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第407話「ナルトに宛てて」

 
『暗号部』

解読、続行中…!!

9(タ),31,8
106,7
207,15

フカサクの背中に自来也が遺した暗号。

「ずっと黙ったままだがよ
何かあんだろ?」(シカマル)

「う~ん」(ナルト)

「……」(シホ)

グダグダのズブズブの落ち込みっぷりからは、どうやら脱出できたナルトでしたが、今度は暗号解読の泥沼にズブズブのようです(笑)。シカマルの口調からすると、ナルトの予想外の思考スピードの遅さに苛ついてる感じで、暗号解読のプロであるシホも困り果てた様子。

しかし、シホはズーッとシカマルを待ってこの暗号解読班のオフィスに待機してたんでしょうか。チーフらしき男性の姿は見えませんから、もしかしたら課業外時間かも。って事は、自宅にも帰らずに、お風呂にも入らずに、シホはシカマルの来訪を待ちわびたんでしょうか。

「五代目やカカシ先生に
当たってみたが何も知らなかった
つまり自来也様はお前に宛てて
暗号を残した気がするんだ…
……いやそうに違いない」(シカマル)

シカマルはナルトを立ち直らせました。それが出来たのは、シカマルの父性のお陰でした。カカシの期待もそこに根ざしていました。でも、ナルトの沈んでいた心を浮上させたのは自来也の想い…それに対する想像でした。

自分がアスマに託されたように、ナルトだって自来也に託された筈だ。シカマルの自信はアスマと自分の関係に裏打ちされているのです。だから、ナルトがこんな風に煮え切らない態度で停滞するのが、シカマルには我慢ならないわけです。認めたくないわけです。

「何か…何か絶対にあるハズだ」(シカマル)

「何か少しでも気になることがあったら言ってみて下さい…
いきなり暗号を解読しろだなんて言いませんから」(シホ)

後ろに控えるような形で見守っていたシホも加わります。この場の立ち位置からして、ナルト対二人(シカマルとシホ)で、半ば尋問(笑)のようです。シホが後ろに引いているのは、シカマルがナルトから糸口を見つけ出すのが先決であり、そこに自分の入る余地はないとの判断があるのです。これは、立場が逆であればシカマルも同じ事をした筈です。

シホの思考パターンは明らかにシカマルとと同期していて、この類似性がシホが抱くシカマルに対する好意に転化されている。ま、無理矢理に理由を探すとすれば、そう言う事になるんだけど、簡単に言ってしまえば、シホにとっては居心地がわけです。シカマルの側に居る自分が自然で無理していない…つまり、楽なんだと言う事です。

「…見た時から気になってることはあっけど…」(ナルト)

「何だ?」(シカマル)

「うん…何で数字ばっかの中に
一文字だけカタカナが入ってんのかと思ってさ?」(ナルト)

ま、これは薄々勘付いてた事なんですけどねーッ!!

「は?」(シカマル)

「カタカナ?」(シホ)

「どこにそんなもん!?」(シカマル)

「ホラ、ここ」(ナルト)

シホの場合は眼鏡で見えませんけど、瞳は「点」になってる筈です。ナルトに促されてテーブルの上のフカサクの資料を覗き込む三人。僕らが気付けるようなトラップにシカマルやシホが気付けなかったところは、この際、スルーしましょう(笑)。それが「優しさのフィルター」ってもんですから。

「どこがだよ?
そりゃ数字の"9"だろ?」(シカマル)

「オレも最初はそう思ったけどよ…
コレってば数字の"9"じゃなくて
カタカナの"タ"だってばよ」(ナルト)

「うーん…
そう言われりゃそう見えなくもねーけどよ
少し強引だろ」(シカマル)

「……」(もしかして…)(シホ)

ここでシホが反応します。

「うずまき君
ぶっちゃけどうしてこの"9"を
カタカナの"タ"だと思ったんですか?」(シホ)

シホは「ぶっちゃけ」が口癖みたいでね(笑)。仮にもシホは暗号解読のプロですから、ナルトが持ち出した説に根拠が欲しいわけです。ナルトが暗号に示された"9"を"タ"と思う根拠が提示されれば、この暗礁から脱出できる。シホの機を察した突出は専門家の血が騒ぐ…と言った所でしょう。

