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第396話「自己紹介」


「あれは…写輪眼!?」

トビ(マダラ?)の仮面の穴ぼこに浮かぶ"写輪眼"。それにカカシが完璧に気付きました。ナルト。キバ(赤丸)。シノ。ヤマト。ヒナタ。サイ。それにサクラ。木の葉小隊の全員がトビ(マダラ?)の"写輪眼"をマジマジと見ています。仮面の穴から"写輪眼"が覗かせたというよりは、トビ(マダラ?)が見せた…誇示した…!?

「こいつ…一体何者だ!?」

肝心のカカシの反応なんですが、"写輪眼"を認識するのみでした(汗)。うちは一族は既にサスケとイタチを除いて絶えている…それが、歴史的な認識であって、カカシも未だ"マダラ?"の存在に関しては知り得なかったようです。自来也も疑念を抱いてるような状況だったから、カカシにはリークしなかったのかなと思います。

それと、このカカシの反応を見る限りでは、トビ(マダラ?)にオビトの雰囲気は微塵も感じていないようです。もし、トビ(マダラ?)にオビトの影が少しでもあったら、カカシだったら気付いてると思うんです。もっと、違う驚き方をすると思うし…やっぱり違うのかな…。

<ズズズ…>

先ず、ゼツが樹表に沈んで行きます。もう、この場所には用はないと言う事でしょう。続いてトビ(マダラ?)。この時のトビ(マダラ?)の動きに注目して下さい。右手の甲を<スッ>っと、かざすように持ち上げています。これは挨拶なのかな…と思ったりしたんですが、もしかしたら掌に手鏡みたいな物が隠してあって、自分を映してるんじゃないのかな…と、僕は考えています(=写輪眼の瞳術説)。

「じゃあな」<フワッ…><ズズズ>

カカシたちに別れの言葉を告げたトビ(マダラ?)の体は空中に吸い込まれるように消えて行きます。消える…と言うのは薄くなって消えるのでもなく、一瞬で<パッ>っとかき消えるのではなくて、空中の穴に吸い込まれるようなイメージです。<ズッ…>っと、トビ(マダラ?)の体が完全に吸い込まれた場所には、かつてカカシがデイダラに用いた万華鏡瞳術の空間切削の描写と似た痕跡が垣間見えました。

トビ(マダラ?)の"写輪眼"に気付いた赤丸は怯えているようでした(だから、キバと連係して追撃はしなかったのね)。赤丸がトビ(マダラ?)と対峙して怯えない事に違和感があったんですが、やはりトビ(マダラ?)が終始、本気ではなかったと考えるのが妥当でしょう。トビ(マダラ?)はカカシたちの足止めができれば良かったんですね。

でも、立ち去る前に"写輪眼"をカカシたちに何故、見せたんでしょうか?トビ(マダラ?)がわざわざ、"写輪眼"を示す必要はどこにもないと思うんですが…。特に「暁」の忍の強さって"秘密"にフォローされてる部分が大きいから、それを自分から曝す事に何らメリットはない筈だから…。

それでもトビ(マダラ?)が"写輪眼"を示したのは、カカシに対するメッセージだったんじゃないかと思うんです。自分も"写輪眼"を持つ者である事。もしかしたら、自分の体はお前も知ってる…うんたらかんたら…何て…ね(笑)。その真偽は定かではありませんが、カカシがこの対峙以降、何故だか…凄く焦るんですよ(焦ってるように僕には見える…)。

そもそも、忍界全体を巻き込んで大きく回転をしている一連の騒動の中心に"写輪眼"がある…。それをトビ(マダラ?)は訴えたかったんじゃないか…と、僕は考えています。カカシが焦るのも、そこに理由があって、木の葉隠れが大切な人員(木の葉は人不足に喘いでいる筈)を8名も擁してサスケを捜索を行なうのも…全てはそれに繋がっているんじゃないでしょうか。

つまり、単にサスケを探すのはナルトが望むからではなく、(この捜索には)何か大きな目的なり、意味がありそうな気配がします…少なくとも、僕はそう疑っています。第一、木の葉隠れ程の巨大な組織が個人(ナルト)の要望のみで動いたりはしないです。組織とはそう言うものですから。これまで、捜索の理由に関してはスルーされてて、ナルトの希望のみが前面に出てますが、それって物凄く不自然な事だと思います。

