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第621話「柱間とマダラ」③

 
<パン>(柱間)

「…今までの事を…オレ達の努力を…
無駄にするのかマダラ!!
<ボシュ〜〜〜…>
オレとお前が闘ったところで何も生まれん…
この戦いは…里と忍を傷付けるだけだ!

オレ達の兄弟を…仲間を…
侮辱するだけだぞ!!」(柱間)

「……
お前に…オレの…」
(マダラ)

「…オレはお前を殺したくない…!」(柱間)

「…それはオレをいつでも
殺せるってことか?」
(マダラ)

「違う!!
オレ達は友だと…」
(柱間)

「オレはもう…
届いたのさ!!」
(マダラ)

「グオオオオ」(九尾・須佐能呼)

これは柱間とマダラの最後の闘いとされる「終末の谷の決闘」の回想の筈なので、マダラは弟・イズナの眼を奪って永遠の万華鏡写輪眼を開眼していますが、柱間細胞は未入手の段階で、今回の大戦でカブトが穢土転生で呼んだマダラのように木遁は使えません。しかも花樹界降臨まで穢・マダラが使えたのは全盛期以上にカブトが仕上げちゃったからで、きっと柱間細胞の量がてんこ盛りだったのだと思います。カブトは大蛇丸の研究成果や実験データを継承していまして、完璧に柱間細胞制御できる医療忍術のノウハウを確立できたのだと思います。それに対してマダラのアプローチは医療忍術ではなく瞳力に拠る柱間細胞の支配であり汎用性に欠けていたのではないかと、僕は考えています。

…と言うのは、マダラが残した柱間細胞移植に成功したのはオビト(トビ)だけだからです。勿論、マダラは柱間に負わされた傷を修復する為に自分にも柱間細胞移植していますが、マダラもオビトもどちらも写輪眼の瞳力者であり、おまけに二人は直系の血族であります。それ以外は白ゼツがあるにはあるんですが、あれは柱間細胞のみで構成された人造人間です。穢・扉間が白ゼツを依憑(よりわら)に不屍転生した大蛇丸をして(体のほとんどが兄者の細胞ではないか…)(ep620)と評価していましたから、不屍転生の白蛇に大蛇丸が組み込んだ歴代火影の個人情報物質等々のコレクション以外は柱間細胞であると考えるべきで、白ゼツ柱間細胞のみで構成されていると考えるのが妥当でしょう。

白ゼツが人造人間として成立するのは外道魔像触媒として関与しているからでしょう。また、柱間細胞のみで構成されていれば攻撃する対象が存在しません。マダラやオビトの場合は体の一部分に柱間細胞移植しましたから、当然、柱間細胞侵蝕が懸念されますが、それを写輪眼の瞳力がいい感じにコントロールするから死なずに柱間細胞恩恵に与れるのだと思います。写輪眼の瞳力…即ち「陰遁」による柱間細胞制御であります。そして、マダラやオビトに木遁が使えて白ゼツ木遁が使えない提示から、木遁柱間細胞の陽遁特性に陰遁が組み合わさり「陰陽遁」として作用する必要がある仮説が立ち上がるのだと、僕は考えます。樹木と言えども生命…陰陽遁の定義にもしっくり来ますね。

またカブトがカブトを誘拐して外道魔像・蓮華座柱間のコピーに組み込む事で、白ゼツ軍団がパワーアップし、尚かつ弱いながら木遁が使用可能になったのは非常に興味深く、これでヤマトに陰遁特性が確認できれば木遁の陰陽遁説鉄板になると、僕は考えています。ヤマトの木遁が柱間ネイティブの原始の森林を彷彿させる生命感に満ちた樹木を生み出すのではなく、人工的な加工された木材が多いのも大蛇丸がヤマトのDNAを弄くり回してたまたま柱間細胞に適合できる塩基配列を見つけ出した可能性もあり、それが完全な生命体としての樹木ではなく加工された木材を発生させている因子なのだと考えると、個人的に凄くしっくり来ますけど、ま…この辺は未だ憶測の域を出ません。

柱間細胞侵蝕毒性を写輪眼の瞳力制御できる仮説が証明できれば、そこから柱間細胞が何でそんな特性を付与されたかが解り、何で千手柱間が生まれたか?という疑問が解消します。ぶっちゃけ僕はそれを兄系が弟系を取り込んで六道仙人を再構築する為だと考えていまして、それを兄系に啓蒙(けいもう)する為に「うちはの石碑」が残されたのだと思っております。そうであれば兄系・うちは一族が人格破綻の危険性が遺伝子に組み込まれてたり、眼を奪い合う業(ごう)や、眼を入れ替えるウィンウィンの構図が歴史的に確認されない(イズナ→マダラはあるのにマダラ→イズナがない)状況を踏まえれば瞳力者が一人残ればいい…みたいな救いのない運命を兄系に与えたのも合点が行きます。

それらがマダラが示す柱間への敵意自己顕示の正体なのだろうと思います。そして須佐能呼の鎧を纏う九尾の尾獣玉が柱間の五重羅生門を突破して対岸まで届いた…。マダラはその達成感に高揚しています。それはイズナへの手向けだったのかも知れないし、兄系の業の深さを何かに転化する自己弁護なのか?兄系・うちはの何とも救いようのない設定に掛ける言葉もないのだけれど、こういうマダラを受け切るのが弟系の役割なのか…と六道仙人の意図を明察していると辛気くさくなっていけない(笑)。ところで、マダラのここでの「届いた」とは…愛する弟から眼を奪ってまで…永遠の万華鏡写輪眼を得たという意味なんだろうけど、まだまだ上があるんだから辛いです。

僕は写輪眼の巴文様とは十尾眼の呪いではないかと考えていまして、それを兄系が眼のやり取り(奪い合い)を経て段階を踏んで呪解(じゅかい)しているのだと考えておりまして、だからこそマダラの「届いた」が空回りしている様に思われて悲しい。辛い(汗)。そして「終末の谷の決闘」で死んだとされるマダラは柱間細胞を柱間に負わされた傷口に移植して輪廻眼を開眼します。その事実こそが千手柱間の存在意義を照らし出しているのではないかと僕は考えています。結局…兄系が弟系の肉体(細胞)を取り込むか、弟系が兄系の眼を取り込むか…それに拠って六道仙人を再構築して「安寧秩序」を取り戻すか…に帰結するしかないのでしょうか?否…そうなのだろうか?

もっと違う…何か素晴らしい事が…?!

柱間はマダラの眼を奪おうとはしなかったのだから。

あと少し…続きます。



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第621話「柱間とマダラ」②

 
<ブン>(マダラ・須佐能呼)

<ズオ><バシ>(柱間・木人)

<バッ>「もう主の太刀筋は読める…!」<バッ>(柱間)

(木遁・皆布袋の術!!!)(柱間)

「…!」(マダラ)

<スッ>(マダラ・須佐能呼)

<ドッ><ドッ><ドッ><ドッ><ドッ>(柱間・皆布袋)

<ブオ>(マダラ・須佐能呼)

<ズババババババ>

<ズカ><ズカ><ズカ><ズカ><ズカ>

<ゴゴゴゴ>

「くっ…」(柱間)

<ザッ><ザッ>(柱間)


「む!」(このままでは
陸が無茶苦茶になる…
海辺に移動した方がいい…!!)
(柱間)

「逃さん!!」(マダラ)

<ドドドド>


<キィーン>「ちょこまかと
逃げるだけか柱間」
(マダラ)

<フォン>(マダラ・須佐能呼)

<ズカ>(マダラ・須佐能呼)

<ブチ>(マダラ・須佐能呼)



「!」(柱間)

<ドッ>(マダラ・須佐能呼)

「これでもうつかむのは無理だぞ!
どうする!?」
(マダラ)

<カリ>(柱間)

<ダン>(口寄せ——)(柱間)


(五重羅生門!!!)<ズガガガガ>(柱間)

(これで…)(柱間)

(軌道は…変えられたか…)(マダラ)


<ゴゴゴゴゴッ>

<ドシャァーー…>

<ドッ>


「向こうの岸まで…」(柱間)

「柱間…
お前と本気でやるのは久しいからな…

…昔とは違うのが分かったろ…)(マダラ)

九尾を須佐能呼で包み込み機動性や力量の底上げを実現したもののマダラはマダラですから、それが操る須佐能呼Ver.2の動きそのものは柱間にとってみれば想定する枠を超えてはいないのでしょう。これから提示がありますが、柱間とマダラの付き合いはオビト(トビ)の提示よりも長いです。ぶっちゃけ、お前らどんだけ幼なじみなんだよ!!と突っ込まざるを得ないくらい竹馬の友であります(笑)。だから柱間もマダラも行動の骨格の部分は知り尽くしていると考えていいでしょう。その為、二人の優劣というものは筋力で決することになるのだと、僕は考えています。恐らく、それを当の本人達が十二分に感じているから、マダラは九尾を須佐能呼で包んだのだと思います。

確かに柱間は九尾の鹵獲(ろかく)を狙っています。当初、それを阻止する為だけにマダラが九尾を須佐能呼で囲ったのかと思っておりましたが、九尾を取り込んだマダラの須佐能呼が柱間の皆布袋の術一蹴する描写から、マダラの力量が柱間の見立てを大きく上回っている事が分かります。その証拠に柱間は慌てて戦場を海辺へと変更しています。しかし、マダラは柱間に自分を見合わせる為に須佐能呼に九尾を取り込まざるを得なかったとも言え、柱間とマダラの単体を比較すればその力量は柱間が勝っていると推認できる訳です。それが柱間とマダラの力量…つまり筋力の差でありまして、一見…圧されまくっているように見える柱間がメチャクチャ落ち着いているのはそれが解るからです。

柱間の木遁は尾獣の攻撃を防ぐばかりか、自分の攻撃に転用できます。今回のお話の冒頭で九尾の尾獣玉を炸裂させたのは柱間の木人でしたが、爆発のタイミングを柱間が握っているところが重要で、尾獣玉の威力を考えるとチャクラの使いどころが難しい筈です。爆発のタイミングを柱間が握っている以上、柱間は尾獣玉をちらつかせて別の手を打つ余地を残しているのでマダラは攻撃にチャクラを割り振る事が出来ず防戦一方なのだと思われます。その為、マダラは不用意に尾獣玉を撃てない訳です。それで尾獣玉に須佐能呼の剣をかませるアイデアが必要になる…と。しかし、それを柱間は最強防御の口寄せである羅生門の召還で受けて立ち、マダラの攻め手をイチイチ潰すのです(笑)。

