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第411話「八尾VSサスケ!!」


対峙するキラービーとサスケ。キラービーは水月から奪い、重吾をのした首斬り包丁を地面に差したまま動かずの構え。サスケはそれにゆっくりと歩み寄ります。必死に左腕の復帰をする重吾。少し心配したけど、致命傷に至るようなダメージは受けていないようです。サスケも未だ黒目のまま。結うくりとですが、キラービーとの間合いは確実に詰まって行きます。サスケの圧力は充分にキラービーに伝わってる筈だけど、キラービーも動じません。

「かんだじゃねーか
ばかうろう!」(キラービー)

ここで、サスケがゆっくりキラービーとの間合いを詰めるのは重吾の立て直しの時間を稼ぐ為で、普段は突き放した風でぶっきらぼうな言葉遣いのサスケですが、仲間に対する配慮はこんな感じにかなりぶ厚かったりします。重吾はオーガニックなおとぼけ野郎に見えるけど、繊細なところがあって、キラービーにあそこまでコテンパンに完封された事は大きなショックだった筈です。外的な傷だけでなく、心の痛手を強く感じているから、サスケは重吾を直接、見ないのです。

徐々にキラービーとの間合いを詰めて重吾の前に出るサスケ。

「大丈夫か、重吾?」(香燐)

「……」(重吾)

サスケはこうして重吾に、しっかりと時間を与え、立て直すタイミングを生み出しているのです。香燐が重吾を心配して声をかける気持ちも解るんだけど、気遣われるが故の痛みもあります。サスケが重吾に声をかけたり、見つめたりしない理由を香燐は判ってないだけ。それは別に香燐が悪いと言う意味ではなくて、有り体に言ってしまえば、優しさにも量や質があると言う事です。サスケの「優しさ」は大きな川の流れのようにゆったりと豊かで静かなのです。そして、何故だか…暖かい。

「お前ら何者だ?
ばかやろうこのやろう♪」(キラービー)

「ふざけやがって。ホントこいつ…」(水月)

「お前ら何
なぜオレつかまえる?アー!?」(キラービー)

「お前に言う必要はない」(サスケ)

「ふざけやがって。ホントこいつ…」と水月が呆れているのがポイントで、水月にしてみれば何で判らないのか不思議と言ったところです。何せ、"暁"のマントを着てるんだし、狙いは尾獣(八尾)と伝えてあります。雷の国の二尾の因縁もあるんだから、知らない方が変でしょ。キラービーのラップ調のしゃべりに新たな違和感が…。その違和感を引き摺りつつ、サスケは攻撃の準備を整えて行きます。

「こんな変に韻を踏んでしゃべるような奴なんかと…
とんだお使いだよ」(水月)

「一刻も早く力を手に入れるためだ
イヤなら去れ」(サスケ)

(そりゃ君の都合でしょ)(水月)

「あの尾獣の口約束がホントか嘘か…
さっさと確認しておきたいしな」(サスケ)

サスケがマダラ(トビ)に協力する理由が「尾獣」にあるようです。"暁"のマントを羽織り、水月が揶揄(やゆ)するような「お使い」のような任務に身を置いても尚「尾獣」を手にする事のメリットがサスケにはあることになります。と言う事は、サスケには「尾獣」を手にした後のイメージがある筈です。サスケはどんな風に「尾獣」を利用しようというのか?続きは「今週号の疑問」で考えてみましょう(黒汗)。

「どちらにしろあいつら"暁"を利用するのはオレ達だ
そのことは頭に入れておけ」(サスケ)


(…"暁"…)(キラービー)

「ヘッ」(水月)

(か…かっけーサスケ!やっぱりサスケは
コマになる様な柄じゃねーもんな)(香燐)

「当然だ」(重吾)

サスケ…カッコ良いですね。"暁"のマントの下で草薙の準備をしていました。黒い刀身。見るからに切れそうな白い刃(やいば)。マントって、こんな風に見えないように忍具の準備ができるのが便利で良いですね。別に準備したエモノを見せないで不意打ちにもできるし、しかし、それをしないのはサスケの正々堂々としたところがで、このサスケの凛とした立ち姿も心地良いです。

それに、"鷹"だって"暁"に完全に飲み込まれたわけじゃなかった。サスケは"暁"を利用してると宣言しています。それには<ホッ>と胸を撫で下ろしました(汗)。サスケの言葉に対する"鷹"の三人の反応は三者三様ですが、自然だと思います。水月は虎視眈々のライバル。香燐はサスケのマンセ。重吾は君麻呂が遺した忍…サスケの見届け人。そして同じように三人とも、ほんのりと安心している。

キラービーは盲目の剣士?!

