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第420話「戦場、木ノ葉!!」(其の壱)

   
<ガ><ガ><ガ><ガ><ガ><バッ>

妙木山の修行。フカサクとナルトが宙を舞っています。これがフカサクの言う"蛙組手"でしょうか。ナルトたちの眼下にはタケノコ風の住居?が見えています。その大きさから推測するとかなりの高度まで登っているようです。"空中浮遊"などの「超能力」がない世界観で説明するなら、これは仙術チャクラ…自然エネルギーの齎す肉体活性の賜物…地面を蹴った跳躍のみでこの高度に達したのです。

「たいしたジャンプ力じゃ!
蛙組手もなかなかのもんじゃのう」(フカサク)

「へっ!」(影分身の術!!!)<ボン>(ナルト)

<グッ><バッ>(ナルト)

「まだまだこれからだってばよ!!」(ナルト)

フカサクとナルトの間合いが切れました。通常の組手…徒手格闘においては足裏を地面から離さないのがセオリーで、少なくとも(技の流れで浮く事はあっても)身体が空中に浮く状態を積極的には作らないものです。空中に身体が浮いた時点で「死に体」となり、格好の標的ですから…。フカサクもナルトのジャンプ力を褒めてますよね。つまり、この修行はナルトの跳躍力の「評価」にあると言う事です。

そこを起点に考えると、"蛙組手"とは下半身の運動能力を重視した高速移動を中核にした体術ではないかと思えます。重力に反して上方に跳んだ場合でもこの高さに達するのですから、これが水平移動であればもっと速度も距離も出る筈です。自来也も仙人モードで高下駄を脱ぎ捨て超高速体術を披露していましたね。その意外な切れの良さに驚いたものですが、あれは"蛙組手"だったんだ…。

身体を浮かさないのがセオリーと言うのは、跳躍の頂点で運動エネルギーが「0」になってしまうからです。重吾のようにバーニアがあるなら別ですが…(笑)。丁度、フカサクはその状態でこれから落下するしかない訳です。それはナルトも同じなんですが、そこにナルトは影分身を出して踏み台にしてフカサクに襲いかかります。ナルトは既に"蛙組手"をアレンジしてるんですね。ナルトの影分身ってホントはコンプレックスだったのにね。

オトナって脳が硬くなってるから、ナルトみたいに自由な発想が出来る柔らかさに憧れちゃうんだけど、そもそもその「硬さ」ってのは経験が蓄積されてるからで、ナルトの作戦が正解とも言い切れない部分があります。この後、フカサクのカウンターが奇麗にナルトに極まるってのもある訳で、その試行錯誤の中にナルトは居るのです。それはフカサクも通って来た「道程」。それがほろ苦いのです。


扉絵の「Tails」は「今週号の疑問」でチェケラッチョ!!(笑)


一方、木ノ葉隠れの里。ペインの揺動隊の無差別攻撃が継続中。しかし、いくら不意打ちとは言え、ここまで一方的に蹂躙(じゅうりん)されるものなんでしょうか?木ノ葉隠れって忍の隠れ里なんだから、有事の即応体勢ってどうなってるのか?暗部や警務部隊(警察)だけでなく、普通に修行を積んだ忍がいるんだから、臨機応変に対応する事ができそうなんだけど…解せない…。

「う…」(木ノ葉の忍)

「大丈夫ですか!?」(イルカ)

<スッ>「!」(イルカ)

瓦礫の山と化した木ノ葉の一角。倒れる忍に駆け寄るのはイルカさん?そして、その背後に忍び寄る影…。イルカだけでなく、僕も凍り付きました。冷たい汗が流れました。ペイン・天道がイルカの後ろに立ってました。めっちゃ冷たい目で見下ろしています。いくら救護中とは言え、これに気付かないイルカも悪いんだけど…背後取られてるし、死に体だし…。いきなり絶体絶命だし…(滝汗)。

「九尾の人柱力の居場所を吐け
でなければ殺す」<スー…>(天道)

(…そうかこいつが…"暁"…)(イルカ)

天道は探索班ですから、こうやって「九尾の人柱力」(=ナルト)の居場所を探すのが役目なんですが、人間道(ロンゲ)のような幻術系の尋問はできないようですね。六道のそれぞれが単能のスペシャリストのようでうから、そう言えば、天道の能力ってまだ出ていないですね。そして、今、マントの下から<スー…>っと出してるのが唯一の共通能力。これで自来也を仕留めたんだよな…。

ナル×ジャン的にこの武器を仮に「血刀」と呼んでいます。それは、この<スー…>っと伸びてるのが単なる「リボン」で、それにペインの血液を染み込ませ硬化させた武器だと考えるからです。地獄道が自来也に殺られた畜生・人間・餓鬼道を蘇生させた時、胸の修復をしたのに、人間道(ロンゲ)が自来也のハイキックで潰された両眼は治さなかった。

