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第653話「ちゃんと見てる」③

 
「………」(オビト)

「ちょっとヘマしちまった
目に砂が入っちまって…」(仔・オビト)

<ムッ>「………」(仔・リン)

「…………」(仔・オビト)

「ハハ…!
男にゃキズの一つや二つ
体に刻んどかなきゃ箔付かねーし!
ちょうど箔付けとく頃合いだと
思ってよ…だからこんな傷…」(仔・オビト)

<ギュ>(仔・リン)

「痛っ!」(仔・オビト)

「………」(仔・リン)

「………!」(仔・オビト)

「強がって傷を隠してもダメ

ちゃんと見てんだから

オビトは火影になるって
私に約束した
いい…私だって
この戦争を止めたい
世界を救いたいと
本気で思ってるよ

だからオビトの事…
側でしっかり見守るって決めたの

アナタを救う事は
世界を救うのと同じなんでしょ」」((仔・リン)

「…………」(仔・オビト)

「うん…」(仔・オビト)

「私が見張ってるって事は
もう何も隠し事はできないよ」
(仔・リン)

「うん!うん!」(仔・オビト)

<グッ>「がんばれオビト!

火影になって
かっこよく世界を救うとこ見せてね!


それも約束だよ」(仔・リン)

<クイ…>「行こ!」(仔・リン)

「…………」(オビト)

「あの人」の事は今一度、横っちょに置いときまして…リンちゃんはあきません(ダメだと…いうあっちの言い回し)。NASAの大人語翻訳機というのがあって、それで翻訳すると、「ダメ(=あかん≒あきませ)」「NG」(No Good)というのではなくて、寧ろ「危険」(だから近づいちゃダメ)に近いニュアンスです。それで何が危険かと申しますと、リンちゃんがオビトを弾いてないところ。この時点でオビトはまだまだ子供なのであります。子供だから根拠の無い夢を口にするんですが、それは別に悪いことではなくて子供の特権でもあります。オビトが手に傷を負って…のこのシーンですけど、どっかで出て来ましたよね。それで、それの前後にいろいろと情報が付加されてます。

リンちゃんはオビトが痩せ我慢で傷を隠すのを厳しく戒めています。アカン部分にちゃんと線を引いてリンちゃんはオビトに「NG」を出しています。それは忍としてオビトの命に関わる看過し難い行動だったからです。しかし、オビトが火影になる!!とか、世界を救う!!という夢をリンちゃんは規制していません。それが成るか成らないかでもなく、善いか悪かでもなく、リンちゃんはオビトの可能性制限していないのです。リンちゃんがオビトを弾かない…つーのは、そういう事なのであります。リンちゃんはオビトの真実も嘘も何もかも一切合切を全部纏めて包み込むように受け容れてくれている訳です。もうこれはね…

お母さんですよ。

同年代でこんなこんな子がいて、こんなに可愛くて、目がパッチリしてて、それがこんなに間近で「ちゃんと見てる」なんて言ってみなさいよ!!これはあかんやつですわ…あきませんてッ!!惚れてまいますって。誰だってこの「愛」「恋」しちゃうと思います。これは仕方ありません。オビトは無罪です(笑)。リンちゃんがオビトの手をとって走り出しますよね。その行く手にはミナト先生とカカシが居ます。僕はこのカットを見て、でもリンちゃんの胸(ハート)にはカカシの恋の矢ブッツリと刺さってんだよなーって(汗)。しかも、質が悪いのはそれはカカシが射たのではなくリンちゃんが自分ブスッと刺した矢だったって事で、もー矢だァ〜ッ!!(←オヤジー)

詳しくはナル×ジャンの数少ない恋愛論である「オビトは何故、”目薬”をさしていたのか?」をご一読ください。僕はWILLIAMさんの描くリンちゃんが大好きでありました。今またこうしてリンちゃんのニーソの絶対領域が拝め、絵に描いたような(…絵に描いた二次ですけど何か?NASA)聖母っぷりを如何なく発揮するリンちゃんにまた逢えるなんて良かったなーと感じています。やっぱ神無毘橋のミナト班は甘酸っぱいわー。どうりでオビトが「酸っぱいブドウ」を引っ張り出す訳だと納得頻りであります。一瞬、オビトの若年性アルツハイマー病を疑ったけど、それだとここまで緻密な計画を積み上げて世界を振り回すなんて無理だから、やっぱ強固な仮面で自己防衛していたのでしょう。

しかし、何と言ってもこの奇妙な恋愛の大三角形を形成できたのはカカシ在りきでありまして、いろんな意味でカカシの歪んだ幼少期が影響していると思います。今さらですけど、綱手の跡目で火影になるのはカカシが適任だと思っています。ま…それをカカシの三味線が邪魔した…「三味線を弾く」というのは”相手の言うのに調子を合わせて適当に応対する。また、事実でないことを言ってごまかす”という意味があります…と、僕は考えています。別に一番強くない忍でも火影になってもいいのにね。それに人を上手に使うのも能力だと思いますし、組織が大きくなったらそっちの方が重要でしょうに。結局、カカシが火影を固辞したのも、リンちゃんを拒んだのもそう変わらないように思います。

オビトだけが逃げてたんじゃなくて、カカシだって立派に逃げまわっています(笑)。ま…誰だって似たり寄ったりで、そういう人の綾というものが折り重なって世界は創られているて、同じように混沌も創られるのでしょう。だから、タラレバの話しをしたら、それこそ一晩でも足りない(汗)。しかし、カカシはいつまでも三味線を弾いてないでここら辺でしっかりと仕事しないといけないでしょうね。だからオビト戒めるだけでなく、ナルトはカカシ奮い立たせなきゃなんないと思うんです。カカシは「あの人」とも浅からぬ因縁がありましたし、双方とも充分に意識し合う描写がありましたからカカシにも特別な役割があるかも知れないなと、また性懲りも無く僕の妄想列車は奔るのでした(笑)。

続きまーす!!

 

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