スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第408話「フカサクの提案」

  
「ぐっ!!」<ガシャン>

"鷹"は八尾を求め雷の国へ!!

国名:雷の国=隠れ里:雲隠れの里=里影:雷影

恐らく、マダラ(トビ)経由で雷の国に八尾が居る情報が提供されたと考えられます。ホントに即刻、尾獣が必要であれば(必要なんだろうけど)マダラ(トビ)が自ら手を下す確率が高いと思われますが、これに"鷹"(サスケ)を向かわせるのは「八尾VSサスケ」が儀式(万華鏡写輪眼)の試運転と言ったところでしょう。

「!?」<ズッ>

フェンス?に打ち付けられる雷忍。水月が雷忍と交戦してる…戯れるようにあしらってる。水月はフィジカルに液化特性がありますが、その腕はフェンスの編み目を擦り抜け、フェンス越しに雷忍の首を締め上げています。液化→個体化を身体の部分で任意に行えるようです。この身体特性はマダラ(トビ)の不可解な攻撃回避のヒントになるんじゃないでしょうか。

しかし、マダラ(トビ)も水月の首斬り包丁を二の腕で<ガッ>と受け止めたかと思うと、マント共サスケの草薙の剣の斬撃をスルーしたりしましたが、水月の場合は着衣や装備品の擦り抜けの描写はないです。この点に関して水月を吟味してみれば面白いと思います。マダラ(トビ)の正体が水影として、同じ霧隠れの忍の水月が持つ特性は非常に興味深いです。

「(水月は)どうせまだそいつ(鬼鮫)には勝てない」

売れっ子ホスト座りのサスケが水月を窘めましたが(第404話/「"鷹"と"暁"」)、水月の液化特性を持っても鬼鮫には敵わないとするサスケの判定は何に基づくのでしょうか?水月は物理攻撃耐性が無効化に近い身体特性がありそうなので、物理的な攻撃以外の鬼鮫の能力の見切りなのか、或いは双方のチャクラの「強さ」をサスケが見切った上での判定なのか?

余談ですが…「私の大刀"鮫肌"は斬るのではなく…削る!!」(第16巻/120-121頁)と「私の鮫肌は…<パキュキュ>…チャクラも削り…喰う!!」(第17巻/44頁)…イタキサの木ノ葉強襲事件とその追撃線の蝦蟇口縛りの一戦で、鬼鮫は鮫肌の特性を明かしています。そして、水月は小隊"蛇"(現"鷹")の結成時、残した台詞がそれに関係している可能性を感じます。

「霧隠れ七刀のうちの一振り
うちはイタチと組んでる干柿鬼鮫の大刀の"鮫肌"
この手にするまではね」

水月の目的は"鮫肌"だった…(第39巻/58頁)。もしかしたら、水月の液化特性をもってしても"鮫肌"には勝てないのかも知れないんじゃないのか?つまり、"鮫肌"の特性が水月の弱点であり、"鮫肌"に固執する理由になっているのでは?それは大蛇丸が十挙剣(とつかのつるぎ)を探し求め、結局、それを手にしたイタチの"須佐能乎"に封印されてしまった描写に似通っているように感じます。

もっとも、マダラ(トビ)並みに不可解な水月がサスケに従属してるのは解せないですが、サスケがこの深さまで見切ってるとなれば、別の責め手で攻略が可能なのでしょう。それがサスケの落ち着きなんじゃないかと思います。何らかの方法で水(液化)のチャクラを吸収する術があるんじゃないか?そして、それがマダラ(トビ)の攻略法へと繋がっているのかも知れません…。

「うっ…!」<グッ><バチャ>(雷忍)

「で、八尾ってのはどこに居る?」(水月)

「我ら一族をなめるな…
お前らのような輩に…何も教える気はない…!」(雷忍)

雷忍の身なりは…額当てに袈裟掛けのボディアーマーに両太ももにベルト(忍具ポーチ?)…で、木ノ葉だと中忍以上に相当するかと思います。フェンスが長く繋がった状況から推察すると国境警備なのでしょうか?そこを警備する哨兵的な存在かとは思いますが、通常、バディで行動するでしょうから、ここでは単独のようです。

