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トビ(マダラ?)

 
トビ(マダラ?)

トビ(マダラ?)(tobi:senkou-banrai with trace:kerberos)

「マダラから九尾を狩るように命を受けていたんだがな」

憎きペイン(壱・弥彦)の台詞(第383話「最終章、そして…!!」)から、「(九尾は)お前が狩れ。リーダーとして失敗は許さん」(40巻/77頁)を言ったトビがマダラである事がほぼ確定しています。なのに…僕が、トビを呼称する時にトビ(マダラ?)とするのは、トビがマダラとイコールではないか、不完全な部分を残している疑念があるからなんです。べ、別に意地張ってるわけでもなくて…( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!

「その眼で九尾を手懐けた最初の男。オレの相棒であり、師であり、不滅の男。
そして、この万華鏡写輪眼のもう一つの秘密を暴いた唯一の男。
それが、うちはマダラだ」

これが、イタチの口から語られたマダラです(第385話「万華鏡の秘密…!!」)。イタチが心酔するような「高み」にマダラはいるんだと思います。次の回の「新たな光…!!」では、"万華鏡写輪眼"~"真・万華鏡写輪眼"の開発の紆余曲折をマダラは踏破した事が明かされています。マダラが"写輪眼"の真理を解き明かした唯一の存在であるとされています。マダラがどんな人間であろうと、"写輪眼"に関しては極めた実績を持つ「達成者」なのです。

「写輪眼の本当の力が…このうちはマダラの力が」

なのに…不必要なまでに息むトビ(マダラ?)が、僕にとっては一番の痼りかな(40巻/96頁)。本当に偉い人や強い人はこんな風な誇示はしないと思うんです。それに、妙にセカセカしたトビ(マダラ?)の振る舞い…特にペイン(壱)への命令の仕方なんかを見ても、何かを確実にモノにした自信や信念を、トビには微塵も感じません。それで、逆に、ペイン(壱)がトビに従っているのが解せないでいます。

イタチの証言に拠れば、マダラは「真・万華鏡写輪眼」(永遠の"万華鏡写輪眼")を開眼したエポックとも言える存在です。どんな悪しき経緯があったにしても、全く何もない状態から、切磋琢磨し、試行錯誤を積み上げ、"写輪眼"を"真・万華鏡写輪眼"に発展させたのはマダラです。つまり、常人には及びもつかないような努力や苦労を重ねた「達成者」(高みに立つ人)と言うべき存在のマダラが、あんな風に身汚い態度を取る事が、どうしても納得できないのです。

「そうなれば全てが本来の形に戻るのだ…」

そう語るマダラは(40巻/95頁)、"写輪眼"や"マダラ"の「力」が戻るのだ…と言っているかのようにも思えます。と言う事は、今は手にしていないのです。「力」に固執しているとも感じます。もし、トビがホントに「達成者」であるなら、このような「自分」の感じ方は決してしないと思うんです。つまり、トビはホントはマダラではないか、もし、マダラであっても、極めて不完全な状態にあると、僕は考えるのです。だから、僕はトビがマダラであると、ペインが示したにも関わらず「?」を付けずにはいられないのです。

うちはのアジトでの「イタチVSサスケ」で「うちは一族」の誕生の経緯がイタチによって語られました(第386話「新たな光…!!」)。

「マダラはその力(真・万華鏡写輪眼)を使い、
あらゆる忍の一族を次々に束ねていった。
そして、忍最強と謳われていた森の千手一族と手を組み、
新たな組織を設立したのだ」

『その組織が、後に木の葉隠れとなる』

そもそも、「うちは一族」は木の葉隠れの基幹的な構成勢力であったわけです。わざわざ、「千手一族」に組した事実からは単独勢力としては成立し得ない弱さを併せ持った集団だった事が想像されます。具体的には「忍最強=千手一族」に次ぐ実力があったと考える事ができると思います。「千手一族」も「うちは一族」を取り込むメリットがあっただろうし、お互い潰し合うよりは遥かに合理的な選択肢だったと思います。

タレコミで気付いた事なんですが、「うちは一族」は木の葉隠れの里にあって、額当てをしていません。「シスイ事件」でイタチに詰め寄った上役(恐らく上忍)やフガク(警務部隊所属、しかも隊長…汗)は確かに額当てをしていないです。サスケはナルトに強いられやっとの事で額当てをしたと思ったら、ナルトの元に置き去りにして里を抜けてしまったし、唯一、日常的に身に着けているのは「暁」に在籍するイタチのみです。しかも、横一文字の傷入り…(笑)。

アカデミーを卒業し、下忍と認められた時点で付与される額当てとは「忍」のアイデンティティと言えるアイテムです。そして、それを身に着ける事は、里への忠誠心や木の葉隠れの忍者としての自覚を示しています。その額当てを着けないと言う意思表示は忠誠を否定するに等しいと言えます。逆に言うと、額当てを着けない事が「うちは一族」のアイデンティティだったと言えるのかも知れません。要するに、「うちは一族」は木の葉の組織の中で浮いた存在だったと言う事です。外様的な立ち位置だったのかな…。