柱間が羅生門を五重で召還(口寄せ)したのは、羅生門の配置を微妙にズラして尾獣玉の軌道を逸らす為だったと思います。柱間はその卓越した空間認識能力で尾獣玉の軌道の延長線上に被害が及んでも問題ないように細工しているのでしょう。ちなみに、この時、尾獣玉が柱間の見立てを超えて「向こう岸」まで届いてしまうんですが、これは「九尾+須佐能呼」相乗効果でマダラの力量が底上げされたからで、勿論、対岸に届こうと地形が変わる以外は問題ない筈なので、柱間がマダラの「筋力」を探ってると考えられるでしょう。凄く余談ですが、九尾と須佐能呼が組み合わさる事でパワーアップするんならばナルトの”尾獣モード”とサスケの”須佐能呼”融合にも期待が持てます。

特にマダラの使役する九尾とはマダラの瞳力に屈服した九尾がイヤイヤ力を貸してる状態の筈ですから、九尾がナルトの後見人よろしく親の気持ちで手取り足取り指導しながら手助けするのとは意味が違いますんで、その力量はハンパ無く違うでしょう。ぶっちゃけると、これが「愛」「力」とするという事なんだけど、それにナルトとサスケの完全なる連係…つまり「愛」が加わればこんなレベルではなくなるでしょう。逆に言うと、そうではないマダラを柱間は軽くあしらっているのが実情なのだと僕は考えております…。しかし、それ以上にこの光景が二人の過去を起想させる「布石」になっているところが素晴らしい!!のですが…キッ神の掌で踊る心地よさに免じまして(笑)。

続きまーす。


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第621話「柱間とマダラ」①

 
<カッ>

<ドン>

<ゴゴゴゴ>


<ゴゴゴゴ>

<ズズズ>

「獣の難を喰らう…
木遁・榜排(ほうび)の術か…」(マダラ)

<ゴゴゴ…>

<ガコ…><パカ>


「ぬ!」(尾獣に須佐能呼を
鎧としてきさせるとはの」
(柱間)

(マダラめ…
考えよる!!)
(柱間)

いよいよ「終末の谷の決闘」の柱間実況が始まりましたが、こういう風に現存、或いは既出でない攻撃法とか忍具や形態等々を柱間の口述で皆が説明受けたとすれば、柱間が予想以上に事細かに説明してて、その為にはメチャクチャ口数が多くて早口で…っていうのが結構笑えます。その点、写輪眼の場合は映像を脳内に直接投影できたりするのでスマートでいいですね。しかし、柱間の陰遁が使えると僕は考えているので、攻撃性の無い幻術で情報を提供して、本人は口数少なに静かに語っているのかも知れません。でも画的には身振り手振りの熱血弁士で、額に汗なんかしてると親近感が湧いてそれはそれでいいですけど(笑)。でも九尾が須佐能呼を纏った姿なんかは説明が大変だな。

ところで、こんな風に術が術を着る…みたいなアイデアを僕も考えていまして、第二部で”鷹”が編成されてブイブイ言わせてた頃かな…その自信みたいなものがキラビの本気でがガラガラと崩落する”鷹”の雲隠れ潜入戦の終盤で、あの時はサスケが万感の天照を繰り出して難を逃れましたが、それと別のシナリオで水月に重吾が鎧の様に覆い被さってパワーアップする案を個人的に練っておりました。また、それとは別に重吾の武器化能力が水月の破断した首斬り包丁と融合する「献身」もございましたが、ま…どれも的外れで(滝汗)。お話を実況に戻すと、マダラは柱間に九尾を穫られたくなかったので須佐能呼で囲ったんですよね。その為の木龍だったとマダラも漏らしています。

そもそも柱間の木遁には尾獣を縛る力がありますから、口寄せで尾獣を使う写輪眼・マダラとしては九尾を内包し管理と拘束を同時に賄える”須佐能呼の鎧”は効率が良いです。また、九尾のチャクラを自分のチャクラに還元する方法もマダラにはあったでしょうから、猛烈なチャクラを発散する九尾を抱え込むのはいろいろと捗ったと思います。この場合、問題は九尾のチャクラ毒でしょうが、永遠の万華鏡写輪眼で九尾をコントロール下に置いていたのでしょうから予め解毒等も行えたでしょう。その分、出力が下がる等の弊害もあったでしょうが、柱間による九尾の鹵獲を阻止しながら戦闘できるスタイルにはそれを負って余あるメリットが期待できたのだと思います。

そして、マダラの機転に図らずも笑みを浮かべる柱間。僕はこの態度に弟系の真骨頂を感じてなりません。ここ詳しく説明するのは遠慮しますが、「これでこそ弟系ぞ!!」とだけお含み置きください(笑)。ところで、「木遁・榜排の術」「榜排」(ほうび)とは千手観音の持ち物の一つのようです。マダラによると「獣の難を喰らう」とのことで、防御系の木遁忍術なんでしょう。それが<パカ>っと割れて柱間が姿を現すんですけど、これは尾獣玉の爆発で割れたんじゃなくてこんな感じに開閉する仕組みなんだと思います。ま…どっちでもいいんですが、柱間は完璧に尾獣玉の爆発を凌ぎ切ったのだと、僕は思います。そして、マダラの”須佐能呼の鎧”に笑みを浮かべた…。

そのくらい柱間には余裕があるべきだと思います。それでこそ柱間なのだとも思います。そして、ふと”須佐能呼の鎧”は在らぬ方向へと僕を誘います。それはナルトとサスケの共闘であります。恐らくこの方式がアリなら、サスケの”須佐能呼”がナルトの”尾獣モード”を包み込んで一塊になって戦えるでしょう。以前、自分のチャクラ性質が「風」であると知ったナルトが、「雷<風」という風にチャクラ性質の相克(破壊)をもって「サスケ<ナルト」と評価したヤマトに肩すかしを喰らわすように、同じく教わったチャクラ性質の相生(そうせい=創造)によって「サスケの火遁を自分(ナルト)の風遁が助けられる」とか何とか言ったように、二人の最高の忍術が合体したら凄いじゃない!!

相克・相生は陰陽五行の考え方なんでチャクラ性質の優劣関係とは厳密には違うんですが気は心でお汲み取りを(笑)。それにナルトの風遁と申しましても、今のところ風遁螺旋手裏剣くらいしか出てません(汗)。ダンゾウなんかは多彩な風遁忍術を使ってましたけど、ナルトは螺旋丸のバリエーションは多彩だけど風遁そのもののバリエーションが少ないです。でもそこは器用な四代目火影・ミナトの子ですから何とかしちゃうんじゃないかと思います。余談ですがミナトとクシナの組み合わせって実はそういう意味があると思いますよ。最高のソフトとハード…とだけ言っときましょうかね。そして、ハイブリッドのナルトが風遁を使ってサスケの火遁を助けるようにできてる…。

僕はマダラが九尾を囲い込んで須佐能呼をこんな風に使ったのを見て、そんな事を期待してしまいました。え!?ナルトとサスケは戦うんじゃないのかって?それは、そうなるとも言えるしそうならないとも言える…ホントは柱間だってマダラと戦いたくはなかった筈なんです。そえにこれからナルトとサスケが戦ったら、柱間とマダラが戦ったのと同じ轍を踏むだけでしょう。だからそうならないように柱間はサスケを太っ腹で受けてるんですよね。大蛇丸が身構えた様に殺すことだって可能なんでしょうが、心配するな…と大蛇丸に柱間は告げましたね。そういう人なんです。柱間は…弟系の在るべき姿を提示してるんだと思います。焦れったいけれど…もう暫く柱間の話に耳を傾けましょうか。

先は長いですよ…(脂汗)。

続きまーす!!


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第620話「千手柱間」④

 
「……さて…」(穢・柱間)

(初代火影・柱間…この人は違う…
私の縛りをほどきいつでも私を…
気を抜かぬようにしなければ…)(大蛇丸)

「大蛇丸とやら心配するな
その子を縛っておるわだかまりを
解いてやる方を先としようぞ

うちはの子がオレの話を聞き
どう選択するかは分からぬが
この子を今無視すれば後
必ず次のマダラとなろうぞ


それでは戦争が終り
勝ったとしても意味が無いの」
(大蛇丸)

「……」(サスケ)

「…ハァ…
兄者の好きにせい…」(穢・扉間)

<スッ…>「さて…
ではどこから話すべきかの…

そうよの……

まず里と忍について語るには…

<ザッ>(柱間・マダラ)

<バッ>(柱間・マダラ)

<ザッ>(柱間・マダラ)

「グルルルルル」(九尾)

<バッ>(木遁・木龍の術!!)(柱間)

<ギン>(マダラ)

<ズオ>(木龍)

<グルルルルル…>(木龍)

「グゥオオオオ」(九尾)

<キィイイン>(九尾)

<ドッ>(九尾)

<パン>(柱間)

<ズオ><パシ>(木人)

(木遁・木人の術!!)(柱間)

<ズズズズ…>(木人)

<ズオオオ>(須佐能呼)

<ゴッ><バキ>

うちはと千手についてからだの」(穢・柱間)

そしていよいよ柱間本人(穢土転生だけど)による「終末の谷の決闘」解説が始まりそうです(wktk)。これまでは兄系からの提示ばかりだったので弟系で、語り部が柱間だなんて!!凄く楽しみです。木遁の木龍は既に穢・マダラが使いましたっけね。それが木人とな!!これは兄系の須佐能呼に対応する弟系の攻防一体の決戦兵器なんでしょう。樹木特有のしなやかさが九尾の尾獣玉を弾かず受け止めて、そのまま螺旋丸みたいに敵に浴びせかけてます。それをマダラが須佐能呼で受けながら九尾を庇い、九尾はそのスキに木龍の捕縛を逃れる…と、最早忍者の戦いを逸脱した感もありますが、ま…そこは兄系と弟系の最高峰同士の衝突ですんでどうかご了承下さいっ(汗)。

マダラ側に九尾がいるので狡いと思ったりもしますが、実は柱間もいくつか尾獣をコントロール下に置いていた可能性もあり、それを柱間が背負う大巻物術式化して仕舞ってあるのだと「力量」(終末の谷の決闘…第三撃)で論じました。ま…根拠なんて特にないんですけど。それに当時、柱間細胞なんてアイテムは在りませんでしたし、マダラに九尾が付いてるのに柱間が単騎は不公平だと思ったもんですから…(汗)。しかし、柱間がお隠れになった後、木ノ葉が保有する尾獣が九尾を残して他里に奪われたとする説もちょっと無理があるかな…とも思いますので、「マダラ+九尾<柱間」が成立するくらい柱間が異常に強かったという事でOK☆<キャハッ!!>(←ローラ風)かも知れません。

