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「シスイ事件」(虐殺前夜…第六夜)


「うちは一族」を「岡っ引」と仮説ったのは、実はこの描写にあって、余りにも騒々しく、極めて野蛮なその態度が、「エリート」とか「優秀」とされる「うちは一族」とシンクロしなかったからです。もし、イタチのところに怒鳴り込んで来た三人が「うちは一族」を代表する人格だとするなら、その前提は覆ると思ったんです。

ちなみに、怒鳴り込み隊の三人。ロンゲの黒髪がうちはイナビ(25才)。寡黙なミディアムの黒毛が、うちはテッカ(21才)。そして、白髪がうちはヤシロ(45才)で結構、おっちゃんです(笑)。三人とも警務部隊に所属。特にイナビがイタチに対して懐疑的で、それは敵対心に近かった(「闘の書」168頁)。

写輪眼の優位性は、戦闘行動においては絶対的でもあり、もし一対一で対決するなら「うちは一族」は強い。それは事実だと思います。それは「優秀」と言える。だから、写輪眼を所有する「うちは一族」は「エリート」と言う事もできると思います。

しかし、強いってそんな事かな…って思うんです。強さって「力」だけなんでしょうか?闘って闘って全員に勝って、全員殺してしまって独りになってしまうような「力」ってホントに「強い」って事なのかな?って。それって「力」は力でも、「暴力」じゃないでしょうか。

それは「力」の一面でしかない。

だから、粗野で品のない「暴力」をひけらかすような警務部隊の三人の物言いには人格的にも生活的にも相当のビハインドを感じてしまうんです。この三人の雰囲気が「うちは一族」を示しているのだとしたら、イタチがサスケに話した「警務部隊」も"絵に描いた餅"に感じます。

もしかしたら、「うちは一族」とは、木ノ葉隠れの里においては身分の卑しい"階級"、或いは"集団"に認定されるような「陰」の描写(大声では言えないような…)だったのかな…と憶測していて、それが「うちは"岡っ引"説」の根幹をなしているんです。逆に、うちはの内部的には自分達を選民的な「英雄」として誇示しているところに悲哀を感じます。

それはナルトを忌み嫌ったような無意識下の嫌悪感のような、本能的な蔑視のようなもので、木ノ葉隠れにあって「うちは一族」も何か得体の知れない存在として排除されるような無意識が働いていたんじゃないかと思うんです。それが縮小傾向にあった「うちは一族」の趨勢には非常にマッチするのだと思います。

そして、その品のない物言いで押し掛けて来た警務部隊の三人がイタチとやり取りを始めます。三人に対するイタチの穏やかな物腰が異常に際立つシーンと言えます。質問と言うよりは、訊問(じんもん)に近い雰囲気で、「聞く」が「訊く」(きく)になっているところがポイントです(以下~第25巻/88-105頁~第222話「イタチの疑惑」より)。

「…何です。みなさんお揃いで」(イタチ)

「昨日の会合に来なかった奴が二人いる…」(イナビ)

「お前は何故来なかった!?」(イナビ)

「…………」(イタチ)

「………」(やっぱり兄さん…
昨夜父さんが言ってた会合には行かなかったんだ)(サスケ)

「暗部に入り
色々な面倒事に駆り出されてるのはるのは分かる
お前の父上もそう言い、何かと庇ってはいるが…」(イナビ)

「しかし、我々としては
お前を特別扱いする気は無い」(ヤシロ)

「…分かりました。以後、気を付けましょう
そろそろお引き取りを…」(イタチ)

「…そうだな
だがその前にもう少しだけ
きたいことがあってな…」(ヤシロ)

「………」(イタチ)

「昨夜、南賀ノ川に身投げした
うちはシスイについてだ」(ヤシロ)


三人の訪問が「シスイ事件」の唯一の描写で、その事件の内容に関しては多くを語られていません。ここでも、「身投げした」とだけあり、死体が出て来たのか否かも有耶無耶です(笑)。三人の雰囲気から、シスイは死んでいるのは事実(と認定されている)と思われます。