僕が違和感を強く感じるのはキラービーの反応で、今更、(…"暁"…)と勘付いてますよね。すっごくとぼけたオヤジではあるけど、まさか"暁"のマントを見て、今まで"暁"と気付かない筈もないだろうし、もしかしてキラービーって盲目?でも、「目がいてーよ…光」(第408話「フカサクの提案」)で提示されてるから、明暗は判る程度の超弱視とか。今となっては黒い鼻掛けのグラサンも胡散臭い(笑)。

そうすれば、意味不明にも思えるラップもワザと相手に反応させて、相手の位置情報を得る手段とすれば解せます。或いは自分の声を利用したソナーのような方式で敵を把握してるのもあるかも。聴覚に頼った認識だから"暁"と言われるまでサスケ達を"暁"と認識できなかった。遠目にも判別できる程ハデで、"暁"を知らしめる為のマントでも、キラービーが見えていないのだとすれば合点が行くところです。

「さっさとこの耳ざわりなダジャレヤロー
黙らせてしまおうよ」(水月)

「そのつもりだ」(サスケ)

「ダジャレじゃねェ!
オシャレなライムじゃこのやろう!
アッ!イエー!」(キラービー)

「…なんか…まじムカツクな!
こいつラップの才能ねーじゃん!」(香燐)

<ピクン>(キラービー)

自分のラップを「ダジャレ」と罵られ、キラービーは「ライム」なんだと反応しています。「ライム」(rhyme)とはラップの用語で韻を踏む行為を指します。メロディへの歌詞の乗せ方(節回しや上げ↑下げ↓)を意味し、「フロウ」(flow)と同義ともされています。つまり、キラービーはあくまでもラップと言う音楽表現を(自分は)やってるんだ!と言い張ってるわけですね(笑)。

そして、香燐の「才能ねーじゃん!」と言う汚い言葉にかなり深刻に傷付いています(笑)。そこにスキが生じたようで、サスケはその刹那に一気に間合いを詰めています(笑)。右手で草薙を大きく振りかぶって斬り降ろします。が、それが刀身の棟(むね)の側…いわゆる「峰打ち」で斬りかかっているんです。それをキラービーは地面に刺した首斬り包丁を使って受けます。

この時、首斬り包丁は刃(やいば)の部分でサスケの草薙の剣の棟(峰)で受けています。もしこれが刃(やいば)同士の衝突ならば刃こぼれしたかも知れません。ここにはサスケの意図があって、明確な意味のある闘い方になっています。そして、サスケはキラービーが振り回す首斬り包丁の圧力に自分の身体をあずける事で逃がしています。反動を利して身体を反転させる捌(さば)きです。

「返す刀」とは良く言ったもので、キラービーも弾かれた首斬り包丁の反動を第二撃に活かしています。これは質量や超大刀としての首斬り包丁の特性を上手く利用した闘い方で理に適っているんですが、ここではサスケのしなやかさを賞賛するべきで、チャクラを通わすちょっと反則な草薙の特殊性があればこそで(笑)、普通なら首斬り包丁を受けるような局面にならないように闘う筈です。

サスケは地面に草薙を突き立てキラービーの薙ぎ払う刃を受け止め(草薙はチャクラ刀ですから、木に登るように吸着も可能なわけで、サスケは絶妙のチャクラコントロールで草薙を地面に固定しています)、弾いたと同時に首斬り包丁の切先(きっさき)付近にある飾り穴?に草薙を通し、草薙を地面に突き立てます。支点から離れた作用点で負荷を効率的に作り出す「テコの原理」みたいな…サスケの賢さです。

「!?」(キラービー)

この動きにキラービーはやや大きな反応を表していて、しかも、お得意のラップではありません(笑)。きっと、これが「素」なんだと思います。恐らくキラービーには首斬り包丁の形状が把握できていないんじゃないかと思われます。やはり、目が見えないんじゃないでしょうか。しかし、それを悟られたくはないので首斬り包丁を触診しなかった。だから、切先の飾り穴に気付けなかったのです。

サスケはやはり用心深く草薙の棟の部分で首斬り包丁の動きを規制しています。これは草薙の刃を庇う為です。刃こぼれはやがて亀裂になりどんなに強靭に打ち鍛えられた刀身と言えども折れる。サスケは刃を扱う作法を心得ています。きっとこの知識はイタチではなく大蛇丸が教えたんじゃないかと思います。草薙を何本も所有し、十挙剣(とつかのつるぎ)を探し求めた大蛇丸は恐らく「刀剣コレクター」だった筈です。

