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第421話「ナルトを呼び戻せ!!」


<ドウ>「キャー」「コラ おすな!」「逃げろーォ」「早く!」「キャ!」(←たみちゃん)「逃げろ!!」「!」「たみちゃん!(←たみババ)と、ザックリと進めちゃうけどペインの強襲に為すすべも無く戦火に包まれる木ノ葉隠れの里。で、逃げ惑うのは一般市民だけじゃなくて木ノ葉ベスト着てる忍の人も混ざっている…(汗)。おまけに小さな女の子が転んでるのに誰も助けない……(滝汗)。

<ヒュ>

「しゃーんなろー!」(サクラ)

って…サクラ…アータ…一撃かい!!(笑)"桜花衝"恐るべし…(汗)。(サ…サクラちゃんの前でバカにするのはもうやめよ…殺される…!)(第28巻/40頁)と、ナルトを震撼せしめたサクラの豪腕…(笑)。厳密にはサクラの"桜花衝"は「怪力」ではなく究極のチャクラコントロールの極地と言う訳。体内で練り上げたチャクラを瞬時に集め、対象に叩き込む忍術なのです。

打撃と共にチャクラが対象に送り込まれ、対象の内部を駆け巡り衝撃を与える。外的な破壊="剛拳"ではなく、内部的な破壊="柔拳"と似通った破壊方法だと思います。チャクラを「気」に置き換えると「気功」の"内気功"のようなものか?"外気功"に対するような…。ま、どっちにしても一撃でこの威力だ…。サクラは怒らせない方が良い。ナルトが真っ白になるのも凄く解ります(笑)。

「大丈夫!?」<ザッ>(サクラ)

「う…うん…」(たみちゃん)

「ありがとうございます!」(たみババ)

サラッと流すべきなんだけど、たみちゃんとたみババ(たみちゃんのバーちゃん)の頭はヘアスタイルで、別にタンコブが出来た訳じゃない(笑)。こう言う小さな子供を庇いつつ優先してシェルタに逃がすのが木ノ葉流の筈なんだけど、群衆に木ノ葉ベスト着た忍らしいのが混ざっててこの有り様…ってのが解せない。みんな、「何か」を忘れてるんじゃないのか?平和ボケか?倫理観としてはこれも「悪」だろう。

ちなみにサクラが倒した大ムカデは「輪廻眼」。一番大切と思える頭部を異常にデカいピアスが貫いています。普通、攻撃を浴びてヤバくなった場合や死んだ場合は<ボン>と煙に紛れて消える筈なんだけど…口寄せちゃんって。畜生道の口寄せが特異なのか?…否…そんな事はなかった。ムカデちゃんが特殊なのか?それともサクラの"桜花衝"の一撃が口寄せの解除すら抑えているのか?判らん…(汗)。


「うっ!」<ズキ>(たみちゃん)

ムカデが倒れてる…
あの子がやってくれたようだ」(木ノ葉の忍)

「!」(イルカ)

遅ればせながら木ノ葉の忍が各所に配備されつつあるようです。この場にも大ムカデを退治に来たんでしょうが、サクラに先を越されてちょっと悔しそうです。そして、その中にイルカさんもいる。…って事はカカシがヤバい状況にある事も報告済みなんですよね。って言うか、イルカさんは怪我人を運んだらカカシさんの加勢に向かうべきでしょ。ってか、向かってるのかな?ここは増援部隊として急行してて欲しいところです。

「よかった!
そんなに傷は深くない」(サクラ)

「ありがとう…」(たみちゃん)

掌仙術(しょうせんじゅつ)…傷口・患部に手からチャクラを送り込み、その部位の治癒力を飛躍的に高め回復させる驚愕の医術。疾病の度合いに合わせてチャクラをコントロールする必要があり、忍術の中でも使えるものはわずか。また、相手に過剰なチャクラを与え体内の正常な循環を狂わせ、昏睡状態に陥らせることも可能(臨の書/198頁)…結局、先の"桜花衝"って、この理屈の過ぎたる使い方に過ぎない。「再生と破壊」って「紙一重」って事だ…。

「サクラ!」(イルカ)

「大丈夫か?」(イルカ)

「イルカ先生…」(サクラ)

「いったいが起こってるんです?」(サクラ)

「"暁"だ!
ナルトを狙って木ノ葉に
直接攻めてきた!」(イルカ)

「"暁"が!?」(サクラ)

