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第655話「轍(わだち)」④

 
<タン><タン>(ナルト)

「——それが
ナルトだってのか

…あいつの道が
なぜ失敗しないと
言いきれる!?」
(オビト)

<スッ>「……イヤ…

あいつも失敗するかもしれないよ
——そりゃね」(カカシ)

「!

…オレとナルトは何が違う?
なぜ奴にそこまで…」(オビト)

「オビト…
今のお前よりは失敗しないと
断言できるからだ」
(カカシ)

「…なぜだ…?」(オビト)

「あいつが道につまずきそうなら
オレが助ける」
(カカシ)

「……!」(オビト)

「なぜ…奴を助ける…?」(オビト)

「……」(オビト)

<スッ…>(カカシ)

「あいつは
自分の夢も…現実も
諦めたりはしない

——そういう奴だからさ」(カカシ)←エーッ!!

「見つけた!!」(ナルト)

「………!!」(オビト)

「そしてあいつの
そういう歩き方が
仲間を引き寄せる

つまずきそうなら助けたくなる

そのサポートが多ければ多いほど
ゴールに近づける


そこが違うのさ」(カカシ)←エーッ!!

<スゥー…>

(大玉螺旋手裏剣!!!)(ナルト)

「もっとでけーのでいくぞ!!」(ナルト)

「…この真っ暗な地獄に…
本当にそんなものが…あると…」(オビト)

「お前だって
見ようとすれば見えたハズだ…
オレとお前は
同じ眼を持ってたんだからな←何のこっちゃッ!!

信じる仲間が集まれば
希望も形となって見えてくるかもしれない…
←\(^o^)/

オレはそう思うんだよ…←まとめちゃったーッ
オビト」(カカシ)

僕はカカシが神妙な語り口でオビトを諭し、何だかオビトが丸め込まれて行くのを見ながら、こらアカンわ…と思ってしまいました。ナルトは夢を諦めない→そういう生き様が仲間を引き寄せる→諦めそうになったら助ける→サポートが多いからゴールに近づける…みたいな論調ですけど、程度の問題の域を脱していません。どんなに助けても諦めたくなったらどうするんでしょう(笑)。その時は今度こそ夢の中に逃亡するんでしょうか?同じようなトライを長門だってした筈なんです。それでも折れたのは友達が少なかった…ただそれだけの理由だったのでしょうか?こんな下らないお話で改心しちゃうんならオビトは単にカカシやミナトに構って欲しかっただけだとしか思えません。

だって、何の答えもカカシは持っていないじゃない。ただ純粋にナルトに期待しているだけ。ナルトだったら諦めなさそう。もし諦めそうになったら助けるしー…みたいな、どんだけ楽天的なのよアンタ達は…と、久々にトホホな気分になりました(笑)。否…笑えません。僕はカカシですら、こんな物言いに終止してるところに不安を感じます。もうこれは教養学問がない程度の話じゃなくて生物学的に何か大切なものを欠いているとしか思えません。オビトが「オレとナルトは何が違う?」と気持ちを逆立てますけど、明確な目標がある点においてはオビトの方が信頼に値すると思います。ただそれを望む望まないとなれば決して望まないだけで、カカシがそう言うのなら何ら問題ないんですよ。

それを根性論だか確率論だか、何だか解らない屁理屈をさもありなんに捲(まく)し立ててるから頭に来る(笑)。ま…この程度の考えしか持ち合わせていないからナルト期待するしかない…というのが本当のところだと、僕は考えます。結局、この世界は何か大切なもの欠落しているのだと思います。だから、こうなったのだし、それを何とかしようと六道仙人がいろいろと苦心惨憺したのだと、僕は考えています。こんな感想で少なからず気分を害される方もいらっしゃるでしょう。でも僕は『NARUTO -ナルト-』愛する一人のファンとして黙って居られない訳です。有り体に申し上げれば「異議」がある…という事なのであります。それを「異議」(疑問の考察)で論じています。

エーッと、アンチっぽくてスミマセン(汗)。本編でナルトが神樹の莟(つぼみ)の上によじ上って大玉螺旋手裏剣を練ってますね。既に十尾の人柱力は解体されて神樹にチャクラを供給するスベはありませんから、残るはうちはマダラを討てば一応、この戦争は終ると考えて宜しいかと思います。それでナルトや忍連合の次の矛先は神樹からマダラに既に方向転換してて、ナルトの大玉螺旋手裏剣の照準もマダラと考えていいと思います。しかし、マダラは輪廻眼を所有する六道ですから、餓鬼道・封術吸印がありますんで、折角のナルトの攻撃も恐らくは無効だと思われます。ただし、それが単体ではという条件で…です。恐らく、このナルト…影分身ではないでしょうか。サスケが側に居ません。

カカシの話に同調して描かれているからナルト本体みたいに思ってしまうけど、これは影分身の陽動なんじゃないかと、僕は思うんですよ。だから、ナルトの本体はサスケと一緒に居てすんごい作戦を考えてるんじゃないかと思いますですハイ!!しかし、螺旋手裏剣って光るんですね。神樹の莟(つぼみ)の上でシンボリックに忍連合の残した足跡(轍)を照らし出します。それで今回のお話のタイトルが「轍」(わだち)なんだと思うんですが、僕はそれよりナルトが世界を照らす「光」注目するべきなんじゃないかと思っております。何たった今やナルトは世界の希望…「光明」なのであります。唯一の「光明」だと考えてもいいくらい…非常に残念ですが…この世界の逸材率は低い(汗)。

…と言うか、ナルトポテンシャルが異常に高いんですけど、それもこれもチートてんこ盛りに育ったお陰!!四代目火影・波風ミナトうずまきクシナハイブリッドにして、クシナの子宮内で既に九尾の影響下(九尾の髭痣)に在り、出産直後に九尾の(陽の)チャクラを封印されたばかりか、八卦の封印式父・母のチャクラまでを搭載して温々(ぬくぬく)と育った!!そして、図らずも自来也の弟子となり…(ry。そんなナルトが放つ「光明」は今はこんなに仄かだけれど、いつかきっと…もっと燦々と輝いて、このどうしようもない世界を隅々まで照らす強烈な光になって欲しい。その為に、ナルトにも「異議」を唱えて欲しいと、僕は思うんです。もし…そこまでナルト辿り着けるなら…

クシナ草葉の陰で…さぞかし…。

第655話「轍(わだち)」
ナル×ジャン ケルベロス


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第655話「轍(わだち)」③

 
「ナルト
お前達と連合は初代様の
サポートへ行ってくれ
マダラを封印するんだ」(穢・ミナト)

「あっ!そっか!
あいつがまだ!」
(ナルト)

<クル>「行くぞサスケ!!」(ナルト)

「……」(サスケ)

「覚えているかい?
4人でこなした任務の数々を…
リンは……
医療忍者として
君達2人を必死に守ってた…
こんな状態を望んじゃ
いなかっただろうね」
(穢・ミナト)

<スッ>(穢・ミナト)

「でもそうさせてしまったのは
オレの責任だ」
<パッ>(穢・ミナト)

「…死んだハズのオレが君達の前に
ここにこうして立っているのは偶然じゃない
リンがそうさせてくれたのかもね
先生のくせに何やってんだって

リンを守れなくてすまなかった」(穢・ミナト)

「……」(オビト)

「……」(カカシ)

「…リンは…

リンはオレにとっての唯一の光明だった」(オビト)

「!」(カカシ/穢・ミナト)

「リンを失って後…
オレの見る世界は変わってしまった
真っ暗な地獄だ

この世界に希望はない
マダラに成り代って
世界を歩いたが…
さらにそれを確信するだけだった

この写輪眼をもってしても
結局は何も見えなかった
何もなかった」
(オビト)

「………
オレもハッキリは分からない…」(カカシ)

「!!」(オビト)

「……」(穢・ミナト)

「なら…オレの新たな道は―」(オビト)

「確かに
お前の歩こうとしたのも
一つの道だろう…

………
本当は間違いじゃないのかもしれない……」(カカシ)

「………」(オビト)

「………」(カカシ)

「オレだって
この世界が地獄と思ったさ…
オレはお前を失ったと思っていたし…
…すぐ後にリンを失い…
そしてまたミナト先生まで失ったからね


でも…

「この…オレの写輪眼を…やるからよ

…里の奴ら…が…何て言おうと…
…お前は…立派な上忍だ…」(仔・オビト)


「ハッキリとは分からないが
”眼”をこらして見ようとしたんだ

お前がくれた写輪眼言葉があれば

見える気がしたんだよ」(カカシ)

オビトは自分だけが悲しいんだ!!辛いんだ!!と思っていたのでしょう。でも実はそうじゃない…と知りたくはないからお面で顔を隠してヒラリヒラリと飛び回っていたんじゃないでしょうか?カカシとオビトで神威の瞳力が大きく違ったのは、写輪眼ネイティブのオビトのアドバンテージだけじゃなく、他者との接触を極端に嫌うオビトの想いが少なからず影響していたんじゃないのかな…と思ったりもします。十尾の人柱力になって十尾のチャクラを内包する代償として神威のすり抜けが使えなくなって物凄くやり難そうでしたっけ(笑)。自分以外の全てを否定する事で自分を肯定しようとしていたオビトが十尾のチャクラに頼ってしまったところに既に自己矛盾の芽があったようです。

毒を食らわば皿まで…と申しまして、もう後戻りできないような非道を重ねてきたオビトですから、無限月読で世界を眠らせなければ立つ瀬がありません。それが詭弁というにしても余りにも荒唐無稽なオビトの物言いを構成したように思います。しかし、十尾のチャクラをナルトらに抜かれてしまって死を待つ今、ミナトの温かな説教がオビトの重い口を開かせるのです。僕は忍達が何の考えも無くこの先も変わらず殺し殺される歴史を歩むのであれば、いっその事、無限月読の夢に堕ちるのもいいんじゃない!?と思っていました。カカシもその考えに対して一定の理解を見せています。カカシだってこの世は地獄だと断じています。それをどうすればいいかの答えも持ち得ません。

