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第672話「夜ガイ…!!」②

 
ガイとの出会いの回想の解釈


<シュビ>「応援ありがとう!!!」(ガイ)

「は?」(カカシ)

「……」(サクモ)


「カカシ…
アカデミー入学が決まったからって
うかうかしてられないよ」(サクモ)

「え?」(カカシ)

「このままいくと

あの子はお前よりも強くなる

補欠の発表はまだだろ…?
アカデミーもバカじゃない…
彼の名前を聞いて覚えておくといい…
いいライバルになるよ」<トン>(サクモ)

(本当に父さんの言った通りだったよ…

ガイ!!)(カカシ)

ガイが八門遁甲の陣の最終奥義である「夜ガイ」を仕掛ける描写でカカシがガイとの出会いを回想しています。カカシが父・サクモ同伴でアカデミーに赴く時にアカデミーの入学試験に落ちたガイとその父・ダイと交錯しています。サクモさんがちょっと老けたカカシみたいで、木ノ葉のペイン強襲事件の「焚き火」で登場したサクモさんとちょっと感じが違うなーと思いましたが、サクモさんはこの後色々あって急速にしょぼくれちゃったんですかね。一方、カカシは子供の頃の方が今よりもズーッと冷たい感じがします。きっとこの後サクモを亡くしてカカシも色々とあってナルトやサスケ(あとサクラも)を弾かずにソフトに受け止められる度量人間味を獲得して行ったのでしょう。

それに対してダイとガイの親子と来たら…(笑)、一卵性の熱血親子ですけど、これはブレずにガイの人となりを構築しているようです。しかし、ガイもダイを早くに亡くしていて、それが八門遁甲の陣だったというのが皮肉な展開ではありますが、それでこそカカシがこの期にこの回想を思い描くという事の意味があると言えるでしょう。しかし、こんな素っ気ないカカシに何でガイは「応援ありがとう!!!」と言ったのでしょうか?これを”ただの天然”で済ませちゃうのはナル×ジャンとしては看過出来ません(笑)。この時既にガイはカカシのフルネームを知っています。これは”木ノ葉の白い牙”の通り名を持つサクモの子で、優秀なカカシも相当有名だったんじゃないですかね。

恐らくこの段階でカカシを強く意識していたと思います。そして、既にカカシを”永遠のライバル”と認定していたんじゃーないでしょうか。そのカカシが自分の事をある程度知っていた!!それがガイにとってどれ程嬉しい事だったか!!そしてそれをガイはカカシの「応援」だと受け取ったとしても不思議じゃありません。カカシは素っ気なく冷淡な風貌とは裏腹に少なからずガイに対する興味を持ち合わせていました。そして、それをガイが脳内で拡大解釈して受け止めたとしても仕方ない…というか、この頃から二人は相思相愛だったんだな…と思えたりして、ガイがアレな状況なのに何だか良い気分になってしまいました(笑)。僕も思わず親指を<シュビ>とおっ立てました!!

そして、ガイの拳や足をサクモは見逃さなかった訳です。傷だらけの拳。その意味をサクモの眼力は見出してるのだと思います。そしてサクモは二人の将来を予見しています。この時、アカデミーの補欠にガイが選出される見立てもサクモにはありました。僕は木ノ葉隠れの里の「人を見る目」というものを高く評価していまして、第一部の中忍試験編でテマリに見かけ上敗戦したシカマルをそれに臨場した上忍連がその本質を理解し正しく評価できた描写や、その直後の木ノ葉崩しでシカマルを信頼して任務を任せた描写などに木ノ葉隠れの里にしっかりと人を見る気風があるように思います。事実、シカマルは中忍に昇格しましたし、ネジなどは第一部と第二部の間に上忍になっていましたね。

そしてガイは八門遁甲の陣「夜ガイ」を発動します。チャクラはガイの闘気を具現化させる程に強烈です。それをしてカカシはサクモの予言の成就を見る訳です。ナル×ジャンのFAQ(←僕の脳内コンテンツです)で「カカシとガイはどっちが強いですか?」というのがあるんですが、この描写で「ガイ>カカシ」が認定されるのもナンセンスだなと考えています。カカシはガイに決して雷切を向けたりしないし、それはガイも同じ筈です。今だってガイが八門遁甲の陣を開くのはリーやカカシを守りたいからなのです。『NARUTO -ナルト-』の大きなテーマに「本当の強さとは何か?」というものが在るのは事実ですが、それは「強さ」パラメーターを問うものではありません。

確かに忍はチャクラを個の「力」を高める為に利用しています。それはチャクラで個と個を繋げて平安を得ようとする「忍宗」の本意に反する行いでありましょう。しかし、ここでガイが見せる「死ぬ気」の中に「忍宗」ではなく「忍術」で世界を導く為の手掛かりが在るように思えてなりません。そして、それは「カカシとガイはどっちが強いですか?」というFAQの答えと重なると、僕は考えています。僕も『NARUTO -ナルト-』を通してその答えを探す一人であります。少年少女にはちょっと難しいかも知れないし、腐ったオネー様方にはどっちが「受け」でどっちが「攻め」かの方が重要かも知れませんが、あと少し一緒に考えて頂けたら…

ケルベロス…この上ない幸せに存じます。

続きます!!


 

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