スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

"仙術"を何故、狡いと感じてしまうのか?


「まず初めに、わしがお前に教えるのは
忍術ではなく仙術だということを説明しとかにゃいけん」(フカサク)

「仙術?」(ナルト)

「そうじゃ…忍術が内なるエネルギーを利用するのに対して
仙術は外のエネルギーを取り込んで利用する」(フカサク)

「外…どういうことだ?」(ナルト)

「うむ…ナルトちゃんも知っとると思うが
忍術とは己の内の"精神エネルギー"と"身体エネルギー"を
練り込んだチャクラを利用するものじゃが

仙術とは己の内で練り込んだそのチャクラに
外から"自然エネルギー"をさらに加え練り込んで
新たな強いチャクラを作り利用するもの

これにより今までの忍術、幻術…
さらには体術までもが大幅にパワーアップする

内からの精神エネルギーと身体エネルギー。そして外からの自然エネルギー
この三つのエネルギーを練り込んだチャクラから発動する術や技のことを
仙術と呼ぶんじゃ」(フカサク)

と、まあ…突っ込みどころが満載の第409話「仙術伝承…!!」の妙木山での仙術修行の導入シーンです。エーッと、この前にあった「蟲の晩餐」は疑問無しで進めますね(笑)。要するに通常チャクラ("精神エネルギー"+"身体エネルギー")を用いて発動するのが「忍術」。通常チャクラに"自然エネルギー"を取り込み、練り上げる強いチャクラを用いるのが「仙術」です。フカサクの「仙術」の説明は数学的な数式化するとよく判ると思います。

「忍術」="身体e"+"精神e"
「仙術」="身体e"+"精神e"+"自然e"
「仙術」=「忍術」+"自然e"
∴ 「仙術」>「忍術」(e:エネルギー)

ただし、この考えは同等のチャクラ強度とチャクラ量=「力量」とした場合です。逆に、同等程度の個体が闘う場合、「仙術」が圧倒的に有利になると言えます。ここで、問題視されるべきなのが、"自然エネルギー"の取り込み量でしょう。「陰陽論」を用いて説明するなら、太極の陰陽は対等=同量の筈ですから、三者が絡み合うならば…

"身体e"="精神e"="自然e"(e:エネルギー)

と、考えるのが自然だと思います。それが、ガマ吉の翻訳に繋がると…。

「ようするにじゃな。ソフトクリームのチョコバニラ味に
ミント味までくわえたならさらにうまくなる感じじゃ」(ガマ吉)

ややこしさに拍車をかけるのがガマ吉の助言で、「チョコ+バニラ」が通常チャクラ("身体e"+"精神e")として、それに「ミント」(="自然e")を加えるとしているんですが、「チョコバニラミント」と言う三色のソフトクリームがすっごく美味しいって言う説明にナルトが反応した…とする事にしましょう(笑)。そして、これから類推するなら、やはり「仙術」のチャクラは等量のエネルギーの絡み合い的なイメージになりますね。

しかし、姐さんの手料理を拝見して、どこから「チョコバニラミント」が出てくるのか?が、ややこしいんです。どう考えても、この場合は「イモムシ・カマキリ・ゲジゲジ」と言う考えたくもないコンボが炸裂して、ナルトが泡吹いてバタンと倒れるのがスジだとは思うんです。でも…これ以上、トラウマ生み出すのもアレだし、マジ、きもいし…スルーするつもりが突っ込んでしまって…スミマセン(笑)。

各エレメントが等量であるならば整数化できることになります。つまり…

「忍術」:「仙術」="身体e"+"精神e":"身体e"+"精神e"+"自然e"=2:3

となり、単純に「仙術」が「忍術」の1.5倍(3/2倍)の「力量」を持つ事になります。同一の「力量」を基準に考えた話ですし、単純計算の理論値です。通常チャクラに"自然エネルギー"が加わる事で副次的、相乗効果がもたらされてチャクラ強度が飛躍的にアップするとか、無制限に"自然エネルギー"の取り込みが可能で、チャクラ量が途方もなく増えるとか(もう何でもありはちょっと嫌なんですけどね)、ちょっとズッコい考え方もあって確定ではありません。

通常チャクラの「力量」が圧倒的に劣っている場合は如何に「仙術」であっても「忍術」には敵わないわけだし、事実、自来也もペインに破れています。それにしても、人の基本性能が素質や素養と言った生来に拠るところが大きいだけに、その箍(たが)を打開する手段としては一応、画期的とも言えます。しかし、フカサクの説明の「大幅にパワーアップ」って言うのが、計算式の1.5倍とは符合しないんですよ。

人生に"チチンプイ(魔法の呪文)"はない!