つまり、単独で行動を許されるようなスキルを持ち、またそう言う立場にある忍と考えられます。或いはかなりの手練(てだれ)で、"鷹"の潜入に逸早く気付き単身阻止行動にでたか?それらを総合的に判断すると上忍クラスの可能性があると思われます。だから、口は堅そうです。そして、下っ端でないなら、かなり深部の情報を持っていることになる。

「ぐっ!」(雷忍)<ググッ>

「夜月一族は決して仲間を…
裏切ったりはしない。それが…」(雷忍)


「夜月一族」と言うコミュニティを示すのは、それなりに虚仮威(こけおど)しにはなる程には知れ渡っている…と言うことでしょう。逆にサスケたちにしても、そこら辺の下っ端じゃラチが開かないので、むしろ、相応に質の高い情報が得られるような相手を積極的に狙い撃ったと考えた方が、この場面はしっくり来ますね。

「怯える心にはスキが生じる」(サスケ)

「!?」(雷忍)

<ギン>(サスケ)

伝家の宝刀・万華鏡写輪眼で迫るサスケ。例の「蓮華文様」で、意外にカッコ良い!(笑)右眼のみで左眼は瞑ったままです。それでも、<ドクン>と一瞬で雷忍は落ちてしまったようです。使う程に封印に向かう万華鏡写輪眼をサスケが使うのですから、ヤタラメったらには使えないし、使えば、こんな風にそりゃ強力です…。

しかし、何故、右眼…(汗)。

「左ノ万華鏡ガ最強ノ幻術ヲ持ツナラ
右ノ万華鏡ハ最強ノ物理攻撃…」

いよいよイタチが"天照"を出そうとした時(第42巻/171頁)、ゼツの黒が漏らした万華鏡写輪眼の情報です。あの時、ゼツが残した言葉が万華鏡写輪眼の一般論だとするなら、この右眼は物理攻撃の筈なんですが、どうも幻術臭い…(後出)。つまり、ゼツの提示は一般論ではなくイタチに限定された条件だったことになります。

そうなれば、カカシの左眼(オビトの左眼)が物理攻撃(デイダラの腕を喰い千切った)だったのが首の皮一枚で繋がります(笑)。カカシの万華鏡瞳術が既出の状態で、ゼツが何故こんな提示をする必要があったのか?それが実は万華鏡写輪眼の「秘密」に関係するものだったとすれば、これは大発見かも知れません。その辺をちょこっとまとめてます。

工事中でーすッ!!


万華鏡写輪眼の瞳術を使う前に水月を使い、戯れるように雷忍をいたぶったのは「怯える心にはスキが生じる」と、サスケが言うようにかなり屈強な精神を持つ(であろう)忍を尋問する前提があったから、軽い「崩し」(くずし)で術の掛かり具合を良くする下地を作るのが目的だった筈です。それは右眼を瞑った左眼だけの覚醒と符合するサスケの合理性です。

ワザと水月の液化する得体の知れない攻撃で雷忍の不安を煽り、雷忍を揺さぶることで、効率的に幻術にハメる。それがサスケと水月の連係だった。サスケは出来るだけ万華鏡写輪眼を温存する計画なんだと思います。ところで、サスケの使ったのは"月読"と言うよりはサスケの万華鏡写輪眼の二つのオリジナル術の内の一つと考えるべきでしょう。術名は何と言うんでしょうか?気になりますね。

「水月もういいぜ
サスケの幻術だ」(香燐)

「チィ…ここからが
いたぶりがいがあったのにさ」(水月)

香燐のスポークスマン的な説明はスルーしてやって下さい。戦闘スキル的にはあまり期待できないキャラなので…(笑)。"鷹"の面々が雷忍一人を取り囲む状況なんですが、何と!全員が"暁"のマント姿…。ってことは事実上、"鷹"は"暁"の一部に組み込まれている?もれなく額当てをしていないのがポイントで、横一本の傷入りの額当ての"暁"Ver.でないのが唯一の救いです(笑)。

「八尾の居場所を教えろ」(サスケ)

「雲雷峡.にて…
修行を…されて…いる」(雷忍)


「そいつの特徴は?」(サスケ)

