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第392話「須佐能乎…!!」


「…スサノオ…?」

"状態2"になったサスケ…。チャクラは使い切った筈なんだけど、生体とは必ず予備を残しておくものだから、それを無理くり取り崩してる状態?例えば、これで無理に千鳥でも出そうものなら、「三発目は発動しない…良く憶えておけ!無理に術を発動しようとすれば…術は上手く発動しない上にチャクラは0(ゼロ)になり……ヘタしたら死ぬぞ」(15巻/37-38頁)と、カカシが言ったようにヤバい状態です。

「"月読"と"天照"……
二つの能力を開眼した時にこの眼に宿ったもう一つの術だ」

ヘトヘトのイタチですが、既に"万華鏡写輪眼"でもない…むしろ、"白眼"に近い状態です。それと"写輪眼"、"万華鏡写輪眼"に関して、左右の眼に固有の術が存在し、更に両眼(?)の術が備わると言う条件が提示されたと、僕は受け取る事にしました。と言う事は、"真・万華鏡写輪眼"は「特有の新しい瞳術がその眼に生まれたのだ」(第386話「新たな光…!!」)と、イタチが話していたので更に追加の術が加わる筈です。

「サスケ…お前の術はこれで…終わりか…?
隠してる力があるなら…出し惜しみはしなくていいぞ…
ここからが本番だ…」

イタチを包む?イメージが<ズズズズ…>と、成長してるのかな、動いてるのかな…兎に角、何らかの過渡にあるようです。黒雲が治まり陽がさし込んで来る。で、それとシンクロするかのように、イタチの声が穏やかに辺りに響きます。イタチの言葉は意味深と言えます。一読して、またここを通り過ぎる時、何かが痼ると思います。

それは、今まで僕らが感じてたイタチ…。

イタチが言うならば、確かにこれからが「本番」と考えるべきでしょう。つまり、イタチはサスケと命懸けで闘い、全てを受けきり、サスケを空っぽの状態にまで追い込んだ。そして、チャクラが空っぽになった筈のイタチも、最後の術を発動しています。それはサスケが"状態2"になるのと同じようなリスキーな行いの筈です。

「空が晴れてく…」(白)

「サッキノ術ハドウヤラ一発ガ限界ノ様ダナ」(黒)

ゼツは土遁系だから、雷(雷遁)が苦手なんですね。だから、ホッとしてる(笑)。その…ホッとしてるゼツにお構いなしに、イタチの術がゆっくりとその全貌を露(あらわ)にして行きます。骨格だけだったその体躯(たいく)には筋肉?が行き渡り、皮膚?が被って行く。その頭蓋には眼も灯り、体全体はオーラのような炎?に包まれているようです。

「え……あ…あれは?」(白)

「!」(サスケ)

イタチを包むイメージは「天狗」?のようです。威勢良くそそり立った、とんがった鼻。天狗が被る変な形の帽子?<ゴゴゴ>と威風道々の恐い顔。鋭い牙。でも、耳の"ピアス"は勾玉風でちょっぴりオシャレさん?ただ、イタチが立ってる回りを取り囲むようなホログラムのようで、透けてます。半実体みたいな感じでしょうか。

イタチも満身創痍で<ハァハァ>言ってるし、もう白目(しろめ)むいてるし…( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!サスケもイタチの得体の知れない術に気圧され気味の焦り気味…。尚も左目の大蛇丸風の隈取は色濃く浮き出ています。そして、<ズキン>と痛みが襲う。呪印の侵蝕?なのか…「グッ…」っとなるサスケ。

その時、暗闇から声がします…。

(……あげるわ…)

<ハァハァ>と苦しそうなサスケ。
しかし、その声の主は誰だか判っているようです。

(私が力を貸してあげるわ…)

「くそっ…」っと抗うサスケ。
身を捩らせるように苦しみます。

(私が必要なんでしょ…サスケくん…)

「うっ…」っと声を漏らし、サスケは膝を着いてしまいます。

(イタチに復讐するんじゃなかったの?)