「綱手様にはすでに連絡した
すぐに警報が発令されるだろう」(イルカ)

「…まさか
直接攻め込んでくるなんて…」(サクラ)

僕らは物語を俯瞰(ふかん)するように全体を楽しんでいるから、サクラが状況を把握できてないのが不満に思えたりもするんですが、ペインの襲撃からもそんなに時間は経過していないだろうし、その中で一人が得られる情報なんて少ない筈で、畜生道の口寄せも知らないんだから、サクラの反応は自然とも言えます。それに何ぼ何でも「直接?」ってのは木ノ葉のみんなが考えてた事とも思います。

しかし、ここまで木ノ葉が混乱する「力」を"暁"=ペインは持っているって事で、じゃ何でその「力」で世界征服をしないんだろう?普通にそう思いますよね。わざわざ、悪の秘密結社を作って凶悪犯罪者を集めてハデなマントを着けて尾獣集めに勤しんでいる。"尾獣"なんかなくても人柱力より強い連中が…先ず、その事実を受け止めて、そこを起点に考えてみる必要がありそうですね。

<ドゴン>

「!」(イルカ)

「!」(たみババ)

「キャ!」(たみちゃん)

「行くぞイルカ!」(木ノ葉の忍)

遠くで爆発が起こって、それにイルカの所属する小隊が反応しています。そしてイルカを促していて、これから移動するようです。一概に爆発の地点に向かうのかは疑問で、綱手にペイン・天道と接触し、ナルト(九尾)を探している情報は伝えた筈で、これからカカシの増援に向かうと個人的には思いたいところです。それだとイルカが、カカシの"暁"との交戦の可能性をサクラに告げないのも解せます。


「サクラは急いで病院へ行って怪我人を診てくれ
病院にはたくさんの怪我人がいる」(イルカ)

「ハイ!」(サクラ)

この大ムカデを一撃で倒すサクラに「病院」ですか?イルカさん!!(笑)とツッコミを一つ…と思ったところです。非常に言い難いんですが、今のサクラだったらイルカさんの何倍も強い…筈(滝汗)。チヨさんの補助があったとは言え、"暁"のサソリを打倒してるんですよね。それに「病院」とか「怪我人」って言い過ぎ!!誰が考えたって、サクラを小隊に組み込む方が"効率"は良いのに…。

イルカはサクラを戦場から遠ざけようとしてる!?

まさか…イルカさん!!アナタ…死ぬ気?!!

…と、そんなヤバい妄想を抱きつつ、イルカの「愛」も感じてちょっとキュンとしちゃうじゃないですか?それにいつもならアカデミーの子供達をシェルターに誘導してるのに、今回は最前線に赴くイルカさんには、どうしてもカカシへのベクトルを感じます。まさか…そんな…考えたくないけど…もしかしたら…イルカさん…(サクラ!!<バスッ>っと、イルカに当て身食らわせて眠らせるんだ!)。



場面は火影の執務室。親指立てーのOKサインの連絡蛙。キリリとした顔立ちの小柄の角蛙系。首にゴーグルを掛けています。もしかしたら水が目に沁みるので水の中じゃ目を瞑ってしまう蛙なんじゃ…(笑)、綱手の執務机に乗っかってた奴だから、背中には「金」の文字がある子で、多分、名前は「金さん」(笑)。ナルトの帰還命令を携えてこれから妙木山に赴くところなのでしょう。

「分かった!
ほんではナルトを呼びに帰る!」(連絡蛙)

「頼んだぞ!」(綱手)

ダメじゃ
ナルトは妙木山に置いておけ」(コハル)

そこに相談役のコハルとホムラが登場。執務室にひかえていた暗部(仮面)と木ノ葉ベストが一瞬、<スッ><スッ>っと立ち上がり道を空ける辺り木ノ葉での相談役の存在感があるのだと言えます。ちなみに、木ノ葉ベストの忍は肩章からすると結界班のようです。多分、ペインの侵入の経緯や里の被害状況を報告に来てるんだと思います。暗部も現状の報告と対応の指示を待っているのでしょう。

「!」(綱手)

「何だ!?」(綱手)

で、連絡蛙も物々しい二人の雰囲気に振り向いています(笑)。そのまま知らない振りして跳んじゃえば良いのに…。きっと、暗部と結界班の忍の対応が仰々しくて思い止まってしまったんでしょう。でも一瞬の判断の誤りは運命を大きく変えてしまう。この連絡蛙の判断はその良い例と言え、物語の流れに大きく関わってきます。プロだったら有無を言わせず跳ぶべきでした。指令は下ってるんですから。