でも、この勢いからすると、三人はシスイの亡骸を見ていて、身体に刀傷がなかったり、絞殺されたとかの他殺の痕跡がなく、表面的には完璧な「水死」だったと考えるのが妥当でしょう。だから、シスイの亡骸があった筈です。もし、死体が上がってなければ「失踪」と表現したとも思います。

何故、こんな事を心配?するかと言うと、僕はイタチがシスイを殺したとは思って無いからです(笑)。そして、そのシスイの亡骸が何かに利用されてないか?と、期待してるからに他なりません(笑)。時系列的にはあの「夜」から1年程度は最低でも前の筈ですから、シスイの死体は「うちは一族」の管理下にあると考えられます。

つまり、「一族」の好きにできると言う事です(薄笑)。

「会合に来なかったもう一人がそのシスイだ
確か、お前はシスイを…
実の兄のように慕ってたな」(イナビ)

「…そうですか…
最近は全く会って無かったが…
残念です…」(イタチ)

「………」(サスケ)

「……で我々、警務部隊は
全力で捜査に乗り出すことを決定した」(イナビ)

「…捜査…!?」(イタチ)

「これがシスイの遺書だ
筆跡の鑑定は済んでる
間違いなく本人が書いたものだ」(ヤシロ)

「…他殺の線が無いなら
何の捜査ですか…」(イタチ)


「写輪眼を使える者なら
筆跡のコピーなど容易いからな」(イナビ)

「……!?」(サスケ)

「………」(ヤシロ)

「ちっぽけな紙の切れ端に書いてある
遺書の内容は見ての通りだ」(ヤシロ)

この描写を何度も読み返しました。それはもう穴の開く程に(笑)。

確かに、イタチは険しい表情ではありますが、怖じ気付くでもなく、後ろめたそうでもありません。勿論、悪びれてもいない。少なくとも感情の起伏は小さい。これがイタチの胆力によるブラフなのか、無為の自然体なのか?ちっちゃい僕にには知る由もありません(笑)。

また、感情的なイナビと違い、やや理知的な落ち着いた口調のヤシロの訊問に対しても、イタチの受け答えは満点で、サスペンスドラマ的にはめちゃくちゃ賢い真犯人か、全くのシロのどっちかの両極端の反応と言えます。これもやっぱり、ちっちゃい僕には判定ができません(笑)。

でも、「兄のように慕っていた」と言うシスイが亡き者になり、イタチが万華鏡写輪眼を開眼したのは事実であるとも思います。これは、万華鏡写輪眼の開眼条件である「大切な友を殺す」を肯定する描写だと、僕は考えています。問題はどんな風にイタチが関与したか…。

これは、カカシの万華鏡写輪眼の開眼にもリンクする部分で、「後悔」の度合いや自己認識が関係してるように感じています。別のアプローチでは、オビトとイタチの関係性もあって、それは「イタチ養子説」とも水面下でリンクしています。

『シスイの遺書』

任務に疲れた。
このままではうちはに
未来は無い。
そして、オレにも…。

これ以上"道"
背くことは出来ない

問題のシスイの遺書が出て来ました。

右端はビリビリで、ハサミや刃物で切り取ったものではなく、手で破られた紙の切れ端。それを、丁度、センターではなく左寄りに谷折りしてあります。証拠の保持のセオリーからすれば素手で持つのもおかしいし、何か指紋の付かないような容れ物に入れて無いところを見るとレプリカ(複製)ともとれます。

万一、この遺書がレプリカだとしても、彼等の言うように写輪眼で正確に模造できるとすれば内容に関する信憑性はあると思います。僕は、左のビリビリに破かれた部分に注目していて、そこにも何か書かれていたんじゃないかと考えてるんです。ホントは片観音(三つ折り)だったんじゃないかと…。

「………」(イタチ)

それをシゲシゲと眺めるイタチが怒っているように見えるんです。勿論、イタチはこの遺書のホントの姿を知ってるからなんです。つまり、イタチが事件の当事者だったと言う事です。イタチは、シスイの「死」を教えられても聞き返したりしませんでしたから。

しかし、徐々に沸き上がるような…イタチの静かな憤りには、イタチの無実を感じます。もし、イタチが後ろめたい事をしているなら、この場は如才なくやり過ごせたと思うんです。終止、落ち着いた対応をしていたのだし、それが自分の悪事を隠す為の演出なのだとしたら、こんな形で綻ぶものでしょうか?

