして天照が使えない?!とも思えます。僕は万華鏡写輪眼の基本忍術に"天照""月読"があると考える人だったんですが、シスイの万華鏡写輪眼”別天神”だったし、カカシは”神威”だし、マダラにも固有の万華鏡写輪眼の瞳術があるっぽいです。イタチとサスケは兄弟だから"天照"を共有してたのかな。”加具土命”もイタチは不完全ながらも備えてましたよね。

そうなるとイタチが「養子」かも知れないとするナル×ジャンの妄説が崩れるけど、イタチが運んだ眼がフガクのモノだとすれば、親子で同系統の瞳力を持ってて、イタチの類い稀な才能と優秀な「眼軸」がフガクの眼を育てて"天照""月読"を開花させたとも考えられます。ナル×ジャンではイタチの病を親族外の眼の移植の弊害だと考えてまして、かの「うちは虐殺」でフガクとミコトを殺したように見えた行は実はフガクがイタチに自分の眼を委ねた自死に近い寸劇だったのではないかと思うんです。何でそんな事をしたのかと言いますと、サスケに「憎しみ」を植え付ける為。勿論、「うちはの高み」をサスケに与えたいとする一心であり、その点に置いてフガクとミコトとイタチは一致してたんじゃないでしょうか。

かなり横道に逸れちゃったけど、ここでマダラが非瞳術系の火遁で五影を攻撃するのって、マダラの万華鏡写輪眼の瞳術に既出以外の能力がある含みを残しつつ、木遁忍術が初手の一発勝負みたいな特性があると読み取れるのです。ま…そんなのどうでも良い事なんだけど、あまりに一方的過ぎて五影が不甲斐ないですね。それ程、マダラが圧倒的なんだろうけど、五影の手数が余りにも少ないのが残念です。何だろう…面白くない。「終末の谷の決闘」を書き始めた動機って、柱間とマダラがガチで勝負した例の見開きなんだけど、穢土転生とはいえ”うちはマダラ”…その人なんだから、しかも一応忍の頂点たる五影が相手をしてるのに、何でこんなにワクワクしないんだろう…と筆が渋りまする。

これは僕の私見ではありますが…てかナル×ジャンの記述が私見そのものなんだけど…今まさに物語は「個」がクローズアップされ、それぞれがアイデンティティを感じながら躍動しているのに、五影が雁首揃えてマダラの忍術に驚いてるのが、その流れにしっくり来ないのかも知れません。確かにマダラの「花樹界降臨」など、五影ですら逃げ仰せる規模を逸脱する程デカイ。これはデカ過ぎます。これを紙面に収めなきゃなんないんだから、当然、風景画みたいな画になります。例えば、うちはマダラの「豪火滅失」なぞどんだけ凄いか分かりません(笑)。そもそも怪獣大進撃くらいから忍者の戦いではなくなってましたし。おとぎ話過ぎて…ってんなら責任はカブトにありますな(笑)。

僕が愚痴ってる間に「花樹界」花粉が効いてきたみたいで、五影が眠っちゃうんですね。もしかしたら彼らもこの平板な戦いが詰まらなかったのかも知れませんね。そのくらい、こういう描かれ方されると割とどうでも良くなってしまうんですが、ここからオオノキが本気出します。ま…それを引き出すのが、里の枠を越えた忍の連合であり、今までだったら決してあり得なかった五影の共闘ではあります。それってセカンドインパク…忍社会の第二次パラダイムシフトの狼煙(のろし)みたいなモノなのかも知れませんね…ナルトとサスケの「終末の谷の決闘」が来るーッ!!…みたいな。僕も「花樹界」花粉の毒が回ったみたいで眠いので落ちますね…(笑)。良い夢が見れます様に。

<メラ><メラ><メラ>

「くっ」(我愛羅)

「ゲホ」(綱手)


「!!」(水遁…)<サッ>(メイ)

<サー>

<ダラ…>(メイ)

<ドサ><ドサ><ドサ><ドサ>

zzzzzzz…第一部は良かったな…。

<ムニャ><ムニャ>

続きまーす!!




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手紙(120227)

 


「ナルト…これからつらい事…
苦しい事も……たくさんある…

自分を…ちゃんと持って…!
……そして夢を持って…
そして……夢を叶えようとする…
自信を…持って…!!

……もっと!もっと…もっと…!もっと!
もっと…本当に色々な事を一緒に……教えてあげたい…
…もっと一緒にいたい…愛してるよ…」(クシナ)

第504話「ありがとう」(牛のヨダレ④)参照。


人は誤り易い。

僕もそうだった。

今もそうだ。

転けたら立ち上がれば良い。

僕は何度だってやり直すさ。

心配するな!!

人生とは後悔の塊だ。

悔しがれ!!

挫けるな!!

立ち上がれ!!

そして…を持て!!

頑張るな!!(←ケルベロス…お前もな)

この「手紙」が届きますように…。

ナル×ジャン ケルベロス



 

 
 
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第575話「石の意志」①

 
<バッ>(マダラ)

<ゴッ>(オオノキ・ゴーレム)

(木遁…)(マダラ)

<ズオッ>

(花樹界降臨!!)<ドッ>(マダラ)

<ドドド>

何気に忘れそうになってましたが、あっちのマダラと五影が戦ってましてね(汗)。エーがオオノキを背負っているのはオオノキの軽重岩加重岩の術でエーの質量を加減してマダラに攻撃する為だったように記憶しています。しかし、苦心惨憺考えた攻撃でしたが、マダラの”須佐能呼”の防御力の前に歯が立たず、今度は(多分)オオノキの巨大ゴーレムでマダラを潰しにかかったのだと思います。マダラの”須佐能呼”はイタチの”須佐能呼”が装備する八咫鏡みたいな防御用の霊器を出しませんし、八咫鏡にしても忍術のチャクラ特性の相克に拠り攻撃を無効化するモノで物理攻撃に関しては”須佐能呼”の骨格が受けてたんじゃないかと思います。”須佐能呼”自体にかなり高い防御力があるようです。

サスケの麒麟を受けたのも八咫鏡を装備する前の肋骨だか鎖骨だかが展開した出来かけの”須佐能呼”でしたから、基本的に忍術チャクラに対する耐性が”須佐能呼”には備わってるのでしょう。”須佐能呼”ってかなりチートな忍術になる訳だけど、多勢に無勢…デフォで「孤独」な状況にある「兄系」としては仲間と連係して戦う「弟系」に対抗する苦肉の策で妥当に思えます。逆に、「兄」の「ぼっちさ加減」に触れるべきなのか?知らない振りをするのがオトナなのか?悩みまが、ま…それを「一騎当千」とさせて頂くこととしまして進行して行こうと思います(笑)。しかし、この「ぼっち」便所飯に陥る気弱さは無くて、「独りのオレ…カッコ良い!!」の所謂、「スノッブ」だと思われます。

Snob:俗物。社会的地位や財産などのステータスを崇拝し、教養があるように上品ぶって振る舞おうとする人。学問や知識を鼻にかける気取った文化人。また、流行を追いかける人。所謂、兄系……特にうちは一族とかうちは一族とかうちは一族とか。

そう考えると、イタチが「うちはの高み」と言ってたのは、一族の中で最も優れた者だけが存在を許される運命みたいなモノを指してたのかも知れないと思えて来ます。でも、スノッブ気取るにしても自分の他に誰も居なくなったのでは困りますから、「兄」としては、そこに「弟」の存在を感じてるのでしょうか。結局、「兄」「弟」を支配したい訳で、自分の一族・血族は根絶やしにできても「弟」は殺せないのです。その意味で、マダラやトビが唱える「月の眼計画」「大幻術・無限月読」で世界を夢の中に落として従わせるのですから誰も殺さずに済みますから、方法論としての是非は兎も角として、「兄」が生来持つ独特なツボにはドンピシャに刺さりまくるものと思われます(笑)。

ところで、『NARUTO -ナルト-』って「強さ」って何なのかをかを問う文学作品なんですが、「強さ」には際限がないんです。例えば、オオノキが読んだと思われる巨大ゴーレムがマダラを潰そうとしていますが、マダラの”須佐能呼”がこの張り手に耐えられるか?が、その「強さ比べ」なんですが、オオノキとエーはコンビネーション技でマダラの”須佐能呼”の防御力を確認しています。その上でオオノキが巨大ゴーレムの張り手に出たという事は、マダラが”須佐能呼”でこの攻撃を受けた場合は、特殊なオプションが無い限りペシャンコに潰される…つまり、巨大ゴーレム「強さ」(=攻撃力)が”須佐能呼”「強さ」(=防御力)に勝っているとオオノキやエーは見立ててるって事です。

しかし、僕が像像するくらいの事はマダラも織り込み済みで、”須佐能呼”をサッサと引っ込めて木遁チャクラを練ります。そして、出たのが「花樹界降臨」(かじゅかいこうりん)。オオノキの巨大ゴーレムも木っ端微塵です(汗)。後述がありますが、「樹界降誕」の上位に木遁忍術です。そう言えば、かつてナルトが島亀がひっくり返った時に「樹海降誕」第513話「カブトVS土影!!」参照)を用いましたが、木遁忍術が段階的に「ある特性」を増強していくのだとすれば、ヤマトのあれは「樹界降誕」の下位に位置する木遁忍術だったとも考えられ、キッ神のタイムマシンも無かった事ですし、ナル×ジャンの「強い想い」を込めた「翌檜」(アイデンティティ)も少しは浮かばれるでしょう(笑)。

「くっ!!」<ザッ>(エー)

<グオオオオオオ>

「…!」<ブウウ>(綱手)

「アレはおじい様の…!!」(綱手)

「近づいて来る!
…どうします!?」(メイ)

「風影!!」(綱手)

「分かっている!!」<ザッ>(我愛羅)


<ズズン>

「何だ?」<フワ><フワ>(エー)

「なんて…規模なの…
…一瞬で森を作るなんて!」(メイ)

「皆 花粉に気をつけろ!
吸い込むな!」(
綱手)

<サァー…>

(樹界降誕ではなく花樹界まで…
カブトめ…!)
(綱手)

綱手はマダラの木遁忍術を見て千手柱間(=綱手のジイちゃん)の「花樹界」と認識します。ちなみに、『NARUTO -ナルト-』というかナル×ジャンのお約束で術名の詠唱は「ネーム」としては存在しますが、発語はされていない(場合がほとんど)と認定しております。これは、これから発動する忍術をワザワザ敵に教えなくてもいいんじゃないの!?というオトナなモノの見方の根付いておりまして、キッ神も忍術の詠唱に「吹き出し」を用いません。あと、凄く余談ですが、嘘の忍術名をワザと敵に聞こえるように詠唱して、実は他の術でした…という「なんちゃって」も僕の知る限りないので、術名の詠唱は術の発動に深く関係してて、もしかしたら「印」に近いくらい重要なのかも知れません。

そんな訳で綱手はマダラの「花樹界降臨」詠唱は耳にしていないにも関わらず、かの木遁を「花樹界」と認定したのは、実際に見た事があるか、教えられるか何かがあった筈で、綱手は千手柱間本人と接触したか、でなければ千手柱間の研究を重ねていたのだと思います。僕は綱手の「忍法・創造再生」とはその研究の成果なんだと考えております。綱手はトビが千手柱間の秘密を知っているなら「不死」だと言ってみたり、第一部の「三竦みの戦い」でも、自分も「通常戦闘で死ぬ事は無い」などと言ってましたので、トビやカブト(大蛇丸)とは違う形で千手柱間の肉体の秘密に肉迫していたのだと思います。そもそも、綱手には遺伝的に柱間の能力の継承がある筈なので自分の身体で臨床も可能です。

その結果を「医療忍術」に応用しているのだと思います。それは綱手のトラウマとしてある「縄樹とダンの死」が大きく関係しており、特に自分の目の前で命を落としたダンの死が綱手の「忍法・創造再生」の直接のヒントになってると考えています。綱手には失ったり破損した臓器ですら再構築が可能で、最早、「六道の力」たる「陰陽遁」「万物創造」に限りなく近い忍術なんだと思います。しかし、「ある事情」があって、その前段階に「陰封印・解」が存在しまして、その前段階として「陰封印」が(きっと)存在するのだと思います。ゴニョゴニョ書いてしまって申し訳ないですが、これは先に書いた木遁忍術「ある特性」とリンクしていまして、今のところ伏せさせて頂きます(汗)。

それで「花樹界降臨」ですが、「樹界降誕」よりも攻撃的なんだろうと思います。「樹界降誕」は葉っぱが生い茂る深い森を一瞬で創りましたが、「花樹界降臨」は僅かに葉っぱも茂りますが、大きな蓮の花みたいのが咲くのが特徴的です。ところで「花樹界」が広がる中央に聳えるのは、マダラが連合軍を一掃した隕石落としの残骸で一段目の隕石に二段目の隕石が突き刺さる様にそそり立っております。これは「六道の力」である「天道」の発揮する「地爆天星」の応用で、マダラがナルトの仙術・風遁螺旋手裏剣を「封術吸印」によって無効化する段に「輪廻眼」を発現した以降に用意したのだと思います。ちなみに長門に与えた「輪廻眼」とはマダラが死の直前に開眼したもので鉄板の筈です。

トビはマダラから「輪廻眼」を預かって運用していた筈で、マダラも「長門のガキ」を知っていたので、マダラの死期も、長門が木ノ葉隠れの忍に両親を殺される少し前辺りに特定できるでしょう。その頃にはトビによって「輪廻眼」を移植されてた筈で、トビの発生もそれ以前に特定できるでしょう。つまり、カカシが上忍に昇格するタイミングの「神無毘橋の戦い」よりはかなり前で、小南戦で文字通り…面が割れた…トビは確かにオビトの顔だった(と思う)ので、今のトビは何台目かのトビなのかも知れないし、もしかしたら何体かトビが存在する可能性も残すでしょう。もし何体かトビが存在するなら、ナルトの覚醒にキョドるトビの小物臭も理解できるので都合が良いんではないかと思います。

(初代火影
千手柱間ほどの忍はもういない…
人は皆そう言う
その強さを聞いた者は
六道仙人と同じくおとぎ話だとね…

今こそ…そのおとぎ話
現実に…!)(カブト)

「待てコノヤロー!!」()

一応、カブトは二土・無(ムウ)様に憑依する形で戦線をモニターしてるようです。無(ムウ)様を岩の隻眼・ドダイゲンマ・ライドウ・イワシが追っかけてるようですが、彼らが無(ムウ)様をギッタギタにして封印したらカブトもどうにかなれば良いのにと思いますが、その前にリンクを切るだろうから関係ないでしょうね。というか、穢土転生の術の特性と、それに呼ばれたうちはマダラの魂の欲求が余りにもリニアで、この場合、無(ムウ)様なんて居なくても関係なさそうです。しかも、この無(ムウ)様は「分裂」した片割れで、今となっては「塵遁」を使えない雑魚であります。ちなみに、「分裂」した片割れちゃんは封印されて、お札を剥がせなくて固まってるんですよね。

実は六道仙人の秘密というか、物語の要部に一連の無(ムウ)様の描写が関係していると、僕は考えてまして、出来るだけ無(ムウ)様にスポットライトが当たるのは有り難いです。ところで、無(ムウ)様に殊更「様」をつけるのは余り意味がなくて、「無(ムウ)」とするのが何だか尻の座りが悪いだけで、例えば「白」に「」をつける拘りとか、砂のチヨ様に「様」をつけるのとは全く意味が違います…が、無(ムウ)様の「様」は割とどうでも良いです(笑)。この後、オオノキの回想が出て来て、岩隠れの教育理念みたいなものが明かされるんですが、その整合性を証明する為に無(ムウ)様「包帯」の説明なんかがあるかも知れないし、ま、こんな風に逃げまわりながら露出する必要があるのかもね。

でも、無(ムウ)様を追っかけるゲンマらもここらで一発存在感を示して欲しいと言うか、第一部から出てる割りには余り活躍できてないし、その割には人気あるしで、爪楊枝飛ばす以外に何かやってもらいたいです。その前に「飛雷神の術」を披露してますが、三人で共同してメイちゃんを運搬して…戦闘的というよりは戦術的な運用でしたから、せめて「飛雷神の術」の仕組みとかチャクラの性質とか明かして貰いたかったなと思うんです。ドダイも眼帯持ちの瞳術臭が微妙に立ちこめますし、大勢に影響ないにしても、それなりに仕事はして貰いたいなと思います。今週は月初めで仕事が忙しくて続きが微妙に滞ると思いますが、気長に生暖かく見守ってください。<ダラダラ>書いてごめんなさい。

メッセージもお返事無しでスミマセン…続きまーす!!

 
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第574話「闇を見る眼」⑤

 
<ズイ…>(須佐能呼)

<スッ…>

(写輪眼!!)<ギン>(サスケ)

<ビクン>「…戦争だ…倒…せ…敵を…」(白ゼツ)

「トビの奴…仕掛けたようだな」(サスケ)

「キラービー…うずまきナルト…を……
捕えろ…」
(白ゼツ)

「…………」(サスケ)

「お前が木ノ葉に攻めてくりゃ…
オレはお前と戦わなきゃならねェ…
憎しみはそれまでとっとけ…
そりゃ全部オレにぶつけろ」
(ナルト)

「いいだろう…
お前を一番に殺してやる」
(サスケ)


「早く…しないと…奴の元へ…
仲間が…どんどん…集まって
……いく」
(白ゼツ)

「…………
フッ…」
(サスケ)

サスケは燃やさずに残した白ゼツを”須佐能呼”でつまみ上げて幻術に落とします。ちなみに、この直前に<ブワッ>っとなったのは拠ん所ない事情で書きにくくなってぼやかそうとした訳ではなく、サスケが”須佐能呼”「霊器」をしまったからだと思われます。サスケが如何に「永遠の万華鏡写輪眼」を開眼し、閉じる事の無い永遠の瞳力を得たとは言え、「霊器」を使えばそれなりにチャクラを消費したり、体力を消耗したりと、いろいろと宜しくないのでしょう。それに誰が見てるとも知れませんので、忍が手の内を曝し続けるのもアレですんで…。白ゼツをつまむ”須佐能呼”の指の関節がカラクリっぽくて特徴的で、この骨格に筋肉と皮膚を纏わせるのが「霊器」なんだと、僕は考えてるです。

六道仙人「兄」に瞳力と精神エネルギーを与え、「弟」には仙人の肉体と生命エネルギーを与えたんですよね。恐らく六道仙人はその両方を持ってた筈で、例えば十尾との決戦兵器として「霊器」を所有してたと思うんです。大蛇丸「霊器」である「十挙剣」を探し当てられずイタチがまんまとゲットできたのは”須佐能呼”の有無だったと仮定して、ナルトが”九尾チャクラモード”を覚醒させて<チリ><チリ>っとなった時にその首に「六道の勾玉」をぶら下げられたのは、同時にナルトの「仙人の肉体」が完成したからではないかと、僕は閃いた訳です。そこから、「兄系」の瞳術が展開する”須佐能呼”こそ「仙人の肉体」の代わりに「霊器」を扱う方便だったのではないかと考えてみたのです。

結局。「兄」六道仙人に選ばれず、その信託は「弟」が欲しいままにした訳で、「兄系」は潜在的にその時の絶望感や虚無感を継承してて、僻(ひが)み根性とも人間不信を引き摺りまくった人格形成をしてるようで、例えばそれが「うちは一族」の閉鎖的な雰囲気とか、トビがデフォルトで醸し出す「理解されないオーラ」になって顕現してるように思うんです。対して「弟系」はと申しますと、「一族」の単位を「里」に押し上げる人望があり、数々の人々が集う明るさとバイタリティ(=生命エネルギー?)を持ち得た…。その楽しさに「兄系」憧れを感じたんじゃなかろうか…否…感じない筈ない罠。だって「やっかみ」が足を生やして歩いてるような「兄系」だもの仕方ないっしょ(笑)。

そして、瞳力の独壇場とも言える「陰遁」のイメージ力で兄系が「仙人の肉体」を創り出したのが”須佐能呼”だったのだろう…それでこそ「兄系」だろうと、ケルベロスは考えた訳です。ちなみに「陰遁」とは「事象のイメージ」つまり「万物の設計図」であり、「兄系」が得意とする分野で、父・六道仙人に選ばれた「弟」「霊器」を扱う姿を下敷きにして”須佐能呼”をイメージしたのだと考えると切ないな…と思うんです。そして、”須佐能呼”「霊器」を手にする事で「肉」を得る。実際、”須佐能呼”「霊器」を起点に筋肉と皮膚を纏います。「霊器」が内包する「陽遁」が骸骨である筈の”須佐能呼”「生命」を与えるようでもあり、そこに仄かな「温かさ」を、僕は感じてしまうんです。

それって「弟」「兄」を捨て置けない気持ちに似てませんか?丁度、ナルトがサスケを放っておけない気持ちみたいな、一緒に死んでやる…みたいな、ホントは「一緒に生きてやる!!」って想いみたいな。何だろう…チャクラとか忍術とかを超越した「力」がそれなんだとしたら、やっぱり「弟」「愛」を見出してるんだと思うんです。そりゃ…ナルトに仲間がどんどん集結して行くのは仕方ないって。それを白ゼツが希釈され僅かに持つ「自我」が心配して焦ってる訳だ。サスケはそれを一笑に伏すんだけど、そのズレっぷりが如何にも「兄系」っぽいな…と思います。ま…そんなサスケに誰がした…って、そんなのイタチ兄さんに決まってるんだけど、これも「ある意志」想定内なんだな…(笑)。

「お前もオレと同じ孤独の痛みを知る者だ
そして…その痛みが人を強くする


だからこそ…この繋がりを断つ事で
オレはさらなる強さを手に入れる!」
(サスケ)


「忘れたかナルト…
本当の強さが何なのか……」
(サスケ)

「腐れきった忍の世界からうちはを決別させる感覚
ある意味お前達木ノ葉がずっと望んできた事だ」
(サスケ)

<スウー…>(サスケ)

「昔からうちはを否定し続けたお前達の望み通り
お前達の記憶からうちはを消してやる


お前達を木ノ葉の全てを殺す事でな!
つながりを全て断ち切る事こそが浄化!
それこそが本当のうちは再興だ!」
(サスケ)

<ズバッ>(サスケ)

「オレもお前の所に行くとしよう…
お前を切りに!!」
(サスケ)

サスケはこんな風にズレてて良いと思うんです。元はと言えば、六道仙人が自分を真っ二つに割る様に「兄」「弟」を創り出した事にこの物語は端を発してる訳で、十尾を九分割した尾獣然り、その過程で天空に飛ばされた「月」然り…。数々の「霊器」や「外道魔像」を遺し、「うちはの石碑」を遺し、もう一つ…ザザザッ…ザザッ…を遺した。そして「兄」「弟」は忍宗を忍術に発展させながら、チャクラの扱いを研ぎ澄ませ、「兄」「弟」はそれぞれの得意分野で尾獣に対するアプローチに乗り出すのです。加えて「弟系」の持つ社会性が「一族」「里」へと発展させ、度重なる戦争を経て、数の理論で「弟系」趨勢を握れば、「兄系」テロリズムに活路を見出していった…。

それが”暁”だったと、僕は考えます。そして、「九尾のコントロール」を経て”九尾チャクラモード””尾獣モード”にまで高めたナルトは今や「弟系」特異点と昇り詰め、忍社会の「第一次パラダイムシフト」を成し遂げた千手柱間に匹敵する存在として輝きを放ち始めるに至ります。そして、ナルトの「強い想い」に感応する忍共が、それぞれに秘めたる「強い想い」に衝き動かされ、「里」の枠組みを越えて集結しようとしています。僕はこれをして忍社会が「第二次パラダイムシフト」へ向けて加速しているのだと考えております。サスケはその中心に居るナルトを本能的に嫌悪している訳です。これはもう「イデオロギー(=物事に対する包括的な観念)」の違いでもありましょう。

だから「兄」「弟」のどちらが正しいとか、間違っているとか、それを議論しても始まらないし、交わらない。だって、それは発生の段階で相反する様に仕組まれているんだから。それが言い杉ならば、相反するモノが分離されたのだとしましょう。それが六道仙人の行った「選択」だった…否…六道仙人は何一つ決めずに全てをバラバラに「分割」したのです。六道仙人の行いに対する理解が、『NARUTO -ナルト-』という巨大なサーガを紐解く上で大切になるんですが、その意味ではナルトもサスケも間違ってはいません。だから、どちらも正しいのです。そして、その二つが合わさるのも至極当然で、サスケがナルトを想い「お前を切りに!!」と息巻くのもシナリオに従った行動なのです。

<ギロリ>(サスケ)

<ザッ>(白ゼツ)

「お前らは木ノ葉の忍でない…
約束の内には入らん…」
<ギン>(サスケ)

