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第628話「ここに、そしてこれから」②

 
<ゼェ>(ナルト)

「上だナルト!」(カカシ)

<ズズズズズズズ>(オビト)

「!!」(ナルト)

<ダン>(オビト)

<ザッ>(ナルト)





「ナルト…皆を庇い
防戦ばかりになってきてるぞ

この状況に意味があるのか?」(オビト)

<ザザッ>(ナルト)

(大丈夫かナルト?
渡したチャクラを
一度にコントロールするのは無茶すぎる…
すぐにバテるぞ!)(九喇嘛)

<ハァ>(ナルト)

<プル><プル><プル>(十尾)

(…それに十尾がチャクラをためてやがるよーだ…
気ィつけろ!)(九喇嘛)

<ハァ><ハァ>(ナルト)

「ただ弱っていくだけだな…」(オビト)

「一人になりてェ
てめーにゃ分かんねーだろうけどよォ…」
(ナルト)

「…?」(オビト)

「オレの近くに皆が居てくれる…<ダッ>
オレはそれがすっげーうれしいんだよ!!


そんだけで力が湧いてくる!!」(ナルト)

<ザッ>(忍連合)

<ズオオオオオオオオ>(オビト)

<フッ>(オビト)

<スカ>「!!」(ナルト)

「逃げたか?」(キバ)

<ズズズズズ>「仲間の死の痛みを繋がりとのたまうなら
仲間を無理に守る必要はなかろう?」(オビト)

「!」(ナルト)

「なァんだよケリクツヤロー!!
お前のそーゆーとこがめちゃめちゃ大ッキライだ!


そういうこと言ってんじゃねェんだよ
ヘリクツバカ!!
仲間とのことならどんだけ痛くても
ガマンするつってんだ!!

それを捨てたくねーって言ってんだ!!

わがままかもしんねェーけど…」(ナルト)

「……」(カカシ)

<ダン>「ここに仲間が居ねーのが…
一番痛ェーんだよオレは!!!」
(ナルト)

「以上!!!!!」(ナルト)

「………」(オビト)

(オビト…
お前はナルトで何を確かめてる…?)
(カカシ)

「へっ」(キバ)

(しゃーんなろ!!)<グッ>(サクラ)

この局面…これがナルトではなくミナトであったなら、ミナトは十尾やマダラを何処か他の場所に跳ばすかして自分一人で戦ったんだろうな…と思いました。ペインの木ノ葉強襲事件でも仙術を修得したナルトを見て取ったシカクが手出し無用を宣言したりしてましたし、ナルトが皆に与えた九尾のチャクラの衣で防戦一方に回っている不合理な状況をナルト自身も「わがまま」(かもしんねーけど)と認めています(笑)。しかし、いろいろと器用で時空間忍術に長けていたミナトと九尾のチャクラを完全にコントロールして人柱力として大成を遂げたナルトを比べるのは海のものと山のものの旨さの順位”帰れま10”するのと同じで余り意味がない気もします(ふ、太るだけだわー)。

ナルトはナルトの出来る事をしているのです。

しかし、ナルトが提供した九尾の衣に守られる連合の忍達も些か不甲斐ない…。主体性がないというか、九尾のチャクラによって普段の数倍も能力を拡張されているのに、それぞれが自分の能力を活かして戦っていません。皆が自発的に何もしないからナルトは自分が渡したチャクラを遠隔操作で動かす必要が生じ、頑張り過ぎているからバテると九喇嘛が苦言を呈しているのです。基本的に、「頑張る」のはいけないと僕は思っています。「頑張る」というのは無理をする事で、それでは続かない…と、ある方に教えられた事がありました。「頑張る」のではなく「一生懸命」にやりなさいと教えて頂きました。「頑張る」のと「一生懸命」は違う。僕はその意味をいつしか理解する事が出来、になれた気がしました。