この場合、腰の大巻物は色々と便利なアイテムを召還したりウンタラカンタラ(笑)。もっとも柱間は陰遁も使えた筈で、複雑な術式を詠唱も印も必要とせず術出力が出来なきゃいろいろとややこしいので、別に巻物とか(しかも大巻物)とか必要ないじゃん!!と言ってしまえばそこまでか(汗)。だから尾獣のチャクラを蓄電池みたいな形式に組み直して持ち歩くのが都合がいいんだけど、もうここまで来たら本人の口から説明してくれるのを祈りましょう(笑)。ついでに例の七本の太刀(Hashirama's Weapons)についても懇々と語って頂けると(←捗”はかど”るの右側って歩じゃないんだよねー)ります。多分、サラーッと流されると思いますけどね。それにやっぱ忍刀七人衆のエモノと関連させるにしても、何で霧隠れに持ってかれたのか?となって今さら面倒臭いです(笑)。

与太話はこのくらいにしといて、兎に角、柱間の上出来さは異常です(笑)。何せこんなに強いのに「オレが!!オレが!!」とならなかったんですから!!だから四代目火影の存在を知った時の喜びようったら無かったでしょ。だって四代目が居るって事は木ノ葉隠れが続いてるって事でもありますし、火影になるんだからそりゃ立派な忍だろうと、それがどんな忍なのか興味津々でミナトに柱間が真っ先に語りかけたんです。この無防備な感じ…ナルトと凄く似てますね。こんな世界観の中でこんなにも無邪気無防備に振る舞えるのは防御力MAXで御し切れる筈も無く、やはり柱間もナルトも「しなやかさ」で括れるんだろうと思いますが、無粋につきこれ以上何も……ここでは申しますまい。

柱間に限定して考えれば、マダラが柱間細胞を奪ったように、柱間もまたマダラの永遠の万華鏡写輪眼を奪う選択肢も存在した筈なのです。柱間細胞移植云々で少しも驚かない柱間・扉間の太っ腹と、基本巴でない写輪眼の意味を重く見る知識と合わせて、弟系・千手に六道仙人再構築する知識が無かったとは思えません。それに恐らく「うちはの石碑」の意味や内容も全く知らない訳でもないでしょう。弟系・千手の子飼いたる白眼ももしかしたら柱間細胞の運用の一例に過ぎないのかも知れないです。ぶっちゃけ兄系も弟系も何でもアリの何でも来いだったと思います。しかし、柱間はマダラの永遠の万華鏡写輪眼を奪おうとはしませんでした。柱間はそんなのどうでもよかったと思います。

長門の例もありますし、弟系の身体に輪廻眼を搭載すれば六道仙人再構築できるんです。オビトとしてはそれを制限したかったから先ずは「半蔵事件」で長門の両脚を奪い、文字通り「足枷」を嵌めた訳です。また、柱間とマダラの「終末の谷の決闘」でマダラが死んだとされているのは、柱間がマダラの眼を奪う必要がないから、死体を確保する必要がなく、生きてようが死んでようが、その時はその時とばかりに家路を急いだんじゃないのかな…と思うんです。そこに弟系のレゾンデートルが存在しているんではないかと、僕は考えております。ここ、もう既にアンタッチャブルなんで四の五の言いません。個人的に僕はキッ神と「アンタ達ゃグル」だと思ってるんで(最近ダジャレ多ッ!!)。

ま…事実として柱間は六道になろうとはしなかったのだと思います。しかし、幾度と無くマダラの相手は努めて来たのです。そして、今回もサスケの相手を務めようとしています。柱間ははこれが弟系の勤めだと思っているのです。僕はそう思うんです。それはマダラの名に昂(たかぶ)る扉間とは明らかに違います。そして、これから弟サイドからの説明が始まります。それがどんなものなのかはキッ神に任せるとして、これからある柱間の行いこそが弟系の役割であり、兄系に対する心構え態度なんだろうと、僕は考えます。そして、それが出来ない扉間が二代目火影になったもんだから、こんな事になってる…と。でも、それを責めないのもまた柱間…いやいや…これ以上はオフリミット。

しかし、この分だと穢土転生の歴代火影軍団第四次忍界大戦の震央に飛び込む目もありますな。というか、サスケがどう転ぶかにも拠りますが、死人ではありますが…柱間が忍界に物申してサスケが許されるシナリオだってアリじゃないでしょうか。その前にマダラと十尾…それとオビトをうっちゃらねばなりませんが、こんだけの面子にサスケや大蛇丸&”鷹”が加われば充分やれるでしょう。「うちはの石碑」の前に集結したこの証言者達はそれ程に巨大な勢力なのだとも言えるでしょう。だから、これから柱間がどんな事を話すのかが重大であり、それをサスケがどのように受け取るかはもっと重大なのであります。そして是非ともこの面子でマダラの居る戦場に馳せ参じて貰いたい!!何としても…

柱間とナルトを引き合せたいから!!

第620話「千手柱間」
ナル×ジャン ケルベロス


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第620話「千手柱間」③

 
「…嘘ではないようだな
…確かにマダラのチャクラを感じる!」(穢・扉間)

「ならワシらは戦場へ向かう!!」(穢・ヒルゼン)

「アナタ方は
私の穢土転生の管理下にあり
その行動は制限される…


戦場へ向かいたいなら
話を済ませてからです」(大蛇丸)

「話は後じゃ!
マダラが復活したと聞いて
事の重大さが分かっておるのか!?」(穢・ヒルゼン)

「…私はこの子に付きます
サスケ君が納得しなければ
アナタ達を使って
ここ木ノ葉を潰すことに
なりかねませんよ
…このタイミングで…」(大蛇丸)

「……」(サスケ)

「……」(穢・柱間)


<プル><プル>「ぬぬぬ…
こんな術…!!」(穢・ヒルゼン)

「大蛇丸とやらお前
何か勘違いしておる…

前回よりも
穢土転生の術の精度を上げてしまった事が
仇となったな<ピタ>
ワシらが本来の力に近いまま
この世に転成された今回…

貴様ごときの穢土転生に
縛られるワシではないわ

そもそもこの術を考案したのは
このワシよ…<ピシッ>

…兄者
こうなっては致し方ない
ワシは動く!」
(穢・扉間)

「!!」<ピク><ピク><ピク>(穢・扉間)


「猿飛…
かなりの忍を育てたものだ」(穢・柱間)

「!」(穢・ヒルゼン)

「……」(…動けぬ…!)<ピク><ピク>(穢・扉間)

「忍の神にほめていてだけて
…光栄です」
(大蛇丸)

「…くっ!」(穢・扉間)


「ガハハハ!!
オレの細胞を取り込み
縛る力を上げておるのよ

扉間…お前少し勘が鈍っておるぞ」(穢・柱間)

(こやつ!
よくよく感知してみれば
体のほとんどが兄者の細胞ではないか…)(穢・扉間)

忍の得手不得手…或いはカテゴリーで「感知系」とか「感知タイプ」というものがあって、かなり特殊な能力だと思ってましたが、歴代の火影達ですが、ホイホイとチャクラ感知をやってのけますね(笑)。ま…このクラスともなると、全体的に能力が底上げされてて当然でしょうけど、扉間がまるで白眼で透視するかの様に大蛇丸の細胞の組成を分析できるのはちょっと微妙…というか、これでは感知タイプの立つ瀬が無い(笑)。しかし、これまでもカカシが遠隔地の九尾のチャクラを感知したりしてますし、感じられる側…対象のチャクラが強く大きいから特別な能力が備わっていなくても感じ取り易い…というのもあるでしょう。そして、それに加えて柱間細胞特殊性が際立ちます。

僕が最も引っ掛かったのは、扉間が大蛇丸の体組成を分析して、大蛇丸の体の殆どが「兄者の細胞」…つまり柱間細胞で構成されていると感じたところまでは納得するとして、それを平然と受け止めています。ふ、ふ…普通、もっと驚きますよね。それどころか柱間本人が「オレの細胞を取り込み縛る力を上げておるのよ」と太っ腹も太っ腹のスルーっぷりで、「もっと驚こうよ」100万ツイート(笑)。冗談はさて置き柱間細胞に対する柱間と扉間の反応を見る限り、柱間細胞有用性とは既存の事実であったと考えるべきでしょう。そして柱間細胞を取り込む技術運用面でのノウハウが存在して、もしかしたらそれらが千手一族の強さの一角を担っていたのかも知れません。

扉間だって兄者の細胞を貰ってたりして…。だから、大蛇丸の身体を透視するかの様に観察できた…と考える事もできます。そして、それが可能だったのは千手一族内…血縁や体質による限定的な範囲に限られていたでしょう。恐らく柱間細胞には毒性があり、それが乱用をプロテクトしていた筈で、大蛇丸の研究とは柱間細胞汎用性を高めるものだったんじゃないかな。柱間はそれをして「かなりの忍」と賞賛してるんじゃないかと思います。そして大蛇丸の研究結果の恩恵はマダラやオビトには影響していませんから、マダラにもまた柱間細胞に適合できる資質が備わっていたと考えるべきでしょう。そして、それはマダラの末裔(マダラ=オビトのご先祖様)であるオビトにも引き継がれていた…。

或いは写輪眼の瞳力レベルによって、柱間細胞をコントロールできて毒性=プロテクトを除去できる可能性も考えられます。これは扉間以下弟系の忍に木遁が伝承した実績がなく、僅かに実験体・ヤマトで運用されるに止まっている事実とかなり符合していて、木遁が陰陽遁の一種である可能性を期待させる部分でもあります。ちなみにヤマトの木遁もフルスペックとは言い難く、原始の森林を思わせる柱間の木遁とは掛け離れた人工的な造形が多いです(一部、樹海降誕「翌檜」ep513補足…なんてのがありましたが、イレギュラーという事で…笑)。柱間細胞を有しながら木遁が使える忍と使えない忍が存在するのは、初代火影・千手柱間の特殊性を吟味する上で非常に興味深いです。

凄く突飛なんですけど、柱間は十尾が転生した…とナル×ジャンの草創期に書いた事がありました。まだ十尾の「じゅ」の字も出てなかった頃でしたが、「九」があるなら「十」もでしょ…と言う風に安易に書いたっけな(笑)。しかし、十尾の本体が現れ、それが柱間細胞により改造されてうちはの忍・オビトに曲がりなりにもコントロールされていて…どう考えても柱間と十尾は無関係ではないと、僕は思うんです。だから転生までいかなくとも柱間の出生とか生前に何らかの形で十尾と交わりが存在している可能性があるんじゃないかしらと思うんです。十尾は六道仙人の死期のタイミングで分割されてますから、正確には月に封印された亡骸ですけど…。それと柱間は会った事があるんじゃないかな…。

関係考察:チャクラ性質の同時使用の意味を考える

何やらめっちゃファンタジーなアイデアですけど、そのくらいの事でもないと説明できないのが千手柱間なんです。木遁が唯一使えて、非瞳術で尾獣をコントロールできて、印を結ばずに医療忍術が使えて…アンタどんだけやねんな人なので(笑)。その一部を実現する為に綱手は「陰封印」「陰封印・解」を用いるんだけど、これは別の機会に(エーッ!!??)。また、写輪眼とは輪廻眼に掛けられた十尾の呪いで、永遠の万華鏡写輪眼が柱間細胞によって呪解されて輪廻眼に復帰する流れ(←私的考察)も、やはり柱間の特殊性の検証には必要な材料なんです。個人的には(笑)。きっと少年の頃に宙(そら)から降って来た「月の欠片」に柱間は触れたんだよ…そして自分の心臓と引き換えに…

契約を交わしたんだ(って、それハ◯ルやろっ!!カルシry)

続きまーす!!


