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第412話「かつてない戦慄」


<ガガ>っと跳ね飛ばされるサスケ。絶体絶命のピンチなんだけど、サスケはキラービーの剣の刺突にあったわけで、攻防の流れで高速で後退していたわけでもありません。何が言いたいかと言うと、サスケは鋭利な刃物で刺されたんだから、こんな風に弾かれるのはおかしいのです。つまりこのぶっ飛びは、自発的に跳んだ…と考えるべきで、サスケにも多少の余裕はあるように思うんです。

「サスケェ!!」(香燐)

「そしてこれで止め刺す♪」(キラービー)

「!」(サスケ)

何とか安心したかったんだけど、やっぱりヤバそうなサスケにキラービーの追撃が迫ります。キラービーは「回転」を利用することで攻防一体。重吾も流石にヤバいと感じたのか、サスケに向かって駆け出しています。僕は男の子だから、こう言うときは本気になって欲しいと思ってしまうから、重吾の判断は凄く嬉しい。でも、香燐はすっごく後ろで見てるだけか…(汗)。あれッ?!水月の姿が見えない…。

「!」(サスケ)

<ギン>(水月)

「……」<バチチチ>(キラービー)

サスケの絶体絶命のピンチを水月の首斬り包丁が救います。重吾が駆け出すよりズッと前に水月は動いていたんでしょう。キラービーは既にサスケに六本の剣を突き立て手元に残っているのは一本のみ。それでサスケに斬りかかったんですが、恐らく本気の首斬り包丁と対等以上の剣圧を発揮しているようです。しかも、両手持ちの水月に対してキラービーは片手。力持ちだ…(汗)。

「こいつもボクの苦手な雷遁を…!」(水月)

<ガガガガガ>(キラービー)

しかも、水月が感じるキラービーのチャクラ性質は雷遁。サスケと同質です。剣の形状や使い方を観察すると、キラービーの剣は使い捨てのような感じで、サスケの草薙のようなレアで業物と言うわけではなさそうです。と言う事は、サスケの千鳥流しを纏った草薙の一撃を受けきり、返り討ちにしたキラービーのチャクラはサスケ以上に強力なようです(サスケのセーブの可能性もあり)。

そして、その雷遁チャクラを流し込んだキラービーの剣が首斬り包丁を切断して行きます。首斬り包丁の描写はチャクラを纏ったようでもなく、水月が流しているにしても劣勢のチャクラ性質なのか、チャクラ性質によって流せないのがあるとか。キラービーは雷遁ですから、劣勢は土遁。水月はどう見ても水遁?なんですが、「土・水・火・風・雷」のほぼ対角に位置する水遁も劣勢なのか。

或いは、性質的に雷遁=電気で、導体としての水遁系の性質の相性が悪いと考える事もできます。サスケの機転を利かせて咄嗟に千鳥を練り上げ、首斬り包丁に流すと、そのチャクラの拮抗がキラービーの刃の進行を食い止めます。つまり、首斬り包丁もチャクラ刀としての能力もあるわけで、水月がヘタレなのか、首斬り包丁との相性の問題なのか?これはちょっと、考える時間を………(汗)。

<ドッ>(重吾)

と、悩んでると(笑)、重吾の状態2の右拳が背後からキラービーの顎を捉えます。どんだけ重いんだよ!!と突っ込みを入れたくなるような豪快で重厚な右フックです。人の急所である顎に衝撃を与えると、テコの原理で脳味噌が揺さぶられます。脳って鍛えようがないので、この衝撃は御し難いショックの筈で、さすがのキラービーにも一瞬、スキができたようです。

「サスケ!」(香燐)

香燐がその間隙を縫ってサスケのマントを掴んで引き摺ります。香燐も勇気を出してサスケを助けに来てたのね。この辺の描写で気付くんですが、"鷹"のメンバーはそれぞれの能力をかなり知り合っているようです。バラバラに闘っているように見えて実は連係が取れているようです。少なくとも仲間同士の相打ちになるような無様はないですね。

