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第417話「雷影、動く!!」


<ズズ…>(ナルト)

<バチン>「イテェー!」(ナルト)

「もっと集中せんか!
体がわずかだが動いとる
"動くな"を忘れるな!」(フカサク)

「う~油を使わねーとこうも難しいとは
思わなかったってばよ…!」(ナルト)

「当たり前じゃ!油なしで
そう簡単にいくと思うなや!」(フカサク)

妙木山の仙術修行は第2フェイズに突入。ナルトは蝦蟇の油を使わずに自然エネルギーを取り込む修行に取り組んでいるようです。フカサクも蝦蟇の油での修行の終盤は「ハタキ棒」を使わずに済んでいたんですが、ここでまたナルトを叩いています。しかし、それは蝦蟇の油無しでもナルトが自然エネルギーを取り込む事が出来る証拠で、少なくともナルトには自然エネルギーとは何ぞやは理解している。

恐らく蝦蟇の油での自然エネルギーの取り込みは油の量で自然エネルギーの取り込み容量が判断できるようなヒントがあったのに対して、蝦蟇の油なしでの自然エネルギーの取り込みはその容量の判定が難しく、体内の忍術チャクラとのバランスが取り難いのでしょう。フカサクが言う「動くな」にそのコントロールの極意があって、フカサクはそれを何とかして伝えようとしているようです。

「………」(ナルト)

「微動だにしてはいけん!」(フカサク)

「あのさ…ちょっと思たんだけど…」(ナルト)

「何じゃ?」(フカサク)

「戦う時にはこの油を持っていけばいいじゃん!
そうすりゃ自然エネルギーを油なしで取りこむ修行も
必要ねーしさぁ…」(ナルト)

もしかしたら自来也の仙人モードは蝦蟇の油の代わりにフカサクとシマ(姐さん)が自来也の体と一体化する事で蝦蟇の油そのもの(フカサクらの体液?)か、蝦蟇の油を塗ったのに相当する状態を作り出していたんじゃないでしょうか。フカサクがそんな情報はこの時点では漏らしないのは、それをナルトに教えてしまうと修行に対するモチベーションが低下してしまうからです。

フカサクが自来也に「そろそろ一人で仙人モードに変身出来るようになれんといけんで」(第41巻/115頁)と言っていました。自来也の仙人モードがフカサクらの補助なしで成立しなかったのが、蝦蟇の油なしの修行をクリアできなかった痕跡とすれば、自来也のペインに対する敗北を知るフカサクとしてはそれ以上を目指さねばならない決意があるののだと思います。

或いは、ミナトが仙術修行を行っていたとして、素の状態で仙術を発動出来るレベルの修得がなっていたと仮定して、その子であるナルトにも到達可能な見極めがあるのか?はたまた九尾を内包するナルトの筐体(八卦の封印式を含む人柱力=器)へのフカサクらの憑依が不可能な状況が、この一分一秒を争うような局面でも、この過酷な修行にナルトを課すと言う考えもあるでしょう。

何れにしてもフカサクはナルトを強くする目的で修行をつけています。それはナルトが背負う運命。それがもたらす戦いにナルトが押し流されない為です。ここでナルトを見つめるフカサクの視線が険しかったり、容赦なく「ハタキ棒」でナルトを打ちのめしたり、厳しい修行を課せるのは、予言云々は勿論あるんでしょうが、その行いには歴然とした「親心」が存在します。

ナルトは自来也の愛弟子…つまり、大蝦蟇仙人の予言が付託するところの「予言の子」であります。同時にミナトの実子でもあり、フカサクにとっては幾重にも折り重なった歴史の集大成であるかのような存在なのだと思います。そのフカサクが教え導くナルト。それをフカサクが時折、静かに見つめます。その「間」に妙に目頭が熱くなるのは、そこに深い「愛」を感じてならないからなのです。

「そりゃ無理じゃ」(フカサク)

「何で?」(ナルト)

「ここの油は妙木山の気候以外では
すぐに蒸発して気化してしまうのじゃ」(フカサク)


「ゲッ!そうなの!」(ナルト)

「…言うたハズじゃ!
油はきっかけを掴むためのものじゃと」(フカサク)

「オ…オッス!!」<シュビッ!>(ナルト)

