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第630話「埋めるもの」①

 
「オレのここには痛みしかなかった
それに何の意味がある?

だから全てを捨てた
…お前だってずっと苦しんでるだろう…
リンの墓の前で…

オレの墓の前で…」(オビト)

「………」(カカシ)

「カカシ…もういいんだ…
お前はもう苦しまなくてもいい……」<スッ>(オビト)

「リンはここに居る…」(オビト)

「好きだよカカシ」(幻・リンちゃん)

「お前にとって

理想のオレも

一緒にな…」(オビト)

「オレは火影になるぞ!!」(幻・オビト)


「好きなものを望め…
この幻術の世界では全て手に入る
お前の心の穴もすぐに埋められ…」(オビト)

<ブン>(カカシ)

<ズバッ>(カカシ)


<フワッ>「リンはもういないんだ
そしてお前はまだ生きているだろ


こんなので…

こんなもので本気で

心の穴が埋まるとでも
思ってるのか?」
(カカシ)

「……」(オビト)

「生きていたリンの想いまで

消すなよ!
リンは命をかけて里を守り
残そうとしたんだ!」(カカシ)

「独りで妄想ばかり穴に詰め込んみても
心の穴が埋まる訳がないんだ」
(カカシ)

「はァ!?お前何言ってんの?!」と、僕だったらこの時点で愛想尽かせて背中向けてるレベル(笑)。オビトがカカシに説明する「夢」…つーか「妄想」は幼稚過ぎて話になりません。これをオビトが本気で唱えてるなら、精神が病むとかそんなレベルでは無く、ホント基地外になったとしか思えません。この場合、リアルではオビトの人権は無視され然るべき病棟に強制入院という処置が執られるかと思います…が、本編では第四次忍界大戦の真っ最中ですし、カカシとオビトは敵同士。しかも、オビトはこの戦争の首謀者。この場合、カカシがオビトを友達だと思うなら、ここでサクッと殺して差し上げるのが一番の優しさであろうと、僕は思います。オビトのシャベリがホントならば…ですけれど(汗)。

僕は物凄く気が短いし、しかもめっちゃ冷たいので、こうなってしまったら「あっそ…」と言ってオビトを切ると思います。つーか、ここまでオビトとの関係を引き摺る事もないでしょうけど(笑)、この「はァ!?」な関係性を維持できるのは偏にカカシの人間味に拠ると、僕は思います。ちなみにカカシが事あるごとに自分とリンちゃんの墓前<ブツブツ>言ってるのをオビトは遠くから見ていたか、ゼツの諜報ビデオ…ゼツも何らかの瞳術を扱えたのではないかと僕は考えています…でオビトは見ていたのでしょう。そんなカカシにオビトの攻撃性が集中するのをみると、オビトが脳に重篤な障害を負っているのではないかと思えます。具体的には若年性アルツハイマー病がその筆頭に挙げられるでしょう。

そうすれば「はァ!?」と、聞いてるこっちの顔が醜く歪むようなオビトのお話がアルツハイマー病の症状である作話妄想にギッチリとハマって動きません(笑)。こんな場合はオビトを否定せず、何でも「ウンウン」と受け容れる(受容する)のが医学的にもセオリーかと思いますが、戦争中で敵同士なんだから…と、僕はどうしても考えてしまう冷たいヤローなんでスミマセン(笑)。しかし、オビトが愛を忘れてしまう病気にかかってもがいているんであればにしてやるのが友情なんじゃないかと思うのです。オビトが唯一分かり合えたと認識するカカシを神威の空間に引きずり込んで付き合わせるは、自分の中で潰えそうになってる愛の欠片を握りしめて放せないからでしょう。

オビトだって何だか解らないけど、放しちゃいけないと感じてて、それが攻撃性に転じてカカシに向かうのは、それがオビトに残された最後の愛だからだと、僕は思うのです。ま…オビトが若年性アルツハイマー病だったら…という仮定のお話だけれど、オビトの中にはリンちゃんの気持ちが自分には向かずにカカシに向いた事実として確かに残っているのだと思います。しかし、同時にカカシとは自分をしっかりと見つめ、その上で認めてくれた存在であり親友なのであります。オビトにとっては大切な人なのです。(そもそも比べるべきでもないけれど)二人を比べればリンちゃんの方が断然上でしょうが、オビトにとってリンちゃんとカカシは最後の最後まで残るべき記憶なのだと思います。

そうなれば、もう一人居ます。神無毘橋で一緒に戦った隊長のミナトです。ところでカカシはあの時、ミナトから飛雷神のクナイをプレゼントされてまして、カカシの事だから今でも忍具ポーチに大切に忍ばせてると思います。オビトがリンちゃんやカカシ…そしてミナトを忘れていない(だろう)ように。歳を重ねのって、何かの流れの中に居るのと似てて、流木が川の流れで磨かれるみたいにいろいろと失っていくんです。でも、しっかりと残るものもあります。それはどんな状況でも、どんな病でも、人の中核として残るのだと、僕は思うのです。それが人の「芯」なんだと、僕は何故かしらそう思っております。それがあるからオビトはカカシにネバネバと粘着してるのだとも思います。

そしてカカシが今も大切にする飛雷神のクナイは例えそこが神威の空間であろうと、ミナトにその座標を示すのではないかと、僕は密かに期待して居ります。そうなればミナトはこの場に跳ぶ事も叶うでしょう。でも、この問題…カカシが自力で乗り越えねばならんのかも知れません。戦場もいろいろと忙しいですし(笑)。それにオビトが若年性アルツハイマー病だと決まった訳でもありませんし、その上で真顔で「はァ!?」とリアクションしてしまう妄想を垂れ流すんであれば、そこには別の意義があるのでしょう。僕ならば間違いなく<キュッ>と締め上げてオビトを埋めてしまうところですが、カカシならばもっとちゃんと解決してくれる筈です。オビトの脳味噌が萎縮していませんように(祈)。

続きまーす!!


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