ダンゾウからの情報
今、里に攻め入っているのは
"暁"のリーダーだと聞いた
しかも人柱力のナルトを狙っているとな」(ホムラ)

「それがどうした?」(綱手)

ホムラが偉そうな物言いなんですが、"暁"が人柱力であるナルトを狙ってるのはペインと接触したイルカさんも居る事だし、情報として存在するのは判るんだけど、何でそのペインが"暁のリーダー"だって判るんでしょうか?だから、綱手の返しがしっくり来ない訳です。この場に同席する暗部が齎した情報と同質のものだったとしても、"リーダー"であるとする判定は何処から下ったのか?

この場合は、綱手が理不尽な相談役に対して頭に血が上り、事の詳細などは耳に入らず、咄嗟に反応した…切れた…と考えるとしっくり来ます。しかし、ここは冷静に暗部や結界班が齎した情報との差異を分析して、その"リーダー"と言う部分の違いに突っ込んで欲しかった。十中八九、今居る暗部はそんな事言ってない筈です。根拠がない。ペインが自ら"リーダー"なんて言わないからね。

「"暁"のリーダーの居場所をつかんだぞ」(自来也)

第366話「兄弟」で自来也は綱手にそう告白しています。自来也はこの後、雨隠れに潜入してペインと交戦に突入→戦死…となるんですが、この情報を綱手が他者に漏らしたとは思えんのです。しかし、ホムラはダンゾウ経由の情報として、その秘密をトレースしている。綱手がこれを相談役に報告したなら、ワザワザ、ペイン=リーダーなんて言ったりしないとも思うし、ホムラの言い方だと新規の情報と言うニュアンスを感じます。

綱手の「それがどうした」って言うのは「そんな事知ってる」と言う意味に僕には思えて、ここに綱手が突っ込まないところに違和感を覚えてしまうんです。綱手はバカじゃない。むしろ、賢いのに…それが出来ないってのは、セットしてた「怒り」をドバッと放出する好機と想いが勝ってしまったからなのかも知れません。綱手は木ノ葉の中に漂う「閉塞感」みたいな巨大な組織故の「使えなさ」に苛ついていたように、僕には思えてならないです。

恐らく、相談役が振り回す情報にはダンゾウの持つ特別な情報…"暁"との内通や関係すら臭わせる不穏さが潜んでいます。綱手が冷静であれば、この時点でダンゾウの暗躍に釘を刺せたかも知れません。それを綱手は見逃している。この激情は綱手の人間味であり、魅力の根源なんだけど、ここで冷静さを維持するのも、重責ある「火影」としてここに居る「プロ意識」であると言えます。

「前回は多めに見たが今回ばかりは話が別じゃ
ナルトはまだ子供!
侵入者は自来也を倒したというではないか!」(コハル)

「ナルトがやられ
九尾が奴らの手に渡ればそれこそ」(コハル)

<コッコッコッ>(綱手)

<ガッ>

「なっ!…何をする!?」(コハル)

ツラツラと喋るコハルに一気に迫ってそのまま襟首を締め上げる綱手。コハルの横で黙って立っているだけのホムラまで一緒に締め上げています(笑)。多分、マジで聞く耳を持ってない。この怒り方って前もって準備してたものだと思うんです。何ぼ何でもここまで事も無げに怒ったりできませんから。今度、何かツベコベ言ってきたら絶対ぶっ飛ばす…くらいに腹をくくってたんじゃないかと思います。

ま、綱手をそんな激情に流させるのも、これまでの経緯(いきさつ)と言うものがありまして、それは痛い程…判る…。綱手だって人間だし、何よりも先に一人の女性です。綱手がこれまで歩んで来た人生もまた後悔に満ちあふれていました。誰もがそうであるように、綱手もまた「後悔」に塗れた…ただのオトナだったと言う事です。そんな綱手のこれまでの積層する「想い」が堰を切ったように回想されます。

「オレは火影になるまで
ぜってェ死なねーからよ!!」(ナルト)

三竦みで螺旋丸出した時のナルト…。

初代の首飾り。やっぱり三竦みの辺り。

「エロ仙人の仇はオレがうつ!」(ナルト)

自来也の訃報受け入れたナルト。

「じっとなんてしてらんねーんだよ!」(ナルト)

妙木山に向かう前…?