ナルトのグッドアイデアも敢えなく空振り(笑)。以前、「蝦蟇の油最強武器説」があって、この油をペインに<ピューッ>っとかければ岩蝦蟇化して一件落着みたいな考えもあって、でも、それなら何で実際にフカサクらが使わないのか?と疑問に思ったんですが、ま、この制約が存在したんですね。蒸発するって事は容器で運ぶ事は出来てもかけたり塗ったりはできないからね。

逆に、ナルトが妙木山で修行する以上はペインや"暁"が強襲して来る事もないでしょう。ここでは蝦蟇の油が使えますから、ペインが仙術使えるなら別ですが、そうじゃなければ圧倒的に不利だし。もし妙木山には侵入したら一網打尽だな。もっとも、迷いの山があるので来たくても来れない?しかし、山の中で道に迷って焦るペイン六道と小南は見てみたい気分ですけどね(笑)。

「ナルトちゃんはまだ集中力が甘い!
なめきっとる!」(フカサク)


「イヤ…そんなことは
こう見えても集中するノウハウなら
前の修行で…」(ナルト)

「ワシについて来い!」(フカサク)

「何だここ?」(ナルト)

フカサクはナルトのちょっと軽めの若者的反応(ノリ)にややイラッと来たかのように修行場所を変えます。蝦蟇の油は使わない訳ですから蝦蟇の油の滝のある場所に固執する必要もないと言うのもありますが…。フカサクがナルトを導いた場所は針のような尖った岩が集まり山の態を成すような地形で、その麓(ふもと)?には岩の大きなタイルが沢山積み上げられていました。

「ちょうどこれぐらいじゃのぅ…」(フカサク)

「ナルトちゃんも続け!」(フカサク)

「!?」(ナルト)

フカサクはその岩のタイル…ちょうど座布団くらいの大きさ…を両手に一枚ずつ持ち、その尖った針山を<ピョンピョン>と軽快に駆け上がって行きます。そんなに軽い物じゃないんだろうけど、仙術が普通に使えるフカサクには他愛もない事なのでしょう。ナルトもそれに追従し、針山の切先に岩のタイルを乗せ、そこに座る修行をするみたいです。

「うわっ!」(ナルト)

「動物としての流れを止めるんじゃ」(フカサク)

針山の先に岩のタイルをどうやって乗せて、それにどうやって座ったのかは描写がなくて分りませんが、これに座れただけでも大したものです(笑)。しかし、フカサクはもっと凄くてナルトが<グラグラ>と揺らいでいるのに対して微動だにせずに安定しています。普通に考えてこの状況は怖いです。不安定極まりないし、落ちたら針山に串刺しで間違いなく死んじゃう…。

でも、そんな状況にあっても揺るがない平常心。それが自然エネルギーをコントロールする「鍵」になると言う事なのでしょう。フカサクはこの修行でナルトにそれを伝えようとしてるのかも知れません。でも、この修行…死と隣り合わせみたいなのって、自来也が口寄せ修行でナルトを谷底に突き落としたのと似てます。ガマブン太を呼び出した…あの谷落としに。

「バランスのとれる一点で己を見つけ出し
動かず自然と調和せい!」(フカサク)


「………」(フカサク)

「うわ!」(ナルト)

<シュルル>(フカサク)

「!?」(ナルト)

「た…助かった…」(ナルト)

案の定、未熟なナルトはバランスを崩して落ちてしまいますが、フカサクは舌を長く延ばしてナルトを絡めとります。それでもフカサクのタイルは針山の針先の一点でバランスしていて少しも揺るがない。この修行もその盤石のフカサクの力量があったればこそ成り立つ訳です。フカサクはナルトを完璧に守れる自信があったからこそこの修行を行ったのだと思います。

だから、自来也がナルトを谷底に突き落としたあの修行だって、もし万が一にでもナルトが九尾のチャクラを引用出来なかった場合に備えて、ガマケンさんあたりが谷底に待機しててナルトを受け止める手筈はあったんじゃないかと思います。フカサクにして自来也ありきで、フカサクと自来也は凄く似ている…と思えてなりません。「信頼」と言う"絆"…確かにそこに「愛」はあったのだ……。

「自然エネルギーを取りこむのは
"動くな"ができてからじゃのう」(フカサク)


勿論、戦いの方法としての仙術を修得中であり、その前段階の自然エネルギーの取り込みについての修行を付けてる訳ですが、戦いとは動的な流れの中にあるもので、「動くな」はそれには反するんです。しかし、この針山修行の死と隣り合わせの状況で尚も平常心を保てるようなセルフコントロールの極地…「明鏡止水」に至る境地を開拓しようとしているのだと思います。