「うん…
エロ仙人てばずっと本書いててさ…一応作家だし
んでオレはずっと一緒に旅してたから
手書きのやつをむりやり読まされてたんだよ」(ナルト)

「感想を言えってさ
おもしろくはねんだけど…」(ナルト)

思えば第二部の冒頭…。

「あのさ!あのさ!
カカシ先生にプレゼントが
あんだってばよ」(ナルト)

「なにィ!
お前…こ…
これは…」(カカシ)

「これってば
イチャイチャシリーズ
三年ぶりの最新作!
すっげーつまんねーけど
先生、好きなんだろ!」

ナルトが2年半振りに木ノ葉に舞い戻った所から物語は再開したんですが(第28巻/17-18頁)、ナルトは久し振りのカカシとの再開に歓喜しながら、出版前でレア物のイチャタクを忍具ポーチから取り出し、カカシに手渡しています。ナルトが面白くないとするのに、こんなに嬉しそうにカカシに手渡すのは、きっと自来也に散々吹き込まれていたからでしょう。

カカシはこの本にメロメロだと…。

最近では単行本の第42巻のカバーで、木漏れ日の中、背中で休むナルトを感じながら万年筆で何かを認(したた)める自来也を露出した辺り、僕らは強烈なサブリミナルな伏線にあてられていたようですね(笑)。イチャタクであれば生々しく自来也が記憶してる(頁数など)などが説明し易い。逆にペインの正体に関しては「自来也豪傑物語」の先入観に取り憑かれてましたから…殺られました…(笑)。キッシー、凄く上手いです。

ナルトも自来也に散々と読むように強要されてたようですが、その面白さには気付けなかった。この事実は、ナル×ジャン的には考察の対象なんですよ。それはこの後のカカシやシカマル(←エッ!!??)の反応を見れば良く分かると思います。それに対してナルトは「特異」な反応と言えます。そして、それを自来也は絶えず確認してたんじゃないかと、僕は考えたりしています(黒汗)。

「で"タ"の文字が出てきた時、読みづらくってさ
…確かに数字の"9"みたいに見えた…考えてみたら」(ナルト)

「そうか…手癖(てくせ)ですね!」(シホ)

「癖字(くせじ)か…」(シカマル)

「こうですね…」(シホ)

今度はシホのリードでシカマルがそれに遅れる事なく追従しています。ナルトは当然、蚊帳(かや)の外なんですが(笑)、シホはここで示されるシカマルの「キレ」が堪らないわけです。自分の思考の少し先を察してくれるシカマルがシホにとっては心地良い存在なのです。同時に超モッサリのナルトの通訳としてもシカマルが大活躍してる。シホはこのテンポにハマって行くのです。

「自来也様はカタカナの"タ"を書く時
手癖で1画目を短く書く癖があって
1画目のオシリに3画目がくっついてしまう
それに2画目が丸くなるから…
それで"タ"が"9"に見えてしまったんです」

ぶっちゃけ
それが自来也様とうずまき君の
共通の鍵だったんですよ!」


自来也の「タ」の書き順私見

自来也の「タ」の書き順私見

僕は自来也は「タ」を2画で書いたんじゃないかと考えてます。文字には書き順があって、それは象形文字を源流にする「形」そのものが有する意味に由来していて、大切な決まりではあります。しかし、その縛りは大量に文字を扱う者にとっては邪魔な存在でもあったりします。自来也はそれに漏れず、同時に細かい決まりに関しては鷹揚(おうよう)な側面があったのでしょう。

今でこそ、ワープロ(キーボード入力)が主流ですが、手書きによる入力(書くと言う行為)に拘る人も多いのも事実です。言葉を練って認(したた)める過程において、筆記用具は文体に大きく影響します。僕の大好きな作家のヘミングウェイは簡潔で明瞭な短切な文体でハードボイルドな文章を生み出しましたが、その要因にタイプライターの存在を上げる学者もいるくらいです。

自来也は立派な万年筆を使ってたようですね。往々にして大作家と言われる方々の生原稿は一見して読めないようなモノが多いと聞きます。恐らく、書く事が思考を塞き止めないように、溢れ出す言葉の流量を阻害したくない本能だと思います。しかし、それが崩した美しさであって、決して汚い姿の文字ではないと言う点に気付いて欲しいです。

