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第631話「第七班」⑥

 
「!!」(サクラ)

<ザッ>(サスケ)

「ずいぶん遅かった
じゃねーのサスケ!」
(ナルト)

「サスケ…くん…?」(サクラ)

「……
サクラか…」
(サスケ)

「サ…サスケくん!!」(え!?何で!?)(サクラ)

「!!」(シカマル・チョウジ・いの)

「!」(シノ・キバ・赤丸)



「…!」(ヒナタ)

「え…サ…サスケくん…!?」(いの)

「オイいの!!止まれ!!
こいつは敵だぞ!」(シカマル)

「いのー…
うかつに近づかない方がいいよ!」(チョウジ)

「……
相変わらずやかましい奴らだ…」(サスケ)

「てめぇ何しに来やがった!!」(キバ)

<ダッ>(赤丸)


「……
何でサスケくんがここに…?」(サクラ)

いろいろあったが…
オレは木ノ葉の里を守ることに決めた
そして……

オレが……

…火影になる」(サスケ)

「はぁ!?お前何言ってんの!?」はうちは一族の十八番(おはこ)なんでしょうか?(笑)僕もサスケが世の中との繋がりを感じている限り、いつかは許されると期待していた一人ですが、こうまで何事も無かったようにあっけらかんとされてしまうと、もう目を<ゴシゴシ>と擦るとか、耳の穴を掃除するとかで何とかなるレベルではありません(笑)。しかし、サスケの「火影に…」という宣言と、うちは一族が画策したクーデターとは全く意味が違うのも確かであり、木ノ葉隠れの里が間違っていた…という前提で、正当な方法で正そうとするのがサスケなのだと思います。きっと、この答えをイタチはサスケと共にフガクやうちは一族に働きかけ導きだしたかった…。

…そういう風に、サスケは「全てを知る者たち」から聞いた話を自分なりに咀嚼して答えを出したのでしょう。サスケが殺めたダンゾウは五影会談の犯罪行為で何とでも言い訳は利くと思いますが、サスケが鉄の国で殺しまくった侍達に顔向けが…(汗)。そもそもサスケは抜け忍ですから、暗部が出向いて<サクッ>と処理される存在であります。ま…そういう仕組みが間違っているから自分が火影になって修正しようと言うんでしょうが、本末転倒というか順序が違います。しかし、幸運にも第四次忍界大戦の佳境。十尾があと一歩、最終形態まで行ったら世界はお仕舞いです。それは現実的にブラフ(bluff)であろうと、その背後には完成体・須佐能呼のマダラさんが居ます。

もしかしたら、この難局の打開に大きく貢献できるならサスケの恩赦が可能になるのではないかと、僕は兼ねてから期待していた訳です。しかも、歴代火影が穢土転生で召還されて居り、イタチの木ノ葉隠れに対する功績を汲み取った上で何らかの口添えもあるでしょう。しかし、サスケの「火影に…」は、もっと別の意味があって、嫌らしく考えるとすれば、ナルトとサスケの「終末の谷の決闘」を催す為の理由なのだろうと思います。このまま何も無く木ノ葉を守る為にサスケが忍連合に加担したところで、マダラを倒してめでたしめでたしになるだけですので、キッ神としてもラスボスを倒した後のボーナスステージへの道筋を作っておく必要があったのだろうと、僕は思いました。

あと少し…続きます!!

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第631話「第七班」⑤

 
「すでにマーキングはしたのか?」(穢・ヒルゼン)

「ハイ…」(穢・ミナト)

「先手を打つのも早いの…」(穢・扉間)

<フッ>

「消えた!?」(サクラ)


「行くぞ忍法―」(穢・柱間)

<フッ>(穢・ヒルゼン)

<フッ>(穢・扉間)

<フッ>(穢・ミナト)



(四赤陽陣!!!)(歴代火影)

「さらにワシだけ加えての―」<スウ~…>(穢・柱間)

(仙法・明神門!!)(穢・柱間)

<スウゥ…>(明神門)



(封十!!!)(穢・柱間)

<ゴウ>(四赤陽陣)

<ズン>×9(明神門)


<ズン>(明神門)

「赤い結界…!?」(リー)

「アレが四紫炎陣
何十倍も強いという…
火影級の忍が4人いないと
できん結界だ!」
(ガイ)

<グオオオオ>(十尾)

「これでそう簡単には動けん!」(ガイ)

ミナトの”九尾チャクラモード”ですけど、外観的には”尾獣モード”と言うべきですね。もしかしたらミナトが「四代目火影」の半天を愛用してるので、そのイメージが盛られてるのかも知れませんが、九尾のチャクラを一方的に使用(九尾からぶん取ったチャクラを六道の鳥居の上空に蓄積していたものを単純に租借する)する”九尾チャクラモード”九尾・九喇嘛が積極的にナルトに協力する”尾獣モード”は決定的に違います。それは九喇嘛の「心」が在るか無いかでありまして、ちなみに瞳術で九尾を使役していたマダラは「心」のない九尾であったと、僕は考えています。しかし、穢土転生のミナトがいきなり<チリッ>となって発現した風体は明らかに”尾獣モード”でありました。

これが意味するところとは、きっと九尾の陰(かげ)のチャクラ「心」に相当する部分がミナトに共鳴しているのだと、僕は考えて居ります。何でこんな言い回しになるかと申しますと、屍鬼封尽で九尾の陰(かげ)のチャクラを連れた行ったミナトは同じように陰陽分離された「半分だけの存在」になっていましたから、人柱力にはなり得ない…人柱力に当たる要件を満たさない…魂だけの存在だったと思われます。それでもミナトは諦めず来るべき時に備え九尾を我がものとする為に死神の腑(はらわた)の中で精進していたものと思います。そして、ミナトは九尾の陰(かげ)のチャクラの信託を得るに至り、その滅法魅力的なキャラで九尾(ー)を誑してしまったのだと思います。

ナル×ジャン的にはミナトが六道の首飾りを備えた”尾獣モード”の態で九尾の陰(かげ)のチャクラを纏うのは穢土転生で肉を得た今回が初めてなのだと、僕は考えています。ミナトの”九尾チャクラモード”がナルトの”尾獣モード”と酷似しているのは、穢土転生で召還された時にミナトがすかさずスキャンしたナルトのチャクラの有り様(九尾と共闘している様をミナトは喜んでいました)を器用に模したのだと思います。”九尾チャクラモード”以降、ナルトの身体に浮き上がる文様は明らかに妙木山のガマ寅が関係していると、僕は考えています。それと自来也がナルトの為に誂(あつ)らえたコスチューム(うずまき文様)の文様が関連していると思われ、恐らく自来也にも六道の知識、或いは関与があったのでしょう。

ぶっちゃけ、そこまでミナトが深入りしてたようには思えないので、穢土転生で召還されたミナトがナルトのチャクラをスキャンし、その有り様を再現したのではないかと、僕は考える訳です。ここら辺は皆さんにもいろいろと考えてもらいたいなーと、僕は考えています。ナルトの出来を見ればナルトをそこまでに仕上げた師である自来也の存在が際立つんではないかと思います。そして、それにミナトが気付いているから、遠隔地からスキャンしたナルトをある程度再現できているのは、自来也が施すであろう策をミナトが予見できたからではないかと、僕は思うのです。物凄く回りくどくてアレですけど、ミナトは自来也何をしていたか…を知っている筈だと、僕は考えているという事です。

エーイ!!面倒臭い!!特に柱間を見てたら分かりますよね明神門。あれって、「新たなる封印」で九喇嘛がビビった「六道の…」ですよね。つまり、輪廻眼が備わらなくても「六道」が存在したんです。だから”九尾チャクラモード”に変移したミナトの首にも「六道の勾玉」が備わっています。これは才能やノウハウ云々では有り得ない資質=アイテムだと思うんです。ナルトの有り様。それを不可能なレベルでトレースするミナト。それはミナトが師事した自来也の秘匿された部分をミナトが察知していた証ではないかと、僕はワクワクしているようです(笑)。何としてもミナトの突き抜けた感じが、既に扉間を完璧に圧倒しており、柱間肉迫している点に、僕は激しく興奮しています。

説明が不足していますが…続きます(笑)。

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第631話「第七班」④

 
「……」(穢・マダラ)

「まずは十尾を止める!!!」(穢・柱間)

「フッ…

相変わらずな奴だ
やはりあいつとは噛み合わん…」<ガチャ>(穢・マダラ)

<ズン><ズン><ズズ…>(十尾)

「だってこっち走ってきてるし…」(穢・柱間)

「ナルト
よくやってくれたね…
少し休んでなさい

友達も直に来る…

彼も味方だよ」(穢・ミナト)

「!?」(サクラ)


<スッ……>(穢・ミナト)

「!!」<ビクン…>(ミナトの奴…これは…)(九喇嘛)

(あいつが…)(←サスケ!!)(ナルト)

「火影たち…行くぞ!!」(穢・柱間)

<ツラ…>(穢・ミナト)

「二代目三代目
私の前へ」<メラ><メラ>(穢・ミナト)

「え!!?」(これってナルトと同じ…)(サクラ)


「まさかとは思ったが

ミナトまで…!」<ニヤリ>(九喇嘛)

「なっ!なっ!

オレの父ちゃんスゲーだろ!!?」
(ナルト)

「そんなことは
お前より分かっとる!
このワシを分けてでも

封印しきった男だ!」(九喇嘛)

初代火影~四代目火影までが勢揃いして本気出すとどうなるか…思わず生唾を<ゴクリ>と飲み込む展開ですね。その中でも僕が非常に興味深いのはミナトの存在であります。ところで僕は予てから二代目火影・扉間ミナトの間で何らかの関連を見出そうと必要以上に努力していましたが、ミナトの「閃光っぷり」に扉間が驚いていて(しかも褒めちぎる!!)、ミナトを知るのは三代目火影・ヒルゼンのみです。それにミナトから扉間に向かう格別の想いというものが皆無であります。どうみても扉間とミナトに繋がりはありません。ただ、二人の飛雷神の術は明らかに同種であり、ミナトの神速を「瞬身使い」と言い切り絶賛する辺り、他の火影とは違う独特な理解があるように思います。

恐らく扉間のミナトに対する理解とは飛雷神の術をより高次に発展させたミナトの努力才能に対する敬意なのでしょう。勿論、飛雷神の術を考案したのは扉間だと、僕は考えていますよ。きっと、ミナトは扉間が人知れず残した印や理(ことわり)に気付き、飛雷神の術を独自に継承したものと思います。そして、器用で繊細なミナトはまだ発展途上にあった飛雷神の術座標術式の転写や飛雷神のクナイなどを盛り込み術に奥行きを持たせたのでしょう。これはクシナ経由でうずまき一族から封印や術式の独特なノウハウを得られたのも影響したかも知れませんが、それ以上にミナトの器用さ応用力がなければ無理だった筈です。扉間はその辺りを逸早く感じ取っていると思います。

またミナト親衛隊であるゲンマ・ライドウ・イワシ三位一体飛雷神の術の発動に成功している描写は非常に興味深いです。あれはきっと三人の内の二人がそれぞれ単一のチャクラを提供しているんじゃないかと思います。例えば一人が「風」ならもう一人は「雷」とか。そして残った一人がそれら二種類のチャクラを統合する制御役。ナルトが影分身を用意して螺旋丸を練らせたり、更にそれにチャクラ性質変化を付加した理屈と良く似ていますね。当初は飛雷神のチャクラとは二種類のチャクラの同時使用に当たりますので、血継限界として扉間とミナトに血縁が必要だと考えて居りましたが、それが九尾の提供するチャクラ代用できるなら扉間とミナトの直接的な繋がりは必要ありません。

具体的には扉間が血継限界で、ミナトはクシナの子宮から九尾のチャクラ(偶々、飛雷神のチャクラと同性質だった…)を租借していたのかと思います。だから、ミナトはクシナに「火影にしてもらった…」みたいな事を言ったんじゃないかと、僕は考えています。それをナル×ジャンでは「閃遁チャクラ」と捏造していたんですが、ここで扉間のつぶやきでもう一押しあれば面白いなーと、僕は期待しています(笑)。ところで、ナル×ジャンでもよくガラスの空き瓶にメッセージを入れて、しっかりとコルクでフタをして大海原に流す作業をよく行っております。時折、それに気付いてくださる方がいらっしゃいます。それを知らされた時の嬉しさと来たら…もう怪しい脳内物質大量分泌するレベルです(笑)。

きっと、自分の残した飛雷神の術印や理に気付いてくれたミナトに、扉間は同じような気持ちを抱いているんだろーなと、僕は「まさかとは思ったがミナトまで…!」とミナトを感じる九喇嘛のように<ニヤリ>とほくそ笑んで居ります(笑)。これはミナトが屍鬼封尽した九尾の陰(かげ)のチャクラを完全に制御して”九尾チャクラモード”を会得してたからなんですけど、ミナトが”九尾チャクラモード”にトランスしたのが、余りにもナルトに似てて、何でここでナルトが…と目を<ゴシゴシ>と擦るのとは別に、一瞬疑問が吹き出したんです。ミナトが九尾の人柱力としてここまでの到達できるなら別にナルトじゃなくてもいいじゃん…と。