かつてミナトがカカシ外伝の神無毘橋の戦いで見せた"凛"とした態度や戦局を一変させてしまうような無双の強さや速さ…それらが非常に"静か"に感じたのは、フカサクが教えようとする「平常心」があったればこそと思うと、ミナトもフカサクに師事してこんな風に修行したように思えて仕方ないです。飛雷神の術ももしかしたら仙術の一種だったんじゃないか?とすら思えます。

じゃ、何でフカサクはナルトにミナトの名を告げたり、引き合いに出してナルトを煽ったりしないかと言うと…四代目火影の実子ともなれば血統としては完璧。もしも、そんなナルトの素性を明かせばナルトは甘えもするだろうし、慢心しちゃう可能性だってあります。フカサクも自来也もナルトを愛しているけど、愛してるからこその距離感があるのだと、僕は考えます。

この修行は自然エネルギーの取り込み、それを利用した仙術を会得すると同時に静かな心…境地を得る精神の鍛錬でもあると言えます。ややもすると落ち着きのないナルトにはピッタリの鍛錬であり、サスケに大きく水をあけられた現状を打破するには必須でしょう。ただ「極意」とされる境地にインスタントに辿り着くのは何とも狡い…(笑)でも、ナルトも色々と忙しい立場故、平に…平に……(笑)。

だから、フカサクが言う「動くな」の深さにナルトがどんな風に気付くかが肝心と言えます。果たしてそれが、自来也やカカシが理解不能に陥ったナルトの「天然」によるものなのか、柱間から続くであろう(←仮説です。あくまでも仮説…)「血」の為せる既知なのか?その描写は欲しいところです。それをどんな風に描くのか?キッシーのファンタジスタに、僕は期待しています。



さて、場面は変わり水辺の小島?瓦礫(がれき)が僅かに水面から突き出た怪しい風景。瓦礫の下のドア。大蛇丸が好みそうな…如何にものアジトのようです。大蛇丸は音隠れの里と平行してこのようなアジトを多数所有していて、居場所を頻繁に変える事で木ノ葉隠れや"暁"の追求を逃れていたようです。香燐は南のアジトを任される腹心の部下でしたから、自由に使える施設はある程度把握していたんでしょう。ここは仮に「瓦礫のアジト」と呼ぶ事にしましょうか。

「何でボクの首斬り包丁を置いてきたんだよ!」(水月)

「うるせーぞ水月!
てめェを連れ帰っただけでも
ありがたいと思え!」(香燐)

瓦礫のアジトの一室。大きな水槽に太い配管。窓がないので地下の実験室っぽい雰囲気です。しかし、水月の首斬り包丁は置いて来ちゃったんですね。サスケの草薙だって自動で帰還する能力があるようだし、マダラ(トビ)が気を利かせて取って来てくれるかも知れないしね。一応、マダラ(トビ)は水影だし、首斬り包丁って「霧の忍刀」の内の一振りだから、全く関係ない訳じゃないしね。

香燐は見事に回復していますね。彼女自身は負傷はなかったようだし、それと言うのも(多分)水月が庇ってるんですよ。「何度も」と水月が自分に呆れてましたから。重吾だって混戦の中、香燐を抱えて逃げ回ったしね。ここで水月が水槽に入ってて、香燐がピンピンしてるところを見ると、水月には噛ませてはいないようです。ところで、香燐のポニテは良い!!何気に好感度アップでーす。

「なんだよその言いぐさ!
香燐だって気絶してたくせに!」(水月)

「ウチはアンタらを守ってそう
なたんだよ」(香燐)

「お互いを庇い合ってそうなった…
オレ達は水魚の交わりというべき仲間だ
そういがみ合うな」(重吾)

水槽の中で水月が元気にはしゃいでいます(笑)。八尾のチャクラ砲を身を挺して防いだ水月は一時は水飴だかゼリーだか、プリプリのフニャフニャになってましたが、こうして回復を図っているようです。香燐も元気に毒吐いてるし、重吾は子供体型(一説によるとその筋では「受け」っぽくなったと好評?…笑)で配管に腰掛けてるのがめっちゃ可愛い!!(実はキュンキュンきています…エッ?!)

