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第651話「埋めたもの」②

 
「!!」<ズキン>(カカシ)

「これは…ナルトとサスケ…?」(カカシ)

<ズズズズズズ>

「今さら何をしようと
変わらんぞ」
<スゥー><ズッ…>(オビト)

「………
上を見てみろ……
この天上の穴から
何が見える?」(オビト)

(…オビトの…
見るもの…
声が入ってくる
共鳴か…)(カカシ)

「月だ
月夜の夢の世界へ
向かう時は近づいている

大きく開いた地獄の穴を
月の夢が埋めてくれる
やっとその時が来たのだ!」(オビト)

「見てみろ!!
オレの心には何もありゃしない!!
今はもう痛みさえ感じやしない!!

現実は残酷だ…
この穴が広がるだけでしかない

こんな世界に居て
どうやって穴を埋める?」(オビト)

(…オビト…)(カカシ)

「この剣は
六道仙人の神剣むのぼこの剣だ
もう貴様らにオレに勝てん…

その想いの強さが剣に宿る…

心の剣だ…

仙人はこの剣で
この世界を創造した」(オビト)

出し惜しみなし…というのはオビトも同じで、これはもう明らかにロンギヌs(ry…4つの塩基が特定の組み合わせで繋がる螺旋…まるでDNAのよう。オビトは血継絶後(仮称)の黒玉を自在に変形させてを造り出します。その切先はこの世の矛盾を指し示すかのように。ちなみにが籐で編んだ家具みたいになってるのは、血継絶後(仮称)の黒玉がその形状や質量や密度を変えて最大の効果を発揮する特性を持つからだと、僕は考えています。オビトの造り出した籐家具のような形状になっているのは血継絶後(仮称)の黒玉を極限まで薄く延ばし、それを積層する事でクッショニング性能を高めて外的な圧力を物理的・忍術的に吸収する目論見なのだと思います。

「力」に上限が無い以上、どんなに硬くて丈夫に作られていても無駄なのであります。量的に無限なものを納める器も存在しません。それと同じように無限の痛みに耐えられる人など存在しないと断言できましょう。本当の「強さ」とは折れない事でも、曲がらない事でもありません。外力を柔らかく受け流し復帰できるしなやかさだと、僕は考えています。一時の価値観に囚われず、状況を察し、その在り方を自由自在に変更できるオビトの血継絶後(仮称)は、その意味において「強さ」の本質を見抜いていると、僕は思うのです。ま…それすらナルトの心意気に集う木ノ葉隠れの仲間に打ち砕かれるんですが(後述)、それもまたオビトの本懐だったんじゃないのかな…と、僕は思うのです。

オビトは「想いの強さ」が宿る剣を自分の意志で選択したんですよね。こんだけの「力」の差があって、それこそ無限に選択権のあるオビトが、何で今さら「想いの強さ」に掛けるのか?がイマイチ入って来ないんです。トコトン勝ち負けに拘ってきたオビトが、ナルトの「想いの強さ」をしつこく問い質していたオビトが、最後の最後に自分の「想いの強さ」に勝敗を委ねた意味をしっかりと受け止めるべきだと、僕は思うんです。共鳴とか…仲間の友情とか信頼関係とか、確かにいいですよ。忍術もカッケーですよ。ナルサス最高ーッ!!ですけど、オビトの訴えに対する答えをナルトはまだ見出していません。それだとこの世界はループからは脱せない。救われはしない。

ループ(輪廻)からの解脱は叶わないのです。

続きます。

 

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