言葉を練る。文章を起こす。これは「表現」と言うモノの一つの形態…側面に過ぎません。例えば、絵を描く。歌を歌う。楽器を奏でる。奔る。跳ねる…どんな事でもおおよそ人の行いとは「表現」としての側面を持ちます。自来也の場合はそれが文章だっただけで、たまたまエロい書き物が得意だっただけで…(笑)。

芸術に類する「表現」には人の好みが大きく影響していて、それがそれぞれの感じ方を生むんだけど、人はそれに対してある種の寛容さを持つべきだと、僕は常々考えています。自来也の「癖字」に関してそれを適用して考えると、最大限に自来也の表現を尊重する結果として、書き順を無視していたとしても、その間違いを責めるのは本質を見誤っていると思います。

具体的には、自来也の「タ」は短辺の下からペン先が入り、長辺に抜ける。その流れで、開いた口が塞がれた2画で完成する字体だと、僕は考えています。それが自来也の「タ」であり、自来也の文体を阻害しない最適化されたの字体なんだと思います。きっと、他にも似たような間違いとされるような書き順の文字は一杯あった事でしょう。

しかし、それを誌面と言う公(おおやけ)で提示する事をキッシーや編集は躊躇(ためら)ったんじゃないか?と、僕は考えています。それをする事で、「嘘の書き順を教えるな!」とか、「こんな書き順で受験に失敗したら…」などと言った抗議が寄せられる事を恐れたんじゃないか?と考えてると言う事です。いきなり編集部の電話が鳴ったりとかね(笑)。

ま、それを憚(はばか)る自制心やガイドラインも存在するのだとも思いますが、ホントの意味でそれが「表現」と言う人の持つ根源的な素晴らしさをスポイルしてしまうかも知れない…と言う危険性を内包している事を認識した方が合理的じゃないかと思います。確かに文字の書き順には意味もあって蔑(ないがし)ろには出来ないんだけど、それが阻害する「可能性」もあると言う事です。閑話休題。


「何でそんな大事なこと
気付いた時点でさっさと言わねーんだ?」(シカマル)

「だって"タ"って分かったからって
それが何なんだってばよ?」(ナルト)

「……」(シカマル)

シカマルがこれ以上、ナルトを責めないのは、これがナルトだと認識しているからです(笑)。これはカカシが「意外性の忍者」(第38巻/14頁)と感じてるナルトです。シカマルもそれと同じレベルでナルトと言う地球外生命体(笑)を知覚してるのです。そして、その有り様(生態)を受け入れた結果です。

「いや…アレだ!
たとえばお前の言ってた本だ!」(シカマル)

「そ…それです
シカマルさん!」(シホ)

「その通り。ぶっちゃけ自来也様の本に
ヒントが隠されていると思います」

何だか、シホが楽しそうでしょ(笑)。シホも個性的っちゃ個性的だし、これまでも定型に囚われる他者の視線と言ったモノは数々感じてた筈です。しかし、シカマルはナルトと接する中で、その先入観にも似た反応を見せていません。そして、同時に自分に対してもそれは変わりない事に感謝しているんです。シカマルのブレない姿勢がシホには頼もしいわけです。

「数字はおそらく文字の順・行数か何か…ページ数とか
絶対にこの鍵は暗号と関係しています」(シホ)

ここからはシホの独壇場で、暗号解読班のプロフェッショナルの真骨頂です。正に「水を得た魚」として、シホがスイスイと泳ぎ回るんですが、そのベースをシカマルが支えている事に気付きます。シカマルの存在がシホを最大限に自由に泳がせているのです。そう言う懐の深さがシカマルにはある。そして、それをあからさまに感じさせない奥ゆかしさもシカマルは併せ持っています。

それが、シカマルの魅力なんですよね!
シカク仕込み・ヨシノ風味。…絶品なり!