ま、何はともあれ"鷹"は全員無事だったちゅー事ですね。ホッとしました。八尾との闘いは"鷹"を子供からオトナに変えたと思うんです。オレがオレが…ってのから脱皮したと言うか、文字通り"蛇"から"鷹"に生まれ変わったような良い意味の成長を感じます。そして、それを一言で言い得たのが重吾でした。アンタ、こんな難しい言葉、何処で覚えたの…僕はお初だったんで潜って調べました。

水魚(すいぎょ)の交わり:(大辞泉)
《「蜀志」諸葛亮伝から。劉備が諸葛孔明と自分との間柄をたとえた言葉》水と魚との切り離せない関係のような非常に親密な交友。

水があるからこそ魚が暮らせる。"鷹"の誰しもが自分たちが互いに魚であり水であった…誰が欠けても生きて行けない…深い繋がりがある仲間になった…それに気付いた訳です。互いが互いを思い遣る…友愛を重吾は一言で美しく言い切った訳です。重吾はもしかしたら読書家だったのかしら?それとも大蛇丸が教えたのか?何にしても美しい言葉ですね。

私的解釈になりますが、「水」だって寂しくて「魚」(=生命)を生み出したと思うんです。「魚」は「水」を豊かに幸せにする存在だと思う訳です。だから、「魚」だけでなく「水」だって感謝してるんだと僕は考えます。それをして、お互いが「水」であり「魚」だと。これが社会や世界のあるべき姿でしょう。自然が示す無駄のない共存。微妙にナルトの仙術修行にも通じますね。

生き物は無駄な血は流さないものです。ライオンだって生きる為だけに狩りをすると言います。そこに生きる為の「本能」こそあれ、過ぎたる「欲望」は存在しないのだと思います。それが自然であり、自然が自然たり得る「調和」を成していると感じます。この自然界の中で人だけが「欲」を持つ生き物なのだとしたら、人こそが自然にとっての「悪」と言えますまいか?

しかし、重吾の投げかけた言葉がこの場を支配するかのようにしっとりと落ち着かせ、心が暖かくなったように、人は謙(へりくだ)った考え方や、清らかな一面も併せ持つ生き物であります。一人一人が「水魚の交わり」に感じ入り、いつの日にかお互いを大切に思い、生き物としての「本来の姿」に回帰すれば世界はどれだけ平和で穏やかになる事でしょう。

そして、それをマダラ(トビ)が願っているのだとすれば、それを何とするのか?あの雨隠れで息んだマダラ(トビ)の姿をどんな目で見るべきなのか?増々、判らなくなって来ませんか?これが「善悪」で考えると『NARUTO -ナルト-』は見えない…とする僕の持論であります。深いでしょ。ハマるでしょ…。『NARUTO -ナルト-』ってだから凄い作品なんですよ。

そして、いつもは口うるさい香燐や、一言多い筈の水月が何ら異論を申し立てずに重吾のこの言葉を承認しています。きっと、意味なんて分らなかった。ましてや語源なんて知らなかった。それでも八尾との闘いを経た"鷹"の面々にはこの言葉の「美しさ」は理解でたんでしょう。 ま、「それ何て意味?」と尋ねるのも癪だったんでしょうけど…ね。心地が良い…心が穏やかに澄み切っているようじゃないですか…。

「分かったよ
ところで本当に尾獣の力は
もらえるのかサスケ?」(水月)


「フッ…どうだろうな
だがそんな力に頼る必要は
なくなったようだ」(サスケ)


「? 何で?」(水月)

(オレは新しい力を手に入れた…
木ノ葉を潰せる充分な力を…)(サスケ)


これが「だがこれで…」(第415話/「新しき力!!」)の意味深の答えでしょう。一見のどかな"鷹"にあってサスケだけがドス黒いです(笑)。あの"天照"の黒炎を消し去った瞳力はサスケにとっては相当な手応えがあったのだと言えます。サスケがそこまで確信出来るような瞳力って何でしょう。僕は術を無効化する能力だと考えてるんですが、それって攻め手ではない…ですよね。

だから「威挫凪」(いざなぎ)と言う術名(仮称)を思いついて、実は殺さずの瞳術で、そうだったら嬉しいな……って思ってたんですが、どうもこのサスケのドス黒さからは違う。もの凄く悪意に満ちた横暴さと言うか、理不尽さを感じます。そして、サスケはこの"水魚の交わり"とも言うべき仲間を前に「木ノ葉潰し」を真剣に考えている…これがサスケの「本心」なのかと思うとちょっと辛くなります。

<スッ><ガシャン>「……!」(サスケ)

「どうしたサスケ?」(香燐)

