スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第622話「届いた」③

 
「大人達はバカだ
戦いをなくしたいなら
敵と協定を結び戦いをやめればいい」
(扉間)

「でも…それだと殺された親兄弟…
仲間の無念はどうすんの!?」(板間)


「そんなこと言ってるとお前も死ぬぞ

お前も大人も熱くなり過ぎだ
これからの忍は感情を抑え
きっちりとルールを創って
それに則って余計な争いを
避けていけばいいんだ」
(扉間)

「……」(板間)

「本当の協定…
同盟はできねーんだろうか…」
(柱間)

「?」(板間・扉間)

「ん?」(板間)

「本当の協定って…?」(扉間)

「戦国時代…
忍と国民の平均寿命は
30歳前後…


その平均を大きく下げていたのは」(穢・柱間)

<ハァ><ハァ><ゼェ>(板間)

<ハァ><ハァ><ガタ…><ガタ…>(板間)


<ザッ>「!!」(扉間・柱間)

「板間!!」(柱間)

「多くの幼い子供達の死だった」(穢・柱間)

親の知性が圧倒的に低い場合…「自分が自分の親になる教育論」というものはアリだと、僕は考えています。この場合、柱間らの父が単なる絶倫オヤジで奥さんを取っ替え引っ替えアレしてたのは関係なくて、やっぱ戦争に年端もいかない子供が駆り出されててバタバタとしんでいたら疑問に思わないと…(滝汗)。そういう教育を受けたから…これが当たり前だから…と疑問を失ってしまうのはいけない。僕はそう思います。例え間違っていると分かっていても大きな流れの中で仕方なく流されるしか無かった訳じゃないから…。柱間らの父信念を持って忍として生きていて、それを子供らにも注入しようとしてただけなので、悪気は無いにしても圧倒的に知性が足りないんだと思います。

それでこんな風な柱間らが居るのですが…。特に「大人達はバカだ」と切り捨てる扉間は相当な知性派と見ました。この時、彼らの発達を促したのは生存本能なのだろうと、僕は考えています。このままでは自分達は戦争に埋没して死んでしまう。切迫した危機感が彼らの知性というものを引き出したのです。彼らは自分で自分の長所を見出し、どのように自分の進むべき道(未知)を考えたのです。どのように生きるか?どんな自分になるか?自分で自分を導いたのです。それは親がすべき行いを子供が自分自身で先取りしたという事であります。僕はそれをして「自分が自分の親になる教育論」と勝手に打(ぶ)ち上げておりますが、大人になった今では耳が痛いだけだし、ある意味、負け犬の遠吠えでもある…(汗)。

また柱間らの父圧倒的に知性が低いとか酷い事を言ってしまいましたが、彼は彼なりに子供らを愛しています。しかも、自分が信じる「忍」の在り方…忍観に沿って子供らを導こうとするしっかりとした信念を感じます。柱間らの兄弟である瓦間の死を父は真に「忍の本懐」と感じておりました。だからそれを「犠牲」と評した柱間に切れたのであって、別に痛いところを突かれた訳じゃない…と、僕は思います。もっと深い所で、瓦間が何らかの任務を遂行する為か結果によって死なねばならない事情があった可能性もありますが、どちらにせよ父は瓦間の死を「無意味」に感じる柱間が許せなかったのだと思います。きっと柱間らの父とはそういう教育を受けて育てられたのでしょう。

情の柱間。

知の扉間。


問題はそれにぶら下がってる感のある板間…と思ってたら呆気なく戦死してしまいました(汗)。人が生きる上で最も重要なのは「主体性」なのだろうと、かなり無駄に生きてしまった僕は思うんですが(笑)、誰かにされるのではなく、誰かにかされるのでもなく、自分で考えて行動する事は、特に集団、組織、社会で生きる為には重要だと言えるでしょう。恐らく、堅物のオヤジにメチャクチャ出来の良い女子が交わってこの子らが生まれた筈なので、こんなおっちゃんから出来過ぎの柱間と扉間も不思議ではありません。ましてやこんな時代…生存本能が高まらない筈も無く(汗)。しかし、いろんな事が解っていようとどうにもならない…柱間と扉間は悔しくて仕方なかった筈です。

表向き、二代目火影に就いた扉間うちは一族優遇した…みたいな事を言っていますが、警務部隊なんて岡っ引き同然の冷や飯食らいに違いないし、うちは一族がクーデターに失敗して滅亡した情報をバッチ来いで受け止めた扉間にはうちは一族に対する明確な憎しみがアリアリと見えました。それは少なからず板間の死というものが無関係ではないと、僕は思います。扉間穢土転生の術を開発したのは戦闘に利用する目的は勿論あっただろうけど、もっと純粋に板間がどんな風に殺されたのか?に興味があったからじゃないかと思うんです。穢土転生って命を蹂躙する禁忌に触れる忍術だとは思うんだけど、死者の声を生者が聞ける点においては決して「死」を軽んじてはいません。

穢土転生を開発した扉間は真っ先に板間を呼び出したんじゃないかと思います。そしたら、うちはの忍がそれはもう酷い事を板間にしたと解ります。それを板間の口から聞かされた扉間うちは一族を大事にする筈なんかないでしょ(黒汗)。そりゃ潰しますよ。体よく役職を与えて里の嫌われ者に仕立て上げて排除する方向に誘導する…それが二代目火影として扉間が行ったうちは一族への報復だったのでしょう。ところで大蛇丸は扉間の行いが後々火種になってますよ的な物言いでしたが、それは忍界の不安定さに兄系・うちは一族が深くかかわってる事情があるからなんだと思います。それは兄系・うちは一族の遺伝子レベルな発達特性を考えるともっとよく解ると思うんです。

うちは一族発達とは個体数が減少する中で高まるのです。「愛」を失う喪失感が脳内に特殊なチャクラを噴出させて手が付けられなくなるんですから!!(眼のやり取りもそれに含まれるから質が悪い)扉間にもその情報はあった…というか扉間が提示したんですよね…のに失敗してしまったのは、やはりうちは一族に対する恨みが深過ぎたのでしょう。それもこれも穢土転生の術なんかを考案してしまったが為に板間の生声を聞いたしまったからなどと口が腐っても扉間は言わないでしょうが、うちは一族を弾圧する方向では何も解決しません。柱間が扉間に呈した苦言は「蔑ろにするな」でしたっけね。扉間も折角、穢土転生で呼ばれたんだから、しっかりと気付くべきだよー…。

指を降ろせ!!…扉間、恐ッ!!(笑)

続きまーす!!


第622話「届いた」④ | BLOG TOP | 第622話「届いた」②

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。