重吾のフックで活動停止?のキラービーの刃を水月は<パキン>と折ります。水月が首斬り包丁で抉(こ)じた刀折り。これでキラービーの剣は七本全てキラービーの手元を離れた事になります。水月は剣士としてのキラービーの力量を危険視していますから、キラービーのエモノ(剣)を削ぎ落とす攻撃は理に適っています。水月の闘い方って剣士らしいところがあるんだな。

そして、それはキラービーとの接点を断つ意味もあった…。それは水月は重吾の次の一手が見えていたからです。先にも示したように、"鷹"はお互いに手の内を(ある程度)明かし合っていて、攻撃の連係が取れるようになっているフシがあって、水月がキラービーと近接した状態だと重吾の攻撃の邪魔になってしまう事が水月には判っていたんだと思います。

水月の刀折りのタイミングを見計らったように、重吾の状態2の右腕が<ズズズズ>っと、かつての僕のように(笑)形状が変化します。複数の穴ボコが開いたロケットのバーニア(ノズル)のようで、案の定、そこから<ドウ>っと噴射があり、それがキラービーの顎を捉えたままだった右拳を一気に加速させます。その拳圧は凄まじく半径10メートル程度を抉るような爆発と化します。

「ヤバイ…!」(香燐)

一方、サスケを主戦場から移動させ、キラービーに刺された剣を抜きながらサスケの容態を診る香燐。現状では非戦闘員的な扱いで、チャクラ感知タイプの索敵専門ですが、それだけだとサスケが期待した描写とは符合しません。それを先週号の疑問で展開しましたが、4マンセルで作戦行動をとる前提であれば、医療系の能力者である可能性を強く感じていました。

「ホラ!サスケさっさとウチに噛みつけ!
ホラはやく!」(香燐)

<カプ>(サスケ)

「あああーん…」(香燐)

羊のアニメ(左)

香燐のちょっと嫌らしくもはしたない?反応は置いといて…(笑)。香燐はマントをたくし上げて出した香燐の右腕をサスケに噛むように促します。香燐がちょっと躊躇うように右腕を出したのはきっと円形の痣(あざ)が無数にあったからでしょう。パッと見は「呪印?」とも思ったんですが、どうやら歯形のようです。羊を出したのにエロくなくてスミマセン(笑)。それともちょっと期待しちゃった?(黒笑)

「ホントは知ってんだよ…
昔、君はサスケに…」

"蛇"の結成のエピソード(第39巻/56頁)で、昔、香燐に身体を弄られた事のある水月が、サスケの前で何やら意味深な台詞を話してますけど、もしかしたら香燐は過去にもサスケにこうして腕を噛ませているのかも知れませんね。サスケは何かの任務か訓練で負傷して意識がなかった…。香燐はその時、サスケを見初(みそ)めて、ズーッと胸キュンだった?!

サスケも香燐の超回復のチャクラに関する情報があって、それをして"鷹"(旧"蛇")に招集したんだし、サスケが音隠れのいろんな機密に精通していたのは想像できます。ただ、"蛇"への勧誘で香燐がツンデレ過ぎて、その態度が正式な二人の面識を否定的にさせるんです。ベクトルとしては香燐からサスケの一方通行的な関係がしっくり来るのかな…と。

香燐の腕を<カプ>っと齧(かじ)ったサスケの傷が<ジュゥゥ…>と治ります。まるでナルトの九尾化の超回復や、綱手の「陰封印・解」の創造再生のように。恐らく、香燐もチャクラを利用した超回復の特殊能力者で、秘伝か血継限界に類するような特異体質なのでしょう。無数の歯形?の痣(あざ)から推察すると、香燐はこの能力を買われいろんな任務に登用されて来た過去がありそうです。

「助かったぞ香燐」(サスケ)

「ああ…」<ハァハァ>(香燐)