「……何でもない」(サスケ)

サスケが強力な瞳術と感じる以上、その反動も大きいと考えた方が良さそうです。万華鏡開眼からまだ日が浅いですが、視野のブレがサスケを苦しめています。サスケとの史上最強の兄弟喧嘩でイタチが悩まされたのと同種の眼の異常です。使えば使うほど封印されて行く忌まわしき万華鏡。サスケもそれをヒシヒシと感じている事でしょう。

マダラ(トビ)がイタチの眼の移植をサスケに打診していましたが、サスケはそれを固辞しています。イタチの眼で万象を見る事を拒否した訳で、その態度にはイタチに対する敬意なり罪の意識があって、サスケの心模様に濃厚な人間性を感じたものですが、今のドス黒さからすると刹那主義の自暴自棄とすら感じてしまいます。木ノ葉諸共…と言う嫌な展開です(汗)。

ところで、サスケは木箱の上にガラス瓶とグラスを置いてチビチビやってるようですが、水かな…。ホッペは赤くないし、吃逆もしてないしね(笑)。それにまだ未成年だし…。これでお酒飲んでクダ巻くようなら徹底的な不良です(笑)。イタチが命懸けで大蛇丸や呪印から解放しておまけに万華鏡まで託して倒れたのに…飲酒なんかしてたら僕が雷落としてやる!!麒麟ですよ!!麒麟!!(笑)

「!」(香燐)

「どうした香燐」(重吾)

「外にチャクラを感じる…
どうやら尾(つ)けられてたようだな」(香燐)

香燐の「神楽心眼」…案の定、瓦礫のアジトの外にスキンの姿が…。キラビの搬送中、香燐は気絶していましたし、サスケも重吾も一杯一杯だった…。それが、スキンの尾行を許した…或いはサスケは気付いててマダラ(トビ)の居場所を雲隠れに教える為にワザと尾行を許した…のかと、僕は考えてたんですが、スキンはマダラ(トビ)とサスケの合流をスルーしたんでしょうか?

しかし、スキンがキラビの奪還を意識してたとすれば、マダラ(トビ)に合流したポイントは既に連絡済みで、次いで雲隠れを蹂躙した"鷹"に対する報復を目論んで追跡を続行したとすれば面白いんです。でも、マダラ(トビ)の神出鬼没っぷりはスキンには想定の範囲外でしょうね。でも、キラビの有無も見抜けずに"鷹"を尾行してたとしたらスキンはちょっとマヌケだし、目的意識が欠如しています。

「ホラ行け!」(スキン)

<パチャパチャ><ガッ>

「!!」(スキン)

(すみません雷影様
…どうやら尾行は失敗のようです)(スキン)


スキンは背中に巻物を背負った小さなトカゲを使うようです。瓦礫のアジトを岩陰で監視しながらトカゲを促し、トカゲは瓦礫のアジトと違う方向(瓦礫のアジトには向かっていない)に行くので、恐らく伝令でしょう。しかし、そのトカゲをサスケの草薙の剣が一閃。スキンはそれに気付き、<スッ>っと背後を重吾が取ったのに気付いて観念しています。湖面に音もなく広がる波紋が虚しいです。

しかし、トカゲを串刺しにしたサスケって風格が出て来たって言うか、怖い。スキンだって、このトカゲちゃんみたいに串刺しにしちゃうのかしら…。ま、殺し合う中で自分の存在意義を確かめ合うのが「忍」とも言えるんですが、こうも非情な雰囲気を醸し出されると「どうしちゃったんだよ!!」って思ってしまいますよね。しかし、闘いもせずにいきなり諦めるスキンもどうなんだろ…。



一方、暗闇に不気味にそびえる封印像。"暁"の某アジトでしょうか。我愛羅奪還編では我愛羅の一尾抜きに使った洞窟は木ノ葉隠れによって暴かれていますので、別の洞窟だと考えられます。封印像も何らかの忍術によって召還される移動手段によって場所を自由に変える事が可能と言う事でしょう。しかし、途方もない量と質のチャクラを搭載した巨大な物体が神出鬼没なのも狡いっちゃ狡い(笑)。

封印像の右側の四つ目は全部開いてて、真ん中は閉じている。ここは「九尾」の眼の筈で、キラビが「八尾」できっと向こう側の目が閉じてて、これで真ん中以外はコンプするようです。しかし、マダラ(トビ)が言う「"尾獣"をやる」(第404話/「"鷹"と"暁"」)がホントなら、この封印像って何なんだろう?「七尾」だって鬼鮫に封印されてるかも知れないし、まだ上手く説明はできないでいます…。