<ドッ>(須佐能呼)

<ズバン>「ぐああ!!」(白ゼツ)

「いい眼だ
どんどんなじむよ兄さん……」
(サスケ)

「オレと同じ眼を持ってオレの前に来い」(イタチ)

<スッ>「……………」(サスケ)

(…この兄さんの眼に
焼き付ける光景はことごとく……
酷(むご)たらしく…悲しく…
重いものになる…


だがそれが正しいんだ…
見ていてくれ

兄さん…)
(サスケ)


<スー…>(サスケ)

<ピタッ>(サスケ)

殺さずのサスケが変わったのは鉄の国で暴れた頃からだったと思います。チャクラの感受性が高い香燐が、濃く冷たいサスケのチャクラに<ブル><ブル>と震えましたよね。大蛇丸の弟子だった頃はトドメを刺せずにダメ出し食らってたサスケが、今では返り血上等の殺し屋です。ちなみに、そんな甘っちょろいサスケが返り血を浴びずに用意した兵隊を全てやっつけた姿に大蛇丸ゾクってたんだけど、お子ちゃまヒヨッコのサスケには伝わらなかったんだろうなーと思います。何気に目つきが狂気を帯びてて、今では大蛇丸に受けた恩も忘れてしまったか…。でも待てよ…サスケが振るう「草薙の剣」って大蛇丸が授けたモノだよな…大蛇丸がホントに嫌悪の対象ならサスケはどんなに優れた忍具であっても使わないでしょう。

デイダラと殺り合った時だって、サスケはデイダラに「雷切」ではなく「千鳥」だとエクスキューズしてましたね。あれは師・カカシが自分に授けてくれた「千鳥」と、カカシが盟友・オビトのくれた眼と共に放つ「雷切」とは似て非なるものと、デイダラに一緒くたに理解されてるのが悔しかったから…つまり、カカシとの想い出を大切にしてた証拠なのだと思います。きっと、大蛇丸が授けてくれた「草薙の剣」を今でも大切に使い続けるのは、それと同じ気持ちなのだろうと思います。だから、少なからず狂気を帯びて奇異に見えるサスケですが、決して頭がイカれちゃった基地外ではないと思います。何度もしつこく書きましたが、全ては織り込み済みで、シナリオ通りの行動なのです。

そして、サスケが失明寸前まで拒みまくったイタチの眼の移植にしても、それを受け容れたって事はイタチをちゃんと受け容れました…って事なんだと思います。サスケはカカシの「千鳥」大蛇丸「草薙の剣」…そして、イタチの「万華鏡写輪眼」受け容れて、人生を力強く歩んでいるのです。サスケは「退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!! 」のサウザー(北斗の拳…でしたっけ!?)みたいなモノかしらと思います。その意味で確固たるアイデンティティを確立してるのだと言えましょう。そして、KFB(カブトフルボッコ)に直走るイタチと思いきや、突然、イタサスの邂逅が在りそうな予感でありまして、これもまた「ある意志」の導きなのだろうかと複雑な心境ではありますが…。

イタチはこんなサスケを見て…きっと喜ぶんだろうな

「ホントに強くなったな」…と。

第574話「闇を見る眼」
ナル×ジャン ケルベロス



 
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第574話「闇を見る眼」④

 
<バッ>(白ゼツ)

<スゥー…>(サスケ)

サスケの「永遠の万華鏡写輪眼」デザインを初めて見た時…やられた!!と、思わず(心の中で)叫びました(笑)。サスケが「万華鏡の儀式」を経て…"蛇"から”鷹”に変態するように…万華鏡を開いた行で、サスケの瞳に悟りの象徴としての「蓮華」を思い浮かべ、イタチの死を受け容れたサスケが悔い改める方向に転ぶ…転んでくれたらいいな…転ばない筈はないだろう!!と期待してたら、その直後の「木ノ葉を潰す」で見事に裏切られて笑いました(笑)。僕はナルトに「折れない曲がらないしなやかさ」を感じていまして、その比較で長門は物凄く不遇な幼年期を過ごし、汚い大人共に貶められ、忍としての輝かしい将来(=脚)と恩人であり親友である弥彦を同時に失い折れてしまったと受け取っています。

「万華鏡写輪眼…蓮華覚醒」参照。

そして、「うちは虐殺」で家族と一族を一夜にして失い、「うちは虐殺」の張本人とされる兄・うちはイタチを自らの手にかけ消し去った後に、ホントはこういう事情があったんだよ…なんて糞ウゼー唆(そそのか)しを受けて、ひん曲がってしまったのがサスケなんだと思っています。<ポッキリ>と折れてしまった長門は可愛い悪魔・小南が支える事で辛うじて生きていて、木ノ葉をペインが襲撃した行でも、あの時、綱手があんなに素っ気ない態度をとりさえしなければ里をあそこまでペシャンコには潰さなかったんではないかと思われ、自来也に対してもそうだってけど、何とも業の深い女性だなと…余計なお話が延びてアレですが、折れてしまった長門は対応如何によってはある程度無害だったように思います。

しかし、サスケは折れちゃう硬さを持ち合わせておらず、ネジ曲がる柔軟さがあったと言うか、そこには手荒いながらもソフトランディングさせたイタチの偉業があったと思いますし、何故かしらサスケ程の「※」女性が関わらなかった幸運が良い意味でも悪い意味でもサスケを<ポッキリ>と折らず、曲げたのだと、僕は考えています。ま…そこにはうずまき一族の末裔に輪廻眼を無理矢理埋め込まれた人造の六道である長門と、うちは一族にして血統(血継)の淘汰の頂点に祭り上げられた生粋の六道(の片割れ)の違いもありましょう。ちなみに「うちは虐殺」もまた一種の「祭礼」であり、そこでサスケは祭り上げられたカリスマで、第四次忍界大戦のナルトと絶妙にバランスしています。

サスケは「孤独」という頂(いただ)きを目指す血統…つまりは「兄系」が在るべき姿を示すシンボルなのだと、僕は考えています。そして、それにイタチが関与し、トビがその意志を継承するかのようにサスケに付きまとったのは「ある意志」に拠るものだったと、ナル×ジャンは断定しています(笑)。<ボワ~ッ>っと書いてるので、イミフで申し訳ないけど、多少のしなやかさを残して折れずに(半端無く)曲がってしまったサスケは非常に厄介な状態(=拗(こじ)らせた…)でありますが、僅かにその曲がりを修復する可能性を残しているとも言えます。そして、ナルトはその可能性に懸け動いていると、僕は考えています。かくしてこのような二人が完成した訳で、かく交わろうとしてる…。

その準備を11年もの歳月を費やしてキッ神は創り上げてきたのです。その壮大さを考えると目が回りそうです(笑)。そして、そのサスケに一見濃厚に関わっていたと思われるゼツが呆気なく切り捨てられそうでもあり、トビなんかいきなりキョドる小物臭が漂い始め、切り立つ頂きの上にサスケのみが残るようで、兄系の尖(とんが)り具合とは異常だな…と(笑)。それとコントラストするようにナルトの「気は心」に人ばかりか尾獣までが集い始め、誰かさんの思うツボにお話が転んでいるように思えます。眼と獣、月、チャクラ…いろんなものが世界に鏤められました。まるで「パズル」の様に。その組み合わせで世界の有り様が大きく変わります…。ナルトとサスケはそれを託されたんだろう。

「御神器」参照。


<ダダダ>(白ゼツ)

「!!」(白ゼツ)

(須佐能呼!!)<ズオ>(サスケ)

<ドドドド>(須佐能呼)

「ぐああ!!」(白ゼツ)

「うわぁあ!!」(白ゼツ)

ところで、サスケの”須佐能呼”ですが…。口の中に「眼」があるので、掌に黒い炎(多分、天照の黒炎)を灯す天狗ちゃんは、サスケの”須佐能呼”の完全体なんだと思われます。ナル×ジャン的には”須佐能呼”とは万華鏡写輪眼の瞳術であり、瞳力に拠り「霊器」に関与できる骨格を形成する忍術であると考えています。そして、文字色瞳力がイメージ(=陰遁)する骨格が「霊器」を携える事でを帯びる…それが”須佐能呼”の本質であると思います。イタチの”須佐能呼”も左右の手に「八咫鏡」「十挙剣」を持つ事で外観が異なり、「八咫鏡」「十挙剣」を纏う形で”須佐能呼”が完成したと思います。じゃ長門の地爆天星を破壊した遠距離攻撃の「八尺瓊勾玉(八尺の勾玉)」はどうなるとんだと突っ込んだアナタ…鋭いです(笑)。

これはきっと左右の瞳力と関係してて、”須佐能呼”が二段階で「完全体」として完結するからではないかと、僕は考えています。実はそれがサスケの左眼と”須佐能呼”の外側(=完全体)が持つ黒炎と関係してて興味深いのです。やんちゃなサスケが鉄の国に侵入して五影会談に殴り込みをかけた行で、サスケは雷影に対して「炎遁・加具土命(かぐつち)」という瞳力を用います。雲隠れの頭脳・シー(キングA、キラーB…Cの第三席なんでしょう)の分析に拠れば、黒炎を自在に操る能力でして、今回、白ゼツの有象無象ちゃん達を<メラ><メラ>と燃やしちゃった黒炎も恐らく「炎遁チャクラ」に操作されるもので、サスケの瞳力と適合する「霊器」を何らかの理由で手にしたのだと思います。

炎遁の天狗ちゃんの下の子は、遠距離攻撃が得意な剛弓使いのライディーンちゃんでした。サスケが「霊器」らしきものと接触した描写なんて勿論、勿論のこと在りませんが(笑)、微妙に大蛇丸がサスケに委ねた「草薙の剣」が怪しいなと、僕は考えています。そもそもイタチの「十挙剣」も草薙の一種ですし(byゼツ)、どんな状況で使用者の手を離れようと必ず使用者の元に帰還する「元の鞘に収まる」を実直さは異常です(笑)。デイダラ戦の大爆発でサスケは「草薙の剣」と生き別れになりながら、"鷹"が民宿で逗留してサスケがコスチェンジ済ませた頃にはしっかりとサスケの元に帰還してました。あれは"鷹"が寝静まったのを見計らって<ソーッ>っと戻って来たんです。勿論、襖をソッと開けて(笑)。

ま…大蛇丸のコレクションの「草薙の剣」に、大蛇丸が知ってか知らずか「霊器」が宿ってて、それがサスケの素養に反応して、サスケに備わった可能性を、僕は尊重しようと思います。その方が、「柱間の首飾り」を身に付け死なずに成長したナルトの首に「六道の勾玉」がぶら下がっている説明がつき易いですし、才能に対して「霊器」が反応してくれるんであれば、そこら辺をほっつき歩くだけで勝手に装備されるので都合がいいからです(笑)。大蛇丸が血眼になって捜してもついぞ「十挙剣」は見つからなかったんですよね。それは実体のない「霊器」だったからで<ムニャ><ムニャ>。何たってナルトとサスケの物語ですんで、多少の無理は飲み込んで貰えななきゃやってられ…(←最後はゴリ押し)

「………」(サスケ)

<メラ><メラ><メラ><メラ>

<ブワッ…>(須佐能呼)

サスケはこれだけの数の白ゼツちゃん達を燃やして”須佐能呼”を仕舞います。別に何の疲労感もなく、術の痛みやリスクを感じさせません。これは永劫、その光りを失うことのない「永遠の万華鏡写輪眼」がサスケに宿ったからでり、これまで失明のリスクを押して万華鏡のチャクラを鍛えたお陰であります。香燐が感じた「魔獣のイメージ」は正しく「万華鏡のチャクラ」であり、サスケの場合、それが「炎遁」という血継限界・写輪眼の究極…つまり「高み」なのだと思います。イタチはこの境地をサスケに求め託したのでしょう。イタチもサスケ戦でサスケに着火させた黒炎を止めていますので、サスケ程強力で自在ではないにしても「炎遁チャクラ」を練る事ができたと思われます。

それは件の五影会談乱入編でシーも認めてましたっけ。サスケは「兄系」の子孫であり、基本的に強いチャクラを所有していまして、「弟系」は肉体派なもんで、忍がチャクラを操り忍術を扱う者とすれば、「弟系」が圧倒的に不利であります。その構図が「尾獣」を取り合う構造を生み、「兄系」「弟系」の双方が何らかの尾獣コントロールの方法を持っている…というか与えられている点に注目すれば、「どうぞ尾獣を取り合って争いなさい!!」とお膳立てされている事に気付けると思います。多分、そこに「ある意志」は潜んでいて、巧妙に「兄系」「弟系」に関与しながら、それぞれを促して来たんだろうと思います。傍から見てたら面白いけど、当事者には堪らんだろうとは思いますが…。

mjdイミフで申し訳ないが…続きまーす!!

 
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第574話「闇を見る眼」③

 
<ザー>

<バチャ><バチャ>

「さっそくオレを負ってきた…」(サスケ)

「何でお前がここにいる?」(白ゼツ)

「…訳じゃ…なさそうだな」(サスケ)


「!?」(白ゼツ)

「…ここへ来るまで
二つの街を通ったが
誰一人居なかった…
外の様子が変だとは思ったが…
何か知ってるのか?」(サスケ)

「聞いてるのはこっちだ!
何でお前が外に出てんだよ!?」
(白ゼツ)

「そんなにオレが外に居るのが
イヤなら捕まえたらいいだろう
今度は人数もいることだしな」(サスケ)

「お前…まさかボク達のオリジナルを…!!」(白ゼツ)

「束になった分
今度は手ごたえがあるといいが……」(サスケ)

白ゼツ軍団有象無象君達にも一応、自我があってかなり雄弁なのに吃驚(びっくり)しました(笑)。しかし、永遠の万華鏡写輪眼を灯したサスケが須佐能呼完全体の筆下ろしで焼き払った白ゼツちゃんが案の定、オリジナルで、僅か数カットでお亡くなりになった白ゼツ(オリジナル)って、やっぱ本筋関係薄いんだと…可哀想になりました(笑)。恐らく、本当に白ゼツは居ても居なくてもお話の流れに余り関係のない子で、外道魔像に収められた尾獣のチャクラを相当量使って製造された白ゼツの有象無象ちゃんでしたが、連合軍との数合わせに過ぎなかったようで、この分だとかなり適当に扱われて、ほとんど魅せ場もないまま始末されちゃうんだろうと予測できます(笑)。

サスケがイタチの万華鏡写輪眼を移植して、永遠の万華鏡写輪眼スペックアップして、その眼が馴染むまで静養していた洞窟の見張り番としてオリジナルの白ゼツが配備されていたんでしょう。トビとしてはこの戦争でサスケを使う積もりはなかったのでしょう。キラビとナルトもこんなに手をかけずに、「テイルズ六道」でチャッチャと鹵獲して外道魔像に尾獣のチャクラ(オリジナル)を収集できると踏んでいたのかも知れません。しかし、想定外のナルトの”尾獣モード”の抵抗でかなり計算が狂ったのではないでしょうか。その為、時間がかかり過ぎてサスケが永遠の万華鏡写輪眼に順応してしまった…。イタチの眼が自分にどんな力を与えたのか!?サスケはその答えが待ち切れなかった…。

その筆下ろしに使い捨てられたのが白ゼツで、しかも”暁”の主力を成す白ゼツ軍団オリジナルだった…と知れて、一応、これまでのお話の主要メンバーであったにも関わらず、このようなぞんざいな扱いを受け切り捨てられたんですから、残された白ゼツ軍団のクローン共も憤懣やるかたないのも当然かと思います(笑)。しかも、オリジナルの白ゼツが戦死した事実を、それを殺した当人のサスケに拠って知らされ、サスケがその反応に何気に「肩すかし感」を味わってるところに、白ゼツがどうでもいい存在であった事が確定してしまって、残された白ゼツ軍団が不憫に思えてなりませんでした(笑)。ま…そうは言ってもそこまで感情移入できるわけもなく、そんな子もいたな…と(笑)。

しかし、この分だと五大国の大名を匿っていた森の中の楼閣で、現水影のメイちゃんとお付きの長十郎が戦ってた黒ゼツも、長十郎が振るう忍刀・大双剣ヒラメカレイの刃を躱し切れずに両断されましたんで、あのままお別れの可能性も出て来ました。僕はトビとゼツの親密にして濃厚な関わりには注目していまして、トビとゼツのどっちが上位の存在なのか?に悩んでいましたが、このまま黒ゼツまで消えてしまうなら、それも表面的な関係だった事になります。しかも、ナルトの”尾獣モード”で完全に九尾(九喇嘛)とリンクしちゃったナルトの覚醒「無かった事にしよう!!」としたトビも既に底が知れてしまっていて、”暁”そのものが露払いっぽくなってしまった感が否めないのです。

そのタイミングで、非常に解り易い大蛇丸のアジトが出て来て、そこに足を踏み入れた重吾が「ウッ…」っとなって、水月と絡んで「大蛇丸の巻物」を発見するに至り、水月と重吾に関与しながら、今のところ表層に露出しない「意志」が存在する可能性が出て来まして、ナル×ジャンとしては是非ともそれに「大蛇丸」を加えてよ…とキャンペーンしたくなった訳です(笑)。しかし、白ゼツ軍団オリジナルのコピーで、完璧に自立してたところで、結局は多重影分身が物理的に肉を得て固定された存在だったから、個々のアイデンティティは無いに等しく、オリジナルアイデンティティ希釈(きしゃく)したに過ぎない…ほぼお人形であり、連合軍とのコントラストは極めて鮮明であります。

それはこの戦争の意味を考えれば明白であり、カリスマの放つ光が個々を照らし、その眩しき光が地面に落とす「自分の影」アイデンティティを感じる者共がカリスマの下に集結し一種の「祭壇」を形成する「祭り」に似ていると感じています。ここまで「個」が強調される環境で、「個」を持たぬ存在は自然と淘汰されて然るべきで、それが白ゼツ軍団だったんではないのかな…と思えてならんのです。ちなみに穢土転生は「魂」を内包し、不条理な成り立ちではありましたが、確固たる「個」を有しておりましたので除外で、穢土転生の術者がカブチ丸(カブト)であった点に注目すれば、何をか言わんやでありましょう。そして、その深層にこの戦争のもう一つの「役割」が潜んでいる筈です。

意味不明のまま続きまーすッ!!



 
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第574話「闇を見る眼」②

 
<グラッ>(重吾)

<ガラ><ガラ>

<ドサッ>(重吾)


「!?」(水月)

「こ…これは…」(水月)

<ピク><ピク>(重吾)


「………
今まで何度もここに来たけど…
知らなかった…」(水月)

<ズズズ>(水月)

大蛇丸のアジトに足を踏み入れた水月と重吾ですが、入り口付近で重吾が何で「クッ…」っとなって首を抑えたのか気になって昨日は一睡もできませんでした(ウソ)。そう言えば第一部の中忍試験・死の森編で「天の呪印」を押さえてアンコが苦しんでいましたよね。あれはアンコの呪印大蛇丸のチャクラに感応して(うず)いたんですよね。他にも音の四人衆が大蛇丸が用意した呪印を付与されていて、その所為で大蛇丸に縛られてる…みたいな発言をしてて、それが「サスケVSダンゾウ」で、呪印が能力アップだけでなく、動きを縛る目的で使用されていたので、大蛇丸の呪印を埋め込まれた音の四人衆が大蛇丸に逆らえないのは大蛇丸の任意で煮るなと焼くなと好きに出来だろうと推察されます。

そこから考えると死の森でアンコが呪印(うず)きで大蛇丸を細くしてた様に見えたけど、実は大蛇丸がアンコの呪印かせておびき寄せてたんじゃないかと思えて来ます。その後、大蛇丸はアンコと戦うんだけど、猫がねずみを食べもしないのに弄ぶようでした。あの時、大蛇丸はアンコとの再会を楽しんでいたんじゃないのかな…当時から僕はそう感じてたんで「大蛇丸はアンコに何を教えたのか?」(大蛇丸の考察)を書いたんだけど、これは「恋愛論」のカテでも良かったな…(遠い目)。大蛇丸は兎も角、アンコにとっては大蛇丸との交わりとは「初恋」であり、アンコの「女」の土台を構成する大切な出来事だった筈。大蛇丸に遊んで貰えるだけでアンコは十二分に満足だったんだろうな…。

重吾は呪印のオリジナルなんだけど、きっと大蛇丸は重吾にも自分が加工した呪印を埋め込んでると思うんです。確か重吾は幽閉されてて、そのお目付役に君麻呂が居たのかな。君麻呂が暴走する重吾を「骨」(もしかして軟骨?)でソフトに受け止めケガしない様に止めてたのね。そこには君麻呂の優しさがあって、二人の間には友情関係が築かれて行くんだけど、生物兵器としての呪印(酵素)を研究した大蛇丸呪印オリジナルの重吾は大切にしてたから、君麻呂をあてがったんだと思いますが、大蛇丸が重吾を確実に止める方法を用意してない訳ないなと。だから重吾に気付かれない様に何らかのデバイスを大蛇丸は重吾に埋め込んだと思うんです。重吾に大蛇丸呪印が打ち込まれてる可能性は極めて高いです。

『木の葉を隠すなら森の中』大蛇丸が実践したんだと、僕は思うんです。そして、重吾は大蛇丸のアジトに足を踏み入れたと同時に頭痛なのか何だか解りませんが「クッ…」と痛がったのは、大蛇丸が仕込んだ大蛇丸呪印(うず)いたんではないかと、僕は考えています。それで、いつになく鋭く水月に切り出した…あんだけボヤボヤしてる重吾が発するには余りにも鋭い疑問を水月に突きつけてました。あれは重吾らしくない(笑)。ぶっちゃけられたんじゃないか…と思うんです。それを「重吾も微妙に怪しいよね」と零しちゃった訳なんですが、伝わりましたでしょうか?(笑)僕は大蛇丸は何らかの形で繋いでると考えてるんです。カブチ丸とは違う形で。何せ「情報生命体」ですんで。

「これって………
大蛇丸の隠し部屋か…!?」<トン>(水月)

「!」(水月)

「………」(水月)

「………」(水月)



(え…!?コレ…
蛇丸はこんなことまで考えてたってことか!?
だとしたら…この資料は今の戦争をも
左右しかねないものなんじゃないのか!?」
(水月)

<シュルルル…>(水月)

<スッ>「これって…
サスケにいい手土産はできたかもね!!」(水月)

<ムクッ>「!?」<ゲホッ><ゲホッ>(重吾)

「ボクら偶然すっごいもん
見つけちゃったかもよ!
…さっきのパンチは水に流すよ重吾!」(水月)

重吾は呪印オリジナルで凶暴なんだけど意外に不甲斐ないです。これは水月が隠しているけど相当な手練だというのと、重吾が呪印の殺人衝動に支配されて合理的な戦闘ができないからなんだと思います。水月は重吾が暴走するのを読んでて、「水化の術」を準備してたと思いますし、その流れで重吾に纏わり付いて呼吸困難に陥らせて止めるんですね。確かに重吾は呪印で協力なチャクラを練ったり、呪印で細胞を変化させて多彩な攻撃が可能なんだけど、冷静さを欠いてる為に効率の良い戦闘ができないのです。これは「尾獣」が忍に屈服させられる構図に似ていて、チャクラを土台にした能力とは、チャクラの扱いに長けた者にがある。香燐が重吾を「木偶の坊」呼ばわりするのは正しい(笑)。

結果的に、某かの事情で重吾は動き、水月に暴走し、大蛇丸のアジト「隠し部屋」を掘り当てます。この時の水月の驚き方から察するに、ホントに水月はこの部屋の存在を知らなかったと思います。重吾が唐突に水月に襲いかかったのは確かに違和感ありですが、この時の水月の純粋な驚き具合は信じて良いと思います。しかし、水月が「今まで何度もここに来たけど…」と零すのとか、何やら大事が記載された巻物を見て「大蛇丸はこんなことまで考えてたって…」と驚嘆するのは、ある程度自由に大蛇丸の施設を行き来して、少なからず大蛇丸と関係があった証拠なんだと思います。つまり、水月は大蛇丸と過去に繋がってた訳だ。それが何故か特殊水槽に幽閉されてて、サスケに救われる事になってます。

表面的には…(笑)。それに水月は自分の前に突然現れたサスケに驚きも示さなかったし、大蛇丸が殺されたのも知ってる風でした。サスケと合流した後は何処で知ったのか波の国の「ナルト大橋」の近くの再不斬と「白」のお墓に参じて忍刀・首斬り包丁を手にしました。無駄の無い流れに周到な計画性を感じます。他にも香燐が昔、サスケと接触した事実(中忍試験でサスケが香燐を救って※の笑顔を振る舞った行)を知ってましたし、どっかのアジトで大蛇丸に囚われた忍を逃がす時に「救世主」だか何だかを言い含めてたのとか、もうキッ神が忘れちゃった伏線集に集録されるかも知れないクラスの違和感を沢山持っています(笑)。他にも水月を疑いたくなる根拠はワンサカとあります。

しかも、初めて来た隠し部屋で水月が驚きまくる内容を記した巻物に直ぐさま辿り着くのも変といえば変です。重吾が唐突に暴走してアジトの壁に風穴を開け隠し部屋を掘り出したのと同じくらい違和感があります。しかも、水月が「戦局をも左右」って、小鳥から得た僅かな情報で「戦争らしい」しか解ってない水月が、偶然見つけた隠し部屋で偶々そこに在った巻物で、何で「戦局」を占えるのか不思議でなりません。水月が戦争の全貌を知ってる事になる。そうじゃなきゃ水月は重吾以上の不思議ちゃんじゃないと困るけど、どう考えてもそうじゃないですよね。しかも、この大ネタを未だにサスケに手渡そうとするのは、連合軍にも”暁”にも属さない水月の興味本位にはデカ過ぎると思えます。

やっぱ水月って大蛇丸の息がかかってるとしか思えません。水月はサスケに関与するように命じられてるなら、自分が知り得ない「大蛇丸の計画」であってもサスケに手渡そうと考えるのは自然です。そして、大蛇丸のアジトで唐突に、イミフに重吾が暴れ出し、偶然に都合良くこんなどデカイ秘密を記した巻物を見つけ出すのもハプニングと呼ぶには都合良過ぎます。アジトの入り口で重吾が「クッ…」となったのも見逃せません。そして、二人の異常な行動の先には大蛇丸の臭いがしてなりません。ちなみに、水月が見つけた「大蛇丸の巻物」には今回の戦争の要点である「尾獣」を利用した何かが記されている筈。具体的には十尾復活を含む「尾獣」のチャクラを用いた禁術

それが…うちはサスケへの手土産になる…それは…

写輪眼最終奥義・天地開闢(てんちかいびゃく)
…なんちって(笑)…「写輪眼の私的考察」参照。

続きまーす!!


