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第646話「神樹」②

 
<ドドドド>

「むっ!!
こ…こいつはいったい何ぞ!!?」(穢・柱間)


「本来チャクラとは
この神樹のものだ!
ここにある全てのチャクラ…
そしてお前の莫大なチャクラもな」(穢・マダラ)

「………何?」(穢・柱間)

「かつて神樹から
チャクラを奪ったのは人の方だ…
…コレはそれを取り返そうと
しているだけだ…」<ズオオ>(穢・マダラ)

<ズッ>

<サッ>「何の話だ!?」(穢・柱間)

「…果てしない時の流れは
本来の事柄に霧をかけていく…
…なぜ忍が生まれたか知っているか?
柱間」<サッ>(穢・マダラ)

「…!?」(穢・柱間)

「まだ人がチャクラという
その概念すら持たぬはるか昔…
その時でさえ
人は互いに争い続けていた

神樹はそんな争いに関わる事なく
ずっと人々から神柱として崇められていた

そしてある日
千年に一度実るという
神樹の実が樹に宿った
それにどんな意味があったのかは分からぬが…
決してその実に手を付けてはならぬ
というのが伝承だった

そんな折り
争いに勝つため
神樹の力を得ようと
その禁断の実に手をつけ
口にした姫がいた

名は大筒木かぐや

その後かぐやは…
神の力を得て
その争いをたった一人で治めたという

…それが最初のチャクラを持った人だった
そして…
がぐやの赤子は生まれながらに
チャクラをその身に宿していた

だがチャクラを取られた神樹は
そのチャクラを取り返そうと動き暴れ出した

…それが十尾

そしてそれを止めたのがかぐやの子だった

…名を大筒木ハゴロモ

チャクラの教えを説き
忍宗を始めた忍の祖……

六道仙人と呼ばれた男だ」(穢・マダラ)

「…!
…どうしてそんなことを…
お前が…!?」<ドドドド>(穢・柱間)


「うちはの石碑に記されていることだ

…争いを止めるために
禁断の実に手を付けた人が……
その後どうなってしまったか
説明がいるか?」<ガゴゴ>(穢・マダラ)

「……」(穢・柱間)

「そう…何も変わらなかった
それどころかさらに争いは凄惨になったのだ

オレは…
それを知って絶望した…
この世界に本当の夢は無いのだよ柱間!

その実に手を付けた時より
人は呪われ……
より憎しみ合う事を
決定付けられたのだ!

忍そのものが
その愚かさを象徴する存在だとは思わないか!?

それならばいっそ…
またこの神樹に頼った力が…
大幻術が…」<ズズ><ズズ>(穢・マダラ)

「お前には見えないのさ
さらにこの先が……


先の夢が」(マダラ)


「お前の言ってた
”さらに先の夢”だってのか!?」<サッ>(穢・柱間)


「……」<ガッ>(穢・マダラ)

「……ああ

…だがほんの少し違う…」(穢・マダラ)

「?」(穢・柱間)

「この神樹のつぼみが開花した時

花の中の眼が天上の月に写り

無限月読は完全となる

そして

それを為すのは…このオレだ」(穢・マダラ)

基本的「こ…こんなのありかよ…」の前提でお付き合いください(笑)。マダラの証言に拠ればまず「神樹」ありきで、千年に一度成る「禁断の実」を口にした大筒木かぐやがチャクラを得た始めたの人であり、その子が六道仙人・大筒木ハゴロモという事のようです。そして人などにチャクラを取られた神樹が暴れ出して十尾が生まれたとも。それを六道仙人が十尾の人柱力となって治め、世に「安寧秩序」というものをした。一応、ここで完結してる筈なんです。それを六道仙人は自分の死を契機に、十尾を九つに割り、「うちはの石碑」なんて、兄系(瞳力者)にだけ解読出来るメッセージを残して、わざわざ混沌を造り出すんです。そして…

それとは別に忍宗忍術へと変化した…。

六道仙人の説いた忍宗と、その後の忍がチャクラの真理を進化させた忍術独自の発展を遂げたのではないかと、僕は思います。チャクラの便利さこんなのありかよ…を、人の知能がある意味正当に発展させたのだと思います。アインシュタイン相対性理論を導き出し、その結果の一例として人類「原子力」に手を伸ばしたのと、それは凄く似ていると思います。その是非「力」の定義というものが指し示す様を、『NARUTO -ナルト-』という物語の中で、僕らはこれまで見せられて来たのだろうと思います。マダラが柱間に説明する内容が真実なのならば…この期に及んで嘘などということは無かろうかと思いますが…やはり六道仙人「安寧秩序」で一旦閉じたお話ではないのか!?…と思える。

…と、僕は思うのです。その状態から、六道仙人パズルのように、十尾を割り、兄.弟を割った。そして、兄系(瞳力者)のみに解読出来る「うちはの石碑」メッセージを残した…。マダラはそのメッセージ絶望して「神樹」のオプションであろうと思われる「無限月読」を発動させようとしている。しかし、元来「神樹」とは人類とは隔絶したより上位のステージにあり、これに介在しなかった筈なので、「無限月読」なる「神樹」のオプションを使用したのは六道仙人だったのではなかろうかと推認できるでしょう。つまり、六道仙人した「安寧秩序」とは「無限月読」に拠って一方的に人類に提供された「夢」だったということです。ぶっちゃけ、六道仙人もマダラと同じ様に絶望していたに近いです。

六道仙人が何で「うちはの石碑」なんてメッセージを残したのか?その疑問に注目すれば、兄系(瞳力者)に自分=六道仙人を再生・再構築させる意図があろうことが明白です。マダラはそのメッセージに基づき数々の禁忌を犯し高みに立つ事となる。最終的に弟系の特異点である柱間の組織…柱間細胞…を取り込んで輪廻眼を開眼して六道に達する訳です。そして、その次のフェイズとして十尾を取り込み「神樹」を復活させる。その目的が「無限月読」なのであります。ここまでは取りも直さず六道仙人が母・かぐやから産み落とされて、かぐやが浴した「禁断の実」の因果に沿った順当な結果をトレースする…在りし日の六道仙人の成果…そのものでありましょう。

しかし、六道仙人は自分の導き出した答え…自分が世界にした「安寧秩序」疑問が無かった訳ではなかったんのでしょう。柱間が何でも知っているマダラに遅れを取っているのは情報が全く無いからでしょう。それもまた六道仙人の遺志であると考えれば、柱間の感じる無垢な疑問こそ、六道仙人がかくも面倒臭いパズルを世界に鏤めた動機に等しいのでしょう。実はこの提示に僕は愕然とし言葉を失う程、衝撃を得ました。この提示こそ『NARUTO -ナルト-』世界観の頂点だと思えたからです。つまり、かくかくしかじかでチャクラ「力」を得た人類がそれをどう扱うか…その答えを「無限月読」以外で見出すか否かが、この物語…『NARUTO -ナルト-』落とし所に相違ないと、僕には思えるのです。

続きます(こ…こんなのありかよ…)

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