リンの死をオビトは嘆いています。オビトにとっての唯一の「光明」が失われたからこの世は真っ暗な地獄に成り果てたのです。しかし、それはカカシにとっても同じであり、そればかりかカカシはオビトも死んだと思っていたし、リン→ミナト…と立て続けに失っています。その時、既にオビトはオビトではなくなっていました…というか、「誰でもいたくない」とオビトは思っていたんですね。そうしないと自分を維持できないくらいオビトもまたミナトやカカシを愛していたと言うことなのだと思います。そして、そんなオビトと同じようにカカシはオビトの代理人生を歩む…これまた地獄の中に自ら身を置いた訳です。詳しくは「焚き火」(まっカカ…其の伍)をご参照下さい。

いろいろあってサスケが里抜けして大蛇丸の下に走ろうという時に、事もあろうにカカシは(大切な人は)「もう……みんな殺されてる」なんて言ってしまうんだけど、こういうシーンをゼツは撮影してオビトに見せるべきだろッ!!と、僕は思う訳だ。でも、ま…黒ゼツはマダラの成り代り…つまり恣意そのものだから、間違ってもそんな深いい話はオビトには届けないし、ゼツとの盟友関係も態のいい監視で、この点も妙木山と自来也の関係に酷似してて嫌らしいですね。そもそもカカシが千鳥固執し、コピー忍者汚名に甘んじていたのも全てオビトに対する贖罪だったんだけど、ついぞオビトに届く事はありませんでした。カカシだって悲しかった!!辛かった!!のであります。

カカシはオビトが与えてくれた「言葉」「写輪眼」だけを唯一の拠り所に「それでも生きよう!!」と思えただけなんです。オビトも「目薬」オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?参照)を思い出せればよかったんだけど、その辺はマダラに脳や記憶をいろいろと弄くられてた可能性があるので可哀想な部分もあるけれど、カカシがナルトという「新たな光明」を見つける幸運に恵まれたのはカカシが「それでも生きよう!!」ともがいていたからだと思います。僕らは大きな河に浮かぶ木ノ葉のようなものなのです。どんなにもがこうとその流れには逆らえない。しかし、もがく木ノ葉だけが自分の向きたい方を向ける。それが「人生」というのもだと、僕は考えています。

カカシがナルトを導き、いつしかナルトがカカシの「希望の光」になっている…。これぞ出藍の誉れの極みなのでしょうが、これらの機微に、六道仙人が自分自身ではなく、自分の子らに想いを託すように、全てをパズルのようにバラバラに砕いて世界にばらまいた意図が隠れているのだと思います。しかし、この世界は戦いに明け暮れています。倒れたオビトを「止めを刺す時だ!!」と喚くだけ。それじゃー六道仙人パズルは解けんのです。そうじゃない綱手やミナトの姿勢に注目すべきなのです。それに辿り着ければ、腐った牛乳とカップラーメンで育ったかに見えるナルトのお腹の封印式に「諦めないド根性」でしがみついていたクシナの役割にも気付けるのではないかと…。

クシナ草葉の陰で…さぞかし…。

続きまーす!!


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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(131121)

 
「序」「紡」「月」「標」「言」(「愛している」と言ってくれ!!)

第590話「お前をずっと愛してる」の、あのシーンがとうとうアニナルで!!実況とかやればよかった(汗)。ああ…お腹いっぱいです。あの頃、ナル×ジャン「愛している」と言ってくれ!!と願いながら考察を書きまくってましたっけ。考察はナマモノだから、今読むとズッ転けてるとこもあるけれど、ま…そこは愛のフィルターでうまく濾してやってつかーさい。

イタチにもう一度会いたいな…。

ナル×ジャン ケルベロス


 

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第655話「轍(わだち)」②

 
<ザッ>(カカシ)

<ガッ>(穢・ミナト)

「!」(カカシ)

「!」(オビト)

「…!」(サスケ)

「父ちゃん!」(ナルト)



「奴に止めを刺す時だ!!」(忍連合)

「行くぞ!!」(忍連合)

「待て!」(綱手)

「!?」(忍連合)

「オビト…
チャクラを引っ張り合った時
君の心の中を
見せてもらったよ」(穢・ミナト)

「……」(オビト)

「ずいぶん息子

ガミガミ説教してたみたいだけど

…どうやらそういうとこは

母親ゆずりみたいだね…」(穢・ミナト)

「……
父ちゃん」(ナルト)

「……」(カカシ)

「…でも本来
それをやるのは君の役目

オビトを本当に理解し
何かを言えるとしたら…


友達の君だと思うよ
カカシ」(穢・ミナト)


「……」(ナルト)

「そうだろうナルト」(穢・ミナト)

「!」(ナルト)

「………」(ナルト)

「………」(カカシ)

エーッと…なかなか書けなくてスミマセンでした。最近、週の前半が忙しくて(汗)。しかし、連日、お月様が綺麗でしたね。雲一つない夜空に月が浮かんでいました。少し前はその近くに金星が輝いていて、一瞬、忙しさを忘れて見惚れていました.綺麗だなー…って。きっと一千年前もズーッとその前もこんな風景を人は見ていたのでしょう。もしかしたら、僕と同じように忙しさに塗れながら、それでも一瞬、時を忘れ、綺麗だなー…って感じてたのかな…と、何故だかそんな事を考えていました。何と言っても月を観て何をか想う和歌の多いこと多いこと。「あまの原ふりさけ見れば 春日なるみかさの山に出でし月かも」(安倍仲麿・古今集406) なんて超有名ですよね。

遣唐使の任を終えやっと帰れる…みたいな句意だったかと思いますが、今は遠く離れているけれど、あの月は故郷で見た月と同じだ。懐かしいな。早く帰りたいな…という想いがしみじみと伝わって来ます(でも、結局船が難破したか何かで帰れなかったというオチがあったけなー)。月も空も大地も…そして、人の心もあの頃と変わらない。僕らはそれを普段何気なく見ているや過去の人々がこの世に遺したモノで感じているのかも知れません。一千年も前の人の心が今も染み入る。人の心もあの月と同じように朽ちないのです。だから、人は何かを表現したいと思うのかな…と、忙しさに揉みくちゃになりながら、ふと空を見上げて、何となくそういうような事を考えてました。

僕は『NARUTO -ナルト-』にも千年経っても朽ちないであろう文学性を感じています。毎週、僕が泣き笑いするように、千年先の誰かも、この作品に触れて何かを感じるんだろうな…と想像しながら、この作品を愛でています。それは一般的にキッ神が評価されている画力以上にネームが素晴らしいからであります。画力以上にキャラクターの言葉には「力」があります。何と言うか…立体的なんです。僕はそんなキッ神のネームを感想の度に書き写しています。たまーに極稀ーに端折るので出来る限りかな(汗)。写経したことはないけれど、きっとそんな感じで神様仏様の有り難いお言葉をこの心に刻んでおります。それで、このパートのミナトの台詞の秀逸さに失神寸前に痺れてしまいました。

オビトを殺そうとするカカシ。その腕をミナトがガシリと掴みます。この早業が「木ノ葉の黄色い閃光」真骨頂なのでしょう。ちなみにカカシも神威の時空間移動をマスターしたようなので今後もカカシがオビトの眼を使い続けるのであれば、オビトと同様な運用が可能になるかも知れません。余談ですがオビトとカカシ神威がかなり毛色が違ったのは別々の肉体で独自に運用された為で、二人のチャクラ性質の違いや二人の体質の違いなどが関係していたと思います。今回の接触で神威の仕組みも凡そ分かりましたので、賢いカカシのことですから今後はオビトのようにすり抜け出し入れなんかを自在に使って僕らをワクワクさせてくれるんじゃないでしょうか?

それでミナトが抑揚を抑えた落ち着いた語り口で語ります。僕はこの部分を写経しながら何だか知らないけど目がグルグル回ってしまったんです。オビト→ナルト→カカシ→オビト→ナルト→カカシ…みたいに、映画の撮影で使うレールにカメラを据えたトロッコに乗っかって、この場をグルグルと巡った…みたいな臨場感が確かにありました。ミナトの言葉はその人一人を狙い打つようでもあり、全員に語りかけるようでもあります。昂った血は一瞬で鎮まり、誰もが落ち着いて自分を省みている。ミナトは登場して直ぐに愚息・ナルトの説教を揶揄していますが、最後の「そうだろうナルト」NASAの大人語翻訳機では「ナルトよ、これが説教だ」になるのかと思います(笑)。

僕はナルトがオビトに散々噛み付くのを見て、これと同じ事をサスケにも言えるんだろうか…言うべきなんだよな…なんて考えてブルーになってたんですけど、ミナトの台詞を写経して、ミナトはちゃんと分かってるなー…嬉しいなと思いました。そして、これでナルトの目はサスケに向き、カカシもオビトもそれぞれをしっかりと目を合わせられました。声を荒げるでもない。ただ静かに囁くように、ミナトの言葉はそれぞれに届いています。それぞれの心が向くべきところにしっかりと向いています。これが怒るのではなく叱るという事なのだと、ミナトの説教に、僕は教えられた気がしてなりません。蛇足ではありますが…「母親ゆずり」の一言に九尾事件の暇乞い時間配分

ミナトの本音がチラリ

クシナも草葉の陰で…さぞかし…。

続きまーす。



 
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今夜も月が綺麗ですね(131118)

 
今夜も月が綺麗ですね(131118)

心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな

三条院(六拾八) 『後拾遺集』雑1-860

見上げれば満月が浮かんでいる。
人生…いろいろあるけど、
それでも一生懸命に生きていれば、
今夜見たこの月を恋しく思うんだろうなー。

今夜も月が綺麗ですね。

ナル×ジャン ケルベロス


 
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第655話「轍(わだち)」①

 
<ズズ…>

「約束を守ったな…!
うずまきナルト
オレ達を本当に助けやがるとはな!」(孫悟空)

「オッス!孫!!」(ナルト)

「ヘヘ…」(牛鬼)

(ラッキーだった)(重明)

(やるやよ…)(犀犬)

(本当にな)(穆王)

(そうね…)(又旅)

(よかった!)(磯撫)

(…!
こいつは…確か…)(守鶴)

<ダッ>(サスケ)

「!」(ナルト)

<カチャ>(サスケ)

「おっ…!おい!」(ナルト)

「待てサスケ!!」(ナルト)

「奴は…!?」(忍連合)

「奴はどうなった!?」(忍連合)


「あっちだ!
まだ生きている!」(シー)

「!」(オビト)

(そうか……負けか……)(オビト)


<ズズズズズズ>

「!」(サスケ)

<ズズ><ザッ>(カカシ)

「…!」(穢・ミナト)

「カカシ…」(サスケ)

「!!」<ザッ>(ナルト)

「サスケ
積もる話は後だ…
急に出て来てすまないが

かつて…
同期で友であったオレに
こいつのケジメをつけさせてくれ」(カカシ)

「カカシ先生!