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第620話「千手柱間」②

 
「……」(サスケ)

<パラ><パラ>「す…
すごいですね…」
(穢・ミナト)

(相変わらずですの
柱間様)
<ホッ…>(穢・ヒルゼン)

「…フン……」(穢・扉間)

「……」(大蛇丸)

「しかし……
よい兄を持ったサスケとやら
オレ以上の忍ぞ

…里について話してやってもよいが
ちと長くなるぞ」
(穢・柱間)

「できれば早急に
この子の聞きたい事を話してあげて下さい
あまり時間も無いですから」(大蛇丸)

「時間がない?」(穢・ヒルゼン)

「今は戦争中です
うちはマダラが復活し
この世の忍を消すつもりのようです」(大蛇丸)

「!!」(穢・歴代火影)

「………
いつの世も戦いか…」
(穢・柱間)

「……」(穢・ミナト)

<スッ>「確かにここから
2時の方向……何やら
強いチャクラを感じる…」(穢・扉間)

「……」(穢・ミナト)

(これはナルトと九尾のチャクラ)(穢・ミナト)


<スッ>(穢・扉間)

(そうか…やったんだなナルト…!
そして一緒に戦ってる…今も!)
(穢・ミナト)

そう言えば…イタチがカカシを月読にハメて72時間ズッと刀でブスブスやったのも(最近なんかのアニメでオマージュがありましたね)、種を明かせばダンゾウをビビらせる為だったんですよね。弟系が写輪眼を持ってようが、兄系・うちはの瞳力の前には無力だと示唆どころか実証してみせたのがイタキサの「木ノ葉強襲事件」の真相で、三代目火影・ヒルゼン亡き後のサスケの安全をもう一度確保するのが目的だった…。この一件のイタチの真意をトビ(オビト)がサスケに明かした時点(万華鏡の儀式)でダンゾウが写輪眼持ちだと見立てた考察が書けていれば物凄く格好良かったな…と悔しさを感じつつ(笑)。そんな中二的な後悔はさて置き、同じ様に大蛇丸が何をか想い「木ノ葉崩し」を企図した可能性は高いと思います。

そこでイタチの行いと大蛇丸の行いを重ね合せて考えればいろいろと分かるだろうな…と、何やら考察の蟲が疼(うず)きます(笑)。これをナル×ジャンの考察に起こすなら「大蛇丸は何故、木ノ葉崩しを企てたのか?」(大蛇丸の考察)ということになろうかと思います。ま…近頃はバイタルが低下気味で、それにもう毟(むし)れる羽も残り少ない。「絶対に見ないで下さいね」と襖を閉めてタントンと機を織る…ああ懐かしい…もうそんな事を繰り返し過ぎてとっくにになって何処かに飛んでく程に月日を重ねてしまいました(汗)。でも、あの頃みたいにまた書けたらいいな…と思います。オトナ顔のサスケが大蛇丸に見せた理解力と、大蛇丸の何とも言えない表情

あの静謐(せいひつ)な雰囲気が「欲」というもの…「毒」でもいいかしらね…が抜けた一つの到達点というか、大蛇丸の真の役割に大蛇丸が気付く瞬間だったんではないのかなと思えてならん訳です。「導く」という行い。結局、人が生きる限り、それが繰り返されるのだろうと、『NARUTO -ナルト-』と共に過ごしながら、そんな風な考えが僕の中に根付いて来た様に思います。そして人の不完全さにももしかしたら意味があって完璧じゃないが故に自分ではない誰か…自分に繋がる命を人は導ける様に創られたんじゃないでしょうか。それで不死とか天生(転生)とか、これまで何度も「オレが!!オレが!!」な人達を見せられたのも、それに気付けよ…のキッ神の親心だったのかな?

あー…僕は導かれてるわーッ…と、何だか気持ち良くなってしまいました(笑)。きっと、このお話。そういう事なんじゃないでしょうか。はい!!おしまい!!じゃな・く・て…(笑)。僕はまだまだ書かねばならんのだろうと改めて感じるのです。そして、その想いが僕がこの作品と出会った意味だったらいいなと不遜ながら…(笑)。何だか最近自分語りが多くなって歳を感じますね。でも、『NARUTO -ナルト-』は週刊少年ジャンプの漫画の歴史を変える作品になろうとしてるんだろうと思います。簡単に言うと「誰が一番強いのか?」ではなく「強いって何なのか?」に主題が在って、勝ち負けじゃない…と。ぶっちゃけ死んじゃってもいい…穢土転生できるからじゃないけど(笑)。

例えば「九尾事件」でミナトが何であんな事をしたのかと申しますと…と、ここで書いてしまうのもアレなんで止めにしますが(エーッ!!??)、ミナトがナルトと九尾のチャクラを感じ、尚かつ、一緒に戦っている事実を確認していますよね。そういう事です!!(はい!!おしまい…笑)。それで、この後のミナトの動向に注目して欲しいんですが、全く動かないんです。ヒルゼンとか扉間なんかジタバタしてあちこちにひび割れを拵えてます(笑)。柱間はというとそれを圧倒的な力で抑え込むだけ。そして、その力は決してミナトには向かわない。それはミナトがチャクラを荒立てないからです。何故ならミナトはナルトに九尾を任せ、八卦の封印式に拠って導いた人だからであります。

あの状況で出来る最善を、あの時ミナト(とクシナ)は施していますから、ナルトに託した九尾が一緒に戦ってると感じたんだから、もう満足な訳です。これで穢土転生で呼んだのが大蛇丸じゃなけりゃ縛りが弱過ぎて成仏しちゃったんじゃないですかね。しかし、扉間は違う。ジタバタしてますよね。「ワシはうちはの力を里の為に貢献できるよう形を整えて導いたつもりだ」(ep619)と言う割りには満足していないのです。ミナトと扉間の差分を吟味すれば一目瞭然なのです。扉間はうちはを導こうなどとは本心では思っていなかった筈です。緒戦、警務部隊なんて「岡っ引き」みたいなもんだし。そして、それがとなってがある…。また柱間にはミナトがどんな人物なのかは理解済み。

柱間も既に腹を括ってる。

続きます。


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第620話「千手柱間」①

 
「…………里……
忍とは何ぞ?…か…」
(穢・柱間)

「……イタチは
兄は木ノ葉に利用されたにもかかわらず
命がけで里を守り
木ノ葉の忍である事に誇りを抱いて逝った

……同胞を殺してまで
が死んでまで守ろうとする里とは
いったい何だ?

こんな状況を作りあげた
それをしようとするとは何なんだ?

アンタの言葉を聞いて…
本当の事を知ってから
自分で答えを出したい

……<フッ…>

木ノ葉に復讐するのか…
……それとも…」
(サスケ)

「大蛇丸…」(サスケ)

「何?」(大蛇丸)

「アンタは木ノ葉を一度潰そうとした…
初めは気まぐれだと言ったアンタの言葉を信じたが…
今は違うと分かる…

本当は何だったんだ?」(サスケ)

「……」(大蛇丸)


「…木ノ葉へ復讐だと!
うちはの悪に憑かれた小僧が…」
(穢・扉間)

「ここでワシが……」<コオッ…>(穢・扉間)

「!!」<ゾッ>(オ・水・サ・重)


<ピク>(穢・扉間)

「!!」(穢・ミナト)

「二代目様!!」(穢・ヒルゼン)


「扉間…」(穢・柱間)

<ギン>(穢・柱間)

<ピシ><ピシ><バチ><バチ><バキ><パキ>


「……」(穢・扉間)

<ザッ>(重吾)

<ポタ><ポタ><ポタ>(水月)

(か…貫禄ハンパねェ~~~!!!!)(水月)

「指をおろせ…」(穢・柱間)

「……」(穢・扉間)

「分かった…
そうチャクラを荒立てるな
……兄者」<スッ…>(穢・扉間)

「ガハハハ!!
いやすまんすまん!!」
(穢・扉間)

兄系・うちはの救い難いキャラ設定と申しますか…遺伝子レベルでの破綻に一瞬匙を投げた音が世界中で谺したようなしなかったような(笑)。繊細で愛情に深いが故にそれを喪失した時に脳内に特殊なチャクラが吹き出して視神経が反応して発現するのが写輪眼で、同時により強い憎しみに支配され人が変わってしまうそんなのってアリなのかよ!?と、僕は思ってしまったのです。これがもしそのままってんなら、兄系なんて最初から要らないじゃん!!と思いませんか皆の衆(笑)。そして、それが悲し過ぎるのが、個体差じゃなく一族レベルの傾向ってところでした。それは兄系・うちは一族がダメダメな人格破綻の因子を有するという事なんだと、僕はしっかりと受け取りました。

事実、うちはマダラは「月の眼計画」によって世界を夢の国に変えちゃおうと思ってて、その原動力は世界に対する「絶望」なんだと、僕は考えておりまして、オビトだってマダラとは多少風合いは違うけれど本質的には同じでしょう。そして、所謂「DQN化」がうちは一族であるが故の性質的な破綻に起因すると言うのだから救いが無い。しかも僕個人は六道仙人が意図的に兄と弟を創り分けたと考えてるもんだから尚更救いが無い(笑)。ぶっちゃけると、人格破綻の危険因子を宿す兄系が居なくなれば戦争の火種は無くなりますから根絶やしにしなきゃ…ってか、そんな風にしか受け取られない兄系って可愛そ過ぎませんかね(汗)。いやいやいやいや…救いの無いお話だわーッ。

…と思ってここ数日ウダウダとして参りましたが、柱間の「ガハハハ!!」に少しだけ救われた気がしています。僕は兄と弟を拵えたのは六道仙人であり、こう在るべくして創り分けたのだと考えておりまして、うちはマダラの(つい)として千手柱間が在るとして、マダラを受けるのが柱間なんだと思っております(この場合の”受け”は例のデリケートな攻めと関係するものではなく…)。マダラの憎しみだか悪心を豪放に笑い飛ばすくらいの度量だったり鷹揚さが柱間には在ったんじゃーないのかな。きっとそれが彼らの「終末の谷の決闘」を演出する「鬼手仏心」だったと、僕は今も考えております。そして、それとは全く違う方向に柱間の弟である扉間が在る事が光明とも言えるでしょう。

