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大蛇丸はアンコに何を教えたのか?


忍者登録番号 011226
誕生日 10月24日(24歳・さそり座)
身長 167cm 体重 45.8kg 血液型 A型

アカデミー卒業年齢 10歳
中忍昇格年齢 12歳

先ずはアンコの個人情報から。これは、『NARUTO-ナルト-』キャラクターオフィシャルデータBOOK『臨の書』より引用しました。この本って一部終了の前に出てる筈だから、アンコの歳が一部終了で考えると25歳かと思います。ナルトの誕生日が10月10日で、一部終了時、13歳だから、アンコも誕生日が近いので、取り敢えず、アンコも25歳と考える事にしますね(ま、24歳だろうが、25歳だろうが、大勢には影響ないですけどね…笑)。と言う事で、アンコと大蛇丸の時系列は年表にすると以下のようになります。

大蛇丸とアンコの時系列

アカデミー卒業が10歳ですから、大蛇丸への弟子入りはそれ以降と考えるのが妥当かと思います。これは通例なので、大蛇丸は特別…と言うのもアリですが、三代目の「走馬灯」(14巻/94頁)の二人の姿(大蛇丸が綺麗…ポッ…汗…アンコが結構、しっかりしてそう…ミナトたちと比べると幼くない)で、描写的にはアンコの個人情報(臨の書)と一応、符合します。

アンコが大蛇丸の弟子だと分かったのが、ナルトたちの中忍試験の「死の森」での描写でした。中忍試験の受験者の残殺死体が見付かり、大蛇丸の潜入が発覚します。アンコは大蛇丸の居場所を探し求め、「死の森」を疾走するシーンです(6巻/92頁)。この時、アンコは当ても無く死の森を彷徨っているでもなく、大蛇丸に一直線に向かうような感じでした。

何かに急き立てられるように大蛇丸に向かうアンコ…。

(もう、夕刻だわ!!早く見つけないと…!!
完全に暗闇になれば、こっちがますます不利になる…!!
しかし……いったい今ごろ、なぜアイツが…目的は、何…!)

この時のアンコの焦り具合には、着る物が決まらなくて、待ち合わせの時間に遅れそうになった女の子みたいな、落ち着かない感じがします。でも、アンコと大蛇丸の出会いは、二人の時系列から考えて、齢(よわい)10歳そこそこの女の子(子供ですよ!犯罪ですよ!ハァハァ…)と、方や30歳半ばのオッサン(笑)ですよ。それが、今、こうしてぶつかろうとしている。アンコをこんな風にしてしまう理由があったのでしょうか?大蛇丸はアンコに、一体、何を教えていたんでしょうか?(笑)

(…まぁ…いいわ。この里に来たのなら、
今日、ここでケジメをつける!
アナタはもう…手配書レベルSの超危険人物…
ここで私が命に代えても仕止めなきゃ………
たとえそれがかなわなくとも…
…とにかく暗部が来るまで―――
足止めだけでもしておく…)

アンコの覚悟…なんですが、これに似たモノを他の描写で見たな…と、思いました(実際はこの描写のかなり後なんですが、コミック反芻派なんで…)。同じ中忍試験のエピソードで、サスケの呪印を「封邪法印」で抑え込む作業をしているカカシの前に大蛇丸が現れたシーンです。あの…雛鳥を守るために。大蛇(だいじゃ)を前に両翼広げ踏ん張る親鳥みたいに(笑)頑張るカカシの名場面です。

「いくらあんたが、あの三忍の一人でも………
今のオレならアンタと刺し違えることくらいは出来るぞ……!」

雷切を大蛇丸に誇示するカカシ(8巻/127頁)。この時、カカシはサスケを守ろうとして立ち塞がるのですが、左目の"写輪眼"は額当ての下に隠したままです。本気のカカシはまず"写輪眼"を誇示するんですが、とうとう大蛇丸の前では"写輪眼"を出しませんでした。再不斬と殺リ合った時には、まず最初に出しましたよね…"写輪眼"。

カカシは本気じゃ無かった!!