 
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第574話「闇を見る眼」①

 
<キャ~>「やっぱカッケ~!!」(香燐)

<キィ~!!>「…でもよくも
ウチを殺そうとしやがったな!!」<ガバッ>(香燐)

「コノ~」(香燐)


<ピタッ>(香燐)

「~ヤロ~!!!やっぱいい~」<ガバッ>(香燐)

「イヤッ!!!コノヤローはウチを…
許してなるものかァ~」(香燐)

「あいつ…さっきから何やってんだ?」()

「~けェ~」(香燐)

「お手製のブロマイドだと…
一人でずっとアレに語りかけてる…
かわいそうに…相当な目にあったんだ
…きっと……」()

「ああ…あのサスケブロマイドか…
…アレも没収しねーといけねーんじゃ
ねーのか?」()

「そうしようとしたら暴れた暴れた!
ああやってる方がおとなしくしてるし…」()

「なら…オレ達もおとなしく
札ゲームでもやるか…」()

<スー…>(香燐)

多分、香燐は木ノ葉隠れの牢獄に収監されてると思います。サスケがダンゾウを殺った行で、香燐を盾にするダンゾウを香燐ごと千鳥鋭槍で串刺しにしちゃったんですけど、香燐は即死せず、その直後サクラの医療忍術で一命を取り留めました。涙を流しながら香燐を治療するサクラにシンパシー感じて香燐も泣いちゃったんですよね(第484話「それぞれの第七班!!」参照)。香燐は第482話「もう一度…」で、サスケのチャクラではなく※な笑顔に惚れたんだと解っておりまして、サクラ同様、忍、或いはチャクラ感知能力者としてではなく、女性としてサスケが好きなんです。香燐の気持ちに注目するなら、一度はmjd自分を殺そうとしたサスケだけど、今でも香燐はサスケが好きなんだと思います。

香燐がサスケをネタにして道化を演じメガネに仕込んだノコギリ牢獄から脱出を企てるのも、もう一度サスケに逢いたいからだと考えています。その上で、サスケに刃を向けるのか?抱きついちゃうのか?は解りませんが、香燐がサスケを好きでいる事に変わりはないと思います。その点でサクラが抱く戦争へのモチベーションに近いんじゃないかと思います。そして、香燐はまんまと木ノ葉の牢獄を脱出しちゃうと思います。そもそも、牢屋の中に私物を持ち込ませる程度に木ノ葉隠れのセキュリティなんて甘々ですから、易々と脱出できると思います。しかも、香燐やサクラって生物学的に最も恐ろしいとされる「女」ですよ!!その一念は「岩をも通す」と申しまして、僕だったら絶対に敵には回しません(笑)。

ところで、サスケの千鳥鋭槍に胸を貫かれても絶命せず、身体を<ガプッ>っと噛ませる事で傷を治癒させちゃう特殊なチャクラを有し、何より「赤い髪」の香燐って、恐らく里の消滅で散り散りのバラバラになった強い生命力と仙人の肉体を有する「うずまき一族」の末裔なんじゃないかと思います。僕は長門が戦死して外道魔像にリンクするコマとして香燐が選抜されるんじゃないかと疑ってたんですが、トビが香燐をアッサリ手放したので<アレッ!?>と思ってました。でも、また香燐がほぼ鉄板で野に放たれそうなんで、トビがカッさらいに来やしまいかと心配しております。一応、香燐に輪廻眼を搭載すれば長門に相当する六道が造れると思うんです。そんなの今となっては必要ないかも知れませんが…(汗)。

「この鳥達の言ってることからして…」(重吾)

「…戦争だよね…それって」(水月)

「戦争に巻き込まれる前に
さっさとサスケを捜した方がいいね!

このアジトにサスケが居てくれると
いいんだけどね」<ザッ>(水月)

「クッ…」(重吾)

(もしかしてまた暴走じゃないよね?
サスケに香燐に重吾…蛇だか鷹だか知らないけど…
まったく…ボク以外ろくでもないヤツばっかだよ)(水月)

「お前について一つ
気になってたことがあるんだが?」(重吾)

「あっそ!
オレは常に君を気にしてるよ…
ビクビクしながらね」
(水月)

「オレは君麻呂との約束だからだが…
お前は何でわざわざサスケと香燐の邪魔をしたいだけで
”鷹”に居る?」(重吾)

「…………」(水月)

一方、余りにも目立つ大蛇丸のアジトの一つに足を運ぶのは水月と重吾です(笑)。こんなの誰が見たって大蛇丸のアジトなのに取り壊されずに在る事自体、忍の危機管理能力って低いな…と思います(笑)。ま…戦時下でそんな所にまで手が回らなかったという事に致しまして、鉄の国の侍共から逃げ切った水月と重吾が大蛇丸のアジトサスケが潜伏してはいまいかと探しまわってるんですね。水月のリードで重吾が行動しているのは、基本的に重吾が水月を見張ってるな…と、僕は疑ってたんですけど、やっぱ、今回のお話で水月って怪しいなと再認識致しました。水月って確か水槽に幽閉されてて、それをサスケが解放して仲間になったんですよね。当時から大蛇丸の事を水月はよく知ってました。

そもそも、水月が何で大蛇丸のアジトの場所を知ってるんだか、僕には不思議に思えました。例えば、香燐みたいにアジトを任された部下だったなら解るんだけど、どっちかというと血継限界とか特異体質のサンプルとして保管されてたっぽい水月が、大蛇丸がサスケに殺られたのを知ってるのは変だなと思ってました。大蛇丸に捕まった忍を牢から解き放つ時にも、何やらイミフな事を吹き込んで流布するように指示してましたっけ。サスケの編成する"蛇"(現”鷹”)に加入する行でも、霧の忍刀の収集が目的みたいな事を言ってたけど、かなり胡散臭いものでした。重吾は不思議ちゃんでボヤボヤしてて、せっかちな香燐によく突っ込まれてましたが、流石にそんな水月には疑念を抱いてたんですね。

ま…それがあったから、重吾は水月から離れずに一緒にいたんだと思います。重吾は第一部で君麻呂が残したサスケを見届ける決意で"蛇"に加入しましたし、"蛇"”鷹”の活動の中でサスケに対する友情みたいなものを育んできたんだと思います。キラビ戦で得た"鷹"の絆を「水魚の交わり」と評していたのは記憶に新しいです。ところで、大蛇丸のアジトに侵入した時に重吾が首を抑えて「クッ…」っとなる描写が<ジワッ>っと気になるんですが、もしかして水月を殺っちゃおうと企んで呪印のチャクラを練ってたんでしょうか?しかし、重吾がそんな小器用な事できるかしらと(笑)。それに水月が忍刀の収集意識してないともとれる発言を重吾がするのもちょっと変だな…と、勝手に迷宮に入っています(笑)。

<サワ><サワ>「ククッ!
くっつきそうなあいつらの間を
ぶった切るのがたまんなくてさァ…!

なんかこう…全てのものを
ぶった切って二つにしたい衝動に
かられるんだよね

ボクって!!」<サワ>(水月)

「…お前……かなり
ろくでもない奴だな
…」(重吾)

<ピクン>「!」(水月)

「フン…
これに関してはサスケの方が
ろくでもないを通り越しまくってヤバイよ!

…ボクは君らがキライだ!
話をすれば水掛け論!
何かをやろうとすると
決まって水をさすだから」(水月)

「ウォォォォ!!死ね~!!」<ズオ>(重吾)

<バシャーン>「……」(水月)

<ドゴ>(重吾)


<ハァ><ハァ>「!」<ビチャ><ビチャ>(重吾)

<ゴボボボ…>(重吾)

「ボクは中でも君が一番キライだ!!」<ズズズ…>(水月)

そもそも、何処をどう見たらサスケと香燐が引っ付きそうに見えるんでしょうか?頓珍漢な重吾の質問もアレですが、水月の答えもかなりズレてて、それに煽られる形で重吾が暴走っぽく暴れちゃうのもしっくり来ません。そう考えると…やっぱ、アジトに入った時点で重吾は水月を殺っちゃうつもりだったんじゃないかと思えて来ます。それに水月が自分よりサスケの方がヤバイと言ってるんですが、彼らが"蛇"”鷹”で行動する中でそんな描写があったかな。寧ろサスケはキラビ戦で香燐を助ける方向に尽力しませんでしたっけ。水月が口を滑らせたのってダンゾウがサスケに殺される行じゃないのかなと、また根も葉もない疑問を…(笑)。兎に角、二人の会話が噛み合わないのに回るのが変です(笑)。

どっちも最初に答えありきで動いてるようで…。ちなみに水月が重吾を「オレは常に君を気にしてるよ…ビクビクしながらね」というのは、水月が重吾の攻撃に備えて「水化の術」を練る(いとま)が必要だからじゃないかと思います。重吾の打撃を想定して準備してないとマズい事情があるんじゃないでしょうか。問題は、ここで水月が重吾を呼び込んでいるのか、重吾が水月を突いて騒動が起こるのかに在りまして、ここで大蛇丸のアジトの壁に大穴が開きます。そして、そこから新たな火種とも思える事実が出て来ちゃうんだけど、お立ち会い!!宴も酣(たけなわ)ですが、この辺で一旦切らせて頂いてヨカですか?最近…細切れで申し訳ない。その分、チョコチョコ上げますんで(汗)。

重吾も微妙に怪しいよね…続きまーす!!

 
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第573話「輝きへと続く道」⑧

 
「………………」(サクラ)

(ナルト…アンタは木ノ葉を救った…
そして今度は忍の世界
救おうとしてる……

いつもいつもこんな大変なことばかりを
任されることになっちゃってる


…でも今度はアンタが何を言おうが…
一緒に…私だけじゃない…<ザッ>

こんどこそ皆で一緒に戦おう!」(サクラ)

僕はサクラを「煙玉女」とか、結構酷い事書いて、その筋の人に何度もお叱りを受けました(汗)。特に「宿八」の前でサクラがナルトに嘘告った時には怒髪天で書きまくったので、随分と気分を害された方もいらっしゃった事でしょう。ま…今となってはそれも良き想い出でありますが、こうしてサクラの「改心」に触れるのは嬉しき事です。サクラはサスケが好きでいいと思うんです。僕は「恋」とは最初からそこに在るものと思う人なので、サスケに在ってナルトに無かった…で良いいと思うんです。別にサスケが悪い事をして転落人生を歩んでいようと、それでもサクラはサスケが好きでいいと思っています。そもそも最初から在るから好きになる訳で、理由なんかない。だからサスケがどう在ろうと好きでいい。

僕は若き日のカカシが神無毘橋で繰り広げた任務そっちのけの恋愛大三角形が甘酸っぱくて「オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?」(恋愛論)なんて偉そうに書きましたけど(ホモなのに……………ウッソ~!!)、努力とか頑張りとかテクニックとかがmjd通用しないのが「恋」なので…あしからず(笑)。オビトがどんなにリンを好きでも、リンはカカシに惚れてるんだから仕方ない<キリッ>。これはお釈迦様でも草津の湯でもどうにもなりません罠。だから、ナルトが「木ノ葉の英雄」になろうが、「忍界」を救う「救世主」になろうが、サクラはサスケが好きでいい…否…そう在って欲しいと思っています。「恋」ってそうじゃなきゃ!!人を好きになるってかく在らねば!!残酷で不公平でいいんだよ。

でも、サクラはナルトと一緒に戦うと思いますよ。しかし、それはナルトの為でも木ノ葉の為でも「忍界」の為でなくてもいいと思うんです。サクラは自分の為にサスケを殺すと思うんです。第七班が再会した場面で、サクラはサスケにクナイの切先を突き立てられなかった。それもサスケが好きだからだったんだけど、もっとアルティメットにサクラが貫くなら、今度はホントにサスケにクナイをブッ刺してくれると期待しています。サクラの想いが本物ならサスケを殺してでも止めて独り占めしたいと思って欲しいのです。実際にそれができるかどうかは別として…ね。それでこそ「恋」だと思うし、サクラの本気が感じられる。サスケを殺せなかったサクラは子供だったから、ナルトにあんな酷い事ができたんだし、サクラの改心とはそういう事だろう…と思うな。

皆さん…解りますか!?この戦争の意味が…。ナルトが木ノ葉の若い衆の「血」を騒がせる存在になれたのも、木ノ葉の若い衆が、ナルトの「強い想い」を受け、それぞれの「想い」を滾(たぎ)らせ、自分の出来ることを見出し、自分のすべき事を成す為に、こうして一心不乱に駆け抜けているのも、全てはこの戦争が与えたもうた「成長」なのであります。ナルト以下、この物語に登場する子らは、この戦いの中で生き続け、痛みを感じながらも時に誰かを助け、誰かに助けられ、絆を、想いを、希望を感じながら「成長」を重ねているのです。そして、その中心には「うずまきナルト」が居る。九つの尾獣の「名」「チャクラ」を委ねられ、信じられない存在感を持って戦火の中心で燦然と輝いている…。

その光りが差し込む道を、この子らは駆け抜けているのです。ナルトを助けたい!!ナルトを守りたい!!ナルトの為に何かをしたい!!根拠とか意味とか理由とか、そんなもの関係なく「血」が騒ぎ訴える。御神事で担ぐ神輿に群がる様にこの子らは奔っている。この戦争は「祭り」のようじゃないか。「一族」「里」を成し、「里」が寄せ集まり「忍界」となる。これまでいがみ合ったもの同士が手と手を取り共通の敵に向かう図式。この戦争でそれをになったのは”暁”でありトビであります。そして、この戦いの中、ナルトを含む若い忍は急速な「成長」を遂げた…。彼らは自分の立ち位置を見つけ、自分の「力」を振るう意味を知る。それが大きなウネリとなり「うずまきナルト」に集結し、大きな渦になろうとしている。

<ゴゴゴゴゴ…>

<ゴロロロ……>

<カッ>

<スッ…>(サスケ)

もしかしたら、この戦いの狙いがそれに在るのだとしたら…と、考えてたらサスケの登場です。しかし、かなり(こじ)らせてませんか?このズレた感じ…これでじゃなきゃただのDQNでっせッ(笑)。しかも独り。これじゃー「ぼっち」ですよ…”BOCCHI”(笑)。下手したらキャンパスの洋式の便器の蓋の上で弁当食べそうな勢い(汗)。サスケ…お前どうしちまったんだよ!!と、第一部の終末の谷でナルトが悔しがった気持ちが込み上げてきそうです。でも、よく考えたら、このサスケだってイタチがお膳立てしてトビが仕上げたんですよね。この戦争で急速に「個」を確立していった連合軍とか、”尾獣モード”を完成させ、尾獣の「心の階層」にまでアクセスできたナルトと似たようなものです。

微妙に中二病(こじ)らせた感はありますが、サスケも何らかの恣意をもって仕上げられたのです。仲間に認められそれこそ神輿の様に担がれた”千手柱間”と、「里」ばかりか「一族」にすら裏切られ独りぼっちになってしまった”うちはマダラ”。奇しくもナルトとサスケの対極に在る対立の図式千手柱間うちはマダラが衝突した「終末の谷の決闘」に酷似しているじゃーないですか!?お立ち会い!!そして、「一族→里→忍界」のスケールアップを受け、第二のパラダイムシフトたる要件を備え、物語は「終末の谷」へとまっしぐらに進みそう(…進んでくれるのか!?)。そのくらい都合良くこの戦争は「うずまきナルト」を中心にして変革の渦を巻き起こしているのです。そこで重要になるのが、うちはサスケ役割…それは………。

うちはマダラ「終末の谷」で…ザザザッ…ザザッ…

第573話「輝きへと続く道」
ナル×ジャン ケルベロス


 
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第573話「輝きへと続く道」⑦

 
(ガイ先生大丈夫かな!?
ちゃんとナルトを守ってあげてるかな!?
カカシ先生もいることだし…
大丈夫だと思うけど…)(テンテン)

<バチャ>(リー)

「…雨が降ってなければ…
超獣偽画で飛んでいけたのに…」(サイ)

「文句よりスピードアップですよ
サイさん!!

「ガイ先生の勇姿
ナルトくんの勇姿に応え

己を貫き通す時です!」(リー)

「うん……」(サイ)

(これが…仲間っていう感覚…
今のボクにはもうはっきりと分かるよ!

…ナルト)<ザッ>(サイ)

テンテンはオトナっぽくなりましたね。ナルトの心配をしてる様に見えて実はガイの心配をしています。僕もカカシはガイの良心だったりリミッターだったりすると思う人なんだけど、ガイを心配するテンテンがカカシに期待する気持ちは痛い程解ります。チャクラではなくオーラ=身体エネルギーを無理矢理引き出す「開門」で戦うガイは危なっかしい…誰だってそう思いますよね。テンテンは武器攻撃を得意とする忍で口寄せでチャクラを消費するアウトソーシング系なので、それこそ「命」を燃やす様に戦うガイやリーは理解できない存在だったんじゃないかと思います。でも、その理解不能が女心の扉を抉じ開ける「鍵」だったりするんだから、男と女の惚れた腫れたってmjd理解不能です(笑)。

ま…僕はCP(カップリング)にはあまり興味なくて「押し」と言われましても余り実感が湧きません(笑)。きっと、ここでも「テンガイ押し」になるのかな…でも、そう言うんではなく仄かな機微というものがある。例えばテンテンの「女度」が高まり、テンテンの持つ「情」の発露が無茶なガイに及ぶ時、それはある種の「母性」たり得る…と、僕は思う人なんです。僕はその「母性」に当てられる人なもんで、テンテンが「恋する乙女」みたいで可愛いな…と思えるんです。別にガイとテンテンがあんなことしたり、こんなことしたり…ってのは、また別の楽しみだと思っております(←やっぱり楽しみなんかいッ!!)。その意味でテンテンは「いい女」になったもんだな…と目頭敦夫になっただけです(笑)。

きっと、テンテンみたいな子は素敵な奥さんになるんだろうな…なんて思うんです。ちょっと気が強くて、怒らせたら包丁とか持ち出して恐かったりするけど、その後スッゴく優しくて…って、そりゃDVにハマるダメダメのパターンだろ…なんて白昼夢を見ちゃう良い感じのお母さんになると思うんです。こういう子がナルトの近くに居たら安心だな…って思いませんか。ちょっと世話やきーの、ピンチにはそれこそ有りっ丈の武器召還して足の踏み場もないくら頑張って、戦場はもうメチャクチャに!!(笑)そういうのが可愛いなと思うんです。しっかりしてるんだけど、ちょっと愚かな部分があって可愛いな…と(笑)。テンテンはガイに。ガイはナルトに。好きが好きを呼ぶ構図。それがナルトの求心力でもあります。

リーはリーでもっと単純明快に複雑で、ナルトを助けるところをガイに見せたいみたいな純粋に戦いにのめり込んじゃうタイプかも知れません。リーはガイの直系であり、女の子の目を意識しつつも、本命は「力」にあって、不思議ちゃんと言えば不思議ちゃんなんだけど、強くなる事に恋しちゃう子なんだろなと思います。その指標としてガイ先生が居たり、ナルトが居るのかな…と思うんですね。でも、リーの目標とはガイやナルトを突き抜けた先にある筈。その答えをリーは探し続ける求道者なんだと思います。その意味でリーはネジにも似てるな。そして、その頑張り所がナルトの周辺にはゴマンと転がってる訳だ…それがまたナルトの魅力でもあり、ナルトを放っておけない気持ちにさせるんでしょう。

そして、そんなリーを見てると何だか良い気持ちになるサイがいる。サイは木ノ葉の特務機関たる「根」で純粋培養された忍でありまして、当初、恐怖すら持っていなかった(けどサスケの幻術で恐怖のイメージを見せられて尻餅つきましたけど…何か)ようですし、人が人に通わせる「情」の一切を除去されて登場したんですよね。それがナルトとの接触で転機を迎えます。そして、いつしか…ナルトを思う時、痛みや苦しみ、怒りまでを感じるようになる。ナル×ジャン的には「煙玉女」の汚名を持つサクラを言葉攻めにして泣かせたのもサイだったし(「サクラは何故、サイの言葉攻めに涙を流したのか?」参照)、裏を返せばそれはナルトへの興味であり、もっと平にするならば未分化「恋」みたいなものなんだな。

そうなって来ると今度は「BL脳」が刺激されて、ケルベロスそっちかよッ!!の大号令が巻き起こるので、それはあくまでも噂であって(保毛尾田保毛男風…懐かしーッ…笑)、サイの未発達、未分化「情」とはまるで赤ちゃんのようであり、それが猛烈な勢いでその筐体に適合しようとしてて、ちょっと背伸びしてよろけた感じショタ心(←そっち!?)を刺激します。またいろんな方々を刺激しそうで恐いのでこの辺にしますけど、長い冬の終わりの春の臭いを感じた小枝に息吹く芽のように、萌え出ずる…「石(いわ)走る 垂水の上の さわらびの 萌え出(い)ずる春に なりにけるかも」(万葉集)…若さとは眩しいと、僕は思います。サイはリーを見てナルトを想い出してるんですね。

ある種、ナルトをデフォルメした感じがリーには漂っていて、それを冷静に観察できるサイには、逆にリアルにナルトを感じる結果になるのだと思います。ナルトの中にはいろんな魅力が詰まってて、サイにとっては酷く不思議な存在ではあるんだけど、未分化故の純粋さをサイは持ち合わせていて、その所為でナルトに対する拒絶が少ないのだろうと思います。サイはナルトと離れていてもナルトに感化された子を間近に見てナルトを想っているのです。今、こうして雨の中を直走る集団が「ナルト」というベクトルで収束している現実。彼らの足並み。その地響きがサイには心地良いのです。サイはそれに「仲間」を教えられているのです。サイはナルトに逢いたい!!それが、この集団が共有する「強い想い」

何とか今日中ッ(汗)。(すぐに)続きます!!

