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キラビは何故、八尾と仲良しなのか?

  
(土壇場で思いついた割には
いい案だったぜ)(キラビ)

(何がイイ案だ!
オレの足を何本も犠牲にしやがって)(八尾)

(まあそう怒るな
八っつあんよ♪
あんよはまたまた
生えてくんだから
いい案よ♪)(キラビ)

(オレの前では
そのうぜーラップを止めろ!
このヘタッピが!!)(八尾)

(そんなことはな…
お前を飼ってるオレが一番
分かってる
イエー♪)(キラビ)

(だから今度は…)(キラビ)

(何だ?また変なことを言い出すなよ?)(八尾)

「演歌だあああー
ああぁあん!!」(キラビ)

(しかし、これでやっと
ブラザーの干渉から逃れて
里の外へ出られるぜ
自由だ
今のオレは"暁"につかまってる事に
なってるからな)(キラビ)

(今ごろ雷影が大騒ぎしているぞ…いいのか?)(八尾)

(…まあ、オレも人柱力だったせいで
この里に武力として縛られたきたからな…
たまには息抜きも必要だろ)(キラビ)

で…どうする気だ?)(八尾)

(演歌と言えばサブちゃん先生だ!)(キラビ)

(誰だソレ?)(八尾)

(知っとけよ
ばかやろうこのやろう
演歌忍者の頭領だぜ)(キラビ)

のん気なこったな…
"暁"が黙ってないぜ
それにオレを呼び出して
体力もほとんど残ってないだろ
つーか優勢だったのに
オレを呼び出す必要あったのか?
)(八尾)

(今までやった奴らの中でも
あの写輪眼は一・二を争うぐらい
強かったからな…)(キラビ)

(調子にのっちゃった)(キラビ)

(…そろそろ時代が動くかもな…)(八尾)

(え?オレの演歌で?)(キラビ)

第419話「襲来!!」でキラビの生存を確認。勿論、八尾も何本か足を失いながらも(また生えて来るんだって…)元気でした。あんまり呆気なくヤレレてしまったのでここまでのキャラだったの?なんて寂しくなったんですが、一枚も二枚も上手に余裕綽々の生還にキラビ&八尾のポテンシャルの高さを感じました。ビックリしたのはキラビと八尾ってツーカーの仲だった事。その掛け合いは軽妙でした。

二人の会話を分析すると話の全体を通して八尾がキラビの話を聞いてそれに反応してる事に気付くと思います。二人の会話は八尾の鼻っ先にキラビが脚を組んで腰掛けるイメージとして描かれていて、二人が仲の良い友だち…親友だと感じました。そこには契約めいたかた苦しさはなく、非常に長く苦楽を共にした戦友と言いますか、深い縁…ううん…違うな…腐れ縁だ!!腐れ縁…。それを感じます。

キラビは人柱力歴も長いようで、「息抜き」を口にしています。ま、これは頑張った自分へのご褒美みたいなモノだとは思いますが、かなり前から尾獣をその身に宿していると考えて良いでしょう。オモイやカルイの「師」であった事も判っていますから、師事した期間を3年として、その前には安定してたんだろうし、他の忍の敬い方も即席でない筋金入りを感じます。

先ず八尾の言葉には感情もあれば、知性もある。そしてそれを根にした優しさや思いやりも感じます。例えば、"暁"に拉致された事になるなら雷影が「大騒ぎ」するのも想像してるし、キラビが必要もないのに「人柱変化」を使って八尾を呼び出した事に突っ込んだりしていますね。そして、ユーモアも充分にある…。このままレッドカーペットにだって出ても良いくらい?(笑)

そして、キラビの言葉に対して「受け」になってる姿勢には八尾がキラビに教えられていた過去すら感じてしまいます。ここからは想像…妄想てんこ盛り盛りなんですが、キラビは八尾を教え導いたんじゃないか?!って、僕は思うんですよ。自分の中に封じ込められた尾獣を、時間をかけて解きほぐし、何かを伝えたんじゃないでしょうか。その表現の一環としてラップもあった。