香燐の疲れっぷりから推察するなら、この術か能力のリスクは香燐に跳ね返されるようで、そう何度も使えないように思えます。逆に考えると、ここまでの"鷹"の連係をサスケは読み切ってキラービーの刃を浴びたんじゃないかと考えられます。サスケはキラービーの吟味の為にこのカードを切ったのだと。それは"鷹"の安全を意識した…身体を張ったサスケの注意喚起。そして、その思いは水月にも充分に伝わっているようでした。

「三人でやるよサスケ」(水月)

「はっきりいってこの人、むちゃくちゃ強いよね
殺さずってのは考えず殺すつもりでいこう!
それで死なない程度に倒せるはずだよ」(水月)

いつになく真剣な面持ちの水月。それはキラービーに「かつてない戦慄」を感じじてる緊張感。そして、ややもするとバラバラにも思えた"鷹"の攻撃力を一本化しようとする流れを生み出そうとしています。サスケの治療の暇(いとま)は重吾の威嚇が生み出しています。水月もサスケを護るように傷付いた首斬り包丁を翳(かざ)し待機しています。香燐もやっと仕事ができましたし…。

オーガニックでロハスなおとぼけ重吾。虎視眈々の野心すら感じられる水月。気性は荒く粗野な割には役に立たない香燐。そのバラバラがここに来て一気にまとまりつつあります。サスケが刺された以降の連係は鬼気迫る一体感すらありましたし、どんだけ口で諭(さと)しても通じるタマでもない海千山千がこうして有機的に機能する戦闘力を見事に発揮しています。これはサスケの掌(てのひら)の上。

きっと、サスケはこの「やる気」を引き出したかったんじゃないか?そう考えると、サスケの行動が無意に殺られっぱなしになったわけでもなく、今後を見据えた戦略性すら臭わせる慮(おもんばか)りにも思え、わざわざ写輪眼を出していたのも、キラービーの凶刃を見切り、ホントに殺られてしまわないようした対処だったと考えられます。そして、それがキラービーのぼやきに繋がって行きます(笑)。

(雷遁を身体に流して
攻撃の軌道をズラしたか
致命傷は避けたようだな
で…あの女がチャクラを吸わせて
回復させる能力かチェケラッチョ)(キラービー)

重吾の攻撃で崩壊した地面の隆起した大岩の上に立つキラービーですが、先の重吾の右フックのダメージは些かもないようです。これは尋常じゃないタフさと言え、有り得ない打たれ強さです。重吾のバーニアアシストの拳を受けたにも関わらず、ほぼ無傷のダメージレス。キラービーに対する物理攻撃はもしかしたら無意味かも知れません。その意味で重吾との相性は最悪?

それにちょっとおとぼけで不真面目な感じのヤサグレ・オヤジ風のキラービーですが、キッチリとした分析力で、サスケや香燐を評価していますね。雷遁使いとしてはサスケの攻撃回避にも思うところがあるようで、先にサスケがキラービーの刺突に弾き跳ばされた描写や、サスケが千鳥流しで首斬り包丁の切断を食い止めた描写を一気に説明してしまう提示をしています。

水月がキラービーを認める発言をするように、キラービーはやはり強い。そして、その強さは緻密な思考や、それを導き出す経験に基づくものである事も見逃せません。それがキラービーの不敵さや落ち着きを醸し出す源泉になっている。キラービーは痛くて寒いラップを無理して捻り出すだけの勘違いなオヤジじゃないんです…きっと(ユーモアのセンスはめっちゃズレてるけどねーッ!!)。

ちなみに「チェケラッチョ」とは…

これは"Check It Out.Yo."かと思います。"Check It Out."(チェケラッ)には「注意しろ!」と言う意味がありまして、"Yo"はあまり意味のない語呂を重んじたもので、調子を出す為の「間の手」で、ラッパーらしい…キラービーのご愛嬌です。"Check it out, you all."と言う分析もありますが、似たようなもんです(笑)。キラービーって、お茶目さん(笑)。