そいつは今…!」(ナルト)

一尾・守鶴。二尾・又旅。三尾・磯撫(いそぶ)。四尾・孫悟空。五尾・穆王(こくおう)。六尾・犀犬(さいけん)。七尾・重明。八尾・牛鬼。九尾・九喇嘛。二尾は「猫叉」だと思ってましたが「又旅」が正解でした(汗)。また尾獣達も十尾の中でそれぞれのアイデンティティを失う事無く独立したままで居られたんですね。十尾のチャクラを九分割して生み出された尾獣達でしたが、それぞれが独立してそれぞれの人生(←尾獣の場合なんて言うの?)を歩んで来ましたから、充分に自我が確立されているんでしょう。それが十尾に取り込まれた後も解け合う事を拒んだのではないのかと思います。尾獣達も十尾の中から出ようと必死に闘っていたんじゃないでしょうか。

そう考えれば内外からの攻撃をたった一人で何とかしてたオビトも大したものですけど、尾獣のチャクラの所有権は十尾に在って、その管理者であるオビトのでも折れない限り、最後の大綱引きも忍連合に勝機はなかったのではないかと思います。それ程、九つの尾獣のチャクラを統合した十尾とは巨大な力なのだと思います。なので、最後まで諦めずオビトに食い下がったナルトの功績は非常に大きく「予言の子=変革者」の面目躍如といったところでしょうか。しかし、オビトの主張の僅かな綻びをこの騒がしさの中で見逃さず、的確に論破したナルトの頭脳明晰さ。僕だったらグダグダでおまけに短気なので「四の五の言ってないで…」議論そのものが成立しなかったろうなー(笑)。

ここで注目すべきは何が何と戦っているか?というところでしょうか。それはナルトやサスケ、忍連合の忍達だけでなく十尾に取り込まれた九つの尾獣にも当て嵌めて考えるべき問題点でしょう。僕はこの世界は異常だと考えていて、その原因は六道仙人の生前の悪巧み(仮説)にあると、僕は思っています。芸風としては分割好き?もしかしたら六ちゃんってジグソーパズルファンだったのかもーと疑いたくなるくらいです(笑)。そして、それを世界に鏤めてこの混沌の下地を拵えたんだと思います。そして、その意図を効率的に再現させる為に遺したのが兄系「うちはの石碑」であり弟系「予言」だったんじゃーなかろうかというのを「異議」(疑問の考察)でネチネチと展開してる訳だ。

取り留めのない話ばっかで申し訳ないので本編に戻りますと、力尽きて倒れるオビトにサスケが駆け寄り、大蛇丸から拝領した草薙の剣でチャッチャと片付けようとするんですね。これはオビトがマダラとして「うちは虐殺」に関わったからだと、僕は思います。「うちは虐殺」の一部始終はイタチ本人からしっかりと聞かせれていまして、オビトの大罪をサスケは許せなかったのでしょう…けど、サスケだって鉄の国で侍を殺しまくってますし、今まで散々好き勝手して来たのに、ちょっと面の皮が厚過ぎないですかー…ですけど、そこはイケメン無罪の法則が発動されるのかな(笑)。しかし、その凶行を食い止めたのがカカシ先生。神威の異空間からは自力で復帰できたようですね。

ナルトの提供した九尾の衣は消え失せています。それ程に神威の異空間でのオビトとのガチンコ対決が苛烈だったのでしょう。しかし、ここでサスケに先んじてオビトに馬乗りになってクナイを構えるのはカカシの大人がサスケを気押すには充分で、サスケの身勝手な生き方をやんわりと戒めているような気がしてなりません。ナルトが「そいつは今…!」とカカシに言ってますが、尾獣を抜かれた人柱力は死にます。だから、もうオビトは長くない…と伝えたかったのでしょうが、そんなのカカシだって織り込み済みだと思います。自分だけが苦しいと思うのは子供です。一方、尾獣を抜かれても直ぐに絶命できない生命力をオビトは呪っているのかな?

クシナ草葉の陰で…さぞかし…。

続きまーす!!


 
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異議④

 
「ワシのかつての教え子でしての…」(自来也)

「!」(フカサク)

「!」(シマ)


「そんな奴がおったとは
聞いとらんぞ!
…ほんならそいつも—」(フカサク)

「予言の子…か!?

なら…何でお前が闘う?」(シマ)

「どうやら
正しい方向には
成長しなかったようでしての
…それに
すでに死んだと聞かされてまして…
この子ではないと
思い込んでました」(自来也)

「どちらにしろ

正しくなけりゃ

殺さなにゃいけん!」(フカサク)

自来也がペインと殺り合ってたのって巻ノ四十一(第41巻/118-119頁)だったんだ…それで死んだのが巻ノ四十二で、今から何年前なんだろー。もうかなり前だけど(←数えろやーッ!!)、それでも自来也”仙人モード”の支援に駆けつけた二大仙人のフカサクとシマと自来也のやり取りを読み込んで「エーッ!!」と心の中で絶叫したのを今も生々しく覚えております。そうなんです。自来也は自分の弟子を殺しまくっていたんです!!こう書いてしまうとちょっとアレですが、世界が未だ自来也弟子予言の子によって正しく導かれていませんので、病死か戦死、その他の事態で死んでしまわなければ、自来也が殺していたって事になります。そして、その理由が凄い…。

正しくなけりゃ…ですから!!僕は自来也”仙人モード”を見て、アレレ!?と思ったもんです。な、何で両肩にフカサクとシマが載っかってるんだろう…って。何でも「動くなのチャクラ」を練るパートを仙人蝦蟇が担当して、おまけに自来也サポートしてるという触れ込みなんですが、これは自来也の態のいい監視役だな…と、僕は思いました。それでこの随分と後に、フカサクが「仙法・両生の術」仙人化できるようになったナルトに試みるんですが九尾のチャクラ(当時はこれを八卦の封印式の拒絶と解釈しておりましたが…)に弾かれるのを見て、僕は「よくやったもんだ!!」と、賞賛しましたっけ(笑)。

当時はミナトも仙術を修得してて、同じように妙木山の監視を逃れる為に「仙法・両生の術」を断る必要があり、それでミナトは”仙人モード”のリミットである5分以内に全てを成し遂げる時短スペシャリストとして大成し、「木ノ葉の黄色い閃光」と呼ばれたんじゃないのか?などと考察したのが…懐かしい(※「ミナトは何故、"黄色い閃光"だったのか?」参照)。結局、穢土転生で呼ばれたミナトの描写で仙術「せ」の字もミナトにはなかったんですけど、ミナトは仙術の力を借りるまでもなく九尾と殺り合う手段がありましたから、別の意味で凄いです。「九尾事件」なんてのがなけりゃ、ホントにミナトが「予言の子」として世界を変革してたんじゃないかと思います。

なければ、ミナトだって自来也に殺されてたかも知れないんです。僕はね…フカサクやシマが言う「正しくなけりゃ…」って何なの!?って疑問なんです。有り体に言わせて頂くなら虫酸が走ります(笑)。正しいとか正しくないに何で妙木山蝦蟇が関わらんといけないんですか?ま…確かに自来也も一緒に居るけど、明らかに二大仙人の蝦蟇ちゃんが主導してるやありませんか!?まるで自分らが絶対の正義だと言わんばかりじゃありませんか!!それだったら、大ガマ仙人がこの世界を変革したらいいんですよ!!高齢でダメだって言うのならフカサクやシマがやればいいじゃないですか!?何で自来也弟子をわざわざ選別して行く必要があるのよ。そんなの狡いじゃない!!

…と、僕は思うんです。でも、それが「予言」なんだから仕方ないと蛙の唄がそれこそ大合唱で聞こえて来そうですが、よくよく考えてみると、これって「うちはの石碑」同じじゃね↑?と、僕は考え至る訳です。勿論、大ガマ仙人が垂れ流す「予言」のネタ元は六道仙人だと、僕は考えています。どっちも酷く迂遠(遠回し)で、芸風と申しますかやり口が全く一緒じゃない!!しかし純粋な蝦蟇を間に挟んで、これまた純粋な自来也を抱き込んで、無邪気な「情」で無邪気な自来也雁字搦めにして管理するなんて許せない…と、まあ…短気な僕は熟考の末に激しく切れた訳です(笑)。そういう訳で、当事者であるフカサクやシマと自来也の信頼関係とか愛情の所在担保されるとも思います。

自来也ペイン戦においてフカサクとシマに心の底から感謝していましたから。フカサクとシマだって自来也我が子…否…我が子以上に愛していたと思います。あの頃、僕は感想を書きながらいつも泣いていたな…それを思い出してまた今もが溢れちゃうんだけど、いくら弟系だからってね…「愛」を武器みたいに振り回しちゃいけないよッ!!自来也がどんな想いで可愛い弟子を殺して来たと思ってるんだよ!!「愛」を嘗めんなよッ!!善意の第三者として妙木山を使ったのだろうけど、六道仙人のやり口は許せねー!!と、短気な僕はヒートアップしちゃう…。そして自来也だってそうだったんじゃないのかな…と思うんですよ。それで自来也はフカサクやシマ…妙木山切れる為に…。

いいところですが…続きます。

明日は感想(13:00)だよーッ!!