でも、先の描写で水月がサスケに「尾獣の力」と言及してて、微妙に"尾獣"そのものから、"尾獣"の「力」、恐らく「チャクラ」に変節してるようにも感じるので、その邪悪で膨大なチャクラを利用した「禁術兵器」の利用が濃厚になって来たとも思えます。初期の写輪眼考察でも考えたんですが、"尾獣"と写輪眼は関係が深いです。それに写輪眼自体にも"意思"を感じる点(開眼条件など)も見逃せない。

そもそも、"尾獣"って何なのか?何の為に存在するのか?まで立ち返って展開すると身体が持たないのでサクッと行くと、地球=自然が出した人に対する"意思表示"とすれば上手く説明できると思っています。その中の「拒絶」が「禁術兵器」であると言う考えです。そして、それを絡めた攻防こそが「戦い」であり、サスケもその一部分に触れようとしているところなのかも知れません。

<ズズ…>(マダラ)

「!」(ゼツ)

「サスケハウマクヤッタヨウダナ」(ゼツ)

「後はペインだ」(マダラ)

封印像の洞窟に時空間移動で現れるマダラ(トビ)。封印像の気持ち悪く広げられた左手の麓(ふもと)に鬼鮫とゼツがいました。ゼツはペインの闘いには興味ないようです。ペインVS自来也だって観戦に行ってないし、もしかしたらペインの事があんまり好きじゃないのかも知れません。やはりマダラ(トビ)と盟友関係にあるのか?鬼鮫もペインとの絡みは皆無だし、「水影様」(第404話/「"鷹"と"暁"」)だから、鬼鮫もマダラ(トビ)親派なのかな。

しかし、キラビもこのまま"尾獣"を抜かれて死んでしまうんでしょうか。サクッと失ってしまうには惜しい逸材でありました(合掌)。スキンのあのダメダメな様子からはマダラ(トビ)を追跡してる配慮すら感じませんから、勿論、マダラ(トビ)がこんな風に移動する能力があるなんて知らないだろうから、雲隠れがこの場に押し寄せるのも考え難いです。

例え強襲があったとしても「五封結界」と「鏡面襲者の術」が待ち受け…待てよ……これってペインの術だからペインが九尾狩りに出払ってるとしたら状況も変わって来ますよね。しかも、残存の"暁"が3人ですから、"尾獣"の引き剥がしにも時間を要する筈です。我愛羅の時は結構人員がいたけどそれでも数日かかってたのだから、今度はもっと時間がかかる筈。

でも、素朴な疑問で、ナルトとフカサクがあんなにマッタリと仙術修行に没頭してて、ペインと小南はどのツラ下げて、何処で何をしているんでしょうか?ホントに「迷いの山」で小南が「式紙の舞」を展開して妙木山を探索してるのか?それとも既に木ノ葉を強襲して蹂躙(じゅうりん)してる…なんて…ないですよね。木ノ葉隠れの忍が例えペイン相手であろうとそんな簡単には殺られたりは…(汗)。



一方、雲隠れの里。かなりの高地にある事は「キラビVS"鷹"」の描写でも明らかで、雲が垂れ込める中に大きな提灯か飛行船(アドバルーン)のような建物が林立するさながら空中都市のような風情の街並です。雨隠れのような金属的な造形ではなく木目的な重吾好みのオーガニックでロハスな雰囲気が漂います。中央の大きな提灯の舌に「雷」のマークが在り、そこが雷影の執務室のようです。

「ユギトだけでなくビーまでも
ビーがやられるなど信じられん!」(雷影)


「ジェイからの連絡トカゲが
先ほどから何匹か送られてきています
敵の居場所が分り次第、四小隊を送り込み
キラービー様を救出し敵を殲滅します」(秘書)

火影の執務室。壁には「筋」の一文字。左隅にバーベル?(恐らく100kg超。このクラスになるとバーが撓むんですが、この世界のは超硬質で歪みなしなんでしょう…笑)「筋」は多分、「筋肉」の「筋」でしょう。雷影の怒り方から察するに微妙に「筋」(スジ)の解釈も残されてて、物事のスジを重視する口うるさいオッチャンと言う説も残されます(笑)。

