スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キッシーの表現手法の戦術的考察


波の国任務の終盤。ナルトは九尾のチャクラの一部を解放して「白」を圧倒します。「白」が「死」を覚悟した直後、再不斬の「楯」となり、カカシの千鳥に貫かれます。壮絶な死に様でした。

「…オレ様の未来が死だと…」
「クク…またはずれたなカカシ…」

「白」にピンチを救われた再不斬は、なおも不敵です(第4巻/64頁)。僕が注目してるのは、その一コ前のコマ。「白」が死してなおカカシを気押すコマの次。再不斬の横顔です。

場面は変わって、今度はサスケとイタチの絡みです。回想シーン。黒ベタのバック(笑)。

「器を量る……?」「それだけ…」
「………それだけのために…皆を殺したって…いうのか…?」
「………」「なんだァ…それ…」
「ふざけんなァ!!!」

果敢にイタチに挑みかかるサスケですが(第17巻/35頁)、この時の「なんだァ…それ…」のコマのイタチ。

その後も、これでもかっ!とサスケを責めるイタチ。どうしても埋まらない「差」をヒシヒシと感じるサスケ。そこに、「スッ…」て一呼吸おいてイタチの万華鏡写輪眼の瞳術、「月読」が追い打ちます(酷)。

「!?」
「…お前は弱い…」
「…………」
「今から24時間…あの日を彷徨え」

イタチが刀を振りかぶり、首をうなだれて座る両親に斬り掛かるシーン(第17巻/61頁)。イタチとサスケを取り囲む描写には、常に今、感じている「痼り」が付きまとっている。重い重い空気です。

そして、トドメ(笑)。うちは虐殺でイタチに教えられた集会場の地下の秘密部屋。別に18禁の蔵書が保管してある場所じゃなくて(笑)、「写輪眼の本当の秘密」、つまり「うちは一族の瞳術が本来 何の為に存在するのか…」を記した碑文を、サスケが読むシーン。

「そうか…そういう事か…」

雨に打たれて、冷えきった肩を落とし、……立ち尽くすサスケ(第25巻/157頁)。「そういう事か…」と、サスケが呟くコマに注目。

一番、最初に「エッ!?」と感じたのは、うちは虐殺で、サスケがイタチに突進して行くシーンのイタチの描写でした(第17巻/35頁)。この時、「こう言う描き方って…」と、明らかな「痼り」を感じたのです。でも、未だ、それは「確信」には程遠い…単なる「痼り」でした。極、普通にある…。

それが、「白」の記述をまとめようと、波の国任務の辺りを再読しつつ、面白くて、懐かしくて(笑)、のめり込んでしまって、あの「白」の壮絶な「死に様」に触れて、「グッ」と来てる時に、再不斬の横顔(第4巻/64頁)が、僕の中の小さな「痼り」…を。「疑信」を「確信」に変えたのです。

そう言う「目」で見ると、「そういう事か…」のサスケ(第25巻/157頁)は呆気無く見つかる。イタチがサスケに見せた「両親殺害」のイメージ(第17巻/61頁)は「月読」のネガポジ(白黒)反転で、気にしないと気付かなかったでしょうが(笑)。他にもチラホラとはあるんだけど、僕が注目したのは以上。取り敢えず…。

何が気になったのか?…と言うと、「目」…「瞳」。描いていない「瞳」です。どれも、黒(ベタ)く潰れてるでしょ。この瞬間の描写は、そのキャラの心の内を完璧に秘匿している。

「瞳」って、写輪眼じゃなくても、ブッチャケ、感情のインターフェイスだと思うんです。「目は口ほどにモノを言い…」と言うように、「目」は言葉と同じくらいメッセージ性が高いんです。例えば、「好き!」って言う言葉に匹敵する「目」って言うものが存在するんです(フフフッ)。僕は常に可愛い悪魔にこれを送ってる…ただ、届かないだけだけど(笑)。それましたが(汗)、「目」は言葉と同等の重要な表現部位なんです。それを「描かない」っていうのは…(汗)。

これは、「嫌らしい!!」(笑)……、心証の「真偽」を留保しているからです。つまり、その場で、「どっち」と言うのを明言してない。スルーしちゃってる。ここは乗り突っ込みでは、こう、2~3歩前にツンのめって、充分に体重移動してから、「…って、どっちだよッ!!」って一発、カマすところです(笑)。

作品とは、簡単に言うと、作者の「メッセージ」みたいなモノで、それが小説だったり、映画だったり…いろんな形態がある。たまたま、僕は「NARUTO-ナルト-」と言う愛すべき「漫画」にハマっているだけで。つまり、「NARUTO-ナルト-」と言うキッシーのメッセージを毎週、楽しみにしている…、巣の中で大きな口を開けて「ピーピー」鳴いて親鳥の餌運び(食事とは親の愛…メッセージです)を待ちわびるヒナドリ(この状態は日曜の夜にピークを迎えます…汗)みたいなものです。良い言い方をすれば…(笑)。

メッセージって言うんだから、何かを伝える。漫画だったら、それが「絵」や「ネーム」なんですが、そこで、「描かない…」、「表現しない」と言うのは「狡い!」と、言う意味で「嫌らしい」となる訳です(ハァハァ…)。何せ、描かないんですから…。狡い!(笑)嫌らしい…(笑)よ。キッシーは…(笑)。