一方、妙木山のナルトの戦術修行…。フカサクが「蝦蟇の油」を両手一杯に集めて、前回の<ヌリヌリ>どころではない量をナルトに<バチャ>っとかけます。神妙な面持ちで座禅を組み精神統一しているようですが、速攻、顔が蛙顔に変化してしまいます。それを認めたフカサクが例のハタキ棒で<バチ>っと行きます(笑)。注意を促すようなソフトさはなくリアルに痛そうな叩(はた)きです。

「イデー!!」(ナルト)

「あー!明日は体中超内出血だってばよ!」(ナルト)

「なんじゃもうギブアップかいな
自来也ちゃんの時は泣き言を言わんかったぞ」(フカサク)

「くっ…」(ナルト)

自来也との修行の想い出を引き合いに出すフカサクの語気には懐かしさを感じます。フカサクは自来也は「泣き言」は言わなかったとしていますが、きっと今のナルトのようにダメダメな弱腰っぷりが溢れてたんじゃないでしょうか(笑)。かつてあった三代目との演習場での回想でも丸太に縛り付けられたり散々な描写がてんこ盛りでしたから…。

フカサクの醸し出す懐かしさは自来也がナルトと極めて似ていると感じている事を示しているんじゃないかと思います。それはナルトを前に「四代目に面白いくらいに似てる………」(第16巻/174頁)と漏らしてしまった自来也の心模様とも似ています。自来也は不完全な部分を残しながらも仙術を会得していましたし、その意味ではナルトにも希望の匂いを感じてしまいます。

「あのさ!もっと要領のいい修行法があんだってばよ!」(ナルト)

「何じゃそりゃ?」(フカサク)

「影分身を使った修行法だ
それすりゃ経験値が何倍にもなんだから!」(ナルト)

「影分身の感覚はオリジナルに還元されてしまうけんの
影分身が完全に蛙になってしもーたら終わりじゃぞ!」(フカサク)

「んなことは分かってんよ」(ナルト)

「四人までじゃ!
それ以上はワシのハタキ棒が間にあわん!」(フカサク)

「…!」(ガマ吉)

「イテ!」「ぐあ!」「イデ!」「アガ!!」(ナルト)

「もぐらたたきゲームやっとんじゃねーぞ!修行じゃ!
これじゃワシがもたん!」<ハァハァ>(フカサク)

「くっそー…」(ナルト)

結局、ナルトの提案で例の影分身の修行を導入するんですが、どれも思いっ切り速攻に蛙化してしまって、それを必死になってフカサクが抑え込んで行く始末。風遁・螺旋丸の修行の時はカカシとヤマトが付きっきりで見張ってましたし、フカサクもかなりの高齢らしくてフィジカル面には衰えもあるのでしょう。しかし、この方式で修行すれば四倍の速度で修得できますね。ちょっと狡いけど、火急の案件につき、なにとぞ…ご容赦を(笑)。

「!」(フカサク)

「イデー!
こりゃたたかれてこんな顔になったんだってばよ!
蛙になってんじゃねェーってば!」(ナルト)

「……」(ガマ吉)

あまりにもハタキ棒で叩かれすぎたナルトの顔(か、顔まで殴ってるのか?)が腫れ上がってしまって、デフォルトで蛙顔になってたんですね。それをフカサクはすかさず叩(はた)いてしまった(笑)。振られて突っ込まないのは男の恥(笑)。ま、修行と言う過酷な試練の中にあってある種の「癒し」です。でも、ガマ吉の視線が徐々に痛さを増してると感じるのは僕だけ?(笑)

「うっ…イテテテ…
自然エネルギーを感じるだけの修行が
こんなに難しいとは思わなかった…」(ナルト)

「辛い修行に耐えてこそ
本当の力が手に入るのじゃ」(フカサク)

「そりゃ分かってるよ!
エロ仙人みてーに強くなれるなら
誰だって我慢するってもんだ」(ナルト)

「イヤ…それは無理じゃ」(フカサク)

「この修行は誰もができるという訳ではない…
ナルトちゃんと自来也ちゃんだからこそのものと言ってもええ
…じゃなきゃ、ここへは連れてこん」(フカサク)

