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第685話「ありったけの…!!」④

 
<ズズ…>

「!!」<ズッ…>(サクラ)

「サスケくん!!」(サクラ)

「ここか!」(オビト)

サスケくんこっち!!
早く!!」(サクラ)

「!!」(サスケ)

<ハァ><ハァ><フラッ…>(サクラ)

<ズキン>(マズイ…)(オビト)

<ダッ>(サスケ)

<ダダッ>(サスケ)

<ズズ………>


<キッ>(サスケくん!!)(サクラ)

「ハァーッ!!!」(しゃーんなろー!!!)(サクラ)

<ズオ>

<ズキン>(オビト)

「サスケくん!!」<ギュッ>(サクラ)




<ハァ><ゼェ><スゥー…><ゼェ>「……」(サクラ)

<ハァ><ゼェ>「くそっ…」(オビト)

(そんな…)<フラッ…>(サクラ)

<ガッ>(サスケ)

「!?」(サクラ)


「どうやって……?」<ハァ><ハァ>(オビト)

「これがオレの能力だ
オレと離れた空間とを
一瞬で入れ替える…
距離は決まっているが…

おかげで届いた」(サスケ)

サクラは頑張りましたね。最後の最後までチャクラを振り絞りサスケを”始球空間”に呼び込もうとしました。ギリギリまで自分を追い込んで必死に”始球空間”にオビトの神威が開けた風穴を保とうとしていました。それでも力尽き折れそうになった…。サクラはその弱気に活を入れ抗ったんですね。もうダメかと思ったサクラをサスケは<ガッ>っと…<ガッ>っとですよ!!これは香燐の<ガプ>(でしたっけ?)に匹敵しますよ!!…支えたんです。そう言えばサスケは木ノ葉隠れの里を抜ける時、サクラに「ありがとう」と告げたよな…(遠い目※サスケは何故、サクラに「ありがとう…」と言ったのか?)。それと…あの時はサクラを眠らせたけど、今度は目覚めさせました…ね。

僕はサスケの態度に確かな彼の成長を感じました。今までなら…サスケは子供だったから、こんな風に女の子を受け止められなかった筈なんです。でもサスケはサクラを<ガッ>と…<ガッ>とですよ…ねぇ…<ガッ>と(しつこいのでこの辺でやめますが…)受け止められたんです。サクラは百豪のチャクラ後先の考えもなく我武者らにオビトに供給しておりました。ヘタレのオビトがへこたれそうになっても、サクラ自身が潰えそうになっても腹の底から声を出して頑張ったんです。結果的にその頑張りがサスケの瞳力の射程範囲にサスケを呼び込む暇を稼いだ訳で、これを逃したらサスケは永遠に”始球空間”には入れないであろうサスケの大ピンチをサクラは救ったのであります。

僕はこう思うのであります。サクラのチャクラはサスケには届かなかった…と。でも、サクラの気持ちは!!想いは!!心は!!確かにサスケに届いたのであります。ええいっ!!畜生めッ!!チャクラなんて僕らは持ってないよ!!超能力もないよ!!剛力もなければ瞳力もない!!腕を振らなければ走れないし、何十メートルの跳躍もできないし飛ぶ事なんて飛んでもない!!下手したらダッシュして転けますよ<オットット>って(笑)。それでも僕らは気持ちがある。想いがある。心がある。誰かに何かをしたいと思う。愛があるんだ!!皆誰かに愛されて誰かを愛して生かし活かされている。それはチャクラ以上に物凄い「力」なんだと、僕は信じて生きています(正確には活かされています)。

サスケや『NARUTO -ナルト-』の中に登場する忍共は何でもインスタントに実現しちゃうチャクラ忍術、それと瞳力才能の所為で気付けずにいるんだろうけど、ホントに人を活かしているのは人の優しさだったりするのよ。サクラが自分の事とか後先とか考えずに全てを吐き出せたのは、それはもうサクラの心が、想いが、願いが、祈りがそうさせたんですよ。サクラは自分の為じゃなくサスケの為に頑張ったんですよ!!サスケを何とかしたくてを振り絞ったんですよ!!そしてサスケはサクラを<ガッ>と受け止められる男になっていました。それももうあの頃の独りよがりに欲しがるだけのガキじゃなく他者の気持ちを汲める心を宿した人に成っていたということです。

人は生まれただけで人には成っていないのです。だから20歳まで精進して「成人」するのだけど近頃はどうだか分かりません(笑)。サスケがサクラをしっかりと、でも柔らかく受け止めたのを見てホッとした…というか、大人になったな…と目頭が熱くなり申した。サスケはチャクラとか忍術云々ではなくサクラの想いに答えられたのです。それはサスケがサクラの心を受け止められる心を宿しているという証なのだと、僕は確信しております。サスケが「おかげで届いた」と言うのは、自分ではありません。その暇を作り出したサクラの気持ちがサスケに届いたとサクラに伝えたいのです。サスケはサクラの気持ちを、願いを、心を今、抱擁する…。サスケは抱き締めているのです!!

サクラの…ありったけの気持ち!!…を。

第685話「ありったけの…!!」
ナル×ジャン ケルベロス


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