「ワシらの役目は
次の世代のために手本となり手助けをすること
そのためなら笑って命を懸ける」(自来也)

酒酒屋の暇乞いの自来也…。

「あの子が自来也ちゃんを真っ直ぐに
慕っとったのが良く分かった
"予言の子"はあの子であって欲しいと…
そう願わずにはおれんの」(フカサク)

綱手の気持ちを汲むフカサク。
この後、綱手は独りになって泣いています。

「自来也ちゃんは全てを
あの子に託したんじゃからな」(フカサク)

ナルトの笑顔…。


「コ…コレ!
離さぬか綱手…!」(コハル)

「お前
ワシら相談役に向かって…
何様のつもりじゃ!」(ホムラ)

「アンタらこそ何様だ!
いつまでもあいつを
子供扱いしやがって!!」(綱手)

「なっ…!?」(コハル)

多分、コハルは「そっちかよ!!」となったんだと思います。そして、綱手がナルトの事を言ってるようで実は自分に対するコハルやホムラの気持ちをも拒否って点に注目して下さい。もし、コハルやホムラが綱手を認めているなら、この一大事にワザワザ、横槍を入れるような指示を出さないですから…。二人に信用されていない自分が、綱手は悔しかったんじゃないでしょうか?

「木ノ葉の火の意志は受けつがれ!
そして、育っている!ナルトは今
自来也を超えようとしている!!」(綱手)

「あいつは木ノ葉が隠し持つ
戦争抑止の道具じゃない!
木ノ葉を守る一人の忍
うずまきナルトだ!」(綱手)

「Tails」の分析でちょっと気付いたんですが、"人柱力"って核兵器みたくミリタリーバランスを取る為の道具だったのかな…って、綱手が言う「人柱力の意味」ってのにはやや懐疑的になっています。その昔、いくつかの尾獣を管理下に置き、同盟諸国に配ったとされる千手柱間の行い…それを評する綱手の考えにも、僕は異を唱えたい!!でも、ここはサラッと流しますけどね…(笑)。

そして、相談役の二人が煙たがり遠ざけようとするナルトを決して「道具」などではなく一人の「人格」として認めます。これを最初にしてくれたのがイルカ先生だったんですけどね。例の「ミズキ事件」のイルカさん…詳しくは「イルカの『涙』の成分」に示していますので、まだ読んでない方は是非ともご一読下さい。今年の最初に書いた考察です。そして、これが『NARUTO -ナルト-』の一等最初のエピソード…でもあった…。

で、綱手がこう言うのは自分も認めて欲しい!!(口出しするな)って言う苦情のような成分を多量に含んでいるのも確かです。しかし、綱手も良い歳ですから、それを今更…と言うのもあって、せめてこれからの「若い芽」くらいは認めろ!!と、溜まりに溜まった胸の内を、綱手はここぞとばかりに吐き出した訳です。これは準備してないとなかなかできない事だと思うんです。

想いの丈を出し尽くした綱手はギリギリと締め上げた二人を<バッ>と解放します。綱手の剣幕に腰を抜かしたようにその場に尻餅を着く二人。二人共相当なお年ではあるけど、痩せても枯れても忍ですから、足腰が弱ってる訳じゃなくて、マジにビビってる臭いです。それ程、綱手は怒っていたんだと…。このまま自来也を何百メートルも吹っ飛ばしたみたいに…って殺気が宿ってたんでしょうね(笑)。

「なっ!」(コハル)

「くっ…」(ホムラ)


綱手の攻勢が続きます…。

「…自来也
そして猿飛先生
砂のチヨ様にあって
アンタ達に無いもの…
それが何だか分かるか!?」(綱手)

「……」(コハル)

「……」(ホムラ)

「信じる力だ!!」(綱手)

綱手が相談役の二人を追い込んだ状況を静かに見守るような暗部と結界班。普通なら綱手であろうと制止する立場にいるであろう二人。それがこの諍(いさか)いを黙殺するのには意味があって、やはり、彼らも「一人の忍」として木ノ葉隠れを守る決意をその身に宿しているからに他なりません。だから役職抜きで綱手の「怒り」に共感している。二人もまた自分の意志で行動しているオトナなのです。

