スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第681話「カグヤの涙」⑤

 
「お前達に見せてやる
アメ玉はないが紙芝居の始まりだ」(黒ゼツ?)

「……」(ナルト)

「まずは十尾だ…
あれの正体は神樹だけではない
母自身でもある

チャクラの実を取り戻そうとしていた
神樹の化身ではなく
二人の子供達に分散したチャクラを
取りもどそうとした……

母の意志だった」(黒ゼツ?)

「!?」(ナルト)

「これはハゴロモすら知らぬ事実だ
そして母の復活の為に
おれが動いていた事も

何も知らぬハゴロモはその頃
インドラとアシュラ…
そして忍宗というバカげたものまで作った

だがそれらの材料は
母の復活に大いに利用できた
忍宗の跡目争いに負けた
インドラを唆(そそのか)し…

そしてその後はインドラの子孫
うちは一族をオレの物語のキャストに決めた
ハゴロモが書いた駄作
オレが少々修正したりしてな」(黒ゼツ?)

「…まさか!」(サスケ)

「そう…ハゴロモの残した石碑だ…
書き換えさせてもらったよ
無限月読こそがうちはの救われる道であると

それだけでうまく演じてくれたよ…
お前達うちはは

インドラとうちは…
アシュラと千手…
互いに争い力を求める流れはできた…
それから何度となく両一族の転生者にアプローチし
輪廻眼の発現を試みたが失敗の連続だった

だが転生者がうちはマダラ千手柱間になった時
オレは確信した

マダラならそれができると

それが母の復活の第一歩だと

だがうちはマダラは千手柱間に敗れてしまった…

マダラの死体は忍にとって宝の山と同じ

写輪眼の謎を研究していた扉間
死体を処分するのを止め

木ノ葉の山奥深くへマダラを隠した

だがマダラはバカではなかった…

万華鏡写輪眼は時間差で術を眼に仕込む事ができる

サスケ…
イタチがお前に時間差で天照を仕込んだ時と同じだ
マダラは右目に”イザナギ”を仕込んでいた

右目を犠牲に現実を書き換え復活し…
影分身を死体に見せかけ

柱間から喰いちぎった肉を吐きもどし…
それを己の傷口に移植して後…

ついに輪廻眼を開眼し外道魔像を口寄せした
そして柱間の肉を魔像で培養し
さらに生き永らえようとした

その時偶発的にできた産物が白ゼツ
…だが本当はかつての無限月読に掛けられた
人々をオレが魔像から抽出して見せただけだ

”相反する二つは作用し合い森羅万象を得る”

石碑に書かれた言葉通り
マダラは柱間への執着を強固にした

オレはうちはの影に徹した
マダラから生まれた様に見せかけ
尾獣達を回収する計画
戦争へと導いた

そして戦力増強のため
カブトにマダラの死体えおワザと発見させ

さらにマダラの死体
取り引きのカードに利用するよう導き
オビトに協力させた

そしてこの戦争で計画通り無限月読が発動し
散っていた大量の人間のチャクラを集めることで

母は復活したのだ」((黒ゼツ?)

以前、時系列の考察をしている時、イタチの「暗部の分隊長」の提示で早熟なイタチが受け容れられずカカシが言い間違えた事にして着地を試みたのですが、それやっちゃうと考察そのものが成立しなくなる事に気付いてナル×ジャンにおいて「台詞の言い間違えは無しよ」原則が出来たのを非常に懐かしく僕は思い出しました(笑)。それで今回の黒ゼツ?紙芝居を見せられて、少なくとも台詞の言い間違いじゃーないなと思いました。ザックリ言うと背後で黒ゼツ?が跋扈し、巧妙に各キャラを誘導した結果であって、描写や提示(台詞)としては間違いではない。しかし、真実はこうですよ…というお話です。僕は自分の両手をマジマジと見つめるしかなかった…。

自分の意志を物質化させた筈の黒ゼツが実はカグヤが封印される際に復活を誓って産み落とされたカグヤの意志(=黒ゼツ?)だったと知ったマダラがサクッと大外一気にカグヤに乗っ取られた時の無念。それが僕には我が事の様に感じられて辛かったです。ぶっちゃけ「こんなのアリかよ」な気分であります。しかし、うちはの石碑にしてもそれが親の導きとして妥当ではないように思われましたし、ましてやそれが六道仙人ともなればオカシイと思うべきでした。他にも描写を鵜呑みにして疑わなかったけど常識的に考えて「変だよね」というのは数々あったと思います。悔しい想いもそこそこにして(笑)、そういう目で黒ゼツ?紙芝居を飲み下す必要があると、僕は思います。

僕は黒ゼツ?が本人の言う様に「カグヤの子」だとか「カグヤの意志」というのが信じられません。何と言うかカグヤの流した「涙」母親のそれであります。僕にはそれが「本能的」母性のように感じられてならなかった。そして、それに対して黒ゼツ?の喋くりは誠に「理性的」でありました。カグヤと黒ゼツ?一体感が感じられないのは黒ゼツがマダラを裏切った(裏切っていた)事実と凄く似ていて、常識的に考えてみて黒ゼツ?がカグヤから絞り出された「意志」だというのはこの先今回の紙芝居の提示のように簡単に覆される可能性が秘めているように思えてなりません。具体的には黒ゼツ?何者かに操られている的な想定。カグヤではない何者か「意志」

例えばカグヤ自身だったとされる十尾もカグヤの母性という本能を利用されていたとは考えられますまいか?強い強い母親の想いを利用する必要のあった何か?チャクラの実を成らせカグヤをまんまと誘い込み、その血と肉と骨を利用しようとした何か。大地に根を降ろしひっそりと生きるしかなかったそれが動き出すスベを手にした…と考えれば、カグヤの上位に存在し、黒ゼツ?を動かす何かとは「神樹」と考えるのが自然かなと思います。カグヤの才能と能力と本能を得た「神樹」が「野心」という実を成らせたのではないかと、僕は考えます。それがカグヤの示した「苗床」と合わさる時、「神樹」はこの星を包み込む大樹となり、新たな種子を宇宙に散蒔く……。

そういう「キルラキル」(TBS系)の「原初生命繊維」みたいな…。「絶対服従」とか「天種繭星」みたいな。興味のある人はググるか、2クールの力作に触れてみれば宜しいかと思われます。もしかしたら『NARUTO -ナルト-』もそんな感じに着地するのかな…と薄らと僕は考えているんだけど、結局はこのお話…「主体性の在り処」が重要に思います。そんな感じなので明らかに主導権を握っている黒ゼツ?が僕は信じられんのです。同じ様に「本能」のみが先行して「主体性」が希薄に感じられるカグヤもまた信じられんのです。それ以上に引き延ばしに奔走し早いもん勝ちに先を越され作品自体の面白味希釈してしまった失態。悔し涙がふと流れるケルベロスであります。

第681話「カグヤの涙」
ナル×ジャン ケルベロス


第681話「カグヤの涙」⑤’(黙ってられなくて追記) | BLOG TOP | 安静(140701)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。