「…八本の剣を…持ち…右肩に"鉄"
左の頬に牛の角の…入れズミが…ある」(雷忍)


雷忍は完全に崩され、サスケの万華鏡瞳術の幻術にハマってますから、こうもあっさり吐くんですが、「八尾」と聞かれて居場所と特徴を明確に示しています。そこで「修行」や風体の説明があると言う事は「人柱力」が有力と思われます。尾獣が単体で自然界に存在する例(三尾・磯撫)もありましたからね。しかし、実に判り易い外観ですね。「八本の剣」なんてね…(笑)。

<バッ>「行くぞ」

ここで、サスケの万華鏡写輪眼が黒目に戻ってる(本誌/60頁右下のカット)ところに注目して下さい。イタチは常時写輪眼覚醒状態でしたよね。あれが万華鏡写輪眼の開眼の写輪眼の特性(一段階底上げされる…みたいな)とも考えられたんですが、サスケの黒目を見るとどうも違いそう。

万華鏡写輪眼でもちゃんと黒目に戻れるんですね。って事はマダラ(トビ)の常時覚醒疑惑もイタチの常時覚醒とリンクして考える事も出来るんじゃないかと発展できるんじゃないかと虎視眈々になってます。カカシの例を筆頭に考えると「移植」が常時覚醒の条件になるように…思えて来ませんか?(黒汗)

つまり、カカシと同じようにイタチやマダラ(トビ)も移植の可能性がある。血族なのに何故、移植しないといけないのか?そもそも移植の必要があったのか?そこに行き着くんです。ここは考察対象になり得る。写輪眼の修羅場はまだまだ終わらないな…。しかし、サスケ…あまり使いすぎるなよ…(笑)。

颯爽と"暁"のマントを翻し八尾の向かう"鷹"。淀みなく動く描写からは雷の国の地形や地勢などのかなり詳細な情報をマダラ(トビ)から提供されてるんでしょう。"暁"には優秀な偵察員=ゼツが存在しますから、各国の情報はダダ漏れ的に手中に収めているんじゃないかと思います。そして、雷の国だけとは限りませんから、木ノ葉もきっと…(滝汗)…ヤバいです(><)。

(まったく…さらに便利になってるね…あの眼
ますますめんどくさい奴になっちゃったな)(水月)

(もう…さらにかっこよくなてんじゃんよ
サスケ♡)<ニヒヒ…>(香燐)

(いい所だ…衝動が抑えられそうだ
おちつく)(重吾)

"鷹"のメンバーの三者三様の想い。超モッサリ系でオーガニックでロハスな重吾。サスケ♡の香燐。それと対比すると、水月はやや野心や隠し持った想いみたいなものを感じます。鬼鮫の"鮫肌"の対する想い入れとは別に「密命」めいたものを持ってはいないでしょうか?特に、マダラ(トビ)が水影?と提示されて、その疑念は一層深まっています。

静かな水面(みなも)。音もなく舞う鷹?。とんがり帽子のような山々。それが水辺からいきなり立ち上がる…フィオルド?とも違う特殊な地勢。低く垂れ込めた雲と山の斜面にある建物の対比からすると、林立する山はそれほど高くない(30mくらい?)。と言う事は、この場の標高が高いと言う事になる。つまり、ここが高地の水辺だと考えられます。


一方、場面は火影岩(初代と二代目)に見つめられる木ノ葉隠れに移行。火影の執務室。フカサクが招集されたんでしょう。暗号解読班で、ナルト・シカマル・シホと相談役?のカカシが探り当てた答えをフカサクが吟味しているシーンです。執務室の中。四人の他には執務机の綱手とその前にサクラ。フカサクはソファー蝦蟇から降り、綱手の執務机の上に居ます。

(本物葉意無椅)「ホ・ン・モ・ノ・ハ・イ・ナ・イ…か」(フカサク)

「どうだ、じいちゃん仙人!
何か分かったか?」(ナルト)

「……」(フカサク)