そして、シスイの遺書でもう一つ引っ掛かるのが「道」と言う言葉です。これは普通に考えたら「道理」なんだろうとは思います。しかし、これを固有名詞として考えてみたらどうでしょうか?そしたら、別の意味合いが見えてくるんじゃないか?と、僕には思えるんです。

「道」と言う組織があった?!

恐らくは「うちは一族」の地下組織。それが存在するとして、シスイはそれに所属していた…とすれば、シスイの「死」の原因も形が整ってくるんじゃないでしょうか。そして、この遺書の右部分を切り取る改ざんをした者はそれを知らなかった。勿論、「警務部隊」の三人もそれを知らなかった。

そこから考えると、切り離されたかも知れない右部分は、イタチがご立腹に見える描写と考え合わせると、例えば「親愛なるイタチへ…」などと書かれてたんじゃないかな…なんて想像しちゃいます。そして、それを現場に残したのはイタチが殺ったんじゃないから…だと思うんです。

イタチさんはやってない!

イタチはシスイを殺してはいない…と思います。でも、シスイを救えなかった…。その後悔と自責の念がイタチの万華鏡写輪眼を覚醒させた…。そして、シスイの遺書が改竄されたとして、もしそれが事実なら、その犯人がシスイを自死、或いは殺害したであろう真犯人と言えると思います。

「警務部隊」の鼻息の荒い取り調べのような接見はまだまだ続きます…。かなり、このお三方はしつこい。特にイナビ。もしかしたら、イタチに対抗心をメラメラと燃やしてたのかもね。あと、ルックスにやっかんでたり…(笑)。普通は好きになっちゃうんだけどね(汗)。

「うちは一の手だれ…瞬身のシスイと恐れられた男だ
一族の為ならどんな任務でも先立ってやる男だった」(ヤシロ)

「そんな男がこんなモノを残して
自殺するとは考えづらい」(イナビ)

「見た目や思い込みだけで…
人を判断しない方がいいですよ」(イタチ)

「…とりあえずその遺書はお前に預ける
それを持って、お前から暗部にも捜査協力を要請しろ」(イナビ)

「………了解しました…」(イタチ)

「手掛かりが出てくるといいがな…」(ヤシロ)

「それと警務部隊にも暗部には別ルートがある
握り潰したりすればすぐ分かるぞ」(テッカ)

「………
もっと直接的に言ったらどうです」(イタチ)

「オレを疑ってるってワケか?」(イタチ)

「………!?」(サスケ)

「ああ…そうだ………クソガキ」(イナビ)

「いいかイタチ…
一族を裏切るような真似をしてみろ…
タダじゃ済まさねーぞ」(ヤシロ)


「…!?」(サスケ)

ヤシロが「一族の為ならどんな任務でも先立ってやる男」とシスイを評してる事から、「うちは側」で活動していたと思われます。それが「裏・うちは」とも言うべき"道"の所属で、それをヤシロが知り得なかったとしても、うちはの為に仕事をしてるくらいの認識はあったんじゃないかと考えられます。

そして、「うちは一族」が反社会的、つまり反木ノ葉的な行動を画策していた可能性が「一族を裏切るような真似をしてみろ…」と、同じくヤシロの口から出て来た事から、現実味を帯びて来ました。それは一族が頻繁に催していた「会合」の議題もそれに関係してそうな気配です。

だから、その「会合」に出席するように促したフガク。それに随伴(サスケの存在に「ドキッ」としましたよね)したミコトママ。それに、「会合」に出席しなかった事自体を責めるような「警務部隊」の三人もそうだし、結局、「うちは一族」全体が怪しくなって来ます。

逆に、その「会合」を意図的に回避しようとしたイタチは「うちは一族」にあっては異端と言えるでしょう。イタチの言い訳っぽい出席の拒否の仕方は、その本意を知っての上でのような感じがしてました。イタチは「うちは一族」が何をしようとしていたのか?知っていたんだと思います。