扉間が迸らせた本気のチャクラを一瞬で鎮火させたのも柱間の一睨みでしたけど、柱間が本当に諌めたかったのは端っからうちはを否定する扉間の狭量でありましょう。そして、僕が救いが無さ過ぎて引いてしまう「うちはの性格設定」もそんな扉間がアナウンス(柱間が黙認してるのがアレですが)したものですから、もしかしたら扉間の思い込み成分脚色されているのかも知れません。一つはイタチやイタチに燻されたサスケが扉間が言う程には狂ってはいない事実があります。扉間が言う様にうちはの者全てが悪に憑かれるのであれば、イタチがあんな風にサスケを導けはしなかったし、イタチを失ったサスケが憎しみに飲み込まれる事無く自分で考えようと、こうもと立てはしなかった筈です。

ま…そんな風に兄・柱間弟・扉間を見ていて感じたんですけど、二人共似てねー(笑)。この二人…ホントに血が繋がってるんかしら?から心配になります。それと扉間が残したものが後々いろいろと問題の原因になってる…と大蛇丸が指摘してましたね。そんなこんなをひっくるめて柱間と扉間の生物学的な間柄なんかは非常に興味深いので、そこんところを詳しく説明して欲しいと思っております。ところで、サスケが大蛇丸に「木ノ葉崩し」の真意を問うてましたね。木ノ葉への道すがらだと思いますけど、実は僕もあの時…ヒルゼンを後ろから羽交い締めにした大蛇丸が涙を流した行からズーッと気になる疑問でありました。大蛇丸にとって「木ノ葉崩し」とは何だったのか?

当事者(我愛羅と死闘を繰り広げたり…)であるサスケが子供からオトナに成長して、その研ぎ澄まされた知性と理解力で大蛇丸ににじり寄り投げかけた言葉の重み…大蛇丸はそれがどんなにか嬉しかったでしょう。そしてサスケの成長を物語った…。一度は師として導いた大蛇丸ですからサスケのステージがどれだけ上がったかを、大蛇丸なれば的確に感じれるのでしょう。その嬉しさが大蛇丸のサスケに対する忠誠にも似た協力としてこの後描かれます。重吾もそうなんだけど大蛇丸も「忍の神」と謳われた柱間を向こうに回して体を張ってサスケを援護するんです。その行いが第一部の大蛇丸の狂気に遡上(そじょう)する…。それは僕らのステージもまたあの頃と違う事を意味しまいか?

僕らもまた…

この作品と共に成長しているのではなかろうか。

続きます。


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第619話「悪に憑(つ)かれた一族」

 
「勘違いしないで下さい…
私はもうそんなことをする気はありませんよ
だから人格も縛ったりしてないでしょう?

今回は少し事情がありましてね…
彼のたっての希望で話し合いの場を
設けたまでです」(大蛇丸)

「…オレはうちはサスケ
アンタ達火影に聞きたいことがある」(サスケ)

ナルトのサイドが忍連合軍イケイケでいいところなんだけど、木ノ葉隠れに忍び込んだサスケ達が屍鬼封尽・解→穢土転生で歴代の火影を召還してサスケがいろいろと質問するようです。ところで先週の最後に初代〜四代目までの火影が呼び出された時に、この四人にマダラを任せたら何とかなるのかな…なんて考えたりもしましたが、どうやら大蛇丸にその考えは無さそうです。だから、今回の穢土転生でも火影達の人格を全くしばっていません。その為、水月も驚いてましたが、「忍の神」と謳われた千手柱間の意外なキャラがあらわとなりまして、僕も「同人?!」(二次創作)と思った程です(笑)。ま…それもみなこれから始まるサスケの尋問に包み隠さず答えさせる為。

<スッ…>「四代目火影です」(穢・ミナト)

「ほお!!四代目とな!!」(穢・柱間)

それで、もしかしたらミナトってば千手と関係のある血筋なんかしらと考えてましたが、柱間も扉間も全く知らない子みたいでした。詳しいことはヒルゼンが知ってるので補足があるかも知れません。それに柱間・扉間が存命中にミナトは発生すらしてないでしょうから、ミナトという個体を知らずとも何かしらの関係を否定したことにもなりますまい。寧ろ柱間の意外な明るさや間抜けなくらいのおおらかさなどが、ややもすると冷たくも映る理知的な合理性と際立った救いを感じさせてくれるじゃないですか。ナルトは言うと、柱間でもなく扉間でもなく、その中庸でもない…何と言うか全く未知なヒーローであり、それがこの二人の傑物をしても成せなかった求道を僕ら(世界?)に示すのかしらと思えます。

「扉間!
あれほどうちはをないがしろにしてはならぬと
念を押して!」(柱間)

「うちはにこそできる役職を与え!
次のマダラが出てきたとしても
すぐに対処できるように考えた結果だ!
兄者も知っているだろう…
奴らうちはは…

悪に憑かれた一族だ…!!」(扉間)

サスケが二代目火影・扉間に問うた「うちは一族とは何なんだ?」に扉間が包み隠さず答えるんですが、ここでいきなり解りにくくなる(汗)。解りにくい…というのは適当じゃないかも知れないです。これはトビ(オビト)が提示した六道仙人の二人の子…兄と弟の悟りと食い違うからなんだけれど、でも二人の子を創ったのは六道仙人な訳で、彼は「神」だった筈で、それがこんなにも不公平に兄を創るんだろうか?弟はなんでこうも恵まれてるんだろう?と解らない…個人的になんですけど(汗)。やっぱ子供ができちゃって、兄は悪に憑かれてて、弟は明るく朗らかで愛を愛と感じれる子に図らずもなっちゃったのよ…なんかしら。これは柱間よりも意外に出来ない六道仙人の発覚でした(笑)。

「…千手一族が術ではなく
愛情を力としているのに対し
うちは一族はそれよりも
術の力を第一とした考えがあった

だが…本当は違うのだ…」(穢・扉間)

「!?」(サスケ)

「?」(大蛇丸・水月)


「うちはほど愛情に深い一族はない
だからこそうちははそれを封印してきた」
(穢・扉間)

「…!?
どういうことだ?」(サスケ)

「いったんうちは一族の者が
愛情を知ると今まで縛りつけてきた
情の開放とでも言うのか…
千手を超える愛の力というものに
目覚めてしまう」(穢・扉間)

「…ならOKじゃん?
千手とも上手くいくでしょ…
その強い愛情の力ってので」(水月)

「ところがこれが厄介なのだ
その強すぎる愛情は…
暴走する可能性を秘めていた」
(穢・扉間)

「……」(サスケ)

「愛を知ったうちはの者が
その強い愛情を失った時…
それがより強い憎しみに
取って代わり人が変わってしまう

ワシはそれを何度も見てきた
そしてそれはある特別な症状が出るのだ」(穢・扉間)

「…症状…?」(サスケ)

「うちはの者が大きな愛の喪失や
自分自身の失意にもがき苦しむ時…
脳内に特殊なチャクラが吹き出し
視神経に反応して眼に変化が現れる


それが”心を写す瞳”…
写輪眼と言われるのだ」
(穢・扉間)

「……」(サスケ)

「写輪眼は心の力と同調し
個人を急速に強くさせる…
心の憎しみの力と共に…

…うちはには確かに繊細な者が多く
強い情に目覚めた者はほぼ闇にとらわれ悪に落ちる


闇が深くなればなるほど
瞳力も増し手がつけられなくなる…

マダラのようにな」(穢・扉間)

「マダラは弟想いの男だった…
貴様の兄以上だろうぞ」
(穢・柱間)

今回の大蛇丸の穢土転生が戦闘目的でなく人格を縛らず、召還した魂のありのままの姿を曝し質問に対して嘘をつかずに応答できる様に調整されてる前提で、全て真実と受け容れると、やはり六道仙人は出来損ないの兄と出来の良すぎる弟をわざわざ拵えて、出来の良い弟を自分の後継者とした…みたいな感じになって、六道仙人が意図的に兄弟を生み分けたのか、図らずもこうなってしまったのかのどちらであっても、兄がトコトン不憫です(笑)。何せ写輪眼を開眼する条件と人が変わってしまう条件が同じなんだから救いがありません。こんなんだったら初めっから兄なんて必要ないじゃん(笑)。弟だけで良かったじゃん。何でこんな下らん仕組みを残したの?六道のじいちゃん?

…と、僕は六道仙人を大蛇丸に穢土転生で呼んで欲しくなったんだけど、何処にも六道仙人の個人情報物質(DNA)って残ってないんですよね。それができないから歴代の火影を呼び出したんですね(汗)。いや待てよ…愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ筈のイタチはどうして闇に落ちなかったのかしらん。「うちは虐殺」なんて失意のどん底に沈むような大事をイタチがやり遂げちゃったんですよね。たとえそれが任務であろうと、イタチが兄系の制約を逃れる理由にはならんでしょう。そして、サスケまでも何だか凛としたオトナになっちゃって、嘘をつかない前提の扉間の発言と事実が食い違ってるように思えて収拾がつかんので、今回のお話…スミマセンが持ち越させて頂きます(汗)。

もう少し話を聞いてみんことには…(汗)。

第619話「悪に憑(つ)かれた一族」
ちょっと疲(つか)れたケルベロス


 
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I caught cold. (130211)

 
感想…少し遅れます。

ケルベロス



  
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第618話「全てを知る者たち」③

 
<ズバッ>「ぐふっ!!」(大蛇丸)

<スウー>(大蛇丸)

<ジュ…><ジュ…>「戻ったわ…!
そうして私に両手の力が戻れば
穢土転生ができる……そう…」
(大蛇丸)

「あの4人を…
もちろんそうなれば
必要なものがいるの知ってるわね」(大蛇丸)

「あぁ~~!!
ボクらを穢土転生の生贄にする
気っスねェ~~!!」(水月)

「フフ…
それもいいけど
アンタなんかよりもっと
いいのがいるのよ…
今は目に見えないけどね…」(大蛇丸)

<スッ>「重吾
サスケ 水月…
準備なさい!!」(大蛇丸)

「分かった」<スッ>(重吾)

<フシュウウ…>「重吾
アナタがサスケに<ズズズ><ズズ><ズズ>
呪印仙力を与えなさい…」(大蛇丸)

<ズズ>(白ゼツ)

<ズズ><ズ><ズズ>(白ゼツ)

「そうすれば
トビがサスケの監視役に付けてたゼツが
そのチャクラに呼応して表へ出てくるはず」(大蛇丸)

「くそ…何で!?」(白ゼツ)


「お前たち柱間細胞は
実験で知り尽くしてるのよ……

もちろん感知する方法もね
…やはり6体…
トビはずいぶん慎重を期して
いたようね」<ハァ><ハァ>(大蛇丸)