ミナトが「予言の子」でよかったじゃん…。

イタチの場合は「鬼子」として永遠の万華鏡写輪眼スペックアップできる条件を満たさなかったから、サスケに託すしかなかったのだと思うんです。しかし、ミナトがココまで出来るなら九尾の器だってクシナに頼る必要はなかった筈だし、自来也の弟子として予言成就を目指し世の中を変革していけば良かったと、僕は思うんです。何でミナトは九尾事件で死ななければならなかったんだろう?僕は引っ掛かりました。クシナはオビトに九尾の封印を解かれた以上、人柱力として死は免れないから仕方ないと思えるんです。そう言えば…あの時、クシナは「アナタがそんなことする必要はない」(とかなんとか)と屍鬼封尽を発動したミナトに、あのドタバタの中で苦言を呈していましたね。

ホントのところはミナトに訊いてみなければ分かりませんが、ミナトはクシナを独りで逝かせたくなかったんじゃないかと、僕は思っています。それに生まれてきたばかりのナルトを何とか生かしたいと思うでしょ…そりゃ。そして九尾を殺すことなく再封印して、将来的に予想されるお面の忍の襲来に備えねばなりません。いろんな事情を総合的に判断して、ミナトは屍鬼封尽を発動した筈です。順序が違うかも知れない。ミナトは無意識の内に屍鬼封尽を発動し、九尾にその手を伸ばしていたのでしょう。そして、ミナトが選択した行動が理に適っていた事が後から付いてきて内心ミナトはホッとしたのかも知れません(笑)。生まれたばかりの子と、成りたての親…。

そこには愛だけが在ったのです。

僕は木ノ葉崩しで壮絶に果てた三代目火影・ヒルゼンの走馬灯に登場したナルトの「おくるみ」に触発されて考察した事があります。この頃、僕はいろんなナル×ジャンを介して関わって居りました。その時感じたいろんな方々の気持ち生と死に対するいろいろな想い。それとナル×ジャンを何かしらの支えにして頂けている(と、僕が思っている)方々の想い。僕は僕が感じるままそれらを書いていたように思います。心を尽くして書きました。それが僕の使命だと感じたから。そして伝わった!!と感じた…。それが思い上がりであろうと、勘違いであろうと、僕は『NARUTO -ナルト-』という作品を通して繋がれたのだと信じています。結局、書く事で僕は教えられたのです。

愛されないなど、この世の何処にも在りはしない…と。

続きます。


 
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第631話「第七班」③

  
「ミナト…相変わらず速いの!」<ザッ>(穢・ヒルゼン)

<ザッ>「四代目貴様ワシ以上の
瞬身使いよの」(穢・扉間)

<ザッ>「よーしィ
始めるぞ」(穢・柱間)

「さ…三代目火影様…!?
それに…これって…!!」(サクラ)

「!!」(忍連合・秋道)

「初代様に二代目様
それに三代目様…
四代目ミナトまで!!」(忍連合・秋道)

「そうかさっきの攻撃を
止めてくれたのは…火影様たち!
いったい誰が穢土転生を…!?」(忍連合・木ノ葉)

「大蛇丸がワシらを呼んだのじゃ
さっさとこの戦争を止めねばな」(穢・ヒルゼン)

「まだまだ増援いるんだけども
ちょい遅れてるみてーだな」(ナルト)

「!?」(サクラ)

「待っていたぞォー!!

柱間アアアーーー!!!」<ズイ>(穢・マダラ)

<シュビッ!>「お前は後!!!」<キッパリ>(穢・柱間)

「………」(穢・マダラ)

KNG…こ(K)れな(N)んてギ(G)ャグ漫画?ですね(笑)。特に柱間のキャラが「全てを知る者たち」で穢土転生で登場する前と後で180度違います(笑)。まさか忍の神がこんなにハッチャケてるとは夢にも思いませ(ry…ま…このくらい突き抜けていないと「神」にはなれないという事でFA(笑)。しかし、マダラが穢土転生・解を知っていた(←これは諸説あって輪廻眼のハッキングうんたらかんたら)のを鑑(かんが)みると、このクラスの忍が集い将来自分達が死んだ時の為に、想い残しを無くす為に死んでももう一度頑張れるように…と残した術かも知れないと、ギャグ紛いの柱間やマダラの弾けっぷりをみてると…これがやりたかったのか…とすら思えます(笑)。

穢土転生の術って、将棋と凄く似ています。敵のコマを殺すと、今度はそれが自分の手ゴマになる…。しかし、人生は将棋とは違う。一回こっきり。死んだらそこでオシマイ。だからこそ僕らは一生懸命に足掻いている筈なんです。その自負があるからこそ、穢土転生で何でもアリのお話が時に詰まらなく思え…<グェフォッスッ>。きっと、こうならないといけなかったのは皆がイタチみたいに成れなかったからだろうと、僕は思うのです。イタチのように繊細で高感度(ついでに好感度も白眉)。先人が残した印や理に素で気付ける子ばかりだったら世界は最初から穏やかですよ。…ってか、最初から神々の国ですよ…そんなの(笑)。イタチはメチャクチャ特殊な存在ですよ。

しかし、皆が皆、イタチみたい…というのも正直気持ちが悪いです(笑)。でも、それだと誰も何も気付かずに犠牲が単なる犠牲となって堂々巡りが続くだろう…と、イタチクラスの忍が予想して穢土転生を思い付いたんじゃーないだろうかと思えるくらい、この戦争の光景…アクティブな面子がほぼ穢土転生で占められてるって、生きてる人たち…何してるの…って思いますよね(笑)。そのくらい柱間とマダラは他の追従を許さない孤高であろうかとも思います。そして、柱間やマダラとは違う突き抜けた感のあるイタチって…。じゃイタチで良かったじゃないと思えたりしませんか?それでもイタチはサスケに託した事実がある以上、それに至る必然がイタチには存在すると断言できるのです。

僕はそれを「鬼子」で書きました。あれはタイトルがネタバレだとご批判をいただくべき考察でありましたが、孤高のイタチ兄さんが、そうせざるを得なかった唯一の理由が集約されているものと今でも確信して居ります。死者すら手ゴマに出来る手段があるのですよ。…であるにも関わらずイタチ兄さんは自分ではなくサスケに委ねた訳です。ま…その考察の真贋はキッ神のみぞ知るで宜しいかと思います。そして、それと同じレベルで世界の行く末を憂慮した面々が、忍術の万能さ穢土転生として将来に残したのではないかと一瞬考えてしまいます。そう思えるくらいマダラと柱間は楽しそうです(笑)。これは忍術の限界を問う行いなのではないかと、僕は考えるのであります。

そえが考え過ぎだとの指摘も甘んじて受けましょう。しかし、チャクラが在り忍術というものが在る。その現実を許容するなら、忍術を使うものが一人殺す忍と一万人殺す忍を比べられないと思うのです。負傷兵の傷を癒す医療忍術と敵の頸動脈を断つカブトの医療メスは同じ力であります。ナルトの風遁螺旋手裏剣は大勢の敵を一瞬に切り刻みます。その中の誰かは心優しく善良な好漢かも知れません。ヒーローだろうが雑兵だろうが、忍術の結果としては同じなのです。その事実をを忍たるものとして、どう受け取めるべきなのか?それを極端な例題として穢土転生が突きつけているとしたら、この大戦に翻弄される忍達は大いに疑問を感じているのではないでしょうか。

僕はそこに親心を感じるのです。

教えられないこのもどかしさ(汗)。

続きます(細切れ上等)。



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第631話「第七班」②

 
「!」(サクラ)

(穢土転生…の目)「ア…アナタは…」(サクラ)

「安心して
君の味方だよ
ナルトを回復してくれてありがとう

…ナルトの彼女かな?」(穢・ミナト)

「う〜〜〜〜ん
うん?うん!
まぁそんな感じだって…」(ナルト)

「!!」(サクラ)

<ゴチ>「ばぁ!」(ナルト)

「アンタは黙ってなさい!!
しゃべる体力も温存!!!」
(サクラ)

「…イデデ…回復どころか
ダメージ食ってんだけどもよォ…!」(ナルト)

「その分割り増しで回復したげるわょ!!」(サクラ)

「ハハ…(クシナに似てるかなこの子…)
息子をお手柔らかに願います…」(穢・ミナト)

「急にこんな事に…
アンタ知ってたみたいだけど?」(サクラ)

「九尾モードでチャクラ感知してたんだ
そろそろ他にも…」(ナルト)

「…!」(ヒナタ)

「!!!」(忍連合)

基本的にサクラのナルトの扱いが、在りし日のミナトに対するクシナと似てるのと、両者の関係性恋愛は全く関係ありませんので(笑)。クシナはいろいろと如才なくスパスパと問題を解決していく器用で繊細なミナトが好きだった訳で、そのクシナが偶々DV上等愛情表現を信条としていたのと、ナルトに対して遠慮なく鉄拳を振るうサクラが表面的に似ているとミナトは感じただけなのであります。問題はサクラがナルトをどう思ってるかにある…ので、サクラがナルトをボコるのと恋愛フラグは別物だと僕は思います。クシナはミナトがめちゃめちゃ好きだったと思うんです。勿論ミナトもクシナが好き。しかし、サクラは明らかにサスケが好きなのであります。

もしかしたらサクラってクシナの血縁とかに在る…のではないでしょうか。例えばサクラがクシナの姉妹の子とか…。キッ神も大絶賛する品行方正完璧な男子として描かれるミナトの下半身がヤンチャだった提示がありませんし、サクラのお父さんは変な髪型(うろ)で、何だか頼りないのでサクラの血統の可能性を母親に見出したいと思います(笑)。それにサクラの髪の色がピンクでしたっけ(うろ)。赤に近いのもうずまき一族の血が流入している可能性を感じます。そうなればナルトとサクラは従姉・従弟(いとこ)になるのかな。ナル×ジャンの考察的にはありがたい(汗)。それにやっぱサクラはサスケが好きなんです。決してナルトではない。これが一番大事であります。

ヒナタちゃんだったらナルトをぶっ叩くなんて、励ます以外にしないと思うんです。個人的にナルトが安らげるのってヒナタちゃんの胸の中…というか胸の上(正直に言おう…胸の谷間…だ)だと、僕は確信にも近い認識があります。それに自分を好きになってくれる子と付き合うのが経験的に一番上手くいきます<キリッ>。もう自分語りで申し訳ありませんが(汗)…男の好きと女の好きって違いますよね。ここら辺、多分に感情的、情緒的線引きではありますが、ナルトはヒナタちゃんと懇ろになるのが一番幸せだと思って居ります。サクラは何か違う。気がおけないのと好きが違うように…サクラとヒナタちゃんはナルトにとって違うと、僕は思うのです。それで何となくヒナタちゃんが見切れてまして…(汗)。

折角、ミナトがナルトと再会したんですし、何だァ…サクラってクシナのお姉さんの子なんだ…みたいにサクッと親戚宣言とかしてくれませんかね。しかも、ナル×ジャン的には日向一族は特殊な存在でありまして、何せ「木ノ葉最強」なもんで、それが最高のハイブリッドであるナルトと交配する意味は果てしなく大きいもんで、是非ともナルトにはヒナタちゃんと結ばれて頂きたいと思いまして(汗)。ま…個人的にヒナタちゃんがど真ん中なだけなんですが(滝汗)。ヒナタちゃんみたいな子の方が何か泳ぎ易いと申しますか…自由な感じがしま…せんか?ここは偏に好みの問題になりますけど、僕だったらヒナタちゃんみたいな女の子の方が頑張れる気がする…だって仕方ないじゃん!!

それが好きって気持ちなんだから(笑)。

波風タテルナル×ジャンナルヒナ押し(笑)。

続きまーす!!