「ナルトの"タ"の文字と自来也様の本で
何かしら気付くことはないか?」(シカマル)

「えっと―ん―」(ナルト)

「あー…!
なら自来也様が出版した本って何冊ある?」

「…よくは分かんねーけど4・5冊かな?」

「とりあえずその本全部調べるぞ」

キレの良いシカマル。その切れ味が謎の核心に小気味良く切れ込んで行きます。今、僕らが感じてる「気持ち良さ」がシホを虜(とりこ)にしてるんです。そして、この「気持ち良さ」をシホは出会った瞬間から期待しています。「ドキン」(第406話/「未来への鍵」)となった…あの瞬間、シホはただ…そこに在った「恋」に気付いてしまっただけなんです。

で、グッタイミンなカカシ先生の登場。
始まりはいつも「窓」…カカシは窓好き?(笑)

「おそらくコレの事だ」(カカシ)

「イチャイチャクティクス」を手にしたカカシ。この本はナルトの2年半振りの帰郷でナルト経由で自来也から贈られたタクティクス(笑)。光すらカカシは感じたその本をカカシはそれから片時も話さず読みふけってたわけです。刺刺しい自来也との再会時にもしっかりとその手に在り、カカシはその誌面に目を落としていました。

(阿呆か…あの面白さが
ガキに分かってたまるかっての

まだ世間に出てないレア物だってのに…)

ナルトの「つまんねーけど」(第28巻/18頁)に、即座に反応する自来也。ただし、それは内部的にですけどね。自来也の発信はオトナに向けたモノであって、ナルト(は異質に特殊なんですが…)らの年齢の子は対象外なんですね。一応、R18ですから。それで、こんなにカカシが一心不乱にそれ(イチャタク)を読みふける姿を自来也に見せるのは…。

『もう子供じゃないから…』

と言う、静かなメッセージだったのかも知れませんね。僕はこの描写の時点で、イチャイチャをカカシが自来也の作品だとは知らないものと誤認してた(疑念だった)のは、そこに根っ子があって、自来也も当然、カカシのメッセージには気付いてたけど、それを微塵にも気取らせず、カカシの想いをシャットアウトしてたんですね。これは、打々発止のオトナの鍔迫(つばぜ)り合い…だったんだ…。

「イチャイチャタクティクスの…タ!」(シカマル)

「カカシ先生!」(ナルト)

ナルト、そっちかよっ!!(笑)

「気になってこっちへ寄ってみたら声が聞こえてな
だいたいは聞かせてもらった」(カカシ)

カカシが忍者じゃなかったら、完璧、不審者として逮捕されてます(笑)。

「…これってば
修行で一緒に旅してた時に
エロ仙人が書いてた本」(ナルト)

つまり、単行本の第42巻のカバーイラストのアレ!

「ナルトじゃなきゃ気付けなかったことだ
やっぱり自来也様はナルトに暗号を託してたんだ」


シカマルがこう言う風にナルトに示すのは、ナルトの立ち直りを補強しようとする優しさが第一義に存在するのだと思います。しかし、それだけじゃなくて、自来也がナルトに託したメッセージの在り処(ありか)が知れて、それと対比する形で、自分に対するアスマの気持ちを想い出して嬉しかったんじゃないかと思います。

シカマルはあの時、一人きりでアスマの死を受け入れ、消化した。その孤独な想い出をここで再確認している…。そして、ナルトがようやく本来の軌道を取り戻しつつ在る事に安心しているのです。シカマルだって、独りきりで悩んだし、辛かった。その気持ちを反芻(はんすう)しているのです。それがシカマルの謙虚さなのです。

「この暗号の最初の"タ"の文字
これは数あるイチャイチャシリーズの中の
タクティクスのことを指してたってことだな」

カカシはイチャイチャのヘビーユーザー(←一応…「羊たちの沈黙」と言う事で…一つ…)だったんですね(笑)。イチャイチャシリーズってR18ですから、それを読めるのはオトナのみって意味合いがあって、それってカカシのコンプレックスだったのかな…って思ったりしています。「所詮は子供」…若くして上忍になったカカシはそんなヤッカミにさらされてたんだとしたら可哀想だなって思います。

だから、自来也の遺した「イチャイチャ」ってカカシにとっては精神的な支柱に近かったのかも知れません。自来也もカカシの事を大切に想ってるから、面と向かってはカカシを褒めたりはしなかったのでしょう。それはナルトを抱きしめなかった我慢に近いから…。大いなる父が許すのは禁忌だった。

