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オビトは何故、カカシの口撃にまんまと乗っかったのか?(ep636④)

 
<ガハッ>(オビト)

「くっ!」<バキッ>(カカシ)

<ズボッ>

「ぐっ!!」(オビト)

<ハァ><ゼェ>(オビト)

<パシィ><ハァ>(カカシ)

<ズザッ>「くっ」<ズボッ>(カカシ)


「終わりだよ…オビト」<ゼェ><ハァ>(カカシ)

「ハハハハ……!」<ゴホッ><ゴホ>(オビト)

「この…闘いは…お前の…勝ちでいい…

だが…戦争の勝ちは譲らん!」<ズッ>(オビト)

<ズオオオオオオオ>(オビト)

<ズッ>

「くっ…」<ガクッ>(カカシ)

基本的にオビトが神威を使わずカカシとガチで殺り合ったのは、オビトの良心だったと、僕は考えています。カカシがオビトのノスタルジックを掻き立てたのも関係なくはないだろうけれど、オビトがカカシに負けまいと真に思うなら、こういう風には戦わないと、僕は思います。そもそもカカシが自分の命を差し出すようにオビトと刃を交えるのは、オビトに神威が在るからでして、現状、オビトに抑止力を有するのは同じ神威の瞳力で異空間を共有するカカシだけだからです。他にも攻め手はあるでしょうが、どれも回りくどい。微妙にミナトが<キュッ>とオビトを締められそうな気配もありますが、今は四赤陽陣で忙しいので却下であります。きっと…その力は神威の異空間からカカシを救出する時に示されるでしょう。

しかしながら、カカシはオビトがくれた万華鏡写輪眼スペックの全てを使いこなせてはいません。オビトの場合は写輪眼に合った経絡系を含む肉体を有していますし、柱間細胞でそれをブーストすらしていますから、恐らく失明のリミットも失せて、万華鏡瞳術すら使い放題のテレ放題(な…懐かしい…)でしょう。実際、カカシとの遺恨が決着した直後、オビトは神威によって現空間に復帰していまして、それを追跡できないカカシとは違いいくらでも神威を使えただろうに使わずにオビトはカカシの相手をした。それがカカシの上手さだけでは説明できないと、僕は考えています。特に心理戦に関して言えばオビトの方が長けていた…というか、その方面でオビトは跋扈していたと考えるのが妥当でしょう。

そんなオビトが敢えてカカシの挑発に乗り、肉弾戦に興じた…。その意味をどう受け取るかは、この際、それぞれにお任せ致します。僕はオビトがカカシを救う為に、カカシの口撃にまんまと乗っかってみせたのだと考えています。カカシがオビトとして生きている事をオビトはその諜報活動で重々知っていた筈です。カカシの墓参だってしっかり見ていました。オビトは何人にも理解不能であろうカカシの生き様…オビトの代理人生…から、カカシを放免する義務を感じていたのではなかろうかと思います。その為にはカカシ自身の手でオビトの存在否定させるしかない!!それでオビトは神威の瞳力の一切を封印してカカシとガチで殺り合ったのだと、僕は思います。

カカシがオビトとの忍組手とこの肉弾戦を重ねたように、オビトも同じ想いで闘っていたと、僕は思います。カカシとオビトの最後の一撃が「和解の印」と重なっていましたが、オビトの想いもそれとシンクロしていたんじゃないでしょうか。オビトもカカシとの諍い終止符を打ちたかったのではないかと、僕は思うのです。カカシがオビトを見限る…。カカシがオビトに感じる罪悪感を払拭しない限り、オビトの代理人生は終わりません。そして、それを実現できるのはオビトだけなのであります。神威の瞳力でオビトと繋がるカカシが唯一オビトに関われるのと同じく、オビトのみがカカシと関われる…何とも皮肉ではありますが、それが「まったくカカシって奴は…」と、呆れながらも僕らが愛するカカシなのであります。

オビトがカカシと一対一で拳を交える合理性というものは何処にもありません。ナルトのチャクラもない。自己のチャクラも消耗してしまったカカシが神威の異空間から現空間に復帰するにはそれなりのが必要でしょうから、オビトはカカシを放置すれば当座の脅威は免れた筈です。それでもカカシと一戦交えたのは、カカシとの遺恨を帳消しにする溜めだったと、僕は思います。それは誰が見ても明らかに面倒臭いオビトの代理人生なるオビトへの贖罪赦免だったと思います。オビトはカカシに自由になってもらいたかったのではないでしょうか。カカシにはカカシとして生きて貰いたいと願ったから……この一戦こそオビトがカカシに差し出した「和解の印」だったと、僕は思います。

そして…ここまでは…恐らくオビトの思惑通り…。

続きます。(ep636④余話)


 

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