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「鬼子」④

 
<ダダダ>「!」(イタチ)

「兄さん!」(サスケ)

「お帰り!<バフッ>
ねェ!一緒に遊ぼう兄さん!」(サスケ)

「ねぇ!何して遊ぶ?」(サスケ)

<スッ>「こらサスケ!
兄さんは忍者学校の宿題があるんだから
それが終わってからにしなさい」(ミコト)

<ムスッ>(サスケ)

「いいよ
宿題は後でするから…簡単だし」(イタチ)

「へへ…」(サスケ)

サスケの万華鏡の儀式が恙無く終了して、波打ち際で”鷹”の決起集会が執り行われた行で、サスケはイタチの「最後の言葉」を回想します(第43巻/226-227頁)。「最後の言葉」ってのは「許せサスケ…これで最後だ」(第43巻/234頁)なんですけど、描写を探す手がいつしか物語に没入してて、イタチの笑顔トドメになって泣いてしまいました。思えばイタチは最後までサスケに謝っていたんだなー…って思えて、無性に悲しくなってしまったのです。詳しくは「DEKOTON」(虐殺前夜…第四夜)を読んで頂ければと思います。「虐殺前夜」という考察カテはサスケの万華鏡の儀式でトビが語り尽くす前に血反吐を吐きながら書いた考察でありまして、あの頃は僕も熱かったよなー(遠い目)。

中でも「DEKOTON」(デコトン)はお気に入りで考察精度は当時の既出ネタを基にしてる割りにはいい線いってるな…と自画自賛(笑)。ま…多分に手前味噌ではありますが、父・フガクの「…さすが、オレの子だ」と、イタチの「デコトン」は同じ行いだった事をナル×ジャンが発掘したのだと、僕は今も思っております。何でフガクがイタチに殊更、「…さすが、オレの子だ」と言い続け、何でイタチがサスケに「デコトン」(おデコトンと突く仕草)をして「許せサスケ」と謝るのか?それを探ると二人の心の奥底には同じ温かな気持ちが流れていました。僕はその温かさを感じるまま「DEKOTON」を書いた…。ああ…書きましたとも…。スミマセン…また涙が溢れて…(最近、涙腺弱ッ!!)

もう一度、「DEKOTON」を読み返してみて今さら「鬼子」を書く意味があるやなしや…と(笑)。しかし、それを言うなら「サスケは何故、生かされたのか?」(うちはイタチの考察)もだろー…となるんですが、物語が進んで闇に包まれたイタチの真実がいよいよ白日の下に曝されて参りまして、あの時ぶち上げたナル×ジャンの仮説(←当時から言い切ってますが…)を何とか証明できないものか?いや…きっとそれらを証明する責任が僕にはあるのだろう…と勝手に自分で思い込み—こんな厄介な考察に手を出してしまった…という訳です(笑)。何たってもう結論が出てるんだから!!もうこれ以上、何を書けと!!(笑)ホントにもう笑しか出てこないのだけれど絞り出してみせますよ。

イタチがサスケに謝り続けたのはサスケにいろんな「嘘」を当時からついていたからだと、僕は思うんです。それでもイタチはいつもサスケを「愛している」お前をちゃんと見ているよ…と伝えたかったから、あんな風にサスケのおデコトンと小突いて…。それとフガクなんて堅物が可愛い我が子に面と向かって「可愛い」と言いっこないのに、イタチには面と向かって「…さすが、オレの子だ」と言い続けたのが何とも解せなかった。しかし、それがイタチの「DEKOTON」と同じ行いであれば、フガクとイタチの関係性がスッと腑に落ちるのです。そして、それを土台に今度はイタチとミコトの関係性を考えてみれば面白いです。イタチの「最後の言葉」の直前、サスケは回想しています。

サスケの子供時代…忍者学校から帰ってくるイタチを待ち構えるサスケに仕方なく付き合うサスケですが、ミコトが「宿題」を理由にそれを却下しようとするんです。しかし、このシーン。凄く変だとは思いませんか?僕は何度読んでもこのシーンが入って来なくて気持ち悪かったんです。似た感じのシーンがこの後にももう一度出て来て、そこでも同じようにサスケの要求を「宿題」とミコトが却下しています。ミコトはイタチと一言も言葉を交わしていない(筈)です。恐らく目も見てはいないでしょう。ミコトの言葉は全てサスケに向かうものです。普通だったら、「宿題しなさい」ってイタチに言いますよね。「宿題」をするのはイタチです。それを何でサスケに言うかね…ミコト。

僕はこれが子を身籠る事ができる女性の反応なんだろうな…と、何となく思うのでした(生物学的に生んだ事ありませんので)。イタチを面と向かって褒めるのはフガクが男性だからでしょう。そして、それとは別の尺度でミコトとサスケの繋がりがあって、それとは別次元繋がりがミコトとイタチには在ったのだと思います。そう考えると、イタチを遊びに誘うサスケに対して、まるで少女のように不貞腐(ふてくさ)れる可愛いミコトの心の内が妖しく臭い立つのです。同時に目の中に入れても痛くないくらいサスケを「可愛い」と思う気持ちがミコトの中には在って、激しく撹拌(かくはん)される…。そして、その瞬間、第一部のミコトがサスケに漏らしたあの言葉異様な存在感を示すのです。

「…それにあの子は

ちょっと特別だから」(第25巻/75頁)

続きまーす!!



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