この二人のすれ違いは、実は完全一致に近似する微妙な不整合だった?
悲しいかな…それがモアレを生み出す原因である事に気付けなかった…。

となれば、カカシの胸の奥底には燃え盛るような憤怒が渦巻いている筈です。それをナルトたちには気付かれないようにしているから、グッと来ちゃうんです。もしかしたら、誰よりも怒っている!だから、呼ばれてもいないのに、この場にカカシは居る。表面的には分からなくてもYMM(やる気満々)。

カカシも猛烈に怒っているに違いない…。

「暗号に本が使用されている場合
文字の順や行数とかもありますが
まず最初にページ数を調べるのが定石です

そうですね…
点でくぎってある数字は
31・8・106・7・207・15の6種類
つまり6ページ分の情報…

まずは31ページ
そこを開いてみて下さい」(シホ)

「31ページね…<パラパラ>
開いた。で、後はどこを見るの?」(カカシ)

「こういう場合
まずは素直にページの頭文字を見ます
文字の意味も知りたいので
頭から一文を読み上げて下さい」(シホ)

専門家のシホ。実にキリキリしてる。

「え?…」(カカシ)

逆にオドオドとするカカシが、それに好対照(笑)。

↓以下、イチャタク31頁の一部分…。

本当に愛してる?その
だから、私はその証拠
暗くなってからなん
さあ早く私の所へ、
これ一度っきりで
おれはなんでもす
君のホルモンが、
一時間は誰も入
しても君の

羊のアニメ(左)

エーッと、何処に食い付くかで、それぞれの嗜好が判ると思います。僕の場合は「ホルモン」です(笑)。この行(くだり)は相当にエッチじゃないでしょうか。ここは気まずいでしょ(笑)。カカシはこんな読み物を読んで萌えてたんですね。やっぱり、エッチですね。こっそりと人知れず何をしてたんでしょうか?コッ恥ずかしいです(黒汗)。

この場合、カカシが困ってるのは、子供たちの前でこの文章を「音読」する事で、自分の人間性を疑われてしまうと思ったからでしょう。こう言う嗜みは、静かに人知れず味わうのが常ですし(笑)。試しにやってみると判るんですが、官能小説の音読は逆に笑えます。殺虫剤?のCMの豊悦さんが良い例ですね(ちなみに、アレは「蚊(か)の小説」で官能小説なんだそうです。駄洒落なのね…笑)。

「どうや~ッ。嫌らしいやろッ!!」

…って、カカシ先生。いってみんさい!!(笑)


「いや…あの…」(カカシ)

「何だってばよ!?
いいから早く読んでくれってばよ!」(ナルト)

「あ…ああ…」(カカシ)

それに加えて、ナルトとシホの態度が凄く似ている点に注目してみて下さい。余りにもコッ恥ずかしがらな過ぎ…だとは思いませんか?この奇妙な類似性は、シカマルとカカシの目のやり場に困るようなバツの悪さ加減と対比すると一層深まります。この仮説がこの先に在るだろうシホの変化が確認できたら、考察に織り込みたいな…と思います。


絶句すらないカカシ…。

「………」(シカマル)

この反応から見たらシカマルも結構なオトナなのね…(脂汗)。
まさか、既にテマリとどうこうなってるなんて…まさかね…(汗)。

「どうなった?」

完璧スルーのナルト。ホント、異例ですよね。

「頭文字を暗号の順番通りに読んでいくと…」

p31)「本」当に愛してる?アナタ
p8)「物」々交換と同じだ、それでも君と
p106)「葉」が邪魔だな…もう君という
p7)「意」外に大きいのね、アナタ
p207)「無」理そんなの…それじゃ私の
p15)「椅」子がギシギシと音を立て、い

羊のアニメ(左)

この場合は「椅子がギシギシ…」にピンと来たら110番かと(笑)。それと、「意外に大きいのね」と「無理そんなの」で、やっぱり<ピクリ>となるべきだと思います(笑)。これを読むと、自来也も相当なコンプレックスの塊だったのかな…と思います。そして、イチャイチャが自来也の抱く綱手への妄想が叩き台になっているのだとすれば見えて来る…。