そして、以降のカカシがそれを肯定するかのような行動(反応)…つまり、"焦(あせ)り"を示します。カカシの慌てっぷりと焦りっぷり…。その悩める表情は中間管理職みたいで、なかなか萌えたりします。また、カカシの救いになってるのがヤマトの存在で、小隊にあって班長と副班長ですから、二人はその他大勢に言えない秘密を共有してる筈です。そこんところもじっくりと観察してみましょう。

カカシって有能な上司って感じがしますね。部下への指示の仕方なんかはイカしてるな。テキパキしてて、それでいてフランクで…。急いではいるけどセカセカしてない…と言うか(皆が忘れた頃、コソッと真似ようと思ってます)。ちょっと、神無毘橋の四代目とダブったりしています。カカシはなかなか表には出さないけど、ミナトを忘れていないんじゃないでしょうか。

「奴らより先にサスケを見つけるんだ!」

サスケとイタチが交戦し、サスケが勝利し、イタチが死んだ…と言う情報が提供されていますから…トビ(マダラ?)とゼツの行く先がサスケとイタチである事は先ほどの二人の会話から判るのだと思います。カカシはこの時かなり焦っています。そして、行動が非常に直線的です。

人の行動って普通は試行錯誤なんです。取り敢えず何かのアクションを起して、その成否によって検証し、少しずつ目標を達成していくものなんですが、カカシは一気に樹上に駆け上がり、周囲を観察しています。これはサスケとイタチの交戦した痕跡を探しているんです。

サスケとイタチが闘えばどうなるか?カカシはその結果をある程度、知っていると考えて良いのだと思います。イタチが本気で闘うならば、必ず万華鏡写輪眼の瞳術を使うと言う…既にシミュレーションが成立しています。つまり、それは事前の情報があったわけです。その行動を、僕は直線的だと感じているんだと思います。

「ヒナタ!四時の方向を見てちょうだい!」

案の定、カカシは黒雲(雨雲)を発見します。そして、それをヒナタの"白眼"で確認させます。"写輪眼"の能力には望遠を可能にするようなモードがあるんでしょう。カカシは"写輪眼"の左眼だけで、右眼を瞑っています。これは左右の機能が違いによる視覚情報の混濁(こんだく)を防ぐ為のようです(と言うタレコミでした)。

「ハ…ハイ!」(白眼!!)<ギン>

"白眼"は"写輪眼"のような動態予測はないものの、かなり広大な範囲の索敵や哨戒ができるようです。カカシは単に黒雲を発見して怪しいと踏んだだけですが、ヒナタの"白眼"は<ゴゴゴゴゴ>と燃え盛るイタチの作り出した"天照"の黒炎が見えています。

「ここから約10km先に広範囲に強いチャクラが見えます…
それに…何でかな…森が燃えてます…それも黒い火」

ヒナタが単独でサスケの居場所を見つけだせなかったのは、広範囲に探るのと、ピンポイントでスキャンする時の違いで、この場合はカカシが方角を指定してくれたので透視が可能になったものと思います。それと、ヒナタは事前の情報…つまり、"写輪眼"の瞳術に対する予備知識がなかった。逆に言うと、カカシが隠し持ったネタだと言えると思います。何故なら、カカシは「黒い火」に空かさず反応しています。

(天照!?)「そこだ!」(カカシ)

カカシは確実に"天照"の存在を知っています。過去には、イタチ&鬼鮫の木の葉強襲の後の、自来也との交戦で「口寄せ・蝦蟇口縛りの術」から抜け出す時に、イタチが一発放ってましたっけ。と言う事は自来也経由の情報?しかし、イタチはむちゃくちゃ遠方の黒雲を取っ掛かりにしていました。つまり、かなり広範囲な術の影響を受け入れてるんです。

自来也の「蝦蟇口縛り」から抜け出した時の"天照"は窓枠を燃やすような小規模なものでした。しかし、カカシはその情報には縛られてないです。そこには自来也の情報に頼らない別のソースの存在を感じます。自来也はと言うと、"写輪眼"にはあまり興味がないようでしたし(サスケにはあまり興味を示さなかった)、カカシ自身の万華鏡開眼の謎も相まって、別のネタ元がありそうな気配を強く感じています。

「みんなオレについて来い!」(カカシ)

(…今度こそ…!)「全力で行くってばよ!!」(ナルト)

カカシ係長(笑)は何だか焦っているように感じます。それは純粋にサスケを探し求めるナルトと対照して、かなりの温度差を感じさせます。カカシはサスケが"写輪眼"を示して立ち去ったトビ(マダラ?)と接触する事を脅威に感じているんじゃないだろうか?そりゃ、サスケの安否も気になるんだろうけど、言うに言えないオトナの事情…みたいな体臭(加齢臭?)をカカシからは感じてしまうのです。