サスケにはそのコレクションの中から「超レア」とも言える草薙の剣の一振りを与え、懇切丁寧に刀の知識や作法を注ぎ込んだであろう大蛇丸。これも一つの愛だと思えます。もっとも大蛇丸の場合はいつかはサスケを「不死転生」の依憑(よりわら)にするつもりだったから自己愛とも言えるんだけど、やはりサスケの愛すべき心根や才能…所謂、魅力がなければそこまで入れ込まなかった筈です。

大蛇丸は歪んでたかも知れないし、悪にも染まり過ぎてたけど、暖かみとか優しさは充分に持っていたんです。ただ、方向が間違っていただけで、って言うか、一般的ではなかっただけで…。それでも、何もなければここまでサスケに手取り足取りは教えられない。サスケと大蛇丸は相性も良かったんだろうなと思います。そして、サスケは確かに愛されてた…。それを忘れちゃいけないと思います。

マダラ(トビ)が失った"暁"のメンバーを悼んでた…ように。

サスケは首斬り包丁を拘束し、地面に突き立てた草薙を視点に身体を回転させ、力強く加速された右足がキラービーの喉元を強烈な蹴りが襲います。一番体重の乗る踵(かかと)がガッツリとキラービーの急所(喉仏)辺りにヒットしています。これだと呼吸困難で、場合によっては致命傷にもなるかも。<ドッ>と鈍い音が響きます。普通ならこれで「極まり」なんですが…。

「………」(キラービー)

一瞬動きが止まるキラービー。首斬り包丁もその手を離れます。

「ブツブツ」(キラービー)

「?」(サスケ)

しかし、何やら様子が怪しくて、急に小さな手帳を取り出し<カキカキ>と何かを書き留めるキラービー。サスケの蹴りがダメージになったようではありません。この「ブツブツ」が特殊な術か法の「詠唱」(えいしょう)の可能性もあり、状況が把握できないサスケは用心深く右足を引きます。その流れでキラービーが放棄した首斬り包丁を後方に控える水月の方向に投げ飛ばします。首斬り包丁ってこんな軽いの?(うんにゃ、チャクラの為せる「剛力」じゃて…←って、誰?!)

「……」(水月)

サスケが飛ばした首斬り包丁を手にする水月。

「……」(サスケ)

残心(ざんしん)するサスケ。未だ黒目のまま。

「今は気分がいいぜ
最高のライムが書けた。センキュー
だから遊んでやるぜ♪
ばかよろうベイビー♪」(キラービー)

キラービーは上機嫌に喉元に入ったサスケの蹴りを一蹴するかのような素振(そぶ)りです。何か良い感じのライム(韻)が思いついたようで、それを書き留めておいたみたい。言葉(フレーズ)が降りて来たのかな?閃きって稲光に似てて凄い衝撃なんだけど、過ぎ去ってしまうと何も無かったように潰(つい)えてしまいますから、どんな時でも書き留めているのでしょう。ちょっと解る気がします。

しかし、あそこまで体重を乗せ渾身の一撃を急所に叩き込まれたにも関わらず、キラービーは損傷もなければ、痛みすら感じてない様子です。やはり、メチャクチャ頑丈で強固な肉体の持ち主?或いは、鉄壁の防御力を発揮するような忍術を常に展開していると考えた方が良いでしょう。忍者の闘いは相手の能力や特性を如何に早期に見切るかにかかっていると言っても過言ではありませんがら、この探り合い?は重要です。

<カチャ><ババババ>(キラービー)

キラービーのターンと言う事でしょうか。背中の刀を空中に投げ上げます。両刃の鍔(つば)無しで直刀です。形状からは"刺突"か"投てき"による殺傷能力が考えられそうです。しかし、七本の同時使用…どんなに頑張っても二刀が人の限界だし、残りの五本は予備か、投げて使うのかと思っていましたが、どうやら違うようです。しかし…常人のセオリーで、このオッチャンは理解できない(笑)。

「気をつけてサスケ!
こいつ刀を使い慣れてる
…ただの忍じゃないよ!」(水月)

「!?」(香燐)

水月は既にキラービーと手合わせしていて、首斬り包丁を充分に使いこなせる剣士の技量をキラービーに感じています。それで重吾をも圧倒している闘いっぷりから、自分をも凌ぐ実力を充分に感じているのです。それをサスケに必死になって伝えようとしている。水月もまたサスケを思い遣っているようでちょっと嬉しいです。ですが、水月の尖った歯。ここで噛んだら、口の中、血だらけ?(笑)