自来也のは大きさに不満があった…?(滝汗)

自来也はガタイもあったし、人並み以上には…だったんでしょうが、例えば大蛇丸と比べて劣っていたとか?(←大蛇丸が並外れて凄過ぎた?←もしや綱手…そこかよッ!!)(笑)そして、そう言う真逆の妄想が自来也の仮想空間で具象化していたのか?兎角、文章とはそう言うもんだと思いますし。かく言う僕も女の子に慣れ親しんでるような事を書いたりしてますが、それは反動形成で、実はピュアでウブでシャイでナイーブでノーブルで…(胸が苦しくなりそうなんで止めまーすッ…笑)。


「本物葉意無椅(ほんものはいない)…
ってことになりますね」(シホ)

「………」(カカシ)

「………」(シホ・シカマル・ナルト)

「どういうこと?」(ナルト)

自来也VSペインを何週にも渡って観戦して来た僕らにはピンと来る!!

って、事は「ペイン六道」は単なる操り人形と言う事になる?どうしても六道の「壱」の弥彦に目が行ってしまいますが、あの中に輪廻眼継承者である長門は混ざってませんでしたから、何処かで長門が六道を操っていると考えるのが筋でしょう。何らかの方法で死者(死体)を操る能力があって、本物は(六道の中には)居ないと言う事だと思います。

「とにかく蝦蟇のフカサク様へ連絡をつけてもらおう
ペインと戦った本人なら何か分かるかもしれない」(カカシ)

「なら五代目にすぐ
そのフカサク様って人を読んでもらって」(シカマル)

でも、それをイメージできるのはあの殺しても殺しても追っかけて来る…夢の中の殺人鬼のようなペインを見てた僕らだから判る事で、この場に居る4人には判ろう筈もない。同じ考え方を適用するならフカサクであれば何らかの突破口を開けられるかも知れません。フカサク自身はペインと対戦してるのですから。自来也の遺した暗号から攻略法を是非とも見出して欲しいと思います。

「私もついていっていいですか?」(シホ)

「ああ、たのむシホ」(シカマル)

シカマル…名前呼んじゃダメ!!シホが思いっきり<モワッ>っとなってしまってる。シカマルに大意はなくても、これだと勘違いしちゃいますよ!

「よっしゃ!
さっさとバアちゃんと連絡だってばよ!」

元気を取り戻したナルト。フカサクに自来也の暗号の答えである「本物葉意無椅(ほんものはいない)」を聞かせればきっとピンと来る筈。忍術には何らかの形でチャクラが関係してるから(でないとホントに超能力になっちゃうんで…笑)、チャクラを見切る写輪眼とか白眼であれば見切れると思うんです。

ペインの「秘密」が単なる傀儡の術とは思えないので、あの体中に埋め込まれたピアスが何らかの機能を果たしてる可能性に懸けたい気分です。と言う事は余り期待してなかったペイン(弐)の検死で何らかの糸口が掴めるかも知れません。例えば、あのピアスが神経系に繋がっててコントロールしてるとか。つまり、ピアスがラジコン?のアンテナになってる…と言う疑惑。

でも、どんな理屈で遠隔操作して、視野情報を共有してる(←情報のフィードバック)してるのか?っちゅう疑問は残ります。世界観的には無線(電波)の概念も存在しますが、それだと妨害が容易いし、自来也の結界内で、ペイン(弐)がある程度の抵抗を見せた痕跡が残っているので、ペインが自律して動いてるとも考えられます。

それに、あの時、六道の残りの5人はペイン(弐)の消息を見失ってるし、殺られた事にも頓着してません。視野情報を共有してるとするならば、自来也との戦局は逐一他のペインに伝わる筈なんだけど、どうもそれには気付いていないようでした。そこから考えると、外部的な操作(操り)と、本能的な対応(攻撃に対する自立的な反撃=反射)の組み合わせでペインは動いていると考えられるかも。