だから、八尾は「うぜー」とか「ヘタッピ」なんて言うんだし、キラビだって「お前を飼ってるオレが一番分かってる」と返すのだと思います。二人の関係は長く、キラビのラップには八尾も相当辟易?食傷気味だった…と言う事でしょう。だから、それを察したキラビが演歌への転向を提案して、それが八尾もやぶさかじゃなかった訳です。「演歌」ってのはキラビの思いやりだったんじゃないかと思います。

そして、それが八尾にも沁みるので異を唱えたりしない訳で、そこに二人のツーカーの組成を感じ、それが成す「信頼関係」が如何に盤石かを思い知らされます。だから、八尾は自分の鼻っ先にキラビを座らせ寛(くつろ)がさせる。そうさせるのはそれが嫌じゃないからです。最強のチャクラを持つ妖魔である筈の八尾がです。ただの人で、痛くて寒いオッチャンのキラビを…です。

(…出たか…同じだな…あの時と…)(サスケ)

第413話「崩落」で、キラビが「八尾の衣」を出した時、サスケは終末の谷の一本目を出したナルトを回想していました。チャクラの衣も同質に見えるし、当のサスケがナルトを思い返すんだから、相当似ていたんだと思います。キラビの臍の緒に「八卦の封印式」でもあればビンゴなんでしょうが、ここは憶測に頼りつつも人柱力としてのナルトとキラビの在り方が似ている気がしてならないのです。

「ミナトは九尾の陰(かげ)のチャクラしか屍鬼封尽しておらん」

「ミナトがわざわざ九尾の力を陰と陽に二分し陽の側
ナルトに封印したのは九尾のチャクラをナルトに遺すためだ」

第370話/「胸騒ぎ」で、ゲロ寅(巻物蝦蟇)に漏らした通り、ナルトに封印されたのは九尾の妖狐の「陽のチャクラ」のみです。自来也の語気からすると、肉体と精神を分離する通常の屍鬼封尽で九尾を陰陽分離しただけではナルトに九尾のチャクラを残せないと言う事なのだと考えられます。命懸けの封印の最中の複雑な処理を施す配慮のには、九尾の「力」は猛烈な「毒」だとも訴えるかのようです。

「………この子を守るためだな…………四代目よ…」

自来也がナルトの「八卦の封印式」を見た時に(第11巻/17頁)と思わず漏らしたんですが、それはこの陰陽分離(=屍鬼封尽)の前行程での陰陽分離(=九尾の「陰」の陰陽分離)にどれ程の犠牲を伴ったかを自来也は思い返したんじゃないかと、僕は考えてます。自来也は後悔の塊でした。そして、それが余りに悔し過ぎてこれ以上は…一言も漏らせなかった…あの方の「行方」も…。

「陰陽論」の観点からは屍鬼封尽が陰陽分離する九尾の「陰」とは精神であり、それを肉体(陽)と切り離すことで殺める術であると言えます。そして更にその「陰」を陰陽分離し「陰中の陽」と「陰中の陰」を分別し、「陰(かげ)のチャクラ」のみを引き連れて死神の腹の中にミナトは行った事になります。それは「陽のチャクラ」のみをナルトに封印する事がナルトを守る事に繋がるからでした。

それを自来也は指摘している訳です。「陰陽論」で分析すれば「陰中の陰」、つまり「陰(かげ)のチャクラ」は九尾の「心」であり、ナルトに封じ込められた「陰中の陽」=「陽のチャクラ」は「魂」を意味します。僕はここからミナトがナルトに邪悪な九尾の「心」を残す事を恐れたのだと考えました。「心」とは脳の機能であり「後天」と言えます。逆に「魂」は本能であり「先天」。

僕が良く言う「汚れる」ってヤツは「心」の方なんです。生まれたては僕も清くて澄んでいたから…。いろんな事を経験して人は汚れて行くんです。汚れる…のは別に悪い事ではなくて、学習を重ねるのと似てて、それは生きて行く為に重要な行いであり、そして人は色合いを帯びたり、風味を増して行くのです。それを「成長」と言うのもアリだし、それを人の「厚み」と言い換えても良いでしょう。

