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第624話「相子」(補足)

 
「お前は千手…
できれば違って欲しかった

オレの兄弟は千手に殺された…

…だからさ
お互い(はらわた)を見せる
必要もねーだろ

…次からは戦場
会うことになろうぜ
千手柱間…

オレは……
うちはマダラだ」<ギン>(マダラ)

「見て父様!
兄さんの目…!」(イズナ)

「フフッ…
千手の情報は入らなかったが
…代わりにいいものをこちらは
手に入れられたようだ…」
(タジマ)


「…写輪眼…
開眼したのか…?」(仏間)

「その時…
写輪眼の開眼が何を意味するのか……
オレには分かった気がした」(穢・柱間)

第624話「相子」の補足。時期を逸してしまったのでサラッと行きます(汗)。柱間とマダラ。二人はそれぞれの弟を守る為に対峙する事となります。そして、双方ともこれまで無意識に避けて来た双方の「’姓」を知るところとなる…。これまで死んだ双方の弟達…どちらも仇同士の千手とうちは。二人にとって最悪の展開と相成ります。そして、マダラはこの時、写輪眼一つ巴文様開眼します。柱間はマダラの開眼の意味を直観するのです。多大なる愛の喪失…それが写輪眼開眼条件と扉間が提示しましたが、恐らくマダラがその心の中に培った柱間に対する「愛」を、マダラは完全に消去してしまったのでしょう。それは勿論、弟・イズナを守る為。マダラの人となりに照らせば自明の理でありましょう。

未来を夢想した柱間とマダラそれは子供を戦争に引きずり込んで憚らない…それぞれのに拠って引き裂かれたのだと、僕は思います。そういう時代だった…のかも知れません。しかし、そういう時代というものを柱間とマダラは変えねばならないと考えていたのです。それが如何にも儚く脆かったのは、大人が子供を戦に巻き込む倫理観にあったのだと、僕は思います。そして、それに何とか抗おうとする柱間に対して、問答無用で従ってしまったマダラには、やはり扉間が提示した「悪に憑かれた一族」遺伝子レベルでの人格破綻因子が影響しているのでしょう。事実、写輪眼開眼したマダラは掌を返したように柱間を消去する方向に動きます。それは予め計画されていたようにスムースな流れでした。

基本的にこの流れとは六道仙人が恣意的に残したものだと、僕は考えています。特に、どうしようもないキャラ設定瞳力者たる兄系の存在こそ六道仙人の恣意に塗(まみ)れていると、僕は考えています。そして、その一方で出来損ないの兄を放っておけない愛に満ち満ちた弟系を六道仙人は残しています。兄系は「愛」がある故に、それを失う状況で簡単に陥落し、弟系は「愛」が有り余るが故に飢餓感に苛まれる兄系を放置できない…。それが両者が反目しながらも絡み合う構図を維持しているのです。まるで自分の尻尾を食べる蛇のように両者は在る。図らずも、僕はそれを「悪意」をも取れるような表現をしたりもしておりますが、やっぱこれを「親心」と解す度量が必要なのかな……。

<ズバ>「!!?」(イズナ)

「飛雷神斬り!!!」(扉間)

サスケの五影会談襲撃で雷影・エーが雷遁チャクラを纏う「雷遁の鎧」で、外的な防御力の増幅だけではなく、内的に神経系の反応速度を飛躍的に上げ、写輪眼の処理速度をも凌駕する機動性を発揮していましたが、扉間の斬撃は「飛雷神」と銘打っていますが、ミナトが使用した時空間移動というよりは雷影が用いた肉体活性に近いものではないかと、僕は考えています。そもそも「忍」とは「侍」からチャクラの用法を斬撃の補助からもっと広範囲に拡張する方向に分派していますが、扉間の斬撃は丁度、その過渡にあるように思います。五影会談襲撃の折りに雲隠れの知性派・シーが説明していましたが、雷影の戦法も雷遁チャクラを基盤にした「飛雷神」と同様な忍術体系にあったのではないでしょうか。

そして、二痔目火影となる扉間の「飛雷神」をミナトが継承して移動速度の向上を追求した結果、時空間移動にまで術範囲が及んだのではなかろうかと、僕は考えています。その意味で、ミナトが扉間の残した忍術に触れ易い状況にあったのかな…と推察しています。ミナトの「姓」「波風」なのでそういう一族が存在していたのだと思います。そして、二代目火影・扉間→三代目火影ヒルゼンの弟子である自来也に師事する事となります。いろんな環境が「飛雷神」を継承する為に都合が良かったのだとも思います。そして、ミナトには恵まれた才能がありました。そして、恐らく九尾の人柱力であるクシナ協力が加わり、木ノ葉の黄色い閃光「飛雷神の術」は完成されたのだと考えています。

第四次忍界大戦において四代目火影親衛隊ゲンマ・ライドウ・イワシ(?)の三位一体での「飛雷神の術」の再現(水影メイちゃんの転送)がありましたが、三人掛かりでやっとこさ術が発動できたところに注目すれば、「飛雷神の術」には二種類以上のチャクラが関与してて、ナルトが影分身を利用して風遁螺旋手裏剣を練るように、親衛隊の一人が雷遁チャクラ、もう一人が風遁チャクラ、残る一人がそれらを制御していたんではないかと思われ、それがナル×ジャンで考える「九尾チャクラ=閃遁」で埋められれば、九尾の人柱力であったクシナの九尾封印座標に鎮座するクシナの子宮にアクセスできた唯一の存在であるミナトがその恩恵に与ったのではないかと……

ちょっとエッチな事を考えている次第です(笑)。

  
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「鬼子」⑧

 
(こうなる前に…
言っておけばよかったと…

今となっては思うよ

イタチの想い…うちは虐殺

サスケ…)(イタチ)

「!」(サスケ)

「………」(ミコト)

「そうか…
お前は向こうへ付いたか…」(フガク)

「母さん…オレは…」(イタチ)

「分かってるわ…イタチ…」(ミコト)

「…最後に約束しろ…」(フガク)

「…!」(イタチ)

「サスケの事はたのんだぞ」(フガク)

「分かってる…」(イタチ)

<カタ><カタ>(イタチ)


「恐れるな…
それがお前の決めた道だろ…
お前にくらべれば
我らの痛みは一瞬で終わる…

考え方は違っても
お前を誇りに思う…


お前は本当に優しい子だ…」(フガク)

<グッ><ポロ><ポロ>(イタチ)

第590話「お前をずっと愛している」KFB(カブトフルボッコ)が完了したアカツキにサスケはイタチから真実を聞かされます(実際には写輪眼の幻術で映像として情報を提供されています)。ちなみにイタチはカブチ丸(大蛇丸に成ろうとしたカブト)の穢土転生で呼ばれていて、復活した大蛇丸が召還した「全てを知る者たち」とは設定が違っております。大蛇丸はサスケの疑問を何もかんも払拭する為に穢土転生の召還者の人格を最大限残し、尚かつ嘘をつけないように制限していると思われますが、カブチ丸の場合は戦闘用にチューニングした穢土転生でしたし、特にイタチは仕込みの別天神カブチ丸穢土転生に覆い被さってイタチが本来のインターフェイスを取り戻しておりました。

なので、KFBにおけるイタチの説法とは純粋なイタチの想いというものが支配していたと考えて差し支えないでしょう。だから、イタチはサスケに伝えないでいい…伝えない方がいい…と思える案件に関しては黙秘が可能だったと、僕は考えています。現に件の父・フガク母・ミコトをイタチが殺害する描写に置きましても、サスケが殺害現場に踏み込もうとするところで、「サスケ…来てはならん!」と…語調からすれば…フガクの台詞部分が端折られています。ま…ここではイタチがサスケの両親を殺害した事実が伝わればオッケーで、欠落した部分は当事者たるサスケが当時の記憶と繋ぎ合わせて補完すればいいですから、サスケとしても特に違和感は感じないでしょう。

きっと…イタチはサスケに全てを伝えてはいないでしょう。ここからは僕の完全なる憶測ですが…(そんなこと言ったらナル×ジャンの殆ど全てが憶測ですが…何か?)…イタチはサスケに(イタチの)「真相うんぬん」を秘匿しおおして、ホントに墓まで持って行ったのだと、僕は考えています。そしてここまでイタチは周到にして緻密にサスケの将来を考え抜いて「うちは虐殺」を執り行った筈でありまして、全てはサスケを「うちはの高み」に立たせ、瞳力・写輪眼の血継限界たるうちはの本懐を遂げさせる為であったでしょう。しかし、イタチをそれに駆り立てたのは病魔ではなく、単純にイタチが「うちはの高み」に立つ要件を満たしていなかったからだと、僕は考えています。

「第三次忍界大戦…

イタチはわずか四歳
多くの人の死を目にしてしまった

戦争を経験するには幼すぎた
戦争は地獄だ
そのトラウマはイタチを争いを好まない

平和を愛する男にした」(トビ)

サスケをあそこまで大切にするフガクが四歳のイタチを戦場を彷徨(さまよ)わせる筈はない…(第43巻/192頁)。イタチはフガクとミコトの子ではなかったと、僕は考えています。しかし、それは生物学的な意味でありまして、ミコトは兎も角、フガクはイタチを「さすがオレの子だ」と絶えず関心を注ぎながら見守っておりました。その意味で、イタチはフガクの子…フガクが自分の子だと言うんだからフガクはイタチの父なのであります。しかし、サスケとの血縁がない。イタチは万華鏡写輪眼を開眼し得るうちは一族の系譜にありながら、親兄弟の居ない…天涯孤独「はぐれうちは」だったと、僕は考えています。そして…その疑惑に付帯する違和感「鬼子」①〜⑦にて列挙して参りました。

「だがイタチは…
友を殺し
上司を殺し…

恋人(←エーッ!!!!)を殺し
父を殺し
母を殺した…
だが殺せなかった…

弟だけは」(トビ)

殊に母・ミコトが醸し出すイタチに対する「異物感」は顕著であり、トビ(オビト)がサスケの「万華鏡の儀式」で提示したイタチの恋人はミコトではなかったのかと、完全な憶測に過ぎませんけれど、今も真剣にそのように考えております(第43巻/216頁)。やはり三代目火影・猿飛ヒルゼン曰く…七歳にしてまるで火影のような考えを持つ少年…と言わしめるイタチは早熟も早熟と考えてよかろう(笑)。ま…もうミコトも居ませんし、当のイタチも居りません。なのであれこれ突っ込みますまい。ミコトがイタチの恋人であろうがなかろうが、もうどうでもいい。多分、イタチもそんな風に考えていろんな事を端折ってサスケに伝えているのであって、これは断じて「嘘」じゃない訳だ。

「父さん!母さん!」<ダダッ>(サスケ)

「サスケ…来てはならん!」(フガク)

そして、イタチが穢土転生の泣きの一回の「真実」の提示において端折った修羅場…(第25巻/138頁)。そこで何があったのか?あの夜…イタチは何を執り行ったか?であります。史実からはうちは一族がフガクをリーダーとして木ノ葉隠れの里を転覆させるクーデターを画策していて、それを暗部・うちはイタチが一人で阻止した…という事になっています。そして、見た通りフガクは愛妻のミコトと共にイタチに殺されます。フガクは眼の中に入れても痛くない!!と思えるほど愛しているサスケの今後を見届けられない!!しかも、我が子として愛しているイタチにイタチが生きる限り治まる事のない「痛み」を与えてしまう…フガクはその人生における最大の後悔を経験するのです!!

この時、フガクの「万華鏡」は開かれた!?