それでも人間道は行動出来て、結局最後は自来也をやっつけちゃうんだけど、「輪廻眼」って瞳力じゃない?!って、そこを起点に考える材料になった描写でありました。「血」と考えたのはペインが血を流すからで、輪廻眼が六道全てに備わり、尚かつ口寄せした動物にまで備わっている事から写輪眼のように眼球の特殊じゃなくて状態と考えたからで、その共通項が「血」ではなかと仮説った訳。

「さあ言え」(天道)

「お前のような奴に
何も話すつもりはない」(イルカ)

「そうか…」<ヒュン>(天道)

天道の尋問が余りにもあっさりとしています。イルカはナルトの情報をかなりの濃度で持っているのですが、いきなりイルカの顔に「血刀」を向けます。例えば、「血刀」の特性である"輪廻眼の浸食"(チャクラを乱す)で操り、情報を聞き出すつもりなら急所は外す筈で、顔なんかに刃を向けたりはしないです。つまり、天道は尋問には興味がないのです。

これは六道がそれぞれに特化された存在で、単能のスペシャリスト故の行動の分化であると、僕は考えます。天道は一人ずつ殺す事で人柱力を炙り出す作戦に出ている…「オレにはオレのやり方がある」(第419話「襲来!!」)にもそれは符合します。でも、イルカさん…このまま殺られちゃうの?こんなに呆気なく…?と、もう『NARUTO -ナルト-』読むの辞めちゃおうかしら…って思ってたら…。

<ガッ>

「ハデに暴れて注意を引いて
片や陰で捜索か…」(カカシ)

「カカシさん!」(イルカ)

カカシ…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

天道の「血刀」をカカシが阻止。カカシは既に写輪眼の左眼を出し臨戦態勢。右眼は瞑っていますから、写輪眼に集中している筈です。半身で天道に対しているのは右手で既に次の手を準備しているからです。それを天道は感じているので動かない。見つめる輪廻眼。それを冷たく威圧するカカシの写輪眼。ところで、カカシはペインの「血刀」を握っているんだけど、違和感を感じてないようです。

これは輪廻眼、或いはペインの能力が「血」と関係すると推測する一つの材料だと思います。カカシの「血刀」阻止の描写には、肌越しではなく、身体に「血刀」が刺さらないと敵のチャクラに干渉できない可能性を感じます。カカシがペインの能力をどう分析するのかは非常に興味深いです。出来れば無事であって欲しい。そう願わずには居られません。もし、カカシさんの身に何かあったら…(脂汗)。考えたくない…。

「そこの負傷者を連れて退いて下さい
 ここはオレに任せて」(カカシ)

<ガッ>「分かりました!」(イルカ)

「お願いします
カカシさん」<ザッ>(イルカ)

イルカが余りにもサックリと退くのは余り突っ込まないように…(汗)。イルカはカカシの闘いの邪魔になっちゃいけないと思ったから退くのであって、ケガ人もいて身動きもままならないし…。でね、カカシの「ま」なんですけど、僕も考察で詰まった時とか、強引に話を進めないと行けない時に良く使わせて貰ってるんですけどね。これってカカシのパク…否…オマージュなんですよ(笑)。絶大なリスペクトがそこにはあるのだ…。

普段からそれを良く(頻繁に?)使用する僕には解るんですが、これは相当、困った状況に既に在ると言う認識がカカシにある事を物語っているのだと思います。カカシには天道が自来也を殺めたであろうペインである事が判ってるんじゃないでしょうか。フカサクは「六道の眼」である「輪廻眼」の情報は木ノ葉に伝えてるでしょうし、カカシもその文様は確認してますからね。

つまり、これから自来也をも封殺した強者と相対せねばならない…そう言う決意がカカシには在る訳です。だから、イルカを退かせた。それは如何にカカシでも庇いおおせないと判断があったからです。そして、それに従順に応えたイルカ。これは思い遣りでもある訳で、だから、あまり突っ込まない事にした訳です(笑)。僕もオトナを磨く(途上中の)身故…イルカさんの達観は弁護したいところなのです。

<バッ>(天道)

<サッ>(カカシ)

<ダン>(土遁・土流壁!!)(カカシ)

<ズズズズン>

カカシに把持された「血刀を引き抜きながら、その流れで後ろ回し蹴りする天道。そして、それを躱しつつ印を結ぶカカシ。敵の攻めに対する回避行動がそのまま次の手…自分の攻め手になっている二人。実にそつがない。カカシは地面に手を着くと同時に(土遁・土流壁)を詠唱破棄で発動。天道の背後に分厚い壁を作り一気に追い込んだ状況を作り出します。ブルちゃんのモチーフはご愛嬌(笑)。

カカシの使えるチャクラ特性って雷遁(雷切)、土遁(土心中斬首の術など)、水遁(水陣壁など多数)、火遁(豪火球の術など)で、少なくとも四系統。これが多彩なカカシの戦闘形態の礎を成してるんだけど、土遁をこんな感じに使えるなんてカッコ良い!!一気に天道を追い込みアイデアをサラッとこの状況で出せるのが凄い。きっと、これがカカシの暗部時代の暗殺シーケンスだったのかな…。

<ヒュ>(天道)

「ぐっ!」<ドッ>(カカシ)

しかし、敵もさるもの引っ掻くもののペインですから、ちゃんと抑えるところは抑える。カカシの身体を沈ませた後ろ回し蹴りは次の手で「血刀」を見舞う為の布石だった訳で、これも「先の先」と言えます。そして、ペインの「血刀」は確実にカカシの左肩を捕らえています。しかし、ペインの「血刀」がもし毒刀だったらどうしたんだろう…。ここまで如才ないカカシがこんな「受け」するかな…?

