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第653話「ちゃんと見てる」①

 
「うちはオビトだと…

今さらそのに…
その存在
何の意味がある?
十尾と融合した今
超越者として
悟りに至ったのだ

つまり
オレはもう人ではない
次の段階へと人々を導く者

六道仙人意志
を同じくする…
第二の六道仙人」(オビト)

「違う!
お前はうちはオビトだ!」(ナルト)

「!」<ピクン>(オビト)

「さっきチャクラがくっついて…
お前の過去が見えた
アンタとオレは生い立ちも
火影を目指したのも一緒だ…
本当にそっくりだ…

両親を知らなかった事も…
自分にとって大切な人がいなくなったのも
だから一番恐えーのが孤独だって
オレを脅した」(ナルト)

「…!」(オビト)

「アンタも最初は
誰かに認めてもらいたくて
ほめてもらいたかった
それがほしくて火影を目指したハズだ
オレと同じなら!

アンタの今を見てみろよ!

忍全てを敵にして
世界の為だとか何だとか
へりくつこねて
自分の都合でやってるだけじゃねーか!!

誰からも…
その大切な人からも
認めてもらえねーんたよ

今の夢は!!」(ナルト)

「………」(オビト)

<スッ…>(オビト)

「オレと同じ夢持ってたアンタが
火影と真逆になっちまった!

オレとそっくりだったからこそ
お前が—」(ナルト)

「いや…だったからこそ—

オレはこの世界に
絶望するお目を見てみたかった」(オビト)

「………」(ナルト)

「………」(オビト)

<スッ>「イヤ…
もう一度実感したかったんだ……
オレ自身の進むべき道
間違っていないことを

…お前を戦っていると…
お前はかつてのオレを思い出させた…
だから試したくなったのだ

そっくりだったお前が
いつ絶望するのかと
今までの想いを捨てきるまで」(オビト)

「オレは…そっくりだったかろこそ
むかつくんだ!!お前が!」(ナルト)

「…………」<ピクン>(オビト)

「全部捨てて逃げてるだけじゃねーかよ!!」(ナルト)

「イヤ…
オレのやっている事は
火影と何ら変わらない


それ以上だ…
平和を実現できるのだからな」(オビト)

いきなりの論戦(汗)…今回、全編がナルトとオビトの議論です。しかし、論戦も何もオビトがナルトの言葉に耳を傾けている時点で、オビトの完オチが確定しちゃってるんじゃーないでしょうか?だって、オビトが自分の信念に従って行動しているなら、綱引きに全力を注入して忍連合から十尾のチャクラを引き剥がして、神樹の花<パッ>と咲かせると思うんです。なのに、ナルトの言葉にイチイチ反応して考えてる。おまけに言い訳がましい(笑)。オビトがホントに矜持を持って「月の眼計画」を断行してるんならこんなやり取りは必要がないでしょう。それでもオビトがナルトに応じてるんだから、オビトの信念なんて既に<ポキッ>と逝っちゃってるのだと、僕は思います。

僕の想像では、かつて六道仙人が世界に「安寧秩序」を齎した…というのは、種を明かせば「無限月読」だったんじゃーないのかな…と思います。もしも六道仙人理想郷を創造できていたのなら、寿命とか無視して世界はそのまま継続していたと思います。わざわざ十尾を陰陽分離して、それでもってチャクラを九分割して九つの尾獣を生み出して、残った十尾の肉体(亡骸)を安置する「月」まで拵えて…なんて面倒な事をする必要もなかったんだろうなー…と、僕は思うんですね。恐らくこの世界はチャクラの真理を解き明かし、忍術を極めようと、ついぞ平和には辿り着けなくて、六道仙人は世界を眠らせたんじゃないでしょうか。その意味ではオビトは六道仙人体現者でしょう。

同じような絶望があります…。それは「うちはの石碑」に記されたシナリオに過ぎず、オビトは生真面目にそれをトレースしたんだろうと思うと、何だか胸が<キューッ>と締め付けられます。そして、六道仙人はその一方で、兄系全く正反対とも言える弟系「夢」をこの世に残しています。それは対立する命題が互いに反証し合うように、この世界を震わせ胎動させています。そして、いつしかその大きな脈動指向性を帯び寄せ集まり大きな大きな流れを生み、ナルトというとんでもないカリスマを中心に大きな”うずまき”を形成するに至る…。恐らく、ナルトという特異点の構築をサポートする「予言」とは兄系の「うちはの石碑」にバランスする六道仙人が遺した導きでありましょう。

やっぱ…「あの人」怪しいよな…。

ちょっと過去に遡りながら…続きます。


 

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