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第631話「第七班」①

 
「…誰!?」(サクラ)

<ザザー…ン>

<フッ>


「オレは波風ミナト

爆発に備えて……」(穢・ミナト)

「?」(サクラ)

<ゴゴッ>

「!!」(忍連合)

「わっ!…何!?」(サクラ)


「十尾の攻撃を
海へ飛ばしたからだよ」
(穢・ミナト)

「!!」(忍連合)

<ドドドド>

「何がどうなってる!?」(忍連合)

<ドド>

「何だ?」(キバ)

「グルルル」(赤丸)

予想通りミナトが十尾の特大尾獣玉を他所に転送したようですが、それが海で、しかもそんなに遠くないようです。確か十尾との戦場が陸地から海岸線に移動してた筈だし、タイムラグなく爆発が波及してくるくらい近くであの規模の尾獣玉が炸裂したら思い出したくもないけれど、あの3.11のような…否…アレ以上の大津波が忍連合を飲み込んでしまうんじゃないかと思いますが、意外に何も無い(笑)。いやいやいやいや…これはマズイでしょ。恐らくキラ尾が捨て身で十尾の特大尾獣玉に身体を入れて仲間を守ろうとしてるところに、ミナトが追いついて、咄嗟に飛雷神の術(の応用)で転送したのでしょうが、転送先はその時、大遠投した飛雷神のクナイだったんだろうと思います。

…という事は、ミナトが存命中に使用していた飛雷神のクナイ、或いは転送先の座標…ミナトは予め尾獣玉等の大規模殺傷忍術を跳ばしても大丈夫な無人の転送先をいくつか確保していました…は全てロストしていると考えるべきでしょう。九尾事件においても九喇嘛の尾獣玉を自分の全面の空間に展開した術式で受け、それを事前に用意していた転送先に跳ばしていましたが、明らかにそこで巨大な爆発が起こっても誰にも迷惑がかからない自信がミナトにはありました。しかし、一度転送してそこで爆発が起これば飛雷神の術術式も一緒に消し飛んでしまうのでしょう。そう何度も九喇嘛の尾獣玉を受け流す事もできないと焦って居りました。今回はロケハンする時間なんかある筈ないじゃないですか(笑)。

しかも、ナルトのチャクラを目掛けて勇んで飛んで来たら、あのキラ尾大ピンチだったもんで、ミナトもビビったと思います。今回のお話で描かれていませんが、キラビはミナトと対戦経験があり、その時、ミナトはキラビをしっかりと評価していましたし、ある意味、導いたような関係でもあります。そして、今度はキラビがミナトの息子であるナルトを導く立場になり、ナルトの螺旋丸<フルフル>となったのは、キラビが運命を感じたからだと、僕は思うんです。そして、そのミナトがいきなり登場してキラビの捨て身を救ったんですから、キラビとしては非常に感慨深いんじゃーないでしょうか。なのでナルトとの邂逅は兎も角として、是非ともミナトはキラビとも関わって欲しいなと思います。

しかし、人の縁というものは何処でどう繋がるか分かりませんね。ま…穢土転生なんて禁忌があるからここまでややこしくはなっていますが、リアルでも友達の友達の友達が身内だったりして「えーッ!!??」となることもありますし、人脈っつーんですかね。ちょっとした縁が人生を左右してしまう事って、漫画じゃなくともあると、僕は思います。一瞬でも人生を変えてしまうような出合いがある。僕は「白」に関する考察(その2)でそうかきましたっけ…ね。思えば、これを伝えたくて僕はナル×ジャンを始めたようなもので…拡散してた物語が、こう…一点に凝縮していかんとする段になって、人の縁、人生の綾がいよいよ鮮明になる。胸にる。心にく。この作品に出会えて本当に良かった…。

この素晴らしき作品に…

皆さんと共に出会えた幸運に僕は感謝する。

続きます!!(ちょこっとしか書けなくてスミマセン)


 
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第630話「埋めるもの」⑤

 
「幻術の世界の何が問題なんだ?

現実は残酷だ…この穴が広がるだけでしかない」(オビト)

「想い通りに事が運ばないこともあれば
助けが間に合わないこともある…」
(カカシ)

「オレがそうだったように!
なぁそうだろうカカシ!
こんな世界に居てどうやって
この穴を埋める!?」
(オビト)

「……
…オレは忍のクズだが
それでも学んだこともある

心の穴は他の皆が
埋めてくれるもんなんだよ


自分の都合通りにいかないからと…
仲間の想いまで捨てて
この世界を諦めてる奴に
仲間なんか集まりはしないよ

それじゃ心の穴もうまりゃしない…
逃げて何もしない奴に
人は何もしてくれないしな


諦めなきゃ必ず救いがある!」(カカシ)

<ドッ><ドッ><ドドッ…>

<ズオオオオオ>

<ズズ…>

「くっ!」(シカマル)

(思ったより強いぞ
このままでは…)(黄ツチ)

「……」(ナルト)

「くっ!!」<ズザッ>(キラ尾)

<ガッ>(キラ尾)



「キレイ事をグダグダと…
現実を…この世界の仲間との想いを
捨てきってこそ本当の幸せがある!」
(オビト)

「忍の世界でルールや掟を破る奴は
クズ呼ばわりされる
けどな…

仲間を大切にしない奴は

それ以上のクズだ」
(カカシ)

「!」(オビト)


「そして仲間の想いを大切にしない奴は
さらにそれ以上のクズだ」
(カカシ)

<ジュウウウ><フッ>「!!?」(キラ尾)

「!?
…消えた…?」(忍連合)


<バチチチ>「かつての
お前の想いは捨てないよ…

それを否定するのが
今のお前でも」
(カカシ)

<カッ>「!」(サクラ)

<フッ>「遅かったか?」(穢・ミナト)

「イヤ…

ピッタリだぜ父ちゃん!!」(ナルト)

エーッと、いきなり余談からですが、一個前の感想で使った「若千」(わかせん)は某通販会社のTVCMのシャレで、漢字をしらない息子か孫を心配して母か婆ちゃんが「若干(じゃっかん)は若千(わかせん)と読むのではありません」みたいな手紙を贈るお話のパロディなんで、少年少女は決してテストで「若千」と書かないようにしてください。僕が中学生の時、英語の先生が作ったテストで「ニューヨークと東京はどちらが多きか?」という英文の質問に”Oh Sorry!! I don't Know!!”と書いて許されましたが、それは先生の度量に依存するので非常に危険です(笑)。ようつべで探したんだけど見つかりませんでしたが、そういうCMのオマージュなんでご了承頂けると非常に助かります(汗)。

ちなみに「若干」「干」は分解すると「一」「十」であり、「若」との間にレ点を挿入すれば「一の若(ごと)く、十の若(ごと)し」なのだそうです。そんなに多くないという意味で、用例としては「若干名」とかよくりますよね。ま…どうでもいいお話ですが、悪乗りしてしまった気がしたので(理解してくれていると思うんですけど…)一応、一応ですよ…補足しておきます。しかし、こういう風に説明するとシャレがシャレでなくなってしまいますね(笑)。しかし、ナル×ジャンも公衆の記述でもあります故、少年少女の進化発展の妨げとなってもいけません。やはり、ここをもっとスマートに落とせる(下げる)技量が未だ僕には備わっていないようで…申し訳なく思います。

ま…感想に移りますと、オビトはカカシに一任しようかな…と、僕は思っています。オビトがリンちゃんの死を受け容れられない!!本当に辛いんだ!!と素直にカカシに恨み節をぶつけるなら分かるんですよ。でもそうじゃない…他に理由がある…なんて言うもんだから、ハイハイそうなんだ…としか返せません(笑)。僕も相方が寿命よりも先に死んじゃう事があったら、血眼になって外道魔像に全ての尾獣を収拾してスイッチオンしますけど、その時は正直に理由を述べますし、世界を巻き込むなんて面倒な事はせずに自分だけで夢の中に飛び込みますよ。オビトのやってる事って「死ぬ!!死ぬ!!」と言って浅くしか切らないメンヘラのリスカみたいですやん(笑)。

多分、オビトはホントは良い人で、此度の大戦には特定の意義が存在して、オビトのメッセージとして機能してるとは思うんです。その上で、オビトがカカシに限定して自分の行為の説明をする場合に限っては、狂気を持ってカカシを納得させるしか方法が見つからなかったんじゃないでしょうか。そう感じるから、あまりこの問題に第三者が関わるべきじゃないなー…と思うので、描写を待つ事にしようと思います(かなり書いてしまったけど…)。それで、シカマルの作戦です。余りリアリティがありませんが、忍連合の忍達が土遁障壁の印を教わっていきなり土遁忍術を発動して十尾の特大尾獣玉に抗するんですけど、かなりしっかりした土遁障壁がツラツラと飛び出しています(笑)。

忍連合の決死の作戦でありますし、もしかしたら非土遁系の忍の印出力岩隠れの手練の経絡系を介して発動されているのかも知れませんし(そんな説明なかったけど)、火事場のなんたらって言うじゃない(笑)。シカマルが言った「質より量」というのは、雑兵が作り出す土遁障壁であろうと、それが連なれば強固な防壁になる読みでありまして、ちんけな壁はそれぞれ何でも無い存在を示すのだと思います。それが寄せ集まれば十尾なんていう計り知れない力にすら拮抗できるんだと、シカマルは期待しているのです。でも現実は厳しくて十尾の特大尾獣玉に押されてますが…何か?(笑)非常にヤバイ局面をキラ尾の捨て身の体当たりで凌ごうとしますが、特大尾獣玉<フッ>っと消失してしまいます。

その直後、サクラが回復忍術を施すナルトの前に(穢土転生ではありますが…)父・ミナトが颯爽と登場します。右手にあの飛雷神のクナイを握って…。エーッと、しかし穢土転生で忍具まで復活するのは如何なものかと、僕は考えてまして…(汗)。それ言い始めたら装束とかもアレですが、穢土転生忍刀七人衆だって超レアできっと何処かに秘蔵されてるアイテムを駆使してましたから、この場合、召還者(←大蛇丸)のコレクションを貸与するか、僅かな暇を利用して在りし日の遺品を歴代火影には集めて貰ったとかで、ミナトなんか胡散臭いシェルター(隠れ家)みたいな建物にクシナを匿ったりしてましたから、忍具倉庫みたいなのがあって、飛雷神のクナイだってそりゃもう大量に持ってる…と(滝汗)。

それにこのクラスの忍ともなれば忍具口寄せの可能性もありますので、特殊な忍具に関しても穢土転生の立場であろうと補給は可能だと思います。ちなみにミナトがこの戦場に急行できたのはナルトのお腹に施された八卦の封印式飛雷神の術の術式が織り込んであるからだと思います。クシナのお腹に施された九尾の封印式にも同じような処理がなされていましたから、九尾事件のドタバタの中ではありましたが、ミナトなればそのくらいの気は利かせると思います。また九尾事件でもミナトは九尾の尾獣玉を人気のない場所に予め布設した飛雷神のクナイ、或いは術式(座標)に跳ばしていましたから、同じ方法でミナトは十尾の特大尾獣玉を何処かに跳ばしたんだと思います。

全く未開の地に進出する時も飛雷神のクナイを大遠投して、時空間移動を繰り返せばいいです。ミナトが登場する直前に飛雷神のクナイがナルトの近くに撃ち込まれていましたから、もしかしたらミナトはその方法で移動していたのかも知れません。細けー事は置いといて、折角、こうしてミナトとナルトが再会できたんだから、九尾事件でミナトが連れ去った九尾の陰(かげ)のチャクラのナルトへの還元だけじゃなくて、飛雷神の術もついでにナルトに伝授して頂けんでしょうか(笑)。それでこそ二代目火影・扉間→四代目火影・ミナトのホットラインを継承する王道に思えるんですけど、へそ曲がりのキッ神なればもっと違うオプションを選択するでしょう。キッ神はそういう読みを尽く外すのです。

ナルトの前に突如として出現したミナトが雑に描かれてるとか(笑)、ナルトがミナトの登場に全く驚いてなくて、サプライズ感がないとか(笑)、いろいろと不満はありますけど、ミナトが登場したって事は、柱間以下「全てを知る者たち」だって付属している筈ですし、勿論、サスケ以下”鷹”with大蛇丸(両腕が復活!!)もセットです。それにミナトが屍鬼封尽で連れ去った九尾の陰(かげ)のチャクラだって到着した筈なんです。ここまでは十尾が押せ押せだったけど、ここからは忍連合軍のターンになると思うんです。これは祭りですよ!!祭り!!やっぱ八卦の封印式に織り込まれたチャクラじゃなく、穢土転生であっても御霊であるミナトナルトの接触ですから…期待していいかと。

第630話「埋めるもの」
ナル×ジャン ケルベロス



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第630話「埋めるもの」④

 
「へっ…」(シカマル)

「いの!
オレと繋げてほしい人がいる!」(シカマル)

「!」(いの)

「何かあんのね!」(いの)

「さすがはシカマル!!」(チョウジ)


<ピクン>「!」(黄ツチ)

(お前はシカクの…)(黄ツチ)

(黄ツチさん聞いてくれ…)(シカマル)

(岩隠れの忍以外にもできる簡単な土遁…
障壁忍術の印を教えてくれ)
(シカマル)

(皆がいきなり使える土遁障壁など
たかがしれてるぞ…それよりもっと)(黄ツチ)

(イヤ皆ができるってのが重要なんスよ

向こうがならこっちはだ)(シカマル)

(それでもすぐに壁は消し飛ぶぞ…)(黄ツチ)

(消しとばされても
その後から次々に作り続ければ盾になる…
強い壁で止めるというより
弱い壁で勢いを殺し続ける

もちろん岩隠れの皆さんには
すげー壁を作ってもらうつもりっすけど)
(シカマル)

(なるほど…
やってみる価値はあるかもしれんな…!
よし印を教えよう!)(黄ツチ)

「!」<ピクン>(キラビ)

(その前にビーさん
その間にできるだけ尾獣玉をぶつけて
アレの軌道を上へ変えてほしい)(シカマル)

「いの…
次はオレとこの戦場に居る全ての忍に繋げてくれ

できるか?」(シカマル)

「できるかじゃなくて

やるのよ!!」(いの)

<ニコリ>(チョウジ)

<ドッ>(十尾)

<ドドドドド>

ナルトにぶら下がるんじゃなくて自分で何かやってみろ!!
と、サクラは吠えました。僕はそれが人の主体性というものだと感じて居ります。ところで学生時代に自分がやっていた事実は不問に伏して頂くとして、駅の改札を出たとこらあたりでテニスサークル(独特なバッグを持っているので…)の男子と女子が輪っかになって暇乞いをしてる風景が、大きなテニス場がある僕の住む町ではよくあります。テニスサークルだから輪っかになってお別れの儀式をやるんだとは思いますが、改札から仕事帰りのおっちゃんとおばちゃんが大挙して押し寄せるのに邪魔だろ…と、相方に一刻も早く会いたくて家路を急ぐ僕としては、取り敢えず居酒屋に入ってビールを注文しろと言いたい気分で一杯です(笑)。