イタチにとっての「うちは虐殺」とはうちはフガクの「万華鏡の儀式」であったと、僕は考えています。サスケを「うちはの高み」に立たせる為に、サスケと血縁関係にないイタチはサスケと血縁関係にある瞳力者の万華鏡写輪眼が必要だったのです。フガクとしては失明のリスクがある瞳力は実子・サスケが万華鏡写輪眼を開眼する目処が立つまで自分の開眼を控える覚悟があったと思います。もしかしたらフガクが表情や言葉の少ない…感情の起伏が少ないキャラだったのは、感情を殺して脳内に「特殊なチャクラ」が吹き出さないように心掛けていたからかも知れません。そして、フガクの開眼を確認したイタチはフガクから眼を預かり…最悪、その場で自分の眼と入れ替えたかも知れません。

そうであれば、イタチの幻術(催眠眼)を開眼したばかりの一つ巴文様のサスケの写輪眼が返せるのも頷けるし、これは言いたくないけれど第403話「涙」で流されたイタチの涙だって写輪眼の移植後の単純な生態反応だったとも考えられます。事実、神無毘橋のカカシもオビトの写輪眼だけ涙を流してました…けど、あれは悲しくて泣いてたのよ。雨が降ってなかったから雨の所為にできないでしょ。だから、悲しくて…でいい。それでイタチは「うちは虐殺」を完璧に独りで成し遂げ里を後にします。イタチはそれ以降、フガクの眼を自分の眼として行動していたんではないでしょうか。それはフガクの眼を鍛え上げてサスケに繋ぐ為…イタチを蝕む病魔無理な移植に関係してるかも知れません。

サスケの永遠の万華鏡写輪眼

イタチだったらサスケの為にそのくらいの事はするでしょ。描写でも「うちは虐殺」以降、イタチの万華鏡写輪眼の文様は微妙に変化しています。それはイタチの「眼軸」(ナル×ジャンでは視神経束と解釈しています)がフガクの眼球(万華鏡)影響してフガクの万華鏡の文様に変化させたのだと考えています。イズナ→マダラのように二人の文様がミックスされたデザインにならなかったのもイタチがフガクの血縁になかったからで、偶然にもイタチの万華鏡とフガクの万華鏡が120度(1/3回転)の文様で似通っていた為に、イタチの強い瞳力がフガクの文様の露呈させなかったものと思います。しかし、血縁にない眼の移植はイタチの身体を蝕む猛毒でもあった…に違いない。

サスケの永万wiki画像

サスケの永遠の万華鏡写輪眼の中央(瞳孔部分)にあしらわれた文様はフガクの万華鏡だと、僕は考えています。そして、それは「うちは虐殺」においてイタチが執り行った「万華鏡の儀式」において開かれたものであるとも、僕は考えています。オビトもそれには気付いていたでしょう。イタチが「うちは虐殺」で何をしたか…くらい、オビトも勘付いていた筈です。だから、サスケにはイタチの「真相うんぬん」を伝えません。ゼツとの会話でもそう濁すくらいイタチの「真相」は秘匿する気満々でした。そういう義理堅いところがオビトにはあるんだと思います。そして、フガクがそうであったように、イタチもサスケとの血の繋がりがあろうがなかろうが、イタチはサスケの兄であり…

イタチはずっとサスケを愛している………。

「鬼子」
ナル×ジャン ケルベロス


 
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「鬼子」⑦

 
「父さん…」(サスケ)

「!」(フガク)

「写輪眼っていくつか種類があるの?」(サスケ)

「何だ…
もう写輪眼に興味があるのか?
でも まだお前には早過ぎるな…
火遁の術とはワケが違う」(フガク)

「…でもいつかオレだって!
なんたって…オレは父さんの子だからね」(サスケ)

「確かに写輪眼にはさらにその上の瞳術

万華鏡写輪眼がある」(フガク)

(万華鏡写輪眼…)(サスケ)

「うちはの長い歴史の中で
ただの数人にしか発現していない
とされている伝説の瞳術だ」(フガク)

「そして
それはある特別な条件下でのみ
開眼されると言われている」
(フガク)

「………」(特別な条件…)(サスケ)

豪火球の術を会得し、父・フガクに「さすがオレの子だ」と言わせたサスケは「写輪眼」についてフガクに突っ込んだ質問をします(第25巻/132-134頁)。それは「シスイ事件」の折りサスケだけが気付いたイタチの眼の異変が切っ掛けでありました。未だ子供のサスケの質問にサクッと「万華鏡写輪眼」の存在を明かすのは如何なものかと一瞬思いもしましたが、やはりそこはフガクが子・サスケを溺愛していたからこその親バカなのでしょう。それに僅かな時間で会得したサスケの豪火球の見事さにフガクはサスケのポテンシャルに対する評価を上方修正したでしょうし、我が子であるサスケがそう遠くない時期に写輪眼を開眼するかも知れない期待感がフガクの中で芽生えていたのではないでしょうか。

フガクは木ノ葉隠れの里で警務部隊を分担されたうちは一族のリーダーでありました。勿論、基本巴(三つ巴文様)の写輪眼の開眼者であります。また「うちは虐殺」の原因とされるクーデターの首謀者でありましたから、南賀ノ神社のうちは一族の秘密の集会場で夜な夜な例の「うちはの石碑」の前で打ち合わせをしていた筈なので、「うちはの石碑」解読基本巴の領域は完璧に済んでいた事になると思われます。基本巴(三つ巴文様)ということはその上位である「万華鏡写輪眼」開眼に必要な条件も記されていたでしょうから、サスケには濁した形で伝えていますが、フガク本人としては「万華鏡写輪眼」開眼に必要な個人的資質や条件に関しては熟知していただろうと、僕は考えています。

しかし、イタチが提示したように「万華鏡写輪眼」は一度開眼してしまえば瞳力と引き換えに失明へと真っ逆さまに堕ちる「諸刃の刃」とも言える瞳力(瞳術)でありました。またフガクであれば、これまで蓄積された一族の犠牲の上に得られたという「眼のやり取り」実験データーやそれに拠って得られた写輪眼移植のノウハウなども知らない筈はありません。そして、そのような知識がフガクに在るならばフガクの家系が血統的に「万華鏡写輪眼」開眼可能か否かを調べ上げる事もそれ程難しい事ではなかったでしょう。そう言えば「うちは虐殺」でイタチはサスケが「万華鏡写輪眼」開眼し得る立場に在ると言及していましたね。きっとそれと同等の知識はフガクにもあったんじゃないでしょうか。

そして、サスケはイタチの死を踏み台にして見事に「万華鏡写輪眼」開眼してしまいましたから、「隔世遺伝」なんて条件が追加されない限り、フガクも「万華鏡写輪眼」開眼し得る系譜に在ったと認定できるでしょう。ま…個人的な素養云々も考慮する必要があるでしょうが、今となってはフガクの力量を示す描写の登場も望めないですし(…って言うか、決して望みません!!だって長引くと困るもの!!)、「岡っ引き」の閑職に在ろうとも、うちは一族のリーダーだったんだからそれ相応の高い力量だった…という事でスルーさせて頂きます(笑)。しかし、サスケの質問に応えたフガクの様子を見る限りではフガクは未だ「万華鏡写輪眼」開眼していないだろう…と、僕は考えています。

そもそも「万華鏡写輪眼」「永遠の万華鏡写輪眼」スペックアップできる状況が整わなければ開眼してはならない瞳力(瞳術)だからです。確かに一時的に瞳力が飛躍的に高まりこそすれ、単独での開眼であればいずれ必ず失明してしまうからです。カカシは兎も角、オビトの場合は「柱間細胞」の恩恵ウンタラカンタラで免責されている可能性がありますから除外しますが、シスイの別天神などは一族の存亡を回避する為に仕方なく刹那的開眼したか、或いはどうしようもないような喪失感を感じてしまうような偶発的な事故開眼したのではなかろうかと思います。そうでなければシスイがどうしようもない情弱だった可能性もありますが、シスイってそんな感じじゃなかったですよね(笑)。

「万華鏡写輪眼」の運用を真面目に考えるのであれば、開眼可能な瞳力者の移植可能な範囲に少なくとももう一名の「万華鏡写輪眼」開眼し得る瞳力者が必要な事に気付くと思います。マダラにはイズナという「万華鏡写輪眼」提供者が幸運にも存在したので「永遠の万華鏡写輪眼」スペックアップできた訳で、その後、一族内で多くの犠牲を払ったとされる眼のやり取りとは恐らく、イズナ→マダラ間の「万華鏡写輪眼」移植の検証だったと思います。もっと平易にいうなら「万華鏡写輪眼」開眼しても失明しないで済む方法の模索だったと思います。そして、フガクはその知識を知り得る立場に居たのでしょう。だから、意図的に「万華鏡写輪眼」開眼を回避していたのではないでしょうか。それは…フガクが…我が子である

サスケを愛していたから…だと、僕は思うのです。

続きます。


 
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「鬼子」⑥

 
「幼き頃より二人は
互いの力を高め合い競い合った

そして二人は写輪眼を開眼し

兄弟の名はいつしか
一族の中でも特別なものになっていった

二人はさらなる瞳力の成長を求め競い合い…

兄弟は…

ついに万華鏡写輪眼を開眼したのだ

それはうちは一族始まって以来のことだった

そして兄弟は
その瞳力をもってうちはを束ね
兄のマダラはリーダーとなった

しかし…
順調だったマダラの身に
ある異変が生じ始める

さっき話したな…
この眼は特別だと

使えば使うほど封印され
行き着く先は全くの闇


これが万華鏡写輪眼の末路
大きな瞳力を得る代わりに
その力は自ら閉じ光を失う

マダラは光を取り戻すため
あらゆる手を尽くすが
何一つ効果が得られるものは無かった

絶望した

そして万華鏡に取り付かれたマダラはを求め…

自ら弟の両眼を奪ったのだ

マダラは新たな光を手に入れた

そしてもう二度とその眼の光は
閉じることは無かった

永遠の万華鏡写輪眼!

弟の眼は新しい宿主を得ることで
永遠の光を手に入れたという…

そしてそればかりか変化を起こした
特有の新しい瞳術がその眼に生まれたのだ

ただし瞳のやりとりは一族間でしか行えない
それにこの方法で誰もが新しい力を
手に出来るわけではない

これはその後の
多くの犠牲の歴史の上に築かれた事実…


それがこの眼のもう一つの秘密だ」(イタチ)

在りし日のイタチがサスケとガチで殺り合った「史上最大の兄弟ゲンカ」の中でイタチは眼の交換に関して言及しました(第42巻/121-125頁)。この頃のイタチは多少思い上がっていて、サスケを子供扱いしているので「嘘」が鏤(ちりば)められている事を差し引く必要はあるけれど、写輪眼のやり取りにはかなり限定的な条件が付きまとっているのだと、イタチはサスケにしっかりと伝えたかったのだと思います。ところでマダラがイズナの眼を無理矢理奪ったみたいな表現がありますけど、これはイタチがサスケの眼欲しさにサスケの額に手を伸ばしているとサスケに思い込ませる為の「嘘」でありまして、イズナは寧ろ死に土産みたいな感じでマダラに眼を委ねたように思います。

これは「相子」の補足でしっかりと書きますが、扉間の「飛雷神斬り」の傷が元でイズナは死んだとされていて、それが穢・柱間の証言とあらば例え善かれであろうとも「嘘」を織り込めない筈ですから、多分、オビトが神無毘橋でカカシに眼を譲ったような感じでイズナからマダラに眼の授受があったと思います。第一、縁あって友となった柱間を消し去ってでもイズナを守ろうとしたマダラがイズナを傷付けることなどなかっただろうから、イズナが自ら眼を差し出したと考えるのが妥当でしょう。しかし、それを無理矢理…という感じに脚色したのはサスケをビビらせる為だったんですね。そしてこの後もイタチの名演は続き、遂にはサスケの恐怖心が怒気にすら変わっていましたね。

イタチとしては、「うちは虐殺」の主犯であるイタチをサスケが伐つ功績により、サスケが木ノ葉に復帰でききる…という思惑があったんじゃないかと思うんです。きっと木ノ葉の上層部とも密約みたいなものが存在していた筈で、五代目火影に就任した綱手人手不足の木ノ葉にあって、カカシ以下二個小隊を擁してサスケを捜索させたのもそうであれば解せもします。そこで邪魔になるのがトビ(オビト)の存在でして、イタチが転写封印・天照をサスケに仕込んだ理由はトビの消去にあった筈です。しかし、さすがのイタチにもトビ(オビト)が柱間細胞に覆われた構造で、体の一部分をパージ(切り離し)できる事までは判らなかったのでしょう。イタチの最後っぺは斯くして躱されました。