「くっ…」(サスケ)

(さぁ…私の力を解き放ちなさい。そうすればアナタの願いは…)

声の主は恐らく大蛇丸です。大蛇丸はサスケが殺し不死転生の術空間ごと、サスケが取り込んだ筈。これまで沈黙を続けて来た大蛇丸の満を侍してのネゴシエーション。サスケが弱ったのを良い事に、表に出て来たようです。決して「謀議」をもってこの場に居合わせたわけじゃない…アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ…でも、あれは期待を込めた予測であって…Σ(*゚Д`;)ア…ア…アッハァァァァァァァァ?!!…でも、大蛇丸の意識(情報生命体)はサスケの中に健在だったのは確かなようです。

「ぐっ…」

踞(うずくま)り、苦しむサスケノ肩口から<モゴゴ…>っと、触手のようなものが生えて来ました。「ああ…」っと、ヨダレを流しながら苦しむサスケ。左目の大蛇丸の隈取。それを「………」と、騒がず、じっくりと見守るイタチ。この時のイタチの表情。息を飲んで待ち構えるような雰囲気。

「ぐあああー!!」

サスケの絶叫と共に、棘なのか鱗なのか判らないけど、細長い得体の知れないものが<ズオオ>とうねります。そして、次のカットでその全貌が知れる。<ズズ>っと、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! これは「八岐大蛇」(やまたのおろち)?八匹の大蛇。鋭い牙と鋭い眼光。背中にトゲトゲの鱗?その背後には鋭く大きな棘がそそり立っています。そう言えば、ゴジラシリーズのキングギドラってこんな感じの怪獣じゃなかったっけ。

何げに見逃してしまうけど、イタチの"須佐能乎"も背後からですが、全体像が描写されています。やはり、イタチを取り囲むような透き通ったイメージで、炎のようなオーラ?に包まれているようです。右手には瓢箪(ひょうたん)を持っていて、腕から腕が生えたような構造になっています。

「シャーーッ!!」(大蛇)

イタチは"須佐能乎"の中に平然と立ち、「八岐大蛇?」と対峙しています。相手は相当大きなイカツイ大蛇で、しかも八匹(八本)で、しかも、太い棘のおまけ付きで、普通は恐い筈なんだけど、別に身構えるでもなく、何処吹く風です(笑)。確かに、サスケの"麒麟"を凌ぎ切った防御力から考えれば、少々の敵にはたじろがないで良いのでしょうか。それにしても、イタチは静か過ぎる…。

「この感じ。大蛇丸の八岐の術か…」

イタチにはこの大蛇が大蛇丸の術である事が分かったんですが、サスケからムクムクと出て来た大蛇の群れ見たら、誰だって「大蛇丸」と考える筈です。なのに、イタチは感じてる…。その眼はしっかりと開かれているけど、どうも視覚情報に頼らないような…つまり、イタチ…眼が既に見えてないんじゃないですか?

「な…何だありゃ!?」(白)

「サスケ自身ノチャクラガ無クナッタノニモ関ラズ
無理ニ力ヲ出ソウトシタカラダ!
取リ込ンデ抑エテイタ大蛇丸ノチャクラガ表ヘ…!!」(黒)

ゼツ(黒)もサスケの中の大蛇丸が表層に出て来た認識です。さっきの大蛇丸とサスケのネゴシエーションは、サスケの内部的なやり取りですから、イタチにもゼツにも伝わってませんから、イタチやサスケは突然、目の前に出現した「八岐大蛇?」から判断するしかない。

そして、ゼツの解説によると、サスケは大蛇丸を抑え込む為にも「力」を使っていたんですね。それが、サスケの疲弊によって外れた…。でも、そこにはサスケの意向もあった筈です。サスケはイタチが恐かったんです。一度は殺った。終わった…と思ったのに、イタチが得体の知れない術を持ち出して、自分に迫って来る。

僕はいつも誰かが助けに来るとか、別の何かが起って…とか考えちゃう甘えん坊だから、サスケの気持ちがすっごく良く解る。サスケは大蛇丸に頼ってしまったんです。それが大蛇丸に主導権を与え、自分が乗っ取られるかも知れない事を知りつつも、大蛇丸を自由にしてしまった。それは、サスケがイタチに恐怖を覚えたからなんじゃないでしょうか。

"須佐能乎"は常にイタチを包み込むように存在するようです。イタチは何故だか非常にゆっくり歩んでいますから、"須佐能乎"の歩みも同じように<ズズー…>とゆっくりです。それを可能にしているのは"須佐能乎"の強固で絶対とも思える防御力にあるんでしょう。イタチもそれに絶対の自信を持っている。