<ザー…>

場面はうちはのアジト跡にスイッチします。イタチが崩れ落ちた…うちはの家紋が刻まれた壁の瓦礫の上から横たわる二人をトビ(マダラ?)は見守るように佇(たたず)んでいます。トビ(マダラ?)の体はその足先まで雨が滴っているので、かなりの時間、ここでジッとしていたように感じます。

「遅かったな」(トビ)

「アンタじゃないんだから
そんなに速く移動出来ないよ」(ゼツ・白)

<ズズ…>っと、地面を隆起させゼツが到着します。トビ(マダラ?)が言うように、ゼツの移動には時間を要したようです。ゼツの移動は、地下茎のネットワークを利用したものであるとは思うんですが、本体の物理的な移動は瞬間的…とはいかないようです。それにしても徒歩で移動する木の葉よりは速い。ゼツの移動には分身の配置もあるので分別が必要だと思います。今回は本体の移動なんだと思います。

「見てたならちゃんと撮ってあるんだろうな?」(トビ)

「安心シロ。全テ記録シテアル」(ゼツ・黒)

「後でじっくりと見せてもらう」(トビ)

さて、ココ!!注目です。過去にもゼツは情報収集で映像を「暁」の班員に提供したりできたと思います。まるでビデオを録画するような術があるのでしょうが、トビ(マダラ?)はイタチの「何」に興味があるのでしょうか?まさか、"須佐能乎"?"十挙剣"?"八咫の鏡"?…ゼツも探していたと言ってたから、霊器としての価値があるのでしょうか?

とは、思うのですが、僕は疑り屋さんなので、イタチの命を燃やすような闘い方がどうしても気になってしまいます。サスケと闘うイタチは死を目指すかのようにサスケに付き合っていたように感じましたが、それは死に急ぐようでもなく、死が既に決まっていて、そこまでの時間をサスケの為に使っているかのような暖かさを感てました。

「イタチの死体は持っていく。すぐに行くぞ」

で、トビ(マダラ?)のこの台詞です。もし、トビ(マダラ?)がサスケだけに期待していて、イタチは既に用済だとするなら、イタチの死体はここで消滅させてしまうと思うんです。それを「持っていく」と言うのは、その死体(死んでない?)に必要性…意味があると言う事です。イタチの闘いの一部始終。それにイタチの死体。そこにはきっと、トビ(マダラ?)が欲するものがある筈です。

<ザザザザザザザザ>

さて、サスケの居場所に急行する木の葉小隊ですが…遅い…みたいです。10kmって言うと、このクラスの忍だと何分くらいで移動できるんでしょうか。トビ(マダラ?)の濡れ方からすると、かなり長く雨に打たれていたように感じましたが…。でも、最初から、カカシがやったみたいな高みからサスケを捜索するような選択肢はなかったのかな…。

<ピクン>「!」

キバの鼻がサスケのニオイを感知したようです(赤丸は何をしたるんだッ!!)。カカシだって、キバ並みに鼻が利く筈なんですけど、もうそれどころではないのでしょうか。カカシにはもっと気にかかる心配があるんじゃないかな。それをナルトたちに告げないところが、僕の胸の奥底をくすぐります。

「ニオイを感知した!奴らもうサスケの所に着いてやがる!」(キバ)

と、次のカットに目をやると、赤丸の顔がキバに先を越されて「ヤバッ!!(滝汗)」となってるように思えるから笑える…。赤丸って(デフォルトが困り顔だし)、感知タイプと言うよりは戦闘補助タイプとして教育されてるのかも知れません。そう言う事にしておきましょう(笑)。キバを背中に乗せて現場に急行してるんだし。その為にチャクラを使ってるんだよね(滝汗)。

「くそったれ!!」(ナルト)

ナルトだけが、サスケを純粋に案じているように感じます。子供っぽいかも知れないけど、こう言う情緒的な行動って、オトナには逆に新鮮。想いだけが行動のエネルギーになってますよね。これって「若さ」なのかな…。こんな風に一途に、脇目も振らない衝動的な行動…なんて…もう…出来ないな(遠い目…)。

「!」(これが"天照"か…初めて見る)

そのナルトと対照的なのがカカシなんです。カカシは(ヤマトを除く)配下に言えないような事情を持っているのだと思います。ここでも、カカシは"天照"の黒炎を直線的に受け入れてます。これがお初だったら、ヒナタみたく「黒い火…何でだろう」になると思うんですね。一連のカカシの行動には「オトナの事情」を感じます。