「どういうことだってばよ?」(ナルト)

「己の内に膨大なチャクラを持つ者…
でなけりゃたちまち自然エネルギーに取り込まれてしまうけんのう
それだけ自然エネルギーはすごいのじゃ」(フカサク)

仙術が一般的でないのはチャクラ量の制限が存在すると言う提示です。ナルトのチャクラ量が尋常じゃなく多いのは何度も提示があって、同時に九尾のチャクラにも耐える「強さ」も併せ持つ…ナルトは「特別」なのです。すると、自来也も普通の人でありながら、ハンパないチャクラ量を持ってた事になりますね。自来也もまた「特別」だった…。

それが自来也の強さの源だったんだろうけど、それにはきっと大蛇丸も気付いてた事でしょう。でも、自来也には教えなかった。そして幼い頃は自来也の前でワザと差を見せつけ、自来也にコンプレックスを植え付けるような行いがあったのでしょう。自来也を綱手の前でバカにするような事もしたんでしょう。それもこれもやはり大蛇丸の「嫉妬心」だったと考える事ができます。

人生って、公平じゃないですから。大蛇丸が自来也の天賦の才に嫉妬したのは判る。誰もがナルトや自来也みたいにヒーローにはなれないからね。それで、大蛇丸はその想いを受け入れる事が出来なくて堕ちていったんだな。このお話は「ナル×ジャン」の最終回にとっておきたいので割愛しますが、そこにはちょっとした物悲しさがあります。オトナはそれをジワッと感じさせる生き物なのよ。

「………」(フカサク)

フカサクはここで少し「間」を作ってナルトの様子を窺っています。厳密にはナルトを確かめているよりは、自分の中を省みてると言った方が正確かと思います。ぶっちゃけ、フカサクは何処までナルトに明かすかを考えてるのだと思います。恐らく、フカサクには大量の秘密が渦巻いています。その中からどれを伝えるべきか?時々、こうして考えるのです。

「その上、諦めんド根性のある者
それが仙人になれる人間じゃ」(フカサク)

自来也がペインとの闘いの中で折れそうになった「心」を立て直した忍道。それをフカサクも示しています。ナルトの忍道はナルトの内から自然に湧いて出たような印象がありましたが、もしかしたら、物心つかないような幼い時に三代目から聞かされてた言葉だったんじゃないでしょうか。実は父であるミナトから伝えられるべき言葉だったけど…。

もしかして、自来也と似てると感じるナルトの間にはミナトの存在があって、それを告げるべきか否かを、先の「………」で、フカサクが考えてたんだとしたら、ちょっとグッと来てしまいます。だから、ナル×ジャン的にはあのフカサクの「………」のカットは限りなく重くて大きい。あのフカサクの考量でご飯何杯も食べられる…何て事なく見えるけど濃いカットなんです。

「よっしゃー!やったるでェー!」(ナルト)

「アホー!!死ぬ気か!!」(フカサク)

<ニカ>っと微笑み、<ドボン>と(蝦蟇の油の滝に)飛び込むナルト。これで一瞬で蛙になって終了…にはなりませんように(笑)。ま、こう言うお約束があればこそ、お話の底流に潜む重苦しい話題が飲み込めるわけで、ナルトが徐々に与えられて行く過去の経緯やそれを取り巻くエピソードに関してはオトナにとっては辛いものがありますから。昔はこれを「オブラートに包む」と言ったものですが、もう死語の世界ですよねーッ!!(笑)。


一方、雲雷峡の闘い。重吾と水月がキラービーに挑みかかり、サスケが少し距離をとってスキを窺っています。キラービーの武器は水月に折られた剣のみ。キラービーは高速回転で攻撃したり、敵の攻撃を弾いたり攻防一体で、体術にも充分な威力がありそうです。それに合わせて敵の物理攻撃を無効化するような頑強さがあるので、近接格闘戦闘は得意なのでしょう。

「サスケ今だよ
ボクごとやれ!!」(水月)

「!」(キラービー)