暗号解読の結果を「本物はいない」とするならば、ペイン六道が操り人形と短絡的に考えるのは浅はかだったと、実は…僕は反省しています。ペイン六道が忍術を基盤にしているなら、傀儡の術の応用と考えられ、それであればフカサクや"姐さん"にも現場で見極めが付いた筈です。でも実際は、二大仙人(蝦蟇)を持ってしても解明できない謎だったんです。

ここから始まるフカサクの長考は実に思慮深く、注意深いです。その姿はちょっとした描写の気付きに右往左往する僕なんかと比べると恥ずかしくなるくらいゆったりとしていて、大きい。こう言う落ち着きと言った、揺るぎなさは歳を重ねたフカサクに相応(ふさわ)しいです。僕は…穴があったら入りたいくらい恥ずかしい。

「……」(フカサク)

以下、フカサクの回想に入ります。

ペイン六道の見栄切り。

「あの六人の中に
長門の面影を感じる者は一人もおりません」

結界トラップの中でのペイン(弐)との交戦。

「だが輪廻眼を持っていた
長門とワシしか知らぬハズの会話を
別人のペインが知っていた」

仙法・五右衛門の高温の油に半身を鎮める弐。

「顔は違うが長門を感じるのは確かです」

"暁"の額当てが外れ自来也の付けたクナイ傷が残る弐。

この描写をもってしてもペインの仕組みを計りかねると言う事です。僕(ら?)が安直に「操る」とか「ピアスがアンテナ」とか予想してるのは如何にも少年誌然とした期待感みたいな雰囲気がベースに存在します。しかし、そこに盤石の根拠はなく、当てずっぽ的な考察とはほど遠い強引さがあると思います。

現状での「ペインの秘密・私見」は考察を上げているので、興味のある人は読んでみて下さい。フカサクが読んだらきっと「ケッ…」っと言われてしまうような脆弱な強度ですが、輪廻眼の呪縛には対抗できたつもりです。ペインは嫌いな子なんであまり乗ってないんですけどねーッ!!(笑)

「分からん…
これだけじゃまだ漠然としすぎじゃ」(フカサク)

「じゃあ、何か思うところはあるんスね」(シカマル)

「ペインのことで分かっとることはもう話したのぅ…
死んでも生きかえるような奴じゃ…憶測だけでは何とも言えんし
この状態でペインを相手にするのは危険じゃ
ちゃんと謎を解かにゃいけん」(フカサク)

フカサクは実に落ち着いていて、先入観とか憶測と言った不確定要素を潔く排除し、「分からん」とあっさりと告げます。これこそ強者、達観者としての返答であると感じます。そして、解読完了と思われた自来也のメッセージにもう一押しが必要なのかも知れません。この期に及んでのフカサクの冷静さは心強く感じます。

それに対するシカマルの「何か思うところ」と切り返しから考えると、フカサクは長考の中の自来也のペインに対する感想を胸に秘めているのかも知れません。それが僕らに陥った短絡的、かつ安易な謎解きを懸念した配慮だとするなら恐れ入ります。そして、少なくともシカマルはその機微に気付いている。冷静ですね。

「他の情報の方はどうなんです?
検死と尋問」(カカシ)

「その二つはまだ時間がかかるみたい」(サクラ)

「かかるってどんくらい?」(ナルト)

「それはまだ何とも言えないわね」(サクラ)

「なんだよ、よりゃ!
時間かけてチンタラやってる場合かよ!」(ナルト)

「尋問はともかく
検死は細胞や組織から検出したものを
ていねいに分析し解析していくものなの!
どうしたって時間がかかる!」(サクラ)

尋問にかかってる雨隠れの下忍は可哀想なんだけど、ペインに関する重要な秘密は期待できそうにありません。ただ、雨隠れの現状(内戦の終結、半蔵の死など)は木ノ葉にも伝わる筈です。あの情報は仙人モードになる前に自来也が引き出した情報で、フカサク達には伝達されなかった可能性がありますし。それと雨隠れへの潜入経路なども吐くかも知れませんね。

検死の方は担当がシズネで、顔つきが変わる程、YMMでしたから(笑)心配ないでしょう。そして、その分析で解析されるペインのフィジカルの情報と「本物葉意無椅」と言う暗号解読の結果が合わさった時に、きっちりと謎が明かされるんじゃないかとは思いますが、問題は時間。"暁"もペイン六道が臨戦態勢で木ノ葉を目指していますから、そんなに猶予はない。