<バチチチチ>(カカシ)

(雷切!!)<ドッ>

<ゾクッ>「!」(カカシ)

カカシがペインの「血刀」を受けたのが「肉を斬らせて骨を断つ」の流れの中にあったのであれば、それはそれで良いんですが、敵の能力や特性が判らない状況でカカシがこんな受けをするのはどうも解せない。だから、この後出すカカシの雷切も何だか胡散臭く感じてしまう訳です。そして、カカシの雷切にペインは"輪廻眼の浸食"を出して対抗します。自来也を怯えさせたアレです。

(何だ…今のは!?)(カカシ)

普通なら土流壁に大穴を開ける威力のカカシの雷切が不発。明らかにチャクラを乱されています。一瞬の膠着。天道は首を大きく傾げるようにカカシの一撃を回避しています。しかし、左手は自由な筈なんだけど、追撃はなし。「血刀」が左手にしか装備されてないのか?自来也戦(第41巻/155頁)でも左手で扱っていましたね。天道のスペシャリストとしての能力は未だ不明のまま…。

「コピー忍者のはたけカカシ…
会えて光栄だ」
(天道)

「九尾はどこだ?」(天道)

「愚問だな」<ズボッ>(カカシ)

カカシは天道の「血刀」のヤバさを感じ、<ズボッ>と抜き後退します。天道が一撃でカカシを圧倒しなかったのは九尾の人柱力の情報を聞き出すのが第一義にあったからか、或いはカカシに対する「敬意」なのか?全く読めないヤツです(笑)。しかし、ペインが名前を知るほどの忍であるカカシが、こうもアッサリとペインの得体も知れない「血刀」に傷付けられるところはどうしても解せない…。

<バチチチ><チチチ>(カカシ)

<ドッ>(天道)

「ぐあ!」(カカシ)

そして、「血刀」の影響下にないカカシの雷切が臨界に…。そして、それを見た天道の能力が炸裂します。これは何だろう?天道の周囲の空間が爆発するような…まるでナルトの九尾のチャクラが周囲を圧し、チャクラの力だけで全てを吹き飛ばすみたいです。天道は微動だにしていません。代わりにカカシだけが空間の膨張に吹き飛ばされています。取りつく島もないように…無力に…。

天道の能力は「拒絶」…?!

カカシはいとも簡単に吹き飛ばされるんですが、ここまでのカカシの闘い方にはやはり違和感がモリモリのてんこ盛りにあります。これが天道との圧倒的な「力の差」なんだろうか…?カカシは自来也や綱手が認める「力量」の持ち主なんだし、足手まといのいない状態でこうもあっさりと押し込めるなんてのは考えにくいはと、僕は思います。つまり、これはカカシの「エリント」ではないか…と。

エリント(ELINT):電子戦。相手の間合いにワザと入って警戒範囲の境界線を掴んだり、相手のリアクションを誘い、それを分析する駆け引き。異物の侵入に対して、何処までが許せて何処までが許せないのかの腹の探り合いで、これは広く恋愛や人間関係にも適用される行いで、知らず知らずオトナはそれを駆使しています。件の「KY」ってその境目に疎(うと)い人の事を言うのね…(笑)

しかも、この呆気なくも吹き飛ばされてしまったカカシは実体ではない…と、僕は考えています。何ぼ何でも、相手がペイン・天道であっても、こんなに簡単にカカシが刃にかかったりしますかいな…(汗)。カカシは天道をペインの一体と認識もあるだろうから、その能力を探ってる筈です。だから、ワザと刺されてみせた。そして、追撃で天道の能力を出させた…。

カカシの影分身…?!

カカシはそれを少し離れたところから窺ってるんじゃないか…。つまり、これはカカシの影分身。吹き飛ばされたカカシが<ボン>と消えたらビンゴです。まさか、これが実体で、「イテーッ!!」となるのもご愛嬌だけど、カカシならそのくらいの事やってくれると、僕は信じてますから。だから、(僕も含めて)みんなも不安にならないでね。

カカシはそう簡単に死んだりしませんよ。
みんなでカカシの無事を祈りましょう!!

で、今回は「感想」の「其の壱」と言う事で、ここで一度置きます(汗)。先ずは「カカシVSペイン・天道編」まで。続きは「妙木山編」(其の弐)、「木ノ葉蹂躙編」(其の参)と三部作でーす。



   

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