そして綱手が言う「信じる力」とは、何を隠そうナルトが綱手に想い出させた気持ちでもありました。愛する弟・縄樹と、恋人であるダンを失った綱手は「血のPTSD」になって諸国を訪ロし、博打に興じ隠遁しようとしていた綱手の閉ざされた心を呼び戻したのはナルトなのです。だから「初代の首飾り」をナルトに託した…。綱手の三度目の正直。綱手はあの時、ナルトを信じたのです。

ちなみに、一瞬、妙木山のナルトにスイッチしています。このビジョンはナルトの一人修行の「アレ」でしょう。ナルトの前にあるのは大きなタケノコのような植物で、相当に大きな植物なんだけどそれを見事に切り裂いています。恐らく、螺旋手裏剣を投げる事に成功しているものと思われます。誰にも見られないようにしてたのは「禁術指定」されてたからですね。凄く可愛い考え方…それもナルトらしいや。

仙人モードで可能になった描写がありましたし、影分身が掻き消えた形跡がなく、風遁のチャクラ性質特有の「超高音」の描写がないので「風遁・螺旋手裏剣」ではない可能性もあります。螺旋丸に風の性質変化を与える代わりに仙術チャクラを与えるアイデアもあります。或いは仙人モードを獲得した集中力(明鏡止水)が、単身で風遁チャクラで螺旋丸を生み出せるスキルになったと言うのもアリです。

ヤマトをして、50%の完成度と言わしめた「風遁・螺旋手裏剣」が「力」(チャクラ)の集約が不完全な為に高音を発したり、大地を大きく抉(えぐ)るような大爆発を生み出していたとして、真の完成=100%をもって、全てを切り裂く「風の刃」を作り出したのだとすれば、アスマがナルトに伝えた「風遁の極意」(二つに分割して擦り合せる)がナルトの中で昇華したのかな…とも思え、嬉しくなります。


「……」(綱手)

「私の祖父
初代火影がアンタ達を信じ
木ノ葉を託したように!

今度はアンタ達が
子供達を信じ託す番だ!!」(綱手)

「……」(コハル)

「……」(ホムラ)

「…好きにせい…」(コハル)

相談役の二人は長く生き過ぎたから忘れてる…自分が託された事を。その重さを…。そして誰にも託せなかったから生きながらえて来たのだとも言える。ヒルゼンなんかはとっくにお隠れになっていますもの。それは二人がしがみついて来たと言う事でしょう。「権力」…そして、「生」に…。生き長らえるのが悪い事じゃ決して無いんだけど、いつまでも「オレが、オレが…!!」と言う身汚さを綱手は諭してるのだと思います。そしてこの「托さなさ」こそ『NARUTO -ナルト-』の"負のテーマ"とも言えるんですが…それは近い内に必ずや!!デカイ考察を着々と練り込んでおりますので。

「綱手様!」(シズネ)

「!」(シズネ)

「シズネか!
何か分かったのか?」(綱手)

シズネが無事に綱手の下に来れて良かった…(汗)。木ノ葉は内部的にも不穏が潜んでいますから…。そしてこれでペインのピアスの秘密は少なくとも綱手に伝わる。それにこの場にいる結界班が高周波チャクラの防御結界を思いつくかも知れないですから、非常に良い材料と言えます。ペインの支えるのは「システム」であり、それは「秘密」に他ならない。それを「強さ」とは言いたくないものです。

ちなみに、入れ違いで相談役の二人が執務室を出るんですが、その時、シズネは二人の顔を見て「!」となっています。この時、何を見たかで、コハルの捨て台詞…「…好きにせい…」が判定できる。僕はシズネが二人の「涙」を見た事を願わずには居られない。そして、ここで思い知った二人が本心で悔い、本心で何かを託せる機会があれば良いな…と思います。できれば、死んで欲しくない…あの方の身代わりにでもなってくれれば…なんて…不謹慎ですかね(笑)。そう何度も何度もライドウにも振れません故…(汗)。




一方、場面が変わって木ノ葉の一角。瓦礫の下から出て来たのはカカシ…でした。先週号でペイン・天道に吹き飛ばされて、その前に"血刀"で異常に簡単に刺された描写から「カカシ影分身説」を唱えたいたんですが、思いっ切り実体だったみたいです。って事で、カカシがあっさり刺されてしまう(写輪眼だったのに)程に天道は手練だったと言う事だ…(滝汗)。単体でも強い…ヤバい!!(脂汗)