「お前は弱いな…小僧ゥ……感謝…するんだな…このわしに…
そして、このわしを貴様ごときに封じ込めた四代目・火影とやらにな…

サスケとの闘いで九尾のチャクラがナルトを救った時(26巻/82頁)、九尾は思わずナルトに吐露しているんですが、九尾はミナト(四代目・火影)の事を知らないんです。「とやらにな…」ですから。自分の自由を奪い封印した相手を覚えていないなんて変ですよね。僕はこれを「陰中の陰=心」を連れて行かれた結果だと考えています。つまり、「心」がない状態。無垢な「魂」のみがナルトに残された…のだと。

これがミナトの意図であった筈です。ミナトはナルトの父親だから、ナルトを汚したくはなかったのです。九尾はその凶悪な「力」故、傍若無人に経験した筈ですから、当然、尋常じゃないくらい汚れれてたと思うんです。結果的に「邪悪」に染まってた…。その「心」がナルトに留まる事を良しとはしなかったのは判る…「親心」ですから。例えその為にどんな犠牲を払おうとも…厭(いと)わない。

「ミナトは何か重大な事実を知っていて
その事実のために九尾の力を
我が子に託したのだとしたら…」

第370話/「胸騒ぎ」で自来也が思いつめたように言った言葉ですが、自来也がどんな想いで九尾をナルトに託したのか?キラビと八尾のツーカーの会話を見ていて閃いたんですが、キラビもナルトと同じく八尾の「陽のチャクラ」のみを封印されていたのだとしたら、逆にそれが「疑問」に思えてしまいます。八尾はキラビときめ細かな機微を感じさせる会話を成立させている…。

それは…八尾には「心」があると言う事だ…。

もしかしたら、キラビは八尾に「心」を与えたんじゃないかと思うんです。人間の子供だって始めは「心」なんてないですから…。生まれたての「魂」。それに親や周囲に居るオトナが寄って集って優しさや暖かみを与え、次第に「心」が体(てい)を成して行くものです。人は生まれながらにして人ではなく、人に成って行くのです。「魂」は無垢だから「心」を獲得して行く必要があるのです。

きっと、その為にミナトは九尾の屍鬼封尽を二重に施し、「陰中の陰」である「心」を連れ去ったのです。「魂」だけになった九尾に「心」を学ばせる為に…。そして、それに成功したのがキラビだったんだと思います。キラビは八尾にいろんな気持ちを与えたんじゃないでしょうか?少年少女は胸に手を当てて想い出して欲しい。自分が大切にされた記憶を…。それと同じ事をキラビはしてたんじゃないか?

つまり、ミナトは「陰中の陽」=「魂」だけを残す事で、九尾を教育出来る可能性を知っていたんじゃないかと言いたい訳です。九尾に「心」を与える事が出来ると…。その成功例がキラビと八尾なんだとすれば、二人のチャクラの「衣」の酷似は封印形式や意図の符合にもとれるのです。サスケの直観は捨て置けません。あの時、しっかりとキラビの「八尾の衣」ににナルトを思い起していました…。

「ミナトの師だったから分かる…
あやつは無意味な事はしない奴での…」

第370話/「胸騒ぎ」で、自来也はこんな風にも言っています。ミナトは「意味」のある事をした筈です。多大な損失を出し、自分の一命すら賭して遺した「九尾の陽のチャクラ」。その意味は、尾獣を完全にコントロールしたキラビと八尾に示されているんじゃないでしょうか。そして、キラビと八尾は生き延びた…。願わくばこの「運命」がナルトとキラビを出会わせるものであって欲しい。

ナルトはこれまでもいろんな人に影響し、それぞれに変革を齎して来ました。今度はそれが九尾になるだけの事。その方法論をキラビがナルトに教える事になれば…ナルトが九尾の「心」を与え、尾獣のチャクラを完全にコントロールできるようになるかも知れません。いつかはナルトから九尾は抜かれるべきだとは思うんですが、九尾は危険な"暁"の封印像の「最後の鍵」でもある…。

それが「重大な事実」なんじゃないかと…思う訳です。そして、"暁"の尾獣集め(禁術兵器)を阻止する為の「金庫」…それがミナトがナルトに託した「役目」なんじゃないかとも…。それにナルトと九尾がキラビと八尾みたいに、ちょっとお茶目に語り合うなんて…何か良いじゃないっすか。それと、八尾の「意味深」の階層は違うとも思うけど、それはまた…別の機会に。

(…そろそろ時代が動くかもな…)



  

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