ちなみに転写封印・天照の存在はカカシにもイタチの分身が接触することで伝達済みで、だからサスケの回収に天照の黒炎が燃え盛る現場に突入するカカシがわざわざリスクのある万華鏡写輪眼に変移しての突入と相成った訳で、イタチの転写封印・天照始動キー基本巴(三つ巴文様)にセットされていたことが判ります。トビ(オビト)は自分の万華鏡写輪眼をとうとう秘匿し仰せたのですね。お面を付けたまま自分を「うちはマダラ」だと言い張る!!ま…それはそのままオビトの人となりを示していたんだろうなと思います。しかし、その知恵もマダラが残した意識の結晶体としての黒ゼツも無関係じゃないでしょうし、そういう情強っぷりこそがオビトの生命線であったろうと思います。

「ドウダ?」(黒ゼツ)

「上手くいった…」(トビ)

「ソレハ良カッタナ」(黒ゼツ)

「イタチも死んだ―目の上の瘤(こぶ)はもうない
"木ノ葉に手を出さない"という条件もこれで白紙だ」(トビ)

「ずいぶん待ったね…」(白)

「計画通りに進めるためだ…これでいい」(トビ)

「イタチはやはりサスケに保険をかけていた
"天照"だ」(トビ)

「イタチのヤツ
自分の真相を知られてるとは思ってなかったんだろ…
何でそこまで…?」(白ゼツ)

「真相うんぬんは抜きにして

オレがサスケを仲間に引き入れることを危惧していたんだろう」(トビ)

「シカシ…ココマデ来ルノニ
コレホド"暁"ノメンバーガヤラレルトハ」(黒ゼツ)

「どこかしら問題はあったが
皆、己の意志で"暁"に貢献してくれた」(トビ)

「デイダラ
サソリ
飛段
角都…


彼ら無くしてここまでの進展は無かった」(トビ)

「そのお陰でオレのシナリオ通りに
事は運んでいる」(トビ)

「何より…サスケを手懐けた」(トビ)

サスケの羽化が恙無く完了した直後、トビ(オビト)とゼツが何とも言えない雰囲気を醸しながら密会していました(第44巻/40-41頁)。二人のこの只ならぬ雰囲気はオビトが神無毘橋で救出され、マダラの洞窟に収容された頃からの永きに渡る付き合いと、黒ゼツがマダラが残した意志(実体化した仙術チャクラ?+柱間細胞)だった事で今でこそ合点が行くんですが、当時はまだ二人のここまでの盟友っぷりが理解できかねましたね。で…問題はここでオビトが言う「真相うんぬん」でありまして、イタチはトビ(オビト)を亡き者にしてでも「真相うんぬん」秘匿したかったんだと思います。しかし、サスケが自分を殺す前提でイタチの思惑とは進んでいますので、勿論手は打ってあった筈です。

その一つが先に説明したカカシの万華鏡写輪眼で、第396話「自己紹介」の突入シーン…土遁・土流割でヤマトが天照の黒炎を割って道を開いた後、カカシはワザワザ万華鏡写輪眼に変移しています(第43巻/125頁)。僕はこれが転写封印・天照対策で、イタチの分身がカカシに秘密裏に接触して注意喚起した痕跡だと考えておりまして、これと同様に何体かのイタチの影(カラス)分身が活動していて木ノ葉の忍と接触していたのだと考えております。そして、その一体が木ノ葉隠れの里に侵入して五代目火影・綱手接触したのではないでしょうか。その目的はサスケの執刀を綱手に依頼する事にあったでしょう。そして執刀に必要な材料の情報の提供…。

サスケの捜索においてヒナタの白眼が感知した黒炎(天照!?)(第43巻/119頁)と認識し、即座に「そこだ!」と断じられたのは、イタチと申し合わせていたからに違いありません。それが同じ行に描かれるカカシらしくない焦燥感に満ち満ちた雰囲気であり、サスケの確保だけでなく同時に存在するであろうイタチの死体の回収も重要な依頼だったんだろうと思わせます。それもこれもイタチからの情報がカカシに伝わっていたからなんだろうなーと思います。だから、イタチの「真相うんぬん」に関しては綱手だけでなくカカシも聞かされていたんじゃなかろうかと、僕は考えています。しかし、サスケもイタチの死体もトビ(オビト)の手に落ちてしまった…。

そうなのに穢土転生の泣きの一回でサスケと再会し、イタチがサスケの永遠の万華鏡写輪眼を見ても何もリアクションがなかったのはサスケが幼い頃と変わらず自分を慕っていてくれたからだと思います。兄さん!!兄さん!!とうざったく纏わり付く…サスケがあの頃のように可愛いままだったから、イタチには結果オーライであり、イタチはイタチが為すべき事を全力で成しただけなのだと思います。多分、その部分においてトビ(オビト)の良心というか、人間味に対してはそっと一礼をしていたんじゃないでしょうか。全てはサスケの瞳が物語っておりまして、サスケの五体満足な成長にイタチは心底安堵しただろうに、それをおくびにも出さないで…ホントに大した人物だよイタチは。

サスケの永万wiki画像

イタチの「真相うんぬん」を含めて、全ての真実はサスケの永遠の万華鏡写輪眼、その文様に示されていると、僕は考えています。そこんところを深く深く…深く掘り下げると「うちは虐殺」でイタチがしたであろう事が見えて来ます。多分、それをトビ(オビト)も認識している筈なんだけど、何故だかサスケには伝えていません。きっとそれもオビトの人となりの所為なんだろうと、しみじみとした雰囲気でゼツと言葉を交わしながら、”暁”の戦死者への哀悼の意を忘れない…姿勢に見て取れました。ま…その直後にニタニタと嫌らしくほくそ笑むのはご愛嬌(笑)。きっと、同じうちは一族として、イタチの生き様をオビトとしても真摯に受け止めた結果と考えて差し支えないでしょう。

さて…あの夜に何があったかと言いますと…。

続きます。


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第624話「相子」

 
「偶然にも
うちは側も同じ考えだったようだ
まったく同じ状況…

千手仏間とうちはタジマは
ほぼ同じ力だということは
互いにいく度の戦いで分かっていた

忍は何があろうと
戦場で心を乱さぬよう訓練されている
一瞬の心のスキが生じ…それが生死を分ける

だが大人の2人は分かっているのだ…

目の前で我が子が殺されれば
ほんの僅かだが己の心に乱れが生じるであろうことを

つまりどちらかが…
…先手をとるかで勝負が決まることを」(穢・柱間)

エーッと、やはり千手もうちはも似た者同士で双方の大人達の倫理観ってサイテーだったようです。だって子供を出汁にして勝ちを呼び込もうとしてる…というか、うちの子はお前んとこの子寄り強いわ!!と思ってるのか…どっちにしても子供を戦場に立たせちゃいかん!!という考えは微塵もなかったようですね。柱間とマダラはそうならない社会を創ろうと将来を夢想してたのに…何ともやりきれない状況ですな。友になれたと思ったのも束の間、柱間とマダラは大切なものを守る為に刃と刃を交え、鎬を削る(凌ぎを削るは×←これマメな)間柄に真っ逆さまに堕ちてしまう…ああ…何て悲運でありましょうか(汗)。そして二人は憎しみで憎しみを塗り重ねるように戦い続ける…。

…と言う感じで穢土転生の柱間の回想が続いています。二〜三、気になるところがあるので補足で考察して行こうと思いますが、「相子」よりも、今のナル×ジャン「鬼子」に集中するべきかと思いますれば、先ずは「鬼子」をしっかりと完結させてから「相子」の補足をさせて下さい。ま…全ては今週中にやっつけないと(やっつけ仕事にならないように)いけませんが…(滝汗)。作品が長寿というのもいろいろとアレで、「こち亀」だったらエラい事でしたと、意味不明に安堵していますが、ナル×ジャンモチベーションを維持するのに苦労してる…というのが正直なところであります。ここが胸突き八丁なのかな?であればいいな…と、変な事ばかり書いてゴメンナサイ

続きは補足で…また。

 
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「鬼子」⑤

 
「………
るっせーんだょ…」(サスケ)

「…!?」(ナルト)

「親も兄弟もいねえてめーに…
オレの何が分かるってんだよ…


初めから独りっきりだったてめーに!!
オレの何が分かるんだってんだ!!!

アア!!?」(サスケ)

「…!」(ナルト)

「繋がりがあるからこそ苦しいんだ!!
それを失うことがどんなもんか
お前なんかに…!!」<ガッ>(サスケ)


「ぐっ!!」(ナルト)

第一部の終盤…ナルトとサスケの終末の谷の決闘も佳境…双方とも何度かの覚醒を繰り返し、サスケが状態2の仙人化九尾の衣を羽織ったナルトに並ぶ行で…(第26巻/55-56頁)、サスケはナルトの恵まれた恵まれなさに切れた…ハイッ!!ブチ切れたァ〜切れましッ!!(笑)その理由がイマイチ納得できないんだけど、サスケは失う辛さを言ってるんでしょうが、当時…サスケがナルトに対して自分の立場だけを主張して一方的に正当化するのが子供っぽく思えて「サスケは何故、甘ったれなのか?!」(アイデンティティ)を書いたのを思い出しました。でも、子供っぽいというのも実はアレで、二人はホントにまだ子供だったんですよね。能力の開発もまだそれ程進んでもいませんでした。

足し算引き算の考えは今も変わりませんが、それ以上にナルトの「チート設定」に関しての提示が殆ど在りませんでしたから、ナル×ジャンを読む事の叶わないサスケにしてみれば「八卦の封印式」庇護の下、ナルトが実は温々と過ごしているなんてサスケには解りっこないんです。何たってナルトは父と母(のチャクラ)しかもそれが二つの太陽だなんて…の温かみを有り得ない程近くで感じながらある時は傷口を癒され、ある時は不安を何事もなかったように払拭され、孤独も何処吹く風とばかりに平静な日々を満喫できる…傍から見たら明らかに異常者でしたから、そんなナルトを見てれば誰だって自分がオカシイのかしらん!?と思ってしまいますって…。それがナルトの「…!」なんだけど。

ナルトにしてみれば、どうしてサスケはこうも自分(ナルト)を毛嫌いするのか理解に苦しむんです。そもそもナルトも「八卦の封印式」の構造を全く理解してませんから…しかし、そういう態度がまた「カマトト」(「カマボコはトト”魚”から出来ているの?←諸説あり」…って、これ…マメな)っぽくも感じられ、サスケのデリケートな内面を逆撫でしてたんですけどね。当時、ナルトの「チート設定」を薄らとでも理解できていたのは自来也とカカシくらいでしょうし(大蛇丸は微妙)、口の堅い彼らがそんな事を他言する筈もありませんから、サスケは知る由もなく、結果的に切れるしか無かった訳で、ま…仕方ない(笑)。サスケにしてみればバカにされたようなもんだもの…自分の境遇を。

家族(サスケの記憶)naruto ep229より

だからこそ、サスケは在りし日の「家族」を刹那、思い起すのですが、この時、サスケの記憶がフガクとミコト、そして自分とイタチの微妙な距離感を示しています。当時、これは「家族写真」(画像引用;ep229より)をサスケが思い出したんだろうなー的な事を考えていましたが、もしかしたらこれはサスケのイメージなのかな…と今は思っています。人並みに甘ったれで年並に幼い部分を残したサスケにすら、イタチは「家族」にあって異質だったんではないでしょうか。もしかしたら、イタチに感じる異質、異物感がサスケによりイタチを意識させ、必要以上に興味と関心をサスケはイタチに向かわせたのかも知れません。そんなサスケをイタチはどんなにか愛おしく感じたろうと思うと…やだ…また涙が…。

サスケのこの感じ方は、フガクがイタチに「…さすが、オレの子だ」と何度も言ったり、ミコトが「…それにあの子はちょっと特別だから」意味深な発言をしてしまう…そういう不自然な言動がサスケの中で積み重なって具象化されていったものでしょう。フガクとミコト、そしてサスケは睦まじく寄り添っていながら、イタチは少し離れた位置に佇んでいる。その状況を幼いながらにもサスケが感じ取っていたのだと思います。しかし、サスケにとってイタチは憧れであり、目標であり、超えるべき壁…何より唯一無二の兄であったのです。それをサスケは今も疑っていない…というよりは本心では認めたくないのでしょう。サスケがそんな風だから、未だにサスケは理解できないでいるのです。

イタチが「許せ…」と謝っていた本当の意味を。

続きます。


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「鬼子」④

 
<ダダダ>「!」(イタチ)

「兄さん!」(サスケ)

「お帰り!<バフッ>
ねェ!一緒に遊ぼう兄さん!」(サスケ)