一方、パイプの配管が建物を構築したようなデザインの街並。かつて、ペインが「世界征服」を宣言し、自来也がペインと八面六臂(はちめんろっぴ)の闘いを繰り広げた工業都市然とした雨隠れの里。何でこんなパイプが林立するような構造になっているんでしょうか?そこに弥彦や長門が苦しんだ「泣いている国」の真実が潜んでいるのかな?と考えたりしています。

そしえ、その林立する塔の何処かの一室。マダラ(トビ)とペイン(壱=弥彦)、そして小南が対談しています。一人掛けのカウチに小南などは半ば寝そべるような座り方です(笑)。ペインは胡座かいてるし。マダラ(トビ)とペインが話してるんですが、口調や語気が一方的なマダラ(トビ)の命令口調ではなく対等と言った感じです。

「手間取ってるようだな」(マダラ)

「急な訪問者があってな」(ペイン)

先ず、マダラ(トビ)が現在進行形なのが引っかかりました。次のマダラ(トビ)の台詞で確定するんですが、急な訪問者とは自来也の事で、それが今も尚続いてると言う事は、自来也の行動が未だに波及、影響するような状況にあるのか?もしかしたら、姿の見えない"姐さん"が何かしらの行動を起こしてるのか?そんな期待をしてしまいました。

「無敵の能力
ペインが手こずるとは
さすが三忍の自来也といったところか」(マダラ)

マダラ(トビ)の物言いには少なからず揶揄(やゆ)を感じてしまいます。輪廻眼と写輪眼のヒエラルキーを考える時、三大瞳術の最高峰は自来也の証言を採用するなら輪廻眼で、ならば何故、写輪眼のマダラ(トビ)にペインが従属するような立場に甘んじるのかが説明できないでいます。

そして、マダラ(トビ)が「無敵の能力」と言うのに、こうして自分の腹を見せるような接し方をする時点で、無力化されてしまいます。強者であるならば、強者である程、慢心は影を潜めるのが常道であり、こんな風に無防備に自分を曝し、接するようなまねはしないと思うんです。だから、三者はそれぞれ本体ではない?…それが自来也の遺した暗号に符合します。

「だが始末した
これですぐにでも九尾を狩りに行ける」(ペイン)

ペインがそう言い放つと、マダラ(トビ)は<スッ>っと立ち上がるんですが、過去にデイダラVSサスケの時にも、草薙の剣に両断されたかに見えたトビがこんな風に立ち上がったのを思い出しました。何かに吊り上げられるように…。まるで傀儡=マリオネットのように感じてしまいませんか?そこにマダラ(トビ)の力の秘密があるんじゃないでしょうか。

そして、そのマダラ(トビ)がペインをして「無敵」とチクリと揶揄するような態度を取るのは、マダラ(トビ)はペインの秘密を知っているけど、ペインにはマダラ(トビ)の秘密は知られてはいない確信に近い安心があるんじゃないかとも思います。つまり、マダラ(トビ)はペインと違う「秘密」に守られている。マダラ(トビ)にとってはペインも手駒の一つにしか過ぎない…と。

「自来也をやったことで
木ノ葉もお前に目をつけている
時間がたてばたつほど
向こうも何かしらの手を考えてくる…
やりにくくなる前に動け」(マダラ)

これは、シカマルが飛段を圧倒したように、"暁"の強さとは人外の異様にあって、秘密のベールに包まれてこそ意味が在ると言う危惧を感じます。案の定、ナルトたちが自来也の遺した暗号を解読し、「本物葉意無椅」と言う所までペインの秘密には接近?しているかも知れませんし、これにペイン(弐)の死体の解剖による分析とフカサクの体験したペインの情報が加われば、ある程度解明される事でしょう。

マダラ(トビ)はそれを恐れている…。この想像力は、言い換えれば自分に対しても及んでいる筈で、例えば木ノ葉小隊と森の中で接触した時に、ナルトの螺旋丸を躯をすり抜けさせたり、シノの蟲玉に躯を包ませてそこから脱出してみせたりしましたが、それらが自分の秘密にとっては大した影響がない事を示唆してるように感じます。少なくともカカシが感じた程度の想像では足りないと言う事です。

逆にマダラ(トビ)はイタチに対しては一目置いていて、"天照"の仕込みでは非常に危ない状況に追い込まれたようでもありました。また、イタチとの約束(木ノ葉には手を出さない)も重視していて、生前はそれを守ってもいましたし、イタチがマダラ(トビ)の秘密に対して肉迫していた痕跡も感じます。