本来、これを少年少女に提示する場合は「努力」とするべきで、自分の人生は自分で何とかしなければ、絶対に何ともならない!と教えたいところなんです。「忍術」が「仙術」になった事で、飛躍的に能力が向上し、楽して問題解決ができるなんて、どんな事があっても教えたくないですから。人生って、横っちょから誰かが介入して何とかしてくれなんて絶対ないんですから。だから、どうしても「仙術」ってのはズッコに感じてしまうんです。

ナルトには「予言の子」としての使命がある!!

ナルトは「予言の子」としてとんでもないバケモノのような強敵と闘い、世界に安定をもたらす使命があるわけで、その為には十二分に強くならないといけないのです。それは『NARUTO -ナルト-』の主人公としての使命でもある。だから、ある程度、恵まれた才能や待遇はあって然るべきなのです。同時にナルトはそれに伴う制約や不自由もあるわけで、バーター(行って来い?)とも言えます。だから、あんまり羨ましがらないでッ!!

ところで、「仙術」が圧倒的に有利であるなら、忍者はこぞって「仙術」を扱えるように訓練するし、研究だってする筈なんですが、それは忍術を六道仙人が編み出してからこの方、どうもないようです(笑)。つまり、妙木山のスタンスとしては「仙術」を門外不出としてる可能性を感じるわけで、選ばれた弟子にのみ伝授する戒律のようなものが存在するんではないかと考えられます。

そして、それは誰でも会得できるものでもなく、特別な契約関係(←それが蝦蟇一族との契約?)が必要になる筈です(ここで特別に"困難な修練"とか"特別な資質"としないのは、ナルトが一週間で「仙術」をモノにしないといけないからです…笑)。ここは一度、死ぬくらいの「覚悟」が欲しい(だからなのかな?)。その程度のハードルは最低でもないと…。ちょっと苦しいけど、ヒーローはヒーローで何かと辛い立場なのよ!!そ、そんな目で見ないでッ!!(滝汗)

有り体に言ってしまえば、公平な人生なんてないんですよ…。
人は人。自分は自分。誰も自分とは違う。それが人生なのよ。

でも…「仙術」はないよな…も良く分かるけど…ね。


一方、自来也の「仙人モード」はと言うと…

「そろそろ一人で仙人モードに変身できるようになれんといけんで
自来也ちゃん」(第376話「予言の子!!」)

「しかし、小僧…おぬしゃ女子にもてんよーになるゆーて、
その体は嫌がっとたんじゃろーがの!?」(第375話「二大仙人…!!」)

自来也は「仙人モード」に両肩に二大仙人を口寄せ(憑依に近かった…)してから、顔つき(特に鼻がブツブツに大きくなった←女子にもてんよーになる)や、超高速移動の為に肉体の変異が可能になり、「仙法」(仙術)が発動可能になった描写から推察すると、単独での"自然エネルギー"の取り込みには問題が残っていたんじゃないかと思います。フカサクはそれを指摘していたんですね。

つまり、単独での"自然エネルギー"の見切りとはかなり困難なスキルだったと考えられるのです。自来也はインテリで頭脳は極めて明晰でしたが、やや不器用なところもあり(そこが大蛇丸に対しての劣等感であり、自来也のトラウマになっていた)、ナルトはその対極にあるような天然なので、その自来也が超えられなかった壁をあっさりとクリアしてしまう事を祈るばかりです(笑)。

ところで、自来也がナルトに契約させた「蝦蟇一族」との契約はミナトの署名もありましたが、長門のそれはありませんでした。それにはいろいろな考えがあるでしょうが、自来也としては長門を一時、「予言の子」と信じ切っていました筈なんです。それが戦死してしまい、めちゃくちゃ後悔して二度と同じ事がないように考えた。そして、それ以降の弟子に「蝦蟇一族」の守護(護衛)を付けたと。それが蝦蟇一族との契約だった…。

ナルトと出会って直ぐに「口寄せの術」を教えると言い契約させましたが、あれは「オレオレ詐欺」(オレだよ、オレだよ…自来也だよ。「口寄せの術」教えるだけだよ…)に近くって(笑)、「蝦蟇一族」の守護を付けるのが第一義だったと思うんです。そして、それはミナトも一緒だった。そこから考えると、ミナトも妙木山に招かれた可能性があると、僕は考えています。そして、ミナトも「仙術」修行をしている可能性がある…と思うんです。

飛雷神の術は「仙術」だった?!