<ガラ…>

(何だ…あの術は?)(カカシ)

衝撃波の感覚とは違う…何だこれは!?
奴を中心に辺りが全て吹き飛ばされている)(カカシ)

先週、カカシを天道はまるで超能力を振るうように吹き飛ばしました。ま、チャクラを使う忍術自体、一般ピーポの僕らにとっては超能力なんですが、逆に、ペイン・天道の不可思議な「力」も、そのチャクラを基にした「忍術」として考えるべきだと、カカシは主張し、考えているのです。念動力と言う忍術があるとしてもそれはチャクラの発露として説明されるべきだと言う考えです。

カカシはシカマル並みの頭脳で天道の能力を分析に入っています。先ずは状況の把握…天道の周囲が360度全周に渡って吹き飛んでいる事に着目しています。そしてこれまでの経験から「衝撃波」…超音速の空気の振動(伝搬)ではないと感じています。カカシの経験にもない驚き…それらを踏まえてカカシの検証がこれから始まります。カカシは右手に雷遁チャクラを集めます。

(これならどうする?)<バチチチ>(カカシ)

<バチチチチチチ>

<バチ>

カカシが初めて見せる術。音からすると「雷切」なんだけど、これは「突き」ではなく雷切のバリエーションと思われます。中距離レンジの雷遁攻撃…「千鳥獣撃」(仮称)と言ったところでしょうか。「雷切」は肉体活性による瞬身による突入と写輪眼の見切りが組合わさった上で実現する「突き」で、「千鳥」を一点集中の突きとして特化させたものであり、ある意味…「亜種」。術の本体は「千鳥」にある。

サスケに伝授した術を称する時に、カカシも「千鳥」と言っていましたし、元々、汎用性のある忍術であった「千鳥」をサスケは類い稀な才能をもって進化発展させたのには、カカシの形態変化のバリエーションに対する示唆もあったんじゃないかと思います。だからこそサスケはカカシが託した「千鳥」を大切にするのだし、デイダラが「雷切」と言ったのを「千鳥」と、ワザワザ訂正した訳です(笑)。

物理攻撃…忍術までもはじき返すのか…
何て奴だ…さてどうやって…)(カカシ)

で、その「千鳥獣撃」(仮称)が天道を襲うんですが、天道は眉一つ動かさず、それを拒絶するかのように無効化します。マントから手が出ていませんから何とも言えませんが、前回の「吹き飛ばし」では左手がブラブラで「印」を結んでいないようです。片手で結ぶ「印」も極稀にあるんですが、描写的にはそのような動きはありません。「印」を結ばない術って…もしかしたら…もしかして…(汗)。

ナルトの螺旋丸などもそうですが、単にチャクラを形態変化させるだけの術では「印」を必要としませんから、ペイン・天道の「吹き飛ばし」ももしかしたら、そっち系の忍術かも知れません。ナルトも「九尾の衣」を使ってカブトを吹き飛ばした事もありましたし、無色透明のチャクラの衣みたいなものに天道は守られているとも考えられます。でも、雷遁チャクラの無効化はそれでも説明できない。

まさか「八咫鏡」(やたのかがみ)みたいに、敵の攻撃のチャクラ特性に反応して打ち消すみたいな能力なのか?でも、「霊器」を使ってるような描写もないし、協力な防御結界みたいなものを絶えず張り巡らせてると考えた方が良いんだろうか?しかし、それだとカカシの「雷切」を「血刀」の浸食と体捌きで躱したのが繋がらない…。いよいよもって不可解になって来ました。もう頭から湯気が…(笑)。

通常忍術だと同じ結果になりそうだから、残された選択肢は「神威」くらいか?でも、あれは反動が大き過ぎるし、複数いる敵に対して単独で使う術でもないです。前回、カカシが影分身だと考えたのは、既に遠距離で天道を補足していて、万華鏡写輪眼を展開して「神威」のチャクラを練り込んでいるんじゃないかと期待したからです。カカシの影分身が<ボン>となった瞬間。天道が千切れる予定でした(笑)。

もう一つの選択肢としては、大袈裟な術で揺動をかけてコッソリ逃げる…ってのが考えられるんですが、カカシがここで逃げたら木ノ葉の他の忍が危険に陥る事をカカシが良しとしないだろうから、速攻却下となります。もっとも、"暁"相手に敗走しても逃げ切れるもんじゃないって事はカカシも判ってるか…。イルカさんの小隊がこの場所を目指してる事を心の底から願わずにはいられません…(滝汗)。