「その後、マダラは千手一族のリーダーであった
後の初代・火影と里の方針を巡って対立。
その主導権争いに破れはしたが、
マダラは今も、その瞳力と共に在り続けている」

『新たに"暁"を組織し、その影に姿を隠してな』

自来也も「胸騒ぎ」で、「確かに…うちはマダラがあの"終末の谷"で初代火影に倒されたのは誰でも知っとる」と巻物蝦蟇に言っていましたが、終末の谷での初代・火影との対決に破れ、恐らくは里を追われています。そもそも、「うちは一族」はマダラの求心力(カリスマ)によって成り立っていたような集団だったのではないかと思うんです。だから、マダラが居なくなった途端に衰退の一途を辿ってしまった…。

"写輪眼"と言うレアな血継限界を有する有能な一族…であるのに、里の中では冷遇されていた可能性が、フガクの焦りや、イタチに対する「一族と里の中枢を繋ぐパイプ役でもあるのだ…」(25巻/81頁)などの描写からは感じられます。マダラと言う大きな求心力を失い、冷や飯を食わされ続けた一族を何とか勃興しようと、フガクは努力していたんではないでしょうか?そして、そのプレッシャーはイタチに向けられていた。

初代・火影の「千手一族」を"穏健派"とするなら、それと対立したマダラは"タカ派"と言えると思います。少なくとも、木の葉黎明期においては、「うちは一族」もまた"タカ派"的な勢力だった事が想像できます。また、フガクがイタチの暗部入りを機に、木の葉の中枢に取り入ろうとした政治的な意図には、暗部の養成機関"根"に近付く目的があったのではないか?と、僕は考えています。つまり、残存する"タカ派"勢力に取り入る事に活路を見出そうとしてたんではないかと言う考えです。

「タンゾウという男は…かつて三代目と対立していたタカ派の男だ。
暗部の中に別動部隊として、暗部養成部門の"根"を組織し、
その主任の座に就いていた男だ」

綱手がヤマトにタンゾウの説明をするシーン(32巻/85頁)がありました。綱手は"穏健派"だった初代の孫ですし、木の葉の雰囲気からは現政権は"穏健派"が握っているものと思われます。「"根"はすでに解体されてるし、奴も一度は失脚した身…」ともあり、"タカ派"はどうも肩身の狭い思いをしているようにも感じます。しかし、火影である綱手に嫌みを言いながら、様子を窺える立場には居て、「…が、相変わらず何を考えてるか分からない男だ」と綱手が言うように不気味な存在感を漂わせているのは確かでした。

つまり、木の葉隠れは必ずしも一枚岩ではなく、主流の"穏健派"と少数派ではあるが攻撃的な"タカ派"のパワーバランスの上に成り立っている…盤石とは言いがたい不安定な政治的な問題を抱えていた事になります。それが、「…"根"の者には気を付けておけ」(第367話「イタチとサスケ」)の自来也が綱手に投げかけた最後の言葉に繋がって行くのかな…と思います。

そもそも、「うちは虐殺」が木の葉隠れの里の内部で、堂々と行われ、一族全員が一夜にして(サスケのみを残して)全滅してしまうと言う大事件が、忍たるものの営むコミュニティ内部で成立してしまう事に合理性を、僕は感じていません。如何に、凄腕のイタチとマダラの共同正犯としても、それに気付かないまでセキュリティが低い忍の隠れ里なんて、リアリティ(どんなリアリティなんだよ…笑)がなさ過ぎる…(汗)。

「うちは虐殺」には"根"が関与していた!!

「うちは虐殺」には、「うちは一族」の全ての人員が事件現場に集合していた事になるし、交戦があった可能性が濃厚なのに、それが隠蔽されているなどの、不可解な謎がゴロゴロと転がっています。そして、それを、イタチとマダラの二人だけが実行した事になっているのですが、過去にもいろいろ書いたけど、そりゃもう不可能犯罪に近いです。ただ、そこに"根"が関与していれば、多少はハードルが低くなります。

それに、あれだけの大規模な事件を秘匿する為には内通者の存在が不可欠に思います。むしろ、木の葉隠れ(の一部="根")が黙殺したような傾向すら感じます。そして、それが受け入れられるなら、マダラと"根"が繋がっていた可能性も浮かんでくるのです。だとしたら、タンゾウとマダラにも関係がある事になる。これは、僕にとっては好都合なんです(笑)。

タンゾウがサイと共に初登場したシーン(32巻/25頁)。"根"は解体されたと言う割には、サイは"根"の所属だし、こんな立派な建物がタンゾウの拠点のようにも感じられる描写に、巨大な組織故の難しさ…政治的なパワーバランス…を木の葉隠れも抱えている可能性を強く感じたものでした(リアルの会社や社会と一緒なのね…汗)。

「お前があのカカシ班に配属されるよう、もう手はまわしてある…
お前はうずまきナルトと歳もさほど変わらぬ上…
里の同世代の誰よりも強く…………何よりあの…
あの素晴らしい絵心は感嘆の一言じゃ。
本日より任務終了までの間、お前の名前はサイじゃ…」

僕はタンゾウの外見に注目しています。初老で左手に杖をついている。右肩から先はどうも無さそうです。右目は包帯が隠していて確認できず…。脚も杖をついている事から考えると、どちらかは義足になっているかも知れません。酷い怪我をしたようですが、痛んでいるようのもないので、昨日今日の傷ではないようです。そして…僕の頭の中のジグソーパズルが、何故だかピッタンコに合うピースが見つかってしまったわけです。

タンゾウ+オビト+マダラの眼=トビ(マダラ?)!?

