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第626話「柱間とマダラ 其ノ弐」④

 
「…今 マダラが
どう復活したのかは分からぬが…

オレは確実に友を殺した…

…里の為に

………
そう…

里とは—…

始まりに…マダラとオレが望んだ里とは…
一族と一族を繋げるものだった

無秩序から秩序を形づくり
それを保つための大切な要だった


子供達を守り無駄な争いを避け…
平和を実現するものだった

だが…
君の兄…イタチが背負ったような
闇を生み出してしまった

………

マダラの言った事は正しかったのかも知れん…
この状況をみすえていたのかもしれん…

この状況を作りあげてしまった忍はオレだ
そして それをよしとした忍もオレでしかない…
…そして思う…

忍とは

目標に向けて耐え忍ぶ者だと…

ただ
何を目標に置くのかで忍も変わる…

マダラとオレのように…」(穢・柱間)

一個前の感想で一寸舌足らずだったので補足させて頂きますと…九尾を沈黙させた柱間とマダラがサシで向き合ったところで描かれたマダラの永遠の万華鏡写輪眼をマダラの幻術発動のタイミングとすれば、かなりの勢いで降っていると、行く行くは終末の谷の象徴とも言えるあの滝の向こうに煌煌と輝くがマダラの瞳力が創り出した幻術空間であったと説明できるかも知れないなー…と、僕は思ったんです。そしてマダラは自分が柱間に背後を取られ心臓を貫かれたにも関わらず何故だか生きていたのも、描写がなかった「柱間の生きた細胞」の採取も<プル><プル>と縛られている柱間から<チュルルルル…>っと吸い出せるじゃありませんか!!しかも「道」(仮)の手助けが必要ない!!

実はそれが一番の理由だったりもしますが、マダラと柱間の闘いが一見、柱間がマダラを削っているように見えましたけど、その裏ではマダラが柱間のチャクラを消耗させる緻密な作戦を練っていて、遂には柱間の仙人モードまで出させて真数千手・頂上化仏を使わせるのも計算の上。九尾献上も柱間のチャクラを剥ぎ取る為の餌に過ぎなかったのかも知れません。そして無尽蔵にも思える柱間のチャクラの底が見えたタイミングでマダラは永遠の万華鏡写輪眼十八番シスイの別天神クラスの幻術を柱間に浴びせかけて柱間の身体を好き放題に弄くり回したんじゃないでしょうか。しかし、それならそこで柱間を殺めてしまえばいいじゃないか!!…と思ったアナタ!!アナタですよ!!そこが深いんです。

「…変わったな…柱間…」(マダラ)

恐らくマダラにはこの時点で「うちはの石碑」をネタ元として輪廻眼開眼(この先)「月の眼計画」(先の夢)が現実的なプランとして存在したんじゃないでしょうか。きっとマダラは「柱間の生きた細胞」を入手して輪廻眼・六道となって夢の(ような)世界を創ってしまえば、もう誰も殺す必要はなくなると考えていたんだと思うんです。だから、「里」を守る為に「友」を切り捨てた柱間にマダラは「変わった」と言ったのではないでしょうか。幻術の中で踊る柱間はマダラを殺してしまったけれど、マダラは「友」を殺さない…柱間を殺さなくていい「夢」の世界を創ろうと真剣に考えていたんではないでしょうか。その「夢」を実現する為に何としても「柱間の生きた細胞」がマダラは必要だった。

そして、その計画がまんまと成功しマダラは目出たく六道となるも寿命の壁に死を余儀なくされます。そして、自分の開眼した輪廻眼をオビトに託し外道・輪廻天生の術に復活を誓う…のですが、オビトのリンちゃんに対する想いが「月の眼計画」そのものを捩じ曲げて行ったのでしょう。しかし、マダラもそれには気付いているけど、オビトが復活の命綱(輪廻天生発動可能な似非六道)なもんでその扱いに苦慮してるんだと思います。もし、マダラが計画通りに長門に輪廻天生されていたなら、第四次忍界大戦なんて下らない殺し合いなんてなく、もっとスマートに「夢」を実現しちゃっただろうと思いますよ。そして…マダラは恋愛に眼の色を変えてるオビトよりももっと純粋だったと思います。

それで、何でマダラが終末の谷にを降らしたか…ちゅーとこです。が降ってるのになんでがあんなに煌煌と輝いていたかってとこですよ。あれがマダラの創り出した幻術空間だった…という前提でなんですが、あの「雨の月夜」とはマダラが柱間に向けたメッセージだったんじゃないかと思うんです。マダラは二人の闘いの終幕がマダラの幻術だったと柱間に気付いて欲しくて、が降ってるのにを夜空に浮かべたんじゃなにのかな…って、僕は思ったんです。お前は幻術の中でオレ(マダラ)を殺したけど、オレ(マダラ)はお前(柱間)を眠らせた後、散々お前の身体を(まさぐ)ったけど、お前を殺さなかったよ!!オレはそんな世界を創りたいんだ!!って、マダラは柱間に発信してたんじゃないでしょうか。

忍が忍である限り…忍術が人を殺めるスキルである限り…「一族」「里」として変革され「無秩序」から「秩序」が錬成されようとも、必ず「闇」が噴出する。忍の神がそれを悔恨しているのが実情であります。「里」を創った想いが純粋であればあるほど、その「闇」が重荷に感じられる。それは構造的に避けられない破綻でありましょう。加えて兄系は遺伝子レベルに人格破綻因子を抱えるメンヘラの地雷ちゃんでありまして、忍が内包する不安を増幅する六道仙人のトラップそのものなんだろうと、僕は思います。しかし、単純にマダラが「悪」であり、柱間が「善」とは、僕には思えないのです。もしかしたらマダラの方がもっと真摯に忍が抱える問題と向き合ってたんじゃないかとも思える…。

僕はそんな迷宮を今まさに彷徨って居ります。

第626話「柱間とマダラ 其ノ弐」
ナル×ジャン ケルベロス


 

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