 
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第573話「輝きへと続く道」⑥

 
(父さん…ありがとう…!
ナルトくんの強い想いってのを
父さんが皆に伝えてくれた……)(いの)

(その予言…必ず実現させなきゃ!)<バチャ>(いの)

いのはいのいちの通信がどんだけリスクを負うかを知ってるから気が気じゃないのでしょう。ヒナタ、キバ、シノ、チョウジ、シカマルが「ナルト」を連呼してたのとは対照的ですが、ナルトに興味がないというよりは、いのいちが心配過ぎるのだと思います。心転身の術…その応用でいのいちは通信している筈で、非瞳術で人の「精神」に関与できる忍術を使える事から二代目水影のマユ無しのおっちゃんと同じ系統で、広義における陰遁使いなのかな…と<ジワーッ>っと考えています。陰遁とは「精神(=イメージ?)」に関与する忍術大系であり、臭いや音や光の感覚器経由ではなく直接脳にアプローチすると言う点で山中家の陰遁は特殊なのかも知れません。だからリスクが半端無く経絡系への負担も大きい。

いのいちの「血」を継承し、心転身の術が使えるいのにはいのいちが増援部隊に送ったメッセージの重さが理解できるのです。それは「命」の重さでもあったでしょう。いのいちは自分の「命」と引き換えに「ナルトの強い想い」を伝えたのです。いのには術の難易度やリスクが理解できるので他とはひと味違った感じ方になるのです。いのは父の大きさを感じてるのだと思います。そしていつかは自分がこんな風に仲間を繋ぎ奮い立たせたいと感じたのではないでしょうか。いのは自分の役割を見つけ出したのだと思います。それを教えたのはいのいちのメッセージだし、気付かせたのはこの戦争(という状況)だったのではないかと、僕は考えています。勿論、いののレディネスがあっての話ではあるんですが。

僕はトビが宣戦布告した「第四次忍界大戦」って何だったのか?とズーッと考えてたんです。これまで第一次~第三次忍界大戦があった訳で、その度に多くの「血」が流れ、「痛み」が世界を覆ったのだと思います。そのウネリの中で忍達は生きて来たのです。「命」「命」を奪い、育んで「里」を形成して来たのです。千手柱間うちはマダラ「終末の谷の決闘」の後、それは「一国一里」として定着しました。歴史的には柱間以前は忍の「一族単位」での抗争だったものが、「里単位」へのパラダイムシフトがあったと言えるでしょう。その変革を千手一族の千手柱間は成し遂げたのです。それが今回の戦争ではバラバラだった「里」が手を結び「忍界」が一丸となっているのです。

”うちはマダラ”の名と外道魔像に集結しつつあった”尾獣”の脅威が「忍界」を一つにしたのは事実です。ぶっちゃけ”暁”のお陰で「忍界」は一つになれたのです。そして、今まさに、”うずまきナルト”の名の下に、忍達が馳せ参じようとしている。それを図らずもいのいちは「勝利への予言」と結びました。そしてそれぞれの役割を認識しながら忍達は「輝きへと続く道」を直(ひた)走る…のです。目指すは”うずまきナルト”…これを”うずまきナルト”を中心とした第二のパラダイムシフトとは言えまいか!?最初は”暁”がぶち上げる「世界征服」とか「月の眼計画」とか馬鹿げた中二病症例に対する嫌悪があったのかも知れないけど、今はもっと違う情動が彼らを支配してるように、僕は思うのです。

僕はトビが「テイルズ六道」穢土転生を用いて編成したところに凄く引っ掛かりを覚えました。”暁”は元人柱力の死体を保有しているのに、何で「六道の術」穢土転生なんか噛ませる必要があるんだろうかって。一方ではうちはサスケを鍛え上げ、執拗に拒んだイタチの眼の移植も受け容れさせました。その真っすぐじゃないやり方がどうも「オレが!!オレが!!」にフィットしないんです。何だかお膳立てしているように見えるし…。そして、ナルトが尾獣と交わりトビの知り得る内容から外れると急に思考が停止してしまったかのように無かった事にしようとする(笑)。永遠の万華鏡写輪眼を開眼したサスケとか、既に放ったらかしだしーッ…(汗)。何だろう…こっちが違和感、感じるわーッ…。

アバターもえくぼ…という事情で続く(笑)。

 
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第573話「輝きへと続く道」⑤

 
<ザー>

<バチャ>(増援部隊)

さーてと、ここからが大事なんだな…お立ち会い!!いのいちが命懸けでナルトの「踏ん張り」を伝えた増援部隊の反応。今回、かなりグズグズと書いて来ましたが、全てはここから始まる増援部隊の木ノ葉の若い衆の想いの強さを説明する為であります。説明っつーとアレですけど、この戦争が何だったのか?がジワッと解って貰えるかな…と、僕は期待しています。ま…恐らくキッ神もそう考えてイケイケのナルトから一旦視点を変えて描いたと思うんですね。『NARUTO -ナルト-』「善」「悪」を懲らしめて「めでたしめでたし」と閉じる物語ではありません。(ナル×ジャンがかってにややこしくしてるのはおいといて…)もっと難解にして高尚なお話であります。ま…それを篤とご覧あれ。

(ナルトくん…

私はアナタをずっと…ずっと…
ずっと追いかけてきた…

そして…今も追いかけてる)(ヒナタ)

<バチャ>(ヒナタ)

(…でも…この戦争が終わったら
もうアナタを追いかけるのはやめにします)
(ヒナタ)

「………」(ヒナタ)

(次はナルトくんの横にいて
しっかりアナタのの手を握ったまま…
同じ歩幅で歩きたいんです!)
(ヒナタ)

(待ってて下さい!!)<ザッ>(ヒナタ)

ヒナタの「嫁宣言」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(汗)。ま…天道ペインを向こうにまわして怯むことなく、それどころか「ガン無視」して、あろう事かタイマン中にナルトに告った時から、いつかはこんな時が来るんだろうな…と思ってました。ところでナル×ジャンの記述の中で恐らく一番拍手を頂いている考察が実はヒナタちゃんの「告白」(恋愛論)でして、1352人(120216現在)もの方が拍手をくれてるんです。もしかしたら何処かの掲示板などにurlが貼られているのでしょうか?誰か知ってる人居たら教えてください。そんな余談は置いときまして、ヒナタはあの「告白」を経てとうとう実力行使…おっと…ナルトと共に歩んで行こう!!と思っているんですね。これは物凄い前進であります。

ヒナタがこれまでナルトを「ずっと追いかけてきた」というのは、自分でナルトから距離をとっていたからです。それは恥ずかしかったり、その前に白黒ハッキリしちゃうのが恐くて遠巻きにナルトを見ていたからだと思うんです。ヒナタはナルトで好きでいる自分受容できたんだと思います。ヒナタは「夢」「夢」で終わらせまいと決意したんですね。ヒナタの「夢」って、勿論、ナルトのお嫁さん!!……そんなの今さら言わせんなよ…という気がしますが、木ノ葉をペシャンコに潰した天道にたった一人で立ち向かったヒナタに異論のある方はいらっしゃいますか?!(笑)もっともヒナタはそんな小っせー事に頓着はなく、ナルトを好きでいる自分を感じているのです。結果なんか眼中にないのです。

しかし、ナルトの気持ちはどうなるの…と気になりますよね。ナル×ジャン的にも、ヒナタの「告白」に反応したのは「八卦の封印式」であり、もっと厳密に言うと「八卦の封印式」に組み込まれた「クシナのチャクラ」だったんですが、あの時、ヒナタがナルトを守ろうとしたのはしっかりとナルトに届いていました。だから今回の戦争で守られたら「二度も…」となる訳です。しかも、「九尾のコントロール」を経て「クシナのチャクラ」もその任を終え消失しましたから、「八卦の封印式」に拠るナルトの性衝動を含む無意識への介入は無い筈です。だからナルトはもっと自然にヒナタを意識できるようになると思うんですよね。ま…惚れた腫れたはお若い方同士で…<ふぅ…>(←賢者タイム発動)。

(ナルト…お前ににゃ昔から
しっかりマーキング付けといたんだ…
オレはライバルとしてよォ!)(キバ)

(オレが駆けつけるまで
マダラの相手はたのんだぜ!!
)<ザッ>(キバ)

(オレの忍術でナルトを完璧にサポートする…)(シノ)

(なぜなら……は必要ない!)(シノ)

次はキバとシノ。キバは中忍試験でナルトに敗戦して未だに引き摺ってるんですね(笑)。でも、それはとっくに友情に昇華してまして、その上でナルトを「目標」としてキバは自分を高めて来たんですね。少しも卑屈でなく真っすぐにナルトを感じています。凄く気持ちのいい子ですね(ところで赤丸が描かれてませんが一緒に居ますよね)。それとシノは昔から玄人っぽい雰囲気がある若いのに老けた子でしたが、自分の特性を凄く理解しています。木ノ葉の秘伝系・蟲使いの一族として厳格に育てられたのもあると思うんですが、自分が何をすれば良いかがよーく解っているんですね。キバはナルトと同じ攻撃系で、シノは補助系なのかな。その辺りの棲み分けがしっかりとできています。

ナルトは波風ミナトとうずまきクシナの子で、それが千手柱間とどんな風に関係するのかは未だ明かされない謎でありますが、千手一族に仕えた一族の血がキバやシノには脈々と流れてると思うんです。特に理屈っぽいシノが(なぜなら……は必要ない!)とするのは、それこそ「血」の為せる業(わざ)で、ナルトとは祭り上げられて然るべき存在と暗示しているようじゃないですか!?例えばヤマトが「父親属性」でじっとしてらんないオーラを迸らせたり、綱手から「柱間の首飾り」を与えられたのに死ななかったり…ナルトには「柱間フラグ」が林立しとるとです。ヒナタ以下、木ノ葉の血継限界や秘伝系の末裔がナルトに想いの強さを迸らせるのは特段の理由があると思えて仕方ないです。

「うまくやってるよーだな…ナルトの奴…」(シカマル)

「…アイツのことだ
…無茶やってる以外想像つかねーが
ああ見えて…実は頭キレる方だからな」(シカマル)

「ナルトはバカでホクはデブ…
ってのがお決まりだったけど…
意外とそうじゃなかったりするんだよね!!」(チョウジ)

(待っててね
ちょいバカナルト!
すらっとチョージが
今行くよ!!)(チョウジ)

チョウジとシカマルの反応もネジキバにかなり似ていますね。特に山中家と奈良家と秋道家(猪鹿蝶)は木ノ葉隠れの秘伝系家系でも特殊で、秋道家の血継限界を開花させる為に山中家と奈良家が補助していたと、ナル×ジャンでは考えてまして、秋道家は陽遁に拠り肉体を巨大化させる弟系の濃い血統だったのではないかとも考えています。実際、羽化したチョウジは単独で角都以下手練ぞろいの穢土転生軍団と白ゼツの有象無象を沈黙させました。きっとその戦闘力は千手一族の一翼を担っていた事でしょう。しかし、チョウジには気性が穏やかで優しく凡そ戦闘的ではなく、恐らくそれが秋道家の伝統的な傾向であり、それを支え補う目的で山中家と奈良家が秋道家をサポートしていたのは物凄く因果な事にも思えました。

「忍の因果」というんですかね…「力」を得る為に、「連帯感」とか「友情」まで利用するというか…ちょっと悲しいな…と。しかし、羽化したチョウジがこんなに明るく自信に満ち溢れてるのを見たら治まりまして(笑)。そういえばチョウジのホッペのうずまき模様ってもしかしたら、「うずまき一族」と関係あるのかもと思えますが、単なる痘痕(あばた)だったら勘弁してください(笑)。また、幼い頃からシカマルとチョウジは仲が良くて、双方がお互いに被らない凸凹コンビで、友に成るべくして成ったソウルメイトみたいな関係で、やはり脈々と連なる「血」というものは理屈抜きに合わさるものなんだな…そして、それがナルトにも関係してるなら、ナルトは千手の「血」を引き継いでいるんじゃないかな…と。

そんな事を考え始めると、木ノ葉の忍が出来損ないの単なるいたずらっ子だったナルトが成長するに従って武勇伝を重ね、ついには「木ノ葉の英雄」にまで登り詰め、それを皆が皆、「オレが育てた!!」みたいな感じで、歓呼をもって素直に受け容れたのも「血」の成せる業かと思え、結局、生まれ持った才能とか家柄とか、努力とか根性とか全く関係ないじゃん!!ナルトの「諦めないド根性」も血継限界みたいなもんじゃん!!と悲しくなったりしないで(笑)。このお話ってそういう風に見せといて実は違う部分に着地するようになってますのでご安心を!!ま…根も葉もないナルトと千手柱間の関係を根掘り葉掘りして、お話をイヤな方向にミスリードさせてるのはナル×ジャンなんだけど…(滝汗)。

「冷静に策を練るタイプじゃないけどな」(シカマル)

(だからこそオレがいる
待ってろナルト
もうすぐ行く!)
(シカマル)

一方、シカマルは奈良家の秘伝忍術と優秀な頭脳を継承するサラブレッドであり、次期作戦参謀確定で、それがナルトの後ろ盾として在る現実は頼もしい限りであります。僕もシカマルが言う通り、ナルトは頭がキレると思います。ナルトの意外性ある戦術は毎回ワクワクさせられます。それを認めた上でナルトをサポートしたいと考えるシカマルには、きっとそんなナルトの個性を殺さず、逆に加速させる可能性があると思います。シカマルの戦法は理詰めで合理的で…優しい。中忍試験でテマリに勝って敗れた行では、ちゃっかりテマリのハートをゲットしちゃうおまけ付きで、あの場に銭形警部が居たら、シカマルは逮捕されるかパトカーの集団に地の果てまで追いかけられただろうと心配しました(笑)。

冗談はこのくらいにして、ヒナタもキバもシノもチョウジもシカマルも、「千手の血」がどうとか、「一族の因果」がどうとか、ぶっちゃけ…あると思うんです。忍のシステムの中でこの子らは育って来たんだから。忍って戦う集団だから。でも、この子らはそれだけでナルトの元に直走(ひたはし)ってる訳じゃないよ。作戦参謀のシカクが命令出したから増援に向かう訳だけど、それだけじゃないよ。この子達の顔をしっかり見てよ。気持ちが、心が見えませんか?僕にははっきり見えるよ。この子らは自分の意志で、気持ちで、でナルトに向かってるんですよ。彼らはナルトを助けたいと思ってるんだよ。ほんの少しでも良いから「力」になれれば「心」が満足するからの「気は心」を発散してるのよ。

<バシャ><バシャ><バシャ>(増援部隊)

…ナルトに一刻も早く会いたくて奔(はし)ってるのよ。

なぜなら……は必要ない!

続きまーすッ!!



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第573話「輝きへと続く道」④

 
「本部より伝達…!!」(いのいち)

「!!」<ザザザザザ>(増援部隊)

「増援ポイントにて状況優勢!
つまり―

うずまきナルトが踏ん張ってくれてる!!」(いのいち)

<パシャ><パシャ>(増援部隊)

「オレ達連合が守るべきナルトとビー殿が!
前線で強い想いを持って戦ってくれてる!!

カカシもガイも同じくだ!!

そして連合の皆も
その強い想いに加わってくれた…!!

その皆の強い想いが………」(いのいち)

<ポタタ>(いのいち)

「この戦争の勝利への予言だ!!」<ツー…>(いのいち)

いのいちの伝達ですが、これはもう想像の世界なんですよ。だってカカシもガイも頑張ってるんですから…(笑)。そもそも作戦本部って、感知班が<ポワワン>とした球体から感じられるチャクラで戦場の全体像をシカクに伝えて、それをシカクが吟味して総合的な判断を下してて、映像というよりはチャクラの気配みたいなものからザックリと推察してる筈なんです。シカクにはカカシとガイの情報が先入観という形でありまして、ザックリした情報にそれが分配されて、カカガイの力量からすれば相当な働きをしてると考えるのが妥当です。だから、どう考えてもはとバスツアーのオバチャンみたいな二人は想像できないのです(笑)。シカク→いのいちで伝言ゲームしてるので尾ひれ背びれも増えます罠。

僕らは物語を俯瞰してるので、ナルトの完全覚醒した”尾獣モード”がめっちゃ凄い!!ってのが見えるんだけど、シカクが今手元にある情報からは、ここまでナルトがやる!!ってのまでは解りっこないです。その機微はトビとちょっと似てまして、トビがナルトを理解する事を諦め、なかった事にしようとしたのは、予め想像される一線をナルトが完璧に超えちゃったからだと思います。ちょっと事情がありまして<ボワ~ァッ>としか書けませんが、トビは「ある想定」に準拠してこの戦争と関わっていまして、それにも一定の目的というものがございます。しかし、トビが欲する目的と、「ある想定」をトビに吹き込んだ張本人のそれがピタリと一致するかは保障の限りではないと、取り敢えず受け入れてください。

シカクの頭脳を持ってすれば、カカシやガイ、キラビといった既成の戦力と、シカクが認識するナルトの力量を加味すれば、四人でお面のマダラ=トビを押すのは善戦だ!!という事になる訳です。奇しくもトビが与えられた情報もそれに相当してる…逆に言うと、トビはそれ程、平凡な想定でこの戦に望んでる訳です。だから、その想定にないナルトの”尾獣モード”に違和感を隠せないのです。シカク→いのいちのラインである程度尾ひれ背びれ=脚色はあるものの、戦場を一括りに評価した結果であって、そもそも<ポワワン>とした認識が大元なんだから仕方ない(笑)。でも、いのいちの鼻血にこんな僕でも多少は揺さぶられたのは、不純極まりないトビとは違う純粋さが感じられたからでしょう。

感知班も、シカクも、いのいちも…戦場の四人に震えてるんだと思います。それは単にチャクラのデカさからの評価であったのかも知れない。尾獣の人間離れしたチャクラが暴れてるんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど、でも「踏ん張ってる!!」事に変わりはないですよね。いのいちはそれを純粋に連合軍の増援部隊に伝えたかったんだと思います。それは取りも直さず「トビが無かった事にしようとした力」でありまして、よくよく考えてみれば正と負で両極端ではありますが、絶対値としては等しいのです。トビはそれを正視せず吐き捨て、いのいちは自分の命と引き換える様にナルトとキラビを助けようと走る増援部隊に届けられました。いのいちは一生懸命、このメッセージを伝えたのです。

「…………」(シカク)

「ハッ!!ゼェ!ハァ…」(いのいち)

<ハァ><ゼェ><ハァ>「やっぱ…口ベタだな…オレは…
結局20秒も…かかっちまった…」<ハァ><ハァ>(いのいち)

「…隊長…」()

「…ああ…」(それが…
お前の想いの強さだ)(シカク)

「すまねェ」<ハァ><ハァ>(いのいち)

僕は、トビは詰まらない奴だな…と悲しくなっていました。面白くない奴だなとも思っていました。決して悪い奴だとか、間違った事をしてるとは思ってはいないです。『NARUTO -ナルト-』「善悪」で判断できない作品だと思うんですね。リアルの世界だって「善悪」というのは相対的な概念であって絶対的な価値ではありません。それが「善」と思う人にとって、そうじゃないと思う人には「悪」ですから。それを均そうとするのが「月の眼計画」なんですが、僕は馬鹿げてると思うけれど、きっとそうじゃない人だっていると思うんです。寧ろ居て良い…否…居てくださいと(笑)。でも、いのいちと、それを労うシカクと、ナルトを無かった事にしようとしてるトビはかくも違うと、僕は訴えたいのよ。

いのいちの一生懸命は皆さんにも届いたと思います。それは鼻血を流したとか、<ゼェ><ハァ>と咽(む)せてるとか関係なく、気持ちっつーのは何故かしら人に通じると思うんです。それが語気に乗るのか、語調に乗るのか、上手く説明できないけど、人の本気は何故だか通じるものです。いのいちは増援部隊の脳内に直接語りかけてるんですよね。それでもその気持ちは必ず通じると思うんです。シカクはいのいちの男気に賭け、いのいちは見事にそれをやってのけた。実は僕がこうして書き続けるのもそれを示したいから…だというのはカッコ良過ぎますかね(汗)。そこまではいかなくても、「今大切なことだ!」ッつーのを何となく感じて貰えると嬉しいです。「虐殺前夜」とか…そんな気持ちだったな…(遠い目)。

僕はナルトが孫を助けようとして「魔像の杭」を抜いたけど結局は外道魔像の管理下を脱せず呆気なく飲み込まれた後も、懲りずにテイルズを救おうとしたナルトの行いを「気は心」と賞賛しました。ほんの小さな気持ちでも受け取ってもらえるなら、心が満足するという粋な言の葉なんだけれど、ナルトの気持ちが届いたからこそ、テイルズは「名前」と「チャクラ」をナルトに託したんですよね。それはナルトの「気は心」に対するテイルズの「気は心」だったんだと、僕は思っています。同じ様にいのいちの「気は心」はきっと増援部隊の皆に届くと信じています。いのいちはその言葉通り「勝利への予言」を増援部隊に届けたのです。それとトビが信じる「ある想定」とのコントラストは極めて鮮明です。

その先にこの戦争の「意味」がある…のよ。

細切れでゴメン。続きまーすッ!!

前戯だと思ってッ!!(←オネエ風)


 
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第573話「輝きへと続く道」③

 
「…………」(シカク)

「いのいち!
ありったけの力で
このナルト側の状況を
増援部隊全員の頭の中に
直接語りかけてくれ!


15秒でいい!!
ここで一気に士気を上げたい!!


あいつら四人が全力で踏ん張ってるなら
ここはここで出来ることを全力でするぞ!!

あいつらの想いを伝えるんだ!!」(シカク)

感知班の報告を受けシカクが動きます。確かシカクはシカマルに将棋でも負け無しで、IQ200以上のシカマルを手玉に取るシカクってどんだけーッ!!とは兼ねてから思ってましたが、第四次忍界大戦では当然のように忍連合軍の作戦参謀を任され、五影がホイホイと戦場に出て行った後は事実上の責任者ですから、忍界が認める優秀な頭脳であり、信頼に足る人格者である事は間違いないでしょう。何たって感知班の青がモニターする戦場の分析を元に戦局を判断するスピードとキレがパネーッ!!です。「機を見るに敏」とはまさにこれでしょう。シカクは戦況を冷静に判断し、今こそ攻め時だと感じているのだと思います。それはシカクがこれまでの人生で培った経験値が大きく関係している筈です。

何よりナルト達が「踏ん張っている!!」のを感じているんです…シカクは。感知班の青が伝えた数少ない情報を元に、シカクはナルトの戦場を想像しているのです。まさかガイとカカシがはとバスツアーのオバチャンみたいだとは解らなくとも、善戦するナルトの姿をシカクはハッキリと見ているのでしょう。件のペインの木ノ葉強襲事件でナルトを信用して一人で長門の元に向かわせたのもシカクですし、ナルトという忍を、木ノ葉の人柱力をシカクはしっかりと見て吟味して来たのです。いつだったかシカマルがナルトを評価し期待する姿に何をか噛み締めるような表情をしてましたっけ。シカクはしっかりとナルトという人間を見ています。それって木ノ葉隠れの人事の伝統なんですけどね。

僕は人はくあるべきだと考える人なんですけど、それは歴史の年表を丸暗記したり、元素記号が全部言えるとか、所謂(いわゆる)「物知り」ではなくて、何でそうなるのかを考える力…といいますか、ものとものを繋げる…「知識を統合する能力」こそ本当のさだと考えてまして、ナル×ジャン的にはそれを「訳(わけ)知り」と呼んでおります。「物知り」に対する「訳知り」ですかね。シカクは感知班の実況で尾獣のチャクラを発する「テイルズ六道」を知ってるでしょうし、それを抑え込んだ九尾のチャクラも教えられたと思うんです。それが何を意味するのか?ナルトのこれまでの人生。背負ってるもの。ミナトの事。クシナの事。自来也の事。その他諸々を繋ぎ合わせシカクはナルトの「訳(わけ)」を知るのです。

「全員って…!?
そんなことをしたら
チャクラの経絡系に負担がかかりすぎて
……ヘタすると…!!」()

「無茶を言う…10秒だ!」(いのいち)

「いのいちさん!!」()

「すまない…だが今大切なことだ!
短い分うまくまとめてくれよ」(シカク)

「口はうまい方じゃないが
まかせとけ!」
<スッ>(いのいち)

シカクは面のマダラ=トビに対して善戦するナルトを増援部隊に伝える必要性を強く感じます。ここでシカクが示すナルトに対する評価とは、恐らくナルトの疲労度を察してでしょう。ナルトは島亀に籠り、キラビの指導で「九尾のコントロール」に着手し、”九尾チャクラモード”を会得しました。そして、ナルトは木ノ葉の人柱力だったミト様に匹敵する「悪意の感知」が出来る境地に成った事をシカクは知っています。白ゼツの変化(へんげ)に撹乱される連合軍に分身ナルトが分け入り戦局をひっくり返したのもシカクの読み通りでした。しかし、完全覚醒に至らないナルトが九尾のチャクラがリスクを負っている事実もシカクは織り込み済みだったように思います。多重影分身など持っての他と言う事も。

そのナルトが弱音を吐かず、六体も居た尾獣のチャクラを封殺し、トビを押してさえいる。「踏ん張っている!!」…ナルトがどんなにか疲れているか?それを想像できるシカクだから、同時にナルトの増援に向かう部隊の疲労にも「心」が向かえるのだと思います。連合軍の忍も戦場で白ゼツ軍団や穢土転生軍団と戦って来たんです。血を流し痛みを味わって来た。その苦労をシカクは充分感じているのです。その想いがあればこそ、シカクは盟友であるいのいちに無茶なお願いをします。いのいちは心転身の術を応用した通信能力があります。それをカラクリで増幅してはいるのでしょうが、増援部隊全員に同時にメッセージを送るのは通信班が反論するくらい高いリスクを抱えた依頼でもありました。

しかし、それを笑顔で受け止め印を結ぶいのいちであります。いのいちもまたシカクと同様に人をしっかりと見る人なのです。いのいちだってシカクがどんな想いで自分に無茶を持ち掛けたのか?ナルト達が面のマダラ=トビを向こうにまわして「踏ん張っている!!」と、シカクが言っている。今ここでナルト達に向かう増援部隊にそれを伝える事が「大切」なのだと訴えている。いのいちにしてみればそれだけで、シカクの無茶を受け容れる充分な理由になるのです。何故なら、シカクは信頼に足る盟友であるから。いのいちもシカクをしっかりと見て評価しているのです。シカクを誰よりも信用しているから、いのいちは命を懸ける事ができるのです。シカクもいのいちも「訳知り」なのです。

「書き続ける…今大切なことだ!」(ケルベロス)

続きまーす!!


