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「鬼子」⑧

 
(こうなる前に…
言っておけばよかったと…

今となっては思うよ

イタチの想い…うちは虐殺

サスケ…)(イタチ)

「!」(サスケ)

「………」(ミコト)

「そうか…
お前は向こうへ付いたか…」(フガク)

「母さん…オレは…」(イタチ)

「分かってるわ…イタチ…」(ミコト)

「…最後に約束しろ…」(フガク)

「…!」(イタチ)

「サスケの事はたのんだぞ」(フガク)

「分かってる…」(イタチ)

<カタ><カタ>(イタチ)


「恐れるな…
それがお前の決めた道だろ…
お前にくらべれば
我らの痛みは一瞬で終わる…

考え方は違っても
お前を誇りに思う…


お前は本当に優しい子だ…」(フガク)

<グッ><ポロ><ポロ>(イタチ)

第590話「お前をずっと愛している」KFB(カブトフルボッコ)が完了したアカツキにサスケはイタチから真実を聞かされます(実際には写輪眼の幻術で映像として情報を提供されています)。ちなみにイタチはカブチ丸(大蛇丸に成ろうとしたカブト)の穢土転生で呼ばれていて、復活した大蛇丸が召還した「全てを知る者たち」とは設定が違っております。大蛇丸はサスケの疑問を何もかんも払拭する為に穢土転生の召還者の人格を最大限残し、尚かつ嘘をつけないように制限していると思われますが、カブチ丸の場合は戦闘用にチューニングした穢土転生でしたし、特にイタチは仕込みの別天神カブチ丸穢土転生に覆い被さってイタチが本来のインターフェイスを取り戻しておりました。

なので、KFBにおけるイタチの説法とは純粋なイタチの想いというものが支配していたと考えて差し支えないでしょう。だから、イタチはサスケに伝えないでいい…伝えない方がいい…と思える案件に関しては黙秘が可能だったと、僕は考えています。現に件の父・フガク母・ミコトをイタチが殺害する描写に置きましても、サスケが殺害現場に踏み込もうとするところで、「サスケ…来てはならん!」と…語調からすれば…フガクの台詞部分が端折られています。ま…ここではイタチがサスケの両親を殺害した事実が伝わればオッケーで、欠落した部分は当事者たるサスケが当時の記憶と繋ぎ合わせて補完すればいいですから、サスケとしても特に違和感は感じないでしょう。

きっと…イタチはサスケに全てを伝えてはいないでしょう。ここからは僕の完全なる憶測ですが…(そんなこと言ったらナル×ジャンの殆ど全てが憶測ですが…何か?)…イタチはサスケに(イタチの)「真相うんぬん」を秘匿しおおして、ホントに墓まで持って行ったのだと、僕は考えています。そしてここまでイタチは周到にして緻密にサスケの将来を考え抜いて「うちは虐殺」を執り行った筈でありまして、全てはサスケを「うちはの高み」に立たせ、瞳力・写輪眼の血継限界たるうちはの本懐を遂げさせる為であったでしょう。しかし、イタチをそれに駆り立てたのは病魔ではなく、単純にイタチが「うちはの高み」に立つ要件を満たしていなかったからだと、僕は考えています。

「第三次忍界大戦…

イタチはわずか四歳
多くの人の死を目にしてしまった

戦争を経験するには幼すぎた
戦争は地獄だ
そのトラウマはイタチを争いを好まない

平和を愛する男にした」(トビ)

サスケをあそこまで大切にするフガクが四歳のイタチを戦場を彷徨(さまよ)わせる筈はない…(第43巻/192頁)。イタチはフガクとミコトの子ではなかったと、僕は考えています。しかし、それは生物学的な意味でありまして、ミコトは兎も角、フガクはイタチを「さすがオレの子だ」と絶えず関心を注ぎながら見守っておりました。その意味で、イタチはフガクの子…フガクが自分の子だと言うんだからフガクはイタチの父なのであります。しかし、サスケとの血縁がない。イタチは万華鏡写輪眼を開眼し得るうちは一族の系譜にありながら、親兄弟の居ない…天涯孤独「はぐれうちは」だったと、僕は考えています。そして…その疑惑に付帯する違和感「鬼子」①〜⑦にて列挙して参りました。

「だがイタチは…
友を殺し
上司を殺し…

恋人(←エーッ!!!!)を殺し
父を殺し
母を殺した…
だが殺せなかった…

弟だけは」(トビ)