<パシィ><パシィ><パシィ><ガッ>

左肘裏・左脇・口・右鎖骨(首)・右肘裏・右腿上・右膝裏の七カ所で七本を一挙に保持。自由なのは両掌と左脚のみ。これで一体どう闘うのか?凄く疑問なんですが(笑)、やっぱ、このオッチャン。一筋縄ではいかない逸材。こんだけ前振りして間違って自分の刀で自分を刺して終わっちゃうような事が万が一にもないように、ただただ祈るばかりです(笑)。ア痛タタタッって?!(笑)

「オレ様のフック
感じさせてやるぜ」(キラービー)


<スッ・・・>(キラービー)

またまたラップ用語なんですが、「フック」(hook)とは、 曲のメインフレーズやサビ…つまり、もっとも良いところ。既出のキラービーのラップで「八尾がサビのキラービーだぜ♪」(第410話「雲雷峡の闘い!!」)と言うのがありましたが、それを重く見るならこれから見せる「フック」が「八尾の能力」と言う事になるんですが、どうでしょう。まだ、七本目だしね…(黒汗)。

「何だあの構えは?」(水月)

<グルルン>(キラービー)

剣士としての修行を積んで来た水月には理解不能の筈です(笑)。キラービーは剣技の常識からも逸脱してるから…(汗)。キラービーは僅かに残った自由な部位…左脚一本で力強く踏切り、激しく前方回転しながらサスケに襲いかかります。まるで、チョウジの肉弾(針)戦車の(飛翔版)ように。この描写を見ると、やはり先のサスケの蹴りを凌いだキラービーの能力としては、肉体の硬質化=「鉄壁の物理攻撃耐性」があるだろうと考えられます。

角都は土遁特性があって敵の物理攻撃をものともしない能力者でしたし、忍術としての物理攻撃の無効化は幾重にも考えられます。チョウジは恐らく秘伝忍術か特異体質のもたらす分厚い皮下脂肪?が鎧の役割をしてた?盲滅法に敵の懐に飛び込んでいくような闘い方をするにはそれなりの攻撃耐性が必要で、その兆候は強靭(そう)なキラービーのフィジカルからも想像できるし、それが右肩の「鉄」のタトゥーとも嫌らしく符合します。

また、雷忍もしてたけど、両太もものベルトは脚絆(きゃはん)のような役割…つまり、ガチガチのテーピングや北京オリンピックで話題になったレーザーレーサーのような筋肉のサポート機能が運動効率を上げる働きがあるように、脚力の増強をもたらす働きがあるように感じます。そして、この体術特性は雷忍が漏らした「夜月一族」が好んで使う戦法なのかも。一撃離脱のアウトボクサ?

駒のように激しく回転速度を増しつつ矢継ぎ早にサスケに攻撃を仕掛けるキラービー。身体中に七本の剣が突き立っていますから、それが高速回転しながら近付いてくる。キラービーのガタイからして、相当の質量があるものが突進してくるのだし、それを受け止めようにもいなされ、同時に背後からの刃の追撃に曝されてしまう。これが連続して押し寄せるとなると、回避も防御も困難な攻撃法です。

おまけに、この超高速で回転する攻撃法は、もしキラービーが盲目であるなら、もってこいとも言える戦法で、相手が慌てて回避すればその雰囲気や音で方向も掴めるし、視覚が得られない高速回転もキラービーには関係ないわけです。目も回らないのかな?(笑)ちょっと狡いけど鉄壁の攻撃耐性と無尽蔵のスタミナがあるならば、近接戦闘では非常に高い攻撃性を持っていると考えられます。

サスケは持ち前のスピードでキラービーの攻撃を躱すんだけど、キラービーの突進力はそれでは振り切れないようです。ここで、キラービーが一瞬、変化し、右太もも上と右脇に保持していた剣を投げ出します。それをフリーに遺していた両掌に持ち替えて鋭い突きがサスケを襲います。口に銜えた一刀も突きに参加していてかなり広範囲を一気に狙ってくる攻撃です。

サスケは写輪眼を出してその切先を見切ろうとします。次の頁で草薙の剣と共にサスケが吹き飛ばされているところを見ると、どうやら草薙の鎬(しのぎ)=刀身の側面で受け、弾き飛ばされたのでしょう。刺突の怖さはサスケも充分に知ってます。その躱し方も研究してるんでしょう。敵の間合いにある突きは薙いだりいなしたりでは躱せない。サスケは無様に跳ね飛ばされたようですが、水面下の攻防を考えると実はカッコ良い受けなのです。

「サスケ、大丈夫か?」(香燐)

「なんだよ…あの動き
剣筋がまるで読めない」(水月)