 
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第573話「輝きへと続く道」②

 
<ポワワン>「す…すごいな…

お前ら今のを感じたか!?」()

「…信じられませんよ…
間違いない…アレが九尾の力ですよ!」()

「ああ…」(青)

(…だが…それとは少し違う
…何かを感じる…)
(青)

「はよ…はよ…」と思ってると場面は作戦本部に移動します(笑)。五影は「あっちのマダラ」を倒しに行きましたんで、シカクが作戦参謀として全権を任されているのだと思います。作戦本部の中央にある球体の<ポワワン>となった物体の説明が殆どありませんが、感知系と思しき忍が手を翳し何をか感じているので戦場を把握する為のチャクラの受信機か何かかな…と、サブカル脳が申しとります(笑)。「五影会談」でダンゾウの居場所を感知しようとした香燐が逆探知された描写があったかと思うんですが、チャクラ感知にはミサイルの追尾方式と同じ様に「アクティブ式」「パッシブ式」があるのだと思います。ちなみにこの球体は「パッシブ式」で戦場から飛んで来るチャクラを球体が受信してるんじゃないでしょうか。

忍がチャクラを練った時に漏れ出すチャクラを<ポワワン>とした球体が受信し、できれば増幅して表示する。それをチャクラ感知能力を持つ忍が受け止め戦場を想像する。ま…そんな感じで遠隔地の戦場をモニターしてるんだろうかと想像してみました。「パッシブ式」故、省力でコンパクトに設計できたり、敵から作戦本部を感知されにくいメリットがありますが、探知範囲が限定されたり、チャクラを完全に消せる無(ムウ)様とか香燐みたいなのには弱いけデメリットはあります。一長一短はありますが、戦場から離れた立地に作戦本部を設置して、指揮系統を戦場と隔離するのはリスクマネジメントにおける合理性があります。しかし、大将達が最前線に行く血の気の多い忍に向いてる様にも思えませんが(笑)。

しかし、ナルトみたいに夥しい量のチャクラを具現化して鎧にして戦うタイプ忍のモニタリングは非常に向いていると思われます。だから、青は戦場でトビが感じる違和感と同質の疑問を持ち得るのだと思います。霧の隻眼・青は白眼持ちですが、後付けであります。そもそも白眼瞳術でありながら千手一族の傘下にいる日向一族血継限界で、弟系が兄系の能力を研究して取り込もうとした痕跡だと、僕は睨んでおりまして、ぶっちゃけ写輪眼を改造して無毒無害化した人造の瞳力であり、日向一族門外不出に拘ったのは、その秘密に気付かれまいとする意図があったんではないかと思っています。つまり、青は弟系の感知能力者であり、瞳術に頼った感じ方に縛られていないんじゃないかと思うんです。

「その後の状況は?」(シカク)

「うずまきナルトが
とんでもない力
面のマダラを抑えてる……
ありえないチャクラだ!
いや…むしろ押してる…
ビー殿 カカシ殿 ガイ殿を含め
たった四人で…!!」(青)

トビにも青にも結局は「ありえないチャクラ」と感じられたナルトですが、青はナルトをしっかりと認めています。逆にトビは存在そのものを軽視し、ナルトをなかった事にしようとすらしています。それをナルトの味方の青が「何かの間違い」とするならば解りますが、敵であるトビがリアリティを感じないのは感知能力以前に危機管理能力に欠陥が在り過ぎます(笑)。トビの思考停止にも似たナルトへの「評価」とは、やはり「瞳力」に対する過信に拠るものではなかろうかと思います。ホントにこの戦いに勝ちたい!!と思うなら、自分が感じる違和感に対して無関心では居られる筈がない。それは遠く離れた戦場の微かなチャクラの揺らぎに全感性を集中する青の態度を見れば良く分かると思います。

青とトビのナルトに対する反応を吟味すると、トビはこの戦いにホントに勝利したいんだろうか?と疑問に思います。トビの性急なナルトの切り捨ては、トビが「ある結末」を既に知っているかのようで、「月の眼計画」で全てが無意味になるんじゃなくて、トビそのものが無意味のような気がしてなりません。それ程、「月の眼計画」が圧倒的なんだとも言えるでしょうが、それは十尾を復活させて、トビが十尾の人柱力になった後の話し出し、そもそもトビの器量で十尾のコントロールなんて可能なんだろうかと疑問が山積みです(笑)。ちなみに、六道仙人が十尾を正しく導かなかった事実と、十尾を完全にコントロールできたか否かは全く別の話なんであしからず(笑)。これは場所を変えて説明しますんで。

ホントに<ボヤァ~ッ>っとしか書けなくて申し訳ありませんが、トビが単独犯で「心」を全く理解せずにこれまでの複雑な人心の操作を行って来たのだとすれば、非常に高い確率でトビに入れ知恵する存在が必要だと思います。トビがナルトの「変容」を目の当たりにしながら、それを黙殺するのは何ものかに教唆された内容と余りにも違ったからに思えるのです。普通なら青のように興味津々にナルトを探る筈です。もうこの段階でトビに対する興味が無くなってしまいます(笑)。少なくとも、この行のトビを見るにつけ、世界忍界を翻弄する度量を感じません。こんなトビだから、ナルトと真正面から殺り合う事もないんだろうな…と、妙に気が抜けてしまいます。なんつーか…トビには「一生懸命」がない…。

うまく書けない…一旦切ってヨカですか?

 
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第573話「輝きへと続く道」①

 
「難しい……名前だと?
それが何だというのだ?」(トビ)

「ハァ~ン…
お前は知らね~んだな!?
」(ナルト)

「!?」(トビ)

「ヘッ!」<ズズ>(八尾)

<ベー>「教えてやんない―

よっ!!」
(ナルト)

<ズン>(八尾)

「難しい名前」でトビがいきなりチンプンカンプンになるのを見て、ナルトはトビが尾獣の名前を知らない事を見破ります。尾獣は十尾のチャクラを分割して創造された新たなる生命体です。その膨大で凶悪なチャクラに注目すれば最強のチャクラ兵器になる…外道魔像を介した尾獣のコントロールとは凡そ生命としての尾獣を無視、或いは陵辱する扱いと言えるでしょう。テイルズの運用で、トビの粗雑にして”ぞんざい”な扱い方に嫌悪感を示した五尾・穆王(こくおう)が悔しがり、それでも尚、トビは「魔像の鎖」で組み伏せていました。そこには一欠片の罪悪感も在りませんでした。そして今度は、ナルトの言う事がトビには染み込まない。トビが明らかに「心」を意識していない描写に大きな違和感を感じます。

トビは長門やサスケの「心」を弄くり回してコントロールしてたんではないのか?時にシドニィシェルダン並みの超長期的なシナリオで選択肢を一つずつ潰しながら自分の思い通りの道を歩ませたトビと、今ここで外道魔像を擁して尾獣を蹂躙するトビが同じキャラとは、僕には思えんのです。長門が味わった「痛み」をもっと大きな「痛み」中和できると唆(そそのか)したのはトビだと思うんです。そして、それを真に受けて長門が考案したのが「ペイン(=痛み)六道」という忍術だった。長門の優しいところは、その「痛み」をチャラにする「外道」を準備してたところなんですが、真っすぐ過ぎて<ポキッ>っと折れてしまったのが長門で、トビはそれを見抜き巧みに利用したと、僕には思えるんです。

サスケにしても、イタチがどんな想いでサスケを残したのかを、虚実を織り交ぜてサスケに吹き込み、最終的にイタチを殺めてしまったサスケの罪悪感を木ノ葉隠れの里に対する攻撃性へと、トビは転化させたのだと思います。しかも、サスケが後戻りできない様に「五影会談」へも強襲させビンゴブックに載る「札付き」に仕立てました。そこで示されたトビのプロデュース能力が純粋にトビの能力であるなら、トビは間違いなく「心」というものを理解していなければならないと、僕は思います。しかし、ナルトが吐く「難しい名前」が今ここに居るトビには染み込まない。もしかしたら、「万華鏡の儀式」のトビと、テイルズ六道を操るトビは別人ではないのか?そうじゃなきゃ繋がらない…と、僕は考えています。

<ゴゴゴゴゴゴゴ>

「ナルトが
これほど成長したのを
目の当たりにすると
……自分がずいぶんと
老いぼれに感じるな」(ガイ)

「…どうしたの?
いつものお前らしくないじゃない…!

オレが言うのも何だけど…
オレ達の青春もまだ終わっちゃいないって
ことでいかないか?」(カカシ)

「…オレ達はここへ来てまだ……」(カカシ)

「それ以上言うな!
余計むなしくなる!」
(ガイ)

「それでこそガイだ」(カカシ)

一方、目の前に居るナルトが想像を超える成長を示すが故に、自分を見失いそうになっているガイ(笑)。確かにはとバスツアーよろしく”尾獣モード”に乗り込んで、守りにきたナルトに逆に守られてしまった自分の不甲斐なさは現実逃避したくなるレベルでしょう。しかし、カカシは冷静にナルトの疲弊を見抜き、自分達がここに居る意味を思い出す「間」をガイに与えています。やはり、カカシはガイの「心」をよく理解できています。いつもならガイが言ってた事をガイに成り代わり告げる。それが自信を失い、自分を失いかけたガイの「心」を鼓舞するのです。恐らく、カカシには尾獣の「心の階層」にてナルトが尾獣と結んだ盟約とも言える交わりを認知しなくとも、何となく感じるくらいはできる。

最早、自分の理解を超える程に成長したナルトであっても、ナルトが示す「自信」が根拠のない強がりじゃない事を…。だから、一時的に疲弊したナルトが持ち直す暇(いとま)を作る為なら命だって懸ける。それは先ず自分が行う覚悟があるから、混乱しているガイの正気を取り戻そうと考えたのだと思います。カカシは命懸けでナルトだけでなくガイも守ろうとしているのです。きっとその想いがガイには伝わったのでしょう。だからカカシを制する訳です。そこにはナルトだけでなくカカシも守りたいという想いがある…のだと、僕は思います。今度、事があればガイは黙って死門を抉じ開けるかも知れません。しかし、それはナルトが許さない。何故ならナルトはカカシとガイを守りたいと思っているから。

カカシもガイもナルトも「心」を理解しているのです。その想いが自分自身ではなく他者に向かう時…誰かの為に何かがしたい…そう思える気持ちを「愛」と呼ぶのではないでしょうか。「愛」という字の中心に「心」があるのは、きっとそういう事なんだと、僕は考えています。カカシもガイもナルトも自分の事なんかこれっぽっちも頓着してはいないでしょう。この「心強さ」が解りますか?この「温かさ」が感じられますか?「愛」とは「力」なんだと思うんです。誰かを倒す「力」ではなく、誰かを守る「力」。それは同じ「力」ではありません。その意味がカカシとガイとナルト…勿論、キラビには理解できるのだけれど、トビにはチンプンカンプン。それは「愛」の中心にある「心」を見ていないからなのです。

<スッ>「………」(あの顔…)(トビ)

<グッ>(トビ)

<ツー><ポタタ>(トビ)


(汗…?

…イヤ…雨だ…!

…オレが…あんな奴ら相手に
汗を流すことなど
あるハズがない!!」
(トビ)

<ポツ><ポツ>

(ナルトはただのサスケへの当て馬…
オレにとっては余興でしかない
ガキだったハズだ!!
)<スッ>(トビ)

<サァー…>

(あいつの力は把握していた…!
この違和感は力くるものではない…!

なら何だというのだ!?
いったい何が…!?」
(トビ)

(…イヤ……
そんなことはどうでもいい

ナルトが何者かなんてのは
どうでもいいことだ…)
(トビ)

<キリリ>とした眼差しがトビに刺さる。トビは落ち着き無く「うちは」を手にしますが、汗なんだか雨なんだか解らない。そこから始まる自問自答。しかし、トビの写輪眼には明らかに変容する「九尾のチャクラ」が「違和感」として映っている。ちなみに「九尾のチャクラの変容」とは、ナルトが大切にする「難しい名前」とテイルズから受け渡された「チャクラ」と無関係ではないでしょう。そもそも十尾を「九つのチャクラ」に分割し「九つの名前」を与えた経緯を考えれば、量的には物足りませんが、九つの内、八つまでチャクラが揃った事実は、「十尾の統合」においては質的にトビの外道魔像と並んでいるでしょう。きっと、その事実がナルトが発散するチャクラに影響しているんだと思います。

トビは写輪眼でその「変容」を誰よりも切実に感じるものだから、トビが把握した筈のナルトの「力量」との差に戸惑っているのです。しかも、今ここに居るトビは「心」を解ってない…っていうかーッ(笑)、「チャクラ=力」が全てのトビにとって、「心」を繋げて、お互いに支え合い、励まし合い、助け合う「強さ」…つまり「心強さ」が理解できないのです。トビが見立てを遥かに凌駕する「力量」を発揮する理屈がトビには説明できないから焦るんです。そりゃ汗もかく罠(笑)。しかし、その違和感を噛み殺すように無視するトビに感じる違和感とは何でしょう?「心」を無視して、「チャクラ=力」に対する感受性のみで物事を判断しようとするトビが長門やサスケを操れるんだろうか?

あれは人の「心」に巧みに付け入らなきゃ無理だし…。かと言って、トビが複数存在してTPOで入れ替わっているようにも思えない(一時、トビ複数説というのが在りましたが…)ので、残るはトビが何者かに言い含められている可能性…。例えば、予め言い含められた未来…つまり「予言」がトビにあるとしたら、それから外れる未来にファビョるのは解ります。そして、トビに予め言い含められた中に「心」に言及する文言がなかったのだったなら、今ここでトビが示す焦燥が僕には理解できる。そういうトビの雰囲気というものが、トビが黒幕には当たらず、トビを更に包み込むような存在なくしては成り立たないとする「予感」として、ナル×ジャンの考察に舞い降りて来てる訳なんだけど…回りくどい!?(笑)

「………」(トビ)

「この戦争より後
過去も未来もない…
存在すらも…
全てが無意味になる」
(トビ)

トビはあくまでも「月の眼計画」を断行するつもりなんですね。ちなみに「月の眼計画」とは十尾の人柱力となったトビが発動する「無限月読」「月」に投影し世界を眠らせ「夢」の中に落とすという馬鹿げた計画です。ぶっちゃけ外道魔像に封印した尾獣のチャクラを「魔像の鎖」「魔像の杭」で縛ったのと似てます。どっちも「心」を無視してますよね。トビには人と人が信じ合い助け合い励まし合える想定がないんです。何でそんな事になっちゃったかと申しますと、うちはマダラが木ノ葉隠れの里ばかりか「うちは一族」からもソッポ向かれた過去に始まってまして、もう誰も信じられなくなっちゃった(そんなような連ドラあったよなーッ)からだと思うんです。もしかしたら、そのに付け込んだ輩が居た…なんてね。

或いは、トビが勝手に滑り落ちちゃったのかも知れないし。どっちにしてもトビに写輪眼なんて「感受性」が備わっていたから見誤る未来があったのは確かだと思うんです。僕はね…才能って恐いと思うんです。人に見えないものが見える。他人に出来ない事ができる。たったそれだけで人って思い上がれるんです。「カッパの河流れ」とは「泳ぐのが上手な様」を言うのではありません(笑)。「カッパだって溺れちゃうんだよ」という戒めなのです。そして、写輪眼の持つチャクラに対する高い「感受性」「チャクラ=力」のみを際立たせ「心」を軽んじる原因を生んでるのだとしたら…。そして、この仕組みを創ったのが何を隠そう六道仙人なんだから、ややこしいを通り越して救いがない(滝汗)。

皆さんを無視した自分語りが…続きます(笑)。

 
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第572話「九つの名前」⑥

 
<グフォォ>(尾獣モード)

<ボン>(分身ナルト・仙人モード)

「…九尾まで完全にコントロール下に置くとはな
だが…まだ長続きはしないようだな
それで今まで通りだ」<カァッ>(トビ)

”尾獣モード”のリミットの「五分」が訪れたみたいです。多分、九喇嘛が一生懸命張り巡らせていたリンクが持たなかったんでしょう。九喇嘛のチャクラ供給が不安定になった為、ナルトのチャクラが揺らいで影分身の術が解け、仙人モードの分身も掻き消えたのかしら。でも、ま…ナルトもサスケも最大戦速でチャクラの鎧(ナルト=”尾獣モード”/サスケ=”須佐能呼”)を展開して5分とか10分くらいをリミットにして貰わないと、「終末の谷の決闘」だけで一年以上続きそうで恐いです。おまけに小口が真っ黒になっちゃうくらい回想挟まれたら2年~3年はかかってしまうので、きっと僕が持ちません(笑)。それにお話がここまで成熟しては続け様がない。何事もちょっと物足りないくらいが丁度良いんです。。

ところで、トビが「魔像の杭」を用い「テイルズ六道」を仕立てたのみると、ナルトの”尾獣モード”の理屈を理解できていない様に思います。もしもトビが”尾獣モード”を理解しているなら、外道魔像に封印した尾獣を使ってそれぞれの”尾獣モード”を使ったと思うんです。しかし、その為には尾獣の「心」にアクセスしなくてはなりませんが、あるレールに乗っかって目指すものがあり気付けずにいる…ここ上手く表現できないんだけど、人の感情や弱さを巧妙に利用しているように見えるけど、実はトビ自身が巧妙に操られてる可能性があると思うんです。時にノーブルだったりイノセントな雰囲気を醸し出してたような…今にして思えばなんですが、サスケの「万華鏡の儀式」の時のアレも演技じゃなかったのかも…。

ま…その疑惑の根源には六道仙人が居りまして、そのまた根っこに「親心」というものがある。それを「親心」と呼んでいいのか?に疑問が集中するだろうけど、『NARUTO -ナルト-』という壮大なパズルを拵えて、それを盛大にバラまいた労力やタイミングを考えると、少なくとも興味本位とか悪気はなかったと思います。九喇嘛が回想した六道仙人を囲む円座で、幼き日の九喇嘛が涙を流してたのは、自分達が大切なものを託された感覚があったからじゃないかと思います。ほんとに<ボワァ~ッ>っと書いてるので良く解らないかも知れなくいけれど、何となく感じて貰えれば僕も幸せです。不遜ながら六道仙人感情移入して今は書いています。だから断ずる事ができないでいる。

それが「親心」なんだとも思えてる…。

<ズオオオ>(外道魔像)

<ザッ><ザッ><ザッ>

<ズオオオオオオ>(魔像の鎖)


<ズズ…………>

<ズオオオオオ>(外道魔像)

<パクン>(外道魔像)


(だが…よくやったぞナルト)(八尾)

「今まで通りじゃねェ…」<グッ>(ナルト)

「!?」(トビ)

「難しい名前
一度にたくさん教えてもらったからよ!!」
(ナルト)

一方、ナルトはというと「幸せな子」だな…と(笑)。これって「弟系」の特権みたいなものなんだろうな。しかし、まあ…「兄」と「弟」を創って、そのどちらかを選ぶ仕組みを造ったのも六道仙人なんだよね。全てはそこから始まっている。同時に十尾を分割して九つの尾獣を生み、十尾の亡骸を地爆天星で固めてできたのが「月」で、尾獣の収集用に遺した虫かごが「外道魔像」だった。そして兄系に例のザザザッ…ザザッ…。もう誰かツモってもらってもヨカですが、こんなに頑張ってるケルベロスにを持たせてやろうと…そんな温かいお気持ち…誰も思ってなかったりして(滝汗)。それはちゃんと書かせてもらいますので皆々様の胸に仕舞っといてください。熟すというよりは腐ってるかも…ですが(笑)。

ナルトが「右手=ナルトの鍵」をお腹に当てがってるカットがありますよね。ナルトは「難しい名前」と、トビには告げてませんが「チャクラ」も預かっています。二尾~七尾のチャクラ。八尾は拳を重ねた行で既に取得済みだとすれば、ホントに残りは一尾・守鶴だけなんですね。しかもナルトは「六道の勾玉」を何故だか首にぶら下げてて、尾獣チャクラの貯蔵は「六道の鳥居」がこれまた何故だか請け負ってくれる。つまり、尾獣がくれたチャクラは例の鳥居の上空に漂って保存されてて好きな時に使えるんです。勿論、九喇嘛のチャクラだって残ってるか、九喇嘛が何とかするでしょうから、疲弊し切ったに見えるナルトが、ココ一発で二尾から九尾までのチャクラを一度に解放する可能性があると思うんです。

「ほんの少し」しか尾獣達からチャクラは貰ってないから、これもリミット内の発動でしょうが、mjd…”十尾(尾獣)モード”があるかもです。トビもキラビのタコ足分身に欺かれた八尾封印失敗も八尾のチャクラは取り敢えずゲットしたみたいな感じだったし、穢土転生にも関わらず九尾のチャクラを再現する金角銀角を封印した浄瓶を押さえに走る辺り、例え一部でも尾獣のチャクラを収集するのには特段の意味があるのだと思います。トビは八尾のタコ足と金角銀角を数えればコンプしてるし、ナルトは量的に限定されるけどいい線行っています。ナルトがテイルズから貰ったチャクラを一気に解放して”尾獣モード”に打って出れば、トビだって現存するチャクラで攻勢をかける用意がない筈は無いでしょう。

そうです!!ナルトの”ほぼ十尾モード””外道魔像の十尾モード”タイマンが期待できる…と思うんです。恐らく今のナルトは状況が整えば一尾・守鶴以外は九尾・九喇嘛同様、他の尾獣も完全なるコントロール下に置いてる訳で、一見、尾獣本体の大多数を保有するトビに不利に見えますが、甲乙付け難いかも知れない。また「八卦の封印式」には「六道の勾玉」も関与してますので、複数の尾獣を同時に抱え込む(最早…「封印」とは言わない)事が可能かも知れませんし、ナルトが「名」を告げられた尾獣の宿主として「居場所」を提供する展開はナル×ジャン的にはアリです!!ぶっちゃけ、ナルトが六道仙人と同じ(ように見える)首飾り…「六道の勾玉」…をしてる時点で依怙贔屓されてるんだけど…。

<チッ>…「兄系」の舌打ちが聞こえて来そうですね(笑)

第572話「九つの名前」
ナル×ジャン ケルベロス

…………胸突き八丁…<ゲフォッ…>(←吐血)



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第572話「九つの名前」⑤

 
「ウオリャアア!!」(ナルト)

「グオオオオオ!!!」(尾獣モード)

「お前らもそう思うだろう……
ナルトはじじいの………」
(九喇嘛?)