 
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異議③

 
「…だが…うちはシスイの死体はどこにもなかったし
自来也の死体は人の入れない水圧の深海の中
ダンゾウの右眼や六道ペイン達の武器になら
まだ彼らの個人情報物質がそれなりに…」(カブト)

「図にのるな…」(トビ)

第520話「穢土転生の秘密」で提示がありましたが、此度の大戦で穢土転生されなかった…うちはシスイ自来也を僕は疑っています。総力戦の第四次忍界大戦にあって、シスイや自来也程の手練が呼ばれないのはオカシイです。変だと思いませんか?!歴代の里影とか、超レアの元人柱力(テイルズ)とか、霧隠れ・忍刀七人衆を忍刀も含めて召還するとか、大蛇丸の遺産を継承したとは言え、カブトの保有する情報資産(カブトの情報収集能力を含む)を正当に評価するならば、シスイ自来也個人情報物質が確保できない理由が解りません(笑)。そして、それでもカブトが呼べなかったと言うのは、仮にそれが…手の内に在っても呼び出さなかったけど…という意味があったのかな…って。

それでトビ(オビト)は「図にのるな…」と言ったのではないでしょうか?つまり、カブトは彼らは死んではいない生きているんじゃないのか?と探りを入れた訳です。それがトビ(オビト)には痛いところだったから憤慨した…と、僕は感じたんです。カブトの慇懃無礼な語り口もアレですけど、カブトがそれ以上突っ込めないような気迫でトビ(オビト)は押し返してましたから、探られたくはない腹があったものと思います。エッ!?この人まで!?と思える面子を召還したカブトの実力からしてシスイ自来也の生死というものは限りなくに傾くのではないかと、僕は思います。そして、この行があったればこそ、僕はオビトを評価し、彼を善人として「啓蒙」という言葉で飾りました。

でも実際は、世界を照らす程の大義を抱えていたようでは無く、寧ろ極めて個人的で指向性を帯びた想いに支配された一個人みたいな感じだったので、ちょっと気持ちが<シュン>となりましたけど(汗)、オビトの純真とは別の次元でシスイ自来也(の思惑や大義)が在って、それに対してオビトが敬意を感じていたのかな…とも思います。ただ、全くもって何でもないのならば、カブトのイミフな物言いに「図にのるな…」はないでしょう。やはり何らかの衝突があった筈です。だからこそトビ(オビト)は心をざらつかせたのだと、僕は思うのです。オビトが自分の意志で”暁”に関与し、「月の眼計画」を画策していようと、シスイ自来也と全く関係がないとは思えません。

それはイタチシスイ多大な影響を受けたのと同じじゃないでしょうか。この世界ははっきり言って異常ですから、誰かが異議を唱えないといけないのだと思います。でも、この世界は未熟過ぎていろいろと足りない…。もしそれに誰かが気付けた人がいれば、この世界は変れるのかも知れない…。多分そこまで辿り着けば、この世界の「不備」とは、予め敷かれた仕組みの産物であると気付けたのではないかと思います。つまりは六道仙人の「恣意」に気付けたという事でありましょう。何故だか、この世界の人は自分達が住む世界の異常さに気付けないでいる。生まれてからズッとこういうもんだと思い込んでいるからなのでしょうか?イタチのやる方ない憤りが、今ならよく解る気がします。

続きます。

 
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異議②

 
「うちはの石碑」の三つ巴(基本巴)写輪眼の解読領域に、イザナギの運用ノウハウが記されていたのではないかと、僕は考えています。当然、そこには兄系であるうちは一族の肉体に弟系の細胞を取り込む旨も記されていたでしょう。しかし、全てのうちは一族がそっくりそのまま六道にスペックを上げられるかと言うと、万華鏡写輪眼→永遠の万華鏡写輪眼(たが)があるのでそうは問屋が卸しません。例え素養があろうと基本巴→万華鏡のアップに関しては躊躇を余儀なくされたと思います。そして、これと全く逆の臨床が神無毘橋でオビトからカカシに受け渡された写輪眼の移植でありました。恐らくあの場であったオビトの「眼軸ごと」の補足も件の石碑の情報だったのでしょう。

そして、別々の宿主を見つけた写輪眼は奇妙な運命に吸い寄せられるように、共通の「大切な人」の死を持って万華鏡を開くに至る…。ちなみにオビトとカカシの万華鏡写輪眼の視力低下や失明のリスク等々に関する描写がかなり違うのは、それぞれが有する弟系の細胞のスペックの違いに拠るものと思われます。カカシも有能な弟系の系譜にあるのは確かですが、柱間細胞には及ばないという事なのでしょう。しかしながら、弟系の細胞万華鏡写輪眼失明の時期を遅らせる効果、或いは失明失効させる可能性があったのではないかと、僕は分析しています。そして、その件に関して「うちはの石碑」には記述がなかったんだろうなー…と、これは邪推の域を越えませんが、そう考えています。

何故かと申しますと、そこに六道仙人の恣意があるからだ…としか(汗)。「うちはの石碑」とは結局、一族を踏み台にしてたった一人の六道を再現するシナリオに過ぎないのではないかと、僕は考えています。その酷く迂遠(うえん)なやり方が、親としてはどうなんだろう…と、妙に僕の琴線に触れている訳です(汗)。ところで、写輪眼の文様が巴文様から複雑な万華鏡に変化し、遂にはシンプルな波紋文様である輪廻眼へとその姿を変えて行く様に些か疑問を感じてなりません。しかも、攻撃性に関しては「写輪眼>輪廻眼」であると考えられる点も不自然な感じがします。また、月に投影される無限月読の文様は多重巴文様であり、それが神樹の能力を香ばしく漂わせていると言うか…。

いろいろ考えていると、写輪眼とは十尾の呪いに思えて仕方ありません。例えばナルトのホッペの九尾の髭痣みたいに、十尾の人柱力であった六道仙人にも何かしらの影響があって、それが瞳力を継承した兄系・うちは一族を呪っていたんじゃないかと思えてなりません。そして、その呪いを浄化する為に「うちはの石碑」を遺したのだとしたら、件の石碑に拠って生み出されたたった一人の六道とは、十尾の呪いを完全に浄化した存在であり、新生うちはの希望とも言える存在であろうかとも思えます。その点では将に親心を感じなくもありませんが、余りにも遠回し過ぎて嫌らしい(笑)。しかし、写輪眼十尾の呪いというのなら日向一族の白眼もまた別の解釈があるのかも知れません。

そもそも弟系・千手に何で瞳力者たる白眼の日向一族が傅(かしず)くのか?僕はそれが不思議でした。が、白眼写輪眼弟系が何らかの方法で徹底的に浄化したものだったら…。ま、浄化と同時に殆どの瞳力を失ってしまって、三大瞳力の一翼を担うには些か貧弱だったのはご愛嬌でしょうか(笑)。その点で日向一族が特殊な瞳力を主にするのではなく、瞳力を補助的に活用して体術点穴を活用したチャクラの放出系の能力でその活路を見出したのは賢い選択であったと思います。ちなみに第一部の中忍試験「白眼→写輪眼」の提示がカカシからありましたが、あれは千手のプロパガンダであって、白眼の出自を秘匿しようとする意図が見え見えなんですよ(笑)。

或いは「うちはの石碑」の記述に従って弟系の優れた細胞を我が身に取り込んだ筈の兄系・うちはが逆に弟系の細胞に寝食されてうちはを離反して弟系に寝返った可能性もあるんですけど、それだと十尾の呪いをどうやって浄化したかが見えて来ない…それは千手が日向をどうやって創造したかでも同じなんですけど、千手の医療忍術への執心を考えると何でもありですし、日向一族の閉鎖的な体質や、白眼も移植可能デバイス(霧隠れの青)だった描写も写輪眼との互換性を感じるんです。確かに兄系・うちは弟系の細胞を欲するのをただ指加えて弟系・千手が見てたなんて気持ち悪いので、千手がうちはの瞳力.写輪眼を何とかして取り込もうとしたっていいじゃないかと思います。

何れにしても兄系・うちは一族「うちはの石碑」を唯一の基軸として暗躍していたのだと思います。そして、それを実現したのがうちはマダラであり、多少不格好ではありましたが、うちはオビトだって立派な六道でありました。「うちはの石碑」の意図が単に六道の再誕を促すのか、十尾の呪いを浄化し新生うちは=輪廻眼の一族を立ち上げる為の教導なのかは未だハッキリとはしませんが、ただ盲目的にそれを信じ込む姿に瞳力者としての矜持(きょうじ)を感じないのです。きっと、イタチはそういう部分を批判していたんだろうな…と、何だか今になってしっくり来るのであります。そして、それを導いたのはやっぱだよな…と、僕は独り納得している訳だ…。

さてと…やっと本題に入れますよ。

続きます。

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異議①

 
写輪眼は一つ巴→二つ巴→三つ巴文様で進化します。確か…三つ巴文様を「基本巴」と穢土転生で呼ばれた扉間が呼んでましたっけね。そして、才能在るうちは一族であれば多大なる後悔を経験することで万華鏡写輪眼にアップしますが、その個体に兄弟等の移植可能な近親者が居ない場合は瞳力を使えば使う程失明に向かう時限的な制限が課せられる…。運よく兄弟が居た場合も目の奪い合いが発生します。それ以外では禁術指定されるイザナギイザナミがあって、術の発動が失明と引き換えなのでうちは一族内部で目の奪い合い=殺し合いが発生します。結局、うちは一族は強力な瞳力や瞳術を得る為に同族で削り合うしかない…かなり悲惨な運命を課せられた一族なのだと言えるでしょう。

ちなみにイザナギはダンゾウの提示(イザナギユニット)に拠れば三つ巴(基本巴)文様の写輪眼で発動可能ですが、柱間細胞による肉体の六道化が必要(イザナギ陰陽遁六道の力)であると、小南を後ろから<ブスッ>と太っとい注射器の針みたいな武器でトビ(オビト)が突いた時に提示がありました。それで穢土転生のイタチが例の「愛している」の行で、うちは一族内でイザナギの乱用が過去に在ったとし、それを戒める為にイザナミが開発された…みたいに証言してるので、柱間細胞の取り込みに関してはうちは一族に予めノウハウが存在したと考えるべきでしょう。その他、眼のやり取りに関して、一族内で禁忌の実験が繰り返されたのもいろいろと証言がありましたね。