ま…僕も学生時代はテニスにハマっておりましたのでアレですが、男子と女子が輪っかになって何やら催すのは、サークルだからじゃなくて、全員が待ち受け状態だからです(断言)。誰かが何か言い出す筈…それを全員が期待しているから必然的に内向きの群れが形成され、円陣となるのです。ぶっちゃけ、誰もがお互いを見張り合ってる状態ですな。注意が内側に集中してるから周囲の混雑とか迷惑が想像できなくなるのも当然でしょう。最終的に意中の子とサシになるのが目標なんだけど、それに至る集団の細分化とその紆余曲折については面倒臭いので割愛します…というか、『NARUTO -ナルト-』の感想と全く関係がない(笑)。ちょっと枕としては帰納的過ぎましたかね(笑)。

主体性がないと集団の合意形成が滞るのを説明したかったんですが、単に改札周辺でメンドクセー円陣を組まんでくれと、この場を借りて訴えたかっただけです(笑)。それぞれが主体性を持ち、それぞれが自分のすべき事を認識した集団は強いのです。お話を戻すと、サクラが飛ばしたに最も敏に反応するのがシカマルでしたね。シカマルが「へっ…」とサクラを一瞥(いちべつ〜ちらりと見ること…ex一別〜一度別れること←今度のテストに出るからな〜チョークグリグリ)するのは、先に言われちまった…というところでしょう。ここからシカマルは自分のやるべき事を始めます。そしてシカマルの指示はいのを介して黄ツチやキラビ、そして忍連合全体に波及していきます。シカマルの主体性が集団を牽引しているのです。

この戦争で、オビトは「月の眼計画」を断行している訳で、忍界はそれを阻止せんと戦っております。『NARUTO -ナルト-』の世界にはチャクラというエネルギーが存在し、六道仙人の子孫である忍はチャクラを忍術として出力できる現実があります。しかも、輪廻眼万華鏡写輪眼があれば「ほぼ何でもできると言っていい…」(ep539)とまでイタチ兄さんは長門に言って居りました。そして、オビトは輪廻眼と万華鏡写輪眼と柱間細胞を完備した、恐らく現存する唯一の六道であります。つまり、何だって可能な訳です。単にオビトは選択肢の一つとして「月の眼計画」を行使しているだけなのだとも言えるでしょう。これの何がいけないのか!?という気持ちがオビトに在る…とは言えないでしょうか?

僕はこの戦争にそういうメッセージ性を感じて居ります。加えて、戦場でサクラが吠え、シカマルが動く。忍連合の忍達が何をかを感じ、一斉に活気づいています。それは、それぞれがあらぬ方向にチグハグな自己主張を迸らせるのではなく、自己の特性役目に焦点が合う主体性を帯びた行動なのであります。忍連合の誰もが明確な気付きを持って機能し始めているのです。戦争がそれを加速させている!!僕はこの行を読んでいて、そう感じました。ただし、経絡系に土遁特性を持たない忍がを結んだところで果たして土遁忍術出力できるのか?に関しては正直微妙…というか無理でしょ…コンバーターが必要でしょ…ですが、この子らの土壇場に際した急激な成長に免じてスルーさせて頂こうと、僕は思います(笑)。

ところで、シカマルは僕のお気に入りのキャラでありまして、彼を想いながら書いた「」は是非とも読んで頂きたい考察であります。ちなみに最後の「番」「ばん」ではなく「つがい」と読みまして、カップリングとして僕は「シカテマ押し」なんですね(笑)。若千(わかせん)…波風タテルな発言でありますが、温かい目でご賞味ください(汗)。そして、今回のシカマルの主体性に満ち満ちた行動力は、『NARUTO -ナルト-』という物語を着地させる為の大きな原動力になるだろうと、僕は予想して居りまして、シカマルのIQ200でしたっけ…異常なまでの知性がこの世界のパラダイムシフトを強力に牽引していく…否…しろください!!と考えて居りますが、それはまた別の席で…。

続きまーす!!

 
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第630話「埋めるもの」③

 
「どんどんデカくなってやがるぜ…」(シカマル)

「…ナ…ナルトを狙ってる!!?」(チョウジ)

<ブウウ>(サクラ)

「正直…

ナルトのチャクラ無しで

アレをどーやって…」(忍連合)

「……」(忍連合)

「………」(サクラ)



「ここへ来て

今さら私たちがブレても

どうしようもないでしょ…!」(サクラ)

<ズズズ>(十尾)

「ナルトはやるべきことを
精一杯やってくれてる!!」
(サクラ)

「!!」(忍連合)

「さっきの

ナルトの言葉でハッキリした!」(サクラ)

「ここに仲間が居ねーのが…
一番痛ェーんだよオレは!!!」
(ナルト)

「ああ……
オレたちみたいな忍でも
ずっと無理して守ってくれてる…」(忍連合)

「そっちじゃない!!」(サクラ)

「!?」(忍連合)


「私たちを仲間だと
心底思い知らせてくれるって事をよ!!」
(サクラ)

「私はナルトを全快させる!

私たちは

私たちのやるべきことをするのよ!


どうせ死ぬなら…
何もしないより…
自分なりに戦って死ぬ!!」(サクラ)

↑これはサクラの忍道と受け取ってヨカでしょう。ナルトが忍連合に配布した九尾のチャクラの衣遠隔操作して皆を守るのを見て、ナルトが如何に自分を削っているかをサクラは真に感じていたのでしょう。サクラがチャクラの遠隔操作ができるできないに関わらず、それがどんだけしんどいスキルなのかを知っていたんではないかと思います。ところで九喇嘛もナルトのスタミナ切れを心配していましたが、チャクラの遠隔操作はナルト個人のチャクラを消費するからではないかと思います。それに九喇嘛が心配するだけで、しゃーないなと加勢しないところをみると、九喇嘛はチャクラの遠隔操作が不得手、或いは出来ないのだろうと、僕は考えています。そもそもナルトは器用な子だったと思いませんか?

ミナトがその修得に三年を要した螺旋丸を綱手捜索の移動の片手間に成し遂げたり、更にミナトが成し得なかった螺旋丸にチャクラの性質変化を加えて風遁螺旋手裏剣を完成させたり、もっともっと難易度の高い仙人モードサクッと会得してしまいました。それにキラビに師事してからも人柱力として増々完成度を高め、遂には難敵・九喇嘛を誑し込んでしまいました。当初、ナルトは落ちこぼれの出来損ないという設定で登場した主人公でありましたが、希代の大天才・波風ミナト超レアなチャクラと肉体を有するうずまきクシナハイブリッドであり、最高のソフトウエアとハードウエアを合わせ持つ「醜いアヒルの子」改め「ホントは白鳥の子」の、銀の匙を咥えて生まれた子なのであります。

九尾のチャクラの衣遠隔操作に関しては、”九尾チャクラモード”における「九尾の鎧」の微細コントロールの応用だろうと思います。九尾のチャクラの配布も「九尾の鎧」を小分けにして各個の忍に定着させているだけで、組成は同等なのだと思います。そして、父と母のいいとこ取りをした感のある器用でスタミナのあるナルトは忍連合軍を一体化させる程の規模で「九尾の鎧」を形成するまでに、この期に及んで急速な進化成長を遂げた訳で、頑張ってはいけないと僕は言いましたけれども、頑張らねばならん時も確かにあって、やっぱいろいろ持ってるナルトは抜け目無くその時合を感じ取って逞しく前進してるのですね。そして、これは誰にも出来る事じゃなく、やはりヒーロー限定なのだと付け加えさせてください。

しかし、十尾とマダラとオビトを向こうに回したナルトの八面六臂(はちめんろっぴ)の働きを単なる好意として受け取ったのでは、例えそれがパンピー(一般ピープル…ふ、古ッ!!)であろうと許される事ではないと、サクラは言っているのです。お前ら情けないぞと、この少女は怒鳴っているのです(笑)。確かに皆、厳しい修行を積んだ忍達だから、ナルトの凄さが分かるのもあるでしょう。強者に対して意外に呆気なく諦めてしまうのも忍の悪癖だと、ペイン六道が木ノ葉を襲った一件でも、木ノ葉の忍を「どマグロ」と扱き下ろしたのも何だか懐かしい(笑)。サクラもあの時はナルトにぶら下がる冷凍マグロみたいだったけど、今回は頑張っているナルトに感化されたれたんだろうと思います。

僕らはサスケを燻すイタチ兄さんの言葉をしっかりと噛み締めて学習済みだからピンと来ないかも知れませんが、この場でナルトの意気に気付けるサクラは大した者だと、僕は思います。もしかしたらナルト本人ですら気付いていない…言葉にできないでいる…かも知れないナルトの行動の素晴らしさを、声を大にして仲間に伝えるなんて、僕にできるのだろうかと考えると不安(←無理)です(汗)。やっぱ、意気に応えるのは意気なんだなァ…と、僕はサクラに教えられた気がしています。ナルトへの嘘告の行では、この娘はどうなっちゃうんだろうと心底気を揉んで居りましたが、杞憂に終わりました(汗)。この子らはしっかりと成長しているのです。それが自分の事にように、僕は嬉しい。

サクラはこの土壇場・正念場自分のやるべきことを行う…そんな当たり前に気付けたのです。明らかにナルトが提供する九尾のチャクラに頼るマグロちゃんとは違います。サクラは自分の忍道に従って行動しているのです。これが人の主体性というものなんだと、僕は思います。誰もがナルトのようには成れません。でも、僕にだって出来る事はあります。少年少女だって同じです。皆、同じです。自分が出来る事を精一杯やればいいのです。頑張らないでいいのです。そう考えられれば人生とは物凄くクリアでシンプルになる…。自分が何でも無い存在なのだと知る事と諦める事全く違うのです。何たって、こんな僕にですらナル×ジャンが続けられている。

べ…別に頑張ってなんていないんだから…(笑)。

この気付き戦争加速させている…。

続きまーす!!



 
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第630話「埋めるもの」②

 
<ガパッ>(十尾)

<グパァァァ>(十尾)

<ズズッ…>(十尾)

<ペリペリ…>(十尾)



「………」(キラビ)

「また変化してるぞ…!」(カルイ)

「イヤ…ありゃ元に戻ってるだけだ…
ありゃただの攻撃形態だ」
(牛鬼)

<メリ><メリ><メリ>(十尾)

「ただし…最終変化一歩手前だ

ナルトが回復中で
九尾がチャクラを練り込み中だ


今はオレらの番だぜビー!」(牛鬼)

「そうだ!
オレ達が皆の操舵♪」(キラビ)

「よく聞けビー…

最終変化までさせたら
オレたちの負けだ!

ここで……」(牛鬼)

<ギュウウウウウ>(十尾)

<ゴゴゴゴゴ>(十尾)

<ズオオオオ>(十尾)

<ズオオオオ>(十尾)




(十尾が手加減なしとは
ナルトの中に自分の中と同じ
尾獣達を見てあせったか…)
(穢・マダラ)

「楽しみを目の前にして……

一度バラバラにならざるをえんとはな」(穢・マダラ)

さて、主戦場ではナルトに狙い澄ませた十尾の特大尾獣玉が錬成されようとしています。十尾は最終形態の一歩手前で、ポケモンのふしぎ花(だっけ?)みたいに貌が変わっています。十尾はこの星の一部というか、この星から<ニョキッ>と突き出した触覚みたいなもんかしらと、僕は考えていまして、動物だか植物だか境目のないデザインは非常にしっくりと来ます。しかし、ナルトが回復中で九尾がチャクラを練り込んでる最中なんだから、ここまで変態して時間喰って、おまけに特大の尾獣玉を練って時間をかけるのは合理性に欠けますまいか?通常の尾獣玉を跳ばしてもいいし、もっと簡単にちょっと前進して踏み潰せばオッケーじゃないのかなー…と素朴に疑問です(笑)。

ま…何事にもお約束がありますので、十尾もフツーに大人でいろいろと気を遣ってくれたということでFA(笑)。それに近くで見てたマダラさんも、一尾~九尾までのイメージナル×ジャン的にはナルトに対する尾獣達の信託=約束のチャクラだと考察しています…を十尾が見たと断じて居りまして、第三者であるマダラさんにも、ナルトの後ろ盾みたいな感じで敵を威嚇する尾獣達のイメージを見れた…と受け取ってヨカでしょう。あれは恐らく約束のチャクラ具象化した映像だったのでしょう。ただ、マダラさんは「尾獣達」と言及してはいますが、輪廻眼・六道仙人までは持ち出していないので、輪廻眼のイメージ十尾が盛ったんじゃーないかと、僕は考えています。

十尾の人柱力だった六道仙人は人柱力として葛藤していた描写が全くありませんから完璧に十尾をコントロールできていたと思います。しかし、十尾には感情も概念もありません。十尾とは単なる計り知れないスケールの自然エネルギーの塊に過ぎない筈です。それを六道仙人は自分の中に取り込んで強固な封印で抑え込んでいたのでしょう。仙人の肉体と精神があれば可能だったのでしょう。しかし、六道仙人が死んでしまえば十尾が解き放たれてしまいます。それで六道仙人は十尾を九分割して九つの尾獣を創り出しました。分割に伴い十尾の自然エネルギーは九種類のチャクラに変容します。それを実現する為にチャクラの五大要素から任意の二種を組み合わせたのが尾獣のチャクラ(=血継限界)なのだと、僕は考えています。