「カブトからチャクラを吸い戻した時
彼の情報は私に蓄積される…
彼はちゃんとサスケに付けられてた
ゼツ6体を調べて知っていた」
(大蛇丸)

「水月・重吾
残りの2体を任せるわよ…」(大蛇丸)

「私は彼ら4人の
個人情報物質(DNA)を持ってる…

私も蓄積が好きでね…」(大蛇丸)

<フワ><フワ><フワ><フワ>


「OKっスよ大蛇丸様ァ!!」(水月)

「分かった」(重吾)

<ズズズ><プシュ~>(重吾)


(穢土転生の術!!)(大蛇丸)

<スウ…>(穢土転生)

「うわあああああ!!」<ズズズズズズズ>(穢土転生)

<ズズズズ>「ぐあああ!!」(穢土転生)


「さぁ来るわよ!!」<ドプッ>(大蛇丸)

<ズッ>(大蛇丸)

<ズズ>「全てを知る者たち……」(大蛇丸)

「先代の火影たちが」(大蛇丸)

大蛇丸がうずまき一族の能面堂に保管されていた死神の面を使って屍鬼封尽の死神を自らに憑依させ割腹(かっぷく)する「屍鬼封尽・解」。通常ならば死神の面を装着した人柱が絶命し、その対価として封印が解かれるバーターの構図があり、命の重さに勝る解印のメリットを要求されるシステムなのであります。しかし、そこは不屍転生の術によって「死」すら乗り越えた大蛇丸ですから、痛みこそありますが、チョチョイノチョイとサスケから追い出した見張り役の白ゼツの6体いた内の一体に潜り込んでサクッと転生完了でセーフ!!…って、ちょっと待ったーッ!!(告白タイムみたいね←な、懐かしーッ)不屍転生の術って乗り換えの猶予3年の縛りとかいろいろと制限あったッショ(汗)。

それに屍鬼封尽が術者の「命」と引き換えにしてまで対象を死神の腹に閉じ込め永遠の罰を与えるところに、対象者の(とが)を際立たせる意味合いがあるんではなかろうかと僕は考えております。確か衆生の魂がその「業」(←善行も悪行も全て)に従って「苦」の世界である六道・悪趣を転生するとされていまして、屍鬼封尽とはその世界観にマッチした仕組みであると思われます。逆にマッチしているからこそ術として成立するのだとも考えられ、それは人・衆生が生きる自然を蔑ろにはしていないと、僕は考えています。人が、命が…簡単に死に生き返る。それが「忍術」なんだと言ってしまえばそれまでですが、忍術を単体で観察する限りにおいてある程度整合性は保たれているように思います。

しかし、物事には限度というものが確かにありまして…(汗)。腹をかっ捌いたら死ぬでしょう…普通(笑)。しかし、絶命寸前に情報生命体の本体である白蛇で水月が口を大きく開かせる白ゼツに退避して事無きを得る…。それじゃー死神の腑(はらわた)が浮かばれません(笑)。大蛇丸は死なないんだから、死神に喰らわれる程の(とが)を許す対価を支払ったとは申せません。これと似たような不条理は度々提示があり、六道仙人が解き明かしたとされる忍術を逸脱した感があります。僕はその都度、忍術はいけない…と声高に訴えて参りましたが、どうも違う。単体で観察すれば忍術とはどれも正当な場合が殆どなのです。やはり、この不具合…疑わしきは人にありなのであります。

恐らく、人の「欲」とは際限がありません。もしかしたらMS社のビルゲイツさんだって「もっとお金が欲しい!!」と思ってるかも知れません(笑)。しかし、人の「欲」というものは良くも悪くも行動の原動力…モティベーションであることも明白であり、去勢するが如く人がそれを放棄する事も叶いません。ここ…凄く難しいです。例えば近々リアルでは原発をどうするか?という問題を突きつけられて難儀してますよね。ああいう大きな「力」を禁忌とするか否かに人類の度量が問われている気がしてなりません。それと同じくナルトは今後、「忍術」とどう向き合うか?の選択を迫られるのではないかと思います。言い換えれば、それは人の「欲」というものを人が如何に御(ぎょ)すかでありましょう。

僕はその先に救世主・ナルトが世界を導くのだと期待しております。そして、今はその過渡にあり、ナルトが問題を咀嚼する間もなく戦いに明け暮れておりますれば、今暫く逆流する胃酸を堪えて頂きお付き合いくださいませ。毒を食らわば皿まで…であります!!ご同輩!!おっといけない。最近、底抜け脱線ゲーム(←ふ、ふ…古ッ!!)でスミマセン。お話に戻りますと、大蛇丸は「屍鬼封尽・解」にて死神の腑(はらわた)から自分の両手を取り戻し、自分の忍術(=印)を取り戻し、穢土転生の術を使える状態に復帰しました。同時に死神の腑からはこれまで屍鬼封尽された初代〜四代目までの火影の御霊(霊体?)が解放されるので、大蛇丸はそれを穢土転生で召還する作戦だったのです。

ところで大蛇丸は木ノ葉崩しにて穢土転生を用いヒルゼンを苦しめましたが、その時、大蛇丸が穢土転生で呼んだのが初代と二代目の火影で、もう一体呼ぼうとしましたが失敗しています。カブトがカブチ丸として穢土転生を使う段になって、その失敗が四代目で、屍鬼封尽された魂は召還できない制限があると明言しています。しかし、木ノ葉崩しで大蛇丸は三体目(四代目)も真剣に呼び出そうとしてましたので、少なくとも四代目火影が九尾を退けた屍鬼封尽の内容を知りはしなかったと推認できます。そして、先に考察した通り、三竦みの戦い(綱手捜索編)までに屍鬼封尽の謎…つまり「屍鬼封尽・解」は突き止めていただろうと、僕は考えております(綱手がどのように大蛇丸を治せたかは不明)。

死神の面がうずまき一族の能面堂に安置されていた事実から、屍鬼封尽屍鬼封尽・解はうずまき一族が開発、或いは伝承していた忍術であると考えられます。また、穢土転生は二代目火影が考案し、何故だか大蛇丸に引き継がれていました。カブト(=カブチ丸)も穢土転生が使えましたから、特殊な素養が必要ではなく、印と術式を知っていれば使用可能になると思われます。カブトの”暁”入隊試験でトビ(オビト)に術を曝していて、当然、写輪眼の術コピーでサクッとオビトも使用可能になっているものと思われます。また「穢土転生・解」穢土転生で召還されたマダラが発動して、穢土転生を返して自由の身になっていますので、どんな経緯かは知れませんが、マダラも穢土転生を使用できますね。

マダラがどんな風に穢土転生を会得したかが不明ですが、恐らく二代目火影との関係性の中で獲得したのではなかろうかと、僕は考えています。はたまた輪廻眼のオプションで何でもお見通し!!という線も僅かにあるんだけど「ナルトVS長門」で長門が知らない忍術もあったので、二代目とマダラに何らかの接点が存在した可能性が濃厚に思えます。それに何で穢土転生が大蛇丸に伝承されてるのかもイマイチしっくりと来ないですし、ミナトがトビ(オビト)と「九尾事件」で殺り合った時にトビの時空間忍術に焦りまくりながら二代目が時空間忍術を使えたと提示していましたので、全てを知る者たちの一人として召還されたんですから、ここは洗いざらい吐き出して頂いてスッキリさせて欲しいものです。

今回呼ばれたのが木ノ葉隠れの火影の初代・柱間。二代目・扉間。三代目・ヒルゼン。四代目・ミナト。そして、彼らが「全てを知る者たち」と大蛇丸が紹介していますので、サスケが問う事に包み隠さず真実を答えてくれる筈です。今の大蛇丸ならそういう風に動くお札を彼らに埋め込む筈ですから。やはり僕は穢土転生を開発した扉間の話に興味があります。また扉間が時空間忍術を使えたと言うのもミナトと何らかの関係があるかも知れません。それに柱間と扉間の容姿が違いすぎるのも違和感があるのでスッキリさせて貰いたいです。しかし、第四次忍界大戦まで拗れた騒動の真相を知るのが歴代火影で、”暁”のボスがオビトでうちはマダラまでが木ノ葉隠れの忍なんだから救いがありません。

…っていうか、これがリアルだったら戦後処理で木ノ葉隠れの里は当然の様に断罪されるでしょう。解体か、或いはもっと過激なペナルティが課せられ、最悪、抹消とか。まったく木ノ葉隠れって何をしてたんだか…<ハァ>。もう溜め息しか出ません(笑)。しかし、それらがもしかしたら「善かれ」だったのかも!!だァ〜お立ち会い。よくよく考えれば大蛇丸の木ノ葉崩しだって今となっては……かも知れませんし。妙木山の予言とか胡散臭い策謀みたいなところもあったし。この際そういう疑問を一掃するくらいキッチリと提示してもらえれば捗ります(笑)。だから「全てを知る者たち」の証言をwktkで待ちましょう!!今…ただ一つだけ僕が言える事があるなら、それは…『NARUTO -ナルト-』においては…

死人に口ありクロードチアリ(←ふ、ふ、ふ、古ッ!!)。

第618話「全てを知る者たち」
ナル×ジャン ケルベロス


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第618話「全てを知る者たち」②

 
<ゴゴゴゴ>

<ゴ……>

「ヘー…
術で開けんだ…入り口の石…」(水月)

<カラン><カラン>

「うちはの南賀ノ神社は跡形も無いのね……」(大蛇丸)

「上辺はいい…
大事なのはその下だ

行くぞ」(サスケ)

<ボン>

<バサ>「なら始めるわよ…」(大蛇丸)

<スッ>(サスケ)

「少し離れてなさい…」<スッ>(大蛇丸)

<スッ…><ピタ>(大蛇丸)

「!!」<ゴウ>(大蛇丸)

「グアアウウッ!!」<ズズオオ>(大蛇丸)


<オン>「ッ…!!」(大蛇丸)

「その巻物に書かれていることを
するのにはまず死神の面が必要なのよ
それは木ノ葉の外れの
うずまき一族の能面堂にある

そしてまずは
屍鬼封尽の死神を己に憑依させ導きだす

死神の腹を割けば封印は解ける
ただ私が人柱になる必要はあるけどね」(大蛇丸)

<スッ>(大蛇丸)

<ガッ><ズバ>(大蛇丸)

「これで死神の中にあった
私の両手は取り戻すことができる」
(大蛇丸)