香燐には全く解ってないんですが、水月にはこの攻防の高度さが解る。その違いが二人の心配の方向を違(たが)えています。サスケもひるむ事なく写輪眼を展開し、次の手を怠らない。押し込まれたままでは終われない。伝家の宝刀…雷遁忍術…カカシが託した「力」…千鳥。素早く印を結ぶと左手に迸るような雷遁チャクラを集め、一転…攻勢に出ます。サスケは地面に転がる草薙を素早く手に戻し、キラービーに向かって一直線に突っ込んで行きます。

(千鳥…ガード不可の千鳥刀か)(水月)

もしかしたら、序盤の攻防でサスケはこの戦法を使えたかも知れなかったんだけど、それだと首斬り包丁を傷付けてしまうか可能性があるので使えなかったんじゃないでしょうか。剣士にとって「剣」は命にも等しく、それを波の国の再不斬の墓から抜き、継承した経緯を知るサスケとしては無下にもできないわけです。ひけらかしたりしないけど、これもサスケの「優しさ」なのだと、僕は思います。

きっと、あの攻防は水月に首斬り包丁を戻すのが第一義にあり、重吾の回復の暇(いとま)を拵えるのと同様に、サスケが水月に示した「心意気」だったんじゃないでしょうか。だから、サスケは草薙の棟(むね)で対処していた…。サスケって言葉や表情が冷たい分、行動が暖かいから、それに気付いた時に胸キュンが押し寄せて来ます。意外性…?。でも、判る…思いっ切り女子にモテるタイプだ(苦笑)。

<バチィ>

「!?」(サスケ)

「何!?」(水月)

(あいつもチャクラ流しを使えるのか!?)(香燐)

「!」(重吾)

"鷹"の誰もが…サスケすらも確信した勝利が一瞬で水泡に帰します。キラービーの剣もチャクラを纏っていたのです。サスケの「草薙+千鳥」を受け止めるのだから、キラービーが雷のチャクラであるとするならば、草薙の剣以上の業物であるか、サスケよりも強いチャクラを持っている事になるし、こうもあっさりと受け切るにはサスケの強いチャクラ特性を考えると、キラービーが風のチャクラ性質を持っていると考えるのがしっくり来ます。

風は雷のチャクラ特性に優越するので、キラービーが風のチャクラ特性を持ってるとすれば、これ以上のガチガチの剣術勝負はサスケにとっては圧倒的に不利と言えます。サスケも剣技には自信がありそうですが、ここは剣技以外の忍術か瞳術に切り替えて巻き返しが必要なんじゃないでしょうか。でも、プライドの高いサスケが退く事ができるか?サスケのオトナっぷりが試される局面ではありますね。

マイ…蝶のように舞いー♪
尾!のように刺す♪」(キラービー)

ラップもノリノリの絶好調のキラービーの攻撃がサスケに叩き込まれます。今度は七本中六本がサスケの身体にガッツリと刺さってます。辛うじて(キレーな)顔(←か、顔だけは止めて!!私、女優よ!!…笑)は無事みたいですが…。これがサスケの幻術である事を祈りたいんですが、キラービーには盲目疑惑がありますから、瞳術(写輪眼)による幻術が効かない想定もあります。サスケの計算違い(←「!?」)もそれだったりして。

そして、サスケが写輪眼までしか使っていないので、ペインが使う「象転の術」で、それが入れ代わって闘っていて、サスケがちょっと離れたところで印を結んで座っている…と言う希望的観測も、序盤の「"暁"踏み台宣言」や、サスケの性格的な問題で「生け贄」が必要な非人道的な術を受け入れそうにないので、僕的には薄いです。つまり、相当にヤバい。サスケ…マジで、絶体絶命?!

ここはアレでしょ。水月&重吾のタッグが本気出して、キラービーだけでも(まだ次がある?!)退けるべきでしょ。君ら、まだ本気だしてないよね。水月が首斬り包丁を手にする時に言った「それに重吾を仲間に加えるなら、この刀は役に立つ」(第38巻/152頁)は、水月が重吾と闘う為だとは僕には思えないんです。きっと二人のタッグの、すっごい闘い方があるんだと思いたいんですよ。

それに、案外、香燐が強かったりして。キレーなサスケの身体に傷付けやがって…って、キラービーの奥歯ガタガタ言わしたり…(笑)。それに、"鷹"のメンバーはサスケの静かな優しさを感じ取って、やる気出してみろや!!ホントの優しさって、その子がどうしようもなく困ってる時に発揮されるべき「力」だから。いつもサスケがそうしてるように…。

「優しさ」って判り難いくらいのが素敵なのよ。

 

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