チャクラの組み合わせ(同時使用)も六道仙人が解明したチャクラの真理の一部なのでしょう。多分、九分割する時、十尾と六道仙人は対決してると思うんです。そこで六道仙人から説明なり、自分の身体から取り分けられる九つのチャクラ=尾獣達を見てるんじゃないでしょうか。だから、尾獣達のイメージの後に六道仙人のイメージが続いたのではないかと、僕は思うのです。そして、それはマダラさんには見えなかった…。十尾には感情も概念はありません。しかし、十尾は六道仙人に砕かれ、十尾としては存在できなくなった訳で、ある意味殺されたみたいなもんですから、脅威の対象としてナルトの存在を排除する方向に動くのでしょう。これは記憶というよりは本能的な反応だと思います。

ま…奥歯にモノが挟まったような書き方でアレレ…と思う方も多いでしょうが、十尾を九分割した六道仙人の意図というものが確かに在って、十尾に無くて尾獣達に在るモノが際立ち、六道仙人が忍達に伝えたかった事共が炙り出されて行くものと予想しています。ま…面倒臭い話はこのくらいにして、ナルトと九尾が奥に引っ込んだ今、キラビと牛鬼の存在が非常に頼もしいです。十尾のふしぎ花みたいな形態変化も知ってるみたいだし、これが完成形の一歩手前とも認識しています。そして、最終変化までさせたら連合の負けとも。だから、自分達が踏ん張らねばと気を吐いているのですが、この光景をキラビが雲隠れで初登場した時に誰が思い描いたでしょうか(笑)。

あの時は見るからにやられキャラで、サスケに瞬殺!?とすら思ったものですが、”鷹”との闘いの中でキラビのキュートな人となりが知れ、サスケの"天照"に倒れ、”鷹”に連れ去られた頃にはキラビへの想いがマックスに高まっておりました。一度でいいからキラビと新橋のガード下でホッピーを酌み交わしたいもんだと、僕は嘆きました(笑)。そして、キラビの”鷹”への敗戦が兄である雷影・エーの過干渉を嫌い、雲隠れを脱出する為のキラビのフェイクであった事が知れ、何だか良い気分になったものでした。そして、期待通りキラビはナルトと出逢い、人柱力の先輩としてキラビがナルトに修行をつけるようになって、まるで自来也が帰って来たかのような感じがしましたっけ。

そして、今はナルトの良き兄のようにナルトをバックアップするに至り、胸熱な展開!!願わくば、キラビには物語の大団円まで元気に過ごして頂いて、尾獣と忍とが仲睦まじく関われる様を示して欲しいなと思って居ります。想いが余ってしまってお話が流れてしまいましたけど、牛鬼の持つ十尾の知識と同程度くらいにマダラにも十尾に対する認識があるようです。マダラのネタ元がイマイチ不明瞭ではありますが、一応、輪廻眼開眼者であり、六道の言葉でありますれば、彼の「一度バラバラに…」の一言は無視できないでしょう。やはり八尾と九尾のチャクラを代用品で覚醒した限界が近づいているのかも知れませんね。穢土転生のマダラも人柱力にはなれない制限がありますし。

続きます。

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第630話「埋めるもの」①

 
「オレのここには痛みしかなかった
それに何の意味がある?

だから全てを捨てた
…お前だってずっと苦しんでるだろう…
リンの墓の前で…

オレの墓の前で…」(オビト)

「………」(カカシ)

「カカシ…もういいんだ…
お前はもう苦しまなくてもいい……」<スッ>(オビト)

「リンはここに居る…」(オビト)

「好きだよカカシ」(幻・リンちゃん)

「お前にとって

理想のオレも

一緒にな…」(オビト)

「オレは火影になるぞ!!」(幻・オビト)


「好きなものを望め…
この幻術の世界では全て手に入る
お前の心の穴もすぐに埋められ…」(オビト)

<ブン>(カカシ)

<ズバッ>(カカシ)


<フワッ>「リンはもういないんだ
そしてお前はまだ生きているだろ


こんなので…

こんなもので本気で

心の穴が埋まるとでも
思ってるのか?」
(カカシ)

「……」(オビト)

「生きていたリンの想いまで

消すなよ!
リンは命をかけて里を守り
残そうとしたんだ!」(カカシ)

「独りで妄想ばかり穴に詰め込んみても
心の穴が埋まる訳がないんだ」
(カカシ)

「はァ!?お前何言ってんの?!」と、僕だったらこの時点で愛想尽かせて背中向けてるレベル(笑)。オビトがカカシに説明する「夢」…つーか「妄想」は幼稚過ぎて話になりません。これをオビトが本気で唱えてるなら、精神が病むとかそんなレベルでは無く、ホント基地外になったとしか思えません。この場合、リアルではオビトの人権は無視され然るべき病棟に強制入院という処置が執られるかと思います…が、本編では第四次忍界大戦の真っ最中ですし、カカシとオビトは敵同士。しかも、オビトはこの戦争の首謀者。この場合、カカシがオビトを友達だと思うなら、ここでサクッと殺して差し上げるのが一番の優しさであろうと、僕は思います。オビトのシャベリがホントならば…ですけれど(汗)。

僕は物凄く気が短いし、しかもめっちゃ冷たいので、こうなってしまったら「あっそ…」と言ってオビトを切ると思います。つーか、ここまでオビトとの関係を引き摺る事もないでしょうけど(笑)、この「はァ!?」な関係性を維持できるのは偏にカカシの人間味に拠ると、僕は思います。ちなみにカカシが事あるごとに自分とリンちゃんの墓前<ブツブツ>言ってるのをオビトは遠くから見ていたか、ゼツの諜報ビデオ…ゼツも何らかの瞳術を扱えたのではないかと僕は考えています…でオビトは見ていたのでしょう。そんなカカシにオビトの攻撃性が集中するのをみると、オビトが脳に重篤な障害を負っているのではないかと思えます。具体的には若年性アルツハイマー病がその筆頭に挙げられるでしょう。

そうすれば「はァ!?」と、聞いてるこっちの顔が醜く歪むようなオビトのお話がアルツハイマー病の症状である作話妄想にギッチリとハマって動きません(笑)。こんな場合はオビトを否定せず、何でも「ウンウン」と受け容れる(受容する)のが医学的にもセオリーかと思いますが、戦争中で敵同士なんだから…と、僕はどうしても考えてしまう冷たいヤローなんでスミマセン(笑)。しかし、オビトが愛を忘れてしまう病気にかかってもがいているんであればにしてやるのが友情なんじゃないかと思うのです。オビトが唯一分かり合えたと認識するカカシを神威の空間に引きずり込んで付き合わせるは、自分の中で潰えそうになってる愛の欠片を握りしめて放せないからでしょう。

オビトだって何だか解らないけど、放しちゃいけないと感じてて、それが攻撃性に転じてカカシに向かうのは、それがオビトに残された最後の愛だからだと、僕は思うのです。ま…オビトが若年性アルツハイマー病だったら…という仮定のお話だけれど、オビトの中にはリンちゃんの気持ちが自分には向かずにカカシに向いた事実として確かに残っているのだと思います。しかし、同時にカカシとは自分をしっかりと見つめ、その上で認めてくれた存在であり親友なのであります。オビトにとっては大切な人なのです。(そもそも比べるべきでもないけれど)二人を比べればリンちゃんの方が断然上でしょうが、オビトにとってリンちゃんとカカシは最後の最後まで残るべき記憶なのだと思います。

そうなれば、もう一人居ます。神無毘橋で一緒に戦った隊長のミナトです。ところでカカシはあの時、ミナトから飛雷神のクナイをプレゼントされてまして、カカシの事だから今でも忍具ポーチに大切に忍ばせてると思います。オビトがリンちゃんやカカシ…そしてミナトを忘れていない(だろう)ように。歳を重ねのって、何かの流れの中に居るのと似てて、流木が川の流れで磨かれるみたいにいろいろと失っていくんです。でも、しっかりと残るものもあります。それはどんな状況でも、どんな病でも、人の中核として残るのだと、僕は思うのです。それが人の「芯」なんだと、僕は何故かしらそう思っております。それがあるからオビトはカカシにネバネバと粘着してるのだとも思います。

そしてカカシが今も大切にする飛雷神のクナイは例えそこが神威の空間であろうと、ミナトにその座標を示すのではないかと、僕は密かに期待して居ります。そうなればミナトはこの場に跳ぶ事も叶うでしょう。でも、この問題…カカシが自力で乗り越えねばならんのかも知れません。戦場もいろいろと忙しいですし(笑)。それにオビトが若年性アルツハイマー病だと決まった訳でもありませんし、その上で真顔で「はァ!?」とリアクションしてしまう妄想を垂れ流すんであれば、そこには別の意義があるのでしょう。僕ならば間違いなく<キュッ>と締め上げてオビトを埋めてしまうところですが、カカシならばもっとちゃんと解決してくれる筈です。オビトの脳味噌が萎縮していませんように(祈)。

続きまーす!!


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第629話「風穴」(カカシサイド③)

 
「リンが自らお前の雷切に突っ込み
己で死を選んだことも」(オビト)

「あの時
リンは霧隠れにさらわれ
三尾の人柱力にされていた

お前はリンを奪還することに成功し
連れ出したがそれがそもそも奴ら
霧隠れの作戦だった
お前達を木ノ葉へと追い立てる為に
追いかけるフリまでしている

リンが木ノ葉に戻った時点で
リンの中の三尾を暴走させ
木ノ葉を襲わせるつもりでいたのだ

リンはそれが分かっていて
追いかけるフリをしてきた
敵に向けたお前の雷切を利用し自害した

愛する人の手によって
死ぬことを決めたのだ

木ノ葉を守るために」(オビト)

「!!?」(カカシ)

<ズボ>



「!」(カカシ)

「カカシ
すぐに私を殺して!
私は利用されてる…!
このままだと
木ノ葉を襲うかもしれないの!」(リンちゃん)

「オビトにお前を守ると約束した!

そんなことは絶対にできない!

何か別の方法が…」(カカシ)


「たとえお前がどう言おうと
オレにとって

リンを守れなかったお前は偽物

リンはオレの中で
死ぬべき人ではない…


よって死んだリンは偽物でしかない
リンは生きていてこそリンなのだ

こんな状況ばかり作ってきた
忍のシステム…里…
そしてその忍達…

オレが本当に絶望したのは
この世界そのもの…

この偽物の世界にだ」(オビト)

「…ナルトが言ったハズだ
心に本物の仲間が居ないのが
一番痛いんだって…


オレはあの子にかつてのお前の言葉を伝えた…
かつてのお前ならナルトと同じことを感じ言うハズだ…
そして今でもそうだとオレは…」(カカシ)

「見てみろ!!
オレの心には何もありゃしない!!
痛みさえ感じやしない!!

後ろめたく思わなくていいカカシ
この風穴はこの地獄の世界に
空けられたものだ!!」(オビト)

リンちゃんは霧隠れに拉致られて三尾の人柱力にされてしまった。霧隠れはリンちゃんを泳がせて木ノ葉隠れに戻った時点で三尾暴走を企図していた。それを阻止せんとリンちゃんはリンちゃんの愛するカカシの手に掛かり死を選択をしてしまった…以上。解散。…というような状況説明を事後、オビトは白ゼツから吹き込まれたのだと思います。その段階では既にマダラは死んでしまっているので、白ゼツよりもマダラネイティブの黒ゼツ…何たってマダラの意志を外道魔像(のチャクラ)で培養した柱間細胞に定着させたマダラの意志(←それが真っ黒だった…)…が関与していた可能性も高いです。その仕組みがいろいろと怪しい…だってこんなの思いっきりマダラの差し金ですやん。

そもそも霧隠れって水影さんで、お面の忍(多分、トビでオビト)に操られてて、”暁”の温床みたいな里だったんですよね。きっとそれの前進みたいな態で、”暁”…つまりマダラの影響が徐々に浸透していた状況なんじゃないかな…と、僕は考えています。具体的には白ゼツが複数体食い込んで、霧隠れの里をある程度自由に動かせたんじゃないかと思います。だから、霧隠れが…ていうのは漏れなくマダラさんが…と置き換えられて然るべきだと思うんです。それをオビトは鵜呑みにしちゃったのかと。しかし、そのくらいオビトにも分かるよな。分からない筈ないよなー…と、普通に考えると、そう思いませんか?でもオビトは全く疑いを持たずに信じ込んでいるようなのです。

カカシがオビトの供述を訂正しないのは表面上、食い違いがないからだと思います。しかし、内部的にはオビトの堕天を仕組むマダラの意図があったのはカカシには分かりますまい。しかし、オビトには疑う資格があります。それにマダラを全幅で信頼していないオビトが、何でリンちゃんの死の要部鵜呑みにしちゃうのは解せません…が、リンちゃんの胸にブッツリと刺さってたのがカカシの雷切(ホントは千鳥と言って貰いたいんだけど…サスケじゃないけど、ココ重要なのに…笑)だけじゃなく、恋の矢だったと気付くと、オビトの基地外っぽい思い込みが納得できますね(笑)。カカシもリンちゃんも偽物だ…オビトは既に「夢」のなかに逃げ込んでしまっているのです。

オビトが受け容れられないのは「忍のシステム」でも「里」でも「忍術」でも「チャクラ」でもなく、リンちゃんに自分が選ばれなかった事実なのだと、僕は思います。リンちゃんの気持ちはカカシにあります。リンちゃんの胸にはカカシの恋の矢がブッツリと刺さっている。オビトはそれが…ぶっちゃけ悔しいのだと思います。しかし、それをカカシには言えない。幼児性がオビトには在るように思います。勿論、その事実を受け容れない為に恐らく白ゼツから得たであろうリンちゃんの死の経緯も疑わない…のは自分に都合が良いからです。偽物のカカシに恋をしたリンちゃんも偽物なんですから、偽物が死んでも痛くも痒くもない。カカシがオビトの胸に空けた風穴偽物なんだよな…オビト。