つまり、カカシも、その気持ち的にはアンコと同じだったのです。カカシは虚勢を張ってたんです。如何にカカシが強くなっても、端っから勝てるなんて思える相手じゃないんですよ…大蛇丸って。自来也の本気の闘いっぷりを存分に観させてもらったので、「三忍」が如何に凄いかが刷り込まれた…今だから、判る気持ちです。アンコも「仕止める…」とか「足止めだけでも…」とか言ってますが、本心はどうだか…です(って言うか、完璧、強がりだった!)。

(それがアナタから全てを教わった…アナタの部下だった…)
「私の役目よね。大蛇丸」

アンコは大蛇丸の気配に立ち止まります。アンコは大蛇丸の位置を的確に把握する術(すべ)があるようですね(後述)。しかし、恐縮ですが、笑ってしまうのは、自分が大蛇丸にとって如何にも「大きな存在」である事を前提にした語調です。これには、アンコの尋常じゃ無い「思い込み」を感じてしまいます。希望?願望?…もっと言うと、「好きです!」と告ってる感じすらしませんか?(汗)「全てを教わった」とか言っちゃうから、僕も黒くならざるを得ないんだけど(笑)、アンコのこの息み方は逆に可愛らしく感じませんか。

「無理よ」

大蛇丸は即座にアンコのセリフに被せます(6巻/94頁)。この後、もう一度出て来るこれに似たやり取りがあるんですが、はっきり言って、大蛇丸はアンコを相手にはしていません。それは、アンコが弱いと言う理由では無く、アンコに殺意が無い事に拠ると、僕は考えます。大蛇丸はアンコを完璧に掌握していますね。

一瞬、大蛇丸とアンコの交戦が開始します。

(逃がさない…"潜影蛇手"!!)

小型のクナイを仕込んだ手に大蛇丸の舌が襲い、機先を制されたアンコですが、潜影蛇手で大蛇丸の舌を絡めとり樹に化けた大蛇丸を引きずり出します。そのままアンコに体当たりを食らわす大蛇丸。勢いで樹の幹に強(したた)か打ちつけられるアンコ。アンコはクナイを逆手に持ち、左手で押さえた大蛇丸の掌を、自分の手の甲越しにクナイで串刺しにします。

「へっ!つかまえた。大蛇丸。アンタの左手、借りるわよ」

残された大蛇丸の左手と自分の右手の掌を合わせ「印」を結ばせます。「そ…その印は……!」と、大蛇丸が言っていますが(一応、驚いてみせるような口振りです…)、アンコのしようとしている事は大蛇丸も認識しています。忍術の「印」は特殊な場合(「白」は片手の「印」を使用しました)を除いて両手が必要です。

「そう…アナタは私もここで死ぬのよ」

この場合、アンコは大蛇丸の左手を使う事で、大蛇丸の動きを封じつつ、術を発動しようと考えているのです。もしかしたら、大蛇丸のチャクラすら利用しているのかも知れません。「アナタも…」ですから、自爆に近い術なんでしょう。アンコは何やら決死の形相です(笑)。

(忍法・双蛇相殺の…)

アンコが、その決死の術を発動しようとした瞬間。「フフ…自殺するつもり?」と、またもや大蛇丸の台詞が即座に被さり、アンコは慌てて、術の発動を思い止まります(吹き出しの描き方が「無理よ」と同じ形式です…笑)。声のする方にアンコが振り返ると、そこには余裕綽々の大蛇丸がフンズリ返って居ました(笑)。

「影分身よ…」

大蛇丸はアンコを殺して仕舞いたく無かったんだと思います。どうでも良いんだったら、自分の影分身と自爆させて居た筈ですから。大蛇丸はそう言う人なんです。この行動は二人の関係性を考察する上で、ポイントになる部分です。後程、詳しく説明しましょう!

「仮にもお前は里の特別上忍なんだからね…
私が教えた禁術ばかり使っちゃ駄目だろ」

大蛇丸のこの台詞が二人の「間柄」を赤裸々に表現しています。アンコの初手の仕込みの小型のクナイにしても、「潜影蛇手」にしても、自爆ワザの「双蛇相殺の術」にしても全部、大蛇丸がアンコに教えた術なんです。大蛇丸は知っていて、アンコの好きにさせていたんです。最後の自爆はアンコが死んでしまうから止めたんです。アンコは遊ばれてたんです。

「潜影蛇手」は他にサスケも使いますが、口寄せの一種なので、契約の術式を腕に埋込む必要があり(多分、それが禁術指定される所以だと思います)、アンコにその術式を埋込んだのは大蛇丸だと思います。つまり、大蛇丸はアンコの身体を細工してた。ちょっと、エロな言い方すると…弄ってたんです(サスケも一緒です…汗)。

「双蛇相殺の術」も、相手の手を取り、「印」を強制的に結ばせる行程がありますが、それを大蛇丸がアンコの手を取り教えていた筈です。二人は非常に近い距離に寄り添い、手を繋いでいたんですね。指を絡めるなんて、見ようによってはイヤらしい描写だと思いませんか?修行とは言え…羨ましい(笑)(大蛇丸ってもしかしたら、ロリコンだった?…笑)。