そして、とうとう堪忍袋の緒が切れたイタチが三人をあっさりとのしてしまいます。イタチはマジ切れ状態でした。この切れ方が普段の冷静で落ち着き払ったイタチから乖離していて、その違和感が、イタチの無罪を予感させるのです。イタチが真犯人であるなら、自分で追っ手を引き止めるようなバカな事は決してしないと思うから…。

「さっきも言ったハズだ
見た目や思い込みだけで…
人を判断しない方がいい

オレの気が長いと…
勝手に判断しタカをくくるからだ…」

「一族…一族…

そういうあんたらは
己の"噐"の大きさを測り違え
オレの"噐"の深さを知らぬから
今そこにはいつくばってる」(イタチ)

(こ…こんなお兄さん…今まで見たこと…)(サスケ)

「…シスイは…
最近のお前を監視していた…
暗部に入って半年…
最近のお前の言動のおかしさは目に余る
お前は一体、何を考えて…」(ヤシロ)

ヤシロの言葉から、イタチが言う「器」とか「思い込み」と言った、不可解なイタチ語をこれまでも他の場所で語っていた気配を感じます。でも、こうして呆気無くイタチにのされた事実から、そこでは切れなかったと思われます。つまり、今回のイタチのブチ切れは極めて異例なのです。

そこまで異例に切れるイタチに、僕は期待している。

「組織に執着し
一族に執着し
名に執着する…

それは、己を制約し
己の"噐"を決めつける
忌むべき事…

そして、未だ見ぬ…
知らぬモノを恐れ憎しむ…
愚かしき事!!」(イタチ)

「止めろ!イタチ!!」(フガク)

「!」(イタチ)

イタチは何かに憑かれたように黙々と話します。その内容は極めて抽象的で、なんど読み返してもしっくり来ません。でも、不可解なのは唐突なだけで、イタチが何故、こんな風に、こんな事を言うのか?その理由が知れれば、その本意は自ずと知れるものと思います。

イタチは不覚にもフガク(プッ…)の登場に驚いています。気配を察知できない程に熱くなってしまっていた。あの…フガクと密談した夜の微かなサスケの気配すら見逃さなかったイタチが…です。やはり、異例。こんな風にイタチが切れるなんて…変だと思いませんか?

「いい加減にしろ…
どうしたというのだ、一体…」(フガク)

「イタチ…お前、最近、少し変だぞ」(フガク)

「………!」(サスケ)

「何もおかしくなど無い…
自分の役割を果たしている…
それだけだ」(イタチ)

「じゃあ、何故、昨晩は来なかった?」(フガク)

「………」(フガク)

「…高みに近づくため」(イタチ)

「…………?何の話だ…」(フガク)

イタチがここで漏らした…「自分の役割」って、何だろう。それで、試しにイタチの発言を全部「正」として考えてみようと思ったんです。イタチの言う事に「嘘」はない…と受け入れてみる。そうしてみると、イタチの振る舞いが徐々にしっくり染み込んで来ました。

イタチは「高み」と言う言葉を発した後、クナイで「うちはの家紋」を穿ちます。しかし、これはイタチがサスケに告げた(昔からうちは一族は、この里の治安をずっと預かり守ってきた…。うちはの家紋は、その誇り高き一族の証でもあるんだよ)と言う言葉が相反します。

しかし、この行動を「正」と受け入れれば、イタチはその「うちは一族」より「高み」…つまり、より高次の存在を感じるような境地にあるんじゃないか?或いは、そう言う拠り所を見つけた…イタチは、「うちは一族」以上の存在を見つけたと考える事もできそうです。

それが…「うちはマダラ」であり、
「真・万華鏡写輪眼」であった…


つまり、この一件の前。恐らく「シスイ事件」の前に、イタチはマダラと出会っているはずです。これは、「警務部隊」のヤシロが言った「暗部に入って半年…最近のお前の言動のおかしさは目に余る」にも符合する。イタチはマダラに感化され、そして「高み」を目指すようになった。

「!!」(フガク)

「………」(フガク)

「…………」(フガク)


「オレの"噐"は
この下らぬ一族に絶望している」(イタチ)