「ねぇ!何して遊ぶ?」(サスケ)

<スッ>「こらサスケ!
兄さんは忍者学校の宿題があるんだから
それが終わってからにしなさい」(ミコト)

<ムスッ>(サスケ)

「いいよ
宿題は後でするから…簡単だし」(イタチ)

「へへ…」(サスケ)

サスケの万華鏡の儀式が恙無く終了して、波打ち際で”鷹”の決起集会が執り行われた行で、サスケはイタチの「最後の言葉」を回想します(第43巻/226-227頁)。「最後の言葉」ってのは「許せサスケ…これで最後だ」(第43巻/234頁)なんですけど、描写を探す手がいつしか物語に没入してて、イタチの笑顔トドメになって泣いてしまいました。思えばイタチは最後までサスケに謝っていたんだなー…って思えて、無性に悲しくなってしまったのです。詳しくは「DEKOTON」(虐殺前夜…第四夜)を読んで頂ければと思います。「虐殺前夜」という考察カテはサスケの万華鏡の儀式でトビが語り尽くす前に血反吐を吐きながら書いた考察でありまして、あの頃は僕も熱かったよなー(遠い目)。

中でも「DEKOTON」(デコトン)はお気に入りで考察精度は当時の既出ネタを基にしてる割りにはいい線いってるな…と自画自賛(笑)。ま…多分に手前味噌ではありますが、父・フガクの「…さすが、オレの子だ」と、イタチの「デコトン」は同じ行いだった事をナル×ジャンが発掘したのだと、僕は今も思っております。何でフガクがイタチに殊更、「…さすが、オレの子だ」と言い続け、何でイタチがサスケに「デコトン」(おデコトンと突く仕草)をして「許せサスケ」と謝るのか?それを探ると二人の心の奥底には同じ温かな気持ちが流れていました。僕はその温かさを感じるまま「DEKOTON」を書いた…。ああ…書きましたとも…。スミマセン…また涙が溢れて…(最近、涙腺弱ッ!!)

もう一度、「DEKOTON」を読み返してみて今さら「鬼子」を書く意味があるやなしや…と(笑)。しかし、それを言うなら「サスケは何故、生かされたのか?」(うちはイタチの考察)もだろー…となるんですが、物語が進んで闇に包まれたイタチの真実がいよいよ白日の下に曝されて参りまして、あの時ぶち上げたナル×ジャンの仮説(←当時から言い切ってますが…)を何とか証明できないものか?いや…きっとそれらを証明する責任が僕にはあるのだろう…と勝手に自分で思い込み—こんな厄介な考察に手を出してしまった…という訳です(笑)。何たってもう結論が出てるんだから!!もうこれ以上、何を書けと!!(笑)ホントにもう笑しか出てこないのだけれど絞り出してみせますよ。

イタチがサスケに謝り続けたのはサスケにいろんな「嘘」を当時からついていたからだと、僕は思うんです。それでもイタチはいつもサスケを「愛している」お前をちゃんと見ているよ…と伝えたかったから、あんな風にサスケのおデコトンと小突いて…。それとフガクなんて堅物が可愛い我が子に面と向かって「可愛い」と言いっこないのに、イタチには面と向かって「…さすが、オレの子だ」と言い続けたのが何とも解せなかった。しかし、それがイタチの「DEKOTON」と同じ行いであれば、フガクとイタチの関係性がスッと腑に落ちるのです。そして、それを土台に今度はイタチとミコトの関係性を考えてみれば面白いです。イタチの「最後の言葉」の直前、サスケは回想しています。

サスケの子供時代…忍者学校から帰ってくるイタチを待ち構えるサスケに仕方なく付き合うサスケですが、ミコトが「宿題」を理由にそれを却下しようとするんです。しかし、このシーン。凄く変だとは思いませんか?僕は何度読んでもこのシーンが入って来なくて気持ち悪かったんです。似た感じのシーンがこの後にももう一度出て来て、そこでも同じようにサスケの要求を「宿題」とミコトが却下しています。ミコトはイタチと一言も言葉を交わしていない(筈)です。恐らく目も見てはいないでしょう。ミコトの言葉は全てサスケに向かうものです。普通だったら、「宿題しなさい」ってイタチに言いますよね。「宿題」をするのはイタチです。それを何でサスケに言うかね…ミコト。

僕はこれが子を身籠る事ができる女性の反応なんだろうな…と、何となく思うのでした(生物学的に生んだ事ありませんので)。イタチを面と向かって褒めるのはフガクが男性だからでしょう。そして、それとは別の尺度でミコトとサスケの繋がりがあって、それとは別次元繋がりがミコトとイタチには在ったのだと思います。そう考えると、イタチを遊びに誘うサスケに対して、まるで少女のように不貞腐(ふてくさ)れる可愛いミコトの心の内が妖しく臭い立つのです。同時に目の中に入れても痛くないくらいサスケを「可愛い」と思う気持ちがミコトの中には在って、激しく撹拌(かくはん)される…。そして、その瞬間、第一部のミコトがサスケに漏らしたあの言葉異様な存在感を示すのです。

「…それにあの子は

ちょっと特別だから」(第25巻/75頁)

続きまーす!!



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「鬼子」③

 
「アレ?女の子だったけ?」(クシナ)

「ううん…男の子…」(ミコト)

名前は何にしたの?ミコト…」(クシナ)

「サスケよ」(ミコト)

「おお
三代目の父上と同じかえ」(ビワコ)

「はい…強い立派な忍になるようにと」(ミコト)

例の巻ノ五十三のクシナとミコトの会話…(第53巻/106-107頁)。クシナが九尾の人柱力だった!!とする衝撃の告白から九尾事件の一部始終をクシナがナルトに語り聞かせる行であります。九尾の人柱力であるクシナが出産に際して封印が弱まるので一時里外の強力な結界に身を隠す為の移動でミコトとはち合わせするんです。ミコトの腕の中には生まれたばかりのサスケが居て、出産目前のクシナが暫しガールズトークに花が咲きます。ここでミコトが「マダラの反乱分子」の手先で情報収集してた…と考えるべきなんでしょう。ちなみに「マダラの反乱分子」は穢土転生で呼ばれた扉間と柱間の会話で頻繁に登場していまして、この先出てくるかも知れないと僕は考えています。

勿論、既にアマゾンで卓袱台は購入済みで、いつでもサンマの塩焼きとご飯と味噌汁はひっくり返せるようにスタンバイしています(笑)。恐らく終末の谷の決闘で傷付いたマダラが身を寄せたあの洞窟(トビのアジト…恐竜の骨みたいなコテージがある大きな窪地)もマダラの意志を持つ反乱分子が保守してたんじゃないのかな。そもそもうちは一族が木ノ葉隠れに組み込まれる前に一族単位で行動してた頃にいろんなところにアジトを作ってたみたいだし(その一つでイタチとサスケは待ち合わせましたよね)、インフラ自体は既存でいけると思うんです。しかし、それを見つからないように隠蔽したり、実際運用するにはそれなりの保守が必要で、マダラ単独ってのは難しいと思います。

その「マダラの反乱分子」ってのが出てくるとすれば、穢土転生のマダラがいよいよ怪しくなったタイミングだと思うんですけど、この予想が杞憂である事を心から祈ります(笑)。しかし、クシナの不用意な情報の漏洩が「マダラの反乱分子」に伝わり、結果的にトビの知るところとなった可能性はかなり高い…と思います…が、今回はそこじゃなくて、何で「サスケ」と名付けたかってとこです…ハイ!!それやるなら一人目の子でしょ…みたいな。ビワコ(=ヒルゼンの妻)が驚くように「サスケ」って、ヒルゼンの父・猿飛サスケにあやかった名前なんですよね。しかも「強い立派な忍に…」ってんだから、それじゃー初産の筈のイタチが浮かばれねーだろッ!!ってか少しはイタチにも触れろやミコト!!

「…クシナのとこももうすぐでしょ!
名前は先に決めといた方がいいわよ」(ミコト)

「もう決めてあるの…
名前はナルト
サスケくんとは同期になるから
仲良くなるといいわね」
(クシナ)

「…ところでさ…やっぱり痛いの?」(クシナ)

「へー…
クシナでも恐い事あるんだぁ…
…意外……」(ミコト)

それで、その直後のクシナとミコトの会話…。ここで陣痛の痛みにクシナがビビリまくるんだけど、ミコトが醸すクシナへのシンパシーが何ともリニア…つーか、ミコトが我が腕に抱くサスケと気持ちがガッチリとリンクしてると思うんです。クシナは初産なんですよね。それでドキドキしたり舞い上がったりしてるんですよね。それでミコトの場合はサスケがイタチに継ぐ二度目の出産で落ち着いてできました!!みたいに達観してるのはいいんです。しかし、クシナと気持ちを共有するなら…私もそうだったわー的なイタチの想い出話しとかになるでしょ。しかし、それが全く無くて、サスケばかり見ています。これはね…初産にビビりまくる母友を前にした母親の機微じゃないですよッ!!

ま…ミコトが「マダラの反乱分子」…ナル×ジャン的には”道”(仮)とでもしましょうか!!…のスパイ活動でそれどころじゃなかったのかも知れませんが、どうしてもミコトが発散する母親臭にイタチの存在が希薄に感じられるんです。何でも一回目と二回目だったら一回目の方が気持ちの振幅が大きいと思うのです(心理学的には喜びの大きさは回数を重ねる毎に対数に比例して小さくなるとか何とか習ったような…)。それが出産なんて女の一大事であれば尚更だろうし、クシナの初産に触れたミコトが一度たりともイタチを思い起さないのは、これまで自分の腹を痛めた経験は下痢くらいの僕であっても納得できるものではありません(笑)。同時に余りにも屈託の無いミコトの笑顔に、こう思うのです。

サスケもまた初産だったのかも知れない…と。

続きまーす。


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「鬼子」②

 
「同胞を殺めさせた上…逆賊の濡れ衣を着せ
さらには暁共を一人で監視させていた

…イタチは小さい頃から
誰も気に留めぬ先人達からの教えや印に気付き
一人でかつての忍達や里の興りを感じとる
繊細な子であった…

そのせいかイタチは
一族という縛りにとらわれることなく
忍の先…里の先について考えることができ…
いつもそれら将来を危惧していた

7才にしてまるで火影のような
考えを持つ少年じゃった…


ワシらはイタチ一人に全てを任せ
イタチはそれを任務として完璧に果たした

同胞を皆抹殺し反乱を止め…
それに繋がる戦争を一人で食い止め…
暁にスパイとして入り込んでまで里を守った
ワシにお前を里で守ることを
条件に出してな」
(穢・ヒルゼン)

「……

…やはり…
…そうか…」
(サスケ)

ドス黒い考察…と勢い書きましたけど、三年程前に僕の腑の中のドス黒いものは吐き出されていまして、詳しくは「サスケは何故、生かされたのか?」(うちはイタチの考察)をお読みになってください。そういう訳で…御終い!!終了!!撤収!!解散!!…って訳にはいきませんのでチクと書く事にしますね(笑)。…とは言ってみたものの、僕の中の「イタチ論」としましては前出の考察でほぼ完結しておりまして困りました(汗)。しかし、幸か不幸か、かのKFBではイタチが穢土転生の泣きの一回で再登場して、今度はサスケとサシで「幸せの王子様」をしてくれましたし、第619話「悪に憑かれた一族」ではイタチをよく知る三代目火影・猿飛ヒルゼンも穢土転生で召還されるに至り…。

これまで一方的にトビたるオビトがサスケの万華鏡の儀式にて提示したネタと、イタチが「愛」というオブラートに包んでサスケの口に運んだ情報しかなかったので、その真贋の吟味は非常に困難でありました。特にイタチの場合はサスケを庇い護る為の「嘘」が多分に含まれていましたから難しいのです。しかし「嘘」の中にはその人の真実が隠れている…というのもまた真なりでありまして、サスケは多角的に情報を集めてイタチの「嘘」を吟味する事でイタチという人間を感じようとしているのでしょう。また、サスケがイタチの行いそのものを吟味しようという時、歴代火影の召還を要したところにイタチという人間の分厚さが感じられ、何処となく嬉しく鼻が高い…何だか変な気分なのであります。