場面は”尾獣モード”のナルトに移ります。これは九喇嘛が六道仙人(=じじい)の回想をして、(長すぎなんだよ…じじい)と微笑んだ直後で、夢の終わりを告げる目覚まし時計の様に、夢と現実が同期しているように”尾獣モード”の本体ナルトが全力で「魔像の杭」を抜きに掛かる…九喇嘛がその想いに応えない訳ないでしょう。この時、「お前らもそう思うだろう……」と話し掛けるのは九喇嘛の声なんだと、僕は考えています。九喇嘛は「心の階層」で繋がった…元は一つだった尾獣達に、九喇嘛が語りかけているんだと思います。これは四尾・孫悟空が提起した「導く者」の受け売り…じゃなくて、九喇嘛が孫の考えに同調し、孫亡き後、尾獣共をまとめようとする意思表示なんだと、僕は考えています。

「導く者」ってのは…ザザザッ…で隠そうかと思ったんだけど、あんまりやり過ぎるのもアレなんで、ま…そういう事です(笑)。そんな感じで九喇嘛が想いを投げかけると、テイルズも何となく通じてるみたい。きっと孫ってテイルズでも一目置かれる存在だったんじゃないでしょうか。弁が立ちそうだし(口うるさい)、本なんかも読んでそうだし(理屈っぽい)、それがあんなに熱く「導く者」とナルトを持ち上げて、今度は九喇嘛が同じ事を言い始めて、とうとうテイルズが落ちたんじゃないかと思うんです。九喇嘛もテイルズの中では抜きん出た存在で影響力があったと筈。それがここまで肩入れするナルトに興味が湧かない筈ありません。期待しない筈ありません。認めない筈ありません。

だから、尚更ここに居ない一尾・守鶴が気になって仕方ないです(笑)。テイルズがここまで陥落して、残るは守鶴のみですから、そこをトビが押さえてない訳ないので、九喇嘛と守鶴の一悶着には期待していいと思います。第一部、木ノ葉崩し編の終盤、完全体となりガマブン太と死闘を繰り広げたファンキーでジャンキーな守鶴が、主体性無く多数決に靡くキャラじゃないことは解っていますので、多分今頃アップ始めてると思いますよ(笑)。そう言えば木ノ葉崩し編で守鶴は尾獣玉を使わなかったですね(確か風遁系だったような)。しかも、守鶴って砂隠れの老僧の生霊とか言われてなかったっけ…(汗)。あの時点では九尾と一尾だけ出してお話を仕舞うつもりだったかと疑ってもヨカですか?!(笑)

<ズボッ>「そうね…」(又旅)

「う…うん」(磯撫)

<ズリュッ>「ああ…」(犀犬)

<ズボッ>「ですね…」(穆王)

<ズボッ>「だな…」(重明)

「魔像の杭」を抜かれたテイルズは一応「テイルズ六道」の縛りからは解放されるんですよね。穢土転生で仕立てた元人柱力に「魔像の杭」で「力の階層」をピン留めされて縛られてたんだと思います。少なくともそれからは解放される。孫が言い残した通り自分達を助けに来た!!それが嬉しくない人(正確には尾獣だがな)なんていませんて。ま…その前にテイルズはナルトにその「名」とチャクラを預けていますんで、この了承は九喇嘛の想いに対する答えなのかも知れません。九喇嘛みたいにヤンチャで聞く耳を持たない子がここまで言う気持ちも解る罠…と、そう考えながら「グオオオオオ!!!」と咆哮を上げる”尾獣モード”のカットで「お前らもそう思うだろ……」と語る九喇嘛の言葉が刺さりますよね。

これって「オレの信じたナルトを信じろ!!」と九喇嘛が応援してるようなもんだと思うんですよ。そのくらい九喇嘛はナルトに惚れてるって事で、こんな九喇嘛に誰がした!?とテイルズが感化されて良いと思います(笑)。きっとこの光景を何処かで…多分、外道魔像の中で…守鶴が見てて奥歯ギリギリ言わせてる筈なんです。やっぱ、そんな守鶴を靡かせてこそ成る「十尾の統合」であって欲しいと思いますし、テイルズがそれを望まない未来も僕は許容したいと思っとります。つーか、六道仙人が遺した未来とはそういう事じゃないのかな…と思うんです。ボヤーッと書いてるのでアレですが、六道仙人って何一つ自分で決めてないんですよ。こうしなさい!!と言っていい神様なのに何一つ命令してない。

ここ解りますか?六道仙人神様だったんです。角都だか飛段だか”暁”の人外以上に人外の多分「ほぼ神様」だった筈です。だって「月」を創ったり、「兄」「弟」すら創造しちゃった(筈な)んですから!!(汗)そのくらい「神」六道仙人が何で何も決めないんですか!?その反対に「外道魔像」とか「輪廻眼」とか「うちはの石碑」とか遺すのは何で!?何でなの!?何で一所に在ったものをワザワザ手間かけてバラバラにしちゃったの?それって無駄じゃないの!?エコではないよね!?(笑)と思いませんか?折角、六道仙人「安寧秩序」を実現してたのに、何でそのバランスを崩さにゃならんのか教えてください…と問いたい…でも、ここまで来たら気付けやァァァァァ~ッ!!!!と、逆に言われそう(笑)。

続きまーすッ!!

途切れるものか………(笑)。


 
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第572話「九つの名前」④

 
「オレ達は四尾の訴えで集い
お前に聞かせ渡すものを約束して
こうしてここに居る」(ウタカタ)

「そっか……あいつそんなこと…
へへ…とにかく皆集まって
仲良さそうでよかったってばよ!」
(ナルト)

「そうなったのはここより
四尾と老紫がいなくなって後のことだで

ナルト……お前のおかげだ」(ハン)

ウタカタとハンのセリフの流れから、孫の呼びかけ(訴え)で「心の階層」にテイルズは集えたようです。ハンの「こうなったのは…」を解釈すれば、人柱力が一緒にいるのも、もしかしたら孫と老紫の邂逅に震えた結果だったのかも知れません。そして、それらがナルトのお陰なのは、やはり九喇嘛と「心」を繋げられた…エーッ!?九喇嘛がッ!??(笑)…衝撃に拠るところが大きいと思われます。やればできるんだな…と、オオノキ以上に頑固じじいだった老紫が<ニコ>と笑って刹那ではありましたが孫と「心」を通わせ「違う道」をちゃっかり味わって外道魔像に消えたのなんて、その他の尾獣達も「オレもオレも」となっても不思議じゃありません。それは元人柱力にしても同じ気持ちなのでしょう。

だからナルトは「仲良さそうでよかった」と感じてるんですね。ま…それを「お前のおかげだ」とハンに言われたところでナルトは頓着しないでしょうが(笑)。尾獣が念話(テレパシー)で繋がっている提示がありましたから、尾獣同士が「心の階層」に集うのは特別ではないと思いますが、人柱力がそれに随伴するのは画期的です。それは「やぐら」「キラビ」のレベルをもって実現かのうな筈で、その他の人柱力がこの場に臨場できるのは尾獣だけでなく人柱力の認識が一定のレベルをクリアできたからで、それが九尾・九喇嘛が超えた一線によって尾獣とその人柱力に示唆を与えたものと、僕は受け取っています。それをして「ナルトのおかげ」となる訳で、皆、ナルトに教えられたと感謝しているのです。

「ナルト君
前に来て手を…
四尾…イヤ孫悟空との約束を…
果たします…」(二位ユギト)

「!?」(ナルト)

「私の名は又旅(なたたび)」(又旅)

「二位ユギト」(二位ユギト)

「ボクの名は磯撫(いそぶ)」(磯撫)

「オレは元四代目水影やぐらだ」(やぐら)

「私は穆王(こくおう)」(穆王)

「ハンだ」(ハン)

「オレやよ
犀犬(さいけん)ってんだ」(犀犬)

「ウタカタだ」(ウタカタ)

「ラッキーセブン重明(ちょうめい)だ」(重明)

「フウっす!」(フウ)

<スッ>(テイルズ)

<トン>(ナルト)

それで、尾獣と人柱力は「名」を名乗ります。そして、尾獣はナルトと手を合わせチャクラを与えます。これは孫がナルトに「チャクラを渡せた」と話してるので鉄板です。ちなみに、今まさに「尾獣モードVSテイルズ」の真っ最中で「九喇嘛の鎧」と分身ナルトが「魔像の杭」に取り憑いたところで、一応、テイルズは外道魔像の管理下を脱していません。それなのにここまで自由に語り合えるのは外道魔像が尾獣の「心」を縛れていないからです。もっと言うと、こんな戦いの最中にこんな静かな場所があり、こんなにホッカリと話し合えるなんて何かがオカシイと思うべきでしょう。そしてテイルズが自らの「名」を伝え、チャクラを渡す。それが何を意味するのかは物語で提示があると思います。

つまり…ザザザッ…ザザッ…って~おい~ィ!!(笑)もう書けないところだらけで申し訳ありません。僕が「うちはの石碑」(結)を書かないもんだから、手が詰まって仕方ない(汗)。でも、「捏造限界」で埋める必要があった場所に間チャンがズッポシです(世界的に間チャンの擬音はズッポシですよねーッ)。ま…ホントに近い内に書きますんで(近い内っていつだよッ!!)、お待たせした分、しっかりと熟していると思いますので。しかし、一尾・守鶴は何処でどうしているのやら。狡賢いトビの事ですので、ここぞという場面でぶつけてくるかも。それを逆手に取って一尾・守鶴にすら悟りを与えられるくらいなら、必ずや外道魔像の呪縛をテイルズはうっちゃれるんじゃないかと、僕は思います。

それに”尾獣モード”一尾・守鶴のガチバトルはご馳走じゃないですか。めっちゃファンキーな守鶴が尻尾振り乱して暴れて欲しいし、それすらねじ伏せて救うのがナルトだと思います。キラビとは既に拳を合わせてチャクラ交換の儀式も済んでますんで、守鶴が落とせればナルトは尾獣のチャクラと名前…そして「心」をコンプすることになるます。もしかしたら、それによって「心の階層」の更に奥底にある…例えば「魂の階層」とか「十尾の階層」に進めるオプションが存在するんではないでしょうか。そこから外道魔像の介入にハッキングしてコントロール権を奪うとかできて、ホントにナルトは尾獣を統合しちゃうんじゃないかな…それで実現するのが…”十尾モード”なんじゃないかと、僕は考えてるんだな。

「私はもう長くない

守鶴・又旅・磯撫・孫悟空
穆王・犀犬・重明・牛鬼・九喇嘛

離れていてもお前達はいつも一緒だ
いずれ一つとなる時が来よう…


それぞれの名を持ち…
今までとは違う形でな
そして私の中に居た時とは違い
正しく導かれる


本当の力とは何か…
…その時まで…」(六道仙人)

(長すぎなんだよ…じじい)(九喇嘛)

ま…根拠のない妄想は実際の提示に譲るとしまして、九喇嘛のおぼこいこと…<ジュルッ>。めちゃめちゃメンコイですね。六道仙人の話を円座で聞く尾獣達ですが、これは九喇嘛の回想ですよね。尾獣達にその「名」を託され、チャクラまで手渡され、何だか重いモノを背負わされたナルトですが、九喇嘛はそれが頼もしくもあり誇らしくもあったのか、六道仙人の辞世を思い出します。十尾から分割した尾獣は離れていても「いつも一緒」…それが「心の階層」を意味するんでしょう。尾獣が念話(テレパシー)可能なのは「心の階層」で何者にも干渉されず話し合えるからです。そして、いつか一つになる…それは十尾として再び統合される暗示であり、尾獣が不安定な「力」と兄系に判断された理由でしょう。

兄系の瞳力とは「チャクラ(=力)」は見分けられるのに対して、弟系のミトやナルトは「悪意の感知」ができる「心」に対する感受性が備わっています。外道魔像は尾獣の「力の階層」に干渉できても「心の階層」には立ち入れない。ここまで片手落ちの能力を六道仙人は何でそれぞれに委ねたか?その前に十尾を分割しおぼこい子供の尾獣を九つも作り、それぞれに「名」を与え、この世に解き放ったのは何故?六道仙人は尾獣にもそれを考えて欲しかったんだと思うんです。尾獣達が正しく導かれ、「本当の力」とは何か…を知る事を願って。九喇嘛はその答えを見出したのだと思います。だから、こんな風に微笑む事ができる。こんなに柔らかい表情の九尾(九喇嘛)を見る事ができるとは…(滝汗)。

もうこの辺りでこれまでバラまかれた伏線が集結して来て、オイオイ…十尾復活!?みたいな勢いで大きなウネリを生んでいますよね。こりゃホントに『NARUTO -ナルト-』終わっちゃうよ…マジかよッ!?って寂しいやら嬉しいやら(笑)。しかし、ナルトの方がここまで完結しちゃうと、サスケとの会わせ方つーか、「終末の谷の決闘」の落としどころが逆に見えなくなってしまいます。ここまできたら「ナルトVSサスケ」はゴワサンに願いまして、トビを包み込むくらいの別の大きな敵が出て来て、ナルトとサスケが協力してそれを打倒するみたいな流れになるのかしら。って言うかね…十尾ってそもそも何だったのかな…ちゅー話になりませんかね。何か変な話になってしまってゴメン。どうか叱らないで!!

「長すぎなんだよ…じじい」って(笑)。

だって書けない事が多すぎるんだもん(汗)。

続きまーす!!



 
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第572話「九つの名前」③

 
(ちゃんと教えてやれ…
…それとあいつにオレのチャクラを
ほんの少しだが渡せた)
(孫)

「………」(老紫)

「…お前ら覚えてるか?
六道のじじいが最後に言ってったことをよ…
たぶん…あの小僧がそれだ…

オラはそう感じた

…たぶんあいつはお前らも助けようとここまで来る
そんときゃ小僧をよろしくな


もう魔像に引っぱられてる…
じゃ先行ってるぜ」
(孫)

「…………」(老紫)

めっちゃボーイッシュで僕好みのフウちゃんのシャベリから四尾・孫悟空と老紫を交えた尾獣の座談会の回想に入ります。恐らく時系列的にはナルトが孫を止めるの止めないのと騒いで、内から外からのアタックで「魔像の杭」を抜き去った直後でしょう。孫は「もう魔像に引っぱられてる…」と口惜しそうですんで、問答無用で外道魔像の口に飲み込まてしまう前にテイルズとここで語り合ったのだと思われます。外道魔像は尾獣の「心」ではなく「力」を管理下に置き、有無を言わせず操っていますから、差し詰め四尾の口腔内に飲み込まれてアクセスしたのは尾獣の「力の階層」…つまり、チャクラの発生場所だったのでしょう。外道魔像はそこに「鎖と碇」で縛って尾獣を管理してるんだと思います。

それで、孫らテイルズがワサワサと集まって語り合うこの場には「面のヤロー」は入って来れない。つまり、外道魔像「鎖」が届かない場所…それは外道魔像の管轄しない「心の在り処」でありましょう。外道魔像「魔像の鎖」「魔像の杭」は尾獣の「力」は縛れても、尾獣の「心」には関与できない。或いは無視している…と考える事ができます。と言うか、外道魔像はそういう風に…ザザザッ…ザザッ…ごめんなさい!!また書けない領域に達してしまった。ま…取り敢えず、僕の考察では、ナルトが入った場所は尾獣の「心の階層」なんだと思ってください。ちなみに、先に孫が縛られてた場所は「力の階層」ね。そして、孫は「心の階層」でテイルズを招集して会合を開いた訳だ…。

尾獣の「心」とはこの描写が示す様に自由で、それは外道魔像に封印され縛られていても変わらない。って言うか、外道魔像に尾獣の「心」まで縛る権限はないようです。そこがこのお話のミソなんだけど、取り敢えず今は「そうか…そういう事か」と飲み込んで頂けますか(笑)。孫にとってナルトという忍…否…人かな…との出会いは衝撃的だったんでしょう。それで黙ってらんなくなって、尾獣の仲間に招集かけたんだと思います。ナルトが自分を助けようとした事。それで他にも外道魔像に縛られている仲間を助けに来るだろう…確信を、どうしても伝えたかった。そして、ナルトこそ「六道のじじい」が言い残した「それ」だと伝えたかった。孫のこの行いには物凄い喜びを感じます。

「四尾よ……もしかしたらだが……」(老紫)

「!?」(孫)

「………ワシらにも……
違う道があったと思うか…?」
(老紫)

「………」(孫)

「ケッ…土影のオオノキより頑固な
てめーが……死んでずいぶんと丸くなったかァ!?
まぁ…てめーがオレの人柱力になったあの時…
初めにオレの名をちゃんと覚えてたらな…!」(孫)

「…………」(老紫)

「お前の人柱力になって40年余り
今さらお前の名を言うほど丸くはなれん…!
だが忘れていた訳ではない…」(老紫)

<ファ…>「なら…
オレの名の口上全部言ってみやがれ」(孫)

「………」(老紫)

<ニコ>「孫でいいか?」(老紫)

それで、尾獣の「心の階層」に人柱力もいる事実…これに「アレッ!?」っと思えた人はきっと「捏造限界」の系譜にある方だと思います(笑)。これまでの提示で、完全に尾獣をコントロールできたのは、千手柱間、うちはマダラ、四代目水影・やぐら、キラビの四傑のみです。その中で人柱力だったのは「やぐら」「キラビ」のみです。ナルトの”尾獣モード”やキラ尾を見てて解る様に、人柱力の完全なる尾獣のコントロールとは尾獣と「力」だけでなく「心」を通わせる境地に達する事でありましょう。つまり、「心の階層」に存在していい人柱力とは「やぐら」だけだと、僕は思うんですね。四尾・老紫にしても修行半ばだった筈だし、他の人柱力も完全覚醒には至ってない筈です。

ちなみに、尾獣の「心の階層」に随伴する人柱力のイメージとは、既に死んでしまった人柱力の御霊ではないかと、僕は考えています。奇しくもトビの「テイルズ六道(ホントは外道)」とは、穢土転生で元・人柱力(テイルズ)を再現していまして、トビは適当な人柱(ひとばしら)を見繕って、それに穢土転生の術を施して、テイルズの遺伝子情報の座標に「浄土」から御霊を降ろしているのです。つまり、今は亡きテイルズの御霊は現状、穢土(現世・娑婆)に留まっているのです。それが尾獣の「心の階層」に居る。これは尾獣が元・人柱力を許しかからこそ実現した一大事じゃなかと、僕は考えております。そもそも、デフォでここに居るなら人柱力としては完全覚醒してたと仮定しての話ですが。

孫のオデコの上に座るのは老紫…彼は人柱力として悩み、修行の旅に出るんですよね…確か。しかし、その志半ばにして鬼鮫に狩られます。きっと鬼鮫が鮫肌に融合して例の大水牢の術で封殺されたと思います。四尾は「熔遁」ですから、水遁系の鬼鮫&鮫肌とは相性が悪いです。しかも、鬼鮫は尾獣のコントロールを成し遂げた筈のキラビにも勝利しています。基本、あの戦いはキラビが人柱変化を封印した為に鬼鮫に敗れた感はありますが、鬼鮫も「尾のない尾獣」たる強さを示しておりました。もしかしたら、老紫は何か弱みを握られて大水牢の中で窮地に立ったのかも知れませんが、結果的に鬼鮫に敗退しています。そして、去り際の後悔からも知れる様に、ホントに孫とは「芯」から解り合えてはいなかった。

その老紫が尾獣の「心の階層」に立ち入る事を許され、死した後、孫と語り合える。そして、噛み殺せない「口惜しさ」。それは自分が成し得なかった境地というものをナルトと九喇嘛が示してみせたから…。何より、何一つ四尾を理解できなかった自分を頭の上に置いてくれる四尾に対する感謝で老紫は満たされているんではないかと思います。それ故の後悔が老紫の中から溢れ出し塞き止められない。これを後悔と受け止められるのはオトナだけでしょう。少年少女には解って貰いたくもない。ホントに後悔するものだけが、今こうして尾獣の頭に乗る人柱力の気持ちを解るんだと、僕は信じてるから。僕らオトナの中にこうして尾獣の頭に乗れる者が何人いることか…果たして居るんだろうか?

「斉天大聖・孫悟空」を知っていて、それでも「孫」としか言えない意地を持ち、それでも尚、届かない境地。それが如何に難関であるか?それをこの期に、この期にでも悟れた老紫が微笑むのは果てしなく重いです。これを少年少女に直ちに理解してもらおうとは断じて思わんよ。解って貰っちゃー困る(笑)。そして、少なくともやぐら以外の人柱力達も大同小異で、この場に居る不思議を感謝と共に噛み締めてる筈です。ここで、孫が「名」に示す拘り、そしてナルトに自分のチャクラを与えた事実に達成感を露にした描写に、「力の階層」ではなく「心の階層」からその二つを用いアクセスする方法があるのだと言わんばかりに、僕には思えました。そこ…これから始まる「儀式」に繋がってると思います。

僕はふと、トビが何でワザワザ「穢土転生の術」「テイルズ六道」を拵えたのか…が理解できたんですけど。”暁”って、外道魔像に人柱力から抜き取った尾獣を封印する為に人柱力を半殺しにして拉致ってましたよね。つまり、人柱力の死体は必ず”暁”が保有してるんです。なのに覚えたての「穢土転生の術」を使って「テイルズ六道」を仕立てたのって、元・人柱力の御霊を浄土から穢土に召還する為じゃなかったのかな…って。しかも、それは外道魔像を擁し尾獣の「力の階層」に関与でき、事実上、尾獣をコントロールできているトビには全くもって不要な手間なのに。もしかしたら、トビは解り合えなかった人柱力と尾獣に…ザザザッ…ザザッ…えたかったんじゃないかと…トビって…もしかしたら…

ザザザッ…ザザッ…(いー加減にしなさいッ!!)。

続きまーす!!


 
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第572話「九つの名前」②

 
「待ってたぜ…」(やぐら)

「…?」(ナルト)

「これって孫の時と…」(ナルト)

「やはり今回はこの階層まで入って来れたか…
四尾の言った通りだね」(二位ユギト)

「四尾の時とは違う場所だ」(九喇嘛)

「?」(ナルト)

「ワシとカンペキにリンクした分
さらに尾獣達の深層心理の奥深くに
入り込めたってことだ

見ろ!ここには人柱力も居る

それに四尾はチャクラの鎖で
縛られてたしな」(九喇嘛)

「よく分かんねーけど…
とにかく皆居るし鎖もねーし…
前より落ち着く!」(ナルト)

「ここはあの面ヤローも
入ってこれねェ…」
(九喇嘛)

「九喇嘛の鎧」のアシストで「魔像の杭」を分身ナルトが掴んだ瞬間、ナルトは酷く静かな空間に迷い込みます。そこには今まさに戦っている…というか…ナルトが何とかして救おうとしているテイルズが集っていました。真ん中の三尾の頭の上に座るやぐらがナルトを迎えます。その待ち構えていた雰囲気からすれば、想定通りの邂逅といったところでしょう。ナルトは孫と相まみえた感じと似たモノを感じているようです。次に口を開くのが二位ユギトで、それに拠ってテイルズの既知に四尾・孫悟空が関係している事が解ります。何だかとても静かで落ち着きます。それは一瞬、さっき爆発した超大玉の尾獣玉を忘れてしまう程に…。ちょっとホッカリした気分に浸ってると、ここには九尾も居るじゃない(笑)。

九尾の存在がこの不思議な空間の謎を解き明かすどデカいヒントであります。すぐ後に尾獣と六道仙人の関わりがさり気なく明かされまして、そこでこの正常な空間が何なのかが解ります。それと二位ユギトの「階層」という言葉もヒントで、四尾が「魔像の鎖」「魔像の碇」に囚われた光景と違和感。それを即座に「落ち着く」と判定するナルトの直感力。理屈じゃ説明できなくてモヤモヤしてる気分をナルトが言い感じに表現してくれるのが一緒に居る人には気持ちが良いのだと思います。九喇嘛が示す多弁などはナルトにハマっちゃってるサインですね。この後、九喇嘛はもっとダイナミックに内面を曝(さら)け出します。それは九喇嘛が九喇嘛らしく居られるからで、それはナルトがナルトらしく居るからなのね。

ナルトは一緒に居る人を良い気分にさせる天才なんでしょう。サスケはそうなってはいけないと思う人…だって闇に沈む事で強化される系譜なので…なのでナルトから離れるしかなかったんだけど、ここでこんなの来たらいいなとか、今これで一発あれば…と思うところで必ず望み通りを実現しちゃうナルトって、リアルだと読売ジャイアンツの長嶋茂雄さんしか居ないよな…と、僕は思っています。何たって「元祖・持ってる人」ですから(笑)。そして、そんなナルトが九喇嘛から引き出した「ここはあの面ヤローも入ってこれねェ…」なんか、九喇嘛喋り杉(笑)。「あの面ヤロー」ってトビの事なんだけど、微妙に外道魔像も含んでるんですよ。だから、「魔像の鎖」がここにはない訳だ。

「よく来てくれたな
人柱力と尾獣を代表して感謝する
会いたかったよ
うずまきナルト!実は…」(やぐら)

「うっ…オレよりもチビでガキで
弱そうなのに………
人柱力として
ガンバってきたんだろうな…お前…
それなのに…それだというのに
もうおなくなりになってると思うと
……あまりにも…
おいしいラーメンの味も…
女の子とのキスの味も知らずして…!!」
(ナルト)

ちょっとお話から逸れちゃって申し訳ないですが、ナルトの一面について語らせてください。僕は『NARUTO -ナルト-』の監視者として4年くらいですかね…こんな僕だけどそこそこ頑張って続けてるんですが、もしかしたら…なんだけど、ナルトって”AD/HD(注意欠陥/多動性障害)”じゃないですかね。宇宙人みたいだし、人の話を聞いてないとよく言われそうだし、実際あまり聞いてないし、真面目がつけなかったり、よく誰かを怒らせるし…(笑)。今回もやぐらの話の結末を待たずして自分で答だしちゃって、九喇嘛の横槍で注意が他に向いてしまう。ザックリ説明すると「発達障害」の一種なんですけど、確か脳科学的には脳の中の連絡が芳しくなくて脳の開発や発達が均等でないらしいです。

自分のお子さんが「発達障害」と診断されて嬉しい親御さんは居ないと思いますけど、日本って物凄く特殊なんでそれを「障害」と区別しちゃうだけど、外国なんかだと状況はかなり違うそうです。日本は何でも「平均的」が好きなお国柄で、能力も満遍なく開発されないと評価されません。いろんな能力があって、その一つが突出して優れていても、他が水準に達しないと許されない変な厳格さがあるんだと思います。例えば発明王のエジソンが”AD/HD”だったのは有名な話です。要はそれを「障害」と認識するか?「個性」として取り上げるかのちょっとした違いなんだと、僕は思うんです。自来也やカカシはナルトを理解しようと必死に食らいつきましたよね。ナルトの「型破り」「個性」として受け止めたんです。

僕はナルトを見出した先生達…イルカ、カカシ、ガイ、ヤマト、自来也、綱手…木ノ葉の指導者達に敬意を表したい気持ちです。子供の一生って、幼い頃にどんな良い出会いを経験できるかで天と地の差があると思うんです。特に先生。その子の「個性」をしっかりと見出して、それを伸ばす知恵がある先生と出会えた子供はきっと幸せになると思うんです。子供の出来ない部分を「障害」と切り捨てるのではなく、光る部分を見つけ出し、それを「個性」と受け止められる見識が先生には大切なんじゃないでしょうか。今や「木ノ葉の英雄」になったナルトも元はと言えば「いたずらっ子」の「落ちこぼれ」だったんですよね。それがこんなに立派に成長できた。それはナルトを取り巻く「環境」のお陰であります。

子供は無防備で無知な生き物であります。それは「未発達」なのであって「阿呆」ではありません。だからこそ酸いも甘いも噛み分けたオトナが導く必要があるのです。思い出してください。落ちこぼれの筈のナルトが遥かに格上のミズキをコテンパンにのしてしまった第一話を。奇しくもその時、ナルトが会得した「多重影分身の術」(禁術ですよ…禁術)はナルトの十八番(おはこ)となり、それ以来、今日までの永きに渡りナルトを支え続けています。それを為し得たのはナルトに封印された「九尾」だったんだけど、イルカはそれを「許す」ことでナルトを守り…立たせました(「イルカの『涙』の成分」参照)。それが何を意味するのか…この機会にもう一度考えてみて欲しいと、僕は思っています。

「おい…!お前も女の子との
キスの味は知らねーだろ!