あと、この秘書が胸元が大胆で、顔立ちも端正でテキパキしてて微妙にタイプで、こんな看護婦さんがいたら看病して欲しいです。特に体調が悪い今日この頃、天井が小さく見える僕には非常に必要な人材と言えます(笑)。でも、ちょっとキツそうでいろんなお願いも却下されそうで怖い。それでもダメ元で出したお願いが受理されてちょっと気まぐれな小悪魔風で煩悩エンジンがヒートアップ中(笑)。

それと、秘書の姐さんが言う「ジェイ」ってスキンの名前みたいです。それで思いついたんですが、キラビを「ビー」と雷影が読んでたし、スキンちゃんが「ジェイ」だった。なのでロイク系のスキンヘッドの忍にアルファベットの名前が付いてるんじゃないかと考えたりしています。アルファベットの序列が強さや階級に準えてると言う考え方です。二人しか出てないので不安定です(汗)。

スキンヘッドっぽくてロイク系な雷影もその一人で、勿論トップだから「エー」で、キラービーがその次席として「ビー」で雷影は「キングエー」って言う名前だったら良いな…と。で「ジェイ」が10番目くらいなのかな?その割には弱そうだったので、直ぐ諦めちゃったみたいだし、何だか外れてそうなので忘れて下さい(笑)。ジェイの上から猛烈に強くなるとか、夜月一族の括りか…ムニャムニャ。

「弟をさらったのは
あの木ノ葉隠れのうちはの者だと聞いたが!
なぜ、うちはの者が"暁"におる!?」(雷影)

「うちはサスケ…
もう随分と前に木ノ葉の抜け忍に
なっていたようです」(秘書)

「木ノ葉の火影は
なぜさっさと抜け忍を始末しない!?
日向の件では
あれだけ強(したた)かだった里が!」(雷影)


「日向の件」って、ネジの父・ヒザシの例の一件ですよね。宗家と分家の確執の元凶。あの一件に雲隠れが関与してたのだから、木ノ葉とはそれほど親密…フレンドリーな関係にはなかったと思われます。寧ろ、虎視眈々。隙あらば…と言った態の野心に満ちた雷影だったのだと思います。だから、サスケの里抜けに関してもその処理を含めて異論・反論がモリモリと言う感じみたいです(笑)。

(おかしい先輩からの連絡が途絶えた…)(テンパ)

テンパがジェイとの連絡役として動いているようです。瓦礫のアジトでジェイが使っていたトカゲちゃんが秘書姐の言う「連絡トカゲ」だったのでしょう。あの背中の巻物って連絡用のメモだったんだ。でも分り易い連絡媒体だな…(笑)。それに簡単にサスケに串刺しにされちゃったし。でも、トカゲも種類によっては飛翔したりできるし(トビトカゲ)、逆口寄せなんて移動もあったんだろうと思います。

「なんだとォ!!」(雷影)

「ジェイはどうやら殺されたか拘束されたようです
これで敵の居場所が特定できなくなりました…」(秘書)

「今までの情報から
ある程度の居場所を割り出して
しらみ潰しに探させろ!
一個大隊を出してもかまわん!」(雷影)

「わ…分りました」(秘書)

テンパ経由のジェイのMIA(missing in action(戦闘中の)行方不明兵士)の知らせに早速、鼻息の荒い雷影ですが、いきなり「一個大隊」なんて言ってます。『NARUTO -ナルト-』の軍隊って「班」=「小隊」→「中隊」→「大隊」で多分、四個小隊(班)=一個中隊で、四個中隊が一個大隊の筈ですから、一個班=小隊を3~4人とすれば、一個大隊って48(3×4×4)~64(4×4×4)人程度かな…。

こりゃもう戦争ですよ。"暁"相手に戦争起こして、その勢いで第四次忍界大戦の引き金になっちゃうかも知れないです。日向の一件と言い、現雷影が絡んでたようだし、血気盛んな野心家としての一面をムンムンに感じるので、この騒ぎ様も忍界大戦を睨んだ自作自演にも思えます。今度は「うちは」が"暁"として雲隠れに攻撃を仕掛けた以上は木ノ葉も無傷では済ませはしないでしょう。

「それからサムイの小隊を呼べ!
うちはサスケをこちらで始末する旨の
書面を持たせて木ノ葉へ向かわせる!
そいつの情報も出させろ!」(雷影)

「さらに忍び五大国
五影首脳会談の段取りをつける!
"暁"は絶対に許さん!」(雷影)