例えばヒルゼンの証言を聞いていて、僕は嬉しくてならないのです。恰も自分がイタチの親にでもなったような感覚に包まれるのです。そして吹聴したくなる。この誇らしさを!!イタチの凄さを!!ホント…バカですね(笑)。でも僕はそんな風にこの作品と関わってしまった…。愛してしまったんだから(…仕方ない)。と…まあ、不遜な物言いはこの辺にしときまして、大蛇丸が穢土転生の精度…多分、質問に対して例えそれが善かれであろうとも(悪心がなかろうとも)嘘で逃げる事を禁じているのだと思います…を上げて呼び出したヒルゼンの証言を「真実」と認定しても宜しかろうかと思います。ヒルゼンの言葉の重さはサスケが最も生々しく…「……」で…感じていましたね。

サスケの何とも言えない表情がイタチが「うちは虐殺」震央に居た事実をサスケに容認させたのでしょう。その詳細は本編ではイタチのKFB(カブトフルボッコ)と、イタチがそれに至った想いの丈に関しましてはナル×ジャン的に「”愛している”と言ってくれ!!」という考察がございまして、そこで包み隠さず語っておりますので、もう一度読んで頂ければ幸せです。ま…イタチの考察には個人的に思うところもありまして、簡単に申しますとナル×ジャンの捏造限界独断と偏見…でフィルタリングされていてあまり一般的ではありませんが、ナル×ジャン自体が偏ってるので仕方ありません(笑)。なので…その時、まさにケルベロスはそう感じたのだ…と受け取って頂けると助かります。

ep619でヒルゼンがイタチが如何に出来過ぎた子だったかを述べたんだけど、ヒルゼンが醸す後ろめたさとは「そんなイタチを何で汚れ仕事に費やしてしまったのよ!?」という素朴な自問自答に拠るものでしょう。イタチは明らかに火影の候補に挙がって然るべき人材だった筈です。イタチが「一族」に縛られなかった事。それをヒルゼンは評価していました。それはきっとこれから柱間がサスケに説明する「里」の本質に触れる内容だったでしょうに。僕はこの部分に「忍」や、その集合体である「里」が何処に進むべきなのかの指針が潜んでいるのだと思うのですが、それをヒルゼンは黙殺しました…。イタチ程の逸材を一族殺しの汚名を着せたまま二重スパイで浪費するのはハッキリ言って解せないです。

ちなみに、この場に臨場する柱間と扉間がうちはイタチ個人に対して物申さないのは直接の面識がないからですが、それ以上に自分達の愛弟子である猿飛ヒルゼンの力量と人柄を信頼しているからでありまして、ヒルゼンの「人を見る目」は疑う余地のないところであります。そのヒルゼンが「火影」を予感させる天才を浪費したのは、やはりイタチが兄系の血統に在ったからだと思います。ヒルゼンは間違いなく弟系の系譜に在り、それは千手柱間以降、永々と続く木ノ葉の人事の根幹であります。恐らくイタチの存在はミナトも知るところでありましょうが、このパートでミナトの影がメチャクチャ薄いのも、ヒルゼンが真っすぐに自分を見るサスケに示す後ろめたさと無関係ではなかろうと思います。

ここで気になるのが扉間が持ち出した「悪に憑かれた一族」の設定とイタチが明らかに乖離している点でしょう。ヒルゼンにはイタチがマダラのようになってしまうかも知れないという危惧はなかったんでしょうか?!ここまで使えるうちはの出来る兄系が何で闇に堕ちずに木ノ葉隠れの里の為に働き続けると信じられたんでしょうか?!ベタに考えると「うちは虐殺」が完了した時点でイタチは消去されると思うんです。しかも、サスケを木ノ葉で保護する約束が罷り通ってまして、サスケが人質として機能する案は愛の喪失に拠るうちは一族特有の変質で却下されますから、少なくともイタチがマダラのように闇に堕ちてしまい、人が変わって手がつけられなくなるようなことはないと確信があったのです。

それがイタチの病と関係していて、イタチの活動限界が確定していたからであれば御終いなんだけど、イタチの病に関しては”暁”内で提示されているだけで、ヒルゼン以下木ノ葉隠れの里からは提示が無かったように思います。事実、イタチの全てを話せと命じられたにも関わらず、ヒルゼンからは「不治の病だったから…」のエクスキューズもなく、火影候補になってもおかしくない逸材が汚れ仕事に浪費されています。確かにイタチは吐血とかしてましたし、体調の急変もございましたから、イタチの真実とはイタチ本人の意向木ノ葉・弟系の思惑に沿った流れだったのでしょう。しかし、それだけではヒルゼンがイタチに寄せた信頼が扉間の「悪に憑かれた一族」の提示にフィットしません。

しかも、一族皆殺しなんてとんでもない愛の喪失に遭遇したうちはの残党を里の外で自由に活動させ、その上、”暁”なんて不穏分子の伏魔殿に忍び込ませる事にリアリティが感じられません。やはり、弟系が席巻する木ノ葉隠れの中枢に在って兄系・うちは一族のイタチが寝返るリスクを体制側が無視するのは不自然です。これはもうヒルゼンに何らかの確信が在ったと推認できると思うのです。この先…どんなに大きな喪失感を味わおうと、イタチが憎しみの虜にならず、深い闇がイタチの瞳力を増強させ手がつけられなくはならないと…イタチを重責を任せる手駒として信用するに足る確信がヒルゼンにはあった筈です。イタチは決して「うちはマダラ」には成らない。ヒルゼンには判っていたのです。

イタチはその要件を満たしていない…と。

続きます。


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「鬼子」①

 
エーッと…

突然ですが…

コレを見て下さい。



万華鏡写輪眼画像なんですけどね…

マダラの万華鏡写輪眼

マダラの万華鏡写輪眼と…

マダラの弟の万華鏡写輪眼

イズナの万華鏡写輪眼が…

マダラの万華鏡写輪眼Ver.2

合わさって永遠の万華鏡写輪眼ができたのなら…

イタチの万華鏡写輪眼

イタチの万華鏡写輪眼と…

サスケの万華鏡写輪眼

サスケの万華鏡写輪眼が…

サスケの永遠の万華鏡写輪眼

合わさってできた永遠の万華鏡写輪眼はこうなるべき…


だ・け・ど…


サスケの永万wiki画像

実際の描写ではこんな感じになってる…

この画像(赤)だけはwikiから拝借しましたけど。

皆さん!!

ここ…もっと疑問に思いましょうよ!!

これはオカシイよ!!

変だよ!!

…って(笑)。

今週…僕も見逃してましたけど、

あるジャンだけどないナルなんですよね。

久しぶりに書きますよ…。

イタチの考察。

イタチは実は…ってお話。

黒いですよ。

真っ黒です。

久しぶりにドス黒いナル×ジャンの本領を…。

篤とご覧あれ!!

続く(←続くんかいッ)


 
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第623話「一望」②

 
(にげろ)(マダラ)

(罠アリ去レ)(柱間)

<ジャッ>(柱間)

<ジャッ>(マダラ)

「このスピード!
逃げる気か!
柱間め
教えたな!!
行くぞ扉間!!」(仏間)

「ハイ!!」(扉間)

<バチャ>

<バチャ>

「考えることは同じようですね…

千手仏間」(タジマ)

「それと扉間だったか」(イズナ)

「…のようだな

うちはタジマ」(仏間)

「それからイズナだな」(扉間)

…エーッと…最初に言い訳をしておくと…数年周期で訪れる「ガンプラ病」を患ってしまい、あれこれと動き回っていてナル×ジャン疎かになっていました(汗)。僕はAOZの世界観が好きで、中でもギャプランフェチで困ります(笑)。しかも今回は一部スクラッチを含む凝った構想で完成まで時間を要しそうです(汗)。具体的には積みガンの中から使えそうなパーツを寄せ集め、組み合わせて小振りなギャプランを仕上げるんだけど、やり始めると欲が吹き出して手がつけられなくなる(笑)。男の子はたまにこんな感じの熱病に浮かされるものでして、まったくしやーねーなァ(仕方ないな)とお許しください。ま…そんな訳でなかなか書けなかった。ごめんなさい。おしまい。

お話は友情を深め合う柱間とマダラに反して、二人を争いの渦に引きずり込む方向に進んでおりまして…。しかし、この頃の忍は「一国一里」のシステムも無いし、忍同士が争う理由が何かあったんですかね。僕の読み込みが浅いのか、彼らが戦う理由が見えて来ない。しかし、これがヤクザの抗争みたく、自分の一族の縄張り争いとかだったら、この子ら…救いねーッ…なんですが、柱間の父・仏間の台詞からは「情報戦」を臭わせるし、「任務」なんて言ってるので、軍隊みたいな仕組みだと思います。それが何らかの依頼を受けて戦いを一応「生業」(なりわい)としてるんでしょう。彼らはチャクラを扱える特殊な人種だから、それを活かしたのだろうけど、生来の武闘派なんだろうな。

マダラと密会する柱間を尾行して見張っていたのは扉間だったんですね。感知能力では柱間より上とか…。そして、柱間にマダラを「殺せ」と命じられ、心配だから現場に父・仏間と弟・扉間が行く…となるんですが、きっとこれをまんまコピーしたやり取りがマダラにもあったんだろうと思います。あの川を挿んで投げ合う水切り。綺麗に水を切りながらそれぞれの石コロが交換されると戦いを回避するべくメッセージを記すものの—親が出て来て水の泡に…(笑)。お前ら、どんだけ似た者同士なんだよ…って事なんですよね。これって。歴史的に柱間の弟である扉間は死なずに残りますし、マダラの弟であるイズナはマダラに目を奪われるまでは無事の筈。つまり、お父さん達に死亡フラグが立つ。

ま…ここでお父さんが死ぬとは限りませんが、ここで柱間とマダラは同じスタートラインから同じ方向に走り出す訳で、憎しみをドンドン背負って行く事になると思うんです。ここまで似た者同士似た境遇の二人が同じような憎しみを享受しながら決して同じ方向には進まない事が歴史的に解っています。方や初代火影となる柱間。方や木ノ葉隠れの里ばかりかうちは一族からも裏切られたボッチのマダラ。ここまで二人の仕上がりを違えたのは六道仙人が兄・弟に与えた性格の違いなんだからマダラが不憫過ぎますが、これこそ六道仙人の残した課題なんでしょうな。ここで千手とうちはがカチ合わなくても早晩、二つは衝突して弾け合う定め…そう仕組まれていたからホント仕方ないのです。

しかし、うちは一族は愛の喪失が引き金になって脳内に特殊なチャクラが吹き出して人が変わる…という情報は扉間の提示ですが、彼はうちは一族をメチャクチャ恨んでいます。僕の想像では彼の怨恨は扉間が開発した穢土転生の術と関係してて、ぶっちゃけ死者を召還していろいろと聞いちゃったからだと考えています。瓦間とか板間の遺伝情報物質は死体の一部が千手に戻ってますから、それを扉間が大事に保管ししていてそれで何とかもう一度逢えないものかと躍起になって開発したのが穢土転生だったと思うんですね。穢土転生って本来は死者を戦わせる忍術じゃなくて死者の声を聞く忍術だったんじゃないかと、僕は思うんです。少なくともそれが開発者・扉間本意だったと思います。

ま…それを悪用(?)したには大蛇丸だしー(笑)。前にも書いたけど扉間に「開発するベキではなかった」と大蛇丸が言いましたけど、扉間の為政が千手とうちはを分かつ原因であり、その原因を穢土転生の術が担っている事を示唆しているように思えてならんのです。結局、忍術は人を殺す手段に変わりない。だから忍術はいけない…となってしまうんだけど、これを何とか人の為、幸せの為に活かせないかを考えるところに人の叡智というものはあるのだとも思います。だから、遺伝的要因とか運命とかで諦めちゃわないでその先を目指して欲しいものです。イタチがそうであったように、サスケならばそれができると思うのです。サスケが全てを知る者達の声を受け、どう考え、どう判断するのか?