オビトの幼稚な恫喝それにカカシが突っ込めないのを見てると、カカシはリンちゃんがそんなに好きではなかったんじゃないかと思えたりもします。リンちゃん以外に好きな子がいたか、リンちゃんでなくても良かった…みたいな。しかし、それをオビトに宣告するのは失礼なことだとカカシならば考えるだろうと、僕は思うのです。もしかしたら腐女子のお姉様方が好ましく思われるカカシのオビト萌えとかもあったりするんでしょうか?ここら辺はカカシの性生活が余りにも描かれていないのがネックで考察できません(笑)。しかし…もしもリンちゃんがオビトを選んでいたら、少なくともオビトはこんな暴挙には出なかった筈なんです。それに…これはもう無茶振りを通り越して荒唐無稽だから!!(笑)

核心にカカシもオビトも突っ込まないし触れないカスらないからお話がどうもしっくり浸みません。死んだリンちゃんは偽物だとオビトは言うんですよね。じゃ「月の眼計画」で創り出したリンちゃんは本物なのですか?違いますよ。オビトは嘘をついています。も、もしかしたら…「月の眼計画」って世界を蹂躙して皆を眠らせる為のオビトの方便じゃないですかね。オビトは本心では世界中を眠らせて、うずまき一族の某(なにがし…この場合、香燐が筆頭)を使って六道(←外道魔像にリンクするコマ)を作って、外道・輪廻天生の術でリンちゃんを蘇らせて二人きりで暮らすのが、本当のオビトの「夢」だったりするんじゃないのかなー…と、小狡い性格の僕としては考えてしまうんだけど、不純過ぎてぶっちゃけ…どうでもいい(笑)。

第629話「風穴」
ナル×ジャン ケルベロス

 
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第629話「風穴」(カカシサイド②)

 
<バチチチ>(カカシ)

「オレを改心でも

させるつもりか?」
(オビト)

「…オビト…
もう止めにしてくれないか

お前のかつての夢は
火影になることだった…
ナルトはな…
今でもそうなんだよ

ナルトの言葉は
かつてのお前の言葉と同じだ…


お前は知らず知らずのうちに
自分とナルトを重ね…
…ナルトの言葉を
かつての己の言葉として
聞きたがってる

お前自身
かつての自分に否定されたいと
望んでるんじゃないのか?


ナルトの気持ちが分からない
お前じゃないハズだ

お前はまだ戻れる…
昔の自分をもう一度…」
(カカシ)

「ククク…」(オビト)

「!」(カカシ)

「アハハハ!!」(オビト)

「!」(カカシ)

「ナルトの心の内が
分かっているからこそ…
その全てを聞いて…
その全てを
否定してやりたくてね」
<ムクッ…>(オビト)

「………」(オビト…)(カカシ)

「それともう一つ言っておくが…
お前がオレに対して後ろめたく
思う事自体おこがましいのさ


オレが戦争を起こした理由が

お前とリンの事だけだと思っているなら
見当違いもいいところだ」
(オビト)

「!?」(カカシ)

<ギン>(オビト)

「!!」(カカシ)

<ピク><ピク>(カカシ)

<ズボ>「知っているのさ……全て」(オビト)

「!!」(カカシ)

戦争の中で自分の半身を失い、恋する人と、ようやく分かり合えた友を失ったオビト…。何とかかんとか命を繋いではみたものの、オビトが恋するリンはカカシの手によって命を失ってしまいます。全ては「忍」として生を受けたが為の不幸なのだと、オビトは受け取っているのだと思います。そしてオビトは「忍」やそれを動かす「忍のシステム」と、その土台である一族を寄せ集め新しい秩序を生み出した「里」の全てを否定し、無限月読で創り出した「夢」の中に移行させてしまおうとしているのが「月の眼計画」…それが此度の戦争の動機なのだと、僕は思います。しかし、この話題がカカシとオビトに限定されるなら、世界・忍界ではなくリンちゃん焦点が合うのは仕方ない(笑)。

カカシはオビトとナルトの類似性に注目しています。恐らく、快活なナルトの笑顔に、これまで何度も在りし日のオビトを重ね合せて来たことでしょう。カカシのナルトへの関わりとはオビトへの贖罪にも似た行いだったのかも知れません。ちなみにイルカ先生と火花を飛ばすようにナルトを取り合う割りに自来也には比較的穏やかに委ねたのは愛情属性の違いが鮮明だったからだとのもあります。そしてカカシがナルトよりもサスケに引き寄せられるように関わったのは、いろんな意味だったからだろうと、僕は考えています。加えて、繊細で折れ易い気質がうちは一族、いやさ兄系のオプションが、いつまでも過去に縛られるジメジメとした女々しい性格(笑)のカカシには受け容れ易かったのでしょう。

ところで…オビトはリンちゃんは関係ないとカカシに言いますけど、オビトがこんな風になってしまったのは絶対の絶対の絶対にリンちゃんの所為だと考えてよろしいかと思います。でもね…死んじゃうのは狡い…。忘れられなくなる。気持ちには慣性があるから、塞き止められると一瞬、圧が上昇しちゃうんだけど、死んだらそれがズーッと続きます。言い方は悪いかも知れないけれど「呪い」に近いかも…。僕はそれをリアルに感じる身でありますれば、死ぬのは狡いと言わせてください。そして、もしも僕が忍術を使えるなら。そして、輪廻眼を所有しているなら、僕は間違いなく彼女を外道・輪廻天生の術で蘇らせると思います。しかし、それで僕が死んでしまっては元も子もない…(汗)。

オビトが何かこう…ややこしく感じるのは、そういう小狡い思惑で動いているからだと思います。何だか物凄く心の内シンクロしちゃって、生々しく感じるんです。オビトが「オレの為の輪廻天生…」と言ったのが、長門に舌打ちしそうな勢いで言ったあの言葉の向こうにはリンちゃんが居たんだと、僕には思えるのです。オビトはマダラではなくリンちゃんを生き返らせようとしているんだと、僕は確信してしまうのです。そのくらいオビトはリンちゃんを愛しているのです。オビトの情念の深さに気付けばカカシに対する無茶振りが<スーッ>と浸みます。どんな経緯があったのか?オビトが何処まで知らされているのか?いろいろとややこしい(後述)んだけど、取り敢えずリンちゃんは死にました。

オビトはそうなった責任を「忍のシステム」とか「里」に取って貰いたいと考えてるんだと、僕は思います。そうでなきゃ治まりません。悔しくて悔しくて悔やみ切れない…。それでオビトは「月の眼計画」をもって忍界に責任とって貰うつもりなんですよ…きっと。リンちゃんを殺した「忍のシステム」に。「忍術」に。「チャクラ」に。「里」に…。これは詰問(きつもん)でもあると、僕は思うのです。オビトが迸らせるメッセージ性と言ったらいいのでしょうか?ただのダダじゃない…つーんですかね。大義(なのか?)。しかし…そこんところがカカシ相手だとどうしても負け犬の遠吠えみたくなってしまって上手く響かないから…ややこしい(笑)。もしかしたら…それでオビトは神威の空間にカカシだけを引きづり込んだんじゃないかと…。

また良からぬ事を、僕は考えてしまうのです。

続きます。


 
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第629話「風穴」(カカシサイド①)

 
<ズオオオ>

<バッ>

(雷切!!)<ダッ>(カカシ)

<ズザザッ>(オビト)

「……」(カカシ)

<ピタッ>(カカシ)

「フッ…やはり

お前の心には迷いがある

今までに
オレを殺そうと思えば
殺れたハズだ」
(オビト)

「……」(カカシ)

「あのお前が戦争中に
敵に情けをかけるとはな…」(オビト)

「………」(カカシ)

「……」(カカシ)


「後ろめたさか……?」(オビト)

「リンを守れなかったと…

オレとの約束を守らなかった事で
気がとがめたか…?」
(オビト)

エーッと、後半はカカシサイドなんですけど、ナルトサイドのナルトと忍連合関係で書き漏らしてる部分を補足させてください。ナルトは忍連合信用していない…と、僕は感じてまして、それはナルトが九尾のチャクラの遠隔操作を駆使してナルトが一方的に仲間を守っているからだと論じました。これはナルトが頑張り過ぎている…。仲間をもっと信用してあげないと…と、僕は気を揉んでおりました。しかし、それも十尾の天変地異でピリオドを打ちます。これはナルトの”尾獣モード”の効果時間と関係してると思いますが、頑張るのって続かないんです。だから人は頑張っちゃいけない。人生は長いのです。その中で人は戦い続ける訳で、頑張るんじゃなくて懸命が賢明の一生懸命(笑)。

僕はある人にそう教えられ肩の荷が降りた経験が…(遠い目)。何でもかんでも自分一人で賄おうとすると、どんなに優れた能力があろうと直ぐに限界が知れます。気心の知れた身内だけで構成された集団…一族…でならそれも罷り通るのでしょうが、いろんな一族の複合体であるともなると、最早個人の力では御し切れません。マダラの失墜とはその好例でありましょう。個人の能力が高ければ高い程、肩に力が入ってしまうのだと思います。このままナルトが自分一人で何もかんも説き伏せながら突っ走られたとしても、それは程度の問題であって、いつか必ず限界が訪れます。長門が<ポキッ>と折れたように。オビトが<グニャッ>と曲がったように…。ナルトのしなやかさにも限界がある筈です。

ナルトは仲間を大切に思うから守り続けるのでしょう。しかし、仲間だってナルトを守りたいと思っている筈です。僕はそれでこそ「水魚の交わり」なんだと思うのです。誰かを信じて頼るから「信頼」というのでしょう。現にナルトが一人で頑張ってたのが続かなくなった…。忍連合に配布した九尾のチャクラも消失してしまったんだけど、今度は忍連合の皆がナルトを守ってるじゃないですか。忍連合の忍達だってナルトを守りたいんです。ナルトの心意気なんて充分伝わっているんです。ナルトはこの光景にきっと気付かされたと思います。自分だけで戦っているんじゃない…と。きっと、肩の荷が降りたんじゃないかな(笑)。ナルトは今一度、「信頼」というものの大切さを学んだと思います。

ナルトの本当の凄さはこの異常なまでの素直さだとも思います。心がしなやかなんでしょうね。そう育つように仕組まれた子ではありますが、マダラとの差異はいよいよもって鮮明となりました。人は万能ではありません。先ずそれを受け止める事が重要なのです。それでも万能になろうとしたのがマダラなんだと、僕は思います。きっとそうじゃない発展の路(みち)を人は見つけられる筈です。ナルトはその可能性なのであります。心が人と人を繋ぐ。ナルト達は苦難の中でそれを感じているのです。そして、それを各個が自分の中にしっかりと根付かせ、いつの日か結実させる。それが折り重なって人の社会性が確立してゆくのです。その過渡をキッ神は描いてるのだと思います。

しかし、それはちょこっと歴史を学べば弾き出される答えでもあります。『NARUTO -ナルト-』の世界がここまで迷走するのは教育以前に人の叡智というものが蓄積されていない事情もあるのでしょう。そして、明らかに歪な文明の発展元凶としてチャクラとか忍術が存在するのもまた事実です。それに気付けばナルト達が真に戦うべき敵が見えてくると、僕は思います。ま…それは今後のキッ神お手並みにお任せするとしまして、ナルトとは正反対過去に強(こわ)ばるカカシとオビトの絡みに暫し興ずると致しましょう(笑)。おまいらいつまで<グジュグジュネバネバ>引き摺ってるんだよッ!!と、個人的に思いますが、そういうところがまた魅力でもありますれば、一つ…お付き合いください(笑)。

続きます。

 
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第629話「風穴」(ナルトサイド②)

 
「オオオオ!!!!!」(十尾)

<ニョキ><ニョキ>(十尾)

<ボココ>(十尾)


「くっ…」<ザッ>(ナルト)

<ブワワワ>「!」(忍連合)

<ブワワワ>「!」(忍連合)

「…消えてく…」(忍連合)



「強がってもここまでのようだな
次の楽しみもできたことだ…
ご退場願おうか…そろそろ」(穢・マダラ)

「!」(穢・マダラ)

<ザザザ>「!」(ナルト)

「皆さん!!
力を合わせていきますよ!!」
(ヒナタ)

「アンタは回復!!」<ブウウウ>(サクラ)

「!」(ナルト)



「オー!!」(忍連合)

(…皆ァ…)(ナルト)

ナルトが九尾のチャクラを忍連合に配って「忍連合の術」だと気を吐いていた内は未だ良かったと思うんです…。でも、穢・マダラとオビトが本気出して攻勢に転ずるとナルトは防戦一方のジリ貧でした。それはナルトが一方的に仲間を保護する方向に九尾のチャクラをコントロールしたからじゃないかと、僕は考えています。その様子を見て、ナルトは自分勝手な戦い方をしてるな…と、僕は思っていました。描写から判断するなら忍連合に配布した九尾のチャクラはナルトの管理下に在り遠隔操作が可能でした。同時に、それはナルトのチャクラも猛烈に消費させるようで、九喇嘛が心配していました。サクラも同じようにナルトを心配してましたけど、その辺りの知識が彼女にあるのかも知れません。

基本的に九尾のチャクラを提供された忍の能力は何倍にもアップするのかな。カカシの神威が完成体の八尾・牛鬼を…タコ足一本は端折ってしまったけれど…ほぼ完全な形で移送したり、その他の忍達も軒並みパワーアップしていました。それに彼らは第四次忍界大戦の修羅場を潜り抜けて来たからこそこの場に立っている忍達ですから、本来ならば九尾のチャクラなんかなくても個々が充分な戦力である筈なんです。しかし、ナルトは…仲間は死なせない…という自らが切った見得に引っぱられて、個々の能力を全く無視して九尾のチャクラ遠隔操作して一方的に守り始めるんです。自分の周囲を分厚く囲う九尾のチャクラが個々の能力を何倍にも高めるのではなくナルトの操作で勝手に動いてたんです。

それは一種異様でもありました。九尾のチャクラが内側ではなく外側に働きかける状況が個々の自由な動きを阻害していた可能性すらあるかも知れません。そして、その異様な光景は十尾の天変地異まで続きました。九尾のチャクラ(の衣)がなければ焼豚が出来ていたかも知れませんが、なければないでこの子らは何とかしたかも知れない。否きっと…それが出来る子だからここまで戦ってこれた。この場に立っていられるのではないのかと、僕はナルトに言いたくて言いたくて…喉の奥に刺さった魚の骨が勝ってに這いずり出してきた程です(笑)。そして、この状況、草葉の陰でイタチ兄さんが見たら何としただろう?兄さんはまた<ペロッ>と舌を出して<テヘへ>と笑うのでしょうか?