水月の液化体質が繰り出されるキラービーのパンチを受け止めます。これに雷遁を流せば良いんだけど、キラービーは何故かやらない。これは気付いてないからではない…と、僕は考えます。一撃必殺の術や技を持ってるだろうに殺らない…このまどろっこしい闘い方って、キラービーの特徴とも言えて、かなりの違和感に成長しています。

(千鳥!)(サスケ)

「ぐっ」(キラービー)

「うああああ!!」(水月)

「ぐあっ!」(キラービー)

「ぐっ…ぐっ…」<バチチチチ…>(キラービー)

水月がキラービーを拘束しつつ、そこにサスケの必殺の千鳥。普通はこれでノックアウトの筈なんですが、やはり相手もさるもの引っ掻くもの(笑)…サスケの千鳥の突きにキラービーが雷遁のチャクラ流しをカウンターで当てて相殺してるようです。だから<バチチチチ…>とキラービーが苦しんでるけど、あれは自分で流した電撃(雷遁チャクラ)だと、僕は考えています。

そのチャクラ流しが同時に水月の拘束も解いているのです。水月は雷遁チャクラを嫌ってましたから、このチャクラ流しは堪えた事でしょう。この後に重吾の攻撃があるからサスケは動きが鈍くなった水月を抱えるように離脱しています。ま、キラービーが苦しんでいるのは普段はこんなチャクラの使い方をしないからで、サスケの受けを参考にした閃きだったんだじゃないか?…と思います。

<ドッ><ゴゴゴゴ>「!」(重吾)

「いない……」(重吾)

"鷹"の連続攻撃。締めは重吾の両腕の状態2のぶっ叩きで、手の甲に大型のバーニアが装備されてて、それが瞬間的に拳圧を上昇させる攻撃でしょう。サスケの状態2の翼もチャクラを放出する事で飛翔を可能にしてましたから、肉体の形状を都合よく換えられる重吾であれば、体内で練り上げたチャクラを推進力にかえるような機構を作り出す事が可能でしょう。

ここまで来て重吾と水月が連係して闘うパターンはあったけど、協力して一つの攻撃をするのはなくて、やはりそれは水月がサスケに告げた重吾の有用性と符合しません。僕的には「水月+重吾=水吾」のフュージョン(合体)構想があって、ここはまだ温存してるのかな…と思います。それに水月自身も、香燐を迎えに行った時に見せた「太腕」を未だ出していません。

(弱いくせにめんどくせ♪
遊びは終わり帰って水割りイエー♪)(キラービー)

一方、ここまで圧し込まれてるように見えるキラービーですが、まだまだ余裕のよっちゃんで雲雷峡を遠くに望む岩陰に潜んで"鷹"の動向を窺っています。このまま逃げる事も出来たんでしょうが、何故だかそれもしない。この態度はキラービーの闘い方には同調してるので、何らかの意図があるものと思われます。

しかし、この見方…エッ!?…キラービーって見えるの?!(笑)明らかに"鷹"の様子を見てる。どうやら、視覚情報もありそうです。なんとも人を食ったお人だ(笑)。そう言うとぼけたところが魅力ではあるんだけど…。でも、"鷹"の男の子が三人も束でかかってもやっつけられないって、どんだけ強いんでしょうか。

「香燐!」(サスケ)

「分かってる………」(香燐)

「あそこだ!」(香燐)

サスケは香燐のチャクラを吸ったお陰で復活できたんだけど、そのリスクを一身に受ける香燐をやや気遣っています。だからあまり負担をかけたくないんだけど、サスケの感覚の及ぶところにキラービーが居ないので、香燐に頼らざるを得ないわけです。それで、ちくと心を鬼にして香燐を促してて、そんなサスケの気持ちが語気に乗っかってるので香燐にも解るわけです。

それで、香燐はサスケに促される前に索敵を開始してたんですね。だから、サスケへの返答が「分かってる」になるのです。"鷹"の面々はサスケのサブリミナルで静かな「優しさ」を常に感じてて、それでマンセーになってるんだけど(笑)、この阿吽(あうん)はそんな心地よさを阻害したくない故の相互理解を基にしているのです。その底辺にあるのは「知性」。これがサスケが選び抜いた仲間なのです。