何故だか、雷影が「"暁"は許さん!」って言うのが気になる訳です。"鷹"が何故、"暁"のマントに身を包んで雲隠れに潜入して八尾を連れ去ったのかも今となっては違和感バリバリです。あの作戦の指示はマダラ(トビ)が出していた筈で、マダラ(トビ)がワザとサスケに"暁"のマントを着せたと考えたのが、この雷影の野心家としての性格を読み切った上ならここは食い付きたいところです(笑)。

ここで、雷影が声高に五影を招集して会談する中に水影もいる訳だし、それがマダラ(トビ)であるのなら、これは大問題です。マダラ(トビ)の水影は鬼鮫の認定するところで、それが現役なのか、元なのか?は認定できませんが、マダラ(トビ)が現役の水影の顔も持つならばこの騒動は一気に「木ノ葉潰し」→「第四次忍界大戦」に波及する可能性もはらんでいると言えます。風雲急ですね。

それと雲暮れの新キャラ登場みたいです。

「オモイ カルイ
雷影様からお呼びがかかったわよ」(サムイ?)

「いったい何だというんだ?
もしかしたら何か大変なことが…
それとも何か…しかられるとか?」(オモイ?)

ポテトにマヨネーズ付けて食べたの
ダメだったのかな?」(オモイ?)

「オモイ…お前はいつも考えすぎなんだよ!
そんな事でしかられっかよ!
どうせプロテインの買い溜めに
行かされるぐらいだよ」(カルイ?)

「あんた達といるとつかれるね
あ~肩が凝る」(サムイ?)

「肩凝りはおそらく
その大きな胸が原因だろうけど…
そうとも言い切れない事もある
ただの肩凝りだと思っていた事が
実は…」(オモイ)

「あー!うっせーよ もう!
うだうだと言ってねーで行こうぜ!」(カルイ?)

「物事はもっと慎重に考えるべきだ
胸のないカルイには肩凝りがないにしても…」(オモイ)

「るっせー!!」<ゴス>(カルイ)

「イタイ!…そのキックが元で…」(オモイ)

「ホラ 二人ともクールにしなさい!
行くわよ!」(サムイ)

小隊長が「肩凝りのサムイ」で、おかっぱのストレートヘアのナイスバディのくの一。大胆な胸元と着物風のミニスカの生足。ブロンドかも。鼻筋が通ったちょっと冷たい感じだけどすっごい美人。腰に短刀。胸が大きいので袈裟懸けのボディアーマーはお腹だけを覆うような特別製のようです。胸が大きいから肩が凝るってのはホントみたいです(笑)。オモイのセクハラ発言はスルーしています。

「胸のないカルイ」はドレッドっぽいボサボサの黒髪の女の子。サムイよりは年下っぽいです。肌は黒いみたいです。雲隠れはロイク系の人種分布があるようですね。ボディアーマーは通常タイプ。背中に長刀を装備で、額当てはバンダナ風で七分丈の袴みたいなスカートを履いています。口はやや悪くて切れ方はサクラに似ています。丸い小さなピアスをしててオシャレさんと見ました。

そして、口数が多くて心配性っぽいのが「考えすぎのオモイ」です。思慮深いキャラみたいで実はシカマル並みに賢かったりして…。でも、セクハラ発言も多いので思慮深くないかも(笑)。装備は背中の長刀以外はジェイやテンパと同様で太ももにベルトをしています。額当てが黒の鉢巻き風で多分、チュッ○チャッ○ス風の飴玉をくわえています。甘党?それとも甘えん坊?(笑)

三人の能力は不明ですが、このタイミングでここまでキャラ設定を綿密に見せる辺りは今後の主要キャラをしっかりと予感させてくれます(笑)。雷影が開口一番使命するんだからかなり使える小隊と見ました。或いはカルイが雷影の好みのタイプでお気に入りってのもあるんだけど、それなら秘書にしてるだろうから…。僕だったらそうするし…。

この三人がこれから雷影の伝令として木ノ葉に向かうようです。木ノ葉って言うとペインや小南が向かってるかも知れないし、もしかしたら大変な事になってる可能性もあるし、キラビだって八尾抜かれれば死んでしまうし…、オモイじゃないけど心配事が山のようです(笑)。こんな時にじっくりしっかり仙術修行してるナルトってやっぱ大物なんでしょうか(笑)。

風雲急の次週…果たしてどうなりますやらッ!!
僕はキラビの顛末が残念でならないんだけど…。


 

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