イタチは穢土転生の泣きの一回でサスケに(ずっとお前を)「愛している」と告げました…ああ…告げましたとも(遠い目)。そして、そこでサスケを信用せず子供扱いしていた自分を詫びています。嘘と瞳力でサスケを雁字搦めにして抜け道のない一本道に追い込んだ…それがイタチの施したサスケの強化でありました。しかし、それが間違いだったのかも知れない。サスケと同じ目線に立って真実を語り合っていたなら、サスケから父と母を奪わないで済んだかも知れない。自分は大きな過ちを犯したのではないか…と悔恨しておりました。それを踏まえてナルトの九尾のチャクラを擁した戦い方に転じると、イタチが感じた過ちと似たものをナルトにも感じます。

ナルトもまた忍連合を信頼していないのです。

誰も死なせない…もし、その言葉にナルトが縛られていたのなら、それは酷く見栄っ張りで自分勝手だと、僕は思うのです。一人が完璧な存在を目指す必要はない草葉の陰でイタチ兄さんが見ていたならば、きっと同じ風に思ってくれたんじゃないかと、僕は期待しています(笑)。ナルトは九尾・九喇嘛と完全に繋がれたんです。その力…ナルトが物心ついてからズーッとナルトを他から阻害する忌むべきものだったのだけれど、ナルトはそれを克服できたのです。そして、この大戦でナルトは忌むべき力、忌むべきチャクラで忍連合を一個の生き物の様に纏め上げられたのです。それが「忍連合の術」なのであります。それはナルトの予想と期待を大きく上回る力でした。

ナルトはそれが嬉しくて思い上がってしまったのではないでしょうか。自分が…自分だけの力で…何とかしなければならない!!巨大な力を制御した瞬間、喩えようのない万能観がナルトを支配してしまった…のかも知れません。九尾のチャクラが余りにも強力だったから、それをナルトが遠隔操作できたもんだから、ナルトは勘違いしてしまったんじゃないですかね。いいですか!?忍術とかチャクラとか、そんなものが人は繋ぐんじゃないのです。現に今、九尾のチャクラが失せてしまった後も忍連合は地に膝をつくナルトの盾になってるじゃないですか!!ヒナタがその先頭に立って…体を張ってナルトを守ってるじゃないですか!!これが本当の人と人との繋がりなんだと、僕は思うのです。

「心」が人と人を繋ぐのです!!

続きます。


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第629話「風穴」(ナルトサイド①)

 
<ゴゴゴゴ>

<フッオッ…>(十尾)

<ドッ>(十尾)


<ドドドドド>

<ゴオ…>

<ドドド>

<ドドドドド>



<ゴゴゴ…>

「さすがに少しは
掃除できたろう…」
(穢・マダラ)

「!」(穢・マダラ)

「うっ…」(忍連合)

「くっ…」(忍連合)

「ああ…」(忍連合)



(また…ナルトが守ってくれたんだ…)(チョウジ)

(…ナルトくん…!)(ヒナタ)

「ウウウウ…」(十尾)

「…きかねーな…」(ナルト)

<ハァ><ハァ>(ナルト)


「!」(十尾)

「グオオオオ」(十尾)

サスケサイドでは「サスケの答え」が練り上げられる過程がかなり綿密に描き込まれていました。一方、ナルトサイドでは終始一貫するナルトの忍道というものが示され、既に出尽くした感はありましたが「ナルトの答え」が明確に示されました。第628話「ここに、そしてこれから」とは、ナルトとサスケが遂に整った合図みたいな回でありまして、全く違った…ほとんど正反対と言ってもいいくらい…アプローチで二人は教化されまるで風神と雷神が相まみえる風神雷神絵図…あの屏風のように美しいレイアウトを完成させました。その昔、六道仙人が陰と陽に分極したものが、再び太極を構成するかのように美しく絡み合い、激しく回転を始めるのです。そして十数年掛けて<カチリ>ピストルの撃鉄が引かれた…。

二人のスタートを祝うが如く、咆哮を轟かせるのが十尾の天変地異といったところでしょうか?いよいよ最終章に突入!!と…いやはや…これでそうじゃなかったらもう詐欺です(汗)。つーか、そうじゃなきゃヨーイドンと引金を引いた十尾が「お、おい…」と突っ込みますよ(笑)。十尾の腕の一振りが雷雲を巻き起こし、大地を割るんですから、ちょっとした突っ込みでもエラい事になるでしょうね(笑)。しかし、十尾の力とはこの星そのものの暴力みたいなものなんだろうと思います。十尾が計り知れない力量を有する自然エネルギーの塊であるというのも、ナルト達の相手がこの星そのものと考えるとすんなりと入ります。ナルト達はホントに「天に唾」なのかも知れませんね。

面白いのは十尾を九分割したのが尾獣達でありまして、彼らは自然エネルギーではなくチャクラを運用しています。四尾に至っては「熔遁」を操って居りまして、その提示があったところで、血継限界チャクラ尾獣のチャクラがリンクしていて、それが血継限界を含む忍のチャクラに影響したんだろうと、僕は短絡しましたっけね(笑)。詳しくは「男か女か…それが問題だ」(序)〜(終)にまとめて居りますのでご賞味ください。そもそも十尾を分割したのは六道仙人でありまして、自分を真っ二つに裂くように兄・弟を残したのと同じで、何かしらの導きがそこにはあったのだと、僕は考えています。そして、その先鋭を突き進むのがナルトでありサスケなのであります。

ナルトにおきましてはテイルズ六道との戦いの中で尾獣達から信託を得るに至り、「九つの名前」と共に「約束のチャクラ」を拝領しています。「約束のチャクラ」とは四尾・孫悟空のファシリテーションでナルトに手渡された「何か」を勝手にナル×ジャンで命名しただけなんですが、それが十尾と対峙し一人気を吐くナルトの後ろ盾として何となく描かれています。ナルトの中にも確かに九つの尾獣達が居るのです。ここで尾獣達が混ぜこぜになって解け合うのではなく、それぞれがそれぞれの意志とアイデンティティを保ったまま存在しているのがミソなんだろうと思います。九つの尾獣のイメージの後に輪廻眼・六道仙人のイメージが続きます。これを感じているのは十尾なんだと、僕は思います。

十尾に感情とか概念がないのは必要ないからだと、僕は思うんです。それは十尾が一個でこの星そのものの存在だからだと思うんです。十尾自体が自然そのものなんだとしたら、自分だけで他はないのですから、そもそも気を遣う必要がありません。全部が自分なんですから、何事も何者も存在しません。きっとそこんところが十尾を九分割した六道仙人の動機だったんだろうなー…と、僕は考えております。ま…ここでナルトに十尾が驚いてしまうのは八尾と九尾のチャクラを代用品で見切り発車した不完全さでもあるんでしょうが、それを織り込めば十尾の組成とか自然エネルギー尾獣のチャクラの関係性の不整合さは均されるな…と、一人で頷いてしまってスミマセン(笑)。

続きます。

連休明けは忙しくて書けなくてスマ村…


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第628話「ここに、そしてこれから」④

 
「オオオオオ!!!」(十尾)

<ゴッ>

<ブワッ>

<バチチ><バチ…>



「……
これからだぞ……

楽しいのは!」<ゴゴッ>(穢・マダラ)

(神威!!

十尾を今度こそ…消す!)(カカシ)

「狙ってたようだが
それはオレも同じだ
カカシ」<バッ>(オビト)

「!!」(カカシ)

<ガッ>(オビト/カカシ)

「カカシ先生!!」(ナルト)

「ナルト
こっちをたのむ!!」<ズオ>(カカシ)

<ズオオオオオオオオ>(オビト/カカシ)

「うわああ!!」(忍連合)

「ぐあ!!」(忍連合)

<ドドド>

<ゴゴゴ>

エーッと、感想…つっても見た通りなんで(汗)、十尾天変地異で戦場がありとあらゆる天災に飲み込まれます。しかし、こんな力が十尾にあるなら第四次忍界大戦なんて必要ないでしょう。僕だったら金角銀角穢土転生で呼べると知った段階で十尾をコソッと覚醒させて騙し討ちにしますけど…(笑)。何せ”暁”は八尾のタコ足を確保されていましたから、残る九尾のチャクラを何とかすれば良かった筈です。ま…代用品で十尾を覚醒させるリスクも読み切れませんでしたから結果オーライなんでしょうけど、オビトはこの戦争で何を為し得たかったんだか解らなくなって来ました。こんな風に自分以外の全てを根絶やしにするような戦い方をするオビトは何処を目指しているのでしょうか。

ナルトがオビトに「一人になりてェてめーにゃ分かんねーだろうけどよォ…」と言ってましたけど、ホントにそうなんでしょうか。オビトが十尾のチャクラを利用して世界を幻術に嵌めようと言うのが「月の眼計画」だと思うんですけど、こんな大災害=天変地異を起こして、皆死んじゃったら幻術に嵌められません。幻術って嵌める対象が存在するから意味があるんじゃないでしょうか。しかし、こんな風に十尾がメチャクチャに暴れるのを見て<シシシ…>と笑ってるんだから、やっぱ世界中を滅したいのかしら。こればっかりはオビト本人に聞いてみないと解らないんだけど、オビトが一人で自分に幻術を掛けて夢の中に行っちゃえば、こんなに苦労しなくても済んだんじゃないですかね。

それでこそ「一人になりたい」って事じゃないの?別天神とか幻術に嵌められたかどうかも解らない究極幻術なんですよね。それなら鏡に向かって無限月読を発動すればいいじゃない。オビトが自分一人で夢の中で幸せになればいいじゃない。でも夢を見る自分の安全が確保されないとオチオチ夢も見てられないから、忍界全てを無に帰して…とオビトが考えてるんだとしたらとんだ臆病者でしょ(笑)。ホントにオビトが夢を見たいだけなら、迷惑甚だしいバカヤローですね。しかし、オビトが単に夢を見たいだけなら、ここまで面倒臭い戦争とか謀略を企てるかな…。たった数名の”暁”なんてゲリラみたいな組織で忍界全体を向こうに回して立ち回るなんてエネルギー要りますよー(汗)。

人の行動って突き詰めたら「表現」なんじゃないかって、僕は思うんですよ。もしもオビトがホントに「一人」になりたいなら、「宣戦」なんてリーチしないで、もしも勢い「宣戦」したところで、金角銀角をカブトが穢土転生できると知った時点でダマテンに切り替えたと思うんです。縦しんば見切り発車が恐くて八尾と九尾のオリジナルを鹵獲しようと突っ走ってたとしても、代用品で十尾を開放して天変地異まで持ち堪えたならカカシを攫って神威の異空間に跳んだりしないです。それにオビトはあれこれ口数が大杉ます。黙ってカカシの神威を中和しながら…他にも脅威となる術者が居れば潰して…時が満ち盤石となった十尾で蹂躙すれば事足りるでしょ。…ちょっと合理性に欠けませんかね。

しかし、このままだとホントにオビトは「構ってチャン」と呼ばれてしまいます…(滝汗)。夢なんて一人で見ろやーと、誰だって思うでしょう。それはきっとオビトも同じで自分一人が幸せになりたいのなら、ホントに一人で夢を見ると思うんです。これだけ知識能力があるんですから、イタチが長門と話してたけど、万華鏡写輪眼輪廻眼があれば恐らく不可能はない筈なんです。それでも忍界全体を向こうに回して額に汗して戦うんですから、その行動にはオビトが表現したい「何か」があると、僕には思えてならんのです。オビトが高みに立ちながら衆生たる忍界に関与するかのような第四次忍界大戦に漂う違和感…というか余りもオビトの十尾運用は合理性を欠いていますまいか!?