彼が一望する将来に僕は期待している。

第623話「一望」
ナル×ジャン ケルベロス


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第623話「一望」①

 
「戦乱のこの時代を変えようと
同じ考えを持つバカな子供が…オレ以外にも居たのだ
驚いたというよりもマダラは天の啓示だとしか思えなかった

…全てが同じ考えって訳でもなかったが……

それからオレ達は
ちょくちょく会うようになった
姓はお互い知らないまま…
忍の技を競い合ったり
未来について話し合ったりした」
(穢・柱間)

柱間はマダラをもう一人の自分だと思えるくらい親近感を感じ、きっとマダラも柱間と同じように柱間に自分と近いものを感じていたのでしょう。基本的に『NARUTO -ナルト-』とは中二病を拗らせるが故に10年以上も続いてしまったお話なので、そのお話の取っ掛かりを作った…とされる柱間とマダラが斯様に考えるのは至極当然に思われます(笑)。二人はまるでお互いを自分の分身のように感じ引かれ合うのです。これに何かの切っ掛けとそれなりの知識さえあれば…恐らく腐女子のオネーさん達が考えるような展開になるんだけど、ここは少年少女誌ですから、そうは問屋が卸しません(笑)。しかし、柱間とマダラを恋に近い…恋にも似た感情が在ったと、僕は考えています。

「会う度にオレ達は仲良くなっていた」(穢・柱間)

相手に対する興味…それは愛の原点なのだと僕は考えております。精神分析学者のフロイトにしてみれば「愛」とは「セックス」そのものなんだそうですが、自分の内側から湧き上がる「餓え」にも似たエネルギーが二人を衝き動かし向き合わせるものの、二人にはもっと大切なものが在ったから、…こう…変にくっつかなかった。彼らはこれまた似た者同士に自分の兄弟を大切に想っていたのですね。それが長兄の二人は弟達が安心して暮らせる…死なないで済む仕組みを模索する為の「欲動」として出力されたのだと思います。そう考えると『NARUTO -ナルト-』の世界観の根幹を構成する「チャクラ」とは「リビドー」(性衝動)なのかな…と、ふと考えたりしました(全く…頭、膿んでますね)

「ここにオレ達の集落を作ろう!!
その集落は子供が殺し合わなくていいようにする!!

子供がちゃんと強く大きくなるための訓練をする学校を作る!
個人の能力や力に合わせて任務を選べる!
依頼レベルをちゃんと振り分けられる上役を作る
子供を激しい戦地へ送ったりしなくていい集落だ!」(柱間)

「フッ…
そんなバカなこと言ってんの
…お前くらいだぞ」(マダラ)

「お前はどうなんだよ!?」(柱間)

「ああ
その集落作ったら今度こそ弟を…
一望できるここからしっかり見守ってやる…!」(マダラ)

「へへへ…」(マダラ)

「そこが後
木ノ葉の里となる場所だった
オレはこの時覚悟を決めた
先を見るために耐え忍ぶ覚悟を」(穢・柱間)

確かに魅かれ合う柱間とマダラ…。しかし、それぞれの存在そのものがお互いを否定してしまう悲しい現実。本能的に二人はそれを認知していましたから、どちらからも「姓」を訊こうとはしない。恐らく、この時点で柱間には木遁がないですし、マダラにも写輪眼は開眼していません。その条件が辛うじて二人の密会を許容していたのかな…と思います。ま…柱間の木遁は柱間限定だからそれ単体で柱間を特定する材料にはならないでしょうが、中二病の柱間とマダラがお互いに秘密にしておける筈も無く、柱間の能力覚醒のタイミングで素性の露呈は不可避であろうと思われます。何とも持って回った表現で申し訳ない…しかし、二人の関係とはそれでありまして…。

しかし、柱間とマダラが腐女子のオネーさん達が望むようにあんな風やこんな風にならなかったのは自分でなく弟達を守ろうと躍起になってたところにあるからで、結果的にですが、自分の中から涌き起こる「欲」というものが自分に向わない為でありました。そして、二人が森林の中に顔を出す高台で夢想する未来とは、僕らが知る「木ノ葉隠れの里」そのものでありました。忍者学校(アカデミー)の骨子もこの時点でしっかりと出来上がっていたのですね。任務のレベル(ランク)やそれを運用するための構造の必要性にも光が当たっていました。そして、その夢に静かに賛同するマダラは確かに未来を一望していました。大切な人を守る。それがこの高台に刻まれた意味

火影岩とは二人の夢想した「愛の原点」だったのですね。そうであったから、木ノ葉隠れの子供らは無意識に、本能的に「火影になる!!」という夢を持ち精進したのかと思うと目頭が熱くなりました。この時、柱間が発し、マダラが震えた「愛の形」に…自分ではなく誰かを大切にする気持ちが何となく波及した結果なのだと、僕は思います。同時に二人の直観とは既に戦争の原因を掴んでいたのだろうと、僕は思うのです。「姓」を語らず、辛うじて二人の関係性が成り立ってはおりましたが、自分ではなく他に向かう興味というものが、凡そ相容れない立場すら無きものとできるのです。世の中の全ての人々がそれに気付ければきっと「平和」が齎されるのですが…。

ところで、大きな喪失感…愛を失ってしまうと、写輪眼・うちは一族の脳内に「特殊なチャクラ」が吹き出して眼を変化させDQN化する設定がありましたが、その設定六道仙人が遺したものであります。そもそも六道仙人が興した「忍宗」「忍術」と発展する中で「チャクラ」が戦う為の手段に成り下がっていた感があるところに、僕は違和感を感じていまして、もっと人の幸せの為に使われて然るべき「力」であろうと、僕は思うのです。それが一朝一夕に成らないのはやはり「愛の向き」に問題があるからではないかと思うに至る訳です。そして、もう一度、写輪眼・うちは一族人格崩壊因子に目を向けると、やはりそれは「愛の向き」への戒めであろうかと、僕には思えてなりません。

そして、そうはならない弟系というものを同時に六道仙人は遺されておられる。今、こうして弟系・柱間と兄系・マダラが密会しながら未来を夢想し、希望に胸躍らせる姿を見ながら、この先訪れる破局も容易に想像できる。そこに六道仙人恣意が潜んでいるのだろうと…意図ではなく恣意という言葉を使うのは僕なりの恣意がある…思います。そして、このややこしい設定に気付いた者が恐らくこの世界を導くのだろうと思います。きっとそれをナルトがやるから『NARUTO -ナルト-』なんでしょうが、それを黙って僕らを誑して10年以上も続けてるんだから六道仙人したたかよのゥ〜…(越後屋風)。結局、ナルトがサスケをどうするかに世界の行く末が懸かっている訳だ。

ボヤーっと書くしかなくて申し訳ない気持ちで一杯なんだけど、遠くで「仕事しろやー!!」の声が聞こえる(幻聴!?)のでそろそろ切りますが、愛の喪失と特殊なチャクラの噴出が兄系だけの設定じゃなくて、例えば弟系・柱間にも在ったら面白いなー…と、ふと思いました。そもそも『NARUTO -ナルト-』って中二病のお話だから「愛の向き」が自分に向かってて当然だし、柱間だって完璧な人じゃない…っていうか、完璧な人は居ないんだよー…という事を六道仙人の残した設定は物語ってて、僕はそれを「恣意」としてる訳。それで柱間の木遁覚醒も特殊な状況で起こるんじゃないのかな…と、僕は思うんです。柱間の「愛の向き」がどうにかなっちゃう状況…。そして…それは…

マダラの写輪眼覚醒と同期するんではないか…と。

続きまーす。


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第622話「届いた」④

 
「…弟が死んだ…」(柱間)

「…!」(マダラ)

「ここへ来るのは…
川を見てると心の中のモヤモヤ
流されてく気がするからだ…

マダラだっけか…
お前もそうだったりしたな」(柱間)

「……」(マダラ)

「…お前
兄弟とかいるか?」(柱間)

「オレは…5人兄弟…<スッ>

だった…」<ムクッ><ポン>(マダラ)

「……」(柱間)

「オレ達は忍だ
いつ死ぬか分からねェ<スッ>

お互い死なねェ方法があるとすりゃあ…
敵同士腹の中見せ合って隠し事せず
兄弟の杯を酌み交わすしかねェ


けどそりゃ無理だ…<スッ……>
人の腹の中の奥…
(はらわた)まで見るこたぁ
できねーからよ

本当は煮えくり返ってるかも
分からねェ…」<ヒュ>(マダラ)

「…(はらわた)を……
見せ合うことはできねーだろうか?」(柱間)

<バシャ><バシャ>

「分からねェ…
ただオレはいつもここで
その方法があるか無いかを
願掛けしてる」(マダラ)

<コッ>

「今回は……
やっとそれがある方に決まったみてーだぜ
お前だけじゃねェ…オレも…

届いた」(マダラ)

”カァラァスゥ〜何故啼くのォ〜♪”の「七つの子論争」というのがあって、「七つ」という歌詞が「七歳」なのか?「七羽」なのか?を真剣に論してたりしますが、柱間の兄弟でこのお話の序盤で戦死した瓦間は確かに「七歳」だったと思います。柱間を筆頭に残った兄弟の感じから柱間達は四人兄弟だったのかなー…と、僕は思いました。恐らく瓦間七歳で、板間がちょっと幼い感じがするので六歳…かな。それで扉間八歳柱間九歳になるんだろうか…と、つまらない事を考えていました(笑)。皆、年子(としご)だったんだー…お母さん大変だったろうな(男の子ばっかだしー…)と、メチャメチャ爺臭い心配も同時にしていまして、ホントにスミマセン(笑)。

でも、お母さんが沢山居たら…とも思えて、そしたら年子でなくてもいいし、柱間扉間容姿が著しく違うのも上手く説明が就くんだけど、もうどうでもいい…つーか、この子ら見てたら一人のお母さんから生まれて皆大事に愛されて育ったように思います。そうなれば柱間は偶々生まれた偉才だった事になりますかな…。それが兄系に偶々生まれた図抜けたチャクラと才能を持ったマダラと、こんな幼き段階で運命的な出会いを経験する…それもまたドラマチックであり、二人が持つ才能や運命がそれを無駄にしない様に神様は素晴らしきシナリオを書かれたんだろうと思われます。ナルトもそうだけど、このクラスの人達は…チャンスというチャンスは全てものにしますね。

偶々二人は出会う。そこで何かを感じてしまう。理路整然とした説明も何も無い中で幼き柱間マダラは通じ合う。何の事は無い子供の水遊び…水切りに世界の命運が懸かっていたのは何も知らずに戦火に消えた命にはアレですが、もしかしたら一桁年齢の二人が後の忍界の在り方すら決する「一国一里」の元となる千手一族とうちは一族の「同盟」(いしずえ)を築く事になろうとは…。何も持たない僕には、もうヤッカミしかないのだけど、柱間マダラ特別な才能のある二人だから掴み取れる出会いというものがあるのだろうと思えます。柱間マダラも最初から「何か」を感じていました。コイツなら…と思える「何か」を双方とも感じてて、その気持ちを二人はとても大切にしていました。

僕は料理が趣味みたいなところがあって、生命維持に全く関係ないところで必要以上に凝ってしまうんだけど、美味しく調理が出来たときって不思議と無駄(三角コーナーのゴミ)がほとんど出ないんです(ちなみに最近のど真ん中は何故だかカボチャの煮物です…男子厨房に入る!!も書かないとな…)。僕の場合は偶々なんだけど、柱間とかマダラはそれが常に出来てるんだろうな…何事も無駄にしないって最強の才能なんだろうな…と思います。その点、ナルトは間違いないと思います。ま…柱間マダラ五里霧中にもがく中、殺し合うしかない大人達が想像すらできなかった偉業を成し遂げちゃったのだと思います。今でしょ(ドヤ顔)…じゃなくても、いずれ二人は木ノ葉隠れの里を興すんですから。

何でも無い子供の遊び…水切りできっと二人はパラダイムシフトをやってのけちゃうんです。もしこの出会いが扉間とだったらこうはいかなかったと、僕は思うんですね。彼は合理性の塊だから…。遺伝子レベルで破綻因子を抱える兄系・うちは一族を受け止められるのは「知」ではなく「情」なんだと、僕は思うんです。事実、何も無い中で柱間マダラと通じ合えたんだから。事実、木ノ葉隠れの為政において扉間はうちは一族の取り扱いに失敗したんですから。この行…ナルトがサスケにどのように接すればいいかを暗示してる様に思えてなりません。そして、柱間豪放磊落(ごうほうらいらく)さに近いところに在るナルトのキャラクターには些かどころか…かなり期待してしまうのです。