「早くて一週間はかかるだろうな」(綱手)

「そんなにかかんのかよ…」(ナルト)

「まあまあ、うずまきくん
そんなにがっかりしないで」(シホ)

「じゃあこの件
どうするんスか!五代目……」(シカマル)

シホはここまで何しに来たんでしょうか?暗号解読なんてもうそっちのけですよね(笑)。しかし、ここまで存在感があるからには、今後のエピソードに絡んで来るのは必死。瓶底眼鏡と言い、ボサボサヘアと言い、変態(メタモルフォーぜ)も必死。僕の直感と言うか、希望的観測なんですが、香燐の秘密とリンクしてたら面白いな…と考えてます。

「検死はシズネが担当している…
いつもよりは早いだろうが
待つより他にないな」(綱手)

「直接行ってせかしてくるってばよ!」(ナルト)

「こらナルトてめー!
シズネ先輩の邪魔したら私が許さないわよ!」(サクラ)

綱手が「いつもよりは早い」と言うところに、シズネのYMMが感じられますね。きっと、シズネは綱手の胸の内を痛い程感じてて、それを少しでも何とか出来ればと奔走してるわけで、綱手もそれに期待し、信用しているのです。しかし、綱手のもっともなご意見に、矢も盾もたまらないナルトが動こうとするんですが、サクラがそれを制します。

サクラはサクラでシズネがどんな想いで検死室に向かったかを知っているし、綱手の痛手っぷりも充分に理解している。そして、シズネがこの執務室を出る時、サクラにほぼ100%の確率で送ったであろうアイコンタクト(目配せ)の意味を、重さを感じている。それがサクラを少し高みに持ち上げてるように感じます。女同士の女心の共有。相互理解。そこに男子の立ち入る隙間はない。

「エロ仙人の仇はオレがうつ!」(ナルト)

「…!」(サクラ)

「じっとなんてしてらんねーんだよ!」(ナルト)

綱手やシズネと意識を共有すらしていると思えるサクラには、ナルトの想いの丈も充分に理解できている筈です。昔のサクラだったら、この段階で執務室の床を割ってたでしょうから(汗)。ナルトだって自来也に対する想いは深く重い。今はこんなに元気だけど、それに至までに、イルカやシカマルがどんだけ苦労したか判らないんだから…(笑)。

「……」(フカサク)

フカサクのそろそろかな…?(薄笑)

「ナルトちゃんよ
今、暗号が解読できたところで
お前には何の関係もないじゃろう」(フカサク)

「!?」(ナルト)

「…どういうことだってばよ?」(ナルト)

フカサクはナルトの自来也への想いを早い段階で察知していました。ナルトが自来也を「エロ仙人」と呼び、綱手を「ばあちゃん」と呼ぶ。二大仙人の自分ですら「じいちゃん仙人」と読んでしまう。その姿に幼き子供時代、妙木山に迷い込んだ自来也の面影を見出してるんじゃないかと思うんです。僕だったら、それだけで泣いちゃうけどね(笑)。

そして、そのフカサクがナルトを「関係ない」と言い放つ。この全否定にナルトは思わず振り返ります。そして、案の定、食って掛かる。サクラが行くなと言ってもナルトはそれを振り切って行ってしまったかも知れない。それは辺りが見えなくなってるから。フカサクはそれに気付いているから、ナルトを否定する事で意識を自分に向けさせているわけです。

「どっちにしろ
今のお前では絶対にペインには勝てりゃーせん」(フカサク)

「だからじゃ…わしに付いてこい」(フカサク)

「?」(ナルト)

「妙木山で仙術の修行じゃ
自来也ちゃんにたたきこんだやり方でええんならのう」(フカサク)

いよいよもって、僕の期待した展開になって来ました。ナルトには是が非でも妙木山に行ってもらいたかった。そこでガマ吉と修行して、ガマぶん太と自来也がタッグを組むような安心感のあるコンビになれば良いなと思ってたんです。仙法ってのは想定外だったけど、ナルトの今の単調な忍術よりはマシかとも思います。