さすがオレの子だ…
暗部入り…心から頼もしく思うぞ

「一族などと…
ちっぽけなモノに執着するから
本当に大切なモノを見失う…

本当の変化とは規制や制約…
予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない」(イタチ)


この考察の冒頭で「うちは一族」の在り方に感じた疑問。それに対する答えが、イタチのこの台詞ではないかと思いました。「うちは一族」の誇示する「優秀」とか「エリート」とかの概念がピンと来ないのは、社会性に欠けるからでは無いかな…と言う事です。「うちは一族」の示す「力」とか「強さ」が個人的、小規模の限定的なものに感じられるからです。

人の概念や感性って変化するものなんです。それは何故かと言うと、人は状況の生き物だから。つまり、自然や環境と言った状況・事情の中でしか生きられない動物だから、それが変化する以上はそれに適応して生きるしかないからです。時代や社会と言った高次の環境。その中で人は生きてるのです。つまり、「うちは一族」は時代に取り残されてる。

一面的な考えに固執していては、その変化に対応できない。社会や環境が高度に変化している中で変われないでいる…それが「うちは一族」なのだと、イタチはイライラしながら愚痴ってしまったんじゃ無いでしょうか。優秀が故に固執してしまう。変われない。変わる事を拒絶する。それをイタチは忌み嫌うのではないでしょうか。

イタチは「進化」を促している…。

それが、写輪眼の"器"としての「うちは一族」としての在るべき姿なのだと!!イタチは、その境地に辿り着いたんではないでしょうか?それを「高み」とイタチは言っている。勿論、それを教えたのは「うちはマダラ」。そして、それを教えたとすれば、マダラも同じように「うちは一族」に絶望してる筈です。

「傲慢なことを…!!」(フガク)

(な…なんで…兄さん…)(サスケ)

…クク…
優秀ってのも考えものさ
力を持てば孤立もするし
傲慢にもなってくる

最初は望まれ
求められていたとしてもだ

「もういい!それ以上
下らぬ戯言を言うなら牢につなぐ」(フガク)

「さあ、どうするんだ!!?」(フガク)

「もう許容出来ません
隊長。拘束の命令を!!」(イナビ)

「兄さん!もうやめてよ!」(サスケ)

「!」<ピクン>(イタチ)

フガクはイタチの「高み」と言う言葉に思い当たる所があるような表情でした。それが、イタチの口から出て来た事に危機感を感じているように思えました。また、こんな風にイタチに遠慮するともとれるフガクの行いがイタチとの関係性を想像させます。ホントの親だったらこんな気兼ねの仕方するか?って…。

また、イタチはサスケの声に敏感に反応しました。過敏とも思える程に…。イタチが「高み」を知る境地や状況にあるとして、それでもサスケを敏感に感じる。そして、「役割を果たす」と言うイタチ。それって、「兄としての役割」?それに、このイタチの反応って、フガクの登場を見逃したのとちょっと違うと思うんです。

「…シスイを殺したのはオレじゃない…
けれど数々の失言は…誤ります…
申し訳ありません」(イタチ)

「………最近、暗部での任務に忙殺されて
少し疲れてたようだな…」(フガク)

「…隊長!!」(イナビ)

「暗部は火影様の直轄部隊…
いくら我々警務部隊でも
捕捉状が無ければ逮捕は出来ない

それに息子のことは…
このオレが責任を持って監視する」(フガク)

「頼む…」(フガク)

「………分かりました」(イナビ)

「イタチ…入るぞ」(フガク)

それが、イタチの掌を返すような態度に繋がる。フガク同様、イタチもこの事態を一刻も早く終息させるべきと感じた。この意外なまでのあっさりとした「幕引き」にイタチが"月読"でフガクをハメて操作したのだと思ったほどでしたが、それぞれの思惑を感じるとオトナの危機管理とも思えます。

しかし、サスケは見逃さなかった…。イタチの万華鏡写輪眼。
それは、シスイの「死」にイタチが関係している動かぬ証拠。

「…!」(サスケ)

と、言うか…、

イタチが意識的に見せた「力」だった…。
「うちは一族」の悲しい………「真実」。
全てを背負う…イタチの「決意と覚悟」。

イタチとサスケは、あの「夜」へと向かう…。


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