オビトはナルトを導こうとしている…とも思えます。それは同じような失敗をオビトがやっちまった過去があるからで、自分にあからさまに似ているナルトに、オビトは伝えたい事があるのだと思うんです。しかし、そうじゃなくて「一生懸命」がいいと教えない。そこが狡いのか、オビト本人も気付いていないのかが微妙なんだけど、カカシがオビトに感じてる何かしらの疑惑とは、中途半端な導き、或いは中途半端な試練の提供に在るのだと、<ボワッ>と(←長島監督風な…)僕は感じています(笑)。ま…この考えには、神無毘橋でカカシの性根を叩き直したオビトが残存している前提があるんだけど、長門がナルトに感化された前例もあり、カカシの仄かな期待少年誌的展開も含めて無意味ではないでしょう。

長門が外道・輪廻天生の術を無駄撃ちした行で、大ガマ仙人はほくそ笑んでおりました。それは常に弟系に関わる「妙木山」が、兄系に関わる「うちはの石碑」と類似する存在である事を示しているのだと、僕は考えております。非常に言葉たらず、技量たらずではありますが「大ガマ仙人は何故、ほくそ笑んだのか?」(疑問の考察)で書きました。今ならもっと上手く書けると思いますけど、何か「大きな意志」というものが兄系と弟系の双方に関わりを持っていて、そういう仕組みになっていて『NARUTO -ナルト-』の世界が胎動している訳で、それが第四次忍界大戦として表出し、血を流している…とだけで充分でしょう。ところで、妙木山は今、何をしてるんだろう?長閑(のどか)?(笑)

ちょっと支離滅裂でアレですが、兄系と弟系の交わりを望む「何か」が事実として在るのです。そして、それを継続する仕組みがちゃんと敷かれている…とだけお含み置きください。エーッと、それでですね…ナルトは仲間が自分の近くに居てくれて嬉しい!!力が湧く!!と(オビト曰く)宣(のたま)っております。そして、ナルトは九尾の衣を遠隔操作して仲間を守っており、結果的に防戦一方になっていると、オビトは指摘しています。その状況をしてオビトはナルトが「頑張っている」(頑張り過ぎている)から、それでいいのか?と問題定義をしているのだと、僕は考えております。ここ…凄く深いところなんです。それは「想い」というものが一方通行であると警告しているところにあるのです。

かつて重吾は「水魚の交わり」という美しい言葉で”鷹”を賞賛しました。これは「魚は水があってこそ生きていられる」という故事成語であり、「欠くべからざる友の存在」を喩えたものなんですけど、ナル×ジャンでは「水だって魚が居ないと寂しい」(だろう)と勝手に解釈しています(笑)。しかして、あらゆる物事とは相互に関わり連なって居りますれば、ナルトだけが仲間を想い守るのは違うだろうと、僕は思うのです。仲間だってナルトを守りたいと思ってるでしょうよ。ナルトだけが「頑張る」状況というのはオカシイと、僕は思うのです。そして、カカシが何かしら疑惑を持つオビトも、そ…そこッ…ちょ…ちょっと…とワジワジしてるような気がして、僕までジッとしていられないのです(笑)。

ぶっちゃけ、この戦いに感じる違和感の根源とは何かと申しますと、偏に相互の「信頼感」の無さでしょう。サクラはナルトを心配しています。「こんなこと続けていて大丈夫なの…?」(ep628①)と。今、ナルトは頑張っているのです。頑張り過ぎているのです。同時にそれは仲間を本当に信頼していない証拠でもあるのです。それぞれにはそれぞれに出来る事があるのです。ミナトとは違うナルトが居る。だからナルトはナルトの出来る事を粛々と行っている。それでいいのです。同じようにナルトが愛する仲間達にもそれぞれ出来る事がある。それを…仲間を…(い…今でしょ!!)、信じなきゃ!!お互いが信じ合い求め合う様こそ「水魚の交わり」だと、僕は思うのです。

イタチ兄さんがこの場に居たら、きっとこう仰る…。

ナルトよ…「頑張るなッ!!」と。

僕は頑張らずに遊び呆けてました……ハイ!!

続きます。



 

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