きっと、大蛇丸の修行は知性に満ち溢れた楽しいものだったでしょう。アンコは大蛇丸にガッツリと感化されて行った事と思います。子供の頃、ズーッと年上の大学生とかの兄さんや姉さんたちと遊ぶのは楽しかったですよね。それに、アンコもアンコで、結構なオマセさんで、そろそろ「恋愛」に目覚めてしまうような年頃だったのかも知れません。女の子は子供の時から妙に大人びた空気も持ってるしね…。

しかも、アンコは大蛇丸の事を「先生」とは呼んでいません。単なる「部下」で中忍(12歳)になってからの(任務上だけの)付き合いでもないようだし(三代目の「走馬灯」の描写)、全てを教わったから、師弟関係はあったと思うんです。それでも、アンコは大蛇丸を「先生」とは、ただの一度も呼ばなかった。それは、大蛇丸がアンコにとって、「先生」と言う存在だけでは収まり切らなかったから…。もっと別の大きな意味を持っていたからです。

アンコは大蛇丸を愛しています!

もう、これは断定させてもらいます(笑)。アンコの行いは、大蛇丸を明らかに「好き」と言っています。そして、「双蛇相殺の術」を止められたアンコは、余りにも呆気無く戦意を喪失しています(もっとも、最初から、大蛇丸を殺そうなんて思っていなかったろうし、本気で殺そうとしても無理と判っていた…)。アンコは純粋に大蛇丸に会いたかったんです。早い話、直に会って話がしたかったんです。

「ぐっ…い…今さら…何しに来た…!!」(アンコ)

「久しぶりの再会だというのに…えらく冷たいのね…アンコ」(大蛇丸)

「フン…ま…まさか火影様を暗殺でもしに来たっての?」(アンコ)

「いーや、いや!その為には、まだ部下が足りなくて…
この里の優秀そうなのにツバつけとこうと思ってね…」(大蛇丸)

「ぐっ…うっ…」(アンコ)

「さっき、それと同じ呪印をプレゼントして来たところなのよ…」

天の呪印

『天の呪印』

重吾の身体から取り出した「酵素」(タンパク質)をオリジナルにして開発された強力な「呪印」。この対極に『地の呪印』が存在し、それは君麻呂に付与されています。大蛇丸が、アンコに『天の呪印』を与えたと言う事は、それに等しいお気に入りだった…か、お気に入りに使用する前のテストか…。

ところで、大蛇丸が「印」を結ぶとアンコの「呪印」が疼き、痛みを与えるようでした。音の四人衆も呪印によって力を与えられると同時に、大蛇丸に縛られるようになる…と言ってましたから、大蛇丸は何らかの法を用いて外部から「呪印」に関与できるんでしょうね(これがサスケに当てはまらないのが引っ掛かりますが…)。そして、アンコも呪印の疼きによって大蛇丸を感じてた。だから、一直線に大蛇丸に向かえたんだと思います。

アンコの「呪印」は、アンコが大蛇丸に師事していた頃に植え付けられた筈ですから、「呪印」の開発は「九尾事件」の前には始まっていたんでしょうね。だから、重吾が大蛇丸の下に自ら投降したのも、それ以前になりますね。だから、重吾は結構、歳行ってますね。最低でもアンコと同年代程度と考えて良いでしょうね。

で、大蛇丸がアンコにどんな風に「呪印」を植え付けたのかは描写がありませんが、サスケと同じ風だったら…と、僕は考えたりしています。つまり、アンコの首筋に大蛇丸は噛み付いたのです。この時、アンコは嬉しかったんじゃなかな…って。もしかしたら、アンコは「呪印」の危険性も知りつつ、大蛇丸に協力したのかも。アンコは大蛇丸に自分を捧げるように協力した?君麻呂と似てますね。

それを、飲み込むと、この後の二人の会話が、別れたがっている(気のない)男に、まだ心を残している女が噛み付く、痴話喧嘩のようなやり取りに感じられるから不思議です。このエピソードでのアンコの攻撃も、気持ちが自分から離れて逃げようとする男の胸を、泣きながらドンドンと叩く…よくある「アレ」みたいですよね(笑)。

「欲しい子がいてね…」(大蛇丸)

「くっ…勝手ね……まず死ぬわよ…その子」(アンコ)

「生き残るのは10に1つの確率だけど、
お前と同じで…死なない方かもしれないしね」(大蛇丸)

「……えらく………気に入ってるのね…その子……………」(アンコ)