"八岐の術"の大蛇の一匹がイタチの"須佐能乎"に<シャーー…>と、飛びかかります。この蛇の頭の形とか牙を見ると、毒蛇と感じます。この大きさだし、咬まれたらヤバい!その攻撃に"須佐能乎"も機敏に反応します。さっきの後ろ姿で見せた瓢箪(ひょうたん)の栓?を<バシュ>っと抜き、その口から液体が飛び散ります。

次の瞬間、恐らくイタチの"須佐能乎"に襲い掛かったであろう大蛇を、<ズバッ>っと真っ二つにしてしまいます。<ズン>と右手に構えるのは、さっき瓢箪から漏れ出した液体?それともオーラ?…それが剣のようになっているようです。って言うか、瓢箪は手に持ってるな。それを本体の手が握っている?

"八岐の術"の大蛇も怯まず次々に襲い掛かってきます。今度は三匹一緒に飛びかかる!それに"須佐能乎"が怯まず応戦します。<ガン>と、また大蛇をぶった斬る"須佐能乎"。返す刀でまた斬る。まだ、"須佐能乎"の剣の正体は明かされませんが、その切れ味は予想以上。バッタバッタと大蛇の首を切り刻み、とうとう一本を残すのみになってしまいました。

大蛇丸って不滅とか再生とかが好きみたいだし、それが可能だから防御の気持ちが希薄なのかな…と思います。サスケと殺り合った時もバッサバッサと斬られてましたよね。サスケの時は辺りに飛び散った血が気化する痺れ毒と言う戦術でもあったんですが、今回は野外のオープンエアだし、何故だか、切り刻まれた大蛇からの出血も少ない。

「…出るものが出たな…」(イタチ)

この時のイタチの表情は清清しい…。何でそう感じるんだろう…。

「あ!…あれって…」(白)

最後に残った大蛇が口を<ガパッ>と開けると、喉から<ズズッ…ズズ…>と這い出してきました。"須佐能乎"の後ろ姿で剣の構造が把握できました。やはり瓢箪から出た液状?の剣を本体の腕が保持している。元々、瓢箪を持っていた腕はそのまま。それと、あまり描写されてないけど、左手にはオーラを纏ったような楯を持っています。これが"須佐能乎"の防御の要のようです。あと、非常に微妙なんだけど、口の中に「眼」があるような描写なんですよね。

「アハハハーーーッ!!!」

大蛇の大口から大蛇丸が出現!!元気そうで何よりなんですが、マッパで、しかも下半身が…。もっとも、この管状の一物は仮性包茎ではなくて大蛇の舌です。キッシーの描く大蛇は皆、舌が管状になってるんですよ。これは今までも気になってたところなんですが…。蛇の舌って先割れの二股と相場は決まってるんですが、大蛇丸の大蛇の特徴なんでしょうか。

で、ここは克明に感想を述べたいのですが、僕よりももっとテンションが上がってる方がいらっしゃると思うので…誰かって…「日々思」のヨウコさんに決まってるじゃないですか!!(笑)お忙しい方なので、多少タイムラグがあるかも知れませんが、彼女の感想を是非とも見に行って下さい(もちろん、僕も見に行きますよ!)。何せ、僕は女体専門(笑)。もし、夕顔チャンが同じシーンしてくれるんなら、そりゃもう書いて書いて書きまくるところです(汗)。おっと…暴走しちゃいそうなんで、この辺で…。

「・・…・えっ…」

久々なんで、大蛇丸も苦しそうです。草薙の剣、出すの…。インドの曲芸師みたいに出してます(笑)。これで手元が狂った日には大出血間違いなしですよ!それか、誰かに「ヨッ!!久しぶり!!」って肩でも叩かれたら、「オエッ」っとなって、喉に<グサッ>ですよね。確実に…。でも、ここを襲わないのは仁義なんでしょうね。やはり、心を持たない道具には誰もなれないのよ…(笑)。

「相変わらず口からゲロゲロとキモいヤツだなぁ」(白)

「文字通リ蛇ノ様ニシツコイ奴ダ」(黒)

ゼツは大蛇丸をあまり良く思ってないようですね。でも、ゼツの口から「キモい」の文言がでるのはハッキリ言って意外でした(笑)。ゼツなんか死体をムシャムシャと食べるんですよ。体がハエトリソウみたいになってるんですよ。おまけに体がツートンだし…。