神無毘橋の戦いで大岩の下敷きになって戦死したオビトは右半身を欠損しているものと考えられます。無事だった左眼球と眼軸はカカシに移植されました。そして、オビトが潰されたであろう右半身の欠損部位にタンゾウが自分の体を与えて補完したのではないか?と考えています。だから、装束で隠れて判別できないけど、タンゾウの右脚は義足なんじゃないかと考えています。

右の顔を包帯で覆ているのも、オビトの顔半分が潰れた部分を補完する為に供出したのではないか?と思うんです。タンゾウはマダラを"神"のように崇める崇拝者で、マダラを復活させる為に喜んで自分の体を差し出したんではないかと思うんです。もしかしたら…なんですが、タンゾウは"写輪眼"を開眼はしていないけど、「うちは一族」出身、或いは流れをくんだ系譜じゃないかとすら考えています。

自分の体をそのまま差し出すくらいの気持ちはあったけど、高齢で、能力(素質)的な問題があって、本体はオビトを選択したのではないかと思うんです。何せ、オビトの"写輪眼"を移植したカカシは"万華鏡写輪眼"を開眼しているんですから、誰でも開眼しないレアな"万華鏡写輪眼"の未確定の条件はクリアできてる筈ですから。だから、タンゾウは欠損部位の供出に甘んじたのではないかな…と考えてるんです。

でも、この考えには障害が何個もあって…オビトの左目は眼軸ごと眼球がカカシに行ってますから、それをタンゾウで補わなかったのは、マダラの眼球と眼軸があったと考える道が残されています。また、タンゾウの右眼がないのは脳に繋がる部分や眼を動かす筋肉などが欠損していて、それをタンゾウから移植したとすれば、すっごく苦しいけど(ハァハァ…)、一応の条件は提示できるかな…と考えます。

マダラの「眼球と眼軸」と言う考えは、写輪眼の考察で何度か出してるんだけど、写輪眼の高度な覚醒(万華鏡写輪眼以降)においては、身体と言う「器」に依存しない「眼」(真・万華鏡写輪眼)だけの存在が許されるんじゃないかと言う考えに拠ります。そして、それが「マダラは今も、その瞳力と共に在り続けている」(第386話「新たな光…!!」)と言うイタチの証言の示すところの「不滅」と符合するんではないかと思っています。

また、イタチは「九尾事件」に、マダラが関与していたと言う興味深い証言を残しています(第386話「新たな光…!!」)。

「十六年前―――――
九尾が木の葉を襲った事件は、もちろんマダラが起したものだ。
それも、四代目によって阻止されてしまった」

「つまり…今のマダラは負け犬だ…うちはの本当の高みを手にするのは奴じゃない」

もし、マダラがオビトの身体をベースに転生されたとすれば、「九尾事件」の2年前には存在が可能になります。複雑な工程と経緯で再製された身体ですから(汗)、リハビリに時間を要したかも知れません。それが2年のブランクを生んでしまった。恐らく、「神無毘橋の戦い」から「九尾事件」の2年間にミナトは何らかのマダラの動きを察知して、事に備える猶予が生じたのだと思います。結果的に「九尾事件」は阻止された…。

そして、その失敗にはマダラの不完全さが関係しているのではないかと、僕は考えています。それが、トビ(マダラ?)の言う「そうなれば全てが本来の形に戻るのだ…」(40巻/95頁)であり、「写輪眼の本当の力が…このうちはマダラの力が」(40巻/96頁)なんだと思うんです。そして、それをイタチは指摘しているんじゃないでしょうか。イタチはマダラを超えるべき存在と捉えているのかも知れません。ちょうど、サスケがイタチを見つめるようなものかしら…。

しかし、トビ(マダラ?)の戦法は難攻不落にも思えます。相手の物理攻撃は完璧に無効化してしまいます。やはり、あの能力は"真・万華鏡写輪眼"の特殊な瞳術と考えるべきでしょう。しかも、ペインがトビ(マダラ?)には一応従っています。ペインもマダラを認めざるを得ない状況にある?(ただ、完全に承服はしてないような…)トビ(マダラ?)には、幾重にも謎が積層しています。そして、木の葉小隊の前に余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)で立ちはだかるトビ(マダラ?)が不気味です。

トビ(マダラ?)の仮面の下はどうなっているんだろう?

 

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