<スッ><ズン>

「もう一人か…」(カカシ)

…と、そんな「迷宮」を彷徨っていたら、カカシの背後にスヌーピィ…否…修羅道ちゃんの登場。こやつは全身が武器だから厄介です。体の中で武器を作るタイプの改造を施しているようですから、高周波チャクラの受信によってチャクラ切れが無いのであれば、体の武器化(体内での武器の製造)や頭部の超振動兵器みたいのは無尽蔵と考えられます。天道と修羅道の挟み撃ち…これはヤバい…。

しかし、フカサクが「話せる事は全部話した」とか言ってたから、六道の視野共有とか情報や意志の連係・疎通と言ったペインのシステマチックさはカカシにも伝わってると考えたいところ。だから、これから天道と修羅道で連係した有機的な攻撃が起こり得る状況だと認識していて欲しいです。こうなったら…ホムラとコハル!!出て来いやァ~ッ!!カカシに託せやァ~ッ!!(高田総帥風)

カカシは殺すな同盟



そんなヤバヤバなカカシVSペインから、もう一度、火影の執務室にスイッチです。シズネがペインのピアスの一つを手にしています。ペイン六道の身体のあちこちにブッ刺さってるヤツです。素手でそれを持ってるんですが、顕微鏡とかで散々調べてましたから、危険性が無いものとの判断があるようです。

「コレです!」(シズネ)

「チャクラの信号を受け取る受信機のようなものが
ペインの検死体のあちこちに刺さっていました」(シズネ)

「フカサク様のお話からすると
ペイン六人全員の体や顔にこれと同じものが
刺さっていた事になります」(シズネ) 

「つまり六人とも何かしらの
チャクラ信号を全身で受け取り
行動しているということか?」(綱手)

「…受信機か…それとも互いにチャクラを
送信し合う無線のようなものか…」(綱手)

綱手はチャクラの性質特性や陰と陽の性質変化なども全てに精通しているだろうから、シズネが「高周波チャクラ」とか「復調」と言う言葉を使わなくても大凡の理解がなっているのだと思います。しかも、このピアスが単なる受信機だけでなく発信機である可能性にも言及しています。これはフカサクがペインの連係や視野共有の仕組みを用いて闘う情報を基にした考えじゃないかと思います。

「そしてこれが
今まさに反応していて…」(シズネ)

ペインのこの葉隠れへの侵入を機にピアスの反応が始まり、それをシズネは見逃さなかった。この辺のキレの良さに僕は胸キュンだったんだけど、研究や考察には「勘」って大事なんですよ。「閃き」って言っても良いんだけど、始めに答えがあってそこからそれに近付く道を探して行く事が効率良い場合が多いものです。この勘の良さってカカシにもあるから、それに期待してるんだけどね…。

「これがペインの強さの秘密につながっているハズです
尋問班からの情報と合わせて解明します!」(シズネ)

「情報部からの連絡によると
敵はナルトを探している…
この里に侵入してきた敵は
まず間違いなくペインだ」(綱手)

「全てをフカサク様にも
連絡しておいた方がいいな
連絡蛙よ
ナルトを呼ぶついでに
このことも伝えてくれ!」(綱手)

「分かった!」(連絡蛙)

エーッ!!連絡蛙…まだ出発してなかったんかーいッ!!(笑)このエピソードの冒頭で綱手からの命令は下ってるんだから、サッサと跳ぶべきでしょ。一刻を争う状況なのに。カカシなんて相当ヤバいんだからね。この目的意識の欠如と言うか、プロとしての意識の低さが木ノ葉をピンチに導くとしたら、それは非常に大きな罪だとも言える。ここは冒頭から凄く引っかかってたところです。

綱手にしたって、感情に押し流されて大切なところでブチ切れて、「ペイン=リーダー」←何で知っとんのやーッ!!と言うツッコミをしていないし、それが成っていればもう少し、自分達の方向性に有利な材料になったのに!!なんて…「タラレバ」(~してタラ/~してレバ)は辞めて前を向きましょう。今は後ろ向いてる状況ではないから…。木ノ葉にあっては未曾有(みぞう)の大ピンチだッ!!