任務とは言え、イタチが同胞(同族!?)であるうちは一族を手に掛けたのは、放っておいても同族で殺し合う宿命がある…という諦めが心の何処かにあったからなんじゃーないかと、僕は思います。うちは一族においては、才能ある者であれば…写輪眼野心イザナギ柱間細胞の取り込み?)を引き寄せ、野心は仲間の死を引き寄せるのです。そして、仲間の死は多大なる後悔となり万華鏡を開く…。しかし、万華鏡失明への一本道でしかない。多分、これらの写輪眼の運用に関するノウハウとは「うちはの石碑」に記されていた内容なのだと思います。そして、その解読に基本巴→万華鏡で差別化される情報管制が敷かれていたところが嫌らしいと言えば嫌らしい…と、僕は考えています。

ちょっと提示不足でアレなんですが、マダラの提示に拠れば、柱間細胞の取り込みも「うちはの石碑」の教唆に拠る筈です。しかし、イザナギ陰陽遁であり、六道の力柱間細胞(か、それに準拠する肉体)が必要であるか否かが微妙に史実…というか提示に反映されていなくて、うちは一族が古来、柱間細胞を最上位とする弟系の肉体を取り込んで来たかがイマイチ飲み込めませんが、うちは一族内でのイザナギの乱用の歴史(それに対するイザナミの開発もあった)があった以上、一族が手を繋いで強力する方向ではなく、互いに削り合い奪い合って来た事実はあったように思います。うちは一族とは八方塞がりで減少傾向を仕組まれた呪われた一族であった事だけは確かでしょう。

そして、彼らは純粋無垢に「うちはの石碑」を信じて、その教唆通りに行動を規制されていたのだと思います。何時だったかイタチが上役に切れた時に、あれは一族の純粋無垢さ=「うちはの石碑」に対する妄信を批判してたんじゃないのかな…してたのかも知れないな…と、近頃、僕は考えています。もしかしたら…なんですけど、「うちはの石碑」には情報の提供だけではなく幻術みたいなものが仕込まれていたんじゃないのかなー…と疑いたくなる(笑)。それか兄系が父・六道仙人の教えや導きに極めて従順に調整されていたか…?そう考えたくなる程、兄系・うちは一族とは六道仙人にとって都合のいい子供なんですよ。極論すれば、たった一人の六道を創る為の踏み台なんだから。

忍連合って、明らかに弟系の勢力ですよね。瞳術ありなしじゃなくて組成的に…。それは弟系が互いに削り合い奪い合うように教唆される事無く発展できたからです。ぶっちゃけ、それは「うちはの石碑」が瞳力者・兄系のみを狙い打つ手引書で、弟系はそれに影響されなかったからで、結果的に兄系はヒール(悪役)として選抜されて、”暁”なんて極めて小規模な組織でしかなく、それも最後にはボッチで世界を向こうに回す…みたいな図式が余儀なくされていた…。「うちはの石碑」を六道仙人が本当に遺したのなら、それは恣意以外の何者でもなかろう。僕はその部分に少なからず憤りを覚えます。親として、それは慎(つつし)むべきだろう…と。その前に当事者も「何してるんだ!!」って思う。

きっと、彼もそう考えてたんだ…。

続きます。

 
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第654話「うちはオビトだ」

 
<スッ>(オビト)

<スッ…>

<ガッ>(オビト)

「………!」(ナルト)

<ググッ>(オビト)

「……」(ナルト)

「オレはそちら側に行くことはない…!
今までの道に後悔もない」
(オビト)

「………
…ちゃんと…見えたって…
言ったろ…」(ナルト)

「…!?」(オビト)

「だったら…

…今さら…<グッ>

火影の自分なんか
想像すんな!!」
<ガッ>(ナルト)

<ザザッ>「くっ」(オビト)

「!」(オビト)

「……!」(オビト)

「リンが見守りたかったのは
今のお前じゃねーよ

うちはオビトだ」(仔・オビト)

「……!」(オビト)

「またお前のせいで
遅刻だな…オビト」(仔・カカシ)

「行くよオビト」(ミナト)

「!」(オビト)

「ごめん!今いくよ」(仔・オビト)

「!」(オビト)

「………リン…」(オビト)

「……」(オビト)

「そう…
その心の穴は自分で埋めればよいのだ」(オビト)

「!」(オビト)

「他人など何の力にもならん」(オビト→ミナト)

<ズズズズ…>

「さあ…こっちへ…」(オビト→リン)


「来て…
私は無視したりしない」<ズズ>(リン)

「ちょっと待ってリン」(仔・オビト)

「!」(オビト)

「?」(リン)

「!」(オビト)

「そう…今のお前じゃ
リンには見向きもされねーよ
リンが見守りたかったのは

うちはオビトだ」
(仔・オビト)

「!」(オビト)

<ザッ>「…もういいだろ
…オレは—

うちはオビトだ!」<バシィ>(仔・オビト)

<フッ>「いいから来い!
コノヤロー!!」
(ナルト)

「!?」(オビト)

「皆の力を—」(ナルト)

<グイ…>(ナルト)

<ググッ…>

<ググ>



「なめんなってばよ!!!」<ズボッ>(ナルト)

「抜けたァー!!!」(ナルト)

<ズザザ>「やったぞ!!」(忍連合)

「よォーし!!」(忍連合)



<ズズズ>(テイルズ)

<ズズン>(テイルズ)

(オレは…負けたのか?)(オビト)

「ウッ…!」<ドサ>(オビト)

<ハァ><ゼェ>(サスケ)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

<ザザザッ>(ナルト/サスケ)


「………」(オビト)

「大きく明いた地獄の穴を
月の夢が埋めてくれる」
(オビト)

「独りで妄想ばかり
穴に詰め込んでみても
心の穴が埋まる訳がないんだ」
(カカシ)

「心の穴は皆が埋めて
くれるもんなんだよ」
(ナルト)



「行こ…」(リン)

「リン……」(オビト)

エーッと週末あれこれと用事が舞い込んでしまって「あの人」の考察が書けませんで、今暫くお待ちを…この世界にはほぼ万能「チャクラ」という世界観があって、ナルトは八卦の封印式の中に九尾の(陽の)チャクラ亡父・波風ミナト亡母・うずまきクシナ「チャクラ」を携えて育まれた異例中の異例でありまして、おまけにイルカ→カカシ→自来也→ヤマトといった好意と適性を兼ね備えた忍達が挙(こぞ)って英才教育を施した訳で、その仕上がりたるやもう筆舌に絶えない…否…申し分ない(笑)。ま…ここまで施されて残念な子だったら嘘ですけど(汗)。稀に著名人のお子さんでお金だけ与えられて残念な結果に終る場合はありますが、それは親の訳知りさが問われるところ…。

そこは才能能力の高さだけでなく人間力の高いミナトとクシナの想いというものが、八卦の封印式に編み込んだ「チャクラ」がナルトに影響しています。死して尚、二人の烈日なる想いがその「チャクラ」に宿りナルトを立たせた訳ですが、それだったらこの世界の親が皆同じ事やるだろー…と言うのは無しで、生まれながらにして九尾の(陽の)チャクラなんて危険な代物を背負わされたナルトなればこその異例…でなければ八卦の封印式も必要なかったし、尾も屍鬼封尽もなかったんだからミナトもクシナも健在の筈…と受け取るべきでしょう。でも、ナルトは有り得ない不遇それ以上の祝福兼備した子であり、それが折れず曲がらずしなやかに育つ幸運に恵まれた有り得ない子

それと同じくオビトだってうちは一族うちはマダラ末裔にあたる名血…オビトの出自の説明によればサスケもマダラの末裔でしょう…であり、その身に柱間細胞を適合させ、「うちはの石碑」を利用できる知識を与えられた上に、マダラがご丁寧に輪廻眼まで託して逝ったんだから、ナルトに勝るとも劣らない施しを受けてたと言えましょう。しかし、それが若僧のナルトに完膚なきまでに論破され「心」を折られるのは、オビトを育てた者・うちはマダラの訳知り度云々ではなく、やはり恣意的に残された欠陥であろうと思います。少し前から漂うオビトの小物臭…というか、ここに来てオビトがナルトの話に耳を貸す時点での終ってる感というものが全てを物語っていたように思われます(笑)。

何にせよ、双方とも忍術「チャクラ」有用性を如何なく発揮してそれぞれ「力」を尽くした訳です。そして、ナルトの方がオビトよりも勝っていただけなのです。そして、それはマダラの意図するところでしょうから、例えこの綱引きにナルト及び忍連合が勝利しようと、マダラが邪魔するでしょう。それはマダラが柱間から仙術を奪取できなくとも「月の眼計画」頓挫した状況においては問題ではないと思われ、全盛期以上うちはマダラは依然、脅威であろうと思われます。しかし、この戦争の中でイデオロギー的に兄系は弟系に圧倒されてしまったので、マダラの足場はもうグズグズなのであります。ただ、ナルト側が盤石かと言えばそうでもないというのが実情ではあります。

今回のお話ではナルトの妙に大人びた超正論とも言える説教ヘロヘロになるかに思えたオビトですが一転反撃に…。しかしそのカウンターにオビトが折れず曲がらずに人生を送ったとして、もしかしたら火影にならたかもな…なんて、中二病の顕著な妄想をしてたのがナルトに覗かれてたパーンチが浴びせられるです。僕だって小学生の頃、登下校時、校門に運転手付きのロールスロイスが横付けして、後部座席のドアを運転手が開け閉めしてくれる行を想像してた自分を誰かに見られてたら卒倒…それを想像するだけで「いやー!!やめてー!!」エアー絶叫できますけど…するくらい恥ずかしいです(笑)。所詮、オビトはその程度の雑魚でしかなかったということなのであります。

こんだけ殺し合って、想像を絶する犠牲を払おうと、世の中の根幹は何ら変わっていないのです。はっきり言うと「変革」などほど遠い状況であると、僕は思います。そして、それは全盛期以上うちはマダラが矢面に立とうと変わりはしないであろうと、僕は考えています。そう思える程、この世界は不備なのであります。そして、この世界に住む人々に、それを気付かせるだけの「光」が足りない。と認識させる為の強烈な「光」が足りないのです。この世界はそれ程に未熟なのであります。考えが足りないのであります。僕は『NARUTO -ナルト-』と接する内にそのような疑念を抱きました。そして、それより先に同じ疑念を抱いて行動していた人達がいたのだろうと…

僕は期待して止まないのであります。

続きは「あの人(達)」の考察で…。

※「綱引き」だけに”引っ張る”……わーッ(笑)。

第654話「うちはオビトだ」
ナル×ジャン ケルベロス




 
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第653話「ちゃんと見てる」④

 
「……………」(ナルト)

「…お前…
仲間の想いや思い出を全部捨てるって
カカシ先生に言ってたみてーだけど
十尾の人柱力になって
そいつに乗っ取られそうになった時<スッ…>

それがイヤで十尾を抑え込もうと
したんじゃねーのかよ

十尾に勝ってそれを自分で操られたのは…
今までの事捨てたくねェーって
ふんばって自分のままでいたからだろう


お前…やっぱり四代目もカカシ先生
リンって人の思い出も
捨てられなかったんじゃねーのか?
…だから十尾の人柱力になっても
オビトのままでいられんだろう

違うかよ……?