「嫉妬してるの?ねぇ…!?
お前を使い捨てにしたこと。まだ根に持ってるんだ…アハ…」

ねっ…(笑)。「昔、二人は付き合ってたんじゃないの?」なんて、黒い考えがムクムクと湧き上がって来ますよね。ポテチの袋が開いてたら、やわら、ムシャムシャ貪ってしまいますよね。勢いで指とが噛んじゃいそうですよね。キセルを火鉢で<トンッ>と叩いて…「夜も遅いんだし、少年少女は早く寝て下さい。これから、オトナだけのしんみりとした話し合いがあるんで…」と、羊の一匹でも歩かせたくなりますよね…(笑)。

羊のアニメ(左)

実は…大蛇丸とアンコの深い深い関係をジワッと示唆する描写が残されています。在りし日の三代目が火影の居室(休憩所?執務室の隣?)で、(木の葉崩しに至る)胸騒ぎを感じつつ、四代目の遺影をしみじみと眺めるところに、死の森から打ちひしがれて戻ったアンコが近付きます。その目は救いを求めているかのようでありました(11巻/72頁)。

「火影様」(アンコ)

「……アンコか…」(三代目)

「………」(三代目)

「すみません。私は…」(アンコ)

「死の森から生きて戻った事を悔いておるのじゃな…」(三代目)

「………」(アンコ)

「余計な事じゃ。もう、お前と大蛇丸は何の関係も無いのじゃし…」(三代目)

三代目が言う「関係」が、アンコと大蛇丸の師弟関係だけを言っているんじゃないな…と思いました。大蛇丸は三代目の愛弟子で、アンコは孫弟子に当たります。この場の二人の会話からも、三代目とアンコも、火影と特別上忍と言うよりは、身内…おじいちゃんと出戻りの娘?(笑)みたいな、もっと近しい繋がりを感じます。

もしかしたら、大蛇丸にアンコを任せたのは三代目だったんじゃないかと、僕は考えています。ちょっと行動の怪しい、もしかしたら、ホ○じゃないの?みたいな(でも、それはあくまでも噂であって…)大蛇丸にアンコを任せる事で、大蛇丸の人生が更正できはしないか?と言う一縷の希望を三代目が感じ、アンコを委ねた経緯があったんじゃないかと、僕は考えています。三代目は大蛇丸を何とかして落ち着かせたかったんだと思います。

アンコは大蛇丸の『お嫁さん候補』だった?!

きっと、アンコは三代目とかなり近しい家系で、三代目はアンコを自分の子か孫の如く愛していたんじゃないでしょうか。気立ても器量も良いアンコなら、将来的に、稀代の傑物・大蛇丸の許嫁に申し分ない存在と思い、二人を近付けていったんじゃないか…と、これは僕の(ちょっと黒い…)妄想に過ぎないけど、火影の居室での二人の重々しさは、あまりにもねっとりしていて、妄想心を余計、掻き立てられてしまいます(汗)。

で、肝心の大蛇丸がアンコに何を教えたのか?と言うところ。それは「ブラック・ケルベロスのオトナ部屋」で…と行きたかったんですが、どうも違いそうです。大蛇丸の人間性を考えると、僕が望んでいる展開では無かったんではないかと思います。むしろ、アンコの方がイケイケじゃなかったのかな…と、僕は思います。そして、大蛇丸はそれを絶妙にコントロールしていた。

ま、チクと「黒い」考えを披露するなら…少年少女も将来、いろんな趣向に目覚めると思うから、詳しくはその時、自分で味わって吟味すれば良いと思いますが、最後まで一気に達しない方が「良い!!」ってのも、実は、あるんですよ。かなり高度なテクではあるんですが、これを専門用語で『寸止め』と言います(笑)。そして、大蛇丸はこの「寸止め」で、アンコをメロメロにしちゃったんです(笑)。

大蛇丸はアンコには"手"を出さなかった!!

確かに、大蛇丸は危ない教え方をアンコに意図的にしていたと思います。「潜影蛇手」や「双蛇相殺の術」にしても、ワザとアンコが誤解してしまうような教え方をしたと。もう、手取り足取り…の。大蛇丸の手が触れる。息がかかる。暖かさが伝わる…。それに、アンコの頬が紅潮する。息遣いが荒くなる。心拍数が跳ね上がる。そして、アンコの身体が予感する…きっと、そう言うアンコの敏感な反応を大蛇丸は楽しんでいたんだと思います。潤(うる)んでいくアンコの瞳を見て、大蛇丸は満足したかったんだと思います。

そして、「天の呪印」が大蛇丸によってアンコに施された時には、アンコは恍惚を感じた筈です(恐らく、アンコの首筋に大蛇丸が歯を立ててますからね)。でも、そこまで…で、大蛇丸はそれ以上は先には進まなかった(これが、大蛇丸の『蛇の生殺し』の手練手管と言うやつですね…笑)。それ以上を大蛇丸は望まなかったから…。大蛇丸は高まるアンコの期待や願望を吐き出させる事なく、むしろ、栓をしたのです。「心」にも慣性はあって、塞き止められたアンコの気持ちの内圧は強烈に高まった筈です。その"高まり"をアンコは『恋』と思ってしまった。

大蛇丸は「欲しがる人」だった!