「何なの、アレ?」(サクラ)

「アレってばイタチの術…!?」(ナルト)

ナルトは自来也が「封火法印」で自来也が"天照"を消火したのを見てますからね。あれが危ない炎である事を認識しているんですね。不用意に黒炎に指を伸ばすナルトを自来也は叱ったな…。あんな風に気持ちを荒げる自来也はそうそうなかった(数回…ありました…今度、まとめます)。あの諌(いさ)めは思いやりだったんだろうな…こう言うのは後になって感じるから厄介なんですね。

サクラの認識が「お初」の目です。だから、カカシの反応ってやっぱりちゃんと知ってるのね。そして、それに準ずる反応をするのがヤマトなんです。そして、ヤマトとカカシの連携を観察すると、余りにも言葉が少ない事に気付くと思います。これは二人の付き合いが長い事もあるけど、そのベースには情報の共有がある筈です。ヤマトも万華鏡瞳術である"天照"を明らかに知っています。

「ヤマト!」(カカシ)

「ハイ、先輩!」(土遁・土流割!!)<ダン>(ヤマト)

普通、火が燃えているなら消化しようとすると思います。ヤマトの場合は土遁と水遁が使用可能ですから、"天照"を知らないのであれば十中八九、水遁を選択すると思うんです。でも、ヤマトは土遁を選択しました。何故ならその黒炎は消せないと知っているから。不用意に触ると危ない事を知っているからです。だから、ヤマトの土遁忍術が<ズゴ><ガゴ><ゴゴ>と、地面が隆起させ、森を裂き、小隊の進路を拓きます。

「このまま行って下さい!」(ヤマト)

「よし!ヤマト以外はオレに続け!」(カカシ)

<スウー><ギン>と、カカシは万華鏡を展開します。カカシにとって万華鏡発動は諸刃の刃であり、術のキックバックによって活動不能に陥るリスクを持っています。それでも、カカシが万華鏡を発動すると言う事は、それが必要な敵とこれから闘う決意があると言う気持ちの現れだと思います。そこにトビ(マダラ?)が待っている。カカシは腹をくくってる。

「…少しだけニオイが残ってる…でも…」(キバ)

「遅かったか…」(カカシ)

しかし、小隊が到着した瓦礫はただ雨が降るだけ。あのうちはの家紋が刻まれた壁は蛻(もぬけ)の殻でした。キバの鼻があったから、この壁の前にサスケのニオイが残っている事を突き止められたのです。「…でも…」とキバが口籠ったのは、ニオイがここから跳んでいるからでしょう。恐らく、トビ(マダラ?)が持ち去ったのです。追跡ができないような処置がされているようにも感じます。

「ナルト…」(サイ)

キバに導かれる形で木の葉小隊は瓦礫の壁の前に固まっているんだけど、サイだけは少し離れた位置からナルトを見守っています。任務や命令ではなく、自分の情動によって動くナルトがサイには理解できないから、サイの興味がナルトに向かっているんだと、僕は考えています。どちらかと言うと、サイはナルトに救いを求めているのかも知れない。人の本能が、本来の姿に回帰しようとしてるかのような…まるで傷が治癒しようとするかのような…。



暗闇。

薄明かり…。

赤ちゃんがいつも見てる景色?

天井?

眠っていたサスケが目を醒まします。憔悴(しょうすい)しきったように、一回り脂肪が削がれたように窶(やつ)れたサスケが床の上です。包帯が体には巻かれ、ちゃんと布団が掛けられています。天井は鍾乳洞のようになっています。どこかの洞窟の中?

「…………」(サスケ)

「手当てはしておいた」

「!」(サスケ)

「…………」(サスケ)

「お前が勝った」

サスケは抜け殻になって崩れ落ちたイタチを思い出しています。サスケも疲れ果て、考える力もないような状況で、暗闇から届く声に対しても反応できないでいるようです。と言うか、もうどうでも良いような…イタチに対する復讐を遂げてしまった今、サスケは生きる意味自体を失ってしまったのかも知れないです。

「だが、お前にもかなりのダメージが残っている
無理に体を起さない方がいい」

暗闇からの声は静かなトーンなのだと思います。サスケはただその声を聞いている。無気力なサスケ。「達成感」とは程遠い「喪失感」。最愛の兄を自分の手で葬ってしまった「罪悪感」?理不尽な運命を自分で変えられなかった「無力感」?ただ、憎しみに縛られ、流されただけの「虚脱感」…。

サスケの左肩からは大蛇丸の授けた「天の呪印」が消え去っています。背中から生えていた羽も"天照"に燃やされてしまいました。"須佐能乎"の"十挙剣"によって、サスケの内なる大蛇丸の存在も排除されていることでしょう。全てが無垢の状態。だから…サスケは、まるで赤ちゃんのように無抵抗な雰囲気です。もしかしたら、サスケの完全なリセット…それが、イタチがサスケと闘った本当の目的だったんではないでしょうか?