そして、巻物蝦蟇の蔵入りだって、その修行の中には組み込まれてる筈です。何せ、自来也は蔵出しの印を押す時に、ナルトへの蔵入りを命じていますから、これは絶対です。そして、それが「ナルトの巻物」(忍具の考察)に繋がると考えてます。かなり前に書いた考察だけど、今もその考えは変わってない。ブレてない。

そして、フカサクばかりが露出してて心配だった"姐さん"が妙木山で食事を作って待ってたら…そん時やぁ、泣かせてもらってヨカですか?ワンワンと、声出して泣かせてもらってヨカですか?それが、「晩飯」だったら…。自来也が"姐さん"を引かせ、フカサクが残ったあの暇乞いの、それが約束だったから。"姐さん"はその約束をひたすら守ろうとしてたとしたら…。

それを想像するだけで充分に泣けちゃいますから…。

「それでホントにペインに勝てるんだろうな!?」(ナルト)

「それは分からんが、今のままではダメじゃ」(フカサク)

「……」(ナルト)

「ええかの綱手?」(フカサク)

「もちろんです…
ナルト、しぼられて来い」(綱手)

フカサクの台詞回しは終始一貫してて、実に思慮深いんです。何事にも絶対はないと確信しているかのような奥ゆかしさが在ります。それは二大仙人と呼ばれ、妙木山の次席(大蝦蟇仙人の直下)にあるような地位にあって異例ともとれる慢心なさです。そして、これが真に人の上(正確には蝦蟇の上じゃがな…)に立つ者の有り様(ありよう)と言えるのではないでしょうか。

そして、ナルトに告げた言葉の返す刀で綱手に念を押している。これは筋を通す云々ではなく、綱手に「独りで悩むな」と告げているのです。自来也が命懸けで何かを託そうとしたこの子を立派な一人前の忍にしてやると、それが自来也の本望であるんだと…お前はもう気を揉むな…と、めちゃくちゃ遠回りに伝えているのです。

そして、それを綱手もしっかりと受け止め、ナルトを励ましている。ナルトが一人前になるのを誰よりも望んでいたのは自来也だから、その想いを果たすのが自来也に対するホントの餞(はなくけ)になる事を、綱手は実感しているのです。もう充分に泣いた。でも、踞(うずくま)って泣いているばかりでは前に進めない。綱手も歯を食いしばるように悲しみを堪え、前へ歩んでいる。

「仙術の修行は想像以上に厳しいぞ!
やるかえ?」(フカサク)

「…エロ仙人にもできたことだろ?
だったらオレだって負けねェ!
やってやる!!」(ナルト)

「……」(託された弟子…予言の子か)(フカサク)

フカサクはナルトの淀みない表情に希望を感じてる。そして、その力強さを頼もしく思っている。そして、予言の選択者として、自来也が残した「予言の子」としてのナルトを確信している。ナルトこそが、自来也と最後の最後まで共に行動し、自来也の最期を見取り、辞世を刻まれて帰ったフカサクの使命に他ならない…と、自らを鼓舞するに足る逸材と感じているのです。

「よう言うた!」(フカサク)

心意気には心意気をもって応える。それが男と言うものです。フカサクは…正確には蝦蟇ですが、そう言う漢らしさを持つ人格なのです。だからこそ、これ以降は甘い事も言わないし、手加減もしない。「自来也ちゃんにたたここんだやり方」を想像すると怖いんですが、ナルトだったらへこたれたりしないでしょう。

問題は時間の猶予か…。検死が一週間だし、雨隠れからペインが侵攻してくるのはそんなに時間を要しはしないだろうから、木ノ葉が圧倒的に不利でしょう。ただ、ナルトが妙木山に行く事を木ノ葉潜入(侵攻)後にペインは知る事になるでしょうから、ナルトの仙法修行には多少の猶予が生まれそうです。

しかし、木ノ葉のペイン六道の阻止行動には多大な犠牲が生まれるんではないでしょうか?自来也以上の力を持った忍が木ノ葉に存在するのなら良いんですが、それもあまり期待できない。暗部に隠し球があるとか、木ノ葉の潜在的な戦力が存在するとか、いろいろ期待したいところですが、既出の戦力とすれば、カカシを筆頭とする上忍軍団。それに綱手でしょうか。

つまり、この内の誰かがヤバい…ウウン…考えたくないです。できればもう誰も死んで欲しくはないです…。カカシが妙に話に絡んで来るから心配なんですよね(最近、カカシの考察がボチボチ上がってるのは関係ないですからね…)。でも…ここで、カカシがオビトの墓にお参りに行って何か話すような描写が挿入されたら、気が気じゃなくなってしまいますよねーッ!!