「これよ!これを待ってたのよ!
アナタのお陰でサスケくんの抑えのチャクラが消えてくれたわ!
これを機にあの子の体は私が頂く。そして…」

イタチを前に高揚するような大蛇丸。過去に腕を切り落とされた遺恨のある相手です。サスケの中に閉じ込められてる時もイタチへの怨念は鎮まらなかったようですね。しかし、大蛇丸の証言を元にして考えるなら、サスケが大蛇丸を封じ込めていた「抑えのチャクラ」。これが消えてしまったとのことです。それがなければ大蛇丸はこんな風に外に出れたんですね。

そして、ここまでの闘いで感じた違和感。そもそも、"万華鏡写輪眼"を開眼していないサスケと闘う意味があるのか?と言う疑問。満身創痍になりながら、サスケの術の全てを受け切り、サスケを空っぽにするまで追い込んだイタチの真意。それが、この展開にあったかも知れない。それが、このエピソードの冒頭の「出し惜しみ」と、サスケを煽るようなイタチの言葉に嫌らしく繋がってしまいます。

「え?」

イタチは何故だか、両眼を閉じています。大蛇丸に今の「眼」を見られるのが嫌だったのかな…。もしかしたら、大蛇丸の話も聞いてなかったかもしれない。否、聞こえない?んじゃないかと、僕は疑っています。そして、容赦なく"須佐能乎"の剣が大蛇丸の言葉を遮ります。<ズッ>と大蛇丸をアングリと大口を開いた大蛇を串刺しにしてしまいます。

「さてサスケ…次はどうする気だ?」

既にイタチの意識は"八岐の術"にも大蛇丸にもありません(イタチは一度たりとも大蛇丸に話し掛けていないんです)。きっと、"須佐能乎"自体、オートマチックな術で、自分に降り掛かる災厄(攻撃)を、その楯でシャットアウトし、全てをその剣で薙ぎ払う。完全無欠の絶対領域なのでしょう。そして、チャクラのない状態でこの術を繰り出すには、相応のリスクがある事を、僕らは肝に銘じる必要がありそうですΣ(*゚Д`;)ア…ア…アッハァァァァァァァァ?!!

「クク……この程度の攻撃でこの私がやられると思って…」

やっぱり、大蛇丸って、防御に対する意識が希薄ですね。飛段もそうだったけど、死なないアドバンテージって、こう言う慢心を生むんでしょうね。同時にそれは人生に対しても言えると思う。寿命があるから、その限られた中で人は努力したり、頑張ったりするものなんですね。それを「一生懸命」と言うんだろうな…と思います。

「!!」<グラ…>

大蛇丸の瞳がブレます。そう言えば、切り刻まれた"八岐に術"の大蛇の首からもほとんど出血がないです。もっと、大量に血の海が広がっても良いのに。そもそも、この瓢箪から伸びた流体っぽい剣って、良く斬れるし、"須佐能乎"の能力なのか、スルーしてたけど、不思議な剣ですね。

「こ…この剣は!まさか…十挙剣(とつかのつるぎ)?
イタチ…アナタが隠し持って…くっ!」

大蛇丸を串刺しにした剣。その正体が大蛇丸には判ったようです。「十挙剣」(とつかのつるぎ)。"須佐能乎"が八岐大蛇をやっつける…日本神話に準えた流れですが、wikiの「日本神話」をザーッと斜読みしたけど、「十挙剣」は出て来なかったな…。何だろう…と思ってたら、ゼツ(黒)が懇切丁寧に説明してくれました(笑)。

「通リデ…イクラ探シテモ見ツカラナイハズダ…
実体ノ無イ霊剣ダッタトハ…」(黒)

「な…何なの、あの剣は…?」(白)

「十挙剣。別名・酒刈太刀ト呼バレル封印剣デ、
突キ刺シタ者ヲ酔夢ノ幻術世界ニ永久ニ飛バシ封ジコメテシマウト言ワレル…
剣ソノモノガ封印術ヲ帯ビタ草薙剣ノ一振リダ」

大蛇丸は溶けるように「十挙剣」に吸収されて行きます。ゼツ(黒)の説明に拠るなら、幻術世界に封じ込める封印術を剣が特性としているようです。つまり、イタチは大蛇丸を封印しているんですね。瓢箪から出た液状の物質は霊体で、それが霊剣と言う「十挙剣」の構成なんでしょう。きっと、瓢箪は「西遊記」で金閣・銀閣を封じ込めた…なんて言ったかな…返事したら吸い込まれちゃう…あの瓢箪みたいなものなのかなと思います。