大蛇丸は「所有願望」の化け物(か、虜)と言って良い存在だったと思います。それは彼の「心」の欠落部分が如何に大きいかを物語る反動形成だった筈です。欲しがるんなら、アンコだって喰っちまっただろ…と言うのも確かにあります(汗)。でも、アンコは子供(それが良い!と言う人も確かにいますけど…)だったし、何より、大蛇丸が欲しいのは「自分に対する気持ち」、つまり、アンコの「好意」の筈ですから。そう言うところは、良い意味でも悪い意味でも、大蛇丸は屈折してたんです(純粋に屈折してたんですね)。

両親を早くに失ったのもあるし、三代目にも大蛇丸をこんな風に成長させてしまった罪もあります。不運な事に、彼が人一倍賢く、繊細だったのも、あるにはある。親友の自来也の存在も大きかったとも思います。でも、結局は大蛇丸の人生ですから。責任は大蛇丸にあるのです。誰かのせいにするのは、それこそ「甘ったれ」と言うものです。しかし、それを自分の事のように罪悪感を感じる三代目や自来也は、やっぱり良い人(過ぎる…)なんですね。

結局、大蛇丸とアンコの関係は、大蛇丸の側から評すれば「言葉」の通りの師弟関係のみで、大蛇丸はアンコに「忍術」のみを教えたと、僕は考えます。ただ、禁術やら、ややこしい術ばかりであったんでしょうが、大蛇丸としては"純粋"に師匠としての務めを果たしたと。ただ、アンコはそれでは収まらない(だから、アンコは「全てを教わった」などと言い張るのです)。大蛇丸のイヤらしいところはワザとアンコに火を付けただろうところにあるんです。でも、大蛇丸にハマっちゃうのも、子供とは言え、アンコの人生だから仕方ない(と言えば仕方ない…か…ちょっと酷かな)。

「お前と違って優秀そうな子でね…
なんせ、うちは一族の血を引く少年だから……
容姿も美しいし…私の世継ぎになれる器ね………
あの子が生きていたとしたら…面白い事になる
くれぐれも、この試験、中断させないでね…………」

二人が争った「死の森」で大蛇丸は、こう言い残してアンコの前を去るんですが、これって、「スープを音を立てて啜(すす)る紳士」みたいな感じがしませんか?ワザと女に見限らせるような、大っきな意味での優しさがあると思います。「もうアタシみたいな碌でもない男なんか忘れなさい」と、言ってもアンコは受け入れない事を大蛇丸はイメージしているんです。でも、だから、きっと!そんな大蛇丸をアンコは好きなんだろうな…とも思います。アンコにとって大蛇丸は「別れても好きな人」なんじゃないかな。アンコが一方的に妄想(おも)ってただけの話ではありますが…。

だから、アンコと大蛇丸は極めて清い関係だった…と、僕は思います。『18禁』なのは、アンコの脳内妄想だけの筈です(笑)。きっと、アンコの今の女女(おんなおんな)した…ムンムンするような弾力感は、アンコ自身が自分で練り上げた雰囲気だと思います(もしかしたら、実際の検証は未だないかも知れません…汗)。それは、いつか大蛇丸に振り向いてもらえるように、アンコが必死こいて「女」を磨いていた結果なんだろうな…。涙ぐましいじゃないですか!ま、そうさせる大蛇丸…アンタが悪いのよ。って言うか…羨ましい!!(笑)

でも、アンコの気持ちは、何だか痛いほど解る気がします。
だって、大蛇丸ほど、頼もしく、知性的で、純粋な人って、そうそう居ない。
(誤解され易いけど)大蛇丸って、めちゃくちゃ魅力的な人なんです。

そして、大蛇丸と出会ってしまった事を…好きになってしまった事を…
アンコは微塵も後悔はしていないとも思います。

何故ならば…
それが彼女の「今」を形作っている大切な出来事だった筈だから…。

 

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