僕は忍術がいけない!!兄系の瞳術…写輪眼がいけない!!と考えていましたが、「原子力」と同じで、この世に存在する「力」を無きものにはできない。してはいけないと改心していると、一個前で書きました。それはこの世界で人も生かされる命の一つに過ぎないという十二分に謙った考えに根差しているとも重ね重ね申し上げました。それを踏まえた上でオビトの不合理な行動…あくまでも僕がそう感じてるだけですけど…にはオビトが表現したい想いが詰まっているのではないでしょうか。そこんところにカカシも違和感を感じていて、そこはかとなく期待をばしていましたっけ。一人でも世界をピンチに陥れられる。滅する事もできるオビトの行動を忍はどう考えるのか?オビトもまた…問うているのでは?

忍術とどう向き合うか…を。

そして…マダラとオビトは明らかに異質である。

第628話「ここに、そしてこれから」
ナルジャン ケルベロス


 
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第628話「ここに、そしてこれから」③

 
「……」(…やはり
間違いない…)(穢・マダラ)

(このチャクラ…)(穢・マダラ)

<フル>(柱間ァ…!!!)<ニイイイ…>(穢・マダラ)


「グオオオオ」<ゴゴゴゴ>(十尾)

<ボコココ…>(十尾)

<ズオオオ…>(十尾)

<ムググググ…>(十尾)

<オオオオ>(十尾)


<ビリ>「クソ…
このナルトのチャクラありきの山土の術を…!」(黄ツチ)

「これ以上の足止めする術はもうねーぞ
オヤジ!!!」<ビリ>(黒ツチ)

<ビリ><ビリ>「くっ」(忍連合)


「!」(ナルト)

「ナルトヤベーぞ!

天変地異をやるつもりだ…!」(九喇嘛)

「何だよソレ?」(ナルト)

「唯一繋がってたオレと
十尾を切るからだ…
抑えがきかんぞ…
そろそろ人柱力になった方が
いいんだろうがな…」
(オビト)

ナルトが精一杯の男前「ナルトの答え」を絞り出していましたが、マダラはそんな事を聞いちゃいなかった…(笑)。恐らくマダラは火影岩の上で守るべきものをその眼に焼き付け、奮い立つ柱間のチャクラを感じているのでしょう。ホントにマダラは柱間オンリーな人なんだなァ…と重ね重ね、僕は思うのです。マダラは柱間が今でも好きで仕方ないんじゃないでしょうか。だから急にポッと湧いて出た柱間のチャクラに小刻みに身体を震わせて喜んでしまうのです。もしかしたらマダラの「月の眼計画」って、オビトが夢見るリンちゃんとのイチャイチャパラダイスとそう変わらんのではないかと心配になってしまいます(笑)。そう想うマダラなれば、あの時、マダラを殺した柱間は許せんのでしょう。

あの時…というのは雨が打ち降る夜空に月が出てた…「終末の谷の決闘」でして、やっぱアレはマダラの幻術で柱間はまんまとマダラの術中にハマり身体を弄(まさぐ)られたんだと思います。そして、生きた柱間細胞を採取された…。マダラはそのまま姿を消して”暁”のアジトに身を潜め研究に没頭したんでしょう。そのモチベーションは幻術の中とは言え、自分を殺した柱間の性根にあり、こんどこそマダラは柱間を我がものとする為に「月の眼計画」を企図したのだと思います。それで自分の思うままの世界…柱間と仲睦まじく暮らせる安寧を実現する腹なのです。マダラのこの顔を見たら、もう…そうとしか思えません。そうなんですよね…マダラ。アンタは柱間が好きなんだよね。

そんな感じにマダラを見ていると、リンちゃんに未だに引き摺られているオビトとそう変わりませんな(笑)。どちらも惚れた腫れたで世界を巻き込んで、ここまでの大事にしちゃうんだから、ホント…忍術って碌でもないですね(笑)。チャクラの真理だかを六道仙人は解き明かしたそうですが、一個人に世界をどうこうできる権限を与えてしまう現状をどのように考えていたんでしょうか?ま…その端的な例自分だったもんだから、彼は自分を割り、十尾を砕き、いろんな謎を世界中にバラ巻いてお隠れになったのでしょうから、そんな事は重々知っていた…というか、チャクラと忍術の危うさというものを何とかしようとして兄・弟を残して、それが絡み合い続ける状況を残したんですよね。

僕は予々、忍術なんて消滅してしまえばいいと思ってましたし、メンヘラで遺伝子に欠陥のある兄系なんて根絶やしにして弟系だけの世の中にして一件落着しちゃえばいいと、かなり短気で乱暴な考え方でパラダイムシフトを考えていましたが、『NARUTO -ナルト-』の世界観を構成する基本的な要素…在るものを無きものとするのはリアリティに欠けていたと些か反省をばしております。例えば、リアルで問題になっている「原子力」をどうするか?を考えてみればいいです。手に負えないから。危険だから…で、コンクリートで固めて封印してしまえばいいのでしょうか。…かと言って原子力を積極的に使おう!!なんて叫ぶのではなくて、少なくとも僕らは逃げちゃいけないと思うんです。

僕らはこの世界の中で生かされているちっぽけな存在である自覚が必要なんじゃないでしょうか。先ずは、この星が在って、自然が在って、いろんな生き物が居て、その中に僕らも居るんです。僕らが「原子力」を創り出したんじゃなくて、「原子力」見つけてしまったとは考えられないでしょうか。在るものを無きものにはできない…というのは、そういう謙った考え方だと受け取って欲しいです。ちょっとお話があっちの方に飛んでますんでこの辺にしておきますが、それと同じ疑問を今まさにナルト達は問いながら戦っているんではないでしょうか。僕は忍術がいけない!!と何度も書いた…書いてしまったけれど、それじゃいけない…というか…いつまで経っても終われない(笑)。

忍術とどう向き合うか…?

今はそう改心して居ります。

続きます。



 
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第628話「ここに、そしてこれから」②

 
<ゼェ>(ナルト)

「上だナルト!」(カカシ)

<ズズズズズズズ>(オビト)

「!!」(ナルト)

<ダン>(オビト)

<ザッ>(ナルト)





「ナルト…皆を庇い
防戦ばかりになってきてるぞ

この状況に意味があるのか?」(オビト)

<ザザッ>(ナルト)

(大丈夫かナルト?
渡したチャクラを
一度にコントロールするのは無茶すぎる…
すぐにバテるぞ!)(九喇嘛)

<ハァ>(ナルト)

<プル><プル><プル>(十尾)

(…それに十尾がチャクラをためてやがるよーだ…
気ィつけろ!)(九喇嘛)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

「ただ弱っていくだけだな…」(オビト)

「一人になりてェ
てめーにゃ分かんねーだろうけどよォ…」
(ナルト)

「…?」(オビト)

「オレの近くに皆が居てくれる…<ダッ>
オレはそれがすっげーうれしいんだよ!!


そんだけで力が湧いてくる!!」(ナルト)

<ザッ>(忍連合)

<ズオオオオオオオオ>(オビト)

<フッ>(オビト)

<スカ>「!!」(ナルト)

「逃げたか?」(キバ)

<ズズズズズ>「仲間の死の痛みを繋がりとのたまうなら
仲間を無理に守る必要はなかろう?」(オビト)

「!」(ナルト)

「なァんだよケリクツヤロー!!
お前のそーゆーとこがめちゃめちゃ大ッキライだ!


そういうこと言ってんじゃねェんだよ
ヘリクツバカ!!
仲間とのことならどんだけ痛くても
ガマンするつってんだ!!

それを捨てたくねーって言ってんだ!!

わがままかもしんねェーけど…」(ナルト)

「……」(カカシ)

<ダン>「ここに仲間が居ねーのが…
一番痛ェーんだよオレは!!!」
(ナルト)

「以上!!!!!」(ナルト)

「………」(オビト)

(オビト…
お前はナルトで何を確かめてる…?)
(カカシ)

「へっ」(キバ)

(しゃーんなろ!!)<グッ>(サクラ)

この局面…これがナルトではなくミナトであったなら、ミナトは十尾やマダラを何処か他の場所に跳ばすかして自分一人で戦ったんだろうな…と思いました。ペインの木ノ葉強襲事件でも仙術を修得したナルトを見て取ったシカクが手出し無用を宣言したりしてましたし、ナルトが皆に与えた九尾のチャクラの衣で防戦一方に回っている不合理な状況をナルト自身も「わがまま」(かもしんねーけど)と認めています(笑)。しかし、いろいろと器用で時空間忍術に長けていたミナトと九尾のチャクラを完全にコントロールして人柱力として大成を遂げたナルトを比べるのは海のものと山のものの旨さの順位”帰れま10”するのと同じで余り意味がない気もします(ふ、太るだけだわー)。

ナルトはナルトの出来る事をしているのです。

しかし、ナルトが提供した九尾の衣に守られる連合の忍達も些か不甲斐ない…。主体性がないというか、九尾のチャクラによって普段の数倍も能力を拡張されているのに、それぞれが自分の能力を活かして戦っていません。皆が自発的に何もしないからナルトは自分が渡したチャクラを遠隔操作で動かす必要が生じ、頑張り過ぎているからバテると九喇嘛が苦言を呈しているのです。基本的に、「頑張る」のはいけないと僕は思っています。「頑張る」というのは無理をする事で、それでは続かない…と、ある方に教えられた事がありました。「頑張る」のではなく「一生懸命」にやりなさいと教えて頂きました。「頑張る」のと「一生懸命」は違う。僕はその意味をいつしか理解する事が出来、になれた気がしました。

オビトはナルトを導こうとしている…とも思えます。それは同じような失敗をオビトがやっちまった過去があるからで、自分にあからさまに似ているナルトに、オビトは伝えたい事があるのだと思うんです。しかし、そうじゃなくて「一生懸命」がいいと教えない。そこが狡いのか、オビト本人も気付いていないのかが微妙なんだけど、カカシがオビトに感じてる何かしらの疑惑とは、中途半端な導き、或いは中途半端な試練の提供に在るのだと、<ボワッ>と(←長島監督風な…)僕は感じています(笑)。ま…この考えには、神無毘橋でカカシの性根を叩き直したオビトが残存している前提があるんだけど、長門がナルトに感化された前例もあり、カカシの仄かな期待少年誌的展開も含めて無意味ではないでしょう。

長門が外道・輪廻天生の術を無駄撃ちした行で、大ガマ仙人はほくそ笑んでおりました。それは常に弟系に関わる「妙木山」が、兄系に関わる「うちはの石碑」と類似する存在である事を示しているのだと、僕は考えております。非常に言葉たらず、技量たらずではありますが「大ガマ仙人は何故、ほくそ笑んだのか?」(疑問の考察)で書きました。今ならもっと上手く書けると思いますけど、何か「大きな意志」というものが兄系と弟系の双方に関わりを持っていて、そういう仕組みになっていて『NARUTO -ナルト-』の世界が胎動している訳で、それが第四次忍界大戦として表出し、血を流している…とだけで充分でしょう。ところで、妙木山は今、何をしてるんだろう?長閑(のどか)?(笑)

ちょっと支離滅裂でアレですが、兄系と弟系の交わりを望む「何か」が事実として在るのです。そして、それを継続する仕組みがちゃんと敷かれている…とだけお含み置きください。エーッと、それでですね…ナルトは仲間が自分の近くに居てくれて嬉しい!!力が湧く!!と(オビト曰く)宣(のたま)っております。そして、ナルトは九尾の衣を遠隔操作して仲間を守っており、結果的に防戦一方になっていると、オビトは指摘しています。その状況をしてオビトはナルトが「頑張っている」(頑張り過ぎている)から、それでいいのか?と問題定義をしているのだと、僕は考えております。ここ…凄く深いところなんです。それは「想い」というものが一方通行であると警告しているところにあるのです。

かつて重吾は「水魚の交わり」という美しい言葉で”鷹”を賞賛しました。これは「魚は水があってこそ生きていられる」という故事成語であり、「欠くべからざる友の存在」を喩えたものなんですけど、ナル×ジャンでは「水だって魚が居ないと寂しい」(だろう)と勝手に解釈しています(笑)。しかして、あらゆる物事とは相互に関わり連なって居りますれば、ナルトだけが仲間を想い守るのは違うだろうと、僕は思うのです。仲間だってナルトを守りたいと思ってるでしょうよ。ナルトだけが「頑張る」状況というのはオカシイと、僕は思うのです。そして、カカシが何かしら疑惑を持つオビトも、そ…そこッ…ちょ…ちょっと…とワジワジしてるような気がして、僕までジッとしていられないのです(笑)。

ぶっちゃけ、この戦いに感じる違和感の根源とは何かと申しますと、偏に相互の「信頼感」の無さでしょう。サクラはナルトを心配しています。「こんなこと続けていて大丈夫なの…?」(ep628①)と。今、ナルトは頑張っているのです。頑張り過ぎているのです。同時にそれは仲間を本当に信頼していない証拠でもあるのです。それぞれにはそれぞれに出来る事があるのです。ミナトとは違うナルトが居る。だからナルトはナルトの出来る事を粛々と行っている。それでいいのです。同じようにナルトが愛する仲間達にもそれぞれ出来る事がある。それを…仲間を…(い…今でしょ!!)、信じなきゃ!!お互いが信じ合い求め合う様こそ「水魚の交わり」だと、僕は思うのです。

イタチ兄さんがこの場に居たら、きっとこう仰る…。

ナルトよ…「頑張るなッ!!」と。

僕は頑張らずに遊び呆けてました……ハイ!!

続きます。



 
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