それどころか
昔サスケとキスしちまってんだろ
お前!」(九喇嘛)

「オレは元四代目水影だし!
実際えらかったし!!
大人だしィ!!!」(やぐら)

「ンなもん思い出させんな!!!
ブォェェ~!!ヴェコッ!!
ヴェコッ!!……」<ピク><ピク>(ナルト)

「いや…えずきすぎだし!!
そのサスケってのと何味だったんだよ!!?
てか話しかけたのはオレの方だろ!!
ったく四尾が言った通り
話聞かねー奴だな!!」
(やぐら)

「!
四尾って……じゃあここに
孫もいたのか!?」<うっぷ>(ナルト)

(やっとか……)「そうだ…」(やぐら)

「…ってことは
あのヒゲのじいちゃんも…」(ナルト)

「そうっす!」(フウ)

やぐらは元水影なのは知ってたけど「大人」だったのは驚きです。現水影のメイちゃんがショタコンでやぐらを狙ってたと思ってたんだけど、めちゃめちゃ若く見えるオッチャンだったんですね(笑)。ま…そんなちっちぇー疑問は横っちょに置いときまして、いきなり与太話をおっ始める九喇嘛って、ナルトにデレデレ過ぎて堪りません。しかも、サスケとナルトのファーストキッスなんて、懐かし過ぎて涙が出ちゃう!!(笑)やぐらが取り乱して「何味」に拘るのもイミフで可愛いけど、九喇嘛はしっかりと見てたんですね。家政婦みたいに…(笑)。僕はオッチャンなので赤ちゃんだった子が成人式を迎えたのを知って顎が外れそうに良くなります(笑)。赤ちゃんだった子がお母さんになって赤ちゃん抱いてるのもある。

その全てで感じるのはその子らに感じる「可愛い」と感じる気持ちです。あんなに小さな赤ちゃんが、こんなに大きく立派になって、ちゃんと挨拶できたり、車を運転してたり…特に何かを教えたり導いた訳じゃないけど、赤ちゃんの頃から知ってる子は無条件で「可愛い」。僕がお腹を痛めて生んだ子でもないし、ましてや生ませた子でもありませんが、無性に「可愛い」と思う。それは何故!?(笑)…理由なんかないですよ。「可愛い」ものは「可愛い」の。きっと、九喇嘛も同じだと思うんです。九喇嘛はナルトが生まれて直ぐにナルトの中に収められましたから、九喇嘛とナルトの付き合いってナルトの年齢とイコールなんです。赤ちゃんが這って立って歩いて…笑って泣いて…時を重ねて行く。

その煌(きら)めくような月日が愛しくない訳ないじゃない。九喇嘛はナルトのこれまでを一番間近で見て来たんです。何故、九尾がナルトの「臍の緒」「八卦封印」されたかと言うと、そりゃもう「デベソ」(ある風俗の舞台設備をしてこう言います)にかぶりついてナルトを見る為に極まっています(笑)。僕が九喇嘛だったら、もうボロボロに泣いてますもの。あの時、赤ちゃんだった子が、立派な青年になって、木ノ葉の英雄にまでなって、更には世界の命運まで握ってる。ナルトはワシが育てた!!とまで、僕ならば言ってしまいます(笑)。そして、九喇嘛がナルトの傍でにやけて昔話する仕草なんて、もうガチです。間違いない。疑う余地などありません。九喇嘛は僕と同じ気持ちです<キリッ>

九喇嘛はナルトが大好き!!………続きまーす!!

 
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第572話「九つの名前」①

 
<ゴン>

<ザッ>(八尾)

<シュルルル>(八尾)


<ググッ>

<ドヒュウウウウウウ>

<カッ>


<ゴゴゴゴ>

(少し下に当て上へハネ上げたか…
うまいけど…なんちゅー規模だ!
…やっぱ九尾強え~!!)(八尾)

五体のテイルズ完全体が共同して拵えた尾獣玉と、ナルトと九喇嘛が練り上げた尾獣螺旋丸がほぼ同等の大きさ。尾獣玉が尾獣に共通する攻撃技で同質であると仮定すれば威力も同じになります。案の定、拮抗する力は出口を求める様に上方へと弾け飛びます。八尾の解説で解りますが、九喇嘛が(少し下に当て上へハネ上げた…)ようです。それと八尾の九喇嘛に対する評価がメチャクチャ高くて、尾獣の中でも九喇嘛は抜きん出た能力を持っていたようです。それが「八卦の封印式」を介して人柱力・ナルトと繋がり、ナルトの経絡系でチャクラをしっかりと練り上げて放出されたお陰で、結果的にチャクラの強さは「ナルト+九喇嘛=尾獣×5」となったものと思われます。

先週、八尾はテイルズの尾獣玉をそれと同等の「力」尾獣螺旋丸で相殺しようとしてると考えたようですが、もしこの大爆発が上空に跳ね上がらず、その場で起こっていたら…多分、トビと外道魔像以外皆居なくなりましたとさ…と、いきなり『NARUTO -ナルト-』最終回で、岸本先生の次回作にご期待ください!!…みたいなアオリを僕らは見てたかも知れません(笑)。でもそうならなかったのは九喇嘛が尾獣螺旋丸の放出を担当してて、テイルズの尾獣玉を上に弾き飛ばせるように狙い澄ましたんじゃないかと、僕は考えています。恐らくナルトには尾獣玉の知識はそれ程無い筈で、この土壇場で打ち合わせする暇もありませんし、九喇嘛がチャッチャとナルトをフォローしたと思うんです。

それが八尾の(…やっぱ九尾強え~!!)だったと、僕は思うんですね。やはり九尾・九喇嘛は尾獣の中でも抜きん出た「力」を持ってたんでしょうね。後述がありますが、尾獣達がどんな風に繋がっているのかが今回のエピソードで語られます。尾獣もまた成長する存在だったんですね。その中でお互いを感じ合いそれぞれを意識した来た…。その中に一尾・守鶴と九尾・九喇嘛の確執もあったようです。ま…詳しくは当該する描写でおっ始めましょう…という訳で今週も六道仙人リスペクトの分割でひとつ宜しくお願い致します(笑)。しかし、八尾は大爆発を前に老紫の骸(穢土転生)を触手で庇いながら守ります。これは穢土転生で縛られた老紫の御霊が残っていたからだと思われます。

尾獣として人柱力を思い遣る「心」を八尾は発揮してるんですね。それでこそキラビと完璧に繋がった尾獣でありましょう。八尾の行動の深層はやはり後の描写で解るんですが、八尾の示す「優しさ」とか「思いやり」とは、六道仙人が行った「十尾の分割」と関係がありまして、やはり六道仙人「親心」なんだろうな…と思います。しかし、じゃ何で六道仙人はそれを自…ザザザッ…ザザッ…おっと書く書く(詐欺)と言って書いてない「うちはの石碑」(結)の領域に差し掛かってしまいジャミングが入ってしまいました(汗)。これはもう書かないといけません。でもやっぱそうだったわ…やっぱ…六道仙人は実は…調子ブッコイてを滑らせそうなのでこの辺にしておきましょう。

<ボフフフ>(九喇嘛の鎧)

<ガッ><ガッ><ガッ><ガッ><ガッ>

<ゴゴゴゴゴゴ>(尾獣モード)


「杭をとらえた!!」(分身ナルト・仙人モード)

<ガッ>(分身ナルト・尾獣モード)

「いくぜ九喇嘛!!
一斉に引き抜く!!」
(本体ナルト)

(こいつら皆を解放して!

そんで全員助けんだ!!絶対!!!)(本体ナルト)

尾獣玉が上空高くで大爆発するドタバタの中、ナルトは次の手…「九喇嘛の鎧」は半物質化したチャクラですんで、自由に形を変えられまして、九喇嘛の尻尾を伸ばして腕とし、テイルズの「魔像の杭」を狙います。伸ばした腕の先には「九尾チャクラモード」の分身ナルトをちゃっかり配備してまして、「九喇嘛の鎧」の触手が尾獣を抑え、その隙に分身ナルトが「魔像の杭」をぶっこ抜きにかかります。孫の時とは違って、今度は九喇嘛の協力もあり、チャクラだって「六道の鳥居」に取り置いたものではなく、「八卦の封印式」の中の九喇嘛が「心」を込めて練り込んだチャクラがナルトに供給されています。しかも「九喇嘛の鎧」の触手も引っぱってくれるので内側からの援護がなくても大丈夫!!

しかし、ホントにナルトは残りのテイルズも「魔像の杭」を抜いて止めてやろうと、本気に考えてるんですね。たとえ「魔像の杭」を抜いたところで尾獣のチャクラは外道魔像の所有で、テイルズは止められても外道魔像から解放してやれる訳ではないんだけど、それでもナルトは、尾獣の「心」を無視したトビの扱いそのものが許せないんです。だから、孫を止めたみたいに他の尾獣も止めたいと思ってるんです。僕はここでナルトが示す「気は心」は必ずや尾獣達に届くと信じております。それは尾獣にしっかりとした「心」が宿っているからなんだけど、それを真っ向から否定する外道魔像って、やっぱ六道仙人が…ザザザッ…ザザッ…おっといけないまたジャミングが…(滝汗)。

「………」(九喇嘛)

<キン>「…!」(本体ナルト)

<フッ>「!!!」(本体ナルト)

分身ナルトがテイルズの「魔像の杭」に触れた途端、何かが起こります。何をか感じる九喇嘛は実体なので「八卦の封印式」の中の子です。ナルトとチャクラを繋いでるんで、それが何を意味するのかはナルト以上に伝わっているようです。ナルトはまだまだ経験値が低いからお初だらけでよく解ってないのでしょう。すっごく良いところでアレなんですが、ちょっと事情がありまして一旦切らせて貰いますね。今週のお話は何か凄く良くて、読後、何だかホンワカしました。六道仙人の事。尾獣の事…いろいろと解りました。いよいよお話が核心で、僕としては書けない領域満載で困っておりますが、時折ワイプを入れつつカキカキさせて貰いますね。「うちはの石碑」(結)もホントに書かないとね…(脂汗)。

今週もダラダラ書かせて頂きます!!続く…。


 
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第571話「尾獣モード!!」⑤

 
(これほどとは……
殺すつもりでちょうどいいと
いうことか…)(トビ)

<バッ><バチ><バチ>(三尾)

「!!」(キラ尾)


<ズン>(尾獣モード)

<ズン>(三尾)

<バサササ>(七尾)


<ズォオオオオ>(テイルズ)

「!!」(ナルト)

<ズオオオ><ズン>

ナルトは「魔像の杭」の位置情報を把握しています。しかも通常戦闘では八尾・完全体とナルトの”尾獣モード”と残存するテイルズ五体でややテイルズが押され気味ですんで、このままでは「魔像の杭」が抜かれてしまう…。恐らくトビはそう考えて、テイルズ五体で尾獣玉を結集して一気に巻き返すつもりなのでしょう。テイルズはその咆哮を一点に集中して尾獣玉を練ります。外道魔像の管理下にあるとはいえ、それぞれ「個」として存在する尾獣が共同して尾獣玉を練り上げられるという事は、尾獣玉には血継限界チャクラは関係していないのでしょう。キラビもナルトの尾獣螺旋丸修行で黒と白のチャクラの配合を…7:3でしたっけ…指示してましたから、恐らく全ての尾獣に共通した標準的な能力なのでしょう。

五体分の尾獣玉が合わさった所為かデカイ尾獣玉ができます。そしたら尾獣玉を拵えると地面がすり鉢状に凹みます。サブカル的には異常な「力場」が形成され…って事になるんですが、「力場」ってなんだよ!?って事になるので、尾獣と尾獣玉が非接触の状態ですが、テイルズ五体が練る尾獣玉が半端無い質量があるんだな…ってのは解りますよね。そう言えば天道ペインが木ノ葉隠れの里を蹂躙した行でナルトが完成させた「仙術・風遁螺旋手裏剣」を見た妙木山のフカサクとシマはナルトが風遁螺旋手裏剣を投げた事に驚いていましたね。チャクラには密度と質量があって、ナルトが練る風遁螺旋手裏剣の質量たるやそりゃもう尋常な重さじゃない事が二人には容易に解ったからだと、僕は考えています。

そもそも螺旋丸はチャクラの形態変化を極限まで高めた高等忍術であり、ナルトの強いチャクラ…きっと密度が高く重い…を超高速で回転させ圧縮するんだから軽い筈ありません。それに仙人モードに入ってまでしてやっと完成した風遁螺旋手裏剣が重くない筈ないでしょ(笑)。ちなみの風遁螺旋手裏剣の土星型の形状は螺旋丸に加味された風遁チャクラの影響で追加されたオプションで、もしかしたら増加する螺旋丸の質量を風遁チャクラの特性で発生する揚力で相殺しようとしたナルトのアイデアだったんじゃないかと思います。揚力が重力と正反対の方向に発生する為に航空機の翼のように土星型の円盤が付加した為に風遁ら選手利権の破断性能が水平方向に限定されたのはその代償としては余りにも大きい欠陥でありました。

しかしながら超高密度に圧縮された風遁チャクラが一度解放されれば、ナノサイズの風遁チャクラのメスが細胞単位で経絡系を切断する、言わば…毒のような攻撃性能は脅威であり、仙人モードで二発の制限などの難点は多々ありましたが、天道ペインを始め九尾までもが痛い目に遭った武勇伝を見ればナルトの必殺忍術である事は確かです。物凄く余談方向に走ってしまいましたが、それ程、チャクラは重いと言いたかった(汗)。テイルズ五体が作る尾獣玉が如何に重い事か…を単に説明したかった(汗)。それとミナトは尾獣玉をヒントに螺旋丸を開発したんですよね。それはキラビが<フルフル>となってミナトを思い出したので確定したと思います。そしてその究極が「尾獣螺旋丸」だと、僕は思います。

それが件の「胸騒ぎ」で自来也が提示した「あの術」だと思います。ナルトは「九尾のコントロール」を経て”九尾チャクラモード”を会得し、キラビの指導により尾獣チャクラの精密コントロールを学び、ついには「尾獣螺旋丸」の修行に入りました。一時、穢土転生の雷影戦で「完成!?」の憂き目もありましたが、雲の隻眼・ドダイ(←多分…写輪眼)の見立て通り…土台無理(笑)…あそこまでの質量のあるチャクラを人型で練る事は不可能でした。ナルトが如何に「九尾の鎧」(九尾CMの初期)を巧妙に操り、チャクラの形態変化に集中しようとも尾獣チャクラ(黒と白のチャクラ)の質量を支える事ができなかったのだと僕は考えています。つまり、尾獣玉は完全体になった尾獣の独壇場な訳だ。


「おい…かなり…でかくないか……!!」(ガイ)

「全員の力を一つに集中してるのか!?」(カカシ)

「ナルトォ!どうする!?」(ガイ)


「………」(ナルト)

<バッ>(ナルト)

<キューン>(ナルト)

もうガイなんてはとバスツアー気分満点でナルトにおんぶにダッコ状態(笑)。死門を開く覚悟は何処かに霧散したようです。しかし、尾獣が五体も集結してどデカイ尾獣玉を拵える光景を目の前にしたらリアリティなんか吹っ飛びます罠JK(笑)。カカシもあそこまでデカい尾獣玉を神威で喰い千切る気持ちも起こらんでしょうし、ここは人柱力として完全覚醒したナルトに頼るしかないと思ってるでしょう。でも、ナルトが騒いだり慌てたりしていません。それがガイやカカシには嬉しく感じられるんじゃないでしょうか。カカシなんか、先にナルトが尾獣玉を吹き飛ばした行で思わず「先生」と口走ってしまう程、ナルトは逞しく成長したのです。鈴取りで罠にはまって宙吊りになった…あのナルトが…ですよ(笑)。

ナルトは少し慌てるガイとカカシに感ぜず「尾獣螺旋丸」の錬成に入ります。ナルトはこれまで一度も成功していない大技にこの土壇場でトライする積もりなのです。ぶっちゃけこれって少年マンガのパターンではあるんですけど、ナルトが失敗を恐れず果敢に挑めるのは九尾・九喇嘛と繋がれた安心感からだと、僕は考えています。「八卦の封印式」を閉じたままで、九尾から無理矢理剥がしたチャクラをチビチビと使う”九尾チャクラモード”ではなく、九喇嘛が心底ナルトに惚れ、ナルトも九喇嘛を信じて「八卦の封印式」「ナルトの鍵」を接続し、封印式を全開にした”尾獣モード”だからです。今は九尾・九喇嘛がナルトをしっかりと支え助けている。何故なら九喇嘛にとってナルトは「大切な人」だからです。

ナルトは九喇嘛を認めてくれた唯一の人間なのです。そう九喇嘛は信じているのです。九喇嘛がナルトを信じているから、ガイやカカシが地に足着かないはとバスツアーのおばさんに見えちゃうくらいナルトは落ち着いているのです。しかし、ナルトの”尾獣モード”はテイルズやキラビのそれとはかなり違います。先にもグダグダと説明したけど、「八卦の封印式」がめっちゃ特殊で、それが「ナルトの鍵」と絡んでるから尚ややこしくて、九喇嘛のチャクラがナルトの経絡系を通して放出される点で全く違います。なので尾獣玉を練るのはナルトの役割になります。確かに”尾獣モード”には九喇嘛とのリンクが行き渡っていますが、それでも外殻の「九喇嘛の鎧」もナルトの経絡系を介したチャクラの発露に過ぎません。

極端な話、「九喇嘛の鎧」すらナルトの忍術の一つに過ぎないのです。つまり、あくまでもナルトが主体的に尾獣玉を練る必要がある。それがこの大ピンチに本体ナルトが両手を前に突き出し尾獣螺旋丸を練る理由であります。しかし、ミナトに当初からここまでの想定があったのか疑問ではありますが、「あの術」の完成とは「九尾のチャクラを使いこなす」のが前提でしたから、尾獣螺旋丸は”尾獣モード”での発動が条件だったのかも知れません。そもそも「ナルトの鍵」を含む「八卦の封印式」を組んだ時点でここまでの青写真は存在してないと難しくないですか?ミナトがこの光景をもし見れたならどんな風に感じるだろう?きっと嬉しいよな…。嬉しくなきゃ嘘だよな。良かったな良かったな…アレなんだろう(涙)。

前方に両手を翳すナルト。その顎(あぎと)を大きく開く「九喇嘛の鎧」。ナルトは尾獣螺旋丸の形態変化に集中ています。一方、九喇嘛は尾獣螺旋丸の半端無い質量を必死に支えているのです。尾獣チャクラの配合もきっと九喇嘛が背面でサポートしてくれている事でしょう。だからナルトは尾獣螺旋丸の錬成に没頭できるのです。しかも、今度は風遁螺旋手裏剣みたいに投げる必要もない。尾獣玉の射出方法は未だ説明がありませんが(多分、このままズーッと説明はないでしょうが)、尾獣の圧倒的なチャクラの圧力で弾き出すのだと思います(微妙に説明になっていませんが)。四本目の時は一度飲み込んだんだけど、今回それ殺るとガイとカカシが…(滝汗)。ま…尾獣螺旋丸は二個目の「ケーキ入刀」なんだわさ(笑)。


(同じ力で相殺する気か!?
でもナルトはまだ一度も…)(八尾)

「修行ではできてたたまたま
でも今度は確実にできる…」
(キラビ)

「尾獣玉!!!」<ドッ>(キラビ)

ナルトの”尾獣モード”はキラビやテイルズの人柱変化とは完璧に一線を画しています。僕はナルトと九喇嘛がそれぞれのアイデンティティをしっかりと残したまま、解け合う事無く共存している点に注目しています。やはりそれも「ナルトの鍵」を含む「八卦の封印式」の存在が大きく関係しているのは疑う余地がないでしょう。僕は「八卦の封印式」とは「親の愛情」を強く感じてならないのです。そもそもナルトがこんなに「折れない曲がらないしなやかさ」を完備した良い子に育つ道理はないのに…だってジャンクフードと腐った牛乳でナルトはこんなに立派に育ったんですよ(笑)。そんなのナイナイ(笑)。普通だったらDQNまっしぐらで、コンビニの前で座り込んで唾とかタンとか吐いてますって(笑)。

しかし、そうならなかったのは「八卦の封印式」がナルトを内面から支えてあれやこれやと助けてきたからです(キッパリ)。時には悪い虫が付かない様に(或いは間違いがないように)下痢させたり、ある時はナルトの嫁にバッチ来いの娘を守る為に勝手に九尾化したり、兎に角、ナルトを守る為だったら形振り構わずあの手この手を尽くして来たんです。その意味ではまるでお母さんみたい…そう、うずまきクシナです。僕は当初、クシナの胎盤が「八卦の封印式」になったんだとすら思ってましたけどね(笑)。そんな親バカな「八卦の封印式」ですから、ナルトが完全に九尾・九喇嘛と繋がってからも二人が解け合わない様に手助けしてるんじゃないかと思うんです。クシナがこの光景見たらガッツポーズだろうな。

ま…その所為で、尾獣玉に関しては多少面倒臭い事になっている。しかし、見事に螺旋丸のスキルが活きてますね。九喇嘛がクソ重い尾獣玉を支えてくれるから、これが成るんですけど、ミナトとクシナが命と引き換えに遺したナルトと九尾・九喇嘛が一致団結して練り上げる尾獣螺旋丸はどうよ!?ミナト…クシナ…そして自来也先生!!見えますか!!アナタ達が想いや夢を託した子はこんなに立派に育って大切な人を守る為に戦っていますよ。素晴らしく痛快で楽しい物語を僕らに見せてくれていますよ!!安心してください!!ナルトは凄く凄く良い子に育ちましたよ。九喇嘛がデレデレになっちゃうくらいいい男になりましたよ。そしてこの土壇場でとうとう完成させちゃいました!!そう…「あの術」を…!!!!

遅くなっちゃった!!おやすみーッ!!