その点で波風ミナトとうずまきクシナの配合…なにやら”DQM”(←これは僕がハマりにハマった唯一のゲームかな…)の「配合システム」みたいだけれど、何事にも器用でそつのないミナトと尾獣との関係性において特殊も特殊、大特殊のうずまき一族の、中でも特別なチャクラ(鎖のチャクラ)を有するクシナの交配…。例えば偶々柱間マダラが出会った様にミナトとクシナがそうなったのなら、やはり神様はサイコロを振らないと言えましょう。そして、その結果がナルトであり、「知」「情」の成分を分析すると圧倒的「情」が勝ってるのだから、もうサスケはナルトのものなんだわさ…と、僕は一人、旨い酒を喉に落とす訳だ(笑)。そして—泥酔の中、僕はある可能性を確信する…に至る。

サスケは許される………と。

第622話「届いた」
ナル×ジャン ケルベロス


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第622話「届いた」③

 
「大人達はバカだ
戦いをなくしたいなら
敵と協定を結び戦いをやめればいい」
(扉間)

「でも…それだと殺された親兄弟…
仲間の無念はどうすんの!?」(板間)


「そんなこと言ってるとお前も死ぬぞ

お前も大人も熱くなり過ぎだ
これからの忍は感情を抑え
きっちりとルールを創って
それに則って余計な争いを
避けていけばいいんだ」
(扉間)

「……」(板間)

「本当の協定…
同盟はできねーんだろうか…」
(柱間)

「?」(板間・扉間)

「ん?」(板間)

「本当の協定って…?」(扉間)

「戦国時代…
忍と国民の平均寿命は
30歳前後…


その平均を大きく下げていたのは」(穢・柱間)

<ハァ><ハァ><ゼェ>(板間)

<ハァ><ハァ><ガタ…><ガタ…>(板間)


<ザッ>「!!」(扉間・柱間)

「板間!!」(柱間)

「多くの幼い子供達の死だった」(穢・柱間)

親の知性が圧倒的に低い場合…「自分が自分の親になる教育論」というものはアリだと、僕は考えています。この場合、柱間らの父が単なる絶倫オヤジで奥さんを取っ替え引っ替えアレしてたのは関係なくて、やっぱ戦争に年端もいかない子供が駆り出されててバタバタとしんでいたら疑問に思わないと…(滝汗)。そういう教育を受けたから…これが当たり前だから…と疑問を失ってしまうのはいけない。僕はそう思います。例え間違っていると分かっていても大きな流れの中で仕方なく流されるしか無かった訳じゃないから…。柱間らの父信念を持って忍として生きていて、それを子供らにも注入しようとしてただけなので、悪気は無いにしても圧倒的に知性が足りないんだと思います。

それでこんな風な柱間らが居るのですが…。特に「大人達はバカだ」と切り捨てる扉間は相当な知性派と見ました。この時、彼らの発達を促したのは生存本能なのだろうと、僕は考えています。このままでは自分達は戦争に埋没して死んでしまう。切迫した危機感が彼らの知性というものを引き出したのです。彼らは自分で自分の長所を見出し、どのように自分の進むべき道(未知)を考えたのです。どのように生きるか?どんな自分になるか?自分で自分を導いたのです。それは親がすべき行いを子供が自分自身で先取りしたという事であります。僕はそれをして「自分が自分の親になる教育論」と勝手に打(ぶ)ち上げておりますが、大人になった今では耳が痛いだけだし、ある意味、負け犬の遠吠えでもある…(汗)。

また柱間らの父圧倒的に知性が低いとか酷い事を言ってしまいましたが、彼は彼なりに子供らを愛しています。しかも、自分が信じる「忍」の在り方…忍観に沿って子供らを導こうとするしっかりとした信念を感じます。柱間らの兄弟である瓦間の死を父は真に「忍の本懐」と感じておりました。だからそれを「犠牲」と評した柱間に切れたのであって、別に痛いところを突かれた訳じゃない…と、僕は思います。もっと深い所で、瓦間が何らかの任務を遂行する為か結果によって死なねばならない事情があった可能性もありますが、どちらにせよ父は瓦間の死を「無意味」に感じる柱間が許せなかったのだと思います。きっと柱間らの父とはそういう教育を受けて育てられたのでしょう。

情の柱間。

知の扉間。


問題はそれにぶら下がってる感のある板間…と思ってたら呆気なく戦死してしまいました(汗)。人が生きる上で最も重要なのは「主体性」なのだろうと、かなり無駄に生きてしまった僕は思うんですが(笑)、誰かにされるのではなく、誰かにかされるのでもなく、自分で考えて行動する事は、特に集団、組織、社会で生きる為には重要だと言えるでしょう。恐らく、堅物のオヤジにメチャクチャ出来の良い女子が交わってこの子らが生まれた筈なので、こんなおっちゃんから出来過ぎの柱間と扉間も不思議ではありません。ましてやこんな時代…生存本能が高まらない筈も無く(汗)。しかし、いろんな事が解っていようとどうにもならない…柱間と扉間は悔しくて仕方なかった筈です。

表向き、二代目火影に就いた扉間うちは一族優遇した…みたいな事を言っていますが、警務部隊なんて岡っ引き同然の冷や飯食らいに違いないし、うちは一族がクーデターに失敗して滅亡した情報をバッチ来いで受け止めた扉間にはうちは一族に対する明確な憎しみがアリアリと見えました。それは少なからず板間の死というものが無関係ではないと、僕は思います。扉間穢土転生の術を開発したのは戦闘に利用する目的は勿論あっただろうけど、もっと純粋に板間がどんな風に殺されたのか?に興味があったからじゃないかと思うんです。穢土転生って命を蹂躙する禁忌に触れる忍術だとは思うんだけど、死者の声を生者が聞ける点においては決して「死」を軽んじてはいません。

穢土転生を開発した扉間は真っ先に板間を呼び出したんじゃないかと思います。そしたら、うちはの忍がそれはもう酷い事を板間にしたと解ります。それを板間の口から聞かされた扉間うちは一族を大事にする筈なんかないでしょ(黒汗)。そりゃ潰しますよ。体よく役職を与えて里の嫌われ者に仕立て上げて排除する方向に誘導する…それが二代目火影として扉間が行ったうちは一族への報復だったのでしょう。ところで大蛇丸は扉間の行いが後々火種になってますよ的な物言いでしたが、それは忍界の不安定さに兄系・うちは一族が深くかかわってる事情があるからなんだと思います。それは兄系・うちは一族の遺伝子レベルな発達特性を考えるともっとよく解ると思うんです。

うちは一族発達とは個体数が減少する中で高まるのです。「愛」を失う喪失感が脳内に特殊なチャクラを噴出させて手が付けられなくなるんですから!!(眼のやり取りもそれに含まれるから質が悪い)扉間にもその情報はあった…というか扉間が提示したんですよね…のに失敗してしまったのは、やはりうちは一族に対する恨みが深過ぎたのでしょう。それもこれも穢土転生の術なんかを考案してしまったが為に板間の生声を聞いたしまったからなどと口が腐っても扉間は言わないでしょうが、うちは一族を弾圧する方向では何も解決しません。柱間が扉間に呈した苦言は「蔑ろにするな」でしたっけね。扉間も折角、穢土転生で呼ばれたんだから、しっかりと気付くべきだよー…。

指を降ろせ!!…扉間、恐ッ!!(笑)

続きまーす!!


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第622話「届いた」②

 
「うっ…うっ」(板間)

「忍が嘆くな!
忍は戦って死ぬ為に生まれてくるものだ!

遺体の一部が帰ってきただけでも
ありがたいと思え!

今回の敵は羽衣一族に加え
うちは一族もいたからな
特に奴らは容赦などしない!」(柱間の父)

「…瓦間はまだ七つだった!!
こんな…こんな争いがいつまで
続くんですか!?」(柱間)

「敵という敵を無きものにするまでだ
闘いの無い世界とは簡単な道程ではできぬ!」
(柱間の父)

「子供を犠牲にしてまで…!!」(柱間)

<キッ>(柱間の父)

<ガッ>(柱間の父)


「ぐっ!!」(柱間)

<ザッ>(扉間)

「瓦間を侮辱することは許さぬ!!
奴は一人前の忍として戦って死んだのだ!
子供ではない!!」
(柱間の父)

「……」(柱間)

「柱間兄者…大丈夫…」(板間)

「…父上に歯向かったらどうなるか…
分かってるだろ」(扉間)

「……」(オレは…

板間…扉間…
やっぱりお前達まで
犬死にさせたくねェ……!)
(柱間)

何が愛の千手一族だ!!
何が一人前の忍だ!!


大人がよってたかって
子供を死に追いやるだけじゃねーか!!

こっちだってうちは一族と同じことしてるしな!!」(柱間)

「それが相手への敬意だ
たとえ赤子でも武器を持てば敵とみなす!

そして子を一人前にしてやることこそ
親としての愛だ!」
(柱間の父)

「一人前になるには死ななきゃならねーのかよ!
や(殺)ってや(殺)られて
どこで恨みかってるかも分からねェ!

危なくて姓も名乗れねェ!」(柱間)

<ピキィ>(柱間の父)

「こんな世の中はぜってー間違ってる!!」(柱間)

<ザッ>「お前のような奴を
子供(ガキ)というのだ!!」
(柱間の父)

柱間のおやっさん(お父様)が結構普通のおっちゃんだったんで何だかホッとしましたが…何だろう?…言ってる事に嘘はなさそう…と言うか自分を誤摩化している感じがないです。きっと柱間の父はこういう考えをその父に注入されたんだろうな…と思います。そして自分の子にそれをそのまま注入しようとしてるだけなんでしょう。しかし、柱間は違います。こんな世の中はぜってー間違ってる!!と父の目を真っすぐに見ながらそう言える。それは柱間が自分の頭で考えているからだと、僕は思います。対して柱間の父は教えられる事を教えられるままに受け容れて来た…その違いが鮮明に浮き上がっています。しかし柱間の父も純粋に子を愛しているとも思います。

彼は本心で柱間達を一人前の忍に育て上げたいと考えていて、決して子供らを利用しようとか、道具のように使う…血も涙もないDQNの親じゃない…と、僕は思います。それと柱間はこの時点で扉間や板間の父や母のような気持ちを宿していて、先に戦死してしまった瓦間にも同様の想いがあって、それが自分の父をは違う考えだっただけで、双方とも強固な信念があるから交わらないだけなのだと思います。どちらにせよ柱間は自分で考え自分で答を出し、父も教えられたままなのか、自分で見出した信念なのかは定かではありませんが自分が信じるままに子供らを導こうとしているのでしょう。恐らく柱間の父のような考えが一族とか周辺の忍達のスタンダードなのかな。

そんなだから血で血を洗う陰惨な日々が柱間らを覆うのでしょうが、柱間らはその中で生き、どうするか考えている…。つまり成長している訳です。しかしながらやはり子供は子供。発言権もなければ実際も伴わない。それとは別に潜在的な能力の高さや伸び代の大きさが強力に後押しした早熟な知性が現状と著しい乖離(かいり)を示し、沢山の小蟲が皮膚と筋肉の間を這いずり回るような痛みに襲われていたのでしょう。そして柱間はこれらの経験から「一国一里」の制度を将来確立する事になるんですけど、柱間が興した木ノ葉隠れの里は子供らを大切にしていたな…と思います。大蛇丸の木ノ葉崩しの折りには先ずは子供らをシェルターに保護しましたね…イルカさんが(遠い目)。

一方では戯けた表情でマダラと関わりながら、その背面では悲惨な現実にシリアスに向き合う…。おおらかで明るい柱間もいいところの御坊ちゃまで苦労知らずではなかったのですね。ま…この場合、親が悪かろう…でしょうか。逆に柱間や扉間は明らかに出来がよろしい。それと柱間、扉間、板間…でかなりキャラクターが違います。個人的に柱間と扉間の生物学的な兄弟関係疑問を感じてるんですけど、もしかしたらこの時代、一夫多妻でこ堅物の柱間・父にいろんな相方が存在したんではないでしょうか。柱間がお父さん似で扉間がお母さん似でもいいんですが…そうすれば板間が柱間と扉間の中間で説明がつきますが(汗)、やっぱ…もう一工夫欲しいでしょ(笑)。