「シズネは検死の情報を持って
尋問班と接触しペインが何者か解明しろ!」(綱手)

「ハイ!」(シズネ)

「暗部"火了"(ろ)班はシズネの護衛!
そのついでに尋問部隊のガードにまわれ!
奴らを近づけるな!」(綱手)

「ハッ!」(暗部)

「私は屋上で情報を待ちつつ
カツユを通して全怪我人の治療を行う!」(綱手)

「里を全力で守る!」(綱手)

「行くぞ!!」(綱手)

<ザッ><バタン>っと、テキパキと指示を出しつつ執務室を出る綱手ご一行。暗部の「火了」(ろ)って、漢字が出なくて困りました(汗)。だから、意味も潜れなかった。ま、この場にいるくらいだから相当な手練の小隊なんだと思うんで、間違ってもシズネの身に何か起こるような事はないですよね…信じてヨカですよね。結界班(情報部?)には何も指示が無かったけど、シズネに随伴する?

だとしたら、高周波チャクラに関係する結界のアイデアなんかを提示して欲しいところです。そのスジのエキスパートなんでしょうから、キッチリ仕事をしてもらわないと困る。ペインの場合、高周波チャクラの供給が断たれれば活動限界がある筈で、結界の張り方で本物(本体)の居場所も判明することになるとも思います。例えば里全体を包んでもペインが弱らないなら、本物は木ノ葉にいる…とか。

綱手がカツユを使って怪我人の治療をするってのもちょっと「心配フラク」でもあるんですが、相談役の二人にあそこまで威勢の良い啖呵(たんか)を切ったんだから、退くに退けない一本道でもある。これで自来也に続いて綱手までも…ってな事にはなって貰いたくないから、綱手の啖呵に改心したホムラかコハルが代わりに…なんて考えるのはい、いけない事ですか!?(笑)これって甘えん坊の考えですか?!

「よし!オレもさっそく
フカサク様のとこに行かなきゃ!」(連絡蛙)

<ガッ>

「これで九尾は閉じこめておける」(ダンゾウ)

連絡蛙が妙木山に跳ぼうとするところをダンゾウが一閃しちゃいました。だから、チャッチャと跳べと言ってたんだ!!それで、すっごいワル顔のダンゾウなんですけど、ここで先に示した"尾獣"と"人柱力"に関する考察が関係して来ます。初代火影・柱間が「戦争抑止の道具」としか考えてなかったかに対する疑問なんですが、それを優先するとダンゾウの判断も強ち間違いとも言えなくなるんです。

確かに連絡蛙を殺したダンゾウは悪く見える。下から光当たってるし…(笑)。でも、それだけでダンゾウを完璧な「悪」と考えるのも性急とも言える。これはマダラ(トビ)を一方的に「悪」と決めつけられないと言う、僕の中の迷いに近い傾きでもあります。未だ世界の趨勢の全てが見えた訳じゃないし、何と何が闘ってるのかすらも見えない霧の中に居るようなものだから…。


今回のエピソードでは「裏テーマ」が潜んでいまして、木ノ葉隠れを逃げ惑う烏合の衆(子供を守らず我先に逃げようとパニクった)や連絡蛙(サッサと跳ばなかった)や綱手(激情に流されて突っ込みが甘かった)らの役割に徹しきれなかった面々と、それと真逆のイルカ(もしかしたら覚悟?サクラを病院に向かわせた)やカカシ(超冷や汗の大ピンチだけど冷静に分析中)それともう一人…。

ダンゾウです。容赦なく連絡蛙の首を刎(は)ねています。それは九尾(ナルト)を木ノ葉から遠ざけ(守る?)る為で、目的に徹し切った結果と言えます。それが下からライトが当たってて「悪」に見える訳ですが(笑)、行いの一面…徹し切れてるか否かにおいては、間違いなく徹し切れている訳です。イタチが言っていた「役割を果たす」…それが何だかここで響きます。

ま、その対比をキッシーは織り込んでいるんだと思います。そして、この観点で綱手にやり込められた相談役の二人が、次にどう徹し切れるか?その動向が大きな不確定要素として浮上して来ます。そこを考えると、唯一人、二人の表情を見たであろうシズネの「!」が無性に気になります。細かいところですが、これも深読みの醍醐味。何だかんだで消化不良のままアップしちゃったので追記。書き足りないところは「疑問」でチェケラッチョ。


   

カカシはどんだけヤバい状況なのか? | BLOG TOP | Tails

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