第571話「尾獣モード!!」
ナル×ジャン ケルベロス



  
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第571話「尾獣モード!!」④

 
<ガッ>(尾獣モード)

<ギュン>(尾獣モード)

<ドゴ>(尾獣モード)


<グルン>(三尾)

<グッ>(尾獣モード)

「!?」(ナルト)

<ズボリュ>(六尾)

<ゴゴゴッ>(三尾)

<ピタッ>(三尾)

<ガシッ…>(キラ尾)


<バッ>(五尾)

<ゴッ>(そう何度も
食らうわけねーだろ!!)
(八尾)

<ズゥーン><ダッ>(五尾)

ナルトが九喇嘛と繋がって「九喇嘛の半天」を羽織るナルトが「九喇嘛の鎧」を展開する場面は是非ともアニナルの動画で見たいです。願わくは作画のしっかりしたチームで再現して貰いたいです。九喇嘛とナルトのチャクラが混ざり合って半物質化した感じとか、「九喇嘛の鎧」の中の温かい感じとかを精巧に描き込んで貰いたいです。しかし、そのワクワクがテイルズとの戦いともなると一転して詰まらなく感じられるのは「魔像の杭」を用いた穢土転生の術の所為だと思います。カブトが魂の縛り方を絶妙コントロールで生前の葛藤をを巧妙に利用していたのとは真逆に、「心」が備わった尾獣の「心」を無視して、単なる「怪獣」として扱っているからでしょう。端的には尾獣の戦闘が非常に単調です。

特に五尾の馬ちゃんの「角折り」。これって五尾の角が対象に刺さってそれが折れて残ってズキズキと痛みを引き摺る技なんだろうな…とは思うんです。未だに八尾の「尾獣八巻き」の直後のテイルズの反撃で八尾が五尾に負わされた傷から出血してますよね。凄く嫌らしい攻撃なんだけど、それを何の伏線もなく仕掛けるもんだから簡単にカウンターを食らう。これには八尾も思わずノリ突っ込みをかます余裕すらありました(笑)。同時に、五尾には一連の戦闘の中で「角折り」を八尾に見せた短期の記憶がすっ飛んでる事を意味します。その意味でテイルズは機械的に自分の持つ攻撃ルーチンを実行してるに過ぎない訳です。ホントにお人形さんが動き回ってるだけなのね。だから面白くなくて当たり前なんです!!<キリッ>

ちなみに六尾のナメクジちゃんは強アルカリで敵を溶かす子なのかな。水影・メイちゃんは強酸の沸遁を使いましたが、この子ももしかしたら沸遁チャクラを持ってるのかもね。一方、肉弾戦車風の攻撃をするのはさっき亀みたいにお腹見せて転がった三尾だけど、この子は「白」と同じ氷遁チャクラを持ってて貰いたいんだけど、氷の「この字」もなく…(滝汗)。フウちゃんの七尾に至っては最早、カブトムシ化してて、夏休みになったら虫アミ片手の小学生の群れに追いかけられそうで恐いです(笑)。僅かに気を吐く二尾が灼遁っぽい火を噴いたりしますが、それも今となってはア・ヤ・シ・イ…。六道仙人の「十尾分割」Cを適用して、血継限界チャクラの起源としたかったんだけど儚い夢でした(笑)。

ま…それが穢土転生「魔像の杭」を組み合わせたトビのテイルズの実情であり、ある種の制限があって尾獣本来のチャクラが抑制されて、尾獣化で身体的特徴を利用した技を使うか、尾獣共通の絶対攻撃法・尾獣玉を使うしか無いと、ナル×ジャン的には悪足掻(わるあが)きしたいところですが、割ともうどうでも良くなって参りました(笑)。その辺はキッ神が説明してくれればそれでイイし、無ければ無くたってイイ!!僕は全ての伏線を回収しなければならないとは思う人でありまして、それは作品が持つ「謎」…未回収の伏線…もまた。その作品の魅力なんだと考えてるからです。しかし、それが二次→三次創作に流れるのもアレなんですけど…(って、ナル×ジャンの考察は明らかに二次だろ!!←セルフノリつっこみ

僕もこれまでいろんな漫画に慣れ親しんで参りましたが、ここら辺でナル×ジャン読者には是非ご一読願いたい作品がございますので紹介しておきます。大巨匠・永井豪作「デビルマン」であります。これはアニメではなく是非ともコミック版に接して頂きたいです。何やらアニメよりコミカライズが後みたいな雰囲気がありまして、紹介してる割りにはウロで申し訳ない(笑)。兎に角、愛蔵版が出ておりますので、マンガ喫茶で満喫(笑)。或いは場末の理容店に置いてたりしますが…。そして是非とも一気に読み上げてラストの見開きに達して頂きたいと、僕は思っとります。きっと読後吸い込んだ息がどっと吹き出すと思います。そして、それが『NARUTO -ナルト-』の最後の頁になってくれるなッ!!と願っています。


<ガルルルル!!!>(二尾)

<ザッ><ドコ>(尾獣モード)

<ズリュ>(六尾)


「全部の位置を見つけた!!」(分身ナルト)

「こ…これじゃまるで…
怪獣総進撃だな…!」(ガイ)

「?」(カカシ)

何で「尾獣モードVSテイルズ」がこんなに詰まんないかと、またダラダラと書いてしまった…(汗)。しかし、その詰まらなさをキッ神も噛み締めてるんだと感じたのはガイの「怪獣総進撃」のディスリスペクト発言であります(笑)。これって東宝系の怪獣映画ですよね。『NARUTO -ナルト-』の世界観にもゴジラとかあったのかしらね(笑)。内容は兎も角、もう忍者マンガじゃない!!という僕らのつぶやきをキッ神は機先を制するように抑えに来たのです。剣道で言うところの「絶妙の小手」でしょうかね。ネットのノイズ(←勿論、ナル×ジャンを含む)もキッ神には邪魔なのかも知れませんが、やられた感が気持ち良いです。それと、カカシの「?」もガイのオーパーツ感を上手く表現してますね(笑)。

でも、十中八九、ナルトは”尾獣モード”でサスケの”須佐能呼”と殺り合うでしょう。ナルトとサスケが「陰陽のシンボル」として均整に成長しないと「終末の谷の決闘」が成り立ちません。その準備段階としてナルトの”尾獣モード”の完成は必須であり。その筆おろしに対テイルズ戦は適当だと思われます。それを受け容れるなら、「VS一尾」もアリでしょう。僕は十尾を割って尾獣を生み出した六道仙人には「親心」が在ったんだと考えてて、それは十尾をそのまま野に放つ事が妥当じゃないという判断に拠るものだと思っています。晩年、六道仙人は十尾の人柱力だったんですよね。それが死を前に十尾を割り、”外道魔像””月”を遺し世界に鏤めた…それを六道仙人はやり遂げて逝った筈なんです。

トビは先ずは六道仙人が分割した十尾の復活を狙ってる…という事になっています。そして、トビは十尾の人柱力になると豪語しています。それを持って「月の眼計画」はなる筈なのですが、今の尾獣の扱い方を見る限り、完全なる尾獣のコントロールができるのか不安…つーか、”尾獣モード”に至ったナルトとコントラストさせると無理っぽいです(汗)。かと言ってナルトの”尾獣モード”も想定の範囲内とも思えるトビの描写を考えると対処法があるのかも知れません。ところで六道仙人は十尾の人柱力だった頃、十尾を完全にコントロールできてたんでしょうか?それ、凄く興味がある。何たって、兄弟の選択で「力」ではなく「愛」に悟りを開いた「弟」を選んだ六道仙人だから…続きは「うちはの石碑」(結)にて!!

…って、早く書けやーッ!!(←ノリ突っ込み)続きまーす!!


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第571話「尾獣モード!!」③

 
<スッ>(ナルト)

<ズン><ズン><ズン><ズン>(テイルズ)

<ズズズ>

「ナルト
ついにやったのか!?尾獣化!?」
(キラビ)

(九尾のやつ…)(八尾)

キラビはナルトに、八尾は九尾に…それぞれがそれぞれの境遇とか経験を重ねて見守っていたんですね。やはり、この雰囲気から察すると、「九尾のコントロール」で九尾からチャクラだけを奪い完成させた「九尾チャクラモード」とは人柱力と尾獣の対決の真の出発点だったのでしょう。きっと「ここから先は若いお二人で…」<イヒヒ…>と変な笑いを浮かべてお座敷を離れるお見合い婆さんみたいな心境だったんじゃないでしょうか。そして、ナルトと九尾・九喇嘛はホントに一線を越えちゃった(汗)。ナルトと九喇嘛の初めての共同作業こそ「尾獣モード」でありまして、宛(さなが)ら結婚式の「ケーキ入刀」みたいなもの。それを目の当たりにする親(代わりの心境)ならばそれこその胸熱は当たり前なのです。


「何だコレは!?」(ガイ)

「九尾のチャクラの中か!?」(カカシ)

一方、カカシとガイ。さっきまでチャクラ切れ必死の神威連発とか、死に至る八門遁甲・死門を開く決意までしたてた二人がはとバスの観光ツアーみたいにキョロキョロしています(笑)。恐らくナルトが木ノ葉を潰したペインを打ち破り、木ノ葉の英雄となった辺りでナルトは二人の手を離れ、二人もナルトを手放した…つまり上手く母子分離が成り、ナルトが人柱力として真の覚醒を果たした現状をリアルに受け容れられないで居るのではないかと思います。そもそも九尾なんてカカシにしてみれば大好きな先生(ミナト)を奪った忌まわしき存在だし、ガイだって「九尾事件」は経験してる筈だから、その九尾がこんな風に人柱力・ナルトと共闘して自分達を守る「力」を発揮するようになるとは想像だにしないことでしょう。

キラビや八尾はそれに期待し、カカシやガイはそれを想像すらできなかった…その差異が絶妙に描かれています。これはもうステージの違いであって、カカシやガイはそれ以前に大きな役割を分担しており、それを立派に果たしています。ナルトのファンダメンタルを作った功績は賞賛に値するでしょう。そしてキラビや八尾はカカシやガイが整えたものを土台にその才能を開花させたのです。しかし、キラビと八尾が未だに探り探り喜んでいる風に見えるのは、ナルトの「尾獣モード」が一気に自分らの境地や想像を超えてしまったからではないかと思います。ま…それはこれまでダラダラと説明してきた「八卦の封印式」の特殊性だったり、「ナルトの鍵」の所為だったりするんだけど、もっと大きなものが関係してる可能性があります。

それは「尾獣モード」のナルトの首にぶら下がってる「六道の勾玉」であります。「九尾のコントロール」におきまして、九尾は「八卦の封印式」の施錠と同期して「六道」がそれに加担してる事実に言及しました。その後も九尾から奪ったチャクラを「六道の鳥居」が貯蔵・管理していた描写もあり、ナルト自身は全く意識していないものの「九尾のコントロール」に関して「六道」が関与していたのは紛れもない事実でありましょう。ナルトが全く意識していないのは「六道」に対する違和感がなかったからで、それには「千手柱間→波風ミナト」の未だ明かされない秘密が忍んでいる様に思います。ちなみに、ナルトの首の「六道の勾玉」「柱間の首飾り」から譲渡された霊器とするのがナル×ジャンの見解ね(笑)。


<ボン>(ナルト)

「!」(カカシ)

「まず全員の杭の位置を確かめんぜ!!」(ナルト)

(言っとくが
ゆっくりとはしてらんねーぞ
初めての尾獣化で
リンクは完璧じゃねェ…
これの持続時間は…

五分とみとけ!!)(九喇嘛)

<ザッ>「十分!!」(ナルト)

はとバスツアーのカカシとガイは既にそっちのけでナルトは影分身を出して「魔像の杭」のスキャン作業に入ります。後述されますが、ナルトはこの影分身で「仙人モード」に入りその探知能力をもって「魔像の杭」を探す訳です。動くなの戦術チャクラを練るのは「尾獣モード」の九尾の防壁は最高のシェルターだと言えそうです。同乗するカカシやガイの様子を観察しても窮屈だったり苦しそうでもないので、きっとナルトの優しく暖かいチャクラが九尾の荒々しく豪快なチャクラを緩和してるんじゃないでしょうか。それに現状、九尾の悪意というのもが、眼前のテイルズ打破に向かう戦意に昇華されてまして、内在する異物に対しての侵蝕等の心配も皆無でしょう。その心配がないからナルトは「ナルトの鍵」を接続したんですよね。

それでナルトの「尾獣モード」における新コスですが、いきなり「半天」みたいのを羽織ってますよね。これは「九尾チャクラモード」の外にもう一枚の「尾獣モード」を被った結果でありまして…何やら鰤の「卍解」みたいですが…恐らく「火影の半天」のオマージュも含めて、「尾獣モード」「九喇嘛の鎧」を展開するイメージが作り出したものだと思います。基本、「尾獣モード」におきまして、ナルトと九喇嘛はそれぞれ独立しています。九喇嘛に至っては本体はやはり「八卦の封印式」の中に留まっており、静かに伏せてひたすらチャクラを練っています。「言っとくがゆっくりとは」とナルトに語りかけるカットがその証拠です。九喇嘛はセッセとチャクラを練りナルトの経絡系に供給しまくってるのです。

「八卦の封印式」の解錠と「ナルトの鍵」の常時接続が「尾獣モード」の絶対条件であり、九喇嘛が与えるチャクラが「有毒」ならば「尾獣モード」なんて不成立でして、そのハードルをクリアする為に「九尾チャクラモード」での双方のチャクラの平均化が必要だった訳です。それらの苦難を乗り越えて「尾獣モード」は結実したのです。本体ナルト→ナルトの半天→九尾の鎧(大外の九尾のイメージ)のそれぞれに「九尾チャクラモード」に浮き上がる文様がそれぞれに反映されているのは九喇嘛の言う「リンク」に成っているんだと思います。つまり、この文様の展開は九喇嘛の協力があったって事です。これは恐らく、「ナルトの鍵」を含む「八卦の封印式」を九喇嘛が受け容れた結果であると思われます。

そして、外殻の「九喇嘛の鎧」に同期する形で羽織られた「九喇嘛の半天」ですが、それに反転した「六道の勾玉」が浮き上がっています。その描写に「六道」「尾獣モード」を背面から関与しているフシがあると、僕は考えています。「六道の勾玉」はナルトが意識しないで使いこなしているという点で、ナルトの才能とも考えられるもので、やはりそこには「血」或いは「系譜」という先天的な設定が必要で「千手柱間→波風ミナト」に血縁を含む濃ゆい関係性が必要に思えます。そして、その先には「六道→千手柱間」の秘密に繋がっている筈です(←しつこい)。もしかしたらキラビや八尾が探り探り喜ぶのは彼らに「六道」に対する認識がないからではないでしょうか。それ程ナルトの「尾獣モード」は突き抜けているのです。


<バッ>(尾獣モード)

「人数多い分
孫の時よりもっと手荒くなっけど
ガマンしてくれってばよ!!)
(ナルト)

不動産屋さんの広告コントで、「駅から十分」を駅から「じゅうぶん」「じっぷん」と読むのがありましたが、ナルトと九喇嘛の小気味良いやり取りにそれを思い出して<クスッ>となってしまいました(笑)。ナルトはトビが扱う「六道」である「魔像の杭」を抜いて蹂躙される尾獣を一時的にでも救いたいと思ってるんですね。今は操られ仕方なく戦うテイルズですが、ナルトの想いはきっとテイルズの各尾獣に届く事でしょう。だって、尾獣にも「心」があるから。ナルトの行いこそ「気は心」であり、ちょっとした「気」を理解しても貰えるだけで「心」は満足できるのです。その証拠は九尾・九喇嘛がその身をもって示しているではないですか。ナルトは九喇嘛の生涯で初めて自分を認め理解してくれた人間なのです。

「九尾のコントロール」で零した「六道の…」の悲鳴から察すれば六道仙人とも九喇嘛は面識があるしょう。同時に六道仙人とはその「力」で押さえつけられた経験があろうとも思われます。きっとその経験が人への不信感を抱かせたのでしょう。しかし、それら全てをナルトは払拭した訳です。誰だって自分を理解してもらいたいと思っています。自分はここに居るよ!!そう叫びながら僕らはこの世界に浮かんでいるのです。それが「個」であり、決して他者と解け合ったりはしないです。しかし、ふとした事で人は人と繋がれる。その為に「心」が備わっているのだと、僕は思います。誰かが誰かを大切に想う。守りたいと思う。何かをしたいと願う。人は…それを「愛」と呼ぶんじゃないでしょうか。

九喇嘛はナルトを愛してるんだと、僕は思う。ナルトは自分を初めて理解してくれた人だから。だから、九喇嘛はナルトとリンクを張って協力してるんです。それは尾獣の王たるプライドすら陳腐化させる程、大きな「力」でした。八尾が見せる戸惑いとは凡そ「そこまで九喇嘛が…」とする見立てに拠るものでしょう(笑)。そして、ナルトの理解力はテイルズに迸ります。それを「心」あるものが見逃す筈はなく、トビが行う「心なさ」との対比はより一層鮮明になるでしょう。そのコントラストの終点とは尾獣の結集なんではないかと、何やら背筋がゾクゾクするような展開が…(成十説)。しかし、兄系ってどうしてここまで「心」に無関心なんでしょうか…その癖、「理解されないオーラ」は垂れ流すのにね…。

僕もダラダラと垂れ流してスミマセン(笑)。続きまーす!!


 
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第571話「尾獣モード!!」②


<バッ>「チィ…!」(トビ)

(全て弾いただと!!なら…!)(トビ)

<ゴゴゴゴ>(テイルズ)


「来たぞ!!」(カカシ)

「いくぜ…九喇嘛」(ナルト)

<ズオオオ>(キラ尾)

<チリ><チリ><チリ><チリ>(ナルト)

<ゴゴゴゴ>

<ドゴ>「ウォラァアアア!!!!」(尾獣モード)

トビはナルトの変貌が不思議そうじゃないようなのが、僕は凄く不思議です。確かにナルトの「九尾チャクラモード」は強力でしたが、五発の尾獣玉を事も無げに弾いてみせたナルトに違和感は感じないのでしょうか。確か「九尾事件」でミナトは飛雷神のクナイと特殊な術式を組み合わせて尾獣玉を遠隔地に転送して凌いでましたけど、ナルトの場合は半端無いスピードで理屈を凌駕する圧倒的な力任せでありました。それがどう考えても白ゼツ軍団の変化を駆逐したり、穢土転生・元影を吹き飛ばした「九尾チャクラモード」とはケタ違いなのに、圧倒的なナルトの「力」に対する危機感が欠如してるように思えてならないです。かと言ってトビはナルトの力量を門前払いして目を背けているようでもありません。

兄系の尾獣に対するアプローチは基本、「瞳術」であり、尾獣を幻術にハメて操るみたいな方法論があるんだと思います。トビの場合は外道魔像とリンクしてる特権もあり、尾獣のチャクラを支配下に置いていますので、それを穢土転生の人形にピン留め(魔像の杭)して擬似的に人柱力マックスの尾獣化(人柱変化)を実現できてまして、きっと尾獣チャクラの内圧が上がったタイミングで蛇口を捻って極短時間尾獣を操っているものと思います。チャクラの放出後、正気に戻った尾獣は「魔像の鎖」で縛れば良いし、もっとインスタントに「魔像の杭」の縛りで修正できたりするのかな…と思います。どっちにしても尾獣の「心」にはアクセスしとらん訳で、それを善しとしてるトビに今のナルトと九喇嘛の関係性は理解できんでしょう。

「気は心」と申しまして、「たとえ、ほんの小さなことでも、人のために何かをしたと思えば、自分の心が満足するということ」を極めて単切に明確にさり気なく「人」「心」の関わりを表現する言の葉がございます。この「粋」が解らなきゃ人生ってツマラナイ…と、僕は思うんですね。人の行いに「気(持ち)」が伴い、それに「心」が宿るなら、それは人を凄く良い気分にさせたり、癒されたり、救われたり幸せにしたりします。それは「気(持ち)」とか「心」の大切さを示してるんだと思うんです。そして、トビのテイルズの扱い…尾獣の管理法を検証すれば、きっと、それが解っていないんだろうな…つーか興味がないんだろうな…という事ぐらいは直ぐに解ります(笑)。

だから、そんなトビに今のナルトの凄さを解れと言ったところで俄には無理でしょう。ナルトは九喇嘛と「チャクラ」を繋ぎました。お互いを認め合い、助け合う仲。その二人が発する「力」の何たるか!!「心」の在り処、在り方というものを、尾獣のチャクラを「魔像の鎖」に繋いで蹂躙するような扱いをするトビには金輪際解りっこないだろうと、僕は思います。それが兄系が遺伝的に持つ「力に対する認識」なんじゃないかと思うんですけど、やっぱそれって六道仙人の罪だ罠(汗)。ま…そんな救いのない兄系へのボヤキはこの辺にしとくとして、ナルトの「尾獣モード」がキラビやテイルズと明らかに違いますよね。これって何で!?と思った人は多いんじゃないでしょうか。

尾獣のチャクラが人柱力の肉体を「陽遁変化」させて尾獣の肉体を再現するのではなく、ナルトの「尾獣モード」は半物質化したチャクラがナルト本体を包み込む様に九尾を象っています。一見して、あぁ…ナルトは「尾獣モード」でサスケの”須佐能呼”と殺り合うんだ…と思いました。一発目のぶちかましは体当たりではなく天地橋任務で大蛇丸とカブトを吹き飛ばしたのと同じチャクラの圧力だったんじゃないかと思います。ナルトは「八卦の封印式」「ナルトの鍵」を使って解錠しました。勿論、その前に九尾・九喇嘛と一線を越え、人と尾獣の関係を越え、二人は解り合いました。それを前提として「八卦の封印式」の解錠し「四象封印」を回し九尾のチャクラを解放したのです。

「八卦の封印式」はナルトの経絡系に直結していて、これまでもナルトに九尾のチャクラを供給し、数々のピンチを凌いできました。封印式の隙間が最も狭い状態でもナルトは信じられない「力」を発揮しています。それが今回はもしかしたら、それが全開!?それが五体の尾獣完全体を吹き飛ばしひっくり返す半端無い圧力を生み出してるんだと思います。しかし、あくまでも九尾・九喇嘛は「八卦の封印式」の内側に居ます。そして封印式を漏れ出したチャクラはナルトのチャクラに還元されます。つまり、膨大な量の九尾のチャクラはナルトの経絡系を介して外に放出されているのです。そして、ナルトの身体に浮かび上がる「九尾チャクラモード」文様…それがナルトを包む九尾のイメージにも反映されています…。

ナルトが「九尾のコントロール」で奪い取ったのは「九尾のチャクラ」のみで、その過程で「九尾の意志」を引き剥がしていました。しかし、今は九喇嘛が好意を持ってナルトに接続しています。九尾の「力」だけでなく「心」までがナルトに供給しれているのです。それが新たな「九尾チャクラモード」として顕現している訳です。僕はナルトの「九尾チャクラモード」文様はガマ寅が写し取った「ナルトの鍵」が関係してると思います。それが封印式の解錠と共に「八卦の封印式」に接続され、チャクラの放出系としてナルトの身体に展開しているのだと思います。無秩序な暴力ではなく、ナルトの理性や知性による抑制が利いた経絡系で九尾のチャクラがナルトのチャクラと混合され練り合わされています。

もっと具体的に言うと、ナルトを包む半実体化した九尾のイメージはナルトが経絡系でチャクラを練り具現化したもので、尾獣のチャクラを供給された弟系の肉体が「陽遁変化」した人柱変化とは一線を画すものだと思われます。これはやはり「八卦の封印式」が「四象封印」を二重に封印した特殊な封印式であることが大きく関係していまして、封印の解錠において「ナルトの鍵」との接続が「九尾チャクラモード」文様を変化しせたとして、術式の設計段階から「ナルトの鍵」を繋いだ状態での運用が想定されていた…或いは「ナルトの鍵」が接続された状態が「八卦の封印式」の真の姿なのではないかと、僕は考えます。その為には九尾の好意がナルトに向く事が絶対条件であります。

それをして真の「九尾のコントロール」だったと言えるでしょう。恐らく、「八卦の封印式」「ナルトの鍵」を分け、「九尾チャクラモード」文様を構成するチャクラの流路や放出系をガマ寅に写してナルトから遠ざけたのは、ナルトの成長に何をか期待したからでしょう。それはミナトが九尾のチャクラ=「力」がナルトに対する好意=「心」を宿して初めてその本領を発揮するだろう見立てがあった証拠でありましょう。第一段階の「九尾チャクラモード」で九尾の沈静化や九尾のチャクラの保管に「六道の鳥居」が関係してたのも興味深く、それが第二段階(現行)の「九尾チャクラモード」「尾獣モード」で表に出ない描写が六道仙人のそこはかとない「親心」が感じられてならないのは、僕だけでしょうか…(僕だけなんだろうなー笑)。

ダラダラ書いちゃってスミマセン…続きまーす!!


 
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