(感知タイプでもあるのか…あの女)(キラービー)

<ドッ><ギュン>(サスケ)

思いっ切りキラービーが見てる?!(笑)否、これは耳で物音を探ってるのか?しかし、香燐が印を組み索敵してる様子は音じゃ判別できないだろうし、香燐を感知タイプと言い当ててるからには視覚情報はあるんじゃないかと思います。そして、キラービーの居場所を発見した"鷹"は重吾の状態2のカタパルトにサスケを乗せて勢い良く射出します。

しかし、キラービーはここまでどんな風に移動したんでしょうか?サスケですら重吾の推進力(カタパルト射出)があったればこそ目指せるくらいの距離のようだし、キラービーは重吾のぶっ叩きを回避した一瞬でここまで跳んでる筈だし、直後なのに息も切らしていないです。水割りを楽しみにする余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)ですからね。

無類とも思われる打たれ強さ。超高速回転を多用しても余あるようなスタミナ。それに加えて時空間移動すら視野に入れたくなるような神速を思わせる移動距離とスピード。どれをとっても"鷹"の誰よりも強そう。"鷹"だって未だ全力を出し切ってはいないようですが、それにしてもキラービーは相当強いな。サスケの万華鏡写輪眼でどんな風に状況が変わるのかが楽しみなところです。

「しかたない八本目だ」(キラービー)

「ウィィィィィィィィィィィ!!!!!」(キラービー)

で、とうとうキラービーの八本目のお出ましみたいです。これが剣でその中に八尾が封印されてるのかな…と、僕は考えてまして、それがキラービーを人柱力と断定しなかった所以(ゆえん)であります。蛸って蛸壺漁ってのがあるくらいで、何かに収まるのが好きな習性があるし、別に八尾を「蛸」って決めつけも出来ないけど(笑)、洞窟の修行ではそんな印象を受けてしまったので(汗)。

もっとも、洞窟で蛸の触手?みたいのが収まっていったのがキラービーであるとも断定できないんですよ。あの時の人影には背中に鞘(さや)がなかったし。でも、今、岩陰に潜むキラービーの背中にも鞘はないんですよね。剣を放棄したから鞘も必要なくなったのね。つまり、七本目まではキラービーにとっては使い捨ての武器と言う事です。

そして、ここで「ウィィィィィィィィィィィ!!!!!」と、変な指の形(野球の外野のツーアウトのサインみたい)で呼んでる?八本目。八本目と言うからには『剣』だとは思うんですけど、その威力や姿が如何なるものかが非常に興味津々です。現状の勢力で同等かキラービーがやや上手ですから、そこから底上げされるとなると、サスケもちょっとヤバいかも(負けたりしないけどねーッ!!)。

まっ、その答えは来週号で確かめるとして、僕としてはキラービーの凶刃に傷付いた首斬り包丁が気掛かりなわけです。サスケが千鳥を放った直後の描写では傷が刀身深くに及んでましたし、刀剣としては致命的な損傷の筈です。この障害を首斬り包丁がどんな風に乗り越えるのか?或いは、水月が首斬り包丁の修復にどんな手を打つとか…実は僕にとってはそれが大問題なのです(汗)。

そこんところを「今週号の疑問」でじっくり考えてみたいと思います。先週からいろいろと忙しくて「感想」も練り込み不足になって申し訳ないですが、そこは「疑問」できっちり補いつつ、夏休みには宿題を片付けられるように焼肉でも頬張りィーの、時にはシャミ(三味線)を弾きィーの(汗)、粛々と任務を遂行して行こうと思います。キラービーみたいに…。

と言う訳で、続きは「疑問」でチェケラッチョ(笑)。

香燐はどんな想いでサスケに腕を噛ませたのか? | BLOG TOP | サスケは何故、"暁"の「お使い」をするのか?

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