けど皆を巻き込んで
お前の道をこのまま突き進むのは
許される事じゃねェ!

こっちの道へ来て
うちはオビトとして木ノ葉の忍として
キッチリ罪を償ってもらう

…………<ザッ>
何もかもから逃げようとしやがって…」(ナルト)

「先に待っているのは
お前もよく知る最も恐ろしい…孤独だ!

現実に居る必要などどこにある?<スッ…>
いいかげんこっちへ来い!ナルト」(オビト)

リンって人が生きてたら
きっとこう言うだろうな

強がって自分を隠すなって

ちゃんと見てんだからってよ」(ナルト)

「………」(オビト)

<スッ>「お前は
お前以外じゃねェんだからよ

もう逃げんな

お前こそこっちへ来い!
…オビト」
(ナルト)

エーッと「あの人」の前に…先の感想で述べた「少年少女へのメッセージ」の件ですが、ナル×ジャンは大人のコンテンツだから少年少女に向けたものではない…というのは本心じゃないです(汗)。ナルトが余りにも気持ち悪い子供だから盛り過ぎました。確かに僕は少年少女に向けて想いを発しております。何かを届けたくて、何かを感じて貰いたくてせっせとナル×ジャンを続けております。しかし、自分の経験からして、その真意は決して届きはしないであろうと思いもしますし、もしも伝わったのならナルトみたいに気持ち悪い子供だから嫌だな…などと思います(笑)。でも、それでも懲りずに少年少女に叫ぶのは、ああ…そういう事だったんだ…と、いつか気付いてくれたらいいなと思うからです。

少年少女が大人になって、何だか訳分かんない事を、そういえば何処かで見聞きした覚えがあるけど、もしかしたらこの事だったのかな…と、懐かしんで貰えれば、老犬ケルベロスこれ以上の黒犬冥利は御座いません。そういう意味において、僕は種を撒く人(犬…か)なのかな…と。でも、それが良い実のなる木とは限りませんし、多分に自己本位で、そもそも間違ったものかも知れません(偏っている…という部分においては相違御座いませんので害悪の実のなる木である可能性が極めて高いぞケルベロス!!)。だから、トイレの落書きくらいに思って頂けると幸せです。勝手に約束して、それを自分の使命と信じる…けったいな犬がいたっけな…と、覚えていて貰えるなら幸せ…ああ……これ以上の幸せはありません。

最近、涙もろくなっていけない。僕は親じゃないから余計な愛情が在るんだろうと思っています。それが『NARUTO -ナルト-』に出会ってしまって、制御不能に吹き出してしまったんでしょう。それで家の裏の空き地に「大きな穴」を掘って、そこに向かって大声で叫んでたんです。その「大きな穴」ってのがナル×ジャンだと思ってください。ホントに無駄な事をしてると、自分でも思っています。でも、僕は皆さんと同じように、既にこの「綱引き」をおっ始めていたのです。大声出してかけ声掛けて、一生懸命にこの綱を引いています。もう放せないんです。だから、こんなバカな事をしてるオッチャンが居たな。何か変な事を言ってたな…と、ほんの少しでも覚えててくれたら…

僕は死んでもいいな(少年少女がそうなる頃には僕は天寿を全うしてますが、何か?)。僕の撒いた種が、誰かの心の片隅で、そっと咲けば嬉しい。それはどんななんだろう。どんながなるのだろ。美味しいのかな。酸っぱくて<ペッ>と吐き出されちゃうんだろうな…それでもいいな。それでも僕は幸せだな。もしかしたら、これが親御さんの気持ちなのかも知れないな…とかなんとか、また根も葉もない(汗)。何だろ…涙が止まらないんです。辛い時もあったけど書き続けて良かったな…と思っています。ナルトはこんなに気持ち悪い子に育ってしまったけど、これからですよ!!これから!!オビトも<シュン>となんかなんないで大人の意地を見せてみろやと、黒犬としては思います。

しかし、ナルトはオビトに浴びせかけた口上をサスケにもちゃんと浴びせられるんだろうか?罪を償うって最悪死刑とか…里抜けって死を持って償うんじゃなかったっけ?…有り得るでしょうし、サスケが火影になる…つまり、サスケがクーデター起こして、木ノ葉転覆でもしない限り死ぬしかないんだから、自分の言葉は曲げねェ!!っていうナルトの忍道の立場は!?と思います(汗)。ナルトが調子に乗って想いの丈をぶつけるのはいいけど、それが逆にナルトを追い込んでいるような気がして、内心…おいおい…って感じに盛り下がってしまう…そういう陰気なオッチャンでスミマセン。それで「あの人」なんですけど、久々に考察を書こうと思うので少し待っててね…。

少年少女よ!!

ナル×ジャンちゃんと見ててね!!

第653話「ちゃんと見てる」
ナル×ジャン ケルベロス



 
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第653話「ちゃんと見てる」③

 
「………」(オビト)

「ちょっとヘマしちまった
目に砂が入っちまって…」(仔・オビト)

<ムッ>「………」(仔・リン)

「…………」(仔・オビト)

「ハハ…!
男にゃキズの一つや二つ
体に刻んどかなきゃ箔付かねーし!
ちょうど箔付けとく頃合いだと
思ってよ…だからこんな傷…」(仔・オビト)

<ギュ>(仔・リン)

「痛っ!」(仔・オビト)

「………」(仔・リン)

「………!」(仔・オビト)

「強がって傷を隠してもダメ

ちゃんと見てんだから

オビトは火影になるって
私に約束した
いい…私だって
この戦争を止めたい
世界を救いたいと
本気で思ってるよ

だからオビトの事…
側でしっかり見守るって決めたの

アナタを救う事は
世界を救うのと同じなんでしょ」」((仔・リン)

「…………」(仔・オビト)

「うん…」(仔・オビト)

「私が見張ってるって事は
もう何も隠し事はできないよ」
(仔・リン)

「うん!うん!」(仔・オビト)

<グッ>「がんばれオビト!

火影になって
かっこよく世界を救うとこ見せてね!


それも約束だよ」(仔・リン)

<クイ…>「行こ!」(仔・リン)

「…………」(オビト)

「あの人」の事は今一度、横っちょに置いときまして…リンちゃんはあきません(ダメだと…いうあっちの言い回し)。NASAの大人語翻訳機というのがあって、それで翻訳すると、「ダメ(=あかん≒あきませ)」「NG」(No Good)というのではなくて、寧ろ「危険」(だから近づいちゃダメ)に近いニュアンスです。それで何が危険かと申しますと、リンちゃんがオビトを弾いてないところ。この時点でオビトはまだまだ子供なのであります。子供だから根拠の無い夢を口にするんですが、それは別に悪いことではなくて子供の特権でもあります。オビトが手に傷を負って…のこのシーンですけど、どっかで出て来ましたよね。それで、それの前後にいろいろと情報が付加されてます。

リンちゃんはオビトが痩せ我慢で傷を隠すのを厳しく戒めています。アカン部分にちゃんと線を引いてリンちゃんはオビトに「NG」を出しています。それは忍としてオビトの命に関わる看過し難い行動だったからです。しかし、オビトが火影になる!!とか、世界を救う!!という夢をリンちゃんは規制していません。それが成るか成らないかでもなく、善いか悪かでもなく、リンちゃんはオビトの可能性制限していないのです。リンちゃんがオビトを弾かない…つーのは、そういう事なのであります。リンちゃんはオビトの真実も嘘も何もかも一切合切を全部纏めて包み込むように受け容れてくれている訳です。もうこれはね…

お母さんですよ。

同年代でこんなこんな子がいて、こんなに可愛くて、目がパッチリしてて、それがこんなに間近で「ちゃんと見てる」なんて言ってみなさいよ!!これはあかんやつですわ…あきませんてッ!!惚れてまいますって。誰だってこの「愛」「恋」しちゃうと思います。これは仕方ありません。オビトは無罪です(笑)。リンちゃんがオビトの手をとって走り出しますよね。その行く手にはミナト先生とカカシが居ます。僕はこのカットを見て、でもリンちゃんの胸(ハート)にはカカシの恋の矢ブッツリと刺さってんだよなーって(汗)。しかも、質が悪いのはそれはカカシが射たのではなくリンちゃんが自分ブスッと刺した矢だったって事で、もー矢だァ〜ッ!!(←オヤジー)

詳しくはナル×ジャンの数少ない恋愛論である「オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?」をご一読ください。僕はWILLIAMさんの描くリンちゃんが大好きでありました。今またこうしてリンちゃんのニーソの絶対領域が拝め、絵に描いたような(…絵に描いた二次ですけど何か?NASA)聖母っぷりを如何なく発揮するリンちゃんにまた逢えるなんて良かったなーと感じています。やっぱ神無毘橋のミナト班は甘酸っぱいわー。どうりでオビトが「酸っぱいブドウ」を引っ張り出す訳だと納得頻りであります。一瞬、オビトの若年性アルツハイマー病を疑ったけど、それだとここまで緻密な計画を積み上げて世界を振り回すなんて無理だから、やっぱ強固な仮面で自己防衛していたのでしょう。