「一度会ったな。前は敵としてだが
デイダラの事なら気にしなくていい
オレはお前の敵じゃない」

暗闇からゆっくりと出て来たのは、やはり、トビ(マダラ?)でした。サスケは「……」と無反応を続けます。サスケが怯えないのは、トビ(マダラ?)に敵意や悪意を感じないのもあると思います。もっとも、今のサスケには抗う術はないでしょうが、サスケを刺激しないような雰囲気がトビ(マダラ?)にはあるのだと思います。

「オレはお前にある事を伝えるためにここへ連れて来た」

そんなサスケに全く意に介さずトビ(マダラ?)は話を続けます。でも、何をサスケに伝えようと言うんでしょうか?「敵じゃない」と言うし…。まさか、サスケを「暁」に勧誘しようってんじゃ!!サスケを唆(そそのか)して悪の手先にしようってんじゃないだろうね…トビ(マダラ?)!!

「興味まるで無しか…」

サスケは無反応を続けますが、トビ(マダラ?)は少しも気持ちを昂らせもしないし、声のトーンも変わりません。この感じって、終末の谷のマダラの石像の上で黄昏れて、サスケに期待してた時のトビ(マダラ?)の優しくて、暖かい感じを思い出します。あの時のトビ(マダラ?)の視線って、まるで父さんだったから…(あの時は、まさかフガク?!なんて考えたんですから…)。

「こういう風に言ったら少しは聞く気になるか…?」
「うちはイタチについてだ」

サスケはその言葉に微妙に反応しています。でも、それは「……!」と、極めて仄(ほの)かなものでした。視線が少し動いた。それをトビ(マダラ?)は見逃してないんです。そして、サスケの仄かな感情が消えない内に次の言葉を矢継ぎ早に投げかけます。まるで、凄腕のセラピストみたいな周到さも感じますね。

「そう…お前は兄の事を知っているようで何も知らない…」

これは「シスイ事件」から「うちは虐殺」に渡るイタチの闇を言っているのだと思います。イタチは何も言わずに逝ってしまったから…(死んでない?)。全く説明がないので、ちょっと切れそうになってたんですが…実は…ここで、あのイタチの「闇」のちゃんとした説明があるのかも知れないです。僕はそれを期待しています。

「…………」(サスケ)

「仕方ない…自己紹介から始めようか…」

トビ(マダラ?)の右手が動きます。その右手はうずまき紋様の面を<スッ>っと掴みます。

「オレはお前と同じ…うちは一族の生き残りであり…」

トビ(マダラ?)は静かに右手で<グイ…>っと、面を外します。その動きに思わずサスケも「!」と反応しています。トビ(マダラ?)はサスケにその面の下の素顔を曝そうとしているようです。

「うちはイタチの真実を知る者だよ」

面を外したトビ(マダラ?)。そのうずまき紋様の中心の穴ボコの下に"写輪眼"が潜んでいた事をサスケはこの時、初めて知った事でしょう。そして、その"写輪眼"とは、イタチを殺した後、もう一人殺すと豪語していた「うちは虐殺」の協力者。イタチが「オレの相棒であり、師であり、不滅の男」(第385話「万華鏡の秘密…!!」)と言った…マダラ…。サスケの事だから、それが理解できていると思います。

サスケは復讐心のみが生きるエネルギーになってるみたいなところがあるから、マダラの存在が今は復活のエネルギーになるかも知れない。徐々にトビ(マダラ?)の言葉にも反応しているし、どんな形であってもサスケには生きる気力を蘇らせて欲しいです。

<ドクン>

トビ(マダラ?)のこの言葉を聞いた瞬間。その"写輪眼"を見た瞬間。サスケの左眼だけが"写輪眼"を覚醒させています。めちゃめちゃ気になるのは、この左眼って、イタチとの闘いで、瀕死のイタチがデコトンで付けた血糊が流れ込んで、「血の涙」を流した?左眼なんです。もしかしたら、サスケの眼に変化の兆しが…?!

仮面の下から覗いたトビ(マダラ?)の素顔。ちょっとシワがあって、眉が細い?オビトとは違うな…。
僕の予想って外れてばっかりだから…。


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