しかも、鬼鮫はマダラを水影と言うし、それが現役の水影なのか、再不斬のクーデターで暗殺されたのか?されなかったのか?判らない時点の水影なのかが不確定だし、そもそも、「水影様」と言ったのを「マダラさん」と言い直したのが、何を意味するのかも掴めていません。要するに謎ばかりで何も解っていない…と言うのが実情です。

物語を俯瞰してる僕らですらこの有り様なんですから、リアルで物語に埋没してるナルトたちには五里霧中と言ったところでしょう。やはり、この謎を解き明かすのはシカマルの分析力なんじゃないかと期待してしまいます。木ノ葉の上層部をして一種、特別な扱いを余儀なくさせるような異能とも言える知力。その異能に僕まで期待してしまっているわけです。

「ペインは無敵…
どんなことがあっても
九尾は確実に手に入れる」(小南)

小南の座り方。物言い。これに違和感が拭えません。この絶対とも言える自信は何に起因してるんでしょうか?小南自身は自来也に軽く捻られるような、そんなに強い力ではなかったし、自来也と接する中で垣間見せた心の揺れや迷いには、外見(ペラペラ)に反比例するような女心とも言える人間臭さも感じさせました。その小南がこれほど高飛車に言い放つのには意味があると考えざるを得ません。

「…尾獣はあと二尾
八尾はサスケに行かせた」(マダラ)

残る尾獣はナルトの九尾と八尾と言う事。八尾には是非とも大蛇丸の細胞を移植してYMMになってるカブトに期待したいところです(笑)。大蛇丸の「八岐の術」は八尾を模した術であり、大蛇丸の"暁"脱退後の安全が八尾の所在(大蛇丸が人質にしてた?)によるんじゃないか?と想像してまして、それをそのままカブトが継承したとして、自らを人柱力化して強化してる想定です。

「大丈夫なの?」(小南)

「サスケはオレが保証しよう」(マダラ)

サスケは万華鏡写輪眼も開眼してますし、"鷹"(旧"蛇")の攻撃力と合わせれば相当なものだと思えます。鬼鮫の動向が不確定ですが、鬼鮫がイタチに付いた見張り役だとするならば、"鷹"に帯同しサスケを見張るように指示されるのが順当に感じます。鬼鮫がマダラ(トビ)に言った「立ち回りやすい」と言うのも同時に気になる部分でもあります。

「小南すぐに準備しろ」(ペイン)

小南がペインに随伴する必要性があるのか?とやや気になってしまいました(黒汗)。まさか、小南にペインの本体が宿っている(隠されている)とかじゃないよな…。雨隠れの難民時代。自来也の弟子として過ごした三年間の描写から小南は長門が好きだった…と僕は考えてて、その小南が長門を全く露出しない点は違和感なんです。それに、六道に弥彦が組み込まれてるのに、小南が含まれてないのにも痼りを覚えます。

「これから木ノ葉へ向う」(ペイン)

そして、ペイン(弐)の補填要員が登場。ちょっと小柄な女の子のようです(それか可愛い男の子…ジュルッ…)。やはり、顔中があ、痛たたたたぁ~ッのピアスだらけ。恐らく体中…。"暁"のマント姿の六道が勢揃いで木ノ葉を強襲するようです。さて、木ノ葉はどうやって対処するんでしょうか?ナルトたちの暗号解読は間に合うんでしょうか?これ以上、誰かを失うのは避けたいです。

ややのんびりとした展開が続きましたが、次回から凄惨な戦闘シーンが続きそうな予感です。もうこれ以上死んで欲しくないんですが、ペインもYMMなんで、そんな事も言ってられないような感じですね。ペインの目的は「九尾」…つまり、ナルトです。すっごく心配なんですが、来週が楽しみになっちゃう!そして、木ノ葉の怒りがペインを打倒する!喧嘩はどっちがどんだけ強く怒るかに懸かってるんですよ。実は…。風雲急みたいです(脂汗)。

あと…。ロンゲの目が治ってる…。自来也の蹴りで潰された両眼…(汗)。

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