しかし、何と言ってもこの奇妙な恋愛の大三角形を形成できたのはカカシ在りきでありまして、いろんな意味でカカシの歪んだ幼少期が影響していると思います。今さらですけど、綱手の跡目で火影になるのはカカシが適任だと思っています。ま…それをカカシの三味線が邪魔した…「三味線を弾く」というのは”相手の言うのに調子を合わせて適当に応対する。また、事実でないことを言ってごまかす”という意味があります…と、僕は考えています。別に一番強くない忍でも火影になってもいいのにね。それに人を上手に使うのも能力だと思いますし、組織が大きくなったらそっちの方が重要でしょうに。結局、カカシが火影を固辞したのも、リンちゃんを拒んだのもそう変わらないように思います。

オビトだけが逃げてたんじゃなくて、カカシだって立派に逃げまわっています(笑)。ま…誰だって似たり寄ったりで、そういう人の綾というものが折り重なって世界は創られているて、同じように混沌も創られるのでしょう。だから、タラレバの話しをしたら、それこそ一晩でも足りない(汗)。しかし、カカシはいつまでも三味線を弾いてないでここら辺でしっかりと仕事しないといけないでしょうね。だからオビト戒めるだけでなく、ナルトはカカシ奮い立たせなきゃなんないと思うんです。カカシは「あの人」とも浅からぬ因縁がありましたし、双方とも充分に意識し合う描写がありましたからカカシにも特別な役割があるかも知れないなと、また性懲りも無く僕の妄想列車は奔るのでした(笑)。

続きまーす!!

 
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第653話「ちゃんと見てる」②

 
「………」(ナルト)

「…お前…
本気で言ってんのか…
ソレ…?」(ナルト)

「………」(オビト)

「…本当の本当に
そう思ってんのか?」
(ナルト)

「………」(オビト)

「……」<スッ>(オビト)

リンがオレを救ってくれるって事はつまり
それは世界を救うって事と同じなんだよな」(仔・オビト)

「え?」(仔・リン)

「だってホラ…
オレは火影になって
この戦争を終わらせる訳だろ!
それにはオレがこの世に元気でいないと
…意味分かる!?」(仔・オビト)

「うん…!
分かりにくいけど…」(仔・リン)

「それにはやっぱ…
何て言うの…
オレの事ずっと側で見ておいてくれないと…
…つまり…その」(仔・オビト)

「ん?」<スッ…>(仔・リン)

「…………」(オビト)

「……」(オビト)

「…そうだ…
そう思ってる」
(オビト)

「……」<キッ>(ナルト)

<スッ>「行き先もハッキリせず
わざわざ険しい道だと分かっていて歩くことはない
仲間の死体を跨ぐだけだ

ハッキリした行き先があり
近道があるんなら誰でもそちらを選ぶ
そう…火影の目指すべき行き先
世界の平和だ」(オビト)

<ギュッ>(ナルト)

「何言ってんだお前……」<スッ>(ナルト)

「!」(オビト)

「オレが知りてーのは楽な道のりじゃねェ

険しい道の歩き方だ」(ナルト)

「…………」(オビト)

「その2つの道の行き着く先が
同じだとしても
…そう言うのか?」(オビト)

「一方が険しい道だとして
最初に誰が教えてくれんだよ?
結局誰かが逃げずにやらなきゃ
ならねーんだろ


火影ってのは
痛ェーのガマンして
皆の前を歩いてる奴のことだ
皆の為にどん詰まりを
壊していく奴のことだ

火影になるのに近道はねェ!

そんで火影になった奴に

逃げ道はねーんだ!!」(ナルト)

「あの人」の事は暫し横っちょに置いとくとして…ナルトって気持ち悪いと思いませんか?この子の歳(16歳?)で、カカシの世代の年上のオッサン捕まえて、ここまで自信満々に説教垂れるの見てて、正直気持ち悪くなりました。確かにオビトの「月の眼計画」には僕も反対です。だけど、オビトには明確なビジョンがある。世界を導く目的地が…良い悪いは別にして…ハッキリと定まっています。それに対してナルトは険しい道を皆で歩いて目的地を探す…ぶっちゃけ「根性論」に終止してて、でもそれは長門が道を踏み外した前例があるだろう!!と、思わず僕は突っ込んでました。ナルトも人間であります。つまるところ「程度の問題」で、ナルトだっていつかは<ポキリ>と折れる可能性がある。

楽観的なのは確かに明るくていい。サッパリとしてて気持ちもいい。若い子は元気でいい。しかし、ネジも死んじゃいましたし、名もなき忍がこの戦争でそれこそゴミのように死んでいます。ナルトはその忍や、その忍の家族に、行き先も分からない。方向性も定まらない。細かいことはこれから皆で探す…みたいな不確定要素がてんこ盛りの口上をどんな顔で垂れるのでしょうか?歴史的にはうちはマダラが似たようなアプローチでうちは一族に総スカンを喰らってアボーンしてますし、長門だって何とかしようとしても何ともならず敢えなく堕天しています。結果的に忍社会の混沌の出口は見出せていませんから、論理的に無策のナルトの危うさと来たら、充分に同舟を躊躇うレベル(笑)。

ま…しかし、今の急務はオビトの「無限月読」の阻止でありますれば、ナルトの弁舌は一種のディベートテクニックとも取れます…ってか、そうじゃなきゃ気持ち悪いってーの(笑)。こんな若僧にここまで達観されたらおっちゃんらの立場がないし、こんなに若くしてここまで訳知りな子は間違いなくグレるというのが僕の持論でありまして、こんなに子供らしくない子は大人になった時に枯渇というのかな…子供の蓄積がなくて乾涸びちゃうと思うんです。カカシがあんなに三味線弾いちゃうのって幼少期の反動形成ですんで…。この世界は異常だし、ナルトは主人公で弟系の特異点だから補正されて然るべきなんだろうけど、こんなの間近に居たら気持ち悪ッ!!(あ…また非難の投書が…汗)。

こんな風にナルトが提案して、それでも皆が善しとするなら進めばいいです。その中で何人死んでも我慢すればいいだけの事。それを僕は「程度の問題」と言っている。現時点でナルトはそれを単なる「根性論」で片付けようとしているのが問題だと、僕は思っています。だから、この戦争に勝利してめでたしめでたしで済まさずに、そこからこの世界の不備を皆で考えて欲しいと思っています。僕は人々が過去を学び、知識を蓄積して、将来を予測して欲しいと考えていて、教養がこの世界を満たしてくれればいいなと思っています。その為には学者が必要だし、それを子供らに伝える教育というものが重要になってくる。僕はそういう未来を期待して、これまでクドクドと書いて参りました。

確かにナルトがオビトに浴びせる見得カッコいいです。耳ざわりもいい。スカッと気持ちいい。そして、これでオビトが止まるなら、そこには一定の意味が在ると言えるでしょう。同じやり方でマダラだって打倒できるのかも知れません。しかし、その先を考えなきゃ詰まらない。僕にはオビトの唱える「平和論」も間違いだとは言い切れない気持ちがある。少なくとも「根性論」のナルトよりオビトの方が合理性があります。明確なビジョンがある。勢いだけで世界を牽引するって危ういでしょう。それでも人は主体的に生きるべきだと僕は思うので、「月の眼計画」には反対。結果的にナルトの選択と一緒なんだけど、ナルトにそれを説明する理屈がない。それこそ、この世界が内包する問題なんだと言いたい。

…と、ここまで書いて、「やっぱくどいよケルベロス」と言われそうだけど(汗)、基本的にナル×ジャンは大人のコンテンツなので、少年少女のレベルで<ワーッ!!>となっていられません。僕がたまに少年少女に向けてメッセージするのは、実は少年少女に向けてじゃなくて、昔、少年少女だったおっちゃんとおばちゃんに向けてなのでスミマセン。少年少女に言ったって解らないもの。それは自分が少年(少女)だった時に充分検証済みなので真理なんです。僕の言ってる事なんか解らないでいい。解ろうと思うなと言おう(汗)。それでも凄く解っちゃうなんてナルトみたいで気持ち悪いよ。そんな子はグレるからやめよォ…。そんな訳でクドクドと論じさせて下さい。

それでお話を戻すと、「ナルトVSオビト」とか、「ナルトVSマダラ」「ナルトVSサスケ」って、結局は「予言VSうちはの石碑」に収束するように思えませんか?「うちはの石碑」六道仙人を再現するシナリオで、六道仙人の既定路線。オビトは真面目だから「無限月読」「安寧秩序」<サクッ>と実現しようとしたのだと思います。そして、そうじゃない未来を弟系に託すのが「予言」だったんじゃないのかなーと、僕は思うのです。そして、完璧な個体=六道仙人=十尾の人柱力=血継絶後(仮称)を打ち負かす為の仙術を漏れなくオプションにして、「兄系VS弟系」対立の構図が世界を導く仕組み。よーく考えるとかなり残酷。出来損ないの弟子は暗殺してたり…。

その仕組み「あの人」疑問を抱いたんだ…と。

続きます。

※でも少年少女が読むのは自由だからね!!



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第653話「ちゃんと見てる」①

 
「うちはオビトだと…

今さらそのに…
その存在
何の意味がある?
十尾と融合した今
超越者として
悟りに至ったのだ

つまり
オレはもう人ではない
次の段階へと人々を導く者

六道仙人意志
を同じくする…
第二の六道仙人」(オビト)

「違う!
お前はうちはオビトだ!」(ナルト)

「!」<ピクン>(オビト)

「さっきチャクラがくっついて…
お前の過去が見えた
アンタとオレは生い立ちも
火影を目指したのも一緒だ…
本当にそっくりだ…

両親を知らなかった事も…
自分にとって大切な人がいなくなったのも
だから一番恐えーのが孤独だって
オレを脅した」(ナルト)

「…!」(オビト)

「アンタも最初は
誰かに認めてもらいたくて
ほめてもらいたかった
それがほしくて火影を目指したハズだ
オレと同じなら!