螺旋丸は兎も角、飛雷神の術は特殊中の特殊ですし、時空間移動を得意とする蝦蟇一族の影響を強く感じさせる術であります。その兆候は「飛雷神のクナイ」(忍具の考察)でチョロっと露出してるんですが、あのクナイの「刃」(やいば)の形は蛙の水掻きのようじゃないですか?(汗)フカサクらが行う時空間移動は少なくとも飛雷神の術のヒントにはなってるように感じるんですよねーッ!!

そして、飛雷神の術が「仙術」だとしたら、ミナトは単独で"自然エネルギー"を感じ、取り込む事が出来た事になります。二大仙人の口寄せも必要なく、女子にもてんよーになる必要もなく…(薄笑)。ミナトの「仙術」の会得は自来也の知性とナルトの天然を併せ持ったようなイケてるキャラにも似つかわしい。また、「木ノ葉の黄色い閃光」と異名を関した無双の強さや神速にも「仙術」は符合しますね。

「自来也→ミナト→ナルト」の師弟関係から類推すると、血縁関係(自来也やミナトが柱間の血族であった?)が「仙術伝授」の絶対条件とも思えず、自来也が託し残した弟子である事。蝦蟇一族との契約を許されている事が、「仙術伝授」の条件だろうと思えます。そして、ナルトも「死ぬくらいの覚悟」をもって、必ずや「仙術」を会得してくれるんじゃないかと期待しちゃいます。でも、「死」ってなんでしょう…(汗)。

そして、「仙術」の導入(ナルトの仙術会得)で、禁術指定されてしまった風遁・螺旋手裏剣が別の展開を見せるんじゃないでしょうか。ナルトは性質変化で「風」を螺旋丸に付加しているんですが、「風」と言う"自然エネルギー"を体内に取り込み、それと体内にあるチャクラをミックスさせたチャクラを圧縮する事で突破口が見つかるんじゃないかと思うんです。ここは、ナルトの天然(意外性)に大いに期待しましょう!!

『仙術・風神螺旋丸』

ぶっちゃけ"自然エネルギー"にも五大要素(土・水・火・風・雷)が存在し、それを感じるのは使用者の性質か、体内で練られるチャクラが同属性の"自然エネルギー"を導くような関係にあったりして…と考えたり。そして、ミナトは"雷の自然エネルギー"を見出し、ナルトは"風の自然エネルギー"を見出す…。じゃ、自来也は何だったんだろう…となるんですが、二大仙人の触媒で成立する仙人モードは不完全だったと解釈しています。

ちなみに、自来也の「油」は体内に口寄せ蝦蟇を飼っていて、それが分泌してるんじゃないかと考えてます。ペイン(弐)が自来也の油特性を知っていて、それをザリガニ?の泡で洗い流そうとする作戦から、素の自来也の特性だったと考えるべきで、そこには「仙術」はないです。独り立ちできた自来也だったら、自然の「火」を取り込めたんじゃないかな…と思います。

そして、自然のエネルギー(チャクラ)を「神」とするのも良いかな…と、ほんのり思うわけです。ミナトすらなし得なかった螺旋丸の究極進化。それが「風神螺旋丸」となり全てを薙ぎ払う!!なんてカッコ良い!!そして、その先にはやはり全てを飲み込む…「暗黒洞」(ブラックホール)の「黒玉螺旋丸」があるんじゃないかと…"暁"の目論む「禁術兵器」を前にすると考えてしまう…ちょっとサブカルチックなケルベロスなのです。

小刻みに、あと少し…第409話「仙術伝承…!!」の疑問(その弐)

  
 

"死"とは何なのか? | BLOG TOP | 綱手は何故、ナルトとフカサクを正門まで見送ったのか?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。