できれば、うちは虐殺で大量に出たうちは一族の死体から写輪眼を取り出して移植した「写輪眼軍団」…木ノ葉の奥の手のスペシャルフォースがペイン六道を食い止める!みたいな展開を期待したいんですが…。可哀想な話ですが、たとえ相打ちでも想い入れが少ない方が傷が浅いですから。しかし…何かに頼ってしまう…甘えん坊はなかなか直らないですね。


さて、場面は変わって、雷の国のようです。雲が分厚さを増して、山々を覆い隠しています。とんがり帽子の山々の麓(ふもと)に滔々と水をたたえた湖面?は見えない。大きな龍?の像。何かの建物。もしや…雲雷峡?!次の頁で暗闇に蠢(うごめ)く大きな塊。これは建物の中での修行なのかと思います。黒い塊の上に白い眼光のようなものが見えます。

八尾の人柱力?

そして、その大きな塊が<ズズズズズ…>っと収束して行きます。触手のような身体が縮まって行く中で、その触手にある凸凹。触手の形。僕にはこれが蛸(タコ)に見えてしまう。蛸は腕が八本なんですけどねーッ!!それが尾獣の八尾になるんだろうか?ちょっと不安です(笑)。しかし、明らかにその蛸に見える触手は一人の人影に収まってしまいます。

これが八尾の人柱力なのでしょうか?だとすれば、ナルトの九尾や二尾・猫又のユギト(ユギトも雷の国=雲隠れの忍だったんじゃないかな?)の人柱力の尾獣のチャクラを具現化するような力の発動とはちょっと違って、八尾の人柱力の発動は実体があるような描写だっとように思います。

「雲雷峡」の看板

山肌に入り口のような小さな建物があって、入り口は日よけのような布が張られていて遮光してるかのようです。さっきの大蛸のような塊はこの入り口の奥にあるだろう洞窟で修行をしていたんじゃないでしょうか?恐らく、夜月一族の一員だろうから、名前から察するなら夜行性っぽい…ですよねーッ!!夜の月だものねーッ!!


「目がいてーよ…光
もう昼か
こんちくしょう
ばかやろう
このやろう!」

中から出て来たのは「左頬に牛の角の入れズミ」で、「右肩に"鉄"の文字」。そして背中には沢山…多分、八本の剣。思いっ切り、雷忍がゲロった人柱力にドンピシャにビンゴです(笑)。そして口がめちゃくちゃ悪い!!それと太陽の光が苦手なのか?嫌いなのか?サングラスまでしてるんだけど、身体は何故か日焼け(黒人?)してる。

左の頬の牛の角の入れ墨

もしかしたら、フェイク?!

でも、見るからに強そうなゴツイ外見だけど、先の洞窟で修行する人柱力(尾獣?)が触手が収まって行った人影には背中に刀の鞘(さや)がなかったし、果たして同一人物なのか疑問…。たとえ、手練の上忍を狙い撃って得た情報であってもそれがフェイクでない確証はないし、さもありなんのヤケに目立つ特徴は返って胡散臭くも思えます。

それに、この黒人っぽい人柱力?があからさまに強そうなのはデコイ(おとり)っぽいです。見たまんまで、サスケの咬ませ犬ってんでも別に良いんだけど…(笑)。もしフカサクだったら、こんだけドンピシャの条件が備わっても、ぐっと堪えて、もう一度、自分の中で練り込んでみて、それでも「分からん」と言ってしまう…フカサクの長考が僕らを試す「伏線」なのでは?と、深読みしてしまうケルベロスなのです。


 

ナル×ジャン業務連絡(夏休み直前SP) | BLOG TOP | ペインの秘密・私見

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。