<ズオオ>

これまで屍鬼封尽の発動は「九尾事件」四代目火影・波風ミナト九尾の陰のチャクラ封印したのと「木ノ葉崩し」三代目火影・猿飛ヒルゼン大蛇丸の両腕と、大蛇丸穢土転生で呼んだ初代火影・千手柱間二代目火影・千手扉間封印した二回だけだったと記憶しています。屍鬼封尽とは契約した死神に対象の魂を引き摺り出させて喰わる…つまり、人の陰たる肉体から陽たる精神(霊体?)分離(=陰陽論の「死」の定義)する事で死を齎す暗殺術なのであります。ヒルゼン大蛇丸屍鬼封尽で引導を渡すつもりでしたが、寄る年並のチャクラ切れ(ケルベロスみたいね…分かるわー!!)で大蛇丸の両腕封印するに止まりました。ミナトが九尾の陰のチャクラ屍鬼封尽したのもある意味それと似てますね。

ヒルゼン大蛇丸大蛇丸の才能を愛していましたから殺したくはなかったと、僕は考えています。第一部・木ノ葉崩し「ヒルゼンVS大蛇丸」ヒルゼンは散ってしまうんだけど、大蛇丸の両腕を連れて逝ける結果に安堵するかのように微笑んで倒れるんです。あの笑顔にヒルゼンの本心が在り、最期の最後まで愛弟子を殺めずに「術」(=両腕=印)だけ奪えた事を喜ばしく思ってたヒルゼンの親心が今も心に浸(し)みます。そもそも柱間と扉間をサクッと死神に喰らわせたのに大蛇丸は取り逃がす…というのもヒルゼンさじ加減と申しますか、大蛇丸に対するが少なからず影響したんではないかしらとも思えます。きっとヒルゼン大蛇丸悔い改める機会を与えたかったんじゃないですかね。

それであれこれ言い訳しながら大蛇丸の腕だけを連れてった…と。同じくミナトも九尾を殺さずにナルトに託したかったから九尾の陰のチャクラを奪った訳で、陰陽論で説明すると、精神(霊体?)陽中の陽「魂」で、陽中の陰「心」でして、ミナトは九尾の悪しき「心」だけを連れ去ってナルトに九尾の「魂」を託して逝ったのかしらね…となるんじゃなかろうかと僕は考えております。詳しくは物凄く前に書いた考察なんだけれど、「九尾の陰(かげ)のチャクラって何だろう?」(チャクラの考察)で真面目に論じているのでご一読を。ちなみに週ジャンでは「陰のチャクラ」「陰」「かげ」と読ませてたんだけど、単行本では「いん」に修正されてるんですよね…確か(あ…これマメな…笑)。

ミナトとしては九尾を一度、「魂」の状態にして、ナルトと付き合う中で「心」を育ませたかったのだろうと、僕は思うんです。「魂」とは”無意識”であり”本能”であり”先天”であります。対して「心」とは”意識”であり”知性”であり”後天”だと、僕は考えています。また人の高次な感情などは初めから在るものではなく訓練や教育によって培われるものであり、優しさや思いやりを育む様に故・司馬遼太郎大先生「21世紀に生きる子供たちへ」啓蒙(けいもう)されておられます。つまり、ミナトはナルトと九尾の関わりの中で、「心」を失った九尾にナルトのチャクラが「心」を与える可能性に懸けたんじゃーないかと、僕は仮説を立ててたんだけど、なかなかいい線行ってたのかもね(←自分で言うなーッ!!)。

関連考察:九尾は何故、「…とやらに」と言ったのか?(疑問の考察)

ちょっと脱線気味なのでお話に戻ると、大蛇丸はこれまで屍鬼封尽封印=死神に喰われた対象者の「陽」を取り出す方法を探し当てていたんですね。確か「木ノ葉崩し」では屍鬼封尽は大蛇丸の知らない忍術(封印術)だったので、それ以降に大蛇丸が屍鬼封尽の仕組みに始まって「うずまき一族の能面倒」や「能面・般若」(死神の能面)の存在を究明したんじゃーないでしょうか(←これをカブトは知り得なかった…と、僕は考えます)。時系列的には「三竦みの戦い」辺りで大蛇丸は大筋気付いていたのではなかろうかと思います。綱手ももしかしたら知ってたかも…だって、医療忍術失った霊体の復帰はできないでしょう。勿論、大蛇丸が開発した転生術・不屍転生でも無理な筈。

だから「三竦みの戦い」で綱手に頼らなくても大蛇丸には手段がある…みたいな捨てゼリフはもしかしのは今回の「屍鬼封尽・解」だったのかも知れません。ただ、術を失って戦力がダウンした大蛇丸が木ノ葉隠れに忍び込んでウンタラカンタラが難しいし、他にも大蛇丸は何かと忙しくてサスケを喰らってからにしようかと考えたのかな…。ま…いろんな事が並行して動いてるので大蛇丸の優先順位がそうだった…んじゃないでしょうかね。兎に角、大蛇丸「屍鬼封尽・解」で死神の腹から取り出したのはこれまで死神に喰われた初代から四代目までの火影の精神(霊体?)と、大蛇丸の腕(の霊体)と、九尾の陰のチャクラで、<ズバ>っと割かれた死神の腹からそれらが飛び出しています。

描写では「五個」ですよね。一個は「大蛇丸の腕」で他の四つは火影さん達でしょうから、「九尾の陰のチャクラ」は何処…!?となりますね。僕的には失われた「九尾の陰のチャクラ」はナルトが九尾とチャクラを取り合う中で、ナルトが九尾・九喇嘛を誑(たら)しちゃっておりますので不要と思われ、後は「キッ神の思うまま」でございまして、死神の管理下から外れて元の所有者に還元(めっちゃパワーアップ!?)されるよ善し、そのまま「失われた伏線」として葬られるも善し(笑)。それが本誌と単行本「陰」「かげ」だか「いん」と表記を変更したタイムマシンと関係してるかも知れないけれど、もう、どーでもいいかなー…と、ぶっちゃけ僕は考えています(スミマセン…笑)。

横浜は雪にならずに済みました…<チッ>

続きまーす!!


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4,000,000(130205)

 
いつの間にかナル×ジャンのカウンターが「400万」を超えてしまいました!!これも偏にキッ神という神様が創り出す『NARUTO -ナルト-』の魅力だと思います。そしてこの数字は、そんないつ終わるとも知れない巨大なサーガに「諦めないド根性」でしがみつく僕への有り難きガソリンなのであります。全てのアクセスに心より感謝致します。何度も心が折れそうになる度に、僕は皆さんに支えられて参りました。当たり前ですが、皆さんが居たから僕は書いて来れました。皆さんが居たから僕のアイデンティティは保たれているのです。自分だけではなく、自分と繋がる誰かが居るからこそ、人は人に成れる…。物語の髄の髄までを賞味しながら、僕はそれを皆さんから教えて頂きました。

志半ばでこの作品から離脱を余儀なくされた方も多いです。長年続けられたコンテンツをどんな想いで休まれたか?それは筆舌に尽くし難いです。或いは、それが我が事のように思え、何となくその決断の仕方なさが知れます。つまり…どういう風に皆さんに説明すればいいかは直ぐさま解らないのだけれど、僕個人としては直ちに納得できるという事であります。余り湿っぽいのもアレなので置きますが、時が至りて然るべきように緞帳が降りたアカツキには、是非とも盛大に反省会を催したいと思いますれば、その場所を確保する使命が僕には在るのではないかと、これまた勝手に考える次第でありまして、今後も細々とではありますがナル×ジャンの活動を続けて行こうと思っております。

ところで明日は何やら積雪の予報が立っておるようですね。雪に滅法弱い地方にお住みの方は余裕を持って行動されます様に。僕は仕事が一段落着いたところでこれまで取れなかったお休みを明日明後日と頂く事になっておりまして、相方と雪遊びでもしようかと考えております。今日は休み前の準備やら何やらで少々疲れたので感想は明日、ゆっくりとカキカキさせて頂こうと思います。それにしても南賀ノ神社で”道”が待ち受けて無くて良かった…<ホッ>。頁を捲りながら世界中のあちこちで卓袱台がソッと仕舞われるのを感じました(笑)。そして、いよいよ降り積もった謎が説明されようともしています。どうか…あと少し…この命が続きます様に(笑)。

ヨウコさん…お疲れ様でございました。

ナル×ジャン ケルベロス

明日から本気出します(笑)。


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第618話「全てを知る者たち」①

 
「ここは手つかずのようね」(大蛇丸)

「ボロボロだね…」(水月)

「そりゃこんな里のハズレならね…」(水月)

<ギシ><ギシ>

<ザッ><ザッ>「どれだ?」(サスケ)

「……さて…どこかに…」(大蛇丸)

<ズズ>「……」(大蛇丸)

「あったわ」<スゥー…>(大蛇丸)

「何か気味が悪いね…
見つけたんならさっさと行こうよ」(水月)

<スッ>(大蛇丸)

「そうね行きましょう…
全ての秘密が眠る場所へ」(大蛇丸)

<ザッ>(サスケ)

「……」(大蛇丸)

「ん!?」(水月)

<タン>(サスケ)

<バサ>(サスケ)

「…ここも…
ずいぶん変わったな」
(サスケ)

「何だサスケの奴…?」(水月)

「……」(大蛇丸)

「私が木ノ葉崩しをやる前と同じね…」(大蛇丸)

「何が?」(水月)

「たとえ
彼や里が変わってしまったとしても
ここは彼の故郷に変りない

感傷に浸り過去をなぞることで
己の決意を再確認する時間が必要なのよ」(大蛇丸)

「………」(サスケ)

「ふぅ〜ん
ならアンタはもういいの?」(水月)

「?」(大蛇丸)

感傷に浸りつつ
木ノ葉崩しの決意っての」(水月)

「…あのさ
よく考えたらボクらアンタの部下で
トップメンバーだったでしょ
んで今…それが木ノ葉の中にいる…
里の強者共は戦争でいないとなると
これってアンタにとって
チャンスじゃないの?」
(水月)

「フッ…そうかもね…
でも一つ違ってるわ」
(大蛇丸)

「?」(水月・重吾)

「アナタ達はもう蛇じゃない」(大蛇丸)

大蛇丸の引率でサスケ達が到着したのは「南賀ノ神社」ではなく「うずまき一族の能面堂」でした(汗)。やはり予想の斜め上をキッ神は描きますね。大蛇丸はここである能面・般若(後述)を探し出し取り上げます。そして直ぐさま移動します。一行はここでやっと「南賀ノ神社」に向かうんですが、その道すがらサスケはとある建物の屋上にある貯水槽に駆け上がりは火影岩を望みます。漆黒の夜の帳の中…復興しようとする木ノ葉の街並と、その向こうにそびえる火影岩。サスケはそれらをじっと見つめます。これって第二部の一等最初で木ノ葉に帰還したナルトがやったシーンのセルフオマージュですよね。やっぱり懐かしい罠。そして製作意図を汲むなら「第三部」突入ですかね(笑)。