でも、冷静に考えると、「表現」する事と「伝える」或いは「伝わる」と言うのは別物?!と言う考えも湧き上がって来ます。表現しないが故に、描かない故に、何かが強烈に伝わる…伝わって来る…キッシー流の嫌らしい(笑)表現手法とでも言えるのかも。「何かある!?」って伝わってる訳だし。読み手としては、自由に想像して言い訳ですから、先読みのバリエーションも豊富ですし(笑)。

これは、武術の「後の先」とか「先の先」と言う戦術的境地にすら似ている…と僕は考えています。ちょっと、耳なれない言葉ですね。僕が好きな考え方なんですが…。そもそも、作品が高度になって来ると、そこには伏線の貼り合いであり、その拾い合いになると思うんです。これは、武術の「対峙」に似ている…。厳密に言うと、漫画の場合は一方通行ですから、「合い」はない(汗)。語呂です(笑)。誤報です(笑)。

相手の先手(相手にとっての「先」)をワザと受けるけど(厳密には「出させる」)、その次に、こちらの「先」を浴びせるのが「後の先」。こっちに、一度は「ヨシッ!?」と思わせといて、「実は…」って、その後に「サッ」と「驚き」を提示する手法。これは、短期的で、切れ味の鋭さが必要ですね。普通に良くある伏線は大体、コレです。多分…。僕がよく引っ掛かってる…(汗)。

逆に、僕らの予想、つまり、こちらの「先」に、更に被せるように、その「先」を提示する「先の先」。こちらの「切先」(きっさき)を幾重にも予想して、ものの見事に放たれる相手の「先」。これは長期的で、より高度な伏線にあたると思います。往々にして、イタチの行動描写は「先の先」で、それ故、難解に思えるのです。こっちとしては唐突にすら感じられる…でしょ。

しかも、台詞のほとんどは「………」ですし。ま、これは、「暁」の激務のせいで、その内の半分は、居眠りをブッこいていた怪情報もあって余談を許しませんが(笑)、描かない表現が、より高密度にイタチの神秘性を、更に醸し出してくれ、その一端だと思います。お酒で言うと、テネシーかな…。僕が若い頃、感じた…、ジャックダニエルのほろ苦い甘さ……。大人の香り…。尾獣の囁き…(笑)。

大分、脱線しちゃったけど、もっと、もっと高度な境地があって、「後の先の先」とか、「先の先の先」とか、もう切りがない(笑)。だから、高度な対峙ほど動かない。って言うか、動けないのです。そして、一瞬で極まる。

僕も、「優しい悪魔」との鬩ぎあいは相当の場数を踏んでいまして、「先の先」の水面下の攻防なんて普通にやり合ってました(笑)。具体的には…グウォフォッグウォッフォ…それはいつか女子禁制の「男の子の秘密部屋」で密かに話し合いましょう(笑)。男子限定で、いろんな武勇伝&テクニックを伝授してあげたいです(笑)。修学旅行の就寝後の世界みたいに…(笑)。

ま、どんな境地も違うように見えて同じで、世界は繋がっているという事です。だから、何かを「極める」という事は大切です。ほとんどに応用が利くからです。だから、どんなつまらない事(←ココが大事です)であっても、自分が納得するまで取り組んで欲しいんです。漠然として申し訳ないけど、「極める」「高い境地に到達する」…と言う心構えが、何にもまして大切と言う事を、僕は伝えたいのです。

思いきり、脱線です。もう大事故です(笑)。戻します(汗)。

僕が今、考察を進めてる「うちは虐殺」(←進めてるんです…笑)。その中でのイタチの描かれない「目」です(第17巻/35頁)。あの時のイタチの本心を推し量っています。詳しくは考察の本編に譲りますが、あの時、イタチは何を考えていたんでしょうか?気になりませんか?

そもそも、うちは虐殺はイタチが犯人とされてます。イタチは大勢の意識の中で「悪」にもなっているとも思います。「流れ」で読み進めると、そう感じると思います。だって、そう言う風に描いてるから。これは「誘引」です。悪質なキャッチーセールスと似てる(笑)。先の戦術的境地に当て嵌めると「後の先の先」にあたるかな。つまり、超高等な境地を僕らは見せられてるんです。もう、「月読」の世界です。キッシーの万華鏡です(笑)。

一般的な善悪の概念。押し着せ。固定概念。横並びの発想。円陣の視線。僕はこう言う「考え」自体を払拭しようと日々、闘っている。見る人の立ち位置からは、それが、「悪」と映る事もあるでしょう。「嫌い」に思う時だってある。に違いない(汗)。

「世界中の全員に嫌われようと、誤解されようとも…僕は『自分自信』だけには嫌われたくない!」

言い訳じゃなくて、僕はそう考えています。これこそが、僕の生き方の根っ子なの。こう言う、酸っぱくて、塩辛い「言葉」にも馴れて下さいね(笑)。これが、僕の「表現」なのだから…。これが、僕の「宇宙」なのだから。

ね、塩っぱいでしょ(笑)。フフフッ。

で、そろそろ(ズズズズズズズズズ…)と思ったけど、長過ぎ(汗)。水田の泥が片寄ってしまう面積。畦の強度。いろんな意味で限界(笑)。続きはまた、別の考察で…。ちなみに、今の僕の目は…勿論、黒ベタ…ですよ(笑)。真っ黒です(笑)。

第358話「追いつめるC2!!」 | BLOG TOP | 「オビトの死」から妄察する「トビの正体」

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。