大蛇丸も完全に「十挙剣」に吸収されてしまったみたいです。僕は大蛇丸が大好きだったから、何とかして復活して欲しかったんだけど、やっぱり大蛇丸は既に死んだ人だったんですね。思えば、自来也の走馬灯で登場した時に、大蛇丸のズレっぷりは、自来也との対比で痛感していましたね。大蛇丸の歪んだ欲求や生き方は、不自然に思えます。

もっとも、大蛇丸の記憶=DNAはカブトが継承してくれているので、また、いつか大蛇丸には逢えそうな気がしています。カブトが大蛇丸の細胞を取り込んだ事で大蛇丸化してるんですから、他にも大蛇丸化するケースは容易に考えられます。大蛇丸の無限の探究願望は記憶(DNA)に書き込まれ継承される。これは生物自体が機械的に繰り返す連鎖であり、生命の原始的な欲求と言えます。そして、その連鎖は『大蛇丸軍団』を生み出す!!と、僕は期待しています。

「ズット大蛇丸ガ探シテイタ剣ダ」(黒)

「瞳力…それに、これだけの術…やっぱりイタチはすっげー強え!」(白)

ゼツの「知識」の(黒)と「疑問」の(白)の絶妙なバランスを見て来て、ゼツは攻撃型、戦闘型ではないなと思いました。闘うのが好きな人だったら、きっとイタチの強さを見たら<ウズウズ>しちゃうと思うんです。だから、ゼツがホントの黒幕で、ホントのオフィサーとする説もあるけど、ちょっと違うな…と、僕は考えます。

やっぱり、「暁」を束ねるには絶対的な力がないと無理だと思うんです。ここまで海千山千の忍を納得させるような決定的な「力」がないと、魅力を感じないと思うんです。そして、イタチもそれにかしずいている。その姿勢が「シスイ事件」や「うちは虐殺」を生んだはずです。そして、今、イタチがこの場に立っている事情に繋がっていると、僕は考えます。

「仕上げだ…サスケ」

"八岐の術"が完全にサスケから剥がされました。未確認ですが、サスケの中の大蛇丸や呪印に至まで、全てが持って行かれたかも知れません。これが、このエピソードの冒頭で言ったイタチの「ここからが本番だ…」に当るのかな…と思います。サスケの左の肩口から<ブチブチ>と"八岐の術"が分離されて行くのは、サスケの「天の呪印」を起点に大蛇丸が侵蝕してたと思うんです。

呪印に対して大蛇丸が外的に関与できる描写は数多く残されていますからね。サスケの場合はカカシが「封邪法印」で「天の呪印」を取り囲んで、サスケ側からも(ある程度は)コントロールできるように細工されてましたけどね。「封邪法印」…あれはカカシの愛情だったんだな…と思います。それは、ナルトの「八卦の封印式」にも共通して言える点ですね)。

そして、イタチの本番ってサスケの中の大蛇丸だったんじゃないかって、僕は疑ってるわけです。そもそも、呪印や人柱力による「力」の獲得って、本当の強さにはあたらないと思うんです。『NARUTO-ナルト-』の中では子供たちがホントの「何か」を探して彷徨ってる?闘ってる!もがいてる…と、僕は考えていて、今回はイタチがサスケにそれを示そうとしてるんじゃないか…と。

そして、静かにサスケに近寄るイタチ。その眼にサスケは映っているんでしょうか。これで、次週、イタチがサスケの眼を奪うような展開になったら「イタチ…ドンだけ眼が欲しいねん!!」と全国で突っ込みが多発して軽く地震が起るかも知れません(笑)。でも、僕は信じてます。確かにイタチの指先はサスケに向かうと思う。サスケも一瞬はたじろぐとは思う。だけど……僕は信じています。

それは悲しい結末かも知れない。

涙が止めどもなく溢れちゃうかも知れない。

でも、僕らはもっと大きな愛情にも触れたいと感じてる筈です。子供が成長する中で、大きく暖かい掌が子供たちを包んでいる…オトナが子供を見る心の有り様を示して欲しいと願ってる筈です。オトナの視線を子供たちに感じてもらいたいと、心の底から思っている…筈です。常にエールを送っているんですよ。この世界はアナタたち…子供らを、こんなにも大切に思っているんだと…。

それが、"愛"なんだと…。

「許せ…サスケ…また、今度だ…」

イタチさんはやってない!


 

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