こんなにヤサグレタ僕だって、今でも自分が生まれた土地には一方ならない想い入れがあります。だから、凶状持ちのサスケが人目を憚り(堂々と歩いてますが)、お天道様が居なくなってからの帰郷ではありますが、何をか想うサスケの表情に<グッ>っと胸に迫るモノが在りました。たとえ景色は変わろうと空気が残っている。どれだけ時を経て希釈されようと、何かを感じる。忘れられない。それが「故郷」というものなのでしょう。そんなサスケの一部始終を見ながら酷く場違いな言葉を口にする水月に多少の違和感を感じながら、大蛇丸の何とも穏やかで毒の抜け切った表情に癒されてしまいました。大蛇丸もまたサスケの親代わりの気分なのかな…と、僕はふとそんな事を思いました。

そもそも大蛇丸が企てた「木ノ葉崩し」って何だったんだろう?今の大蛇丸を見ていると、常識的な認識がグラグラと、砂の土台の上に在るように揺れ動きます。また僕は大蛇丸の知性や理解力を高く評価していて、「大蛇丸の”優しさ”について考えてみる!」(大蛇丸の考察)なんてのを書いて当時、ナル×ジャンの読者様に不思議がられたケッタイなおっちゃんなんですけど(笑)。大蛇丸がサスケの行動をまるで親のような眼差しで見つめるのは、サスケの気持ちが痛い程解るからだろうなーと思います。それはきっと大蛇丸も通った道なのでしょう。つまり、大蛇丸はサスケの中に在る気持ちを懐かしく感じているのです。そして、そんな大蛇丸の表情が母とも、父とも、僕には映ります。

ま…大蛇丸とサスケの関係も相当長いですし、KFB(カブトフルボッコ)のイタチ兄さんの薫陶を経て、サスケは随分と男前なオトナへと成長を遂げました。それは大蛇丸をしても「悪くない」と言わしめるものであり、そんなサスケに自分も関わっていたのだと、所謂「サスケはオレが育てた!!」的な高揚感がフツフツを湧き上がるのは必定。この気持ちを抑えるなんて誰にもできないです。これは少しでも長く生きた個体として断言させて頂きたい。僕がどんなに情けないおっちゃんであろうと、幼き日を知る子が立派に立った姿を観た時の嬉しさを、これまで何度も感じて参りました。自分の事は横っちょに置いといて、自分の知る子らの成長とはそれ程に嬉しく誇らしいものなのであります。

大蛇丸がそういう気持ちに満たされているから、やたら多弁な水月が如何にも下衆な言葉で大蛇丸の過去を掘り起こそうと許せる…可愛く感じられるのでしょう。そして大蛇丸がここで水月に決定的なダメ出しをしないのは、今のサスケに対する大蛇丸の認識が先ず在るのだと思います。そして、斯くも気持ち良く成長したサスケに無意識に傅(かしず)く水月を大蛇丸はしっかりと察知しているのです。水月は大蛇丸を警戒しています。そして、ここで水月が口数多く大蛇丸に干渉するのは、その心の奥底「サスケを守りたい」と考えてるのではないでしょうか。大蛇丸はそれを感じるから、水月を窘(たしな)めたり拒絶する事も無く付き合っている。それは水月の成長をも認めているという事です。

大蛇丸には重吾の沈黙もまた同義でありましう。水月や重吾もまたサスケと長く関わっています。その中で数々の苦難を乗り越えて戦って来ました。そして、それは確かに「水魚の交わり」と言える関係であったと、僕は思うのです。そしてそういう関係の中でサスケだけでなく水月も重吾も磨かれたのです。大蛇丸はきっとそれを感じ心の中でガッツポーズを贈っているんじゃーないでしょうか。それが微妙に大蛇丸の口元を緩めた…。大蛇丸はサスケばかりでなく、水月や重吾もよく見ているのです。これからどんなことがあろうと、大蛇丸は彼らに「(もっと)頑張れ!!」とは言わないでしょう。大蛇丸の表情の全てに滲む「頑張ってるね!!」の親心に、僕は震える。そして大蛇丸はこう言った。

「アナタ達はもう蛇じゃない」

それはサスケを、水月を、重吾を…

大蛇丸が認めた!!祝福した!!

ということなのよ…続きます。


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第617話「忍び舞う者たち 其ノ弐」⑤

 
<ピク><ピク>(十尾)

「ボクが右をやる!!」(リー)

「よっしゃああ!!」(ナルト)


<ゴキッ>「!!?」(ナルト)

(くそ!さっきので肩がまた…!!)(ナルト)

<トン>(ヒナタ)

<ガコン>(ヒナタ)

「ラァ!!
行けリー!!」(ナルト)

<タン>(リー)

<ズバッ><ブチ><ブチ>(マダラ)

<スカ><ブチ><ブチ>(オビト)

「……」<グラッ…>(マダラ)

「くっ…」(オビト)

<ドッ>(十尾)

<ズザザ>(オビト・マダラ)

<ザッ>(忍連合)

「お前と違ってオレは

繋がってたもんを…
切りたかねェーし
<ザッ>

切られたくもねェんだよ」(ナルト)

カカシがシカクに「3倍以上の力」と伝えたけれど、出来の良いナルトは九喇嘛がナルト越しにチャクラを受け渡すよりも数段上を行ってて、カカシに(前回よりもはるかに強く…多い)と感じさせてるんだな。しかも、ナルトは九喇嘛が舌を巻く程にきめ細かに個人向けに最適化する周到さを見せてて、思わず九喇嘛をデレデレにしてクシナとミナトに報告しちゃうおまけ付きで、きっと3倍どころじゃない底上げで、やはりマダラの想像の斜め上を行ってるのでしょう。十尾もマダラもオビトも結構な準備をして望んだ大戦でしたが、想定外の猛攻に押されている…ように見えますね(笑)。それで、ナルトが立たせたリーが超高速のケリでマダラを真っ二つに斬り裂きます!!

しかし、マダラは穢土転生なので滅したりはしないんですけどね(汗)。でも、マダラと十尾を繋ぐ柱間細胞穢土転生からは除外されるので物理的に切断されました。同じ理由で神威の適用されないオビトの身体でない柱間細胞はナルトの双腕・風遁螺旋手裏剣に切断されてしまいました。しかし、何でそれで十尾まで倒れちゃうのか解らんのですが、未だ奈良家総出の影真似の術下にあって、おまけにマダラの供給するチャクラが途絶えて身動きがマジで取れなくなったんですかね。ま…十尾は八尾と九尾が代用品で見切り発車した出来損ないでしょうし、内部は銀河鉄道999よろしく造反必至の同志(=尾獣達)が虎視眈々の図式ですから、きっと何とかなるのだろうとは思います。

しかし、これ以上の十尾の変態は穢土転生のマダラには無意味でありまして、最初から十尾の力を試してみたいだけの物見遊山な雰囲気がマダラにはありましたから、このままアッサリと十尾を放棄しちゃうかも知れません。これ以上の変態は人柱力にならないと制御できませんし、人柱力の要件は生命体が必須で、今のマダラはそれを満たしません。だからマダラは何としてもオビトに外道・輪廻天生の術を使わせねばならんのです。マダラが如何にも余裕を持ってオビトの行動を観察する描写からは、マダラがオビトを思うままにコントロールする手段がありそうな気配もあります。或いは、今度はマダラが穢土転生を使ってリンちゃんを呼び出してオビトと交渉するとかね(笑)。

その場合、遺伝情報物質をマダラが持ってるかどうかなんだけど、柱間細胞でオビトの身体を散々弄くり回してるマダラだから、写輪眼の移植に伴ってリンちゃんが何らかの痕跡を残した可能性もあるし、それか白ゼツが何とかしちゃえるでしょう。そもそもカカシが何でリンちゃんの胸をブッ刺して殺さねばならんかったのかの説明とか未だだし、その悶着などマダラが画策した筈なのでオビトをコントロールする手段をマダラが見逃す訳はないんだよね。それにオビトには柱間の人造体(柱間細胞)が組み込まれてて、それは十尾を操る為に機能してまして、それを考えたのはマダラなんだから、十尾同様オビトを好き放題動かせるんじゃなかろうかと思います…が、どっこいオビトもしたたかだけどねー(笑)。

でも、柱間細胞の繋がりは簡単にちょん切れるけれど、オレ達の繋がりはそう簡単に切れないし、(お前らみたいなボッチに)切られたくもないわ!!というナルトのイヤミはマダラに充分届いておりますね(笑)。そこまで祝えてまた十尾に乗っかって柱間細胞で繋がるのはマダラとて善しとはしませんて。しかし、ナルトが与えた九尾のチャクラだって期限付きでしょうし、使い切ったらお仕舞いの筈なので短期決戦じゃなきゃナルト達は不利なので、ナルト達はこのまま一気呵成に押すべきです。だからと言ってガイの八門遁甲・死門とか使えるかどうか不明ですがカカシの屍鬼封尽とか…大っきな花火候補がかなり居るんで心配です(笑)。ま…ナルトがそうは問屋が卸しませんけど(笑)。

ところで、ヒナタちゃんがナルトの肩を入れ直しましたね。これも肩入れの恋人Ver.ということで異存はないよな(←だ、誰に言ってるんですか?)柔拳…つまり内気功ですかね。それに白眼の点穴を見抜く瞳力が日向一族にはあってこんな感じにちょちょいのちょいで治療できるんですね。他にもリーの神速の剛拳(外気功?)とか、十尾を押さえ込む秘伝忍術や各里の凄腕一騎当千忍者の忍術が結集されてナルトを支えてる風に見えますが、これは一体で完璧を目指す六道・うちはマダラや、タケシ軍団に入門したらきっと芸名は「そのまんまこの星」の十尾と出来損ないの群体が戦う…まさにまんまヱヴァみたいな戦いでありまして、つまりはアイデンティティのお話なのかと…。

しかし、お話を書いてるのがキッ神ですんで、これも万華鏡のある一場面と考えるべきで、ほんの少し角度が変わるだけで景色が一変しちゃうんです。何たってキッ神はいつも僕(ら?)の予想の斜め上を行く神なので心配は要りません。それに、僕は四尾・斉天大聖孫悟空以下尾獣共がナルトに信託を下し、六道仙人(のじじい)の予言の示す「導く者」と認めてくれたのが嬉しくてならなくて、どうしても十尾のサブカル的なゲシュタルト崩壊というものを見てみたい!!そして、何もかもがナルトに集結してしまって、めちゃくちゃボッチの便所飯に涙するマダラをナルトが救って欲しいのです。あッ!!オビトの事忘れてましたけど、それはカカシの役目なもんで(笑)。

もう誰も死なないで!!

第617話「忍び舞う者たち 其ノ弐」
ナル×ジャン ケルベロス


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