ところで、ミナトとクシナが交配してナルトが生まれたんですよね。九喇嘛が漏らしてましたけど、クシナの血を引くナルトだから九尾のチャクラとリンク出来るんですよね。そして、九尾事件が勃発し、ミナトは狙い澄ましたように自爆技である屍鬼封尽を撃ち、まんまと八卦封印に持ち込む…余りにも滑らかでそつが無いです。予め仕組んでた?或いは待ち構えていたような…そんな風に黒くならざるを得ないくらい無駄が無いんです。つまり、ミナトとクシナの組み合わせ=交配にも何らかの意図があったんではないかと思えるのです。最高のソフトウェアである波風ミナト最強のハードウェアであるうずまきクシナハイブリット…恐らくその目的は九尾の完全なるコントロール。

ま…何とでも言えるんだけど(汗)、同じ様に千手の柱間・父が相方に優秀な血統の女性を複数用意して子孫を残していたのなら面白いじゃないですか。確か千手一族はうずまき一族と親交がありましたし、他にも数多くの一族が乱立し、一族単位で利害関係の荒波に揉まれていた筈なので、活きのいい女子を拉致ってくるのもよし、政略結婚もバッチ来いです(笑)。そんな感じに交配すら戦う力としてきた時代なのかな…なんて、僕は思うんです。ぶっちゃけ柱間と扉間が異母兄弟であった方がいろいろと捗りまして、柱間のみに木遁チャクラがあり、柱間細胞なんて特殊なハードが存在する理由が、母方の特質由来していた…とすれば非常に説明し易いんです。

柱間だけでなく扉間も時空間忍術が使えたり、穢土転生の術を使えたり結構特殊なんですよね。穢土転生の術が使える事が特殊じゃなくて穢土転生の術なんていう禁忌の忍術を考案しちゃう精神構造がかなり特殊だったりしますけど、この人も一筋縄じゃ説明出来ない人で、実は柱間以上にけったいだったりします(笑)。それで扉間がいろいろ残したものが後の世であれこれややこしい事態を巻き起こしてる訳で(…と大蛇丸が言ったましたっけね)、この際あれこれ考えてみますかね。と言いつつ、柱間の真相がこれっぽっちも解明されていないところがご愛嬌だったりしますが、ま…感想の元になるお話が静か過ぎますんでひとつお許しください(…あと何回続くんだろう?)

(こっちも…)続きまーす!!

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第622話「届いた」①

 
「性格は違ったが
…この時不思議と奴に近いものを感じた…

…どうして川に来ていたかも
分かった気がした」
(穢・柱間)

幼き日の柱間とマダラの出会い…。二人は直ぐにお互いが「忍」だと気付きます。「姓」「一族」を示すから名乗れない。それはまだ「里」という単位ではなく「一族」が争いの単位だったからでしょう。きっと柱間はこの川に不安な現実を払拭する為の「何か」が見つかります様に…と「願」(がん)を懸けに来ていた…水切りに拘るマダラの姿から感じ取った筈です。ふざけたり戯けたりする二人が時折見せる鋭く澄んだ眼光にはそこはかとなく大物の片鱗が光ります。時は戦乱の世…。しかし子供まで一族間の争いに参加させる大人達に柱間は疑問を感じています。それを何とかできないものか?と考えながら柱間はこの川辺で水切りを繰り返していたのでしょう。

この石が向こう岸に届いたら…きっと何かいい考えに巡り逢える…子供ならばもっと大胆に…何かとてつもない事が巻き起こって幸せな世の中になる!!朝目が覚めたら皆笑顔で過ごせる世の中になっている!!ぐらいの願いを柱間は小さな石コロに乗せて水切りをしていたのかも知れません。この時、柱間とマダラには感じ合う何かがありました。特別なチャクラとか力量とか関係なく二人は引かれ合っていく…まるで磁石N(aruto)極S(asuke)極が引かれ合うように…。これって「恋」と凄く似てるなー…と僕は感じました。最初からある何か…それを双方が感じながら二人は時代のウネリに飲み込まれて行きます。図らずも二人は同じものを求めていたのです。

申し訳ない…続きます。

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第621話「柱間とマダラ」④

 
<ゴゴッ>「………」(柱間)

「…仕方ない…」<スッ>(柱間)

<スゥー…>(柱間)

仙法…<カッ>木遁…)(柱間)



(真数千手!!!)<ズオオオ>(柱間)

「…行くぞマダラ!!」(柱間)

「来い柱間!!」(マダラ)

<ゴッ>

マダラの九尾・須佐能呼尾獣玉を逸らしたものの、尾獣玉が対岸で炸裂したのを見るや否や柱間は両掌を合わせています。そして、その後、マダラに何やら話しかけマダラに口を使わせていました…。一応、柱間はマダラを慰留できれば…と思ってたんでしょうが、どうも無理っぽいと判断したところで仙人モードに入りました。多分、マダラに話しかけた時に合わせた掌が仙人モードに必要な「動くなのチャクラ」を寝る為の印か何かで柱間はマダラと話しつつせっせと自然エネルギーを集めてたのか…と考えると、結構柱間も悪よのォ〜…と思えたりしました(笑)。それで柱間が繰り出す「仙法・木遁・真数千手」とは九尾を須佐能呼の鎧で包んだマダラの何(十)倍もある千手観音のようでした。

これはあくまでも口寄せでなく木遁忍術で、柱間細胞が生成する木遁チャクラから生み出された生命体なのだと、僕は考えています。ナルトが通常(忍術)チャクラで実現できなかった風遁螺旋手裏剣仙人モードで可能になったように、仙人モードでは扱えるチャクラの総量が増えますので、忍の神・柱間をしてもここまでの巨大な木遁造形を実現する為には仙人モードに入らねばならなかったのでしょう。しかし、九尾・須佐能呼と比較してもデカイ…デカ過ぎです(笑)。しかも手がホントに千本位有りそうです(笑)。きっとこの手がワサワサと動いて敵を雁字搦めにしちゃうんだろうから堪りません。マダラも相当頑張ったんだけど、柱間のこの力の前にプチッと捻られたんでしょう(笑)。

柱間の仙人モードもやはり隈取りが顔に浮き上がっています。これもナルトの仙人モードと同じですね。もしかしたら柱間も妙木山で修行したのかも知れません。ペイン編でナルトが妙木山の世話になる折りにも綱手が仲介役となってフカサクを木ノ葉に招いてましたから、千手一族妙木山にある種のホットラインがあったのだろうと思います。今にして思えば綱手の「忍法創造再生百豪の術」仙人モードみたいなものだったんじゃないでしょうか。「動くなのチャクラ」を先に練り込んでおいて、それを陰封印で額に仕舞い、必要な時に陰封印・解すればいい。それだと仙人蝦蟇と融合(両性の術)する必要がなくここぞと言う時に使い易いです。それに陰封印・解でしっかりと隈取りが発生してましたもの。

柱間を筆頭に千手一族とは斯くも特殊な能力が備わっていたのだと思います。そして、未だ千手との繋がりが明かされないけれど、メチャクチャ出来の良いミナトの子であるナルトも仙術をサクッと修得しちゃいましたし、”尾獣モード”では完璧な尾獣のコントロールに成功していますから、もしかしたらもしかしてミナトが千手一族と関係あるとかの提示があるかも知れません。それで、そんな千手に憧れて…(笑)。多分、「うちはの石碑」の永遠の万華鏡写輪眼の解読範囲に柱間細胞の有用性を説いてると思うんです。或いは弟系の肉体…仙人の肉体を手に入れろ的な。そうでもしなきゃ自分の傷口に柱間の組織(柱間細胞)なんか塗ったり(←フツーはしませんッ!!)しないっしょ(笑)。

しかし、図らずもサスケもそれと似た状況にありまして…。サスケが雲隠れでキラビの雷犂熱刀(らりあっと)で胸を吹き飛ばされた時、重吾から細胞の供与を受けて一命を取り留めたアレです。重吾はそれでオッサンから少年の外見に変わったんですよね。それ程、重吾はサスケに生命エネルギーとか細胞を分け与えたという事なんだろうけど、重吾の細胞「仙人化」できる特殊な代物だった筈で、それが鉄の国・五影会談強襲編濃く冷たいサスケのチャクラとして表出して、それを感知した香燐をガクブルにしたのだと僕は考えております。イタチの須佐能呼・十挙剣に天の呪印を吸い出されたサスケですが、そのオリジナルとも言える重吾の細胞をサスケは手にしてしまったのです。

それがサスケの中で悪さをしたのか、サスケのチャクラは明らかに変質しています。香燐はそれに違和感こんなのサスケじゃない!!みたいな…を感じておりました。そして、イタチの運んできた眼を自分に載せてサスケは永遠の万華鏡写輪眼を手にする訳ですが、瞳力がアップして重吾が提供した細胞の管理がより精密になりチャクラの強度や総量がアップして輪廻眼にスペックアップしちゃう…ってな事になりはしまいか…と心配です。明らかに重吾の一族も弟系の仙人の肉体と呼ぶべきものでしょうし、それはうずまき一族とは違うにしても特殊には変りない。それに鉄の国で重吾がサスケに変質に気付きちょっぴり焦った感じがあった(ようななかったような…)が気掛かりなのです(汗)。

ま…どっちにしても柱間の回想の中で何で柱間がこんなに特別なのか?という疑問に対する答えみたいなものが出るんじゃないでしょうか?今さら四の五の言ってもアレですし、柱間本人が包み隠さず吐露しようってんですから静かに聞こうと思っとります。僕の中ではその延長線上に大蛇丸がいて、何らかの意図を持ってサスケと”鷹”のメンバーが引き合わされた可能性があるように思うんですね。うずまき一族の香燐とか呪印オリジナルの重吾とか…それがサスケに関与する事で「何か」が起こる…サスケが独断で組織したかに思える”鷹”の編成ですが…大蛇丸だったらそれを誘導する事だって出来たんじゃないでしょうか。つまりアレは柱間細胞に頼らない「うちはの高み」を目指す実験だったのでは……(汗)。

<バシャ>

<パシャ><パシャ>

<ドプン…>

<コホポッ…>



「フウ!」<カチャ>(仔マダラ)

「次こそ向こう岸に…」<ポン>(仔マダラ)

<バシャ><バシャ>

<パシャ>

<コッ>


「……」(仔マダラ)

「気持ち少し上に投げる感じ
コツとしては…」
(仔柱間)

「……」(仔マダラ)

「こんなこと…分かってる
オレが本気出せば届くさ…!<スッ>

つーかてめェ誰だ?」(仔マダラ)

「…ん~~~…

今…この時点では水切りの
ライバルってことか…


オレは届いたけど」(仔柱間)

「それがうちはマダラとの
初めての出会いだった」
(柱間)

ま…下らない妄想はこの辺にしまして、真数千手九尾・須佐能呼が衝突して柱間とマダラは閃光に包まれます。きっとここで柱間が須佐能呼の鎧に包まれた九尾の鹵獲に成功し、単体となったマダラを制圧したと思うんです。そしてマダラは柱間の忍刀に胸を貫かれ…死んだ…とされる流れの筈。そして、柱間の回想は時空を遡り少年時代に突入します。そこには少年・柱間と少年・マダラの水切りの想い出があったようです。これがマダラの「届いた」ドヤ顔の一因だと思いますが、いろんな意味で柱間とはマダラの届くべき目標だったのでしょう。うちは一族の中でも取り分け強いチャクラを持って生まれたマダラがそう思うくらい柱間は幼き日より「出来る子」だったのだと思います。

六道仙人が遺した「眼」「肉体」…それが出会う事の意味を、この時、まだまだ幼いマダラと柱間には知る由もなかったでしょう。そして二人は絡み合う事になる。まるでDNAが情報を螺旋の中に隠す様に…。それを「運命」の二文字で片付けるのは簡単だけれど、確かに引かれ合う「何か」があるのでしょう。そして、それを創りあげたのは六道仙人なのだから、それに込められた「願い」にも僕らは目を向ける時期なのではないでしょうか。何で彼は全てをバラバラにしてしまったのか?きっとその「謎」に対する答えをこれから柱間はサスケに言い聞かせるのではないかと思います。そして、サスケはそれをどのように受け取り、決断するのか?僕はそれがwktkでならないのです。

第621話「柱間とマダラ」
ナル×ジャン ケルベロス

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