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第625話「本当の夢」⑤

 
「これはうちはに代々伝わる石碑
他族に見せた事は一度もない
解読するには瞳力が必要な読み物だ

今オレが解読できるところまでに
こう書いてある

”一つの神が安定を求め陰と陽に分極した
相反(あいはん)する二つは作用し合い森羅万象を得る”


これは全てに当てはまる道理だ」(マダラ)

「つまり…相反する2つの力が協力することで
本当の幸せがあると謳(うた)っている…」(柱間)

「だが…別のとらえ方もできる」(マダラ)

「…?」(柱間)

「柱間…オレが何も知らないと思うか…?」(マダラ)

「………」(柱間)

「扉間の事はオレに任せてくれ…
お前無しではやれない…
火影の右腕として兄弟として
共に協力してくれ!
いずれ民もお前の良さに気付く…」(柱間)

「その時
二代目火影としてお前の後
おそらくあの扉間が火影となろう

そうなればうちははいずれ消されていく…
それが分かっていて里をでるよう
うちはの他の者に声をかけたが…
誰一人オレに付いて来る者はいないようだ

弟も守れなかった…
一族を守ると弟と交わした約束も守れそうにない…
守りたい同族からも信用されていない…」(マダラ)

「そんなことはない…!
皆 直ぐに…」(柱間)

「あの時…お前に”弟を殺せ”
断定するべきだったのかもな…

お前はオレを兄弟と言う…
だが里のためにどちらを斬れる?」(マダラ)

「………」(柱間)

「…オレはお前の事をよく分かっているつもりだ
これ以上は無理だ…オレは里を出ていく

オレは別の道を見つけた

腑を見せ合ったからこそ見えた…
協力とは言わば静かな争いでしかない」(柱間)

「そんな事はない!
オレがそうさせん!」(柱間)

「現実をどうとらえるかだ柱間……
…ただ卑怯なのはヤメにしよう…

この世はただの余興と見る方がまだ健全だ…」(マダラ)

「オレの話を聞いてるのかマダラ!」(柱間)

「オレと対等に争えるのはお前だけだ」(マダラ)

「………」(柱間)

「本当の夢の道へ行くまでの間…
お前との闘いを楽しむさ」(マダラ)

…そして、穢・柱間の回想は「うちはの石碑」をとうとう…引き摺り出します。しかし、この状況…マダラは何で他の一族に決して見せる事のなかった石碑を、事もあろうにかつて敵対した一族最強の千手一族の長である柱間に見せたんでしょうか?この時、柱間は既に「初代火影」に就任しています。「火影」岩には柱間の顔が彫られました。それでマダラは柱間をこんなところに呼び出して、別のものを掘ろうとしたのでは!?…スミマセン。最近、脳が疲れてるみたいで(汗)。そうじゃなくて、マダラはこの時、里抜けの決意をばしていたんですよね。それで柱間との今生の別れの場に、ここうちは一族の秘密の集会場の、しかも極秘も極秘、超極秘の「うちはの石碑」の前をワザワザ選んだんですよね。

柱間が扉間の意見に押し流されるように「火影」に就任した…マダラを切り捨てた…のは、マダラが「火影」の要件を満たしていないと判断したからだと思います。同じようにマダラも別段反抗するでもなく、「火影」をこれ見よがしに辞退するでも無く、柱間だけに別れを告げて出来たばかりの里を去ろうとするのは、柱間と共に「夢」を熱く語り合った「里」のリーダーである「火影」に自分が相応しくないと実感したからだと思います。非常に皮肉ではありますが、その意味で柱間とマダラの「火影」に対する想いというものは極めて近似していたのだと思います。「火影」になった柱間も「火影」になれなかったマダラも、その事に口を噤(つぐ)んでいる姿は非常に興味深いです。

これでは「火影」の装束に身を包んでマダラに席巻した柱間の立場が…(笑)。多分、もう「火影」なんてどうでもいい…と、マダラは装ってるんでしょう。そして、柱間はそんなマダラの痛さを刺激しないように触れないのかな…。柱間の装束はこれ着てないとダメみたいな縛りがあって…とかでは説得力がないので、こういう事となりました!!ゴメンナサイ!!みたいな柱間らしいおおらかさでマダラに現状の報告をしたのだろうと、僕は考えています。マダラが如何にも負け犬過ぎてちょっと痛々しいんですけど、マダラもそんな事は重々感じてて、感じてるからこそ、ここ!!なんだと思うんです。瞳力がないと読めない「うちはの石碑」の前。マダラが自分はお前と違うを示せる唯一の場所。

マダラは自分が里を離れる理由を「うちはの石碑」に求めたのだと、僕は思います。君には読めないだろうけど…ここにはカクカクシカジカが書かれててね…僕はその啓示に従って行動するんだよ…瞳力のない君には解らないだろうけど…僕には天命があってね…こんな小さな「里」のリーダーなんかよりもっと遣り甲斐のある「夢」があるんだ!!お前はせいぜい「火影」でもして地べたを這いずり回ってろ@鷹…みたいなメッセージを込めて、マダラはこの場所に柱間を呼んだんだと思います。如何にも中二病で、うちは一族らしい…”清々しいくらいうちは”じゃないか!!マダラ!!…と、年甲斐も無く僕はマダラにエールを贈ってしまいました(笑)。瞳力が疼くのですね…分かります(笑)。

僕だって小学生の頃は校門にロールスロイスがお迎えに来てくれて、お父様が急病の折りには校庭にヘリが舞い降り、遠足におきましては数十名の侍従が僕のお弁当を頭の上に担いで現地に運んでくれ…痛々しいのでこのくらいにしておいてあげますが、そのくらい中二病でしたから、マダラのイミフさ加減が何となくどころか我が事の様に理解できるもんですから、心臓がチクチク痛みます(笑)。何だったらこの行を穢土転生で召還されたマダラに見せたら恥ずかしくて昇天しちゃうと思うんですけど、同類としてそれだけはしちゃいけないと思ってます(笑)。でも、瞳力者をこんな風にしちゃう碌(ろく)でもない事「うちはの石碑」にはホントに書いてあったんですね。マジで御愁傷様です。

ま…ここからマダラはドツボにハマって行くんですけど、それを誘導したのは明らかに六道仙人の残した兄系の遺伝子レベルでの人格破綻設定であり、瞳力者にしか決して読む事の叶わない「うちはの石碑」の存在だったと思います。つまり、兄系は堕ちるの上等に出来てる…仕組まれてるのです。そして、そんなマダラを「お前なしではやれない…」なんて心細い事を言ってしまう弟系・柱間だっていいように仕組まれているんではないでしょうか。つまり、この流れ…六道仙人の思うままなのであります。そもそも兄・弟は一つで、それを陰・陽に「分極」したんだから、魅かれ合うのは仕方ない…つーか、元の貌に成ろうとする罠…そう!!ホントに「罠」なんだわ…この設定!!

これこそ「六道仙人のトラップ」なのだよ!!

第625話「本当の夢」
ナル×ジャン ケルベロス


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