殊に母・ミコトが醸し出すイタチに対する「異物感」は顕著であり、トビ(オビト)がサスケの「万華鏡の儀式」で提示したイタチの恋人はミコトではなかったのかと、完全な憶測に過ぎませんけれど、今も真剣にそのように考えております(第43巻/216頁)。やはり三代目火影・猿飛ヒルゼン曰く…七歳にしてまるで火影のような考えを持つ少年…と言わしめるイタチは早熟も早熟と考えてよかろう(笑)。ま…もうミコトも居ませんし、当のイタチも居りません。なのであれこれ突っ込みますまい。ミコトがイタチの恋人であろうがなかろうが、もうどうでもいい。多分、イタチもそんな風に考えていろんな事を端折ってサスケに伝えているのであって、これは断じて「嘘」じゃない訳だ。

「父さん!母さん!」<ダダッ>(サスケ)

「サスケ…来てはならん!」(フガク)

そして、イタチが穢土転生の泣きの一回の「真実」の提示において端折った修羅場…(第25巻/138頁)。そこで何があったのか?あの夜…イタチは何を執り行ったか?であります。史実からはうちは一族がフガクをリーダーとして木ノ葉隠れの里を転覆させるクーデターを画策していて、それを暗部・うちはイタチが一人で阻止した…という事になっています。そして、見た通りフガクは愛妻のミコトと共にイタチに殺されます。フガクは眼の中に入れても痛くない!!と思えるほど愛しているサスケの今後を見届けられない!!しかも、我が子として愛しているイタチにイタチが生きる限り治まる事のない「痛み」を与えてしまう…フガクはその人生における最大の後悔を経験するのです!!

この時、フガクの「万華鏡」は開かれた!?

イタチにとっての「うちは虐殺」とはうちはフガクの「万華鏡の儀式」であったと、僕は考えています。サスケを「うちはの高み」に立たせる為に、サスケと血縁関係にないイタチはサスケと血縁関係にある瞳力者の万華鏡写輪眼が必要だったのです。フガクとしては失明のリスクがある瞳力は実子・サスケが万華鏡写輪眼を開眼する目処が立つまで自分の開眼を控える覚悟があったと思います。もしかしたらフガクが表情や言葉の少ない…感情の起伏が少ないキャラだったのは、感情を殺して脳内に「特殊なチャクラ」が吹き出さないように心掛けていたからかも知れません。そして、フガクの開眼を確認したイタチはフガクから眼を預かり…最悪、その場で自分の眼と入れ替えたかも知れません。

そうであれば、イタチの幻術(催眠眼)を開眼したばかりの一つ巴文様のサスケの写輪眼が返せるのも頷けるし、これは言いたくないけれど第403話「涙」で流されたイタチの涙だって写輪眼の移植後の単純な生態反応だったとも考えられます。事実、神無毘橋のカカシもオビトの写輪眼だけ涙を流してました…けど、あれは悲しくて泣いてたのよ。雨が降ってなかったから雨の所為にできないでしょ。だから、悲しくて…でいい。それでイタチは「うちは虐殺」を完璧に独りで成し遂げ里を後にします。イタチはそれ以降、フガクの眼を自分の眼として行動していたんではないでしょうか。それはフガクの眼を鍛え上げてサスケに繋ぐ為…イタチを蝕む病魔無理な移植に関係してるかも知れません。

サスケの永遠の万華鏡写輪眼

イタチだったらサスケの為にそのくらいの事はするでしょ。描写でも「うちは虐殺」以降、イタチの万華鏡写輪眼の文様は微妙に変化しています。それはイタチの「眼軸」(ナル×ジャンでは視神経束と解釈しています)がフガクの眼球(万華鏡)影響してフガクの万華鏡の文様に変化させたのだと考えています。イズナ→マダラのように二人の文様がミックスされたデザインにならなかったのもイタチがフガクの血縁になかったからで、偶然にもイタチの万華鏡とフガクの万華鏡が120度(1/3回転)の文様で似通っていた為に、イタチの強い瞳力がフガクの文様の露呈させなかったものと思います。しかし、血縁にない眼の移植はイタチの身体を蝕む猛毒でもあった…に違いない。

サスケの永万wiki画像

サスケの永遠の万華鏡写輪眼の中央(瞳孔部分)にあしらわれた文様はフガクの万華鏡だと、僕は考えています。そして、それは「うちは虐殺」においてイタチが執り行った「万華鏡の儀式」において開かれたものであるとも、僕は考えています。オビトもそれには気付いていたでしょう。イタチが「うちは虐殺」で何をしたか…くらい、オビトも勘付いていた筈です。だから、サスケにはイタチの「真相うんぬん」を伝えません。ゼツとの会話でもそう濁すくらいイタチの「真相」は秘匿する気満々でした。そういう義理堅いところがオビトにはあるんだと思います。そして、フガクがそうであったように、イタチもサスケとの血の繋がりがあろうがなかろうが、イタチはサスケの兄であり…

イタチはずっとサスケを愛している………。

「鬼子」
ナル×ジャン ケルベロス


 

第624話「相子」(補足) | BLOG TOP | 「鬼子」⑦

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