アンタの今を見てみろよ!

忍全てを敵にして
世界の為だとか何だとか
へりくつこねて
自分の都合でやってるだけじゃねーか!!

誰からも…
その大切な人からも
認めてもらえねーんたよ

今の夢は!!」(ナルト)

「………」(オビト)

<スッ…>(オビト)

「オレと同じ夢持ってたアンタが
火影と真逆になっちまった!

オレとそっくりだったからこそ
お前が—」(ナルト)

「いや…だったからこそ—

オレはこの世界に
絶望するお目を見てみたかった」(オビト)

「………」(ナルト)

「………」(オビト)

<スッ>「イヤ…
もう一度実感したかったんだ……
オレ自身の進むべき道
間違っていないことを

…お前を戦っていると…
お前はかつてのオレを思い出させた…
だから試したくなったのだ

そっくりだったお前が
いつ絶望するのかと
今までの想いを捨てきるまで」(オビト)

「オレは…そっくりだったかろこそ
むかつくんだ!!お前が!」(ナルト)

「…………」<ピクン>(オビト)

「全部捨てて逃げてるだけじゃねーかよ!!」(ナルト)

「イヤ…
オレのやっている事は
火影と何ら変わらない


それ以上だ…
平和を実現できるのだからな」(オビト)

いきなりの論戦(汗)…今回、全編がナルトとオビトの議論です。しかし、論戦も何もオビトがナルトの言葉に耳を傾けている時点で、オビトの完オチが確定しちゃってるんじゃーないでしょうか?だって、オビトが自分の信念に従って行動しているなら、綱引きに全力を注入して忍連合から十尾のチャクラを引き剥がして、神樹の花<パッ>と咲かせると思うんです。なのに、ナルトの言葉にイチイチ反応して考えてる。おまけに言い訳がましい(笑)。オビトがホントに矜持を持って「月の眼計画」を断行してるんならこんなやり取りは必要がないでしょう。それでもオビトがナルトに応じてるんだから、オビトの信念なんて既に<ポキッ>と逝っちゃってるのだと、僕は思います。

僕の想像では、かつて六道仙人が世界に「安寧秩序」を齎した…というのは、種を明かせば「無限月読」だったんじゃーないのかな…と思います。もしも六道仙人理想郷を創造できていたのなら、寿命とか無視して世界はそのまま継続していたと思います。わざわざ十尾を陰陽分離して、それでもってチャクラを九分割して九つの尾獣を生み出して、残った十尾の肉体(亡骸)を安置する「月」まで拵えて…なんて面倒な事をする必要もなかったんだろうなー…と、僕は思うんですね。恐らくこの世界はチャクラの真理を解き明かし、忍術を極めようと、ついぞ平和には辿り着けなくて、六道仙人は世界を眠らせたんじゃないでしょうか。その意味ではオビトは六道仙人体現者でしょう。

同じような絶望があります…。それは「うちはの石碑」に記されたシナリオに過ぎず、オビトは生真面目にそれをトレースしたんだろうと思うと、何だか胸が<キューッ>と締め付けられます。そして、六道仙人はその一方で、兄系全く正反対とも言える弟系「夢」をこの世に残しています。それは対立する命題が互いに反証し合うように、この世界を震わせ胎動させています。そして、いつしかその大きな脈動指向性を帯び寄せ集まり大きな大きな流れを生み、ナルトというとんでもないカリスマを中心に大きな”うずまき”を形成するに至る…。恐らく、ナルトという特異点の構築をサポートする「予言」とは兄系の「うちはの石碑」にバランスする六道仙人が遺した導きでありましょう。

やっぱ…「あの人」怪しいよな…。

ちょっと過去に遡りながら…続きます。


 
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第652話「ナルトの轍」④

 
<メラメラ>「皆さん!
私のチャクラをつかんで下さい!!」(穢・ミナト)

<ガッ>(穢・ミナト)

<シュババババババ>(穢・ミナト)

<シュルルル>「!!」(忍連合)



<ガッ>「これだな!!」<ガッ>(忍連合)

「よっしゃあー!!
皆ァ!!一斉にせーのォで
いくってばよ!!」(ナルト)

「……!!」(オビト)

「せーのォ!!!!」(ナルト)

「!」(オビト)

「………」(オビト)

「…!」<スッ…>(オビト)


「……!」(オビト)

<スッ…>(オビト)

(………オレが…

このオレが…

後悔しているというのか…!?)(オビト)

「お前はオレに
”誰でもない…誰でもいたくない”
って言ってたよな」(ナルト)

「!

やめろ…オレの中に
入ってくるな!」(オビト)


「………

でも本当は…オレと一緒で
火影になりたかったんだな……」(ナルト)

「!」(オビト)

「もしかしたら
オレはアンタの後ろを追っかけてた場合だって
あったかもしんねーんだな……
オレは火影に憧れてるから」(ナルト)

「捨てきった過去と甘い自分だ!
こんなものを…」
(オビト)

「なら何でオレに見えんだよ

面して自分隠したってダメだ
アンタはカカシ先生の友達で
父ちゃんの部下でサスケの親類
オレと同じ夢持つ先輩で
木ノ葉の忍だった」(オビト)

「………何なんだ…
いったい…お前はオレをどうしたい!?」(オビト)

<スッ…>「アンタは
うちはオビトだって事だ!
言ったろ!
ぜってーその面
ひっぺがしてやるってよ!!」
(ナルト)

ハッピーマンデー(文化の日…ウ◯コの日ってホッペを指で押さえて言ったなー…遠い目…の振替)で土曜ジャンプだァーッ!!…なので急ぎますね(汗)。ナルトが提供する九尾の衣を羽織った忍連合がミナトの九尾の陰のチャクラのサポートで遅ればせながら綱引きの綱に取り付きます。そこでナルトの「せーのォ!!!!」の号令で史上最大の綱引きが始まるんだけど、場面は一転、ナルトとオビトの精神世界にスイッチします。大勢の仲間と共に在るナルトとボッチのオビト…。思わずオビトは大勢の仲間の中心に居るナルトに自分を重ねて焦ります。この状況…十尾のチャクラが引っ付き合って出来上がった大きな綱でオビトと忍連合全体が繋がれた一種のネットワーク。

そのネットワークの中でナルトとオビトの精神が、こんな風な真っ白な清浄な空間で戦っているのだと思います。大勢の仲間に取り囲まれ支持されるナルトに思わず自分を重ね合せてしまったオビトは一瞬、自分が後悔しているのかも知れないと焦りまくるんです。相手に幻想を見せ精神的に追い込んでいく…。ぶっちゃけ、これって幻術戦みたいなもんですよね。オビトが自分を疑うようなシチュエーションを映像として提供して惑わしている…ナルトがオビトを幻術に嵌めている…とも、忍術的には解釈できるのかも知れません。でオビトは心を曝している危険な状態です。そもそも他者の心が勝手に流れ込んで来るネットワークなんて物騒過ぎて個人的に接続する勇気がない(汗)。

綱引きに到る忍連合の合意形成を見ても、いのの心伝身の術がありきで、そのネットワークにオビトが無理矢理接続した事で、オビトの精神が取り込まれつつあると、僕は考えています。そして、それはオビトが十尾の人柱力として仕掛けた「無限月読」と何ら変わらないと、僕は考えています。どっちにも忍術が介在しています。そして、その中で「力」の強い者…この場合、ナルトとオビト…が優先的に自分の想いを全体に波及させています。その意味において、月の眼と忍連合の違いが僕には分かりません。僕は主体的に生きたいので「無限月読」はまっぴら御免だけど、いのの心伝身のネットワークに繋がれて解り合うのも正直勘弁して欲しいです。エッチな妄想ができない…(笑)。

一見、豪快に綱引きをしていて気持ちはいいですが、結局はチャクラや忍術がそこには介在しています。突き詰めると忍術やチャクラの是非を問うような戦いである筈が、結局は忍術やチャクラの強さを競っている。忍がそれに自分達を浪費して繰り返すなら、「痛み」「痛み」でしかない。僕はそんな風に大人気も無く、身も蓋もないお話をクドクドと続けています(汗)。しかし、一方でオビトと忍連合の綱引きを「新参」と扱き下ろす僕も居る。『NARUTO -ナルト-』に心酔し喰らい続けたファンとして忍連合の綱引きを「にわか」と蔑(さげす)む僕が居る。僕は…僕らはこんな綱引きをもう何年も続けていたんだ!!一緒に続けて来たんだよね!!なぁ…同胞(はらから)よ!!

そんな風に、「ナルトの轍(わだち)」(ep652)を読んで僕は思いました(←感想っぽい…)。オビトのファビョり方からして、彼が世界を啓蒙(けいもう)してるとか…薄そうです(笑)。でも、戦争でナルト達が勝ったからめでたしめでたし…で終って貰ってもめだたくないので、その為にマダラサスケ控えているのだろうと思います。そう思いたいです。そういう風に考えを進めていくと最終的に執り行われるであろうナルトとサスケの「終末の谷の決闘」とは徹底した論戦…議論の場となってもいいように思います。まるでTV版のヱヴァ最終回のような…。余談ですが、あれは「アイデンティティ」を巧みに説明していました。少年少女にも解りやすかったんじゃないかな。

もう15年くらい前のオンエアだから少年少女は知らんか?今でもレンタルとかあるし是非観て欲しいと思います。当時、異色のロボットアニメでミステリアスなストーリー展開で謎が謎を呼んで、ヱヴァと使徒とのバトルが凄絶で、一体最終回はどうなるんだろうとwktkで待った本放送が円座の話し合いだったので<ズズッー>っと数メートル程前のめりになりましたが、あれはあれで意味があったと思うんです。何かと戦って、戦い抜いて、その先に在るもの…。それを見つけて欲しいと思ったんじゃないのかな…って、僕は思うんです。その為に、人は考えねばならんと。そして、それがこの異常な世界成長させる切っ掛けになると、六道仙人期待しているように思えてならない…。

第652話「ナルトの轍」
ナル×ジャン ケルベロス

 
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